JPH11127311A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH11127311A JPH11127311A JP9289409A JP28940997A JPH11127311A JP H11127311 A JPH11127311 A JP H11127311A JP 9289409 A JP9289409 A JP 9289409A JP 28940997 A JP28940997 A JP 28940997A JP H11127311 A JPH11127311 A JP H11127311A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 4
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000005055 memory storage Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 読取可能範囲に対して任意の大きさの読取対
象画像を任意の位置に置いても画像の切り出しを自動的
に行う画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 読取ライン検出手段を備えることによっ
てイメージセンサー副走査方向に対する読取開始ライン
と終了ラインを検出し、読取画素検出手段を備えること
によって読取対象画像のイメージセンサー主走査方向の
開始画素と終了画素を検出する。任意の大きさの読取対
象画像を任意の位置に置いても切り出された画像を得
る。
象画像を任意の位置に置いても画像の切り出しを自動的
に行う画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 読取ライン検出手段を備えることによっ
てイメージセンサー副走査方向に対する読取開始ライン
と終了ラインを検出し、読取画素検出手段を備えること
によって読取対象画像のイメージセンサー主走査方向の
開始画素と終了画素を検出する。任意の大きさの読取対
象画像を任意の位置に置いても切り出された画像を得
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージセンサー等
を使用した画像読取装置に関するものである。
を使用した画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置を図3に示す。
【0003】図3において、1は駆動装置を、2は駆動
装置制御手段を、3はイメージセンサーを、4はイメー
ジセンサー制御手段を、5はバッファメモリを、6はバ
ッファメモリ制御手段を、7はホストコンピュータを示
す。
装置制御手段を、3はイメージセンサーを、4はイメー
ジセンサー制御手段を、5はバッファメモリを、6はバ
ッファメモリ制御手段を、7はホストコンピュータを示
す。
【0004】従来、読取面が外光に向けられた画像読取
装置においては、ホストコンピュータ7から読取有効範
囲を指定し、読取対象画像の置かれた位置や大きさに関
係なく、読取有効範囲内のすべての画素を読み取り、画
素データとしてホストコンピュータ7に転送し、ホスト
コンピュータ7でのソフトウェアプログラム処理によ
り、読取対象画像の切り出し処理を行っていた。この場
合にホストコンピュータ7では、読み取った画素データ
を格納するために以下に示すメモリ領域Qが必要であ
る。
装置においては、ホストコンピュータ7から読取有効範
囲を指定し、読取対象画像の置かれた位置や大きさに関
係なく、読取有効範囲内のすべての画素を読み取り、画
素データとしてホストコンピュータ7に転送し、ホスト
コンピュータ7でのソフトウェアプログラム処理によ
り、読取対象画像の切り出し処理を行っていた。この場
合にホストコンピュータ7では、読み取った画素データ
を格納するために以下に示すメモリ領域Qが必要であ
る。
【0005】Q=X×Y×Z X:イメージセンサー主走査方向画素数 Y:イメージセンサー副走査方向ライン数 Z:1画素あたりの階調(ビット) Q:メモリ領域(ビット) 読取対象画像の切り出し処理をするためには、さらに処
理のための作業用メモリ領域が必要となる。
理のための作業用メモリ領域が必要となる。
【0006】図6は従来の画像読取装置におけるホスト
コンピュータ7上の画素格納用メモリ領域を示すイメー
ジ図である。
コンピュータ7上の画素格納用メモリ領域を示すイメー
ジ図である。
【0007】11は読取可能範囲を、12は読取対象画
像を、13はホストコンピュータ7上の画素格納用メモ
リ領域を、16はホストコンピュータ7から指定される
読取有効範囲を示す。このように、ホストコンピュータ
7から指定される読取有効範囲内にユーザーが任意の位
置に読取対象画像12を置いて、読取動作が行われ、明
らかに無効な画素もホストコンピュータ7に格納され
る。
像を、13はホストコンピュータ7上の画素格納用メモ
リ領域を、16はホストコンピュータ7から指定される
読取有効範囲を示す。このように、ホストコンピュータ
7から指定される読取有効範囲内にユーザーが任意の位
置に読取対象画像12を置いて、読取動作が行われ、明
らかに無効な画素もホストコンピュータ7に格納され
る。
【0008】図9は従来の画像読取装置の処理手順を示
すフローチャートである。ホストコンピュータ7から読
取開始位置までの移動ライン数、および読取に必要なラ
イン数の情報が、駆動装置制御手段2、イメージセンサ
ー制御手段4、バッファメモリ制御手段6に通知され、
動作を開始する。駆動装置1によってイメージセンサー
3がホームポジションから読取開始位置まで移動する。
次にイメージセンサー制御手段4によってイメージセン
サー3の光源が点灯され、読取対象画像12の読取動作
が開始され、イメージセンサー3から読み取られた画素
が、バッファメモリ制御手段6によってバッファメモリ
5へ書き込まれる。駆動装置制御手段2では、次のライ
ンへの移動を制御しながら、内部で設定したカウンタに
よって、ホストコンピュータ7から指定された読取ライ
ン数に到達したかどうかを判定し、到達しない場合は引
き続き読取動作を行い、到達した場合は、読取動作を終
了し、イメージセンサー3をホームポジション位置へ戻
して、すべての動作を終了する。
すフローチャートである。ホストコンピュータ7から読
取開始位置までの移動ライン数、および読取に必要なラ
イン数の情報が、駆動装置制御手段2、イメージセンサ
ー制御手段4、バッファメモリ制御手段6に通知され、
動作を開始する。駆動装置1によってイメージセンサー
3がホームポジションから読取開始位置まで移動する。
次にイメージセンサー制御手段4によってイメージセン
サー3の光源が点灯され、読取対象画像12の読取動作
が開始され、イメージセンサー3から読み取られた画素
が、バッファメモリ制御手段6によってバッファメモリ
5へ書き込まれる。駆動装置制御手段2では、次のライ
ンへの移動を制御しながら、内部で設定したカウンタに
よって、ホストコンピュータ7から指定された読取ライ
ン数に到達したかどうかを判定し、到達しない場合は引
き続き読取動作を行い、到達した場合は、読取動作を終
了し、イメージセンサー3をホームポジション位置へ戻
して、すべての動作を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような画像
読取装置では、読取対象画像が任意の大きさの場合や、
読取対象画像の位置がユーザーの意志によって特定でき
ない場合は、読取対象画像の大きさと位置に関係なく、
ホストコンピュータで指定した読取有効範囲すべての画
素をホストコンピュータに転送しなければならず、ホス
トコンピュータ上で画素を格納するためのメモリ領域を
確保しなければならなかった。したがって、イメージセ
ンサーからホストコンピュータへ無効な画素の転送を行
っており、かつホストコンピュータ上のメモリ領域上に
は、読取対象画像に対して明らかに無効と思われる画素
の格納が必要であるとともに、切り出し処理を行わなけ
れば有効な画素に対する演算処理を行うことができなか
った。また、ユーザーが読取対象画像を置いた場所とは
離れた位置から光源が点灯し読取動作をするために、読
取対象画像と読取開始位置が異なるためにユーザーを惑
わすことになり、ユーザーインタフェースが好ましくな
いという欠点を有していた。
読取装置では、読取対象画像が任意の大きさの場合や、
読取対象画像の位置がユーザーの意志によって特定でき
ない場合は、読取対象画像の大きさと位置に関係なく、
ホストコンピュータで指定した読取有効範囲すべての画
素をホストコンピュータに転送しなければならず、ホス
トコンピュータ上で画素を格納するためのメモリ領域を
確保しなければならなかった。したがって、イメージセ
ンサーからホストコンピュータへ無効な画素の転送を行
っており、かつホストコンピュータ上のメモリ領域上に
は、読取対象画像に対して明らかに無効と思われる画素
の格納が必要であるとともに、切り出し処理を行わなけ
れば有効な画素に対する演算処理を行うことができなか
った。また、ユーザーが読取対象画像を置いた場所とは
離れた位置から光源が点灯し読取動作をするために、読
取対象画像と読取開始位置が異なるためにユーザーを惑
わすことになり、ユーザーインタフェースが好ましくな
いという欠点を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、読取面への外光をイメージセンサーの二次
光源とし、イメージセンサーからデータを読み出しなが
ら、イメージセンサーの副走査方向に対する読取対象画
像の端を検出して、対象範囲内の画素のみをホストコン
ピュータへ転送する。この処理により、無駄な転送を削
減し、ホストコンピュータ上に格納されるメモリ領域
を、読取対象画像に対して最小限に押さえられるので、
作業メモリ領域も最小限で済み、システムのリソースを
効率的に利用できる。また、副走査方向の画像の切り出
し処理を不要にするので、画像処理全体の処理速度を向
上させることができる。
に本発明は、読取面への外光をイメージセンサーの二次
光源とし、イメージセンサーからデータを読み出しなが
ら、イメージセンサーの副走査方向に対する読取対象画
像の端を検出して、対象範囲内の画素のみをホストコン
ピュータへ転送する。この処理により、無駄な転送を削
減し、ホストコンピュータ上に格納されるメモリ領域
を、読取対象画像に対して最小限に押さえられるので、
作業メモリ領域も最小限で済み、システムのリソースを
効率的に利用できる。また、副走査方向の画像の切り出
し処理を不要にするので、画像処理全体の処理速度を向
上させることができる。
【0011】さらに加えて、本発明は、イメージセンサ
ーの主走査方向に対して有効な画素だけを転送すること
によって、さらに無駄な転送を削減し、ホストコンピュ
ータ上に格納されるメモリ領域を読取対象画像に対して
最小限に押さえられるので、作業用メモリ領域も最小限
で済み、システムのリソースを効率的に利用できる。ま
た、画像の切り出し処理を一切不要にするので、画像処
理全体の処理速度を向上させることができる。
ーの主走査方向に対して有効な画素だけを転送すること
によって、さらに無駄な転送を削減し、ホストコンピュ
ータ上に格納されるメモリ領域を読取対象画像に対して
最小限に押さえられるので、作業用メモリ領域も最小限
で済み、システムのリソースを効率的に利用できる。ま
た、画像の切り出し処理を一切不要にするので、画像処
理全体の処理速度を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、イメージセンサーを同一ラインで静止させた状態で
光源を消灯・点灯するイメージセンサー制御手段と、前
記イメージセンサーの副走査方向に対して、読取対象画
像の読取開始ラインと読取終了ラインを検出する読取ラ
イン検出手段と、前記読取ライン検出手段に連動してイ
メージセンサーの位置制御を行う駆動装置制御手段と、
前記読取ライン検出手段によって読取開始ラインか読取
終了ラインまでを読み取った画素を一時的に格納するバ
ッファメモリと、前記バッファメモリの書き込みと読み
出しを制御するバッファメモリ制御手段を備えたことを
特徴とする画像読取装置であり、無駄なメモリ転送を削
減し、ホストコンピュータ上に格納されるメモリ領域
を、読取対象画像に対して最小限に押さえられるので、
作業メモリ領域も最小限で済み、システムのリソースを
効率的に利用できる。また、副走査方向の画像の切り出
し処理を不要にするので、画像処理全体の処理速度を向
上させることができるという効果を有する。
は、イメージセンサーを同一ラインで静止させた状態で
光源を消灯・点灯するイメージセンサー制御手段と、前
記イメージセンサーの副走査方向に対して、読取対象画
像の読取開始ラインと読取終了ラインを検出する読取ラ
イン検出手段と、前記読取ライン検出手段に連動してイ
メージセンサーの位置制御を行う駆動装置制御手段と、
前記読取ライン検出手段によって読取開始ラインか読取
終了ラインまでを読み取った画素を一時的に格納するバ
ッファメモリと、前記バッファメモリの書き込みと読み
出しを制御するバッファメモリ制御手段を備えたことを
特徴とする画像読取装置であり、無駄なメモリ転送を削
減し、ホストコンピュータ上に格納されるメモリ領域
を、読取対象画像に対して最小限に押さえられるので、
作業メモリ領域も最小限で済み、システムのリソースを
効率的に利用できる。また、副走査方向の画像の切り出
し処理を不要にするので、画像処理全体の処理速度を向
上させることができるという効果を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、読取ライン検出手段を備え、イ
メージセンサーの主走査方向に対して、読取対象画像に
対応する読取開始画素と読取終了画素を検出する読取画
素検出手段と、前記読取画素検出手段に連動して有効画
素をバッファメモリに格納、もしくは前記バッファメモ
リからの読み出しを制御するバッファメモリ制御手段を
備えたことを特徴とする画像読取装置であり、イメージ
センサーの主走査方向に対して有効な画素だけを転送す
ることによって、さらに無駄な転送を削減し、ホストコ
ンピュータ上に格納されるメモリ領域を読取対象画像に
対して最小限に押さえられるので、作業用メモリ領域も
最小限で済み、システムのリソースを効率的に利用でき
る。また、画像の切り出し処理を一切不要にするので、
画像処理全体の処理速度を向上させることができる。
1記載の発明において、読取ライン検出手段を備え、イ
メージセンサーの主走査方向に対して、読取対象画像に
対応する読取開始画素と読取終了画素を検出する読取画
素検出手段と、前記読取画素検出手段に連動して有効画
素をバッファメモリに格納、もしくは前記バッファメモ
リからの読み出しを制御するバッファメモリ制御手段を
備えたことを特徴とする画像読取装置であり、イメージ
センサーの主走査方向に対して有効な画素だけを転送す
ることによって、さらに無駄な転送を削減し、ホストコ
ンピュータ上に格納されるメモリ領域を読取対象画像に
対して最小限に押さえられるので、作業用メモリ領域も
最小限で済み、システムのリソースを効率的に利用でき
る。また、画像の切り出し処理を一切不要にするので、
画像処理全体の処理速度を向上させることができる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける構成図である。
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける構成図である。
【0015】図1において、1は駆動装置、2は駆動装
置制御手段、3はイメージセンサー、4はイメージセン
サー制御手段、5はバッファメモリ、6はバッファメモ
リ制御手段、7はホストコンピュータ、8はイメージセ
ンサー3の副走査方向に対する読取有効範囲の検出を行
う読取ライン検出手段を示す。
置制御手段、3はイメージセンサー、4はイメージセン
サー制御手段、5はバッファメモリ、6はバッファメモ
リ制御手段、7はホストコンピュータ、8はイメージセ
ンサー3の副走査方向に対する読取有効範囲の検出を行
う読取ライン検出手段を示す。
【0016】図4は同実施の形態におけるホストコンピ
ュータ7上の画素格納用メモリ領域を示すイメージ図で
ある。
ュータ7上の画素格納用メモリ領域を示すイメージ図で
ある。
【0017】図4において、11は読取可能範囲、12
は読取対象画像、13はホストコンピュータ上の画素格
納用メモリ領域を、14は読取対象画像12に対する読
取有効ライン範囲を示す。
は読取対象画像、13はホストコンピュータ上の画素格
納用メモリ領域を、14は読取対象画像12に対する読
取有効ライン範囲を示す。
【0018】ユーザーが読取可能範囲11に読取対象画
像12を置いて読取動作を開始する。すなわち、ホスト
コンピュータ7が駆動装置制御手段2およびイメージセ
ンサー制御手段4に対して、読取動作開始のコマンドを
発行する。次に駆動装置制御手段2によって、駆動装置
1が作動し、イメージセンサー3をホームポジション位
置から設定されたライン単位で移動させる。イメージセ
ンサー制御手段4から、イメージセンサー3の仕様に応
じた制御信号がイメージセンサー3に対して送られ、イ
メージセンサー3の光源を消灯した状態で、イメージセ
ンサー3から画素を読み取り、読取ライン検出手段8に
転送される。読取ライン検出手段8では、ライン全体の
読み取った画素と、前ラインで獲得した画素を比較し、
イメージセンサー3が読取対象画像12の置かれている
位置に到達したかどうかを判定する。到達していなけれ
ば、駆動装置制御手段2に対して引き続きイメージセン
サー3の移動を行うように制御する。次に比較の結果、
読取対象画像12の置かれた位置に到達したと判断した
場合は、読取ライン検出手段8がイメージセンサー制御
手段4およびバッファメモリ制御手段6に対して、本ラ
インから読取動作を行う指示を発行する。イメージセン
サー制御手段4により、イメージセンサー3の光源を点
灯させ、読取対象画像12の読取を開始する。バッファ
メモリ制御手段6は読み取った画素をバッファメモリ5
に書き込む。次に駆動装置1によりイメージセンサー3
は次ラインに移動する。イメージセンサー制御手段4に
より、イメージセンサー3の光源を消灯させ、読み取っ
た画素を読取ライン検出手段8に転送し、前ライン画素
を比較し、イメージセンサー3が読取対象画像12の範
囲にあるかどうかを判断する。読取対象画像12の範囲
にあると判定した場合は、光源を点灯させ、読取対象画
像12に対する読取動作を行う。読取対象画像12の範
囲を越えるまで、以上の動作を繰り返す。イメージセン
サー3が読取対象画像12の範囲にないと判定した場合
は、光源を消灯したまま、駆動装置制御手段2は駆動装
置1を制御し、イメージセンサー3をホームポジション
へ戻して読取動作を終了する。駆動装置制御手段2で
は、移動動作の終了をホストコンピュータ7に通知す
る。またバッファメモリ制御手段6は読取対象画像12
の範囲を示すライン数をホストコンピュータ7に通知す
る。バッファメモリ5としては、アドレス指定をしてデ
ータを格納する汎用メモリや、アドレスを指定しないで
バッファするメモリ、たとえばFIFOメモリ(Fir
st in FirstOut メモリ)などを用いて
も構わない。ホストコンピュータ7は、バッファメモリ
制御手段6から有効ライン数と転送終了の情報を得るこ
とで、画像の組み立てを行うことができる。
像12を置いて読取動作を開始する。すなわち、ホスト
コンピュータ7が駆動装置制御手段2およびイメージセ
ンサー制御手段4に対して、読取動作開始のコマンドを
発行する。次に駆動装置制御手段2によって、駆動装置
1が作動し、イメージセンサー3をホームポジション位
置から設定されたライン単位で移動させる。イメージセ
ンサー制御手段4から、イメージセンサー3の仕様に応
じた制御信号がイメージセンサー3に対して送られ、イ
メージセンサー3の光源を消灯した状態で、イメージセ
ンサー3から画素を読み取り、読取ライン検出手段8に
転送される。読取ライン検出手段8では、ライン全体の
読み取った画素と、前ラインで獲得した画素を比較し、
イメージセンサー3が読取対象画像12の置かれている
位置に到達したかどうかを判定する。到達していなけれ
ば、駆動装置制御手段2に対して引き続きイメージセン
サー3の移動を行うように制御する。次に比較の結果、
読取対象画像12の置かれた位置に到達したと判断した
場合は、読取ライン検出手段8がイメージセンサー制御
手段4およびバッファメモリ制御手段6に対して、本ラ
インから読取動作を行う指示を発行する。イメージセン
サー制御手段4により、イメージセンサー3の光源を点
灯させ、読取対象画像12の読取を開始する。バッファ
メモリ制御手段6は読み取った画素をバッファメモリ5
に書き込む。次に駆動装置1によりイメージセンサー3
は次ラインに移動する。イメージセンサー制御手段4に
より、イメージセンサー3の光源を消灯させ、読み取っ
た画素を読取ライン検出手段8に転送し、前ライン画素
を比較し、イメージセンサー3が読取対象画像12の範
囲にあるかどうかを判断する。読取対象画像12の範囲
にあると判定した場合は、光源を点灯させ、読取対象画
像12に対する読取動作を行う。読取対象画像12の範
囲を越えるまで、以上の動作を繰り返す。イメージセン
サー3が読取対象画像12の範囲にないと判定した場合
は、光源を消灯したまま、駆動装置制御手段2は駆動装
置1を制御し、イメージセンサー3をホームポジション
へ戻して読取動作を終了する。駆動装置制御手段2で
は、移動動作の終了をホストコンピュータ7に通知す
る。またバッファメモリ制御手段6は読取対象画像12
の範囲を示すライン数をホストコンピュータ7に通知す
る。バッファメモリ5としては、アドレス指定をしてデ
ータを格納する汎用メモリや、アドレスを指定しないで
バッファするメモリ、たとえばFIFOメモリ(Fir
st in FirstOut メモリ)などを用いて
も構わない。ホストコンピュータ7は、バッファメモリ
制御手段6から有効ライン数と転送終了の情報を得るこ
とで、画像の組み立てを行うことができる。
【0019】図7は本発明の処理手順を示すフローチャ
ートである。以下に処理手順について詳細に説明する。
ートである。以下に処理手順について詳細に説明する。
【0020】ホストコンピュータ7から読取動作開始の
コマンドが駆動装置制御手段2とイメージセンサー制御
手段4に与えられると、駆動装置制御手段2により解像
度に対応したラインのステップ数だけイメージセンサー
3を移動させる。光源を消灯した状態で読取面の画素を
読み取る。この画素の値をVdとする。イメージセンサ
ー制御手段4はラインの移動時間サイクル中にイメージ
センサー1の光源を消灯した状態のまま画素を読み出
し、1ライン分の画素を読取ライン検出手段8に転送す
る。このとき読み込んだ任意の画素の値をVdとする
と、読取可能範囲11に到達するまでにこの動作を行
う。Vdはすなわち読取面に何も置かない状態の画素値
である。読取可能範囲11に到達してから読み込んだ画
素の値をVd+nとすると、読み取ったライン上に読取
対象画像がある場合は読取対象画像によって二次光源が
遮断されるために、式(1)に示すような変化が生じ
る。
コマンドが駆動装置制御手段2とイメージセンサー制御
手段4に与えられると、駆動装置制御手段2により解像
度に対応したラインのステップ数だけイメージセンサー
3を移動させる。光源を消灯した状態で読取面の画素を
読み取る。この画素の値をVdとする。イメージセンサ
ー制御手段4はラインの移動時間サイクル中にイメージ
センサー1の光源を消灯した状態のまま画素を読み出
し、1ライン分の画素を読取ライン検出手段8に転送す
る。このとき読み込んだ任意の画素の値をVdとする
と、読取可能範囲11に到達するまでにこの動作を行
う。Vdはすなわち読取面に何も置かない状態の画素値
である。読取可能範囲11に到達してから読み込んだ画
素の値をVd+nとすると、読み取ったライン上に読取
対象画像がある場合は読取対象画像によって二次光源が
遮断されるために、式(1)に示すような変化が生じ
る。
【0021】 Vd+n<Vd ……(1) Vs=Vd−Vd+n ……(2) Vp1≦Vs≦Vp2 ……(3) このとき読取ライン検出手段8はライン上に読取対象画
像12が存在することを通知し、イメージセンサー制御
手段4はイメージセンサー3の光源を点灯する。同時に
読取ライン検出手段8はバッファメモリ制御手段6に対
しても読み出した画素が有効であることを通知し、バッ
ファメモリ制御手段6よりバッファメモリ5に書き込み
タイミングを与え、イメージセンサー3から読み出した
画素をバッファメモリ5に一時的に格納する。このよう
に同位置ライン上で光源の消灯・点灯を繰り返し、消灯
時には読取対象画像の有無の検出を行い、点灯時には読
取対象画像の画素をバッファメモリに格納する操作を繰
り返す。
像12が存在することを通知し、イメージセンサー制御
手段4はイメージセンサー3の光源を点灯する。同時に
読取ライン検出手段8はバッファメモリ制御手段6に対
しても読み出した画素が有効であることを通知し、バッ
ファメモリ制御手段6よりバッファメモリ5に書き込み
タイミングを与え、イメージセンサー3から読み出した
画素をバッファメモリ5に一時的に格納する。このよう
に同位置ライン上で光源の消灯・点灯を繰り返し、消灯
時には読取対象画像の有無の検出を行い、点灯時には読
取対象画像の画素をバッファメモリに格納する操作を繰
り返す。
【0022】式(2)のVsの値は読取面に何も置かな
い状態(開放状態)の値Vdと、読取対象画像存在下の
値Vd+nの差であり、読取面に照射される外光の照度
に応じて変化が生じるので、Vsが式(3)で示すよう
に値Vp1と値Vp2の間に該当するかどうかを比較す
る。Vp1とVp2は外光の照度によって変更するパラ
メータである。
い状態(開放状態)の値Vdと、読取対象画像存在下の
値Vd+nの差であり、読取面に照射される外光の照度
に応じて変化が生じるので、Vsが式(3)で示すよう
に値Vp1と値Vp2の間に該当するかどうかを比較す
る。Vp1とVp2は外光の照度によって変更するパラ
メータである。
【0023】イメージセンサー3の位置が読取対象画像
12の範囲を逸脱した場合は、Vsの値が式(3)を満
足しないために、読取ライン検出手段8は駆動装置制御
手段2およびバッファメモリ制御手段6に読取動作終了
を通知する。駆動装置制御手段2はこの通知に基づいて
駆動装置1に対してイメージセンサー3をホームポジシ
ョンに戻す。バッファメモリ制御手段6はこの通知に基
づいてバッファメモリ5への書き込み動作を終了する。
バッファメモリ5がFiFo等の場合は、ホストコンピ
ュータ7からの読み出し動作をカウントし、有効ライン
数に達したならば、バッファメモリ制御手段6からホス
トコンピュータ7に対して終了通知を行う。また有効ラ
イン数の通知を行うことで、ホストコンピュータ7では
画像の組み立て処理をスムーズに行うことが可能とな
る。
12の範囲を逸脱した場合は、Vsの値が式(3)を満
足しないために、読取ライン検出手段8は駆動装置制御
手段2およびバッファメモリ制御手段6に読取動作終了
を通知する。駆動装置制御手段2はこの通知に基づいて
駆動装置1に対してイメージセンサー3をホームポジシ
ョンに戻す。バッファメモリ制御手段6はこの通知に基
づいてバッファメモリ5への書き込み動作を終了する。
バッファメモリ5がFiFo等の場合は、ホストコンピ
ュータ7からの読み出し動作をカウントし、有効ライン
数に達したならば、バッファメモリ制御手段6からホス
トコンピュータ7に対して終了通知を行う。また有効ラ
イン数の通知を行うことで、ホストコンピュータ7では
画像の組み立て処理をスムーズに行うことが可能とな
る。
【0024】尚、VdとVd+1の比較は隣どうしのラ
インの比較ばかりでなく、例えば連続する3ラインで比
較する等も可能である。また、比較の精度がよくない場
合は、単純な比較の結果で判定するのではなく、値の偏
移(画素値変化の傾き)により判定することで良好な結
果を得ることが可能である。
インの比較ばかりでなく、例えば連続する3ラインで比
較する等も可能である。また、比較の精度がよくない場
合は、単純な比較の結果で判定するのではなく、値の偏
移(画素値変化の傾き)により判定することで良好な結
果を得ることが可能である。
【0025】次に本発明の第2の実施の形態を図面を参
照しながら説明する。 (実施の形態2)図2は本発明の第2の実施の形態にお
ける構成図である。
照しながら説明する。 (実施の形態2)図2は本発明の第2の実施の形態にお
ける構成図である。
【0026】図2において、9はイメージセンサー3の
読取対象画像12に対する有効な読取画素を検出する読
取画素検出手段である。読み取った画素が読取対象画像
12に該当するかどうかを判断する原理は、実施の形態
1と同じである。イメージセンサー3の主走査方向に対
して、第M画素から第N画素まで有効であるという情報
をバッファメモリ制御手段6に与え、画素をバッファメ
モリ5に書き込むとき、もしくはバッファメモリ5から
ホストコンピュータ7へ読み出すときのどちらかに対し
て制御を行うことで、主走査方向の有効画素のみをホス
トコンピュータ7へ転送する。さらに実施の形態1と同
じ手順により、読取ライン検出手段8により、有効なラ
インの画素のみを転送することで、読取対象画像12に
対する二次元的な有効画素だけをホストコンピュータ7
に転送することが可能となる。
読取対象画像12に対する有効な読取画素を検出する読
取画素検出手段である。読み取った画素が読取対象画像
12に該当するかどうかを判断する原理は、実施の形態
1と同じである。イメージセンサー3の主走査方向に対
して、第M画素から第N画素まで有効であるという情報
をバッファメモリ制御手段6に与え、画素をバッファメ
モリ5に書き込むとき、もしくはバッファメモリ5から
ホストコンピュータ7へ読み出すときのどちらかに対し
て制御を行うことで、主走査方向の有効画素のみをホス
トコンピュータ7へ転送する。さらに実施の形態1と同
じ手順により、読取ライン検出手段8により、有効なラ
インの画素のみを転送することで、読取対象画像12に
対する二次元的な有効画素だけをホストコンピュータ7
に転送することが可能となる。
【0027】図5は本発明におけるホストコンピュータ
7上の画素格納用メモリ領域を示すイメージ図である。
7上の画素格納用メモリ領域を示すイメージ図である。
【0028】図5において、15はイメージセンサー3
における主走査方向の読取有効画素範囲を示す。
における主走査方向の読取有効画素範囲を示す。
【0029】ユーザーが読取可能範囲11に読取対象画
像12を置いて画像読取装置が読取動作を開始する。す
なわち、ホストコンピュータ7が駆動装置制御手段2お
よびイメージセンサー制御手段4に対して、読取動作開
始のコマンドを発行する。次に駆動装置制御手段2によ
って、駆動装置1が作動し、イメージセンサー3をホー
ムポジション位置から設定されたライン単位で移動させ
る。イメージセンサー制御手段4から、イメージセンサ
ー3の仕様に応じた制御信号がイメージセンサー3に対
して送られ、イメージセンサー3の光源を消灯した状態
で、イメージセンサー3から1ライン分の画素を読み取
り、読取ライン検出手段8と読取画素検出手段9に転送
される。読取ライン検出手段8での動作は実施の形態1
と同様である。一方、読取画素検出手段9では、読み取
った画素の値の中で、隣合う画素どうしの値を比較する
ことで、読取対象画像12が置かれている主走査方向の
有効画素を検出する。一度検出すれば、イメージセンサ
ー3が読取対象画像の範囲にある限り、有効画素の情報
を保存しておき、バッファメモリ5に書き込むとき、あ
るいはバッファメモリ5からホストコンピュータ7へ読
み出すときのどちらかに、主走査方向に対する有効な画
素データを転送すればよい。バッファメモリ制御手段6
は読取対象画像12に対して検出した主走査方向の有効
画素の始点と終点をホストコンピュータ7に通知する。
この情報を元にホストコンピュータ7で画像の組み立て
を行うことができる。
像12を置いて画像読取装置が読取動作を開始する。す
なわち、ホストコンピュータ7が駆動装置制御手段2お
よびイメージセンサー制御手段4に対して、読取動作開
始のコマンドを発行する。次に駆動装置制御手段2によ
って、駆動装置1が作動し、イメージセンサー3をホー
ムポジション位置から設定されたライン単位で移動させ
る。イメージセンサー制御手段4から、イメージセンサ
ー3の仕様に応じた制御信号がイメージセンサー3に対
して送られ、イメージセンサー3の光源を消灯した状態
で、イメージセンサー3から1ライン分の画素を読み取
り、読取ライン検出手段8と読取画素検出手段9に転送
される。読取ライン検出手段8での動作は実施の形態1
と同様である。一方、読取画素検出手段9では、読み取
った画素の値の中で、隣合う画素どうしの値を比較する
ことで、読取対象画像12が置かれている主走査方向の
有効画素を検出する。一度検出すれば、イメージセンサ
ー3が読取対象画像の範囲にある限り、有効画素の情報
を保存しておき、バッファメモリ5に書き込むとき、あ
るいはバッファメモリ5からホストコンピュータ7へ読
み出すときのどちらかに、主走査方向に対する有効な画
素データを転送すればよい。バッファメモリ制御手段6
は読取対象画像12に対して検出した主走査方向の有効
画素の始点と終点をホストコンピュータ7に通知する。
この情報を元にホストコンピュータ7で画像の組み立て
を行うことができる。
【0030】図8は本発明の第2の実施の形態における
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【0031】以下、処理手順について詳細に説明する。
読取ライン検出手段8によって、読取開始位置を検出す
る動作は実施の形態1と同様である。読取対象画像12
に対する読取開始ラインを検出した後、読取ライン検出
手段8は、読取画素検出手段9の動作を有効にする。す
なわち、読取画素検出手段9において、主走査方向に隣
合う画素の値を比較する。今、n番めの画素値をVnと
し、隣の画素値をVn−1、あるいはVn+1とする
と、 Vn<Vn−1 ……(4) Vn>Vn+1 ……(5) Vp1<Vn−1−Vn<Vp2 ……(6) Vp1≦Vn−Vn+1≦Vp2 ……(7) 式(4)で示された場合、n番めの画素が有効画素の始
点となり、式(5)で示された場合、n番めの画素が有
効画素の終点となる。これにより主走査方向の有効画素
を決める。Vp1とVp2は外光によって変わるパラメ
ータである。これらの情報はバッファメモリ制御手段6
に通知される。次にイメージセンサー3の光源を点灯
し、読み取った画素がバッファメモリ5へ転送される。
読取画素検出手段9によって検出された有効画素は、バ
ッファメモリ検出手段6の制御方法に従い、バッファメ
モリ5へ書き込むか、もしくは有効画素をバッファメモ
リ5からホストコンピュータ7に読み出す。以降の処理
は実施の形態1と同様である。バッファメモリ制御手段
6から、ホストコンピュータ7に対して、有効ライン
数、有効開始画素、有効終了画素を通知することで、ホ
ストコンピュータ7では画像の組み立て処理をスムーズ
に行うことが可能となる。
読取ライン検出手段8によって、読取開始位置を検出す
る動作は実施の形態1と同様である。読取対象画像12
に対する読取開始ラインを検出した後、読取ライン検出
手段8は、読取画素検出手段9の動作を有効にする。す
なわち、読取画素検出手段9において、主走査方向に隣
合う画素の値を比較する。今、n番めの画素値をVnと
し、隣の画素値をVn−1、あるいはVn+1とする
と、 Vn<Vn−1 ……(4) Vn>Vn+1 ……(5) Vp1<Vn−1−Vn<Vp2 ……(6) Vp1≦Vn−Vn+1≦Vp2 ……(7) 式(4)で示された場合、n番めの画素が有効画素の始
点となり、式(5)で示された場合、n番めの画素が有
効画素の終点となる。これにより主走査方向の有効画素
を決める。Vp1とVp2は外光によって変わるパラメ
ータである。これらの情報はバッファメモリ制御手段6
に通知される。次にイメージセンサー3の光源を点灯
し、読み取った画素がバッファメモリ5へ転送される。
読取画素検出手段9によって検出された有効画素は、バ
ッファメモリ検出手段6の制御方法に従い、バッファメ
モリ5へ書き込むか、もしくは有効画素をバッファメモ
リ5からホストコンピュータ7に読み出す。以降の処理
は実施の形態1と同様である。バッファメモリ制御手段
6から、ホストコンピュータ7に対して、有効ライン
数、有効開始画素、有効終了画素を通知することで、ホ
ストコンピュータ7では画像の組み立て処理をスムーズ
に行うことが可能となる。
【0032】尚、VnとVn−1あるいはVn+1のよ
うな隣合う画素どうしの比較ばかりでなく、例えば連続
する3画素を1つのセットとし、隣合う3画素で比較す
る等も可能である。また、比較の精度がよくない場合
は、単純な比較の結果で判定するのではなく、値の偏移
(画素値変化の傾き)により判定することで良好な結果
を得ることが可能である。あるいは、読取ライン検出手
段と連動し、主走査方向と副走査方向の3×3の画素の
まとまりを一つの単位として比較することで、読取対象
画像の位置検出の精度が向上されることが可能である。
うな隣合う画素どうしの比較ばかりでなく、例えば連続
する3画素を1つのセットとし、隣合う3画素で比較す
る等も可能である。また、比較の精度がよくない場合
は、単純な比較の結果で判定するのではなく、値の偏移
(画素値変化の傾き)により判定することで良好な結果
を得ることが可能である。あるいは、読取ライン検出手
段と連動し、主走査方向と副走査方向の3×3の画素の
まとまりを一つの単位として比較することで、読取対象
画像の位置検出の精度が向上されることが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザー
は読取可能範囲内であれば、読取対象画像の位置を気に
する必要なく、自由に置いて、画像の読み取りを行うこ
とができる。
は読取可能範囲内であれば、読取対象画像の位置を気に
する必要なく、自由に置いて、画像の読み取りを行うこ
とができる。
【0034】また、画像の有効範囲に応じたメモリ格納
処理が行われるためにメモリへの無効なデータ転送がな
くなり、ソフトウェア処理による画像の切り出し処理を
不要とし、画像処理の総合的な速度の向上が期待できる
画像読取装置を提供することができる。またユーザーか
らは自動的に画像の位置を検出して読取動作を行ってい
るように見えるために、ユーザーインタフェースの向上
が図られる。
処理が行われるためにメモリへの無効なデータ転送がな
くなり、ソフトウェア処理による画像の切り出し処理を
不要とし、画像処理の総合的な速度の向上が期待できる
画像読取装置を提供することができる。またユーザーか
らは自動的に画像の位置を検出して読取動作を行ってい
るように見えるために、ユーザーインタフェースの向上
が図られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態における構成図
【図3】従来の画像読取装置の構成図
【図4】本発明の第1の実施の形態における画素格納用
メモリ領域を示すイメージ図
メモリ領域を示すイメージ図
【図5】本発明の第2の実施の形態における画素格納用
メモリ領域を示すイメージ図
メモリ領域を示すイメージ図
【図6】従来の画像読取装置における画素格納用メモリ
領域を示すイメージ図
領域を示すイメージ図
【図7】本発明の第1の実施の形態における処理手順を
示したフローチャート
示したフローチャート
【図8】本発明の第2の実施の形態における処理手順を
示したフローチャート
示したフローチャート
【図9】従来の画像処理装置の処理手順を示したフロー
チャート
チャート
1 駆動装置 2 駆動装置制御手段 3 イメージセンサー 4 イメージセンサー制御手段 5 バッファメモリ 6 バッファメモリ制御手段 7 ホストコンピュータ 8 読取ライン検出手段 9 読取画素検出手段 11 読取可能範囲 12 読取対象画像 13 ホストコンピュータ上の画素格納用メモリ領域 14 読取有効ライン範囲 15 読取有効画素範囲 16 ホストコンピュータで指定された読取ライン範囲
Claims (2)
- 【請求項1】イメージセンサー等のラインセンサーを使
用した画像読取装置において、イメージセンサーを同一
ラインで静止させた状態で光源を消灯・点灯するイメー
ジセンサー制御手段と、前記イメージセンサーの副走査
方向に対して、読取対象画像の読取開始ラインと読取終
了ラインを検出する読取ライン検出手段と、前記読取ラ
イン検出手段に連動してイメージセンサーの位置制御を
行う駆動装置制御手段と、前記読取ライン検出手段によ
って読取開始ラインか読取終了ラインまで読み取った画
素を一時的に格納するバッファメモリと、前記バッファ
メモリの書き込みと読み出しを制御するバッファメモリ
制御手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】イメージセンサーの主走査方向に対して、
読取対象画像に対応する読取開始画素と読取終了画素を
検出する読取画素検出手段と、前記読取画素検出手段に
連動して有効画素をバッファメモリに格納、もしくは前
記バッファメモリからの読み出しを制御するバッファメ
モリ制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9289409A JPH11127311A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9289409A JPH11127311A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127311A true JPH11127311A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17742875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9289409A Pending JPH11127311A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11127311A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004062903A (ja) * | 2003-07-28 | 2004-02-26 | Hitachi Ltd | 個人認証装置 |
US7352448B2 (en) | 2000-09-20 | 2008-04-01 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
JP2012054758A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置および画像形成装置 |
US8384885B2 (en) | 2000-09-20 | 2013-02-26 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9289409A patent/JPH11127311A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7352448B2 (en) | 2000-09-20 | 2008-04-01 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US7612875B2 (en) | 2000-09-20 | 2009-11-03 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US7671977B2 (en) | 2000-09-20 | 2010-03-02 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US7864306B2 (en) | 2000-09-20 | 2011-01-04 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US8149393B2 (en) | 2000-09-20 | 2012-04-03 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US8384885B2 (en) | 2000-09-20 | 2013-02-26 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
US8767195B2 (en) | 2000-09-20 | 2014-07-01 | Hitachi, Ltd. | Personal identification system |
JP2004062903A (ja) * | 2003-07-28 | 2004-02-26 | Hitachi Ltd | 個人認証装置 |
JP2012054758A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置および画像形成装置 |
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