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JPH11122387A - インターネット電話システム - Google Patents

インターネット電話システム

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Publication number
JPH11122387A
JPH11122387A JP9284026A JP28402697A JPH11122387A JP H11122387 A JPH11122387 A JP H11122387A JP 9284026 A JP9284026 A JP 9284026A JP 28402697 A JP28402697 A JP 28402697A JP H11122387 A JPH11122387 A JP H11122387A
Authority
JP
Japan
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telephone
internet
computer
communication
call
Prior art date
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Granted
Application number
JP9284026A
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English (en)
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JP3685912B2 (ja
Inventor
Toshinao Komuro
敏直 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP28402697A priority Critical patent/JP3685912B2/ja
Priority to US09/039,246 priority patent/US6819663B2/en
Publication of JPH11122387A publication Critical patent/JPH11122387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3685912B2 publication Critical patent/JP3685912B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/12Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal
    • H04M7/1205Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal where the types of switching equipement comprises PSTN/ISDN equipment and switching equipment of networks other than PSTN/ISDN, e.g. Internet Protocol networks
    • H04M7/1245Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal where the types of switching equipement comprises PSTN/ISDN equipment and switching equipment of networks other than PSTN/ISDN, e.g. Internet Protocol networks where a network other than PSTN/ISDN interconnects two PSTN/ISDN networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/0024Services and arrangements where telephone services are combined with data services
    • H04M7/0057Services where the data services network provides a telephone service in addition or as an alternative, e.g. for backup purposes, to the telephone service provided by the telephone services network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/006Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/253Telephone sets using digital voice transmission
    • H04M1/2535Telephone sets using digital voice transmission adapted for voice communication over an Internet Protocol [IP] network

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電話機の利用者が会話を希望する第
三者の電話機へのダイヤリングを実行する際に、通常使
用している電話機と同様に操作でき、更にインターネッ
トを利用した低料金での会話を実現可能とするインター
ネット電話システムを提供することを目的とする。 【解決手段】電話機及び通信装置が公衆回線網を介して
仲介装置と接続し、仲介装置を経由してインターネット
上の通信路を確立することにより、インターネットを利
用した電話機及び通信装置による相互通信を実現するイ
ンターネット電話システムにおいて、該通信装置は、電
話機及び通信装置からの発信により、通話相手側の電話
機及び仲介装置に公衆回線網を介してダイヤリングによ
る接続を行う接続手段と、公衆回線網及びインターネッ
トを利用してデータの通信を行う通信手段とを有し、該
接続手段及び該通信手段の制御にて仲介装置がインター
ネット上の通信路を確立することにより、電話機の利用
者は、公衆回線網を利用した通話と同様の操作でインタ
ーネットを利用した通話を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
係わり、インターネットを利用して電話機及び計算機で
会話するインターネット電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを利用して電話機
及び計算機で会話するインターネット電話システムは、
図32及び図33に示す構成で実施されている。図32
は、計算機間で会話するインターネット電話システムを
示す。図32において、インターネット電話システム
は、計算機101、計算機102、専用サーバ103、
インターネット105から構成され、更に専用サーバ1
03は、インターネット105に接続されている全計算
機のIPアドレスを一括管理する管理DB(データベー
ス)104を有する。
【0003】例えば、計算機101が計算機102と接
続する場合、計算機101は、一旦専用サーバ103に
接続し、会話を希望する計算機102のIPアドレスが
管理データベース104に登録されているかどうかを確
認する。尚、確認を行うときのIPアドレスの情報は、
例えば、計算機102がネットワーク上で管理されてい
る名前とする。
【0004】管理データベース104に登録されている
場合、専用サーバ103は、計算機101に対してIP
アドレスを通知し、計算機101は、そのIPアドレス
を利用して計算機102と接続し、インターネット10
5を介して通信を行う。尚、この場合、計算機101、
102間で会話を行うには、各計算機のマイク等が必要
となる。
【0005】一方、図33は、計算機を利用して電話機
で会話するインターネット電話システムを示す。図33
において、インターネット電話システムは、電話機11
1、電話機112、計算機113、計算機114、イン
ターネット117から構成され、更に計算機113及び
計算機114は、インターネット117に接続されてい
る計算機のIPアドレスと、各計算機に接続される電話
機の電話番号を管理するそれぞれ管理データベース11
5と管理データベース116を有する。
【0006】例えば、電話機111が電話機112に電
話をかける場合、電話機111は、最寄りの計算機11
3に接続を行う。計算機113は、電話機111がイン
ターネット117を利用する資格があるかどうかの利用
者認定を実行する。利用する資格があると認定された場
合、電話機111は、電話機112の電話番号をダイヤ
リングする。これにより、計算機113は、電話機11
2の最寄りの計算機114と接続し、計算機114は、
電話機112と接続することにより、電話機111と電
話機112がインターネット117を介して会話を行う
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターネット電話システムでは、発信者が受信者と会
話する際、通常利用している電話機と比べて操作が大変
であると共に、ネットワーク上で管理している計算機に
自分の情報を事前に登録しておく必要があり、利用者に
とっては不便な点が多い。
【0008】本発明は、電話機の利用者が会話を希望す
る第三者の電話機へのダイヤリングを実行する際に、通
常使用している電話機と同様に操作でき、更にインター
ネットを利用した低料金での会話を実現可能とするイン
ターネット電話システムを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明のインターネット電話システムは、請
求項1に記載のように、電話機及び通信装置が公衆回線
網を介して仲介装置と接続し、仲介装置を経由してイン
ターネット上の通信路を確立することにより、インター
ネットを利用した電話機及び通信装置による相互通信を
実現するインターネット電話システムにおいて、該通信
装置は、電話機及び通信装置からの発信により、通話相
手側の電話機及び仲介装置に公衆回線網を介してダイヤ
リングによる接続を行う接続手段(後述する実施例の接
続部31、接続部31aに相当)と、公衆回線網及びイ
ンターネットを利用してデータの通信を行う通信手段
(後述する実施例の通信部34、通信部34aに相当)
とを有し、該接続手段及び該通信手段の制御にて仲介装
置がインターネット上の通信路を確立することにより、
電話機の利用者は、公衆回線網を利用した通話と同様の
操作でインターネットを利用した通話を行うことを特徴
とする。
【0010】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、利用者は、通信網としてインターネット
を利用するため、遠距離についても低料金で電話を利用
することができる。また、本発明のインターネット電話
システムによれば、利用者の電話操作が公衆回線網を利
用しているときと同様のため、利用者は、通信網を意識
する必要がない。
【0011】また、本発明のインターネット電話システ
ムの通信装置は、請求項2に記載のように、相手側の電
話機が接続されている通信装置との間で送受信する所定
の制御情報を登録する登録手段(後述する実施例の登録
部35、通信部35aに相当)と、該登録手段にて登録
する制御情報を記憶する情報記憶手段(後述する実施例
の情報記憶部39、情報記憶部39aに相当)とを有
し、前記接続手段及び前記通信手段は、該制御情報に基
づいて仲介装置を制御することを特徴とする。
【0012】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、発信者が受信者と会話する際、通常利用
している電話機と操作が同様であり、ネットワーク上で
管理している計算機に自分の情報を事前に登録しておく
必要がなく、利用者にとっては大変便利な点が多い。ま
た、本発明のインターネット電話システムの通信装置
は、請求項3に記載のように、インターネットを利用し
た通話中にインターネット上の通信データを監視する監
視手段(後述する実施例の監視部36、監視部36aに
相当)と、該監視手段にて通信データの転送レートが保
証できない状態が検出された場合、インターネットを利
用した通話を公衆回線網を利用した通話に切り替える切
替手段(後述する実施例の切替部37、切替部37aに
相当)とを有する構成とする。
【0013】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、電話機の使用者は、通信網がインターネ
ットから公衆回線網に切り替わっても、通信網を意識せ
ずに相手との会話を継続できる。また、本発明のインタ
ーネット電話システムの通信装置は、請求項4に記載の
ように、電話機からのダイヤリング時に通信装置の主電
源は投入されているが、必要なハードウェア及びソフト
ウェアが起動されていない状態の場合、自動的にハード
ウェア及びソフトウェアを起動させる起動手段(後述す
る実施例の電源投入部38、電源投入部38aに相当)
を有する構成とする。
【0014】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、インターネットを利用した通話を行う
際、それに必要なハードウェア及びソフトウェアを起動
させておかなくても良い。また、本発明のインターネッ
ト電話システムの通信装置は、請求項5に記載のよう
に、発信側の電話機がアナログデータを出力する場合
に、該アナログデータをディジタルデータに変換し、着
信側の電話機がアナログデータを入力とする場合に、デ
ィジタルデータをアナログデータに変換する変換手段
(後述する実施例の変換部33、変換部33aに相当)
を有する構成とする。
【0015】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、インターネットを利用した通話を行う
際、電話機を選ばない。また、本発明のインターネット
電話システムの仲介装置は、請求項6に記載のように、
受信した会話データを通信装置に送信できないときに、
該会話データを記憶する会話データ記憶手段(後述する
実施例の登録部54に相当)を有する構成とする。
【0016】従って、本発明のインターネット電話シス
テムによれば、インターネットを利用した通話を行う
際、会話が途切れた場合でも会話データが記憶されてい
るため、後から再生することが可能となる。また、本発
明の通信装置は、請求項7に記載のように、電話機と接
続し、更に公衆回線網を介して仲介装置と接続すること
により、インターネットを利用した相互通信を実現する
インターネット電話システムの通信装置において、電話
機からの発信により、通話相手側の電話機及び仲介装置
に公衆回線網を介してダイヤリングによる接続を行う接
続手段(後述する実施例の接続部31、接続部31aに
相当)と、公衆回線網及びインターネットを利用してデ
ータの通信を行う通信手段(後述する実施例の通信部3
4、通信部34aに相当)とを有し、該接続手段及び該
通信手段の制御にて仲介装置がインターネット上の通信
路を確立することにより、電話機の利用者は、公衆回線
網を利用した通話と同様の操作でインターネットを利用
した通話を行うことを特徴とする。
【0017】従って、本発明の通信装置によれば、利用
者は、通信網としてインターネットを利用するため、遠
距離についても低料金で電話を利用することができる。
また、本発明の通信装置によれば、利用者の電話操作が
公衆回線網を利用しているときと同様のため、利用者
は、通信網を意識する必要がない。また、本発明の通信
装置は、請求項8に記載のように、相手側の電話機が接
続されている通信装置との間で送受信する所定の制御情
報を登録する登録手段(後述する実施例の登録部35、
登録部35aに相当)と、該登録手段にて登録する制御
情報を記憶する情報記憶手段(後述する実施例の情報記
憶部39、情報記憶部39aに相当)とを有し、前記接
続手段及び前記通信手段は、該制御情報に基づいて仲介
装置を制御することを特徴とする。
【0018】従って、本発明の通信装置によれば、発信
者が受信者と会話する際、通常利用している電話機と操
作が同様であり、ネットワーク上で管理している計算機
に自分の情報を事前に登録しておく必要がなく、利用者
にとっては大変便利な点が多い。また、本発明の通信装
置は、請求項9に記載のように、インターネットを利用
した通話中に、インターネット上の通信データを監視す
る監視手段(後述する実施例の監視部36、監視部36
aに相当)と、該監視手段にて通信データの転送レート
が保証できない状態が検出された場合、インターネット
を利用した通話を公衆回線網を利用した通話に切り替え
る切替手段(後述する実施例の切替部37、切替部37
aに相当)とを有する構成とする。
【0019】従って、本発明の通信装置によれば、電話
機の使用者は、通信網がインターネットから公衆回線網
に切り替わっても、通信網を意識せずに相手との会話を
継続できる。また、本発明の通信装置は、請求項10に
記載のように、電話機からのダイヤリング時に通信装置
の主電源は投入されているが、必要なハードウェア及び
ソフトウェアが起動されていない状態の場合、自動的に
ハードウェア及びソフトウェアを起動させる起動手段
(後述する実施例の電源投入部38、電源投入部38a
に相当)を有する構成とする。
【0020】従って、本発明の通信装置によれば、イン
ターネットを利用した通話を行う際、それに必要なハー
ドウェア及びソフトウェアを起動させておかなくても良
い。また、本発明の通信装置は、請求項11に記載のよ
うに、発信側の電話機がアナログデータを出力する場合
に、該アナログデータをディジタルデータに変換し、着
信側の電話機がアナログデータを入力とする場合に、デ
ィジタルデータをアナログデータに変換する変換手段
(後述する実施例の変換部33、変換部33aに相当)
を有する構成とする。
【0021】従って、本発明の通信装置によれば、イン
ターネットを利用した通話を行う際、電話機を選ばな
い。また、本発明の仲介装置は、請求項12に記載のよ
うに、公衆回線網を介して電話機及び通信装置と接続す
ることにより、インターネットを利用した相互通信を実
現するインターネット電話システムの仲介装置におい
て、該仲介装置は、受信した会話データを通信装置に送
信できないときに、該会話データを記憶する会話データ
記憶手段(後述する実施例の登録部54に相当)を有す
る構成とする。
【0022】従って、本発明の仲介装置によれば、イン
ターネットを利用した通話を行う際、会話が途切れた場
合でも会話データが記憶されているため、後から再生す
ることが可能となる。また、本発明の記憶媒体は、請求
項13に記載のように、電話機及び通信装置が公衆回線
網を介して仲介装置と接続し、仲介装置を経由してイン
ターネット上の通信路を確立することにより、インター
ネットを利用した電話機及び通信装置による相互通信を
実現させるためのプログラムを記憶した記憶媒体におい
て、該通信装置は、電話機及び通信装置からの発信によ
り、通話相手側の電話機及び仲介装置に公衆回線網を介
してダイヤリングによる接続を行わせる接続ステップ
(後述する実施例の図26、図27、図28、図29、
図30、図31に相当)と、公衆回線網及びインターネ
ットを利用してデータの通信を行わせる通信ステップ
(後述する実施例の図26、図27、図28、図29、
図30、図31に相当)とを有し、該接続ステップ及び
該通信ステップにて仲介装置がインターネット上の通信
路を確立することにより、電話機の利用者に公衆回線網
を利用した通話と同様の操作でインターネットを利用し
た通話を行わせるプログラムを記憶したコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体とする。
【0023】従って、本発明の記憶媒体を使用すると、
システムの利用者は、通信網としてインターネットを利
用するため、遠距離についても低料金で電話を利用する
ことができる。また、本発明の記憶媒体を使用すると、
利用者の電話操作が公衆回線網を利用しているときと同
様のため、利用者は、通信網を意識する必要がない。
【0024】また、本発明の記憶媒体は、請求項14に
記載のように、請求項13記載の記憶媒体において、前
記通信装置は、相手側の電話機が接続されている通信装
置との間で送受信する所定の制御情報を登録させる登録
ステップ(後述する実施例のS15、S18、S65、
S304、S314、S325、S335、S344、
S355、S365、S376、S395、S406に
相当)と、該登録ステップにて登録する制御情報を記憶
させる情報記憶ステップ(後述する実施例のS15、S
18、S65、S304、S314、S325、S33
5、S344、S355、S365、S376、S39
5、S406に相当)とを有するプログラムを記憶した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とする。
【0025】従って、本発明の記憶媒体を使用すると、
発信者が受信者と会話する際、通常利用している電話機
と操作が同様であり、ネットワーク上で管理している計
算機に自分の情報を事前に登録しておく必要がなく、利
用者にとっては大変便利な点が多い。また、本発明の記
憶媒体は、請求項15に記載のように、請求項13また
は14記載の記憶媒体において、インターネットを利用
した通話中に、インターネット上の通信データを監視さ
せる監視ステップ(後述する実施例のS308、S30
9、S329、S330、S348、S349、S36
9、S370、S399、S400に相当)と、該監視
ステップにて通信データの転送レートが保証できない状
態が検出された場合、インターネットを利用した通話を
公衆回線網を利用した通話に切り替える切替ステップ
(後述する実施例のS312、S313、S333、S
334、S353、S354、S374、S375、S
404、S405に相当)とを有するプログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とする。
【0026】従って、本発明の記憶媒体を使用すると、
電話機の使用者は、通信網がインターネットから公衆回
線網に切り替わっても、通信網を意識せずに相手との会
話を継続できる。また、本発明の記憶媒体は、請求項1
6に記載のように、請求項13乃至15いずれか一項記
載の記憶媒体において、電話機からのダイヤリング時に
通信装置の主電源は投入されているが、必要なハードウ
ェア及びソフトウェアが起動されていない状態の場合、
自動的にハードウェア及びソフトウェアを起動させる起
動ステップ(後述する実施例のS103、S112に相
当)を有するプログラムを記憶したコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体とする。
【0027】従って、本発明の記憶媒体を使用すると、
インターネットを利用した通話を行う際、それに必要な
ハードウェア及びソフトウェアを起動させておかなくて
も良い。また、本発明の記憶媒体は、請求項17に記載
のように、請求項13乃至16いずれか一項記載の記憶
媒体において、発信側の電話機がアナログデータを出力
する場合に、該アナログデータをディジタルデータに変
換させ、着信側の電話機がアナログデータを入力とする
場合に、ディジタルデータをアナログデータに変換させ
る変換ステップ(後述する実施例のS91、S92、S
93、S94、S95、S96に相当)を有するプログ
ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と
する。
【0028】従って、本発明の記憶媒体を使用すると、
インターネットを利用した通話を行う際、電話機を選ば
ない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターネット電
話システムの実施例を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明のインターネット電話システムの原理構成図
を示す。図1において、インターネット電話システム
は、電話機としての第一の通話装置1及び第二の通話装
置2と、第一の通話装置1が公衆回線網5を介して相互
通信に必要な接続及び通信処理を行う計算機としての第
一の通信装置3と、第二の通話装置2が公衆回線網5を
介して相互通信に必要な接続及び通信処理を行う計算機
としての第二の通信装置4と、公衆回線網5を各通信装
置との接続媒体としインターネット8で相互通信に必要
な接続及び通信処理を行うプロバイダとしての第一の仲
介装置6及び第二の仲介装置7から構成される。
【0030】例えば、第一の通話装置1の利用者から通
話を希望する第三者としての第二の通話装置2に対して
電話番号が入力されると、第一の通信装置3は、第二の
通信装置4との間で、インターネット8で通信するため
の情報を公衆回線網5を介して送受信する。相互に情報
を送受信した第一の通信装置3及び第二の通信装置4
は、その情報に基づいて第一の仲介装置6及び第二の仲
介装置7に接続し、更に第一の仲介装置6及び第二の仲
介装置7は、インターネット8を介して接続される。こ
の状態で第一の通話装置1及び第二の通話装置2からの
会話データがインターネット上を流れる。
【0031】また、第一の通信装置3及び第二の通信装
置4は、インターネット8上の転送レートが保証できな
くなると、インターネット8を利用した通信を公衆回線
網5を利用した通信に自動的に切り替える機能を有す
る。図2は、図1で説明した原理構成を利用したインタ
ーネット電話システムの実施例の構成及び動作を示す。
【0032】図2において、本実施例のインターネット
電話システムは、電話機11、電話機12、及び電話機
13と、電話機11が公衆回線網16を介して相互通信
に必要な接続及び通信処理を行う計算機14と、電話機
12が公衆回線網16を介して相互通信に必要な接続及
び通信処理を行う計算機15と、公衆回線網16を各計
算機との接続媒体としインターネット19で相互通信に
必要な接続及び通信処理を行うプロバイダ17及びプロ
バイダ18から構成される。
【0033】上記のように構成されるインターネット電
話システムにおいて、電話機11の利用者が第三者であ
る電話機12に対してダイヤリング処理を実行した場
合、電話機11が接続されている計算機14は、電話機
12が接続されている計算機15との間で、公衆回線網
16を介して相互の電話番号及びIPアドレスを送受信
する(S1)。
【0034】ここで、計算機14は、公衆回線網16を
介して最寄りのプロバイダ17に接続し、プロバイダ1
7では、通信相手のIPアドレスを受信しインターネッ
ト19を介してプロバイダ18に接続する。更にプロバ
イダ18は、公衆回線網16を介して電話機12が接続
する計算機15に接続する。この状態で、電話機11と
電話機12は、通常の電話機と同様に会話を行うことが
できる(S2)。尚、会話終了後の通信網16及びイン
ターネット19の開放は、各電話機の受話器を先に置い
た方から実行される。
【0035】また、図2のように構成されるインターネ
ット電話システムにおいて、電話機11の利用者が、計
算機を接続していない電話機13に対してダイヤリング
処理を実行した場合、電話機11が接続している計算機
14は、電話機13との間で公衆回線網16を介して相
互の電話番号とIPアドレスを送受信しようとするが、
電話機13に計算機が接続されていないため失敗する。
【0036】この失敗により、計算機14は、電話機1
3には計算機が接続されていないことを認識し、電話機
13とは公衆回線網16を介した会話ができると判断す
る。そのため、電話機11と電話機13の会話データ
は、計算機14を経由して送受信され、電話機11と電
話機13は、通常の電話と同様に会話を行うことができ
る(S3)。尚、発信側の電話機が計算機に接続されて
いない場合には、通常の電話と同様に公衆回線網16を
介した会話が可能となる。
【0037】上記図2に示すようなインターネット電話
システムの詳細な構成及び信号の制御を、図3から図2
1に従って説明する。図3は、本発明のインターネット
電話システムの詳細な構成を示す図である。図3におい
て、インターネット電話システムは、図2と同様の構成
とし、電話機11と計算機14と公衆回線網16とプロ
バイダ17とインターネット19から構成されている。
更に計算機14は、接続部31と切断部32と変換部3
3と通信部34と登録部35と監視部36と切替部37
と電源投入部38と情報記憶部39から構成され、公衆
回線網16を介して他の計算機及びプロバイダと通信を
行う。尚、後述する計算機15における詳細な構成も計
算機14と同様の構成とする。またプロバイダ17は、
接続部51と通信部52と切断部53と登録部54と情
報蓄積部55から構成され、インターネット19を利用
した会話データの送受信を可能とする。尚、後述するプ
ロバイダ18における詳細な構成もプロバイダ17とと
同様の構成とする。
【0038】図3のように構成されるインターネット電
話システムにおいて、計算機14の接続部31は、電話
機11が電話番号を発信することにより、通話相手側の
電話機に接続されている計算機と公衆回線網16を介し
て接続し、更に公衆回線網16を介してプロバイダ17
に接続する機能を有する。切断部32は、電話機11に
てダイヤリングした先の電話機が接続されている計算機
とのコネクションを切断し、更に公衆回線網16で接続
されているプロバイダ17とのコネクションを切断する
機能を有する。
【0039】変換部33は、電話機11と相手側計算機
との間の会話データのディジタル/アナログ変換を行う
機能を有する。通信部34は、相手側の電話機が接続す
る計算機と公衆回線網16を介して会話データ及び制御
データの通信を行い、更に公衆回線網16を介してプロ
バイダ17と同様の通信を行う機能を有する。
【0040】登録部35は、相手側の電話機が接続する
計算機から、公衆電話網16を介して受信した情報とし
て、例えば、電話番号及びIPアドレスを、後述する情
報記憶部39に登録する機能を有する。監視部36は、
インターネット19の負荷により転送レートが保証でき
ない状態が発生していないかどうかを監視する、即ち発
信者と受信者が電話での会話に違和感を感じる転送レー
トであるかどうかを監視する機能を有する。
【0041】切替部37は、インターネット19の転送
レートが保証できなくなった場合、通信網をインターネ
ット19から公衆回線網16に自動的に切り替える機能
を有する。電源投入部38は、相手側の電話機からのダ
イヤリング時に計算機14の電源が未投入状態の場合、
計算機14の電源を自動的に投入する機能を有する。
【0042】情報記憶部39は、相手側の電話機の制御
情報として、例えば、電話番号及びIPアドレスを記憶
する機能を有する。また、図3のように構成されるイン
ターネット電話システムにおいて、プロバイダ17の接
続部51は、相手側の電話機に接続する計算機が接続さ
れているプロバイダとインターネット19を介して接続
する機能を有する。
【0043】切断部53は、インターネット19を介し
て接続されている相手側のプロバイダとのコネクション
を切断する機能を有する。通信部52は、インターネッ
ト19を介して相手側の電話機が接続されるプロバイダ
と会話データ及び制御データの通信を行い、同様に公衆
回線網16を介して計算機14と会話データ及び制御デ
ータの通信を行う機能を有する。
【0044】登録部54は、相手側の電話機から受け取
った会話データを計算機14へ通知できない場合、その
会話データを後述する情報蓄積部55に登録する機能を
有する。情報蓄積部55は、計算機14へ通知できなか
った会話データを保持する機能を有する。尚、保持され
ている会話データは後から再生することができる。
【0045】図3のように構成されるインターネット電
話システムにおいて、計算機14は、電話機11に組み
込むような構成であっても良く、その場合、計算機14
は必ずしも必要としない。また、公衆回線網16として
は、例えば、アナログの電話回線、ディジタルの電話回
線、CATV(ケーブルテレビ)、衛星回線等が有る。
更にプロバイダ17は、インターネット19を利用する
ために必ず必要である。
【0046】図4は、図2に示すインターネット電話シ
ステムにおいて、計算機14と計算機15間で情報を送
受信する動作を示す。尚、計算機14と計算機15間で
の情報の送受信において、計算機14は、図3に示す各
部の内、接続部31と通信部34と登録部35と情報記
憶部39が動作し、計算機15は、計算機14の各部と
同様の機能を有する接続部31aと通信部34aと登録
部35aと情報記憶部39aが動作する。
【0047】電話機11の利用者が計算機15に接続す
る相手の電話番号をダイヤリングすると(S11)、計
算機14の接続部31は、情報記憶部39に相手の電話
番号及びIPアドレスが登録されているかどうかを検索
する(S12)。電話番号及びIPアドレスが登録され
ている場合、計算機14と計算機15間で情報の送受信
は行われない。
【0048】一方、電話番号及びIPアドレスが登録さ
れていない場合、計算機14の接続部31は、公衆回線
網16を介して計算機15の接続部31aにダイヤリン
グを行い(S13)、ダイヤリングが成功すると通常の
電話機と同様に通信が可能となる。次に計算機14の通
信部34は、計算機15の通信部34aに対して、IP
アドレス要求を行う(S14)。この時、同時に通信部
34は、情報記憶部39が管理している電話機11の電
話番号及びIPアドレスを通知する。
【0049】通信部34aは、通知された電話番号及び
IPアドレスを受信し、更に登録部35aは、その電話
番号及びIPアドレスを情報記憶部39aに登録する
(S15)。ここで、通信部34aは、情報記憶部39
aに登録されている電話機12の電話番号とIPアドレ
スを読み出し(S16)、通信部34に通知する(S1
7)。通信部34が電話機12の電話番号及びIPアド
レスを受信すると、登録部35は、その電話番号及びI
Pアドレスを情報記憶部39に登録する(S18)。情
報記憶部39、及び情報記憶部39aに登録されている
情報は、インターネット19を利用して会話するときに
必要となる情報として管理及び利用される。
【0050】図5は、本発明の情報記憶部39及び情報
記憶部39aが管理する情報の一例を示す。図5におい
て、例えば、情報記憶部39に管理される情報は、電話
機11のネットワーク情報61とプロバイダ情報62と
相手側のネットワーク情報63から構成され、登録部3
5によって登録される。尚、情報記憶部39aに管理さ
れる情報は、電話機12のネットワーク情報とプロバイ
ダ情報と相手側のネットワーク情報から構成され、登録
部35aによって登録される。
【0051】電話機11のネットワーク情報61では、
電話機11の電話番号とIPアドレスが管理されてい
る。プロバイダ情報62では、プロバイダの電話番号と
利用者IDと利用者認証用のパスワードが管理されてい
る。相手側のネットワーク情報63では、相手側の電話
番号とIPアドレスの他、登録されている相手と通常の
公衆回線接続をするか、インターネット接続をするかを
制御する、例えば、’1’、’0’の情報を管理する。
【0052】図6は、計算機14と計算機15との間で
公衆回線網16にて送受信される情報の一例を示す。計
算機14の通信部34は、通信部34aに対してIPア
ドレス要求を行い、この時、同時に情報記憶部39に登
録されているネットワーク情報61から電話機11の電
話番号’012345678’とIPアドレス’123
45678900’を読み出し、その情報を通知する。
【0053】前記情報を受信した通信部34aは、その
情報を相手側のネットワーク情報63aとして登録し、
更に情報記憶部39aに登録されているネットワーク情
報61aから電話機12の電話番号’98765432
1’とIPアドレス’98765432100’を読み
出し、その情報を通信部34に対して通知する。通信部
34aからの電話番号とIPアドレスを受信した通信部
34は、その情報を情報記憶装置39に登録する。
【0054】図7は、図2に示すインターネット電話シ
ステムにおいて、計算機14と計算機15がIP型でイ
ンターネット接続されている場合の制御を示す。この場
合、計算機14と計算機15は、それぞれが固有のIP
アドレスを有し、更にそれぞれの情報記憶部39と情報
記憶部39aがお互いのIPアドレスを管理している。
この状態で計算機14と計算機15とは、プロバイダ1
7及びプロバイダ18を経由してIP型でインターネッ
ト19にて接続され、この通信パス上に各種制御データ
を流す。
【0055】図8は、図2に示すインターネット電話シ
ステムにおいて、計算機14がIP型でインターネット
接続され、計算機15がダイヤルアップ側でインターネ
ット接続されている場合の制御を示す。この場合、計算
機14は、固有のIPアドレスを有し、計算機15は、
IPアドレスを持たず、計算機15が加入するプロバイ
ダ18がIPアドレスを有している。この状態で計算機
14の通信部34は、プロバイダ17を経由してプロバ
イダ18とインターネット19にて接続し、計算機15
の通信部34aとプロバイダ18の通信部52a間は、
公衆回線網を利用したPPP接続となり、計算機14と
計算機15とは、この通信パス上に各種制御データを流
す。
【0056】図9は、図2に示すインターネット電話シ
ステムにおいて、発信側の計算機14とプロバイダ17
間で公衆回線網16にて情報を送受信する動作を示す。
尚、計算機14とプロバイダ17間での情報の送受信に
おいて、計算機14は、図3に示す各部の内、接続部3
1と通信部34と情報記憶部39が動作し、プロバイダ
17は、接続部51と通信部52と情報蓄積部55が動
作する。
【0057】計算機14の接続部31は、情報記憶部3
9に登録されているプロバイダの電話番号として、例え
ば、’11ー111ー1111’を読み出し(S2
1)、プロバイダ17の接続部51にダイヤリングする
(S22)。ここで、プロバイダ17の通信部52は、
通信部34に対して利用者(計算機14)の認証を行う
ため計算機14のユーザIDとパスワードを督促する
(S23)。ユーザIDとパスワードの督促に対して、
計算機14の通信部34は、情報記憶部39に登録され
ているユーザIDとして、例えば、’U01’を、パス
ワードとして、例えば、’PSW01’を、更に通話を
希望する相手の電話番号として、例えば、’98ー76
5ー4321’を、相手のIPアドレスとして、例え
ば、’987.654.32.100’を読み出し(S
24)、プロバイダ17の通信部52に対して通知する
(S25)。尚、同時に通信部34は、通信部52に対
して計算機14の電話番号とIPアドレスも通知する。
【0058】この状態で通信部52は、情報蓄積部55
に登録されているユーザIDとパスワードを確認し(S
26)、一致した場合、インターネット接続を許可し、
一致しなかった場合、利用者(計算機14)からの要求
を拒否する。図10は、プロバイダ17が登録されてい
るユーザIDとパスワードを確認するときに必要となる
情報蓄積部55が管理する情報の一例を示す。
【0059】管理する情報は、プロバイダ接続情報71
と留守録情報72から構成され、図3に示すプロバイダ
17の登録部54によって情報が登録される。情報蓄積
部55に登録されているプロバイダ接続情報71は、利
用者の認証を行うためのユーザ電話番号として、例え
ば、’01ー234ー5678’が、ユーザIDとし
て、例えば、’U01’が、パスワードとして、例え
ば、’PSW01’が管理されている。
【0060】留守録情報71は、例えば、ユーザ電話番
号’01ー234ー5678’に対応付けられた音声デ
ータとして’U01.WAV’が管理されている。図1
1は、図2に示すインターネット電話システムにおい
て、発信側のプロバイダ17と受信側のプロバイダ18
間で情報を送受信する動作を示す。尚、プロバイダ17
とプロバイダ18間でインターネット19での情報の送
受信において、プロバイダ17は、接続部51と通信部
52が動作し、プロバイダ18は、プロバイダ17の各
部と同様の機能を有する接続部51aと通信部52aと
情報蓄積部55aが動作する。
【0061】発信側のプロバイダ17の接続部51は、
図2に示す発信側の計算機14からの受信側のIPアド
レスに基づいて、受信側のプロバイダ18の接続部51
aとIP−IP接続を行う(S31)。ここで、通信部
52は、発信側の計算機14の電話番号、IPアドレス
と、更に受信側の電話番号、IPアドレスをプロバイダ
18の通信部52aに対して通知する(S32)。
【0062】通信部52からの通知を受信した通信部5
2aは、その情報が情報蓄積部55aに登録されている
電話番号かどうかを確認し(S33)、電話番号が登録
されている場合は、接続部51aが受信側の計算機15
との接続処理を実行し、電話番号が登録されていない場
合は、プロバイダ17からの要求を拒否することが可能
となる。尚、ステップ33の確認処理は、必須である必
要はない。
【0063】図12は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、受信側のプロバイダ18と受信側の
計算機15間で公衆回線網16にて情報を送受信する動
作を示す。尚、プロバイダ18と計算機15間での情報
の送受信において、プロバイダ18は、接続部51aと
通信部52aと情報蓄積部55aが動作し、計算機15
は、接続部31aと通信部34aと情報記憶部39aが
動作する。
【0064】受信側のプロバイダ18は、発信側のプロ
バイダ17からの受信側の電話番号に基づいて、計算機
15の接続部31aにダイヤリングを行う(S41)。
計算機15の通信部34aは、情報記憶部39aに登録
されている受信側のユーザIDとして、例えば、’U0
2’を、パスワードとして、例えば、’PSW02’を
読み出し(S42)、プロバイダ18の通信部52aに
通知する(S43)。
【0065】通信部34aからの通知を受信した通信部
52aは、情報蓄積部55aに登録されているユーザI
D及びパスワードを確認し(S44)、一致する場合
は、インターネット接続を許可し、一致しない場合は、
発信者側からの要求を拒否する。 プロバイダ18に認
証されると、通信部52aから発信者の電話番号及びI
Pアドレスが通信部34aに通知されるため、通信部3
4aでは、情報記憶部39aに登録されている登録情報
と異なる場合、その情報を更新する。
【0066】この状態で計算機15は、電話機12を呼
び出し(S45)、受信側の利用者は、電話機12の受
話器を取ることによりインターネットを利用した会話を
開始する。図13は、図2に示すインターネット電話シ
ステムにおいて、インターネット19を利用した通話で
転送レートが確保できなくなった場合に、通常の公衆回
線網16での通話に回線を自動切替する動作を示す。
尚、インターネット19から公衆回線網16への自動切
替において、例えば、発信側の計算機14は、通信部3
4と監視部36と切替部37が動作し、発信側のプロバ
イダ17は、通信部52が動作し、更に受信側の計算機
15は、計算機14の各部と同様の機能を有する通信部
34aと監視部36aと切替部37aが動作し、受信側
のプロバイダ18は、プロバイダ17の通信部52と同
様の機能を有する通信部52aが動作する。
【0067】電話機11と電話機12間でのインターネ
ット19を利用した通話において、本実施例のインター
ネット電話システムは、計算機14の通信部34、プロ
バイダ17の通信部52、プロバイダ18の通信部52
a、計算機15の通信部34aを介して通話が行われて
いる(S51)。この状態で、インターネット19の転
送レートが保証できなくなり、通話中の音声が聞きづら
くなった場合、本実施例のインターネット電話システム
は、通信部34及び通信部34aにより、通話に使用す
る回線をインターネット19から公衆回線網16に自動
的に切替えて通話を継続する(S52)。
【0068】上記ステップ52による回線の切り替え
は、通信部34が通信するデータの転送レートを監視部
36が監視し、予め特定の値に設定された転送レートを
保証できなくなった場合、切替部37が通信部34に対
して、インターネット19から公衆回線網16に回線を
切り替える旨の制御データを通知し、通信網34が回線
を切り替える。同様にステップ52による回線の切り替
えは、計算機15でも行われ、通信部34aが通信する
データの転送レートを監視部36aが監視し、予め特定
の値に設定された転送レートを保証できなくなった場
合、切替部37aが通信部34aに対して、インターネ
ット19から公衆回線網16に回線を切り替える旨の制
御データを通知し、通信網34aが回線を切り替える。
このように本実施例のインターネット電話システムによ
る回線の切り替えは、転送レートを保証できないと認識
した計算機の方から行う。
【0069】図14は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、計算機14に接続されている電話機
11と計算機に接続されていない既存の電話機13間で
の動作を示す。尚、計算機14に接続されている電話機
11と計算機に接続されていない既存の電話機13間で
の動作において、計算機14は、接続部31と通信部3
4と登録部35と情報記憶部39が動作する。
【0070】電話機11から電話機13に対してダイヤ
リングを実行すると(S61)、計算機14の接続部3
1は、電話機11からの電話番号に基づいて電話機13
にダイヤリングを実行する(S62)。ここで、計算機
14の通信部34は、情報記憶部39に登録されている
相手電話番号情報を読み出し(S63)、相手電話番号
情報の中に電話機13の電話番号情報が存在しない場
合、または、相手電話番号情報の制御情報が’1’の場
合、電話機13に対してIPアドレス要求を行う(S6
4)。尚、相手電話番号情報の制御情報は、’1’の場
合、インターネットを利用した通話を実施する旨を、’
0’の場合、インターネットを利用した通話を実施しな
い旨を表す。
【0071】図14の場合、電話機13は、IPアドレ
ス要求を認識できないため、IPアドレスが得られな
い。また、通信部34による確認で、情報記憶部39に
相手電話番号情報が登録されていなかった場合は、登録
部35は、電話機13の電話番号を相手電話番号情報に
登録する(S65)。この状態で通信部34は、IPア
ドレス要求が失敗したことにより、電話機13が計算機
と接続されていない通常の電話機と認識し、電話機11
からの会話データを通常の電話と同様に公衆回線網16
を介して電話機13へ通知する(S66)。
【0072】図15は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、計算機14に接続されている電話機
11と計算機に接続されていない既存の電話機13間で
の図14に対応する制御を示す。電話機11が接続され
ている計算機14は、相手の電話機13に計算機が接続
されているかどうかを認識できていないため、情報記憶
部39が管理する相手電話番号を参照する。
【0073】このとき、相手電話番号情報が登録されて
いない場合、または、相手電話番号情報が登録され、且
つ制御情報が’1’の場合、計算機14は、相手(電話
機13)が計算機であると想定して公衆回線網16を利
用して、電話機13に対して図15のようにIPアドレ
ス要求を行う。計算機14は、同時に電話機11の電話
番号及びIPアドレスを電話機13に対して通知する。
【0074】ところが電話機13では、IPアドレス要
求、電話機11の電話番号、及びIPアドレスを認識で
きない。このような状態は、通信部34では、回線の切
断及びタイムアウトが発生したNG状態と認識する。こ
の場合、計算機11の通信部34は、電話機13に対し
て再度ダイヤリングを実行し、公衆回線網16による通
話を実行する。
【0075】図16は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、計算機14に接続されている電話機
11と計算機に接続されていない既存の電話機13間で
の、図14とは別の動作を示す。尚、計算機14に接続
されている電話機11と計算機に接続されていない既存
の電話機13間での動作において、計算機14は、接続
部31と通信部34と情報記憶部39が動作する。ま
た、図14の動作との違いは、情報記憶部39に登録さ
れている相手電話番号情報の制御情報が予め’0’に設
定され、インターネットを利用しない旨が登録されてい
る点である。
【0076】電話機11から電話機13に対してダイヤ
リングを実行すると(S71)、計算機14の接続部3
1は、電話機11からの電話番号に基づいて電話機13
にダイヤリングを実行する(S72)。ここで、計算機
14の通信部34は、情報記憶部39に登録されている
相手電話番号情報を読み出し(S73)、相手電話番号
情報の制御情報が’0’の場合、電話機13に対してI
Pアドレス要求を実行せずに、電話機11からの会話デ
ータを通常の電話と同様に公衆回線網16を介して電話
機13へ通知する(S74)。
【0077】図17は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、計算機14に接続されている電話機
11と計算機に接続されていない既存の電話機13間で
の、図16に対応する制御を示す。電話機11が接続さ
れている計算機14は、相手の電話機13に計算機が接
続されているかどうかを認識できていないため、情報記
憶部39が管理する相手電話番号を参照する。
【0078】このとき、相手電話番号情報が登録され、
且つ制御情報が’0’の場合、計算機14は、相手(電
話機13)が計算機が接続されていない電話機であると
認識し、公衆回線網16を利用してダイヤリングを実行
し、公衆回線網16による通話を実行する。図18は、
図2に示すインターネット電話システムによる留守録の
動作を示す。尚、留守録の動作において、例えば、発信
側のプロバイダ17は、接続部51と通信部52が動作
し、受信側のプロバイダ18は、プロバイダ17の各部
と同様の機能を有する接続部51aと通信部52aと登
録部54aと情報蓄積部55aが動作する。
【0079】発信側の計算機14からプロバイダ17に
ダイヤリングを実行し、PPP接続を実施する(S8
1)。次にプロバイダ17の接続部51とプロバイダ1
8の接続部51a間でIP−IP接続を実施する(S8
2)。ここでプロバイダ18の接続部51aは、受信側
の計算機15に対して接続を試みる(S83)が、例え
ば、計算機15の電源が未投入等のため接続が失敗した
場合、プロバイダ17の通信部52からプロバイダ18
の通信部52aに通知された会話データ(S84)は、
登録部54aが情報蓄積部55aに登録し(S85)、
情報蓄積部55aが利用者毎の会話データとして管理す
る。また、情報蓄積部55aに登録された会話データ
は、計算機15から問い合わせることにより聞くことが
できる。
【0080】図19は、図2に示すインターネット電話
システムによるディジタル/アナログ変換の動作を示
す。尚、ディジタル/アナログ変換の動作において、計
算機14は、変換部33と通信部34が動作する。ま
た、図2における計算機15も同様の機能を有する。計
算機14の変換部33は、回線上のデータがアナログデ
ータであれば(S91)、該アナログデータに対してデ
ィジタル/アナログ変換を行い、ディジタルデータに変
換する(S93)。一方、回線上のデータがディジタル
データであれば(S92)、該ディジタルデータは変換
部33を経由して、そのまま出力される(S93)。
【0081】ここで通信部34は、該ディジタルデータ
を解析し、例えば、図19のようにヘッダが’01’で
あれば、会話データとして相手の電話機に送信する必要
があるので、変換部33にそのディジタルデータを送信
する(S94)。一方、ディジタルデータが、例えば、
図19のようにヘッダ’00’であれば、即ち、通信網
切り替え要求、IPアドレス要求、IPアドレス通知等
であれば、制御データとして通信部34にて制御を実行
する。
【0082】ステップ94の処理でディジタルデータ
(会話データ)を受信した変換部33は、受信側の電話
機がアナログの電話機13aの場合、その会話データを
アナログデータに変換し、電話機に通知する(S9
5)。一方、ステップ94の処理でディジタルデータ
(会話データ)を受信した変換部33は、受信側の電話
機がディジタルの電話機13bの場合、その会話データ
を変換せずに電話機に通知する(S96)。尚、アナロ
グの電話機13a及びディジタルの電話機13bからの
データも同様に変換して相手の電話機に送信される。
【0083】図20は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、相手側の計算機15の主電源は投入
されているが、必要なハード及びソフトが起動されてい
ない状態の場合の、計算機14と計算機15が情報を送
受信する動作を示す。尚、計算機14と計算機15間で
の情報の送受信において、計算機14は、接続部31と
通信部34と情報記憶部39が動作し、計算機15は、
計算機14の各部と同様の機能を有する接続部31aと
通信部34aと情報記憶部39aと電源投入部38aが
動作する。また、図2における計算機14にも同様の機
能を有する電源投入部38が存在する。
【0084】計算機14と計算機15間で情報の送受信
が行われる際、計算機15の電源は投入されているが必
要なソフト及びハードが起動されていない場合、例え
ば、電話機11が電話番号をダイヤリングすると(S1
01)、計算機14の接続部31は、公衆回線網16を
介して相手の計算機15の接続部31aに対してその電
話番号をダイヤリングする(S102)。接続部31a
は、電源投入部38aを起動し(S103)、電源投入
部38aは、必要なハード及びソフトを起動する処理を
実行する。
【0085】図20では、電源投入部38aは、通信部
34aを起動している。計算機14の通信部34は、情
報記憶部39の管理する情報を参照し(S104)、計
算機15の通信部34aに対してIPアドレス要求を通
知する(S105)。IPアドレス要求を通知された通
信部34aは、情報記憶部39aが管理する情報を参照
し(S106)、計算機14の通信部34にIPアドレ
ス通知を送信する(S107)。尚、図20の動作の場
合、各計算機は、ダイヤリング処理による情報を受信で
きることが必須となる。また、ダイヤリングが失敗する
ような場合は、図18による留守録の動作を実行する。
【0086】図21は、図2に示すインターネット電話
システムにおいて、受信側のプロバイダ18と受信側の
計算機15間で情報を送受信する動作を示す、図12と
は別の動作例を示す。尚、プロバイダ18と計算機15
間での情報の送受信において、プロバイダ18は、接続
部51aと通信部52aと情報蓄積部55aが動作し、
計算機15は、接続部31aと通信部34aと情報記憶
部39aと電源投入部38aが動作する。また、図2に
おける計算機14にも同様の機能を有する電源投入部3
8が存在する。
【0087】計算機14と計算機15間でインターネッ
ト接続する際、計算機15の電源は投入されているが必
要なソフト及びハードが起動されていない場合、且つ発
信側の計算機14に既に受信側の情報が登録されている
場合の情報の送受信を説明する。この状態で発信側のプ
ロバイダ17と受信側のプロバイダ18間のIP−IP
接続が完了すると、プロバイダ18の接続部51aは、
公衆回線網16を利用して受信側の計算機15にダイヤ
リングを実行する(S111)。
【0088】計算機15の接続部31aは、電源投入部
38aを起動し(S112)、必要なハード及びソフト
を起動する。図21では、通信部34aを起動してい
る。この状態で、通信部52aは、計算機15の通信部
34aに対して利用者を認証するためのユーザIDとパ
スワードを督促し(S113)、通知を受信した通信部
34aは、情報記憶部39aが管理する情報を参照し
(S114)、更にプロバイダ18の通信部52aに対
して、ユーザIDとパスワードを通知する(S11
5)。
【0089】通信部34aからの通知を受信した通信部
52aは、情報蓄積部55aに登録されているユーザI
D及びパスワードを確認し(S116)、一致する場合
は、インターネット接続を許可し、一致しない場合は、
発信者側からの要求を拒否する。プロバイダ18に認証
されると、通信部52aから発信者の電話番号及びIP
アドレスが通信部34aに通知されるため、通信部34
aでは、情報記憶部39aに登録されている登録情報と
異なる場合、その情報を更新する。
【0090】この状態で計算機15は、電話機12を呼
び出し(S117)、受信側の利用者は、電話機12の
受話器を取ることによりインターネットを利用した会話
を開始する。図22は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、IP−IP接続によりインタ
ーネット19を利用するIP型インターネット電話シス
テムの処理のフローチャートを示す。
【0091】発信側の電話機11が受信側の電話機12
に対して電話番号をダイヤリングすると(S201)、
電話番号を受信した発信側の計算機14は、計算機14
中に受信側の電話機12の電話番号が登録されているか
どうかを検索する。登録されていない場合、計算機14
は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を利用
して、発信側の電話機11がダイヤルした電話番号をダ
イヤリングし、IPアドレス要求を行う(S202)。
また、同時に発信側の電話番号とIPアドレスも通知す
る。受信側の計算機15がIPアドレス要求を受信する
と、計算機15は、発信側の電話番号とIPアドレスを
記憶し、公衆回線網16を介してIPアドレスを発信側
の計算機14に通知する(S203)。発信側の計算機
14は、受信したIPアドレスと電話番号を記憶し、受
信側の計算機15と接続されている公衆回線網16を切
断し、更にプロバイダ17及びプロバイダ18を介して
受信側の計算機15のIPアドレスとインターネット1
9上でIP−IP接続を行う(S204)。
【0092】一方、ステップ201のダイヤリングにお
いて、計算機14中に受信側の電話機12の電話番号が
登録されている場合、発信側の計算機14は、プロバイ
ダ17及びプロバイダ18を介して、受信側の計算機1
5のIPアドレスとインターネット19上でIP−IP
接続を行う(S204)。IP−IP接続が完了する
と、受信側の計算機15は、受信側の電話機12の呼び
出しを実行し(S205)、この状態で電話機11と電
話機12は、通話を開始できる(S206)。
【0093】通話中、発信側の計算機14及び受信側の
計算機15は、インターネット19上の会話データの転
送レートに異常がないかどうかを常に監視する。尚、会
話データの転送レートは、予め、システムの利用者によ
り設定されているものとする。また、この状態で電話機
11及び電話機12の利用者がオンフックを実行すると
(S207、S208)、IP−IP接続は切断され、
通話が終了する(S209)。
【0094】例えば、通話中に発信側の計算機14で転
送レートの異常が検出された場合、発信側の計算機14
は、受信側の計算機15に対して網切替通知を送信し
(S210)、インターネット19上の計算機間のIP
−IP接続を切断する(S211)。尚、通話中に受信
側の計算機15で転送レートの異常が検出された場合も
同様に、受信側の計算機15は、発信側の計算機14に
対して網切替通知を送信し(S210)、インターネッ
ト19上の計算機間のIP−IP接続を切断する(S2
11)。
【0095】IP−IP接続を切断後、発信側の計算機
14は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を
介してダイヤリングを実行し(S212)、公衆回線網
16でのコネクションを確立する(S213)。そのた
め、電話機11及び電話機12の利用者は、インターネ
ット19から公衆回線網16への切り替えを意識するこ
となく通話を行うことができる。
【0096】また、この状態で電話機11及び電話機1
2の利用者がオンフックを実行すると(S214、S2
15)、インターネット19を介してIP−IP接続さ
れている場合は、IP−IP接続は切断され(S21
6)、公衆回線網16を介してコネクションが接続され
ている場合は、そのコネクションが切断され、通話が終
了する。
【0097】図23は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムの処理のフローチャートを示す。発
信側の電話機11が受信側の電話機12に対して電話番
号をダイヤリングすると(S221)、電話番号を受信
した発信側の計算機14は、計算機14中に受信側の電
話機12の電話番号とIPアドレスが登録されているか
どうかを検索する。
【0098】登録されていない場合、計算機14は、受
信側の計算機15に対して公衆回線網16を利用して、
発信側の電話機11がダイヤルした電話番号をダイヤリ
ングし、IPアドレス要求を行う(S222)。また、
同時に発信側の電話番号とIPアドレスも通知する。受
信側の計算機15がIPアドレス要求を受信すると、計
算機15は、発信側の電話番号とIPアドレスを記憶
し、公衆回線網16を介してIPアドレスを発信側の計
算機14に通知する(S223)。発信側の計算機14
は、受信したIPアドレスと電話番号を記憶し、受信側
の計算機15と接続されている公衆回線網16を切断
し、更にプロバイダ17に対してダイヤリングを実行
し、公衆回線網16を介してプロバイダ17と接続する
(S224)。同時に発信側の計算機14は、発信側の
プロバイダ17に対し、受信側の計算機15の電話番号
とIPアドレスを通知する。発信側のプロバイダ17
は、受信したIPアドレスに基づいて受信側のプロバイ
ダ18とインターネット19上でIP−IP接続を行い
(S225)、更に受信側のプロバイダ18に対し、受
信した電話番号を通知する。受信側のプロバイダ18
は、受信した電話番号に基づいて受信側の計算機15に
ダイヤリングし(S226)、受信側の計算機15は、
プロバイダ18との接続が認証されると、電話機12の
呼び出しを行う(S227)。この状態で電話機11と
電話機12は通話を開始できる(S228)。一方、ス
テップ221のダイヤリングにおいて、計算機14中に
受信側の電話機12の電話番号及びIPアドレスが登録
されている場合、発信側の計算機14は、プロバイダ1
7に対してダイヤリングを実行し、公衆回線網16を介
してプロバイダ17と接続する(S224)。同時に発
信側の計算機14は、発信側のプロバイダ17に対し、
受信側の計算機15の電話番号とIPアドレスを通知す
る。発信側のプロバイダ17は、受信したIPアドレス
に基づいて受信側のプロバイダ18とインターネット1
9上でIP−IP接続を行い(S225)、更に受信側
のプロバイダ18に対し、受信した電話番号を通知す
る。受信側のプロバイダ18は、受信した電話番号に基
づいて受信側の計算機15にダイヤリングし(S22
6)、受信側の計算機15は、プロバイダ18との接続
が認証されると、電話機12の呼び出しを行う(S22
7)。この状態で電話機11と電話機12は通話を開始
できる(S228)。
【0099】通話中、発信側の計算機14及び受信側の
計算機15は、インターネット19上の会話データの転
送レートに異常がないかどうかを常に監視する。尚、会
話データの転送レートは、予め、システムの利用者によ
り設定されているものとする。この状態で電話機11の
利用者がオンフックを実行すると(S229)、計算機
14は、公衆回線網16を介して接続されている計算機
14とプロバイダ17のコネクションを切断し(S23
1)、更にプロバイダ17は、インターネット19を介
して接続されているIP−IP接続を切断し、通話が終
了する(S233)。また、同様に電話機12の利用者
がオンフックを実行すると(S230)、計算機15
は、公衆回線網16を介して接続されている計算機15
とプロバイダ18のコネクションを切断し(S23
2)、更にプロバイダ18は、IP−IP接続を切断
し、通話が終了する(S233)。
【0100】また、例えば、通話中に発信側の計算機1
4で転送レートの異常が検出された場合、発信側の計算
機14は、受信側の計算機15に対して網切替通知を送
信し(S234)、公衆回線網16を介して接続されて
いる計算機14とプロバイダ17のコネクションを切断
し(S235)、更にプロバイダ17は、インターネッ
ト19を介して接続されているIP−IP接続を切断す
る(S237)。尚、通話中に受信側の計算機15で転
送レートの異常が検出された場合も同様に、受信側の計
算機15は、公衆回線網16を介して接続されている計
算機14とプロバイダ17のコネクションを切断し(S
236)、更にプロバイダ17は、インターネット19
を介して接続されているIP−IP接続を切断する(S
237)。
【0101】IP−IP接続を切断後、発信側の計算機
14は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を
介してダイヤリングを実行し(S238)、公衆回線網
16でのコネクションを確立する(S239)。そのた
め、電話機11及び電話機12の利用者は、インターネ
ット19から公衆回線網16への切り替えを意識するこ
となく通話を行うことができる。
【0102】また、この状態で電話機11及び電話機1
2の利用者がオンフックを実行すると(S240、S2
41)、インターネット19を介してIP−IP接続さ
れている場合は、IP−IP接続は切断され(S24
2)、公衆回線網16を介してコネクションが接続され
ている場合は、そのコネクションが切断され(S24
2)、通話が終了する。
【0103】図24は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムの、図23とは異なる処理のフロー
チャートを示す。発信側の電話機11が受信側の電話機
12に対して電話番号をダイヤリングすると(S25
1)、電話番号を受信した発信側の計算機14は、計算
機14中に受信側の電話機12の電話番号とIPアドレ
スが登録されているかどうかを検索する。
【0104】登録されていない場合、計算機14は、受
信側の計算機15に対して公衆回線網16を利用して、
発信側の電話機11がダイヤルした電話番号をダイヤリ
ングし、IPアドレス要求を行う(S252)。また、
同時に発信側の電話番号とIPアドレスも通知する。受
信側の計算機15がIPアドレス要求を受信すると、計
算機15は、発信側の電話番号とIPアドレスを記憶
し、公衆回線網16を介してIPアドレスを発信側の計
算機14に通知する(S253)。発信側の計算機14
は、受信したIPアドレスと電話番号を記憶し、受信側
の計算機15と接続されている公衆回線網16を切断
し、更にプロバイダ17に対してダイヤリングを実行
し、公衆回線網16を介してプロバイダ17と接続する
(S254)。同時に発信側の計算機14は、発信側の
プロバイダ17に対し、受信側の計算機15の電話番号
とIPアドレスを通知する。発信側のプロバイダ17
は、受信したIPアドレスに基づいて受信側のプロバイ
ダ18とインターネット19上でIP−IP接続を行い
(S255)、更に受信側のプロバイダ18に対し、受
信した電話番号を通知する。一方、受信側の計算機15
は、受信側のプロバイダ18に対してダイヤリングを実
行し(S256)、受信側のプロバイダ18は、先に受
信した発信側のプロバイダ17からの情報と、受信側の
計算機15からの情報を関連付ける。受信側の計算機1
5は、プロバイダ18との接続が認証されると、電話機
12の呼び出しを行う(S257)。この状態で電話機
11と電話機12は通話を開始できる(S258)。
【0105】一方、ステップ251のダイヤリングにお
いて、計算機14中に受信側の電話機12の電話番号及
びIPアドレスが登録されている場合、発信側の計算機
14は、プロバイダ17に対してダイヤリングを実行
し、公衆回線網16を介してプロバイダ17と接続する
(S254)。同時に発信側の計算機14は、発信側の
プロバイダ17に対し、受信側の計算機15の電話番号
とIPアドレスを通知する。発信側のプロバイダ17
は、受信したIPアドレスに基づいて受信側のプロバイ
ダ18とインターネット19上でIP−IP接続を行い
(S255)、更に受信側のプロバイダ18に対し、受
信した電話番号を通知する。一方、受信側の計算機15
は、受信側のプロバイダ18に対してダイヤリングを実
行し(S256)、受信側のプロバイダ18は、先に受
信した発信側のプロバイダ17からの情報と、受信側の
計算機15からの情報を関連付ける。受信側の計算機1
5は、プロバイダ18との接続が認証されると、電話機
12の呼び出しを行う(S257)。この状態で電話機
11と電話機12は通話を開始できる(S258)。
【0106】通話中、発信側の計算機14及び受信側の
計算機15は、インターネット19上の会話データの転
送レートに異常がないかどうかを常に監視する。尚、会
話データの転送レートは、予め、システムの利用者によ
り設定されているものとする。この状態で電話機11の
利用者がオンフックを実行すると(S259)、計算機
14は、公衆回線網16を介して接続されている計算機
14とプロバイダ17のコネクションを切断し(S26
1)、更にプロバイダ17は、インターネット19を介
して接続されているIP−IP接続を切断し、通話が終
了する(S263)。また、同様に電話機12の利用者
がオンフックを実行すると(S260)、計算機15
は、公衆回線網16を介して接続されている計算機15
とプロバイダ18のコネクションを切断し(S26
2)、更にプロバイダ18は、IP−IP接続を切断
し、通話が終了する(S263)。
【0107】また、例えば、通話中に発信側の計算機1
4で転送レートの異常が検出された場合、発信側の計算
機14は、受信側の計算機15に対して網切替通知を送
信し(S264)、公衆回線網16を介して接続されて
いる計算機14とプロバイダ17のコネクションを切断
し(S265)、更にプロバイダ17は、インターネッ
ト19を介して接続されているIP−IP接続を切断す
る(S267)。尚、通話中に受信側の計算機15で転
送レートの異常が検出された場合も同様に、受信側の計
算機15は、公衆回線網16を介して接続されている計
算機14とプロバイダ17のコネクションを切断し(S
266)、更にプロバイダ17は、インターネット19
を介して接続されているIP−IP接続を切断する(S
267)。
【0108】IP−IP接続を切断後、発信側の計算機
14は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を
介してダイヤリングを実行し(S268)、公衆回線網
16でのコネクションを確立する(S269)。そのた
め、電話機11及び電話機12の利用者は、インターネ
ット19から公衆回線網16への切り替えを意識するこ
となく通話を行うことができる。
【0109】また、この状態で電話機11及び電話機1
2の利用者がオンフックを実行すると(S270、S2
71)、インターネット19を介してIP−IP接続さ
れている場合は、IP−IP接続は切断され(S27
2)、公衆回線網16を介してコネクションが接続され
ている場合は、そのコネクションが切断され(S27
2)、通話が終了する。
【0110】図25は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムと計算機が接続されていない既存の
電話機との処理のフローチャートを示す。発信側の電話
機11が受信側の電話機13の電話番号をダイヤリング
すると(S281)、発信側の計算機14は、計算機1
4中に受信側の電話番号が登録されているかを検索す
る。
【0111】登録されていない場合、または、登録さ
れ、且つ登録されている電話番号に対応付けられたイン
ターネットを利用する情報が設定されている場合、発信
側の計算機14は、受信側の電話機13に対して公衆回
線網16を介して、先に受信した受信側の電話番号をダ
イヤリングし、IPアドレス要求を実行する(S28
2)。同時に発信側の電話番号及びIPアドレスを通知
する。受信側の電話機13は、IPアドレス要求を受信
すると、その要求が認識できないため、例えば、レスポ
ンスを返さないことで拒否することになる(S28
3)。
【0112】一方、登録され、且つ登録されている電話
番号に対応付けられたインターネットを利用しない情報
が設定されている場合、発信側の計算機14は、受信側
の電話機13が計算機が接続されていない通常の電話機
であると認識し、公衆回線網16を介してダイヤリング
を実行する(S284)。この状態で電話機11と電話
機13は、公衆回線網16を介した通常の通話が開始で
きる(S285)。また、通話中に発信側の電話機11
及び受信側の電話機13の利用者がオンフックを実行す
ると(S286)、公衆回線網16上のコネクションは
切断される(S287)。
【0113】図26は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、IP−IP接続によりインタ
ーネット19を利用するIP型インターネット電話シス
テムの発信側の処理のフローチャートを示す。発信側の
電話機11が受信側の電話機12に対して電話番号をダ
イヤリングすると(S301)、電話番号を受信した発
信側の計算機14は、計算機14中に受信側の電話番号
とIPアドレスが登録されているかどうかを検索する
(S302)。
【0114】登録されていない場合(S302、N
O)、発信側の計算機14は、受信側の計算機15に対
して公衆回線網16を利用して、発信側の電話機11が
ダイヤルした電話番号をダイヤリングし、IPアドレス
要求を行う(S303)。また、同時に発信側の電話番
号とIPアドレスも通知する。IPアドレス要求に対す
る応答として、計算機15からのIPアドレス及び電話
番号が公衆回線網16を介して発信側の計算機14に通
知されると、発信側の計算機14は、受信したIPアド
レスと電話番号を記憶し(S304)、受信側の計算機
15と接続されている公衆回線網16を切断し(S30
5)、更にプロバイダ17及びプロバイダ18を介して
受信側の計算機15のIPアドレスとインターネット1
9上でIP−IP接続を行う(S306)。
【0115】一方、ステップ302の検索において、計
算機14中に受信側の電話機12の電話番号及びIPア
ドレスが登録されている場合(S302、YES)、発
信側の計算機14は、プロバイダ17及びプロバイダ1
8を介して、受信側の計算機15のIPアドレスとイン
ターネット19上でIP−IP接続を行う(S30
6)。
【0116】IP−IP接続が完了すると、受信側の計
算機15は、受信側の電話機12の呼び出しを実行し、
この状態で電話機11と電話機12は通話を開始でき
る。通話中、電話機11の利用者がオンフックを実行す
ると(S307、YES)、発信側の計算機14は、イ
ンターネット19による通話中の場合(S315、YE
S)、IP−IP接続を切断し(S316)、公衆回線
網16による通話中の場合(S315、NO)、公衆回
線網16のコネクションを切断し(S317)、それぞ
れ通話を終了する。
【0117】また、発信側の計算機14は、インターネ
ット19上の会話データの転送レートに異常がないかど
うかを常に監視する(S308)。尚、会話データの転
送レートは、予め、システムの利用者により設定されて
いるものとする。例えば、通話中に発信側の計算機14
で転送レートの異常が検出された場合(S307、N
O)(S308、YES)、発信側の電話機14は、受
信側の計算機15に対して網切替通知を送信し(S31
1)、インターネット19上の計算機間のIP−IP接
続を切断する(S312)。
【0118】IP−IP接続を切断後、発信側の計算機
14は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を
介してダイヤリングを実行し(S313)、公衆回線網
16でのコネクションを確立する。そのため、電話機1
1の利用者は、インターネット19から公衆回線網16
への切り替えを意識することなく通話を行うことができ
る。
【0119】また、例えば、通話中に受信側の計算機1
5で転送レートの異常が検出され、計算機14が計算機
15からの網切替通知を受信すると(S307、NO)
(S308、NO)(S309、YES)、発信側の電
話機14は、網切替状態を記憶する(S314)。ま
た、通話中に電話機11の利用者がオンフックを実行し
ていない場合(S307、NO)、通話中に発信側の計
算機14で転送レートの異常が検出されていない場合
(S308、NO)、且つ通話中に計算機15からの網
切替通知を受信していない場合(S309、NO)、発
信側の計算機14は通話状態を継続する(S310)。
【0120】図27は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、IP−IP接続によりインタ
ーネット19を利用するIP型インターネット電話シス
テムの受信側の処理のフローチャートを示す。受信側の
計算機15が発信側の電話機11からのダイヤリングを
受信すると(S321)、受信側の計算機15は、IP
アドレス要求、発信側の電話番号及びIPアドレスを受
信する(S322)。更にIPアドレス要求を受信した
受信側の計算機15は、応答として発信側の計算機14
に対して、受信側の電話番号及びIPアドレスを通知す
る(S323)。
【0121】発信側からの電話番号及びIPアドレスを
受信した受信側の計算機15は、その情報が計算機15
内に登録されているかどうかを検索する(S324)。
登録されていない場合(S324、NO)、受信側の計
算機15は、発信側からの電話番号及びIPアドレスを
登録し(S325)、発信側の計算機14と接続されて
いる公衆回線網16を切断し(S326)、更に発信側
の計算機14とのインターネット19上のIP−IP接
続を待つ(S327)。
【0122】一方、ステップ324の検索において、計
算機15中に発信側の電話番号及びIPアドレスが登録
されている場合(S324、YES)、受信側の計算機
15は、発信側の計算機14とのインターネット19上
のIP−IP接続を待つ(S327)。IP−IP接続
が完了すると、受信側の計算機15は、受信側の電話機
12の呼び出しを実行し、この状態で電話機11と電話
機12は通話を開始できる。
【0123】通話中、電話機12の利用者がオンフック
を実行すると(S328、YES)、受信側の計算機1
5は、インターネット19による通話中の場合(S33
6、YES)、IP−IP接続を切断し(S337)、
公衆回線網16による通話中の場合(S336、N
O)、公衆回線網16のコネクションを切断し(S33
8)、それぞれ通話を終了する。
【0124】また、受信側の計算機15は、インターネ
ット19上の会話データの転送レートに異常がないかど
うかを常に監視する(S329)。尚、会話データの転
送レートは、予め、システムの利用者により設定されて
いるものとする。例えば、通話中に発信側の計算機14
で転送レートの異常が検出された場合(S328、N
O)(S329、YES)、受信側の電話機15は、発
信側の計算機14に対して網切替通知を送信し(S33
2)、インターネット19上の計算機間のIP−IP接
続を切断する(S333)。
【0125】IP−IP接続を切断後、受信側の計算機
15は、発信側の計算機14からのダイヤリングを待ち
(S334)、発信側の計算機14からのダイヤリング
があると、公衆回線網16でのコネクションを確立す
る。そのため、電話機12の利用者は、インターネット
19から公衆回線網16への切り替えを意識することな
く通話を行うことができる。
【0126】また、例えば、通話中に発信側の計算機1
4で転送レートの異常が検出され、計算機15が計算機
14からの網切替通知を受信すると(S328、NO)
(S329、NO)(S330、YES)、受信側の電
話機15は、網切替状態を記憶する(S335)。ま
た、通話中に電話機12の利用者がオンフックを実行し
ていない場合(S328、NO)、通話中に受信側の計
算機15で転送レートの異常が検出されていない場合
(S329、NO)、且つ通話中に計算機14からの網
切替通知を受信していない場合(S330、NO)、受
信側の計算機15は通話状態を継続する(S331)。
【0127】図28は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムの発信側の処理のフローチャートを
示す。発信側の電話機11が受信側の電話機12に対し
て電話番号をダイヤリングすると(S341)、電話番
号を受信した発信側の計算機14は、計算機14中に受
信側の電話番号とIPアドレスが登録されているかどう
かを検索する(S342)。
【0128】登録されていない場合(S342、N
O)、発信側の計算機14は、受信側の計算機15に対
して公衆回線網16を利用して、発信側の電話機11が
ダイヤルした電話番号をダイヤリングし、IPアドレス
要求を行う(S343)。また、同時に発信側の電話番
号とIPアドレスも通知する。IPアドレス要求に対す
る応答として、計算機15からのIPアドレス及び電話
番号が公衆回線網16を介して発信側の計算機14に通
知されると、発信側の計算機14は、受信したIPアド
レスと電話番号を記憶し(S344)、受信側の計算機
15と接続されている公衆回線網16を切断し(S34
5)、更にプロバイダ17に対してダイヤリングを実行
し、公衆回線網16を介してプロバイダ17と接続する
(S346)。同時に発信側の計算機14は、発信側の
プロバイダ17に対し、受信側の計算機15の電話番号
とIPアドレスを通知する。
【0129】発信側のプロバイダ17は、受信したIP
アドレスに基づいて受信側のプロバイダ18とインター
ネット19上でIP−IP接続を行い、更に受信側のプ
ロバイダ18に対し、受信した電話番号を通知する。受
信側のプロバイダ18は、受信した電話番号に基づいて
受信側の計算機15にダイヤリングし、受信側の計算機
15は、プロバイダ18との接続が認証されると、電話
機12の呼び出しを行う。
【0130】一方、ステップ342の検索において、計
算機14中に受信側の電話機12の電話番号及びIPア
ドレスが登録されている場合(S342、YES)、発
信側の計算機14は、プロバイダ17に対してダイヤリ
ングを実行し、公衆回線網16を介してプロバイダ17
と接続する(S346)。同時に発信側の計算機14
は、発信側のプロバイダ17に対し、受信側の計算機1
5の電話番号とIPアドレスを通知する。
【0131】発信側のプロバイダ17は、受信したIP
アドレスに基づいて受信側のプロバイダ18とインター
ネット19上でIP−IP接続を行い、更に受信側のプ
ロバイダ18に対し、受信した電話番号を通知する。受
信側のプロバイダ18は、受信した電話番号に基づいて
受信側の計算機15にダイヤリングし、受信側の計算機
15は、プロバイダ18との接続が認証されると、電話
機12の呼び出しを行う。
【0132】IP−IP接続が完了すると、受信側の計
算機15は、受信側の電話機12の呼び出しを実行し、
この状態で電話機11と電話機12は通話を開始でき
る。通話中、電話機11の利用者がオンフックを実行す
ると(S347、YES)、発信側の計算機14は、イ
ンターネット19による通話中の場合(S356、YE
S)、は発信側のプロバイダ17に対し、IP−IP接
続の解放要求を通知する(S357)。IP−IP接続
の解放要求を受信した発信側のプロバイダ17はIP−
IP接続を切断し(S358)、通話を終了する。公衆
回線網16による通話中の場合(S356、NO)、発
信側の計算機14は、公衆回線網16のコネクションを
切断し(S359)、通話を終了する。
【0133】また、発信側の計算機14は、インターネ
ット19上の会話データの転送レートに異常がないかど
うかを常に監視する(S348)。尚、会話データの転
送レートは、予め、システムの利用者により設定されて
いるものとする。例えば、通話中に発信側の計算機14
で転送レートの異常が検出された場合(S347、N
O)(S348、YES)、発信側の電話機14は、受
信側の計算機15に対して網切替通知を送信し(S35
1)、発信側のプロバイダ17に対し、IP−IP接続
の解放要求を通知する(S352)。IP−IP接続の
解放要求を受信した発信側のプロバイダ17はIP−I
P接続を切断する(S353)。
【0134】IP−IP接続を切断後、発信側の計算機
14は、受信側の計算機15に対して公衆回線網16を
介してダイヤリングを実行し(S354)、公衆回線網
16でのコネクションを確立する。そのため、電話機1
1の利用者は、インターネット19から公衆回線網16
への切り替えを意識することなく通話を行うことができ
る。
【0135】また、例えば、通話中に受信側の計算機1
5で転送レートの異常が検出され、計算機14が計算機
15からの網切替通知を受信すると(S347、NO)
(S348、NO)(S349、YES)、発信側の電
話機14は、網切替状態を記憶する(S355)。ま
た、通話中に電話機11の利用者がオンフックを実行し
ていない場合(S347、NO)、通話中に発信側の計
算機14で転送レートの異常が検出されていない場合
(S348、NO)、且つ通話中に計算機15からの網
切替通知を受信していない場合(S349、NO)、発
信側の計算機14は通話状態を継続する(S350)。
【0136】図29は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムの受信側の処理のフローチャートを
示す。受信側の計算機15が発信側の電話機11からの
ダイヤリングを受信すると(S361)、受信側の計算
機15は、IPアドレス要求、発信側の電話番号及びI
Pアドレスを受信する(S362)。更にIPアドレス
要求を受信した受信側の計算機15は、応答として発信
側の計算機14に対して、受信側の電話番号及びIPア
ドレスを通知する(S363)。
【0137】発信側からの電話番号及びIPアドレスを
受信した受信側の計算機15は、その情報が計算機15
内に登録されているかどうかを検索する(S364)。
登録されていない場合(S364、NO)、受信側の計
算機15は、発信側からの電話番号及びIPアドレスを
登録し(S365)、発信側の計算機14と接続されて
いる公衆回線網16を切断し(S366)、更に発信側
の計算機14とのインターネット19上のIP−IP接
続を待つ(S367)。受信側のプロバイダ18は、発
信側のプロバイダ17から受信側の電話番号を受信する
と、受信した電話番号に基づいて受信側の計算機15に
ダイヤリングし、受信側の計算機15は、プロバイダ1
8との接続が認証されると、電話機12の呼び出しを行
う。この状態で電話機11と電話機12は通話を開始で
きる。
【0138】一方、ステップ364の検索において、計
算機15中に発信側の電話番号及びIPアドレスが登録
されている場合(S364、YES)、受信側の計算機
15は、発信側の計算機14とのインターネット19上
のIP−IP接続を待つ(S367)。受信側のプロバ
イダ18は、発信側のプロバイダ17から受信側の電話
番号を受信すると、受信した電話番号に基づいて受信側
の計算機15にダイヤリングし、受信側の計算機15
は、プロバイダ18との接続が認証されると、電話機1
2の呼び出しを行う。
【0139】IP−IP接続が完了すると、受信側の計
算機15は、受信側の電話機12の呼び出しを実行し、
この状態で電話機11と電話機12は通話を開始でき
る。通話中、電話機12の利用者がオンフックを実行す
ると(S368、YES)、受信側の計算機15は、イ
ンターネット19による通話中の場合(S377、YE
S)は、受信側のプロバイダ18に対し、IP−IP接
続の解放要求を通知する(S378)。IP−IP接続
の解放要求を受信した受信側のプロバイダ18はIP−
IP接続を切断し(S379)、通話を終了する。公衆
回線網16による通話中の場合(S377、NO)、受
信側の計算機15は、公衆回線網16のコネクションを
切断し(S380)、通話を終了する。
【0140】また、受信側の計算機15は、インターネ
ット19上の会話データの転送レートに異常がないかど
うかを常に監視する(S369)。尚、会話データの転
送レートは、予め、システムの利用者により設定されて
いるものとする。例えば、通話中に受信側の計算機15
で転送レートの異常が検出された場合(S368、N
O)(S369、YES)、受信側の電話機15は、発
信側の計算機14に対して網切替通知を送信し(S37
2)、受信側のプロバイダ18に対し、IP−IP接続
の解放要求を通知する(S373)。IP−IP接続の
解放要求を受信した受信側のプロバイダ18はIP−I
P接続を切断する(S374)。
【0141】IP−IP接続を切断後、受信側の計算機
15は、発信側の計算機14からのダイヤリングを待ち
(S375)、発信側の計算機14からのダイヤリング
があると、公衆回線網16でのコネクションを確立す
る。そのため、電話機12の利用者は、インターネット
19から公衆回線網16への切り替えを意識することな
く通話を行うことができる。
【0142】また、例えば、通話中に発信側の計算機1
4で転送レートの異常が検出され、計算機15が計算機
14からの網切替通知を受信すると(S368、NO)
(S369、NO)(S370、YES)、受信側の電
話機15は、網切替状態を記憶する(S376)。ま
た、通話中に電話機12の利用者がオンフックを実行し
ていない場合(S368、NO)、通話中に受信側の計
算機15で転送レートの異常が検出されていない場合
(S369、NO)、且つ通話中に計算機14からの網
切替通知を受信していない場合(S370、NO)、受
信側の計算機15は通話状態を継続する(S371)。
【0143】図30は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムの受信側の処理のフローチャートと
して、図29とは異なる例を示す。受信側の計算機15
が発信側の電話機11からのダイヤリングを受信すると
(S391)、受信側の計算機15は、IPアドレス要
求、発信側の電話番号及びIPアドレスを受信する(S
392)。更にIPアドレス要求を受信した受信側の計
算機15は、応答として発信側の計算機14に対して、
受信側の電話番号及びIPアドレスを通知する(S39
3)。
【0144】発信側からの電話番号及びIPアドレスを
受信した受信側の計算機15は、その情報が計算機15
内に登録されているかどうかを検索する(S394)。
登録されていない場合(S394、NO)、受信側の計
算機15は、発信側からの電話番号及びIPアドレスを
登録し(S395)、発信側の計算機14と接続されて
いる公衆回線網16を切断する(S396)。また、受
信側の計算機15は、受信側のプロバイダ18に対して
ダイヤリングを実行し(S397)、受信側のプロバイ
ダ18は、先に受信した発信側のプロバイダ17からの
情報と、受信側の計算機15からの情報を関連付ける。
受信側の計算機15は、プロバイダ18との接続が認証
されると、電話機12の呼び出しを行う。
【0145】一方、ステップ364の検索において、計
算機15中に発信側の電話番号及びIPアドレスが登録
されている場合(S364、YES)、受信側の計算機
15は、受信側のプロバイダ18に対してダイヤリング
を実行し(S397)、受信側のプロバイダ18は、先
に受信した発信側のプロバイダ17からの情報と、受信
側の計算機15からの情報を関連付ける。受信側の計算
機15は、プロバイダ18との接続が認証されると、電
話機12の呼び出しを行う。
【0146】IP−IP接続が完了すると、受信側の計
算機15は、受信側の電話機12の呼び出しを実行し、
この状態で電話機11と電話機12は通話を開始でき
る。通話中、電話機12の利用者がオンフックを実行す
ると(S398、YES)、受信側の計算機15は、イ
ンターネット19による通話中の場合(S407、YE
S)は、受信側のプロバイダ18に対し、IP−IP接
続の解放要求を通知する(S408)。IP−IP接続
の解放要求を受信した受信側のプロバイダ18はIP−
IP接続を切断し(S409)、通話を終了する。公衆
回線網16による通話中の場合(S407、NO)、受
信側の計算機15は、公衆回線網16のコネクションを
切断し(S410)、通話を終了する。
【0147】また、受信側の計算機15は、インターネ
ット19上の会話データの転送レートに異常がないかど
うかを常に監視する(S399)。尚、会話データの転
送レートは、予め、システムの利用者により設定されて
いるものとする。例えば、通話中に受信側の計算機15
で転送レートの異常が検出された場合(S398、N
O)(S399、YES)、受信側の電話機15は、発
信側の計算機14に対して網切替通知を送信し(S40
2)、受信側のプロバイダ18に対し、IP−IP接続
の解放要求を通知する(S403)。IP−IP接続の
解放要求を受信した受信側のプロバイダ18はIP−I
P接続を切断する(S404)。
【0148】IP−IP接続を切断後、受信側の計算機
15は、発信側の計算機14からのダイヤリングを待ち
(S405)、発信側の計算機14からのダイヤリング
があると、公衆回線網16でのコネクションを確立す
る。そのため、電話機12の利用者は、インターネット
19から公衆回線網16への切り替えを意識することな
く通話を行うことができる。
【0149】また、例えば、通話中に発信側の計算機1
4で転送レートの異常が検出され、計算機15が計算機
14からの網切替通知を受信すると(S398、NO)
(S399、NO)(S400、YES)、受信側の電
話機15は、網切替状態を記憶する(S406)。ま
た、通話中に電話機12の利用者がオンフックを実行し
ていない場合(S398、NO)、通話中に受信側の計
算機15で転送レートの異常が検出されていない場合
(S399、NO)、且つ通話中に計算機14からの網
切替通知を受信していない場合(S400、NO)、受
信側の計算機15は通話状態を継続する(S401)。
【0150】図31は、図2に示すようなインターネッ
ト電話システムにおいて、ダイヤルアップ接続によりイ
ンターネット19を利用するダイヤルアップ型インター
ネット電話システムと計算機が接続されていない既存の
電話機との処理のフローチャートを示す。発信側の電話
機11が受信側の電話機13の電話番号をダイヤリング
すると(S421)、発信側の計算機14は、計算機1
4中にインターネットを利用する情報が設定されている
かどうか、及び相手の電話番号、IPアドレスが登録さ
れているかどうかを検索する(S422)。
【0151】相手の電話番号が登録されていない場合、
または、相手の電話番号が登録され、且つ登録されてい
る電話番号に対応付けられたインターネットを利用する
情報が設定されている場合、発信側の計算機14は、受
信側の電話機13に対して公衆回線網16を介して、先
に受信した受信側の電話番号をダイヤリングし、IPア
ドレス要求を実行する(S423)。同時に発信側の電
話番号及びIPアドレスを通知する。受信側の電話機1
3は、IPアドレス要求を受信すると、その要求が認識
できないため、例えば、レスポンスを返さないことで拒
否することになる。その場合、発信側の計算機14は、
受信側の電話機13が計算機が接続されていない通常の
電話機であると認識し、公衆回線網16を介して再度ダ
イヤリングを実行する(S424)。
【0152】一方、登録され、且つ登録されている電話
番号に対応付けられたインターネットを利用しない情報
が設定されている場合、発信側の計算機14は、受信側
の電話機13が計算機が接続されていない通常の電話機
であると認識し、公衆回線網16を介してダイヤリング
を実行する(S425)。この状態で電話機11と電話
機13は、公衆回線網16を介した通常の通話が開始で
きる(S426、NO)(S427)。また、通話中に
発信側の電話機11及び受信側の電話機13の利用者が
オンフックを実行すると(S426、YES)、公衆回
線網16上のコネクションは切断される(S428)。
【0153】上記、本実施例のインターネット電話シス
テムは、発信側の電話機が受信側の電話機と通話を実行
する際、通常利用している電話機と操作が同様であり、
ネットワーク上で管理している計算機に自分の情報を事
前に登録しておく必要がなく、利用者にとっては大変便
利な点が多い。また、本実施例のインターネット電話シ
ステムは、利用者が通信網としてインターネットを利用
するため、遠距離についても低料金で電話を利用するこ
とができる。
【0154】また、本実施例のインターネット電話シス
テムは、利用者の電話操作が公衆回線網を利用している
ときと同様のため、利用者は、通信網を意識する必要が
ない。図34は、インターネットを利用した通話を行う
インターネット電話システムの通信装置としての計算機
の構成図を示す。
【0155】図34において、計算機は、CPUを含む
制御ユニット301とメモリユニット302と表示ユニ
ット303と入力ユニット304とCD−ROMドライ
ブユニット305とディスクユニット306とを有して
いる。これらの各ユニットは、システムバスAを介して
接続されている。制御ユニット301は、インターネッ
ト電話システムの処理を格納したプログラムを実行す
る。
【0156】メモリユニット302は、RAM、ROM
等のメモリを含み、制御ユニット101が実行すべきプ
ログラム、処理の過程で得られた必要なデータ等を記憶
する。表示ユニット303は、CRTやLCD(液晶表
示パネル)等で構成され、各種画面を表示する。
【0157】入力ユニット304は、キーボード、マウ
ス等で構成される。CD−ROM400には、インター
ネット電話システムの処理を実行するプログラムが格納
されている。CD−ROMドライブユニット305にセ
ットされたCD−ROM400からプログラムがディス
クユニット306にインストールされる。そして、計算
機を立ち上げるときにディスクユニット306から読み
出されたプログラムがメモリユニット302に格納され
る。この状態で、制御ユニット301(CPU)は、メ
モリユニット302に格納されたプログラムに従って、
インターネット電話システムに関する処理を実行する。
【0158】尚、CD−ROM400にてインターネッ
ト電話システム関する処理を記述したプログラムを提供
しているが、このプログラムの記憶媒体は、これに限定
されることなく、システムを構成するコンピュータに応
じて、フロッピーディスク等の磁気ディスク、光磁気デ
ィスク、磁気テープ等の他の記憶媒体を用いることも可
能である。
【0159】
【発明の効果】上述の如く、本発明のインターネット電
話システムによれば、発信者が受信者と会話する際、通
常利用している電話機と操作が同様であり、ネットワー
ク上で管理している計算機に自分の情報を事前に登録し
ておく必要がなく、利用者にとっては大変便利な点が多
い。
【0160】また、本発明のインターネット電話システ
ムによれば、利用者は、通信網としてインターネットを
利用するため、遠距離についても低料金で電話を利用す
ることができる。また、本発明のインターネット電話シ
ステムによれば、利用者の電話操作が公衆回線網を利用
しているときと同様のため、利用者は、通信網を意識す
る必要がない。
【0161】従って、本発明は、電話機の利用者が会話
を希望する第三者の電話機へのダイヤリングを実行する
際に、通常使用している電話機と同様に操作でき、更に
インターネットを利用した低料金での会話を実現可能と
するインターネット電話システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターネット電話システムの原理構
成図である。
【図2】インターネット電話システムの実施形態構成及
び動作説明を示す図である。
【図3】インターネット電話システムの構成例である。
【図4】計算機間での情報送受信の動作を示す図であ
る。
【図5】情報記憶部が管理する情報の一例である。
【図6】計算機間で送受信する情報の一例である。
【図7】計算機間の制御を示す図である。
【図8】計算機間の制御を示す図である。
【図9】発信側の計算機とプロバイダ間の動作を示す図
である。
【図10】情報蓄積部が管理する情報の一例である。
【図11】プロバイダ間の動作を示す図である。
【図12】受信側のプロバイダと計算機間の動作を示す
図である。
【図13】インターネットと公衆回線網の自動切替の動
作を示す図である。
【図14】インターネット電話システムと既存電話間の
動作を示す図である。
【図15】インターネット電話システムと既存電話間の
制御を示す図である。
【図16】インターネット電話システムと既存電話間の
動作を示す図である。
【図17】インターネット電話システムと既存電話間の
制御を示す図である。
【図18】留守録の動作を示す図である。
【図19】アナログ/ディジタル変換の動作を示す図で
ある。
【図20】計算機間の動作を示す図である。
【図21】受信側のプロバイダと計算機間の動作を示す
図である。
【図22】IP型インターネット電話システムの処理を
示すフローチャートである。
【図23】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図24】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図25】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムと既存電話間の処理を示すフローチャートである。
【図26】IP型インターネット電話システムで発信側
の処理を示すフローチャートである。
【図27】IP型インターネット電話システムで受信側
の処理を示すフローチャートである。
【図28】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムで発信側の処理を示すフローチャートである。
【図29】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムで受信側の処理を示すフローチャートである。
【図30】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムで受信側の別の処理を示すフローチャートである。
【図31】ダイヤルアップ型インターネット電話システ
ムで既存の電話機と通信する場合の発信側の処理を示す
フローチャートである。
【図32】従来のインターネット電話システムの一例で
ある。
【図33】従来のインターネット電話システムの一例で
ある。
【図34】通信装置の構成図である。
【符号の説明】
1 第一の通話装置 2 第二の通話装置 3 第一の通信装置 4 第二の通信装置 5 公衆回線網 6 第一の仲介装置 7 第二の仲介装置 8 インターネット 11 電話機 12 電話機 13 電話機 14 計算機 15 計算機 16 公衆回線網 17 プロバイダ 18 プロバイダ 19 インターネット 31 接続部 32 切断部 33 変換部 34 通信部 35 登録部 36 監視部 37 切替部 38 電源投入部 39 情報記憶部 51 接続部 52 通信部 53 切断部 54 登録部 55 情報蓄積部 61 自側のネットワーク情報 62 プロバイダ情報 63 相手側のネットワーク情報 71 プロバイダ接続情報 72 留守録情報 101 計算機 102 計算機 103 専用サーバ 104 管理データベース 105 インターネット 111 電話機 112 電話機 113 計算機 114 計算機 115 管理データベース 116 管理データベース 117 インターネット 301 制御ユニット 302 メモリユニット 303 表示ユニット 304 入力ユニット 305 CDROMドライブユニット 306 ディスクユニット 400 CDROM

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機及び通信装置が公衆回線網を介して
    仲介装置と接続し、仲介装置を経由してインターネット
    上の通信路を確立することにより、インターネットを利
    用した電話機及び通信装置による相互通信を実現するイ
    ンターネット電話システムにおいて、 該通信装置は、電話機及び通信装置からの発信により、
    通話相手側の電話機及び仲介装置に公衆回線網を介して
    ダイヤリングによる接続を行う接続手段と、 公衆回線網及びインターネットを利用してデータの通信
    を行う通信手段とを有し、 該接続手段及び該通信手段の制御にて仲介装置がインタ
    ーネット上の通信路を確立することにより、電話機の利
    用者は、公衆回線網を利用した通話と同様の操作でイン
    ターネットを利用した通話を行うことを特徴とするイン
    ターネット電話システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインターネット電話システ
    ムにおいて、 前記通信装置は、相手側の電話機が接続されている通信
    装置との間で送受信する所定の制御情報を登録する登録
    手段と、 該登録手段にて登録する制御情報を記憶する情報記憶手
    段とを有し、 前記接続手段及び前記通信手段は、該制御情報に基づい
    て仲介装置を制御することを特徴とするインターネット
    電話システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のインターネット電
    話システムにおいて、 前記通信装置は、インターネットを利用した通話中に、
    インターネット上の通信データを監視する監視手段と、 該監視手段にて通信データの転送レートが保証できない
    状態が検出された場合、インターネットを利用した通話
    を公衆回線網を利用した通話に切り替える切替手段とを
    有することを特徴とするインターネット電話システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか一項記載のインタ
    ーネット電話システムにおいて、 前記通信装置は、電話機からのダイヤリング時に通信装
    置の主電源は投入されているが、必要なハードウェア及
    びソフトウェアが起動されていない状態の場合、自動的
    にハードウェア及びソフトウェアを起動させる起動手段
    を有することを特徴とするインターネット電話システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれか一項記載のインタ
    ーネット電話システムにおいて、 前記通信装置は、発信側の電話機がアナログデータを出
    力する場合に、該アナログデータをディジタルデータに
    変換し、着信側の電話機がアナログデータを入力とする
    場合に、ディジタルデータをアナログデータに変換する
    変換手段を有することを特徴とするインターネット電話
    システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5いずれか一項記載のインタ
    ーネット電話システムにおいて、 前記仲介装置は、受信した会話データを通信装置に送信
    できないときに、該会話データを記憶する会話データ記
    憶手段を有することを特徴とするインターネット電話シ
    ステム。
  7. 【請求項7】電話機と接続し、更に公衆回線網を介して
    仲介装置と接続することにより、インターネットを利用
    した相互通信を実現するインターネット電話システムの
    通信装置において、 電話機からの発信により、通話相手側の電話機及び仲介
    装置に公衆回線網を介してダイヤリングによる接続を行
    う接続手段と、 公衆回線網及びインターネットを利用してデータの通信
    を行う通信手段とを有し、 該接続手段及び該通信手段の制御にて仲介装置がインタ
    ーネット上の通信路を確立することにより、電話機の利
    用者は、公衆回線網を利用した通話と同様の操作でイン
    ターネットを利用した通話を行うことを特徴とする通信
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の通信装置において、 相手側の電話機が接続されている通信装置との間で送受
    信する所定の制御情報を登録する登録手段と、 該登録手段にて登録する制御情報を記憶する情報記憶手
    段とを有し、 前記接続手段及び前記通信手段は、該制御情報に基づい
    て仲介装置を制御することを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の通信装置におい
    て、 インターネットを利用した通話中に、インターネット上
    の通信データを監視する監視手段と、 該監視手段にて通信データの転送レートが保証できない
    状態が検出された場合、インターネットを利用した通話
    を公衆回線網を利用した通話に切り替える切替手段とを
    有することを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9いずれか一項記載の通信
    装置において、 電話機からのダイヤリング時に通信装置の主電源は投入
    されているが、必要なハードウェア及びソフトウェアが
    起動されていない状態の場合、自動的にハードウェア及
    びソフトウェアを起動させる起動手段を有することを特
    徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】請求項7乃至10いずれか一項記載の通
    信装置において、 発信側の電話機がアナログデータを出力する場合に、該
    アナログデータをディジタルデータに変換し、着信側の
    電話機がアナログデータを入力とする場合に、ディジタ
    ルデータをアナログデータに変換する変換手段を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 公衆回線網を介して電話機及び通信装
    置と接続することにより、インターネットを利用した相
    互通信を実現するインターネット電話システムの仲介装
    置において、 該仲介装置は、受信した会話データを通信装置に送信で
    きないときに、該会話データを記憶する会話データ記憶
    手段を有することを特徴とするインターネット電話シス
    テム。
  13. 【請求項13】電話機及び通信装置が公衆回線網を介し
    て仲介装置と接続し、仲介装置を経由してインターネッ
    ト上の通信路を確立することにより、インターネットを
    利用した電話機及び通信装置による相互通信を実現させ
    るためのプログラムを記憶した記憶媒体において、 該通信装置は、電話機及び通信装置からの発信により、
    通話相手側の電話機及び仲介装置に公衆回線網を介して
    ダイヤリングによる接続を行わせる接続ステップと、 公衆回線網及びインターネットを利用してデータの通信
    を行わせる通信ステップとを有し、 該接続ステップ及び該通信ステップにて仲介装置がイン
    ターネット上の通信路を確立することにより、電話機の
    利用者に公衆回線網を利用した通話と同様の操作でイン
    ターネットを利用した通話を行わせるプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】請求項13記載の記憶媒体において、 前記通信装置は、相手側の電話機が接続されている通信
    装置との間で送受信する所定の制御情報を登録させる登
    録ステップと、 該登録ステップにて登録する制御情報を記憶させる情報
    記憶ステップとを有するプログラムを記憶したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】請求項13または14記載の記憶媒体に
    おいて、 インターネットを利用した通話中に、インターネット上
    の通信データを監視させる監視ステップと、 該監視ステップにて通信データの転送レートが保証でき
    ない状態が検出された場合、インターネットを利用した
    通話を公衆回線網を利用した通話に切り替える切替ステ
    ップとを有するプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】請求項13乃至15いずれか一項記載の
    記憶媒体において、 電話機からのダイヤリング時に通信装置の主電源は投入
    されているが、必要なハードウェア及びソフトウェアが
    起動されていない状態の場合、自動的にハードウェア及
    びソフトウェアを起動させる起動ステップを有するプロ
    グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】請求項13乃至16いずれか一項記載の
    記憶媒体において、 発信側の電話機がアナログデータを出力する場合に、該
    アナログデータをディジタルデータに変換させ、着信側
    の電話機がアナログデータを入力とする場合に、ディジ
    タルデータをアナログデータに変換させる変換ステップ
    を有するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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