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JPH11128277A - レバー操作式車椅子 - Google Patents

レバー操作式車椅子

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Publication number
JPH11128277A
JPH11128277A JP9310007A JP31000797A JPH11128277A JP H11128277 A JPH11128277 A JP H11128277A JP 9310007 A JP9310007 A JP 9310007A JP 31000797 A JP31000797 A JP 31000797A JP H11128277 A JPH11128277 A JP H11128277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
way clutch
clutch
wheelchair
lever
hub
Prior art date
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Pending
Application number
JP9310007A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Korosue
明 頃末
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Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9310007A priority Critical patent/JPH11128277A/ja
Priority to DE19845745A priority patent/DE19845745A1/de
Priority to US09/172,793 priority patent/US6247715B1/en
Publication of JPH11128277A publication Critical patent/JPH11128277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/02Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person
    • A61G5/021Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person having particular propulsion mechanisms
    • A61G5/023Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person having particular propulsion mechanisms acting directly on hubs or axis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/02Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person
    • A61G5/024Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs propelled by the patient or disabled person having particular operating means
    • A61G5/025Levers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20582Levers
    • Y10T74/20612Hand
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20636Detents
    • Y10T74/20642Hand crank
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20744Hand crank

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、車椅子ではなかった操作レバーの押し引
き両方の動作で車椅子を前進させることができ、動作比
率の少い後退動作は操作リングを使用するものとして、
前進効率が高く構造がシンプルで薄く構成できて車輪と
フレームとの間に収納できる駆動機構を組込んだ車椅子
を提供する。 【解決手段】フレーム1の進行方向の左右にそれぞれ揺
動可能に操作レバー2を軸支し、左右の操作レバー2
に、それぞれ一対のクラッチ駆動リンク41, 42を操作レ
バー軸支部3より前方に所定距離をおいて相互に間隔を
持たせてそれぞれ一端を軸着51, 52し、他端をハブ11
内に設けたワンウエイクラッチのハブ軸を挾んで対抗す
る正転側アーム71と逆転側アーム72に連結する。操作レ
バー2の往動及び復動時にアーム71, 72の基部がワンウ
エイクラッチと摩擦結合してワンウエイクラッチ外周の
操作リング付き車輪12を固着したハブ11を正転方向
に駆動して前進するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レバーを操作す
ることにより自力で前進・旋回等が任意にできるように
した車椅子に関し、より詳しくは操作レバーの往動・復
動の動力により前進するとともに、後退は操作リングで
行うようにした車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手動操作式の車椅子は殆んど全て
が車輪のリムに固定されたリングで操作しているが、片
手操作での運転を可能にするべく本出願人は先に特願昭
56−190091号(特公昭60−58808号)に
より、操作レバーをニュートラルより正方向(前方)又
は逆方向(後方)に揺動駆動せしめて車輪を正転又は逆
転せしめるようにした片手操作用のレバー操作式車椅子
の提案を行い、車椅子の分野で片手用に広く用いられて
いる(特許第1330760号)。このものは操作レバ
ーの押し動作で前進させるものであるが、押し動作より
強いと考えられる引く動作により前進させるようにした
両手用の車椅子が特願平6−274210号(特開平8
−103465号)で提案されている。一方、車椅子で
はないが、手動でレバーを直線的に往復駆動してレバー
を押す時と引く時の両方で駆動力を得るようにした3輪
自転車が日経メカニカル1997年2月17日号の78
〜79頁に発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記片手操作用のレバ
ー操作式車椅子はレバーを押すだけで前進させるもので
あり、前記レバーの引く動作により前進できる車椅子は
押し動作では前進できず、これ等車椅子は、車椅子の前
進には押す・引く何れか一方の力しか利用することがで
きなかった。また、車椅子でない前記3輪自転車に使用
される機構は、押し引き両方の力を前進に使用すること
はできるものの、2個のローラークラッチと5個の軸受
歯車で構成されているため構造が複雑で機構の厚みが厚
く、車椅子に使用するのは困難であり3輪自転車に使用
されたものである。本発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであって、操作レバーの押し引き両方の動作で車椅
子を前進させることができ、動作比率の少い後退動作は
従来通り操作リングを使用するものとして、前進効率が
高く、構造がシンプルで機構を薄く構成できて車輪とフ
レームとの間に収納できる車椅子に組込容易な駆動機構
を備えた車椅子を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明においては、操作レバーの往復駆動により前進
するとともに、車輪に操作リングを備えたレバー操作式
車椅子として、フレーム1の進行方向の左右にそれぞれ
揺動可能に操作レバー2を軸支し、左右の各操作レバー
2に、それぞれ一対のワンウエイクラッチ駆動リンク
41, 42を、該操作レバー軸支部3より前方に所定距離を
おいて相互に間隔を有するごとくそれぞれ一端を軸着
51, 52するとともに他端をワンウエイクラッチ6のハブ
軸9を挾んで対向する正転及び逆転側の一対のアーム
71, 72に連結して付設する。そして、前記操作レバー2
の往動及び復動時に該アームの基部が該ワンウエイクラ
ッチ6と噛合い、該ワンウエイクラッチ外周の車輪12
を固着したハブ11を、正転方向に駆動して前進するよ
うに構成したものである。
【0005】これにより、操作レバー2を往復動させる
と、操作レバー2の往動時に、該操作レバー2の駆動力
は、ワンウエイクラッチ駆動リンク41を介し、ワンウエ
イクラッチ6の正転側のアーム71を正転方向に(逆転側
のアーム72は逆方向に)駆動し、該アーム71の基部はワ
ンウエイクラッチ6と摩擦結合してワンウエイクラッチ
外周に設けられ車輪12を固着したハブ11を正転方向
に駆動する一方、操作レバー2の復動時には、該操作レ
バー2の駆動力はワンウエイクラッチ駆動リンク42を介
しワンウエイクラッチ6の逆転側のアーム72を正転方向
に(正転側のアーム71は逆方向に)駆動し、アーム72
基部はワンウエイクラッチ6と噛合い前記ハブを正転方
向に駆動して、操作レバー2の往復動とも車椅子を前進
させることができる(図2参照)。
【0006】前記構成において、ワンウエイクラッチ6
の一対のアーム71, 72, は、その基部が車椅子フレーム
1に固着されたハブ軸9にそれぞれ同一軸心上に一方は
他方の外周部に重合状態で摺嵌され、正転側のアーム71
は正転側の一方向クラッチ81を介し逆転側のアーム72
逆転側の一方向クラッチ82を介してそれぞれワンウエイ
クラッチ本体6aに連結され、該クラッチ本体6aの外周に
ばねクラッチ10を巻回状態で配設するとともに該バネ
クラッチ両端に形成した突起部101 の一方を該クラッチ
本体6aに形成した溝に挿入定位せしめ他方をハブ軸9外
周に正転方向の一方向クラッチ83を介して配設したばね
クラッチ端部支持盤6bの溝6b1 に挿入定位して、該クラ
ッチ本体6aより前記バネクラッチ10を介してハブ11
が嵌装連結されている構成を採るのが、前記アーム基部
とワンウエイクラッチ6とを噛合わせて前記ハブを正転
方向に駆動するに際して効果的である。
【0007】これにより、ワンウエイクラッチ部をハブ
11に挿入できるまとまった構成で、往動用アーム71
び復動用アーム72の正転又は逆転時に常にワンウエイク
ラッチ6を正転方向に容易に回転させることができる。
一方、車椅子を操作リング13を用いて後退せしめる場
合、ばねクラッチ10のワンウエイクラッチ本体6aの溝
に挿入した突起部に対し反対側のばねクラッチ端部支持
盤6bの溝6b1 に挿入した突起部101 は、操作リングの逆
転によるハブ11の逆転に際し、該支持盤6bが一方向ク
ラッチ83により逆転を阻止されるため、該突起部101
固定状態となりばねクラッチ10は径が縮み勝手となって
ハブ11はばねクラッチ10上をスリップして逆転し、
支障なく車椅子を後退させることができる。
【0008】前記一対のワンウエイクラッチ駆動リンク
41, 42の操作レバー2への軸着部51, 52としては、操作
レバー軸支部3との所定距離をそれぞれ遠・近変換可能
にするとよい。この場合、前記所定距離を軸支部3より
遠く軸着したときと近く軸着したときでは、操作レバー
2を往復動させる場合、前者は標準位置の軸着部の場合
より大きな力を必要とするが該レバーの操作量が少くて
すみ、後者は標準位置の軸着部の場合より少い力ですむ
が該レバーの操作量は大きくなる。従って前者は力のあ
る人に、また後者は力のない人に向けることができる。
【0009】前記において、操作レバー2の一対のワン
ウエイクラッチ駆動リンク41, 42の軸着部51, 52と該操
作レバー2の軸支部3を挾んだ反対側に、該軸支部3か
ら所定距離をおいて車椅子フレーム1との間に、該軸支
部3より前方に位置する操作レバー2及びワンウエイク
ラッチ駆動リンク41, 42の重量とバランスするためのバ
ランスばね14を設けることが望ましい。これにより、
車椅子を前進させるための操作レバー2の往復動の動作
を、軽く容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を添付の図
面に基づいて説明する。図1は、本願発明のレバー操作
式車椅子の側面図で、図2は図1における駆動機構(右
手側)の側面図である。車椅子は、フレーム1の進行方
向の左右に移動用の車輪12がそれぞれ配設されてお
り、該車輪12には外側に操作リング13が固着される
ととにも、フレーム前部下方には進行方向の左右に方向
転換ができるようにそれぞれ前輪15を備えたキャスタ
ーが設けられている。
【0011】車輪12を支えるべく車輪12の中心に設
けられたハブ11は、その中心軸線上に後述するワンウ
エイクラッチ6を内蔵しており、該ワンウエイクラッチ
6を従ってハブ11を、操作レバー2の往復駆動時に常
に正転方向に駆動するために、すなわちレバー2の操作
時ハブ軸9挾んで対向して設けられた該ワンウエイクラ
ッチ6の一対の正転側のアーム71と逆転側のアーム72
を駆動して該ワンウエイクラッチ6を正転方向に駆動す
るために、操作レバー2を備えた該ワンウエイクラッチ
6の駆動機構が車輪12とフレーム1との隙間に設けら
れている(図1参照)。
【0012】操作レバー12は、先端に稍扁平なノブ
(握り)2aが固着されており、その基部はフレーム1の
側部の所定位置に固着された固着部材1aの上端にレバー
本体が斜前方に指向状態で軸支3されている。該操作レ
バー2には、前記ワンウエイクラッチ6を駆動するため
の一対のワンウエイクラッチ駆動リンク41, 42が該操作
レバー2の軸支部3より前方に所定距離をおいて相互に
間隔を有するごとく上下方向にそれぞれの一端が軸着
51, 52されるとともに、該クラッチ駆動リンクの正転側
の駆動リンク41はワンウエイクラッチ6の正転側のアー
ム71に、逆転側の駆動リンク42はワンウエイクラッチ6
の逆転側のアーム72に連結されている。これにより操作
レバー2を往動(斜前方に押下げ)するとき、クラッチ
駆動リンク41,及び42は下降し、正転側のアーム71は正
転(右手側の駆動機構を示す図2では時計方向に回動)
するとともに逆転側のアーム72は逆転(図2では反時計
方向に回動)する。また、操作レバー2を復動すると
き、クラッチ駆動リンク41, 及び42は上昇し、正転側の
アーム71は逆転(図2では反時計方向に回動)するとと
もに逆転側のアーム72は正転(図2では時計方向に回
動)するようになっている。
【0013】前記操作レバー2の往動により、正転側の
アーム71は正転(図2で時計方向に回動)してワンウエ
イクラッチ6は後述するごとく正転側ローラークラッチ
81が働いて正転方向の駆動力を付与される一方、逆転側
のアーム72は逆転(図2で反時計方向に回動)して逆転
側ローラークラッチ82が働かないため、ローラークラッ
チ6は正転しハブ11を介して車輪12は正転される。
一方、操作レバー2の復動(点線方向矢印参照)によ
り、正転側のアーム71は逆転(図2で反時計方向に回
動)してワンウエイクラッチ6は後述するごとく正転側
ローラークラッチ81が働かず、且つ逆転側のアーム72
正転(図2で時計方向に回動)して逆転側ローラークラ
ッチ82が働くため、ローラークラッチ6は正転しハブ1
1を介して車輪12は正転する。すなわち、操作レバー
2の往復駆動により車輪12は常に正転する。
【0014】また、一対のワンウエイクラッチ駆動リン
ク41, 42の操作レバー2への軸着部51, 52は、操作する
人の体力に応じて、力のある人の場合は操作レバー軸支
部3との所定距離を遠く51の軸着部を51" に、52の軸着
部を52" に変換できるようにするとともに、力のない人
の場合は該所定距離を近く51の軸着部を51' に52の軸着
部を52' に変換できるようにしている。
【0015】さらに、操作レバー2の一対のワンウエイ
クラッチ駆動リンク41, 42の軸着部51, 52と、該操作レ
バー2の軸支部3を挾んで反対側の該軸支部3から所定
距離をおいた位置と、車椅子フレーム1の固着部材1a中
間の突出部先端との間に、該軸支部3より前方に位置す
るノブ2aを軸着した操作レバー2、及びワンウエイクラ
ッチ駆動リンク41, 42の重量とバランスするためのバラ
ンスばね14が設けられており、操作レバー2を往復動
させる動作を軽くするとともに、操作レバー2の先端に
固着した稍扁平なノブ(握り)2aによりレバーの往復駆
動の際の力をかかり易くして、車椅子使用時、容易にレ
バー操作ができるようになっている。
【0016】前記操作レバー2は車椅子の進行方向の左
右に設けられているため、左右の操作レバーの駆動量を
変えることにより容易に車椅子を方向変換して前進せし
めることができるとともに、後退の場合は車輪12側部
の操作リング13を用いて容易に後退させることがで
き、車椅子駆動の大半を占める前進駆動を左右操作レバ
ーの往復動によりその前進効率を高めることができ、前
進速度をアップさせることができる。
【0017】次に、前記駆動機構のクラッチ駆動リンク
41, 42によって駆動されるクラッチ装置の構成について
詳述する。図3は、ハブ11を回転させるためのクラッ
チ装置の縦断面図であって、図4に、フレーム1と車輪
12との間に挿入配設する駆動機構とクラッチ装置の斜
視図が示されている。クラッチ装置は、その中心に位置
し該装置を支持するハブ軸9が、パイプフレーム1の所
定位置にロー付されたブラケット11に、前記操作レバー
2を軸支3した固着部材1aのフレーム1への固着用にボ
ルトヘッド部91を備えて、該固着部材91をボルトヘッド
部91とブラケット11の間に挾持して取付用のねじ部を該
ブラケット11に挿通して六角ナット9aにより堅固に固着
されている。
【0018】クラッチ駆動リンク41, 42によりピン71',
72'を介して駆動される正転側のアーム71と、逆転側の
アーム72とは、その基部を重合状態でハブ軸9に挿通し
て、ハブ軸9のボルトヘッド部91に逆転側アーム72の側
面を当接させて取付けられている(図3参照)。重合状
態のアーム基部の外側に位置する正転側アーム71の基部
外周面には、ワンウエイクラッチ本体6aの片側のアーム
側を回転自在に支えるボールベアリング6a' が、該基部
外周面と該クラッチ本体6aとの間に挿嵌されるととも
に、ワンウエイクラッチ本体6aを正転方向にのみ摩擦伝
導する一方向クラッチである正転側ローラークラッチ81
が、該クラッチ本体6a内周面に圧入状態で取り付けられ
ている。
【0019】前記逆転側アーム72の基部外周面には、該
基部側部に該アーム72の基部と一体化して正転側アーム
71の基部外周面と外周面を揃え逆転側ローラークラッチ
82を外周に位置させるための筒体72a がキー72a'を介し
て逆転側アーム72の該基部側部の外周面に固着されてい
る。そして、ワンウエイクラッチ本体6aを正転方向にの
み摩擦伝導する一方向クラッチである逆転側ローラーク
ラッチ82が、該筒体72a とワンウエイクラッチ本体6aと
の間に該クラッチ本体6a内周面に圧入状態で取付けられ
ており、且つボールベアリング6a' が該筒体72a 外周面
とワンウエイクラッチ本体6外側部内周面との間に挿嵌
されている。
【0020】さらに、前記逆転側アーム72の基部外側方
(図3では右方)に、前記ハブ軸9上に、後述するばね
クラッチ10の突起部101 を支持するための溝6b1(図4
参照)を備えたばねクラッチ端部支持盤6bが、正転方向
の一方向クラッチである小形ローラークラッチ83を該支
持盤6b内周面に圧入状態で配設されている。
【0021】ワンウエイクラッチ本体6aは、その外周面
に所定巻数のばねクラッチ10を巻回状態に嵌装してア
ーム側の突起101 を該本体6aの溝に挿入定位するととも
に、他の側の突起101 は前記ばねクラッチ端部支持盤6b
の溝6b1 に挿入定位されている。該ばねクラッチ10の
外周には、車輪12をスポーク(図示せず)を介して固
着したハブ11が嵌装され、且つ、ハブ11の外側端部
はボールベアリング11a を介してハブ軸9の外側端部に
支持されている。そして、正転側アーム71が正転すると
き、ワンウエイクラッチ本体6aは、正転側一方向クラッ
チ81を介して正転側アーム71の基部と噛合い正転し、ば
ねクラッチ10が開き勝手(径を拡大方向)となりハブ
11に噛合い状態となってハブ11を正転(逆転側一方
向クラッチ82は空廻り) せしめて車椅子を前進せしめる
ようにしている。また、操作レバー2が往動を停止して
正転側アーム71が正転方向の回転を停止し、逆転側アー
ム72が逆転方向の回転を停止するとき、車輪12の惰性
でハブ11及びハブ11よりばねクラッチ10を介した
ワンウエイクラッチ本体6aは正転し車椅子は惰性で前進
する。
【0022】車椅子を後退せしめるときは、車輪12の
側部の操作リング13を手動で逆転せしめる。操作リン
グ13の逆転によりハブ11が逆転するとき、ばねクラ
ッチ10は、該バネクラッチの突起部101 が一方向クラ
ッチ83により逆転を阻止されたばねクラッチ端部支持盤
6bの溝6b1 に挿入定位されているため、ばねクラッチ1
0の外側部端末が固定状態になりクラッチばね径が縮み
勝手となって、ハブ11はばねクラッチ10上をスリッ
プして逆転し車椅子は支障無く後退する。このようにし
て、操作レバー2の往動・復動により常にハブを正転せ
しめ車椅子を効率的に前進せしめることができるととも
に、操作リング13の手動操作により容易に後退せしめ
ることができる。また、車椅子の方向転換は、左右の操
作レバー2、操作リング13の操作により行うことは勿
論である。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のレバー操作式車
椅子によれば、操作レバーの往動・復動の両操作ともそ
の駆動力により車椅子を前進させることができ、且つ、
駆動機構の厚みを薄くシンプルに構成できて車椅子のフ
レームと車輪との隙間に該機構を収納できるため、簡単
な構成できわめて前進効率の良い車椅子をコスト安く提
供することができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、操作レバー
の往動・復動の駆動力を良好に正転方向に変換してハブ
に伝えることができるとともに、操作リングの逆転によ
る後退動作も支障なく行うことのできるワンウエイクラ
ッチ部の構成を、ハブに挿入可能なコンパクトで堅牢な
構成とすることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、操作レバー
の駆動力をワンウエイクラッチ部に伝えるためのワンウ
エイクラッチ駆動リンクの操作レバーへの軸着部を変換
して軸着することにより、力のある人、力のない人にそ
れぞれ良好に操作することのできる車椅子を容易に提供
することができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、車椅子を前
進させるための操作レバーの往動・復動の操作を軽く容
易に行うことのできる車椅子を容易に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレバー操作式車椅子の側面図である。
【図2】駆動機構(右手側)の側面図である。
【図3】クラッチ装置の縦断面図である。
【図4】駆動機構及びクラッチ装置の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…フレーム、 2…操作レバー、 3…軸支部、
41, 42…ワンウエイクラッチ駆動リンク、 51, 52…軸
着部、 6…ワンウエイクラッチ、 6a…ワンウエイク
ラッチ本体、 6b…ばねクラッチ端部支持盤、 71…正
転側アーム、72…逆転側アーム、 81 …正転側一方向
クラッチ、 82…逆転側一方向クラッチ、 83…正転方
向の一方向クラッチ、 9…ハブ軸、 10…ばねクラ
ッチ、11…ハブ、 12…車輪、 13…操作リン
グ、 14…バランスばね。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作レバーの往復駆動により前進するとと
    もに、車輪に操作リングを備えた車椅子であって、フレ
    ーム1の進行方向の左右にそれぞれ揺動可能に操作レバ
    ー2を軸支3し、各操作レバー2に、それぞれ一対のワ
    ンウエイクラッチ駆動リンク41, 42を、該操作レバー軸
    支部3より前方に所定距離をおいて相互に間隔を有する
    ごとくそれぞれ一端を軸着51, 52するとともに他端をワ
    ンウエイクラッチ6のハブ軸9を挾んで対向する正転及
    び逆転側の一対のアーム71, 72に連結して付設し、前記
    操作レバー1の往動及び復動時に該アームの基部が該ワ
    ンウエイクラッチ6と噛合い、該ワンウエイクラッチ外
    周に設けられ車輪12を固着したハブ11を、正転方向
    に駆動して前進するようにしたことを特徴とするレバー
    操作式車椅子。
  2. 【請求項2】ワンウエイクラッチ6の一対のアーム71,
    72は、その基部が車椅子フレーム1に固着されたハブ軸
    9にそれぞれ同一軸心上に一方は他方の外周部に重合状
    態で摺嵌され、正転側のアーム71は正転側一方向クラッ
    チ81を介し逆転側のアーム72は逆転側一方向クラッチ82
    を介してそれぞれワンウエイクラッチ本体6aに連結さ
    れ、該クラッチ本体6a外周にばねクラッチ10を巻回状
    態で配設するとともに該ばねクラッチ両端に形成した突
    起部101 の一方を該クラッチ本体6aに形成した溝に挿入
    定位せしめ他方をハブ軸9外周に正転方向の一方向クラ
    ッチ83を介して配設したばねクラッチ端部支持盤6bの溝
    6b1 に挿入定位して、該クラッチ本体6aより前記ばねク
    ラッチ10を介してハブ11が嵌装連結されていること
    を特徴とする請求項1記載のレバー操作式車椅子。
  3. 【請求項3】一対のワンウエイクラッチ駆動リンク41,
    42の操作レバー2への軸着部51, 52は、操作レバー軸支
    部3との所定距離をそれぞれ遠・近変換可能にしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のレバー操作式車椅
    子。
  4. 【請求項4】操作レバー2の一対のワンウエイクラッチ
    駆動リンク41, 42の軸着部51, 52と該操作レバー2の軸
    支部3を挾んだ反対側に、該軸支部3から所定距離をお
    いて車椅子フレーム1との間に、該軸支部3より前方に
    位置する操作レバー2,ワンウエイクラッチ駆動リンク
    41, 42の重量とバランスするためのバランスばね14を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のレ
    バー操作式車椅子。
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