JPH11149376A - Bootローダー回路 - Google Patents
Bootローダー回路Info
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- JPH11149376A JPH11149376A JP33098397A JP33098397A JPH11149376A JP H11149376 A JPH11149376 A JP H11149376A JP 33098397 A JP33098397 A JP 33098397A JP 33098397 A JP33098397 A JP 33098397A JP H11149376 A JPH11149376 A JP H11149376A
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- Japan
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- rom
- cpu
- program
- boot
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 101100325756 Arabidopsis thaliana BAM5 gene Proteins 0.000 description 1
- 101150046378 RAM1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100476489 Rattus norvegicus Slc20a2 gene Proteins 0.000 description 1
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器は、通常CPUと、実装後に書き込
み可能なROMと、外部入力インターフェースを備えた
制御装置を搭載しており、さらに前記ROMとは別にI
PL−ROMを搭載している。別のROMが必要な制御
装置が有する欠点を除去するためになされたものであっ
て、同等の機能をより小規模の回路構成で実現し、より
柔軟な開発環境を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明によるBOOTローダー回路は、B
OOTモードに入るかどうかを検出するBOOT検出部
4と、各デバイスの選択信号を作るアドレスデコーダ5
と、ROMや外部入力インターフェースを選択する切替
部6、7と、各種条件でCPUの停止を指示するCPU
停止制御部8とにより構成する。
み可能なROMと、外部入力インターフェースを備えた
制御装置を搭載しており、さらに前記ROMとは別にI
PL−ROMを搭載している。別のROMが必要な制御
装置が有する欠点を除去するためになされたものであっ
て、同等の機能をより小規模の回路構成で実現し、より
柔軟な開発環境を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明によるBOOTローダー回路は、B
OOTモードに入るかどうかを検出するBOOT検出部
4と、各デバイスの選択信号を作るアドレスデコーダ5
と、ROMや外部入力インターフェースを選択する切替
部6、7と、各種条件でCPUの停止を指示するCPU
停止制御部8とにより構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はBOOTローダー回
路に関し、特に外部通信インターフェース手段を持つ制
御装置において、そのためのプログラムを保持すること
なくROMの書き込みを可能にしたBOOTローダー回
路に関する。
路に関し、特に外部通信インターフェース手段を持つ制
御装置において、そのためのプログラムを保持すること
なくROMの書き込みを可能にしたBOOTローダー回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話等、非常に小型な電子機
器においては、より小型化、軽量化にするための構成、
方法が思案されている。上記電子機器には、通常CPU
と、フラッシュROM等の実装後に書き込み可能なRO
Mと、外部入力インターフェースを備えた制御装置を搭
載しており、この制御装置にはさらに前記ROMとは別
にIPL−ROMを搭載している。IPL−ROMとは
イニシャル・プログラム・ローダーROMのことであ
り、前記ROMにプログラムが全く記憶されていない場
合、又はプログラムを新しいバージョンに更新する場合
に、CPUを動作させるために必要なプログラムを記憶
しておくROMのことである。前記IPL−ROMに記
憶すべきプログラムを他のプログラムを保持するための
ROMに記憶させた場合は、ROMの書き込み作業中は
同ROMに書かれたプログラムが実行できなくなるた
め、このプログラムをRAMに一旦格納してRAM上で
書き換えプログラムを実行する必要があり、もし書き換
えの途中で動作が中断するなどの不慮の事故が起きた場
合に、復旧できなくなる可能性があるため、このような
不具合を解消するためにもIPL−ROMが使用されて
いる。図4は、従来のIPL−ROMを使用する回路構
成の代表例を示すブロック図である。同図において1は
BOOT検出又は切替スイッチ部であって、IPL−R
OMで起動するか、前記ROMで起動するかを選択する
ための機構であり、手動の切替スイッチや、制御信号を
用いた自動操作による切り替え等を行い、結果を信号b
でアドレスデコーダ2に伝達する。アドレスデコーダ2
は、CPUの制御信号群a及び前記信号bによりアドレ
スをデコードしてIPL−ROM選択信号c、実装後書
き込み可能なROMの選択信号d及びその他の選択信号
eを出力し、3は前記IPL−ROMである。
器においては、より小型化、軽量化にするための構成、
方法が思案されている。上記電子機器には、通常CPU
と、フラッシュROM等の実装後に書き込み可能なRO
Mと、外部入力インターフェースを備えた制御装置を搭
載しており、この制御装置にはさらに前記ROMとは別
にIPL−ROMを搭載している。IPL−ROMとは
イニシャル・プログラム・ローダーROMのことであ
り、前記ROMにプログラムが全く記憶されていない場
合、又はプログラムを新しいバージョンに更新する場合
に、CPUを動作させるために必要なプログラムを記憶
しておくROMのことである。前記IPL−ROMに記
憶すべきプログラムを他のプログラムを保持するための
ROMに記憶させた場合は、ROMの書き込み作業中は
同ROMに書かれたプログラムが実行できなくなるた
め、このプログラムをRAMに一旦格納してRAM上で
書き換えプログラムを実行する必要があり、もし書き換
えの途中で動作が中断するなどの不慮の事故が起きた場
合に、復旧できなくなる可能性があるため、このような
不具合を解消するためにもIPL−ROMが使用されて
いる。図4は、従来のIPL−ROMを使用する回路構
成の代表例を示すブロック図である。同図において1は
BOOT検出又は切替スイッチ部であって、IPL−R
OMで起動するか、前記ROMで起動するかを選択する
ための機構であり、手動の切替スイッチや、制御信号を
用いた自動操作による切り替え等を行い、結果を信号b
でアドレスデコーダ2に伝達する。アドレスデコーダ2
は、CPUの制御信号群a及び前記信号bによりアドレ
スをデコードしてIPL−ROM選択信号c、実装後書
き込み可能なROMの選択信号d及びその他の選択信号
eを出力し、3は前記IPL−ROMである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記制
御装置では、IPL−ROMを必要とするから、部品点
数が増加する。又、ROM内蔵の1チップCPUの場合
には普段ほとんど使われない機能のために高速アクセス
が可能な内臓ROMを占有するという欠点があった。本
発明は上述したように従来のBOOTローダー回路の欠
点を除去するためになされたものであって、同等の機能
をより小規模の回路構成で実現し、より柔軟な開発環境
を備えたBOOTローダー回路を提供することを目的と
する。
御装置では、IPL−ROMを必要とするから、部品点
数が増加する。又、ROM内蔵の1チップCPUの場合
には普段ほとんど使われない機能のために高速アクセス
が可能な内臓ROMを占有するという欠点があった。本
発明は上述したように従来のBOOTローダー回路の欠
点を除去するためになされたものであって、同等の機能
をより小規模の回路構成で実現し、より柔軟な開発環境
を備えたBOOTローダー回路を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
め本発明は、CPUと、実装後書き込み可能なROM
と、CPUの作業用RAMと、外部通信インターフェー
ス手段を持つ制御装置において、プログラムが記憶され
ていない状態のROMを実装した場合、又は、プログラ
ム更新のために旧プログラムに上書きする必要がある場
合に、ROMの内容に依存せずに外部通信インターフェ
ース手段を通して直接CPUに命令を与えて動作させ前
記制御装置がプログラムを持っていなくてもROMに書
き込むことができるように構成したことを特徴とする。
又、前記制御装置は、CPUがROMから命令を読み出
すことを検出した後にCPUが応答の遅いメモリをアク
セスする時のWAIT時間機能を使用して、外部通信イ
ンターフェイス手段を介して得たデータを命令として実
行させることを特徴とする。 又、前記制御装置は、C
PUがROMから命令を読み出す際CPUの動作クロッ
クを停止させ、外部通信インターフェース手段に入力が
あった時点で、クロックを再動作させてCPUにROM
のデータの代りに外部通信インターフェースで得たデー
タを命令として実行させることを特徴とする。
め本発明は、CPUと、実装後書き込み可能なROM
と、CPUの作業用RAMと、外部通信インターフェー
ス手段を持つ制御装置において、プログラムが記憶され
ていない状態のROMを実装した場合、又は、プログラ
ム更新のために旧プログラムに上書きする必要がある場
合に、ROMの内容に依存せずに外部通信インターフェ
ース手段を通して直接CPUに命令を与えて動作させ前
記制御装置がプログラムを持っていなくてもROMに書
き込むことができるように構成したことを特徴とする。
又、前記制御装置は、CPUがROMから命令を読み出
すことを検出した後にCPUが応答の遅いメモリをアク
セスする時のWAIT時間機能を使用して、外部通信イ
ンターフェイス手段を介して得たデータを命令として実
行させることを特徴とする。 又、前記制御装置は、C
PUがROMから命令を読み出す際CPUの動作クロッ
クを停止させ、外部通信インターフェース手段に入力が
あった時点で、クロックを再動作させてCPUにROM
のデータの代りに外部通信インターフェースで得たデー
タを命令として実行させることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるBO
OTローダー回路の概略構成例を示す図である。図1に
示す回路は、当該装置がBOOTモードとなることを検
出する機能をもつBOOT検出部4と、その結果を受け
てCPUの動作を停止するCPU停止制御部8と、各デ
バイスの選択信号を生成するアドレスデコーダ5と、B
OOTモードの選択条件を設定する切替器6及び切替器
7とを備えている。この構成において動作を説明する。
先ず、当該BOOTローダー回路を搭載した装置において、
装置がBOOTモード状態に移行するか否かは、BOO
T検出部4がBOOTモードに入るかどうかの検出を行
い、制御信号aのBOOTモード移行要求をリセット信
号cにより保持することで決定する。選択信号bは、B
OOTモードの解除要求としてBOOTモードから通常
モードに戻るのに使用する。制御信号fは、CPUのバ
ス接続による信号を示し、制御信号eのCPUリード信
号を含み、アドレスデコーダ5によって各デバイスの選
択信号を作る。選択信号gは、ROMの内部選択信号を
示し、選択信号gと制御信号eとによってROMのリー
ドが検出できる。hは、ROMの外部選択信号であり、
切替部6によって制御信号iのBOOTモード信号が通
常モードの時、選択信号gと同じようにBOOTモード
では非選択になる。jは、外部入力インターフェースの
内部選択信号を示し、切替部7によって制御信号iが通
常モードの時、外部入力インターフェースの外部選択信
号kは、選択信号jと同じようにBOOTモードの時選
択信号gと同じになって前記ROMの代りに選択され
る。CPU停止制御部8は、制御信号iがBOOTモー
ドにおいて、選択信号gはROM選択を、又、制御信号
eはリード中を、更に制御信号dの外部入力インターフ
ェースの入力完了信号は未完了の場合のみ制御信号lで
CPU停止を指示する。この時制御信号dが完了信号と
なり次第CPUは動作を再開して前記外部入力インター
フェースのデータを読み込み実行する。選択信号kはR
AMの選択信号、選択信号lはその他の選択信号とし、
制御装置において必要なものを作る。制御信号aにより
BOOTモードにした後、外部入力インターフェースか
らCPUがROMから読み込むのと同じ順番によりデー
タを入力すればCPUに期待通りの動作をさせられる。
例えば、最初にCPUがROM(実際は外部入力インタ
ーフェース)からRAMにデータ転送後、RAMにジャ
ンプしてRAMのプログラム(ROM書き込みプログラ
ム等)を実行するようなプログラムを送れば、RAMの
容量内で実行可能なプログラムを実行することができ
る。又、RAMの容量に余裕がない場合には、実行速度
は劣るが最後まで外部通信インターフェースを使ってR
OMの書き込みをすることも可能である。
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるBO
OTローダー回路の概略構成例を示す図である。図1に
示す回路は、当該装置がBOOTモードとなることを検
出する機能をもつBOOT検出部4と、その結果を受け
てCPUの動作を停止するCPU停止制御部8と、各デ
バイスの選択信号を生成するアドレスデコーダ5と、B
OOTモードの選択条件を設定する切替器6及び切替器
7とを備えている。この構成において動作を説明する。
先ず、当該BOOTローダー回路を搭載した装置において、
装置がBOOTモード状態に移行するか否かは、BOO
T検出部4がBOOTモードに入るかどうかの検出を行
い、制御信号aのBOOTモード移行要求をリセット信
号cにより保持することで決定する。選択信号bは、B
OOTモードの解除要求としてBOOTモードから通常
モードに戻るのに使用する。制御信号fは、CPUのバ
ス接続による信号を示し、制御信号eのCPUリード信
号を含み、アドレスデコーダ5によって各デバイスの選
択信号を作る。選択信号gは、ROMの内部選択信号を
示し、選択信号gと制御信号eとによってROMのリー
ドが検出できる。hは、ROMの外部選択信号であり、
切替部6によって制御信号iのBOOTモード信号が通
常モードの時、選択信号gと同じようにBOOTモード
では非選択になる。jは、外部入力インターフェースの
内部選択信号を示し、切替部7によって制御信号iが通
常モードの時、外部入力インターフェースの外部選択信
号kは、選択信号jと同じようにBOOTモードの時選
択信号gと同じになって前記ROMの代りに選択され
る。CPU停止制御部8は、制御信号iがBOOTモー
ドにおいて、選択信号gはROM選択を、又、制御信号
eはリード中を、更に制御信号dの外部入力インターフ
ェースの入力完了信号は未完了の場合のみ制御信号lで
CPU停止を指示する。この時制御信号dが完了信号と
なり次第CPUは動作を再開して前記外部入力インター
フェースのデータを読み込み実行する。選択信号kはR
AMの選択信号、選択信号lはその他の選択信号とし、
制御装置において必要なものを作る。制御信号aにより
BOOTモードにした後、外部入力インターフェースか
らCPUがROMから読み込むのと同じ順番によりデー
タを入力すればCPUに期待通りの動作をさせられる。
例えば、最初にCPUがROM(実際は外部入力インタ
ーフェース)からRAMにデータ転送後、RAMにジャ
ンプしてRAMのプログラム(ROM書き込みプログラ
ム等)を実行するようなプログラムを送れば、RAMの
容量内で実行可能なプログラムを実行することができ
る。又、RAMの容量に余裕がない場合には、実行速度
は劣るが最後まで外部通信インターフェースを使ってR
OMの書き込みをすることも可能である。
【0006】図2に本発明に係るBOOTローダー回路
の動作フローチャートの1例を示す。 制御装置のリセ
ットが解除されCPUが起動する前にスイッチ又は決め
られた制御信号によって通常モードか、BOOTモード
に設定されるかを決める。通常モードとは、CPUが普
通にROMを読み出して動作するモードである。BOO
Tモードとは、CPUがROMを読み出そうとした時に
限って以下に説明する操作を施し、CPUのその他の動
作に関しては通常モードと同じ動作をするモードであ
る。BOOTモードで、且つCPUがROMを読み出そ
うとした事を検出した場合に、本発明はCPUがROM
の読み出しを完了する前にCPUを止めて外部通信イン
ターフェースにデータが入力されるまで待つ。更に、入
力されたデータをROMのデータの代りにCPUのデー
タバスに出力した後、CPUの動作を再開させる。そこ
で、CPUに外部通信インターフェースのデータを命令
として実行させる事によって、IPL−ROM無しでC
PUを動作させることを目的としている。そして、これ
を応用することによりROMの書き込みが可能となる。
の動作フローチャートの1例を示す。 制御装置のリセ
ットが解除されCPUが起動する前にスイッチ又は決め
られた制御信号によって通常モードか、BOOTモード
に設定されるかを決める。通常モードとは、CPUが普
通にROMを読み出して動作するモードである。BOO
Tモードとは、CPUがROMを読み出そうとした時に
限って以下に説明する操作を施し、CPUのその他の動
作に関しては通常モードと同じ動作をするモードであ
る。BOOTモードで、且つCPUがROMを読み出そ
うとした事を検出した場合に、本発明はCPUがROM
の読み出しを完了する前にCPUを止めて外部通信イン
ターフェースにデータが入力されるまで待つ。更に、入
力されたデータをROMのデータの代りにCPUのデー
タバスに出力した後、CPUの動作を再開させる。そこ
で、CPUに外部通信インターフェースのデータを命令
として実行させる事によって、IPL−ROM無しでC
PUを動作させることを目的としている。そして、これ
を応用することによりROMの書き込みが可能となる。
【0007】外部通信インターフェースには大別してパ
ラレルインターフェースとシリアルインターフェースと
があるが、このインターフェース以降の動作は同様であ
り、以下の例ではシリアルインターフェースにより説明
する。図3は本発明を内蔵した制御装置の外部通信イン
ターフェースをRS232Cのシリアルインターフェー
スによりパソコンと接続してROMにプログラムを書き
込む時の実施例を示す概略構成図である。同図は、制御
装置のCPUを動作させるプログラムを送るパソコン9
と、本発明を利用した制御装置10とで構成し、その他
装置に必要な回路群11は本発明の説明とは無関係な部
分をまとめたものである。パソコン9と制御装置10は
RS232C規格のシリアルインターフェースmにより
接続し、レベル変換部12においてRS232Cの電圧
レベルを制御装置の電圧レベルに変換し、シリアル受信
インターフェース13において入力データaをパラレル
データに変換してBOOTモードの時は前記パラレルデ
ータを制御信号fのCPUバスの中のデータバスに出力
する。BOOTローダー回路14は本発明によるもので
あり、信号線を表す記号は図1と対応させている。この
例ではシリアル入力データaをシステムリセット回路1
5によるリセット信号cのタイミングで保持して、入力
データが0の時BOOTモード、1の時通常モードにな
るものとする。kはシリアルインターフェースの選択信
号、dはシリアルインターフェースの受信フラグ、lは
CPU16の停止信号、nはRAM17の選択信号、h
はROM18の選択信号、pは制御装置の選択信号であ
る。又、この例ではCPUリード信号eとRAM選択信
号kによりBOOTモード解除信号bを作っており、C
PU16がRAM17を読み込もうとした時にBOOT
モードを解除するようになっているが、他の条件で解除
信号bを作ってもよい。
ラレルインターフェースとシリアルインターフェースと
があるが、このインターフェース以降の動作は同様であ
り、以下の例ではシリアルインターフェースにより説明
する。図3は本発明を内蔵した制御装置の外部通信イン
ターフェースをRS232Cのシリアルインターフェー
スによりパソコンと接続してROMにプログラムを書き
込む時の実施例を示す概略構成図である。同図は、制御
装置のCPUを動作させるプログラムを送るパソコン9
と、本発明を利用した制御装置10とで構成し、その他
装置に必要な回路群11は本発明の説明とは無関係な部
分をまとめたものである。パソコン9と制御装置10は
RS232C規格のシリアルインターフェースmにより
接続し、レベル変換部12においてRS232Cの電圧
レベルを制御装置の電圧レベルに変換し、シリアル受信
インターフェース13において入力データaをパラレル
データに変換してBOOTモードの時は前記パラレルデ
ータを制御信号fのCPUバスの中のデータバスに出力
する。BOOTローダー回路14は本発明によるもので
あり、信号線を表す記号は図1と対応させている。この
例ではシリアル入力データaをシステムリセット回路1
5によるリセット信号cのタイミングで保持して、入力
データが0の時BOOTモード、1の時通常モードにな
るものとする。kはシリアルインターフェースの選択信
号、dはシリアルインターフェースの受信フラグ、lは
CPU16の停止信号、nはRAM17の選択信号、h
はROM18の選択信号、pは制御装置の選択信号であ
る。又、この例ではCPUリード信号eとRAM選択信
号kによりBOOTモード解除信号bを作っており、C
PU16がRAM17を読み込もうとした時にBOOT
モードを解除するようになっているが、他の条件で解除
信号bを作ってもよい。
【0008】CPU16の停止信号mをCPU16のW
AIT信号にした例を請求項2に示し、停止可能なCP
Uクロックにした例を請求項3に示す。ROM18を書
き込むためには、パソコン9からブレーク・キャラクタ
の送信などの手段により信号aを0にした状態におい
て、制御装置10の電源を入れるか、又はシステムリセ
ット回路15においてリセットすることで制御装置10
は前述のようにBOOTモードになる。そこで、CPU
16がROM18からデータを読み込むのと同じ順序で
パソコン9から制御信号mを通してIPLプログラムを
RAM17に書き込むプログラムを送り、最後にRAM
17に書いたプログラムの実行アドレスにジャンップす
る命令を送る。更に、CPU16はRAM17上のプロ
グラムをリードして実行しようとすることで、この時点
においてRAMリードが発生しBOOTモードが解除さ
れてRAM17のプログラムが動き出す。後はRAM1
7上のプログラムでROM18にプログラムを書き込む
ことができる。
AIT信号にした例を請求項2に示し、停止可能なCP
Uクロックにした例を請求項3に示す。ROM18を書
き込むためには、パソコン9からブレーク・キャラクタ
の送信などの手段により信号aを0にした状態におい
て、制御装置10の電源を入れるか、又はシステムリセ
ット回路15においてリセットすることで制御装置10
は前述のようにBOOTモードになる。そこで、CPU
16がROM18からデータを読み込むのと同じ順序で
パソコン9から制御信号mを通してIPLプログラムを
RAM17に書き込むプログラムを送り、最後にRAM
17に書いたプログラムの実行アドレスにジャンップす
る命令を送る。更に、CPU16はRAM17上のプロ
グラムをリードして実行しようとすることで、この時点
においてRAMリードが発生しBOOTモードが解除さ
れてRAM17のプログラムが動き出す。後はRAM1
7上のプログラムでROM18にプログラムを書き込む
ことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く構成するもの
であるから、回路規模の縮小化やソフトウェア開発手段
の多様化を実現する上で著しい効果を発揮する。
であるから、回路規模の縮小化やソフトウェア開発手段
の多様化を実現する上で著しい効果を発揮する。
【図1】本発明によるBOOTローダー回路の1例を示
す概略構成図
す概略構成図
【図2】本発明による動作フローチャートの1例を示す
構成図
構成図
【図3】本発明によるBOOTローダー回路をシリアル
インターフェースに適用した場合の1実施例を示す概略
構成図
インターフェースに適用した場合の1実施例を示す概略
構成図
【図4】従来のIPL−ROMを内蔵する回路例を示す
構成図
構成図
1・・・BOOT検出又は切替スイッチ部、 2・・
・アドレスデコーダ、3・・・IPL−ROM、 4
・・・BOOT検出部、5・・・アドレスデコーダ、
6・・・切替部、 7・・・切替部、8・・・CP
U停止制御部、 9・・・パソコン、 10・・・
制御装置、 11・・・その他装置に必要な回路群、
12・・・レベル変換部、13・・・シリアル受信イ
ンターフェース、14・・・BOOTローダー回路、
15・・・システムリセット回路、16・・・CP
U、 17・・・RAM、 18・・・ROM
・アドレスデコーダ、3・・・IPL−ROM、 4
・・・BOOT検出部、5・・・アドレスデコーダ、
6・・・切替部、 7・・・切替部、8・・・CP
U停止制御部、 9・・・パソコン、 10・・・
制御装置、 11・・・その他装置に必要な回路群、
12・・・レベル変換部、13・・・シリアル受信イ
ンターフェース、14・・・BOOTローダー回路、
15・・・システムリセット回路、16・・・CP
U、 17・・・RAM、 18・・・ROM
Claims (3)
- 【請求項1】CPUと、実装後書き込み可能な不揮発性
メモリ(以下ROMと称する)と、CPUの作業用RA
Mと、外部通信インターフェース手段を持つ制御装置に
おいて、プログラムが記憶されていない状態のROMを
実装した場合又はプログラム更新のために旧プログラム
に上書きする必要がある場合に、ROMの内容に依存せ
ずに外部通信インターフェース手段を通して直接CPU
に命令を与えて動作させ前記制御装置がプログラムをも
っていなくてもROMに書き込むことができるように構
成したことを特徴とするBOOTローダー回路。 - 【請求項2】CPUがROMから命令を読み出すことを
検出した後にCPUが応答の遅いメモリをアクセスする
時のWAIT時間を使用して、外部通信インターフェー
ス手段を介して得たデータを命令として実行させること
を特徴とする請求項1記載のBOOTローダー回路。 - 【請求項3】CPUがROMから命令を読み出す際CP
Uの動作クロックを停止させ、外部通信インターフェー
ス手段に入力があった時点でクロックを再動作させてC
PUにROMのデータの代わりに外部通信インターフェ
ースで得たデータを命令として実行させることを特徴と
する請求項1記載のBOOTローダー回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33098397A JPH11149376A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Bootローダー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33098397A JPH11149376A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Bootローダー回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149376A true JPH11149376A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18238533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33098397A Pending JPH11149376A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Bootローダー回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11149376A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001216164A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Canon Inc | プロセッサシステム及びその起動方法 |
WO2001097056A1 (fr) * | 2000-06-14 | 2001-12-20 | Seiko Epson Corporation | Circuit integre et procede d'ecriture dans une memoire remanente a l'interieur d'un circuit integre |
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