JPH11114454A - 散水用ノズル - Google Patents
散水用ノズルInfo
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- JPH11114454A JPH11114454A JP29622097A JP29622097A JPH11114454A JP H11114454 A JPH11114454 A JP H11114454A JP 29622097 A JP29622097 A JP 29622097A JP 29622097 A JP29622097 A JP 29622097A JP H11114454 A JPH11114454 A JP H11114454A
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- 239000007921 spray Substances 0.000 title claims abstract description 19
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract description 5
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- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水の噴出口のあるノズル本体の先端面に、異
なる水形用の吐水出口と、各吐水出口に連なる吐水入口
のある散水体を取付け回転させて各吐水入口を噴出口に
合わせ、所望の水形を得るノズルで、シャワー散水など
大流量が適するときは大量を、噴霧散水のように小流量
が適するときは小量を送水可とする。 【解決手段】 ノズル本体1に、2つの噴出口6a,6
bを設けた。散水体31には、回転させることで噴出口
6a、6bに対応するよう、シャワー用などの吐水出口
21に連なる吐水入口21a,21bを2つ設け、この
2つの噴出口から大量の送水を得られる構成とした。一
方、小流量の吐水が適する水形の吐水出口に連なる吐水
入口は各1つ設け、回転させることで1つの噴出口6a
に対応するように配置し、小量の送水を得られる構成と
した。
なる水形用の吐水出口と、各吐水出口に連なる吐水入口
のある散水体を取付け回転させて各吐水入口を噴出口に
合わせ、所望の水形を得るノズルで、シャワー散水など
大流量が適するときは大量を、噴霧散水のように小流量
が適するときは小量を送水可とする。 【解決手段】 ノズル本体1に、2つの噴出口6a,6
bを設けた。散水体31には、回転させることで噴出口
6a、6bに対応するよう、シャワー用などの吐水出口
21に連なる吐水入口21a,21bを2つ設け、この
2つの噴出口から大量の送水を得られる構成とした。一
方、小流量の吐水が適する水形の吐水出口に連なる吐水
入口は各1つ設け、回転させることで1つの噴出口6a
に対応するように配置し、小量の送水を得られる構成と
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースの先端に接
続され、打ち水用や家庭園芸用の散水に使用される散水
用ノズルに関し、詳しくは、散水形態を適宜に選択、切
替えできるように構成された散水用ノズルに関する。
続され、打ち水用や家庭園芸用の散水に使用される散水
用ノズルに関し、詳しくは、散水形態を適宜に選択、切
替えできるように構成された散水用ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の散水用ノズルとしては、散水用
ノズル本体(以下、ノズル本体若しくは単に本体ともい
う)の先端面に、接続されたホースから送水される水を
噴出させる噴出口を設け、同先端面に、複数種類の水形
(散水形態)を得られるように形成された複数の吐水出
口(散水口)を有すると共に各吐水出口に連なる吐水入
口を備えた散水体(散水板)を、その吐水入口が当接す
るようにして回転自在に取り付け、そして、この散水体
を回転させて所定の吐水入口を噴出口に合わせ、こうす
ることで所望とする水形を得られるように構成したもの
がある(特公平5−75463号など参照)。
ノズル本体(以下、ノズル本体若しくは単に本体ともい
う)の先端面に、接続されたホースから送水される水を
噴出させる噴出口を設け、同先端面に、複数種類の水形
(散水形態)を得られるように形成された複数の吐水出
口(散水口)を有すると共に各吐水出口に連なる吐水入
口を備えた散水体(散水板)を、その吐水入口が当接す
るようにして回転自在に取り付け、そして、この散水体
を回転させて所定の吐水入口を噴出口に合わせ、こうす
ることで所望とする水形を得られるように構成したもの
がある(特公平5−75463号など参照)。
【0003】このような散水体の複数の吐水出口の形状
は次のように構成されている。例えば、直線(ストレー
ト)状の細い水形で遠方に飛すための吐水出口の形状
は、小径の略円状に形成され、比較的太い水形のための
吐水出口の形状はそれより大径の略円状に形成される。
また、自動車の洗浄のためなど偏平で扇形の水形として
幅広く水を掛けられるようにするための吐水出口の形状
はスリット状に形成される。さらに、シャワー水用の吐
水出口の形状は多数の微小孔とされる。そして、バケツ
に溜め水するなどに適する吐水出口は、遠くに飛ばすこ
とや勢いは必要はないことから、通水部(通水面積)が
大きく確保されるような開口とされる。
は次のように構成されている。例えば、直線(ストレー
ト)状の細い水形で遠方に飛すための吐水出口の形状
は、小径の略円状に形成され、比較的太い水形のための
吐水出口の形状はそれより大径の略円状に形成される。
また、自動車の洗浄のためなど偏平で扇形の水形として
幅広く水を掛けられるようにするための吐水出口の形状
はスリット状に形成される。さらに、シャワー水用の吐
水出口の形状は多数の微小孔とされる。そして、バケツ
に溜め水するなどに適する吐水出口は、遠くに飛ばすこ
とや勢いは必要はないことから、通水部(通水面積)が
大きく確保されるような開口とされる。
【0004】しかして、上記従来の散水用ノズルでは、
それと蛇口との間をホースで接続し、蛇口を適度に開栓
しておき、例えば、ストレート状の散水としたい場合に
は、散水体を回転させてその吐水出口に連なる吐水入口
を噴出口に合わせ、レバー操作などにより散水用ノズル
を開弁操作することでその散水が得られる。また、その
散水の途中でシャワー水(散水)としたい場合には、散
水体を回転させてそれ用の吐水入口を同噴出口に合わせ
れば良い。このように、この種の散水用ノズルは、その
使用過程でも散水体を回転させることで所望とする水形
を選択できるようになっている。
それと蛇口との間をホースで接続し、蛇口を適度に開栓
しておき、例えば、ストレート状の散水としたい場合に
は、散水体を回転させてその吐水出口に連なる吐水入口
を噴出口に合わせ、レバー操作などにより散水用ノズル
を開弁操作することでその散水が得られる。また、その
散水の途中でシャワー水(散水)としたい場合には、散
水体を回転させてそれ用の吐水入口を同噴出口に合わせ
れば良い。このように、この種の散水用ノズルは、その
使用過程でも散水体を回転させることで所望とする水形
を選択できるようになっている。
【0005】ところで、このような散水用ノズルでは、
いずれの水形で散水される場合でも本体の1つの噴出口
から送水されて吐水されるため、吐水出口の通水面積が
極端に小さいような場合を除けば、基本的には散水形態
を変えても吐出される水量は大きくは変わらない。そし
て、ストレート状とか偏平形状なる水形の散水では、蛇
口の開栓度を大きくすると勢いがつき過ぎてかえって使
用しにくい場合が多く、したがって、蛇口の開栓度は比
較的小さく調節される。
いずれの水形で散水される場合でも本体の1つの噴出口
から送水されて吐水されるため、吐水出口の通水面積が
極端に小さいような場合を除けば、基本的には散水形態
を変えても吐出される水量は大きくは変わらない。そし
て、ストレート状とか偏平形状なる水形の散水では、蛇
口の開栓度を大きくすると勢いがつき過ぎてかえって使
用しにくい場合が多く、したがって、蛇口の開栓度は比
較的小さく調節される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような開
栓度が小さい状態の下で散水体を回転させ、シャワー散
水に水形を変えると勢いが低下し、全シャワー孔から散
水されず、満足いく形のよい散水が得られないといった
問題があった。つまり例えば全体として円錐状となって
散水されるべきシャワー水が綺麗な円錐状とならないで
垂れ落ちたりするなどして散水面積が低下し、植木や花
などへの水やりに手間取ってしまうといった問題があっ
た。この場合、蛇口のところまで行ってその開栓状態を
調節すればよいわけであるが、それでは面倒である。
栓度が小さい状態の下で散水体を回転させ、シャワー散
水に水形を変えると勢いが低下し、全シャワー孔から散
水されず、満足いく形のよい散水が得られないといった
問題があった。つまり例えば全体として円錐状となって
散水されるべきシャワー水が綺麗な円錐状とならないで
垂れ落ちたりするなどして散水面積が低下し、植木や花
などへの水やりに手間取ってしまうといった問題があっ
た。この場合、蛇口のところまで行ってその開栓状態を
調節すればよいわけであるが、それでは面倒である。
【0007】しかも、このように調節しても、さらにス
トレート状など小流量が適する水形に再度切替えれば、
今度は勢いがつき過ぎてしまう。また、ストレート状な
ど小流量が適する吐水出口から、溜め水用に設けられて
いる通水面積の大きい吐水出口に切り替える場合には水
量が足らず、水溜めに時間が掛かってしまうといった問
題もあった。
トレート状など小流量が適する水形に再度切替えれば、
今度は勢いがつき過ぎてしまう。また、ストレート状な
ど小流量が適する吐水出口から、溜め水用に設けられて
いる通水面積の大きい吐水出口に切り替える場合には水
量が足らず、水溜めに時間が掛かってしまうといった問
題もあった。
【0008】上記したように、従来の散水用ノズルでは
散水体を回転させることで散水形態を選択、切替えでき
るものの、蛇口の開栓状態を変えないかぎりは所望とす
る水量を得ることはできない。したがって、比較的小流
量で適切な水形の得られるストレートや偏平の散水状態
から比較的大流量が適するシャワーや溜め水用の吐水に
切替える場合には水量不足となってしまう。逆に、シャ
ワーや溜め水用の吐水からストレートや偏平の水形に変
更する場合には、勢いが強くなり過ぎてしまう。
散水体を回転させることで散水形態を選択、切替えでき
るものの、蛇口の開栓状態を変えないかぎりは所望とす
る水量を得ることはできない。したがって、比較的小流
量で適切な水形の得られるストレートや偏平の散水状態
から比較的大流量が適するシャワーや溜め水用の吐水に
切替える場合には水量不足となってしまう。逆に、シャ
ワーや溜め水用の吐水からストレートや偏平の水形に変
更する場合には、勢いが強くなり過ぎてしまう。
【0009】このように、従来のノズルにおいては散水
形態の切り替えはできても、その散水形態に応じた吐水
量は得られないといった問題があった。こうした中、散
水用ノズルについても、その軽量、コンパクト化の要請
があるが、そのために散水体を小さくすれば、それに形
成される複数の吐水出口及びこれに通水する本体の噴出
口の各通水面積をさらに小さくせざるを得ず、前記問題
はいっそう顕著となる。本発明は、このような問題を解
決すべくなされたもので、シャワー散水や溜め水用の吐
水のように大流量が適する水形の場合やストレート散水
や偏平形態の散水のように小流量が適する水形の場合の
ように、水形に応じて適した水量の得られる散水用ノズ
ルを提供することをその目的とする。
形態の切り替えはできても、その散水形態に応じた吐水
量は得られないといった問題があった。こうした中、散
水用ノズルについても、その軽量、コンパクト化の要請
があるが、そのために散水体を小さくすれば、それに形
成される複数の吐水出口及びこれに通水する本体の噴出
口の各通水面積をさらに小さくせざるを得ず、前記問題
はいっそう顕著となる。本発明は、このような問題を解
決すべくなされたもので、シャワー散水や溜め水用の吐
水のように大流量が適する水形の場合やストレート散水
や偏平形態の散水のように小流量が適する水形の場合の
ように、水形に応じて適した水量の得られる散水用ノズ
ルを提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、散水用ノズル本体の先端面に、接続された
ホースから送水される水を噴出させる噴出口を備えてお
り、同先端面に、複数種類の水形を得られるように形成
された複数の吐水出口を有すると共に各吐水出口に連な
る吐水入口を備えた散水体を、その吐水入口が当接する
ようにして回転自在に取り付け、同散水体を回転させて
所定の吐水入口を前記噴出口に合わせることで所望とす
る水形を得られるように構成された散水用ノズルにおい
て、前記噴出口を2つ設け、該散水体の吐水出口のうち
大流量の吐水が適する水形用の吐水出口には該吐水出口
に連なる吐水入口を2つ設けると共に、該散水体を回転
させることで該2つの吐水入口が前記2つの噴出口と対
向するように配置し、また、該散水体の吐水出口のうち
小流量の吐水が適する水形の吐水出口には該吐水出口に
連なる吐水入口を1つ設けると共に、該散水体を回転さ
せることで該1つの吐水入口が前記2つの噴出口のうち
の1と対向するように配置し、かつ該1つの吐水入口が
前記2つの噴出口のうちの1と対向する際には該散水体
が他の1つの噴出口を閉塞するように構成したことを特
徴とする。
決するため、散水用ノズル本体の先端面に、接続された
ホースから送水される水を噴出させる噴出口を備えてお
り、同先端面に、複数種類の水形を得られるように形成
された複数の吐水出口を有すると共に各吐水出口に連な
る吐水入口を備えた散水体を、その吐水入口が当接する
ようにして回転自在に取り付け、同散水体を回転させて
所定の吐水入口を前記噴出口に合わせることで所望とす
る水形を得られるように構成された散水用ノズルにおい
て、前記噴出口を2つ設け、該散水体の吐水出口のうち
大流量の吐水が適する水形用の吐水出口には該吐水出口
に連なる吐水入口を2つ設けると共に、該散水体を回転
させることで該2つの吐水入口が前記2つの噴出口と対
向するように配置し、また、該散水体の吐水出口のうち
小流量の吐水が適する水形の吐水出口には該吐水出口に
連なる吐水入口を1つ設けると共に、該散水体を回転さ
せることで該1つの吐水入口が前記2つの噴出口のうち
の1と対向するように配置し、かつ該1つの吐水入口が
前記2つの噴出口のうちの1と対向する際には該散水体
が他の1つの噴出口を閉塞するように構成したことを特
徴とする。
【0011】ここに、前記大流量の吐水が適する水形用
の吐水出口は、シャワー水用の吐水出口又は溜め水用の
吐水出口が代表的なものとして例示される。このような
手段においては、ストレート水など、小流量の吐水が適
する水形用の吐水出口には、1つの噴出口を介して送水
される。そして、このような1つの噴出口から送水され
ている状態から、散水体を回転させることで、大流量の
吐水が適する水形(シャワー用又は溜め水用など)用の
吐水出口に連なる2つの吐水入口が前記2つの噴出口と
対向すると、その2つの噴出口から送水されるから、そ
の分、流量が増し、勢いのあるシャワー水、或いは勢い
のない大流量の低速吐水により短時間で溜め水ができ
る。すなわち、本発明の散水用ノズルによれば、水形に
合わせて水量も大小切り替えられるから、適切な散水形
態が得られる。
の吐水出口は、シャワー水用の吐水出口又は溜め水用の
吐水出口が代表的なものとして例示される。このような
手段においては、ストレート水など、小流量の吐水が適
する水形用の吐水出口には、1つの噴出口を介して送水
される。そして、このような1つの噴出口から送水され
ている状態から、散水体を回転させることで、大流量の
吐水が適する水形(シャワー用又は溜め水用など)用の
吐水出口に連なる2つの吐水入口が前記2つの噴出口と
対向すると、その2つの噴出口から送水されるから、そ
の分、流量が増し、勢いのあるシャワー水、或いは勢い
のない大流量の低速吐水により短時間で溜め水ができ
る。すなわち、本発明の散水用ノズルによれば、水形に
合わせて水量も大小切り替えられるから、適切な散水形
態が得られる。
【0012】上記手段においては、前記散水用ノズル本
体の先端面の2つの噴出口は、前記散水体の回転中心か
ら同一距離に設けることもできるが、異なる距離に設け
るのが好ましい。すなわち、前記散水用ノズル本体の先
端面の2つの噴出口は、前記散水体の回転中心を中心と
する1円周上に設けることもできるが、同回転中心を中
心とする異なる円周上に設けるのが好ましい。このよう
にすると、吐水出口の配置(レイアウト)の自由度が大
きくなるため、散水体をコンパクト化できるからであ
る。
体の先端面の2つの噴出口は、前記散水体の回転中心か
ら同一距離に設けることもできるが、異なる距離に設け
るのが好ましい。すなわち、前記散水用ノズル本体の先
端面の2つの噴出口は、前記散水体の回転中心を中心と
する1円周上に設けることもできるが、同回転中心を中
心とする異なる円周上に設けるのが好ましい。このよう
にすると、吐水出口の配置(レイアウト)の自由度が大
きくなるため、散水体をコンパクト化できるからであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態に
ついて、図1〜13を参照して詳細に説明する。図中、
1はピストル形をなす散水用ノズル本体であり、そのグ
リップ(把持部)2の基端部(図1下部)には詳しくは
図示しないがホース接続部3を備えている。散水用ノズ
ル本体1の先端側(図1左)はラッパ状に拡径され、そ
の先端面4は略円形に形成され、その1直径上において
異なる半径距離にて先端面4の中心4cを挟むようにし
て2つの噴出口6a,6bが開口、形成されている(図
3,4参照)。ただし、本体1の先端面4は図4及び図
5に示される先端面部材5にて形成されている。また噴
出口6a,6bは、それぞれ略同一径の円形とされ、ホ
ース(図示せず)から送水された水が、図中矢印で示し
たようにグリップ2と先端面4との間の横筒部7内を通
り、同内部に配設されたニードル弁8及び弁座筒体9を
介し、この噴出口6a,6bを経て噴出されるように構
成されている。なお、噴出口6a,6bの周縁は段付き
状に凹設されその各段部にはOリングパッキン11が取
着されている。また、先端面4の外周寄り部位の両側に
は円弧状に凹設された凹部12を有している(図4参
照)。
ついて、図1〜13を参照して詳細に説明する。図中、
1はピストル形をなす散水用ノズル本体であり、そのグ
リップ(把持部)2の基端部(図1下部)には詳しくは
図示しないがホース接続部3を備えている。散水用ノズ
ル本体1の先端側(図1左)はラッパ状に拡径され、そ
の先端面4は略円形に形成され、その1直径上において
異なる半径距離にて先端面4の中心4cを挟むようにし
て2つの噴出口6a,6bが開口、形成されている(図
3,4参照)。ただし、本体1の先端面4は図4及び図
5に示される先端面部材5にて形成されている。また噴
出口6a,6bは、それぞれ略同一径の円形とされ、ホ
ース(図示せず)から送水された水が、図中矢印で示し
たようにグリップ2と先端面4との間の横筒部7内を通
り、同内部に配設されたニードル弁8及び弁座筒体9を
介し、この噴出口6a,6bを経て噴出されるように構
成されている。なお、噴出口6a,6bの周縁は段付き
状に凹設されその各段部にはOリングパッキン11が取
着されている。また、先端面4の外周寄り部位の両側に
は円弧状に凹設された凹部12を有している(図4参
照)。
【0014】なお、ニードル弁8はレバー13を介して
開閉操作される構成とされている。すなわち、ニードル
弁8は、常時はスプリング14によって先端面側(図1
左側)に付勢され、ニードル8aの先端部に設けたシー
ル材(Oリングパッキン)8cを弁座筒体9に押圧させ
て閉弁状態となるように構成され、グリップ2の背面側
に設けられたレバー13を操作することでニードル8a
をその基端部8b側(図1,2右側)に位置(移動)さ
せてニードル弁8を開弁させ、ホースからグリップ2内
を通して送水させ、噴出口6a,6bに水を送込むよう
に構成されている。なお、レバー13は「く」の字形に
形成され、その角部を支点15とし、グリップ2の背面
側に突出するニードル基端部8bをレバー13の上端部
近傍に係止させてあり、そのレバー13をグリップ2と
共に強く握ることでニードル弁8をその基端部8b側に
引き寄せて開弁するように構成されている。
開閉操作される構成とされている。すなわち、ニードル
弁8は、常時はスプリング14によって先端面側(図1
左側)に付勢され、ニードル8aの先端部に設けたシー
ル材(Oリングパッキン)8cを弁座筒体9に押圧させ
て閉弁状態となるように構成され、グリップ2の背面側
に設けられたレバー13を操作することでニードル8a
をその基端部8b側(図1,2右側)に位置(移動)さ
せてニードル弁8を開弁させ、ホースからグリップ2内
を通して送水させ、噴出口6a,6bに水を送込むよう
に構成されている。なお、レバー13は「く」の字形に
形成され、その角部を支点15とし、グリップ2の背面
側に突出するニードル基端部8bをレバー13の上端部
近傍に係止させてあり、そのレバー13をグリップ2と
共に強く握ることでニードル弁8をその基端部8b側に
引き寄せて開弁するように構成されている。
【0015】また、図5に示したように本体をなす先端
面部材5の中央には孔(ネジ孔)18を備えた軸体19
が突出状に形成されている。さらに、先端面部材5の先
端面4には図6〜8に示されるように、散水形態を異と
するように形成された複数の吐水出口21〜26を備え
た中空円板状の散水体31がその中央の円孔32を軸体
19に外嵌してねじ止めされ、ねじ部材33の軸線すな
わち散水体の中心31cを回転中心としてその軸線回り
に本体1に対して回転自在に取着されている。本例で
は、次記するように形成された散水体31を回転させる
ことで、噴出口6a,6bの1又は2(両方)を介して
目的に応じた水形の散水が得られるように構成されてい
る。詳しくは次のようである。
面部材5の中央には孔(ネジ孔)18を備えた軸体19
が突出状に形成されている。さらに、先端面部材5の先
端面4には図6〜8に示されるように、散水形態を異と
するように形成された複数の吐水出口21〜26を備え
た中空円板状の散水体31がその中央の円孔32を軸体
19に外嵌してねじ止めされ、ねじ部材33の軸線すな
わち散水体の中心31cを回転中心としてその軸線回り
に本体1に対して回転自在に取着されている。本例で
は、次記するように形成された散水体31を回転させる
ことで、噴出口6a,6bの1又は2(両方)を介して
目的に応じた水形の散水が得られるように構成されてい
る。詳しくは次のようである。
【0016】散水体31は、散水用ノズル本体1の先端
面4に対応する形の円形板部41と、前面(図1左側、
図6左側)の略全体に吐水出口21として微小な多数の
シャワー孔(群)を備えると共にその適所に別の水形を
なす吐水出口22〜26を備えた散水板51を主体とし
て中空状に形成されている。すなわち円形板部41は、
図6に示されるように、その外周縁に散水板51の周縁
の内筒部52が当接状態で接着(固定)され、また中央
の円孔32を成すように円筒状に突設された円筒部42
に,散水板51の中央の円筒部53を当接させて接着さ
せ、内側にリング状の中空部K1を形成している。そし
て、散水板51の周縁の内筒部52から先端側に、所定
の間隔をおいてリブ54が複数形成されると共にそれと
同体で折り返し状に外筒部55が形成され、同外筒部5
5が本体1の先端面4の外周面4aに回転自在に外嵌さ
れている。
面4に対応する形の円形板部41と、前面(図1左側、
図6左側)の略全体に吐水出口21として微小な多数の
シャワー孔(群)を備えると共にその適所に別の水形を
なす吐水出口22〜26を備えた散水板51を主体とし
て中空状に形成されている。すなわち円形板部41は、
図6に示されるように、その外周縁に散水板51の周縁
の内筒部52が当接状態で接着(固定)され、また中央
の円孔32を成すように円筒状に突設された円筒部42
に,散水板51の中央の円筒部53を当接させて接着さ
せ、内側にリング状の中空部K1を形成している。そし
て、散水板51の周縁の内筒部52から先端側に、所定
の間隔をおいてリブ54が複数形成されると共にそれと
同体で折り返し状に外筒部55が形成され、同外筒部5
5が本体1の先端面4の外周面4aに回転自在に外嵌さ
れている。
【0017】なお、図6に示したように外筒部55と内
筒部52との間(空間)K2は、前面側にはリブ54相
互間のなす吐水出口(通水部)22を介して散水板51
の前方の外部空間に連なり、後面側には円形板部41の
周縁に連なるようになっている。そして、円形板部41
の後面側の周縁は、所定の幅W1で周方向に沿い、すな
わち同心円状にて段付き状で低位とされ、環状の低部4
5を成している(図6,7参照)。なお、リブ54相互
間の通水部は、環状に配置され、全体として大きな通水
面積を備えた溜め水用の吐水出口22をなすものであ
る。
筒部52との間(空間)K2は、前面側にはリブ54相
互間のなす吐水出口(通水部)22を介して散水板51
の前方の外部空間に連なり、後面側には円形板部41の
周縁に連なるようになっている。そして、円形板部41
の後面側の周縁は、所定の幅W1で周方向に沿い、すな
わち同心円状にて段付き状で低位とされ、環状の低部4
5を成している(図6,7参照)。なお、リブ54相互
間の通水部は、環状に配置され、全体として大きな通水
面積を備えた溜め水用の吐水出口22をなすものであ
る。
【0018】そして、円形板部41には、図7に示した
ように円孔32の中心31cを中心とする円の直径D1
方向上であって、本体1の先端面4の中心(回転中心)
4cから各噴出口6a,6bの中心に対向する各半径距
離R1,R2において略円形の吐水入口21a,21b
が開口され、図6に示したように中空部K1を介してシ
ャワー用の吐水出口(シャワー出口ともいう)21に連
なるように構成されている。すなわち、円形板部41の
中心31cから内周寄り部位の吐水入口(シャワー入り
口ともいう)21aの中心までの距離R1は、先端面4
の中心4cから内周寄り部位の噴出口6aの中心までの
距離と同じであり、円形板部41の中心31cから外周
寄り部位の吐水入口(シャワー入り口ともいう)21b
の中心までの距離R2は、先端面4の中心4cから外周
寄り部位の噴出口6bの中心までの距離と同じとされて
いる。
ように円孔32の中心31cを中心とする円の直径D1
方向上であって、本体1の先端面4の中心(回転中心)
4cから各噴出口6a,6bの中心に対向する各半径距
離R1,R2において略円形の吐水入口21a,21b
が開口され、図6に示したように中空部K1を介してシ
ャワー用の吐水出口(シャワー出口ともいう)21に連
なるように構成されている。すなわち、円形板部41の
中心31cから内周寄り部位の吐水入口(シャワー入り
口ともいう)21aの中心までの距離R1は、先端面4
の中心4cから内周寄り部位の噴出口6aの中心までの
距離と同じであり、円形板部41の中心31cから外周
寄り部位の吐水入口(シャワー入り口ともいう)21b
の中心までの距離R2は、先端面4の中心4cから外周
寄り部位の噴出口6bの中心までの距離と同じとされて
いる。
【0019】こうして、散水体31を回転させることで
2つの吐水入口(シャワー入り口)21a,21bを本
体1の2つの噴出口6a,6bに合わせることができる
ように形成され、そのように合わせて送水することで、
中空部K1内に比較的大流量の水を入込ませて多数のシ
ャワー孔をなす吐水出口21から散水することができる
ように形成されている(図2、6参照)。なお、この位
置から散水体31が180度回転され、内周寄り部位に
あるシャワー入口21aが本体1の外周寄り部位の噴出
口6bの側に位置したときには、その外周寄り部位の噴
出口6bは取着されたOリングパッキン11を介して円
形板部41にて水密を保持して閉塞されるように構成さ
れている。因みに、その際には内周寄り部位にある噴出
口6aが後述するように、前記の直径D1方向上でシャ
ワー入口21aと反対側に設けられた別(扇形散水用)
の吐水入口25aに対向するように形成されている(図
7参照)。なお、外周寄り部位のシャワー用の吐水入口
21bの先端面側(中空部K1内)にはバッフル(分散
板)46が設けられており、中空部K1内に入込んだ水
を一旦横方向ないし周方向に送り、中空部K1内によく
充満するように形成されている。
2つの吐水入口(シャワー入り口)21a,21bを本
体1の2つの噴出口6a,6bに合わせることができる
ように形成され、そのように合わせて送水することで、
中空部K1内に比較的大流量の水を入込ませて多数のシ
ャワー孔をなす吐水出口21から散水することができる
ように形成されている(図2、6参照)。なお、この位
置から散水体31が180度回転され、内周寄り部位に
あるシャワー入口21aが本体1の外周寄り部位の噴出
口6bの側に位置したときには、その外周寄り部位の噴
出口6bは取着されたOリングパッキン11を介して円
形板部41にて水密を保持して閉塞されるように構成さ
れている。因みに、その際には内周寄り部位にある噴出
口6aが後述するように、前記の直径D1方向上でシャ
ワー入口21aと反対側に設けられた別(扇形散水用)
の吐水入口25aに対向するように形成されている(図
7参照)。なお、外周寄り部位のシャワー用の吐水入口
21bの先端面側(中空部K1内)にはバッフル(分散
板)46が設けられており、中空部K1内に入込んだ水
を一旦横方向ないし周方向に送り、中空部K1内によく
充満するように形成されている。
【0020】また、図7に示したように、前記円形板部
41のうち、前記したシャワー用の2つの吐水入口21
a,21bの設けられているのと異なる直径D2方向に
は、円孔32の中心31cを中心としてその2つの吐水
入口21a,21bの中心を通る各円周Da,Db上を
中心として円形で段付き状に低位とされてなる2つの円
弧状低部22a,22bが形成されており、次記するよ
うに溜め水用の吐水入口をなすように形成されている。
この各円弧状低部22a,22bにはそれぞれ、外周縁
に向かって外拡がり(三角)状に連なる外拡がり低部4
7,48を連設しており、その周縁が環状の低部45に
連なるように形成されている。
41のうち、前記したシャワー用の2つの吐水入口21
a,21bの設けられているのと異なる直径D2方向に
は、円孔32の中心31cを中心としてその2つの吐水
入口21a,21bの中心を通る各円周Da,Db上を
中心として円形で段付き状に低位とされてなる2つの円
弧状低部22a,22bが形成されており、次記するよ
うに溜め水用の吐水入口をなすように形成されている。
この各円弧状低部22a,22bにはそれぞれ、外周縁
に向かって外拡がり(三角)状に連なる外拡がり低部4
7,48を連設しており、その周縁が環状の低部45に
連なるように形成されている。
【0021】しかして、図9に示したように、散水体3
1を回転させて2つの低部47,48の頂部をなす各円
弧状低部22a,22bを本体1の噴出口6a,6bに
合わせ、その下で各噴出口から送水があると、図9中矢
印で示したように水は2つの噴出口6a,6bを通過
し、散水体31の内部空間K1に入り込むことなく、本
体1の先端面4と該各円弧状低部22a,22bの間に
至り、それぞれ外拡がり低部47,48を通って円形板
部41の周縁の低部45に回り込み、さらに外筒部55
と内筒部52との間の環状を成す大きな通水部K2を通
り、溜め水用の吐水出口22から散水板51の前方に抵
抗なく低速で吐出されるようになっている。なお、円形
板部41における49は、散水体31が前記(図9)の
低速吐水状態の位置から180度回転された際におい
て、本体1の外周寄り部位の噴出口6bを閉塞できる大
きさを有し、円形で円形板部41の面と面一で平坦に隆
起されてなる閉塞用隆起面である(図7参照)。
1を回転させて2つの低部47,48の頂部をなす各円
弧状低部22a,22bを本体1の噴出口6a,6bに
合わせ、その下で各噴出口から送水があると、図9中矢
印で示したように水は2つの噴出口6a,6bを通過
し、散水体31の内部空間K1に入り込むことなく、本
体1の先端面4と該各円弧状低部22a,22bの間に
至り、それぞれ外拡がり低部47,48を通って円形板
部41の周縁の低部45に回り込み、さらに外筒部55
と内筒部52との間の環状を成す大きな通水部K2を通
り、溜め水用の吐水出口22から散水板51の前方に抵
抗なく低速で吐出されるようになっている。なお、円形
板部41における49は、散水体31が前記(図9)の
低速吐水状態の位置から180度回転された際におい
て、本体1の外周寄り部位の噴出口6bを閉塞できる大
きさを有し、円形で円形板部41の面と面一で平坦に隆
起されてなる閉塞用隆起面である(図7参照)。
【0022】そして本例では、図8に示したように、前
記のような大流量の吐水が適する吐水出口21,22の
他、比較的小流量の吐水が適する吐水出口23〜26が
設けられている。すなわち、このような中空の散水体3
1をなす散水板51と円形板部41とを貫通し、一方の
噴出口6aから直接吐出されるように形成された吐水出
口(以下、貫通吐水出口ともいう)23〜26を散水板
51側に備えた筒体(流路)23t〜26tを貫通状に
4つ有しており、吐水出口23〜26の形状により散水
形態を異とする吐水が得られるようにされている(図1
0〜13参照)。ただし、各吐水出口23〜26に連な
る筒体23t〜26tは、散水用ノズル本体1の先端面
4の2つの噴出口6a,6bのうちの内周寄り部位のも
の(6a)の中心を通る円周Da上にて適宜の間隔をお
いて配置されている(図7,8,10〜13参照)。す
なわち各吐水出口23〜26の中心、及び円形板部41
側の端部すなわち吐水入口(貫通吐水入口)23a〜2
6aの中心が、散水体31の中心(回転中心)31cと
前記シャワー用の内周寄りにある吐水出口21aの中心
までを半径とする同一円周Da上に適宜の間隔で配置さ
れている。
記のような大流量の吐水が適する吐水出口21,22の
他、比較的小流量の吐水が適する吐水出口23〜26が
設けられている。すなわち、このような中空の散水体3
1をなす散水板51と円形板部41とを貫通し、一方の
噴出口6aから直接吐出されるように形成された吐水出
口(以下、貫通吐水出口ともいう)23〜26を散水板
51側に備えた筒体(流路)23t〜26tを貫通状に
4つ有しており、吐水出口23〜26の形状により散水
形態を異とする吐水が得られるようにされている(図1
0〜13参照)。ただし、各吐水出口23〜26に連な
る筒体23t〜26tは、散水用ノズル本体1の先端面
4の2つの噴出口6a,6bのうちの内周寄り部位のも
の(6a)の中心を通る円周Da上にて適宜の間隔をお
いて配置されている(図7,8,10〜13参照)。す
なわち各吐水出口23〜26の中心、及び円形板部41
側の端部すなわち吐水入口(貫通吐水入口)23a〜2
6aの中心が、散水体31の中心(回転中心)31cと
前記シャワー用の内周寄りにある吐水出口21aの中心
までを半径とする同一円周Da上に適宜の間隔で配置さ
れている。
【0023】なお、貫通吐水出口(開口部)23〜26
は、細いストレート状の水形を得るために小さい円形と
された貫通吐水出口23、柔らかい噴霧状散水が得られ
る構造とされた貫通吐水出口24、偏平で扇形の水形を
得るためにスリット状とされた貫通吐水出口25、さら
には太丸い水形を得るために大きめの円形とされた貫通
吐水出口26とされているが、いずれも比較的小流量が
適する散水形態である。しかして、図10〜13に示し
たように、散水体31を回転させて各筒体23t,24
t,25t,26tの貫通吐水入口23a,24a,2
5a,26aを内周寄り部位の噴出口6aに合わせ、そ
の下で送水すると、水はその噴出口6aからいずれかの
筒体(23t〜26t)を通過し、対応する貫通吐水出
口23〜26から所望とする水形をなして外部に吐出さ
れるように構成されている。
は、細いストレート状の水形を得るために小さい円形と
された貫通吐水出口23、柔らかい噴霧状散水が得られ
る構造とされた貫通吐水出口24、偏平で扇形の水形を
得るためにスリット状とされた貫通吐水出口25、さら
には太丸い水形を得るために大きめの円形とされた貫通
吐水出口26とされているが、いずれも比較的小流量が
適する散水形態である。しかして、図10〜13に示し
たように、散水体31を回転させて各筒体23t,24
t,25t,26tの貫通吐水入口23a,24a,2
5a,26aを内周寄り部位の噴出口6aに合わせ、そ
の下で送水すると、水はその噴出口6aからいずれかの
筒体(23t〜26t)を通過し、対応する貫通吐水出
口23〜26から所望とする水形をなして外部に吐出さ
れるように構成されている。
【0024】なお、各筒体23t〜26tのなす貫通吐
水入口23a,24a,25a,26aを内周寄り部位
の噴出口6aに合わせることで吐水させる際には、外周
寄り部位にある噴出口6bはそれに取着されたOリング
パッキン11を介して円形板部41にて閉塞されるよう
に構成されている。すなわち内周寄り部位の1つの噴出
口6aからのみ送水されるように構成されている。な
お、霧状散水のための筒体24tの吐水入口24aが内
周寄り部位の噴出口6aに合わせられる際には、外周寄
り部位にある噴出口6bは、前記したように閉塞用隆起
面49にて閉塞される。
水入口23a,24a,25a,26aを内周寄り部位
の噴出口6aに合わせることで吐水させる際には、外周
寄り部位にある噴出口6bはそれに取着されたOリング
パッキン11を介して円形板部41にて閉塞されるよう
に構成されている。すなわち内周寄り部位の1つの噴出
口6aからのみ送水されるように構成されている。な
お、霧状散水のための筒体24tの吐水入口24aが内
周寄り部位の噴出口6aに合わせられる際には、外周寄
り部位にある噴出口6bは、前記したように閉塞用隆起
面49にて閉塞される。
【0025】しかして本例では、シャワー水用と溜め水
用の吐水時すなわちシャワー出口21と溜め水用の吐水
出口22から吐水される際のみ、2つの噴出口か6a,
6bら送水されるように構成され、その他の吐水時には
内周寄り部位の噴出口6aからのみ送水され、外周寄り
部位の噴出口6bは閉塞されるように構成されている。
なお、噴出口に対する位置合わせは、例えば、本体1の
先端寄り部位の外周面(図1上)に特定マーク(合い
印)を形成しておく一方、散水体31の外周面に「水形
表示」或いは記号を形成しておき、その特定マークに
「水形表示」或いは記号を合わせるようにしておけば良
い。
用の吐水時すなわちシャワー出口21と溜め水用の吐水
出口22から吐水される際のみ、2つの噴出口か6a,
6bら送水されるように構成され、その他の吐水時には
内周寄り部位の噴出口6aからのみ送水され、外周寄り
部位の噴出口6bは閉塞されるように構成されている。
なお、噴出口に対する位置合わせは、例えば、本体1の
先端寄り部位の外周面(図1上)に特定マーク(合い
印)を形成しておく一方、散水体31の外周面に「水形
表示」或いは記号を形成しておき、その特定マークに
「水形表示」或いは記号を合わせるようにしておけば良
い。
【0026】次にこのような本形態の散水用ノズルの作
用ないし効果を説明すると次のようである。すなわち、
散水用ノズルのホース接続部3と蛇口(図示せず)との
間をホースで接続し、蛇口を所定の度合いに開栓し、そ
の下で散水体31を適宜回転させ、例えばストレート水
用の貫通吐水入口23aを内周寄り部位の噴出口6aに
合わせると(図10参照)、内周寄り部位の1つの噴出
口6aからその貫通吐水入口23aを経て貫通吐水出口
23からストレート状となって散水される。このような
水形態では比較的少水量で所望とする勢いの散水が得ら
れる。また、霧、偏平状或いは太丸の各水形用の貫通吐
水入口を内周寄り部位の噴出口に合わせて送水する場合
にも同様にそれぞれの貫通吐水入口24a〜26aを内
周寄り部位の噴出口6aに合わせればよい(図11〜1
3参照)。
用ないし効果を説明すると次のようである。すなわち、
散水用ノズルのホース接続部3と蛇口(図示せず)との
間をホースで接続し、蛇口を所定の度合いに開栓し、そ
の下で散水体31を適宜回転させ、例えばストレート水
用の貫通吐水入口23aを内周寄り部位の噴出口6aに
合わせると(図10参照)、内周寄り部位の1つの噴出
口6aからその貫通吐水入口23aを経て貫通吐水出口
23からストレート状となって散水される。このような
水形態では比較的少水量で所望とする勢いの散水が得ら
れる。また、霧、偏平状或いは太丸の各水形用の貫通吐
水入口を内周寄り部位の噴出口に合わせて送水する場合
にも同様にそれぞれの貫通吐水入口24a〜26aを内
周寄り部位の噴出口6aに合わせればよい(図11〜1
3参照)。
【0027】一方、こうした散水状態から散水体31を
回転させてシャワー用に2つの吐水入口21a,21b
を本体1の2つの噴出口6a,6bに合わせる(図2参
照)。こうすると、シャワー出口21からシャワー散水
が得られるが、この場合には2つの噴出口6a,6bか
ら2つの吐水入口21a,21bに入込んでシャワー散
水されるため、その分多量の送水が得られ、したがっ
て、勢いのある綺麗な形のシャワー状の散水が得られ
る。また、図9に示したように散水体31を回転させて
2つの円弧状低部22a,22bを本体1の2つ噴出口
6a,6bに合わせると、水はその2つの噴出口から送
水されて本体1の先端面4と該各円弧状低部22a,2
2bに至り、それぞれ外拡がり低部47,48を通って
円形板部41の周縁の低部45に回り込み、さらに外筒
部55と内筒部52との間の環状の空間K2に至り、大
きな通水部をなす溜め水用の吐水出口22から散水板5
1の前方に抵抗なく低速で吐出される。かくして多量の
送水により短時間で溜め水が得られる。しかも、低速吐
水であるからバケツからノズルが飛び出すこともない。
回転させてシャワー用に2つの吐水入口21a,21b
を本体1の2つの噴出口6a,6bに合わせる(図2参
照)。こうすると、シャワー出口21からシャワー散水
が得られるが、この場合には2つの噴出口6a,6bか
ら2つの吐水入口21a,21bに入込んでシャワー散
水されるため、その分多量の送水が得られ、したがっ
て、勢いのある綺麗な形のシャワー状の散水が得られ
る。また、図9に示したように散水体31を回転させて
2つの円弧状低部22a,22bを本体1の2つ噴出口
6a,6bに合わせると、水はその2つの噴出口から送
水されて本体1の先端面4と該各円弧状低部22a,2
2bに至り、それぞれ外拡がり低部47,48を通って
円形板部41の周縁の低部45に回り込み、さらに外筒
部55と内筒部52との間の環状の空間K2に至り、大
きな通水部をなす溜め水用の吐水出口22から散水板5
1の前方に抵抗なく低速で吐出される。かくして多量の
送水により短時間で溜め水が得られる。しかも、低速吐
水であるからバケツからノズルが飛び出すこともない。
【0028】このように、本形態例の散水用ノズルで
は、遠方へ細いストレート状の水形としたり、植木など
への柔らかな霧散水としたり、或いは自動車の窓ガラス
の洗浄などに良好な扇状散水のように比較的少量の吐水
が好ましい状態における散水から、比較的大量の吐水が
好ましいシャワーや溜め水の水形に切り替えても適切な
流量が得られる。なお本例では、2つの噴出口6a,6
bを異なる円周上に配置したため、つまり散水体31の
回転中心31cから2つの噴出口6a,6bの中心まで
の距離を変えたため、そのレイアウトが容易となり、ま
た散水体31及びノズル本体1の先端面4の径を小さく
できるので、ノズル自体もコンパクト化できる。
は、遠方へ細いストレート状の水形としたり、植木など
への柔らかな霧散水としたり、或いは自動車の窓ガラス
の洗浄などに良好な扇状散水のように比較的少量の吐水
が好ましい状態における散水から、比較的大量の吐水が
好ましいシャワーや溜め水の水形に切り替えても適切な
流量が得られる。なお本例では、2つの噴出口6a,6
bを異なる円周上に配置したため、つまり散水体31の
回転中心31cから2つの噴出口6a,6bの中心まで
の距離を変えたため、そのレイアウトが容易となり、ま
た散水体31及びノズル本体1の先端面4の径を小さく
できるので、ノズル自体もコンパクト化できる。
【0029】前記の形態では、散水用ノズル本体1の先
端面4の2つの噴出口6a,6bを、散水体31の回転
中心31cから異なる距離となるように設けたが、2つ
の噴出口6a,6bは、散水体31の回転中心31cか
ら同じ距離に設けることもできる。すなわち、図14に
示したように、本体1の先端面4に設ける2つの噴出口
6a,6bを、その中心4cに対して所定の角度θ(例
えば150度)間隔で配置しておき、図15に示したよ
うに、散水体31に対しては、前記形態と同様にこれを
先端面4のねじ孔18に回転自在に取付ける。そして散
水体31を回転させた際に、この2つの噴出口6a,6
bに、シャワー水用の各吐水入口21a,21b、又は
溜め水用の各吐水入口(円弧状低部)22a,22bが
対向するように、これらを同じ角度θ間隔でしかも回転
中心31cから同一距離すなわち同一円周Dc上に配置
しておけばよいことは明らかである。
端面4の2つの噴出口6a,6bを、散水体31の回転
中心31cから異なる距離となるように設けたが、2つ
の噴出口6a,6bは、散水体31の回転中心31cか
ら同じ距離に設けることもできる。すなわち、図14に
示したように、本体1の先端面4に設ける2つの噴出口
6a,6bを、その中心4cに対して所定の角度θ(例
えば150度)間隔で配置しておき、図15に示したよ
うに、散水体31に対しては、前記形態と同様にこれを
先端面4のねじ孔18に回転自在に取付ける。そして散
水体31を回転させた際に、この2つの噴出口6a,6
bに、シャワー水用の各吐水入口21a,21b、又は
溜め水用の各吐水入口(円弧状低部)22a,22bが
対向するように、これらを同じ角度θ間隔でしかも回転
中心31cから同一距離すなわち同一円周Dc上に配置
しておけばよいことは明らかである。
【0030】なお、小流量の吐水が適する水形の吐水出
口に連なる吐水入口23〜26も同一円周Dc上にて適
宜の位置に配置しておけばよい。ただし、この吐水入口
23〜26は、2の噴出口6a,6bのいずれか一方に
対向した際に他方を閉塞するよう位置関係となるように
して配置する。
口に連なる吐水入口23〜26も同一円周Dc上にて適
宜の位置に配置しておけばよい。ただし、この吐水入口
23〜26は、2の噴出口6a,6bのいずれか一方に
対向した際に他方を閉塞するよう位置関係となるように
して配置する。
【0031】このように、本発明においては、散水用ノ
ズル本体の先端面の2つの噴出口は、散水体の回転中心
を中心とする異なる円周上に設ける場合に限られず、1
円周上に配置することもできる。なお、大流量或いは小
流量の吐水が適する水形の吐水出口の種類や数、さらに
はその配置についても適宜に設計すれば良い。本発明に
係る散水用ノズルは、以上述べたものに限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更して具体化できる。
ズル本体の先端面の2つの噴出口は、散水体の回転中心
を中心とする異なる円周上に設ける場合に限られず、1
円周上に配置することもできる。なお、大流量或いは小
流量の吐水が適する水形の吐水出口の種類や数、さらに
はその配置についても適宜に設計すれば良い。本発明に
係る散水用ノズルは、以上述べたものに限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更して具体化できる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る散水用ノズルによれば、以
上の説明から明らかなように、シャワー散水や溜め水用
の吐水のように大流量が適する水形では、2つの噴出口
を介して送水でき、またストレート散水や偏平形態の散
水のように小流量が適する水形では1つの噴出口を介し
て送水できる。しがって、水形に応じて適した水量の吐
水が得られるから、適切な流量で所望とする散水形態が
得られる。
上の説明から明らかなように、シャワー散水や溜め水用
の吐水のように大流量が適する水形では、2つの噴出口
を介して送水でき、またストレート散水や偏平形態の散
水のように小流量が適する水形では1つの噴出口を介し
て送水できる。しがって、水形に応じて適した水量の吐
水が得られるから、適切な流量で所望とする散水形態が
得られる。
【図1】本発明の散水用ノズルの第1の実施形態を示す
断面図。
断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】散水用ノズル本体の要部拡大断面図。
【図4】本体の先端面をなす先端面部材を先端面側から
見た図。
見た図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】散水体の断面図。
【図7】散水体を円形板部側から見た図。
【図8】散水体を散水板側から見た図。
【図9】溜め水用の吐水状態を説明する断面図。
【図10】ストレート水の吐水状態を説明する断面図。
【図11】霧状の吐水状態を説明する断面図。
【図12】偏平扇形の吐水状態を説明する断面図。
【図13】太丸水の吐水状態を説明する断面図。
【図14】本発明の別形態の散水用ノズル本体の先端面
をなす先端面部材を先端面側から見た図。
をなす先端面部材を先端面側から見た図。
【図15】図14のノズル本体に取着される散水体を円
形板部側から見た図。
形板部側から見た図。
1 散水用ノズル本体 4 ノズル本体の先端面 4c 先端面の中心 6a,6b ノズル本体の噴出口 21,22 大流量の吐水が適する吐水出口 21a,21b,22a,22b, 大流量の吐水が適
する吐水出口に連なる吐水入口 23〜26 小流量の吐水が適する吐水出口 23a〜26a 小流量の吐水が適する吐水出口に連な
る吐水入口 31 散水体 31c 散水体(円孔)の中心(回転中心)
する吐水出口に連なる吐水入口 23〜26 小流量の吐水が適する吐水出口 23a〜26a 小流量の吐水が適する吐水出口に連な
る吐水入口 31 散水体 31c 散水体(円孔)の中心(回転中心)
Claims (3)
- 【請求項1】 散水用ノズル本体の先端面に、接続され
たホースから送水される水を噴出させる噴出口を備えて
おり、同先端面に、複数種類の水形を得られるように形
成された複数の吐水出口を有すると共に各吐水出口に連
なる吐水入口を備えた散水体を、その吐水入口が当接す
るようにして回転自在に取り付け、同散水体を回転させ
て所定の吐水入口を前記噴出口に合わせることで所望と
する水形を得られるように構成された散水用ノズルにお
いて、前記噴出口を2つ設け、該散水体の吐水出口のう
ち大流量の吐水が適する水形用の吐水出口には該吐水出
口に連なる吐水入口を2つ設けると共に、該散水体を回
転させることで該2つの吐水入口が前記2つの噴出口と
対向するように配置し、また、該散水体の吐水出口のう
ち小流量の吐水が適する水形の吐水出口には該吐水出口
に連なる吐水入口を1つ設けると共に、該散水体を回転
させることで該1つの吐水入口が前記2つの噴出口のう
ちの1と対向するように配置し、かつ該1つの吐水入口
が前記2つの噴出口のうちの1と対向する際には該散水
体が他の1つの噴出口を閉塞するように構成したことを
特徴とする散水用ノズル。 - 【請求項2】 前記大流量の吐水が適する水形用の吐水
出口は、シャワー水用の吐水出口又は溜め水用の吐水出
口であることを特徴とする請求項1記載の散水用ノズ
ル。 - 【請求項3】 前記散水用ノズル本体の先端面の2つの
噴出口は、前記散水体の回転中心から異なる距離に設け
たことを特徴とする請求項1又は2記載の散水用ノズ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29622097A JPH11114454A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 散水用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29622097A JPH11114454A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 散水用ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114454A true JPH11114454A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17830741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29622097A Pending JPH11114454A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 散水用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114454A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061243A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Mym Corp | シャワーヘッド |
JP2002119892A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 散水ノズル |
JP2009119458A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-06-04 | Iris Ohyama Inc | アクアガン |
JP2011025132A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Kvk Corp | シャワーヘッド |
JP2015029989A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | ▲寧▼波大叶▲園▼林工▲業▼有限公司 | 凍傷を防ぐ遠距離止水スプレーガン |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP29622097A patent/JPH11114454A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061243A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Mym Corp | シャワーヘッド |
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