JPH11151787A - 化粧シート用積層フィルム - Google Patents
化粧シート用積層フィルムInfo
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- JPH11151787A JPH11151787A JP32099497A JP32099497A JPH11151787A JP H11151787 A JPH11151787 A JP H11151787A JP 32099497 A JP32099497 A JP 32099497A JP 32099497 A JP32099497 A JP 32099497A JP H11151787 A JPH11151787 A JP H11151787A
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Abstract
しにくいポリオレフィン系樹脂シートからなる化粧シー
ト用積層フィルムの提供。 【解決手段】 少なくとも表面層と基材層とを有し、
(i)表面層及び基材層の各々が、メルトフローレート
が0.1〜30(g/10分)、結晶融解熱が30〜1
50(J/g)、かつ曲げ弾性率が5000〜2000
0(kg/cm2 )の範囲のポリプロピレン系樹脂と紫
外線吸収剤とを含むポリプロピレン系フィルムからなっ
ており、かつ、(ii)表面層を構成するポリプロピレン
系樹脂の結晶融解熱及び曲げ弾性率の各々の値が、基材
層を構成するポリプロピレン系樹脂の対応する値より大
きい値である、厚さ0.03〜2mmの化粧シート用積
層フィルム。
Description
材等に用いられるプラスチック化粧合板やプラスチック
被覆鋼板等の化粧材用の樹脂製化粧シートに関するもの
である。
粧材は、下地材として合板等の木材や鋼板等を用い、こ
れに印刷・着色を施した単層または積層の樹脂シート
(化粧シート)を貼り付けたものがよく知られており、
この化粧シートの素材としては、意匠性や接着性に優れ
る塩化ビニル系樹脂が使用される例が多い。しかしなが
ら近年になって、用済後等の焼却処分の際に発生する塩
化水素ガスの処理やこれに用いる焼却炉の炉材の選択等
の問題から、ポリオレフィン系樹脂に基づく化粧シート
が用いられるようになっている。
ートは、透明な表面層、印刷あるいは着色を施した印刷
層から構成され、これらの各層は必要に応じて接着層を
介して積層され、この積層されたシートはその裏面に塗
布または積層された接着層を介して合板等に貼り付けて
使用される。こうした印刷層が褪色したり、シート自体
が使用中に劣化したりしないようにするため、化粧シー
トの表面層や印刷層に耐候性助剤として紫外線吸収剤を
配合するのが一般的である。
いては、基材であるポリオレフィン系樹脂が無極性であ
るため、極性が高い紫外線吸収剤との相溶性が小さく、
褪色や劣化を有効に防止できる量を原料中に配合して
も、シートを製造・二次加工する際に、「ブルーム」と
呼ばれる配合剤の噴き出し現象が発生して、シートの表
面や製造・加工用の金型・ロール等の機器類を汚染した
り、あるいは噴き出しにより紫外線吸収剤が失われるた
めに、本来の配合の目的を達成できないという結果とな
る例が多い。即ち、本発明の目的は、上記の問題点を解
決した、ブルームを抑制しつつ、かつ褪色・劣化を起こ
しにくいポリオレフィン系樹脂シートからなる化粧シー
ト用フィルムを提供することである。
項に存している。 (1)少なくとも表面層(A)と基材層(B)とからな
る化粧シート用積層フィルムにおいて、(i)表面層
(A)及び基材層(B)の各々が、メルトフローレート
が0.1〜30(g/10分)、結晶融解熱が30〜1
50(J/g)、かつ曲げ弾性率が5000〜2000
0(kg/cm2 )の範囲にあるポリプロピレン系樹脂
と紫外線吸収剤とを含むポリプロピレン系フィルムから
なっており、かつ、(ii)表面層(A)を構成するポリ
プロピレン系樹脂の結晶融解熱(以下「△Hm,A 」と記
す)及び曲げ弾性率(以下「YA 」と記す)と、基材層
(B)を構成するポリプロピレン系樹脂の結晶融解熱
(以下「△Hm,B 」と記す)及び曲げ弾性率(以下「Y
B 」と記す)とが、それぞれ「△Hm,A >△Hm,B かつ
YA >YB 」の関係を満たす、 厚さ0.03〜2mm
の化粧シート用積層フィルム。
リプロピレン系樹脂100重量部当たりの含有量(以下
「WA 」と記す)と基材層(B)中の紫外線吸収剤のポ
リプロピレン系樹脂100重量部当たりの含有量(以下
「WB 」と記す)とが、「W A <WB 」の関係を満たす
上記(1)項に記載の化粧シート用積層フィルム。 (3)WA 及びWB のそれぞれが、0.01〜20重量
部の範囲内にある上記(1)または(2)項に記載の化
粧シート用積層フィルム。
(B)の厚さの割合が50〜95%である上記(1)〜
(3)のいずれか1項に記載の化粧シート用積層フィル
ム。 (5)ポリプロピレン系樹脂が、プロピレンと、エチレ
ン及び炭素原子数4〜12のα−オレフィンからなる群
から選ばれた1種または2種以上のオレフィン系単量体
とのランダム共重合体である上記(1)〜(4)のいず
れか1項に記載の化粧シート用積層フィルム。
系紫外線吸収剤である上記(1)〜(5)のいずれか1
項に記載の化粧シート用積層フィルム。 (7)紫外線吸収剤が分子量380〜1000のベンゾ
トリアゾール系紫外線吸収剤である上記(6)項に記載
の化粧シート用積層フィルム。 (8)ポリプロピレン系フィルム中にヒンダードアミン
系光安定剤を含む上記(1)〜(7)のいずれか1項に
記載の化粧シート用積層フィルム。
項に記載の化粧シート用積層フィルムの基材層(B)上
に接着層が積層されてなる接着性化粧シート用積層フィ
ルム。 (10)上記(9)項に記載の化粧シート用積層フィル
ムの接着層上に印刷層及び接着層が順次積層されてなる
化粧シート。
本発明の化粧シート用積層フィルムは、特定のポリプロ
ピレン系樹脂からなる二種のフィルムを積層したフィル
ムである。本発明の化粧シート用積層フィルムの素材で
あるポリプロピレン系樹脂とは、プロピレンの単独重合
体またはプロピレンを主体とする共重合体、もしくはこ
れらの2種類以上の混合物のことをいう。
ては、プロピレンと、エチレン及び炭素原子数4〜12
のα−オレフィンからなる群から選ばれた1種又は2種
以上のオレフィン系単量体とのランダム共重合体が好ま
しい。α−オレフィンとしてはブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1、ドデセ
ン−1等が例示できる。α−オレフィンの炭素原子数が
13以上になるとランダム共重合しにくくなる傾向とな
り、従ってフィルムの透明性も低下する傾向となるので
あまり好ましくない。
ピレン分子中にオレフィン系単量体が不規則に配列する
ことにより重合体の立体規則性が乱れて結晶化度が低下
し、透明性が良好で柔軟性に富むものとなる。共重合体
中のオレフィン系単量体の含有量は、1〜10重量%、
好ましくは2〜6重量%が好適である。上述の通り、本
発明に使用するポリプロピレン系樹脂はランダム共重合
体が好ましいが、プロピレンの単独重合体やエチレン・
プロピレンブロック共重合体等を用いても、或いは前記
のポリプロピレン系樹脂の2種以上の混合物を用いて
も、樹脂全体としてメルトフローレート、結晶融解熱、
及び曲げ弾性率が下記の特定の範囲内に入っていれば問
題なく使用できる。
メルトフローレートは0.1〜30(g/10分)であ
ることが必要である。メルトフローレートが0.1未満
では、成形が難しく平滑なフィルムが得にくい。一方こ
れが30より大きいと溶融粘度が低くなりすぎてフィル
ムへの成形が困難となりやすい。また、その結晶融解熱
は30〜150J/g、好ましくは80〜140J/g
であり、曲げ弾性率が5000〜20000kg/cm
2 、好ましくは10000〜15000kg/cm2 の
範囲にあることが必要である。
曲げ弾性率が5000kg/cm2未満の場合は、化粧
シート用フィルムとしては柔軟過ぎて加工上の問題を起
こしやすい。一方、結晶融解熱が150J/g、或いは
曲げ弾性率が20000kg/cm2 を超えて大きくな
ると、シートの透明性が低下したり、折り曲げ時の白
化、特に低温(0℃)での折曲白化性が劣る傾向とな
る。
走査熱量計(DSC)を用いて、樹脂を一度融点以上に
して溶融した後、10℃/分の速度で冷却した時のDS
Cチャート上の結晶ピーク面積より計算した値のことで
ある。本発明の化粧シート用積層フィルムは表面層
(A)と基材層(B)との少なくとも2層から構成され
ている。この表面層(A)及び基材層(B)に用いられ
るポリプロピレン系樹脂は、それぞれの結晶融解熱(△
Hm,A 及び△Hm,B )及び曲げ弾性率(YA 及びYB )
が、「△Hm,A >△Hm,B かつYA >YB 」の関係を満
たしている必要がある。
れている必要があり、それぞれの層における、ポリプロ
ピレン系樹脂100重量部あたりの紫外線吸収剤の含有
量(WA 及びWB )は、「WA <WB 」の関係を満たし
ているのが好ましい。これらの紫外線吸収剤の含有量
(WA 、WB )は、それぞれの層において、ポリプロピ
レン系樹脂100重量部あたり0.01〜20重量部、
好ましくは0.05〜10重量部とするのが好適であ
る。この紫外線吸収剤の使用量が0.01重量部未満で
は、十分な紫外線吸収効果が得にくく、従って褪色・劣
化の防止効果が不十分になりやすく、一方20重量部を
超えて使用しても、その使用量増に見合った効果の増加
が得られない上、ブルームの可能性が大きくなるので、
あまり好ましくない。
2mmの範囲である。0.03mm未満のフィルムを製
造するのは一般に困難であり、一方2mmを超えて厚い
フィルムでは化粧シートに用いた場合に、下地材へ貼付
けた時の風合いや屈曲部・端部の処理が難しくなる。ま
た、このような積層フィルムの厚さに占める基材層
(B)の厚さの割合は50〜95%であるのが好まし
い。積層フィルム全体に占める基材層(B)の厚さの割
合が上記の範囲を外れると、積層フィルム全体の剛性と
折り曲げ白化性とのバランスが崩れたり、シートが柔軟
になりすぎたり、硬くなりすぎたりして、化粧シート用
には不向きになる。
剤としては、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,
4”,5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)
−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール(分子量
388)、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,
α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリ
アゾール(分子量448)、2,2−メチレンビス[4
−(1,1,3,3−テトラメチルブチル−6−(2H
−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール](分子
量659)等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、及
び、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4−ジメトキシベンゾフェノン、ビス(2−メトキ
シ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン
等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤が例示できる。
剤を用いるのが、製品の着色を少なくする上で好適であ
り、更にその分子量が380〜1000の範囲にあるも
の、、好ましくは400〜800の範囲内にあるものが
より好適である。分子量を上記の範囲にすることによっ
て、ブルーム防止効果がより大きくなる。本発明の化粧
シート用積層フィルムの表面層及び基材層のポリプロピ
レン系フィルムが、ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)セバケート、2−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチ
ルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒド
ロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン重縮合物及びポリ[{6−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5
−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}]等のヒンダードアミン系の光安定剤を含
んでいると、基材のポリプロピレン系樹脂自体の劣化が
防止できるので更に好ましい。
は、ポリプロピレン系樹脂100重量部あたり0.01
〜10重量部とするのが、安定化効果とブルーム防止の
両面から好適である。特にヒンダードアミン系光安定剤
として分子量1000以上のものを用いると、該ヒンダ
ードアミン系光安定剤自体のブルームも少なくできるの
で一層好ましい。
ルムには、上記の配合剤に加えて、必要に応じて酸化防
止剤、スリップ剤、着色剤、充填剤、核剤等を本発明の
目的を損なわない範囲内で添加しても構わない。このよ
うなポリプロピレン系フィルムを製造する方法として
は、一般的なポリオレフィン系樹脂シートの成形方法を
用いればよく、特に限定されない。例えば、Tダイ押出
法、インフレーション成形法、及びカレンダー成形法な
どが挙げられる。
層する方法としては、個々のフィルムを成形しておい
て、ラミネータ等を用いて貼り合わせる方法やフィルム
成形と同時に圧着したり、融着したりする方法などを用
いることができるが、二層(又は多層)Tダイ押出法に
よって、成形と同時に積層フィルムを作成するのが工程
数も減らすことができて好ましい。
材層(B)上に接着層を積層することにより、接着性を
有する化粧シート用積層フィルムが得られる。この接着
性化粧シート用積層フィルムの接着層上に印刷層及び接
着層を順次積層することにより化粧シートを得ることが
できる。なお、接着層や印刷層を積層するためには、化
粧シート用積層フィルムの各層を共押出する方法、フィ
ルムの成形と同時に圧着もしくは融着する方法、予め個
別に成形したフィルムをラミネーター等を用いて貼り合
わせる方法、あるいは液状又は糊状の接着剤や印刷イン
ク等をコーターによって塗布する方法などが用いられ
る。
化粧シートは、紫外線吸収剤が保留性良く配合されてい
るので、接着層の劣化も少なく、化粧シートとして使用
した際の層間剥離等のトラブルを削減することができ
る。このような化粧シートを合板や鋼板等の下地材に貼
り付けることにより化粧材を製造することができる。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例
によって限定されるものでない。 <実施例1〜6、比較例1〜2>シートの作成 表に示すポリプロピレン系樹脂を用いて、40mmφ+
30mmφのTダイ押出機(二層押出機、Tダイ:40
0mm巾)にて、ダイス温度220℃の条件でシート
(A)とシート(B)とを成形と同時に積層し、所定の
層比で全体の厚さが100μmの化粧シート積層フィル
ムを作成した。得られたフィルムについて下記の評価を
行った。結果は表に併せて示す。
JIS K 7210)に従って測定した。 2.ヘイズ:JIS K 7105に従い、曇価を測定
した。結果の評価 本発明の積層フィルムは、経時後のヘイズの増加が少な
く、ブルームが少ないので、加工時の運転安定性、ロン
グラン性に優れている。特に、表面層及び基材層中のU
V吸収剤の含有量に差を付けたものは、初期のヘイズも
低く抑制されている。
−ランダム共重合体(1/1) B、D:エチレン−プロピレン−ランダム共重合体 MFR:メルトフローレート 曲げ弾性率:単位 kg/cm2 UV吸収剤: I:2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジ
メチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾー
ル II:2,2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テ
トラメチルブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−
2−イル)フェノール〕 ヒンダードアミン: J:コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)
−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン重縮合物(分子量3100〜4000)
レン系樹脂フィルムを積層したフィルムは、ブルームが
少ないので化粧シート用積層フィルムとして特に好適で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも表面層(A)と基材層(B)
とからなる化粧シート用積層フィルムにおいて、(1)
表面層(A)及び基材層(B)の各々が、メルトフロー
レートが0.1〜30(g/10分)、結晶融解熱が3
0〜150(J/g)、かつ曲げ弾性率が5000〜2
0000(kg/cm2 )の範囲にあるポリプロピレン
系樹脂と紫外線吸収剤とを含むポリプロピレン系フィル
ムからなっており、かつ、(2)表面層(A)を構成す
るポリプロピレン系樹脂の結晶融解熱(以下「△H
m,A 」と記す)及び曲げ弾性率(以下「YA 」と記す)
と、基材層(B)を構成するポリプロピレン系樹脂の結
晶融解熱(以下「△Hm,B と記す)及び曲げ弾性率(以
下「YB 」と記す)とが、それぞれ「△Hm,A >△Hm,
B かつYA >YB」の関係を満たすことを特徴とする、
厚さ0.03〜2mmの化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項2】 表面層(A)中の紫外線吸収剤のポリプ
ロピレン系樹脂100重量部あたりの含有量(以下「W
A 」と記す)と基材層(B)中の紫外線吸収剤のポリプ
ロピレン系樹脂100重量部あたりの含有量(以下「W
B 」と記す)とが、「WA <WB 」の関係を満たす請求
項1に記載の化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項3】 WA 及びWB のそれぞれが、0.01〜
20重量部の範囲内にある請求項1または2に記載の化
粧シート用積層フィルム。 - 【請求項4】 積層フィルムの厚さに占める基材層
(B)の厚さの割合が50〜95%である請求項1〜3
のいずれか1項に記載の化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項5】 ポリプロピレン系樹脂が、プロピレン
と、エチレン及び炭素原子数4〜12のα−オレフィン
からなる群から選ばれた1種または2種以上のオレフィ
ン系単量体とのランダム共重合体である請求項1〜4の
いずれか1項に記載の化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項6】 紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤である請求項1〜5のいずれか1項に記載の
化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項7】 紫外線吸収剤が分子量380〜1000
のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤である請求項6に
記載の化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項8】 ポリプロピレン系フィルム中にヒンダー
ドアミン系光安定剤を含む請求項1〜7のいずれか1項
に記載の化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の化
粧シート用積層フィルムの基材層(B)上に接着層が積
層されてなる接着性化粧シート用積層フィルム。 - 【請求項10】 請求項9に記載の化粧シート用積層フ
ィルムの接着層上に印刷層及び接着層が順次積層されて
なる化粧シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32099497A JP3911804B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 化粧シート用積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32099497A JP3911804B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 化粧シート用積層フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11151787A true JPH11151787A (ja) | 1999-06-08 |
JP3911804B2 JP3911804B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=18127604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32099497A Expired - Lifetime JP3911804B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 化粧シート用積層フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3911804B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001270950A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-02 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 化粧シート用フィルム |
JP2001322216A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-11-20 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 積層フィルム |
JP2017105889A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | ダイヤプラスフィルム株式会社 | ポリオレフィン系化粧シート用基材フィルム |
JP2018144439A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シートおよび化粧シートの製造方法 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32099497A patent/JP3911804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017105889A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | ダイヤプラスフィルム株式会社 | ポリオレフィン系化粧シート用基材フィルム |
JP2018144439A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シートおよび化粧シートの製造方法 |
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JP3911804B2 (ja) | 2007-05-09 |
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