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JPH1111369A - 自動二輪車等のヘッドランプ支持構造 - Google Patents

自動二輪車等のヘッドランプ支持構造

Info

Publication number
JPH1111369A
JPH1111369A JP9166217A JP16621797A JPH1111369A JP H1111369 A JPH1111369 A JP H1111369A JP 9166217 A JP9166217 A JP 9166217A JP 16621797 A JP16621797 A JP 16621797A JP H1111369 A JPH1111369 A JP H1111369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlamp
support
head pipe
motorcycle
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9166217A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hakamata
修 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP9166217A priority Critical patent/JPH1111369A/ja
Publication of JPH1111369A publication Critical patent/JPH1111369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡素化し、スペースの有効利用を図る
ことのできる自動二輪車等のヘッドランプ支持構造を提
供する。 【解決手段】 フレーム1のヘッドパイプ8とヘッドラ
ンプハウジング3との間に支持ブレース23を介在し、
支持ブレース23を構成する各支持部材24の後端部を
ヘッドパイプ8の側部に、各支持部材24の先端部をヘ
ッドランプハウジング3にそれぞれ取り付ける。また、
一対の支持部材24の間にはブリッジ25を架設し、ブ
リッジ25とヘッドパイプ8との間の区画された空間を
ケーブル類収容領域26とするとともに、ブリッジ25
ヘッドランプハウジング3との間の区画された空間をバ
ルブ交換用の作業領域27とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクータなどの自
動二輪車等のヘッドランプ支持構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スクータはブレーキホース17、ブレー
キケーブル18、メータケーブル21及びハーネス類
(以下、これらをケーブル類22と総称する)を備えて
いるが、このケーブル類22は、図5に示すように、フ
ロントカバー4の奥方向におけるハンドルカバー19の
下端部付近で絞り込まれ、フレーム1の前部のヘッドパ
イプの近傍で集合し、ブレーキ機構やメータ20などの
各システム部分に配索、又は配管されている。なお、こ
の種の先行技術文献として実開昭58―60585号や
特公昭62―1870号公報などがあげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクータは、以
上のように構成されているが、ヘッドランプの支持構造
に関して構成を簡素化し、スペースの有効利用を図り、
さらに改良発展させたいという課題があった。
【0004】本発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、構成を簡素化し、スペースの有効利用を図ることの
できる自動二輪車等のヘッドランプ支持構造を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、前記課題を達成するため、フレームのヘッドパ
イプの前方にヘッドランプ収容体を備えたものにおい
て、前記ヘッドパイプと該ヘッドランプ収容体との間に
一対の支持部材を介在し、各支持部材の一端部側を前記
ヘッドパイプの側部に、各支持部材の他端部を前記ヘッ
ドランプ収容体にそれぞれ取り付けるとともに、前記一
対の支持部材の間には補強部材を架設し、この補強部材
と前記ヘッドパイプとの間の区画された空間をケーブル
類収容領域とし、前記補強部材と該ヘッドランプ収容体
との間の区画された空間を作業領域とするようにしてい
る。
【0006】ここで、特許請求の範囲における「ケーブ
ル類」とは、ハンドル及びその周辺部と自動二輪車等の
各部分とを連結する線条体をいい、少なくともブレーキ
ケーブル、ブレーキホース、メータケーブル及びハンド
ルスイッチのハーネスなどが含まれる。
【0007】請求項1記載の発明によれば、一対の支持
部材の間に補強部材が架け渡されてこれらを補強するの
で、強度や剛性を高めることができる。また、ケーブル
類収容領域がケーブル類を他の箇所に逃がすことなく保
持収納するので、ケーブル類収容領域を保持収納用のス
ペースとして活用できる。また、作業領域が作業に必要
な空域を確保するので、ヘッドランプ収容体の部品など
を容易にメンテナンスしたり、あるいは円滑に交換する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本実施形態における自動二輪車等
のヘッドランプ支持構造は、スクータを構成するフレー
ム1のヘッドパイプ8とヘッドランプハウジング3との
間に支持ブレース23を介在し、この支持ブレース23
にヘッドランプハウジング3を支持させるようにしてい
る。
【0009】フレーム1は、軽量化や剛性向上の観点か
ら炭素鋼、高張鋼、又はアルミ合金などから構成され、
複数のカバーやシールドなどからなるカバー部材2によ
り被覆されている。カバー部材2の前部上方にはヘッド
ランプハウジング3と、このヘッドランプハウジング3
の上方に傾斜して位置するフロントカバー4とがねじ部
材を介しそれぞれ着脱自在に装着される。ヘッドランプ
ハウジング3は、図2や図3に示すように、断面ほぼ皿
形の背面板5と、この背面板5のほぼ中央部にソケッ
ト、キャップ及びアジャスタなどを介して着脱自在に装
着されるバルブ6と、背面板5の表面を覆う断面ほぼ円
弧形のレンズ7とを備えて構成されている。なお、バル
ブ6は、フロントカバー4を取り外して交換される。
【0010】ヘッドパイプ8は、フレーム1の前部上方
に傾斜して一体的に鋳造構成され、フロントフォーク9
をベアリング、レース、ワッシャ及びナットなどを介し
回転可能、操向可能に支持している。このフロントフォ
ーク9の下部の左右一対のインナーチューブ10にはア
ウターチューブ11がワッシャ、ラバー及びスプリング
などを介しそれぞれ弾発的に挿入され、一対のアウター
チューブ11の間には前輪12がアクスル、一対のシュ
ーセット、ブレーキアンカ及びベアリングなどを介して
回転可能に軸支されており、前輪12の近傍にはブレー
キキャリパ13が取り付けられている。また、フロント
フォーク9にはフロントフェンダ14が取り付けられ、
このフロントフェンダ14が前輪12の上部を被覆して
泥よけ効果を発揮する。
【0011】フロントフォーク9の上方にはハンドルバ
ー15がボルトやナットを介して取り付けられ、ハンド
ルバー15の両端部にはスロットルレバーとブレーキレ
バー16とがそれぞれ取り付けられており、これらのス
ロットルレバー及びブレーキレバー16がブレーキキャ
リパ13や所定の各システム部分と可撓性を有するブレ
ーキホース17やブレーキケーブル18を介して接続さ
れている。また、ハンドルバー15は前後一対のハンド
ルカバー19で被覆され、後部ハンドルカバーの表面開
口部にはメータ20が装着されており、このメータ20
の可撓性を有するメータケーブル21が所定の部分に接
続されている。
【0012】なお、ブレーキホース17、ブレーキケー
ブル18及びメータケーブル21などは、従来例同様、
ケーブル類22を構成し、フロントカバー4の奥方向に
おけるハンドルカバー19の下端部付近で絞り込まれ、
フレーム1の前部のヘッドパイプ8の近傍で集合する。
【0013】支持ブレース23は、ほぼへ字形を呈した
左右一対の支持部材24と、この一対の支持部材24の
ほぼ中央部間に架設されたブリッジ25とを備え、これ
ら一対の支持部材24とブリッジ25とが剛性、耐熱
性、耐衝撃性、又は力学的性質などに優れる各種の合成
樹脂(例えば、ABS樹脂やポリプロピレンなど)で一
体成形されている。この支持ブレース23は、その一対
の支持部材24の屈曲傾斜した後端部がヘッドパイプ8
の両側部にボルト及びナットを介してそれぞれ取り付け
られ、一対の支持部材24の折曲された先端部が背面板
5の背面両側にクッションゴム、ボルト及びナットを介
してそれぞれ取り付けられている。
【0014】さらに、ブリッジ25は、ヘッドパイプ8
及び一対の支持部材24との間の区画された後方空間を
平面ほぼ台形状のケーブル類収容領域26に形成し、ヘ
ッドランプハウジング3及び一対の支持部材24との間
の区画された前方空間をバルブ6交換用の広い作業領域
27に形成するよう作用する。
【0015】前記構成の自動二輪車等のヘッドランプ支
持構造によれば、一対の支持部材24のほぼ中央部間に
ブリッジ25が架設されて補強しているので、支持ブレ
ース23のねじりや曲がりなどをきわめて有効に防止す
ることができる。また、ケーブル類収容領域26がケー
ブル類22を可動ギャップを介して収容するとともに、
支持部材24及びブリッジ25の接触面がケーブル類2
2を滑らかにガイドするので、スペースの有効利用を大
いに期待することができ、しかも、ケーブル類22の損
傷の防止を図ることができる。
【0016】また、作業領域27が比較的広いギャップ
を区画形成するので、バルブ6の交換に必要な作業スペ
ースを十分に確保することが可能となる。さらに、支持
ブレース23が成形により一体構成されるとともに、構
成要素が一対の支持部材24とブリッジ25だけなの
で、構成の大幅な簡易化、製造の容易化及びコストの著
しい低減が期待できるものである。
【0017】次に、図4は本発明の第2の実施形態を示
すもので、この場合には、支持ブレース23を合成樹脂
製ではなく、複数の鉄板28、29を組み合わせて構成
するようにしている。
【0018】複数の鉄板28、29は、ヘッドパイプ8
の両側部に折曲された両端部がボルト及びナットを介し
それぞれ取り付けられてケーブル類収容領域26を区画
する断面ほぼ凸字形の第一の鉄板28と、背面板5の背
面両側に折曲された両端部がクッションゴム、ボルト及
びナットを介してそれぞれ取り付けられる断面ほぼみぞ
形の第二の鉄板29とを備え、これら第一の鉄板28と
第二の鉄板29の閉そく面がスポット溶接で固定されて
この溶接部分がブリッジ25を形成している。その他の
部分については前記実施形態と同様であるのでその説明
を省略する。
【0019】本実施形態においても前記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、第一の鉄板28と第二
の鉄板29とを使用するので、支持ブレース23の強
度、剛性をさらに高めることができるのは明らかであ
る。
【0020】なお、前記実施形態ではスクータを例に説
明したが、なんらこれに限定されるものではなく、他種
類の自動二輪車や車両に適用することができるのはいう
までもない。また、前記実施形態では左右一対の支持部
材24を示したが、なんらこれに限定されるものではな
く、例えば左右一対の支持部材24をほぼU字形の形状
に一体形成し、この一対の支持部材24の湾曲部をヘッ
ドパイプ8に巻き掛けて取り付け、ほぼ中央部間などに
ブリッジ25を架設しても良い。また、支持ブレース2
3をほぼH字形などに構成することもできる。また、ブ
リッジ25を複数設けたり、あるいはブリッジ25に単
数複数の補強リブを併せて設けることも可能である。さ
らに、ケーブル類収容領域26を複数に分割することも
できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、構成を簡素化し、スペースの有効利用を図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車等のヘッドランプ支持
構造の実施の形態を示す側面説明図である。
【図2】図1のA―A線断面図である。
【図3】本発明に係る自動二輪車等のヘッドランプ支持
構造の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明に係る自動二輪車等のヘッドランプ支持
構造の第2の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図5】従来のスクータを示す正面図である。
【符号の説明】 1 フレーム 3 ヘッドランプハウジング(ヘッドランプ収容
体) 5 背面板 6 バルブ 8 ヘッドパイプ 17 ブレーキホース 18 ブレーキケーブル 21 メータケーブル 22 ケーブル類 23 支持ブレース 24 支持部材 25 ブリッジ(補強部材) 26 ケーブル類収容領域 27 作業領域 28 第一の鉄板 29 第二の鉄板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームのヘッドパイプの前方にヘッド
    ランプ収容体を備えた自動二輪車等のヘッドランプ支持
    構造において、 前記ヘッドパイプと該ヘッドランプ収容体との間に一対
    の支持部材を介在し、各支持部材の一端部側を前記ヘッ
    ドパイプの側部に、各支持部材の他端部を前記ヘッドラ
    ンプ収容体にそれぞれ取り付けるとともに、前記一対の
    支持部材の間には補強部材を架設し、この補強部材と前
    記ヘッドパイプとの間の区画された空間をケーブル類収
    容領域とし、前記補強部材と該ヘッドランプ収容体との
    間の区画された空間を作業領域としたことを特徴とする
    自動二輪車等のヘッドランプ支持構造。
JP9166217A 1997-06-23 1997-06-23 自動二輪車等のヘッドランプ支持構造 Pending JPH1111369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166217A JPH1111369A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 自動二輪車等のヘッドランプ支持構造

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JP9166217A JPH1111369A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 自動二輪車等のヘッドランプ支持構造

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JPH1111369A true JPH1111369A (ja) 1999-01-19

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ID=15827288

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JP9166217A Pending JPH1111369A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 自動二輪車等のヘッドランプ支持構造

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JP (1) JPH1111369A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168143A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP6043863B2 (ja) * 2013-02-28 2016-12-14 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の前部構造
JP2020179722A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 川崎重工業株式会社 鞍乗車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011168143A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
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