JPH11118954A - 部材取付装置、部材取付装置を有する時計、及び部材取付装置を有する電子機器 - Google Patents
部材取付装置、部材取付装置を有する時計、及び部材取付装置を有する電子機器Info
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- JPH11118954A JPH11118954A JP9276308A JP27630897A JPH11118954A JP H11118954 A JPH11118954 A JP H11118954A JP 9276308 A JP9276308 A JP 9276308A JP 27630897 A JP27630897 A JP 27630897A JP H11118954 A JPH11118954 A JP H11118954A
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Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースに取り付ける裏ぶたの形状がすっきり
としていて、自由な形状に成形することができ、裏ぶた
の取り付け時に裏ぶたの向き決めが容易であり、機構部
等の修理が容易である部材取付装置を提供する。 【解決手段】 ケース12に対して裏ぶた8を取り付け
る部材取付装置13において、ケース12に挿入されて
いる機構部5を支持すると共にケース内壁に着脱可能に
取着される機構部支持リング9を設け、機構部支持リン
グ9に形成された係合部9aに裏ぶた8の外周突起部8
bに形成された係合部8hをスナップ係合して、ケース
12に対し裏ぶた8を取り付けることを有することを特
徴とする部材取付装置13。
としていて、自由な形状に成形することができ、裏ぶた
の取り付け時に裏ぶたの向き決めが容易であり、機構部
等の修理が容易である部材取付装置を提供する。 【解決手段】 ケース12に対して裏ぶた8を取り付け
る部材取付装置13において、ケース12に挿入されて
いる機構部5を支持すると共にケース内壁に着脱可能に
取着される機構部支持リング9を設け、機構部支持リン
グ9に形成された係合部9aに裏ぶた8の外周突起部8
bに形成された係合部8hをスナップ係合して、ケース
12に対し裏ぶた8を取り付けることを有することを特
徴とする部材取付装置13。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケースに対して
裏ぶたを取り付ける部材取付装置、その部材取付装置を
有する時計、及びその部材取付装置を有する電子機器に
関するものである。
裏ぶたを取り付ける部材取付装置、その部材取付装置を
有する時計、及びその部材取付装置を有する電子機器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下においては、部材取付装置を有する
時計あるいは電子機器の一例として一般的な腕時計を例
にして説明する。以下の説明では、腕時計の時間の表示
部分側を表側とし、裏ぶた側を裏側と表現する。腕時計
(ウオッチ)は、常時携帯して使用するために、様々な
環境条件において高精度に動作することが要求されてい
る。従って、腕時計においては、ケースの内部に設けら
れている機構部であるムーブメント等を保護するため
に、ケースと裏ぶたとをしっかりと取り付けることが重
要である。また、裏ぶたをケースに取り付けする際に、
裏ぶたに表示されているマークの向きを所望の向きとす
ることや裏ぶたの形状をすっきりとした形状とすること
も、腕への装着感や見た目上において重要である。
時計あるいは電子機器の一例として一般的な腕時計を例
にして説明する。以下の説明では、腕時計の時間の表示
部分側を表側とし、裏ぶた側を裏側と表現する。腕時計
(ウオッチ)は、常時携帯して使用するために、様々な
環境条件において高精度に動作することが要求されてい
る。従って、腕時計においては、ケースの内部に設けら
れている機構部であるムーブメント等を保護するため
に、ケースと裏ぶたとをしっかりと取り付けることが重
要である。また、裏ぶたをケースに取り付けする際に、
裏ぶたに表示されているマークの向きを所望の向きとす
ることや裏ぶたの形状をすっきりとした形状とすること
も、腕への装着感や見た目上において重要である。
【0003】図5は、従来の部材取付装置を有する腕時
計を裏側から見た場合の平面図を示す。図6は、図5の
腕時計をG方向から見た場合の拡大断面図である。
計を裏側から見た場合の平面図を示す。図6は、図5の
腕時計をG方向から見た場合の拡大断面図である。
【0004】この腕時計101は、図6のように部材取
付装置113、裏ぶた108、ガラス102、ガラス縁
103、ケース112、ムーブメント105、文字板1
06、針107、及び中枠110等から構成されてい
る。
付装置113、裏ぶた108、ガラス102、ガラス縁
103、ケース112、ムーブメント105、文字板1
06、針107、及び中枠110等から構成されてい
る。
【0005】部材取付装置113は、裏ぶた108とケ
ース112とを取り付ける装置であり、図6のようにケ
ース112に成形されているめねじ112aと、裏ぶた
108に成形されているおねじ108aとから構成され
ている。めねじ112aは、ケース112の内壁に成形
されており、おねじ108aは、裏ぶた108の外周部
のケース112側に成形されている。部材取付装置11
3は、裏ぶた108のおねじ108aを、ケース112
のめねじ112aに合わせてねじ込む(螺合する)こと
により、裏ぶた108をケース112に取り付けられる
ものである。
ース112とを取り付ける装置であり、図6のようにケ
ース112に成形されているめねじ112aと、裏ぶた
108に成形されているおねじ108aとから構成され
ている。めねじ112aは、ケース112の内壁に成形
されており、おねじ108aは、裏ぶた108の外周部
のケース112側に成形されている。部材取付装置11
3は、裏ぶた108のおねじ108aを、ケース112
のめねじ112aに合わせてねじ込む(螺合する)こと
により、裏ぶた108をケース112に取り付けられる
ものである。
【0006】裏ぶた108は、その内蔵されたムーブメ
ント105等を修理作業したりするために、ケース11
2に対して取り付け、取り外しが可能なものである。裏
ぶた108は、図5のように例えば略円形状である。裏
ぶた108は、例えばスクリュー型の裏ぶた108であ
る。裏ぶた108は、図6のようにケース112に取り
付ける際に、腕時計101の内部機構であるムーブメン
ト105を保持する中枠110を保持した状態で、ケー
ス112に対してネジ止めにより固定する。
ント105等を修理作業したりするために、ケース11
2に対して取り付け、取り外しが可能なものである。裏
ぶた108は、図5のように例えば略円形状である。裏
ぶた108は、例えばスクリュー型の裏ぶた108であ
る。裏ぶた108は、図6のようにケース112に取り
付ける際に、腕時計101の内部機構であるムーブメン
ト105を保持する中枠110を保持した状態で、ケー
ス112に対してネジ止めにより固定する。
【0007】ケース112は、腕時計101の側胴であ
る。ケース112は、針107や文字板106を有する
ムーブメント105を内部に収容し、ガラス102を保
持するガラス縁103等を有する。
る。ケース112は、針107や文字板106を有する
ムーブメント105を内部に収容し、ガラス102を保
持するガラス縁103等を有する。
【0008】近年、発電機構(AGS:Automat
ic Generating System)を備える
腕時計が登場している。このような腕時計においても、
発電機構等を含むムーブメント105を裏ぶた108が
支えるようにケース112に取り付けることで、発電機
構等のムーブメント105を腕時計101内に内蔵す
る。
ic Generating System)を備える
腕時計が登場している。このような腕時計においても、
発電機構等を含むムーブメント105を裏ぶた108が
支えるようにケース112に取り付けることで、発電機
構等のムーブメント105を腕時計101内に内蔵す
る。
【0009】部材取付装置113により裏ぶた108を
ケース112に取り付け、取り外しする方法としては、
裏ぶた108のおねじ108aをケース112のめねじ
112aに合わせた上で、特殊な工具を裏ぶた108に
設けられているスパナ溝108b等に引っかけてねじ込
むことにより取り付け、取り外す。
ケース112に取り付け、取り外しする方法としては、
裏ぶた108のおねじ108aをケース112のめねじ
112aに合わせた上で、特殊な工具を裏ぶた108に
設けられているスパナ溝108b等に引っかけてねじ込
むことにより取り付け、取り外す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、部材取付装
置113により裏ぶた108をケース112に取り付け
た場合には、ネジの締め付け方により締め付け量が異な
るため、裏ぶた108の向きが一定とはならない。この
ため、裏ぶた108の外部表面側には、図5のように製
造元などを表示するための文字や記号等であるマークM
が記載されているため、裏ぶた108がケース112に
対してネジ止めして閉まりきった際に、図5のようにマ
ークMの向きが曲がってしまうことがある。つまり、マ
ークMの向きを調整することができない。また、部材取
付装置113により裏ぶた108をケース112に取り
付け、取り外す場合には、特殊な工具を用いて取り付
け、取り外しをしなければならなく手間がかかる上に、
裏ぶた108の表面に図5のスパナ溝108b等が成形
されているので、裏ぶた108の見栄えが悪い。
置113により裏ぶた108をケース112に取り付け
た場合には、ネジの締め付け方により締め付け量が異な
るため、裏ぶた108の向きが一定とはならない。この
ため、裏ぶた108の外部表面側には、図5のように製
造元などを表示するための文字や記号等であるマークM
が記載されているため、裏ぶた108がケース112に
対してネジ止めして閉まりきった際に、図5のようにマ
ークMの向きが曲がってしまうことがある。つまり、マ
ークMの向きを調整することができない。また、部材取
付装置113により裏ぶた108をケース112に取り
付け、取り外す場合には、特殊な工具を用いて取り付
け、取り外しをしなければならなく手間がかかる上に、
裏ぶた108の表面に図5のスパナ溝108b等が成形
されているので、裏ぶた108の見栄えが悪い。
【0011】これ以外にも、腕時計101のムーブメン
ト105が故障した場合等に裏ぶた108を取り外して
修理作業を行う場合には、裏ぶた108が中枠110を
固定していたため、ムーブメント105が動いて修理作
業しずらいという問題点があった。
ト105が故障した場合等に裏ぶた108を取り外して
修理作業を行う場合には、裏ぶた108が中枠110を
固定していたため、ムーブメント105が動いて修理作
業しずらいという問題点があった。
【0012】一方、発電装置付きの腕時計101におい
ては、誤って落下させてしまう等のため腕時計101に
衝撃を与えてしまった場合、発電装置を含むムーブメン
ト105の重さによる衝撃が裏ぶた108にかかること
により、裏ぶた108がケース112から外れてしまう
場合等があった。
ては、誤って落下させてしまう等のため腕時計101に
衝撃を与えてしまった場合、発電装置を含むムーブメン
ト105の重さによる衝撃が裏ぶた108にかかること
により、裏ぶた108がケース112から外れてしまう
場合等があった。
【0013】この発明の目的は、上記課題を解消して、
ケースに取り付ける裏ぶたの形状がすっきりとしてい
て、自由な形状に成形することができ、裏ぶたの取り付
け時に裏ぶたの向き決めが容易であり、機構部等の修理
が容易である部材取付装置を提供することである。
ケースに取り付ける裏ぶたの形状がすっきりとしてい
て、自由な形状に成形することができ、裏ぶたの取り付
け時に裏ぶたの向き決めが容易であり、機構部等の修理
が容易である部材取付装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ケー
スに対して裏ぶたを取り付ける部材取付装置において、
ケースに挿入されている機構部を支持すると共にケース
内壁に着脱可能に取着される機構部支持リングを設け、
機構部支持リングに形成された係合部に裏ぶたの外周突
起部に形成された係合部をスナップ係合して、ケースに
対し裏ぶたを取り付けることを有することを特徴とす
る。
スに対して裏ぶたを取り付ける部材取付装置において、
ケースに挿入されている機構部を支持すると共にケース
内壁に着脱可能に取着される機構部支持リングを設け、
機構部支持リングに形成された係合部に裏ぶたの外周突
起部に形成された係合部をスナップ係合して、ケースに
対し裏ぶたを取り付けることを有することを特徴とす
る。
【0015】請求項1の発明では、機構部を保持する機
構保持部を固定しているのが機構支持リング部であるた
め、裏ぶたを取り外して修理作業などを行う場合に機構
部が動いて作業しずらいということがない。さらに、裏
ぶたを取り付けるための係合部を機構部支持リングに成
形して、機構部支持リングをケースに取り付ければよい
ので、ケースの加工が容易である。また、ケースと裏ぶ
たの取り付け部分が裏ぶたの表面に出ないため、裏ぶた
の見栄えが良く、自由な設計ができる。また、裏ぶたの
外周突起部がスナップ止めされる部材がケースではなく
機構部支持リングであるので、ケース部材が合成樹脂等
の軟質材でもセラミック等の脆性材でも、機構部支持リ
ングをスナップ止めに適切な材質に選定できるので、適
度なスナップ固定力を確保でき、耐久性も高めることが
できる。
構保持部を固定しているのが機構支持リング部であるた
め、裏ぶたを取り外して修理作業などを行う場合に機構
部が動いて作業しずらいということがない。さらに、裏
ぶたを取り付けるための係合部を機構部支持リングに成
形して、機構部支持リングをケースに取り付ければよい
ので、ケースの加工が容易である。また、ケースと裏ぶ
たの取り付け部分が裏ぶたの表面に出ないため、裏ぶた
の見栄えが良く、自由な設計ができる。また、裏ぶたの
外周突起部がスナップ止めされる部材がケースではなく
機構部支持リングであるので、ケース部材が合成樹脂等
の軟質材でもセラミック等の脆性材でも、機構部支持リ
ングをスナップ止めに適切な材質に選定できるので、適
度なスナップ固定力を確保でき、耐久性も高めることが
できる。
【0016】請求項2の発明は、ケースに対して裏ぶた
を取り付ける部材取付装置において、ケースに挿入され
ている機構部を支持すると共にケース内壁に着脱可能に
取着される機構部支持リングを設け、機構部支持リング
以外のケースに形成された係合部に裏ぶたの外周突起部
に形成された係合部をスナップ係合して、ケースに裏ぶ
たを取り付けることを有することを特徴とする。
を取り付ける部材取付装置において、ケースに挿入され
ている機構部を支持すると共にケース内壁に着脱可能に
取着される機構部支持リングを設け、機構部支持リング
以外のケースに形成された係合部に裏ぶたの外周突起部
に形成された係合部をスナップ係合して、ケースに裏ぶ
たを取り付けることを有することを特徴とする。
【0017】請求項2の発明では、機構部を固定してい
るのが機構部支持リングであるため、裏ぶたを取り外し
て修理作業などを行う場合に機構部が動いて作業しずら
いということがない。また、ケースと裏ぶたの取り付け
部分が裏ぶたの外部表面に出ないため、裏ぶたの見栄え
が良く、自由な設計ができる。
るのが機構部支持リングであるため、裏ぶたを取り外し
て修理作業などを行う場合に機構部が動いて作業しずら
いということがない。また、ケースと裏ぶたの取り付け
部分が裏ぶたの外部表面に出ないため、裏ぶたの見栄え
が良く、自由な設計ができる。
【0018】請求項3の発明は、機構部支持リングは、
外周面に成形されたネジにてケース内壁に対して螺合さ
れていることを特徴とする。
外周面に成形されたネジにてケース内壁に対して螺合さ
れていることを特徴とする。
【0019】請求項3の発明では、機構部支持リング
は、機構部をしっかり固定することができる。
は、機構部をしっかり固定することができる。
【0020】請求項4の発明は、機構部支持リングは、
ケース内壁に対してバヨネット係合されていることを特
徴としている。
ケース内壁に対してバヨネット係合されていることを特
徴としている。
【0021】請求項4の発明では、機構部支持リング
は、機構部をしっかり固定することができる。
は、機構部をしっかり固定することができる。
【0022】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の部材取付装置を時計に適用していることを特
徴としている。
かに記載の部材取付装置を時計に適用していることを特
徴としている。
【0023】請求項5の発明では、時計において、裏ぶ
たの表面がすっきりとしている上に、裏ぶたをケースに
対してしっかりと固定することができる。
たの表面がすっきりとしている上に、裏ぶたをケースに
対してしっかりと固定することができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項5に記載の時計
において、機構部支持リングに形成された係合部は溝状
であり、裏ぶたの外周突起部に形成された係合部は突起
状であることを特徴としている。
において、機構部支持リングに形成された係合部は溝状
であり、裏ぶたの外周突起部に形成された係合部は突起
状であることを特徴としている。
【0025】請求項6の発明では、裏ぶたをケースに対
して所望の向きに取り付けることができる。
して所望の向きに取り付けることができる。
【0026】請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の部材取付装置を電子機器に適用していること
を特徴としている。
かに記載の部材取付装置を電子機器に適用していること
を特徴としている。
【0027】請求項7の発明では、電子機器において、
裏ぶたをケースに対して所望の向きに取り付けることが
できる。
裏ぶたをケースに対して所望の向きに取り付けることが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図面に基づいて説明する。
態を図面に基づいて説明する。
【0029】以下の説明では、部材取付装置を有するも
のの一例として、例えば腕時計を取り上げて説明する。
以下の説明において、この発明の部材取付装置の好まし
い実施の形態を有する腕時計において、表面側とは時刻
表示面側であり、裏面側とはその逆の面である裏ぶた面
側を示す。
のの一例として、例えば腕時計を取り上げて説明する。
以下の説明において、この発明の部材取付装置の好まし
い実施の形態を有する腕時計において、表面側とは時刻
表示面側であり、裏面側とはその逆の面である裏ぶた面
側を示す。
【0030】実施形態1 図1は、この発明の部材取付装置の第1の実施形態を有
する腕時計を示す拡大断面図である。
する腕時計を示す拡大断面図である。
【0031】腕時計1は、図1のようにケース12、ガ
ラス縁3、ガラス2、針7、文字板6、ムーブメント5
(機構部)、中枠10(機構保持部)、ネジリング9
(機構部支持リング)を含む部材取付装置13、裏ぶた
8等から構成されている。
ラス縁3、ガラス2、針7、文字板6、ムーブメント5
(機構部)、中枠10(機構保持部)、ネジリング9
(機構部支持リング)を含む部材取付装置13、裏ぶた
8等から構成されている。
【0032】ケース12は、腕時計1の側胴であり、ガ
ラス縁3との間にパッキン3a(ガラス縁プラパッキ
ン)を挟み込みガラス縁3を固定する。ケース12の材
質としては、例えば一般的にはステンレスや銅系合金に
メッキを施したものや、プラスチックあるいはアルミニ
ウム合金、さらにはチタン、チタン合金、プラチナ、金
のむく材等、あるいは超硬合金等を採用することができ
る。ガラス縁3は、ガラス2との間にパッキン2a(ガ
ラスプラパッキン)を挟み込み、ガラス2を固定する。
ガラス2の材質としては、サファイアガラス、一般の無
機ガラス、アクリル樹脂やホウケイ酸ガラス等を採用す
ることができる。
ラス縁3との間にパッキン3a(ガラス縁プラパッキ
ン)を挟み込みガラス縁3を固定する。ケース12の材
質としては、例えば一般的にはステンレスや銅系合金に
メッキを施したものや、プラスチックあるいはアルミニ
ウム合金、さらにはチタン、チタン合金、プラチナ、金
のむく材等、あるいは超硬合金等を採用することができ
る。ガラス縁3は、ガラス2との間にパッキン2a(ガ
ラスプラパッキン)を挟み込み、ガラス2を固定する。
ガラス2の材質としては、サファイアガラス、一般の無
機ガラス、アクリル樹脂やホウケイ酸ガラス等を採用す
ることができる。
【0033】ケース12の内部には、図1のように腕時
計1の時刻の表示部分である文字板6と、長針、短針、
及び秒針である針7とを有するムーブメント5が配置さ
れている。ムーブメント5は、腕時計1の時計機能の内
部機構であり、腕時計がデジタル表示式の場合は、文字
板6等の代わりに、例えば液晶ディスプレイ等を有す
る。
計1の時刻の表示部分である文字板6と、長針、短針、
及び秒針である針7とを有するムーブメント5が配置さ
れている。ムーブメント5は、腕時計1の時計機能の内
部機構であり、腕時計がデジタル表示式の場合は、文字
板6等の代わりに、例えば液晶ディスプレイ等を有す
る。
【0034】ムーブメント5は、ケース12の内部にお
いて中枠10により保持されている。中枠10(スペー
サ、文字板受けリングともいう)の外周部は、ケース1
2の内壁(ケース内壁)に当接するような形状をしてお
り、ムーブメント5を保持している中枠10がケース1
2の内壁に当接することで、ムーブメント5をケース1
2の内部に収容する。
いて中枠10により保持されている。中枠10(スペー
サ、文字板受けリングともいう)の外周部は、ケース1
2の内壁(ケース内壁)に当接するような形状をしてお
り、ムーブメント5を保持している中枠10がケース1
2の内壁に当接することで、ムーブメント5をケース1
2の内部に収容する。
【0035】部材取付装置13は、裏ぶた8とケース1
2を取り付けるための装置であり、ネジリング9、溝9
a(係合部)、突起部8b(外周突起部)等から構成さ
れている。
2を取り付けるための装置であり、ネジリング9、溝9
a(係合部)、突起部8b(外周突起部)等から構成さ
れている。
【0036】ネジリング9は、ムーブメント5を保持し
ている中枠10をケース12にしっかりと固定するため
のものであり、例えば円筒状のネジリングである。ネジ
リング9の外周部(外周面)には、ケース12の内壁
(内周部)に成形されているめねじ12aに対してネジ
止めすることができるおねじ9bが成形されている。こ
のため、ネジリング9は、図1のようにケース12に対
してネジ止めにより着脱可能に取り付けることができ
る。尚、ネジリング9は、ネジ止めの代わりにバヨネッ
ト止め(バヨネット係合)によりケース12に固定する
ようにしても良い。
ている中枠10をケース12にしっかりと固定するため
のものであり、例えば円筒状のネジリングである。ネジ
リング9の外周部(外周面)には、ケース12の内壁
(内周部)に成形されているめねじ12aに対してネジ
止めすることができるおねじ9bが成形されている。こ
のため、ネジリング9は、図1のようにケース12に対
してネジ止めにより着脱可能に取り付けることができ
る。尚、ネジリング9は、ネジ止めの代わりにバヨネッ
ト止め(バヨネット係合)によりケース12に固定する
ようにしても良い。
【0037】ネジリング9の内周部には、図1のように
溝9aが成形されている。溝9aは、ネジリング9の内
周部に部分的、好ましくは内周全域に渡り溝状に成形さ
れている。この溝9aは、裏ぶた8をケース12に取り
付ける際に裏ぶた8の弾性体である突起部8bがはまり
こんで、突起部8bの弾性力(スナップ固定力)により
裏ぶた8をケース12にしっかりと取り付けるためのも
のである。
溝9aが成形されている。溝9aは、ネジリング9の内
周部に部分的、好ましくは内周全域に渡り溝状に成形さ
れている。この溝9aは、裏ぶた8をケース12に取り
付ける際に裏ぶた8の弾性体である突起部8bがはまり
こんで、突起部8bの弾性力(スナップ固定力)により
裏ぶた8をケース12にしっかりと取り付けるためのも
のである。
【0038】ネジリング9はケース12とは別部材であ
るため、溝9aをネジリング9に成形することにより腕
時計1の製造が容易になる。ネジリング9の材質には、
例えばステンレスや銅系合金にメッキを施したものや、
チタン、チタン合金、プラスチックあるいはアルミニウ
ム合金、さらにはプラチナ、金のむく材等、あるいは超
硬合金等を採用することができる。
るため、溝9aをネジリング9に成形することにより腕
時計1の製造が容易になる。ネジリング9の材質には、
例えばステンレスや銅系合金にメッキを施したものや、
チタン、チタン合金、プラスチックあるいはアルミニウ
ム合金、さらにはプラチナ、金のむく材等、あるいは超
硬合金等を採用することができる。
【0039】裏ぶた8は、ケース12に取り付けるため
のふた部分であり、例えば略円形状をしている。裏ぶた
8は、内周部8d、外周部8c、突起部8b等を有す
る。
のふた部分であり、例えば略円形状をしている。裏ぶた
8は、内周部8d、外周部8c、突起部8b等を有す
る。
【0040】内周部8dは、裏ぶた8の内周部分であ
り、例えば略平面状である。内周部8dは、裏ぶた8を
ケース12に取り付けた場合に、腕時計1の内部に向く
内部面8fと腕時計1の外部に向く外部面8eとが成形
されている。外部面8eには、製造元等を示すマークM
が表示されている。
り、例えば略平面状である。内周部8dは、裏ぶた8を
ケース12に取り付けた場合に、腕時計1の内部に向く
内部面8fと腕時計1の外部に向く外部面8eとが成形
されている。外部面8eには、製造元等を示すマークM
が表示されている。
【0041】外周部8cは、裏ぶた8の外周部分であ
る。外周部8cのケース12側には、突起部8bが成形
されている。
る。外周部8cのケース12側には、突起部8bが成形
されている。
【0042】突起部8bは、裏ぶた8をケース12に取
り付ける場合に、ネジリング9の溝9aにはまりこんで
取り付けるための裏ぶた8の突起状の取り付け部分であ
る。突起部8bは、裏ぶた8の外周部8cのケース12
側(内周部8dの内部面8f側)の面に、外周部8cの
部分的または全周に渡り設けられている。突起部8b
は、例えば図1のようにくの字形をしている弾性を有す
る。突起部8bには、溝9aにはまりこむ係合部8hが
成形されている。係合部8hは、裏ぶた8をケース12
に取り付ける際に、ネジリング9に成形されている溝9
aにはまりこむ(係合する)部分である。裏ぶた8をケ
ース12に取り付けることにより、裏ぶた8の外部面8
eは平坦状となり、裏ぶた8の外部面8eを自由な形状
に成形することができ、見栄えがよい。外部面8eが平
坦状であるため、人が腕時計1を腕に装着した場合に
は、装着感が良い上、小型化を図ることができる。
り付ける場合に、ネジリング9の溝9aにはまりこんで
取り付けるための裏ぶた8の突起状の取り付け部分であ
る。突起部8bは、裏ぶた8の外周部8cのケース12
側(内周部8dの内部面8f側)の面に、外周部8cの
部分的または全周に渡り設けられている。突起部8b
は、例えば図1のようにくの字形をしている弾性を有す
る。突起部8bには、溝9aにはまりこむ係合部8hが
成形されている。係合部8hは、裏ぶた8をケース12
に取り付ける際に、ネジリング9に成形されている溝9
aにはまりこむ(係合する)部分である。裏ぶた8をケ
ース12に取り付けることにより、裏ぶた8の外部面8
eは平坦状となり、裏ぶた8の外部面8eを自由な形状
に成形することができ、見栄えがよい。外部面8eが平
坦状であるため、人が腕時計1を腕に装着した場合に
は、装着感が良い上、小型化を図ることができる。
【0043】裏ぶた8がケース12に取り付けられる
と、裏ぶた8、ネジリング9、及びケース12が、一体
化されて固定されるので、ネジリング9はケース12に
対してネジがゆるみづらい。また、溝9aは、例えばそ
の内周全域に渡り成形されていることから、裏ぶた8の
向き(裏ぶた8の表面のマークMの向き)を所望の向き
とすることができる。尚、突起部8b及び溝9aは、そ
れぞれ突起状及び溝状であると説明しているが、各々逆
の形状であっても良い。
と、裏ぶた8、ネジリング9、及びケース12が、一体
化されて固定されるので、ネジリング9はケース12に
対してネジがゆるみづらい。また、溝9aは、例えばそ
の内周全域に渡り成形されていることから、裏ぶた8の
向き(裏ぶた8の表面のマークMの向き)を所望の向き
とすることができる。尚、突起部8b及び溝9aは、そ
れぞれ突起状及び溝状であると説明しているが、各々逆
の形状であっても良い。
【0044】以上、この発明の部材取付装置の第1の実
施形態を有する腕時計の構成について説明してきたが、
次に裏ぶたをケースに取り付ける手順について図2
(A)、図2(B)、図2(C)に示す図1の腕時計の
外周部付近の拡大断面図を参照して説明する。
施形態を有する腕時計の構成について説明してきたが、
次に裏ぶたをケースに取り付ける手順について図2
(A)、図2(B)、図2(C)に示す図1の腕時計の
外周部付近の拡大断面図を参照して説明する。
【0045】図2(A)のように裏ぶた8の突起部8b
の位置を、予めケース12に取り付けられているネジリ
ング9に成形されている溝9aの位置に合わせる。そし
て、裏ぶた8をY方向にさらに押し込むことにより、突
起部8bの先端付近がネジリング9に当接する。このと
き、弾性体である突起部8bは図2(B)のようにX方
向に逃げながら面9bを摺動し、図2(C)のように突
起部8bの係合部8hが、溝9aにはまりこむこと(ス
ナップ係合)により、裏ぶた8はケース12にパッキン
8aを挟み込んだ状態で取り付けられる。
の位置を、予めケース12に取り付けられているネジリ
ング9に成形されている溝9aの位置に合わせる。そし
て、裏ぶた8をY方向にさらに押し込むことにより、突
起部8bの先端付近がネジリング9に当接する。このと
き、弾性体である突起部8bは図2(B)のようにX方
向に逃げながら面9bを摺動し、図2(C)のように突
起部8bの係合部8hが、溝9aにはまりこむこと(ス
ナップ係合)により、裏ぶた8はケース12にパッキン
8aを挟み込んだ状態で取り付けられる。
【0046】実施形態2 図3は、この発明の部材取付装置の第2の実施形態を有
する腕時計を示す拡大断面図である。
する腕時計を示す拡大断面図である。
【0047】第2の実施形態では、第1の実施形態と同
様な部分については説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
様な部分については説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0048】この腕時計1aは、図3のようにケース1
2、ガラス縁3、ガラス2、中枠10、ムーブメント
5、ネジリング9、裏ぶた8、部材取付装置13a等か
ら構成されている。
2、ガラス縁3、ガラス2、中枠10、ムーブメント
5、ネジリング9、裏ぶた8、部材取付装置13a等か
ら構成されている。
【0049】部材取付装置13aは、図3のように裏ぶ
た8をケース12に取り付けることで、腕時計1aを封
止するものであり、ネジリング9、溝12a、突起部8
b等を有する。第1の実施の形態では、図1のように突
起部8bの係合部8hがはまりこむ溝9aの位置がネジ
リング9であるのに対して、第2の実施の形態では、図
3のようにケース12に溝状の取り付け部分である溝1
2aが成形されている。溝12aは、裏ぶた8の突起部
8bの取り付け先であり、溝12aは、ケース12の内
部面(ケース内壁)に部分的、好ましくは内周全域に渡
り成形されている。
た8をケース12に取り付けることで、腕時計1aを封
止するものであり、ネジリング9、溝12a、突起部8
b等を有する。第1の実施の形態では、図1のように突
起部8bの係合部8hがはまりこむ溝9aの位置がネジ
リング9であるのに対して、第2の実施の形態では、図
3のようにケース12に溝状の取り付け部分である溝1
2aが成形されている。溝12aは、裏ぶた8の突起部
8bの取り付け先であり、溝12aは、ケース12の内
部面(ケース内壁)に部分的、好ましくは内周全域に渡
り成形されている。
【0050】これらにより、ネジリング9は中枠10を
固定するのみとなり、ネジリング9に溝12aを加工す
る必要がないので、ネジリング9の加工が容易になる。
また、第1の実施形態と同様、裏ぶた8をケース12に
取り付ける際には、所望の向きに取り付けることができ
る。
固定するのみとなり、ネジリング9に溝12aを加工す
る必要がないので、ネジリング9の加工が容易になる。
また、第1の実施形態と同様、裏ぶた8をケース12に
取り付ける際には、所望の向きに取り付けることができ
る。
【0051】実施形態3 図4は、この発明の部材取付装置の第3の実施形態を有
する腕時計を示す拡大断面図である。
する腕時計を示す拡大断面図である。
【0052】第3の実施形態では、第1の実施形態と同
様な部分については説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
様な部分については説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0053】この腕時計1bは、図4のようにケース1
2、ガラス縁3、ガラス2、中枠10、ムーブメント
5、ネジリング9、裏ぶた8、部材取付装置13b等か
ら構成されている。
2、ガラス縁3、ガラス2、中枠10、ムーブメント
5、ネジリング9、裏ぶた8、部材取付装置13b等か
ら構成されている。
【0054】部材取付装置13bは、図4のように裏ぶ
た8をケース12に取り付けることで腕時計1bを封止
するものであり、ネジリング9、溝9a(係合部)、突
起部8b(外周突起部)等を有する。第1の実施形態で
は、図1のように中枠10がムーブメント5をケース1
2に保持し、ネジリング9にて中枠10を固定するのに
対して、第3の実施の形態では、図3のように中枠10
はムーブメント5の一部を保持し、ネジリング9は、ム
ーブメント5を保持しつつ、ケース12に着脱可能に取
り付けられている。溝9aは、裏ぶた8の突起部8bの
取り付け先であり、溝9aは、ネジリング9の内部面
(ケース内壁)に部分的、好ましくは内周全域に渡り成
形されている。これにより、第1の実施形態と同様、裏
ぶた8をケース12に取り付ける際には、所望の向きに
取り付けることができる。実施形態2と3において、ネ
ジリング9は、ケース12とバヨネット係合して取り付
けられるものでも良い。
た8をケース12に取り付けることで腕時計1bを封止
するものであり、ネジリング9、溝9a(係合部)、突
起部8b(外周突起部)等を有する。第1の実施形態で
は、図1のように中枠10がムーブメント5をケース1
2に保持し、ネジリング9にて中枠10を固定するのに
対して、第3の実施の形態では、図3のように中枠10
はムーブメント5の一部を保持し、ネジリング9は、ム
ーブメント5を保持しつつ、ケース12に着脱可能に取
り付けられている。溝9aは、裏ぶた8の突起部8bの
取り付け先であり、溝9aは、ネジリング9の内部面
(ケース内壁)に部分的、好ましくは内周全域に渡り成
形されている。これにより、第1の実施形態と同様、裏
ぶた8をケース12に取り付ける際には、所望の向きに
取り付けることができる。実施形態2と3において、ネ
ジリング9は、ケース12とバヨネット係合して取り付
けられるものでも良い。
【0055】この発明は、上記実施形態に限定されず、
特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うこ
とができる。
特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うこ
とができる。
【0056】上述した腕時計は、例えば水晶振動式の時
計であり、電池式あるいは手巻き発電式、あるいは自動
巻発電式、あるいは太陽電池発電式等の形式のものを採
用することができる。このようないわゆる電子腕時計
は、この発明の意図する時計の一種であり、しかも電子
機器の一種である。
計であり、電池式あるいは手巻き発電式、あるいは自動
巻発電式、あるいは太陽電池発電式等の形式のものを採
用することができる。このようないわゆる電子腕時計
は、この発明の意図する時計の一種であり、しかも電子
機器の一種である。
【0057】この発明における時計の概念としては、腕
時計に限らず置き時計や掛け時計等も含むものであり、
ケースとケースに取り付けるふた(裏ぶた等)から構成
されるものであれば時計に限らず、他の分野あるいは他
のもの、例えばカメラ、電子卓上計算機、電子手帳、携
帯型コンピュータ、携帯電話、ページャ、その他携帯用
機器等にもこの発明が適用することができる。
時計に限らず置き時計や掛け時計等も含むものであり、
ケースとケースに取り付けるふた(裏ぶた等)から構成
されるものであれば時計に限らず、他の分野あるいは他
のもの、例えばカメラ、電子卓上計算機、電子手帳、携
帯型コンピュータ、携帯電話、ページャ、その他携帯用
機器等にもこの発明が適用することができる。
【0058】さらに腕時計の概念においては、いわゆる
上述した電子式の腕時計に限らず手巻時計あるいは自動
巻時計のような機械式のような時計をも含むものであ
る。
上述した電子式の腕時計に限らず手巻時計あるいは自動
巻時計のような機械式のような時計をも含むものであ
る。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、ケースに取り付ける
裏ぶたの形状がすっきりとしていて、自由な形状に成形
することができ、裏ぶたの取り付け時に裏ぶたの向き決
めが容易であり、機構部等の修理が容易である。
裏ぶたの形状がすっきりとしていて、自由な形状に成形
することができ、裏ぶたの取り付け時に裏ぶたの向き決
めが容易であり、機構部等の修理が容易である。
【図1】この発明の部材取付装置の第1の実施形態を有
する腕時計の拡大断面図。
する腕時計の拡大断面図。
【図2】図1の部材取付装置において、裏ぶたを取り付
ける様子を示す平面図。
ける様子を示す平面図。
【図3】この発明の部材取付装置の第2の実施形態を有
する腕時計の拡大断面図。
する腕時計の拡大断面図。
【図4】この発明の部材取付装置の第3の実施形態を有
する腕時計の拡大断面図。
する腕時計の拡大断面図。
【図5】従来の部材取付装置を有する腕時計を裏側から
見た場合の様子を示す平面図。
見た場合の様子を示す平面図。
【図6】図5の腕時計をG方向から見た場合の拡大断面
図。
図。
1 腕時計 1a 腕時計 1b 腕時計 4a 溝(係合部) 5 ムーブメント(機構部) 8 裏ぶた 8b 突起部(外周突起部) 8h 係合部 9 ネジリング(機構部支持リング) 9a 溝(係合部) 10 中枠(機構保持部) 12 ケース 13 部材取付装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ケースに対して裏ぶたを取り付ける部材
取付装置において、 ケースに挿入されている機構部を支持すると共にケース
内壁に着脱可能に取着される機構部支持リングを設け、
機構部支持リングに形成された係合部に裏ぶたの外周突
起部に形成された係合部をスナップ係合して、ケースに
対し裏ぶたを取り付けることを特徴とする部材取付装
置。 - 【請求項2】 ケースに対して裏ぶたを取り付ける部材
取付装置において、 ケースに挿入されている機構部を支持すると共にケース
内壁に着脱可能に取着される機構部支持リングを設け、
機構部支持リング以外のケースに形成された係合部に裏
ぶたの外周突起部に形成された係合部をスナップ係合し
て、ケースに裏ぶたを取り付けることを特徴とする部材
取付装置。 - 【請求項3】 機構部支持リングは、外周面に成形され
たネジにてケース内壁に対して螺合されている請求項1
または請求項2のいずれかに記載の部材取付装置。 - 【請求項4】 機構部支持リングは、ケース内壁に対し
てバヨネット係合されている請求項1または請求項2の
いずれかに記載の部材取付装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の部材取
付装置を有する時計。 - 【請求項6】 機構部支持リングに形成された係合部は
溝状であり、裏ぶたの外周突起部に形成された係合部は
突起状である請求項5に記載の時計。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の部材取
付装置を有する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9276308A JPH11118954A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 部材取付装置、部材取付装置を有する時計、及び部材取付装置を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9276308A JPH11118954A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 部材取付装置、部材取付装置を有する時計、及び部材取付装置を有する電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118954A true JPH11118954A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17567653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9276308A Pending JPH11118954A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 部材取付装置、部材取付装置を有する時計、及び部材取付装置を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118954A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003057365A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-02-26 | Swatch Group Manag Services Ag Swatch Group Manag Services Sa Swatch Group Manag:The | 腕時計ケースの中間部材にねじ付けられた裏蓋の12時−6時を通る垂直軸に対するアラインメントを調整する装置 |
JP2003065227A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Koshin:Kk | 可変容量ポンプ |
JP2009507233A (ja) * | 2005-09-06 | 2009-02-19 | ザ・スウォッチ・グループ・マネージメント・サービシイズ・エイ ジー | 裏蓋を腕時計の中間部品に取り付けるための装置 |
CH710451A1 (fr) * | 2014-12-09 | 2016-06-15 | Richemont Int Sa | Boîte de montre. |
CN111427251A (zh) * | 2019-01-09 | 2020-07-17 | 布朗潘有限公司 | 钟表的可定向后盖 |
JP2021051062A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 計時器用または腕時計用、または宝飾品のピース用の外部部品のサブアセンブリ |
JP2023024947A (ja) * | 2021-08-09 | 2023-02-21 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計のための方向付け可能なバック |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP9276308A patent/JPH11118954A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021051062A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 計時器用または腕時計用、または宝飾品のピース用の外部部品のサブアセンブリ |
JP2023024947A (ja) * | 2021-08-09 | 2023-02-21 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計のための方向付け可能なバック |
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