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JPH1114846A - 単一モード光導波路及びその製造方法並びにそれを用いた光モジュール - Google Patents

単一モード光導波路及びその製造方法並びにそれを用いた光モジュール

Info

Publication number
JPH1114846A
JPH1114846A JP16621497A JP16621497A JPH1114846A JP H1114846 A JPH1114846 A JP H1114846A JP 16621497 A JP16621497 A JP 16621497A JP 16621497 A JP16621497 A JP 16621497A JP H1114846 A JPH1114846 A JP H1114846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bench
waveguide
optical waveguide
mode optical
single mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16621497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Moriwaki
和幸 森脇
Yoshinori Hibino
善典 日比野
Yasubumi Yamada
泰文 山田
Masahiro Okawa
正浩 大川
Naoto Uetsuka
尚登 上塚
Hiroaki Okano
広明 岡野
Tatsuo Teraoka
達夫 寺岡
Tomoyuki Nishio
友幸 西尾
Taisuke Iwato
泰典 岩藤
Tatsunori Kanetani
達憲 金谷
Tsutomu Kuroiwa
勉 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Hitachi Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP16621497A priority Critical patent/JPH1114846A/ja
Publication of JPH1114846A publication Critical patent/JPH1114846A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置合わせ用インデックス、フィルタ挿入用
細溝等の位置精度が高く、しかも小型で、クラッドモー
ドの反射ポートへの漏れ込みを防止できる単一モード光
導波路及びその製造方法並びにそれを用いた光モジュー
ルを提供する。 【解決手段】 発光素子22及び受光素子19をマウントす
るためのベンチ25を基板11上に形成し、基板11上のベン
チ25,42a,46以外の部分にバッファ層27を形成し、バ
ッファ層27上に両素子22,19との光軸合わせのための高
さ調整層28を形成し、高さ調整層28上に導波路コア12を
形成し、ベンチ25に両素子19,22のアライメント用イン
デックスを形成し、そのインデックスが形成された基板
11上にクラッド層13を形成し、クラッド層13にベンチ2
5,42a,46を露出させるための深溝を形成し、ベンチ2
5上に発光素子22への電流供給と受光素子19からの電流
を取り出すための電極39〜41を形成することにより単一
モード光導波路が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一モード光導波
路及びその製造方法並びにそれを用いた光モジュールに
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信の普及、特に光加入者系
の普及のためには光モジュールの小型化と低価格化とが
重要な課題である。この課題を解決するためにはSi基
板上に導波路を形成し、チップレベルのLD(レーザダ
イオード)、PD(フォトダイオード)及びMPD(モ
ニタ用フォトダイオード)を表面実装した光モジュール
が検討されている。
【0003】図8はLDを表面実装した光モジュールの
プラットフォーム構造を示す図である。
【0004】この表面実装型の光モジュール1は、テラ
ス構造付きSi基板2上に、バッファ層3を形成し、バ
ッファ層3の上に導波路コア4及びクラッド層5からな
る埋め込み型石英系導波路素子6を形成し、Siベンチ
7上にLD8を配置したものである。この光モジュール
1のSiベンチ7には半導体素子の実装用基板だけでな
くヒートシンクとしての機能も期待されている。
【0005】光モジュール1に形成される光回路の構造
は、映像信号(波長λ1)と通信信号(波長λ2、λ2
≠λ1)とを合分波する場合、その導波路上に、波長λ
2の光を透過し、波長λ1の光を反射する特性を有する
フィルタを挿入する方法が検討されている。
【0006】図9は従来の光モジュールの外観斜視図で
ある。
【0007】同図に示す光モジュール10は、Si基板
11上には導波路コア12及びクラッド層13からなる
y字型石英ガラス系単一モードの光導波路素子14が形
成され、y字の分岐部には、波長λ2の光を透過し波長
λ1(λ2≠λ1)の光を反射するフィルタ15が設け
られている。
【0008】このような光モジュール10の導波路コア
12を伝搬する光を順をおって説明する。
【0009】まず、共通ポート16から入射された波長
λ2の光は導波路コア12を通ってフィルタ15を透過
し、Y分岐光タップ17で所望の分配比で分岐され、P
Dポート18を通過してPD19へ達する。
【0010】共通ポート16から入射された波長λ1の
光は、導波路コア12を通ってフィルタ15で反射され
て反射ポート20へ導波されて光ファイバ21内を伝搬
する。
【0011】LD22から出射された波長λ2の光は、
LDポート23、Y分岐光タップ17、フィルタ15を
通過して共通ポート16、光ファイバ21へと導波され
る。
【0012】従来はPD19、LD22及びMPD24
等の素子と導波路コア12との光軸調整の方法には光出
力をモニタしながら光軸調整を行っていたが、このよう
な方法ではなく、高精度にPD19、LD22及びMP
D24の位置決めを行うパッシブアライメント実装方法
が検討されている。この方法は、PD19、LD22及
びMPD24を実装するSi基板11に設けたマーカ
(図示せず)を認識することにより、素子を位置決め実
装するものであり、量産化、低コスト化に期待されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Si基
板11上に光導波路素子14を形成した光モジュール1
0は、各工程におけるフォトマスクの位置合わせを正確
に行い、それぞれの工程で形成されるSiベンチ25、
導波路コア12、PD19、LD22等の位置合わせ用
インデックス、フィルタ挿入用の細溝26等の相対位置
合わせを精度良く行う必要がある。
【0014】また、Si基板11上に形成される単一モ
ードの光導波路素子14では、LD22から出射する光
が導波路コア12との結合部や光導波路素子14で放射
モードを生じ、この放射モードが、クラッド層13内に
閉じ込められ、クラッドモードとなってLD22と対向
する反射ポート20へ漏れ込んでしまう。
【0015】さらに、より一層の量産化、低コスト化の
ためには光導波路素子14を小型化する必要がある。
【0016】そのための方法として、光導波路素子14
の導波路コア12(屈折率nco)とクラッド層13
(屈折率ncl)の比屈折率差Δ(Δ=(nco−nc
l)/nco×100%)を単一モード光ファイバの比
屈折率差Δ=0.3%より大きくする方法が考えられる
が、光導波路素子14の比屈折率差Δを大きくすると、
光ファイバ21とのモードフィールドのミスマッチによ
り、接続損失が大きくなってしまい、光モジュール10
全体としての損失が増加してしまうといった問題が生じ
る。
【0017】そこで、本発明の目的は、上記課題のいず
れか或いは全てを解決し、位置合わせ用インデックス、
フィルタ挿入用細溝等の位置精度が向上、小型化、クラ
ッドモードの反射ポートへの漏れ込み防止のいずれか或
いは全てを実現できる単一モード光導波路及びその製造
方法並びにそれを用いた光モジュールを提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の単一モード光導波路は、基板上に単一モード
の光導波路素子を形成した単一モード光導波路におい
て、発光素子及び受光素子をマウントするためのベンチ
が基板の表面に形成され、基板上のベンチ以外の部分に
バッファ層が形成され、バッファ層上に発光素子及び受
光素子との光軸合わせのための高さ調整層が形成され、
高さ調整層上に導波路コアが形成され、ベンチに発光素
子及び受光素子のアライメント用インデックスが形成さ
れ、高さ調整層上及び導波路コア上にクラッド層が形成
され、ベンチ上に発光素子への電流供給と受光素子から
の電流を取り出すための電極が形成されているものであ
る。
【0019】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、高さ調整層上にy字型導波路が形成され、y字分
岐部には細溝が形成され、細溝には波長λ1の光を反射
し波長λ2(λ1≠λ2)の光を透過するフィルタが配
置され、y字導波路とベンチとの間には波長λ2の光を
任意の分岐比に分けるY分岐光タップが形成されている
のが好ましい。
【0020】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、細溝の形成とフィルタの挿入とを行うためのフィ
ルタ用インデックスが基板上に形成されているのが好ま
しい。
【0021】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、導波路コアの周辺に、溝を形成すると共に溝内に
遮光性部材を挿入するのが好ましい。
【0022】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、フィルタと導波路端面との間に、遮光性部材を挿
入した溝を少なくとも一か所形成するのが好ましい。
【0023】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、導波路端面を斜め研磨するのが好ましい。
【0024】本発明の単一モード光導波路は、基板上に
単一モードの光導波路素子を形成した単一モード光導波
路において、発光素子及び受光素子をマウントするため
のベンチが基板の表面に形成され、基板上のベンチ以外
の部分にバッファ層が形成され、バッファ層上に発光素
子及び受光素子との光軸合わせのための高さ調整層が形
成され、高さ調整層上にy字型の導波路コアが形成さ
れ、Y分岐部には細溝が形成され、細溝には波長λ1の
光を反射し波長λ2(λ1≠λ2)の光を透過するフィ
ルタが配置され、導波路コアの湾曲部の曲率半径がフィ
ルタの前後で異なっており、高さ調整層上及び導波路コ
ア上に導波路コアを覆うようにクラッド層が形成され、
ベンチ上に発光素子への電流供給と受光素子からの電流
を取り出すための電極が形成されているものである。
【0025】上記構成に加え、本発明の単一モード光導
波路は、単一モード光導波路の比屈折率差Δを0.42
〜0.47%、導波路コアの寸法を6.8×6.8μm
2 〜7.2×7.2μm2 とするのが好ましい。
【0026】上記構成に加え、本発明の単一モード光導
波路は、導波路コアの湾曲部の曲率半径をフィルタの前
で10〜15mm、フィルタの後で6〜9mmとするの
が好ましい。
【0027】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、コアの湾曲部の変曲点がオフセット構造を有する
のが好ましい。
【0028】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路は、導波路コアのオフセット構造のオフセット量をフ
ィルタの前後で変化させるのが好ましい。
【0029】本発明の光導波路モジュールは、発光素子
及び受光素子をマウントするためのベンチが基板の表面
に形成され、基板上のベンチ以外の部分にバッファ層が
形成され、バッファ層上に発光素子及び受光素子との光
軸合わせのための高さ調整層が形成され、高さ調整層上
に導波路コアが形成され、ベンチに発光素子及び受光素
子のアライメント用インデックスが形成され、高さ調整
層上及び導波路コア上にクラッド層が形成され、ベンチ
上に発光素子への電流供給と受光素子からの電流を取り
出すための電極が形成され、ベンチ上に発光素子及び受
光素子がマウントされているものである。
【0030】上記構成に加え本発明の光導波路モジュー
ルは、導波路端面に光ファイバを接続するのが好まし
い。
【0031】本発明の単一モード光導波路製造方法は、
基板上に単一モード光導波路素子を形成する単一モード
光導波路の製造方法において、発光素子及び受光素子を
マウントするためのベンチとフィルタ挿入用のインデッ
クスを形成するベンチとが残るように基板の表面をエッ
チングするエッチング工程と、基板上のベンチ以外の部
分にバッファ層を形成するバッファ層形成工程と、バッ
ファ層の上に発光素子及び受光素子との光軸合わせのた
めの高さ調整層を形成する高さ調整層形成工程と、高さ
調整層の上に導波路コアを形成する導波路コア形成工程
と、ベンチに発光素子及び受光素子のアライメント用イ
ンデックス並びにフィルタ挿入用のインデックスを同時
に形成するインデックス形成工程と、インデックスが形
成された基板上にクラッド層を形成するクラッド層形成
工程と、ベンチを露出させるためクラッド層に深溝エッ
チングを施す深溝エッチング工程と、ベンチ上に発光素
子への電流供給と受光素子からの電流を取り出すための
電極を形成する電極形成工程とを備えたものである。
【0032】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路製造方法は、基板上にベンチを形成すると同時にマー
クを形成し、各工程においてこのマークを目印として位
置合わせを行うのが好ましい。
【0033】上記構成に加え本発明の単一モード光導波
路製造方法は、高さ調整層上へのフォトリソグラフィに
よる導波路コア形成のための露光と、ベンチ上のインデ
ックス形成のための露光とを1枚のフォトマスクを用い
て同時に行い、導波路コアと発光素子及び受光素子のア
ライメント用並びに上記フィルタ挿入用のインデックス
との相対的な位置合わせを行うのが好ましい。
【0034】上記構成によって、最初の工程であるSi
ベンチの形成工程の際にマスクの位置合わせの目印とな
るマークを形成しておき、このマークとフォトマスク上
に印字したマークとを合わせることにより、フォトマス
クの位置合わせが正確、容易、かつ短時間に行われる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0036】図1は本発明の単一モード光導波路を用い
た光モジュールの一実施の形態を示す外観斜視図であ
る。図2(a)は図1の平面図、図2(b)は図2
(a)のA−A線断面図、図2(c)は図2(a)のB
−B線断面図、図2(d)は図2(a)のC−C線断面
図である。尚、図8に示した従来例と同様の部材には共
通の符号を用いた。
【0037】図1に示すようにSi単結晶からなりSi
ベンチ25が形成されたSi基板11上にバッファ層2
7が形成されている。バッファ層27の上に高さ調整層
28が形成され、高さ調整層28の上に導波路コア12
及びクラッド層13からなる単一モードの光導波路素子
14が形成されている。
【0038】バッファ層27、高さ調整層28及びクラ
ッド層13の屈折率n1 を1.458とし、導波路コア
12の屈折率n2 を通常の光ファイバの比屈折率差(Δ
=0.3%)より高い1.4653(比屈折率差Δ=
0.5%)とすることにより光導波路素子14の小型化
が図られている。コア寸法は、波長λ2(1.3μm
帯)で単一モードにするため、6×6μmとした。
【0039】光導波路素子14のコア端面には光ファイ
バ21が接続され、Siベンチ25上にはPD19、L
D22及びMPD24がマウントされている。導波路コ
ア12の近傍には導波路コア12と交差する方向に幅約
300μmの溝29が形成され、溝29内には遮光性部
材(例えば黒色樹脂)30が挿入されている。Y分岐部
31には導波路コア12と交差する細溝26が形成さ
れ、細溝26にはフィルタ15が挿入されている。Si
ベンチ25側のクラッド層13の上には電極32が形成
されて光モジュール33が形成されている。尚、クラッ
ド層13の幅wが約60μmと狭いため、遮光性部材3
0の断面は実際には破線L(図2(c))のようになる
がブロッキングの効果に変わりはない。
【0040】PD19、LD22、MPD24のマウン
ト部は、ガラスエッチングによりSi基板11が露出し
ており、LD22の発光時の熱放出効率の向上が図られ
ている。LD22への電流供給は電極32及びワイヤ3
4により行い、PD19からの信号電流の取出しはワイ
ヤ35,36により行う。MPD24からの信号電流の
取出しはワイヤ37,38により行い、電極32及び各
ワイヤ34〜38はICボード等の外部電極ピン(図示
せず)とボンディングされている。このようにクラッド
層13上の電極32はワイヤの中継を行う役目を果た
し、特にSiベンチ25上の電極39,40,41と外
部電極ピンとの間の距離が長い場合にワイヤの長さを抑
えることができ有用である。
【0041】光導波路素子14の端面は、光ファイバ2
1との接続損失低減対策及び端面での反射戻り光対策と
して、垂直面に対して8°で斜め研磨されている。
【0042】図2に示すように導波路コア12のパター
ンは、分岐角度20°のy字型の光導波路とY分岐光タ
ップ17で構成されている。Y分岐部31に設けられた
フィルタ15は波長λ2(1.3μm帯)の光を透過
し、波長λ1(1.55μm帯)の光を反射する短波長
域通過型の誘電体多層膜構造のフィルタである。Y分岐
光タップ17は、Y分岐光タップ17の分岐点からコア
幅の広がる増加率を変えた構造で、任意に分岐比を変え
ることができるようになっている。
【0043】ここで、共通ポート16から入射される波
長λ1(1.55μm)の光は、フィルタ15で反射さ
れて反射ポート20へ導波される。このパスにおいて、
フィルタ15の位置が数μmずれていると、そのずれに
よる損失が生じる。そこでフィルタ挿入用の細溝26を
加工するためのインデックス42を形成し、このインデ
ックス42を目印として画像認識することにより細溝2
6の加工精度が向上する。さらにインデックス42と導
波路コア12との相対位置精度を向上させるため、イン
デックス42と導波路コア12とを同一マスクによって
形成するのが好ましい。この結果、目標位置に対して±
1μmの精度での細溝26の加工が可能となった。
【0044】ところで、図1に示した光モジュールで
は、共通ポート16或いは反射ポート20からフィルタ
15、フィルタ15からY分岐光タップ17、Y分岐光
タップ17からLDポート23或いはPDポート18ま
で導波路コア12を単一曲率で引き回している。
【0045】単一曲率で導波路コア12を引き回すと曲
げ損失を伴う。曲げ損失は、曲率半径と導波路コア12
を導波する光の波長に依存し、曲率半径が小さくなるに
伴い増加する。
【0046】一方、導波路コア12内を伝搬する光の波
長が短くなるに従って曲げ損失は減少する。図1に示し
た光モジュールの導波路構造では、フィルタ15により
波長λ1(1.55μm)の光は反射されるので、フィ
ルタ15の後(図では右側)には波長λ2(1.31μ
m)の光のみ導波される。
【0047】つまり、フィルタ15の後では波長λ2
(1.31μm)の光のみの曲げ損失を考えればよい。
【0048】そこで、フィルタ15の前(図では左側)
の導波路コア12の曲率半径R1に比べ、フィルタ15
の後の曲率半径R2を小さくする構造とした。
【0049】図3(a)は、導波路コアの曲率半径がフ
ィルタの前後で等しい場合を示す光モジュールの平面
図、図3(b)は、導波路コアの曲率半径がフィルタの
前後で異なる場合を示す光モジュールの平面図、図3
(c)は図3(b)の円D内の拡大図である。
【0050】導波路コア12の曲率半径がフィルタ15
の前後で等しい場合(すべてR1、図3(a))に比
べ、導波路コア12の曲率半径がフィルタ15の前後で
異なる場合(R1>R2、図3(b))の方が光モジュ
ールを小型化できるのが分かる。
【0051】比屈折率差Δ=0.43%、コア寸法=
7.2×7.2μm2 の光導波路構造の場合における曲
率半径と曲げ損失との関係を図4に示す。本光導波路素
子では、単一曲率による引き回し部が短いため、フィル
タ15の前での曲率半径R1を13mm、フィルタ15
の後での曲率半径R2を8mmとした。尚、導波路コア
12の湾曲部の変曲点43には、遷移損失を小さくする
ため、オフセット構造が用いられている。フィルタ15
の前後の曲率半径が異なるためオフセット量を変えた構
造となっている。
【0052】導波路素子小型化に用いられる導波路パラ
メータの従来例は、比屈折率差Δ=0.5%、コア寸法
=6×6μm2 とし、波長1.3μm帯で単一モードと
する方法が一般的である。しかし、この構造では、単一
モード光ファイバとのミスマッチによる接続損失が約
0.3dB/箇所となってしまう。そこで、Δ=0.4
2〜0.47%、コア寸法6.8×6.8μm2 〜7.
2×7.2μm2 とすることにより、ファイバとの接続
損失を約0.1dB/箇所と低減できる。しかし、本導
波路構造パラメータではカットオフ波長が1.4〜1.
5μmとなり、波長1.3μm帯では、単一モードとな
らない。そこで、導波路コアの引き回し部における曲率
半径を小さくすることで高次モードを意図的に放射させ
ることができる。なお、曲率半径を小さくしすぎると、
曲げ損失を増加させてしまうため、本構造の曲率半径
は、波長1.5μm帯が伝搬するフィルタ部前では10
〜15mm、波長1.5μm帯が伝搬しないフィルタ部
後では6〜9mmが最適値である。
【0053】LD22から出射した波長λ2(1.31
μm)の光は、LDポート23、Y分岐光タップ17及
びフィルタ15を通過して共通ポート16、光ファイバ
21へと導波される。このときLD22と導波路コア1
2との結合部、Y分岐光タップ17及びy字型の光導波
路の分岐部31においてクラッドモードが生じる。この
クラッドモードは、Si基板11とクラッド層13上部
の空気層との間に閉じ込められて伝搬するが、溝29に
挿入した遮光性部材30とSiベンチ46とによってブ
ロックされる。このため、クラッドモードが反射ポート
20の光ファイバ21へ漏れ込むのを抑えることができ
る。
【0054】図1に示した光モジュールでは、LD22
から出射した波長λ2(1.31μm)の光の反射ポー
ト20側の光ファイバ21への漏れ込みは55dBであ
り、溝29及び遮光性部材30の無い従来例(漏れ込み
40dB)と比べて15dB改善できた。
【0055】図5は本発明の光モジュールの他の実施の
形態を示す外観斜視図である。
【0056】図1に示した実施の形態との相違点は、光
導波路素子14と光ファイバ21とを接続する際、接着
強度を増すため、図4に示すように補強板44とファイ
バブロック45とを使用して接着面を広くした点であ
る。
【0057】このような構造に形成しても図1に示した
光モジュールと同様な効果が得られる。
【0058】次に、本発明の単一モード光導波路の製造
方法について説明する。
【0059】図6(a)〜図6(j)は本発明の単一モ
ード光導波路の製造方法の一実施の形態を示す工程図で
ある。
【0060】Si基板11にPD19、LD22及びM
PD24をマウントするためのSiベンチ25、クラッ
ドモードを除去するためのSiベンチ46及びフィルタ
挿入用のインデックス42を形成するためのSiベンチ
42aが残るようにSi基板11の周囲をエッチングす
る(図6(a)、(b))。
【0061】Si基板11上にバッファ層27を形成す
る(図6(c))。
【0062】Siベンチ25,42a,46を露出させ
るためバッファ層27を研磨して平坦化する(図6
(d))。
【0063】バッファ層27上にPD19及びLD22
との光軸合わせのための高さ調整層28を形成する(図
6(e))。
【0064】高さ調整層28上に導波路コア12を形成
すると共に、PD19、LD22及びMPD24のマウ
ント用のインデックス43及びフィルタ挿入用のインデ
ックス42を形成するためのマスク47をSiベンチ2
5,42a上に形成する(図6(f))。
【0065】Siベンチ25上にPD19、LD22及
びMPD24のマウント用のインデックス43を形成す
ると共に、Siベンチ42a上にフィルタ挿入用のイン
デックス42を形成する(図6(g))。
【0066】導波路コア12、高さ調整層28及びSi
ベンチ25,42a,46上にクラッド層13を形成す
る(図6(h))。
【0067】Siベンチ25,42a,46の表面が露
出するようにクラッド層13に深溝エッチングを施す
(図6(i))。
【0068】クラッド層13及びSiベンチ25上に電
極32,39,40,41を形成する(図6(j))。
【0069】以上の製造工程において、フォトリソグラ
フィによる露光が数回行われる。そのため、それぞれの
フォトマスクの正確な位置合わせを行わないと、各工程
での位置ずれが生じてしまい、性能の良い光導波路や光
モジュールを製造することができない。
【0070】そこで、本実施の形態では最初の工程であ
るSiベンチ25,42a,46の形成時(図6
(b))にフォトマスクの位置合わせの目印となるマー
クを設けておく。
【0071】ここでSiベンチ25,42a,46及び
マーク48を形成した後のSiウェハ11aの上面図を
図7に示す。尚、説明を簡単にするため4素子分しか図
示されていないが、実際には3インチウェハで約100
素子が配置されている。
【0072】図7(a)は図1に示した光モジュールの
基板を形成するためのSiウェハ11aの平面図であ
り、図7(b)は図7(a)のE−E線断面図である。
【0073】Siウェハ11aのマーク48と、フォト
マスク(図示せず)の上に印字した目印とを合わせるこ
とにより、引き続き行われる工程でのフォトマスクの位
置合わせが正確、容易かつ短時間で行える。電極32,
39〜40が形成された後、Siウェハ11aをダイシ
ングすることにより光導波路素子14が形成されたSi
基板11が得られる。
【0074】また、導波路コア12とPD19、LD2
2及びMPD24との位置合わせ及び導波路コア12と
フィルタ15との位置合わせには、インデックス位置合
わせ方法を用いているので、導波路コア12とインデッ
クス42との相対位置をサブミクロンの精度で合わせる
必要がある。
【0075】そこで、これらのインデックス形成のため
の露光は、導波路コア形成の露光と同時、つまり、同一
マスクで行えばよい。このことにより、インデックス4
2と導波路コア12との相対位置が正確になるだけでな
く、フォトマスクの位置合わせが不要となるだけでな
く、工程数を減少することもできる。
【0076】以上において、本発明によれば、Siベン
チ、導波路コア、LD、PD位置合わせ用インデック
ス、フィルタ挿入用細溝等を相対位置精度良く形成する
ことができる。また、クラッドモードが反射ポートに漏
れ込むことを抑えると共に光導波路の小型化を実現する
ことができる。
【0077】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0078】最初の工程であるSiベンチの形成工程の
際にマスクの位置合わせの目印となるマークを形成して
おき、このマークとフォトマスク上に印字したマークと
を合わせることにより、位置合わせ用インデックス、フ
ィルタ挿入用細溝等の位置精度が高く、しかも小型で、
クラッドモードの反射ポートへの漏れ込みを防止できる
単一モード光導波路及びその製造方法並びにそれを用い
た光モジュールの提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単一モード光導波路を用いた光モジュ
ールの一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】(a)は図1の平面図、(b)は(a)のA−
A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図、(d)
は(a)のC−C線断面図である。
【図3】(a)は、導波路コアの曲率半径がフィルタの
前後で等しい場合を示す光モジュールの平面図、(b)
は、導波路コアの曲率半径がフィルタの前後で異なる場
合を示す光モジュールの平面図、(c)は(b)の円D
内の拡大図である。
【図4】曲率半径と曲げ損失との関係を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の光モジュールの他の実施の形態を示す
外観斜視図である。
【図6】(a)〜(j)は本発明の単一モード光導波路
の製造方法の一実施の形態を示す工程図である。
【図7】(a)は図1に示した光モジュールの基板を形
成するためのSiウェハの平面図であり、(b)は
(a)のE−E線断面図である。
【図8】LDを表面実装した光モジュールのプラットフ
ォーム構造を示す図である。
【図9】従来の光モジュールの外観斜視図である。
【符号の説明】
11 基板(Si基板) 12 導波路コア 13 クラッド層 19 受光素子(PD) 22 発光素子(LD) 25,46 ベンチ(Siベンチ) 27 バッファ層 28 高さ調整層 32,39〜41 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日比野 善典 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 泰文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 大川 正浩 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 上塚 尚登 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 岡野 広明 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 寺岡 達夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 西尾 友幸 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 岩藤 泰典 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 金谷 達憲 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 黒岩 勉 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に単一モードの光導波路素子を形
    成した単一モード光導波路において、発光素子及び受光
    素子をマウントするためのベンチが基板の表面に形成さ
    れ、該基板上のベンチ以外の部分にバッファ層が形成さ
    れ、該バッファ層上に上記発光素子及び上記受光素子と
    の光軸合わせのための高さ調整層が形成され、該高さ調
    整層上に導波路コアが形成され、上記ベンチに上記発光
    素子及び上記受光素子のアライメント用インデックスが
    形成され、上記高さ調整層上及び導波路コア上にクラッ
    ド層が形成され、上記ベンチ上に上記発光素子への電流
    供給と上記受光素子からの電流を取り出すための電極が
    形成されていることを特徴とする単一モード光導波路。
  2. 【請求項2】 上記高さ調整層上にy字型導波路が形成
    され、y字分岐部には細溝が形成され、該細溝には波長
    λ1の光を反射し波長λ2(λ1≠λ2)の光を透過す
    るフィルタが配置され、上記y字導波路と上記ベンチと
    の間には波長λ2の光を任意の分岐比に分けるY分岐光
    タップが形成されている請求項1記載の単一モード光導
    波路。
  3. 【請求項3】 上記細溝の形成と上記フィルタの挿入と
    を行うためのフィルタ用インデックスが上記基板上に形
    成されている請求項2に記載の単一モード光導波路。
  4. 【請求項4】 上記導波路コアの周辺に、溝を形成する
    と共に該溝内に遮光性部材を挿入した請求項2から3の
    いずれかに記載の単一モード光導波路。
  5. 【請求項5】 上記フィルタと導波路端面との間に、遮
    光性部材を挿入した溝を少なくとも一か所形成した請求
    項4に記載の単一モード光導波路。
  6. 【請求項6】 導波路端面を斜め研磨した請求項1から
    5のいずれかに記載の単一モード光導波路。
  7. 【請求項7】 基板上に単一モードの光導波路素子を形
    成した単一モード光導波路において、発光素子及び受光
    素子をマウントするためのベンチが基板の表面に形成さ
    れ、該基板上のベンチ以外の部分にバッファ層が形成さ
    れ、該バッファ層上に上記発光素子及び上記受光素子と
    の光軸合わせのための高さ調整層が形成され、該高さ調
    整層上にy字型の導波路コアが形成され、Y分岐部には
    細溝が形成され、該細溝には波長λ1の光を反射し波長
    λ2(λ1≠λ2)の光を透過するフィルタが配置さ
    れ、上記導波路コアの湾曲部の曲率半径が上記フィルタ
    の前後で異なっており、上記高さ調整層上及び導波路コ
    ア上に該導波路コアを覆うようにクラッド層が形成さ
    れ、上記ベンチ上に上記発光素子への電流供給と上記受
    光素子からの電流を取り出すための電極が形成されてい
    ることを特徴とする単一モード光導波路。
  8. 【請求項8】 上記単一モード光導波路の比屈折率差Δ
    は0.42〜0.47%、上記導波路コアの寸法は6.
    8×6.8μm2 〜7.2×7.2μm2 である請求項
    7に記載の単一モード光導波路。
  9. 【請求項9】 上記導波路コアの湾曲部の曲率半径は、
    フィルタの前が10〜15mm、フィルタの後が6〜9
    mmである請求項7または8に記載の単一モード光導波
    路。
  10. 【請求項10】 上記導波路コアの湾曲部の変曲点がオ
    フセット構造を有する請求項7に記載の単一モード光導
    波路。
  11. 【請求項11】 上記導波路コアのオフセット構造のオ
    フセット量をフィルタの前後で変化させた請求項10に
    記載の単一モード光導波路。
  12. 【請求項12】 発光素子及び受光素子をマウントする
    ためのベンチが基板の表面に形成され、該基板上のベン
    チ以外の部分にバッファ層が形成され、該バッファ層上
    に上記発光素子及び上記受光素子との光軸合わせのため
    の高さ調整層が形成され、該高さ調整層上に導波路コア
    が形成され、上記ベンチに上記発光素子及び上記受光素
    子のアライメント用インデックスが形成され、上記高さ
    調整層上及び導波路コア上にクラッド層が形成され、上
    記ベンチ上に上記発光素子への電流供給と上記受光素子
    からの電流を取り出すための電極が形成され、上記ベン
    チ上に発光素子及び受光素子がマウントされている光導
    波路モジュール。
  13. 【請求項13】 導波路端面に光ファイバを接続した請
    求項12に記載の光導波路モジュール。
  14. 【請求項14】 基板上に単一モード光導波路素子を形
    成する単一モード光導波路の製造方法において、発光素
    子及び受光素子をマウントするためのベンチとフィルタ
    挿入用のインデックスを形成するベンチとが残るように
    基板の表面をエッチングするエッチング工程と、上記基
    板上のベンチ以外の部分にバッファ層を形成するバッフ
    ァ層形成工程と、該バッファ層の上に上記発光素子及び
    上記受光素子との光軸合わせのための高さ調整層を形成
    する高さ調整層形成工程と、該高さ調整層の上に導波路
    コアを形成する導波路コア形成工程と、上記ベンチに発
    光素子及び受光素子のアライメント用インデックス並び
    にフィルタ挿入用のインデックスを同時に形成するイン
    デックス形成工程と、該インデックスが形成された基板
    上にクラッド層を形成するクラッド層形成工程と、上記
    ベンチを露出させるため上記クラッド層に深溝エッチン
    グを施す深溝エッチング工程と、上記ベンチ上に上記発
    光素子への電流供給と上記受光素子からの電流を取り出
    すための電極を形成する電極形成工程とを備えたことを
    特徴とする単一モード光導波路製造方法。
  15. 【請求項15】 上記基板上に上記ベンチを形成すると
    同時にマークを形成し、各工程においてこのマークを目
    印として位置合わせを行う請求項14に記載の単一モー
    ド光導波路製造方法。
  16. 【請求項16】 上記高さ調整層上へのフォトリソグラ
    フィによる導波路コア形成のための露光と、上記ベンチ
    上のインデックス形成のための露光とを1枚のフォトマ
    スクを用いて同時に行い、上記導波路コアと上記発光素
    子及び上記受光素子のアライメント用並びに上記フィル
    タ挿入用のインデックスとの相対的な位置合わせを行う
    請求項14又は15に記載の単一モード光導波路製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478800B1 (ko) * 2001-12-04 2005-03-25 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 광실장 기판, 및 이 광실장 기판을 이용하는 광디바이스와 광모듈
JP2007271704A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nec Corp 可変光制御デバイス及び可変光制御方法
JP2020149022A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光デバイス、これを用いた光モジュール、及び光デバイスの試験方法
WO2024080380A1 (ja) * 2022-10-14 2024-04-18 セーレンKst株式会社 合成光生成装置

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