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JPH111436A - 鉄分含有液剤 - Google Patents

鉄分含有液剤

Info

Publication number
JPH111436A
JPH111436A JP9156403A JP15640397A JPH111436A JP H111436 A JPH111436 A JP H111436A JP 9156403 A JP9156403 A JP 9156403A JP 15640397 A JP15640397 A JP 15640397A JP H111436 A JPH111436 A JP H111436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
extract
crude drug
yellow
ground yellow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9156403A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyoshi Wada
恵佳 和田
Yasuko Sakata
泰子 阪田
Kenji Tsunoda
健司 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP9156403A priority Critical patent/JPH111436A/ja
Publication of JPH111436A publication Critical patent/JPH111436A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄分を配合した液剤は、経時的に増加する不
快風味があった。 【解決手段】 鉄分および地黄または熟地黄のエキスを
配合し、pHが2〜4.5であることを特徴とする鉄分
含有液剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風味が改善された
鉄分含有液剤に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄は生体の必須成分であり、不足すると
貧血や倦怠感などの症状が発生する。そこで、鉄不足の
解消を目的に、最近では鉄分を含有した医薬品、食品な
どが発売されている。しかし、鉄分を配合した内服液剤
には、いわゆる鉄臭さというような鉄独特の風味があ
り、その独特の風味は経時的に増加するという欠点があ
った。
【0003】そのような鉄独特の風味を改善する方法と
しては、フルーツジュースを配合する方法(特開昭64
−86858号公報)、アルコール成分を配合する方法
(特開平4−27369号)、香料を配合する方法など
が知られているが、いずれも経時的に増加する不快風味
の改善は充分ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、鉄分配合液
剤において経時的に増加する鉄独特の不快風味を改善す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため種々検討した結果、鉄分を配合した液剤
中に地黄または熟地黄のエキスを配合し、特定のpHに
調節すると、経時的に増加する鉄独特の不快風味の増加
を抑え、長期間経過後にも風味が劣化しないことを見出
し本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、鉄分および地黄または
熟地黄のエキスを配合し、pHが2〜4.5であること
を特徴とする鉄分含有液剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、鉄分は塩化第二
鉄、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、クエン酸鉄
ナトリウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ピルリン酸第
一鉄、ピロリン酸第二鉄、硫酸第一鉄など、内服液剤に
配合可能な鉄含有化合物であれば特に限定されないが、
風味の改善効果の点から、クエン酸鉄アンモニウム、ク
エン酸鉄ナトリウム、塩化第二鉄、硫酸第一鉄などが好
ましく、最も好ましいものはクエン酸鉄アンモニウムで
ある。
【0008】鉄分の配合量は鉄量として液剤の0.00
05〜0.05mol/lの割合で配合した場合に本発明の
効果が顕著に発現する。0.0005mol/l未満であれ
ば本発明によらなくとも風味の改善が可能であり、0.
05mol/lを越えて配合すると本発明によっても風味の
改善が満足できないからである。
【0009】本発明で用いる地黄または熟地黄のエキス
は、通常の方法で製造したエキスまたは乾燥エキスであ
り、市販されているものも使用することができる。
【0010】地黄または熟地黄のエキスの配合量は、鉄
分として0.01molに対して、原生薬換算量で40〜
4000mg、好ましくは80〜2300mgである。配合
量が40mg未満であると鉄の独特の風味の改善効果が十
分でなく、4000mgを越えて配合すると生薬自身の味
が目立って、液剤全体の風味が損なわれるからである。
【0011】本発明の鉄分含有液剤は、風味改善効果の
点からpHを2〜4.5の範囲に調節する必要があり、
好ましいpHは3〜4の範囲である。
【0012】本発明の鉄分含有液剤は、液剤製造の通常
の方法で製造することができる。また、風味を損なわな
い限り甘味剤(エリスリトール、マルチトール、マンニ
トール、キシリトール、ソルビトール、ブドウ糖、ショ
糖、果糖、乳糖、ステビア、ソーマチン、シュクラロー
スなど)、pH調節剤(クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、
アスコルビン酸、コハク酸など)、界面活性剤(ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ソルビタ
ン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソル
ビタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロ
ックコポリマー、ポリソルベート類、ラウリル硫酸ナト
リウム、マクロゴール類、ショ糖脂肪酸エステルな
ど)、保存剤(パラベン類、安息香酸塩類など)、香料
(オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム、タン
ジェリン、ユズ、ウンシュウミカン、ナツミカン、ブド
ウ、イチゴ、パイナップル、バナナ、モモ、メロン、ス
イカ、プラム、チェリー、ペア、アプリコット、カーラ
ント、ウメ、マンゴ、マンゴスチン、グアバ、ラズベリ
ー、ブルーベリーなどの果実系フレーバー、緑茶、包種
茶、紅茶、ココア、チョコレート、コーヒー、アーモン
ド、メイプル、バニラ、ウイスキー、ブランデー、ラ
ム、ワイン、リキュール、カクテル、ミックスフレーバ
ー)などの通常液剤に配合される成分を配合することが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明により、風味の良い鉄配合液剤を
提供することが可能になった。
【0014】
【実施例】以下、実施例および試験例により本発明をさ
らに詳細に説明する。
【0015】 実施例1 クエン酸鉄アンモニウム 600mg 熟地黄エキス 1g(原生薬換算) タウリン 10g アスパラギン酸マグネシウム 10g グルコン酸カルシウム 20g ビタミンB2 100mg ビタミンB6 100mg カフェイン 1g イノシトール 1g ニコチン酸アミド 1g 上記処方ならびに異性化糖150g、D−ソルビトール
36gおよびクエン酸6gを精製水に溶解した。クエン
酸ナトリウムにてpHを2.5に調整後、精製水を加
え、1l液剤(鉄濃度0.00625mol/l)とした。
【0016】 実施例2 クエン酸第二鉄 21.6g 地黄エキス 600g(原生薬換算) ムイラプアマエキス 60g(原生薬換算) タウリン 120g 炭酸カルシウム 60g 炭酸マグネシウム 100g 塩酸フルスルチアミン 1.2g ビタミンB12 12mg ビオチン 1.2g ビタミンC 600g 塩化カルニチン 1.2g ビタミンB2 1.2g ビタミンB6 1.2g 葉酸 120mg 無水カフェイン 24g 上記処方ならびに異性化糖7.2kg、ステビア18g
およびクエン酸120gを精製水に溶解した。クエン酸
ナトリウムにてpHを3.5に調整後、精製水を加え、
60l液剤(鉄濃度0.0038mol/l)とした。
【0017】 実施例3 クエン酸鉄 6mg 地黄エキス 20mg(原生薬換算) アスパラギン酸マグネシウム 400mg アスパラギン酸カリウム 400mg タウリン 400mg 塩酸ジセチアミン 5mg ビタミンB2 20mg ビタミンB6 20mg ビタミンC 2g ビタミンE 100mg ビタミンD3 2000I.U. グルコン酸カルシウム 200mg 上記処方ならびにショ糖14g、D−ソルビトール2.
5g、ニッコールHCO60(商品名)50mgおよび
クエン酸50mgを精製水に溶解した。その後クエン酸ナ
トリウムにてpHを4.0に調整後、精製水を加え、1
00ml液剤(鉄濃度0.000625mol/l)とした。
【0018】 実施例4 クエン酸鉄アンモニウム 24g イノシトール 2g アルギニン 200g 熟地黄エキス 560g(原生薬換算) ヨクイニン 50g(原生薬換算) 人参 20g(原生薬換算) ローヤルゼリー 100g タウリン 400g グルコン酸カルシウム 100g アスパラギン酸マグネシウム 200g ビタミンB1 6g ビタミンB2 2g ビタミンB6 2g ビタミンB12 200mg ビタミンE 20g ビオチン 1mg 無水カフェイン 14g 上記処方ならびにショ糖1000g、エリスリトール4
00g、リンゴ酸ナトリウム40gおよびニッコールH
CO60(商品名)50gを精製水で溶解した。その
後、クエン酸にてpHを4.5に調整後、精製水を加
え、10l液剤(鉄濃度0.0125mol/l)とした。
【0019】 実施例5 クエン酸鉄アンモニウム 240mg 熟地黄エキス 20g アスパラギン酸K・Mg混合物 20g 炭酸カルシウム 10g タウリン 10g ニコチン酸アミド 5g ビオチン 1mg ビタミンB2 200mg ビタミンB6 200mg ビタミンC 5g ビタミンD3 5000I.U. 上記処方ならびに異性化糖800g、キシリトール20
0g、リンゴ酸10gおよびクエン酸15gを精製水に
溶解した。クエン酸ナトリウムでpHを2.0に調節
し、精製水で5l液剤(鉄濃度0.05mol/l)とし
た。
【0020】試験例 (試験方法)実施例1のサンプルを常温で3年間放置し
た経変品の鉄の不快風味を試験したところ、65℃で3
日間放置したものと同等の鉄風味が得られたため、風味
試験には65℃3日間放置サンプルを用いた。
【0021】比較として鉄成分のみを配合した処方(処
方1)および鉄風味改善効果が知られているピーチ香料
を配合した処方(処方2)を用い、鉄成分の経時的に増
加する不快風味が本発明により低減される効果を試験し
た。
【0022】被検体として、処方1:0.00625mo
l/lクエン酸鉄化合物水溶液、処方2:0.00625m
ol/lクエン酸鉄+0.4重量%ピーチ香料添加水溶液、
処方3:0.00625mol/lクエン酸鉄+地黄エキス
(原生薬400mg)添加水溶液、処方4:0.0062
5mol/lクエン酸鉄+熟地黄エキス(原生薬400mg)
添加水溶液の4種類を用いた。各処方ともクエン酸によ
りpHを3.5に調節し、被験液とした。
【0023】試験方法としては、65℃3日間放置後の
各被検体を専門のパネラー10名に服用してもらい、鉄
味の程度を、5:非常に強く鉄味がするので服用するの
が難しい、4:強く鉄味がするのが服用することはでき
る、3:鉄味がするが服用することはできる、2:やや
鉄味がするが服用することはできる、1:鉄味がしな
い、の5段階評価でアンケートに答えてもらった。
【0024】結果を表1に示した。
【0025】
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄分ならびに地黄および熟地黄から選ば
    れる生薬の少なくとも1種のエキスを配合し、pHが
    2.0〜4.5であることを特徴とする鉄分含有液剤。
  2. 【請求項2】 鉄分の配合量が、鉄量として0.000
    5〜0.05mol/lである請求項1記載の鉄分含有液
    剤。
  3. 【請求項3】 鉄分がクエン酸鉄アンモニウム、クエン
    酸鉄ナトリウム、塩化第二鉄および硫酸第一鉄から選べ
    れる1種または2種以上である請求項1または2に記載
    の鉄分含有液剤。
  4. 【請求項4】 鉄量として0.01molの鉄分に対し
    て、地黄および熟地黄から選ばれる生薬の少なくとも1
    種のエキスを、原生薬換算量で40〜4000mg配合し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鉄
    分含有液剤。
  5. 【請求項5】 鉄量として0.0005〜0.05mol/
    lの鉄分を含有した液剤において、地黄および熟地黄か
    ら選ばれる生薬の少なくとも1種のエキスを配合したこ
    とを特徴とする鉄分含有液剤。
  6. 【請求項6】 地黄または熟地黄のエキスを配合し、p
    Hを2〜4.5の範囲に調節することによる、鉄分含有
    液剤の風味改善方法。
JP9156403A 1997-06-13 1997-06-13 鉄分含有液剤 Withdrawn JPH111436A (ja)

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Cited By (5)

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