[go: up one dir, main page]

JPH1111263A - 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路 - Google Patents

自動車用後写鏡におけるスイッチ回路

Info

Publication number
JPH1111263A
JPH1111263A JP9169109A JP16910997A JPH1111263A JP H1111263 A JPH1111263 A JP H1111263A JP 9169109 A JP9169109 A JP 9169109A JP 16910997 A JP16910997 A JP 16910997A JP H1111263 A JPH1111263 A JP H1111263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
switch
wiring
mirror
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9169109A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kyoda
達夫 経田
Tsuneji Kato
常治 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP9169109A priority Critical patent/JPH1111263A/ja
Publication of JPH1111263A publication Critical patent/JPH1111263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の軽減化。 【解決手段】 左右両側のヒータH.L、H.Rの1本
の配線と左右両側の第1モータM.L1、M.R1及び
第2モータM.L2、M.R2の1本の配線とを共用配
線63により共用する。この結果、従来のスイッチ回路
と比較して、左右両側のドアーミラーA.L、A.R側
の各端子L1〜L4、R1〜R4を4個に、スイッチ装
置SW側の端子S1〜S8を8個に、左右両側のドアー
ミラーA.L、A.R側の端子L1〜L4、R1〜R4
とスイッチ装置SW側の端子S1〜S6との間の配線6
1〜66を6本に、それぞれ減らすことができ、その分
部品点数の軽減化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用後写鏡に
おけるスイッチ回路であって、左右両側のミラーボディ
ーの上下左右方向の傾倒操作と、左右両側のヒータのオ
ンオフを行うスイッチ回路に係り、特にモータ及びヒー
タ側の端子と、スイッチ側の端子と、その両端間の配線
の数を減らして部品点数の軽減化を図った自動車用後写
鏡におけるスイッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用後写鏡におけるスイッチ
回路を図14乃至図16を参照して説明する。この例
は、自動車の左右両側のドアーの外部に取り付けられる
ドアーミラーに使用された例を示す。図において、A.
Lは左側のドアーミラー、A.Rは右側のドアーミラー
を示す。このドアーミラーA.L、A.Rは、ミラーハ
ウジング1にミラーボディー(ミラー面(鏡面)を有す
る)10が上下左右方向に傾倒可能に取り付けられてな
る。このミラーハウジング1とミラーボディー10とか
らなるミラーアセンブリ11がミラーベース12を介し
て自動車の左右両側のドアー(図示せず)の外部にそれ
ぞれ装備されることとなる。
【0003】かかる自動車用後写鏡においては、遠隔操
作で前記左右両側のミラーボディー10をそれぞれ別個
に上下左右方向に傾倒させたり、後述する左右両側のヒ
ータH.L、H.Rのオンオフを行ったりしている。こ
のミラーボディー10の上下左右方向の傾倒操作と、ヒ
ータH.L、H.Rのオンオフ操作は、スイッチ回路を
介して行われる。
【0004】このスイッチ回路は、図15及び図16に
示すように、正転又は逆転することにより、右側のミラ
ーボディー10を上方向又は下方向に傾倒させる右側の
第1モータM.R1と、正転又は逆転することにより、
右側のミラーボディー10を右方向又は左方向に傾倒さ
せる右側の第2モータM.R2と、正転又は逆転するこ
とにより、左側のミラーボディー10を上方向又は下方
向に傾倒させる左側の第1モータM.L1と、正転又は
逆転することにより、左側のミラーボディー10を右方
向又は左方向に傾倒させる左側の第2モータM.L2
と、左右両側のミラーボディー10に付着した水滴等を
それぞれ除去する左右両側のヒータ(例えば、PTC面
状発熱体であって、比較的消費電力が小さいヒータ。こ
のヒータにはタイマーコントローラが接続されている場
合もある)H.L、H.Rと、右側の第1モータM.R
1の正転と逆転と第2モータM.R2の正転と逆転と、
又は左側の第1モータM.L1の正転と逆転と第2モー
タM.L2の正転と逆転との切替を行う4方向リモコン
スイッチ21、22、23、24、25、26、27、
28と、右側の第1モータM.R1及び第2モータM.
R2への通電と、左側の第1モータM.L1及び第2モ
ータM.L2への通電との切替を行う左右切替スイッチ
31、32と、左右両側のヒータH.L、H.Rのオン
オフを行うヒータスイッチ4と、左右両側の第1モータ
M.L1、M.R1と、左右両側の第2モータM.L
2、M.R2と、左右両側のヒータH.L、H.Rと、
4方向リモコンスイッチ21〜28と、左右切替スイッ
チ31、32と、ヒータスイッチ4と、電源+と、グラ
ウンド(アース)−の間を電気的に接続した配線51〜
59と、を備える。
【0005】上述の左右両側の第1モータM.L1、
M.R1及び第2モータM.L2、M.R2及びヒータ
H.L、H.Rは上述の左右両側のドアーミラーA.
L、A.Rにそれぞれ装備されており、上述の4方向リ
モコンスイッチ21〜28及び左右切替スイッチ31、
32及びヒータスイッチ4は車内のスイッチ装置SWに
それぞれ装備されており、上述の配線51〜59は上述
の左右両側のドアーミラーA.L、A.R側の端子L1
〜L5及びR1〜R5と上述のスイッチ装置SW側の端
子S1〜S7と、またスイッチ装置SW側の端子S8、
S9と電源+、グラウンド(アース)−との間をそれぞ
れ電気的に接続されている。なお、上述の4方向リモコ
ンスイッチ21〜28は、ノーマルオープンの8個の可
動接点から構成されており、連動して上位置「上」、下
位置「下」、左位置「左」、右位置「右」のいずれかに
接続される。また、上述の左右切替スイッチ31、32
は、2個の可動接点から構成されており、連動して中立
位置「N」、左側切替位置「L」、右側切替位置「R」
のいずれかに接続される。さらに、上述のヒータスイッ
チ4は、1個の可動接点から構成されており、オン「O
N」、オフ「OFF」のいずれかに接続される。さらに
また、上述のスイッチ装置SWは、端子S8、S9を介
して電源、グラウンド(アース)にそれぞれ電気的に接
続されている。
【0006】次に、上述の自動車用後写鏡におけるスイ
ッチ回路の操作作動について説明する。まず、左右切替
スイッチ31、32を中立位置「N」から例えば右側切
替位置「R」に切り替えておく。この状態で、4方向リ
モコンスイッチ21、25を上位置「上」に操作する
と、右側の第1モータM.R1が正転して右側のドアー
ミラーA.Rのミラーボディーが上方向に傾倒し、4方
向リモコンスイッチ22、26を下位置「下」に操作す
ると、右側の第1モータM.R1が逆転して右側ドアー
ミラーA.Rのミラーボディー10が下方向に傾倒し、
4方向リモコンスイッチ23、27を右位置「右」に操
作すると、右側の第2モータM.R2が正転して右側の
ドアーミラーA.Rのミラーボディー10が右方向に傾
倒し、4方向リモコンスイッチ24、28を左位置
「左」に操作すると、右側の第2モータM.R2が逆転
して右側のドアーミラーA.Rのミラーボディーが10
左方向に傾倒する。
【0007】次に、左右切替スイッチ31、32を中立
位置「N」から例えば左側切替位置「L」に切り替えて
おく。この状態で、4方向リモコンスイッチ21、25
を上位置「上」に操作すると、左側の第1モータM.L
1が正転して左側のドアーミラーA.Lのミラーボディ
ーが上方向に傾倒し、4方向リモコンスイッチ22、2
6を下位置「下」に操作すると、左側の第1モータM.
L1が逆転して左側ドアーミラーA.Lのミラーボディ
ー10が下方向に傾倒し、4方向リモコンスイッチ2
3、27を右位置「右」に操作すると、左側の第2モー
タM.L2が正転して左側のドアーミラーA.Lのミラ
ーボディー10が右方向に傾倒し、4方向リモコンスイ
ッチ24、28を左位置「左」に操作すると、左側の第
2モータM.L2が逆転して左側のドアーミラーA.L
のミラーボディーが10左方向に傾倒する。
【0008】さらに、ヒータスイッチ4をオン「ON」
に切替えると、図16中の太い実線に示すように、左右
両側のヒータH.L、H.Rに通電され、その左右両側
のヒータH.L、H.Rが発熱してミラーボディー10
の表面に付着した水滴等を除去する。ヒータスイッチ4
をオフ「OFF」に切替えると、図15に示すように、
左右両側のヒータH.L、H.Rへの通電が遮断され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の自動車用後写鏡におけるスイッチ回路は、左右両側の
ドアーミラーA.L、A.R側の各5個の端子L1〜L
5及びR1〜R5と、スイッチ装置SW側の9個の端子
S1〜S9と、その左右両側のドアーミラーA.L、
A.R側の端子L1〜L5及びR1〜R5とスイッチ装
置SW側の端子S1〜S7との間の7本の配線51〜5
7と、部品点数が多い等の問題が有る。
【0010】本発明は、端子や配線の数を減らして部品
点数の軽減化を図った自動車用後写鏡におけるスイッチ
回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、左右両側のヒータの1本の配線と左右
両側の第1モータ及び第2モータの1本の配線とを共用
したことを特徴とする。
【0012】本発明は、上記の構成により、上述の従来
のスイッチ回路と比較して、左右両側のドアーミラー側
の各端子を4個に、スイッチ装置側の端子を8個に、左
右両側のドアーミラー側の端子とスイッチ装置側の端子
との間の配線を6本に、それぞれ減らすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用後写鏡に
おけるスイッチ回路の実施の形態のうちの2例を図1乃
至図13を参照して説明する。図1乃至図12は本発明
の自動車用後写鏡におけるスイッチ回路の第1の実施の
形態を示す。この例は、自動車の左右両側のドアーの外
部に取り付けられるドアーミラーに使用された例を示
す。図中、図14乃至図16と同符号は同一のものを示
す。
【0014】本発明のスイッチ回路は、左右両側のヒー
タH.L、H.Rの1本の配線と左右両側の第1モータ
M.L1、M.R1及び第2モータM.L2、M.R2
の1本の配線とを共用配線63として共用する。この左
右両側の共有配線63を後述する4方向リモコンスイッ
チのノーマルクローズの第1可動接点71及び第2可動
接点72を介してグラウンド(アース)に接続し、かつ
左右両側のヒータH.L、H.Rの他の1本の配線62
を後述する左右切替スイッチの第1可動接点81の中立
位置「N」を介して電源に接続する。
【0015】4方向リモコンスイッチは、ノーマルクロ
ーズの第1可動接点71及び第2可動接点72と、ノー
マルオープンの第3可動接点73及び第4可動接点74
から構成されており、連動して中立位置「中」、上位置
「上」、下位置「下」、左位置「左」、右位置「右」の
いずれかに接続される。
【0016】また、左右切替スイッチは、中立位置
「N」、左側切替位置「L」、右側切替位置「R」の3
位置切替スイッチからなり、第1可動接点81及び第2
可動接点82から構成されており、連動して中立位置
「N」、左側切替位置「L」、右側切替位置「R」のい
ずれかに接続される。
【0017】さらに、左右両側のドアーミラーA.L、
A.R側の端子L1〜L4及びR1〜R4とスイッチ装
置SW側の端子S1〜S6との間には配線61〜66が
電気的に接続されている。かつスイッチ装置SWは、端
子S7、S8を介して電源、グラウンド(アース)にそ
れぞれ電気的に接続されている。
【0018】この実施の形態における本発明のスイッチ
回路は、以上の如き構成からなり、以下その操作作動に
ついて図2乃至図11を参照して説明する。まず、左右
切替スイッチ81、82を中立位置「N」に切替える
と、図2中の太い実線に示すように、電流が電源+→左
右切替スイッチ81の中立位置「N」→端子S3、L
1、R1→左右両側のヒータH.L、H.R→端子L
2、R2、S4→4方向リモコンスイッチ71、72→
グラウンド(アース)−と流れ、左右両側のヒータH.
L、H.Rに通電され、その左右両側のヒータH.L、
H.Rが発熱してミラーボディー10の表面に付着した
水滴等を除去する。
【0019】次に、左右切替スイッチ81、82を右側
切替位置「R」又は左側切替位置「L」に切替えると、
図3又は図4に示すように、左右両側のヒータH.L、
H.Rへの通電が遮断される。
【0020】そして、左右切替スイッチ81、82を右
側切替位置「R」に切替えた状態で、4方向リモコンス
イッチ71、72、73、74を上位置「上」に操作す
ると、図5中の太い実線に示すように、電流が、電源+
→端子S7→4方向リモコンスイッチ72、71→端子
S4→配線64→端子R2→右側の第1モータM.R1
→端子R3→配線65→端子S5→左右切替スイッチ8
1→4方向リモコンスイッチ73→端子S8→グラウン
ド(アース)−、と流れ、右側の第1モータM.R1が
矢印U方向に正転して、右側のミラーボディー10が上
方向に傾倒する。
【0021】次に、4方向リモコンスイッチ71、7
2、73、74を下位置「下」に操作すると、図6中の
太い実線に示すように、電流が、電源+→端子S7→4
方向リモコンスイッチ73→左右切替スイッチ81→端
子S5→配線65→端子R3→右側の第1モータM.R
1→端子R2→配線64→端子S4→4方向リモコンス
イッチ71、72→端子S8→グラウンド(アース)
−、と流れ、右側の第1モータM.R1が矢印D方向に
逆転して、右側のミラーボディー10が下方向に傾倒す
る。
【0022】さらに、4方向リモコンスイッチ71、7
2、73、74を右位置「右」に操作すると、図7中の
太い実線に示すように、電流が、電源+→端子S7→4
方向リモコンスイッチ73→左右切替スイッチ81→端
子S5→配線65→端子R3→右側の第2モータM.R
2→端子R4→配線66→端子S6→左右切替スイッチ
82→4方向リモコンスイッチ74、72→端子S8→
グラウンド(アース)−、と流れ、右側の第2モータ
M.R2が矢印R方向に正転して、右側のミラーボディ
ー10が右方向に傾倒する。
【0023】さらにまた、4方向リモコンスイッチ7
1、72、73、74を左位置「左」に操作すると、図
8中の太い実線に示すように、電流が、電源+→端子S
7→4方向リモコンスイッチ74→左右切替スイッチ8
2→端子S6→配線66→端子R4→右側の第2モータ
M.R2→端子R3→配線65→端子S5→左右切替ス
イッチ81→4方向リモコンスイッチ73→端子S8→
グラウンド(アース)−、と流れ、右側の第2モータ
M.R2が矢印L方向に逆転して、右側のミラーボディ
ー10が左方向に傾倒する。
【0024】それから、左右切替スイッチ81、82を
左側切替位置「L」に切替えた状態で、4方向リモコン
スイッチ71、72、73、74を上位置「上」に操作
すると、図9中の太い実線に示すように、電流が、電源
+→端子S7→4方向リモコンスイッチ72、71→端
子S4→配線64→端子L2→左側の第1モータM.L
1→端子L3→配線61→端子S1→左右切替スイッチ
81→4方向リモコンスイッチ73→端子S8→グラウ
ンド(アース)−、と流れ、左側の第1モータM.L1
が矢印U方向に正転して、左側のミラーボディー10が
上方向に傾倒する。
【0025】次に、4方向リモコンスイッチ71、7
2、73、74を下位置「下」に操作すると、図10中
の太い実線に示すように、電流が、電源+→端子S7→
4方向リモコンスイッチ73→左右切替スイッチ81→
端子S1→配線61→端子L3→左側の第1モータM.
L1→端子L2→配線64→端子S4→4方向リモコン
スイッチ71、72→端子S8→グラウンド(アース)
−、と流れ、左側の第1モータM.L1が矢印D方向に
逆転して、左側のミラーボディー10が下方向に傾倒す
る。
【0026】さらに、4方向リモコンスイッチ71、7
2、73、74を右位置「右」に操作すると、図11中
の太い実線に示すように、電流が、電源+→端子S7→
4方向リモコンスイッチ73→左右切替スイッチ81→
端子S1→配線61→端子L3→左側の第2モータM.
L2→端子L4→配線62→端子S2→左右切替スイッ
チ82→4方向リモコンスイッチ74、72→端子S8
→グラウンド(アース)−、と流れ、左側の第2モータ
M.L2が矢印R方向に正転して、左側のミラーボディ
ー10が右方向に傾倒する。
【0027】さらにまた、4方向リモコンスイッチ7
1、72、73、74を左位置「左」に操作すると、図
12中の太い実線に示すように、電流が、電源+→端子
S7→4方向リモコンスイッチ74→左右切替スイッチ
82→端子S2→配線62→端子L4→左側の第2モー
タM.L2→端子L3→配線61→端子S1→左右切替
スイッチ81→4方向リモコンスイッチ73→端子S8
→グラウンド(アース)−、と流れ、左側の第2モータ
M.L2が矢印L方向に逆転して、左側のミラーボディ
ー10が左方向に傾倒する。
【0028】このように、この実施の形態における本発
明の自動車用後写鏡におけるスイッチ回路は、左右両側
のヒータH.L、H.Rの1本の配線と左右両側の第1
モータM.L1、M.R1及び第2モータM.L2、
M.R2の1本の配線とを共用配線63として共用す
る。この結果、従来のスイッチ回路と比較して、左右両
側のドアーミラーA.L、A.R側の各端子L1〜L
4、R1〜R4を4個に、スイッチ装置SW側の端子S
1〜S8を8個に、左右両側のドアーミラーA.L、
A.R側の端子L1〜L4、R1〜R4とスイッチ装置
SW側の端子S1〜S6との間の配線61〜66を6本
に、それぞれ減らすことができ、部品点数の軽減化が図
られる。
【0029】特に、この実施の形態においては、左右切
替スイッチ81、82は右側切替位置、中立位置、左側
切替位置の3位置切替スイッチからなり、しかも左右両
側のヒータH.L、H.Rが、共有配線63及び他の配
線62と、4方向リモコンスイッチ71、72及び左右
切替スイッチ81の中立位置「N」とを介して、グラウ
ンド及び電源に接続されている。この結果、左右切替ス
イッチ81、82を中立位置「N」に切替えると、左右
両側のヒータH.L、H.Rに通電でき、また左右切替
スイッチ81、82を右側切替位置「R」又は左側切替
位置「L」に切替えると、左右両側のヒータH.L、
H.Rへの通電が遮断される。従って、ヒータオンオフ
専用のスイッチが不要となり、さらに部品点数の軽減化
が図られる。
【0030】また、この実施の形態においては、4方向
リモコンスイッチが、左右両側のヒータH.L、H.R
の共有配線63がグラウンドに接続されるノーマルクロ
ーズの第1可動接点71及び第2可動接点72と、ノー
マルオープンの第3可動接点73及び第4可動接点74
とから構成されているので、従来のスイッチ回路(図1
4乃至図16を参照)と比較して、4方向リモコンスイ
ッチの可動接点が4個と減らすことができ、その分部品
点数を低減できると共に、スイッチ操作の信頼性及び耐
久性の向上を図ることができる。
【0031】図13は本発明の自動車用後写鏡における
スイッチ回路の第2の実施の形態を示す。図中、図1乃
至図12及び図14乃至図16と同符号は同一のものを
示す。
【0032】この実施の形態における本発明のスイッチ
回路は、左右両側の共有配線63側と左右両側のヒータ
H.L、H.Rの他の1本の配線62側との間に、ヒー
タH.L、H.Rが発熱状態の時に点灯表示する表示灯
(発光ダイオード)9が設けられている。この表示灯9
は、例えば、スイッチ装置SWに配設される。
【0033】上述の実施の形態における本発明のスイッ
チ回路は、自動車の左右両側のドアーの外部に取り付け
られるドアーミラーに使用された例であるが、本発明の
スイッチ回路は、ドアーミラー以外の自動車用後写鏡、
例えばフェンダミラーなどにも使用できる。
【0034】なお、上述の実施の形態において、左右両
側のヒータH.L、H.Rの共有配線63は4方向リモ
コンスイッチのノーマルクローズの第1可動接点71及
び第2可動接点72を介してグラウンド(アース)に接
続され、かつ左右両側のヒータH.L、H.Rの他の1
本の配線62は左右切替スイッチの第1可動接点81の
中立位置「N」を介して電源に接続されているものであ
るが、本発明のスイッチ回路においては、その逆に、左
右両側のヒータH.L、H.Rの共有配線63は左右切
替スイッチの第1可動接点81の中立位置「N」を介し
て電源に接続され、かつ左右両側のヒータH.L、H.
Rの他の1本の配線62は4方向リモコンスイッチのノ
ーマルクローズの第1可動接点71及び第2可動接点7
2を介してグラウンド(アース)に接続されているもの
であっても良い。
【0035】また、本発明のスイッチ回路は、図14乃
至図16(従来のスイッチ回路)において、左右両側の
ヒータH.L、H.Rの1本の配線と左右両側の第1モ
ータM.L1、M.R1及び第2モータM.L2、M.
R2の1本の配線とを共用することにより、左右両側の
ドアーミラーA.L、A.R側の端子L1、R1とスイ
ッチ装置SW側の端子S3と、その間の配線53とが省
略され、従来のスイッチ回路(図14乃至図16参照)
と比較して、左右両側のドアーミラー側の各端子を4個
に、スイッチ装置側の端子を8個に、左右両側のドアー
ミラー側の端子とスイッチ装置側の端子との間の配線を
6本に、それぞれ減らすことができ、部品点数の軽減化
を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
後写鏡におけるスイッチ回路は、左右両側のヒータの1
本の配線と左右両側の第1モータ及び第2モータの1本
の配線とを共用したものであるから、従来のスイッチ回
路と比較して、左右両側のドアーミラー側の各端子を4
個に、スイッチ装置側の端子を8個に、左右両側のドア
ーミラー側の端子とスイッチ装置側の端子との間の配線
を6本に、それぞれ減らすことができ、部品点数の軽減
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
の第1の実施の形態を示した左右両側のドアミラーとス
イッチ装置と配線との概略図である。
【図2】左右切替スイッチを中立位置に切替えて左右両
側のヒータに通電している状態を示した電気回路図であ
る。
【図3】同じく左右切替スイッチを右側切替位置に切替
えて左右両側のヒータへの通電を遮断した状態を示した
電気回路図である。
【図4】同じく左右切替スイッチを左側切替位置に切替
えて左右両側のヒータへの通電を遮断した状態を示した
電気回路図である。
【図5】同じく右側のミラー面において上側に操作した
状態の電気回路図である。
【図6】同じく右側のミラー面において下側に操作した
状態の電気回路図である。
【図7】同じく右側のミラー面において右側に操作した
状態の電気回路図である。
【図8】同じく右側のミラー面において左側に操作した
状態の電気回路図である。
【図9】同じく左側のミラー面において上側に操作した
状態の電気回路図である。
【図10】同じく左側のミラー面において下側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図11】同じく左側のミラー面において右側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図12】同じく左側のミラー面において左側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図13】本発明の自動車用後写鏡におけるスイッチ回
路の第2の実施の形態を示した電気回路図である。
【図14】従来の自動車用後写鏡のスイッチ回路を示し
た左右両側のドアミラーとスイッチ装置と配線との概略
図である。
【図15】ヒータスイッチがオフ状態の電気回路図であ
る。
【図16】ヒータスイッチがオン状態の電気回路図であ
る。
【符号の説明】
A.L…左側のドアミラー、A.R…右側のドアミラ
ー、H.L…左側のヒータ、H.R…右側のヒータ、
M.L1…左側の第1モータ、M.L2…左側の第2モ
ータ、M.R1…右側の第1モータ、M.R2…右側の
第2モータ、SW…スイッチ装置、1…ミラーハウジン
グ、10…ミラーボディー、11…ミラーアッセンブ
リ、12…ミラーベース、L1〜L4…左側のドアーミ
ラー側の端子、R1〜R4…右側のドアーミラー側の端
子、S1〜S8…スイッチ装置側の端子、61〜68…
配線、+…電源、−…グラウンド(アース)、71〜7
4…4方向リモコンスイッチ、81、82…左右切替ス
イッチ、9…表示灯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 1/00 307 H02J 1/00 307Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーハウジングと、前記ミラーハウジ
    ングに上下左右方向に傾倒可能に取り付けられたミラー
    ボディーとを備え、自動車の外部の左右両側にそれぞれ
    装備される自動車用後写鏡において、 正転又は逆転することにより、前記右側のミラーボディ
    ーを上方向又は下方向に傾倒させる右側の第1モータ
    と、 正転又は逆転することにより、前記右側のミラーボディ
    ーを右方向又は左方向に傾倒させる右側の第2モータ
    と、 正転又は逆転することにより、前記左側のミラーボディ
    ーを上方向又は下方向に傾倒させる左側の第1モータ
    と、 正転又は逆転することにより、前記左側のミラーボディ
    ーを右方向又は左方向に傾倒させる左側の第2モータ
    と、 前記左右両側のミラーボディーに付着した水滴等をそれ
    ぞれ除去する左右両側のヒータと、 前記右側の第1モータの正転と逆転と第2モータの正転
    と逆転と、又は前記左側の第1モータの正転と逆転と第
    2モータの正転と逆転との切替を行う4方向リモコンス
    イッチと、 前記右側の第1モータ及び第2モータへの通電と、前記
    左側の第1モータ及び第2モータへの通電との切替を行
    う左右切替スイッチと、 前記左右両側のヒータのオンオフを行うヒータスイッチ
    と、 前記左右両側の第1モータと、前記左右両側の第2モー
    タと、前記左右両側のヒータと、前記4方向リモコンス
    イッチと、前記左右切替スイッチと、前記ヒータスイッ
    チと、電源と、グラウンドの間を電気的に接続した配線
    と、 を備えたスイッチ回路であって、 前記左右両側の第1モータ及び第2モータ及びヒータ側
    の端子と、前記4方向リモコンスイッチ及び左右切替ス
    イッチ及びヒータスイッチ側の端子と、前記両端子間の
    配線の数を減らすために、前記左右両側のヒータ側の1
    本の配線と前記左右両側の第1モータ及び第2モータ側
    の1本の配線とを共用したことを特徴とする自動車用後
    写鏡におけるスイッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記ヒータスイッチを省略するために、 前記左右切替スイッチは右側切替位置、中立位置、左側
    切替位置の3位置切替スイッチからなり、 前記左右両側のヒータは、前記共有配線及び前記ヒータ
    側の他の1本の配線と、前記4方向リモコンスイッチ及
    び前記左右切替スイッチの中立位置とを介して、グラウ
    ンド及び電源に接続されており、前記左右切替スイッチ
    が中立位置に位置する時には前記左右両側のヒータが発
    熱することを特徴とする請求項1に記載の自動車用後写
    鏡におけるスイッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記4方向リモコンスイッチは、前記左
    右両側のヒータの共有配線又は他の1本の配線がグラウ
    ンド又は電源に接続されるノーマルクローズの第1可動
    接点及び第2可動接点と、ノーマルオープンの第3可動
    接点及び第4可動接点とから構成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の自動車用後写鏡におけるスイッ
    チ回路。
  4. 【請求項4】 前記左右両側のヒータの共有配線と前記
    他の1本の配線との間には、前記ヒータが発熱状態の時
    に点灯表示する表示灯が設けられていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の自動車用後写鏡におけるスイ
    ッチ回路。
JP9169109A 1997-06-25 1997-06-25 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路 Pending JPH1111263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9169109A JPH1111263A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9169109A JPH1111263A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111263A true JPH1111263A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15880476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9169109A Pending JPH1111263A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1111263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194998A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 負荷駆動回路
US9710452B2 (en) 2007-04-11 2017-07-18 Google Inc. Input method editor having a secondary language mode

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9710452B2 (en) 2007-04-11 2017-07-18 Google Inc. Input method editor having a secondary language mode
JP2009194998A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 負荷駆動回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0428574B2 (ja)
JP4713402B2 (ja) 形状記憶駆動手段を持つ自動車用外部バックミラーユニット
JPH1111263A (ja) 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
JPH0216909Y2 (ja)
JP3758313B2 (ja) 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
JP3733700B2 (ja) 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
JPH1111214A (ja) 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
JPS6277258A (ja) 自動車のドアミラ−装置
US7270433B2 (en) Mirror switch assembly
JP3368728B2 (ja) 自動車用後写鏡のスイッチ回路
JP2001270385A (ja) ランプ内蔵の車両用アウトサイドミラー装置
JP3086391B2 (ja) サンルーフ制御回路
JPH0420686Y2 (ja)
JPH054432Y2 (ja)
KR19980056400A (ko) 전동식 룸미러 제어방법
JPH0117463Y2 (ja)
JP2006345688A (ja) スイッチ組立体及び負荷駆動装置
JP2007008350A (ja) 電動ミラー制御装置及び電動ミラー制御方法
JPH07228194A (ja) 車両のドアミラー起立・格納装置
JPH0256256B2 (ja)
JPS6326257Y2 (ja)
JPS6164548A (ja) 車輛用前照灯装置
MXPA02010575A (es) Dispositivo accionador para ajustar el montaje de espejo de un espejo retrovisor.
JP2005138672A (ja) 電動格納式の自動車用アウトサイドミラー装置
JP2001180376A (ja) 自動車用インナーミラー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607