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JPH11133583A - デジタル面付処理装置 - Google Patents

デジタル面付処理装置

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Publication number
JPH11133583A
JPH11133583A JP14951998A JP14951998A JPH11133583A JP H11133583 A JPH11133583 A JP H11133583A JP 14951998 A JP14951998 A JP 14951998A JP 14951998 A JP14951998 A JP 14951998A JP H11133583 A JPH11133583 A JP H11133583A
Authority
JP
Japan
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imposition
file
rip
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printing
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Granted
Application number
JP14951998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3537125B2 (ja
Inventor
Kyohei Fujisawa
恭平 藤沢
Takanori Kitani
孝則 木谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14951998A priority Critical patent/JP3537125B2/ja
Priority to US09/137,830 priority patent/US6384932B1/en
Publication of JPH11133583A publication Critical patent/JPH11133583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537125B2 publication Critical patent/JP3537125B2/ja
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版工程から受け渡される演算後ファイルを
用いて、刷版・印刷工程においてデジタル的な面付処理
を可能としたデジタル面付処理装置を提供する。 【解決手段】 面付部12は、配置情報に基づいて各ペ
ージごとに面付データを作成する。ここで、面付部12
は、印刷機31の種類に対応すべく、端末21からの指
示により配置情報を適宜書き換え、適切な面付データの
作成を行う。殖版部13は、上記面付データを刷版上で
最適な配置になるよう位置決めを行う。この位置決め
は、端末21の画面上で確認しながら行うことができ
る。印刷情報付加部14は、印刷の際に必要なアクセサ
リーを外部から読込み、かつ配置処理する。網点生成部
17は、上記データ処理を終えた演算後ファイルを、コ
ントロール部15から指示されるドットゲイン調整を加
味しながら1ページ毎のラスタ形式データから複数ペー
ジをまとめた網点データに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル面付処理
装置に関し、より特定的には、製版処理工程からのデジ
タルデータ出力を用いて、刷版・印刷処理工程でデジタ
ル的な面付処理を行うデジタル面付処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、クライアントから受注し
た企画内容を印刷物として完成させるまでには、デザイ
ン工程、製版工程および刷版・印刷工程の各工程を経
る。デザイン工程では、企画内容に沿ってデザインされ
た版下を作成する。製版工程では、この版下を元に、絵
柄,線画,文字列を配置してレイアウト済みのフィルム
を作成する。刷版・印刷工程では、このフィルムに基づ
いて面付処理を行って刷版を作成し、その後印刷により
印刷物を完成させる。
【0003】これらの工程のうち、デザイン工程から製
版工程に至るまでのデータ処理は、近年のコンピュータ
技術および各種製版処理ソフトウエアの普及により、ア
ナログ処理からDTP(Desk Top Publishing)に代表さ
れるデジタル処理へと移り変わり、作業の合理化が図ら
れてきている。この合理化により、デザイン工程では、
DTP処理によりデジタル化されたデータ上でのデザイ
ンおよび編集が可能となり、デジタルの版下データを出
力することができる。そして、製版工程では、上記デジ
タルの版下データに基づいて、やはりデジタルデータで
ある絵柄,線画,文字列を配置した上で製版加工(Tr
ap処理等)およびRIP(Raster Image Processing)
等の必要なデジタル演算処理を実行してデジタルページ
データを求め、所定のサイズのフィルムおよびカラー校
正を出力する。
【0004】上述のように、製版工程から刷版・印刷工
程へのデータの受け渡しは、いまだにフィルムという中
間媒体が用いられているのが現状である(図9を参
照)。このように、今だにフィルムが中間媒体として用
いられている要因の1つとしては、ほとんどの製版工程
と刷版・印刷工程とがそれぞれ独立している(すなわ
ち、製版工程と刷版・印刷工程とが別々の会社の手によ
って処理されることが多い)ためである。また、フィル
ムを用いると、製版工程と刷版・印刷工程との業務がは
っきりと区別されるため責任分担が明確になる、という
利点があることもその理由の一つである。さらに、刷版
・印刷工程では、このフィルムそのものを利用して、左
開きか右開きかを基に1枚の印刷物を折ったときに正し
いノンブルで仕上がるような製本の規則に則った面付処
理を行うことができる。このため、刷版の直し等が発生
した場合は、刷版・印刷工程内だけで解決することがで
きるという利点も挙げられる。
【0005】しかし、フィルムを中間媒体として用いて
いる限り、製版工程から刷版・印刷工程への工程短縮を
図ることができず、また、フィルム作成の手間およびフ
ィルムコストが常に発生するため製版コストの低減を図
ることができない。
【0006】そこで、最近では、製版工程と刷版・印刷
工程との間にフィルムという中間媒体を介さず、その間
の工程を短縮・合理化する手法として、CTP(Compute
r toPlate)という方法が考案されている。このCTP
という方法を用いた従来の処理システムを図10に示
す。CTP方法とは、本来刷版・印刷工程に含まれる面
付処理を製版工程に取り込んで、製版工程のデジタル演
算処理において面付までを行う。そして、この面付まで
行った演算データを網点化し直接刷版を作成するという
方法である。これにより、製版工程と刷版・印刷工程と
の間にフィルムという中間媒体が存在しなくなるため、
処理工程の短縮や製版工程でのフィルム作成の手間がな
くなることによる納期短縮および製版コストの低減等を
実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製版工程と刷
版・印刷工程の短縮・合理化を図るために上記CTPを
用いた場合、フィルムのような中間媒体が存在せず、面
付処理が製版工程に取り込まれる。このため、上記CT
Pを用いたシステムにおいては、刷版・印刷工程のみで
可能だった一定の修正作業が製版工程まで巻き込んでし
まう等のことから、現実には以下に示す課題が生じてい
る。
【0008】(1)製版工程でのデジタル演算処理の段
階で、刷版・印刷工程で用いる印刷機を特定しなければ
ならない。演算データから直接刷版を作成するので、こ
の演算データは、すでに印刷機に合致したものでなけれ
ばならないからである。このため、製版会社は、今まで
印刷機を特定する必要なく、フィルムを最終出力物とし
て出力していただけで済んだのだが、CTPに対応する
ためには演算処理を行う前に印刷機を特定しなければな
らない、という新たな問題が発生する。 (2)確実な校正方法を提供する必要がある。フィルム
を中間媒体とした場合における校正(フィルムを使用し
たケミカル校正や、刷版作成後に行われる校正機による
校正)のように、デジタルデータ上でのデジタル的な校
正の方法を確立する必要がある。 (3)刷版・印刷工程の修正が発生した場合には、再度
製版工程に戻って演算からやり直しを行う必要がある。
面付処理を製版工程に取り込んだため、フィルムを用い
た場合のように、刷版・印刷工程での面付処理における
ようなフィルム単位での修正ができないためである。 (4)印刷時におけるページ単位の移動や色合わせがで
きない。製版工程での演算後のデジタルデータは、ペー
ジ単位ではなく面付された形で作成されるためである。 (5)一定時間以内での安定した再版の供給ができな
い。上記(3)および(4)の関係で、刷版・印刷工程
で刷版の再版を行うことができず、必要以上の時間がか
かってしまう。 (6)刷版におけるドットゲイン調整ができない。製版
工程での演算後のデジタルデータに基づいて刷版・印刷
工程において刷版上に直接網点が露光されるため、刷版
・印刷工程では、網点を修正することができずドットゲ
イン(刷版の網点の面積が印刷物のインキの面積とは一
致しない状態をいう)による弊害を防止することができ
ない。 (7)製版工程と刷版・印刷工程との作業の責任分担を
明確にできない。製版工程において刷版作成までの一歩
手前までを担当することから、刷版・印刷工程側で発生
した問題についても製版工程側で対応しなければならな
くなる。
【0009】また、刷版の効率化を図るために、従来か
ら印刷内容的に好都合なものを集めて面付を行って刷版
の1面とすること(これを“付け合わせ”と呼んでい
る)が行われている。しかし、このような付け合わせ作
業は、フィルムでは行うことができるが、CTPにおい
ては行うことができない。
【0010】例えば、8ページ分のフィルムを1面に面
付する刷版として、4ページ分が雑誌Aの口絵、残りの
4ページ分が雑誌Bの口絵であるような刷版を作成した
いことがある。しかし、CTPにおいては、面付処理を
製版工程側で行うため、刷版・印刷工程でこのような効
率的な刷版を作成することができず、刷版の効率化とい
う点において問題が生じている。
【0011】同様に、刷版・印刷工程側で8ページ分の
フィルムを1面に面付する刷版を作成したい場合、これ
までは8ページ分のフィルムが集まったところで刷版を
作成することができた。しかし、CTPにおいては、4
ページ分の演算データが2つ送られてきてもこのような
処理を行うことはできない。なぜならば、(この時点で
演算データに含まれているページのデータは、4ページ
分が1面に面付された状態のものではあるが)8ページ
を1面に面付けるのと4ページを1面に面付けるのとで
は、ページの面付配置が異なるためである。
【0012】それ故、本発明の目的は、従来技術の欠点
を克服すべく、フィルム出力の代わりに演算後のファイ
ル出力を用いて、製版工程に負担をかけることなく、刷
版・印刷工程においてデジタル的な面付処理を可能とし
たデジタル面付処理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、製版工程から受け渡される演算後ファイルを用
いて、刷版・印刷工程における面付処理を電子データの
形態において行うデジタル面付処理装置であって、演算
後ファイルは、1または2以上のページの個々に対応し
て作成されたページデータに対して網掛処理を除いたR
IP演算を行って作成されたRIPファイルと、RIP
ファイルのすべてあるいは一部についての配置位置に関
する配置情報とを含み、演算後ファイルが有する配置情
報を書き換えることによって、演算後ファイルが有する
RIPファイルが製本の規則に則って1面に配置された
状態であるラスタデータを作成する面付手段と、面付手
段によって作成されたラスタデータに対して網掛処理を
行う網掛手段とを備える。
【0014】上記のように、第1の発明によれば、面付
処理装置が受ける中間媒体に従来のようなフィルムでは
なく、RIPファイルと配置情報とからなるデジタルデ
ータである演算後ファイルを用いている。これにより、
ページの個々に対応するRIPファイルに対して、左開
きか右開きかを基に1枚の印刷物を折ったときに正しい
ノンブルで仕上がるような製本の規則に則った面付処理
を行うデジタル面付処理装置を、刷版・印刷工程側に構
成することができる。
【0015】第2の発明は、製版工程から受け渡される
2以上の演算後ファイルを用いて、刷版・印刷工程にお
ける面付処理を電子データの形態において行うデジタル
面付処理装置であって、演算後ファイルは、1または2
以上のページの個々に対応して作成されたページデータ
に対して網掛処理を除いたRIP演算を行って作成され
たRIPファイルと、RIPファイルのすべてあるいは
一部についての配置位置に関する配置情報とを含み、2
以上の演算後ファイルが有する配置情報をそれぞれ書き
換えることによって、2以上の演算後ファイルがそれぞ
れ有するRIPファイルが製本の規則に則って1面に配
置された状態であるラスタデータを作成する面付手段
と、面付手段によって作成されたラスタデータに対して
網掛処理を行う網掛手段とを備える。
【0016】上記のように、第2の発明によれば、面付
処理装置が受ける中間媒体に従来のようなフィルムでは
なく、RIPファイルと配置情報とからなるデジタルデ
ータである演算後ファイルを2以上用いている。これに
より、2以上の演算後ファイルに含まれるページの個々
に対応するRIPファイルに対して、左開きか右開きか
を基に1枚の印刷物を折ったときに正しいノンブルで仕
上がるような製本の規則に則った面付処理を行うデジタ
ル面付処理装置を、刷版・印刷工程側に構成することが
できる。このため、刷版の付け合わせ処理や、刷版作成
時の面付ページ数の変更などに柔軟に対処することがで
きる。
【0017】第3の発明は、第1および第2の発明にお
いて、網掛手段においてドットゲインの調整が可能なこ
とを特徴とする。
【0018】上記のように、第3の発明は、第1および
第2の発明において、刷版に対してドットゲイン調整を
行うことができ、印刷物の品質を向上することができ
る。
【0019】第4の発明は、第1および第2の発明にお
いて、面付手段においてラスタデータを作成する際、印
刷に必要な印刷付加情報をラスタデータに配置すること
を特徴とする。
【0020】上記のように、第4の発明は、第1および
第2の発明において、印刷に必要なトンボ、カラーパッ
チ、オフセット輪転機マーク、シリアルナンバー等の印
刷付加情報をラスタデータ上に付加することができ、刷
版・印刷工程における作業性を向上することができる。
【0021】第5の発明は、第1および第2の発明にお
いて、網掛手段においてラスタデータに対して網掛処理
を行う際、カラーマッチングが行われた校正用の網掛処
理を行うことを特徴とする。
【0022】上記のように、第5の発明は、第1および
第2の発明において、校正刷りを行うために最終印刷物
と校正物の色合いを一致させるようなカラーマッチング
処理を行うことができ、刷版・印刷工程における作業性
を向上することができる。
【0023】第6の発明は、第1および第2の発明にお
いて、網掛手段においてラスタデータに対して網掛処理
を行う際、ラスタデータを構成する1ページ分のRIP
ファイルに対して出力時の調整を行うことを特徴とす
る。
【0024】上記のように、第6の発明は、第1および
第2の発明において、ラスタデータを構成する1ページ
分のRIPファイルに対して、ページ単位の色合わせや
移動を行い、刷版の修正を行うことができ、一定時間以
内での安定した刷版の供給が可能となる。
【0025】第7の発明は、コンピュータ装置において
実行されるプログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体であって、1または2以上のページの個々に
対応して作成されたページデータに対して網掛処理を除
いたRIP演算を行って作成されたRIPファイルと、
当該RIPファイルのすべてあるいは一部についての配
置位置に関する配置情報とを含む演算後ファイルに対し
て、演算後ファイルが有する配置情報を書き換えること
によって、演算後ファイルが有するRIPファイルが製
本の規則に則って1面に配置された状態であるラスタデ
ータを作成する面付ステップと、面付ステップによって
作成されたラスタデータに対して網掛処理を行う網掛ス
テップとを含む動作環境を、コンピュータ装置上で実現
するためのプログラムを記録している。
【0026】第8の発明は、コンピュータ装置において
実行されるプログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体であって、1または2以上のページの個々に
対応して作成されたページデータに対して網掛処理を除
いたRIP演算を行って作成されたRIPファイルと、
当該RIPファイルのすべてあるいは一部についての配
置位置に関する配置情報とを含む2以上の演算後ファイ
ルに対して、2以上の演算後ファイルが有する配置情報
をそれぞれ書き換えることによって、2以上の演算後フ
ァイルがそれぞれ有するRIPファイルが製本の規則に
則って1面に配置された状態であるラスタデータを作成
する面付ステップと、面付ステップによって作成された
ラスタデータに対して網掛処理を行う網掛ステップとを
含む動作環境を、コンピュータ装置上で実現するための
プログラムを記録している。
【0027】上記のように、第7および第8の発明は、
それぞれ第1および第2の発明の機能をコンピュータ上
において実行することができるプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体である。このプログラム
を実行することにより、コンピュータ上で第1および第
2の発明と同様の機能を実現することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るデジタル面付処理装置を用いる処理システムの構成を
示すブロック図である。図1において、本実施形態の処
理システムは、デザイン工程と、製版工程と、刷版・印
刷工程とからなる。
【0029】デザイン工程では、発注元であるクライア
ントの要望を企画化する。そして、この企画化した内容
を版下データにすべく、DTPにより処理を行う。製版
工程では、デザイン工程から版下データを受けて絵柄,
線画,文字列を配置した後、製版指示を経て作成したペ
ージデータに対して予め定めたRIP演算の処理を行
い、1つまたは2つ以上のページに対してRIP演算処
理を行ったファイルをまとめた特定のファイル(以下、
演算後ファイルと称する)を出力する。ここで、予め定
めたRIP演算処理とは、網掛処理を行わないRIP処
理をいう。この演算後ファイルは、実質的に中間媒体と
なり得るデータであって、刷版・印刷工程に送られる。
また、この演算後ファイルは、クライアントへの校正出
力のオリジナルデータとしての意味もある。刷版・印刷
工程では、演算後ファイルを受けて面付処理を行い、刷
版および面付校正を出力する。なお、この面付処理で行
われる内容は、逐次表示装置で確認することができ、ま
た処理を指示することも可能である。さらに、面付処理
された演算後ファイルは、必要に応じて保存される。こ
の面付処理の部分が、後述する本発明に係るデジタル面
付処理装置で行われる。
【0030】まず、本発明の一実施形態に係るデジタル
面付処理装置を説明する前に、当該デジタル面付処理装
置に用いる演算後ファイルのデータ構造について説明す
る。図2は、演算後ファイルのデータ構造の一例を示
す。図2においては、印刷物が16ページ折りとなる場
合に対応した演算後ファイル群を示しており、演算後フ
ァイル群に含まれるRIPファイルが面付された結果が
1面のラスタデータとなることを示している。
【0031】図2において、本発明の一実施形態に係る
デジタル面付処理装置に用いる演算後ファイル201
は、2種類のデータによって構成される。1つはRIP
処理を行ったデータ(以下、RIPファイルと称する)
202であり、もう1つは当該データに関する配置情報
203である。RIPファイル202とは、絵柄,線
画,文字列が配置され製版指示が行われた1ページ分の
ページデータを演算して、ラスタ形式で出力したデジタ
ルデータのファイルである。なお、この演算処理では、
後段の刷版・印刷工程においてドットゲイン調整を可能
とするために、網掛処理(階調を大小の網点に変換する
処理)を行っていないラスタ形式で出力している。この
RIPファイル202は、図2に示すように、各ページ
ごとに作成され1つの演算後ファイル201内に1つ以
上含まれている。また、RIPファイル202の数は、
製版工程を受け持つ会社等が使用する機器や仕事内容に
より、任意に決定することができる。配置情報203と
は、演算後ファイル201に含まれるRIPファイル2
02の刷版上の配置に関するデータである。図2におい
ては、4ページ、すなわち4つのRIPファイル202
を1つの演算後ファイル201としている場合を例とし
て挙げており、このとき配置情報203は、4ページ分
のRIPファイル202の配置に関するデータを有して
いる。この配置情報203には、ページサイズ,ページ
原点と仕上がり原点とのオフセット,RIPファイルの
向き,RIPの解像度等のデータが含まれる。
【0032】この演算後ファイル201の具体的な構成
の一例を図3に示す。図3(a)は、演算後ファイル2
01の構成を示す図であり、図3(b)は、演算後ファ
イル201内の配置情報203の構成を示す図である。
なお、本実施例では、RIPファイル202と配置情報
203がそれぞれ独立したものとして説明しているが、
例えば、RIPファイル202のヘッダ部分に配置情報
203がそれぞれ書き込まれるようにしてもよい。
【0033】次に、図4を参照して、上記演算後ファイ
ル201を用いてデジタル的に面付処理を行う本発明に
係るデジタル面付処理装置について説明する。図4は、
本発明の一実施形態に係るデジタル面付処理装置の構成
を示すブロック図である。図4において、本発明の一実
施形態に係るデジタル面付処理装置1は、圧縮解凍部1
1と、面付部12と、殖版部13と、印刷情報付加部1
4と、コントロール部15と、カラーマッチング部16
と、網点生成部17および18とを備えている。
【0034】デジタル面付処理装置1は、端末21と接
続されており、デジタル面付処理装置1で行う処理の内
容を端末21に表示する。また、デジタル面付処理装置
1は、端末21からの指示を受けて適宜処理の内容を変
更する。また、デジタル面付処理装置1は、コントロー
ル部15を介して印刷機31と接続されている。これに
より、端末21は、印刷機31の情報を知ることがで
き、あるいは印刷機31の情報を端末21から入力する
こともできる。さらに、デジタル面付処理装置1は、外
部の記憶装置41と接続されており、必要に応じてファ
イルまたはデータを記録したり読み出したりすることも
できる。これ以外に、デジタル面付処理装置1は、ネッ
トワーク回線51と接続しており、ファイルやデータの
記録,読み出しを行うことも可能である。
【0035】圧縮解凍部11は、受け取った演算後ファ
イル201が圧縮されている場合に、当該演算後ファイ
ル201を解凍して元のサイズのファイルに戻す。この
圧縮は、製版工程において演算後ファイル201が余り
にも膨大である場合に行われることがあり、圧縮解凍部
11は、これに対応したものである。面付部12は、演
算後ファイル201内の配置情報203に基づき、RI
Pファイル202が左開きか右開きかを基に1枚の印刷
物を折ったときに正しいノンブルで仕上がるような製本
の規則(以下、単に製本規則と略す)に則った配置とな
るような面付データを作成する。ここで、面付データを
作成する際に必要な印刷機31についての情報は、上述
のようにコントロール部15を介して端末21に伝えら
れている。このため、面付部12は、端末21からの指
示により配置情報203を適宜書き換えることで、常に
適切な面付データを作成することができる。殖版部13
は、複数の演算後ファイル201が有しているRIPフ
ァイル202を結合して、製本規則に則った1面のラス
タデータとして、複数の演算後ファイル201の内容を
1つの刷版上に配置する。この殖版部13で行う位置決
めは、端末21の画面上で確認しながら行うことができ
る。
【0036】印刷情報付加部14は、印刷機31の種類
により異なる印刷の際に必要な付加情報を外部から読み
込み、当該印刷付加情報が刷版上で必要な位置に配置さ
れるように上記1面のラスタデータに追加するものであ
る。この印刷付加情報とは、色調を測定する際に使用さ
れるカラーパッチ、オフセット輪転機マーク、またはト
ンボやフィルムのシリアル番号等が該当する。網点生成
部17は、上記各種の処理が終わった1面のラスタデー
タを網点のデータに変換する。ここで、網点生成部17
は、コントロール部15からの指示により、印刷機31
に合ったドットゲイン調整を行うことが可能である。上
述のように、本発明に係るデジタル面付処理装置におい
ては、製版工程でのRIP処理時に網掛処理を行わず、
刷版・印刷工程で網点を生成するため、ドットゲインの
調整を可能にできるという特徴がある。この網点生成部
17で生成した網点のデータから最終的に刷版が作成さ
れる。なお、校正用の出力を得るため、上記各種の処理
が終わった1面のラスタデータを、カラーマッチング部
16で相対的な色合わせを行い、その後網点生成部18
で網点のデータを生成するようにしている。コントロー
ル部15は、デジタル面付処理装置1の全体的な制御の
ほか、出力する印刷機31との通信、出力する刷版の管
理およびインキ制御用データの作成などを行う。
【0037】図6は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ル面付処理装置の具体的な構成を示す図である。図6の
デジタル面付処理装置では、本発明の各工程をプログラ
ムで処理している。図4の構成における圧縮解凍部1
1、面付部12、殖版部13、印刷情報付加部14、カ
ラーマッチング部16および網点生成部17,18が、
メインメモリ上に展開されるプログラムで処理される。
ネットワーク用モデムは、ネットワーク回線(図示せ
ず)と接続されており、同様に当該ネットワーク回線に
接続されている印刷機(図示せず)の情報を受信するこ
とができる。CPUは、コントロール部15として、図
6に示されるデジタル面付処理装置の全体の制御を行
う。操作入力装置は、キーボードやマウス等の入力装置
であり、オペレータは、操作入力装置に入力して面付部
12,殖版部13,印刷情報付加部14における作業を
指示する。また、操作入力装置は、印刷機に関する情報
を入力して印刷機への指示を行うこともできる。その指
示とは、例えば、使用できる刷版のサイズや、刷版上の
印刷有効範囲の位置、あるいは使用する用紙のサイズと
用紙と刷版の位置関係等である。作業内容については、
表示装置(モニタ)上に表示される。プリンタは、校正
出力を行う。記憶装置は、図4における外部記憶装置4
1として機能している。また、記憶媒体駆動装置は、記
憶装置上のデータをオフラインで保存するほか、デジタ
ル面付処理装置として機能させるためのプログラムを記
録した記録媒体を読み込むために使用される。
【0038】このような機能を実現するプログラムは、
コンピュータ装置が読取可能な記録媒体に記録された形
態で提供される。コンピュータが読取可能な記録媒体と
しては、代表的なものとして、CD−ROM,MOD,
フレキシブルディスク,可搬性ハードディスク,ROM
カセット,パンチカード,バーコード,メモリカード等
が挙げられる。あるいは、このような機能を実現するプ
ログラムは、通信経路を介してコンピュータ装置に供給
するようにしてもよい。
【0039】上記構成からなるデジタル面付処理装置1
における処理の流れを、以下に説明する。図5は、製版
工程およびデジタル面付処理装置1を含んだ刷版・印刷
工程における処理の流れの一例を示す図である。
【0040】図5を参照して、製版工程では、デザイン
工程から出力されるDTP処理されたデジタル版下デー
タを受けて、絵柄,線画,文字列の配置を行った後、ペ
ージ単位で製版に必要な処理を行う(ステップS40
1)。製版に必要な処理が終わると、次に各ページが製
本規則に則った配置となるよう面付指示を行い、各ペー
ジを任意のグループ(同一折りあるいは同一面のグルー
プ)に分ける(ステップS402)。このグループ分け
に基づいて、RIP処理を行い(ステップS403)、
当該グループ内の各ページごとのRIPファイル202
および当該グループ単位での配置情報203からなる演
算後ファイル201を作成する(ステップS404)。
なお、上述したとおり、各ページごとのRIPファイル
202は、網点処理前のページデータである。以上の製
版工程での処理が終わると、演算後ファイル202は、
記録媒体等の保存メディアまたはネットワークによる通
信によって刷版・印刷工程へ送られる。この際、必要が
あれば演算後ファイル201の圧縮処理を行う。
【0041】製版工程から演算後ファイル201を受け
た刷版・印刷工程は、まず当該演算後ファイル201の
面付単位(上記ステップS402において面付指示した
単位)が、印刷に用いる印刷機の1面の出力単位と合っ
ているかを判断する(ステップS405)。なお、送ら
れてきた演算後ファイル201が圧縮されている場合に
は、上記ステップS405の判断以前に解凍処理を行わ
なければならないのは無論のことである。この判断につ
いては、前述のとおり、印刷機31と接続されたコント
ロール部15が行う。ここで、演算後ファイル201の
面付単位と印刷機31の1面の出力単位とが一致してい
る場合には、そのまま次の処理に移る。しかし、例え
ば、演算後ファイル201は1面が4ページで面付され
ているのに印刷機31は1面が8ページの面付で印刷を
行うものであるときには、当該演算後ファイル201と
別の演算後ファイル201とを同一面に面付処理し、1
面が8ページで面付されるように処理を行い、1面のラ
スタデータを作成する(ステップS406)。
【0042】このステップS406について、図7を参
照してさらに詳細に説明する。図7は、1面が4ページ
で面付されている演算後ファイル201Aおよび201
Bを面付処理することにより、1面が8ページで面付さ
れた1面のラスタデータ204A(片面のみ)を作成す
るプロセスを示したものである。
【0043】まず、デジタル面付処理装置1は、演算後
ファイル201Aが有する配置情報203Aに基づい
て、4つのRIPファイル202Aを配置する(図7
(a))。続いて、演算後ファイル201Bが有する配
置情報203Bに基づいて、4つのRIPファイル20
2Bを配置する(図7(b))。しかる後、殖版部13
は、演算後ファイル201A,201Bの名称、あるい
は拡張子、またはヘッダに記憶されている情報を元に、
演算後ファイル201A,201Bが一連の続きページ
データを有していることを認識する。そして、殖版部1
3は、製本規則に則った1面が8ページで面付されるよ
うな構成の1面のラスタデータを作成するため、配置情
報203A,203Bに格納されているページ原点と仕
上がり原点のオフセットを書き換える。この結果、2つ
の演算後ファイル201A,201Bは、1面が8ペー
ジで面付された1面のラスタデータ204Aとして構成
されることとなる(図7(c))。このステップS40
6により、デジタル面付処理装置1は、複数の演算後フ
ァイル201を1面のラスタデータ204Aに統合する
ことができる。
【0044】また、刷版工程においては、1つの刷版上
に別種の仕事の版を混在させ、1つの刷版面にまとまら
ない仕事や印刷内容的に好都合なものを集めて1面と
し、刷版の効率的な利用を図る“付け合わせ”と呼ばれ
る作業が存在する。このような作業についても、デジタ
ル面付処理装置1は、ステップS406において対応す
ることが可能である。
【0045】図8は、1面が4ページで面付されている
演算後ファイル201Cと、同じく1面が4ページで面
付されているが演算後ファイル201Cとは全く異なる
内容の複数のRIPファイル202Dを有している演算
後ファイル201Dとを面付処理することにより、1面
が8ページで面付された1面のラスタデータ204Cを
作成するプロセスを示したものである。やはり、デジタ
ル面付処理装置1は、演算後ファイル201Cが有する
配置情報203Cに基づいて、4つのRIPファイル2
02Cを配置する(図8(a))。続いて、演算後ファ
イル201Dが有する配置情報203Dに基づいて、4
つのRIPファイル202Dを配置する(図8
(b))。しかる後、殖版部13は、演算後ファイル2
01C,201Dの名称、あるいは拡張子、またはヘッ
ダに記憶されている情報を元に、演算後ファイル201
C,201Dが異なった仕事内容であるページデータを
有していることを認識する。そして、殖版部13は、1
面が8ページで面付されてはいるがRIPファイル20
2Cが4ページの面付、RIPファイル202Dが4ペ
ージの面付、とそれぞれ独立した製本規則に則った面付
内容を持つ1面のラスタデータ204Cを作成する(図
8(c))。
【0046】次に、刷版・印刷工程では、印刷に必要な
印刷付加情報を1面のラスタデータに付加する(ステッ
プS407)。以上の処理を行った後、デジタル面付処
理装置1は、各ページ単位ではなく上記1面のラスタイ
メージを再構成する(ステップS408)。
【0047】上記ステップS405あるいはステップS
406の終了後、刷版・印刷工程では、上記ステップS
408において再構成されたラスタイメージから網点を
生成する(ステップS409)。なお、この網点データ
生成の時に、印刷を行う印刷機のキャリブレーションを
行うことができる(ステップS415)。また、当該印
刷機に合わせたドットゲインの調整を行うこともできる
(ステップS416)。このドットゲイン調整を加えて
生成した網点データに基づいて、刷版が作成される(ス
テップS410)。そして、この刷版を用いて印刷が行
われる(ステップS411)。
【0048】最後に、刷版・印刷工程は、印刷された印
刷物の具合を確認する(ステップS412)。この確認
の結果、問題がなければそのまま印刷を継続するが(ス
テップS413)、問題がある場合には、RIPファイ
ル202に対して見当加減および露光加減の調整を行っ
た後(ステップS414)、再び刷版を作成すべくラス
タイメージの再構成を行う(ステップS408)。
【0049】上述のように、本発明の一実施形態に係る
デジタル面付処理装置は、従来のフィルムを用いた場合
のアナログ的な面付処理を、複数のRIPファイル20
2とそれらのファイルの配置情報203とからなる演算
後ファイル201を用いて、デジタル的に実現してい
る。従って、本発明の一実施形態に係るデジタル面付処
理装置は、CTPでの長所である処理工程の短縮および
製版工程での手間の削減による納期短縮および製版コス
トの低減等と、従来と同等の刷版・印刷工程での編集性
の確保と、製版工程と刷版・印刷工程とでの分担責任の
明確化とを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタル面付処理装
置を用いる処理システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における演算後ファイルのデータ構造の一
例を示す図である。
【図3】演算後ファイル201の具体的な構成の一例を
示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るデジタル面付処理装
置の一構成を示すブロック図である。
【図5】製版工程およびデジタル面付処理装置1を含ん
だ刷版・印刷工程における処理の流れの一例を示す図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態に係るデジタル面付処理装
置を用いる処理システムの現実的な構成を示すブロック
図である。
【図7】1面が4ページで面付されており、相互に関連
がある演算後ファイル201Aおよび201Bを、面付
処理により1面が8ページで面付されている面付データ
204を作成するプロセスを示した図である。
【図8】1面が4ページで面付されており、相互に関連
がない演算後ファイル201Cおよび201Dを、面付
処理により1面が8ページで面付されている面付データ
204を作成するプロセスを示した図である。
【図9】従来のフィルムを用いる処理システムの一構成
を示すブロック図である。
【図10】従来のCTP方法を用いる処理システムの一
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…デジタル面付処理装置 11…圧縮解凍部 12…面付部 13…殖版部 14…印刷情報付加部 15…コントロール部 16…カラーマッチング部 17、18…網点生成部 21…端末 31…印刷機 41…記憶装置 51…ネットワーク回線 201、201A〜201D…演算後ファイル 202、202A〜202D…RIPファイル 203、203A〜203D…配置情報 204A、204C…ラスタデータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版工程から受け渡される演算後ファイ
    ルを用いて、刷版・印刷工程における面付処理を電子デ
    ータの形態において行うデジタル面付処理装置であっ
    て、 前記演算後ファイルは、 1または2以上のページの個々に対応して作成されたペ
    ージデータに対して網掛処理を除いたRIP演算を行っ
    て作成されたRIPファイルと、 前記RIPファイルのすべてあるいは一部についての配
    置位置に関する配置情報とを含み、 前記演算後ファイルが有する前記配置情報を書き換える
    ことによって、前記演算後ファイルが有する前記RIP
    ファイルが製本の規則に則って1面に配置された状態で
    あるラスタデータを作成する面付手段と、 前記面付手段によって作成された前記ラスタデータに対
    して網掛処理を行う網掛手段とを備える、デジタル面付
    処理装置。
  2. 【請求項2】 製版工程から受け渡される2以上の演算
    後ファイルを用いて、刷版・印刷工程における面付処理
    を電子データの形態において行うデジタル面付処理装置
    であって、 前記演算後ファイルは、 1または2以上のページの個々に対応して作成されたペ
    ージデータに対して網掛処理を除いたRIP演算を行っ
    て作成されたRIPファイルと、 前記RIPファイルのすべてあるいは一部についての配
    置位置に関する配置情報とを含み、 前記2以上の演算後ファイルが有する前記配置情報をそ
    れぞれ書き換えることによって、前記2以上の演算後フ
    ァイルがそれぞれ有する前記RIPファイルが製本の規
    則に則って1面に配置された状態であるラスタデータを
    作成する面付手段と、 前記面付手段によって作成された前記ラスタデータに対
    して網掛処理を行う網掛手段とを備える、デジタル面付
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記網掛手段においてドットゲインの調
    整が可能なことを特徴とする、請求項1または2に記載
    のデジタル面付処理装置。
  4. 【請求項4】 前記面付手段において前記ラスタデータ
    を作成する際、印刷に必要な印刷付加情報を前記ラスタ
    データに配置することを特徴とする、請求項1または2
    に記載のデジタル面付処理装置。
  5. 【請求項5】 前記網掛手段において前記ラスタデータ
    に対して網掛処理を行う際、カラーマッチングが行われ
    た校正用の網掛処理を行うことを特徴とする、請求項1
    または2に記載のデジタル面付処理装置。
  6. 【請求項6】 前記網掛手段において前記ラスタデータ
    に対して網掛処理を行う際、前記ラスタデータを構成す
    る1ページ分の前記RIPファイルに対して出力時の調
    整を行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の
    デジタル面付処理装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータ装置において実行されるプ
    ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体で
    あって、 1または2以上のページの個々に対応して作成されたペ
    ージデータに対して網掛処理を除いたRIP演算を行っ
    て作成されたRIPファイルと、当該RIPファイルの
    すべてあるいは一部についての配置位置に関する配置情
    報とを含む演算後ファイルに対して、 前記演算後ファイルが有する前記配置情報を書き換える
    ことによって、前記演算後ファイルが有する前記RIP
    ファイルが製本の規則に則って1面に配置された状態で
    あるラスタデータを作成する面付ステップと、 前記面付ステップによって作成された前記ラスタデータ
    に対して網掛処理を行う網掛ステップとを含む動作環境
    を、前記コンピュータ装置上で実現するためのプログラ
    ムを記録した、記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータ装置において実行されるプ
    ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体で
    あって、 1または2以上のページの個々に対応して作成されたペ
    ージデータに対して網掛処理を除いたRIP演算を行っ
    て作成されたRIPファイルと、当該RIPファイルの
    すべてあるいは一部についての配置位置に関する配置情
    報とを含む2以上の演算後ファイルに対して、 前記2以上の演算後ファイルが有する前記配置情報をそ
    れぞれ書き換えることによって、前記2以上の演算後フ
    ァイルがそれぞれ有する前記RIPファイルが製本の規
    則に則って1面に配置された状態であるラスタデータを
    作成する面付ステップと、 前記面付ステップによって作成された前記ラスタデータ
    に対して網掛処理を行う網掛ステップとを含む動作環境
    を、前記コンピュータ装置上で実現するためのプログラ
    ムを記録した、記録媒体。
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