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JPH11140576A - フランジ長さのばらつきの小さい缶胴体用アルミニウム合金板およびその製造方法 - Google Patents

フランジ長さのばらつきの小さい缶胴体用アルミニウム合金板およびその製造方法

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Publication number
JPH11140576A
JPH11140576A JP30553297A JP30553297A JPH11140576A JP H11140576 A JPH11140576 A JP H11140576A JP 30553297 A JP30553297 A JP 30553297A JP 30553297 A JP30553297 A JP 30553297A JP H11140576 A JPH11140576 A JP H11140576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
annealing
hot
aluminum alloy
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30553297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Urayoshi
幸男 浦吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP30553297A priority Critical patent/JPH11140576A/ja
Publication of JPH11140576A publication Critical patent/JPH11140576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ長さのばらつきの小さい缶胴体用ア
ルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 Si0.25〜0.35wt%、Fe0.
30〜0.50wt%、Cu0.1〜0.25wt%、Mn
0.9〜1.2wt%、Mg0.9〜1.4wt%、さらに
Ti0.005〜0.05wt%を単独で或いはB0.0
001〜0.01wt%とともに含有し、残部がAlと不
可避的不純物からなり、導電率が38〜46%IAC
S、ネッキング後の耳が45°耳で耳率が0.05%以
下のAl合金板。前記組成のAl合金鋳塊に、均質化
焼鈍、熱間粗圧延、熱間仕上圧延、中間焼鈍、
冷間圧延、仕上焼鈍の各工程を、前記、、、
の各工程を必須工程、、の各工程を選択工程とし、
各工程の温度条件などを適正に選定して、順に施すこと
により容易に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フランジ長さのば
らつきの小さい缶胴体用アルミニウム合金板およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料缶などの缶胴体用アルミニウム合金
板は、通常、JIS−3004合金鋳塊に、均質化焼
鈍、熱間圧延、冷間圧延、焼鈍、冷間圧延を順に施して
製造される。必要に応じてさらに仕上焼鈍、脱脂洗浄、
カッピング用潤滑油塗布などが施される。ところで、前
記合金板には耳率(圧延円板をカップ状に絞ったときの
周縁部に生じる凸部と凹部の高さの差(耳)のカップ高
さに対する比率)の問題がある。すなわち、耳率が大き
いと、 (1)カップ成形時に耳先端から剥離するチップに
よりピンホールやティアーオフが発生する、 (2)フラン
ジ成形後の缶の寸法精度が低下する、 (3)缶胴体成形後
のトリミング量を増やす必要がある、 (4)トリミングし
ても缶周縁部の凹部を完全に除去できないなどの問題が
ある。そして、この耳率については、最近の缶の縮径化
に伴い、ネッキング後にも耳が生じ、この耳によりその
後のフランジ加工でフランジ長さがばらついて缶蓋の巻
き締めが良好に行えないという新たな問題が生じてい
る。このようなことから、ネッキング後にも耳率の小さ
い合金板、すなわちフランジ長さのばらつきの小さい合
金板が要求されるようになってきている。
【0003】ところで、合金板の耳率の大きさは、その
結晶学的異方性に影響され、熱間圧延終了後或いは焼鈍
中に形成される再結晶集合組織成分(立方体方位の再結
晶粒:主に0°−90°耳)と、冷間圧延により形成さ
れる圧延集合組織成分(R方位の再結晶粒:45°耳)
とが、一方に片寄ると大きくなり、バランスすると小さ
くなる。なお、前記再結晶粒には亜結晶粒も含まれる。
【0004】近年は、缶胴体の薄肉化に対応して冷間加
工率を大きくして缶強度を高めるようにしているため、
圧延集合組織成分が増加する傾向にある。このため熱間
圧延条件を厳密に規定して、立方体方位再結晶粒を優先
的に成長させる方法が提案されている(特開平4−22
8551号、特開平6−158244号)。しかし、最
近の缶の縮径化に伴いユーザーからのフランジ長さのば
らつき低減が厳しく要求されるようになり、熱間圧延条
件だけを規定したのでは、フランジ長さのばらつきを小
さくするのが困難になってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者等は、立方体方位再結晶粒を増加させる方法を
検討し、その中で、熱間圧延後のコイルの自己発熱或い
は焼鈍加熱により析出物を起点としてR方位の再結晶粒
が成長し、これが立方体方位の再結晶粒の成長を阻害し
ていることを知見し、さらに析出物が析出し難い、鋳塊
の均質化焼鈍条件、熱間圧延条件、中間焼鈍条件などを
究明して本発明を完成させるに至った。本発明は、フラ
ンジ長さのばらつきの小さい缶胴体用アルミニウム合金
板およびその製造方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
Si0.25〜0.35wt%、Fe0.30〜0.50
wt%、Cu0.1〜0.25wt%、Mn0.9〜1.2
wt%、Mg0.9〜1.4wt%、さらにTi0.005
〜0.05wt%を単独で或いはB0.0001〜0.0
1wt%とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物か
らなり、導電率が38〜46%IACS、ネッキング後
の耳が45°耳で耳率が0.05%以下であることを特
徴とするフランジ長さのばらつきの小さい缶胴体用アル
ミニウム合金板である。
【0007】請求項2記載の発明は、Si0.25〜
0.35wt%、Fe0.30〜0.50wt%、Cu0.
1〜0.25wt%、Mn0.9〜1.2wt%、Mg0.
9〜1.4wt%、さらにTi0.005〜0.05wt%
を単独で或いはB0.0001〜0.01wt%とともに
含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニ
ウム合金鋳塊に、均質化焼鈍、熱間粗圧延、熱間
仕上圧延、中間焼鈍、冷間圧延、仕上焼鈍の各工
程を、前記、、、の各工程を必須工程、、
の各工程を選択工程として、順に施すアルミニウム合金
板の製造方法であって、均質化焼鈍を、580〜61
5℃で4時間以上保持したのち、550℃から400℃
までの温度範囲を20℃/時間以上の速度で冷却して施
し、熱間粗圧延を、均質化焼鈍後そのままの温度で或
いは一旦冷却後30℃/時間以上の速度で再加熱して開
始し、終了温度を400〜480℃として施し、熱間
仕上圧延を、熱間粗圧延終了後5分以内に開始し、スタ
ンド数3以上のタンデム式圧延機を用い、総圧延率を8
0%以上、終了板厚を1.8〜3.0mm、終了温度を
310〜350℃として施し、中間焼鈍を、連続焼鈍
炉を用いて100℃/分以上の速度で加熱して400〜
460℃に0〜120秒間保持したのち、100℃/分
以上の速度で70℃以下に冷却して施し、冷間圧延を
圧延率80〜90%で施し、仕上焼鈍を100〜15
0℃に保持して施すことを特徴とする請求項1記載のフ
ランジ長さのばらつきの小さい缶胴体用アルミニウム合
金板の製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、再結晶集合組織成分
(主に0°−90°耳)の成長を阻害する析出物の析出
を抑えてネッキング後の耳率を小さくし、以て、フラン
ジング後のフランジ長さのばらつきを低減したアルミニ
ウム合金板で、析出物の数密度(単位体積当たりの析出
物の数)は、析出物の数密度と比例関係にある導電率を
指標にして調整する。本発明において、アルミニウム合
金板の導電率を38〜46%IACSに限定する理由
は、導電率が46%IACSを超えるほどに析出物の数
密度が高くなると、つまりSiやCuなどの合金元素の
固溶量が少なくなると、これら析出物が焼鈍時に立方体
方位再結晶粒の成長を阻害し、ネッキング後の耳率およ
びフランジング後のフランジ長さのばらつきが大きくな
るためである。また導電率が38%IACS未満になる
ほどに析出物の数密度が低くなると、つまりSiやCu
などの合金元素の固溶量が多くなると、これら固溶元素
が後の塗装焼付け工程で多量に析出してフランジ成形性
が低下するためである。また、ネッキング後の耳率を
0.05%以下に限定する理由は、0.05%を超える
と缶蓋の巻き締めが良好に行えなくなるためである。
【0009】次に本発明のアルミニウム合金板の合金成
分について説明する。SiはAl−Mn−Fe系晶出物
に相変態を起こさせ、Al−Mn−Fe−Si系析出物
を形成してその硬度を高め、しごき加工性の向上に寄与
する。Siの含有量を0.25〜0.35wt%に限定す
る理由は、0.25wt%未満ではその効果が十分に得ら
れず、0.35wt%を超えると晶出物が巨大化して、逆
にしごき加工性が低下するためである。
【0010】FeはMnの晶出を促進するとともにその
分布状態を均一化してDI成形性を向上させる。Feの
含有量を0.30〜0.50wt%に限定する理由は、
0.30wt%未満ではその効果が十分に得られず、0.
50wt%を超えると前述のAl−Mn−Fe系の巨大初
晶化合物が発生し易くなるためである。Feの望ましい
含有量は0.35〜0.45wt%である。
【0011】Cuは缶底部の強度向上に寄与する。Cu
の含有量を0.1〜0.25wt%に限定する理由は、
0.1wt%未満では強度が不十分で、DI成形で十分な
耐圧強度が得られず、0.25wt%を超えると加工硬化
が大きくなってしごき加工性が低下するためである。
【0012】Mnは強度とDI成形性の向上に寄与す
る。MnがDI成形性を向上させる理由は、Mnが固体
潤滑作用を有するAl−Mn系、Al−Mn−Fe系、
Al−Mn−Fe−Si系などの晶出物を形成するため
である。DI成形には、通常エマルジョン型の潤滑剤が
使用されるがこれだけでは潤滑が不十分であり、合金型
と金型との凝着によるビルトアップが発生してゴーリン
グ又はスコアリングと呼ばれる擦り傷や焼付けが発生す
ることがある。Mnを適量含有させると、前記ビルトア
ップが発生しなくなる。Mnの含有量を0.9〜1.2
wt%に限定する理由は、0.9wt%未満ではDI成形性
が十分向上しない上、強度も不足し、1.2wt%を超え
るとDI成形性および強度向上効果が飽和する上、前述
のように溶解鋳造時にFeと結合して、時として径が数
mm程度の巨大なAl−Mn−Fe系初晶化合物が発生
し易くなり、これが圧延後も残存してDI成形時に割れ
やピンホールを発生させるためである。Mnの望ましい
含有量は1.0〜1.2wt%である。
【0013】Mgは強度向上に寄与し、特に缶底部の強
度向上に有効である。Mgの含有量を0.9〜1.4wt
%に限定する理由は、0.9wt%未満ではその効果が十
分に得られず、1.4wt%を超えると加工硬化し易くな
り、DI成形時のしごき加工で割れの発生頻度が高くな
るためである。強度とDI成形性が良好にバランスする
Mgの最適含有量は、他元素の添加量や製造条件により
やや変化するが1.0〜1.35wt%、特には1.1〜
1.3wt%である。
【0014】Ti、またはTiおよびBは、鋳塊の結晶
粒を均一微細化して加工性や成形性を向上させる。Ti
の含有量を0.005〜0.05wt%に限定する理由
は、0.005wt%未満では鋳塊結晶粒が十分に均一微
細化せず、0.05wt%を超えると溶解鋳造時にAl−
Ti系の巨大双晶化合物が発生し易くなるためである。
この巨大双晶化合物は圧延後も残存してDI成形時に割
れやピンホールの発生原因になる。BはTiの効果を助
長する。Bが0.0001wt%未満ではその効果が十分
に得られず、0.01wt%を超えるとTi−B系の巨大
双晶化合物が溶解鋳造時に発生し易くなり、前述の巨大
双晶化合物による弊害が生じる。不純物は、Znは0.
3wt%以下、Crは0.3wt%以下、Zrは0.1wt%
以下、Vは0.1wt%以下であれば、本発明合金板の特
性が損なわれることがなく含有されていても問題ない。
【0015】請求項2の発明は請求項1の発明合金板の
製造方法であって、立法体方位の再結晶粒の成長を阻害
する析出物の数密度を、均質化焼鈍条件、熱間圧延条
件、中間焼鈍条件などを選定することにより低下させて
フランジ長さのばらつきを小さくした合金板が製造でき
る。前記析出物の数密度は導電率を指標として調整され
る。
【0016】本発明では、所定組成のアルミニウム合金
を、例えばDC鋳造法(半連続鋳造法)により鋳塊と
し、この鋳塊に均質化焼鈍を施して合金元素の分布を均
質化する。前記均質化焼鈍で580〜615℃で4時間
以上保持する理由は、580℃未満でも、4時間未満で
も均質化が十分に行えず、615℃を超えると鋳塊表面
に膨れが生じたりするためである。生産性を配慮した最
も望ましい保持条件は590〜610℃で6〜12時間
である。前記条件で保持したのちの冷却において、55
0℃から400℃の合金元素が析出し易い温度範囲を2
0℃/時間以上の速度で急速冷却して、Al−Mn−F
e−Si系化合物(析出物)などの析出を抑えるためで
ある。冷却速度が20℃/時間以上では合金元素の析出
を十分に抑えることができない。
【0017】本発明では、均質化焼鈍後の熱間粗圧延と
熱間仕上圧延により、マトリックス中に再結晶核となる
歪みが集中した部分すなわち遷移帯(trasition band)
が形成されると同時に再結晶粒成長の駆動力となる歪み
を多く蓄積させる。こうすることにより立方体方位再結
晶粒が優先した組織が得られる。
【0018】本発明において、熱間粗圧延は、均質化焼
鈍後の鋳塊の自己発熱を利用して行うと、析出物の数密
度が低下し、また時間と加熱費が節減できて望ましい。
一旦冷却し再加熱して行う場合は30℃/時間以上の速
度で急速加熱する。前記速度未満で再加熱したのでは合
金元素の析出物の数密度が高くなりフランジ長さのばら
つきが大きくなる。熱間粗圧延は400〜550℃の温
度で行うのが望ましい。400℃未満では析出物の数密
度が急激に増加して立方体方位再結晶粒の成長が抑制さ
れ、また550℃を超えると熱間圧延板の表面が酸化し
たり、再結晶粒が粗大化して成形性が低下する場合があ
る。
【0019】本発明において、熱間粗圧延終了温度を4
00〜480℃に限定する理由は、400℃未満では、
析出物の数密度が急激に増加して立方体方位再結晶粒の
成長が抑制され、また次の熱間仕上圧延で圧延温度が低
くなってエッジ割れが生じ、480℃を超えると、次の
熱間仕上圧延で立方体方位再結晶粒の駆動力となる歪み
が十分蓄積されなくなるためである。また熱間粗圧延か
ら熱間仕上圧延開始までの時間を5分以内に限定する理
由は、5分を超えると熱間粗圧延で蓄積された歪みが回
復してしまうためである。特に望ましい熱間粗圧延終了
温度は400〜450℃、熱間粗圧延終了後、熱間仕上
圧延開始までの時間は3分以内である。
【0020】本発明において、熱間仕上圧延では合金板
を所定寸法に仕上げるとともに、熱間仕上圧延終了後の
組織をその自己発熱により再結晶組織とする。この熱間
仕上圧延工程で、スタンド数3以上のタンデム式熱間圧
延機を用いる理由は、スタンド数が3未満では、1スタ
ンドあたりの圧延率が大きくなり、熱延板の表面性状を
保ちつつ歪みを蓄積するのが困難なためである。熱間仕
上圧延での総圧延率を80%以上にする理由は、80%
未満では歪みの蓄積が不十分であり、熱間仕上圧延後の
コイルアップ時或いは焼鈍時に立方体方位再結晶粒を得
るための駆動力が不足し耳率が増加するためである。ま
た終了板厚を1.8〜3.0mmに限定する理由は、
1.8mm未満では熱延板の表面性状(焼付き、肌荒れ
など)や板厚プロフィールが悪化し、3.0mmを超え
ると、最終板厚(0.28〜0.35mm)までの冷間
圧延率が高くなり、R方位の再結晶粒が増加しフランジ
長さのばらつきが大きくなるためである。また熱間仕上
圧延での圧延終了温度を310〜350℃に限定する理
由は、310℃未満では室温まで冷却したあとの再結晶
率が不十分となり立法体方位の再結晶粒が不足し、35
0℃を超えると焼付きや肌荒れが生じて熱延板の表面性
状が悪化するためである。前記再結晶率は、本発明者等
の実験によると85%以上が望ましい。再結晶率が85
%未満では、その後焼鈍を行って完全再結晶にしても、
焼鈍時にR方位再結晶粒も成長するため立方体方位再結
晶粒だけを増加させることは困難である。
【0021】前記熱間仕上圧延後に、必要に応じて中間
焼鈍を施す。この中間焼鈍を400〜460℃の温度範
囲に0〜120秒保持して行う理由は、400℃未満で
は完全再結晶組織が得られず、その後の冷間圧延で強度
が上がりすぎてDI成形性が低下し、460℃を超えま
たは120秒を超えるとCu、Siなどの析出物が多量
に再固溶し、これが塗装焼付け時に析出してフランジ成
形性が低下するためである。保持時間0秒とは目標温度
に到達後直ちに冷却することである。加熱速度、冷却速
度をともに100℃/分以上に限定する理由は、いずれ
の場合も、100℃/分未満では固溶したCuおよびS
iが析出して、次の冷間圧延工程で十分な強度が得られ
なくなるためである。特に冷却の場合は析出し易いので
より急速な冷却が望ましい。
【0022】本発明において、冷間圧延では、缶胴体と
して必要な強度が付与される。この冷間圧延での圧延率
を80〜90%に限定する理由は、80%未満では得ら
れる合金板の耐圧強度が不足し、90%を超えるとDI
成形時の45°耳率が大きくなり、また強度が高くなり
すぎて、DI成形性時にカッピング割れや缶底割れが高
頻度に発生するためである。冷間圧延での終了板厚は、
通常、0.28〜0.35mmである。
【0023】本発明では、冷間圧延後、必要に応じて仕
上焼鈍を施す。この仕上焼鈍により加工組織が回復し、
DI成形性や缶底成形性が向上する。仕上焼鈍温度を1
00〜150℃に限定する理由は、100℃未満ではそ
の回復効果が十分に得られず、150℃を超えると固溶
元素が析出し過ぎて(導電率が46%を超えて)DI成
形性やフランジ成形性が低下するためである。特に望ま
しい仕上焼鈍温度は115〜150℃である。仕上焼鈍
時間は、4時間以下が望ましく、4時間を超えると固溶
元素が析出してDI成形性が低下する。特には1〜3時
間が望ましい。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)表1に示す本発明例組成のアルミニウム合
金を常法により溶解鋳造して厚さ500mmのスラブ
(鋳塊)とし、このスラブを490mm厚さに面削した
のち、600℃で6時間均質化焼鈍し、次いでこれを冷
却速度80℃/時間で室温まで放冷し、次いで昇温速度
50℃/時間で530℃まで再加熱して、30mm厚さ
まで熱間粗圧延した。熱間粗圧延終了温度は420℃
で、その3分後(このときの再結晶率は5%)にスタン
ド数4の圧延機を用いてを熱間仕上圧延開始し、厚さ
2.2mm(仕上圧延での総圧延率:92.7%)の熱
延材を得た。熱間仕上圧延の終了温度は320℃で熱間
圧延材の再結晶率は100%であった。熱間圧延終了
後、連続焼鈍炉により400℃で0秒(400℃に到達
後直ちに空冷)焼鈍した。このときの加熱速度は850
℃/分、冷却速度は1000℃/分であった。次いで常
法により板厚0.3mmまで冷間圧延(冷間圧延率:8
7.5%)し、続いて115℃で2時間の仕上焼鈍を施
して缶胴体用アルミニウム合金板を製造した。この合金
板の導電率を測定したところ、いずれも41〜46%I
ACSの範囲内であった。なお、前記再結晶率は、熱延
板断面における再結晶粒の占める断面積比率である。
【0025】(比較例1)表1に示す比較例組成のアル
ミニウム合金を用いた他は、実施例1と同じ方法により
缶胴体用アルミニウム合金板を製造した。
【0026】このようにして得られた合金板について、
引張強度、DI成形性、ネッキング後の耳率、フランジ
成形性を調査した。引張強度は、前記合金板を200℃
で20分間加熱し(塗装焼付け条件)、加熱前後の引張
強さ(TS)と0.2%耐力(YS)を測定した。DI
成形性は炭酸飲料用の缶胴体(内径66mmφ、側壁板
厚103μm、側壁先端部板厚165μm)にDI成形
して調査した。ネッキング耳率は前記のDI缶胴を、ト
リミングと洗浄を施した後、200℃で20分加熱し、
次いでネッキング加工を施して開口部の耳率を測定し
た。フランジ成形性は、角度90°の円錐状の治具をフ
ランジ割れが発生するまで押し込み、割れが発生した時
の開口部の径D(mm)を測定し、これを下式に代入
し、開口部の径の限界増加率Pを求めて評価した。 P=[(D−d)/d]×100%。 (式中dはネッキング加工後の開口部の内径、mm)。
結果を表2に示す。評価基準は、ネッキング後の耳率
0.05%以内、加熱熱処理(200℃×20分)後の
耐力250MPa以上、フランジ成形での口径の限界増
加率15%以上を良好とした。ネッキング後の耳が45
°耳で耳率が0.05%以下のものはフランジ長さのば
らつきが小さく缶蓋の巻き締めが問題なく行える。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表2から明らかなように、本発明例(No.A
〜D) は、ネッキング後の耳が45°耳で耳率が0.0
5%以下と低く、またフランジ成形での口径の限界増加
率Pも15%以上と大きく、フランジ成形性が良好であ
った。200℃で20分加熱(塗装焼付け条件)後の耐
力(YS)は250MPa以上であり缶底部の耐圧強度
も問題なく、DI成形性も良好であった。これに対し、
比較例の No.E、Fは、いずれもMgまたはMnの量が
多いため200℃で20分の焼付加熱により引張強さが
高くなっており、DI成形において破胴(しごき割れ)
が発生した。No.GはSiとCuの固溶量が多くなり、
これが塗装焼付け時に析出してフランジ成形性が劣っ
た。No.HはMg添加量が少ないため強度が低下した。N
o.IはMnの添加量が少ないためDI成形で焼付けが生
じた。No.JはCuとSiの添加量が少ないため強度が
低下した。
【0030】(実施例2)表1に示した No.Aのアルミ
ニウム合金を常法により溶解鋳造して厚さ500mmの
鋳塊(スラブ)とし、このスラブを490mm厚さに面
削し、次いでこれに均質化焼鈍、冷却、加熱処理、熱間
粗圧延、仕上圧延を順に施して熱延コイルを得た。この
熱延コイルを室温まで冷却し、その後、中間焼鈍を施
し、或いは中間焼鈍を施さないで、常法にて冷間圧延し
てアルミニウム合金板を製造した。均質化焼鈍、熱間圧
延、焼鈍、冷間圧延などの製造条件は、表3に示すよう
に本発明の請求項2で限定した範囲内で種々に変化させ
た。
【0031】(比較例2)製造条件を、表4に示す本発
明の請求項2に限定した範囲外とした他は、実施例2と
同じ方法によりアルミニウム合金板を製造した。
【0032】このようにして得られた各々の合金板につ
いて、実施例1と同じ方法により、引張強度、DI成形
性、ネッキング後の耳率、フランジ成形性を調査した。
結果を表5、6に示す。評価基準は、実施例1の場合と
同じにした。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】表5、6から明らかなように、本発明例
(No.1〜10) は、いずれもネッキング後の耳率も0.0
5%以内と低く、フランジ成形性も良好であった。また
焼付けに相当する加熱処理後の強度(耐力)も250M
Pa以上で、缶底部の強度も問題のない水準にあり、さ
らにDI成形性も良好であった。これに対し、比較例の
No.11は均質化焼鈍温度が高いため鋳塊表面に膨れが生
じ、仕上圧延終了後の表面性状が悪化している。 No.12
は均質化焼鈍温度が低いため、 No.13は均質化焼鈍保持
時間が短いためいずれも均質化が不十分で微細な析出物
が多数発生し、ネッキング後の耳率が高くなった。No.1
4,15は本発明の均質化焼鈍後の冷却、昇温条件から外れ
ており、冷却速度、昇温速度が遅かったため析出物の数
密度が増加し、ネッキング後の耳率は基準値を上回っ
た。No.16は粗圧延終了温度が低かったため、析出物の
数密度が急激に増加し、しかも仕上圧延開始温度が低く
なるため仕上圧延時にエッジ割れが起きた。No.17,18は
粗圧延終了温度が高く、粗圧延終了から仕上圧延開始ま
での時間が長かったため粗圧延で蓄積した歪みが(再結
晶駆動力)が回復してしまい、仕上圧延終了後に立方体
方位再結晶粒が優先成長せず、ネッキング後の耳率が基
準値を上回った。No.19 は仕上圧延での総圧延率が小さ
く、歪みの蓄積が不十分でネッキング後の耳率が基準値
を上回った。No.20は終了板厚が薄く仕上圧延後に焼付
きが生じ、缶に成形したときに缶表面にキズが発生し
た。No.21は終了板厚が厚かったため冷間圧延率が高く
なりDI成形で絞り割れが発生し、ネッキング後の耳率
も基準値を上回った。No.22は仕上圧延終了温度が低す
ぎたため仕上圧延終了後のコイルアップ時に再結晶があ
まり進まず、その後焼鈍を施しても立方体方位の成長が
少なくネッキング後の耳率が基準値を上回った。No.23
は仕上圧延終了温度が高かったため焼付きが生じた。N
o.24は中間焼鈍温度が高かったため200℃で20分の
焼付けによる熱軟化が起きずフランジ成形性が劣った。
No.25は冷間圧延率が高かったためDI成形で絞り割れ
が発生し、ネッキング後の耳率も基準値を上回った。N
o.26は最終焼鈍条件が高かったため析出により強度(焼
付け前の耐力)が高くなりしごき割れが発生した。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の缶胴体用
アルミニウム合金板は、フランジ長さのばらつきが小さ
く缶蓋の巻き締めが良好に行え、かつ引張強度、DI成
形性、フランジ成形性など缶胴体用としての特性を具備
するものである。また本発明の缶胴体用アルミニウム合
金板は、均質化焼鈍条件などを限定することにより常法
にて容易に製造することができる。依って、工業上顕著
な効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22F 1/00 661 C22F 1/00 661A 673 673 682 682 683 683 684 684A 685 685Z 686 686A 691 691A 691B 691C 692 692A 692B 694 694A 694B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si0.25〜0.35wt%、Fe0.
    30〜0.50wt%、Cu0.1〜0.25wt%、Mn
    0.9〜1.2wt%、Mg0.9〜1.4wt%、さらに
    Ti0.005〜0.05wt%を単独で或いはB0.0
    001〜0.01wt%とともに含有し、残部がAlと不
    可避的不純物からなり、導電率が38〜46%IAC
    S、ネッキング後の耳が45°耳で耳率が0.05%以
    下であることを特徴とするフランジ長さのばらつきの小
    さい缶胴体用アルミニウム合金板。
  2. 【請求項2】 Si0.25〜0.35wt%、Fe0.
    30〜0.50wt%、Cu0.1〜0.25wt%、Mn
    0.9〜1.2wt%、Mg0.9〜1.4wt%、さらに
    Ti0.005〜0.05wt%を単独で或いはB0.0
    001〜0.01wt%とともに含有し、残部がAlと不
    可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、均質
    化焼鈍、熱間粗圧延、熱間仕上圧延、中間焼鈍、
    冷間圧延、仕上焼鈍の各工程を、前記、、、
    の各工程を必須工程、、の各工程を選択工程とし
    て、順に施すアルミニウム合金板の製造方法であって、 均質化焼鈍を、580〜615℃で4時間以上保持し
    たのち、550℃から400℃までの温度範囲を20℃
    /時間以上の速度で冷却して施し、 熱間粗圧延を、均質化焼鈍後そのままの温度で或いは
    一旦冷却後30℃/時間以上の速度で再加熱して開始
    し、終了温度を400〜480℃として施し、 熱間仕上圧延を、熱間粗圧延終了後5分以内に開始
    し、スタンド数3以上のタンデム式圧延機を用い、総圧
    延率を80%以上、終了板厚を1.8〜3.0mm、終
    了温度を310〜350℃として施し、 中間焼鈍を、連続焼鈍炉を用いて100℃/分以上の
    速度で加熱して400〜460℃に0〜120秒間保持
    したのち、100℃/分以上の速度で70℃以下に冷却
    して施し、 冷間圧延を圧延率80〜90%で施し、 仕上焼鈍を100〜150℃に保持して施すことを特
    徴とする請求項1記載のフランジ長さのばらつきの小さ
    い缶胴体用アルミニウム合金板の製造方法。
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