JPH11105256A - インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置 - Google Patents
インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置Info
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
限のインキ膜厚を形成するに際して損紙が生じないよう
にする。 【解決手段】 巻紙輪転印刷機において、刷版をセット
した後、紙通し状態のまま紙送りを停止させた状態で
(t5〜t9点)、本機を運転する。この本機運転中、
全てのインキツボキーの開度を50%、インキツボロー
ラの回転量を50%としたうえ、インキ移しローラを設
定回数(例えば、5回)呼び出し動作させて、インキロ
ーラ群上に印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚を
形成する。
Description
インキをインキローラ群を介して刷版へ供給する巻紙輪
転印刷機におけるインキ膜厚の制御方法およびインキ供
給装置に関するものである。
給装置の要部を示す。同図において、1はインキツボ、
2はインキツボ1に蓄えられたインキ、3はインキツボ
ローラ、4(4−1〜4−n)はインキツボローラ3の
軸方向に複数並設して設けられたインキツボキー、5は
インキ移しローラ、6はインキローラ群、7は刷版、8
は湿し水、9は給水ローラ群、10は版胴、11,12
はゴム胴、13はウェブ(印刷用紙:巻紙)である。
4−1〜4−nの開度調整によってインキツボ1内のイ
ンキ2をインキツボローラ3に供給し、このインキツボ
ローラ3に供給されたインキをインキ移しローラ5の呼
び出し動作によりインキローラ群6を介して刷版7へ供
給する。また、このインキ供給と併行して、湿し水8を
給水ローラ群9を介して刷版7へ供給する。
ットに際しては、刷版7をセットした後、紙通しを行っ
てウェブ13を張る。そして、刷版7の絵柄に応じた値
にインキツボキー4−1〜4−nの開度やインキツボロ
ーラ3の回転量,湿し水8の供給量などの本刷データを
プリセットする。これにより、インキツボキー4−1〜
4−nの開度やインキツボローラ3の回転量,湿し水8
の供給量などを刷版7の絵柄に応じた値として、インキ
ツボ1内のインキ2がインキローラ群6を介して刷版7
へ、また湿し水8が給水ローラ群9を介して刷版7へ供
給される。この場合、本刷りの前に試刷りを行って、イ
ンキ供給量を調整し、満足すべき色調を得る。これによ
り、インキローラ群6には、所望のインキ膜厚分布(イ
ンキ膜厚さの勾配)が作られる。
うな従来のインキ供給装置では、インキローラ群6がイ
ンキを保有していない場合、刷版7をセットした後、イ
ンキローラ群6に対して最初から刷版7に対するインキ
膜厚分布を形成しなければならず、インキ膜厚分布を平
衡状態とするまでに時間がかかり、「印刷前準備時間の
増加」、「労働負荷の増大」、「印刷資材の浪費」、
「生産効率の低下」、「コストアップ」等の問題が生じ
る。
刷版7の絵柄に応じたインキ膜厚分布を作るにあたっ
て、インキローラ群6がインキを保有していない場合、
全てのインキツボキーの開度を所定開度(例えば、50
%)としたうえ、またインキツボローラ3の回転量を所
定量(例えば、50%)としたうえ、本機を運転し、イ
ンキ移しローラ5を所定回数(例えば、5回)呼び出し
動作させて、インキローラ群6に印刷中に必要とされる
最低限のインキ膜厚を形成した後、このインキ膜厚に刷
版7の絵柄に応じたインキ膜厚分布を重畳することを考
えている。しかし、この方法では、インキローラ群6に
印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成するに
際し、本機を運転することによって紙送りも行われ、こ
れによって送られた紙が損紙となってしまうという問題
が生じる。
なされたもので、その目的とするところは、インキロー
ラ群に印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成
するに際し、損紙が生じることのないインキ膜厚の制御
方法およびインキ供給装置を提供することにある。
るために、本発明は、インキローラ群に刷版の絵柄に応
じたインキ膜厚分布を作るにあたって、インキローラ群
がインキを保有していない場合、紙通し状態のまま紙送
りを停止させた状態で本機を運転し、インキローラ群に
印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成するよ
うにしたものである。この発明によれば、インキローラ
群がインキを保有していない場合、紙通し状態のまま紙
送りを停止させた状態で本機が運転され、印刷中に必要
とされる最低限のインキ膜厚がインキローラ群に形成さ
れる。
き詳細に説明する。図2はこの発明を適用してなる巻紙
輪転印刷機の全体構成を示す図である。
インフィード、23(23−1〜23−4)は印刷ユニ
ット、24は乾燥機、25はクーリング、26は折り
機、27はメインモータ、28はメインモータ27に回
転結合された印刷ユニット駆動軸、29はメインクラッ
チ、30はメインクラッチ29を介して印刷ユニット駆
動軸28に連結される折り機駆動軸、31は印刷ユニッ
ト駆動軸28の回転量(本機の回転量)に応じたパルス
信号を送出するレゾルバ(エンコーダ)、32はシーケ
ンサ、33はタッチパネル、34はPQC(インキ供給
量制御装置)である。印刷ユニット23の内部は図7と
同様の構成とされている。
メインモータ27に対してメインモータ駆動信号を、印
刷ユニット23に対してインキ着けローラの着脱信号
を、メインクラッチ29に対してクラッチの着脱信号
を、インフィード22に対してニップローラの着脱信号
を送る。また、PQC34は、印刷ユニット23に対し
てブレード開き量、インキ送り量(インキツボローラの
回転量)を送る。
の特徴的な動作について、シーケンサ32,タッチパネ
ル33およびPQC34の機能を交えながら説明する。
3(23−1〜23−4)において、インキローラ群6
がインキを保有していない状態にあり、版胴10に刷版
7をセットするものとする。
3において、「プレインキング1」を選択する。これに
よって、タッチパネル33からシーケンサ32へ、プレ
インキング1のスタート指令が発せられる(図5(b)
に示すステップ501)。このスタート指令を受けたシ
ーケンサ32は、PQC34からインキローラ群6に印
刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成するため
の下地データを読み出し(ステップ502)、この読み
出した下地データをPQC34を介して印刷ユニット2
3へプリセットする(ステップ503)。この実施の形
態では、印刷ユニット23において、全てのインキツボ
キー4の開度を50%、インキツボローラ3の回転量を
50%とする。
セットする(図5(a)に示すステップ504:図1
(f)に示すt1〜t2点)。そして、この版セット
後、紙通しを行ってウェブ13を張る(ステップ50
5:図1(f)に示すt3〜t4点)。なお、この場
合、版胴10およびゴム胴11,12は脱状態にある。
ネル33からの操作によってメインクラッチ29を断と
すると共に、インフィード22におけるニップロールを
脱とする(ステップ506:図1(a)に示すt5
点)。これによって、印刷ユニット駆動軸28と折り機
駆動軸30との連結が外れ、メインモータ27の回転に
伴う折り機26側へのウェブ13の紙引き機能、すなわ
ち紙送り機能が遮断される。
て、オペレータは、タッチパネル33から「プレインキ
ング1のステップ1」の開始を指令する(ステップ50
7)。シーケンサ32は、このプレインキング1のステ
ップ1の開始指令を受けて、ステップ503による下地
データのプリセットが完了していることを確認のうえ
(ステップ508)、メインモータ27を低速(ステッ
プ509)から高速(ステップ510:100rpm)
へと立ち上げ、インキ呼び出しローラ5を着とする(ス
テップ511:図1(c)に示すt6点)。
設定回数(例えば、5回)呼び出し動作させた後(ステ
ップ512)、一定時間の経過を待って(ステップ51
3)、メインモータ27を停止させる(ステップ51
4:図1(b)に示すt7点)。これにより、インキロ
ーラ群6には、印刷中に必要とされる最低限のインキ膜
厚Maが形成される(図4(a)参照)。
の形成に際し、本実施の形態では、メインクラッチ29
が断となり、インフィード22におけるニップローラが
脱となっており、紙送り機能が遮断されているので、す
なわち本機の運転に拘わらずウェブ13は紙送りされる
ことがなく停止した状態を保つので、損紙が生じるとい
う問題は発生しない。
シーケンサ32は、ステップ512にてインキ呼び出し
動作が完了すると、「プレインキング1のステップ2」
への開始指令を発する(ステップ515)。この指令に
基づいて、シーケンサ32は、PQC34から刷版7の
絵柄に応じたインキツボキー4−1〜4−nの開度やイ
ンキツボローラ3の回転量,湿し水8の供給量などの本
刷データを読み出し(ステップ516)、この読み出し
た本刷りデータをPQC34を介して印刷ユニット23
へプリセットする(ステップ517)。
モータ27の停止後、メインモータ27を緩動させる
(ステップ518:図1(f)に示すt8点)。シーケ
ンサ32は、メインモータ27が緩動されると、メイン
クラッチ29を接とすると共に、インフィード22にお
けるニップローラを着とする(ステップ519:図1
(a)に示すt9点)。これによって、印刷ユニット駆
動軸28と折り機駆動軸30とが連結され、メインモー
タ27の回転に伴う折り機26側へのウェブ13の紙引
き機能、すなわち紙送り機能が回復される。なお、この
緩動によって、折り機26側の排紙を確認し、調整を行
う。
回復後、メインモータ27を低速運転させる(ステップ
520:図1(f)に示すt10点)。この低速運転
中、シーケンサ32は、ステップ517による本刷りデ
ータのプリセットが完了していることを確認のうえ(ス
テップ521)、乾燥機4からのドライヤー昇温完了信
号の発生を待って(ステップ522)、所定の緩やかな
傾斜で増速を開始する(ステップ523:図1(f)に
示すt11点)。また、この増速の開始と同時に、給水
ローラ群9中の給水着けローラを着とする(ステップ5
24:図1(e)に示すt11点)。
号に基づいて、増速を開始してからの版胴10の回転量
を計測する。すなわち、図1に示すt11点からの版胴
10の回転量を計測し、この計測した回転量がS1に達
したら、版胴10およびゴム胴11,12を着とし(ス
テップ525:図1(d)に示すt12点)、胴入を行
う。また、t11点からの版胴10の回転量を計測し、
この計測した回転量がS2(S2>S1)に達したら、
インキ呼び出し動作を開始する(ステップ526:図1
(c)に示すt13点)。そして、インキ呼び出し動作
を設定回数行った後(ステップ527:図1(c)に示
すt14点)、版胴10の回転量がS3(S3>S2)
に達した時点で、インキ着けローラを着とする(ステッ
プ528:図1(a)に示すt14点)。
び出し動作(プレインキング1のステップ2)によっ
て、インキローラ群6に形成されている印刷中に必要と
される最低限のインキ膜厚Maに対し(図4(a))刷
版7の絵柄に応じたインキ膜厚分布Mbが重畳されるも
のとなる(図4(b))。そして、シーケンサ32は、
ステップ528でインキ着けローラを着とした後、所定
の印刷速度に達すると、増速を完了する(ステップ52
9:図1(f)に示すt15点)。
ング1のステップ2に際しての回転量S1,S2および
S3は、後述するようにタッチパネル33から入力され
る印刷開始速度およびプレインキング量から自動的に定
められる。この場合、印刷開始速度は、ウェブ13に対
するテンション変動や印刷状況などを考慮し、経験的に
定める。すなわち、高速でも低速でも断紙する虞れがあ
るので、断紙する虞れのないタイミングでt12点での
胴入が行われるように、また、印刷速度まで増速しても
印刷物への影響があまりないできる限り低い速度点で適
性印刷が開始されるように、印刷開始速度を定める。こ
れにより、運転を開始してからの損紙の発生を、すなわ
ちt8点からの損紙の発生を、最小限に抑えることが可
能となると共に、印刷が開始され、その後、オペレータ
が印刷物を見て微調整したとしても、ほゞそのままの状
態で印刷速度まで増速させることができるので損紙の発
生が少なくなる。
23(23−1〜23−4)において、刷版7を新刷版
7’と交換するものとする。この場合、オペレータは、
タッチパネル33において、減速ボタンを押す(図3に
示すステップ301)。これによって、減速停止信号が
オンとされ(ステップ302)、メインモータ27の減
速が開始される(ステップ303:図1(f)に示すt
16点)。
速停止信号のオンと同時に、レゾルバ31からの信号に
基づく版胴10の回転量の検出を開始する(ステップ3
04)。すなわち、図1に示すt16点からの版胴10
の回転量の計測を開始し、この計測した回転量がS4に
達したら(ステップ305)、インキ呼び出しローラ5
の呼び出し動作を停止する(ステップ306,307:
図1(c)に示すt17点)。
S5(S5>S4)に達したら(ステップ308)、イ
ンキローラ群6中のインキ着けローラを脱とする(ステ
ップ309,310:図1(b)に示すt18点)。ま
た、これと同時に、版胴10およびゴム胴11,12を
脱とし(ステップ311,312,313:図1(d)
に示すt18点)、胴抜きを行う。
群6には、刷版7の絵柄に応じたインキ膜厚分布Mb
(図4(b)参照)が形成されている。なお、図4
(b)において、Maは印刷中に必要とされる最低限の
インキ膜厚であり、Mbはこのインキ膜厚Maに重畳さ
れた形となっている。
び出し動作を停止すると、インキローラ群6へのインキ
の供給が遮断される。このままの状態で減速しながら印
刷を行うと、インキローラ群6上のインキが消費され、
そのインキ膜厚は徐々に薄くなる。そして、版胴10の
回転量がS5に達するt18点では、インキローラ群6
から刷版7の絵柄に応じたインキ膜厚分布Mbが除去さ
れ、上流から下流になるにしたがって薄くなる印刷中に
必要とされる最低限のインキ膜厚分布Ma’が残される
(図4(c)参照)。この時点で、インキ着けローラが
脱とされると同時に胴抜きが行われ、t17点から開始
されたインキリムービングがt18点で終了する(ステ
ップ314)。
きを行った後、メインモータ27の速度が所定の低速度
に達した時点で、給水け着ローラを脱とする(図1
(e)に示すt19点)。このt19点では、t18点
からの回転によってインキローラ群6上のインキ膜厚分
布が平坦とされ、図4(a)に示されるような印刷中に
必要とされる最低限のインキ膜厚Maとなる。メインモ
ータ27が所定の低速度に達した後は、t20点におい
て運転を停止する。
ービングに際しての回転量S4およびS5は、後述する
ようにタッチパネル33から入力される印刷終了速度お
よびインキリムービング量から自動的に定められる。こ
の場合、インキリムービングの終了速度は、ウェブ13
に対するテンション変動などを考慮して経験的に定め
る。すなわち、高速でも低速でも断紙する虞れがあるの
で、断紙する虞れのないタイミングでt18点での胴抜
きが行われるように、インキリムービングの終了速度を
定める。
出しローラおよびインキ着けローラの「着」タイミング
を制御する方法を以下に記す。本機増速時間をt(sec
)、印刷速度をV(rpm )とすると(図6参照)、増
速勾配aは次式となる。 a=V/t(rpm/sec) ・・・・(1)
始までの版胴回転量は次式で表すことができる。 ΔS(版胴回転量)=(Δt*ΔV)/2+Δt*V1={(t2−t1)* (V2−V1)}/2+(t2−t1)*V1=(t2−t1)*(V2+V1 )/2 ・・・・(2) 式(1)から、t2−t1=(V2−V1)/aである
から、ΔS(版胴回転量)={(V2−V1)*(V2
+V1)}/2aと表される。
すると、印刷開始速度V2とプレインキング量Bが与え
られれば、インキ呼び出しローラの着タイミングまでの
版胴回転量は次式で与えられ、演算処理によって自動的
に設定が完了する。 Sd=ΔS−B=〔{(V2−A)*(V2+A)}/2a〕−B ・・・ ・(3) この時、インキ着けローラの着タイミングまでの回転量
は、Sd’=ΔS=〔{(V2−A)*(V2+A)}
/2a〕として得られることは言うまでもない。
ンキング量Bを入力すれば、正確にインキ着けローラお
よびインキ呼び出しローラの着タイミングを制御するこ
とができる。したがって、胴入直後からインキ必要量が
適量に供給され、損紙が最小限に抑えられる結果とな
る。
キング1(ステップ2)の場合と同様にして、インキ着
けローラおよびインキ呼び出しローラの脱タイミングを
上述した式によって求める。この場合、印刷開始速度V
2に代えて印刷終了速度を、プレインキング量に代えて
リムービング量を使用する。
発明によれば、インキローラ群がインキを保有していな
い場合、紙通し状態のまま紙送りを停止させた状態で本
機が運転され、印刷中に必要とされる最低限のインキ膜
厚がインキローラ群に形成されるものとなり、インキロ
ーラ群への印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚の
形成中に紙送りが行われることがなく、この間に損紙が
発生するという問題が解消される。
トに際しての特徴的な動作(プレインキング1(ステッ
プ1,ステップ2)動作)を説明するためのタイムチャ
ートである。
構成を示す図である。
の減速中のインキリムービング動作を説明するためのフ
ローチャートである。
示す図である。
ての増速中のプレインキング1動作を説明するためのフ
ローチャートである。
しローラおよびインキ着けローラの「着」タイミングを
制御する方法を説明するタイムチャートである。
部を示す図である。
4(4−1〜4−n)…インキツボキー、5…インキ移
しローラ、6…インキローラ群、7,7’…刷版、8…
湿し水、9…給水ローラ群、10…版胴、11,12…
ゴム胴、13…ウェブ(印刷用紙:巻紙)、21…スプ
ライサ、22…インフィード、23(23−1〜23−
4)…印刷ユニット、24…乾燥機、25…クーリン
グ、26…折り機、27…メインモータ、28…印刷ユ
ニット駆動軸、29…メインクラッチ、30…折り機駆
動軸、31…レゾルバ(エンコーダ)、32…シーケン
サ、33…タッチパネル、34…PQC(インキ供給量
制御装置)。
Claims (2)
- 【請求項1】 インキツボキーを複数備え、これらイン
キツボキーの開度調整によってインキツボ内のインキを
インキツボローラに供給し、このインキツボローラに供
給されたインキをインキ移しローラの呼び出し動作によ
りインキローラ群を介して刷版へ供給する巻紙輪転印刷
機のインキ供給装置において、 前記インキローラ群に前記刷版の絵柄に応じたインキ膜
厚分布を作るにあたって、前記インキローラ群がインキ
を保有していない場合、紙通し状態のまま紙送りを停止
させた状態で本機を運転し、前記インキローラ群に印刷
中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成するように
したことを特徴とするインキ膜厚の制御方法。 - 【請求項2】 インキツボキーを複数備え、これらイン
キツボキーの開度調整によってインキツボ内のインキを
インキツボローラに供給し、このインキツボローラに供
給されたインキをインキ移しローラの呼び出し動作によ
りインキローラ群を介して刷版へ供給する巻紙輪転印刷
機のインキ供給装置において、 前記インキローラ群に前記刷版の絵柄に応じたインキ膜
厚分布を作るにあたって、前記インキローラ群がインキ
を保有していない場合、紙通し状態のまま紙送りを停止
させた状態で本機を運転し、前記インキローラ群に印刷
中に必要とされる最低限のインキ膜厚を形成する手段を
備えたことを特徴とするインキ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27159597A JP4275757B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27159597A JP4275757B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11105256A true JPH11105256A (ja) | 1999-04-20 |
JP4275757B2 JP4275757B2 (ja) | 2009-06-10 |
Family
ID=17502274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27159597A Expired - Lifetime JP4275757B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4275757B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290187A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷機および印刷機のインキ供給方法 |
JP2017047621A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 大日本印刷株式会社 | インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP27159597A patent/JP4275757B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290187A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷機および印刷機のインキ供給方法 |
JP2017047621A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 大日本印刷株式会社 | インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4275757B2 (ja) | 2009-06-10 |
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