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JPH11107725A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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Publication number
JPH11107725A
JPH11107725A JP22249598A JP22249598A JPH11107725A JP H11107725 A JPH11107725 A JP H11107725A JP 22249598 A JP22249598 A JP 22249598A JP 22249598 A JP22249598 A JP 22249598A JP H11107725 A JPH11107725 A JP H11107725A
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JP
Japan
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cam
rocker arm
swing
engine
variable valve
Prior art date
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Granted
Application number
JP22249598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3881783B2 (ja
Inventor
Seinosuke Hara
誠之助 原
Yoshihiko Yamada
吉彦 山田
Keisuke Takeda
敬介 武田
Tsutomu Hibi
勉 日比
Akira Onuki
彰 大貫
Makoto Nakamura
信 中村
Shunichi Aoyama
俊一 青山
Shinichi Takemura
信一 竹村
Tetsuaki Goto
徹朗 後藤
Katsuya Mogi
克也 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Unisia Jecs Corp filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22249598A priority Critical patent/JP3881783B2/ja
Publication of JPH11107725A publication Critical patent/JPH11107725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3881783B2 publication Critical patent/JP3881783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0063Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of cam contact point by displacing an intermediate lever or wedge-shaped intermediate element, e.g. Tourtelot
    • F01L2013/0073Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of cam contact point by displacing an intermediate lever or wedge-shaped intermediate element, e.g. Tourtelot with an oscillating cam acting on the valve of the "Delphi" type

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブタイミングとバルブリフトを可変制御
しつつ装置のコンパクト化による機関への搭載性の向上
を図ると共に、部品点数の削減を図る。 【解決手段】 外周にリング状の駆動カム15を一体に
有するドライブシャフト13と、一端部18bが駆動カ
ムに、他端部18cが揺動カム20にリンクアーム25
とリンク部材26を介して連係するほぼヘ字形のロッカ
アーム18と、駆動カムの回転により伝達された該ロッ
カアームの押圧力をバルブリフター19を介して吸気弁
12に伝達する前記揺動カムとを備えている。この揺動
カムを、ドライブシャフトに、駆動カムと同軸上に揺動
自在に配置すると共に、前記駆動カム15の外周面にリ
ンクアーム25の基部25aに有する嵌合孔25cを回
転自在に嵌合させて、駆動カムの偏心回転力を直線運動
に変換してロッカアーム,リンク部材を介して吸気弁に
伝達するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸・排気弁の開閉
時期及びバルブリフト量を機関運転状態に応じて可変に
できる内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、機関低速低負荷時におけ
る燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時にお
ける吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する
等のために、吸気・排気バルブの開閉時期とバルブリフ
ト量を機関運転状態に応じて可変制御する動弁装置は従
来から種々提供されており、その一例として特開昭55
−137305号公報等に記載されているもの知られて
いる。
【0003】図15に基づきその概略を説明すれば、シ
リンダヘッド1のアッパデッキの略中央近傍上方位置に
カムシャフト2が設けられていると共に、該カムシャフ
ト2の外周にカム2aが一体に設けられている。また、
カムシャフト2の側部には、制御シャフト3が平行に配
置されており、この制御シャフト3に偏心カム4を介し
てロッカアーム5が揺動自在に軸支されている。一方、
シリンダヘッド1に摺動自在に設けられた吸気弁6の上
端部には、バルブリフター7を介して揺動カム8が配置
されている。この揺動カム8は、バルブリフター7の上
方にカムシャフト2と並行に配置された支軸9に揺動自
在に軸支され、下端のカム面8aがバルブリフター7の
上面に当接している。また、前記ロッカアーム5は、一
端部5aがカム2aの外周面に当接していると共に、他
端部5bが揺動カム8の上端面8bに当接して、カム2
aのリフトを揺動カム8及びバルブリフター7を介して
吸気弁6に伝達するようになっている。
【0004】また、前記制御シャフト3は、図外のアク
チュエータによって所定角度範囲で回転制御されて、偏
心カム4の回動位置を制御し、これによってロッカアー
ム5の揺動支点を変化させるようになっている。
【0005】そして、偏心カム4が正逆の所定回動位置
に制御されるとロッカアーム5の揺動支点が変化して、
他端部5bの揺動カム8の上端面8bに対する当接位置
が図中上下方向に変化し、これによって揺動カム8のカ
ム面8aのバルブリフター7上面に対する当接位置の変
化に伴い、揺動カム8の揺動軌跡が変化することにより
吸気弁6の開閉時期(バルブタイミング)とバルブリフ
ト量を可変制御するようになっている。また、図中10
は、揺動カム8の上端面8bを常時ロッカアーム5の他
端部5bに弾接付勢して揺動カム8の所定以上の揺動を
規制するスプリングである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の動弁装置にあっては、カム2aと揺動カム8がそれ
ぞれカムシャフト2と支軸9に設けられて、両者2a,
8は、機関の巾方向へ大きく離間した位置に別個に配置
されている。このため、これらカム2aや揺動カム8の
大きな配置スペースが要求される。
【0007】また、カム2aと揺動カム8が機関巾方向
へ大きく離れているため、ロッカアーム5の両端部5
a,5bを必然的に機関巾方向へほぼへ字形状に延出さ
せなければならない。したがって、配置スペースの増加
と相俟ってロッカアーム5の大型化により、動弁装置の
機関への搭載性が悪化すると共に、重量の増加が余儀な
くされている。
【0008】しかも、カムシャフト2の他に支軸9を必
要とするので、部品点数が増加すると共に、カムシャフ
ト2と支軸9との互いの軸心のずれが生じ易くなり、こ
れによってバルブタイミングの制御精度が低下するおそ
れがある。
【0009】更に、ロッカアーム5の端部5bが、揺動
カム8を押圧することによって揺動カム8の揺動を得る
構成のため、ロッカアーム5の押圧点(当接位置)が揺
動カム8から離脱するおそれがある。したがって、ロッ
カアーム5の揺動支点位置に制約が生じ、揺動カム8の
揺動軌跡、ひいては吸気弁6のバルブタイミング/リフ
ト量を比較的大きく設定することができない。
【0010】また、この従来の動弁装置は、前述のよう
に揺動カム8の上端面8bを、スプリング10のばね力
によってロッカアーム5の他端部5bに常時弾接させ
て、揺動カム8の所定以上の揺動を規制するようになっ
ているが、機関高回転時には、揺動カム8の揺動速度も
極めて高くなると共に、自身の慣性質量が作用してスプ
リング10のばね力では規制できずに、図中反時計方向
へ過度に揺動してしまうおそれがある。このため、ロッ
カアーム5の他端部5bから一時的に離接して打音が発
生したり、吸気弁6がジャンプなどの踊り現象を発生し
て、バルブタイミングの制御精度が低下して、機関性能
を十分に発揮することができなくなるといった問題を招
来する。
【0011】また、スプリング10のばね力によって、
上端面8bがロッカアーム他端部5bに常時弾接しかつ
カム面8aもバルブスプリングのばね力との相対圧でバ
ルブリフター7上面に常時圧接しているため、該各面8
a,8bや他端部5b,バルブリフター上面との間に比
較的大きなフリクションが発生すると共に、摩耗が発生
し易くなる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の可
変動弁装置の課題に鑑みて案出されたもので、請求項1
記載の発明は、機関のクランク軸によって回転駆動し、
外周に駆動カムが固定されたドライブシャフトと、一端
部に連係した前記駆動カムの回転により揺動するロッカ
アームと、前記ロッカアームの他端部に連係して機関弁
を開作動させる揺動カムと、前記ロッカアームの揺動支
点を変化させるアクチュエータと、該アクチュエータを
機関運転状態に応じて駆動制御する制御手段とを備えた
内燃機関の可変動弁装置であって、前記駆動カムを、軸
心が前記ドライブシャフトの軸心からオフセットした偏
心リング状に形成すると共に、前記駆動カムとロッカア
ームの一端部とをリンクアームを介して回転自在に連係
し、該リンクアームの基部に有する嵌合孔を駆動カムの
外周面に回転自在に嵌合して、駆動カムの偏心回転力を
直線運動に変換してロッカアームに伝達するようにした
ことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明は、前記ロッカアーム
の他端部と揺動カムとを連係機構によって連係すると共
に、該揺動カムの最大揺動範囲を、連係機構を介してロ
ッカアームの揺動範囲内に規制することを特徴としてい
る。
【0014】請求項3記載の発明は、前記連係機構を、
ロッカアームの他端部と揺動カムの端部とにそれぞれ設
けられたピン孔内に挿通したピンと、両端部が前記両ピ
ンに回転自在に連結されたリンク部材とから構成したこ
とを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明は、前記リンク部材
を、前記ドライブシャフトの軸心から径方向へ離間する
ように湾曲状に折曲形成したことを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明は、前記連係機構を、
ロッカアームの他端部に該他端部の外端縁から長手方向
に沿って折曲形成された係合溝と、揺動カムの端部に設
けられて、前記係合溝内に係合摺動する摺動ピンとから
構成したことを特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明は、前記リンクアーム
の基部の外周面に突設された突出端を、ピンを介してロ
ッカアームの一端部に回転自在に連結したことを特徴と
している。
【0018】請求項7記載の発明は、前記揺動カムを、
前記ドライブシャフトに同軸上に揺動自在に設けたこと
を特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明は、1気筒あたり2つ
の機関弁を有し、該各機関弁のそれぞれに対応して揺動
カムを配置したことを特徴としている。
【0020】請求項9記載の発明は、前記各々2つの機
関弁のうち一方の機関弁側の揺動カムのプロフィールと
他方の機関弁側の揺動カムのプロフィールを互いに異な
らせたことを特徴としている。
【0021】請求項10記載の発明は、前記各々2つの
機関弁のうち一方の機関弁側の駆動カムのプロフィール
と他方の機関弁側の駆動カムのプロフィールを互いに異
ならせたことを特徴としている。。
【0022】請求項11記載の発明は、前記ロッカアー
ムを、前記各揺動カムに対応して個々に設けて、前記揺
動カムを互いに独立に揺動させるようにしたことを特徴
としている。
【0023】請求項12記載の発明は、前記各2つの機
関弁に対応して配置された2つの揺動カムを一体に連結
したことを特徴としている。
【0024】本発明によれば、ドライブシャフトに固定
された駆動カムをリング状の偏心カムとし、この駆動カ
ムにリンクアームを回転自在に連結したため、駆動カム
とリンクアームとの面圧を低減でき、摩耗等の発生を防
止できる。
【0025】また、ロッカアームと揺動カムとを連係機
構により連係するので、ロッカアームと揺動カムとが離
脱することなく、バルブタイミング/リフト量を比較的
大きく設定することができる。
【0026】しかも、ロッカアームの他端部と揺動カム
の端部とを連係機構によって連係して、ロッカアームの
揺動範囲内で揺動カムの揺動を規制するため、従来のよ
うなスプリングが不要になることは勿論のこと、高回転
時にも揺動カムの過度な揺動が防止できると共に、揺動
カムなどの各摺動部の摩耗の発生も防止できる。
【0027】また、駆動カムと揺動カムの両方をドライ
ブシャフトに同軸上に設け、つまりドライブシャフトに
一緒に設けたため、機関巾方向への配置スペースを十分
に小さくすることができると共に、ロッカアームも小型
化でき、装置の機関への搭載性が向上する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。この各実施形態では1気筒あたり
2つの吸気弁を有する機関に適用したものを示し、図1
〜図3は第1の実施形態を示している。
【0029】すなわち、この可変動弁装置では、シリン
ダヘッド11に図外のバルブガイドを介して摺動自在に
設けられた一対の吸気弁12,12と、シリンダヘッド
11上部のカム軸受14に回転自在に支持された中空状
のドライブシャフト13と、該ドライブシャフト13
に、圧入等により固設された2つの駆動カム15,15
と、該ドライブシャフト13の上方位置に同じカム軸受
14に回転自在に支持された制御軸16と、該制御軸1
6に制御カム17を介して揺動自在に支持された一対の
ロッカアーム18,18と、各吸気弁12,12の上端
部に伝達部材であるバルブリフター19,19を介して
配置された一対のそれぞれ独立した揺動カム20,20
とを備えている。また、前記駆動カム15,15とロッ
カアーム18,18とはリンクアーム25,25によっ
て連係されている一方、ロッカアーム18,18と揺動
カム20,20とは、リンク部材26,26によって連
係されている。
【0030】前記ドライブシャフト13は、機関前後方
向に沿って配置されていると共に、一端部に設けられた
図外の従動スプロケットや該従動スプロケットに巻装さ
れたタイミングチェーン等を介して機関のクランク軸か
ら回転力が伝達されている。
【0031】前記カム軸受14は、シリンダヘッド11
の上端部に設けられてドライブシャフト13の上部を支
持するメインブラケット14aと、該メインブラケット
14aの上端部に設けられて制御軸16を回転自在に支
持するサブブラケット14bとを有し、両ブラケット1
4a,14bが一対のボルト14c,14cによって上
方から共締め固定されている。
【0032】前記両駆動カム15は、図4にも示すよう
に、偏心リング状を呈し、小径なカム本体15aと、該
カム本体15aの外端面に一体に設けられたフランジ部
15bとからなり、内部軸方向にドライブシャフト挿通
孔15cが貫通形成されていると共に、カム本体15a
の軸心Xがドライブシャフト13の軸心Yから径方向へ
所定量だけオフセットしている。また、この各駆動カム
15は、ドライブシャフト13に対し前記両バルブリフ
ター19,19に干渉しない両外側にドライブシャフト
挿通孔15cを介して圧入固定されていると共に、両方
のカム本体15a,15aの外周面15d,15dが同
一のカムプロフィールに形成されている。
【0033】前記各ロッカアーム18は、図3に示すよ
うに平面からみてほぼクランク状に折曲形成され、中央
に有する基部18aが制御カム17に回転自在に支持さ
れている。また、各基部18aの各外端部に突設された
一端部18bには、前記ピン21が圧入するピン孔18
dが貫通形成されている一方、各筒状基部18aの各内
端部に夫々突設された他端部18cには、各リンク部材
26の後述する一端部26aと連結するピン28が圧入
するピン孔18eが形成されている。
【0034】前記各制御カム17は、夫々円筒状を呈
し、制御軸16外周に固定されていると共に、図1に示
すように軸心P1位置が制御軸16の軸心P2からα分
だけ偏倚している。
【0035】前記揺動カム20は、図1及び図6,図7
に示すようにほぼ横U字形状を呈し、ほぼ円環状の基端
部22にドライブシャフト13が嵌挿されて回転自在に
支持される支持孔22aが貫通形成されていると共に、
ロッカアーム18の他端部18c側に位置するカムノー
ズ側の端部23にピン孔23aが貫通形成されている。
また、揺動カム20の下面には、基端部22側の基円面
24aと、該基円面24aからカムノーズの先端縁側に
円弧状に延びるカム面24bとが形成されており、該基
円面24aとカム面24bとが、揺動カム20の揺動位
置に応じて各バルブリフター19の上面所定位置に当接
するようになっている。すなわち、図5に示すバルブリ
フト特性からみると、図1に示すように基円面24aの
所定角度範囲θ1がベースサークル区間になり、カム面
24bの前記ベースサークル区間θ1から所定角度範囲
θ2がいわゆるランプ区間となり、さらにカム面24b
のランプ区間θ2から所定角度範囲θ3がリフト区間に
なるように設定されている。
【0036】また、前記リンクアーム25は、比較的大
径な円環状の基部25aと、該基部25aの外周面所定
位置に突設された突出端25bとを備え、基部25aの
中央位置には、前記駆動カム15のカム本体15aの外
周面に回転自在に嵌合する嵌合孔25cが形成されてい
る一方、突出端25bには、前記ピン21が回転自在に
挿通するピン孔25dが貫通形成されている。
【0037】さらに、前記リンク部材26は、図1にも
示すように所定長さの直線状に形成され、円形状の両端
部26a,26bには前記ロッカアーム18の他端部1
8cと揺動カム20の端部23の各ピン孔18d,23
aに圧入した各ピン28,29の端部が回転自在に挿通
するピン挿通孔26c,26dが貫通形成されている。
尚、各ピン21,28,29の一端部には、リンクア
ーム25やリンク部材26の軸方向の移動を規制するス
ナップリング30,31,32が設けられている。そし
て、前記リンク部材26と各ピン孔18d,23aに圧
入したピン28,29とによって連係機構が構成されて
いる。
【0038】前記制御軸16は、一端部に設けられた図
外の電磁アクチュエータによって所定回転角度範囲内で
回転するように制御されており、前記電磁アクチュエー
タは、機関の運転状態を検出する図外のコントローラか
らの制御信号によって駆動するようになっている。コン
トローラは、クランク角センサやエアーフローメータ,
水温センサ等の各種のセンサからの検出信号に基づいて
現在の機関運転状態を演算等により検出して、前記電磁
アクチュエータに制御信号を出力している。
【0039】以下、本実施形態の作用を説明すれば、ま
ず、機関低速低負荷時には、コントローラからの制御信
号によって電磁アクチュエータが一方に回転駆動され
る。このため、制御カム17は、軸心P1が図6A,B
に示すように制御軸16の軸心P2から左上方の回動位
置に保持され、厚肉部17aがドライブシャフト13か
ら上方向に離間移動する。このため、ロッカアーム18
は、全体がドライブシャフト13に対して上方向へ移動
し、このため、各揺動カム20は、リンク部材26を介
して端部23が強制的に若干引き上げられて全体が左方
向へ回動する。
【0040】したがって、図6A,Bに示すように駆動
カム15が回転してリンクアーム25を介してロッカア
ーム18の一端部18bを押し上げると、そのリフト量
がリンク部材26を介して揺動カム20及びバルブリフ
ター19に伝達されるが、そのリフト量L1は図6Bに
示すように比較的小さくなる。
【0041】よって、かかる低速低負荷域では、図8の
破線で示すようにバルブリフト量が小さくなると共に、
各吸気弁12の開時期が遅くなり、排気弁とのバルブオ
ーバラップが小さくなる。このため、燃費の向上と機関
の安定した回転が得られる。
【0042】一方、機関高速高負荷時に移行した場合
は、コントローラからの制御信号によって電磁アクチュ
エータが反対方向に回転駆動される。したがって、図7
A,Bに示すように制御軸16が、制御カム17を図6
に示す位置から時計方向に回転させ、軸心P1(厚肉部
17a)を下方向へ移動させる。このため、ロッカアー
ム18は、今度は全体がドライブシャフト13方向(下
方向)に移動して他端部18cが揺動カム20の上端部
23をリンク部材26を介して下方へ押圧して該揺動カ
ム20全体を所定量だけ時計方向へ回動させる。
【0043】したがって、揺動カム20のバルブリフタ
ー19上面に対する下面の当接位置が図7A,Bに示す
ように左方向位置に移動する。このため、図7に示すよ
うに駆動カム15が回転してロッカアーム18の一端部
18bをリンクアーム25を介して押し上げると、バル
ブリフター19に対するそのリフト量L2は図7Bに示
すように大きくなる。
【0044】よって、かかる高速高負荷域では、カムリ
フト特性が低速低負荷域に比較して大きくなり、図8に
実線で示すようにバルブリフト量も大きくなると共に、
各吸気弁12の開時期が早くなると共に、閉時期が遅く
なる。この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力が
確保できる。
【0045】このように、本実施形態では、各吸気弁1
2の開閉時期やバルブリフト量を可変にできることは勿
論のこと、ドライブシャフト13に、各駆動カム15と
各揺動カム20とを同軸上に設けたため、機関巾方向の
配置スペースを十分に小さくすることができる。また、
各ロッカアーム18も機関巾方向へ延設する必要がなく
ドライブシャフトの直上位置にヘ字形の小型な形状に形
成できるため、装置全体のコンパクト化が図れる。この
結果、装置の機関への搭載性が向上する。また、ドライ
ブシャフト13の配置を変更することなく、現行のドラ
イブシャフト13の配置によって装置を装着できるた
め、この点でも機関への搭載性が良好になる。
【0046】さらに、駆動カム15と揺動カム20とを
ドライブシャフト13に同軸上に設けることにより、従
来のような揺動カム20を支持する支軸が不要となり、
この分、部品点数の削減が図れ、また、ドライブシャフ
ト13と揺動カム20の互いの軸心のずれが生じないた
め、バルブタイミングの制御精度の低下を防止できる。
【0047】しかも、各駆動カム15を、各バルブリフ
ター19とオフセット配置し互いに干渉しない位置に配
したため、各カム15の外形を大きくとることができ、
カム15の外周面15aの設計自由度を向上させること
が可能となり、これによって揺動カム20の揺動量を確
保するためのリフト量を十分に確保できると共に、駆動
カム15の駆動面圧を低減するためのカム幅を十分に確
保できる。
【0048】特に、駆動カム15は、リング状に形成さ
れ、外周面全体がリンクアーム基部25aの嵌合孔25
cの内周面全体に摺接するため、外周面の面圧が分散さ
れて、該面圧を十分に低減できる。したがって、嵌合孔
25cの内周面間との摩耗の発生が抑制できると共に、
潤滑も行い易い。さらに、面圧の低下に伴い駆動カム1
5の材料選択の自由度が向上し、加工し易くかつ低コス
トの材料を選択できる。
【0049】また、本装置は、ロッカアーム18の他端
部18cと揺動カム20の端部23とを連係機構である
リンク部材26などによって機械的に連係することによ
って、揺動カム20の最大揺動範囲をロッカアーム18
の揺動範囲内に規制することができる。つまり、揺動カ
ム20は、リンク部材26により連係されていることに
よりロッカアーム他端部18bの押下げ,引上げ力を直
接的に伝達されると共に、ロッカアーム18の揺動範囲
以上の揺動が規制される。このため、たとえ、機関高回
転時にも、自身の慣性質量などによって過度な揺動が確
実に防止されて、ロッカアーム18などとの打音の発生
が防止できると共に、バルブタイミング制御精度の低下
が防止できる。
【0050】また、揺動カム20は、従来のようにスプ
リングのばね力によってロッカアーム18やバルブリフ
ター19に圧接することがないため、バルブリフター1
9などの摩耗の発生が防止できる。
【0051】また、このようにロッカアーム18と揺動
カム20とがリンク部材26を介して連係しているた
め、ロッカアーム18のロッカ比を比較的大きく設定し
ても、ロッカアーム18と揺動カム20との連係状態が
常に保たれる。したがって、揺動カム20の大きな揺動
角が得られることにより、バルブタイミング/リフト量
を比較的大きく設定することは勿論のこと、揺動カム2
0の前記ランプ区間θ2を大きくすることが可能にな
り、これによってバルブリフター19と揺動カム20の
衝突速度が緩和することができ、この結果、駆動騒音の
発生を抑制することが可能になる。
【0052】また、本装置は、全体がいわゆる6リンク
方式となるため、ロッカアーム18のロッカ比を大きく
とることが可能となり、これによって駆動カム15のド
ライブシャフト13に対するオフセット量を大きく設定
しなくても、つまり駆動カム15の外径を大きく設定し
なくても、揺動カム20の大きな揺動角が得られる。こ
の結果、装置全体のコンパクト化がさらに助長できる。
【0053】さらに、本装置は、2つの吸気弁12,1
2の間に設けられたドライブシャフト13を軸受けする
カム軸受14に制御軸16も一緒に軸受けすることがで
きるので、従来の内燃機関にそのまま搭載することが可
能となり、この結果、シリンダヘッドの形状変更を要さ
ず、製造コストの高騰を防止できる。また、ドライブシ
ャフト13も従来と同様の位置とすることができるの
で、この点でもシリンダの形状変更が不要になる。
【0054】また、本装置は、ドライブシャフト13の
上方位置にロッカアーム18を配置するだけであるか
ら、全高を十分に低くすることが可能になる。
【0055】図9〜図12は、本発明の第2の実施形態
を示し、各吸気弁12に対応する各揺動カム20,20
を一体に連結し、これによって駆動カム15とロッカア
ーム18を単一として共用化を図ったものである。
【0056】すなわち、両揺動カム20,20の各基端
部22,22が一体に連結されていると共に、ロッカア
ーム18や駆動カム15は一方側のみとなっており、そ
の形状は第1の実施形態のものとほぼ同一になっている
が、一方側の揺動カム20に対してリンク部材26が連
結している。つまり、リンク部材26は各一端部26a
がロッカアーム18の他端部18cにピン33を介して
連結されている一方、各他端部26bが揺動カム20に
ピン34を介して回転自在に連結されている。
【0057】このように、駆動カム15やロッカアーム
18を単一化できるため、部品点数の大巾な減少が図れ
ると共に、小型化と重量の軽減化が図れる。
【0058】また、揺動カム20,20が一体に連結さ
れているから、ドライブシャフト13に支承される揺動
カム20,20の支承部間Lを比較的長く設定すること
ができる。したがって、リンク部材26から揺動カム2
0,20への駆動力の作用点Fが、前記支承部間Lの範
囲内に位置するから、揺動カム20,20とドライブシ
ャフト13との間の空隙に起因する揺動カム20,20
の傾倒を防止できる。したがって、揺動カム20,20
とバルブリフター19,19との片当たりを防止するこ
とができる。
【0059】なお、図中左右の揺動カム20,20かあ
るいはカム15,15の少なくともいずれか一方の外形
状を異ならせても良い、したがって、2つの吸気弁1
2,12にリフト差を与えるようになる。このため、か
かるリフト差によって1つの気筒内での吸気スワール効
果が大きくなり、燃焼性が良好になる効果が得られる。
【0060】図13は、本発明の第3の実施形態を示
し、リンク部材26のほぼ中央位置を、ドライブシャフ
ト13の軸心から径方向へ離間するようにく字形状に折
曲形成したものである。これによって図示のように吸気
弁12の最小リフト制御時に、リンク部材26がドライ
ブシャフト13の外周面に接触することが回避される。
したがって、揺動カム20の十分な揺動角度を確保しつ
つ装置の機関巾方向の寸法を小さくすることができ、装
置の小型化が図れる。
【0061】図14は本発明の第4の実施形態を示し、
連係機構の構成を変更したものである。すなわち、ロッ
カアーム18は、他端部18cが長手方向に沿って延設
されていると共に、該他端部18cの外端縁ほぼ中央か
ら基部18a方向へ二面巾状の係合溝35が切欠形成さ
れている。一方、揺動カム20は、カムノーズ側の端部
23上端縁にほぼ逆U字形の突起部36が一体に形成さ
れていると共に、該突起部36に形成されたピン孔37
には、一端部が前記係合溝35内に係合摺動する摺動ピ
ン38の基端部が圧入固定されている。したがって、ロ
ッカアーム18の他端部18cと揺動カム20とは、係
合溝35と摺動ピン38とによって連係されている。
【0062】したがって、第1〜3の実施形態のよう
な、リンク部材26を廃止できるため、装置全体のコン
パクト化が図れると共に、慣性質量を十分に低減でき
る。尚、他の構成は第1実施形態などと同様であるから
同一の作用効果が得られることは勿論である。
【0063】前記各実施態様では、装置を吸気弁12側
に適用した場合を示したが、排気弁側あるいは吸気・排
気弁の両方に適用することも可能であり、さらに1気筒
あたり2弁ではなく、1弁のものに適用することも可能
である。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、機関弁のバルブタイミング及びバルブリフト量
を可変制御できることは勿論のこと、偏心リング状の駆
動カムは、その全体がリンクアームに回転自在に嵌合し
て連結されているため、該リンクアームとの面圧を十分
に低減できる。したがって、両者間の摩耗の発生が抑制
できると共に、潤滑も行い易い。また、面圧の低下に伴
い駆動カムの材料選択の自由度が向上し、加工と材料の
低廉化が図れる。
【0065】請求項2及び3記載の発明によれば、バル
ブタイミング/リフト量を比較的大きく設定することは
勿論のこと、連係機構によって揺動カムの最大揺動範囲
をロッカアームの揺動範囲内に規制することができるた
め、たとえ機関高回転時にも、過度な揺動や揺動カムの
ジャンプなどのいわゆる踊り現象が確実に防止される。
このため、揺動カムとロッカアームとの離接による衝突
が回避されて打音の発生が防止されると共に、バルブタ
イミングの制御精度の低下が防止される。
【0066】また、従来のようなスプリングのばね力に
よる揺動カムとロッカアームなどの摺接部の圧接がなく
なるため、かかる摺接部の摩耗の発生も防止できる。ま
た、スプリングが不要になるため、各構成部品のレイア
ウトの自由度が向上する。
【0067】請求項4記載の発明によれば、リンク部材
の湾曲状態によって機関弁の最小リフト制御時における
リンク部材とドライブシャフトとの接触が回避できるた
め、揺動カムの十分な揺動角度を確保しつつ装置の機関
巾方向の寸法を小さくすることができる。
【0068】請求項5記載の発明によれば、揺動カムの
過度な揺動が規制されることは勿論のこと、リンク部材
を廃止したため、部品点数の削減による装置の小型化と
軽量化が図れると共に、製造作業と組立作業能率の向上
が図れる。
【0069】また、請求項6記載の発明によれば、装置
全体が6リンク方式となるため、ロッカアームのロッカ
比を大きくとることが可能になり、これによって、駆動
カムの外径を大きくしなくとも揺動カムの大きな揺動角
を得ることができる。この結果、装置全体のコンパクト
化がさらに助長できる。
【0070】さらに、ドライブシャフトの配置を変更す
ることなく、現行のドライブシャフトの配置をそのまま
利用できるため、この点でも装置の機関への搭載性が向
上する。
【0071】請求項7記載の発明によれば、駆動カムと
揺動カムとをドライブシャフトに同軸上に設けたため、
機関巾方向の配置スペースを十分に小さくすることがで
きると共に、ロッカアームも機関巾方向へ延設する必要
がなくなるため、装置全体のコンパクト化が図れる。こ
の結果、装置の機関への搭載性が向上する。
【0072】しかも、揺動カムを駆動カムと一緒にドラ
イブシャフトに設けることにより、従来のような支軸が
不要になるため、部品点数の削減が図れると共に、ドラ
イブシャフトと揺動カムの互いの軸心のずれが生じない
ため、バルブタイミングの制御精度の低下を防止でき
る。
【0073】請求項9や請求項10記載の発明によれ
ば、両揺動カムやドライブシャフトの両カムのプロフィ
ールを異ならしめることにより、気筒内でのスワール効
果が大きくなり、燃焼性が良好になる。
【0074】請求項11記載の発明によれば、揺動カム
を互いに独立としたことにより、両弁の開閉時期を自由
に設定でき、前記請求項9,10記載の発明と同様にス
ワール効果が得られると共に、機関運転状態に応じた最
適な吸排気制御が可能になる。
【0075】請求項12記載の発明によれば、両揺動カ
ムを連結することによって、駆動カムやロッカアームの
共用化が図れるので、この点でも部品点数の削減と小型
化や重量の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様を示す図2のA−A線
断面図。
【図2】本実施態様を一部断面して示す側面図。
【図3】同実施態様の平面図。
【図4】同実施形態に供される駆動カムを示す斜視図。
【図5】揺動カムの基端面とカム面に対応したバルブリ
フト特性図。
【図6】A,Bは低速低負荷時の作用を示す図2のB−
B線断面図。
【図7】A,Bは高速高負荷時の作用を示す図2のB−
B線断面図。
【図8】本実施態様のバルブタイミングとバルブリフト
の特性図。
【図9】本発明の第2の実施態様を一部断面して示す側
面図。
【図10】同実施態様の平面図。
【図11】図9のC−C線断面図。
【図12】図9のD−D線断面図。
【図13】本発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図14】本発明の第4の実施形態を示す断面図。
【図15】従来の動弁装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…シリンダヘッド 12…吸気弁 13…ドライブシャフト 15…駆動カム 16…制御軸 17…制御カム 17a…厚肉部 18…ロッカアーム 18b…一端部 18c…他端部 19…バルブリフター(伝達部材) 20…揺動カム 23…端部 24a…基円面 24b…カム面 25…リンクアーム 25a…基部 25b…突出端 25c…嵌合孔 26…リンク部材 26a,26b…両端部 21,28,29…ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 敬介 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 日比 勉 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 大貫 彰 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 中村 信 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 青山 俊一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 竹村 信一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 後藤 徹朗 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 茂木 克也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関のクランク軸によって回転駆動し、
    外周に駆動カムが固定されたドライブシャフトと、一端
    部に連係した前記駆動カムの回転により揺動するロッカ
    アームと、前記ロッカアームの他端部に連係して機関弁
    を開作動させる揺動カムと、前記ロッカアームの揺動支
    点を変化させるアクチュエータと、該アクチュエータを
    機関運転状態に応じて駆動制御する制御手段とを備えた
    内燃機関の可変動弁装置であって、 前記駆動カムを、軸心が前記ドライブシャフトの軸心か
    らオフセットした偏心リング状に形成すると共に、前記
    駆動カムとロッカアームの一端部とをリンクアームを介
    して回転自在に連係し、該リンクアームの基部に有する
    嵌合孔を駆動カムの外周面に回転自在に嵌合して、駆動
    カムの偏心回転力を直線運動に変換してロッカアームに
    伝達するようにしたことを特徴とする内燃機関の可変動
    弁装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッカアームの他端部と揺動カムと
    を連係機構によって連係すると共に、該揺動カムの最大
    揺動範囲を、連係機構を介してロッカアームの揺動範囲
    内に規制することを特徴とする請求項1記載の内燃機関
    の可変動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記連係機構を、ロッカアームの他端部
    と揺動カムの端部とにそれぞれ設けられたピン孔内に挿
    通したピンと、両端部が前記両ピンに回転自在に連結さ
    れたリンク部材とから構成したことを特徴とする請求項
    2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク部材を、前記ドライブシャフ
    トの軸心から径方向へ離間するように湾曲状に折曲形成
    したことを特徴とする請求項3記載の内燃機関の可変動
    弁装置。
  5. 【請求項5】 前記連係機構を、ロッカアームの他端部
    に該他端部の外端縁から長手方向に沿って折曲形成され
    た係合溝と、揺動カムの端部に設けられて、前記係合溝
    内に係合摺動する摺動ピンとから構成したことを特徴と
    する請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 【請求項6】 前記リンクアームの基部の外周面に突設
    された突出端を、ピンを介してロッカアームの一端部に
    回転自在に連結したことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 【請求項7】 前記揺動カムを、前記ドライブシャフト
    に同軸上に揺動自在に設けたことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  8. 【請求項8】 1気筒あたり2つの機関弁を有し、該各
    機関弁のそれぞれに対応して揺動カムを配置したことを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の内燃機関の
    可変動弁装置。
  9. 【請求項9】 前記各々2つの機関弁のうち一方の機関
    弁側の揺動カムのプロフィールと他方の機関弁側の揺動
    カムのプロフィールを互いに異ならせたことを特徴とす
    る請求項8記載の内燃機関の可変動弁装置。
  10. 【請求項10】 前記各々2つの機関弁のうち一方の機
    関弁側の駆動カムのプロフィールと他方の機関弁側の駆
    動カムのプロフィールを互いに異ならせたことを特徴と
    する請求項8または9記載の内燃機関の可変動弁装置。
  11. 【請求項11】 前記ロッカアームを、前記各揺動カム
    に対応して個々に設けて、前記揺動カムを互いに独立に
    揺動させるようにしたことを特徴とする請求項8,9,
    10のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  12. 【請求項12】 前記各2つの機関弁に対応して配置さ
    れた2つの揺動カムを一体に連結したことを特徴とする
    請求項8記載の内燃機関の可変動弁装置。
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