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JPH11113049A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

Info

Publication number
JPH11113049A
JPH11113049A JP9265574A JP26557497A JPH11113049A JP H11113049 A JPH11113049 A JP H11113049A JP 9265574 A JP9265574 A JP 9265574A JP 26557497 A JP26557497 A JP 26557497A JP H11113049 A JPH11113049 A JP H11113049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
mobile station
carriers
communication
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9265574A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Koga
正一 古賀
Masahiro Maki
昌弘 牧
Satoshi Hasako
里志 羽迫
Yuji Igata
裕司 井形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9265574A priority Critical patent/JPH11113049A/ja
Publication of JPH11113049A publication Critical patent/JPH11113049A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数を有効利用でき、かつ高い通信品質を
提供できる無線通信システムを提供することである。 【解決手段】 本無線通信システムでは、すべてのキャ
リアf1〜fnは、周波数軸上で隣接するキャリアとの
間にガードバンドを設定することなく配置される。ま
た、時間軸上で交互に設定される2種類のタイムスロッ
ト41及び42には、n個のキャリアの中から離散的に
選ばれたm個のキャリアで構成される通信チャネルが周
波数分割多重され、かつ単位シンボル時間毎に、ガード
インターバルと離散フーリエ変換を実行するための時間
区間とを含むシンボルのタイムスロットが設定される。
基地局及び移動機では、このガードインターバルによっ
てシンボル間干渉することなく、リバースフレーム及び
フォワードフレームを正確に復調できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、より特定的には、全サービスエリアが複数のセ
ルによってカバーされ、あるセル内に位置する移動機
が、全通信チャネルの内の1つの通信チャネルを用いて
当該セル内を形成する基地局と通信を行う無線通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるマルチセル構成の無線通
信システムは、アナログ方式を採用したものにはTAC
S(Total Access Communication System)やAMPS(Ad
vancedMobile Phone Service)等があり、ディジタル方
式を採用したものにはPDC(Personal Digital Cellrl
ar)、GSM(Grobal System for Mobilecommunication
s)、PHS(Personal Handy-phone System)等がある。
【0003】これら無線通信システムは、それぞれのサ
ービスエリアを複数の基地局が形成するセルによりカバ
ーしている。各基地局からの信号が到達するエリアであ
るセルには、通信のために使用可能な複数のキャリアが
割り当てられており、このセル内に位置する各移動機は
基地局によって割り当てられた1つのキャリアを通信チ
ャネルとして用いて通信を行う。これら無線通信システ
ムは、このような通信のために周波数多重方式を採用す
る。つまり、1つのセルに割り当てられた複数のキャリ
アは、互いに重複することなく、かつ所定の間隔(ガー
ドバンド)で周波数軸上に配置される。このガードバン
ドは、近年の技術の進歩に伴い狭小化を辿っているが、
各移動機が内部に備えるバンドパスフィルタによって自
身に割り当てられた1つのキャリアを確実に選択(分
離)できるように定められる。また、これらの無線通信
システムは上述のようにマルチセル構成を採用してお
り、同一周波数のキャリアは、互いに一定距離離れたセ
ル間で繰り返し利用され、これによって周波数資源の有
効利用を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マルチセル構成の無線通信システムにおいては、上述の
ガードバンドを必ずとる必要があり、しかも互いに隣接
する複数のセルに同一周波数のキャリアを割り当てるこ
とができず、これによって周波数の有効利用が十分に図
れていないという問題があった。また、移動機は、通信
のために1つのキャリアしか用いることができないの
で、伝送路で生じる動的な反射や干渉の影響によって
は、ビット誤り率が極度に悪くなるという問題があっ
た。ところで、複数の基地局からの信号の中から受信状
態のよい方を選択したり、当該複数の信号を合成したり
して移動機がダイバーシチ受信することは、サイトダイ
バーシチと呼ばれ、このサイトダイバーシチはいわゆる
ハンドオフの際に用いられる技術である。従来のマルチ
セル構成のように、隣接するセル間では異なる周波数の
キャリアが割り当てられている場合にサイトダイバーシ
チを実現するためには、各移動機は、内部に備えるPL
L (Phase Locked Loop)を用いた局部発振器の周波数を
随時的に変更して、サイトダイバーシチの対象となる基
地局を探さなければならなかった。そのため、会話が途
切れ等が起こり、通信の品質を維持しながら基地局の切
り換え(ソフトハンドオフ)を行うことは困難であっ
た。
【0005】それ故に、本発明の目的は、限られた周波
数を有効利用でき、かつ高い通信品質を提供できる無線
通信システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するため、本発明は以下の局面を備えており、
さらに各局面は以下の効果を奏する。本発明に係る第1
の局面は、基地局が形成するセルを複数敷き詰めること
でサービスエリアがカバーされており、あるセル内に位
置する1つの移動機と、当該セルを形成する基地局との
間の通信が、当該サービスエリア内で使用可能な全通信
チャネルの中から選ばれた1つの通信チャネルを用いて
行われるような無線通信システムであって、サービスエ
リア内で使用可能な全通信チャネルのために、所定の周
波数帯域内において互いに異なる周波数を有するn個
(nは2以上の自然数)のキャリアが予め割り当てられ
ており、基地局および移動機は、n個のキャリアの中か
ら、周波数軸上において離散的に配置されかつ他の通信
チャネルと互いに重複しないm個(mは、2≦m≦nを
満たす自然数)のキャリアを選択し、当該選択したm個
のキャリアで構成される通信チャネルを使用して通信を
行うことを特徴とする。
【0007】上述の第1の局面によれば、1つの通信チ
ャネル内のm個のキャリアは、周波数軸上において離散
的に配置されているので、互いに相関の低い伝送路特性
を有する。このような通信チャネルを用いることによっ
て周波数ダイバーシチの効果が得られ、これによって、
伝送路における反射や干渉の影響がm個のキャリアに分
散化され、従来と比較してビット誤り率を向上できる。
【0008】本発明の第2の局面は、第1の局面におい
て、基地局および移動機は、直交周波数分割多重方式を
用いて通信を行うことを特徴とする。
【0009】周知のように、上述の直交周波数分割多重
方式では、周波数軸上において隣り合うキャリアの間に
ガードバンドを設ける必要がない。そのため、この方式
を採用する上述の第2の局面によれば、周波数分割多重
方式を採用する従来の無線通信システムと比較して、キ
ャリアを周波数軸上に高密度に配置できる。さらに、直
交周波数分割多重方式を採用する場合、各移動機はフー
リエ変換処理により、自身が位置するセルを形成する基
地局から送られてくる信号のみを一括的にかつ正確に復
調できる。また、基地局および移動機の通信において送
信電力の制御をすることにより 隣接するセル間で同一
の通信チャネルを用いたとしても、移動機は正確な復調
処理を実行できる。これらによって、周波数の有効利用
が図れ、多数のキャリアを無線通信システム内に収容で
きる。
【0010】本発明の第3の局面は、第2の局面におい
て、基地局は、自身が形成するセル内に位置する移動機
毎に、信号送出のタイミングを通知し、各移動機は、自
身が位置するセルを形成する基地局から通知された信号
送出のタイミングに従って信号を基地局に送信し、それ
によって各移動機から基地局に送出される信号の到達タ
イミングのずれが補正されることを特徴とする。
【0011】無線通信システムにおいて、移動機が送出
した信号は、当該移動機のセル内の位置によって基地局
に到達するまでの時間が相違する。また、直交周波数分
割多重方式が採用され、各基地局がフーリエ変換処理を
実行するためには、移動機からの信号の到達タイミング
は、所定の誤差の範囲内で揃っている必要がある。そこ
で、第3の局面では、基地局が自局が形成するセル内に
位置する移動機毎に信号送出のタイミングを通知し、上
述の信号の到達タイミングのずれを補正する。これによ
って、上述の信号の到達タイミングを、所定の誤差の範
囲内で揃わせることができる。
【0012】本発明の第4の局面は、第2又は第3の局
面において、サービスエリア内の各基地局には、リファ
レンス信号を送出する際に使用する通信チャネルとし
て、それぞれに異なる通信チャネルが予め割り当てられ
ており、サービスエリア内の各基地局は、自身が形成す
るセル内の各移動機に対し、予め割り当てられた通信チ
ャネルを用いてリファレンス信号を定期的に送出し、移
動機は、基地局から送信されてくるリファレンス信号に
基づいて、自身が通信を行うべき基地局を特定すること
を特徴とする。
【0013】無線通信システムが複数のセル構成を採用
する場合、移動局の移動によって通信を行う対象となる
基地局を変更する必要がある。そこで、第4の局面で
は、各基地局は、定期的に互いに異なる周波数を用いて
リファレンス信号を送出する。各移動機では、例えば隣
接セルの境界近傍に位置し、複数のリファレンス信号を
受信可能な場合であっても、本無線通信システムが直交
周波数分割多重方式を採用することから、当該受信した
複数のリファレンス信号を一括的かつ正確に復調するこ
とができ、当該リファレンス信号に基づいて通信を行う
対象となる基地局を特定できる(いわゆるハンドオ
フ)。したがって、本無線通信システムによれば、従来
の無線通信システムのように、随時的にPLLを切り換
えながら通信の対象となる基地局を探す必要がなくなる
ので、高速かつ通信品質を維持しながらソフトハンドオ
フできる。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施形態に係る
無線通信システム(以下、「本システム」と記す)で採
用されるマルチセルの構成を、図1を参照して説明す
る。図1において、本システムは、その一例として、基
地局bs1〜bs7が形成するセルmc1〜mc7を備
えている。これら7個のセルmc1〜mc7は、互いに
オーバラップしないように連続な面状に敷き詰められ、
これによって本システムのサービスエリアがカバーされ
る。本システムに収容される複数の移動機ms(図示は
1局のみ)は、このサービスエリアを自由に移動でき、
自身が現在位置するセルmc(1〜7)を形成する基地
局bs(1〜7)との間で、全通信チャネルの中から当
該基地局bsによって選ばれた1つの通信チャネルを用
いて通信を行う。
【0015】次に、上述の通信チャネルについて、図2
を参照して説明する。図2(a)は、本システムで使用
可能な複数のキャリアの周波数配置を示している。本シ
ステムでは、基地局bsと移動機msとの通信には、直
交周波数分割多重方式が採用されており、その一例とし
て図示した所定の周波数帯域内において互いに異なる3
2個のキャリアf1〜f32が予め割り当てられる。こ
れらのキャリアf1〜f32は、後述するように、シン
ボルのタイムスロット43(図4参照)において、ガー
ドインターバル431を除いた時間区間432にFFT
ウィンドウが施されることにより、互いに直交するよう
な関係を有している。このような直交周波数分割多重方
式では、周知のように、周波数軸上において隣り合うキ
ャリア間にガードバンドを設ける必要はない。したがっ
て、図2(a)に示すように、本システムは、従来のシ
ステムと比較して、キャリアを高密度に多数収容するこ
とができ、これによって周波数を有効利用できる。
【0016】また、図2(b)は、本システムで通信に
用いられる1つの通信チャネルを示している。図2
(b)において、通信チャネルは、図2(a)に示す3
2個のキャリアf1〜f32の中から、周波数軸上に離
散的に配置されており、かつ他の通信チャネルと互いに
重複しない4個のキャリアで構成される。このような4
個のキャリアは伝送路特性における相関が互いに低くな
るので、当該4個のキャリアを用いて通信が行われると
周波数ダイバーシチの効果が得ることができ、従来のシ
ステムと比較してビット誤り率を向上できる。本実施形
態では上述からも明らかなように、8個の通信チャネル
を得ることができる。例えば、図2(c)に示した通信
チャネル1には、離散的に選ばれた4個のキャリアf
1、f9、f17及びf25が割り当てられ、以下、通
信チャネル2〜8には、図2(c)に示したような周波
数が割り当てられる。
【0017】次に、本システムで使用されるフォワード
リンクfl及びリバースリンクrlを、図3を参照して
説明する。図3に示すように、例えば、セルmc1を形
成する基地局bs1は、当該セルmc1内の移動機ms
1と通信するために、フォワードリンクfl1にフォワ
ードフレーム51(図5参照)を送出する。また、この
移動機ms1は、基地局bs1と通信するために、リバ
ースリンクrl1にリバースフレーム52(図5参照)
を送出する。また、本システムは、図4に示すような時
分割複信を採用しており、フォワードリンク用及びリバ
ースリンク用のタイムスロット41及び42とが時間軸
上で交互に設定される。これら2種類のタイムスロット
では、上述した複数のキャリアで構成される通信チャネ
ルそれぞれが直交周波数分割多重され、当該複数のキャ
リアは、図5に示すフォワードフレーム51又はリバー
スフレーム52で変調される。このように複数のキャリ
アを変調した1つのフォワードフレーム51又はリバー
スフレーム52は、1つのフォワードリンク用又はリバ
ースリンク用のタイムスロット41及び42を用いて送
信される。さらに、これら2種類のタイムスロット41
及び42にはさらに、予め定められた単位シンボル時間
毎に、シンボルのタイムスロット43(例えば、図4中
のドットを付した部分参照)が設定される。このシンボ
ルのタイムスロット43は、ガードインターバル431
と、フーリエ変換処理を実行するための時間区間432
とを含んでいる。
【0018】次に、本システムで使用されるフォワード
フレーム51及びリバースフレーム52を、図5を参照
して説明する。図5において、フォワードフレーム51
は、フレームの先頭位置等を示すプリアンブル、フォワ
ードフレーム51の送信先である移動機msのアドレス
情報、後述するタイムスロット43の同期の補正制御の
ために用いられる第1の制御情報、後述する送信電力の
補正制御のために用いられる第2の制御情報及び送信デ
ータを設定するためのフィールド511、512、51
3、514及び515を含む。また、リバースフレーム
52は、フレームの先頭位置等を示すプリアンブル、リ
バースフレーム52の送信先である基地局bsのアドレ
ス情報、送信データ523を設定するためのフィールド
521、522及び523を含む。このフォワード及び
リバースフレーム51及び52は、図4からも明らかな
ように、シンボルのタイムスロット43の集合である。
【0019】図2に示す通信チャネルの配置が採用され
る本システムにおいて、基地局bs(1〜7)は、フォ
ワードリンク用のタイムスロット41における1つの通
信チャネルを用いて、内部で生成するフォワードフレー
ム51を、自身が形成するセルmc(1〜7)内の移動
機msに送信する。一方、この移動機msは、リバース
リンク用のタイムスロット42における同一の通信チャ
ネルを用いて、内部で生成するリバースフレーム52
を、自身が位置するセルmc(1〜7)を形成する基地
局bs(1〜7)に送信する。
【0020】以下、図3に示す基地局bs1と移動機m
s1との通信を例に採り上げ、本システムにおける通信
の手順について説明する。なお、今、説明の簡素化のた
め、基地局bs1と移動機ms1との通信の状態は良好
で、ハンドオフの必要性がないと仮定する。まず最初
に、基地局bs1及び移動機ms1の詳細なブロック構
成を、図6を参照して説明する。図6において、基地局
bs1は、フレーム構成装置611と、キャリア指定装
置612と、変調装置613と、送受信装置614と、
同期制御装置615と、時分割制御装置616と、復調
装置617と、スロット処理装置618と、フレーム分
解装置619とを備える。なお、図1に示す他の基地局
bs2〜bs7も同様の構成を備える。また、図6にお
いて、移動機ms1は、送受信装置621と、復調装置
622と、フレーム分解装置623と、ハンドオフ制御
装置624と、フレーム構成装置625と、キャリア指
定装置626と、変調装置627と、タイミング制御装
置628とを備える。なお、図3に示す他の移動機ms
2〜ms8も同様の構成を備える。
【0021】まず、各移動機ms1〜ms8向けのフォ
ワードフレーム51を多重してフォワードリンクflに
送出する基地局bs1の動作について説明する。図6に
おいて、基地局bs1のフレーム構成装置611には、
送信されるべき送信データdfl1〜dfl8が入力さ
れる。このように、送信データdfl1〜dfl8が入
力されるのは、通信チャネル1〜8すべてが使用されて
いる場合である。また、これらの送信データの内、送信
データdfl1が移動機ms1に送信されると仮定し、
さらに移動機ms1には通信チャネル1が既に割り当て
られていると仮定する。送信データdfl1〜dfl8
は、互いに重複しない通信チャネル1〜8を割り当てら
れて、フレーム構成装置611に入力されることとな
る。フレーム構成装置611は、入力した送信データd
fl1〜dfl8に直並列変換を実行する。ここで、並
列度は1個の通信チャネルを構成するキャリアの数に対
応する。フレーム構成装置611は、例えば、上述の並
列化された送信データdfl1を誤り訂正符号化した
後、上述のプリアンブル、当該送信データを送信すべき
移動機ms1のアドレス情報、後述するスロット処理装
置618から入力される移動機ms1用の第1の制御情
報及び第2の制御情報を、当該誤り訂正符号化後の送信
データdfl1に付加する。これにより、図5に示すフ
ィールド511〜515に対応する情報が設定され、並
列化されたフォワードフレーム51が構成される。フレ
ーム構成装置611は、他の送信データdfl2〜df
l8に対しても同様にしてフォワードフレーム51を構
成する。
【0022】ここで、スロット処理装置618は、リバ
ースリンクrlにおける通信チャネル毎に、タイムスロ
ット43の位相情報を監視しており、当該位相情報に基
づいて、基地局bs1における基準タイミング(直前の
フォワードフレーム51送出のタイミング)に対する当
該タイムスロット43の受信時間を算出する。スロット
処理装置618は、算出した受信時間が、上述のガード
インターバル431以上であれば、その時間ずれを示す
第1の制御情報を生成してフレーム構成装置611に出
力する。さらに、スロット処理装置618は、各タイム
スロット43の信号強度を監視しており、予め定められ
た信号強度に関するしきい値に対する当該信号強度のず
れを示す第2の制御情報を生成し、フレーム構成装置6
11に出力する。
【0023】キャリア指定装置612は、図2(c)に
示すようなメモリテーブルを含んでおり、送信データd
fl1〜dfl8に対して割り当てた通信チャネル1〜
8を構成する複数のキャリアf1〜f32を変調装置6
13に出力する。変調装置613は、予め定められた単
位シンボル時間毎にガードインターバル431(図4参
照)を含むように、キャリア指定装置612から入力す
る複数のキャリアをフレーム構成装置611から入力す
る並列化されたフォワードフレーム51で変調する。こ
の変調において、例えば、移動機ms1に送信されるべ
きフォワードフレーム51で、通信チャネル1を構成す
るキャリアf1、f9、f17及びf25が変調され
る。変調装置613はさらに、それぞれのフォワードフ
レーム51で変調されたキャリアf1〜f32を直交周
波数多重して送受信装置614に出力する。
【0024】ここで、このガードインターバル431の
時間は、基地局bs(1〜7)と、それが形成するセル
mc(1〜7)において当該基地局bsから最も遠隔に
位置すると想定される移動機msとの伝搬遅延時間を考
慮して決定される。本実施形態では、説明の簡素化を考
慮してガードインターバル431の時間区間は固定値と
する。また、このガードインターバル431の時間区間
は、移動機msによる離散(又は高速)フーリエ変換の
ためのFFTウィンドウを施されず、当該ガードインタ
ーバル431の後に続く、離散(又は高速)フーリエ変
換を実行するための時間区間432にのみFFTウィン
ドウが施される。
【0025】送受信装置614は、同期制御装置615
及び時分割制御装置616によるタイミング制御に従っ
て、変調装置613から入力する直交周波数多重信号を
増幅した後に、フォワードリンクのタイムスロット41
に送出する(図4参照)。ここで、同期制御装置615
は、本システム内に設置される基地局bs1〜bs8の
送受信装置614から送出されるシンボルのタイムスロ
ット43それぞれが内部のクロックに同期するようにタ
イミングを制御する。この同期制御装置615は、例え
ばGPS (Global Positioning System)から送信されて
くる時刻情報に従ってタイミング制御する。また、時分
割制御装置616は、フォワードリンクのタイムスロッ
ト41への送信タイミング及びリバースリンクのタイム
スロット42からの受信タイミングを制御する。
【0026】この周波数多重信号はセルmc内のすべて
の移動機msによって受信される。以下には、説明の明
確化の観点から、移動機ms1の動作について説明す
る。図6において、移動機ms1の送受信装置621
は、タイミング制御装置628によって実行されるタイ
ミング制御に従って、フォワードリンクflから入力さ
れる周波数多重信号を受信する。このとき、タイミング
制御装置628は、予め定められたフォワードリンクの
タイムスロット41の時間区間に、上述したバースト的
な直交周波数多重信号を受信できるように受信タイミン
グを合わせる。さらに、タイミング制御装置628は、
この周波数多重信号に含まれるシンボルのタイムスロッ
ト43を内部クロックに同期させる。特に、シンボルの
タイムスロット43の同期については、時間が経過する
と同期がずれていく可能性があるため、既に受信済みの
所定個数分のタイムスロット43の位相情報が参照され
て、確実に同期が確立されるように制御される。このタ
イムスロット43の位相情報は、復調装置622から入
力される。
【0027】復調装置622は、上述のようにして同期
が確立したシンボルのタイムスロット43に対して、通
信チャネル1を構成する4個のキャリアf1、f9、f
17及びf25について、ガードインターバル431を
除いた時間区間432毎にFFTウィンドウを施して離
散フーリエ変換処理を実行し、当該4個のキャリアのタ
イムスロット43を一括的に復調し、さらにそれぞれの
タイムスロット43に関する位相情報や信号強度情報等
を取り出す。このように、通信チャネル1が既に割り当
てられている場合には、これを構成するキャリアf1、
f9、f17及びf25に対してのみ、離散フーリエ変
換処理を実行すればよいので演算量が低減する。
【0028】しかし、ソフトハンドオフを実行するため
に所定個数の通信チャネルのキャリアを一括的に復調し
て、ハンドオフ制御の対象となる基地局をサーチしなけ
ればならない場合、又は複数の通信チャネルを同時に利
用するいわゆるマルチレート伝送をする場合には、高速
フーリエ変換等の相対的に高速なアルゴリズムが復調装
置622において用いられ、すべてのキャリアについ
て、ガードインターバル431を除いた時間区間432
が一括的に復調される。
【0029】復調装置622の復調結果はフレーム分解
装置623に出力され、さらに同時に取り出された上述
の位相情報はタイミング制御装置628にも出力され、
また信号強度情報はハンドオフ制御装置624に出力さ
れる。上述したタイミング制御装置628は、復調装置
622によって取り出された位相情報に基づいて、フォ
ワードリンク41から受信するキャリアf1、f9、f
17及びf25のシンボルのタイムスロット43を内部
のクロックに同期させる。このように、移動機ms1
は、フォワードリンク41からの受信処理の際に、送受
信装置621、復調装置622及びタイミング制御装置
628を用いて開ループ制御を実行し、シンボルのタイ
ムスロット43の同期を確実に確立する。なお、ハンド
オフ制御装置624の処理の説明については後述するの
で、ここでは省略する。
【0030】フレーム分解装置623は、復調装置62
2から入力した復調結果に基づいて、フォワードフレー
ム51を再生して並直列変換した後、フォワードフレー
ム51を分解して送信データdfl1を取り出して受信
する。さらにこの分解によって取り出された第1及び第
2の制御情報513及び514は、タイミング制御装置
628及び送受信装置621に出力される。
【0031】このようにして基地局bsからの送信デー
タdfl1は移動機ms1に送信される。この送信デー
タdfl1に応答して、移動機ms1では基地局bs1
への送信データdrl1が生成され、フレーム構成装置
625に入力される。フレーム構成装置625は、フォ
ワードリンク41の場合と同じ通信チャネル1を用い
る。フレーム構成装置625は、基地局bs1の場合と
同様に、直並列変換及び誤り訂正符号化を送信データd
rl1に実行した後、上述のプリアンブル、当該送信デ
ータを送信すべき基地局bs1のアドレス情報を、当該
誤り訂正符号化後の送信データdrl1に付加する。こ
れにより、図5に示すフィールド521〜523に対応
する情報が設定され、並列化されたリバースフレーム5
2が構成される。このリバースフレームを構成する処理
は、他も移動機ms(2〜8)においても同様に実行さ
れる。
【0032】キャリア指定装置626は、図2(c)に
示すようなメモリテーブルを含んでおり、移動機ms1
が通信に用いる通信チャネル1を構成する4個のキャリ
アを出力する。変調装置627では、基地局bs1が備
える変調装置613と同様の処理が実行して、変調信号
を出力する。送受信装置621は、タイミング制御装置
628によって実行されるタイミング制御に従って、リ
バースリンクrlの通信チャネル1に変調装置627か
ら入力される変調信号を送出する。このとき、タイミン
グ制御部628は、直前のフォワードリンク41を介し
て受信された第1の制御情報が示す時間ずれを補正する
ように、変調信号のリバースリンク42への送出タイミ
ングを制御する。この第1の制御情報は移動機ms毎に
作成されるので、移動機ms毎で送出タイミングの時間
ずれの制御量は異なる。また、変調信号は、第2の制御
信号が示す信号強度のずれに基づいて、送受信装置62
1において増幅又は減衰されて送出される。このように
してリバースリンク42の通信チャネル1に送出された
変調信号は、他の移動機msから送出されたものと重畳
され、基地局bs1に到達する。
【0033】基地局bs1の送受信装置614は、時分
割制御装置616のタイミング制御に従って、リバース
リンク42から重畳信号を入力し、増幅する。この重畳
信号に含まれる変調信号(リバースフレームで変調され
たキャリア)において、シンボル同期は、通信チャンネ
ル毎で完全に確立していない。しかし、ガードインター
バル以上の時間ずれを持っていた移動機ms側は、第1
の制御情報に基づいて当該時間ずれを補正しているの
で、上述の重畳信号に含まれるすべての変調信号は、ガ
ードインターバル以内の精度で同期が確立している。復
調装置617は、直前のフォワードフレーム51の送出
から、(2×Tdb)+(ハードウェア処理の時間)の
時間が経過後に、予め定められた時間区間を有するFF
Tウィンドウを施して、高速フーリエ変換処理を実行す
る。このとき、復調装置622は、すべての通信チャネ
ルのキャリア毎に、そのシンボルのタイムスロット43
を一括的に復調し、さらにそれぞれのタイムスロット4
3の位相情報及び信号強度情報等を取り出す。
【0034】ここで、基地局bs1において高速フーリ
エ変換処理が実行されるタイミングについて説明する。
本システムでは、セルmc1内における移動機msの位
置により、当該セルmcを形成する基地局bsから送出
されるフォワードフレーム51等の伝搬遅延時間が相違
する。つまり、図7(a)に示すように、今、移動機m
s1及びms2がセルmc1内に位置しており、移動機
ms2が、このセルmc1において、基地局bs1に対
して最も遠隔に位置している移動機msであるとする。
この移動機ms2では、基地局bs1内の基準タイミン
グで送出されたシンボルが伝搬遅延時間Tdb後に受信
されるとする。この伝搬遅延時間Tdbは、セルmc1
内に位置するすべての移動機msが同一のタイミングで
送出されたシンボルを受信する際の伝搬遅延時間の中で
最大である。このシンボルが基地局bs1と移動機ms
2の間を一往復するには、図7(b)に示すように、伝
搬遅延時間(2×Tdb)が必要となる。しかも、この
一往復の間には移動機ms2におけるハードウェア処理
も加わるので、基地局bs1において高速フーリエ変換
処理が実行されるタイミングは、直前のフォワードフレ
ーム51送出後、(2×Tdb)+(ハードウェア処理
の時間)となる。さらに、ガードインターバル431
は、このようなタイミングで実行される高速フーリエ変
換処理において、シンボル間干渉が生じないように決め
られる。
【0035】復調装置617は、上述のようなタイミン
グで、FFTウィンドウを施し、高速フーリエ変換処理
を実行すると、たとえ上述の重畳信号に含まれる変調信
号が互いにシンボル同期していなくとも、直前のすべて
のシンボル(ガードインターバル431を除いた部分)
は、今回復調すべきすべてのシンボル(ガードインター
バル431を除いた部分)と時間的にオーバラップ(シ
ンボル間干渉)しないことが保証される。これにより、
重畳信号に含まれる変調信号は、図8(a)に示すよう
に、そのスペクトラムは周波数軸上では互いにオーバラ
ップしながらも直交周波数多重方式の直交性が保たれ、
正確な復調を実行できる。しかし、仮に、復調装置61
7が、単位シンボルすべてにわたってFFTウィンドウ
を施した場合には、直前のシンボルが今回復調すべきシ
ンボルに対して干渉する場合があり、この場合、図8
(b)に示すように、そのスペクトラムの直交性は損な
われ、正確な復調は実行されない。
【0036】このように本システムでは直交周波数分割
多重方式が採用され、移動機msは、離散フーリエ変換
等を実行することにより、基地局bsから送信されてく
る自身宛のフォワードフレーム51を正確に受信でき
る。さらに、セルmcは、自身を形成する基地局bsか
ら送出される信号の伝搬距離の限界を規定する。また、
本システムでは、基地局bsは、第2の制御情報514
を用いて移動機msの送信電力を制御することができ
る。したがって、適切な送信電力の制御をすれば、互い
に隣接するセルmc同士が同一のキャリアを用いても、
それぞれのセルmcに位置する移動機msの通信には支
障をきたさない。例えば、図1に示すセルmc1に位置
する移動機msと、セルmc5に位置する移動機msと
は、同一の通信チャネルを用いて通信することができ
る。したがって、本システムは、上述の適切な送信電力
を実行することにより、互いに隣接するセル同士が互い
に異なるキャリアを用いなければならなかった従来のシ
ステムと比較して、周波数を有効利用できる。
【0037】次に、本システムのようなマルチセルにお
けるサイトダイバーシチについて説明する。この場合に
は、基地局bs1において高速フーリエ変換処理が実行
されるタイミングは、上述の場合と異なり次のようにな
る。
【0038】ここで、図9(a)は、図1と同様に本シ
ステムで採用されるマルチセルの構成を示しており、基
地局bs1によって形成される基準セルmc1と、当該
セルmc1に隣接する6個の隣接セルmc2〜mc7と
が示されている。隣接セルmc2〜mc7には、基地局
bs2〜bs7が設置されている。これら7基の基地局
bs1〜bs7から送出されるフォワードフレーム51
の同期は、前述したように、GPSによる時刻情報によ
って互いに確立している。また、図9(b)は、サイト
ダイバーシチを実行する場合の、移動機ms1における
基地局bs1及びbs2からの信号の受信タイミングを
示している。図9(b)において、移動機bs1は、そ
れまで位置していた基準となるセルmc1に設置される
基地局bs1からの信号がシャドウイングにより遮ら
れ、隣接セルmc5に設置された基地局bs5へとサイ
トダイバーシチを行う。
【0039】このように、サイトダイバーシチを実行す
るためには、基準となる基地局bs1からの信号の伝搬
遅延時間Taだけでなく、隣接する基地局bs5からの
信号の伝搬遅延時間Tbを考慮に入れなければならな
い。したがって、この場合、基地局bs1やbs5等
は、直前の信号送出後、(2×Tb)+(ハードウェア
処理の時間)の時間が経過した直後に高速フーリエ変換
処理を実行しなければならない。さらに、ガードインタ
ーバル431(図4参照)は、このようなタイミングで
実行される高速フーリエ変換処理において、シンボル間
干渉が生じないように決められる。
【0040】以下、本システムにおいてサイトダイバー
シチを行う際の通信手順を、その手順を示すシーケンス
チャートである図10を参照して説明する。すべての基
地局bs1〜bs7は、基本的には図4に示すような通
信チャネルの配置に基づいて移動機ms1と通信を行
う。しかし、基地局bs1〜bs7は、各移動機msが
サイトダイバーシチを行うための信号であるリファレン
ス信号を(今、時間区間t1とする)、互いに異なる通
信チャネルを用いて定期的に送出する。今、図9(a)
に示すように、基地局bs1には通信チャネル1が割り
当てられる。以下、同様に、基地局bs2〜bs7に
は、通信チャネル2〜7が割り当てられると仮定する。
なお、これら以外の他の通信チャネルは、リファレンス
信号を送出するための時間区間では用いられない。この
ようなリファレンス信号のための通信チャネルの割り当
ては、本システムに収容される移動機msの内部のメモ
リ(図示せず)にも予め格納されている。
【0041】移動機ms1では、受信した複数のリファ
レンス信号を内部のクロックの同期させた後、フォワー
ドフレーム51を受信する場合と同様の手順にてリファ
レンス信号を受信する。このとき、復調装置622によ
り取り出された各リファレンス信号の信号強度情報は、
ハンドオフ制御装置624に入力される。ハンドオフ制
御装置624は、入力された各リファレンス信号の信号
強度情報の中から、最も信号強度の強いリファレンス信
号を選択し、この選択に基づいてソフトハンドオフすべ
きか否かを判断し、もしソフトハンドオフすべきと判断
した場合には、その対象となる基地局bsを特定してフ
レーム構成装置625に通知する。フレーム構成装置6
25は、この通知に基づいてリバースフレーム52のア
ドレス情報を前述したように設定する。
【0042】次に、時間区間t2においては、各基地局
bs1〜bs7は、フォワードフレーム51を送信して
通常の通信を行っている。このとき、ハンドオフ制御す
る移動機msは、前述の高速フーリエ変換処理及びシン
ボルのタイムスロット43の同期確立処理を実行しつ
つ、フォワードリンク41からの信号を一括的に復調す
る。このとき、ハンドオフ制御装置624は、予め定め
られたしきい値と、各通信チャネルの受信信号強度とを
比較することにより、現在通信が行われていない空き通
信チャネルを検索して1個の空き通信チャネルを選択す
る。次に、時間区間t3においては、移動機msは、選
択された空き通信チャネルの割り当てを要求するための
送信データdrllを作成し、当該通信チャネルを用い
て、現在位置しているセルmsに設置されている基地局
bsにリバースフレーム52を送出する。このリバース
フレームに応答して、ソフトハンドオフの対象となって
いるこの基地局bsは、前述の高速フーリエ変換処理を
実行して、上述の空き通信チャネルの割り当て要求を受
信すると、自身が設置されているセルmcに既に位置し
ている移動機msに割り当てている通信チャネルと、当
該要求された空き通信チャネルとが競合するか否か判定
する。このとき同時に、スロット処理装置618は、ソ
フトハンドオフ制御している移動機msが送出したリバ
ースフレームのタイムスロットの時間ずれ及び信号強度
を検出する。
【0043】次に、時間区間t4においては、ハンドオ
フの対象となっている基地局bsは、この空き通信チャ
ネルを移動機msに割り当てることができる場合には、
当該通信チャネルを割り当てるための送信データdfl
lを生成し、さらにスロット処理装置618が時間ずれ
や電力を補正をする必要があると認めた場合には、前述
の第1及び第2の制御情報を含むフォワードフレーム5
1を生成し送出する。
【0044】このように本システムでは直交周波数分割
多重方式が採用され、移動機msは、高速フーリエ変換
処理を実行して、基地局bsからの受信信号を一括的に
復調できるので、従来のシステムにおけるハンドオフの
際のように随時的にPLLの周波数を変更する必要がな
い。これによって、本システムは、通信の品質を維持し
ながら基地局の切り換え(ソフトハンドオフ)を行うこ
とができる。
【0045】なお、上述した実施形態では、説明の具体
化の観点から、キャリアの個数を32とし、通信チャネ
ルの個数を8としたが、この数に限定されず、通信チャ
ネルに収容される全キャリアの個数はn(nは2以上の
自然数)、1つの通信チャネルを構成するキャリアの個
数はm(mは、2≦m≦nを満たす自然数)であればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信システムで
採用されるセルの構成を示す図である。
【図2】本システムで採用される上述の通信チャネルを
示す図である。
【図3】本システムで採用されるフォワードリンク及び
リバースリンクを示す図である。
【図4】本システムで採用される時分割複信を示す図で
ある。
【図5】本システムで採用されるフォワードフレーム及
びリバースフレームのフォーマットを示す図である。
【図6】本システムに収容される基地局bs1及び移動
機ms1の詳細なブロック構成を示す図である。
【図7】基地局bs1において高速フーリエ変換処理が
実行されるタイミングについて説明するための図であ
る。
【図8】本システムで通信される信号の直交性を説明す
るための図である。
【図9】本システムで採用されるマルチセル構成におい
て、基地局bs1が高速フーリエ変換処理を実行するた
めのタイミングを説明するための図である。
【図10】本システムにおいてサイトダイバーシチを実
行する際のシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
bs…基地局 611…フレーム構成装置 612…キャリア指定装置 613…変調装置 614…送受信装置 615…同期制御装置 616…時分割制御装置 617…復調装置 618…スロット制御装置 619…フレーム分解装置 ms…移動機 621…送受信装置 622…復調装置 623…フレーム分解装置 624…ハンドオフ制御装置 625…フレーム構成装置 626…キャリア指定装置 627…変調装置 628…タイミング制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井形 裕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局が形成するセルを複数敷き詰める
    ことでサービスエリアがカバーされており、あるセル内
    に位置する1つの移動機と、当該セルを形成する基地局
    との間の通信が、当該サービスエリア内で使用可能な全
    通信チャネルの中から選ばれた1つの通信チャネルを用
    いて行われるような無線通信システムであって、 前記サービスエリア内で使用可能な全通信チャネルのた
    めに、所定の周波数帯域内において互いに異なる周波数
    を有するn個(nは2以上の自然数)のキャリアが予め
    割り当てられており、 前記基地局および前記移動機は、前記n個のキャリアの
    中から、周波数軸上において離散的に配置されかつ他の
    通信チャネルと互いに重複しないm個(mは、2≦m≦
    nを満たす自然数)のキャリアを選択し、当該選択した
    m個のキャリアで構成される通信チャネルを使用して通
    信を行うことを特徴とする、無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局および前記移動機は、直交周
    波数分割多重方式を用いて通信を行うことを特徴とす
    る、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局は、自身が形成するセル内に
    位置する移動機毎に、信号送出のタイミングを通知し、 各移動機は、自身が位置するセルを形成する基地局から
    通知された信号送出のタイミングに従って信号を基地局
    に送信し、それによって各前記移動機から前記基地局に
    送出される信号の到達タイミングのずれが補正されるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記サービスエリア内の各基地局には、
    リファレンス信号を送出する際に使用する通信チャネル
    として、それぞれに異なる通信チャネルが予め割り当て
    られており、 前記サービスエリア内の各基地局は、自身が形成するセ
    ル内の各移動機に対し、前記予め割り当てられた通信チ
    ャネルを用いてリファレンス信号を定期的に送出し、 前記移動機は、前記基地局から送信されてくる前記リフ
    ァレンス信号に基づいて、自身が通信を行うべき基地局
    を特定することを特徴とする、請求項2又は3に記載の
    無線通信システム。
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