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JPH11135738A - フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents

フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JPH11135738A
JPH11135738A JP29734197A JP29734197A JPH11135738A JP H11135738 A JPH11135738 A JP H11135738A JP 29734197 A JP29734197 A JP 29734197A JP 29734197 A JP29734197 A JP 29734197A JP H11135738 A JPH11135738 A JP H11135738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erasing
chips
flash memory
microcomputer
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29734197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaki Ikebe
央樹 池辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP29734197A priority Critical patent/JPH11135738A/ja
Publication of JPH11135738A publication Critical patent/JPH11135738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリ消去を複数のチップで同時
に行い、ウェハーテスト時間を短縮する。 【解決手段】 フラッシュメモリ内蔵マイコンに消去パ
ッド12,12,…を並列に設け、ウェハー上において
複数チップ1,2,…の前記専用パッド12,12,…
同志を金属配線13で並列に接続し、複数のチップ1,
2,…のフラッシュメモリ消去処理を同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータに関し、特にフラッシュメモリ内蔵マイクロコンピ
ュータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(以下マイコンと
いう)のフラッシュメモリは、セルアレイブロック単位
で電気的に消去するようにして大容量・高集積を可能と
する電気的に書き込み消去可能な不揮発性メモリであ
る。
【0003】フラッシュメモリセルの構造を図4に示
す。図4において、フラッシュメモリセルは、外部と電
気的に接続されたコントロールゲート31,ドレイン3
3,ソース34と、ウェル35と、これらすべてとは電
気的に絶縁されたフローティングゲート32とからなっ
ており、このフローティングゲート32に帯電される電
荷量を制御することでセルトランジスタのしきい値電圧
を変更し、ビット情報が書き込まれる。
【0004】ところでメモリへのビット情報の書き込み
時には、書き込み対象となるセルにのみドレイン33に
低電圧(約5V)、コントロールゲート31に高電圧
(約10V)、ソース34に接地電圧(0V)が印加さ
れるが、ソース34、ドレイン33間の電位差が原因と
なり、ドレイン33の近傍にはインパクト・イオンゼー
ションによりホットキャリアが発生する。このホットキ
ャリアは、コントロールゲート31との容量結合によっ
て電圧を引き上げられたフローティングゲート32にト
ンネリングを起こして流れ込む。初期状態が一定であれ
ば、書き込み時間を制御することでセルトランジスタの
しきい値電圧を任意の値とすることができる。
【0005】消去時には、消去対象となるセルアレイも
しくはチップ内全てのセルトランジスタに対して、コン
トロールゲート31に低電圧(約5V)、ソース34に
高電圧(約10V)、ウェル35に接地電圧(0V)を
印加し、ドレイン33をオープンとする。すると、ソー
ス34とウェル35間の電圧差によるインパクト・イオ
ンゼーションとなり、ソース34の近傍にはホットキャ
リアが発生し、コントロールゲート31との容量結合に
よって電圧が引き下げられたフローティングゲートに対
してトンネリングを起こすようになる。
【0006】これによりフローティングゲート32から
電荷が流出し、フローティングゲート32とソース34
の電位差が一定以下になると、フローティングゲート3
2の電荷の流出と流入が釣り合い、セルトランジスタの
しきい値が一定値に収束する。このことによりFLAS
H−ROMセルアレイの消去が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、拡散完
了時のフローティングゲートの電荷量によっては、FL
ASH−ROMセルアレイ全てのセルのしきい値が前記
の一定値に収束するまでに数10秒を要する場合があ
る。また特殊用途のFLASH−ROM内蔵マイコンに
よっては保持特性の強化や拡散コストの削減等の理由に
より、前記のような拡散完了直後に限らず、図5に示す
ようにそれぞれのチップ1,2,…に対し通常の消去動
作において10秒以上消去時間を要するデバイスも存在
する。
【0008】このような消去時間に10秒以上を要する
消去処理を図5に示すような従来のフローでウェハーP
fw検査を行うと、1チップの測定の中に1つ又はそれ
以上の消去処理が含まれることになり、拡散ウェハーロ
ットを処理するには莫大な時間を費やしてしまうという
問題がある。
【0009】もっとも、過去にウェハー上にテスト回路
を金属配線を形成し、多数のチップを並列に動作させる
という方法が公表されているが(特開昭57−7136
号参照)、この方法は、本来テストの対象である半導体
素子を用いてテストを行うという本質的な矛盾があり、
現在の拡散技術では、有限の確率で存在する結晶欠陥等
でテスト回路が動作不能となれば、そのテスト対象とな
るチップが全てテスト不能になるという致命的な欠点が
存在する。
【0010】本発明の目的は、消去処理に長時間を要す
るにもかかわらず、ウェハー検査時間の短縮を可能とし
たフラッシュメモリ内蔵マイコンを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるフラッシュメモリ内蔵マイコンにおい
ては、チップ上に消去パッドを備え、ウェハー上の複数
チップは、前記消去パッド同志が並列に接続されている
ものである。
【0012】また、ウェハーの拡散処理において、同時
に露光されるチップの消去パッドのみが並列に接続され
ているものである。
【0013】また、ウェハーの全てのチップの消去パッ
ドが並列に接続されているものである。
【0014】また、スクライブ線上全面に形成された多
層金属配線に、各チップの消去パッドが並列に接続され
ているものである。
【0015】フラッシュメモリ消去処理においては、接
地電圧,低電圧,高電圧の3種類の電圧がチップに一定
時間印加されればよい。従って、これらの電圧を印加す
るための専用パッドをチップ内に設け、同一ウェハー上
の複数のチップの専用パッド同志を金属配線で接続する
ことにより、複数のチップのフラッシュメモリ消去処理
を同時に行うことが可能となり、ウェハー検査にかかる
時間を短縮することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0017】図1を参照すると、複数のチップ1,2,
…のそれぞれに対し、消去パッド12を設け、各消去パ
ッド12,12,…を金属配線13に並列に接続する。
ウェハーの拡散処理において同時に露光されるチップ間
に、パッド12,12,…を並列に接続する金属配線1
3を配線することは非常に容易である。
【0018】本発明のFLASH−ROM内蔵マイコン
においては、図2に示すようにFLASH−ROMの消
去以外の処理を従来どおりチップ1,チップ2,…のそ
れぞれについて1チップずつ行い、FLASH−ROM
の消去においては、金属配線13を介して印加電圧を複
数のチップ1,2,…の消去パッド12,12,…に供
給することにより複数のチップのFLASH−ROM消
去を同時に行うことが可能となり、テストタイムを大巾
に削減できる。
【0019】本発明によれば、複数の電圧印加のみを金
属配線13で供給するだけで何ら信号検出の必要がな
く、かつ従来のテストに比べ非常に時間のかかるFLA
SH−ROMの消去のみを対象とすることで容易かつ効
果が大となっている。
【0020】なお、さらに数本の制御信号を同様に金属
配線によって複数のチップの専用パッドに供給すること
によりチップ消去のみでなくFLASH−ROMのセル
ブロック単位の消去に本発明を適用することは極めて容
易である。
【0021】また、図3に示すように3層以上の多層配
線フラッシュメモリ内蔵マイコンの場合、スクライブ線
上全面に、それぞれ高電圧、低電圧、接地電圧を供給す
るための金属配線23a,23b,23cをチップ1,
2,…間に形成し、各チップ1,2,…の消去パッド2
2,22,…同志を並列につなげば、ウェハー検査時間
の短縮にあわせて大電流を必要とするフラッシュメモリ
消去時における金属配線の劣化の危険性を少なくし、金
属配線の抵抗を下げ、電圧工かを小さくし、ウェハー全
体におけるチップ消去の並列化を容易にすることができ
る。
【0022】
【発明の効果】第1の効果は、FLASH−ROM内蔵
マイコンのウェハーテストにかかる時間を節約できる点
である。
【0023】その理由は、本発明により金属配線を介し
て印加電圧を複数のチップに供給することにより、従来
1チップのテスト中に1回以上行わなければならなくな
った時間のかかるFLASH−ROM消去行程を複数の
チップで同時に行えるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラッシュメモリ内蔵マイコンの一実
施例を示す概要図である。
【図2】本発明の一実施例のフラッシュメモリ内蔵マイ
コンのテストフローチャートである。
【図3】(A)は、本発明のフラッシュメモリ内蔵マイ
コンの第2の実施例を示す概要図である。(B)は
(A)のA−A’における断面図である。
【図4】従来のフラッシュメモリセル構造を示す断面概
要図である。
【図5】従来のフラッシュメモリ内蔵マイコンのテスト
フローチャートである。
【符号の説明】
1,2,… チップ 12 消去パッド 13 金属配線 21 消去パッド 23a,23b,23c 金属配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11C 29/00 675 G11C 17/00 612Z H01L 21/82 H01L 21/82 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ上に消去パッドを備え、ウェハー
    上の複数チップは、前記消去パッド同志が並列に接続さ
    れていることを特徴とするフラッシュメモリ内蔵マイク
    ロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 ウェハーの拡散処理において、同時に露
    光されるチップの消去パッドのみが並列に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ
    内蔵マイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 ウェハーの全てのチップの消去パッドが
    並列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載
    のフラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 スクライブ線上全面に形成された多層金
    属配線に、各チップの消去パッドが並列に接続されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のフラッシュメモリ
    内蔵マイクロコンピュータ。
JP29734197A 1997-10-29 1997-10-29 フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ Pending JPH11135738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29734197A JPH11135738A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29734197A JPH11135738A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11135738A true JPH11135738A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17845271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29734197A Pending JPH11135738A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH11135738A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240291B2 (ja) * 2008-03-25 2013-07-17 凸版印刷株式会社 不揮発性半導体メモリ素子および半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240291B2 (ja) * 2008-03-25 2013-07-17 凸版印刷株式会社 不揮発性半導体メモリ素子および半導体装置

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