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JPH11142629A - ヒーターミラー - Google Patents

ヒーターミラー

Info

Publication number
JPH11142629A
JPH11142629A JP9313566A JP31356697A JPH11142629A JP H11142629 A JPH11142629 A JP H11142629A JP 9313566 A JP9313566 A JP 9313566A JP 31356697 A JP31356697 A JP 31356697A JP H11142629 A JPH11142629 A JP H11142629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
mirror
heater
weight
fluoride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9313566A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Enomoto
實 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP9313566A priority Critical patent/JPH11142629A/ja
Publication of JPH11142629A publication Critical patent/JPH11142629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが安価、しかも黄金色乃至ブロンズ色
を呈するヒーターミラーを提供すること。 【解決手段】 ミラー基板11の一面に、反射率が約4
0%以上でありかつシート抵抗値が約1〜32Ω/□で
あり、しかも、黄金色乃至ブロンズ色を呈し、かつ反射
光中の紫外線を低減することができ及び又は明るい反射
像が得られるアルミニウムとフッ化物との混合材料から
なる1層の反射薄膜12が、形成され、その1層の反射
薄膜12に電極14が接続されている。この結果、反射
膜が2層から形成されている従来のヒーターミラーと比
較してコストが安価である。しかも、アルミニウムとフ
ッ化物との混合材料からなる反射薄膜12により、黄金
色乃至ブロンズ色を呈する。また、反射光中の紫外線を
低減することができ、及び又は、明るい反射像が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のア
ウトサイドミラー(ドアーミラーやフェンダーミラー
等)やインサイドミラー(ルームミラー等)の車両用後
写鏡に使用されるヒーターミラーに係り、特に、コスト
が安く、しかも、黄金色乃至ブロンズ色を呈するヒータ
ーミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射機能のみならず、表面に付着する水
滴、雨滴、露、雪、氷などの水系付着物を除去するヒー
ターとしての機能をもっているヒーターミラーは、例え
ば、特開平7−223514号公報において記載されて
いる。このヒーターミラーは、ミラー基板と、このミラ
ー基板上に形成された反射率が40%以上である第1層
と、この第1層の上に形成された比抵抗値が20μΩ・
cm以上である第2層と、この第2層に接続された電極
とから構成されている。上述の第1層はアルミニウム、
ニッケル、ニッケル−クロム合金、ニッケル−燐合金か
らなっており、第2層はチタン、チタンシリサイド、ク
ロムシリサイド、窒化タンタル、炭化チタン、炭化タン
グステン、ホウ化ニオブ、鉄−クロム−アルミニウム合
金からなっており、成膜はスパッタリング、真空蒸着、
めっきなどによってなされている。
【0003】そして、例えば、車両用後写鏡として使用
されるヒーターミラーにおいては、充分な後方視認性が
得られるために、約38%以上好ましくは約40%以上
の反射率(JIS D5705に基づいて測定された
値)が要求されている。また、迅速な水除去のヒーター
能力(すなわち、電流が小さいとヒーター能力が小さ
く、かつ電流が大きいと温度制御が困難となり、約1〜
5Aの電流が最適である)が得られると共に、均一な加
温が可能とするために、約1〜32Ω/□のシート抵抗
値が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述の従来の
ヒーターミラーは、反射率が約40%以上でありかつシ
ート抵抗値が約1〜32Ω/□である条件を満たすため
に、2層から形成されている反射膜を使用している。こ
のために、上述の従来のヒーターミラーは、2層から形
成されている反射膜を使用するために、形成時間や工程
数や材料費が嵩み、その分、コストが高いと言う課題が
ある。
【0005】本発明の目的は、コストが安く、しかも、
黄金色乃至ブロンズ色を呈するヒーターミラーを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ミラー基板の一面に、反射率が約40
%以上でありかつシート抵抗値が約1〜32Ω/□であ
り、しかも、黄金色乃至ブロンズ色を呈し、かつ反射光
中の紫外線を低減することができ及び又は明るい反射像
が得られるアルミニウムとフッ化物との混合材料からな
る1層の反射薄膜が、形成され、その1層の反射薄膜に
電極が接続されていることを特徴とする。
【0007】この結果、本発明のヒーターミラーは、反
射率が約40%以上でありかつシート抵抗値が約1〜3
2Ω/□である1層の反射薄膜により、反射膜を形成し
たものであるから、反射膜が2層から形成されている従
来のヒーターミラーと比較して、コストが安価である。
しかも、アルミニウムとフッ化物との混合材料からなる
反射薄膜により、黄金色乃至ブロンズ色を呈する。ま
た、反射光中の紫外線を低減することができ、及び又
は、明るい反射像が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒーターミラーの
実施の形態のうちの3例を添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明のヒーターミラーの一使用例を示す概
略斜視図である。図2は図1におけるII−II線断面
図である。
【0009】この使用例における本発明のヒーターミラ
ーは、無色透明(光透過性)のガラス板(例えば、ソー
ダガラス板等)や合成樹脂板等からなるミラー基板(例
えば、厚みが約2mm、巾が約80mmおよび長さが約
150mmのガラス板)11と、前記ミラー基板11の
一面に形成された、反射率が約40%以上でありかつシ
ート抵抗値が約1〜32Ω/□である1層の反射薄膜
(すなわち、合金膜)12と、前記1層の反射薄膜12
の上下両端に接続された電極14、14とを備える。上
述の電極14、14はリード線13及びスイッチ15を
介して電源16に電気的に接続されている。
【0010】上述の1層の反射薄膜12の形成方法(成
膜工法)としては、例えば、二元(多元)真空蒸着法、
あるいは、スパッタリング法、あるいはめっき法等があ
る。二元(多元)真空蒸着法は、同一真空層内に2個
(複数個)の蒸発源(金属)を使用し、各蒸発源の蒸発
速度を制御して成膜する方法であり、また、スパッタリ
ング法は、合金をターゲットとして使用して成膜する方
法である。
【0011】この使用例における本発明のヒーターミラ
ーは、上述のミラー基板11の一面及び1層の反射薄膜
12及び電極14、14が絶縁性材料(図示せず)によ
り、コーティングされている場合がある。この使用例に
おける本発明のヒーターミラーは、例えば自動車のドア
ーミラーやフェンダーミラー等の車両用後写鏡に使用さ
れる。
【0012】図3乃至及び図6は本発明のヒーターミラ
ーの第1の実施の形態、すなわち反射薄膜2がアルミニ
ウム(Al)とフッ化物としてのフッ化カルシウム(C
aF2 )との混合薄膜から形成されている例を示し、図
3は膜厚が約1000オングストロームである反射薄膜
におけるフッ化カルシウムの組成比率(横軸、重量%)
と反射率(縦軸、%)との実測による相対関係を示した
グラフ、図4は同じく膜厚が約1000オングストロー
ムの1層の反射薄膜におけるフッ化カルシウムの組成比
率(横軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)と
の実測による相対関係を示したグラフ、図5は同じく膜
厚が約1000オングストロームでありかつフッ化カル
シウムの組成比率が約32重量%である反射薄膜から構
成された本発明のヒーターミラー(A)と、クロムの反
射薄膜から構成された従来のヒーターミラー(B)とに
おける波長(横軸、nm)と分光反射率(縦軸、%)と
の実測による相対関係(分光反射特性)を示したグラ
フ、図6は標準比視感度曲線を示したグラフである。
【0013】この第1の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約32重量
%のフッ化カルシウムと約68重量%のアルミニウムと
の混合材料において、膜厚が約1000オングストロー
ムである(このときの比抵抗値は約9.5×10-5Ω・
cmである)反射薄膜12を、1層形成してなるもので
ある。この第1の実施の形態のヒーターミラーにおい
て、ミラー基板11の表面(反射薄膜12と反対側の
面)から測定した反射率(JIS D5705に基づい
て測定された値)は、図3に示すように、約54%Rで
あり、またシート抵抗値は、図4に示すように、約9.
5Ω/□であるから、反射率が約40%以上でありかつ
シート抵抗値が約1〜32Ω/□であるヒーターミラー
としての条件を充分に満たすことができる。
【0014】しかも、この第1の実施の形態のヒーター
ミラーにおいては、アルミニウムとフッ化カルシウムと
の混合材料からなる反射薄膜12により、黄金色乃至ブ
ロンズ色を呈する。すなわち、防眩ミラーとしての機能
をも果たすことができる。また、反射光中の紫外線を低
減することができ、及び、明るい反射像が得られる。す
なわち、図5に示すように、この第1の実施の形態にお
ける本発明のヒーターミラー(A)は、従来のヒーター
ミラー(B)と比較して、波長380nm以下における
分光反射率が小であるあから、反射光中の紫外線(有害
光線380nm以下の光)を約20%低減することがで
きる。また、図6に示すように、明、暗の比視感度のピ
ーク値は、明所視において560nm、暗所視において
510nmであるから、図5に示すように、この第1の
実施の形態における本発明のヒーターミラー(A)は、
従来のヒーターミラー(B)と比較して、波長560n
mと波長510nmにおける分光反射率が大であるか
ら、明るい反射像が得られる。
【0015】この第1の実施の形態において、反射薄膜
12は、組成比率がアルミニウム約65〜90重量%、
フッ化カルシウム約35〜10重量%であり、また、膜
厚が約500〜1500オングストロームであり、さら
に、比抵抗値が約1.6〜13.0×10-5Ω・cmで
ある範囲内が好ましい。すなわち、フッ化カルシウムの
組成比率が約10〜35重量%の場合においては、図3
に示すように、反射率が約48%R以上である。また、
膜厚が約500〜1500オングストロームでありかつ
比抵抗値が約1.6〜13.0×10-5Ω・cmである
場合においては、シート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、
シート抵抗値が約1.1〜26.0Ω/□となる。
【0016】図7乃至図9は本発明のヒーターミラーの
第2の実施の形態、すなわち反射薄膜2がアルミニウム
(Al)とフッ化物としてのフッ化セリウム(Ce
3 )との混合薄膜から形成されている例を示し、図7
は膜厚が約1050オングストロームである反射薄膜に
おけるフッ化セリウムの組成比率(横軸、重量%)と反
射率(縦軸、%)との実測による相対関係を示したグラ
フ、図8は同じく膜厚が約1050オングストロームの
1層の反射薄膜におけるフッ化セリウムの組成比率(横
軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測
による相対関係を示したグラフ、図9は同じく膜厚が約
1050オングストロームでありかつフッ化セリウムの
組成比率が約40重量%である反射薄膜から構成された
本発明のヒーターミラー(A′)と、クロムの反射薄膜
から構成された従来のヒーターミラー(B)とにおける
波長(横軸、nm)と分光反射率(縦軸、%)との実測
による相対関係(分光反射特性)を示したグラフであ
る。
【0017】この第2の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約40重量
%のフッ化セリウムと約60重量%のアルミニウムとの
混合材料において、膜厚が約1050オングストローム
である(このときの比抵抗値は約1.4×10-4Ω・c
mである)反射薄膜12を、形成してなるものである。
この第2の実施の形態のヒーターミラーにおいて、ミラ
ー基板11の表面(反射薄膜12と反対側の面)から測
定した反射率(JIS D5705に基づいて測定され
た値)は、図7に示すように、約45%Rであり、また
シート抵抗値は、図8に示すように、約13.3Ω/□
であるから、反射率が約40%以上でありかつシート抵
抗値が約1〜32Ω/□であるヒーターミラーとしての
条件を充分に満たすことができる。
【0018】しかも、この第2の実施の形態のヒーター
ミラーにおいては、アルミニウムとフッ化セリウムとの
混合材料からなる反射薄膜2により、黄金色乃至ブロン
ズ色を呈する。すなわち、防眩ミラーとしての機能をも
果たすことができる。また、反射光中の紫外線を低減す
ることができる。すなわち、図9に示すように、この第
2の実施の形態における本発明のヒーターミラー
(A′)は、従来のヒーターミラー(B)と比較して、
波長380nm以下における分光反射率が小であるあか
ら、反射光中の紫外線(有害光線380nm以下の光)
を約20%低減することができる。
【0019】この第2の実施の形態において、反射薄膜
2は、組成比率がアルミニウム約60〜90重量%、フ
ッ化セリウム約40〜10重量%であり、また、膜厚が
約500〜1500オングストローム以上であり、さら
に、比抵抗値が約1.9〜16.0×10-5Ω・cmで
ある範囲内が好ましい。すなわち、フッ化セリウムの組
成比率が約10〜45重量%の場合においては、図7に
示すように、反射率が約40%R以上である。また、膜
厚が約500〜1500オングストロームでありかつ比
抵抗値が約1.9〜16.0×10-5Ω・cmである場
合においては、シート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シ
ート抵抗値が約1.3〜32.0Ω/□となる。
【0020】図10乃至図12は本発明のヒーターミラ
ーの第3の実施の形態、すなわち反射薄膜2がアルミニ
ウム(Al)とフッ化物としてのフッ化マグネシウム
(MgF2 )との混合薄膜から形成されている例を示
し、図10は膜厚が約1000オングストロームである
反射薄膜におけるフッ化マグネシウムの組成比率(横
軸、重量%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対
関係を示したグラフ、図11は同じく膜厚が約1000
オングストロームの1層の反射薄膜におけるフッ化マグ
ネシウムの組成比率(横軸、重量%)とシート抵抗値
(縦軸、Ω/□)との実測による相対関係を示したグラ
フ、図12は同じく膜厚が約1000オングストローム
でありかつフッ化マグネシウムの組成比率が約30重量
%である反射薄膜から構成された本発明のヒーターミラ
ー(A′′)と、クロムの反射薄膜から構成された従来
のヒーターミラー(B)とにおける波長(横軸、nm)
と分光反射率(縦軸、%)との実測による相対関係(分
光反射特性)を示したグラフである。
【0021】この第3の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約30重量
%のフッ化マグネシウムと約70重量%のアルミニウム
との混合材料において、膜厚が約1000オングストロ
ームである(このときの比抵抗値は約1.3×10-4Ω
・cmである)反射薄膜12を、形成してなるものであ
る。この第3の実施の形態のヒーターミラーにおいて、
ミラー基板11の表面(反射薄膜12と反対側の面)か
ら測定した反射率(JIS D5705に基づいて測定
された値)は、図10に示すように、約50%Rであ
り、またシート抵抗値は、図8に示すように、約7.5
Ω/□であるから、反射率が約45%以上でありかつシ
ート抵抗値が約3〜24Ω/□であるヒーターミラーと
しての条件を充分に満たすことができる。
【0022】この第3の実施の形態のヒーターミラーに
おいては、アルミニウムとフッ化マグネシウムとの混合
材料からなる反射薄膜2により、黄金色乃至ブロンズ色
を呈する。すなわち、防眩ミラーとしての機能をも果た
すことができる。また、明るい反射像が得られる。すな
わち、図6に示すように、明、暗の比視感度のピーク値
は、明所視において560nm、暗所視において510
nmであるから、図12に示すように、この第3の実施
の形態における本発明のヒーターミラー(A′′)は、
従来のヒーターミラー(B)と比較して、分光反射率が
大であるから、明るい反射像が得られる。
【0023】この第3の実施の形態において、反射薄膜
12は、組成比率がアルミニウム約60〜85重量%、
フッ化マグネシウム約40〜15重量%であり、また、
膜厚が約500〜1500オングストローム以上であ
り、さらに、比抵抗値が約2.1〜14.0×10-5Ω
・cmである範囲内が好ましい。すなわち、フッ化マグ
ネシウムの組成比率が約15〜40重量%の場合におい
ては、図10に示すように、反射率が約45%R以上で
ある。また、膜厚が約500〜1500オングストロー
ムでありかつ比抵抗値が約2.1〜14.0×10-5Ω
・cmである場合においては、シート抵抗値=比抵抗値
÷膜厚から、シート抵抗値が約1.4〜28.0Ω/□
となる。
【0024】
【発明の効果】本発明のヒーターミラーは、以上説明し
たように、反射率が約40%以上でありかつシート抵抗
値が約1〜32Ω/□である1層の反射薄膜により、反
射膜を形成したものであるから、反射膜が2層から形成
されている従来のヒーターミラーと比較して、コストが
安価である。しかも、アルミニウムとフッ化物との混合
材料からなる反射薄膜により、黄金色乃至ブロンズ色を
呈する。また、反射光中の紫外線を低減することがで
き、及び又は、明るい反射像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒーターミラーの一使用例を示した概
略斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本発明のヒーターミラーの第1の実施の形態、
すなわち反射薄膜がアルミニウムとフッ化カルシウムと
の混合薄膜から形成されている例を示し、膜厚が約10
00オングストロームである反射薄膜におけるフッ化カ
ルシウムの組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係を示したグラフである。
【図4】同じく膜厚が約1000オングストロームの1
層の反射薄膜におけるフッ化カルシウムの組成比率(横
軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測
による相対関係を示したグラフである。
【図5】同じく膜厚が約1000オングストロームであ
りかつフッ化カルシウムの組成比率が約32重量%であ
る反射薄膜から構成された本発明のヒーターミラーと、
クロムの反射薄膜から構成された従来のヒーターミラー
とにおける波長(横軸、nm)と分光反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係(分光反射特性)を示した
グラフである。
【図6】標準比視感度曲線を示したグラフである。
【図7】本発明のヒーターミラーの第2の実施の形態、
すなわち反射薄膜がアルミニウムとフッ化セリウムとの
混合薄膜から形成されている例を示し、膜厚が約100
0オングストロームである反射薄膜におけるフッ化セリ
ウムの組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、%)
との実測による相対関係を示したグラフである。
【図8】同じく膜厚が約1050オングストロームの1
層の反射薄膜におけるフッ化セリウムの組成比率(横
軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測
による相対関係を示したグラフである。
【図9】同じく膜厚が約1000オングストロームであ
りかつフッ化セリウムの組成比率が約40重量%である
反射薄膜から構成された本発明のヒーターミラーと、ク
ロムの反射薄膜から構成された従来のヒーターミラーと
における波長(横軸、nm)と分光反射率(縦軸、%)
との実測による相対関係(分光反射特性)を示したグラ
フである。
【図10】本発明のヒーターミラーの第3の実施の形
態、すなわち反射薄膜がアルミニウムとフッ化マグネシ
ウムとの混合薄膜から形成されている例を示し、膜厚が
約1000オングストロームである反射薄膜におけるフ
ッ化マグネシウムの組成比率(横軸、重量%)と反射率
(縦軸、%)との実測による相対関係を示したグラフで
ある。
【図11】同じく膜厚が約1000オングストロームの
1層の反射薄膜におけるフッ化マグネシウムの組成比率
(横軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との
実測による相対関係を示したグラフである。
【図12】同じく膜厚が約1000オングストロームで
ありかつフッ化マグネシウムの組成比率が約30重量%
である反射薄膜から構成された本発明のヒーターミラー
と、クロムの反射薄膜から構成された従来のヒーターミ
ラーとにおける波長(横軸、nm)と分光反射率(縦
軸、%)との実測による相対関係(分光反射特性)を示
したグラフである。
【符号の説明】
11…ミラー基板、12…1層の反射薄膜、14…電
極。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー基板と、 前記ミラー基板の一面に形成され、反射率が約40%以
    上でありかつシート抵抗値が約1〜32Ω/□であり、
    しかも、黄金色乃至ブロンズ色を呈し、かつ反射光中の
    紫外線を低減することができ及び又は明るい反射像が得
    られるアルミニウムとフッ化物との混合材料からなる1
    層の反射薄膜と、 前記1層の反射薄膜に接続された電極と、 を備えたことを特徴とするヒーターミラー。
  2. 【請求項2】 前記1層の反射薄膜は、約65〜90重
    量%のアルミニウムと約35〜10重量%のフッ化カル
    シウムとの混合薄膜から形成されており、その膜厚が約
    500〜1500オングストロームであり、かつその比
    抵抗値が約1.6〜13.0×10-5Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
  3. 【請求項3】 前記1層の反射薄膜は、約60〜90重
    量%のアルミニウムと約40〜10重量%のフッ化セリ
    ウムとの混合薄膜から形成されており、その膜厚が約5
    00〜1500オングストロームであり、かつその比抵
    抗値が約1.9〜6.0×16.0-5Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
  4. 【請求項4】 前記1層の反射薄膜は、約60〜85重
    量%のアルミニウムと約40〜15重量%のフッ化マグ
    ネシウムとの混合薄膜から形成されており、その膜厚が
    約500〜1500オングストロームであり、かつその
    比抵抗値が約2.1〜14.0×10-5Ω・cmである
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
JP9313566A 1997-11-14 1997-11-14 ヒーターミラー Pending JPH11142629A (ja)

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