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JPH11129833A - 車両用モールディングの取付構造 - Google Patents

車両用モールディングの取付構造

Info

Publication number
JPH11129833A
JPH11129833A JP30068197A JP30068197A JPH11129833A JP H11129833 A JPH11129833 A JP H11129833A JP 30068197 A JP30068197 A JP 30068197A JP 30068197 A JP30068197 A JP 30068197A JP H11129833 A JPH11129833 A JP H11129833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
molding
stud pin
hole
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30068197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kuwabara
正寛 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Co Ltd
Priority to JP30068197A priority Critical patent/JPH11129833A/ja
Publication of JPH11129833A publication Critical patent/JPH11129833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールディングの取付作業が悪化される不具
合を軽減しながら、取付ブラケットの取付孔において、
その長孔部の奥側に対しスタッドピンの軸部を保持して
モールディングの不測の位置ずれを防止する。 【解決手段】 スタッドピン3に係合可能な取付ブラケ
ット20を介してモールディング10を取り付けるため
の車両用モールディングの取付構造であって、取付ブラ
ケット20の取付孔30は、スタッドピン3の頭部5が
挿通可能な挿入孔部31と、その挿入孔部31に連通す
る長孔部32とを備える。長孔部32の相対する側壁部
33の奥側寄り部分には、挿入孔部31から長孔部32
の奥側に向かう方向に対してはスタッドピン3の軸部4
の移動を許容し、長孔部32の奥側から挿入孔部31に
向かう方向に対してはスタッドピン3の軸部4の移動を
阻止する一対の移動防止用突部34が突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車体パネルのモ
ール取付部に対し、そのモール取付部に突設のスタッド
ピンに係合可能な取付孔を有する取付ブラケットを介し
てモールディングを取り付けるための車両用モールディ
ングの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用モールディングの取付構
造には、例えば、実開平6−29952号公報に開示さ
れている。これにおいては、図5と図6に示すように、
ルーフモールディングの脚部に取り付けられる取付ブラ
ケット120の座板部121には、車両のルーフパネル
101のモール嵌込み溝102に突設されたスタッドピ
ン103に対する取付孔130が形成されている。前記
取付ブラケット120の取付孔130は、スタッドピン
103の頭部105が挿通可能な挿入孔部131と、そ
の挿入孔部131に連通する長孔部132とを備えてい
る。図6に示すように、前記長孔部132の孔幅Wは、
前記スタッドピン103の頭部105の外径寸法D2よ
りも小さくかつ同スタッドピン103の軸部104の外
径寸法D1よりも適宜に大きく形成されている。
【0003】そして、ルーフモールディングの脚部に取
付ブラケット120が取り付けられた後、その取付ブラ
ケット120の取付孔130のうち、まず、挿入孔部1
31がスタッドピン103の頭部105に挿通される。
その後、ルーフモールディングが車両の前側に向けて移
動操作されることで、そのルーフモールディングの移動
に基づいて前記スタッドピン103の軸部104が前記
取付孔130の挿入孔部131から長孔部132の奥側
に当接又は近接する所定位置まで相対的に移動され、こ
れによって、車両のルーフパネル101のモール嵌込み
溝102に対し、ルーフモールディングが位置決めされ
て取り付けられるようになっている。
【0004】図5と図6に示す従来の車両用モールディ
ングの取付構造にあっては、ルーフモールディングに対
し、その取付方向と反対方向に外力が作用すると、取付
ブラケット120の取付孔130において、その長孔部
132の奥側端から挿入孔部131に向けてスタッドピ
ン103の軸部104を相対的に移動しながら、ルーフ
モールディングが不測に位置ずれする場合がある。さら
に、前記取付孔130とスタッドピン103との相対的
な移動によってそのスタッドピン103の頭部105が
挿入孔部131まで達して抜け出る場合もある。
【0005】取付ブラケット120の取付孔130にお
いて、取付ブラケット120とスタッドピン103の軸
部104との相対的な移動を防止するために、例えば、
実開昭58−129254号公報に開示された構造のも
のが知られている。これにおいては、図7に示すよう
に、取付ブラケット120は弾性に富む樹脂により成形
され、その取付ブラケット120の取付孔130は、ス
タッドピン103の頭部105の外径寸法D2よりも大
きい挿入孔部131と、スタッドピン103の軸部10
4の外径寸法D1と略同じ大きさの孔径Hを有する固定
孔部133とが、スタッドピン103の軸部104の外
径寸法D1よりも孔幅W1が小さいスリット状の連通孔
部135によってつながれている。そして、取付孔13
0の挿入孔部131側から固定孔部133に向けてスタ
ッドピン103の軸部104が移動する際、連通孔部1
35が弾性的に拡開されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
従来の車両用モールディングの取付構造において、モー
ルディングの取付作業性を考慮すると、取付ブラケット
120を弾性に富む樹脂より形成し、取付ブラケット1
20の取付孔130においてその連通孔部135が弾性
的に拡開されやすい構造にする必要があり、連通孔部1
35が弾性的に拡開されやすい構造にすると、固定孔部
133にあるスタッドピン103の軸部104が挿入孔
部131に向けて移動されやすくなる不具合が生じる。
また、スタッドピン103の軸部104の移動を防止す
るためには、取付ブラケット120の剛性を高め、連通
孔部135が弾性的に拡開されにくい構造にすると、モ
ールディングの取付作業が困難となる不具合が生じる。
【0007】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、モールディングの取付作業が悪化される不具合を軽
減しながら、取付ブラケットの取付孔において、その長
孔部の奥側に対しスタッドピンの軸部を保持してモール
ディングの不測の位置ずれを防止することができる車両
用モールディングの取付構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用モールディングの取付
構造は、車体パネルのモール取付部に対し、そのモール
取付部に突設のスタッドピンに係合可能な取付孔を有す
る取付ブラケットを介してモールディングを取り付ける
ための車両用モールディングの取付構造であって、前記
取付ブラケットの取付孔は、前記スタッドピンの頭部が
挿通可能な挿入孔部と、その挿入孔部に連通する長孔部
とを備えるとともに、前記長孔部の孔幅は、前記スタッ
ドピンの頭部の外径寸法よりも小さくかつ同スタッドピ
ンの軸部の外径寸法よりも大きく形成され、前記長孔部
の相対する側壁部の奥側寄り部分には、前記挿入孔部か
ら長孔部の奥側に向かう方向に対しては前記スタッドピ
ンの軸部の移動を許容し、前記長孔部の奥側から挿入孔
部に向かう方向に対しては前記スタッドピンの軸部の移
動を阻止する一対の移動防止用突部が突設されているこ
とを特徴とする。
【0009】したがって、取付ブラケットの取付孔の挿
入孔部がスタッドピンの頭部に挿入され、モールディン
グが取付方向に向けて移動操作されることで、スタッド
ピンの軸部が挿入孔部から長孔部の奥側に向けて移動す
る。この際、長孔部の奥側寄りの一対の移動防止用突部
は、スタッドピンの軸部の移動を許容するため、スタッ
ドピンの軸部が一対の移動防止用突部を乗り越えて長孔
部の奥側まで移動する。前記したように車体パネルのモ
ール取付部に対し、モールディングが位置決めされて取
り付けられた状態において、そのモールディングに対
し、前記取付方向と反対方向に外力が作用すると、取付
ブラケットの長孔部の奥側端から挿入孔部に向けてスタ
ッドピンの軸部が相対的に移動しようとする。この際、
長孔部の一対の移動防止用突部によってスタッドピンの
軸部の移動が阻止される。
【0010】また、請求項2の発明に係る車両用モール
ディングの取付構造は、請求項1に記載の車両用モール
ディングの取付構造において、取付ブラケットの取付孔
の長孔部の相対する側壁部の奥側寄り部分に突設された
一対の移動防止用突部には、スタッドピンの軸部が挿入
される側に傾斜状の挿入案内面がそれぞれ形成されてい
ることを特徴とする。したがって、スタッドピンの軸部
が一対の移動防止用突部の挿入案内面に案内されながら
長孔部の奥側に向けて移動する際、そのスタッドピンの
軸部の移動力の一部が一対の移動防止用突部を押し広げ
る方向に作用するため、スタッドピンの軸部が一対の移
動防止用突部の挿入案内面を容易に乗り越えて長孔部の
奥側まで移動する。
【0011】請求項3の発明に係る車両用モールディン
グの取付構造は、請求項2に記載の車両用モールディン
グの取付構造において、取付ブラケットの取付孔の長孔
部の相対する側壁部の奥側寄り部分に突設された一対の
移動防止用突部の先端には、スタッドピンの軸部にくい
込み可能な先尖り状のくい込み部が形成されていること
を特徴とする。したがって、移動防止用突部の先端のく
い込み部がスタッドピンの軸部にくい込むように係合す
ることで、スタッドピンの軸部の移動が確実に防止され
る。
【0012】請求項4の発明に係る車両用モールディン
グの取付構造は、請求項1、2又は3に記載の車両用モ
ールディングの取付構造において、取付孔の長孔部の相
対する側壁部の奥側寄り部分には複数対の移動防止用突
部が突設されていることを特徴とする。したがって、複
数対の移動防止用突部によってスタッドピンの軸部の移
動が二重、三重に防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)この発明の実施の形態1を図1〜図3
にしたがって説明する。図1〜図3において、車両のル
ーフパネル1のモール嵌込み溝2の底面には軸部4と、
その軸部4より大径の頭部5を備えたスタッドピン3が
突設されている。そして、前記モール嵌込み溝2に対
し、スタッドピン3に係合可能な取付ブラケット20を
介してルーフモールディング10が取り付けられる。図
3に示すように、ルーフモールディング10は、合成樹
脂、ゴム等よりなり、モール嵌込み溝2を塞ぐ装飾用頭
部11と、モール嵌込み溝2に差し込まれる脚部12と
を一体に備え、脚部12の両側面には取付ブラケット2
0に対する係止溝13が凹設されている。また、ルーフ
モールディング10の端部にはエンドキャップが取り付
けられている。
【0014】前記取付ブラケット20は、金属板(鉄
板、ステンレス板等)のような剛性を有する板材より形
成され、図1に示すように、四角形状をなす座板部21
と、その座板部21の前後両端に折り曲げ形成された前
後の両脚板部22と、これら前後の両脚板部22の各先
端に折り曲げ形成されて前後方向にそれぞれ張り出す張
出片23とを一体に備えている。そして、取付ブラケッ
ト20は、その前後の両張出片23の両側部にそれぞれ
形成された係止爪24先端部の折返し部25が、図3に
示すように、ルーフモールディング10の脚部12の両
側の係止溝13にくい込み状に差し込まれることで、ル
ーフモールディング10の脚部12の所定位置に取付ブ
ラケット20が取り付けられるようになっている。
【0015】図1と図2に示すように、前記取付ブラケ
ット20の座板部21にはスタッドピン3に対する取付
孔30が貫設されている。前記取付孔30は、挿入孔部
31と、その挿入孔部31に連通する長孔部32とを前
後方向に備えるとともに、プレスの打ち抜き加工によっ
て挿入孔部31と長孔部32とが同時に形成されてい
る。また、取付孔30の挿入孔部31はスタッドピン3
の頭部5が装通可能な大きさに形成され、その挿入孔部
31の後側に連通する長孔部32の孔幅寸法Wは、スタ
ッドピン3の頭部5の外径寸法D2よりも小さくかつス
タッドピン3の軸部4の外径寸法D1よりも大きく形成
されている。
【0016】前記取付孔30において、その長孔部32
の相対する側壁部33の奥側寄り部分には、挿入孔部3
1から長孔部32の奥側(後側)に向かう取付方向に対
してはスタッドピン3の軸部4の移動を許容し、これと
は反対の長孔部32の奥側から挿入孔部31に向かう離
脱方向に対してはスタッドピン3の軸部4の移動を阻止
する一対の移動防止用突部34が突設されている。
【0017】この実施の形態1において、取付ブラケッ
ト20の座板部21に対し、挿入孔部31と長孔部32
とを備えた取付孔30をプレスの打ち抜き加工によって
形成する際、その取付孔30の打ち抜き加工と同時に長
孔部32の相対する側壁部33に一対の移動防止用突部
34が突設される。前記一対の移動防止用突部34は、
平面形状で略三角形に形成され、これら一対の移動防止
用突部34には、取付けの際のスタッドピン3の軸部4
が挿入される側に傾斜状の挿入案内面35がそれぞれ形
成されるとともに、これら一対の移動防止用突部34の
先端には、スタッドピン3の軸部4にくい込み可能な先
尖り状のくい込み部36が形成されている。さらに、図
2に示すように、前記一対の移動防止用突部34の両く
い込み部36の間の距離寸法Hは、少なくともスタッド
ピン3の軸部4の外径寸法D1と同一あるいはそれ以下
に設定されている。
【0018】この実施の形態1の車両用モールディング
の取付構造は、上述したように構成される。したがっ
て、車両のルーフパネル1のモール嵌込み溝2に対しル
ーフモールディング10を取り付ける場合、あらかじ
め、ルーフモールディング10の脚部12に取付ブラケ
ット20が取り付けられる。その後、取付ブラケット2
0の取付孔30のうち、まず、挿入孔部31がモール嵌
込み溝2のスタッドピン3の頭部5に挿入される。ここ
で、ルーフモールディング10が車両の前側に向けて移
動操作されることで、そのルーフモールディング10の
移動に基づいてスタッドピン3の軸部4が取付孔30の
挿入孔部31を通過して長孔部32の奥側に向けて移動
する。そして、スタッドピン3の軸部4が長孔部32の
一対の移動防止用突部34の挿入案内面35に当接する
位置まで軽快に移動する。スタッドピン3の軸部4が長
孔部32の一対の移動防止用突部34の挿入案内面35
に当接したところで、引き続いてルーフモールディング
10が車両の前側に向けて移動操作されると、スタッド
ピン3の軸部4が一対の移動防止用突部34の挿入案内
面35に案内されながら、これら挿入案内面35を容易
に乗り越えて長孔部32の奥側に当接する所定位置まで
良好に移動する。
【0019】すなわち、スタッドピン3の軸部4が一対
の移動防止用突部34の挿入案内面35に案内されなが
ら長孔部32の奥側に向けて移動する際、そのスタッド
ピン3の軸部4の移動力の一部が一対の移動防止用突部
34を押し広げる方向に作用するため、スタッドピン3
の軸部4が一対の移動防止用突部34の挿入案内面35
を容易に乗り越えて長孔部32の奥側に当接する所定位
置まで確実に移動する。これによって、車両のルーフパ
ネル1のモール嵌込み溝2に対し、ルーフモールディン
グ10が正確に位置決めされて確実に取り付けられる。
【0020】前記したように車両のルーフパネル1のモ
ール嵌込み溝2に対し、ルーフモールディング10が取
り付けられた状態において、そのルーフモールディング
10に対し、前記取付方向と反対方向に外力が作用する
と、取付ブラケット20の取付孔30において、その長
孔部32の奥側端から挿入孔部31に向けてスタッドピ
ン3の軸部4が相対的に移動しようとする。この際、長
孔部32の一対の移動防止用突部34先端のくい込み部
36がスタッドピン3の軸部4にくい込むように係合
し、その係合力によって軸部4の移動が阻止される。こ
のため、ルーフモールディング10が不測に位置ずれす
る不具合が解消される。
【0021】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図4にしたがって説明すると、この実施の形態
2においては、取付ブラケット20の座板部21に貫設
された取付孔30において、その長孔部32の相対する
側壁部33の奥側寄り部分に対し、前後複数対(図では
前後3対)の移動防止用突部34が突設されいる。この
実施の形態2のその他の構成は実施の形態1と同様にし
て構成される。したがって、この実施の形態2において
は、前後複数対(図4では前後3対)の移動防止用突部
34によってスタッドピン3の軸部4の移動を二重、三
重に防止することができ、ルーフモールディング10の
離脱防止に効果が大きい。
【0022】なお、前記実施の形態1及び2において
は、車両のルーフパネル1のモール嵌込み溝2に対しル
ーフモールディング10を取り付ける場合を例示したが
これに限定するものではない。例えば、車両のサイドパ
ネルに対するモールディングの取付構造においても採用
することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、モールディングの取付作業が一対の移動防
止用突部によって悪化される不具合を軽減しながら、こ
れら一対の移動防止用突部によってスタッドピンの軸部
を長孔部の奥側に保持してモールディングの不測の位置
ずれを防止することができる。また、請求項2に記載の
発明によれば、スタッドピンの軸部が一対の移動防止用
突部の挿入案内面を容易に乗り越えて長孔部の奥側まで
移動するため、モールディングの取付作業が移動防止用
突部によって悪化される不具合が可及的に軽減される。
請求項3に記載の発明によれば、移動防止用突部の先端
のくい込み部がスタッドピンの軸部にくい込むように係
合することで、軸部の移動を確実に阻止することがで
き、モールディングの位置ずれ防止に効果が大きい。請
求項4に記載の発明によれば、複数対の移動防止用突部
によってスタッドピンの軸部の移動を二重、三重に防止
することができ、モールディングの離脱防止に効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の車両用モールディン
グの取付構造に用いるスタッドピンと取付ブラケットと
の関係を分離して示す斜視図である。
【図2】同じく取付ブラケットの取付孔とスタッドピン
との関係を示す平面図である。
【図3】同じく車両用モールディングの取付構造を示す
断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2の取付ブラケットの取
付孔とスタッドピンとの関係を示す平面図である。
【図5】従来のスタッドピンと取付ブラケットとの関係
を分離して示す斜視図である。
【図6】同じく取付ブラケットの取付孔とスタッドピン
との関係を示す平面図である。
【図7】その他の従来の取付ブラケットの取付孔とスタ
ッドピンとの関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 車両のルーフパネル(車体パネル) 2 モール嵌込み溝(モール取付部) 3 スタッドピン 4 軸部 5 頭部 10 ルーフモールディング(モールディング) 20 取付ブラケット 21 座板部 30 取付孔 31 挿入孔部 32 長孔部 33 側壁部 34 移動防止用突部 35 挿入案内面 36 くい込み部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルのモール取付部に対し、その
    モール取付部に突設のスタッドピンに係合可能な取付孔
    を有する取付ブラケットを介してモールディングを取り
    付けるための車両用モールディングの取付構造であっ
    て、 前記取付ブラケットの取付孔は、前記スタッドピンの頭
    部が挿通可能な挿入孔部と、その挿入孔部に連通する長
    孔部とを備えるとともに、前記長孔部の孔幅は、前記ス
    タッドピンの頭部の外径寸法よりも小さくかつ同スタッ
    ドピンの軸部の外径寸法よりも大きく形成され、 前記長孔部の相対する側壁部の奥側寄り部分には、前記
    挿入孔部から長孔部の奥側に向かう方向に対しては前記
    スタッドピンの軸部の移動を許容し、前記長孔部の奥側
    から挿入孔部に向かう方向に対しては前記スタッドピン
    の軸部の移動を阻止する一対の移動防止用突部が突設さ
    れていることを特徴とする車両用モールディングの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用モールディング
    の取付構造において、取付ブラケットの取付孔の長孔部
    の相対する側壁部の奥側寄り部分に突設された一対の移
    動防止用突部には、スタッドピンの軸部が挿入される側
    に傾斜状の挿入案内面がそれぞれ形成されていることを
    特徴とする車両用モールディングの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用モールディング
    の取付構造において、取付ブラケットの取付孔の長孔部
    の相対する側壁部の奥側寄り部分に突設された一対の移
    動防止用突部の先端には、スタッドピンの軸部にくい込
    み可能な先尖り状のくい込み部が形成されていることを
    特徴とする車両用モールディングの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の車両用モー
    ルディングの取付構造において、取付孔の長孔部の相対
    する側壁部の奥側寄り部分には複数対の移動防止用突部
    が突設されていることを特徴とする車両用モールディン
    グの取付構造。
JP30068197A 1997-10-31 1997-10-31 車両用モールディングの取付構造 Pending JPH11129833A (ja)

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JP (1) JPH11129833A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100379367C (zh) * 2002-01-24 2008-04-09 精工电子有限公司 一种便携式计时器
KR101106886B1 (ko) 2008-12-12 2012-01-25 두산디에스티주식회사 잠금핀을 이용한 브래킷 장치

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