JPH11139314A - 踏切制御装置 - Google Patents
踏切制御装置Info
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- JPH11139314A JPH11139314A JP30541897A JP30541897A JPH11139314A JP H11139314 A JPH11139314 A JP H11139314A JP 30541897 A JP30541897 A JP 30541897A JP 30541897 A JP30541897 A JP 30541897A JP H11139314 A JPH11139314 A JP H11139314A
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Abstract
段を備えた踏切制御装置を提供する。 【解決手段】 踏切制御区間両端の踏切制御子から進入
列車検知部21と進出列車検知部22で得られる状態情
報により前記制御区間に存在する列車数をカウントする
列車数カウンタ25と、前記状態情報により踏切を制御
するとともに列車数カウンタ25の列車数に基づき故障
を判定する演算部24とを備え、前記演算部24が、列
車数カウンタ25の列車数と前記制御区間内の軌道回路
から情報入力部23を介して取り込まれる状態情報に基
づいて得られる列車数とを比較し、両方の列車数が一致
しないときに踏切制御装置の故障と判断する手段を含
む。列車数カウンタ25が誤った値になっても、踏切制
御装置自体の故障を確実に検知できる。
Description
り、特に、踏切制御装置自体の故障を検知する手段に関
する。
に、踏切制御区間15の開始点と終了点にそれぞれ踏切
制御子12,13を設け、踏切制御子12または13を
列車11が通過することを検知し、踏切14の制御開始
および制御終了を決定している。すなわち、列車11が
踏切制御区間15に入った時に、踏切14を遮断させ
て、列車11が踏切制御区間15から進出した時に、踏
切14の遮断を終了させる。
踏切制御区間15に複数の列車11が進入する場合があ
るので、踏切制御区間15に踏切制御子12,13,…
を複数個設置したり、踏切制御区間15に存在する列車
数11をカウントしたりすることにより、踏切14を制
御している。
する装置は、例えば、特開平4−201677号公報に記載さ
れているように、踏切制御区間15への進入列車数と進
出列車数とを比較し、進入列車数が進出列車数よりも多
い場合は、踏切制御区間15に列車11が存在している
と判断し、進入列車数と進出列車数とが等しい時は、列
車11が存在しないと判断している。また、進入列車数
が進出列車数よりも少ない時には、異常と判断してい
る。
びにより、列車数のカウントが誤ることを防止する方法
としては、例えば特開平6−122370号公報に記載された
方式が知られている。
障を判定する方法には、前述の通り、進入列車数と進出
列車数とを比較する方法がある。この方法によると、進
入列車数よりも進出列車数が多い場合は、踏切制御装置
が故障したと判定できるので、問題はない。
ない場合、すなわち、進入列車数≧進出列車数であって
も、終了点の踏切制御子13における検出漏れなどで、
進出列車数をカウントできなかった場合は、踏切制御装
置が故障であっても、その故障を検知できない事象が発
生する。
車11が通過しない場合でも、踏切14は遮断したまま
の状態、すなわち、踏切14の自動車や歩行者側から見
ると踏切14が開かないままの状態になり、特に、都市
部などの道路交通量の多い場所では、踏切制御装置の故
障の認識が遅れるほど、踏切14周辺の交通に重大な支
障をきたすおそれがある。
る周辺部への影響を少なくするために、踏切制御装置自
体の故障を確実に検知する手段を備えた踏切制御装置を
提供することである。
成するために、踏切制御区間両端の踏切制御子からの状
態情報により踏切制御区間に存在する列車数をカウント
する列車数カウンタと、踏切制御子からの状態情報によ
り踏切を制御するとともに列車数カウンタの列車数に基
づき故障を判定する演算部とを備えた踏切制御装置にお
いて、前記演算部が、列車数カウンタの列車数と踏切制
御区間内の軌道回路の状態情報に基づいて得られる列車
数とを比較し、両方の列車数が一致しないときに踏切制
御装置の故障と判断する手段を含む踏切制御装置を提案
する。
障を検知するために、故障判断の材料として、列車数カ
ウンタの列車数のほかに、踏切制御区間内の軌道回路の
状態情報を加える。踏切制御区間内の軌道回路の状態
は、軌道回路の落下および接続の変化に基づき、踏切制
御区間の列車数を表している。列車数カウンタの列車数
と踏切制御区間内の軌道回路の状態により検出された列
車数とを比較し、両方の列車数が一致しないときに、故
障と判定する。その結果、列車数カウンタが誤っても、
踏切制御装置自体の故障を確実に検知できることにな
る。
て、本発明による踏切制御装置の実施例を説明する。
例の全体構成を示すブロック図である。本実施例の踏切
制御装置は、図1の開始点の踏切制御子12からの信号
により列車進入を検知する進入列車検知部21と、終了
点の踏切制御子13からの信号により列車進出を検知す
る進出列車検知部22と、軌道回路の情報を取り込む情
報入力部23と、踏切14の制御開始,終了,故障など
を判断する演算部24と、踏切制御区間15の列車数を
カウントし記憶する列車数カウンタ25とを含んでい
る。
制御子12に到達した場合は、進入列車検知部21が、
踏切制御区間15への列車11の進入を検知し、列車数
カウンタ25をカウントアップさせる。また、列車11
が、終了点の踏切制御子13に到達した場合は、進出列
車検知部22が、踏切制御区間15からの列車11の進
出を検知し、列車数カウンタ25をカウントダウンさせ
る。演算部24は、列車数カウンタ25のカウントに基
づいて、踏切14の遮断を開始させるか終了させるかを
判断する。
しているので、この値がマイナス、すなわち、進入列車
数>進出列車数となれば、演算部24は、カウント異常
として、踏切制御装置自体が故障していると判断し、そ
の旨の警報や表示などを出力する。
の値、すなわち、進入列車数≦進出列車数の場合であっ
ても、踏切制御装置が故障している場合もある。この場
合には、進入列車検知部21または進出列車検知部22
に故障が発生し、列車数カウンタ25のカウントが正常
に更新されなかった場合に、列車数カウンタ25のみ
で、踏切制御装置の故障を判断すると、踏切制御装置自
体が故障しているにもかかわらず、その故障を検知でき
ない事象が発生する。
も、踏切制御装置自体の故障を検知するために、故障判
断の材料として、列車数カウンタ25のカウントのほか
に、踏切制御区間15内の軌道回路の状態情報を加え
る。踏切制御区間15内の軌道回路の状態は、情報入力
部23から取り込まれ、軌道回路の落下および接続の変
化により、踏切制御区間15の列車数を検知する。列車
数カウンタ25のカウントとしての列車数と踏切制御区
間15内の軌道回路の状態により検出された列車数とを
比較し、両方の列車数が一致しないときに、故障と判定
する。この故障の判定は、列車数カウンタ25のカウン
トが変化した時、または/および、踏切制御区間15内
の列車数が変化した時に、両方の列車数に基づいてなさ
れる。
加えた場合の判定手順について説明する。
が故障した場合について説明する。図3は、軌道回路3
31〜337の状態を情報入力部23から取り込み、こ
れらの状態情報も判断材料として、進入列車検知部21
の故障を検出する動作を説明する図である。列車31
が、軌道回路335に在線しているとする。この時、進
入列車検知部21が正常であったとすると、踏切制御区
間15には、列車が1本在線しているため、カウンタの
値は1であり、軌道回路の状態から得られる列車数も1
となる。この時には、カウンタ値=列車数であるため、
踏切制御装置が正常に動作していると判断できる。
たとする。X方から別の列車32が踏切制御区間15に
進入し、軌道回路333に進入すると、この時のカウン
タの値は、進入列車検知部21が故障しているので、1
のままであるが、軌道回路の状態から得られる列車数
は、2となる。この場合は、カウンタ値≠列車数となる
ので、踏切制御装置が故障したと判断できる。
について説明する。図4は、軌道回路431〜437の
状態を情報入力部23から取り込み、これらの状態情報
も判断材料として、進出列車検知部22の故障を検出す
る動作を説明する図である。列車41が、X方から踏切
制御区間15に進入し、軌道回路433に到達したとす
る。この場合、カウンタの値は1であり、踏切制御区間
15の軌道回路の状態から得られる列車数は1となる。
この時点では、踏切制御装置が正常に動作していると判
断できる。
たとする。列車41が、踏切制御区間15から進出した
とき、すなわち、軌道回路433から軌道回路437に
移動した時に、進出列車検知部22が故障状態にあるた
め、カウンタの値は1のままであるが、軌道回路の状態
から得られる列車数は、0となる。このため、カウンタ
値≠列車数となり、踏切制御装置が故障したと判断でき
る。
て、列車数カウンタの列車数のほかに、踏切制御区間内
の軌道回路の状態情報を加え、列車数カウンタの列車数
と踏切制御区間内の軌道回路の状態により検出された列
車数とを比較し、両方の列車数が一致しないときに、故
障と判定するので、何等かの原因で列車数カウンタが誤
った値をカウントし踏切制御装置自体が故障した場合に
も、その故障を確実に検知できる踏切制御装置が得られ
る。
を示すブロック図である。
れらの状態情報も判断材料として、進入列車検知部の故
障を検出する動作を説明する図である。
れらの状態情報も判断材料として、進出列車検知部の故
障を検出する動作を説明する図である。
車検知部 22 終了点の踏切制御子13からの信号による進出列
車検知部 23 軌道回路331〜337,431〜437などか
らの情報入力部 24 演算部 25 列車数カウンタ 31,32 列車 331〜337 軌道回路 41 列車 431〜437 軌道回路
Claims (1)
- 【請求項1】 踏切制御区間両端の踏切制御子からの状
態情報により前記踏切制御区間に存在する列車数をカウ
ントする列車数カウンタと、前記踏切制御子からの状態
情報により踏切を制御するとともに前記列車数カウンタ
の列車数に基づき故障を判定する演算部とを備えた踏切
制御装置において、 前記演算部が、前記列車数カウンタの列車数と前記踏切
制御区間内の軌道回路の状態情報に基づいて得られる列
車数とを比較し、両方の列車数が一致しないときに踏切
制御装置の故障と判断する手段を含むことを特徴とする
踏切制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30541897A JP3511162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 踏切制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30541897A JP3511162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 踏切制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11139314A true JPH11139314A (ja) | 1999-05-25 |
JP3511162B2 JP3511162B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17944899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30541897A Expired - Lifetime JP3511162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 踏切制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3511162B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017013573A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 踏切制御装置 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30541897A patent/JP3511162B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017013573A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 踏切制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3511162B2 (ja) | 2004-03-29 |
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