JPH11122117A - シリアル・パラレル変換装置 - Google Patents
シリアル・パラレル変換装置Info
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- JPH11122117A JPH11122117A JP9282360A JP28236097A JPH11122117A JP H11122117 A JPH11122117 A JP H11122117A JP 9282360 A JP9282360 A JP 9282360A JP 28236097 A JP28236097 A JP 28236097A JP H11122117 A JPH11122117 A JP H11122117A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 102100040844 Dual specificity protein kinase CLK2 Human genes 0.000 abstract 3
- 101000749291 Homo sapiens Dual specificity protein kinase CLK2 Proteins 0.000 abstract 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M9/00—Parallel/series conversion or vice versa
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単化かつ小規模な回路構成で、所望のシリ
アル・パラレル変換処理を高速に行うことができるシリ
アル・パラレル変換装置を提供する。 【解決手段】 スリップ信号SLIP信号に基づいて位
相を調整し、クロック信号CLK1 を2倍に分周したク
ロック信号CLK2 を生成する分周器53と、クロック
信号CLK2 に基づいて、シリアルデータSDを2ビッ
トのパラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換
器52と、CLK2 に基づいて、パラレルデータの各ビ
ットをシフトするシフトレジスタ561 ,562 と、C
LK2 を4倍に分周したクロック信号CLK8 を生成す
る分周器58と、シフトレジスタ561 ,562 の記憶
データに基づいて、SLIP信号およびCLR信号を生
成する検出器54と、パラレルデータの各ビットをそれ
ぞれ入力し、CLK8 に基づいて、それぞれ4ビットの
パラレルデータを生成するシリアル・パラレル変換器5
71 ,572 とを有する。
アル・パラレル変換処理を高速に行うことができるシリ
アル・パラレル変換装置を提供する。 【解決手段】 スリップ信号SLIP信号に基づいて位
相を調整し、クロック信号CLK1 を2倍に分周したク
ロック信号CLK2 を生成する分周器53と、クロック
信号CLK2 に基づいて、シリアルデータSDを2ビッ
トのパラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換
器52と、CLK2 に基づいて、パラレルデータの各ビ
ットをシフトするシフトレジスタ561 ,562 と、C
LK2 を4倍に分周したクロック信号CLK8 を生成す
る分周器58と、シフトレジスタ561 ,562 の記憶
データに基づいて、SLIP信号およびCLR信号を生
成する検出器54と、パラレルデータの各ビットをそれ
ぞれ入力し、CLK8 に基づいて、それぞれ4ビットの
パラレルデータを生成するシリアル・パラレル変換器5
71 ,572 とを有する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シリアル・パラレ
ル変換装置に関する。
ル変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、R(赤),G(緑),B(青)
の映像信号を銅線のモニタケーブルを介して、シリアル
データとして伝送し、受信機において、パラレルデータ
に変換する場合がある。この場合には、受信機には、シ
リアルデータをパラレルデータに変換するシリアル・パ
ラレル変換装置が組み込まれている。このようなシリア
ル・パラレル変換装置では、入力したシリアルデータに
間欠的に含まれるワードの境界位置を示す特殊なビット
列の予約語であるワード境界指示データを検出して、こ
の検出結果に基づいて、シリアルデータを正しいワード
境界で区切ってパラレルデータに変換して出力してい
る。
の映像信号を銅線のモニタケーブルを介して、シリアル
データとして伝送し、受信機において、パラレルデータ
に変換する場合がある。この場合には、受信機には、シ
リアルデータをパラレルデータに変換するシリアル・パ
ラレル変換装置が組み込まれている。このようなシリア
ル・パラレル変換装置では、入力したシリアルデータに
間欠的に含まれるワードの境界位置を示す特殊なビット
列の予約語であるワード境界指示データを検出して、こ
の検出結果に基づいて、シリアルデータを正しいワード
境界で区切ってパラレルデータに変換して出力してい
る。
【0003】図7は、従来のシリアル・パラレル変換装
置1の構成図である。図7に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置1は、Kビットのシフトレジスタ2、シ
リアル・パラレル変換器3、クロック信号CLKをN倍
に分周する分周器4および検出器5によって構成され
る。シリアル・パラレル変換装置1では、1ビットのシ
リアルデータSDが、クロック信号CLKに基づいて、
シフトレジスタ2に入力され、入力したシリアルデータ
SDがシフトレジスタ2を構成するK個のフリップフロ
ップ2a1 〜2aKを順次にシフトしながら記憶され
る。このシフト動作において、フリップフロップ2a1
〜2aK からの出力は、検出器5によって監視され、当
該出力がワード境界指示データであるか否かが判断され
る。そして、検出器5がワード境界指示データを検出す
ると、分周器4がクリア(リセット)され、当該クリア
されたタイミングを基準として、クロック信号CLKを
N倍に分周したN分周クロック信号S4がシリアル・パ
ラレル変換器3に出力される。シリアル・パラレル変換
器3は、N分周クロック信号S4を基準として、シフト
レジスタ2から入力したNビット分のシリアルデータ
を、NビットのパラレルデータPDとして出力する。
置1の構成図である。図7に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置1は、Kビットのシフトレジスタ2、シ
リアル・パラレル変換器3、クロック信号CLKをN倍
に分周する分周器4および検出器5によって構成され
る。シリアル・パラレル変換装置1では、1ビットのシ
リアルデータSDが、クロック信号CLKに基づいて、
シフトレジスタ2に入力され、入力したシリアルデータ
SDがシフトレジスタ2を構成するK個のフリップフロ
ップ2a1 〜2aKを順次にシフトしながら記憶され
る。このシフト動作において、フリップフロップ2a1
〜2aK からの出力は、検出器5によって監視され、当
該出力がワード境界指示データであるか否かが判断され
る。そして、検出器5がワード境界指示データを検出す
ると、分周器4がクリア(リセット)され、当該クリア
されたタイミングを基準として、クロック信号CLKを
N倍に分周したN分周クロック信号S4がシリアル・パ
ラレル変換器3に出力される。シリアル・パラレル変換
器3は、N分周クロック信号S4を基準として、シフト
レジスタ2から入力したNビット分のシリアルデータ
を、NビットのパラレルデータPDとして出力する。
【0004】図8は、従来のその他のシリアル・パラレ
ル変換装置11の構成図である。図8に示すように、シ
リアル・パラレル変換装置11は、NビットのN個のシ
フトレジスタ12a1 〜12aN 、シリアル・パラレル
変換器3、分周器4および検出器15によって構成され
る。1:Nのシリアル・パラレル変換では、分周器4の
初期位相に応じて、N通りの位置にワード境界指示デー
タが検出される。シリアル・パラレル変換装置11で
は、シリアル・パラレル変換器3からNビットのパラレ
ル信号S3を、N個のシフトレジスタ12a1〜12a
Nに並列に入力し、これらを順にシフトさせる。そし
て、検出器15において、シフトレジスタ12a1〜1
2aNの記憶データから、ワード境界指示データとシリ
アル・パラレル変換器3の変換処理との位相ずれを検出
し、位相ずれがある場合には、分周器4の位相を変更す
る。
ル変換装置11の構成図である。図8に示すように、シ
リアル・パラレル変換装置11は、NビットのN個のシ
フトレジスタ12a1 〜12aN 、シリアル・パラレル
変換器3、分周器4および検出器15によって構成され
る。1:Nのシリアル・パラレル変換では、分周器4の
初期位相に応じて、N通りの位置にワード境界指示デー
タが検出される。シリアル・パラレル変換装置11で
は、シリアル・パラレル変換器3からNビットのパラレ
ル信号S3を、N個のシフトレジスタ12a1〜12a
Nに並列に入力し、これらを順にシフトさせる。そし
て、検出器15において、シフトレジスタ12a1〜1
2aNの記憶データから、ワード境界指示データとシリ
アル・パラレル変換器3の変換処理との位相ずれを検出
し、位相ずれがある場合には、分周器4の位相を変更す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すシリアル・パラレル変換装置1では、検出器5は、
クロック信号CLKに応じた周期で、シフトレジスタ2
にワード境界指示データが記憶されているか否かを高速
に検出する必要があり、高速処理が可能な検出器5を設
計するのが困難であるという問題がある。また、図8に
示すシリアル・パラレル変換装置11では、1:Nのシ
リアル・パラレル変換を行う場合には、N通りの位置か
らワード境界指示データが検出される可能性があり、そ
の全てを検出するため回路が大規模化してしまうという
問題がある。また、検出されたワード境界指示データの
位置に応じて、分周器4の位相を変更する処理は複雑で
あり、回路が複雑化してしまうという問題もある。
示すシリアル・パラレル変換装置1では、検出器5は、
クロック信号CLKに応じた周期で、シフトレジスタ2
にワード境界指示データが記憶されているか否かを高速
に検出する必要があり、高速処理が可能な検出器5を設
計するのが困難であるという問題がある。また、図8に
示すシリアル・パラレル変換装置11では、1:Nのシ
リアル・パラレル変換を行う場合には、N通りの位置か
らワード境界指示データが検出される可能性があり、そ
の全てを検出するため回路が大規模化してしまうという
問題がある。また、検出されたワード境界指示データの
位置に応じて、分周器4の位相を変更する処理は複雑で
あり、回路が複雑化してしまうという問題もある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、簡単化かつ小規模な回路構成で、所望のシリ
アル・パラレル変換処理を高速に行うことができるシリ
アル・パラレル変換装置を提供することを目的とする。
てなされ、簡単化かつ小規模な回路構成で、所望のシリ
アル・パラレル変換処理を高速に行うことができるシリ
アル・パラレル変換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
シリアル・パラレル変換装置は、ワードの境界位置を示
すワード境界指示データを含むシリアルデータを、ワー
ド単位でm×n(m,nは2以上の整数)ビットのパラ
レルデータに変換するシリアル・パラレル変換装置であ
って、第1の位相調整信号に基づいて位相を調整し、第
1のクロック信号をm倍に分周した第2のクロック信号
を生成する第1の分周手段と、前記第2のクロック信号
に基づいて、前記シリアルデータをmビットのパラレル
データに変換する第1のシリアル・パラレル変換手段
と、直列に接続された複数の記憶部を備え、前記第2の
クロック信号に基づいて、前記パラレルデータの各ビッ
トをそれぞれ入力して後段の記憶部にシフトするm個の
記憶手段と、第2の位相調整信号に基づいて位相を調整
し、第1のクロック信号をm×n倍に分周した第3のク
ロック信号を生成する第2の分周手段と、前記m個の記
憶手段の前記記憶部の出力に基づいて、前記ワード境界
指示データを検出し、前記第1の位相調整信号および前
記第2の位相調整信号を生成する検出手段と、前記m個
の記憶手段の最終段の記憶部から出力されるmビットの
パラレルデータの各ビットをそれぞれ入力し、前記第3
のクロック信号に基づいて、それぞれnビットの第1の
パラレルデータを生成するm個の第2のシリアル・パラ
レル変換手段とを有する。
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
シリアル・パラレル変換装置は、ワードの境界位置を示
すワード境界指示データを含むシリアルデータを、ワー
ド単位でm×n(m,nは2以上の整数)ビットのパラ
レルデータに変換するシリアル・パラレル変換装置であ
って、第1の位相調整信号に基づいて位相を調整し、第
1のクロック信号をm倍に分周した第2のクロック信号
を生成する第1の分周手段と、前記第2のクロック信号
に基づいて、前記シリアルデータをmビットのパラレル
データに変換する第1のシリアル・パラレル変換手段
と、直列に接続された複数の記憶部を備え、前記第2の
クロック信号に基づいて、前記パラレルデータの各ビッ
トをそれぞれ入力して後段の記憶部にシフトするm個の
記憶手段と、第2の位相調整信号に基づいて位相を調整
し、第1のクロック信号をm×n倍に分周した第3のク
ロック信号を生成する第2の分周手段と、前記m個の記
憶手段の前記記憶部の出力に基づいて、前記ワード境界
指示データを検出し、前記第1の位相調整信号および前
記第2の位相調整信号を生成する検出手段と、前記m個
の記憶手段の最終段の記憶部から出力されるmビットの
パラレルデータの各ビットをそれぞれ入力し、前記第3
のクロック信号に基づいて、それぞれnビットの第1の
パラレルデータを生成するm個の第2のシリアル・パラ
レル変換手段とを有する。
【0008】本発明のシリアル・パラレル変換装置で
は、前段で、第1のシリアル・パラレル変換手段を用い
て、mビットのパラレルデータが生成され、後段で、第
2のシリアル・パラレル変換手段を用いて、前記パラレ
ルデータの各ビットが、nビットのパラレルデータに変
換される。
は、前段で、第1のシリアル・パラレル変換手段を用い
て、mビットのパラレルデータが生成され、後段で、第
2のシリアル・パラレル変換手段を用いて、前記パラレ
ルデータの各ビットが、nビットのパラレルデータに変
換される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
シリアル・パラレル変換装置について説明する。図1
は、本実施形態のシリアル・パラレル変換装置51のシ
ステム構成図である。図1に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置51は、シリアル・パラレル変換器5
2,571 〜57m 、分周器53,58、検出器54お
よびシフトレジスタ561 〜56m によって構成され
る。第1のシリアル・パラレル変換手段としてのシリア
ル・パラレル変換装置51は、例えば、受信機内に設け
られ、銅線のモニタケーブルを介して、R,G,Bの映
像信号をシリアルデータSDとして入力する。この場合
には、受信機には、シリアルデータをパラレルデータに
変換するシリアル・パラレル変換装置が組み込まれてい
る。第2の分周手段としての分周器53は、第1のクロ
ック信号としてのクロック信号CLK1 を入力し、クロ
ック信号CLK1 をm分周して第2のクロック信号とし
てのクロック信号CLK2 を生成し、クロック信号CL
K2 を、シリアル・パラレル変換器52、シフトレジス
タ561 〜56m および分周器58に出力する。また、
分周器53は、検出器54からのスリップ信号SLIP
に含まれるパルスに基づいて、位相を初期化する。
シリアル・パラレル変換装置について説明する。図1
は、本実施形態のシリアル・パラレル変換装置51のシ
ステム構成図である。図1に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置51は、シリアル・パラレル変換器5
2,571 〜57m 、分周器53,58、検出器54お
よびシフトレジスタ561 〜56m によって構成され
る。第1のシリアル・パラレル変換手段としてのシリア
ル・パラレル変換装置51は、例えば、受信機内に設け
られ、銅線のモニタケーブルを介して、R,G,Bの映
像信号をシリアルデータSDとして入力する。この場合
には、受信機には、シリアルデータをパラレルデータに
変換するシリアル・パラレル変換装置が組み込まれてい
る。第2の分周手段としての分周器53は、第1のクロ
ック信号としてのクロック信号CLK1 を入力し、クロ
ック信号CLK1 をm分周して第2のクロック信号とし
てのクロック信号CLK2 を生成し、クロック信号CL
K2 を、シリアル・パラレル変換器52、シフトレジス
タ561 〜56m および分周器58に出力する。また、
分周器53は、検出器54からのスリップ信号SLIP
に含まれるパルスに基づいて、位相を初期化する。
【0010】シリアル・パラレル変換器52は、1ビッ
トのシリアルデータSDを入力し、クロック信号CLK
1 ,CLK2 に基づいて、シリアルデータSDをmビッ
トのパラレルデータS52に変換し、このパラレルデー
タS52の各ビットデータを対応するシフトレジスタ5
61 〜56m に出力する。記憶手段としてのシフトレジ
スタ561 〜56m は、それぞれ複数のフリップフロッ
プを直列に接続して構成され、クロック信号CLK2 に
基づいて、それぞれ入力したパラレルデータS52の対
応するビットデータを後段のフリップフロップに順にシ
フトする。検出手段としての検出器54は、シフトレジ
スタ561 〜56m の記憶データを監視し、ワード境界
指示データに基づいて、所定のタイミングでパルスを発
生するクリア信号CLRおよびスリップ信号SLIPを
生成し、クリア信号CLRを分周器53に出力し、スリ
ップ信号SLIPを生成して分周器58に出力する。
トのシリアルデータSDを入力し、クロック信号CLK
1 ,CLK2 に基づいて、シリアルデータSDをmビッ
トのパラレルデータS52に変換し、このパラレルデー
タS52の各ビットデータを対応するシフトレジスタ5
61 〜56m に出力する。記憶手段としてのシフトレジ
スタ561 〜56m は、それぞれ複数のフリップフロッ
プを直列に接続して構成され、クロック信号CLK2 に
基づいて、それぞれ入力したパラレルデータS52の対
応するビットデータを後段のフリップフロップに順にシ
フトする。検出手段としての検出器54は、シフトレジ
スタ561 〜56m の記憶データを監視し、ワード境界
指示データに基づいて、所定のタイミングでパルスを発
生するクリア信号CLRおよびスリップ信号SLIPを
生成し、クリア信号CLRを分周器53に出力し、スリ
ップ信号SLIPを生成して分周器58に出力する。
【0011】第2の分周手段としての分周器58は、ク
ロック信号CLK2 を入力し、第3のクロック信号とし
てのクロック信号CLK2 をn倍に分周してクロック信
号CLK8 を生成し、クロック信号CLK8 を、シリア
ル・パラレル変換器571 〜57n に出力する。また、
分周器58は、クリア信号CLRに含まれるパルスに基
づいて、リセットされる。なお、分周器58は、クロッ
ク信号CLK2 からクロック信号CLK8 を生成するの
ではなく、クロック信号CLK1 からクロック信号CL
K8 を生成してもよい。
ロック信号CLK2 を入力し、第3のクロック信号とし
てのクロック信号CLK2 をn倍に分周してクロック信
号CLK8 を生成し、クロック信号CLK8 を、シリア
ル・パラレル変換器571 〜57n に出力する。また、
分周器58は、クリア信号CLRに含まれるパルスに基
づいて、リセットされる。なお、分周器58は、クロッ
ク信号CLK2 からクロック信号CLK8 を生成するの
ではなく、クロック信号CLK1 からクロック信号CL
K8 を生成してもよい。
【0012】第2のシリアル・パラレル変換手段として
のシリアル・パラレル変換器571〜57m は、それぞ
れパラレルデータS56の対応するビットをシリアルに
入力し、クロック信号CLK8 に基づいて、それぞれn
ビットのパラレル信号を生成し、さらに、これらのパラ
レル信号を並列に出力することで、m×nビットのパラ
レル信号PDを出力する。
のシリアル・パラレル変換器571〜57m は、それぞ
れパラレルデータS56の対応するビットをシリアルに
入力し、クロック信号CLK8 に基づいて、それぞれn
ビットのパラレル信号を生成し、さらに、これらのパラ
レル信号を並列に出力することで、m×nビットのパラ
レル信号PDを出力する。
【0013】図2は、m=2,n=4の場合における、
図1に示すシリアル・パラレル変換装置51の回路図で
ある。この場合には、図2に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置51は、シリアル・パラレル変換器5
2,571 ,572 、分周器53,58、検出器54お
よびシフトレジスタ561 ,562 によって構成され
る。すなわち、m=2であるから、シフトレジスタおよ
び後段のシリアル・パラレル変換器は、それぞれ2つ設
けられている。
図1に示すシリアル・パラレル変換装置51の回路図で
ある。この場合には、図2に示すように、シリアル・パ
ラレル変換装置51は、シリアル・パラレル変換器5
2,571 ,572 、分周器53,58、検出器54お
よびシフトレジスタ561 ,562 によって構成され
る。すなわち、m=2であるから、シフトレジスタおよ
び後段のシリアル・パラレル変換器は、それぞれ2つ設
けられている。
【0014】図2に示すように、分周器53は、D−フ
リップフロップ(FF)70,75、NOT回路71,
74、AND回路72およびXOR(排他的論理和)回
路73を備えている。D−FF70のQ端子は、NOT
回路71を介してAND回路72の一方の入力端子に接
続されている。AND回路72の出力端子は、XOR回
路73の一方の入力端子に接続されている。XOR回路
73の出力端子は、NOT回路74を介して、D−FF
75のD端子に接続されている。D−FF75のQ端子
は、XOR回路73の他方の入力端子およびD−FF8
3,84のCLK端子に接続されている。また、D−F
F70,75のCLK端子には、クロック信号CLK1
が供給されている。また、D−FF70のD端子および
AND回路72の他方の入力端子には、スリップ信号S
LIPが供給されている。
リップフロップ(FF)70,75、NOT回路71,
74、AND回路72およびXOR(排他的論理和)回
路73を備えている。D−FF70のQ端子は、NOT
回路71を介してAND回路72の一方の入力端子に接
続されている。AND回路72の出力端子は、XOR回
路73の一方の入力端子に接続されている。XOR回路
73の出力端子は、NOT回路74を介して、D−FF
75のD端子に接続されている。D−FF75のQ端子
は、XOR回路73の他方の入力端子およびD−FF8
3,84のCLK端子に接続されている。また、D−F
F70,75のCLK端子には、クロック信号CLK1
が供給されている。また、D−FF70のD端子および
AND回路72の他方の入力端子には、スリップ信号S
LIPが供給されている。
【0015】シリアル・パラレル変換器52は、D−F
F81,82,83,84を備えている。D−FF81
のD端子にはシリアルデータSDが供給され、D−FF
81のQ端子はD−FF82,83のD端子に接続さ
れ、D−FF82のQ端子はD−FF84のD端子に接
続され、D−FF84のQ端子はシフトレジスタ561
のD−FF101のD端子に接続されている。D−FF
83のQ端子は、D−FF91のD端子に接続されてい
る。D−FF81,82のCLK端子にはクロック信号
CLK1 が供給され、D−FF83,84にはクロック
信号CLK2 が供給されている。
F81,82,83,84を備えている。D−FF81
のD端子にはシリアルデータSDが供給され、D−FF
81のQ端子はD−FF82,83のD端子に接続さ
れ、D−FF82のQ端子はD−FF84のD端子に接
続され、D−FF84のQ端子はシフトレジスタ561
のD−FF101のD端子に接続されている。D−FF
83のQ端子は、D−FF91のD端子に接続されてい
る。D−FF81,82のCLK端子にはクロック信号
CLK1 が供給され、D−FF83,84にはクロック
信号CLK2 が供給されている。
【0016】シフトレジスタ561 は、D−FF10
1,102,103,104を備えている。D−FF1
01のD端子にはD−FF84のQ端子からDL信号が
入力される。D−FF101のQ端子はD−FF102
のD端子に接続され、D−FF102のQ端子はD−F
F103のD端子に接続され、D−FF103のQ端子
はD−FF104のD端子に接続されている。D−FF
104のQ端子は、シリアル・パラレル変換器571 の
D−FF111のD端子に接続されている。D−FF1
01,102,103,104のCLK端子には、クロ
ック信号CLK2 が供給される。
1,102,103,104を備えている。D−FF1
01のD端子にはD−FF84のQ端子からDL信号が
入力される。D−FF101のQ端子はD−FF102
のD端子に接続され、D−FF102のQ端子はD−F
F103のD端子に接続され、D−FF103のQ端子
はD−FF104のD端子に接続されている。D−FF
104のQ端子は、シリアル・パラレル変換器571 の
D−FF111のD端子に接続されている。D−FF1
01,102,103,104のCLK端子には、クロ
ック信号CLK2 が供給される。
【0017】シフトレジスタ562 は、D−FF91,
92,93,94を備えている。D−FF91のD端子
にはD−FF83のQ端子からDT信号が入力される。
D−FF91のQ端子はD−FF92のD端子に接続さ
れ、D−FF92のQ端子はD−FF93のD端子に接
続され、D−FF93のQ端子はD−FF94のD端子
に接続されている。D−FF94のQ端子は、シリアル
・パラレル変換器572 のD−FF111のD端子に接
続されている。D−FF91,92,93,94のCL
K端子には、クロック信号CLK2 が供給される。
92,93,94を備えている。D−FF91のD端子
にはD−FF83のQ端子からDT信号が入力される。
D−FF91のQ端子はD−FF92のD端子に接続さ
れ、D−FF92のQ端子はD−FF93のD端子に接
続され、D−FF93のQ端子はD−FF94のD端子
に接続されている。D−FF94のQ端子は、シリアル
・パラレル変換器572 のD−FF111のD端子に接
続されている。D−FF91,92,93,94のCL
K端子には、クロック信号CLK2 が供給される。
【0018】検出器54は、6入力1出力のAND回路
120,121を備えている。AND回路120の6個
の入力端子は、それぞれD−FF101,92,10
2,93のQ端子と、それぞれNOT回路122,12
3を介してD−FF103,94のQ端子に接続されて
いる。また、AND回路120の出力端子は、分周器5
3のD−FF70のD端子に接続されている。また、A
ND回路121の6個の入力端子は、それぞれD−FF
91,101,92,102のQ端子と、それぞれNO
T回路124,125を介してD−FF93,103の
Q端子に接続されている。また、AND回路121の出
力端子は、分周器58に接続されている。
120,121を備えている。AND回路120の6個
の入力端子は、それぞれD−FF101,92,10
2,93のQ端子と、それぞれNOT回路122,12
3を介してD−FF103,94のQ端子に接続されて
いる。また、AND回路120の出力端子は、分周器5
3のD−FF70のD端子に接続されている。また、A
ND回路121の6個の入力端子は、それぞれD−FF
91,101,92,102のQ端子と、それぞれNO
T回路124,125を介してD−FF93,103の
Q端子に接続されている。また、AND回路121の出
力端子は、分周器58に接続されている。
【0019】シリアル・パラレル変換器571 は、D−
FF111,112,113,114,115,11
6,117,118を備えている。D−FF111のQ
端子はD−FF112,115のD端子に接続されてい
る。D−FF112のQ端子はD−FF113のD端子
に接続され、D−FF113のQ端子はD−FF114
のD端子に接続され、D−FF114のQ端子はD−F
F118のD端子に接続されている。D−FF116の
D端子はD−FF112のQ端子に接続されている。D
−FF117のD端子はD−FF113のQ端子に接続
されている。D−FF118のD端子はD−FF114
のQ端子に接続されている。D−FF111,112,
113,114のCLK端子には、分周器53からのク
ロック信号CLK2 が供給される。また、D−FF11
5,116,117,118のCLK端子には、分周器
58からのクロック信号CLK8 が供給される。シリア
ル・パラレル変換器571 は、シフトレジスタ561 か
らデータD8 ,D6 ,D4 ,D2 をシリアルに入力し、
4ビットのパラレルデータP8 ,P6 ,P4 ,P2 を出
力する。
FF111,112,113,114,115,11
6,117,118を備えている。D−FF111のQ
端子はD−FF112,115のD端子に接続されてい
る。D−FF112のQ端子はD−FF113のD端子
に接続され、D−FF113のQ端子はD−FF114
のD端子に接続され、D−FF114のQ端子はD−F
F118のD端子に接続されている。D−FF116の
D端子はD−FF112のQ端子に接続されている。D
−FF117のD端子はD−FF113のQ端子に接続
されている。D−FF118のD端子はD−FF114
のQ端子に接続されている。D−FF111,112,
113,114のCLK端子には、分周器53からのク
ロック信号CLK2 が供給される。また、D−FF11
5,116,117,118のCLK端子には、分周器
58からのクロック信号CLK8 が供給される。シリア
ル・パラレル変換器571 は、シフトレジスタ561 か
らデータD8 ,D6 ,D4 ,D2 をシリアルに入力し、
4ビットのパラレルデータP8 ,P6 ,P4 ,P2 を出
力する。
【0020】シリアル・パラレル変換器572 は、基本
的に、シリアル・パラレル変換器571 と同じ構成をし
ており、シフトレジスタ562 からデータD7 ,D5 ,
D3,D1 をシリアルに入力し、4ビットのパラレルデ
ータP7 ,P5 ,P3 ,P1を出力する。
的に、シリアル・パラレル変換器571 と同じ構成をし
ており、シフトレジスタ562 からデータD7 ,D5 ,
D3,D1 をシリアルに入力し、4ビットのパラレルデ
ータP7 ,P5 ,P3 ,P1を出力する。
【0021】以下、図2に示すシリアル・パラレル変換
装置51の動作について説明する。図3はシリアルデー
タSDからスリップ信号SLIPを生成するまでの動作
を説明するためのフローチャートであり、図4はシフト
レジスタ561 ,562 のデータD1 〜D8 からパラレ
ルデータP1 〜P8 を生成するまでの動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
装置51の動作について説明する。図3はシリアルデー
タSDからスリップ信号SLIPを生成するまでの動作
を説明するためのフローチャートであり、図4はシフト
レジスタ561 ,562 のデータD1 〜D8 からパラレ
ルデータP1 〜P8 を生成するまでの動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【0022】分周器53では、図3(A)に示すクロッ
ク信号CLK1 を2分周した図3(E)に示すクロック
信号CLK2 が生成される。ここで、クロック信号CL
K1の周期を1クロックサイクルとする。図3(B)に
示すように、クロック信号CLK1 の立ち上がりのタイ
ミングで、シリアルデータSDのデータb1 〜b8 ,a
1 〜a8 が順にシリアル・パラレル変換器52に入力さ
れる。シリアル・パラレル変換器52に入力されたシリ
アルデータSDのデータb1〜b8 ,a1 〜a8 は、D
−FF81において1クロックサイクルだけ遅延され
て、図3(C)に示すデータQ1 としてD−FF82,
83のD端子に出力される。また、データQ1 は、D−
FF82において1クロックサイクルだけ遅延されて、
図3(D)に示すデータQ2 としてD−FF84のD端
子に出力される。
ク信号CLK1 を2分周した図3(E)に示すクロック
信号CLK2 が生成される。ここで、クロック信号CL
K1の周期を1クロックサイクルとする。図3(B)に
示すように、クロック信号CLK1 の立ち上がりのタイ
ミングで、シリアルデータSDのデータb1 〜b8 ,a
1 〜a8 が順にシリアル・パラレル変換器52に入力さ
れる。シリアル・パラレル変換器52に入力されたシリ
アルデータSDのデータb1〜b8 ,a1 〜a8 は、D
−FF81において1クロックサイクルだけ遅延され
て、図3(C)に示すデータQ1 としてD−FF82,
83のD端子に出力される。また、データQ1 は、D−
FF82において1クロックサイクルだけ遅延されて、
図3(D)に示すデータQ2 としてD−FF84のD端
子に出力される。
【0023】そして、D−FF83において、クロック
信号CLK2 の立ち上がりのタイミングで、データQ1
が、図3(F)に示すデータDTとしてD−FF91の
D端子に出力される。このとき、クロック信号CLK2
の周期がクロック信号CLK1 の周期の2倍の2クロッ
クサイクルであるため、図3(F)に示すように、デー
タDTは、データQ1 に含まれる1つ飛びのデータ
a8 ,a6 ,a4 ..を、それぞれ2クロックサイクル
だけ保持したものになる。
信号CLK2 の立ち上がりのタイミングで、データQ1
が、図3(F)に示すデータDTとしてD−FF91の
D端子に出力される。このとき、クロック信号CLK2
の周期がクロック信号CLK1 の周期の2倍の2クロッ
クサイクルであるため、図3(F)に示すように、デー
タDTは、データQ1 に含まれる1つ飛びのデータ
a8 ,a6 ,a4 ..を、それぞれ2クロックサイクル
だけ保持したものになる。
【0024】また、D−FF84において、クロック信
号CLK2 の立ち上がりのタイミングで、データQ
2 が、図3(G)に示すデータDLとしてD−FF10
1のD端子に出力される。このとき、クロック信号CL
K2 の周期がクロック信号CLK1 の周期の2倍である
ため、図3(G)に示すように、データDLは、データ
Q2 に含まれる1つ飛びのデータa7 ,a5 ,a3 ..
を、それぞれ2クロックサイクルだけ保持したものにな
る。
号CLK2 の立ち上がりのタイミングで、データQ
2 が、図3(G)に示すデータDLとしてD−FF10
1のD端子に出力される。このとき、クロック信号CL
K2 の周期がクロック信号CLK1 の周期の2倍である
ため、図3(G)に示すように、データDLは、データ
Q2 に含まれる1つ飛びのデータa7 ,a5 ,a3 ..
を、それぞれ2クロックサイクルだけ保持したものにな
る。
【0025】データDTは、D−FF91において、ク
ロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだ
け遅延され、図3(H)に示すデータD1 として出力さ
れる。データD1 は、D−FF92において、クロック
信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延
され、図3(J)に示すデータD3 として出力される。
データD3 は、D−FF93において、クロック信号C
LK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延され、
図3(L)に示すデータD5 として出力される。データ
D5 は、D−FF94において、クロック信号CLK2
に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延され、図3
(N)に示すデータD7 として出力される。
ロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだ
け遅延され、図3(H)に示すデータD1 として出力さ
れる。データD1 は、D−FF92において、クロック
信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延
され、図3(J)に示すデータD3 として出力される。
データD3 は、D−FF93において、クロック信号C
LK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延され、
図3(L)に示すデータD5 として出力される。データ
D5 は、D−FF94において、クロック信号CLK2
に基づいて、2クロックサイクルだけ遅延され、図3
(N)に示すデータD7 として出力される。
【0026】また、データDLは、D−FF101にお
いて、クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサ
イクルだけ遅延され、図3(I)に示すデータD2 とし
て出力される。データD2 は、D−FF102におい
て、クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイ
クルだけ遅延され、図3(K)に示すデータD4 として
出力される。データD4 は、D−FF103において、
クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクル
だけ遅延され、図3(M)に示すデータD6 として出力
される。データD6 は、D−FF104において、クロ
ック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ
遅延され、データD8 として出力される。
いて、クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサ
イクルだけ遅延され、図3(I)に示すデータD2 とし
て出力される。データD2 は、D−FF102におい
て、クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイ
クルだけ遅延され、図3(K)に示すデータD4 として
出力される。データD4 は、D−FF103において、
クロック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクル
だけ遅延され、図3(M)に示すデータD6 として出力
される。データD6 は、D−FF104において、クロ
ック信号CLK2 に基づいて、2クロックサイクルだけ
遅延され、データD8 として出力される。
【0027】また、データD2 ,D3 ,D4 ,D5 がA
ND回路120の入力端子に入力され、データD6 ,D
7 がNOT回路122,123を介して、AND回路1
20の入力端子に入力される。そして、図3(H)〜
(O)に示すように、クロックサイクル150で、デー
タD2 ,D3 ,D4 ,D5 ,D6 ,D7 が、H,H,
H,H,L,Lになると、AND回路120の出力端子
からのスリップ信号SLIPがハイレベルになる。これ
により、図3(E)に示すように、クロック信号CLK
2 の位相が反転し、図3(F),(G)に示すように、
データC8 以降のデータが、正しいワードの区切りで、
データDT,DLとして出力される。
ND回路120の入力端子に入力され、データD6 ,D
7 がNOT回路122,123を介して、AND回路1
20の入力端子に入力される。そして、図3(H)〜
(O)に示すように、クロックサイクル150で、デー
タD2 ,D3 ,D4 ,D5 ,D6 ,D7 が、H,H,
H,H,L,Lになると、AND回路120の出力端子
からのスリップ信号SLIPがハイレベルになる。これ
により、図3(E)に示すように、クロック信号CLK
2 の位相が反転し、図3(F),(G)に示すように、
データC8 以降のデータが、正しいワードの区切りで、
データDT,DLとして出力される。
【0028】次に、データDTが、クロック信号CLK
2 に基づいて、D−FF91,92,93,94で各々
2クロックサイクルだけ遅延されて、D−FF91,9
2,93,94から、図4(D),(F),(H),
(L)に示すように、それぞれデータD1 ,D3 ,
D5 ,D7 として出力される。それと同時に、データD
Lが、クロック信号CLK2 に基づいて、D−FF10
1,102,103,104で各々2クロックサイクル
だけ遅延されて、D−FF101,102,103,1
04から、図4(E),(G),(I),(M)に示す
ように、それぞれデータD2 ,D4 ,D6 ,D8 として
出力される。そして、図4(D)〜(I)に示すよう
に、クロックサイクル152で、データD1 ,D2 ,D
3 ,D4 ,D5 ,D6 が、H,H,H,H,L,Lにな
ると、AND回路121の出力端子からのクリア信号C
LRがハイレベルになる。これにより、図4(K)に示
すように、クロック信号CLK8 の位相がリセットさ
れ、図4(L),(M)に示すように、データa8 以降
のデータが、データD7 ,D8 として、正しいワードの
区切りで、シリアル・パラレル変換器571のD−FF
111のD端子に取り込まれ、Q端子から出力される。
すなわち、D−FF111のQ端子から、図4(N)に
示すタイミングで、データD10が出力される。また、デ
ータD10が、D−FF112,113,114で各々2
クロックサイクルだけ遅延され、D−FF112,11
3,114から、図4(O),(P),(Q)に示すよ
うに、データD12,D14,D16が出力される。また、デ
ータD10,D12,D14,D16は、クロック信号CLK8
に基づいて、D−FF115,116,117,118
のQ端子から、図4(R)に示すように、データP2 ,
P4 ,P6 ,P8 として並列に出力される。
2 に基づいて、D−FF91,92,93,94で各々
2クロックサイクルだけ遅延されて、D−FF91,9
2,93,94から、図4(D),(F),(H),
(L)に示すように、それぞれデータD1 ,D3 ,
D5 ,D7 として出力される。それと同時に、データD
Lが、クロック信号CLK2 に基づいて、D−FF10
1,102,103,104で各々2クロックサイクル
だけ遅延されて、D−FF101,102,103,1
04から、図4(E),(G),(I),(M)に示す
ように、それぞれデータD2 ,D4 ,D6 ,D8 として
出力される。そして、図4(D)〜(I)に示すよう
に、クロックサイクル152で、データD1 ,D2 ,D
3 ,D4 ,D5 ,D6 が、H,H,H,H,L,Lにな
ると、AND回路121の出力端子からのクリア信号C
LRがハイレベルになる。これにより、図4(K)に示
すように、クロック信号CLK8 の位相がリセットさ
れ、図4(L),(M)に示すように、データa8 以降
のデータが、データD7 ,D8 として、正しいワードの
区切りで、シリアル・パラレル変換器571のD−FF
111のD端子に取り込まれ、Q端子から出力される。
すなわち、D−FF111のQ端子から、図4(N)に
示すタイミングで、データD10が出力される。また、デ
ータD10が、D−FF112,113,114で各々2
クロックサイクルだけ遅延され、D−FF112,11
3,114から、図4(O),(P),(Q)に示すよ
うに、データD12,D14,D16が出力される。また、デ
ータD10,D12,D14,D16は、クロック信号CLK8
に基づいて、D−FF115,116,117,118
のQ端子から、図4(R)に示すように、データP2 ,
P4 ,P6 ,P8 として並列に出力される。
【0029】また、シリアル・パラレル変換器572 に
おいても、データD7 について、シリアル・パラレル変
換器571 と同様の処理が行われ、データP1 ,P3 ,
P5,P7 が並列に出力される。
おいても、データD7 について、シリアル・パラレル変
換器571 と同様の処理が行われ、データP1 ,P3 ,
P5,P7 が並列に出力される。
【0030】以上説明したように、図2に示すシリアル
・パラレル変換装置51によれば、2個のシフトレジス
タ561 ,562 を構成するフリップフロップに現れる
可能性があるワード境界指示データの位置は2通りであ
り、シリアル・パラレル変換器52,571 〜572 ,
シフトレジスタ561 ,562 および検出器54の動作
周波数を1/2にできるため、図2に示すシフトレジス
タ561 ,562 および検出器54の構成を簡単かつ小
規模化できる。その結果、従来と比べて、シリアル・パ
ラレル変換装置51の構成を簡単かつ小規模化できると
共に、シリアルデータSDの速度を向上できる。
・パラレル変換装置51によれば、2個のシフトレジス
タ561 ,562 を構成するフリップフロップに現れる
可能性があるワード境界指示データの位置は2通りであ
り、シリアル・パラレル変換器52,571 〜572 ,
シフトレジスタ561 ,562 および検出器54の動作
周波数を1/2にできるため、図2に示すシフトレジス
タ561 ,562 および検出器54の構成を簡単かつ小
規模化できる。その結果、従来と比べて、シリアル・パ
ラレル変換装置51の構成を簡単かつ小規模化できると
共に、シリアルデータSDの速度を向上できる。
【0031】上述した実施形態の変形例を説明する。例
えば、m=4,n=4の場合には、図1に示す分周器5
3は図5に示す分周器253のような回路構成になり、
図1に示すシフトレジスタ561 〜56m および検出器
54は図6に示すシフトレジスタ2561 〜2564 お
よび検出器254のような回路構成になる。また、この
場合には、図1に示すシリアル・パラレル変換装置51
のシリアル・パラレル変換器52は、シリアルデータS
Dを、図6に示すデータDA1 ,DA2 ,DA3 ,DA
4 からなるパラレルデータに変換して出力する。なお、
シリアル・パラレル変換器52を構成するフリップフロ
ップは、図5に示す分周器253からのクロック信号C
LK4 に基づいて動作する。ここで、クロック信号CL
K4 は、クロック信号CLK1 を4分周した信号であ
る。また、この場合には、4個のシリアル・パラレル変
換器571 ,572 ,573 ,574 が設けられる。ま
た、分周器58は、クロック信号CLK4 を、4分周し
たクロック信号CLK16を生成する。シリアル・パラレ
ル変換器571 ,572 ,573 ,574 を構成するフ
リップフロップは、クロック信号CLK16に基づいて動
作する。
えば、m=4,n=4の場合には、図1に示す分周器5
3は図5に示す分周器253のような回路構成になり、
図1に示すシフトレジスタ561 〜56m および検出器
54は図6に示すシフトレジスタ2561 〜2564 お
よび検出器254のような回路構成になる。また、この
場合には、図1に示すシリアル・パラレル変換装置51
のシリアル・パラレル変換器52は、シリアルデータS
Dを、図6に示すデータDA1 ,DA2 ,DA3 ,DA
4 からなるパラレルデータに変換して出力する。なお、
シリアル・パラレル変換器52を構成するフリップフロ
ップは、図5に示す分周器253からのクロック信号C
LK4 に基づいて動作する。ここで、クロック信号CL
K4 は、クロック信号CLK1 を4分周した信号であ
る。また、この場合には、4個のシリアル・パラレル変
換器571 ,572 ,573 ,574 が設けられる。ま
た、分周器58は、クロック信号CLK4 を、4分周し
たクロック信号CLK16を生成する。シリアル・パラレ
ル変換器571 ,572 ,573 ,574 を構成するフ
リップフロップは、クロック信号CLK16に基づいて動
作する。
【0032】これにより、シリアル・パラレル変換装置
51は、シリアルデータSDは、P1 〜P16からなる1
6ビットのパラレルデータに変換して出力する。
51は、シリアルデータSDは、P1 〜P16からなる1
6ビットのパラレルデータに変換して出力する。
【0033】以下、図5に示す分周器253の構成を説
明する。分周器253では、D−FF210のQ端子
が、NOT回路216を介して、AND回路213の一
方の入力端子に接続され、AND回路213の出力端子
がNOR回路222の入力端子に接続されている。ま
た、検出器254からのスリップ信号SLIP1 が、D
−FF210のD端子およびAND回路213の他方の
入力端子に入力される。また、D−FF211のQ端子
が、NOT回路217を介して、AND回路214の一
方の入力端子に接続され、AND回路214の出力端子
がOR回路219およびNOR回路222の入力端子に
接続されている。また、検出器254からのスリップ信
号SLIP2 が、D−FF211のD端子およびAND
回路214の他方の入力端子に入力される。また、D−
FF212のQ端子が、NOT回路218を介して、A
ND回路215の一方の入力端子に接続され、AND回
路215の出力端子がOR回路219の入力端子に接続
されている。また、検出器254からのスリップ信号S
LIP3 が、D−FF212のD端子およびAND回路
215の他方の入力端子に入力される。
明する。分周器253では、D−FF210のQ端子
が、NOT回路216を介して、AND回路213の一
方の入力端子に接続され、AND回路213の出力端子
がNOR回路222の入力端子に接続されている。ま
た、検出器254からのスリップ信号SLIP1 が、D
−FF210のD端子およびAND回路213の他方の
入力端子に入力される。また、D−FF211のQ端子
が、NOT回路217を介して、AND回路214の一
方の入力端子に接続され、AND回路214の出力端子
がOR回路219およびNOR回路222の入力端子に
接続されている。また、検出器254からのスリップ信
号SLIP2 が、D−FF211のD端子およびAND
回路214の他方の入力端子に入力される。また、D−
FF212のQ端子が、NOT回路218を介して、A
ND回路215の一方の入力端子に接続され、AND回
路215の出力端子がOR回路219の入力端子に接続
されている。また、検出器254からのスリップ信号S
LIP3 が、D−FF212のD端子およびAND回路
215の他方の入力端子に入力される。
【0034】OR回路219の3個の入力端子のうち1
の入力端子は、NOT回路220を介して、D−FF2
24のQ端子に接続されている。OR回路219の出力
端子はD−FF221のD端子に接続され、D−FF2
21のQ端子はNOT223を介してNOR回路222
の入力端子に接続されている。NOR回路222の出力
端子は、D−FF224のD端子に接続され、D−FF
224のQ端子からはクロック信号CLK4 が出力され
る。また、D−FF210,211,212,221,
224のCLK端子には、クロック信号CLK1 が出力
される。
の入力端子は、NOT回路220を介して、D−FF2
24のQ端子に接続されている。OR回路219の出力
端子はD−FF221のD端子に接続され、D−FF2
21のQ端子はNOT223を介してNOR回路222
の入力端子に接続されている。NOR回路222の出力
端子は、D−FF224のD端子に接続され、D−FF
224のQ端子からはクロック信号CLK4 が出力され
る。また、D−FF210,211,212,221,
224のCLK端子には、クロック信号CLK1 が出力
される。
【0035】分周器253では、クロック信号CLK1
が4分周され、スリップ信号SLIP1 ,SLIP2 ,
SLIP3 によって位相が3通りの位相シフトによって
補正される。すなわち、ワード境界指示データに応じた
シリアル・パラレル変換を行うために同期がとれていな
い3通りの位相を補正する。
が4分周され、スリップ信号SLIP1 ,SLIP2 ,
SLIP3 によって位相が3通りの位相シフトによって
補正される。すなわち、ワード境界指示データに応じた
シリアル・パラレル変換を行うために同期がとれていな
い3通りの位相を補正する。
【0036】以下、図6に示すシフトレジスタ25
61 ,2562 ,2563 ,2564 および検出器25
4について説明する。シフトレジスタ2561 では、D
−FF301のD端子にシリアル・パラレル変換器52
からのデータDA1 が入力され、D−FF301のQ端
子にD−FF302のD端子が接続され、D−FF30
2のQ端子にD−FF303のD端子が接続されてい
る。D−FF303のQ端子からの出力データは、シリ
アル・パラレル変換器571 に出力される。
61 ,2562 ,2563 ,2564 および検出器25
4について説明する。シフトレジスタ2561 では、D
−FF301のD端子にシリアル・パラレル変換器52
からのデータDA1 が入力され、D−FF301のQ端
子にD−FF302のD端子が接続され、D−FF30
2のQ端子にD−FF303のD端子が接続されてい
る。D−FF303のQ端子からの出力データは、シリ
アル・パラレル変換器571 に出力される。
【0037】シフトレジスタ2562 では、D−FF3
04のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA2 が入力され、D−FF304のQ端子にD−
FF305のD端子が接続され、D−FF305のQ端
子にD−FF306のD端子が接続されている。D−F
F306のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器572 に出力される。
04のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA2 が入力され、D−FF304のQ端子にD−
FF305のD端子が接続され、D−FF305のQ端
子にD−FF306のD端子が接続されている。D−F
F306のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器572 に出力される。
【0038】シフトレジスタ2563 では、D−FF3
07のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA3 が入力され、D−FF307のQ端子にD−
FF308のD端子が接続され、D−FF308のQ端
子にD−FF309のD端子が接続されている。D−F
F309のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器573 に出力される。
07のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA3 が入力され、D−FF307のQ端子にD−
FF308のD端子が接続され、D−FF308のQ端
子にD−FF309のD端子が接続されている。D−F
F309のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器573 に出力される。
【0039】シフトレジスタ2563 では、D−FF3
10のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA4 が入力され、D−FF310のQ端子にD−
FF311のD端子が接続され、D−FF311のQ端
子にD−FF312のD端子が接続されている。D−F
F312のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器574 に出力される。
10のD端子にシリアル・パラレル変換器52からのデ
ータDA4 が入力され、D−FF310のQ端子にD−
FF311のD端子が接続され、D−FF311のQ端
子にD−FF312のD端子が接続されている。D−F
F312のQ端子からの出力データは、シリアル・パラ
レル変換器574 に出力される。
【0040】また、検出器254は、AND回路32
0,321,322,323を備えている。AND回路
320は、D−FF310のQ端子、D−FF307の
Q端子、D−FF302のQ端子、D−FF305のQ
端子、NOT回路を介してD−FF308のQ端子、お
よび、NOT回路を介してD−FF311のQ端子に接
続され、出力端子からクリア信号CLRを出力する。ま
た、AND回路321は、D−FF310のQ端子、D
−FF302のQ端子、D−FF305のQ端子、D−
FF308のQ端子、NOT回路を介してD−FF31
1のQ端子、および、NOT回路を介してD−FF30
3のQ端子に接続され、出力端子からスリップ信号SL
IP1 を出力する。
0,321,322,323を備えている。AND回路
320は、D−FF310のQ端子、D−FF307の
Q端子、D−FF302のQ端子、D−FF305のQ
端子、NOT回路を介してD−FF308のQ端子、お
よび、NOT回路を介してD−FF311のQ端子に接
続され、出力端子からクリア信号CLRを出力する。ま
た、AND回路321は、D−FF310のQ端子、D
−FF302のQ端子、D−FF305のQ端子、D−
FF308のQ端子、NOT回路を介してD−FF31
1のQ端子、および、NOT回路を介してD−FF30
3のQ端子に接続され、出力端子からスリップ信号SL
IP1 を出力する。
【0041】また、AND回路322は、D−FF30
1のQ端子、D−FF304のQ端子、D−FF307
のQ端子、D−FF310のQ端子、NOT回路を介し
てD−FF302のQ端子、および、NOT回路を介し
てD−FF305のQ端子に接続され、出力端子からス
リップ信号SLIP2 を出力する。また、AND回路3
23は、D−FF304のQ端子、D−FF307のQ
端子、D−FF310のQ端子、D−FF302のQ端
子、NOT回路を介してD−FF305のQ端子、およ
び、NOT回路を介してD−FF308のQ端子に接続
され、出力端子からスリップ信号SLIP3 を出力す
る。
1のQ端子、D−FF304のQ端子、D−FF307
のQ端子、D−FF310のQ端子、NOT回路を介し
てD−FF302のQ端子、および、NOT回路を介し
てD−FF305のQ端子に接続され、出力端子からス
リップ信号SLIP2 を出力する。また、AND回路3
23は、D−FF304のQ端子、D−FF307のQ
端子、D−FF310のQ端子、D−FF302のQ端
子、NOT回路を介してD−FF305のQ端子、およ
び、NOT回路を介してD−FF308のQ端子に接続
され、出力端子からスリップ信号SLIP3 を出力す
る。
【0042】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、m=2,n=4の
場合と、m=4,n=4の場合を例示したが、m、nは
2以上の任意の整数である。従って、例えば、m=2,
n=12の場合にも本発明を適用できる。
い。例えば、上述した実施形態では、m=2,n=4の
場合と、m=4,n=4の場合を例示したが、m、nは
2以上の任意の整数である。従って、例えば、m=2,
n=12の場合にも本発明を適用できる。
【0043】ところで、一般的に、クロック信号CLK
1 をm分周したクロック信号CLKm について、ワード
境界指示データと非同期になっている位相の状態は(m
−1)通り存在する。そのため、この場合には、(m−
1)通りの位相シフトを実現する必要がある。ここで、
m個のシフトレジスタに現れる可能性があるワード境界
指示データの位置はm通りであり、シリアル・パラレル
変換器52,571 〜57m ,シフトレジスタ561 〜
56m および検出器54の動作周波数を1/m倍にでき
るため、mが小さな整数であれば、図1に示すシフトレ
ジスタ561 〜56m および検出器54の構成を簡単か
つ小規模化できる。その結果、従来と比べて、シリアル
・パラレル変換装置51の構成を簡単かつ小規模化でき
ると共に、シリアルデータSDの速度を向上できる。
1 をm分周したクロック信号CLKm について、ワード
境界指示データと非同期になっている位相の状態は(m
−1)通り存在する。そのため、この場合には、(m−
1)通りの位相シフトを実現する必要がある。ここで、
m個のシフトレジスタに現れる可能性があるワード境界
指示データの位置はm通りであり、シリアル・パラレル
変換器52,571 〜57m ,シフトレジスタ561 〜
56m および検出器54の動作周波数を1/m倍にでき
るため、mが小さな整数であれば、図1に示すシフトレ
ジスタ561 〜56m および検出器54の構成を簡単か
つ小規模化できる。その結果、従来と比べて、シリアル
・パラレル変換装置51の構成を簡単かつ小規模化でき
ると共に、シリアルデータSDの速度を向上できる。
【0044】なお、mを大きくすると、シリアル・パラ
レル変換器52,571 〜57m ,シフトレジスタ56
1 〜56m および検出器54の動作周波数を低くでき、
結果として高速処理を実現できるが、シフトレジスタ5
61 〜56m およびシリアル・パラレル変換器571 〜
57m の数が多くなる共に、検出器54における検出処
理が複雑化する。
レル変換器52,571 〜57m ,シフトレジスタ56
1 〜56m および検出器54の動作周波数を低くでき、
結果として高速処理を実現できるが、シフトレジスタ5
61 〜56m およびシリアル・パラレル変換器571 〜
57m の数が多くなる共に、検出器54における検出処
理が複雑化する。
【0045】従って、シリアル・パラレル変換装置51
では、高速化と小規模化とのトレードオフで、mおよび
nの値を決定する。
では、高速化と小規模化とのトレードオフで、mおよび
nの値を決定する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリアル
・パラレル変換装置によれば、簡単化かつ小規模な回路
構成で、所望のシリアル・パラレル変換処理を高速に行
うことができる。
・パラレル変換装置によれば、簡単化かつ小規模な回路
構成で、所望のシリアル・パラレル変換処理を高速に行
うことができる。
【図1】図1は、本発明の実施形態のシリアル・パラレ
ル変換装置のシステム構成図である。
ル変換装置のシステム構成図である。
【図2】図2は、m=2,n=4の場合における、図1
に示すシリアル・パラレル変換装置の回路図である。
に示すシリアル・パラレル変換装置の回路図である。
【図3】図3は、シリアルデータSDからスリップ信号
SLIPを生成するまでの動作を説明するためのフロー
チャートである。
SLIPを生成するまでの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】図4は、シフトレジスタのデータD1 〜D8 か
らパラレルデータP1 〜P8 を生成するまでの動作を説
明するためのフローチャートである。
らパラレルデータP1 〜P8 を生成するまでの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】図5は、図1において、m=4の場合の分周器
の回路図である。
の回路図である。
【図6】図6は、図1において、m=4の場合のシフト
レジスタおよび検出器の回路図である。
レジスタおよび検出器の回路図である。
【図7】図7は、従来のシリアル・パラレル変換装置の
構成図である。
構成図である。
【図8】図8は、従来のその他のシリアル・パラレル変
換装置の構成図である。
換装置の構成図である。
51…シリアル・パラレル変換装置、52,571 〜5
7m …シリアル・パラレル変換器、53,58…分周
器、54…検出器、561 〜56m …シフトレジスタ
7m …シリアル・パラレル変換器、53,58…分周
器、54…検出器、561 〜56m …シフトレジスタ
Claims (7)
- 【請求項1】ワードの境界位置を示すワード境界指示デ
ータを含むシリアルデータを、ワード単位でm×n
(m,nは2以上の整数)ビットのパラレルデータに変
換するシリアル・パラレル変換装置において、 第1の位相調整信号に基づいて位相を調整し、第1のク
ロック信号をm倍に分周した第2のクロック信号を生成
する第1の分周手段と、 前記第2のクロック信号に基づいて、前記シリアルデー
タをmビットのパラレルデータに変換する第1のシリア
ル・パラレル変換手段と、 直列に接続された複数の記憶部を備え、前記第2のクロ
ック信号に基づいて、前記パラレルデータの各ビットを
それぞれ入力して後段の記憶部にシフトするm個の記憶
手段と、 第2の位相調整信号に基づいて位相を調整し、第1のク
ロック信号をm×n倍に分周した第3のクロック信号を
生成する第2の分周手段と、 前記m個の記憶手段の前記記憶部の出力に基づいて、前
記ワード境界指示データを検出し、前記第1の位相調整
信号および前記第2の位相調整信号を生成する検出手段
と、 前記m個の記憶手段の最終段の記憶部から出力されるm
ビットのパラレルデータの各ビットをそれぞれ入力し、
前記第3のクロック信号に基づいて、それぞれnビット
の第1のパラレルデータを生成するm個の第2のシリア
ル・パラレル変換手段とを有するシリアル・パラレル変
換装置。 - 【請求項2】前記検出手段は、前記第2のクロック信号
と前記ワード境界指示データとの同期ずれの状態を示す
前記第1の位相調整信号を生成する請求項1に記載のシ
リアル・パラレル変換装置。 - 【請求項3】前記検出手段は、前記第2のクロック信号
と前記ワード境界指示データとの同期ずれに複数の状態
が存在し得る場合に、それぞれの同期ずれの状態の発生
を有無を前記記憶部の出力から検出する複数の検出器を
備え、当該複数の検出器の検出結果を示す前記第1の位
相調整信号を生成する請求項2に記載のシリアル・パラ
レル変換装置。 - 【請求項4】前記検出手段は、前記ワード境界指示デー
タの先頭データが、前記記憶手段の最終段の一つ前段の
記憶部から出力されたときに、前記第2の分周手段をリ
セッットする請求項1に記載のシリアル・パラレル変換
装置。 - 【請求項5】前記第2の分周手段は、前記第1の分周手
段からの前記第2のクロック信号をn倍に分周して第3
のクロック信号を生成する請求項1に記載のシリアル・
パラレル変換装置。 - 【請求項6】前記記憶手段は、シフトレジスタであり、 前記記憶部は、フリップフロップである請求項1に記載
のシリアル・パラレル変換装置。 - 【請求項7】前記シリアルデータは、R,G,Bの映像
データである請求項1に記載のシリアル・パラレル変換
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282360A JPH11122117A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | シリアル・パラレル変換装置 |
US09/172,622 US6018305A (en) | 1997-10-15 | 1998-10-15 | Serial to parallel conversion apparatus with means to adjust the phase of a plurality of divided clock signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282360A JPH11122117A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | シリアル・パラレル変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122117A true JPH11122117A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17651401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9282360A Pending JPH11122117A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | シリアル・パラレル変換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6018305A (ja) |
JP (1) | JPH11122117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102147785A (zh) * | 2010-02-08 | 2011-08-10 | 富士通株式会社 | 串行数据接收器电路装置和串行数据接收方法 |
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---|---|---|---|---|
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JP3526718B2 (ja) * | 1997-03-17 | 2004-05-17 | 富士通株式会社 | 異なった伝送容量の受信信号の処理が可能な信号処理装置 |
JPH1198101A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Nec Corp | データデマルチプレクサ回路及びこれを用いたシリアル―パラレル変換回路 |
JPH11122636A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-30 | Sony Corp | 映像信号伝送装置 |
KR100271717B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2000-11-15 | 김영환 | 클럭 주파수 체배 장치를 포함하는 반도체 메모리 장치의 데이터 전송 장치 |
TW468269B (en) * | 1999-01-28 | 2001-12-11 | Semiconductor Energy Lab | Serial-to-parallel conversion circuit, and semiconductor display device employing the same |
US7299006B1 (en) * | 1999-10-21 | 2007-11-20 | Broadcom Corporation | Adaptive radio transceiver |
US7082293B1 (en) | 1999-10-21 | 2006-07-25 | Broadcom Corporation | Adaptive radio transceiver with CMOS offset PLL |
US6738601B1 (en) * | 1999-10-21 | 2004-05-18 | Broadcom Corporation | Adaptive radio transceiver with floating MOSFET capacitors |
US6407682B1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-06-18 | Intel Corporation | High speed serial-deserializer receiver |
US6928573B2 (en) * | 2001-11-20 | 2005-08-09 | Broadcom Corporation | Communication clocking conversion techniques |
US7197054B2 (en) * | 2002-06-04 | 2007-03-27 | Siemens Communications, Inc. | Methods and apparatus for conversion of one or more data streams |
DE60211684T2 (de) * | 2002-07-22 | 2007-05-10 | Texas Instruments Inc., Dallas | Verfahren und Einrichtung für die parallele Synchronisation von mehreren seriellen Datenströmen |
JP2004112214A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Renesas Technology Corp | シリアルデータ受信装置 |
US7372928B1 (en) * | 2002-11-15 | 2008-05-13 | Cypress Semiconductor Corporation | Method and system of cycle slip framing in a deserializer |
US8219846B2 (en) * | 2008-05-20 | 2012-07-10 | Xilinx, Inc. | Circuit for and method of receiving video data |
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DE4428545A1 (de) * | 1994-08-12 | 1996-02-15 | Philips Patentverwaltung | Schaltungsanordnung zur Umwandlung eines seriellen Datensignals in ein paralleles Datensignal |
JPH0955667A (ja) * | 1995-08-10 | 1997-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | マルチプレクサ,及びデマルチプレクサ |
JPH09247116A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-19 | Fujitsu Ltd | 直並列変換回路および並直列変換回路の同期回路 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9282360A patent/JPH11122117A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-15 US US09/172,622 patent/US6018305A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|
US6018305A (en) | 2000-01-25 |
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