JPH11155191A - ダイヤフラムの製造方法及び製造用治具 - Google Patents
ダイヤフラムの製造方法及び製造用治具Info
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- JPH11155191A JPH11155191A JP32021997A JP32021997A JPH11155191A JP H11155191 A JPH11155191 A JP H11155191A JP 32021997 A JP32021997 A JP 32021997A JP 32021997 A JP32021997 A JP 32021997A JP H11155191 A JPH11155191 A JP H11155191A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 両面テープを介してマガジンにフィルムを貼
着するため、コストと工数がかかる。 【解決手段】 円周溝15,16に円周突起17,18
がはいり込んでフィルム2を挾持する一対の外リング1
1a,11bと、挾持されたフィルム2に押圧手段13
により押圧される内リング12aと、内リング12aと
によりフィルム2を挾持してボルト結合される内リング
12bとでダイヤフラムの製造用治具を構成する。
着するため、コストと工数がかかる。 【解決手段】 円周溝15,16に円周突起17,18
がはいり込んでフィルム2を挾持する一対の外リング1
1a,11bと、挾持されたフィルム2に押圧手段13
により押圧される内リング12aと、内リング12aと
によりフィルム2を挾持してボルト結合される内リング
12bとでダイヤフラムの製造用治具を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤフラムの製
造を容易にしたダイヤフラムの製造方法及び製造用治具
に関する。
造を容易にしたダイヤフラムの製造方法及び製造用治具
に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクには、音声を音声電流に変換する
ための部品のひとつとして振動板とししてのダイヤフラ
ムが用いられる。このダイヤフラムは、大きな引張力を
加えて引っ張ったフィルムを金属リングに接着して構成
されている。このため、特殊な構成の製造用治具が必要
になる。
ための部品のひとつとして振動板とししてのダイヤフラ
ムが用いられる。このダイヤフラムは、大きな引張力を
加えて引っ張ったフィルムを金属リングに接着して構成
されている。このため、特殊な構成の製造用治具が必要
になる。
【0003】マイク用ダイヤフラムの製造方法を、従来
の製造用治具と共に以下に説明する。まず、図3(a)
のようにベース1の上にフィルム2を載せ、押圧板3を
ベース1へ押圧することによりフィルム2を固定する。
このとき、ゴムリング4の存在によりフィルム2の滑り
が防止される。
の製造用治具と共に以下に説明する。まず、図3(a)
のようにベース1の上にフィルム2を載せ、押圧板3を
ベース1へ押圧することによりフィルム2を固定する。
このとき、ゴムリング4の存在によりフィルム2の滑り
が防止される。
【0004】このあとは、周囲溝5内の空気を図示しな
い吸引手段で真空引きすることにより、図3(b)に示
すようにフィルム2の中央部を引っ張る。そして、マガ
ジン6を載せた昇降台7を上昇させ、マガジン6をフィ
ルム2へ押圧する。
い吸引手段で真空引きすることにより、図3(b)に示
すようにフィルム2の中央部を引っ張る。そして、マガ
ジン6を載せた昇降台7を上昇させ、マガジン6をフィ
ルム2へ押圧する。
【0005】ここで、マガジン6は図4に示すようにス
テンレスの板を四角形の枠形状に打ち抜いたものであ
り、マガジン6の上面には両面テープ8が貼着されてい
るので、張力を与えたフィルム2をマガジン6の上面に
貼り付けたことになる。このあと、ベース1の内部から
マガジン6を取り出してマガジン6の外周に沿ってフィ
ルム2をカットし、補強テープを用いてフィルム2とマ
ガジン6とを結合する。
テンレスの板を四角形の枠形状に打ち抜いたものであ
り、マガジン6の上面には両面テープ8が貼着されてい
るので、張力を与えたフィルム2をマガジン6の上面に
貼り付けたことになる。このあと、ベース1の内部から
マガジン6を取り出してマガジン6の外周に沿ってフィ
ルム2をカットし、補強テープを用いてフィルム2とマ
ガジン6とを結合する。
【0006】次に、マガジン6に貼着されたフィルム2
の片側から図5のように複数のマイク用の小さなダイヤ
フラムリング9を接着剤を介して接着する一方、反対側
には蒸着によりステンレス等をコーティングし、最後に
ダイヤフラムリング9の外周に沿ってフィルム2をプレ
スによって切断する。これにより、ダイヤフラムリング
9にフィルム2を接着したダイヤフラムが複数でき上が
る。
の片側から図5のように複数のマイク用の小さなダイヤ
フラムリング9を接着剤を介して接着する一方、反対側
には蒸着によりステンレス等をコーティングし、最後に
ダイヤフラムリング9の外周に沿ってフィルム2をプレ
スによって切断する。これにより、ダイヤフラムリング
9にフィルム2を接着したダイヤフラムが複数でき上が
る。
【0007】フィルム2の残りが貼り付いたマガジン6
は繰り返し使用するので、フィルム2をはがしたのち、
両面テープの粘着物を洗浄機によって洗浄する。
は繰り返し使用するので、フィルム2をはがしたのち、
両面テープの粘着物を洗浄機によって洗浄する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マガジンの
形状が四角形であるためにフィルムの四隅の張力が弱く
なり、またフィルムを両面テープによりマガジンに貼着
するためにゆるみが生じ易いことから熟練を要し、歩留
まりが70〜80%と少ない。
形状が四角形であるためにフィルムの四隅の張力が弱く
なり、またフィルムを両面テープによりマガジンに貼着
するためにゆるみが生じ易いことから熟練を要し、歩留
まりが70〜80%と少ない。
【0009】また、マガジンにフィルムを貼るのに両面
テープ等の副資材が必要になるだけでなく、くり返し使
用するマガジンに貼り付いた両面テープを洗い落とす洗
浄機や洗浄機に用いるアルカリ溶液等が必要になる。
テープ等の副資材が必要になるだけでなく、くり返し使
用するマガジンに貼り付いた両面テープを洗い落とす洗
浄機や洗浄機に用いるアルカリ溶液等が必要になる。
【0010】そこで本発明は、斯る課題を解決したダイ
ヤフラムの製造方法及び製造用治具を提供することを目
的とする。
ヤフラムの製造方法及び製造用治具を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の請求項1に係るダイヤフラムの製造方法の構成は、フ
ィルムの外周部をフィルムの両側から挟んで固定した状
態で、一対のリングのうちの一方をフィルムの一方側か
ら押圧し、フィルムの張力が所定の大きさになった状態
で他方のリングをフィルムの他方側から一方のリングに
結合して一対のリング間にフィルムを挾持し、一対のリ
ング間のフィルムにダイヤフラムリングを接着したのち
に、ダイヤフラムリングの外周部でフィルムを切断する
ようにしたことを特徴とし、請求項2に係るダイヤフラ
ムの製造用治具の構成は、フィルムの外周部を挾持する
一対の外リングと、一対の外リングの内側でフィルムを
挾持する一対の内リングと、一対の外リングで挾持され
たフィルムへ内リングの一方を押圧する押圧手段とで構
成され、前記一対の外リングは、相互に対向する面のう
ちの一方に円周溝を形成し、他方には円周溝に遊嵌する
円周突起を形成して構成し、前記一対の内リングは、ネ
ジ部材を介して相互に結合,分離可能に構成したことを
特徴とする。
の請求項1に係るダイヤフラムの製造方法の構成は、フ
ィルムの外周部をフィルムの両側から挟んで固定した状
態で、一対のリングのうちの一方をフィルムの一方側か
ら押圧し、フィルムの張力が所定の大きさになった状態
で他方のリングをフィルムの他方側から一方のリングに
結合して一対のリング間にフィルムを挾持し、一対のリ
ング間のフィルムにダイヤフラムリングを接着したのち
に、ダイヤフラムリングの外周部でフィルムを切断する
ようにしたことを特徴とし、請求項2に係るダイヤフラ
ムの製造用治具の構成は、フィルムの外周部を挾持する
一対の外リングと、一対の外リングの内側でフィルムを
挾持する一対の内リングと、一対の外リングで挾持され
たフィルムへ内リングの一方を押圧する押圧手段とで構
成され、前記一対の外リングは、相互に対向する面のう
ちの一方に円周溝を形成し、他方には円周溝に遊嵌する
円周突起を形成して構成し、前記一対の内リングは、ネ
ジ部材を介して相互に結合,分離可能に構成したことを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるダイヤフラム
の製造方法及び製造用治具の実施の形態を説明する。
の製造方法及び製造用治具の実施の形態を説明する。
【0013】図1に示すように、ダイヤフラム製造用治
具は、一対の外リング11a,11bと、図2,3に示
す一対の内リング12a,12bと、押圧手段13と、
補助手段14とで構成されている。
具は、一対の外リング11a,11bと、図2,3に示
す一対の内リング12a,12bと、押圧手段13と、
補助手段14とで構成されている。
【0014】まず、一対の外リング11a,11bにつ
いて説明する。これはフィルム2に小さな張力を加えて
張るためのものであり、夫々の内,外径寸法は同一値に
設定されている。そのために、外リング11aの上面に
は同心の2つの円に沿って2つの円周溝15,16が形
成される一方、外リング11bには円周溝15,16に
遊嵌される円周突起17,18が形成されている。そし
て、フィルム2の滑りを防止するために外リング11b
の下面における円周突起18の外側には円周溝に嵌め込
んだ状態でゴムリング19が設けられている。
いて説明する。これはフィルム2に小さな張力を加えて
張るためのものであり、夫々の内,外径寸法は同一値に
設定されている。そのために、外リング11aの上面に
は同心の2つの円に沿って2つの円周溝15,16が形
成される一方、外リング11bには円周溝15,16に
遊嵌される円周突起17,18が形成されている。そし
て、フィルム2の滑りを防止するために外リング11b
の下面における円周突起18の外側には円周溝に嵌め込
んだ状態でゴムリング19が設けられている。
【0015】次に、一対の内リング12a,12bにつ
いて説明する。一対の内リング12a,12bはアルミ
ニウムで形成され、その外径寸法は一対の外リング11
a,11bの内径寸法よりも小さく設定されている。そ
して、内リング12a,12bの内,外径寸法は同一値
に設定されている。内リング12a,12bには同一円
周上に同一ピッチで複数のタップ孔21,貫通孔20が
形成され、内リング12bのみに下面に2本の円周溝が
形成され夫々の円周溝にゴムリング22,23が嵌め込
まれている。これらの一対の内リング12a,12bは
ねじ部材としてのボルト24により、結合,分離可能に
なっている。
いて説明する。一対の内リング12a,12bはアルミ
ニウムで形成され、その外径寸法は一対の外リング11
a,11bの内径寸法よりも小さく設定されている。そ
して、内リング12a,12bの内,外径寸法は同一値
に設定されている。内リング12a,12bには同一円
周上に同一ピッチで複数のタップ孔21,貫通孔20が
形成され、内リング12bのみに下面に2本の円周溝が
形成され夫々の円周溝にゴムリング22,23が嵌め込
まれている。これらの一対の内リング12a,12bは
ねじ部材としてのボルト24により、結合,分離可能に
なっている。
【0016】次に、押圧手段13について説明する。こ
の押圧手段13は、一対の外リング11a,11bによ
って挾持されたフィルム2へ向かって一方の内リング1
2aを押圧するためのものである。図1に示すように上
面の中央部が円形にくり抜かれて凹部を形成する円板2
5が設けられている。円板25の外径寸法は外リング1
1a,11bの内径寸法よりも少しだけ小さくなってい
る。この円板25は支柱26を介して図示しない駆動手
段に連動連結されている。
の押圧手段13は、一対の外リング11a,11bによ
って挾持されたフィルム2へ向かって一方の内リング1
2aを押圧するためのものである。図1に示すように上
面の中央部が円形にくり抜かれて凹部を形成する円板2
5が設けられている。円板25の外径寸法は外リング1
1a,11bの内径寸法よりも少しだけ小さくなってい
る。この円板25は支柱26を介して図示しない駆動手
段に連動連結されている。
【0017】最後に補助手段14について説明する。図
1(d)に示すように昇降可能な昇降台27が設けら
れ、昇降台27の下部には他方の内リング12bを上方
へ真空吸引して保持する図示しない吸引手段が設けられ
ている。
1(d)に示すように昇降可能な昇降台27が設けら
れ、昇降台27の下部には他方の内リング12bを上方
へ真空吸引して保持する図示しない吸引手段が設けられ
ている。
【0018】次に、ダイヤフラム製造用治具を用いたダ
イヤフラムの製造方法を説明する。まず、図1(a)に
示すように一対の外リング11a,11b間にフィルム
2を介在させ、図示しないノズルから下方へエアを吹き
付けてフィルム2を平面状にしたあとに図1(b)に示
すように一対の外リング11a,11bでフィルム2を
挟む。このとき、円周突起17,18が円周溝15,1
6内にはいり込むとともにゴムリング19がフィルム2
に押圧されることからフィルム2が円周に沿って固定さ
れ、フィルム2には均等に弱めの張力が加わった状態に
なる。
イヤフラムの製造方法を説明する。まず、図1(a)に
示すように一対の外リング11a,11b間にフィルム
2を介在させ、図示しないノズルから下方へエアを吹き
付けてフィルム2を平面状にしたあとに図1(b)に示
すように一対の外リング11a,11bでフィルム2を
挟む。このとき、円周突起17,18が円周溝15,1
6内にはいり込むとともにゴムリング19がフィルム2
に押圧されることからフィルム2が円周に沿って固定さ
れ、フィルム2には均等に弱めの張力が加わった状態に
なる。
【0019】このあと、図示しない駆動手段の働きによ
り、図1(c)に示すように円板25が上方へ移動し、
円板25上の内リング12aがフィルム2へ下方から押
圧される。フィルム2の張力の値が所定の範囲に納まっ
た状態で、図1(d)に示すように昇降台27を降下さ
せ、内リング12a,12b間にフィルム2を挟む。こ
こで、内リング12bは吸引手段により、予め昇降台2
7の下面に吸引されている。
り、図1(c)に示すように円板25が上方へ移動し、
円板25上の内リング12aがフィルム2へ下方から押
圧される。フィルム2の張力の値が所定の範囲に納まっ
た状態で、図1(d)に示すように昇降台27を降下さ
せ、内リング12a,12b間にフィルム2を挟む。こ
こで、内リング12bは吸引手段により、予め昇降台2
7の下面に吸引されている。
【0020】一対の内リング12a,12bでフィルム
2を挟んだら、図2(b)に示すように貫通孔20にボ
ルト24を挿通させてフィルム2を貫通させたあと、タ
ップ孔21にねじ込む。
2を挟んだら、図2(b)に示すように貫通孔20にボ
ルト24を挿通させてフィルム2を貫通させたあと、タ
ップ孔21にねじ込む。
【0021】以上で、一対の内リング12a,12b間
にフィルム2が張力を加えて張られたことになる。ここ
まで行うのに従来は約10分かかったが、本発明では約
2分で済んだ。このあとのフィルム2へのダイヤフラム
リングの接着と、フィルム2へのステンレス等の蒸着
と、フィルム2のプレス切断とは従来と同じなので説明
を省略する。
にフィルム2が張力を加えて張られたことになる。ここ
まで行うのに従来は約10分かかったが、本発明では約
2分で済んだ。このあとのフィルム2へのダイヤフラム
リングの接着と、フィルム2へのステンレス等の蒸着
と、フィルム2のプレス切断とは従来と同じなので説明
を省略する。
【0022】前記のダイヤフラムリングの接着の際にお
いて、一対の円形の内リング12a,12bでフィルム
2を押えていることから、内リング12a,12bの内
側のフィルム2の全体に均等に張力が加わっており、し
かも2本のゴムリングでフィルム2を押えているため、
のちにフィルム2にゆるみが生じることもなく、フィル
ム2の全体に残すことなくダイヤフラムリングを接着で
きる。このため、歩留まりは95%以上になる。
いて、一対の円形の内リング12a,12bでフィルム
2を押えていることから、内リング12a,12bの内
側のフィルム2の全体に均等に張力が加わっており、し
かも2本のゴムリングでフィルム2を押えているため、
のちにフィルム2にゆるみが生じることもなく、フィル
ム2の全体に残すことなくダイヤフラムリングを接着で
きる。このため、歩留まりは95%以上になる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係るダイヤフラムの製造方法によれば一対のリングの
うちの一方をフィルムの一方側から押圧してフィルムに
張力を加えるので、従来のように熟練を要せず作業効率
が向上し、身体障害者でも作業ができる。
に係るダイヤフラムの製造方法によれば一対のリングの
うちの一方をフィルムの一方側から押圧してフィルムに
張力を加えるので、従来のように熟練を要せず作業効率
が向上し、身体障害者でも作業ができる。
【0024】請求項2に係るダイヤフラムの製造用治具
によれば、一対の内リングどうしをねじ部材を介して結
合するので、従来両面テープを用いていたのに比べて両
面テープ等の副資材が不要になるだけでなく洗浄機も不
要になり、ランニングコストが少なくてすむ。また、マ
ガジンへの両面テープの貼り付け、はがし作業とマガジ
ンの洗浄作業が不要になって工数削減になる。
によれば、一対の内リングどうしをねじ部材を介して結
合するので、従来両面テープを用いていたのに比べて両
面テープ等の副資材が不要になるだけでなく洗浄機も不
要になり、ランニングコストが少なくてすむ。また、マ
ガジンへの両面テープの貼り付け、はがし作業とマガジ
ンの洗浄作業が不要になって工数削減になる。
【0025】更に、従来のようなフィルムのゆるみが生
じず、マガジンの形状を従来の四角形から円形に変えた
ことでフィルムに加わる張力が全体で均一になるので、
ダイヤフラムの品質が安定し、歩留まりが向上する。
じず、マガジンの形状を従来の四角形から円形に変えた
ことでフィルムに加わる張力が全体で均一になるので、
ダイヤフラムの品質が安定し、歩留まりが向上する。
【図1】本発明によるダイヤフラムの製造用治具と製造
方法とを示す説明図。
方法とを示す説明図。
【図2】本発明によるダイヤフラムの製造用治具におけ
る一対の内リングに係り、(a)は斜視図、(b)は断
面図。
る一対の内リングに係り、(a)は斜視図、(b)は断
面図。
【図3】従来のダイヤフラムの製造方法を示す説明図。
【図4】従来のダイヤフラムの製造方法に係り、マガジ
ンに両面テープを貼着した状態を示す斜視図。
ンに両面テープを貼着した状態を示す斜視図。
【図5】従来のダイヤフラムの製造方法に係り、フィル
ムにダイヤフラムリングを接着した状態を示す説明図。
ムにダイヤフラムリングを接着した状態を示す説明図。
2…フィルム、9…ダイヤフラムリング、11a,11
b…外リング、12a,12b…内リング、13…押圧
手段、15,16…円周溝、17,18…円周突起、2
4…ボルト。
b…外リング、12a,12b…内リング、13…押圧
手段、15,16…円周溝、17,18…円周突起、2
4…ボルト。
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルムの外周部をフィルムの両側から
挟んで固定した状態で、一対のリングのうちの一方をフ
ィルムの一方側から押圧し、フィルムの張力が所定の大
きさになった状態で他方のリングをフィルムの他方側か
ら一方のリングに結合して一対のリング間にフィルムを
挾持し、 一対のリング間のフィルムにダイヤフラムリングを接着
したのちに、ダイヤフラムリングの外周部でフィルムを
切断するようにしたことを特徴とするダイヤフラムの製
造方法。 - 【請求項2】 フィルムの外周部を挾持する一対の外リ
ングと、一対の外リングの内側でフィルムを挾持する一
対の内リングと、一対の外リングで挾持されたフィルム
へ内リングの一方を押圧する押圧手段とで構成され、 前記一対の外リングは、相互に対向する面のうちの一方
に円周溝を形成し、他方には円周溝に遊嵌する円周突起
を形成して構成し、 前記一対の内リングは、ネジ部材を介して相互に結合,
分離可能に構成したことを特徴とするダイヤフラムの製
造用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32021997A JPH11155191A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | ダイヤフラムの製造方法及び製造用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32021997A JPH11155191A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | ダイヤフラムの製造方法及び製造用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155191A true JPH11155191A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18119059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32021997A Pending JPH11155191A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | ダイヤフラムの製造方法及び製造用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11155191A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001205144A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-07-31 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 定量排出型ホッパー及びこれを用いた定量噴霧装置 |
JP2006332930A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Audio Technica Corp | 振動板組立体の製造方法およびコンデンサマイクロホン |
JP2007242579A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Ushio Inc | 放電ランプおよびその製造方法 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32021997A patent/JPH11155191A/ja active Pending
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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