[go: up one dir, main page]

JPH11125514A - 曲げ角度検出装置 - Google Patents

曲げ角度検出装置

Info

Publication number
JPH11125514A
JPH11125514A JP9289369A JP28936997A JPH11125514A JP H11125514 A JPH11125514 A JP H11125514A JP 9289369 A JP9289369 A JP 9289369A JP 28936997 A JP28936997 A JP 28936997A JP H11125514 A JPH11125514 A JP H11125514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
representative
image
bending angle
luminance value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9289369A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Otani
敏郎 大谷
Kazuhiro Oda
和宏 小田
Toshiyuki Ooenoki
俊行 大榎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP9289369A priority Critical patent/JPH11125514A/ja
Priority to TW087115251A priority patent/TW365648B/zh
Priority to US09/161,303 priority patent/US6163374A/en
Priority to KR1019980043109A priority patent/KR19990037109A/ko
Priority to DE19848243A priority patent/DE19848243A1/de
Publication of JPH11125514A publication Critical patent/JPH11125514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/024Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness by means of diode-array scanning
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/26Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク表面上の撮像線の輝度がワーク以外の
撮像線の輝度より小さいことを活用し、これら撮像線の
輝度の違いを基準に、自動的にワークとワーク以外の部
分とに層別し、ワークの部分の撮像線に係るデータを抽
出することにより、ワークの曲げ角度を精度よく正確に
検出可能とする曲げ角度検出装置を提供する。 【解決手段】 ワークの表面に形成した線状投光像をC
CDカメラ8により撮像し、この多値画像の撮像線から
代表画素検出部15において各走査線上の代表画素を演
算するとともに、代表画素抽出手段16により前記代表
画素の輝度値に対する度数分布に基づき、検出された代
表画素からワークの線状投光像に係る代表画素のみを抽
出し、この抽出された代表画素を用いて代表直線を演算
し、この代表直線に基づいてワークの曲げ角度を演算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状のワークを所
要角度に折り曲げる際に曲げ角度を検出する曲げ角度検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキ等の曲げ加工機に
おける曲げ角度検出装置として、ワーク表面にスリット
光ないし2点のスポット光を照射するとともに、ワーク
表面に描かれる像を撮像手段に取り込んで、画像処理に
よって曲げ角度を検出するようにした曲げ角度検出装置
が提案されている。例えば、特開平7−239221号
公報においては、前記撮像手段により撮像された画像が
公知の画像処理技術を用いて適切な閾値で二値化され、
1画素幅になるまで細線化され、こうして細線化された
1画素幅の連線は1画素を単位とする点(x,y)の集
合として表現される。このように得られた点列画像から
最小自乗法等により直線式ax+by+c=0を計算
し、求められた直線の長さが望ましい所定値H(例えば
画面の1/2)を越えると得られた直線式をワーク上の
抽出すべき点と判断し、画面上での直線の傾きおよび位
置を算出してワークの曲げ角度が検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−239221号公報の曲げ角度検出装置では、
例えば図10にワークを折り曲げた状態を示す側面図
(a)および部分正面図(b)が示されるように孔空き
のワークの曲げ角度を検出する場合、図10(c)に示
されるように3つの線分u,v,wの3種類が認識され
るが、いずれの線分の長さも前記所定値Hを越えていな
いため、エラーとなってワーク角度を測定できなくなっ
てしまうという問題点がある。また、前記所定値Hを最
大長さの線分に変更することが可能であるが、孔の大き
さによっては孔の部分の線分vの長さがワークの部分の
線分u,wの長さより長くなる場合があり、その場合は
孔の部分が抽出されてしまいワークの正確な角度が検出
できないという問題点があるとともに、例えばワーク部
分uの長さが一番長かったとしても角度検出に用いる輝
線データとして抽出されるのがu部分のみであり、本来
同一線分であるuとwとから検出する場合に比べて、デ
ータが少なくなり角度検出精度が劣化するという問題点
もある。
【0004】また、例えば図11にワークを折り曲げた
状態を示す側面図(a)および部分正面図(b)が示さ
れるように脚長が短いワークの曲げ角度を検出する場
合、図11(c)に示されるようにワークに投光された
撮像線sとパンチ(上金型)に投光された撮像線tとの
2種類の線分が認識されるが、ワークの脚長が短いため
ワークの線分長さsが望ましい所定値Hより小さくな
り、パンチに投光された撮像線tを測定すべき線分と誤
って認識してしまい、正しいワークの曲げ角度が測定で
きないという問題点がある。
【0005】このような問題点を解決する方法として、
ワーク以外の部分からの輝線データを予め排除すべく前
記特開平7−239221号公報には、スリット光等
の投光前後における画像間での演算処理によりノイズ消
去する方法および輝度値に所定の閾値以下の輝度値を
ゼロにする事によりノイズ消去する方法がそれぞれ開示
されている。しかしながら、の方法では例えばダイ
(下金型)等の固定部分に発生した輝線は画像間の演算
処理により消去可能であるが、パンチ(上金型)等の移
動部分に生じた輝線は演算処理で消去が困難であるとう
問題点がある。また、の方法では、周囲の明るさの環
境、ワークの表面状態等による反射率の違い、撮像装置
の器差等により閾値を変更しなければならず、この閾値
の決定が困難であるという問題点がある。また、の方
法をより効果的にする方法として工具等に塗装等の表面
処理を行いワーク以外の部分からの反射光を弱め閾値内
に収めやすくする方法があるが、塗装等は使用と共には
げ落ち反射光が次第に強まる恐れがあるという問題点が
ある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ワーク表面上の撮像線の輝度がワ
ーク以外の撮像線の輝度より大きいことを活用し、これ
ら撮像線の輝度の違いを基準に、自動的にワークとワー
ク以外の部分とに層別し、ワークの部分の撮像線に係る
データを抽出することにより、ワークの曲げ角度を精度
よく正確に検出可能とする曲げ角度検出装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
による曲げ角度検出装置は、前記目的を達成するため
に、画像処理によりワークの曲げ角度を検出する曲げ角
度検出装置において、(a)ワークに所定の投光角度で
投光してそのワークの表面に線状投光像を形成する投光
手段,(b)前記投光手段により前記線状投光像が形成
される前記ワークの表面を撮像する撮像手段,(c)前
記撮像手段により撮像された画像の各走査線沿いの座標
に対する輝度値分布を演算して代表画素を検出し、この
検出される代表画素の輝度値の各走査線に対する度数分
布に基づき、ワーク表面の線状投光像に係る代表直線を
演算する代表直線演算手段および(d)この代表直線演
算手段により演算される代表直線に基づき、ワークの曲
げ角度を演算する曲げ角度演算手段を設けることを特徴
とするものである。
【0008】本発明においては、所要角度まで折曲げら
れるワークの表面に投光手段により所定の角度で投光さ
れて線状投光像が形成され、この線状投光像が撮像手段
により撮像される。次いで、代表直線演算手段によりこ
の撮像された画像の各走査線沿いの座標に対する輝度値
分布が演算されて代表画素が検出され、この検出される
代表画素の輝度値の各走査線に対する度数分布に基づい
て前記代表画素の中からワークの表面に投光されて形成
された線状投光像に係る代表画素のみが抽出される。こ
うして得られた代表画素から代表直線が演算され、曲げ
角度演算手段によりこの代表直線に基づいてワークの曲
げ角度が演算される。
【0009】本発明においては、検出された代表画素の
輝度値に対する度数分布に基づき、ワーク表面に投光さ
れて形成された線状投光像画像による代表画素のみが抽
出されて代表直線が演算されるため、例えば孔空きのワ
ークや脚長の短いワークであっても、非常に精度よく曲
げ角度を検出することができるという効果を奏する。
【0010】本発明において、前記代表直線演算手段
は、前記代表画素の輝度値の各走査線に対する度数分布
が正規分布かまたは正規分布でないかを判断し、正規分
布の場合は撮像された画像から得られるすべての代表画
素を用いて代表直線を演算することが好ましい。このよ
うに代表画素全体の輝度分布が正規分布の場合は、撮像
された全線状投光像がワークの表面に投光されて形成さ
れたものであり、多くの代表画素により代表直線が演算
されるため、精度良く曲げ角度を検出することができる
という効果を奏する。
【0011】本発明において、前記代表直線演算手段
は、前記代表画素の輝度値の各走査線に対する度数分布
が正規分布かまたは正規分布でないかを判断し、正規分
布でない場合は最も輝度値が高い方の正規分布を構成す
る代表画素のみを用いて代表直線を演算することが好ま
しい。このように代表画素の輝度値の各走査線に対する
度数分布が正規分布でない場合は、撮像された線状投光
像がワーク表面とワーク以外の面に投光されて形成され
たものであると判断される。この場合は、ワーク表面の
線状投光像の輝度値がワーク以外の線状投光像の輝度値
に比べて大きいことを活用し、最も輝度値が高い方の正
規分布を構成する代表画素を抽出することによりワーク
表面の線状投光像による代表画素が抽出される。こうし
て、ワーク表面に投光されて形成された線状投光像画像
に係る代表画素を用いて代表直線が演算されるため、例
えば孔空きのワークや脚長の短いワークであってもワー
ク部分のみの代表画素が抽出され、非常に精度よく曲げ
角度を検出することができるという効果を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明による曲げ角度検出
装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
説明する。
【0013】図1には、本発明の一実施例に係るプレス
ブレーキの要部側面図が示されている。本実施例のプレ
スブレーキ1は、架台2に支持されている下金型(ダ
イ)3と、この下金型3に対位してその方向に上方に昇
降自在に設けられているラム4の下部に取り付けられて
いる上金型(パンチ)5とを備え、これら上金型5と下
金型3との間に金属板からなるワークWを挿入し、この
ワークWを下金型3上に載置した状態でラム4を下降さ
せてそのワークWを上金型5と下金型3とで挟圧するこ
とによって、このワークWの折曲げ加工が行われる。
【0014】前記架台2の前部(マシンサイド)にはブ
ラケット6が支持され、このブラケット6には、ワーク
Wの折曲げ外面Wa上に線状投光像を投影するスリット
状の光源7(投光手段)と、この光源7による線状投光
像を撮像するCCDカメラ8(撮像手段)とを備える角
度計測ユニット10が設けられ、前記CCDカメラ8に
は撮像された線状投光像(撮像線)を画像処理してワー
ク角度を演算する演算装置9が接続されている。なお、
前記角度計測ユニット10は架台2の前部に設ける代わ
りにその架台2の後部(マシンサイド)に設けても良
く、また架台2の前部および後部の両方に設けても良
い。
【0015】前記CCDカメラ8により撮像された線状
投光像は、図2に示されるように多値画像のまま画像入
力部11を介して演算装置9内へ取り込まれる。この演
算装置9内に取り込まれる多値画像は、例えば縦420
×横510の画素各々に対して256(0〜255)階
調の輝度値を有している。また、前記演算装置9には、
必要に応じて入力された線状投光像が映し出されるモニ
タテレビ12が接続されているとともに、前記撮像され
た線状投光像の画像データを記憶させておく記憶部13
が付設されている。
【0016】ここで、図3には前記スリット状の光源7
から光(スリット光)LをワークWの折曲げ外面Waに
投光させて形成される線状投光像UをCCDカメラ8で
撮像させて前記モニタテレビ12上に画像(線状投光像
U’)として出力させた時の、スリット光L,線状投光
像Uおよび撮像された線状投光像U’の関係を表す関係
説明図が示されている。この撮像される画像上における
線状投光像U’の投光像角度θ’,スリット光Lの投光
角度α,ワーク角度θとの間には、 tanθ’=tanα・tanθ の関係がある。但し、この関係式においては、レンズの
画角による影響が考慮されていないため、この画像上で
の線状投光像U’を画像処理により直線として特定し、
前記傾斜角θ’とワーク角θとの関係をその直線の位置
に係るデータをパラメータとして較正する特開平7−2
39221号公報に開示されているような較正データが
前記記憶部13に予め記憶されている。
【0017】また、前記演算装置9は、前記画像入力部
11を介して取り込まれる多値画像中のノイズを消去す
るノイズ消去部14と、このノイズ消去部14にてノイ
ズの消去された多値画像における各走査線沿いの座標に
対する輝度値分布を演算し、この輝度値分布から明部領
域の光軸に係る代表画素を検出する代表画素検出部15
と、この代表画素検出部15により検出された代表画素
の輝度値の各走査線に対する度数分布に基づいてワーク
Waの線状投光像のみに係る代表画素を抽出する代表画
素抽出部16と、この代表画素抽出部16により抽出さ
れた複数の代表画素から最小自乗法等の数学的な近似手
法を用いて代表直線を演算する代表直線演算部17と、
この代表直線演算部17により演算された代表直線に基
づき前記較正データを参照してワークWの曲げ角度を検
出する曲げ角度検出部18とを備えている。
【0018】このように構成される曲げ角度検出装置1
において、図4にワークWを折曲げた状態の側面図
(a)および部分正面図(b)に示されるようにワーク
Wの脚長が短く、前記スリット光Lの65%がワークW
aに、残り35%がパンチ5に投光された場合は、図5
(a)に示されるような2本の直線状の明部領域m,n
を有する多値画像が画像入力部11を介して演算装置9
に取り込まれる。次いで、この多値画像中のノイズが前
記ノイズ消去部14により公知方法で消去される。この
後、前記代表画素検出部15によりこの多値画像の画面
座標系(x−y)において、x軸方向の一つの画素帯
(走査線)bに沿う各画素に対する輝度値分布が演算さ
れ、この輝度値分布に基づいて代表画素cが検出される
(図5(b))。
【0019】前記輝度値分布の概念図が図6に示される
ように、前記代表画素検出部15においてこの各画素に
対する輝度値の分布の重心点gから明部領域m,nの光
軸に係る代表画素cおよびその代表画素cの輝度値dが
演算される。次いで、前述の代表画素の演算が走査線b
と平行な(平行でなくてもよい)他の走査線b’,
b’’・・・に対して繰り返し行われて代表画素c’,
c’’・・・が画面上の1画素単位の点列として検出さ
れる(図5(c))。
【0020】こうして演算された代表画素c,c’,
c’’・・・のそれぞれの輝度値d,d’,d’’・・
・に対する度数分布図が図7に示されているように、ワ
ークWa以外の部分にも線状投光像が撮像されている場
合、度数分布は正規分布にはならずに2つ以上のピーク
値を有している。前記代表画素演算抽出部16により、
前記2つ以上のピークのうち輝度値が高い方の正規分布
を構成する輝度値d’,d’’・・に対応する代表画素
c’,c’’・・のみが抽出され、それ以外のデータは
消去される。通常、ワークWaからの線状投光像から得
られる輝度値は、ワークWa以外からの線状投光像から
得られる輝度値より大きいため、前述の輝度値が高い方
の正規分布はワークWaからの線状投光像であり、その
他のデータはワーク以外からの投光像によるものである
と判断できる。こうして抽出された代表画素c’,
c’’・・、すなわちワークWaからの線状投光像に係
る代表画素の点列から前記代表直線演算部17により最
小自乗法等の数学的な近似手段を用いて代表直線eが求
められる(図5(d))。
【0021】この後、代表直線eの傾斜角度θ’と位置
xとから前記記憶部13に記憶されている較正データを
用いて、前記曲げ角度検出部18にてワークWの曲げ角
度が求められる。なお、位置xは、例えばモニタテレビ
12の画面中央にy=Y/2(但し、Yはy軸方向の画
素数)なる直線を引き、前記代表直線eとの交点のXで
与えられる。
【0022】次に、この代表直線抽出手順を図8のフロ
ーチャート図によってより具体的に説明する。 S1〜S6:ワークに線状投光像を投影する光源をオフ
にして、256階調の画像を画像メモリ(M1)に入力
し、次いで光源をオンにして256階調の画像を画像メ
モリ(M2)に入力する。そして、二つのメモリM1,
M2に入力された画像間で減算(M3=M−M1)を行
い、再度光源をオフにする。これら処理によって処理対
称の画像が取り込まれるとともに、光源からのスリット
光が投光される前後での画像間の減算処理により画面上
でのノイズ(不要部分の輝度値)の消去がなされる。
【0023】S7〜S10:光軸中心座標の個数を表す
数iを0に設定するとともに、走査線yi の初期値(y
o )を0に設定し、次いで画像メモリ(M3)上の25
6階調の画像データについて走査線y=yi 上の輝度値
分布(X,dX)を取り出す。ここで、dXは位置x=
Xでの輝度値(0〜255)を表しており、Xは0<X
<Xmax (但しXmax は画面のx軸方向の画素数を示
す。)を満たすものとする。次に、輝度値分布の分布重
心点を求めるために、位置Xの総和T=ΣX、輝度値d
Xの総和Ni =ΣdXを求めるとともに、座標Xとその
座標Xに対応する輝度値dXとの積の総和S=Σ(dX
・X)を求める。そして、求められたNi ,Sの各値か
ら走査線y=yi での光軸位置Xi を、Xi =S/Ni
により算出し、輝度値の平均値Di をDi =S/Tによ
り算出する。
【0024】S11〜S12:yi がymax (画面のy
軸方向の画素数)に達していないときには、数iを1だ
け加算するとともに、走査線yi をy軸方向へ走査間隔
p(ピッチ)分だけ進めて(yi =yo +i×p)ステ
ップS8以下の処理を繰り返し、yi がymax に達する
まで行われる。
【0025】S13〜S15:走査線毎の輝度値dXの
平均値Di (輝度値に対する度数分布)が統計学的手法
により正規分布であるか否かを判定し、正規分布でない
場合は度数の一番多い輝度値±標準偏差以外の輝度値を
ワーク以外の輝度値とみなしてデータを消去し、残った
複数の輝度値より光軸中心座標(xi ,yi )を抽出す
る。一方、正規分布である場合は、ステップS14およ
びS15の処理を行わずに、ステップS16の処理を行
う。
【0026】S16:前記平均値Di が正規分布である
場合に得られる光軸中心座標(xi ,yi )または前記
ステップS15から得られる光軸中心座標(xi
i )から最小自乗法によって代表直線(近似直線)a
x+by+c=0を求める。
【0027】なお、ダイ(下金型)3上に投光された撮
像線の輝度値は、ワーク表面の撮像線の輝度値より場合
によっては大きいが、これは従来の画面間の演算処理に
て十分消去可能である。
【0028】本実施例においては、輝度値を用いてワー
ク表面上に投影された撮像線であるか、ワーク表面以外
に投影された撮像線であるかが層別され、ワーク表面上
に投影された撮像線のデータのみを抽出してワークの曲
げ角度を検出するため、例えば孔空きワークや脚長の短
いワーク等であってもワーク表面上に投影された撮像線
のみを抽出することができ、ワークの曲げ角度を極めて
精度よく検出することができるという効果を奏する。
【0029】本実施例において、走査線毎の輝度値に対
する度数分布が正規分布か否かが統計学的手法により判
定されているが、これに限らず、標準偏差値の大小によ
り判定してもよい。図9には、ワークWaのみを撮像し
た場合の度数分布図(a)、ワークWaを90%,ワー
クWa以外を10%撮像した場合の度数分布図(b)、
ワークWaを35%,ワークWa以外を65%撮像した
場合の度数分布図(c)がそれぞれ示されている。これ
らの度数分布図を用いて標準偏差を求めると、ワークW
aのみを撮像した場合の標準偏差が5であるのに対し
て、ワークWa以外が10%の場合は標準偏差が41,
ワークWa以外が35%の場合(図7)は標準偏差が5
4,ワークWa以外が65%の場合は標準偏差が52と
変化することがわかる。この結果から、例えば標準偏差
が30以上(この閾値の決定には各種のデータ確認が必
要)の場合はワーク以外の部分が撮像されていると判定
することが可能である。
【0030】本実施例において、ワークWaからの画素
データを抽出するために全輝度値分布により度数の一番
多い輝度値±標準偏差の範囲内の輝度値の画素データを
抽出しているが、これに限らず、輝度値の平均値(全輝
度値の合計を度数で割った値)を求め、この平均値より
小さい輝度値をワークWa以外からの輝線としてみなし
消去し、この平均値より大きい輝度値の画素データのみ
を抽出してもよい。こうすることにより、ワークからの
輝線を容易に抽出することができる。
【0031】本実施例においては、スリット光により線
状投光像を得るものを説明したが、このスリット光に代
えて、直列する複数のスポット光を使用し、投影される
各スポット光の中心を通る近似曲線を演算により得て、
投光像角度を求めるようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る曲げ角度検出
装置が適用されるプレスブレーキの要部側面図である。
【図2】図2は、本実施例に係る曲げ角度検出装置のブ
ロック図である。
【図3】図3は、本実施例における光源,ワークおよび
CCDカメラの位置関係を示す図である。
【図4】図4は、本実施例に係るワークWを折り曲げた
状態を表す側面図(a)および部分正面図(b)であ
る。
【図5】図5は、本実施例に係る代表直線を抽出する処
理手順を説明する図である。
【図6】図6は、本実施例に係る代表画素およびその輝
度値の演算手法を説明する輝度値分布図である。
【図7】図7は、本実施例に係る演算された代表画素の
輝度値に対する度数分布図である。
【図8】図8は、本実施例に係る代表直線抽出手順を示
すフローチャート図である。
【図9】図9は、本実施例に係る撮像線のワークとワー
ク以外の部分の領域を段階的に変化させたときの輝度値
に対する度数分布図(a)〜(b)である。
【図10】図10(a)(b)(c)は、従来の問題点
を説明する説明図である。
【図11】図11(a)(b)(c)は、従来の問題点
を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 2 架台 3 下金型(ダイ) 4 ラム 5 上金型(パンチ) 6 ブラケット 7 光源(投光手段) 8 CCDカメラ(撮像手段) 9 演算装置 10 角度計測ユニット 11 画像入力部 12 モニタテレビ 13 記憶部 14 ノイズ消去部 15 代表画素検出部 16 代表画素抽出部 17 代表直線演算部 18 曲げ角度検出部(曲げ角度演算手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理によりワークの曲げ角度を検出
    する曲げ角度検出装置において、(a)ワークに所定の
    投光角度で投光してそのワークの表面に線状投光像を形
    成する投光手段,(b)前記投光手段により前記線状投
    光像が形成される前記ワークの表面を撮像する撮像手
    段,(c)前記撮像手段により撮像された画像の各走査
    線沿いの座標に対する輝度値分布を演算して代表画素を
    検出し、この検出される代表画素の輝度値の各走査線に
    対する度数分布に基づき、ワーク表面の線状投光像に係
    る代表直線を演算する代表直線演算手段および(d)こ
    の代表直線演算手段により演算される代表直線に基づ
    き、ワークの曲げ角度を演算する曲げ角度演算手段を備
    えることを特徴とする曲げ角度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記代表直線演算手段は、前記代表画素
    の輝度値の各走査線に対する度数分布が正規分布かまた
    は正規分布でないかを判断し、正規分布の場合は撮像さ
    れた画像から得られるすべての代表画素を用いて代表直
    線を演算することを特徴とする請求項1に記載の曲げ角
    度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記代表直線演算手段は、前記代表画素
    の輝度値の各走査線に対する度数分布が正規分布かまた
    は正規分布でないかを判断し、正規分布でない場合は最
    も輝度値が高い方の正規分布を構成する代表画素のみを
    用いて代表直線を演算することを特徴とする請求項1に
    記載の曲げ角度検出装置。
JP9289369A 1997-10-22 1997-10-22 曲げ角度検出装置 Pending JPH11125514A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9289369A JPH11125514A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 曲げ角度検出装置
TW087115251A TW365648B (en) 1997-10-22 1998-09-14 Curved-angle detector
US09/161,303 US6163374A (en) 1997-10-22 1998-09-28 Bending angle detection system
KR1019980043109A KR19990037109A (ko) 1997-10-22 1998-10-15 굽힘 각도 검출 장치
DE19848243A DE19848243A1 (de) 1997-10-22 1998-10-20 Biegewinkelerfassungssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9289369A JPH11125514A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 曲げ角度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11125514A true JPH11125514A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17742323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9289369A Pending JPH11125514A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 曲げ角度検出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6163374A (ja)
JP (1) JPH11125514A (ja)
KR (1) KR19990037109A (ja)
DE (1) DE19848243A1 (ja)
TW (1) TW365648B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077410A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターゲット投影式3次元形状計測方法および装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11125514A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Komatsu Ltd 曲げ角度検出装置
JP3891697B2 (ja) * 1998-07-02 2007-03-14 株式会社小松製作所 プレスブレーキの曲げ角度検出方法および曲げ角度検出装置
US6681037B1 (en) * 1999-05-27 2004-01-20 Cognex Corporation Apparatus for locating features of an object using varied illumination
US6768812B1 (en) 1999-05-27 2004-07-27 Cognex Corporation Method for locating features on an object using varied illumination
ES2251150T3 (es) * 1999-11-19 2006-04-16 Lvd Company Nv Metodo y dispositivo para medir un angulo de plegado de una chapa en una maquina plegadora.
WO2002003026A1 (en) * 2000-07-04 2002-01-10 Fastcom Technology S.A. System and method for angle measurement
AT412071B (de) * 2001-08-17 2004-09-27 Trumpf Maschinen Austria Gmbh Fertigungseinrichtung, insbesondere abkantpresse, und verfahren zum betrieb einer fertigungseinrichtung
DE10163956B4 (de) * 2001-12-23 2006-07-13 Eht Werkzeugmaschinen Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Messen von Längen an einem durch Biegen verformten Werkstück
EP1398094B1 (de) * 2002-09-11 2006-05-17 Trumpf Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung der Schenkellänge an einem Biegeteil
AT508922B1 (de) * 2009-10-19 2011-05-15 Trumpf Maschinen Austria Gmbh Biegewerkzeug, insbesondere mit gekröpftem querschnitt
JP5494597B2 (ja) * 2011-09-16 2014-05-14 株式会社安川電機 ロボットシステム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5164579A (en) * 1979-04-30 1992-11-17 Diffracto Ltd. Method and apparatus for electro-optically determining the dimension, location and attitude of objects including light spot centroid determination
DE3216053A1 (de) * 1982-04-29 1983-11-03 Karl Mengele & Söhne Maschinenfabrik und Eisengießerei GmbH & Co, 8870 Günzburg Optoelektronisches messverfahren und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
WO1991013318A1 (fr) * 1990-02-23 1991-09-05 Amada Company, Limited Procede et appareil de mesure d'angles de façonnage
JP2751614B2 (ja) * 1990-10-05 1998-05-18 株式会社 小松製作所 曲げ角度検出可能な折曲げ装置
US5311289A (en) * 1991-09-09 1994-05-10 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Picture processing method in optical measuring apparatus
JP2641829B2 (ja) * 1992-11-10 1997-08-20 株式会社小松製作所 曲げ加工機における曲げ角度検出装置
JP2923199B2 (ja) * 1993-05-24 1999-07-26 株式会社小松製作所 曲げ角度検出装置およびそれに用いる直線抽出装置並びに曲げ角度検出位置設定装置
WO1994027756A1 (fr) * 1993-05-24 1994-12-08 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Dispositif permettant de detecter un angle de pliage et systeme d'extraction de lignes droites utilisees a cet effet, et appareil pour le reglage de la position de detection d'un angle de pliage
JPH11125514A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Komatsu Ltd 曲げ角度検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077410A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターゲット投影式3次元形状計測方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW365648B (en) 1999-08-01
DE19848243A1 (de) 1999-04-29
KR19990037109A (ko) 1999-05-25
US6163374A (en) 2000-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5652805A (en) Bending angle detector and straight line extracting device for use therewith and bending angle detecting position setting device
US11388375B2 (en) Method for calibrating image capturing sensor consisting of at least one sensor camera, using time coded patterned target
JPH11125514A (ja) 曲げ角度検出装置
JP3185559B2 (ja) 表面欠陥検査装置
CN109859155B (zh) 影像畸变检测方法和系统
JP2007285754A (ja) 欠陥検出方法および欠陥検出装置
CN114494468B (zh) 三维彩色点云构建方法、装置、系统及存储介质
US6532310B1 (en) Removing noise caused by artifacts from a digital image signal
CN116615302A (zh) 用于检测支承杆的悬挂位置的方法以及平板机床
JPH07239221A (ja) 曲げ角度検出装置およびそれに用いる直線抽出装置並びに曲げ角度検出位置設定装置
JP2002310618A (ja) 寸法計測装置、寸法計測方法および電子部品の検査装置
JP3871963B2 (ja) 表面検査装置及び表面検査方法
JP2541735B2 (ja) 塗膜劣化診断方法及び装置
CN109661683B (zh) 基于图像内容的投射结构光方法、深度检测方法及结构光投射装置
JP2020129187A (ja) 外形認識装置、外形認識システム及び外形認識方法
JP2002131031A (ja) 三次元形状計測方法および三次元形状計測装置
JPH08159712A (ja) パターン認識方法
JP2001012913A (ja) コイル位置検出装置
JPH11101750A (ja) 異物検出方法
JP2012078143A (ja) 異物検査装置及びアライメント調整方法
JPH0949705A (ja) レーザ光照射で生じさせたスペックルパターンの画像処理による被計測物の移動量測定方法
KR101793091B1 (ko) 불량화소의 검출방법 및 검출장치
JP2003065964A (ja) 塗装むら検査方法
EP3755968A1 (en) Image processing system for inspecting object distance and dimensions using a hand-held camera with a collimated laser
JP4975688B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814