JPH11134246A - データ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法 - Google Patents
データ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法Info
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- JPH11134246A JPH11134246A JP9301308A JP30130897A JPH11134246A JP H11134246 A JPH11134246 A JP H11134246A JP 9301308 A JP9301308 A JP 9301308A JP 30130897 A JP30130897 A JP 30130897A JP H11134246 A JPH11134246 A JP H11134246A
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 共通のハードウェア構成及びソフトウェア構
成で、システムのデータバス幅と同じデータバス幅、あ
るいはシステムのデータバス幅よりも少ないデータバス
幅の何れのデータバス幅でも記憶装置に対するアクセス
の可能なデータ処理システムを提供すること。 【解決手段】 メモリマップ上のROM領域を、32ビ
ットバスモードでリードする領域と、16ビットバスモ
ードでリードする領域の双方に、アドレスの一部が互い
に重なるように設定する。そして、32ビットバスモー
ドでリードする領域に対する32ビットのデータのリー
ドを行って、上位16ビットが無効なデータある場合に
は、ROM2aが1個だけ実装されていると判断し、以
後は16ビットバスモードでリードする領域に対するア
クセスを行う。また、このROMの個数判定の結果をモ
ードレジスタ22に書き込む。そして、セレクタ21に
よりモードレジスタ22に書き込まれた結果を読み取
り、ROM2aが1個だけ実装されている場合には、ア
ドレスA1をROM2aの最上位のアドレス端子RA2
1に供給する。
成で、システムのデータバス幅と同じデータバス幅、あ
るいはシステムのデータバス幅よりも少ないデータバス
幅の何れのデータバス幅でも記憶装置に対するアクセス
の可能なデータ処理システムを提供すること。 【解決手段】 メモリマップ上のROM領域を、32ビ
ットバスモードでリードする領域と、16ビットバスモ
ードでリードする領域の双方に、アドレスの一部が互い
に重なるように設定する。そして、32ビットバスモー
ドでリードする領域に対する32ビットのデータのリー
ドを行って、上位16ビットが無効なデータある場合に
は、ROM2aが1個だけ実装されていると判断し、以
後は16ビットバスモードでリードする領域に対するア
クセスを行う。また、このROMの個数判定の結果をモ
ードレジスタ22に書き込む。そして、セレクタ21に
よりモードレジスタ22に書き込まれた結果を読み取
り、ROM2aが1個だけ実装されている場合には、ア
ドレスA1をROM2aの最上位のアドレス端子RA2
1に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュROM
等の記憶装置に記憶させたデータを、CPU等により所
定のビット幅で入力するデータ処理システム及びデータ
処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法の
技術分野に属するものである。
等の記憶装置に記憶させたデータを、CPU等により所
定のビット幅で入力するデータ処理システム及びデータ
処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法の
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUを備えたデータ処理システ
ムにおいては、CPUに所定の制御処理を実行させるた
めの制御プログラムを記録したプログラム用ROMと、
制御処理の際に参照されるデータを記録したデータ用R
OMと、制御処理の際に作業領域等としてデータの入出
力が行われるRAMと、外部との間のデータの入出力を
ハードウェア的に実行する入出力インターフェース等が
備えられている。
ムにおいては、CPUに所定の制御処理を実行させるた
めの制御プログラムを記録したプログラム用ROMと、
制御処理の際に参照されるデータを記録したデータ用R
OMと、制御処理の際に作業領域等としてデータの入出
力が行われるRAMと、外部との間のデータの入出力を
ハードウェア的に実行する入出力インターフェース等が
備えられている。
【0003】これらの各装置は、CPUがアクセス可能
なアドレス空間において、互いの領域が重複しないよう
に夫々アドレスが割り当てられており、CPUによる各
装置へのアクセスは、アドレスデータを出力することに
より行われる。
なアドレス空間において、互いの領域が重複しないよう
に夫々アドレスが割り当てられており、CPUによる各
装置へのアクセスは、アドレスデータを出力することに
より行われる。
【0004】しかしながら、個々の記憶装置が有するア
ドレス空間は、一般にCPUがアクセス可能な全アドレ
ス空間よりも小さいので、通常はCPUと各記憶装置と
の間にアドレスデコーダを配置し、CPUから出力され
たアドレスデータに基づいて、各記憶装置内のアドレス
を生成する処理が行われる。
ドレス空間は、一般にCPUがアクセス可能な全アドレ
ス空間よりも小さいので、通常はCPUと各記憶装置と
の間にアドレスデコーダを配置し、CPUから出力され
たアドレスデータに基づいて、各記憶装置内のアドレス
を生成する処理が行われる。
【0005】また、入出力データについても、CPUが
有する入出力データバス幅と、各記憶装置のデータバス
幅が異なることがあるため、複数の記憶装置を並べて配
置すると共に、アドレスのデコードを行って、CPUが
有する入出力データ幅に合致させる構成が採用されてい
る。
有する入出力データバス幅と、各記憶装置のデータバス
幅が異なることがあるため、複数の記憶装置を並べて配
置すると共に、アドレスのデコードを行って、CPUが
有する入出力データ幅に合致させる構成が採用されてい
る。
【0006】例えば、32ビットCPUにおいては、デ
ータバス幅は32ビットであるが、前記プログラム用ま
たはデータ用ROMのデータバス幅は、現在入手可能な
ものは最大で16ビット幅であり、従来は2個のROM
を並べて32ビットのデータバス幅を実現していた。
ータバス幅は32ビットであるが、前記プログラム用ま
たはデータ用ROMのデータバス幅は、現在入手可能な
ものは最大で16ビット幅であり、従来は2個のROM
を並べて32ビットのデータバス幅を実現していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のデータ処理システムにおいては、必要なROMの容
量が極僅かであるにも拘わらず、上述のようなデータバ
ス幅の要請から常に2個のROMを設けなければなら
ず、無駄が生じるという問題があった。
来のデータ処理システムにおいては、必要なROMの容
量が極僅かであるにも拘わらず、上述のようなデータバ
ス幅の要請から常に2個のROMを設けなければなら
ず、無駄が生じるという問題があった。
【0008】プリンタ装置を例に挙げて説明すると、プ
リンタ装置においては、ユーザからの要請に基づいて、
ユーザ毎に特定の用途のデータ用ROMを装着すること
がある。例えば紙厚の厚い特殊な紙にしかプリントを行
わないユーザに対しては、定着温度を通常よりも高くす
るために、変更用のデータをデータ用ROMに記憶さ
せ、当該データ用ROMを装着する。また、特殊な言語
の文字をプリントするために、その文字のフォントデー
タをデータ用ROMに記憶させることもある。
リンタ装置においては、ユーザからの要請に基づいて、
ユーザ毎に特定の用途のデータ用ROMを装着すること
がある。例えば紙厚の厚い特殊な紙にしかプリントを行
わないユーザに対しては、定着温度を通常よりも高くす
るために、変更用のデータをデータ用ROMに記憶さ
せ、当該データ用ROMを装着する。また、特殊な言語
の文字をプリントするために、その文字のフォントデー
タをデータ用ROMに記憶させることもある。
【0009】このような特定用途のデータのサイズは、
ユーザの仕様に応じて大きく異なり、あるユーザにおい
ては1Mバイト程度のデータが必要である一方で、他の
ユーザにおいては0.5Mバイト程度で済むこともあ
る。
ユーザの仕様に応じて大きく異なり、あるユーザにおい
ては1Mバイト程度のデータが必要である一方で、他の
ユーザにおいては0.5Mバイト程度で済むこともあ
る。
【0010】従って、1Mバイト程度のデータが必要な
場合には、0.5MバイトのROMを2個用いれば良い
が、0.5Mバイト程度で済む場合でも、上述のように
CPUのデータ幅との関係から、0.5MバイトのRO
Mを2個用いる必要があった。また、もう一つの理由と
して、0.5Mバイト以下のフラッシュメモリの入手が
困難であった。
場合には、0.5MバイトのROMを2個用いれば良い
が、0.5Mバイト程度で済む場合でも、上述のように
CPUのデータ幅との関係から、0.5MバイトのRO
Mを2個用いる必要があった。また、もう一つの理由と
して、0.5Mバイト以下のフラッシュメモリの入手が
困難であった。
【0011】この問題を解決するためには、ユーザ毎に
ハードウェア構成を変え、また、ソフトウェア的にもC
PUに少ないデータバス幅でデータ入力を行わせるよう
に構成を変えることも考えられるが、ハードウェア及び
ソフトウェア共に構成を変えなければならないため、コ
ストが上昇するという問題があった。
ハードウェア構成を変え、また、ソフトウェア的にもC
PUに少ないデータバス幅でデータ入力を行わせるよう
に構成を変えることも考えられるが、ハードウェア及び
ソフトウェア共に構成を変えなければならないため、コ
ストが上昇するという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
共通のハードウェア構成及びソフトウェア構成で、シス
テムのデータバス幅と同じデータバス幅、あるいはシス
テムのデータバス幅よりも少ないデータバス幅の何れの
データバス幅でも記憶装置に対するアクセスの可能なデ
ータ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶
装置からのデータ入力方法を提供することを課題として
いる。
共通のハードウェア構成及びソフトウェア構成で、シス
テムのデータバス幅と同じデータバス幅、あるいはシス
テムのデータバス幅よりも少ないデータバス幅の何れの
データバス幅でも記憶装置に対するアクセスの可能なデ
ータ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶
装置からのデータ入力方法を提供することを課題として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
処理システムは、前記課題を解決するために、処理デー
タの入力モードを、全アドレス空間の所定領域毎に、第
1のビット単位で行う第1モードと、第1のビット単位
よりも少ない第2のビット単位での複数の入力により第
1のビット単位分の入力を行う第2モードとを切り換え
るデータ処理装置と、処理データの出力を第2のビット
単位で行う記憶装置と、記憶装置に対するアドレスデー
タの変換を行うアドレスデータ変換装置とを備えたデー
タ処理システムであって、前記データ処理装置は、前記
全アドレス空間の所定領域に割り当てられた外部装置を
選択する為のアドレスデータの出力を行うアドレスデー
タ出力手段と、前記記憶装置の個数を判定する判定手段
と、前記判定結果に基づき、前記第1モードによる第1
領域又は第2モードによる第2領域との何れか一方の領
域にて、前記記憶装置から処理データを入力する処理デ
ータ入力手段とを備え、前記アドレスデータ変換装置
は、前記第1又は第2領域に相当する前記データ処理装
置からのアドレスデータに基づき、複数の記憶装置に前
記第1のビット単位分に相当する処理データの出力を行
わせ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を行
わせる為に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装
置に出力するアドレスデータ抽出手段と、前記アドレス
データに基づいて前記記憶装置の選択信号を出力する選
択手段とを備え、前記記憶装置は、前記アドレスデータ
抽出手段とアドレスデータ線により接続され、前記デー
タ処理装置と処理データ線により接続された接続手段
に、少なくとも一つ接続されていることを特徴とする。
処理システムは、前記課題を解決するために、処理デー
タの入力モードを、全アドレス空間の所定領域毎に、第
1のビット単位で行う第1モードと、第1のビット単位
よりも少ない第2のビット単位での複数の入力により第
1のビット単位分の入力を行う第2モードとを切り換え
るデータ処理装置と、処理データの出力を第2のビット
単位で行う記憶装置と、記憶装置に対するアドレスデー
タの変換を行うアドレスデータ変換装置とを備えたデー
タ処理システムであって、前記データ処理装置は、前記
全アドレス空間の所定領域に割り当てられた外部装置を
選択する為のアドレスデータの出力を行うアドレスデー
タ出力手段と、前記記憶装置の個数を判定する判定手段
と、前記判定結果に基づき、前記第1モードによる第1
領域又は第2モードによる第2領域との何れか一方の領
域にて、前記記憶装置から処理データを入力する処理デ
ータ入力手段とを備え、前記アドレスデータ変換装置
は、前記第1又は第2領域に相当する前記データ処理装
置からのアドレスデータに基づき、複数の記憶装置に前
記第1のビット単位分に相当する処理データの出力を行
わせ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を行
わせる為に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装
置に出力するアドレスデータ抽出手段と、前記アドレス
データに基づいて前記記憶装置の選択信号を出力する選
択手段とを備え、前記記憶装置は、前記アドレスデータ
抽出手段とアドレスデータ線により接続され、前記デー
タ処理装置と処理データ線により接続された接続手段
に、少なくとも一つ接続されていることを特徴とする。
【0014】請求項1に記載のデータ処理システムによ
れば、データ処理装置の判定手段により、記憶装置の個
数が第1のビット単位の処理データの入力が可能な個数
であると判定された場合には、処理データ入力により第
1モードで第1領域にて前記記憶装置から処理データが
入力される。即ち、データ処理装置からは、第1領域に
相当するアドレスデータが出力されるので、アドレスデ
ータ変換装置は、アドレスデータ抽出手段により、複数
の記憶装置に第1のビット単位分に相当する処理データ
の出力を行わせるために必要なアドレスデータを抽出し
て前記記憶装置に出力する。また、このアドレスデータ
に基づいて前記記憶装置の選択信号が選択手段により出
力される。これに対し、前記記憶装置からは、第1のビ
ット単位分に相当する処理データが出力され、前記デー
タ処理装置において入力される。
れば、データ処理装置の判定手段により、記憶装置の個
数が第1のビット単位の処理データの入力が可能な個数
であると判定された場合には、処理データ入力により第
1モードで第1領域にて前記記憶装置から処理データが
入力される。即ち、データ処理装置からは、第1領域に
相当するアドレスデータが出力されるので、アドレスデ
ータ変換装置は、アドレスデータ抽出手段により、複数
の記憶装置に第1のビット単位分に相当する処理データ
の出力を行わせるために必要なアドレスデータを抽出し
て前記記憶装置に出力する。また、このアドレスデータ
に基づいて前記記憶装置の選択信号が選択手段により出
力される。これに対し、前記記憶装置からは、第1のビ
ット単位分に相当する処理データが出力され、前記デー
タ処理装置において入力される。
【0015】一方、データ処理装置の判定手段により、
記憶装置の個数が第1のビット単位の処理データの入力
が不可能な個数であると判定された場合には、処理デー
タ入力により第2モードで第2領域にて前記記憶装置か
ら処理データが入力される。即ち、データ処理装置から
は、第2領域に相当するアドレスデータが出力されるの
で、アドレスデータ変換装置は、アドレスデータ抽出手
段により、記憶装置に第2のビット単位分に相当する処
理データの出力を行わせるために必要なアドレスデータ
を抽出して前記記憶装置に出力する。また、このアドレ
スデータに基づいて前記記憶装置の選択信号が選択手段
により出力される。これに対し、前記記憶装置からは、
第2のビット単位分に相当する処理データが出力され、
前記データ処理装置において入力される。そして、前記
データ処理装置は、複数回に亘って前記アドレスデータ
を出力するため、第2のビット単位での入力が複数回行
われ、第2のビット単位での複数の入力により第1のビ
ット単位分の入力が行われることになる。
記憶装置の個数が第1のビット単位の処理データの入力
が不可能な個数であると判定された場合には、処理デー
タ入力により第2モードで第2領域にて前記記憶装置か
ら処理データが入力される。即ち、データ処理装置から
は、第2領域に相当するアドレスデータが出力されるの
で、アドレスデータ変換装置は、アドレスデータ抽出手
段により、記憶装置に第2のビット単位分に相当する処
理データの出力を行わせるために必要なアドレスデータ
を抽出して前記記憶装置に出力する。また、このアドレ
スデータに基づいて前記記憶装置の選択信号が選択手段
により出力される。これに対し、前記記憶装置からは、
第2のビット単位分に相当する処理データが出力され、
前記データ処理装置において入力される。そして、前記
データ処理装置は、複数回に亘って前記アドレスデータ
を出力するため、第2のビット単位での入力が複数回行
われ、第2のビット単位での複数の入力により第1のビ
ット単位分の入力が行われることになる。
【0016】以上のように、本発明によれば、データ処
理装置に処理データ線を介して接続された接続手段に、
どのような個数で記憶装置を接続したとしても、その個
数に応じたビット単位で第1のビット単位分の入力が行
われるため、記憶装置の必要な容量が少ない場合には、
記憶装置の個数を減少させて無駄を省くことができる。
理装置に処理データ線を介して接続された接続手段に、
どのような個数で記憶装置を接続したとしても、その個
数に応じたビット単位で第1のビット単位分の入力が行
われるため、記憶装置の必要な容量が少ない場合には、
記憶装置の個数を減少させて無駄を省くことができる。
【0017】請求項2に記載のデータ処理システムは、
前記請求項1に記載のデータ処理システムにおいて、前
記第1のビット単位は、前記第2のビット単位の倍数で
あり、前記アドレスデータ変換装置のアドレスデータ抽
出手段は、当該倍数の値を表現可能なビット数分の下位
アドレスデータを最上位ビット側に揃えて前記記憶装置
に対するアドレスデータを生成することを特徴とする。
前記請求項1に記載のデータ処理システムにおいて、前
記第1のビット単位は、前記第2のビット単位の倍数で
あり、前記アドレスデータ変換装置のアドレスデータ抽
出手段は、当該倍数の値を表現可能なビット数分の下位
アドレスデータを最上位ビット側に揃えて前記記憶装置
に対するアドレスデータを生成することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載のデータ処理システムによ
れば、第1のビット単位でデータを読み取る場合のアド
レスの進み方は、第2のビット単位でデータを読み取る
場合のアドレスの進み方の倍数分の進み方となる。従っ
て、第1のビット単位でデータを読み取るように記憶装
置の最下位アドレスのアドレッシングを行った場合に、
第2のビット単位でのデータの読み取りを行うために
は、記憶装置の全アドレスをシフトさせるような変換手
段が必要となる。しかしながら、本発明は、前記倍数の
値を表現可能なビット数分の下位アドレスデータを最上
位ビット側に揃えて前記記憶装置に対するアドレスデー
タを生成するので、記憶装置の最下位アドレスのアドレ
ッシングを変更することなく第2のビット単位でのデー
タの読み取りが可能となる。この際、記憶装置の最上位
アドレス端子に前記下位アドレスデータが入力されるこ
とになるため、第2のビット単位でのデータの読み取り
を行う場合には、記憶装置の使用可能な容量が減少する
ことになるが、第2のビット単位でのデータの読み取り
を行う場合とは、記憶装置の必要な容量が少ない場合な
ので、支障はない。
れば、第1のビット単位でデータを読み取る場合のアド
レスの進み方は、第2のビット単位でデータを読み取る
場合のアドレスの進み方の倍数分の進み方となる。従っ
て、第1のビット単位でデータを読み取るように記憶装
置の最下位アドレスのアドレッシングを行った場合に、
第2のビット単位でのデータの読み取りを行うために
は、記憶装置の全アドレスをシフトさせるような変換手
段が必要となる。しかしながら、本発明は、前記倍数の
値を表現可能なビット数分の下位アドレスデータを最上
位ビット側に揃えて前記記憶装置に対するアドレスデー
タを生成するので、記憶装置の最下位アドレスのアドレ
ッシングを変更することなく第2のビット単位でのデー
タの読み取りが可能となる。この際、記憶装置の最上位
アドレス端子に前記下位アドレスデータが入力されるこ
とになるため、第2のビット単位でのデータの読み取り
を行う場合には、記憶装置の使用可能な容量が減少する
ことになるが、第2のビット単位でのデータの読み取り
を行う場合とは、記憶装置の必要な容量が少ない場合な
ので、支障はない。
【0019】請求項3に記載のデータ処理システムは、
前記課題を解決するために、請求項1または請求項2に
記載のデータ処理システムにおいて、前記データ処理装
置は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記記憶装
置から入力する処理データのビット幅を決定するビット
幅決定手段を更に備え、前記アドレスデータ変換装置
は、前記ビット幅決定手段により決定されたビット幅に
ついての情報を記憶するビット幅情報記憶手段を更に備
え、前記アドレスデータ抽出手段は、前記ビット幅情報
記憶手段に記憶されたビット幅情報に基づいて、複数の
記憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理デー
タの出力を行わせる為に必要なアドレスデータ、又は第
2のビット単位毎に処理データの出力を行わせる為に必
要なアドレスデータの何れかを選択する、ことを特徴と
する。
前記課題を解決するために、請求項1または請求項2に
記載のデータ処理システムにおいて、前記データ処理装
置は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記記憶装
置から入力する処理データのビット幅を決定するビット
幅決定手段を更に備え、前記アドレスデータ変換装置
は、前記ビット幅決定手段により決定されたビット幅に
ついての情報を記憶するビット幅情報記憶手段を更に備
え、前記アドレスデータ抽出手段は、前記ビット幅情報
記憶手段に記憶されたビット幅情報に基づいて、複数の
記憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理デー
タの出力を行わせる為に必要なアドレスデータ、又は第
2のビット単位毎に処理データの出力を行わせる為に必
要なアドレスデータの何れかを選択する、ことを特徴と
する。
【0020】請求項3に記載のデータ処理システムによ
れば、データ処理装置のビット幅決定手段は、前記判定
手段の判定結果に基づいて、前記記憶装置から入力する
処理データのビット幅を決定する。そして、このように
決定されたビット幅についての情報は、ビット幅情報記
憶手段に記憶される。一方、アドレスデータ変換装置の
アドレスデータ抽出手段は、前記ビット情報記憶手段に
記憶されたビット幅についての情報に基づいて、複数の
記憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理デー
タの出力を行わせる為に必要なアドレスデータ、又は第
2のビット単位毎に処理データの出力を行わせる為に必
要なアドレスデータの何れかを選択する。従って、ハー
ドウェア及びソフトウェアについての変更を加えること
なく、共通のシステムにおいて、接続手段に接続した記
憶装置の個数に応じた適宜のビット幅でのデータの読み
取りが行われることになる。
れば、データ処理装置のビット幅決定手段は、前記判定
手段の判定結果に基づいて、前記記憶装置から入力する
処理データのビット幅を決定する。そして、このように
決定されたビット幅についての情報は、ビット幅情報記
憶手段に記憶される。一方、アドレスデータ変換装置の
アドレスデータ抽出手段は、前記ビット情報記憶手段に
記憶されたビット幅についての情報に基づいて、複数の
記憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理デー
タの出力を行わせる為に必要なアドレスデータ、又は第
2のビット単位毎に処理データの出力を行わせる為に必
要なアドレスデータの何れかを選択する。従って、ハー
ドウェア及びソフトウェアについての変更を加えること
なく、共通のシステムにおいて、接続手段に接続した記
憶装置の個数に応じた適宜のビット幅でのデータの読み
取りが行われることになる。
【0021】請求項4に記載のデータ処理システムは、
前記課題を解決するために、請求項1乃至請求項3のい
ずれか一項に記載のデータ処理システムにおいて、前記
記憶装置の個数を判定する判定手段は、前記第1領域に
相当するアドレスデータに対応して入力される前記第1
のビット単位分の処理データの内容に基づいて前記個数
を判定することを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項1乃至請求項3のい
ずれか一項に記載のデータ処理システムにおいて、前記
記憶装置の個数を判定する判定手段は、前記第1領域に
相当するアドレスデータに対応して入力される前記第1
のビット単位分の処理データの内容に基づいて前記個数
を判定することを特徴とする。
【0022】請求項4に記載のデータ処理システムによ
れば、前記処理データ入力手段により前記第1領域に相
当するアドレスデータに対応して入力される前記第1の
ビット単位分の処理データの内容は、記憶装置の個数が
第1のビット単位のデータを出力可能な個数である場合
には、第1のビット幅の全てが有効なデータとなる。し
かし、記憶装置の個数が第1のビット単位のデータを出
力するには不足している場合は、第1のビット幅のいく
つかが無効なデータとなる。従って、前記判定手段は、
第1のビット単位分の処理データの内容に基づくことに
より、確実に記憶装置の個数を判定することができる。
れば、前記処理データ入力手段により前記第1領域に相
当するアドレスデータに対応して入力される前記第1の
ビット単位分の処理データの内容は、記憶装置の個数が
第1のビット単位のデータを出力可能な個数である場合
には、第1のビット幅の全てが有効なデータとなる。し
かし、記憶装置の個数が第1のビット単位のデータを出
力するには不足している場合は、第1のビット幅のいく
つかが無効なデータとなる。従って、前記判定手段は、
第1のビット単位分の処理データの内容に基づくことに
より、確実に記憶装置の個数を判定することができる。
【0023】請求項5に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記課題を解決
するために、処理データの入力モードを、全アドレス空
間の所定領域毎に、第1のビット単位で行う第1モード
と、第1のビット単位よりも少ない第2のビット単位で
の複数の入力により第1のビット単位分の入力を行う第
2モードとを切り換えるデータ処理装置と、処理データ
の出力を第2のビット単位で行う記憶装置と、記憶装置
に対するアドレスデータの変換を行うアドレスデータ変
換装置とを備えたデータ処理システムにおける記憶装置
からのデータ入力方法であって、前記全アドレス空間の
所定領域に割り当てられた外部装置を選択する為のアド
レスデータの出力を行う工程と、前記記憶装置の個数を
判定する工程と、前記判定結果に基づき、前記第1モー
ドによる第1領域又は第2モードによる第2領域との何
れか一方の領域にて、前記記憶装置から処理データを入
力する工程と、前記第1又は第2領域に相当する前記デ
ータ処理装置からのアドレスデータに基づき、複数の記
憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理データ
の出力を行わせ、又は第2のビット単位毎に処理データ
の出力を行わせる為に必要なアドレスデータを抽出して
前記記憶装置に出力する工程と、前記アドレスデータに
基づいて前記記憶装置の選択信号を出力する工程とを備
えたことを特徴とする。
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記課題を解決
するために、処理データの入力モードを、全アドレス空
間の所定領域毎に、第1のビット単位で行う第1モード
と、第1のビット単位よりも少ない第2のビット単位で
の複数の入力により第1のビット単位分の入力を行う第
2モードとを切り換えるデータ処理装置と、処理データ
の出力を第2のビット単位で行う記憶装置と、記憶装置
に対するアドレスデータの変換を行うアドレスデータ変
換装置とを備えたデータ処理システムにおける記憶装置
からのデータ入力方法であって、前記全アドレス空間の
所定領域に割り当てられた外部装置を選択する為のアド
レスデータの出力を行う工程と、前記記憶装置の個数を
判定する工程と、前記判定結果に基づき、前記第1モー
ドによる第1領域又は第2モードによる第2領域との何
れか一方の領域にて、前記記憶装置から処理データを入
力する工程と、前記第1又は第2領域に相当する前記デ
ータ処理装置からのアドレスデータに基づき、複数の記
憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処理データ
の出力を行わせ、又は第2のビット単位毎に処理データ
の出力を行わせる為に必要なアドレスデータを抽出して
前記記憶装置に出力する工程と、前記アドレスデータに
基づいて前記記憶装置の選択信号を出力する工程とを備
えたことを特徴とする。
【0024】請求項5に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、まず、記
憶装置の個数が判定され、この個数が第1のビット単位
の処理データの入力が可能な個数であると判定された場
合には、第1モードで第1領域にて前記記憶装置から処
理データが入力される。即ち、データ処理装置からは、
第1領域に相当するアドレスデータが出力されるので、
アドレスデータ変換装置は、複数の記憶装置に第1のビ
ット単位分に相当する処理データの出力を行わせるため
に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置に出力
する。また、このアドレスデータに基づいて前記記憶装
置の選択信号が出力される。これに対し、前記記憶装置
からは、第1のビット単位分に相当する処理データが出
力され、前記データ処理装置において入力される。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、まず、記
憶装置の個数が判定され、この個数が第1のビット単位
の処理データの入力が可能な個数であると判定された場
合には、第1モードで第1領域にて前記記憶装置から処
理データが入力される。即ち、データ処理装置からは、
第1領域に相当するアドレスデータが出力されるので、
アドレスデータ変換装置は、複数の記憶装置に第1のビ
ット単位分に相当する処理データの出力を行わせるため
に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置に出力
する。また、このアドレスデータに基づいて前記記憶装
置の選択信号が出力される。これに対し、前記記憶装置
からは、第1のビット単位分に相当する処理データが出
力され、前記データ処理装置において入力される。
【0025】一方、記憶装置の個数が第1のビット単位
の処理データの入力が不可能な個数であると判定された
場合には、第2モードで第2領域にて前記記憶装置から
処理データが入力される。即ち、データ処理装置から
は、第2領域に相当するアドレスデータが出力されるの
で、アドレスデータ変換装置は、記憶装置に第2のビッ
ト単位分に相当する処理データの出力を行わせるために
必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置に出力す
る。また、このアドレスデータに基づいて前記記憶装置
の選択信号が出力される。これに対し、前記記憶装置か
らは、第2のビット単位分に相当する処理データが出力
され、前記データ処理装置において入力される。そし
て、前記データ処理装置は、複数回に亘って前記アドレ
スデータを出力するため、第2のビット単位での入力が
複数回行われ、第2のビット単位での複数の入力により
第1のビット単位分の入力が行われることになる。
の処理データの入力が不可能な個数であると判定された
場合には、第2モードで第2領域にて前記記憶装置から
処理データが入力される。即ち、データ処理装置から
は、第2領域に相当するアドレスデータが出力されるの
で、アドレスデータ変換装置は、記憶装置に第2のビッ
ト単位分に相当する処理データの出力を行わせるために
必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置に出力す
る。また、このアドレスデータに基づいて前記記憶装置
の選択信号が出力される。これに対し、前記記憶装置か
らは、第2のビット単位分に相当する処理データが出力
され、前記データ処理装置において入力される。そし
て、前記データ処理装置は、複数回に亘って前記アドレ
スデータを出力するため、第2のビット単位での入力が
複数回行われ、第2のビット単位での複数の入力により
第1のビット単位分の入力が行われることになる。
【0026】以上のように、本発明によれば、どのよう
な個数で記憶装置を接続したとしても、その個数に応じ
たビット単位で第1のビット単位分の入力が行われるた
め、記憶装置の必要な容量が少ない場合には、記憶装置
の個数を減少させて無駄を省くことができる。
な個数で記憶装置を接続したとしても、その個数に応じ
たビット単位で第1のビット単位分の入力が行われるた
め、記憶装置の必要な容量が少ない場合には、記憶装置
の個数を減少させて無駄を省くことができる。
【0027】請求項6に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5に
記載のデータ入力方法において、前記第1のビット単位
は、前記第2のビット単位の倍数であり、前記アドレス
データを抽出して出力する工程は、当該倍数の値を表現
可能なビット数分の下位アドレスデータを最上位ビット
側に揃えて前記記憶装置に対するアドレスデータを生成
する工程であることを特徴とする。
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5に
記載のデータ入力方法において、前記第1のビット単位
は、前記第2のビット単位の倍数であり、前記アドレス
データを抽出して出力する工程は、当該倍数の値を表現
可能なビット数分の下位アドレスデータを最上位ビット
側に揃えて前記記憶装置に対するアドレスデータを生成
する工程であることを特徴とする。
【0028】請求項6に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1のビ
ット単位でデータを読み取る場合のアドレスの進み方
は、第2のビット単位でデータを読み取る場合のアドレ
スの進み方の倍数分の進み方となる。従って、第1のビ
ット単位でデータを読み取るように記憶装置の最下位ア
ドレスのアドレッシングを行った場合に、第2のビット
単位でのデータの読み取りを行うためには、記憶装置の
全アドレスをシフトさせるような変換工程が必要とな
る。しかしながら、本発明は、前記倍数の値を表現可能
なビット数分の下位アドレスデータを最上位ビット側に
揃えて前記記憶装置に対するアドレスデータを生成する
ので、記憶装置の最下位アドレスのアドレッシングを変
更することなく第2のビット単位でのデータの読み取り
が可能となる。この際、記憶装置の最上位アドレス端子
に前記下位アドレスデータが入力されることになるた
め、第2のビット単位でのデータの読み取りを行う場合
には、記憶装置の使用可能な容量が減少することになる
が、第2のビット単位でのデータの読み取りを行う場合
とは、記憶装置の必要な容量が少ない場合なので、支障
はない。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1のビ
ット単位でデータを読み取る場合のアドレスの進み方
は、第2のビット単位でデータを読み取る場合のアドレ
スの進み方の倍数分の進み方となる。従って、第1のビ
ット単位でデータを読み取るように記憶装置の最下位ア
ドレスのアドレッシングを行った場合に、第2のビット
単位でのデータの読み取りを行うためには、記憶装置の
全アドレスをシフトさせるような変換工程が必要とな
る。しかしながら、本発明は、前記倍数の値を表現可能
なビット数分の下位アドレスデータを最上位ビット側に
揃えて前記記憶装置に対するアドレスデータを生成する
ので、記憶装置の最下位アドレスのアドレッシングを変
更することなく第2のビット単位でのデータの読み取り
が可能となる。この際、記憶装置の最上位アドレス端子
に前記下位アドレスデータが入力されることになるた
め、第2のビット単位でのデータの読み取りを行う場合
には、記憶装置の使用可能な容量が減少することになる
が、第2のビット単位でのデータの読み取りを行う場合
とは、記憶装置の必要な容量が少ない場合なので、支障
はない。
【0029】請求項7に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5ま
たは請求項6に記載のデータ入力方法において、前記記
憶装置の個数を判定結果に基づいて、前記記憶装置から
入力する処理データのビット幅を決定する工程と、決定
されたビット幅についての情報を記憶する工程と、記憶
されたビット幅情報に基づいて、複数の記憶装置に前記
第1のビット単位分に相当する処理データの出力を行わ
せる為に必要なアドレスデータ、又は第2のビット単位
毎に処理データの出力を行わせる為に必要なアドレスデ
ータの何れかを選択する工程とを更に備えたことを特徴
とする。
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5ま
たは請求項6に記載のデータ入力方法において、前記記
憶装置の個数を判定結果に基づいて、前記記憶装置から
入力する処理データのビット幅を決定する工程と、決定
されたビット幅についての情報を記憶する工程と、記憶
されたビット幅情報に基づいて、複数の記憶装置に前記
第1のビット単位分に相当する処理データの出力を行わ
せる為に必要なアドレスデータ、又は第2のビット単位
毎に処理データの出力を行わせる為に必要なアドレスデ
ータの何れかを選択する工程とを更に備えたことを特徴
とする。
【0030】請求項7に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、前記判定
結果に基づいて、前記記憶装置から入力する処理データ
のビット幅が決定され、このように決定されたビット幅
についての情報が記憶される。一方、アドレスデータ変
換装置は、前記記憶されたビット幅についての情報に基
づいて、複数の記憶装置に前記第1のビット単位分に相
当する処理データの出力を行わせる為に必要なアドレス
データ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を
行わせる為に必要なアドレスデータの何れかを選択す
る。従って、ハードウェア及びソフトウェアについての
変更を加えることなく、共通のシステムにおいて、接続
手段に接続した記憶装置の個数に応じた適宜のビット幅
でのデータの読み取りが行われることになる。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、前記判定
結果に基づいて、前記記憶装置から入力する処理データ
のビット幅が決定され、このように決定されたビット幅
についての情報が記憶される。一方、アドレスデータ変
換装置は、前記記憶されたビット幅についての情報に基
づいて、複数の記憶装置に前記第1のビット単位分に相
当する処理データの出力を行わせる為に必要なアドレス
データ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を
行わせる為に必要なアドレスデータの何れかを選択す
る。従って、ハードウェア及びソフトウェアについての
変更を加えることなく、共通のシステムにおいて、接続
手段に接続した記憶装置の個数に応じた適宜のビット幅
でのデータの読み取りが行われることになる。
【0031】請求項8に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5乃
至請求項7のいずれか一項に記載のデータ入力方法にお
いて、前記記憶装置の個数を判定する工程は、前記第1
の領域に相当するアドレスデータに対応して入力される
前記第1のビット単位分の処理データの内容に基づいて
前記個数を判定する工程であることを特徴とする。
ける記憶装置からのデータ入力方法は、前記請求項5乃
至請求項7のいずれか一項に記載のデータ入力方法にお
いて、前記記憶装置の個数を判定する工程は、前記第1
の領域に相当するアドレスデータに対応して入力される
前記第1のビット単位分の処理データの内容に基づいて
前記個数を判定する工程であることを特徴とする。
【0032】請求項8に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、前記第1
領域に相当するアドレスデータに対応して入力される前
記第1のビット単位分の処理データの内容は、記憶装置
の個数が第1のビット単位のデータを出力可能な個数で
ある場合には、第1のビット幅の全てが有効なデータと
なる。しかし、記憶装置の個数が第1のビット単位のデ
ータを出力するには不足している場合は、第1のビット
幅のいくつかが無効なデータとなる。従って、第1のビ
ット単位分の処理データの内容に基づくことにより、確
実に記憶装置の個数を判定することができる。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、前記第1
領域に相当するアドレスデータに対応して入力される前
記第1のビット単位分の処理データの内容は、記憶装置
の個数が第1のビット単位のデータを出力可能な個数で
ある場合には、第1のビット幅の全てが有効なデータと
なる。しかし、記憶装置の個数が第1のビット単位のデ
ータを出力するには不足している場合は、第1のビット
幅のいくつかが無効なデータとなる。従って、第1のビ
ット単位分の処理データの内容に基づくことにより、確
実に記憶装置の個数を判定することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
図面の図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0034】このプリントシステムは、図1に点線で囲
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
【0035】データ処理装置としてのCPU1は、RO
M2に記憶された制御プログラムに基づいて、ASIC
5等のプリンタ装置Aの構成手段を制御する手段であ
り、アドレスデータの出力と、当該アドレスに割り当て
られた手段との間におけるデータの入出力と、各手段に
対する制御信号の入出力を行う。本実施形態では、デー
タバス幅が32ビットのCPUを用いている。
M2に記憶された制御プログラムに基づいて、ASIC
5等のプリンタ装置Aの構成手段を制御する手段であ
り、アドレスデータの出力と、当該アドレスに割り当て
られた手段との間におけるデータの入出力と、各手段に
対する制御信号の入出力を行う。本実施形態では、デー
タバス幅が32ビットのCPUを用いている。
【0036】記憶装置としてのROM2は、上述したよ
うに制御プログラムを記憶するメモリであり、実行プロ
グラムの他に、テーブルデータ等をも記憶する。
うに制御プログラムを記憶するメモリであり、実行プロ
グラムの他に、テーブルデータ等をも記憶する。
【0037】内蔵RAM3は、CPU1による演算処理
に必要な作業領域と、このデータ処理システムにおける
主記憶としての役割を有するメモリであり、本実施形態
ではシンクロナスDRAM等のDRAMが用いられる。
に必要な作業領域と、このデータ処理システムにおける
主記憶としての役割を有するメモリであり、本実施形態
ではシンクロナスDRAM等のDRAMが用いられる。
【0038】また、もう一方の記憶装置としての拡張R
AM4は、主記憶の容量を増加させるために取り付けら
れるメモリであり、内蔵RAM3と同様に、本実施形態
ではシンクロナスDRAM等のDRAMが用いられてい
る。
AM4は、主記憶の容量を増加させるために取り付けら
れるメモリであり、内蔵RAM3と同様に、本実施形態
ではシンクロナスDRAM等のDRAMが用いられてい
る。
【0039】データ変換装置としてのASIC5は、C
PU1と共に本発明によるデータ処理を可能とするため
に設けられた、このデータ処理システムに特有のIC回
路であり、ROM2及び内蔵RAM3並びに拡張RAM
4を制御するためのメモリ制御回路5aと、スイッチパ
ネル6を制御するためのI/O制御回路5bと、プリン
トエンジン7を制御するためのエンジン制御回路5c
と、ホスト装置10との通信を制御するためのインター
フェース制御回路5dとから構成されている。
PU1と共に本発明によるデータ処理を可能とするため
に設けられた、このデータ処理システムに特有のIC回
路であり、ROM2及び内蔵RAM3並びに拡張RAM
4を制御するためのメモリ制御回路5aと、スイッチパ
ネル6を制御するためのI/O制御回路5bと、プリン
トエンジン7を制御するためのエンジン制御回路5c
と、ホスト装置10との通信を制御するためのインター
フェース制御回路5dとから構成されている。
【0040】ASIC5内の夫々の制御回路には、CP
U1から出力されるアドレスデータ、入出力データ、あ
るいは制御信号が入力され、これらのデータまたは信号
は、夫々の制御回路において処理され、あるいはそのま
まの状態で各装置に対して出力される。、スイッチパネ
ル6は、プリンタ装置Aのパネル部に設けられた表示手
段と、ステッチ等から構成されており、スイッチの操作
によるプリンタ装置Aの動作モードの設定、あるいは表
示手段におけるエラーメッセージの表示等が行われる。
U1から出力されるアドレスデータ、入出力データ、あ
るいは制御信号が入力され、これらのデータまたは信号
は、夫々の制御回路において処理され、あるいはそのま
まの状態で各装置に対して出力される。、スイッチパネ
ル6は、プリンタ装置Aのパネル部に設けられた表示手
段と、ステッチ等から構成されており、スイッチの操作
によるプリンタ装置Aの動作モードの設定、あるいは表
示手段におけるエラーメッセージの表示等が行われる。
【0041】プリントエンジン7は、電子写真方式ある
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
【0042】次に、以上のようなプリントシステムにお
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
【0043】図2は、図1のブロック図から、CPU1
と、ASIC5のメモリ制御回路5aと、ROM2とを
抜き出したブロック図である。本実施形態においては、
図1に示すROM2は、プログラム用ROMとデータ用
ROMとに分けられており、図2には、この内のデータ
用ROM2a,2bのみを表示してある。
と、ASIC5のメモリ制御回路5aと、ROM2とを
抜き出したブロック図である。本実施形態においては、
図1に示すROM2は、プログラム用ROMとデータ用
ROMとに分けられており、図2には、この内のデータ
用ROM2a,2bのみを表示してある。
【0044】本実施形態においては、データ用ROM2
a,2bとして、電気的な書き込みが可能なフラッシュ
ROMを用いており、容量は0.5Mバイト(256K
ワード×16ビット)のものを用いている。現在入手可
能なフラッシュROMは、最大データバス幅が16ビッ
トのものであるため、図2に示すように、CPU1のデ
ータ端子CD0〜CD15と下位のROM2aのデータ
端子RD0〜RD15とをデータバス30aを介して接
続し、CPU1のデータ端子CD16〜CD31と上位
のROM2bのデータ端子RD0〜RD15とをデータ
バス30aにより接続して、32ビットのデータの書き
込み及び読み取りを行うように構成されている。
a,2bとして、電気的な書き込みが可能なフラッシュ
ROMを用いており、容量は0.5Mバイト(256K
ワード×16ビット)のものを用いている。現在入手可
能なフラッシュROMは、最大データバス幅が16ビッ
トのものであるため、図2に示すように、CPU1のデ
ータ端子CD0〜CD15と下位のROM2aのデータ
端子RD0〜RD15とをデータバス30aを介して接
続し、CPU1のデータ端子CD16〜CD31と上位
のROM2bのデータ端子RD0〜RD15とをデータ
バス30aにより接続して、32ビットのデータの書き
込み及び読み取りを行うように構成されている。
【0045】また、アドレスデータについては、アドレ
スバス31により、夫々のROM2a,2bのアドレス
データ端子RA0〜RA16と、CPU1のアドレスデ
ータ端子CA2〜CA18を接続し、ROMに対するア
ドレスデータ中の最上位のアドレスデータ端子CA19
は、アドレスバス32、セレクタ21及びアドレスバス
33を介して夫々のROM2a、2bのアドレスデータ
端子RA17に接続している。
スバス31により、夫々のROM2a,2bのアドレス
データ端子RA0〜RA16と、CPU1のアドレスデ
ータ端子CA2〜CA18を接続し、ROMに対するア
ドレスデータ中の最上位のアドレスデータ端子CA19
は、アドレスバス32、セレクタ21及びアドレスバス
33を介して夫々のROM2a、2bのアドレスデータ
端子RA17に接続している。
【0046】次に、メモリ制御回路5aは、図2に示す
ように、アドレスデータ抽出手段を構成するアドレスセ
レクタ20、アドレスデータ抽出手段及び選択手段を構
成するアドレスデコーダ23、及び制御信号出力回路2
4を備えて構成されている。
ように、アドレスデータ抽出手段を構成するアドレスセ
レクタ20、アドレスデータ抽出手段及び選択手段を構
成するアドレスデコーダ23、及び制御信号出力回路2
4を備えて構成されている。
【0047】アドレスセレクタ20は、上述したアドレ
スバス33にA19のアドレスデータあるいはA1のア
ドレスデータを供給する手段であり、セレクタ21及び
モードレジスタ22を備えている。セレクタ21には、
アドレスバス31から分岐したアドレスバス32が接続
されており、ROMに対するアドレスデータ中の最上位
アドレスデータA19と最下位アドレスデータA1がア
ドレスバス32を介してセレクタ21に供給される。セ
レクタ21は、これらの二つのアドレスデータの選択を
モードレジスタ22の内容を読み取ることにより行う。
モードレジスタ22への内容の書き込みは、リードライ
トライン34を介してCPU1により行われる。この内
容についての詳細は後述する。
スバス33にA19のアドレスデータあるいはA1のア
ドレスデータを供給する手段であり、セレクタ21及び
モードレジスタ22を備えている。セレクタ21には、
アドレスバス31から分岐したアドレスバス32が接続
されており、ROMに対するアドレスデータ中の最上位
アドレスデータA19と最下位アドレスデータA1がア
ドレスバス32を介してセレクタ21に供給される。セ
レクタ21は、これらの二つのアドレスデータの選択を
モードレジスタ22の内容を読み取ることにより行う。
モードレジスタ22への内容の書き込みは、リードライ
トライン34を介してCPU1により行われる。この内
容についての詳細は後述する。
【0048】また、アドレスデータ抽出手段及び選択手
段を構成するアドレスデコーダ23は、CPU1からア
ドレスバス35を介して出力されるアドレスデータの
内、A24〜A31のアドレスデータに基づいて、RO
M2aまたはROM2bが選択されたと判断した場合
に、チップセレクトライン36を介してROM2a及び
ROM2bにチップセレクト信号を出力する手段であ
る。
段を構成するアドレスデコーダ23は、CPU1からア
ドレスバス35を介して出力されるアドレスデータの
内、A24〜A31のアドレスデータに基づいて、RO
M2aまたはROM2bが選択されたと判断した場合
に、チップセレクトライン36を介してROM2a及び
ROM2bにチップセレクト信号を出力する手段であ
る。
【0049】更に、制御信号出力回路24は、CPU1
から制御信号ライン37を介して出力される制御信号に
基づいて、ROM2aまたはROM2bに対し、適宜の
タイミングで制御信号ライン38を介して制御信号を出
力する回路である。
から制御信号ライン37を介して出力される制御信号に
基づいて、ROM2aまたはROM2bに対し、適宜の
タイミングで制御信号ライン38を介して制御信号を出
力する回路である。
【0050】以上のような構成において、例えばROM
2a及びROM2bが割り当てられた領域に対するデー
タの読み取りを行う場合には、まず、CPU1から当該
領域を示すA2〜A31のアドレスデータを出力する。
本実施形態においては、CPU1は32ビットのCPU
であり、通常はA1以下のアドレスデータは出力されな
い。そして、このように出力されたアドレスデータは、
アドレスデコーダ23によりデコードされ、ROM2a
及びROM2bに対するチップセレクト信号が出力され
て、ROM2a及びROM2bが動作可能な状態とな
る。なお、アドレスデータは、A2〜A18のアドレス
データについてはアドレスバス31を介して、また、A
19のアドレスデータについては、アドレスバス32、
セレクタ20、及びアドレスバス33を介してROM2
a及びROM2bに供給される。そして、CPU1から
データの読み取りを行うことを示す制御信号が出力され
ると、制御信号出力回路は、ROM2a及びROM2b
に対して読み取りを行うことを示す制御信号を出力す
る。
2a及びROM2bが割り当てられた領域に対するデー
タの読み取りを行う場合には、まず、CPU1から当該
領域を示すA2〜A31のアドレスデータを出力する。
本実施形態においては、CPU1は32ビットのCPU
であり、通常はA1以下のアドレスデータは出力されな
い。そして、このように出力されたアドレスデータは、
アドレスデコーダ23によりデコードされ、ROM2a
及びROM2bに対するチップセレクト信号が出力され
て、ROM2a及びROM2bが動作可能な状態とな
る。なお、アドレスデータは、A2〜A18のアドレス
データについてはアドレスバス31を介して、また、A
19のアドレスデータについては、アドレスバス32、
セレクタ20、及びアドレスバス33を介してROM2
a及びROM2bに供給される。そして、CPU1から
データの読み取りを行うことを示す制御信号が出力され
ると、制御信号出力回路は、ROM2a及びROM2b
に対して読み取りを行うことを示す制御信号を出力す
る。
【0051】ROM2a及びROM2bには同一のアド
レスデータが出力されるが、下位のROM2aには、当
該アドレスに対応する下位2バイトのデータが格納さ
れ、上位のROM2bには、当該アドレスに対応する上
位2バイトのデータが格納されているため、当該アドレ
スから始まる4バイトの領域の入出力データを読み取る
ことができる。例えばアドレスとして0番地が出力され
たとすると、ROM2a内の0番地には、CPU1の0
番地及び1番地の2バイトのデータが格納されており、
入出力データD0〜D15の内容としてROM2aの入
出力データ端子RD0〜RD15に出力される。また、
ROM2b内の0番地には、CPU1の2番地と3番地
の2バイトのデータが格納されており、上位2バイトの
入出力データD16〜D31の内容としてROM2aの
入出力データ端子RD0〜RD15に出力される。次
に、CPU1から4番地が出力されると、ROM2a内
の1番地には、CPU1の4番地及び5番地の2バイト
のデータが格納されており、入出力データD0〜D15
の内容としてROM2aの入出力データ端子RD0〜R
D15に出力される。また、ROM2b内の1番地に
は、CPU1の6番地と7番地の2バイトのデータが格
納されており、上位2バイトの入出力データD16〜D
31の内容としてROM2aの入出力データ端子RD0
〜RD15に出力される。
レスデータが出力されるが、下位のROM2aには、当
該アドレスに対応する下位2バイトのデータが格納さ
れ、上位のROM2bには、当該アドレスに対応する上
位2バイトのデータが格納されているため、当該アドレ
スから始まる4バイトの領域の入出力データを読み取る
ことができる。例えばアドレスとして0番地が出力され
たとすると、ROM2a内の0番地には、CPU1の0
番地及び1番地の2バイトのデータが格納されており、
入出力データD0〜D15の内容としてROM2aの入
出力データ端子RD0〜RD15に出力される。また、
ROM2b内の0番地には、CPU1の2番地と3番地
の2バイトのデータが格納されており、上位2バイトの
入出力データD16〜D31の内容としてROM2aの
入出力データ端子RD0〜RD15に出力される。次
に、CPU1から4番地が出力されると、ROM2a内
の1番地には、CPU1の4番地及び5番地の2バイト
のデータが格納されており、入出力データD0〜D15
の内容としてROM2aの入出力データ端子RD0〜R
D15に出力される。また、ROM2b内の1番地に
は、CPU1の6番地と7番地の2バイトのデータが格
納されており、上位2バイトの入出力データD16〜D
31の内容としてROM2aの入出力データ端子RD0
〜RD15に出力される。
【0052】このようにして、ROM2a及びROM2
bの入出力データ端子RD0〜RD15にはCPU1か
ら出力されるアドレスに対応した32ビットのデータが
出力され、このデータがデータバス30を介してCPU
1に読み取られることになる。
bの入出力データ端子RD0〜RD15にはCPU1か
ら出力されるアドレスに対応した32ビットのデータが
出力され、このデータがデータバス30を介してCPU
1に読み取られることになる。
【0053】以上のように、本実施形態のシステムによ
れば、データバス幅が16ビットのROMを用いた場合
でも、32ビットのデータ幅を有するCPU1によりデ
ータを読み取ることができる。
れば、データバス幅が16ビットのROMを用いた場合
でも、32ビットのデータ幅を有するCPU1によりデ
ータを読み取ることができる。
【0054】しかしながら、データ用ROMに記憶する
データは、ユーザの仕様によって大きくサイズが異なる
ため、0.5MバイトのROMを2個使う必要のない場
合も生ずる。
データは、ユーザの仕様によって大きくサイズが異なる
ため、0.5MバイトのROMを2個使う必要のない場
合も生ずる。
【0055】例えば、データ用ROMには、特殊な厚紙
に対応した定着温度制御用のデータ、特殊な大きなサイ
ズの紙に対応した特別な制御用データ、あるいは特殊な
言語の文字のフォントデータ等が記憶されるが、これら
のデータは、その紙の厚さの程度、紙のサイズの程度、
あるいは当該言語の文字の種類等によって大きくサイズ
が異なる。従って、1Mバイト程度のデータを必要とす
る場合もあれば、0.5Mバイト程度のデータで済む場
合もある。
に対応した定着温度制御用のデータ、特殊な大きなサイ
ズの紙に対応した特別な制御用データ、あるいは特殊な
言語の文字のフォントデータ等が記憶されるが、これら
のデータは、その紙の厚さの程度、紙のサイズの程度、
あるいは当該言語の文字の種類等によって大きくサイズ
が異なる。従って、1Mバイト程度のデータを必要とす
る場合もあれば、0.5Mバイト程度のデータで済む場
合もある。
【0056】そこで、本実施形態においては、0.5M
バイト程度のデータで済む場合には、0.5Mバイトの
ROM2aを1個だけ実装し、1個のROMのみについ
て16ビットリードを2回行うことにより、32ビット
のCPU1でデータの読み取りができるように構成して
いる。
バイト程度のデータで済む場合には、0.5Mバイトの
ROM2aを1個だけ実装し、1個のROMのみについ
て16ビットリードを2回行うことにより、32ビット
のCPU1でデータの読み取りができるように構成して
いる。
【0057】まず、ハードウェアの構成は、図2を参照
して先に説明した通りであり、ROMを1個のみ実装す
る場合には、下位側のROM2aの位置にのみROMを
実装する。
して先に説明した通りであり、ROMを1個のみ実装す
る場合には、下位側のROM2aの位置にのみROMを
実装する。
【0058】次に、図3のメモリマップ40に示すよう
に、データ用ROMを、32ビットバスモードに設定さ
れた領域CS#0と、16ビットバスモードに設定され
た領域CS#1の両方の領域に割り当て、ROMの個数
判定処理により2個のROMが実装されていると判定し
た時には領域CS#0、また、1個のROMが実装され
ていると判定した時には領域CS#1におけるデータ用
ROMの割り当て領域にアクセスを行うように制御プロ
グラムを構成した。ここで、32ビットバスモード及び
16ビットバスモードとは、CPU1の動作モードであ
り、32ビットバスモード時には32ビットのデータバ
ス幅でデータの読み取りを行う。また、16ビットバス
モード時には16ビットのデータバス幅でデータの読み
取りを行う。つまり、32ビットバスモード時において
は、図4(A)に示すように、1回のリードサイクルで
32ビットのデータが読み取られ、16ビットバスモー
ド時においては、図4(B)に示すように、1回のリー
ドサイクルにおいて、16ビットずつデータが読み取ら
れる。本実施形態のCPUは、図3のメモリマップ40
に示すように、CS#0〜CS#5の領域に分けられて
おり、CPU1のモード設定端子(図示せず)のレベル
設定、あるいはCPU1内部の設定レジスタの値の設定
により、各領域のバスモードを選択可能に構成されてい
る。本実施形態では、領域CS#1を16ビットバスモ
ードに設定し、他の領域を32ビットバスモードに設定
した。
に、データ用ROMを、32ビットバスモードに設定さ
れた領域CS#0と、16ビットバスモードに設定され
た領域CS#1の両方の領域に割り当て、ROMの個数
判定処理により2個のROMが実装されていると判定し
た時には領域CS#0、また、1個のROMが実装され
ていると判定した時には領域CS#1におけるデータ用
ROMの割り当て領域にアクセスを行うように制御プロ
グラムを構成した。ここで、32ビットバスモード及び
16ビットバスモードとは、CPU1の動作モードであ
り、32ビットバスモード時には32ビットのデータバ
ス幅でデータの読み取りを行う。また、16ビットバス
モード時には16ビットのデータバス幅でデータの読み
取りを行う。つまり、32ビットバスモード時において
は、図4(A)に示すように、1回のリードサイクルで
32ビットのデータが読み取られ、16ビットバスモー
ド時においては、図4(B)に示すように、1回のリー
ドサイクルにおいて、16ビットずつデータが読み取ら
れる。本実施形態のCPUは、図3のメモリマップ40
に示すように、CS#0〜CS#5の領域に分けられて
おり、CPU1のモード設定端子(図示せず)のレベル
設定、あるいはCPU1内部の設定レジスタの値の設定
により、各領域のバスモードを選択可能に構成されてい
る。本実施形態では、領域CS#1を16ビットバスモ
ードに設定し、他の領域を32ビットバスモードに設定
した。
【0059】そして、32ビットバスモードでのデータ
の読み取りが行われる領域CS#0においては、図3の
詳細メモリマップ41に示すように、アドレスが「$0
C00−0000」〜「$0C0F−FFFF」で示さ
れる1Mバイトの領域にデータ用ROMを割り当て、1
6ビットバスモードでのデータの読み取りが行われる領
域CS#1においては図3の詳細メモリマップ42に示
すように、アドレスが「$1800−0000」〜「$
1807−FFFF」で示される0.5Mバイトの領域
にデータ用ROMを割り当てた。
の読み取りが行われる領域CS#0においては、図3の
詳細メモリマップ41に示すように、アドレスが「$0
C00−0000」〜「$0C0F−FFFF」で示さ
れる1Mバイトの領域にデータ用ROMを割り当て、1
6ビットバスモードでのデータの読み取りが行われる領
域CS#1においては図3の詳細メモリマップ42に示
すように、アドレスが「$1800−0000」〜「$
1807−FFFF」で示される0.5Mバイトの領域
にデータ用ROMを割り当てた。
【0060】このようなアドレスの割り当てを行うと、
領域CS#0における「$0C00−0000」からの
最初の0.5Mバイトの領域と、領域CS#1における
「$1800−0000」からの最初の0.5Mバイト
の領域においては、図5に示すように、アドレスA0〜
A18の値が同じ値をとることになる。
領域CS#0における「$0C00−0000」からの
最初の0.5Mバイトの領域と、領域CS#1における
「$1800−0000」からの最初の0.5Mバイト
の領域においては、図5に示すように、アドレスA0〜
A18の値が同じ値をとることになる。
【0061】なお、図5に示した「$0C0F−FFF
C」のアドレスは、「$0C00−0000」〜「$0
C0F−FFFF」の領域における最後の4バイトのエ
ントリーアドレスであり、「$1807−FFFC」の
アドレスは、「$1800−0000」〜「$1807
−FFFF」の領域における最後の4バイトのエントリ
ーアドレスである。
C」のアドレスは、「$0C00−0000」〜「$0
C0F−FFFF」の領域における最後の4バイトのエ
ントリーアドレスであり、「$1807−FFFC」の
アドレスは、「$1800−0000」〜「$1807
−FFFF」の領域における最後の4バイトのエントリ
ーアドレスである。
【0062】つまり、これらの最初の2Mバイトの領域
に対しては、領域CS#0と領域CS#1の何れをアク
セスした場合でも、アドレスA0〜A18については同
じ値が出力されることになり、ROMを1個のみ実装す
る場合と、2個実装する場合とで、共通のアドレスバス
を使用することができる。
に対しては、領域CS#0と領域CS#1の何れをアク
セスした場合でも、アドレスA0〜A18については同
じ値が出力されることになり、ROMを1個のみ実装す
る場合と、2個実装する場合とで、共通のアドレスバス
を使用することができる。
【0063】しかしながら、16ビット単位でデータを
読み取る際には、CPU1から出力されるROMに対す
る最下位のアドレスはアドレスA1であり、このアドレ
スA1を何らかの方法でROM2aに供給する必要があ
る。
読み取る際には、CPU1から出力されるROMに対す
る最下位のアドレスはアドレスA1であり、このアドレ
スA1を何らかの方法でROM2aに供給する必要があ
る。
【0064】一方、32ビット単位でデータを読み取る
際には、CPU1から出力されるROMに対する最下位
のアドレスはアドレスA2であり、上述したように、本
実施形態ではCPU1のアドレス端子CA2と、ROM
2a、2b内における最下位のアドレスの端子RA0と
を接続した構成となっている。
際には、CPU1から出力されるROMに対する最下位
のアドレスはアドレスA2であり、上述したように、本
実施形態ではCPU1のアドレス端子CA2と、ROM
2a、2b内における最下位のアドレスの端子RA0と
を接続した構成となっている。
【0065】従って、16ビットリード時と32ビット
リード時では、最下位のアドレスが異なるため、共通の
ハードウェア構成とするためには、アドレスバス31と
ROMのアドレス端子との間に接続を切り換える手段を
設けることも考えられる。しかしながら、このような手
段を設けるとハードウェア構成が複雑になり、好ましく
ない。
リード時では、最下位のアドレスが異なるため、共通の
ハードウェア構成とするためには、アドレスバス31と
ROMのアドレス端子との間に接続を切り換える手段を
設けることも考えられる。しかしながら、このような手
段を設けるとハードウェア構成が複雑になり、好ましく
ない。
【0066】そこで、本実施形態では、ROMの最上位
のアドレス端子RA21に、32ビットリード時におい
てはCPU1のROMに対する最上位アドレスA19
を、また、16ビットリード時おいてはCPU1のRO
Mに対する最下位アドレスA1を供給するように構成し
た。
のアドレス端子RA21に、32ビットリード時におい
てはCPU1のROMに対する最上位アドレスA19
を、また、16ビットリード時おいてはCPU1のRO
Mに対する最下位アドレスA1を供給するように構成し
た。
【0067】また、ROMの最上位アドレス端子に、C
PU1のROMに対する最下位アドレスA1を供給する
ことにより、ROM内部においてはアドレスの進み方が
変則的なものとなるが、本実施形態におけるデータ用R
OMは書き込みの可能なフラッシュROMであり、最初
にCPU1からこのような変則的な進み方のアドレスを
用いてデータを書き込むのであるから、読み取りの際に
は支障がない。仮にフラッシュROMを用いない場合で
も、変則的ではあるが予めこのようなアドレスの進み方
でデータを書き込んでおけば読み取りに支障はない。
PU1のROMに対する最下位アドレスA1を供給する
ことにより、ROM内部においてはアドレスの進み方が
変則的なものとなるが、本実施形態におけるデータ用R
OMは書き込みの可能なフラッシュROMであり、最初
にCPU1からこのような変則的な進み方のアドレスを
用いてデータを書き込むのであるから、読み取りの際に
は支障がない。仮にフラッシュROMを用いない場合で
も、変則的ではあるが予めこのようなアドレスの進み方
でデータを書き込んでおけば読み取りに支障はない。
【0068】そして、ROMの最上位のアドレス端子R
A21に供給するアドレスの選択は、アドレスセレクタ
20のセレクタ21により行っている。セレクタ21に
は、アドレスバス32を介して、アドレスA19とA1
が入力されるように構成されており、セレクタ21はア
ドレスセレクタ20に備えられたモードレジスタ22に
格納されたモードの種類に応じてアドレスA19とA1
の何れかをアドレスバス33に供給するように構成され
ている。
A21に供給するアドレスの選択は、アドレスセレクタ
20のセレクタ21により行っている。セレクタ21に
は、アドレスバス32を介して、アドレスA19とA1
が入力されるように構成されており、セレクタ21はア
ドレスセレクタ20に備えられたモードレジスタ22に
格納されたモードの種類に応じてアドレスA19とA1
の何れかをアドレスバス33に供給するように構成され
ている。
【0069】このモードレジスタ22は、リードライト
ライン34を介してCPU1と接続されており、CPU
1はROMの個数判定処理を行って、その判定結果をモ
ードレジスタ22に書き込むように構成されている。具
体的には、ROMが2個実装されていると判定した場合
には、32ビットバスモードを指定する情報をモードレ
ジスタに書き込み、ROMが1個実装されていると判定
した場合には、16ビットバスモードを指定する情報を
モードレジスタに書き込む。そして、セレクタ21は、
モードレジスタに書き込まれた情報が32ビットバスモ
ードを指定する情報であった場合には、アドレスA19
をアドレスバス33に供給し、16ビットバスモードを
指定する情報であった場合には、アドレスA1をアドレ
スバス33に供給する。
ライン34を介してCPU1と接続されており、CPU
1はROMの個数判定処理を行って、その判定結果をモ
ードレジスタ22に書き込むように構成されている。具
体的には、ROMが2個実装されていると判定した場合
には、32ビットバスモードを指定する情報をモードレ
ジスタに書き込み、ROMが1個実装されていると判定
した場合には、16ビットバスモードを指定する情報を
モードレジスタに書き込む。そして、セレクタ21は、
モードレジスタに書き込まれた情報が32ビットバスモ
ードを指定する情報であった場合には、アドレスA19
をアドレスバス33に供給し、16ビットバスモードを
指定する情報であった場合には、アドレスA1をアドレ
スバス33に供給する。
【0070】本実施形態においては、このような構成を
有しているため、共通のハードウェア構成で、ROMが
2個実装された場合でも、また1個のみ実装された場合
でもデータの読み込みが可能となっている。
有しているため、共通のハードウェア構成で、ROMが
2個実装された場合でも、また1個のみ実装された場合
でもデータの読み込みが可能となっている。
【0071】次に、本実施形態におけるROM個数判定
処理について図6及び図7に基づいて説明する。
処理について図6及び図7に基づいて説明する。
【0072】先ず、図6に示すように、メモリマップ上
の32ビットエリア、即ち領域CS#0の「$0C00
−0000」をリードする(ステップS1)。すると、
図2に示すように、ROMが2個実装されている場合に
は、32ビットのデータがリードできるので、図7
(B)に示すように、データD0〜D31は全て有効な
データとなる。しかし、1個しか実装されていない場合
には、図2に示すROM2bが実装されていないのであ
るから、図7(A)に示すように、上位のD16〜D3
1のデータは無効なデータとなる。従って、「$0C0
0−0002,$0C00−0003」のデータである
D16〜D31のデータが有効なデータか無効なデータ
かを判別することにより、ROMの個数を判定すること
ができる。
の32ビットエリア、即ち領域CS#0の「$0C00
−0000」をリードする(ステップS1)。すると、
図2に示すように、ROMが2個実装されている場合に
は、32ビットのデータがリードできるので、図7
(B)に示すように、データD0〜D31は全て有効な
データとなる。しかし、1個しか実装されていない場合
には、図2に示すROM2bが実装されていないのであ
るから、図7(A)に示すように、上位のD16〜D3
1のデータは無効なデータとなる。従って、「$0C0
0−0002,$0C00−0003」のデータである
D16〜D31のデータが有効なデータか無効なデータ
かを判別することにより、ROMの個数を判定すること
ができる。
【0073】このような手法で個数を判定し(ステップ
S2)、個数が1個であった場合には(ステップS2:
YES)、モードレジスタ22に16ビットバスモード
を指定する情報を設定し(ステップS3)、以後は16
ビットのエリア、即ち領域CS#1の「$1800−0
000」からの領域からリードを行う(ステップS
4)。一方、ROMが2個であると判定した場合には
(ステップS2:NO)、モードレジスタ22に32ビ
ットバスモードを指定する情報を設定し(ステップS
5)、以後は32ビットのエリア、即ち領域CS#1の
「$0C00−0000」からリードを行う(ステップ
S6)。
S2)、個数が1個であった場合には(ステップS2:
YES)、モードレジスタ22に16ビットバスモード
を指定する情報を設定し(ステップS3)、以後は16
ビットのエリア、即ち領域CS#1の「$1800−0
000」からの領域からリードを行う(ステップS
4)。一方、ROMが2個であると判定した場合には
(ステップS2:NO)、モードレジスタ22に32ビ
ットバスモードを指定する情報を設定し(ステップS
5)、以後は32ビットのエリア、即ち領域CS#1の
「$0C00−0000」からリードを行う(ステップ
S6)。
【0074】以上のように、本実施形態によれば、デー
タ用ROMの容量がROM1個で充分足りる場合には、
ROMを1個のみ実装すれば良く、ユーザの仕様に応じ
たデータ処理システムを、共通のハードウェア構成及び
ソフトウェア構成で実現することができる。従って、R
OMが1個で済む場合には、データ処理システムのコス
トの低減を図ることができる。
タ用ROMの容量がROM1個で充分足りる場合には、
ROMを1個のみ実装すれば良く、ユーザの仕様に応じ
たデータ処理システムを、共通のハードウェア構成及び
ソフトウェア構成で実現することができる。従って、R
OMが1個で済む場合には、データ処理システムのコス
トの低減を図ることができる。
【0075】なお、本実施形態においては、ROMとし
て0.5Mバイト(256Kワード×16ビット)のフ
ラッシュROMを、32ビットリード時に2個用い、1
6ビットリード時には1個用いる場合について説明した
が、本発明はこれらに限られるものではなく、ROMと
してフラッシュROM以外のものを用いても良いし、容
量も0.5Mバイト以外のものを用いても良い。また、
ROMの個数についても、必要な容量に応じて適宜変更
することができる。更に、ROM以外の記憶装置を用い
る場合にも適用可能である。
て0.5Mバイト(256Kワード×16ビット)のフ
ラッシュROMを、32ビットリード時に2個用い、1
6ビットリード時には1個用いる場合について説明した
が、本発明はこれらに限られるものではなく、ROMと
してフラッシュROM以外のものを用いても良いし、容
量も0.5Mバイト以外のものを用いても良い。また、
ROMの個数についても、必要な容量に応じて適宜変更
することができる。更に、ROM以外の記憶装置を用い
る場合にも適用可能である。
【0076】また、本実施形態では、データ処理システ
ムとして、プリンタシステムを例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、複写機、ワード
プロセッサ等の適宜のシステムに適用可能である。
ムとして、プリンタシステムを例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、複写機、ワード
プロセッサ等の適宜のシステムに適用可能である。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ処理システムに
よれば、記憶装置の個数を判定し、判定結果に基づい
て、第1のモードにより第1のビット単位で第1領域に
て処理データの入力を行うか、あるいは第2のモードに
より第2のビット単位で複数の入力を行って第1のビッ
ト単位分の入力を第2領域にて行うように、記憶装置に
対してアドレスデータを出力するので、記憶装置の個数
が第1のビット単位の処理データの入力が可能な個数で
ある場合、あるいは不可能な個数である場合のいずれの
場合でも、必要な第1のビット単位分の処理データの入
力を、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更する
ことなく、確実に行うことができる。従って、ユーザの
仕様に応じて記憶装置の個数を変更可能なシステムを低
コストで提供できる。また、ユーザの仕様によっては記
憶装置の個数を減少させることができ、コストの低減を
図ることができる。
よれば、記憶装置の個数を判定し、判定結果に基づい
て、第1のモードにより第1のビット単位で第1領域に
て処理データの入力を行うか、あるいは第2のモードに
より第2のビット単位で複数の入力を行って第1のビッ
ト単位分の入力を第2領域にて行うように、記憶装置に
対してアドレスデータを出力するので、記憶装置の個数
が第1のビット単位の処理データの入力が可能な個数で
ある場合、あるいは不可能な個数である場合のいずれの
場合でも、必要な第1のビット単位分の処理データの入
力を、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更する
ことなく、確実に行うことができる。従って、ユーザの
仕様に応じて記憶装置の個数を変更可能なシステムを低
コストで提供できる。また、ユーザの仕様によっては記
憶装置の個数を減少させることができ、コストの低減を
図ることができる。
【0078】請求項2に記載のデータ処理システムによ
れば、第1のビット単位が第2のビット単位の倍数であ
る場合に、当該倍数の値を表現可能なビット数分の下位
アドレスデータを、最上位ビット側に揃えて記憶装置に
対するアドレスデータを生成するので、記憶装置のアド
レッシングを変更することなく、第1のビット単位ある
いは第2のビット単位でのデータの読み取りを行うこと
ができ、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変更可
能なシステムを低コストで提供できる。
れば、第1のビット単位が第2のビット単位の倍数であ
る場合に、当該倍数の値を表現可能なビット数分の下位
アドレスデータを、最上位ビット側に揃えて記憶装置に
対するアドレスデータを生成するので、記憶装置のアド
レッシングを変更することなく、第1のビット単位ある
いは第2のビット単位でのデータの読み取りを行うこと
ができ、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変更可
能なシステムを低コストで提供できる。
【0079】請求項3に記載のデータ処理システムによ
れば、記憶装置から入力する処理データのビット幅を決
定し記憶すると共に、記憶したビット幅に基づいて第1
のビット単位での読み取りを行うアドレスデータと、第
2のビット単位で読み取りを行うアドレスデータとを選
択するようにしたので、ハードウェア及びソフトウェア
の構成を変更することなく、ユーザの仕様に応じて記憶
装置の個数を変更可能なシステムを低コストで提供でき
る。
れば、記憶装置から入力する処理データのビット幅を決
定し記憶すると共に、記憶したビット幅に基づいて第1
のビット単位での読み取りを行うアドレスデータと、第
2のビット単位で読み取りを行うアドレスデータとを選
択するようにしたので、ハードウェア及びソフトウェア
の構成を変更することなく、ユーザの仕様に応じて記憶
装置の個数を変更可能なシステムを低コストで提供でき
る。
【0080】請求項4に記載のデータ処理システムによ
れば、第1の領域に相当するアドレスデータに対応して
入力される第1のビット単位分の処理データの内容に基
づいて記憶装置の個数を判定するので、当該判定を正確
に行うことができ、ハードウェア及びソフトウェアの構
成を変更することなく、ユーザの仕様に応じて記憶装置
の個数を変更可能なシステムを正確に動作させることが
できる。
れば、第1の領域に相当するアドレスデータに対応して
入力される第1のビット単位分の処理データの内容に基
づいて記憶装置の個数を判定するので、当該判定を正確
に行うことができ、ハードウェア及びソフトウェアの構
成を変更することなく、ユーザの仕様に応じて記憶装置
の個数を変更可能なシステムを正確に動作させることが
できる。
【0081】請求項5に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、記憶装置
の個数を判定し、判定結果に基づいて、第1のモードに
より第1のビット単位で第1領域にて処理データの入力
を行うか、あるいは第2のモードにより第2のビット単
位で複数の入力を行って第1のビット単位分の入力を第
2領域にて行うように、記憶装置に対してアドレスデー
タを出力するので、記憶装置の個数が第1のビット単位
の処理データの入力が可能な個数である場合、あるいは
不可能な個数である場合のいずれの場合でも、必要な第
1のビット単位分の処理データの入力を、ハードウェア
及びソフトウェアの構成を変更することなく、確実に行
うことができる。従って、ユーザの仕様に応じて記憶装
置の個数を変更可能なシステムを低コストで提供でき
る。また、ユーザの仕様によっては記憶装置の個数を減
少させることができ、コストの低減を図ることができ
る。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、記憶装置
の個数を判定し、判定結果に基づいて、第1のモードに
より第1のビット単位で第1領域にて処理データの入力
を行うか、あるいは第2のモードにより第2のビット単
位で複数の入力を行って第1のビット単位分の入力を第
2領域にて行うように、記憶装置に対してアドレスデー
タを出力するので、記憶装置の個数が第1のビット単位
の処理データの入力が可能な個数である場合、あるいは
不可能な個数である場合のいずれの場合でも、必要な第
1のビット単位分の処理データの入力を、ハードウェア
及びソフトウェアの構成を変更することなく、確実に行
うことができる。従って、ユーザの仕様に応じて記憶装
置の個数を変更可能なシステムを低コストで提供でき
る。また、ユーザの仕様によっては記憶装置の個数を減
少させることができ、コストの低減を図ることができ
る。
【0082】請求項6に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1のビ
ット単位が第2のビット単位の倍数である場合に、当該
倍数の値を表現可能なビット数分の下位アドレスデータ
を、最上位ビット側に揃えて記憶装置に対するアドレス
データを生成するので、記憶装置のアドレッシングを変
更することなく、第1のビット単位あるいは第2のビッ
ト単位でのデータの読み取りを行うことができ、ユーザ
の仕様に応じて記憶装置の個数を変更可能なシステムを
低コストで提供できる。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1のビ
ット単位が第2のビット単位の倍数である場合に、当該
倍数の値を表現可能なビット数分の下位アドレスデータ
を、最上位ビット側に揃えて記憶装置に対するアドレス
データを生成するので、記憶装置のアドレッシングを変
更することなく、第1のビット単位あるいは第2のビッ
ト単位でのデータの読み取りを行うことができ、ユーザ
の仕様に応じて記憶装置の個数を変更可能なシステムを
低コストで提供できる。
【0083】請求項7に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、記憶装置
から入力する処理データのビット幅を決定し記憶すると
共に、記憶したビット幅に基づいて第1のビット単位で
の読み取りを行うアドレスデータと、第2のビット単位
で読み取りを行うアドレスデータとを選択するようにし
たので、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更す
ることなく、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変
更可能なシステムを低コストで提供できる。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、記憶装置
から入力する処理データのビット幅を決定し記憶すると
共に、記憶したビット幅に基づいて第1のビット単位で
の読み取りを行うアドレスデータと、第2のビット単位
で読み取りを行うアドレスデータとを選択するようにし
たので、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更す
ることなく、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変
更可能なシステムを低コストで提供できる。
【0084】請求項8に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1の領
域に相当するアドレスデータに対応して入力される第1
のビット単位分の処理データの内容に基づいて記憶装置
の個数を判定するので、当該判定を正確に行うことがで
き、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更するこ
となく、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変更可
能なシステムを正確に動作させることができる。
ける記憶装置からのデータ入力方法によれば、第1の領
域に相当するアドレスデータに対応して入力される第1
のビット単位分の処理データの内容に基づいて記憶装置
の個数を判定するので、当該判定を正確に行うことがで
き、ハードウェア及びソフトウェアの構成を変更するこ
となく、ユーザの仕様に応じて記憶装置の個数を変更可
能なシステムを正確に動作させることができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるデータ処理システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図から、記憶装置及び記憶装置
の制御装置を抜き出したブロック図である。
の制御装置を抜き出したブロック図である。
【図3】図1のデータ処理システムにおけるメモリマッ
プを示す図である。
プを示す図である。
【図4】(A)は図1のデータ処理システムにおけるC
PUの32ビットバスモード時の動作を示すタイミング
チャート、(B)は図1のデータ処理システムにおける
CPUの16ビットバスモード時の動作を示すタイミン
グチャートである。
PUの32ビットバスモード時の動作を示すタイミング
チャート、(B)は図1のデータ処理システムにおける
CPUの16ビットバスモード時の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】図1のデータ処理システムにおける32ビット
バスモードによるリードが行われる領域CS#0の最初
の0.5Mバイトの空間と、16ビットバスモードによ
るリードが行われる領域CS#1の2Mバイトの空間を
示すアドレスデータの詳細を示す図である。
バスモードによるリードが行われる領域CS#0の最初
の0.5Mバイトの空間と、16ビットバスモードによ
るリードが行われる領域CS#1の2Mバイトの空間を
示すアドレスデータの詳細を示す図である。
【図6】図1のデータ処理システムにおけるROM個数
判定処理のフローチャートである。
判定処理のフローチャートである。
【図7】(A)は図1のデータ処理システムにおいてR
OMが1個実装されている場合のデータの内容を示す
図、(B)は図1のデータ処理システムにおいてROM
が2個実装されている場合のデータの内容を示す図であ
る。
OMが1個実装されている場合のデータの内容を示す
図、(B)は図1のデータ処理システムにおいてROM
が2個実装されている場合のデータの内容を示す図であ
る。
1…CPU 2a,2b…ROM 3…内蔵RAM 4…拡張RAM 5…ASIC 5a…メモリ制御回路 5b…I/O制御回路 5c…エンジン制御回路 5d…I/F制御回路 6…SWパネル 7…プリントエンジン 10…ホスト 20…アドレスセレクタ 21…セレクタ 22…モードレジスタ 23…アドレスデコーダ 24…制御信号出力回路 30a,30b…データバス 31,32,33…アドレスバス 40…メモリマップ
Claims (8)
- 【請求項1】 処理データの入力モードを、全アドレス
空間の所定領域毎に、第1のビット単位で行う第1モー
ドと、第1のビット単位よりも少ない第2のビット単位
での複数の入力により第1のビット単位分の入力を行う
第2モードとを切り換えるデータ処理装置と、処理デー
タの出力を第2のビット単位で行う記憶装置と、記憶装
置に対するアドレスデータの変換を行うアドレスデータ
変換装置とを備えたデータ処理システムであって、 前記データ処理装置は、 前記全アドレス空間の所定領域に割り当てられた外部装
置を選択する為のアドレスデータの出力を行うアドレス
データ出力手段と、 前記記憶装置の個数を判定する判定手段と、 前記判定結果に基づき、前記第1モードによる第1領域
又は第2モードによる第2領域との何れか一方の領域に
て、前記記憶装置から処理データを入力する処理データ
入力手段と、を備え、 前記アドレスデータ変換装置は、 前記第1又は第2領域に相当する前記データ処理装置か
らのアドレスデータに基づき、複数の記憶装置に前記第
1のビット単位分に相当する処理データの出力を行わ
せ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を行わ
せる為に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置
に出力するアドレスデータ抽出手段と、 前記アドレスデータに基づいて前記記憶装置の選択信号
を出力する選択手段と、を備え、 前記記憶装置は、 前記アドレスデータ抽出手段とアドレスデータ線により
接続され、前記データ処理装置と処理データ線により接
続された接続手段に、少なくとも一つ接続されている、 ことを特徴とするデータ処理システム。 - 【請求項2】 前記第1のビット単位は、前記第2のビ
ット単位の倍数であり、前記アドレスデータ変換装置の
アドレスデータ抽出手段は、当該倍数の値を表現可能な
ビット数分の下位アドレスデータを最上位ビット側に揃
えて前記記憶装置に対するアドレスデータを生成するこ
とを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。 - 【請求項3】 前記データ処理装置は、前記判定手段の
判定結果に基づいて、前記記憶装置から入力する処理デ
ータのビット幅を決定するビット幅決定手段を更に備
え、前記アドレスデータ変換装置は、前記ビット幅決定
手段により決定されたビット幅についての情報を記憶す
るビット幅情報記憶手段を更に備え、前記アドレスデー
タ抽出手段は、前記ビット幅情報記憶手段に記憶された
ビット幅情報に基づいて、複数の記憶装置に前記第1の
ビット単位分に相当する処理データの出力を行わせる為
に必要なアドレスデータ、又は第2のビット単位毎に処
理データの出力を行わせる為に必要なアドレスデータの
何れかを選択する、ことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のデータ処理システム。 - 【請求項4】 前記記憶装置の個数を判定する判定手段
は、前記第1領域に相当するアドレスデータに対応して
入力される前記第1のビット単位分の処理データの内容
に基づいて前記個数を判定することを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいずれか一項に記載のデータ処理シス
テム。 - 【請求項5】 処理データの入力モードを、全アドレス
空間の所定領域毎に、第1のビット単位で行う第1モー
ドと、第1のビット単位よりも少ない第2のビット単位
での複数の入力により第1のビット単位分の入力を行う
第2モードとを切り換えるデータ処理装置と、処理デー
タの出力を第2のビット単位で行う記憶装置と、記憶装
置に対するアドレスデータの変換を行うアドレスデータ
変換装置とを備えたデータ処理システムにおける記憶装
置からのデータ入力方法であって、 前記全アドレス空間の所定領域に割り当てられた外部装
置を選択する為のアドレスデータの出力を行う工程と、 前記記憶装置の個数を判定する工程と、 前記判定結果に基づき、前記第1モードによる第1領域
又は第2モードによる第2領域との何れか一方の領域に
て、前記記憶装置から処理データを入力する工程と、 前記第1又は第2領域に相当する前記データ処理装置か
らのアドレスデータに基づき、複数の記憶装置に前記第
1のビット単位分に相当する処理データの出力を行わ
せ、又は第2のビット単位毎に処理データの出力を行わ
せる為に必要なアドレスデータを抽出して前記記憶装置
に出力する工程と、 前記アドレスデータに基づいて前記記憶装置の選択信号
を出力する工程と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システムにおける
記憶装置からのデータ入力方法。 - 【請求項6】 前記第1のビット単位は、前記第2のビ
ット単位の倍数であり、前記アドレスデータを抽出して
出力する工程は、当該倍数の値を表現可能なビット数分
の下位アドレスデータを最上位ビット側に揃えて前記記
憶装置に対するアドレスデータを生成する工程であるこ
とを特徴とする請求項5に記載のデータ処理システムに
おける記憶装置からのデータ入力方法。 - 【請求項7】 前記記憶装置の個数を判定結果に基づい
て、前記記憶装置から入力する処理データのビット幅を
決定する工程と、決定されたビット幅についての情報を
記憶する工程と、記憶されたビット幅情報に基づいて、
複数の記憶装置に前記第1のビット単位分に相当する処
理データの出力を行わせる為に必要なアドレスデータ、
又は第2のビット単位毎に処理データの出力を行わせる
為に必要なアドレスデータの何れかを選択する工程とを
更に備えたことを特徴とする請求項5または請求項6に
記載のデータ処理システムにおける記憶装置からのデー
タ入力方法。 - 【請求項8】 前記記憶装置の個数を判定する工程は、
前記第1の領域に相当するアドレスデータに対応して入
力される前記第1のビット単位分の処理データの内容に
基づいて前記個数を判定する工程であることを特徴とす
る請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のデータ
処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301308A JPH11134246A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | データ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法 |
US09/184,602 US6209049B1 (en) | 1997-10-31 | 1998-11-02 | Data processing system and method for inputting data from storage devices where the data buss width for input depends on the number of memory devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301308A JPH11134246A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | データ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134246A true JPH11134246A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17895293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9301308A Pending JPH11134246A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | データ処理システム及びデータ処理システムにおける記憶装置からのデータ入力方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6209049B1 (ja) |
JP (1) | JPH11134246A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6480929B1 (en) * | 1998-10-31 | 2002-11-12 | Advanced Micro Devices Inc. | Pseudo-concurrency between a volatile memory and a non-volatile memory on a same data bus |
CN109542799B (zh) * | 2018-11-05 | 2023-03-28 | 西安智多晶微电子有限公司 | 块存储器拼接方法、拼接模块、存储装置及现场可编程门阵列 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4716527A (en) * | 1984-12-10 | 1987-12-29 | Ing. C. Olivetti | Bus converter |
JPS61175845A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-07 | Toshiba Corp | マイクロプロセツサシステム |
US5070445A (en) * | 1986-07-02 | 1991-12-03 | Woodward Thomas R | Programmably controlled partially distributed masking mechanism in a programmable unit having variable data path widths |
JPH0715665B2 (ja) * | 1991-06-10 | 1995-02-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | パーソナルコンピユータ |
JP2718292B2 (ja) * | 1991-07-24 | 1998-02-25 | 日本電気株式会社 | マイクロプロセッサ |
JP2836321B2 (ja) * | 1991-11-05 | 1998-12-14 | 三菱電機株式会社 | データ処理装置 |
US5835960A (en) * | 1994-01-07 | 1998-11-10 | Cirrus Logic, Inc. | Apparatus and method for interfacing a peripheral device having a ROM BIOS to a PCI bus |
US5802392A (en) * | 1995-07-20 | 1998-09-01 | Future Domain Corporation | System for transferring 32-bit double word IDE data sequentially without an intervening instruction by automatically incrementing I/O port address and translating incremented address |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9301308A patent/JPH11134246A/ja active Pending
-
1998
- 1998-11-02 US US09/184,602 patent/US6209049B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6209049B1 (en) | 2001-03-27 |
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