JPH11105232A - 工具経路を自由に制御する彫刻装置および彫刻方法 - Google Patents
工具経路を自由に制御する彫刻装置および彫刻方法Info
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- JPH11105232A JPH11105232A JP10188003A JP18800398A JPH11105232A JP H11105232 A JPH11105232 A JP H11105232A JP 10188003 A JP10188003 A JP 10188003A JP 18800398 A JP18800398 A JP 18800398A JP H11105232 A JPH11105232 A JP H11105232A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
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- B41C1/04—Engraving; Heads therefor using heads controlled by an electric information signal
- B41C1/045—Mechanical engraving heads
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- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 彫刻すべき画像を著す画像データから複数の
基準点を直接生成することができる工具経路生成ルーチ
ンおよびシステム。 【解決手段】 基準点は、工具経路を決定するために使
用し、工具経路に応じて彫刻ヘッドを駆動して、工具又
は針が工具経路に応答して、彫刻領域にパターンを彫刻
する。彫刻ヘッドの周波数特性があらかじめ決められた
周波数よりも低い周波数において、実質的に一定のゲイ
ンが得られるように彫刻ヘッドを同調させる彫刻ヘッド
チューナーを具備する。相互にフィルター特性(彫刻ヘ
ッドに使用されるフィルター係数を含む)を調整し、画
像データが連続階調データであるか、ラインワークデー
タであるかにかかわらず、画像データに応答する。従来
は単一のセルを彫刻していたのに対し、多重周波数のセ
ルを彫刻することによりスクリーニング機能を総合し、
彫刻すべき画像をより正確に再生する。
基準点を直接生成することができる工具経路生成ルーチ
ンおよびシステム。 【解決手段】 基準点は、工具経路を決定するために使
用し、工具経路に応じて彫刻ヘッドを駆動して、工具又
は針が工具経路に応答して、彫刻領域にパターンを彫刻
する。彫刻ヘッドの周波数特性があらかじめ決められた
周波数よりも低い周波数において、実質的に一定のゲイ
ンが得られるように彫刻ヘッドを同調させる彫刻ヘッド
チューナーを具備する。相互にフィルター特性(彫刻ヘ
ッドに使用されるフィルター係数を含む)を調整し、画
像データが連続階調データであるか、ラインワークデー
タであるかにかかわらず、画像データに応答する。従来
は単一のセルを彫刻していたのに対し、多重周波数のセ
ルを彫刻することによりスクリーニング機能を総合し、
彫刻すべき画像をより正確に再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷彫刻
に関し、特に、デジタル式の工具経路計画、デジタル式
同調、クローズドループ型フィードバック制御を用いた
彫刻装置(システム)および彫刻方法に関するものであ
る。なお、この出願は、1995年5月4日に出願され
た米国特許出願第08/434、592号の一部継続出
願の対応出願である。
に関し、特に、デジタル式の工具経路計画、デジタル式
同調、クローズドループ型フィードバック制御を用いた
彫刻装置(システム)および彫刻方法に関するものであ
る。なお、この出願は、1995年5月4日に出願され
た米国特許出願第08/434、592号の一部継続出
願の対応出願である。
【0002】
【従来の技術】一般的な電気機械式彫刻方法は、銅製シ
リンダーの表面から銅の微小領域(セルという)を切り
取る工程を有する。一般の方法では、セルは、スクリー
ニング信号とイメージ信号とを重ね合わせて形成され
る。スクリーニング信号は、ACシヌソイド波形であ
り、イメージ信号がそれに加えられることにより、セル
を彫刻するためにカッティング工具またはカッター針
(スタイラス)を駆動もしくは振動させる。
リンダーの表面から銅の微小領域(セルという)を切り
取る工程を有する。一般の方法では、セルは、スクリー
ニング信号とイメージ信号とを重ね合わせて形成され
る。スクリーニング信号は、ACシヌソイド波形であ
り、イメージ信号がそれに加えられることにより、セル
を彫刻するためにカッティング工具またはカッター針
(スタイラス)を駆動もしくは振動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、彫刻画像の
品質を高めるために、もっぱらイメージ信号を修飾する
ことに集中して努力がなされてきた。さらに、エッジ強
調、選択的線化、彫刻ヘッドの高速化、パルス変調もま
た、彫刻品質を向上するためのイメージ信号の変調に使
用されてきた。従来の彫刻技術におけるこれらの概念
は、米国特許番号第5,438,422号、5,42
4,845号; 5,621,533号; 5,32
9,215号; 5,416,597号; 5,42
4,846号; 5,402,246号; 5,45
4,306号;5,475,914号; 5,555,
473号; 5,440,398号; 5,493,9
39号; 4,357,633号; 4,438,46
0号; 4,450,486号; 4,451,856
号; 4,500,929号; 5,492,057
号; 5,029,011号; 5,519,502
号; 5,583,647号; 5,491,559
号; 5,422,958号; 5,293,426
号; 5,617,217号に開示され、従来一般に使
用されていた装置と方法が示されている。このように、
彫刻品質を高める試みは、例えば画像信号の変調に対し
てなされてきたのである。
品質を高めるために、もっぱらイメージ信号を修飾する
ことに集中して努力がなされてきた。さらに、エッジ強
調、選択的線化、彫刻ヘッドの高速化、パルス変調もま
た、彫刻品質を向上するためのイメージ信号の変調に使
用されてきた。従来の彫刻技術におけるこれらの概念
は、米国特許番号第5,438,422号、5,42
4,845号; 5,621,533号; 5,32
9,215号; 5,416,597号; 5,42
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号; 5,617,217号に開示され、従来一般に使
用されていた装置と方法が示されている。このように、
彫刻品質を高める試みは、例えば画像信号の変調に対し
てなされてきたのである。
【0004】同様に、米国特許4,245,260号お
よび5,519,502号には、彫刻された部位の線状
化および位置変換をすることにより、彫刻品質を高める
技術が開示されている。例えば、米国特許5,245,
260号には、スクリーニング信号を変調することによ
り、セルの位置を調整する技術が開示されている。
よび5,519,502号には、彫刻された部位の線状
化および位置変換をすることにより、彫刻品質を高める
技術が開示されている。例えば、米国特許5,245,
260号には、スクリーニング信号を変調することによ
り、セルの位置を調整する技術が開示されている。
【0005】したがって、画像信号とスクリーニング機
能とを、所望のカッター針の工具経路を示す参照波形と
して合成し、これにより、画像信号とスクリーニング信
号とを変調する必要を低減、または省くことができるシ
ステム及び方法が必要とされている。
能とを、所望のカッター針の工具経路を示す参照波形と
して合成し、これにより、画像信号とスクリーニング信
号とを変調する必要を低減、または省くことができるシ
ステム及び方法が必要とされている。
【0006】従来の装置の他の問題点は、セルの配置お
よびスクリーニングがACシヌソイド波形に依存してい
ることであり、これにより、彫刻品質の柔軟性が制限さ
れている。なぜなら、従来のスクリーニング波形は、一
定のACシヌソイドからなり、これを彫刻すべき画像に
対応して変調することは困難だったからである。したが
って、彫刻すべき画像に対応してデータを、画像データ
に直接由来する自由な工具経路として合成され得る信号
に変調することができる、単純で効果的な装置及び方法
が求められていた。
よびスクリーニングがACシヌソイド波形に依存してい
ることであり、これにより、彫刻品質の柔軟性が制限さ
れている。なぜなら、従来のスクリーニング波形は、一
定のACシヌソイドからなり、これを彫刻すべき画像に
対応して変調することは困難だったからである。したが
って、彫刻すべき画像に対応してデータを、画像データ
に直接由来する自由な工具経路として合成され得る信号
に変調することができる、単純で効果的な装置及び方法
が求められていた。
【0007】さらに、従来の彫刻ヘッドは、その機械的
な構造に起因して、約2kHzおよび約5.5kHzに
おいて出力が増大する共振特性を示す。このような好ま
しくない共振を除去するために、ノッチフィルターが付
加されて、彫刻ヘッドの周波数応答が予測できるように
されていた。このノッチフィルターのためのフィルター
アルゴリズムによって、一般に滑らかではあるが縮小し
た応答が得られていた。前述した米国特許第4,35
7,633号、4,438,460号、4,450,4
86号、4,500,929号には、従来のフィルター
処理を利用した一般的な形式の彫刻装置及び方法が記載
されている。
な構造に起因して、約2kHzおよび約5.5kHzに
おいて出力が増大する共振特性を示す。このような好ま
しくない共振を除去するために、ノッチフィルターが付
加されて、彫刻ヘッドの周波数応答が予測できるように
されていた。このノッチフィルターのためのフィルター
アルゴリズムによって、一般に滑らかではあるが縮小し
た応答が得られていた。前述した米国特許第4,35
7,633号、4,438,460号、4,450,4
86号、4,500,929号には、従来のフィルター
処理を利用した一般的な形式の彫刻装置及び方法が記載
されている。
【0008】不幸にも、従来のフィルター技術は一般
に、高い周波数帯域、例えば5.5kHzを越える帯域
での振幅が不十分である彫刻ヘッド周波数特性をもたら
していた。さらに、従来の技術では、使用者が対話式に
かつ容易に、フィルターのフィルター係数などの特性を
変更できず、彫刻ヘッドを希望通りに操作及び調整する
ことができなかった。従来では、フィルター特性は電気
成分のエラーに曝され、一つの回路基板から必要とされ
る精度を有する他の基板へ移動することができなかっ
た。
に、高い周波数帯域、例えば5.5kHzを越える帯域
での振幅が不十分である彫刻ヘッド周波数特性をもたら
していた。さらに、従来の技術では、使用者が対話式に
かつ容易に、フィルターのフィルター係数などの特性を
変更できず、彫刻ヘッドを希望通りに操作及び調整する
ことができなかった。従来では、フィルター特性は電気
成分のエラーに曝され、一つの回路基板から必要とされ
る精度を有する他の基板へ移動することができなかっ
た。
【0009】したがって、同調フィルター特性を同調回
路から分離してデジタル式に蓄えることができる彫刻ヘ
ッドを特徴とするシステムと方法が必要とされている。
このデジタル式フィルター特性は、所望の彫刻ヘッドの
応答特性を得るために実行され、回路の故障に備えて、
十分な正確さを持つ交換回路のメモリーに記憶されてい
てもよい。
路から分離してデジタル式に蓄えることができる彫刻ヘ
ッドを特徴とするシステムと方法が必要とされている。
このデジタル式フィルター特性は、所望の彫刻ヘッドの
応答特性を得るために実行され、回路の故障に備えて、
十分な正確さを持つ交換回路のメモリーに記憶されてい
てもよい。
【0010】従来においては、エラー訂正または彫刻ヘ
ッドの較正は、様々な方法および技術を用いて行われて
おり、それらは米国特許第5,029,011号、5,
293,426号、5,416,597号、5,42
2,958号、5,438,422号、5,440,3
98号などに記載されている。例えば、従来の較正方法
の幾つかでは、試験片における個々のセルの様々な特性
が測定され、望ましい特性と比較されている。もしも、
望ましい特性と実際の彫刻特性との相違が予め決められ
た許容値よりも大きい場合には、その彫刻ヘッドの調整
が行われる。一般に、従来技術の方法では、そのような
測定および較正のために光学装置、ストロボ、焦点設備
などが使用されている。本当に必要なのは、単純な構成
で安価、かつ設備が容易な、工具の速度および位置測定
システム、並びにそれをフィードバックするシステムお
よび方法である。
ッドの較正は、様々な方法および技術を用いて行われて
おり、それらは米国特許第5,029,011号、5,
293,426号、5,416,597号、5,42
2,958号、5,438,422号、5,440,3
98号などに記載されている。例えば、従来の較正方法
の幾つかでは、試験片における個々のセルの様々な特性
が測定され、望ましい特性と比較されている。もしも、
望ましい特性と実際の彫刻特性との相違が予め決められ
た許容値よりも大きい場合には、その彫刻ヘッドの調整
が行われる。一般に、従来技術の方法では、そのような
測定および較正のために光学装置、ストロボ、焦点設備
などが使用されている。本当に必要なのは、単純な構成
で安価、かつ設備が容易な、工具の速度および位置測定
システム、並びにそれをフィードバックするシステムお
よび方法である。
【0011】したがって、本当に必要とされているもの
は、スクリーニング信号を使用したり利用したりするこ
となく、画像データから直接に彫刻領域の配置を、感情
的に上手に扱うことができるような方法とシステムであ
る。
は、スクリーニング信号を使用したり利用したりするこ
となく、画像データから直接に彫刻領域の配置を、感情
的に上手に扱うことができるような方法とシステムであ
る。
【0012】従来では、長い同調(チューニング)処理
の後に得られたヘッド応答特性がチューニング操作者の
主観的な判断に供され、品質の調整が行われていた。こ
のため、彫刻ヘッド毎にさまざまに特性が異なり、彫刻
された画像の品質が彫刻業者毎に異なったり、複合ヘッ
ドを使用している場合にはそれらのヘッド毎に品質が異
なる現実を生んでいた。
の後に得られたヘッド応答特性がチューニング操作者の
主観的な判断に供され、品質の調整が行われていた。こ
のため、彫刻ヘッド毎にさまざまに特性が異なり、彫刻
された画像の品質が彫刻業者毎に異なったり、複合ヘッ
ドを使用している場合にはそれらのヘッド毎に品質が異
なる現実を生んでいた。
【0013】したがって、彫刻ヘッドの応答特性におけ
るばらつきを低減できる自動同調方法および装置が要求
されていた。そのような装置は、彫刻ヘッドの同調の時
間を低減できるだけではなく、再現性をも高めることが
できる。
るばらつきを低減できる自動同調方法および装置が要求
されていた。そのような装置は、彫刻ヘッドの同調の時
間を低減できるだけではなく、再現性をも高めることが
できる。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上説明したように、本
発明の第1の課題は、彫刻すべき画像に対応する画像デ
ータから、望ましい切削工具経路を合成し、これによ
り、より大きな柔軟性を得ると共に彫刻品質等を高める
ことができる彫刻装置および方法を提供することにあ
る。
発明の第1の課題は、彫刻すべき画像に対応する画像デ
ータから、望ましい切削工具経路を合成し、これによ
り、より大きな柔軟性を得ると共に彫刻品質等を高める
ことができる彫刻装置および方法を提供することにあ
る。
【0015】本発明の一形態は、彫刻装置の工具の経路
を制御する方法であって、この方法は、彫刻すべき画像
に相当する画像データを発生させる工程と、前記画像デ
ータに基づいて複数の基準点を生成させる工程と、これ
ら基準点を処理して工具経路を決定し、前記工具を駆動
してワークを前記工具経路に基づいて彫刻する工程とを
具備している。
を制御する方法であって、この方法は、彫刻すべき画像
に相当する画像データを発生させる工程と、前記画像デ
ータに基づいて複数の基準点を生成させる工程と、これ
ら基準点を処理して工具経路を決定し、前記工具を駆動
してワークを前記工具経路に基づいて彫刻する工程とを
具備している。
【0016】本発明の他の形態は、ワーク上の彫刻領域
にパターンを彫刻する方法であって、彫刻すべき画像に
相当する画像データを発生させる工程と、前記画像デー
タから直接に工具経路を得る工程、前記工具経路を用い
て彫刻信号を決定する工程、前記彫刻信号を用いて彫刻
ヘッドを駆動し、前記ワークを彫刻する工程とを具備し
ている。
にパターンを彫刻する方法であって、彫刻すべき画像に
相当する画像データを発生させる工程と、前記画像デー
タから直接に工具経路を得る工程、前記工具経路を用い
て彫刻信号を決定する工程、前記彫刻信号を用いて彫刻
ヘッドを駆動し、前記ワークを彫刻する工程とを具備し
ている。
【0017】さらに、本発明の他の形態は、彫刻装置の
彫刻ヘッド上の工具の経路を制御するための工具経路制
御装置であって、画像データに対応して複数の基準点を
生成する画像データ処理装置を有し、この画像データ処
理装置は、工具経路を規定するための複数の基準点を生
成する工具経路生成装置を具備し、さらに、この工具経
路制御装置は、前記画像データ処理装置および前記彫刻
ヘッドに接続された信号生成装置を有し、この信号生成
装置は、前記工具経路を受け取り、前記工具経路に対応
してワークを彫刻すべき彫刻ヘッドを駆動するように構
成されている。
彫刻ヘッド上の工具の経路を制御するための工具経路制
御装置であって、画像データに対応して複数の基準点を
生成する画像データ処理装置を有し、この画像データ処
理装置は、工具経路を規定するための複数の基準点を生
成する工具経路生成装置を具備し、さらに、この工具経
路制御装置は、前記画像データ処理装置および前記彫刻
ヘッドに接続された信号生成装置を有し、この信号生成
装置は、前記工具経路を受け取り、前記工具経路に対応
してワークを彫刻すべき彫刻ヘッドを駆動するように構
成されている。
【0018】さらに、本発明の他の形態は、ワークを彫
刻するための彫刻装置であって、彫刻台と、前記彫刻台
上に設けられ、前記ワークの少なくとも一つの彫刻領域
を彫刻するための工具を有する彫刻ヘッドと、前記彫刻
ヘッドに接続され、画像データを受け取って前記少なく
とも一つの彫刻領域を彫刻するための彫刻信号を生成す
るための処理装置と、前記処理装置に接続され、前記画
像データに対応して工具経路を計画するためのデジタル
工具経路計画装置とを具備し、前記処理装置は、前記工
具経路を使用して前記彫刻信号を生成することを特徴と
する。
刻するための彫刻装置であって、彫刻台と、前記彫刻台
上に設けられ、前記ワークの少なくとも一つの彫刻領域
を彫刻するための工具を有する彫刻ヘッドと、前記彫刻
ヘッドに接続され、画像データを受け取って前記少なく
とも一つの彫刻領域を彫刻するための彫刻信号を生成す
るための処理装置と、前記処理装置に接続され、前記画
像データに対応して工具経路を計画するためのデジタル
工具経路計画装置とを具備し、前記処理装置は、前記工
具経路を使用して前記彫刻信号を生成することを特徴と
する。
【0019】本発明のさらに他の形態は、彫刻ヘッドの
工具が所望の工具経路を移動するように彫刻ヘッドを制
御するための彫刻信号を発生する方法であって、彫刻信
号を発生させる工程と、予め決められた周波数以下の周
波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定の
ゲインになるように前記彫刻信号を処理する工程とを具
備することを特徴とする。
工具が所望の工具経路を移動するように彫刻ヘッドを制
御するための彫刻信号を発生する方法であって、彫刻信
号を発生させる工程と、予め決められた周波数以下の周
波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定の
ゲインになるように前記彫刻信号を処理する工程とを具
備することを特徴とする。
【0020】本発明のさらに他の形態は、彫刻ヘッドの
工具が所望の工具経路を通過するように彫刻ヘッドを同
調させるための彫刻ヘッド同調装置であって、彫刻信号
を受け取り、予め決められた周波数以下の周波数では前
記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲインにな
るように前記彫刻信号を処理する処理装置とを具備する
ことを特徴とする。
工具が所望の工具経路を通過するように彫刻ヘッドを同
調させるための彫刻ヘッド同調装置であって、彫刻信号
を受け取り、予め決められた周波数以下の周波数では前
記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲインにな
るように前記彫刻信号を処理する処理装置とを具備する
ことを特徴とする。
【0021】本発明のさらに他の形態は、少なくとも一
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ工具を有する彫刻ヘッド
と、前記彫刻ヘッドに接続された彫刻ヘッド同調装置と
を有し、前記彫刻ヘッド同調装置は、予め決められた周
波数以下の周波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実
質的に一定のゲインになるように彫刻信号を処理するこ
とを特徴とする。
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ工具を有する彫刻ヘッド
と、前記彫刻ヘッドに接続された彫刻ヘッド同調装置と
を有し、前記彫刻ヘッド同調装置は、予め決められた周
波数以下の周波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実
質的に一定のゲインになるように彫刻信号を処理するこ
とを特徴とする。
【0022】本発明のさらに他の形態は、彫刻ヘッドを
同調させる方法であって、少なくとも一つのフィルター
を使用して不必要な共振を排除するために彫刻信号をフ
ィルタリングする工程と、少なくとも一つのフィルター
のフィルター定数を定める工程と、少なくとも一つのフ
ィルターにユーザーインターフェースを接続する工程
と、少なくとも一つのフィルターの少なくとも一つのパ
ラメーターを変更する必要があるか否かを決定する工程
と、少なくとも一つのパラメーターを変更する必要があ
る場合に前記ユーザーインターフェースを使用してその
少なくとも一つのパラメーターをプログラム可能に調整
する工程とを具備する。
同調させる方法であって、少なくとも一つのフィルター
を使用して不必要な共振を排除するために彫刻信号をフ
ィルタリングする工程と、少なくとも一つのフィルター
のフィルター定数を定める工程と、少なくとも一つのフ
ィルターにユーザーインターフェースを接続する工程
と、少なくとも一つのフィルターの少なくとも一つのパ
ラメーターを変更する必要があるか否かを決定する工程
と、少なくとも一つのパラメーターを変更する必要があ
る場合に前記ユーザーインターフェースを使用してその
少なくとも一つのパラメーターをプログラム可能に調整
する工程とを具備する。
【0023】本発明のさらに他の形態は彫刻装置であっ
て、この彫刻装置は、彫刻台と、前記彫刻台に設けられ
工具を有する彫刻ヘッドと、この彫刻ヘッドに設けられ
少なくとも一つのパラメーターおよび少なくとも一つの
フィルター係数を有する少なくとも一つのフィルター
と、前記少なくとも一つのフィルターに接続されたユー
ザーインターフェースとを具備し、前記ユーザーインタ
ーフェースにより使用者は前記フィルターの応答特性を
変更するために少なくとも一つのパラメーターをプログ
ラム可能に調整できるようにされていることを特徴とす
る。
て、この彫刻装置は、彫刻台と、前記彫刻台に設けられ
工具を有する彫刻ヘッドと、この彫刻ヘッドに設けられ
少なくとも一つのパラメーターおよび少なくとも一つの
フィルター係数を有する少なくとも一つのフィルター
と、前記少なくとも一つのフィルターに接続されたユー
ザーインターフェースとを具備し、前記ユーザーインタ
ーフェースにより使用者は前記フィルターの応答特性を
変更するために少なくとも一つのパラメーターをプログ
ラム可能に調整できるようにされていることを特徴とす
る。
【0024】本発明のさらに他の形態は、シリンダーを
彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度検
知システムであって、前記切削工具を保持するためのア
ーマチュアと、通電されることにより前記アーマチュア
を振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する少な
くとも一つの電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電
磁駆動装置に関連して設けられ、切削工具の位置を検知
するためのセンサーとを具備することを特徴とする。
彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度検
知システムであって、前記切削工具を保持するためのア
ーマチュアと、通電されることにより前記アーマチュア
を振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する少な
くとも一つの電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電
磁駆動装置に関連して設けられ、切削工具の位置を検知
するためのセンサーとを具備することを特徴とする。
【0025】本発明のさらに他の形態は、切削工具を駆
動するためのモーターを具備する彫刻ヘッドを安定化す
る方法であって、前記モーターの第1のコイルに第1の
駆動信号を供給する工程と、前記モーターの速度を第2
コイルを用いて検知する工程と、前記モーター速度を使
用して前記彫刻ヘッドを安定化する工程とを具備するこ
とを特徴とする。
動するためのモーターを具備する彫刻ヘッドを安定化す
る方法であって、前記モーターの第1のコイルに第1の
駆動信号を供給する工程と、前記モーターの速度を第2
コイルを用いて検知する工程と、前記モーター速度を使
用して前記彫刻ヘッドを安定化する工程とを具備するこ
とを特徴とする。
【0026】本発明のさらに他の形態は、少なくとも一
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ切削工具およびこの切削工
具を保持するアーマチュアを有する彫刻ヘッドと、前記
彫刻ヘッドに接続され予め決められた周波数以下の周波
数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲ
インになるように彫刻信号を処理するヘッド同調装置
と、通電されることにより前記アーマチュアを振動させ
る少なくとも一つの駆動コイルを有する少なくとも一つ
の電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電磁駆動装置
に関連して設けられ電磁駆動装置の速度を決定するため
のセンサーとを具備し、前記ヘッド同調装置は前記速度
および処理された信号に応じて彫刻ヘッド共振の同調を
行うことを特徴とする。
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ切削工具およびこの切削工
具を保持するアーマチュアを有する彫刻ヘッドと、前記
彫刻ヘッドに接続され予め決められた周波数以下の周波
数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲ
インになるように彫刻信号を処理するヘッド同調装置
と、通電されることにより前記アーマチュアを振動させ
る少なくとも一つの駆動コイルを有する少なくとも一つ
の電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電磁駆動装置
に関連して設けられ電磁駆動装置の速度を決定するため
のセンサーとを具備し、前記ヘッド同調装置は前記速度
および処理された信号に応じて彫刻ヘッド共振の同調を
行うことを特徴とする。
【0027】本発明のさらに他の形態は、彫刻すべき画
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
の方法であって、この方法は、彫刻すべき画像に対応す
る画像データを生成する工程と、前記画像データが連続
階調データであるかラインワークデータであるかを判定
する工程と、前記画像データが連続階調データであるも
しくはラインワークデータであると判定された場合、そ
れぞれ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生
成する工程とを具備する。
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
の方法であって、この方法は、彫刻すべき画像に対応す
る画像データを生成する工程と、前記画像データが連続
階調データであるかラインワークデータであるかを判定
する工程と、前記画像データが連続階調データであるも
しくはラインワークデータであると判定された場合、そ
れぞれ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生
成する工程とを具備する。
【0028】本発明のさらに他の形態は、ワークを彫刻
するための彫刻装置であって、この彫刻装置は、彫刻台
と、前記ワークの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻する
ための工具を具備する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに
接続され画像データを受け取り、少なくとも一つの彫刻
領域を彫刻するための彫刻信号を発生させる処理装置
と、この処理装置につなげられ前記画像データに応答し
て工具経路を計画するためのデジタル式工具経路計画装
置とを具備し、前記処理装置は前記工具経路を用いて前
記彫刻信号を発生させることを特徴とする。
するための彫刻装置であって、この彫刻装置は、彫刻台
と、前記ワークの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻する
ための工具を具備する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに
接続され画像データを受け取り、少なくとも一つの彫刻
領域を彫刻するための彫刻信号を発生させる処理装置
と、この処理装置につなげられ前記画像データに応答し
て工具経路を計画するためのデジタル式工具経路計画装
置とを具備し、前記処理装置は前記工具経路を用いて前
記彫刻信号を発生させることを特徴とする。
【0029】本発明のさらに他の形態は、彫刻装置の工
具の経路を制御する方法であって、この方法は、彫刻す
べき画像に対応する画像データを生成する工程と、前記
画像データに対応する複数の基準点を生成する工程と、
これら基準点を処理して工具経路を作成する工程と、前
記工具経路に応答して前記工具を駆動しワークを彫刻す
る工程とを具備することを特徴とする。
具の経路を制御する方法であって、この方法は、彫刻す
べき画像に対応する画像データを生成する工程と、前記
画像データに対応する複数の基準点を生成する工程と、
これら基準点を処理して工具経路を作成する工程と、前
記工具経路に応答して前記工具を駆動しワークを彫刻す
る工程とを具備することを特徴とする。
【0030】本発明のさらに他の目的は、以下の付加的
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻装
置の工具経路を制御する方法を提供することにある。 ・ 前記画像データを処理して予め決められた数の濃度
値を生成し、前記濃度値を使用して画像濃度の合計百分
率を決定する工程。 ・ 前記予め決められた数の黄土値を用いて濃度中心を
決定する工程。 ・ ワークに工具が進入する進入基準点を特定する工
程。 ・ ワークから工具が脱出する脱出基準点を特定する工
程。 ・ 前記進入基準点と前記脱出基準点との間の少なくと
も一つの基準点を特定する工程。
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻装
置の工具経路を制御する方法を提供することにある。 ・ 前記画像データを処理して予め決められた数の濃度
値を生成し、前記濃度値を使用して画像濃度の合計百分
率を決定する工程。 ・ 前記予め決められた数の黄土値を用いて濃度中心を
決定する工程。 ・ ワークに工具が進入する進入基準点を特定する工
程。 ・ ワークから工具が脱出する脱出基準点を特定する工
程。 ・ 前記進入基準点と前記脱出基準点との間の少なくと
も一つの基準点を特定する工程。
【0031】・ 前記進入基準点と前記脱出基準点との
間の中心基準点を特定する工程。 ・ 前記進入基準点、前記脱出基準点、および前記中心
基準点を用いて前記工具経路を決定する工程。 ・ 前記進入基準点と前記脱出基準点との間の中心基準
点を特定する工程。 ・ 前記進入基準点、前記脱出基準点、および前記中心
基準点に曲線を当てはめて、前記工具経路を決定する工
程。 ・ 画像濃度の中心に相当する中心基準点を特定する工
程。 ・ 前記画像データの画像合計濃度百分率を決定する工
程。 ・前記画像データの画像合計濃度百分率を用いて、前記
進入基準点および前記脱出基準点を決定する工程。 ・ 前記進入基準点および前記脱出基準点をワークの表
面に設定する工程。 ・ 前記進入基準点および前記脱出基準点を前記中心基
準点の回りに設定する工程。
間の中心基準点を特定する工程。 ・ 前記進入基準点、前記脱出基準点、および前記中心
基準点を用いて前記工具経路を決定する工程。 ・ 前記進入基準点と前記脱出基準点との間の中心基準
点を特定する工程。 ・ 前記進入基準点、前記脱出基準点、および前記中心
基準点に曲線を当てはめて、前記工具経路を決定する工
程。 ・ 画像濃度の中心に相当する中心基準点を特定する工
程。 ・ 前記画像データの画像合計濃度百分率を決定する工
程。 ・前記画像データの画像合計濃度百分率を用いて、前記
進入基準点および前記脱出基準点を決定する工程。 ・ 前記進入基準点および前記脱出基準点をワークの表
面に設定する工程。 ・ 前記進入基準点および前記脱出基準点を前記中心基
準点の回りに設定する工程。
【0032】・ 前記画像合計濃度百分率が予め決めら
れた百分率を超えた場合には、前記進入基準点および前
記脱出基準点をワークの表面下に設定する工程。 ・ 前記予め決められた百分率は少なくとも90%であ
る。 ・ 前記画像データは第1画像データおよび第2画像デ
ータを含み、この方法はさらに以下の工程を具備する: ・ 前記第1画像データおよび第2画像データの合計画
像濃度が、前記画像データの全ての濃度の大部分を占め
るか否かを判定する工程。 ・ 前記第1画像データおよび第2画像データを、第1
画像データサブセットおよび第2画像データサブセット
に分離する工程。 ・ 前記第1画像データサブセットおよび第2画像デー
タサブセットについて基準点を生成する工程。
れた百分率を超えた場合には、前記進入基準点および前
記脱出基準点をワークの表面下に設定する工程。 ・ 前記予め決められた百分率は少なくとも90%であ
る。 ・ 前記画像データは第1画像データおよび第2画像デ
ータを含み、この方法はさらに以下の工程を具備する: ・ 前記第1画像データおよび第2画像データの合計画
像濃度が、前記画像データの全ての濃度の大部分を占め
るか否かを判定する工程。 ・ 前記第1画像データおよび第2画像データを、第1
画像データサブセットおよび第2画像データサブセット
に分離する工程。 ・ 前記第1画像データサブセットおよび第2画像デー
タサブセットについて基準点を生成する工程。
【0033】・ 前記画像データが複数の画像データセ
ットを含み、この方法はさらに以下の工程を具備する: ・ 前記複数の画像データセットについて合計濃度が全
ての画像データについての濃度の大部分を占めるか否か
を決定する工程。 ・ 前記複数の画像データセットを、複数の画像データ
サブセットに分離する工程。 ・ 前記複数のデータサブセットについて基準点を生成
する工程。
ットを含み、この方法はさらに以下の工程を具備する: ・ 前記複数の画像データセットについて合計濃度が全
ての画像データについての濃度の大部分を占めるか否か
を決定する工程。 ・ 前記複数の画像データセットを、複数の画像データ
サブセットに分離する工程。 ・ 前記複数のデータサブセットについて基準点を生成
する工程。
【0034】・ 前記曲線当てはめ工程は、さらに以下
の工程を具備する: ・ 前記当てはめ工程の間に、3次スプライン補間法ル
ーチンを用いる工程。 ・ 予め決められた数の濃度値を生成するためにワーク
上の彫刻すべき彫刻領域を表す画像データ値の周波数を
決定する工程。
の工程を具備する: ・ 前記当てはめ工程の間に、3次スプライン補間法ル
ーチンを用いる工程。 ・ 予め決められた数の濃度値を生成するためにワーク
上の彫刻すべき彫刻領域を表す画像データ値の周波数を
決定する工程。
【0035】・ 予め決められた数の濃度値を用いて、
画像合計濃度百分率を決定する工程。 ・ 前記進入基準点と、前記脱出基準点と、前記進入基
準点と前記脱出基準点との間の第3の基準点を決定する
工程。 ・ 前記進入基準点と、前記脱出基準点と、前記第3基
準点とを使用して工具経路を決定する工程。
画像合計濃度百分率を決定する工程。 ・ 前記進入基準点と、前記脱出基準点と、前記進入基
準点と前記脱出基準点との間の第3の基準点を決定する
工程。 ・ 前記進入基準点と、前記脱出基準点と、前記第3基
準点とを使用して工具経路を決定する工程。
【0036】・ 画像濃度の中心に相当する中心基準点
を決定する工程。 ・ 前記画像濃度合計百分率が予め決められた百分率を
超えた場合には、前記進入基準点および前記脱出基準点
をワークの表面下に設定する工程。 ・ 前記予め決められた百分率は少なくとも90%であ
る。 ・ 前記画像データは連続階調データであるか、ライン
ワークデータであるかを判断する工程。 ・ 前記画像データが連続階調データであると判断され
たら連続階調スケーラを生成し、ラインワークデータで
あると判断されたらラインワークスケーラを生成する工
程。 ・ 前記処理工程の前に、前記基準点に前記連続階調ス
ケーラまたはラインワークスケーラを適用する工程。
を決定する工程。 ・ 前記画像濃度合計百分率が予め決められた百分率を
超えた場合には、前記進入基準点および前記脱出基準点
をワークの表面下に設定する工程。 ・ 前記予め決められた百分率は少なくとも90%であ
る。 ・ 前記画像データは連続階調データであるか、ライン
ワークデータであるかを判断する工程。 ・ 前記画像データが連続階調データであると判断され
たら連続階調スケーラを生成し、ラインワークデータで
あると判断されたらラインワークスケーラを生成する工
程。 ・ 前記処理工程の前に、前記基準点に前記連続階調ス
ケーラまたはラインワークスケーラを適用する工程。
【0037】本発明のさらに他の形態は、ワークを彫刻
するための彫刻装置を提供することであって、この彫刻
装置は、彫刻台と、前記彫刻台上に設けられ、前記ワー
クの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻するための工具を
有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され、画像
データを受け取って前記少なくとも一つの彫刻領域を彫
刻するための彫刻信号を生成するための処理手段と、前
記処理手段に接続され、前記画像データに対応して工具
経路を計画するためのデジタル工具経路計画装置とを具
備し、前記処理手段は、前記工具経路を使用して前記彫
刻信号を生成することを特徴とする。
するための彫刻装置を提供することであって、この彫刻
装置は、彫刻台と、前記彫刻台上に設けられ、前記ワー
クの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻するための工具を
有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され、画像
データを受け取って前記少なくとも一つの彫刻領域を彫
刻するための彫刻信号を生成するための処理手段と、前
記処理手段に接続され、前記画像データに対応して工具
経路を計画するためのデジタル工具経路計画装置とを具
備し、前記処理手段は、前記工具経路を使用して前記彫
刻信号を生成することを特徴とする。
【0038】本発明のさらに他の目的は、以下の付加的
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻装
置を提供することにある。 ・ 彫刻すべき画像に対応するデジタル画像データを受
け取り、それに応じて前記工具経路を生成するための工
具経路データ信号処理装置。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取り、
それに応じて複数の基準点を生成するための工具経路デ
ータ信号処理装置。 ・ 複数の基準点を受け取り、それらに、前記工具経路
を規定する曲線を当てはめる曲線適合装置。 ・ 複数の基準点を受け取り、それらに、前記工具経路
を規定する曲線を当てはめる曲線適合装置。
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻装
置を提供することにある。 ・ 彫刻すべき画像に対応するデジタル画像データを受
け取り、それに応じて前記工具経路を生成するための工
具経路データ信号処理装置。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取り、
それに応じて複数の基準点を生成するための工具経路デ
ータ信号処理装置。 ・ 複数の基準点を受け取り、それらに、前記工具経路
を規定する曲線を当てはめる曲線適合装置。 ・ 複数の基準点を受け取り、それらに、前記工具経路
を規定する曲線を当てはめる曲線適合装置。
【0039】・ 前記複数の基準点は前記工具が前記少
なくとも一つの彫刻領域を彫刻し始める進入点、前記工
具が前記少なくとも一つの彫刻領域から脱出する脱出
点、および、前記進入点と脱出点の間の第3の基準点に
対応する。 ・ 前記第3の基準点は前記画像データの濃度中心に対
応する中心点を含む。 ・ 前記処理装置は前記画像データを処理して予め決め
られた数の濃度値を生成するものであり、さらに前記処
理装置は、前記予め決められた数の濃度値を受け取って
画像合計濃度百分率を決定するための画像濃度決定装置
を具備する。 ・ 前記処理装置はさらに、前記予め決められた数の濃
度値を受け取り、これらを使用して濃度中心を決定する
濃度中心決定手段を具備する。
なくとも一つの彫刻領域を彫刻し始める進入点、前記工
具が前記少なくとも一つの彫刻領域から脱出する脱出
点、および、前記進入点と脱出点の間の第3の基準点に
対応する。 ・ 前記第3の基準点は前記画像データの濃度中心に対
応する中心点を含む。 ・ 前記処理装置は前記画像データを処理して予め決め
られた数の濃度値を生成するものであり、さらに前記処
理装置は、前記予め決められた数の濃度値を受け取って
画像合計濃度百分率を決定するための画像濃度決定装置
を具備する。 ・ 前記処理装置はさらに、前記予め決められた数の濃
度値を受け取り、これらを使用して濃度中心を決定する
濃度中心決定手段を具備する。
【0040】・ 前記処理装置は前記画像データを受け
取り、画像合計濃度百分率を決定し、この画像合計濃度
百分率を使用して、前記工具経路を規定するための複数
の基準点を生成する。 ・ 前記工具経路データ信号処理装置は、予め決められ
た条件において、前記進入基準点および前記脱出基準点
を前記ワークの表面に決定するものである。 ・ 前記予め決められた条件とは、予め決められた濃度
より小さい濃度であることを特徴とする。 ・ 前記予め決められた濃度は90%未満である。
取り、画像合計濃度百分率を決定し、この画像合計濃度
百分率を使用して、前記工具経路を規定するための複数
の基準点を生成する。 ・ 前記工具経路データ信号処理装置は、予め決められ
た条件において、前記進入基準点および前記脱出基準点
を前記ワークの表面に決定するものである。 ・ 前記予め決められた条件とは、予め決められた濃度
より小さい濃度であることを特徴とする。 ・ 前記予め決められた濃度は90%未満である。
【0041】・ 前記画像データは第1画像データおよ
び第2画像データを含み、前記処理装置はさらに、前記
第1画像データおよび第2画像データの合計画像濃度が
前記画像データの全ての濃度の過半数を占めているか否
かを決定する二重周波数決定装置を具備し、前記二重周
波数決定装置は、前記画像濃度が過半数を超えたときに
前記第1画像データと第2画像データを分離して、第1
画像データサブセットおよび第2画像データサブセット
を生成し、前記第1画像データサブセットおよび前記第
2画像データサブセットのそれぞれのための基準点を生
成する。 ・ 前記曲線適合装置はさらに、前記工具曲線を生成す
るために3次スプライン補間ルーチンを使用する。
び第2画像データを含み、前記処理装置はさらに、前記
第1画像データおよび第2画像データの合計画像濃度が
前記画像データの全ての濃度の過半数を占めているか否
かを決定する二重周波数決定装置を具備し、前記二重周
波数決定装置は、前記画像濃度が過半数を超えたときに
前記第1画像データと第2画像データを分離して、第1
画像データサブセットおよび第2画像データサブセット
を生成し、前記第1画像データサブセットおよび前記第
2画像データサブセットのそれぞれのための基準点を生
成する。 ・ 前記曲線適合装置はさらに、前記工具曲線を生成す
るために3次スプライン補間ルーチンを使用する。
【0042】本発明のさらに他の目的は、彫刻ヘッドの
工具が所望の工具経路を移動するように彫刻ヘッドを制
御するための彫刻信号を発生する方法を提供することで
あって、この方法は、彫刻信号を発生させる工程と、予
め決められた周波数以下の周波数では前記彫刻ヘッドの
周波数応答を実質的に一定のゲインになるように前記彫
刻信号を処理する工程とを具備することを特徴とする。
工具が所望の工具経路を移動するように彫刻ヘッドを制
御するための彫刻信号を発生する方法を提供することで
あって、この方法は、彫刻信号を発生させる工程と、予
め決められた周波数以下の周波数では前記彫刻ヘッドの
周波数応答を実質的に一定のゲインになるように前記彫
刻信号を処理する工程とを具備することを特徴とする。
【0043】本発明のさらに他の目的は、以下の付加的
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻ヘ
ッドを制御するための彫刻信号を発生する方法を提供す
ることにある: ・ 前記彫刻信号を処理して10kHz未満の周波数で
は実質的に一定のゲインを有する信号を得る工程。 ・ この方法はさらに以下の工程を具備する。 ・ 前記処理工程を、彫刻ヘッドの本来の共振を相殺す
るための少なくとも一つのフィルターを使用して行う工
程。
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻ヘ
ッドを制御するための彫刻信号を発生する方法を提供す
ることにある: ・ 前記彫刻信号を処理して10kHz未満の周波数で
は実質的に一定のゲインを有する信号を得る工程。 ・ この方法はさらに以下の工程を具備する。 ・ 前記処理工程を、彫刻ヘッドの本来の共振を相殺す
るための少なくとも一つのフィルターを使用して行う工
程。
【0044】・ この方法はさらに以下の工程を具備す
る。 ・ 少なくとも一つの強調フィルターを前記彫刻ヘッド
へ適用することにより、強調周波数を超えるが予め決め
られた周波数よりは小さい周波数範囲において、彫刻ヘ
ッドの応答性を高める工程。 ・ この方法はさらに以下の工程を具備する。 ・ 前記処理工程を、彫刻ヘッドの本来の共振を相殺す
るための少なくとも一つのフィルターを使用して行う工
程。 ・ 前記強調周波数は少なくとも10kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターである。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターである。
る。 ・ 少なくとも一つの強調フィルターを前記彫刻ヘッド
へ適用することにより、強調周波数を超えるが予め決め
られた周波数よりは小さい周波数範囲において、彫刻ヘ
ッドの応答性を高める工程。 ・ この方法はさらに以下の工程を具備する。 ・ 前記処理工程を、彫刻ヘッドの本来の共振を相殺す
るための少なくとも一つのフィルターを使用して行う工
程。 ・ 前記強調周波数は少なくとも10kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターである。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターである。
【0045】・ 前記生成工程はさらに以下の工程を具
備している。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを生成する工
程。 ・ 前記画像データに対応して複数の基準点を生成する
工程。 ・ 前記基準点を用いて工具経路を決定する工程。 ・ 前記基準点を用いて彫刻信号を生成する工程。
備している。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを生成する工
程。 ・ 前記画像データに対応して複数の基準点を生成する
工程。 ・ 前記基準点を用いて工具経路を決定する工程。 ・ 前記基準点を用いて彫刻信号を生成する工程。
【0046】・ この方法はさらに以下の工程を具備す
る。 ・ ユーザーインターフェースを用いて、前記少なくと
も一つのフィルターに関連する少なくとも一つのパラメ
ーターを決定する工程。
る。 ・ ユーザーインターフェースを用いて、前記少なくと
も一つのフィルターに関連する少なくとも一つのパラメ
ーターを決定する工程。
【0047】本発明のさらに他の目的は、彫刻ヘッドの
工具が所望の工具経路を通過するように彫刻ヘッドを同
調させるための彫刻ヘッド同調装置を提供することであ
って、彫刻信号を受け取り、予め決められた周波数以下
の周波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一
定のゲインになるように前記彫刻信号を処理する処理装
置とを具備する。
工具が所望の工具経路を通過するように彫刻ヘッドを同
調させるための彫刻ヘッド同調装置を提供することであ
って、彫刻信号を受け取り、予め決められた周波数以下
の周波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一
定のゲインになるように前記彫刻信号を処理する処理装
置とを具備する。
【0048】本発明のさらに他の目的は、以下の付加的
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻ヘ
ッド同調装置を提供することにある: ・ この彫刻ヘッド同調装置は、前記彫刻信号を処理し
て10kHz未満の周波数では実質的に一定のゲインを
有する処理信号を得る。 ・ この彫刻ヘッド同調装置は、彫刻ヘッドの本来の共
振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具備
する。 ・ この彫刻ヘッド同調装置は、強調周波数を超えるが
予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲におい
て、彫刻ヘッドの応答性を高める少なくとも一つの強調
フィルターを具備する。 ・ 前記強調周波数は少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを有する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターまたは前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
有する。
または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻ヘ
ッド同調装置を提供することにある: ・ この彫刻ヘッド同調装置は、前記彫刻信号を処理し
て10kHz未満の周波数では実質的に一定のゲインを
有する処理信号を得る。 ・ この彫刻ヘッド同調装置は、彫刻ヘッドの本来の共
振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具備
する。 ・ この彫刻ヘッド同調装置は、強調周波数を超えるが
予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲におい
て、彫刻ヘッドの応答性を高める少なくとも一つの強調
フィルターを具備する。 ・ 前記強調周波数は少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを有する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターまたは前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
有する。
【0049】・ 前記彫刻ヘッド同調装置は工具経路デ
ジタル処理装置に接続され、この工具経路デジタル処理
装置は、以下の構成を具備する。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取り、
それに対応して複数の基準点を生成する基準点生成装
置。 ・ 前記基準点を受け取り、それに対応して前記彫刻信
号を生成する補間回路。
ジタル処理装置に接続され、この工具経路デジタル処理
装置は、以下の構成を具備する。 ・ 彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取り、
それに対応して複数の基準点を生成する基準点生成装
置。 ・ 前記基準点を受け取り、それに対応して前記彫刻信
号を生成する補間回路。
【0050】・ 前記彫刻ヘッドはさらに、シリンダー
を彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度
センサーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、前記切削工具を保持する
ためのアーマチュアを具備する。 ・ 前記速度センサーはさらに以下の構成を具備する。 ・ 前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に配置さ
れた検知コイル。 ・ 前記検知コイルに接続され、前記アーマチュアの速
度を計測し、前記速度を前記切削工具位置に変換するた
めの検知回路。
を彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度
センサーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、前記切削工具を保持する
ためのアーマチュアを具備する。 ・ 前記速度センサーはさらに以下の構成を具備する。 ・ 前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に配置さ
れた検知コイル。 ・ 前記検知コイルに接続され、前記アーマチュアの速
度を計測し、前記速度を前記切削工具位置に変換するた
めの検知回路。
【0051】本発明の他の目的は、少なくとも一つの彫
刻領域を彫刻するための彫刻装置を提供することであっ
て、この彫刻装置は、彫刻台と、前記彫刻台に設けられ
工具を有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され
彫刻信号を処理する彫刻ヘッド同調装置とを有し、前記
彫刻ヘッド同調装置は、予め決められた周波数以下の周
波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定の
ゲインになるように彫刻信号を処理することを特徴とす
る。
刻領域を彫刻するための彫刻装置を提供することであっ
て、この彫刻装置は、彫刻台と、前記彫刻台に設けられ
工具を有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され
彫刻信号を処理する彫刻ヘッド同調装置とを有し、前記
彫刻ヘッド同調装置は、予め決められた周波数以下の周
波数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定の
ゲインになるように彫刻信号を処理することを特徴とす
る。
【0052】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻
ヘッド同調装置を提供することにある: ・ この彫刻ヘッド同調装置は、前記彫刻信号を処理し
て10kHz未満の周波数では実質的に一定のゲインを
有する処理信号を得る。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、彫刻ヘッドの本来の共
振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具備
する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、強調周波数を超えるが
予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲におい
て、彫刻信号を増大する少なくとも一つの強調フィルタ
ーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置はさらに、彫刻ヘッドの本
来の共振を相殺するための少なくとも一つのフィルター
を具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置はさらに、強調周波数を超
えるが予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲に
おいて、彫刻信号を増大する少なくとも一つの強調フィ
ルターを具備する。 ・ 前記強調周波数は少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを有する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターおよび前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
有する。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、彫刻
ヘッド同調装置を提供することにある: ・ この彫刻ヘッド同調装置は、前記彫刻信号を処理し
て10kHz未満の周波数では実質的に一定のゲインを
有する処理信号を得る。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、彫刻ヘッドの本来の共
振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具備
する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、強調周波数を超えるが
予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲におい
て、彫刻信号を増大する少なくとも一つの強調フィルタ
ーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置はさらに、彫刻ヘッドの本
来の共振を相殺するための少なくとも一つのフィルター
を具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置はさらに、強調周波数を超
えるが予め決められた周波数よりは小さい周波数範囲に
おいて、彫刻信号を増大する少なくとも一つの強調フィ
ルターを具備する。 ・ 前記強調周波数は少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを有する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターおよび前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
有する。
【0053】・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、工具経路
デジタル信号処理装置に接続され、この工具経路デジタ
ル信号処理装置は、彫刻すべき画像に対応する画像デー
タを受け取り、それに対応して複数の基準点を生成する
基準点生成装置と、前記基準点を受け取り、それに対応
して前記彫刻信号を生成する補間回路とからなる。
デジタル信号処理装置に接続され、この工具経路デジタ
ル信号処理装置は、彫刻すべき画像に対応する画像デー
タを受け取り、それに対応して複数の基準点を生成する
基準点生成装置と、前記基準点を受け取り、それに対応
して前記彫刻信号を生成する補間回路とからなる。
【0054】・ 前記少なくとも一つの強調フィルター
は、彫刻ヘッド同調装置のための少なくとも一つのパラ
メーターを有し、さらに、前記少なくとも一つの強調フ
ィルターに接続されたフィルター処理装置を備え、この
フィルター処理装置は、前記強調フィルターに関連する
前記少なくとも一つのパラメーターをプログラミングす
るためのユーザーインターフェースを具備している。
は、彫刻ヘッド同調装置のための少なくとも一つのパラ
メーターを有し、さらに、前記少なくとも一つの強調フ
ィルターに接続されたフィルター処理装置を備え、この
フィルター処理装置は、前記強調フィルターに関連する
前記少なくとも一つのパラメーターをプログラミングす
るためのユーザーインターフェースを具備している。
【0055】・ 前記少なくとも一つの強調フィルター
は、彫刻ヘッド同調装置のための少なくとも一つのパラ
メーターを有し、さらに、前記少なくとも一つのフィル
ターに接続されたフィルター処理装置を備え、このフィ
ルター処理装置は、前記少なくとも一つのフィルターに
関連する前記少なくとも一つのパラメーターをプログラ
ミングするためのユーザーインターフェースを具備して
いる。
は、彫刻ヘッド同調装置のための少なくとも一つのパラ
メーターを有し、さらに、前記少なくとも一つのフィル
ターに接続されたフィルター処理装置を備え、このフィ
ルター処理装置は、前記少なくとも一つのフィルターに
関連する前記少なくとも一つのパラメーターをプログラ
ミングするためのユーザーインターフェースを具備して
いる。
【0056】・ 前記彫刻ヘッドはさらに、シリンダー
を彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度
センサーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、切削工具を保持するため
のアーマチュアと、通電されることにより前記アーマチ
ュアを振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する
少なくとも一つの電磁駆動装置とを具備し、前記速度セ
ンサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に
配置された検知コイルと、前記検知コイルに接続され、
前記アーマチュアの速度を計測し、前記速度を前記切削
工具位置に変換するための検知回路とを具備する。
を彫刻するための切削工具の位置を検知するための速度
センサーを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、切削工具を保持するため
のアーマチュアと、通電されることにより前記アーマチ
ュアを振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する
少なくとも一つの電磁駆動装置とを具備し、前記速度セ
ンサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に
配置された検知コイルと、前記検知コイルに接続され、
前記アーマチュアの速度を計測し、前記速度を前記切削
工具位置に変換するための検知回路とを具備する。
【0057】本発明のさらに他の目的は、彫刻ヘッドを
同調させる方法を提供することであって、この方法は、
少なくとも一つのフィルターを使用して不必要な共振を
排除するために彫刻信号をフィルタリングする工程と、
少なくとも一つのフィルターのフィルター定数を定める
工程と、少なくとも一つのフィルターにユーザーインタ
ーフェースを接続する工程と、少なくとも一つのフィル
ターの少なくとも一つのパラメーターを変更する必要が
あるか否かを決定する工程と、少なくとも一つのパラメ
ーターを変更する必要がある場合に前記ユーザーインタ
ーフェースを使用してその少なくとも一つのパラメータ
ーをプログラム可能に調整する工程とを具備する。
同調させる方法を提供することであって、この方法は、
少なくとも一つのフィルターを使用して不必要な共振を
排除するために彫刻信号をフィルタリングする工程と、
少なくとも一つのフィルターのフィルター定数を定める
工程と、少なくとも一つのフィルターにユーザーインタ
ーフェースを接続する工程と、少なくとも一つのフィル
ターの少なくとも一つのパラメーターを変更する必要が
あるか否かを決定する工程と、少なくとも一つのパラメ
ーターを変更する必要がある場合に前記ユーザーインタ
ーフェースを使用してその少なくとも一つのパラメータ
ーをプログラム可能に調整する工程とを具備する。
【0058】さらに、本発明のさらに他の目的は、以下
の付加的または任意的な構成を一つまたは2以上備え
た、彫刻ヘッド同調方法を提供することにある: ・ 前記決定する工程は、周波数またはノッチ深さを変
更する必要があるか否かを判断する工程を有する。 ・ 少なくとも一つのパラメーターは周波数である。 ・ 少なくとも一つのパラメーターはノッチ深さであ
る。 ・ さらに、この方法は、前記少なくとも一つのフィル
ターに処理装置を接続する工程を具備する。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターを、自動的に同
調せよとの要求に応答して、処理装置を用いて自動的に
調整する工程を有する。 ・ ユーザーインターフェースを用いて、少なくとも一
つのパラメーターをプログラム可能に調整し、予め決め
られた周波数未満の周波数域で実質的に一定のゲインを
得るように少なくとも一つのフィルターを設定する工程
を具備する。 ・ 前記予め決められた周波数は10kHz未満であ
る。
の付加的または任意的な構成を一つまたは2以上備え
た、彫刻ヘッド同調方法を提供することにある: ・ 前記決定する工程は、周波数またはノッチ深さを変
更する必要があるか否かを判断する工程を有する。 ・ 少なくとも一つのパラメーターは周波数である。 ・ 少なくとも一つのパラメーターはノッチ深さであ
る。 ・ さらに、この方法は、前記少なくとも一つのフィル
ターに処理装置を接続する工程を具備する。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターを、自動的に同
調せよとの要求に応答して、処理装置を用いて自動的に
調整する工程を有する。 ・ ユーザーインターフェースを用いて、少なくとも一
つのパラメーターをプログラム可能に調整し、予め決め
られた周波数未満の周波数域で実質的に一定のゲインを
得るように少なくとも一つのフィルターを設定する工程
を具備する。 ・ 前記予め決められた周波数は10kHz未満であ
る。
【0059】・ 前記方法はさらに以下の工程を具備す
る: ・ ユーザーインターフェースを用いて、少なくとも一
つの強調フィルターの少なくとも一つのパラメーターを
調整し、所定の強調周波数を超える周波数域では彫刻ヘ
ッドの応答性を増大させる工程。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターである。 ・ 前記自動的に調整する工程は、以下の工程または構
成をさらに具備する: ・ センサーを使用して、シリンダーを彫刻するための
切削工具の位置を検知する工程を有する。 ・ 前記自動的に調整する工程を、前記検出した切削工
具の位置を使用して行う。 ・ 前記センサーは速度センサーである。
る: ・ ユーザーインターフェースを用いて、少なくとも一
つの強調フィルターの少なくとも一つのパラメーターを
調整し、所定の強調周波数を超える周波数域では彫刻ヘ
ッドの応答性を増大させる工程。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターである。 ・ 前記自動的に調整する工程は、以下の工程または構
成をさらに具備する: ・ センサーを使用して、シリンダーを彫刻するための
切削工具の位置を検知する工程を有する。 ・ 前記自動的に調整する工程を、前記検出した切削工
具の位置を使用して行う。 ・ 前記センサーは速度センサーである。
【0060】・ 前記方法はさらに以下の工程を具備す
る:彫刻ヘッド上の前記少なくとも一つの電磁駆動装置
の回りに検知コイルを配置する工程:および前記検知コ
イルに検知回路を接続し、前記アーマチュアの速度を計
測するとともに、その速度を切削工具の位置に変換する
工程。
る:彫刻ヘッド上の前記少なくとも一つの電磁駆動装置
の回りに検知コイルを配置する工程:および前記検知コ
イルに検知回路を接続し、前記アーマチュアの速度を計
測するとともに、その速度を切削工具の位置に変換する
工程。
【0061】本発明のさらに他の目的は、彫刻装置を提
供することであって、この彫刻装置は、彫刻台と、前記
彫刻台に設けられ工具を有する彫刻ヘッドと、この彫刻
ヘッドに設けられ少なくとも一つのパラメーターおよび
少なくとも一つのフィルター係数を有する少なくとも一
つのフィルターと、前記少なくとも一つのフィルターに
接続されたユーザーインターフェースとを具備し、前記
ユーザーインターフェースにより使用者は前記フィルタ
ーの応答特性を変更するために少なくとも一つのパラメ
ーターをプログラム可能に調整できるようにされてい
る。
供することであって、この彫刻装置は、彫刻台と、前記
彫刻台に設けられ工具を有する彫刻ヘッドと、この彫刻
ヘッドに設けられ少なくとも一つのパラメーターおよび
少なくとも一つのフィルター係数を有する少なくとも一
つのフィルターと、前記少なくとも一つのフィルターに
接続されたユーザーインターフェースとを具備し、前記
ユーザーインターフェースにより使用者は前記フィルタ
ーの応答特性を変更するために少なくとも一つのパラメ
ーターをプログラム可能に調整できるようにされてい
る。
【0062】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記少なくとも一つのパラメーターは、周波数また
はノッチ深さである。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターは周波数であ
る。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターはノッチ深さで
ある。 ・ 前記彫刻装置は、さらに、前記ユーザーインターフ
ェースと前記少なくとも一つのフィルターとの間に接続
された処理装置を具備し、前記処理装置は、自動同調要
求に応じて前記少なくとも一つのパラメーターを自動的
に調整する手段を具備する。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記少なくとも一つのパラメーターは、周波数また
はノッチ深さである。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターは周波数であ
る。 ・ 前記少なくとも一つのパラメーターはノッチ深さで
ある。 ・ 前記彫刻装置は、さらに、前記ユーザーインターフ
ェースと前記少なくとも一つのフィルターとの間に接続
された処理装置を具備し、前記処理装置は、自動同調要
求に応じて前記少なくとも一つのパラメーターを自動的
に調整する手段を具備する。
【0063】・ 前記ユーザーインターフェースは、少
なくとも一つのフィルターが、予め決められた周波数よ
り低い周波数域で実質的に一定のゲインが得られるよう
に彫刻ヘッドの応答特性を規定するように、前記少なく
とも一つのフィルターの少なくとも一つのパラメーター
をプログラム可能に調整するための手段を具備する。 ・ 前記予め決められた周波数は10kHz未満であ
る。 ・ 前記ユーザーインターフェースは、彫刻フィルター
に関連する少なくとも一つの強調フィルターの少なくと
も一つのパラメーターを調整する手段を具備し、所定の
強調周波数を超える周波数域では彫刻ヘッドの応答性を
増大させる。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。
なくとも一つのフィルターが、予め決められた周波数よ
り低い周波数域で実質的に一定のゲインが得られるよう
に彫刻ヘッドの応答特性を規定するように、前記少なく
とも一つのフィルターの少なくとも一つのパラメーター
をプログラム可能に調整するための手段を具備する。 ・ 前記予め決められた周波数は10kHz未満であ
る。 ・ 前記ユーザーインターフェースは、彫刻フィルター
に関連する少なくとも一つの強調フィルターの少なくと
も一つのパラメーターを調整する手段を具備し、所定の
強調周波数を超える周波数域では彫刻ヘッドの応答性を
増大させる。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。
【0064】・ 前記手段は、対話型ユーザーインター
フェースに接続された不定インパルス応答フィルターを
有する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、シリンダーを彫刻するた
めの切削工具の位置を検知するための速度センサーを具
備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、切削工具を保持するため
のアーマチュアと、通電されることにより前記アーマチ
ュアを振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する
少なくとも一つの電磁駆動装置とを具備し、前記速度セ
ンサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に
配置された検知コイルと、前記検知コイルに接続され、
前記アーマチュアの速度を計測し、前記速度を前記切削
工具位置に変換するための検知回路とを具備する。
フェースに接続された不定インパルス応答フィルターを
有する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、シリンダーを彫刻するた
めの切削工具の位置を検知するための速度センサーを具
備する。 ・ 前記彫刻ヘッドはさらに、切削工具を保持するため
のアーマチュアと、通電されることにより前記アーマチ
ュアを振動させる少なくとも一つの駆動コイルを有する
少なくとも一つの電磁駆動装置とを具備し、前記速度セ
ンサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動装置の周囲に
配置された検知コイルと、前記検知コイルに接続され、
前記アーマチュアの速度を計測し、前記速度を前記切削
工具位置に変換するための検知回路とを具備する。
【0065】本発明のさらに他の目的は、切削工具を駆
動するためのモーターを具備する彫刻ヘッドを安定化す
る方法を提供することであり、この方法は、前記モータ
ーの第1のコイルに第1の駆動信号を供給する工程と、
前記モーターの速度を第2コイルを用いて検知する工程
と、前記モーター速度を使用して前記彫刻ヘッドを安定
化する工程とを具備する。
動するためのモーターを具備する彫刻ヘッドを安定化す
る方法を提供することであり、この方法は、前記モータ
ーの第1のコイルに第1の駆動信号を供給する工程と、
前記モーターの速度を第2コイルを用いて検知する工程
と、前記モーター速度を使用して前記彫刻ヘッドを安定
化する工程とを具備する。
【0066】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
方法を提供することにある: ・ 前記第2コイルは、前記モーターの周囲に配置され
た5未満の巻線を具備する。 ・ 前記方法はさらに、前記安定化を実現するため、前
記検知された切削工具位置、前記モーター速度、および
前記第1の駆動信号を用いて前記切削工具の実際の位置
を検知する工程を具備する。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
方法を提供することにある: ・ 前記第2コイルは、前記モーターの周囲に配置され
た5未満の巻線を具備する。 ・ 前記方法はさらに、前記安定化を実現するため、前
記検知された切削工具位置、前記モーター速度、および
前記第1の駆動信号を用いて前記切削工具の実際の位置
を検知する工程を具備する。
【0067】本発明のさらに他の目的は、少なくとも一
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ切削工具およびこの切削工
具を保持するアーマチュアを有する彫刻ヘッドと、前記
彫刻ヘッドに接続され予め決められた周波数以下の周波
数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲ
インになるように彫刻信号を処理するヘッド同調装置
と、通電されることにより前記アーマチュアを振動させ
る少なくとも一つの駆動コイルを有する少なくとも一つ
の電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電磁駆動装置
に関連して設けられ電磁駆動装置の速度を決定するため
のセンサーとを具備し、前記ヘッド同調装置は前記速度
および処理された信号に応じて彫刻ヘッド共振の同調を
行うことを特徴とする。
つの彫刻領域を彫刻するための彫刻装置であって、彫刻
台と、前記彫刻台に設けられ切削工具およびこの切削工
具を保持するアーマチュアを有する彫刻ヘッドと、前記
彫刻ヘッドに接続され予め決められた周波数以下の周波
数では前記彫刻ヘッドの周波数応答を実質的に一定のゲ
インになるように彫刻信号を処理するヘッド同調装置
と、通電されることにより前記アーマチュアを振動させ
る少なくとも一つの駆動コイルを有する少なくとも一つ
の電磁駆動装置と、前記少なくとも一つの電磁駆動装置
に関連して設けられ電磁駆動装置の速度を決定するため
のセンサーとを具備し、前記ヘッド同調装置は前記速度
および処理された信号に応じて彫刻ヘッド共振の同調を
行うことを特徴とする。
【0068】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記センサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動器
の回りに配置された検知コイルを具備する。 ・ 前記検知コイルに接続され、前記アーマチュアの速
度を測定し、その速度を前記切削工具の位置に変換する
ための検知回路。 ・ 前記検知コイルは、少なくとも一つの駆動コイルを
通過する磁束密度の変化割合を測定する。 ・ 前記検知コイルは、前記電磁駆動器について5以下
の巻線を有する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、前記彫刻信号を処理し
て、10kHz未満の周波数域でのゲインを実質的に一
定にした周波数応答を有する処理後信号を生成する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、前記彫刻ヘッドの本来の
共振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具
備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、予め決められた周波数よ
り小さく、強調周波数よりも高い周波数域の彫刻信号を
増幅する少なくとも一つの強調フィルターを具備してい
る。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記センサーは、前記少なくとも一つの電磁駆動器
の回りに配置された検知コイルを具備する。 ・ 前記検知コイルに接続され、前記アーマチュアの速
度を測定し、その速度を前記切削工具の位置に変換する
ための検知回路。 ・ 前記検知コイルは、少なくとも一つの駆動コイルを
通過する磁束密度の変化割合を測定する。 ・ 前記検知コイルは、前記電磁駆動器について5以下
の巻線を有する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、前記彫刻信号を処理し
て、10kHz未満の周波数域でのゲインを実質的に一
定にした周波数応答を有する処理後信号を生成する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、前記彫刻ヘッドの本来の
共振を相殺するための少なくとも一つのフィルターを具
備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、予め決められた周波数よ
り小さく、強調周波数よりも高い周波数域の彫刻信号を
増幅する少なくとも一つの強調フィルターを具備してい
る。
【0069】・ 前記彫刻ヘッド同調器はさらに、前記
彫刻ヘッドの本来の共振を相殺するための少なくとも一
つのフィルターを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、予め決められた周波数よ
り低く、強調周波数よりも高い周波数域の彫刻信号を増
幅する少なくとも一つの強調フィルターを具備してい
る。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを具備する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターおよび前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
具備している。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、工具経路デジタル信号
処理装置に接続され、この工具経路デジタル信号処理装
置は、彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取
り、それに対応して複数の基準点を生成する基準点生成
装置と、前記基準点を受け取り、それに対応して前記彫
刻信号を生成する補間回路とからなる。
彫刻ヘッドの本来の共振を相殺するための少なくとも一
つのフィルターを具備する。 ・ 前記彫刻ヘッド同調器は、予め決められた周波数よ
り低く、強調周波数よりも高い周波数域の彫刻信号を増
幅する少なくとも一つの強調フィルターを具備してい
る。 ・ 前記強調周波数は、少なくとも1kHzである。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターは、不定インパル
ス応答フィルターを有する。 ・ 前記強調フィルターは、不定インパルス応答フィル
ターを具備する。 ・ 前記少なくとも一つのフィルターおよび前記強調フ
ィルターは、それぞれ不定インパルス応答フィルターを
具備している。 ・ 前記彫刻ヘッド同調装置は、工具経路デジタル信号
処理装置に接続され、この工具経路デジタル信号処理装
置は、彫刻すべき画像に対応する画像データを受け取
り、それに対応して複数の基準点を生成する基準点生成
装置と、前記基準点を受け取り、それに対応して前記彫
刻信号を生成する補間回路とからなる。
【0070】本発明のさらに他の目的は、彫刻すべき画
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
の方法であって、この方法は、彫刻すべき画像に対応す
る画像データを生成する工程と、前記画像データが連続
階調データであるかラインワークデータであるかを判定
する工程と、前記画像データが連続階調データであるも
しくはラインワークデータであると判定された場合、そ
れぞれ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生
成する工程とを具備する。
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
の方法であって、この方法は、彫刻すべき画像に対応す
る画像データを生成する工程と、前記画像データが連続
階調データであるかラインワークデータであるかを判定
する工程と、前記画像データが連続階調データであるも
しくはラインワークデータであると判定された場合、そ
れぞれ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生
成する工程とを具備する。
【0071】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
方法を提供することにある: ・ 前記基準点を処理して工具経路を作成する工程と、
前記工具経路に応答して前記工具を駆動しワークを彫刻
する工程とを具備することを特徴とする。 ・ 前記方法はさらに、前記判断工程において、画像デ
ータが連続階調データである、もしくはラインワークデ
ータであると判定された場合、それぞれ連続階調基準
点、もしくはラインワーク基準点を生成する工程とを具
備する。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
方法を提供することにある: ・ 前記基準点を処理して工具経路を作成する工程と、
前記工具経路に応答して前記工具を駆動しワークを彫刻
する工程とを具備することを特徴とする。 ・ 前記方法はさらに、前記判断工程において、画像デ
ータが連続階調データである、もしくはラインワークデ
ータであると判定された場合、それぞれ連続階調基準
点、もしくはラインワーク基準点を生成する工程とを具
備する。
【0072】本発明のさらに他の目的は、ワークを彫刻
するための彫刻装置を提供することであって、この彫刻
装置は、彫刻台と、前記彫刻台上に設けられ、前記ワー
クの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻するための工具を
有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され、画像
データを受け取って前記少なくとも一つの彫刻領域を彫
刻するための彫刻信号を生成するための処理装置と、前
記処理装置に接続され、前記画像データに対応して工具
経路を計画するためのデジタル工具経路計画装置とを具
備し、前記処理装置は、前記工具経路を使用して前記彫
刻信号を生成することを特徴とする。
するための彫刻装置を提供することであって、この彫刻
装置は、彫刻台と、前記彫刻台上に設けられ、前記ワー
クの少なくとも一つの彫刻領域を彫刻するための工具を
有する彫刻ヘッドと、前記彫刻ヘッドに接続され、画像
データを受け取って前記少なくとも一つの彫刻領域を彫
刻するための彫刻信号を生成するための処理装置と、前
記処理装置に接続され、前記画像データに対応して工具
経路を計画するためのデジタル工具経路計画装置とを具
備し、前記処理装置は、前記工具経路を使用して前記彫
刻信号を生成することを特徴とする。
【0073】さらに、本発明の他の目的は、以下の付加
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記処理装置はさらに、彫刻すべき画像に対応した
デジタル画像データを受け取りそれに応じて工具経路を
生成する工具経路データ信号処理装置を備えている。 ・ 前記工具経路データ信号処理装置は、彫刻すべき画
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
のスケーリング手段と、前記画像データが連続階調デー
タであるかラインワークデータであるかを判定する判定
手段と、前記画像データが連続階調データであるもしく
はラインワークデータであると判定された場合、それぞ
れ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生成す
る基準点生成手段とを具備する。
的または任意的な構成を一つまたは2以上備えた、前記
彫刻装置を提供することにある: ・ 前記処理装置はさらに、彫刻すべき画像に対応した
デジタル画像データを受け取りそれに応じて工具経路を
生成する工具経路データ信号処理装置を備えている。 ・ 前記工具経路データ信号処理装置は、彫刻すべき画
像データをスケーリング(基準化、拡大縮小)するため
のスケーリング手段と、前記画像データが連続階調デー
タであるかラインワークデータであるかを判定する判定
手段と、前記画像データが連続階調データであるもしく
はラインワークデータであると判定された場合、それぞ
れ連続階調基準点もしくはラインワーク基準点を生成す
る基準点生成手段とを具備する。
【0074】・ 前記工具経路データ信号処理装置は、
さらに前記基準点を処理して工具経路および決定し、さ
らにその工具経路に対応してワークを彫刻するように彫
刻ヘッドを駆動するためのスケーリング手段を具備す
る。 ・ 前記スケーリング手段は、判定工程において、画像
データが連続階調データである、もしくはラインワーク
データであると判定された場合、それぞれ連続階調基準
点、もしくはラインワーク基準点を生成する。
さらに前記基準点を処理して工具経路および決定し、さ
らにその工具経路に対応してワークを彫刻するように彫
刻ヘッドを駆動するためのスケーリング手段を具備す
る。 ・ 前記スケーリング手段は、判定工程において、画像
データが連続階調データである、もしくはラインワーク
データであると判定された場合、それぞれ連続階調基準
点、もしくはラインワーク基準点を生成する。
【0075】本発明の他の目的および利点は、図面を用
いた以下の説明および請求項から明らかになるだろう。
いた以下の説明および請求項から明らかになるだろう。
【0076】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好ましい一実施
形態として彫刻装置10を示す斜視図である。この実施
形態においては、彫刻装置10はグラビア彫刻装置であ
るが、本発明は他の形式の彫刻装置にも適用可能であ
る。彫刻装置10は、簡略化のため図示していないが、
スライド式の安全キャビネット内に納められている。彫
刻装置10はベース12を具備し、このベース12は、
主軸台14および心押し台16を備え、これらは軌道1
8に沿って互いに接近離間できるように移動可能に取り
付けられている。彫刻装置10は複数のリニアアクチュ
エータ(第1駆動モータ手段または第1駆動モータ)2
0、および第2駆動モータ手段または第2駆動モータ)
22を具備し、これらモータ20、22はそれぞれ、主
軸台14および心押し台16をこれらが接近離間する方
向へ駆動するようになっている。例えば、これらモータ
により、主軸台14および心押し台16は、図1に示す
ようにシリンダーを支持する位置から、最も両者が接近
した位置まで移動されるようになっている。
形態として彫刻装置10を示す斜視図である。この実施
形態においては、彫刻装置10はグラビア彫刻装置であ
るが、本発明は他の形式の彫刻装置にも適用可能であ
る。彫刻装置10は、簡略化のため図示していないが、
スライド式の安全キャビネット内に納められている。彫
刻装置10はベース12を具備し、このベース12は、
主軸台14および心押し台16を備え、これらは軌道1
8に沿って互いに接近離間できるように移動可能に取り
付けられている。彫刻装置10は複数のリニアアクチュ
エータ(第1駆動モータ手段または第1駆動モータ)2
0、および第2駆動モータ手段または第2駆動モータ)
22を具備し、これらモータ20、22はそれぞれ、主
軸台14および心押し台16をこれらが接近離間する方
向へ駆動するようになっている。例えば、これらモータ
により、主軸台14および心押し台16は、図1に示す
ようにシリンダーを支持する位置から、最も両者が接近
した位置まで移動されるようになっている。
【0077】駆動モータ20、22は、主軸台14およ
び心押し台16を別個に、または同時に駆動できるよう
に、それぞれ独立して電力を供給されるようになってい
てもよい。駆動モータとしては、単一のリードスクリュ
ウ(図示略)を具備したモータを使用してもよく、その
場合には、そのリードスクリュウの両端側に互いに逆向
きのネジが形成されてもよい。この場合、リードスクリ
ュウが回転されると、主軸台14および心押し台16が
同時に互いに逆方向へ移動することになる。主軸台14
および心押し台16を両方とも動かす場合には、長さが
様々に異なるシリンダー24を、高架クレーンを用いて
例えばシリンダー24の回転軸線と垂直な方向に移動さ
せて装着することができる。しかし、主軸台14および
心押し台16の一方を固定式にし、他方を移動式にする
ことも可能であり、その場合には、シリンダー24を彫
刻装置10の回転軸と平行な方向に移動させることがで
きるシリンダー装着機構を使用する。
び心押し台16を別個に、または同時に駆動できるよう
に、それぞれ独立して電力を供給されるようになってい
てもよい。駆動モータとしては、単一のリードスクリュ
ウ(図示略)を具備したモータを使用してもよく、その
場合には、そのリードスクリュウの両端側に互いに逆向
きのネジが形成されてもよい。この場合、リードスクリ
ュウが回転されると、主軸台14および心押し台16が
同時に互いに逆方向へ移動することになる。主軸台14
および心押し台16を両方とも動かす場合には、長さが
様々に異なるシリンダー24を、高架クレーンを用いて
例えばシリンダー24の回転軸線と垂直な方向に移動さ
せて装着することができる。しかし、主軸台14および
心押し台16の一方を固定式にし、他方を移動式にする
ことも可能であり、その場合には、シリンダー24を彫
刻装置10の回転軸と平行な方向に移動させることがで
きるシリンダー装着機構を使用する。
【0078】図1に示すように、シリンダー24は第1
端部24bおよび第2端部24cを有し、これら端部に
は受け穴(図示略)が形成され、それら受け穴内に主軸
台14および心押し台16の先端部14a、14bが差
し込まれている。一般には先端部14a、14bは円錐
形状に形成され、シリンダー24の受け穴もそれに対応
した形状をなし、これによりシリンダー24は彫刻装置
10の彫刻ステーション26の位置に支持されるように
なっている。図示してはいないが、シャフト付のシリン
ダーを彫刻する場合には、主軸台14および心押し台1
6に、シリンダーを回転可能に支持するための把持装置
またはチャックが設けられる。
端部24bおよび第2端部24cを有し、これら端部に
は受け穴(図示略)が形成され、それら受け穴内に主軸
台14および心押し台16の先端部14a、14bが差
し込まれている。一般には先端部14a、14bは円錐
形状に形成され、シリンダー24の受け穴もそれに対応
した形状をなし、これによりシリンダー24は彫刻装置
10の彫刻ステーション26の位置に支持されるように
なっている。図示してはいないが、シャフト付のシリン
ダーを彫刻する場合には、主軸台14および心押し台1
6に、シリンダーを回転可能に支持するための把持装置
またはチャックが設けられる。
【0079】彫刻装置10はまた、彫刻ヘッド28を具
備し、この彫刻ヘッド28は、シリンダー24の外周面
24aを彫刻するためのカッティング工具またはカッタ
ー針(彫刻針)30を備えている。このグラビア彫刻装
置の実施形態においては、外周面24aは銅コーティン
グされていることが好ましいが、それに限定はされな
い。彫刻ヘッド28は可動台32上にスライド可能に取
り付けられ、第3駆動手段または第3駆動モータ27に
より彫刻ヘッド28は、シリンダー24に対してシリン
ダー半径方向に接近離間されるようになっている。可動
台32はベース12に対して移動可能に取り付けられて
おり、シリンダー24の表面24aの全長に亘って図1
中矢印36に示すように彫刻ヘッド28が移動できるよ
うになっている。この場合、可動台32の移動方向はシ
リンダー24の軸線方向に一致している。彫刻装置10
は可動台32を矢印36の方向へ移動するためのリード
スクリュウおよび駆動モータを具備している(共に図示
略)。本出願人に譲渡された米国特許第5,424,845号;
5,424,846号; 5,438,422号; 5,440,398号; 5,454,306
号; 5,492,057号; 5,329,215号にそれぞれ記載されてい
る様々な構成は本発明においても適用可能であり、それ
らの構成を本明細書に組み入れ本明細書の一部を構成す
るものとする。
備し、この彫刻ヘッド28は、シリンダー24の外周面
24aを彫刻するためのカッティング工具またはカッタ
ー針(彫刻針)30を備えている。このグラビア彫刻装
置の実施形態においては、外周面24aは銅コーティン
グされていることが好ましいが、それに限定はされな
い。彫刻ヘッド28は可動台32上にスライド可能に取
り付けられ、第3駆動手段または第3駆動モータ27に
より彫刻ヘッド28は、シリンダー24に対してシリン
ダー半径方向に接近離間されるようになっている。可動
台32はベース12に対して移動可能に取り付けられて
おり、シリンダー24の表面24aの全長に亘って図1
中矢印36に示すように彫刻ヘッド28が移動できるよ
うになっている。この場合、可動台32の移動方向はシ
リンダー24の軸線方向に一致している。彫刻装置10
は可動台32を矢印36の方向へ移動するためのリード
スクリュウおよび駆動モータを具備している(共に図示
略)。本出願人に譲渡された米国特許第5,424,845号;
5,424,846号; 5,438,422号; 5,440,398号; 5,454,306
号; 5,492,057号; 5,329,215号にそれぞれ記載されてい
る様々な構成は本発明においても適用可能であり、それ
らの構成を本明細書に組み入れ本明細書の一部を構成す
るものとする。
【0080】彫刻装置10はまた、駆動手段または駆動
モータ11を具備し、この駆動モータ11は、彫刻制御
装置38により給電されると支持シャフト14aを回転
させ、シリンダー24を回転させる。彫刻装置10は彫
刻制御装置38を具備し、この彫刻制御装置38は彫刻
装置10の動作を制御すると共に、全ての駆動モータ1
1、20、22、27を制御する。駆動モータ11、2
0、22、27は彫刻制御装置38により個別的に制御
される。
モータ11を具備し、この駆動モータ11は、彫刻制御
装置38により給電されると支持シャフト14aを回転
させ、シリンダー24を回転させる。彫刻装置10は彫
刻制御装置38を具備し、この彫刻制御装置38は彫刻
装置10の動作を制御すると共に、全ての駆動モータ1
1、20、22、27を制御する。駆動モータ11、2
0、22、27は彫刻制御装置38により個別的に制御
される。
【0081】彫刻装置10はさらに、画像処理手段また
は画像処理コンピューター40を具備し、この画像処理
コンピューター40は、彫刻制御装置38に接続され、
彫刻装置10により彫刻されるべき画像/および彫刻さ
れた画像に関するデジタル画像データを発生するように
なっている。画像処理コンピューター40として好適な
例は、画像処理ワークステーション型番号IPW−20
00であり、この装置は、オハイオ州デイトンにある本
出願人Ohio Electronic Engravers, Inc.社によって販
売されている。
は画像処理コンピューター40を具備し、この画像処理
コンピューター40は、彫刻制御装置38に接続され、
彫刻装置10により彫刻されるべき画像/および彫刻さ
れた画像に関するデジタル画像データを発生するように
なっている。画像処理コンピューター40として好適な
例は、画像処理ワークステーション型番号IPW−20
00であり、この装置は、オハイオ州デイトンにある本
出願人Ohio Electronic Engravers, Inc.社によって販
売されている。
【0082】本発明の特徴は、デジタル画像データの流
れに応答して彫刻されるべき彫刻領域を彫刻するため
に、カッター針30によって辿られるべき工具経路を発
生する手段を有することにある。彫刻装置10は少なく
とも一つのデジタル信号プロセッサーまたは処理手段
(図1にブロック42として表示)を有し、この処理手
段は彫刻制御装置38に接続され、彫刻制御装置38か
ら受ける画像データまたは信号を処理するようになって
おり、この受け取った信号を後述する方法によって様々
なフィードバック信号に対応して、フィルタリングおよ
び調整するようになっている。処理手段42はまた、増
幅器53に接続され、処理手段42が発生した信号を増
幅して、彫刻ヘッド28へ伝達し、シリンダー24の表
面24aの彫刻領域にパターンを彫刻するようにカッタ
ー針30を駆動する。
れに応答して彫刻されるべき彫刻領域を彫刻するため
に、カッター針30によって辿られるべき工具経路を発
生する手段を有することにある。彫刻装置10は少なく
とも一つのデジタル信号プロセッサーまたは処理手段
(図1にブロック42として表示)を有し、この処理手
段は彫刻制御装置38に接続され、彫刻制御装置38か
ら受ける画像データまたは信号を処理するようになって
おり、この受け取った信号を後述する方法によって様々
なフィードバック信号に対応して、フィルタリングおよ
び調整するようになっている。処理手段42はまた、増
幅器53に接続され、処理手段42が発生した信号を増
幅して、彫刻ヘッド28へ伝達し、シリンダー24の表
面24aの彫刻領域にパターンを彫刻するようにカッタ
ー針30を駆動する。
【0083】図2に示すように、デジタル信号処理装置
42は、工具経路手段または工具経路制御装置44を具
備し、この工具経路制御装置44が彫刻を実行するため
にカッター針30によって辿られるべき工具経路を発生
するようになっている。
42は、工具経路手段または工具経路制御装置44を具
備し、この工具経路制御装置44が彫刻を実行するため
にカッター針30によって辿られるべき工具経路を発生
するようになっている。
【0084】一般的に、処理装置42は複数のデジタル
制御複数のデジタル基準点を発生できるようになってお
り、例えば彫刻制御装置38から受け取ったデジタル画
像データストリーム60に応答して、図3に示すような
基準点62a−62iを発生させる。前述したように、
彫刻制御装置38は、画像処理コンピューター40(図
1参照)からデジタル画像データストリーム60を受け
取るようになっている。デジタル画像データから基準点
を生成させ、さらにこれら基準点に対応して彫刻工具経
路を生成させる方法および装置を、図2−6を参照しつ
つ以下に説明する。
制御複数のデジタル基準点を発生できるようになってお
り、例えば彫刻制御装置38から受け取ったデジタル画
像データストリーム60に応答して、図3に示すような
基準点62a−62iを発生させる。前述したように、
彫刻制御装置38は、画像処理コンピューター40(図
1参照)からデジタル画像データストリーム60を受け
取るようになっている。デジタル画像データから基準点
を生成させ、さらにこれら基準点に対応して彫刻工具経
路を生成させる方法および装置を、図2−6を参照しつ
つ以下に説明する。
【0085】図2に示すように、プロセッサー42は工
具経路制御装置44を有し、この工具経路制御装置44
は、彫刻制御装置38からデジタル画像データを受け取
り、例えば図3の基準点62a−62iのように、複数
の基準点を生成する発生手段または発生装置46を備え
ている。発生装置46は、デジタル濃度値のデータスト
リーム60の形態である画像データを受け取る。デジタ
ル濃度値は、例えば、図3に示す濃度値60a、60
b、…60lのようなものである。図示しやすいよう
に、濃度値は百分率で示してあり、濃度0%は白または
非彫刻領域を示し、濃度100%は完全に黒となる彫刻
領域を示している。
具経路制御装置44を有し、この工具経路制御装置44
は、彫刻制御装置38からデジタル画像データを受け取
り、例えば図3の基準点62a−62iのように、複数
の基準点を生成する発生手段または発生装置46を備え
ている。発生装置46は、デジタル濃度値のデータスト
リーム60の形態である画像データを受け取る。デジタ
ル濃度値は、例えば、図3に示す濃度値60a、60
b、…60lのようなものである。図示しやすいよう
に、濃度値は百分率で示してあり、濃度0%は白または
非彫刻領域を示し、濃度100%は完全に黒となる彫刻
領域を示している。
【0086】この実施形態では、デジタル濃度値のデー
タストリーム60は、彫刻すべき領域のおのおのについ
て4つのデータ値を含んでいる。基準点発生装置46
は、このデータ値を受け取り、それに応じて、複数の基
準点62a−62i(図3)を発生する。このように、
例えば発生装置46はデジタル画像データストリーム6
0から画像データ値60a−60dを受け取り、それに
対応して、基準点62a−62cを発生する。
タストリーム60は、彫刻すべき領域のおのおのについ
て4つのデータ値を含んでいる。基準点発生装置46
は、このデータ値を受け取り、それに応じて、複数の基
準点62a−62i(図3)を発生する。このように、
例えば発生装置46はデジタル画像データストリーム6
0から画像データ値60a−60dを受け取り、それに
対応して、基準点62a−62cを発生する。
【0087】工具経路制御装置42は、曲線適合装置/
工具経路発生装置48を具備し、この工具経路発生装置
48は複数の基準点62a−62iを受け取り、それに
応じて、図3に示すような工具経路64を発生する。図
3に示すように、工具経路64の部分64aは一般化さ
れた基準点62a−62cを用いて生成される。同様
に、工具経路64の部分64bおよび64cは、それぞ
れ基準点62d−62fおよび基準点62g−62iを
用いて生成される。
工具経路発生装置48を具備し、この工具経路発生装置
48は複数の基準点62a−62iを受け取り、それに
応じて、図3に示すような工具経路64を発生する。図
3に示すように、工具経路64の部分64aは一般化さ
れた基準点62a−62cを用いて生成される。同様
に、工具経路64の部分64bおよび64cは、それぞ
れ基準点62d−62fおよび基準点62g−62iを
用いて生成される。
【0088】この実施形態では、曲線適合装置/工具経
路発生装置48は、3次スプライン補間回路または曲線
適合ルーチンまたは適当なメモリー(図示略)に常駐す
るプロセッサー42の計算手段を有しており、これによ
り基準点、例えば基準点62a−62iを受け取って、
それに対応して工具経路64を発生する。この実施形態
では、工具経路発生装置48は工具経路64を不連続の
データセグメント32に分割する。それらの一つを図3
中の64dとして示す。これらの不連続データセグメン
ト32は、後述するように、最終的には同調処理装置5
2に転送される。この点に関し、「Numeric Recipes in
C the Art of Scientific Computing」第二版、ケンブ
リッジ大学出版、セクション3.3−「Cubic Spline I
nterpretation」に記載されている曲線適合技術が、処
理すべき基準点に曲線を適合させるために使用可能であ
る。
路発生装置48は、3次スプライン補間回路または曲線
適合ルーチンまたは適当なメモリー(図示略)に常駐す
るプロセッサー42の計算手段を有しており、これによ
り基準点、例えば基準点62a−62iを受け取って、
それに対応して工具経路64を発生する。この実施形態
では、工具経路発生装置48は工具経路64を不連続の
データセグメント32に分割する。それらの一つを図3
中の64dとして示す。これらの不連続データセグメン
ト32は、後述するように、最終的には同調処理装置5
2に転送される。この点に関し、「Numeric Recipes in
C the Art of Scientific Computing」第二版、ケンブ
リッジ大学出版、セクション3.3−「Cubic Spline I
nterpretation」に記載されている曲線適合技術が、処
理すべき基準点に曲線を適合させるために使用可能であ
る。
【0089】デジタル信号処理装置42および工具経路
制御装置44は、さらに、同期手段または同期ルーチン
50を備えており、この同期ルーチン50は彫刻制御装
置38からの機械同期信号を受け取って、デジタル工具
経路64をシリンダー24の回転と同期させるようにな
っている。基準点発生装置46、工具経路発生装置4
8、および同期ルーチン50の動作を、図6、図7、お
よび図8を参照して以下に説明する。
制御装置44は、さらに、同期手段または同期ルーチン
50を備えており、この同期ルーチン50は彫刻制御装
置38からの機械同期信号を受け取って、デジタル工具
経路64をシリンダー24の回転と同期させるようにな
っている。基準点発生装置46、工具経路発生装置4
8、および同期ルーチン50の動作を、図6、図7、お
よび図8を参照して以下に説明する。
【0090】まず、図6に示す判断ブロック80におい
て、基準点発生装置46がデータ値60a−60lを4
つのグループに分け、各4つの画像データ値、例えばデ
ータ値60a−60dが連続階調画像(CT)を表して
いるか否かを決定する。この点に関し、画像データ値6
0a−60dは、画像強度値および、データソースを
「CT」または「LW」に区別するための標識子を備え
ている。もしも、判断ブロック80における判断が
「否」であったら、彫刻制御装置38から基準点発生装
置46に受け渡されたその画像データはラインワーク画
像(LW)である。
て、基準点発生装置46がデータ値60a−60lを4
つのグループに分け、各4つの画像データ値、例えばデ
ータ値60a−60dが連続階調画像(CT)を表して
いるか否かを決定する。この点に関し、画像データ値6
0a−60dは、画像強度値および、データソースを
「CT」または「LW」に区別するための標識子を備え
ている。もしも、判断ブロック80における判断が
「否」であったら、彫刻制御装置38から基準点発生装
置46に受け渡されたその画像データはラインワーク画
像(LW)である。
【0091】ブロック81において、基準点発生装置4
6は、LW画像データ値を処理するために使用する適当
なセットアップ値(図示略)を選択する。この処理で使
用されるセットアップ値は、ACゲイン、DCゲイン、
およびオフセット値であり、これはOEE特許5、42
4、848および5、621、533号に開示されてい
るのでその記載内容を本明細書に組み込むものとする。
もしも判断ブロック80における判断が「はい」であっ
たなら、その画像データ値はCT画像であり、ルーチン
はブロック82に進み、基準点発生装置46で使用する
CTセットアップ値を選択する。
6は、LW画像データ値を処理するために使用する適当
なセットアップ値(図示略)を選択する。この処理で使
用されるセットアップ値は、ACゲイン、DCゲイン、
およびオフセット値であり、これはOEE特許5、42
4、848および5、621、533号に開示されてい
るのでその記載内容を本明細書に組み込むものとする。
もしも判断ブロック80における判断が「はい」であっ
たなら、その画像データ値はCT画像であり、ルーチン
はブロック82に進み、基準点発生装置46で使用する
CTセットアップ値を選択する。
【0092】次に、ルーチンはブロック84に進み、基
準点発生装置46は、画像データ値60a−60dを縮
小・拡大する複数のスケーラ(尺度)を決定する(図3
参照)。基準点発生装置46はまず、CTセットアップ
値を使用して、最大セル深さスケーラ(ブロック84)
を決定または計算し、CTのためのチャンネル深さスケ
ーラ(ブロック86)もCTセットアップ値を使用して
計算される。
準点発生装置46は、画像データ値60a−60dを縮
小・拡大する複数のスケーラ(尺度)を決定する(図3
参照)。基準点発生装置46はまず、CTセットアップ
値を使用して、最大セル深さスケーラ(ブロック84)
を決定または計算し、CTのためのチャンネル深さスケ
ーラ(ブロック86)もCTセットアップ値を使用して
計算される。
【0093】図6に示すように、ブロック88および9
0において、LWのための最大セル深さスケーラおよび
LWのためのチャンネル深さスケーラがそれぞれ計算さ
れる。
0において、LWのための最大セル深さスケーラおよび
LWのためのチャンネル深さスケーラがそれぞれ計算さ
れる。
【0094】ブロック86、90の後、ルーチンはブロ
ック92に進み、基準点発生装置46は4つの画像デー
タ値の合計の合計濃度百分率を計算する。判断ブロック
94において、合計濃度百分率が1%未満であれば、非
彫刻領域と判断する。もしもそのように判断された場合
には、ルーチンはブロック96に進み、基準点発生装置
46はカッター針30が実際の彫刻の間、シリンダー2
4の表面24aの上方に位置するように基準点を割り当
てて記憶する。その後、ルーチンは完了する。
ック92に進み、基準点発生装置46は4つの画像デー
タ値の合計の合計濃度百分率を計算する。判断ブロック
94において、合計濃度百分率が1%未満であれば、非
彫刻領域と判断する。もしもそのように判断された場合
には、ルーチンはブロック96に進み、基準点発生装置
46はカッター針30が実際の彫刻の間、シリンダー2
4の表面24aの上方に位置するように基準点を割り当
てて記憶する。その後、ルーチンは完了する。
【0095】ブロック94における判断が「否」であっ
たら、ルーチンは図7に示す判断ブロック98に進み、
多重周波数セルまたは彫刻領域が要求されているか否か
が判断される。この実施形態では、ブロック98におい
て、第1データ値が第2および第3データ値の合計より
も大きく(例えば、60a>(60b+60c))、し
かも、第4データ値が第2および第3データ値の合計よ
りも大きい場合(例えば、60d>(60b+60
c))に、多重周波数の判断が「はい」になる。
たら、ルーチンは図7に示す判断ブロック98に進み、
多重周波数セルまたは彫刻領域が要求されているか否か
が判断される。この実施形態では、ブロック98におい
て、第1データ値が第2および第3データ値の合計より
も大きく(例えば、60a>(60b+60c))、し
かも、第4データ値が第2および第3データ値の合計よ
りも大きい場合(例えば、60d>(60b+60
c))に、多重周波数の判断が「はい」になる。
【0096】図4は、他のデータストリーム66を示
し、このデータストリーム66は複数の濃度値66a−
66lを含んでいる。図4に示された例では、濃度値6
6e−66hが黒(100%)から白(0%)さらに黒
(100%)へ変化する濃度値を示しており、66e>
(66f+66g)かつ66h>(66f+66g)で
あるから、多重周波数彫刻領域を示している。これら濃
度値によって表された彫刻領域は、濃度値66a−66
lを用いて生成された工具経路65によって規定される
彫刻領域65aおよび65bとして示されている。図4
に示す多重彫刻領域である工具経路65を生成させるた
めの処理を以下に説明する。
し、このデータストリーム66は複数の濃度値66a−
66lを含んでいる。図4に示された例では、濃度値6
6e−66hが黒(100%)から白(0%)さらに黒
(100%)へ変化する濃度値を示しており、66e>
(66f+66g)かつ66h>(66f+66g)で
あるから、多重周波数彫刻領域を示している。これら濃
度値によって表された彫刻領域は、濃度値66a−66
lを用いて生成された工具経路65によって規定される
彫刻領域65aおよび65bとして示されている。図4
に示す多重彫刻領域である工具経路65を生成させるた
めの処理を以下に説明する。
【0097】図7の判断ブロック98における判断が
「否」であったなら、多重周波数彫刻領域は要求され
ず、ルーチンはブロック100へ進み、進入基準点また
は位置および深さが決定される。この点に関し、図3の
点62aのような進入基準点が決定され、適当なCTま
たはLWチャンネルスケーラを、この場合60aである
第1画像データに適用することにより進入深さ(図3に
おけるEd)が決定される。この深さEdは、カッター
針30がシリンダー表面24aを貫通する深さである。
同様に、ブロック102において、中心点位置62bお
よび中心点深さ(図3ではCd)が決定される。中心点
深さCdは最大深さスケーラを既に計算した合計%濃度
に適用することにより決定される(図7中のブロック1
02)。中心点位置は、画像データ値60a−60dの
画像濃度の中心を計算し、基準点62bをその右と左に
同じ量の濃度が来るように設定することにより、決定さ
れる。このようにして、彫刻されたセルの中心はより濃
度の濃い画像データ値に向けてシフトされ、再生される
画像品質が高められる。この特徴は図5の彫刻領域75
並びにその中の基準点71a−71cに比較して示され
ている。ルーチンはブロック104に進み、脱出基準点
位置(図3の点62cに示す)および脱出基準点の深さ
Exdがブロック104において決定される。その後、
ルーチンは完了する。
「否」であったなら、多重周波数彫刻領域は要求され
ず、ルーチンはブロック100へ進み、進入基準点また
は位置および深さが決定される。この点に関し、図3の
点62aのような進入基準点が決定され、適当なCTま
たはLWチャンネルスケーラを、この場合60aである
第1画像データに適用することにより進入深さ(図3に
おけるEd)が決定される。この深さEdは、カッター
針30がシリンダー表面24aを貫通する深さである。
同様に、ブロック102において、中心点位置62bお
よび中心点深さ(図3ではCd)が決定される。中心点
深さCdは最大深さスケーラを既に計算した合計%濃度
に適用することにより決定される(図7中のブロック1
02)。中心点位置は、画像データ値60a−60dの
画像濃度の中心を計算し、基準点62bをその右と左に
同じ量の濃度が来るように設定することにより、決定さ
れる。このようにして、彫刻されたセルの中心はより濃
度の濃い画像データ値に向けてシフトされ、再生される
画像品質が高められる。この特徴は図5の彫刻領域75
並びにその中の基準点71a−71cに比較して示され
ている。ルーチンはブロック104に進み、脱出基準点
位置(図3の点62cに示す)および脱出基準点の深さ
Exdがブロック104において決定される。その後、
ルーチンは完了する。
【0098】もしも、多重周波数彫刻領域が要求された
場合には、判断ブロック98における判断が「はい」に
なる。ルーチンはブロック106に進み、このブロック
106において、基準点発生装置46は、画像データ値
66eおよび66fの第1サブセットのために点70
a,70bおよび70cのような基準点を発生する一
方、濃度値66gおよび66hで示される第2画像デー
タサブセットのために基準点70d,70e,70fを
発生する。
場合には、判断ブロック98における判断が「はい」に
なる。ルーチンはブロック106に進み、このブロック
106において、基準点発生装置46は、画像データ値
66eおよび66fの第1サブセットのために点70
a,70bおよび70cのような基準点を発生する一
方、濃度値66gおよび66hで示される第2画像デー
タサブセットのために基準点70d,70e,70fを
発生する。
【0099】図4に示すように、ルーチンは画像データ
値ストリーム66を、多重彫刻領域を示す4つのデータ
値のサブセットに分離する。図4に示す例では、領域6
5aおよび65bに示すように、2重または2倍周波数
彫刻領域を彫刻すべく、工具経路65が最終的に生成さ
れる。多重周波数データ値を処理するための操作および
手順を以下に説明する。
値ストリーム66を、多重彫刻領域を示す4つのデータ
値のサブセットに分離する。図4に示す例では、領域6
5aおよび65bに示すように、2重または2倍周波数
彫刻領域を彫刻すべく、工具経路65が最終的に生成さ
れる。多重周波数データ値を処理するための操作および
手順を以下に説明する。
【0100】図7のブロック106において、基準点発
生装置46は、図4に示すデータ値66e,66fのよ
うに、第1ペアのデータ値のための合計密度を計算す
る。ルーチンはブロック108に進み、基準点発生装置
46は、この第1ペアのデータ値についての画像濃度の
中心を決定する。ブロック110において、基準点発生
装置46は次に、図4の基準点70aのような第1進入
基準点の位置およびその進入深さを決定する。第1進入
点の深さは、第1データ値66eを用い、チャンネル深
さスケーラをそれに適用することにより決定される。ブ
ロック112において、基準点発生装置46は第1中心
点位置(図4中の点70b)および深さを決定する。第
1中心点70bは画像濃度の中心におかれ、その深さは
最大深さスケーラを第1ペアのデータ値66eおよび6
6fについての合計濃度百分率に適用することにより設
定される。ブロック114において、第1脱出位置(点
70c)およびその深さが決定される。
生装置46は、図4に示すデータ値66e,66fのよ
うに、第1ペアのデータ値のための合計密度を計算す
る。ルーチンはブロック108に進み、基準点発生装置
46は、この第1ペアのデータ値についての画像濃度の
中心を決定する。ブロック110において、基準点発生
装置46は次に、図4の基準点70aのような第1進入
基準点の位置およびその進入深さを決定する。第1進入
点の深さは、第1データ値66eを用い、チャンネル深
さスケーラをそれに適用することにより決定される。ブ
ロック112において、基準点発生装置46は第1中心
点位置(図4中の点70b)および深さを決定する。第
1中心点70bは画像濃度の中心におかれ、その深さは
最大深さスケーラを第1ペアのデータ値66eおよび6
6fについての合計濃度百分率に適用することにより設
定される。ブロック114において、第1脱出位置(点
70c)およびその深さが決定される。
【0101】カッター針30は脱出点70cにおいて表
面24aから脱出する。この点70cは、開始点SPか
ら距離D1(図4参照)を隔てた位置である。この距離
D1は、全体長さD2に対応して、図7のブロック10
6で計算された合計濃度百分率と同じ比率で変化する。
面24aから脱出する。この点70cは、開始点SPか
ら距離D1(図4参照)を隔てた位置である。この距離
D1は、全体長さD2に対応して、図7のブロック10
6で計算された合計濃度百分率と同じ比率で変化する。
【0102】基準点発生装置46は次に、第2画像デー
タ値サブセット(図4に示す値66gおよび66h)に
基づいて、基準点70d−70fを決定する。したがっ
て、図7のブロック116において、基準点発生装置4
6は第2ペアのデータ値66gおよび66hについての
合計濃度を決定する。ブロック118において、基準点
発生装置46は第2画像データサブセットについての画
像濃度の中心点を決める。ブロック120において、第
2進入基準点(図4の点70d)の位置および深さが決
定される。カッター針30は進入基準点70dにおいて
表面24aに進入する。この点70dは脱出点EPから
距離D3を隔てた位置である。この距離D3は、全体の
長さD2に対応して、図7のブロック116で計算され
た合計濃度百分率と同じ比率で変化する。
タ値サブセット(図4に示す値66gおよび66h)に
基づいて、基準点70d−70fを決定する。したがっ
て、図7のブロック116において、基準点発生装置4
6は第2ペアのデータ値66gおよび66hについての
合計濃度を決定する。ブロック118において、基準点
発生装置46は第2画像データサブセットについての画
像濃度の中心点を決める。ブロック120において、第
2進入基準点(図4の点70d)の位置および深さが決
定される。カッター針30は進入基準点70dにおいて
表面24aに進入する。この点70dは脱出点EPから
距離D3を隔てた位置である。この距離D3は、全体の
長さD2に対応して、図7のブロック116で計算され
た合計濃度百分率と同じ比率で変化する。
【0103】ルーチンは次に図7に示すブロック122
に進み、第2の中心基準点(点70e)の位置および深
さが決定される。この第2中心基準点70e(図4)は
第2ペアのデータ値66gおよび66hの画像濃度の中
心に設定される。第2中心点の深さは、第2ペアのデー
タ値66gおよび66hに対して、最大深さスケーラ
(CTデータについてはブロック84で決定され、LW
データについてはブロック88で決定される)を合計濃
度百分率(図7のブロック116参照)に対して適用す
ることにより設定される。ブロック124において、第
2の脱出位置(点70f)およびその深さが決定され
る。第2の脱出点70fの深さは、最後のデータ値66
hを用い、チャンネルデータスケーラ(図6中のブロッ
ク86または90)を適用することにより決定される。
に進み、第2の中心基準点(点70e)の位置および深
さが決定される。この第2中心基準点70e(図4)は
第2ペアのデータ値66gおよび66hの画像濃度の中
心に設定される。第2中心点の深さは、第2ペアのデー
タ値66gおよび66hに対して、最大深さスケーラ
(CTデータについてはブロック84で決定され、LW
データについてはブロック88で決定される)を合計濃
度百分率(図7のブロック116参照)に対して適用す
ることにより設定される。ブロック124において、第
2の脱出位置(点70f)およびその深さが決定され
る。第2の脱出点70fの深さは、最後のデータ値66
hを用い、チャンネルデータスケーラ(図6中のブロッ
ク86または90)を適用することにより決定される。
【0104】全ての基準点70a−70fが基準点発生
装置46によって生成されると、それらは曲線適合装置
/工具経路発生装置48に転送され、この工具経路発生
装置48は、メモリー例えば基準点バッファー(図示
略)に蓄えられた基準点70a−70fを処理する。基
準点発生装置46は、基準点70a−70fに対応する
曲線を補間または当てはめ、図4に示す工具経路65の
ような工具経路を生成する。この工具経路65は、出力
バッファー(図示略)のようなメモリーに記憶され、彫
刻ヘッド28を駆動するための彫刻駆動信号を生成する
ために使用される。
装置46によって生成されると、それらは曲線適合装置
/工具経路発生装置48に転送され、この工具経路発生
装置48は、メモリー例えば基準点バッファー(図示
略)に蓄えられた基準点70a−70fを処理する。基
準点発生装置46は、基準点70a−70fに対応する
曲線を補間または当てはめ、図4に示す工具経路65の
ような工具経路を生成する。この工具経路65は、出力
バッファー(図示略)のようなメモリーに記憶され、彫
刻ヘッド28を駆動するための彫刻駆動信号を生成する
ために使用される。
【0105】デジタル信号処理装置42はまた、前述し
た同期手段または同期ルーチン50を具備しており、こ
の同期ルーチン50は彫刻制御装置38から同期信号を
受け取って、生成された工具経路、例えば工具経路64
または65を同期させるようになっている。同期ルーチ
ン50を図8を参照しつつ説明する。この同期ルーチン
50はブロック126で始まり、まず、工具経路64の
一部、例えば部分64d(図3参照)を読み込む。
た同期手段または同期ルーチン50を具備しており、こ
の同期ルーチン50は彫刻制御装置38から同期信号を
受け取って、生成された工具経路、例えば工具経路64
または65を同期させるようになっている。同期ルーチ
ン50を図8を参照しつつ説明する。この同期ルーチン
50はブロック126で始まり、まず、工具経路64の
一部、例えば部分64d(図3参照)を読み込む。
【0106】ルーチンは生成された工具経路を同調処理
装置52(図2)に転送し、後で述べるような方法で使
用する(図8のブロック128)。
装置52(図2)に転送し、後で述べるような方法で使
用する(図8のブロック128)。
【0107】ルーチンはまた受け取った画像データスト
リーム60を集めて、例えば工具経路64の生成を開始
する。ルーチンは彫刻制御装置38から、例えば領域6
7のような各単周波数彫刻領域について、例えば図3に
おける値60a−60dのように、4データ値ごとに画
像データ60を受け取る。これと実質的に同時に、ルー
チンは工具経路64のデータを、各単周波数彫刻領域
(例えば図3の領域67)について、32データ値また
はセグメント(例えば、図3におけるセグメント64
d)ごとに同調処理装置52に転送する。
リーム60を集めて、例えば工具経路64の生成を開始
する。ルーチンは彫刻制御装置38から、例えば領域6
7のような各単周波数彫刻領域について、例えば図3に
おける値60a−60dのように、4データ値ごとに画
像データ60を受け取る。これと実質的に同時に、ルー
チンは工具経路64のデータを、各単周波数彫刻領域
(例えば図3の領域67)について、32データ値また
はセグメント(例えば、図3におけるセグメント64
d)ごとに同調処理装置52に転送する。
【0108】ルーチンは次に、図8に示すブロック13
0に進み、図3に示すようなデジタル画像データストリ
ーム60が、単周波数彫刻領域ごとに、4データ値(す
なわち60a−60d)が彫刻制御装置38から受け取
られる。さらに、画像データ、例えば60a−60dが
工具経路制御装置44の適当なメモリー内に記憶され
る。
0に進み、図3に示すようなデジタル画像データストリ
ーム60が、単周波数彫刻領域ごとに、4データ値(す
なわち60a−60d)が彫刻制御装置38から受け取
られる。さらに、画像データ、例えば60a−60dが
工具経路制御装置44の適当なメモリー内に記憶され
る。
【0109】判断ブロック134において、図3に示す
値60a−60dのような4つの画像データ値が工具経
路制御装置44によって受け取られたか否かが判断され
る。まだ受信されていない場合には、ルーチンが完了す
る。もしも画像データ値が受け取られている場合には、
ルーチンは図8に示すブロック136に進み、図6お図
7で説明した方法で、基準点発生装置46により、画像
データ値60a−60dから基準点62a−62cが生
成される。
値60a−60dのような4つの画像データ値が工具経
路制御装置44によって受け取られたか否かが判断され
る。まだ受信されていない場合には、ルーチンが完了す
る。もしも画像データ値が受け取られている場合には、
ルーチンは図8に示すブロック136に進み、図6お図
7で説明した方法で、基準点発生装置46により、画像
データ値60a−60dから基準点62a−62cが生
成される。
【0110】ブロック138において、基準点からさら
に、図3に示す工具経路64のような工具経路が前述し
た工具経路発生装置48によって計算される。その後、
同期ルーチンまたは同期手段は完了し、工具経路は彫刻
装置10の操作と同期される。
に、図3に示す工具経路64のような工具経路が前述し
た工具経路発生装置48によって計算される。その後、
同期ルーチンまたは同期手段は完了し、工具経路は彫刻
装置10の操作と同期される。
【0111】有利なことに、本発明はデジタル画像デー
タストリーム60および伝統的なスクリーニング機能
を、カッター針30で辿るべき工具経路を表す、基準と
なる工具経路または波形に合成することができる。従来
から使用されているスクリーニングが、デジタル画像デ
ータから直接合成されるので、印刷品質を向上すると共
に柔軟性を高めることができる。
タストリーム60および伝統的なスクリーニング機能
を、カッター針30で辿るべき工具経路を表す、基準と
なる工具経路または波形に合成することができる。従来
から使用されているスクリーニングが、デジタル画像デ
ータから直接合成されるので、印刷品質を向上すると共
に柔軟性を高めることができる。
【0112】この実施形態においては、画像データは前
述した基準点に転換され、カッター針30が進入する進
入点(図3の点62a)、最大深さに到達する点(図3
の点62b)、および脱出する点(図3の点62c)
が、彫刻すべき各領域(図3の領域67のような)につ
いて求められる。既に述べたように、基準点は後で曲線
適合装置/工具経路発生装置48によって用いられ、工
具経路発生装置48は、工具経路64のような、カッタ
ー針30で辿るべき彫刻経路を規定する工具経路を生
成、補間、または適合する。結果として、デジタル画像
データから直接に工具経路64が生成され、カッター針
30の経路として使用される。
述した基準点に転換され、カッター針30が進入する進
入点(図3の点62a)、最大深さに到達する点(図3
の点62b)、および脱出する点(図3の点62c)
が、彫刻すべき各領域(図3の領域67のような)につ
いて求められる。既に述べたように、基準点は後で曲線
適合装置/工具経路発生装置48によって用いられ、工
具経路発生装置48は、工具経路64のような、カッタ
ー針30で辿るべき彫刻経路を規定する工具経路を生
成、補間、または適合する。結果として、デジタル画像
データから直接に工具経路64が生成され、カッター針
30の経路として使用される。
【0113】本発明の他の特徴は、本発明の方法および
装置によれば、生成された工具経路をデジタル的に歪ま
せることが容易である点にある。例えば、彫刻領域また
は部分的に彫刻された領域の1または2以上の中心を、
特に画像(図示略)の周縁部分においてシフトさせるこ
とができる。したがって、図5に示すように、画像値6
9a−69dが100%(真っ黒)、100(真っ
黒)、0%、0%の濃度を示す。過去の多くの彫刻シス
テムでは、これらの濃度を平均化し、濃度50%のセル
(図示略)を領域74の中央に生成させていた。
装置によれば、生成された工具経路をデジタル的に歪ま
せることが容易である点にある。例えば、彫刻領域また
は部分的に彫刻された領域の1または2以上の中心を、
特に画像(図示略)の周縁部分においてシフトさせるこ
とができる。したがって、図5に示すように、画像値6
9a−69dが100%(真っ黒)、100(真っ
黒)、0%、0%の濃度を示す。過去の多くの彫刻シス
テムでは、これらの濃度を平均化し、濃度50%のセル
(図示略)を領域74の中央に生成させていた。
【0114】これに対し、本発明の基準点発生装置46
では、画像データを評価し、図示のような対応する基準
点71a−71cを発生させる。これら基準点71a−
71cは工具経路発生装置48により工具経路曲線73
を生成するのに使用される。
では、画像データを評価し、図示のような対応する基準
点71a−71cを発生させる。これら基準点71a−
71cは工具経路発生装置48により工具経路曲線73
を生成するのに使用される。
【0115】したがって、工具経路は、元々入力された
画像データ69a,69bにより正確に対応する、中心
からずれた彫刻領域75を規定することになる。
画像データ69a,69bにより正確に対応する、中心
からずれた彫刻領域75を規定することになる。
【0116】この特徴は、彫刻された画像の品質を高め
ることを容易化する。例えば、図19は、一般的な彫刻
技術によって彫刻された漢字パターンXを示している。
これに対して、図18は本発明の装置および方法を用い
て彫刻された漢字パターンYを示している。各図の水平
線X1とY1を比較すると、従来技術ではX2に置かれ
ていた彫刻領域がずらされて配置され、彫刻品質が向上
していることが分かる。
ることを容易化する。例えば、図19は、一般的な彫刻
技術によって彫刻された漢字パターンXを示している。
これに対して、図18は本発明の装置および方法を用い
て彫刻された漢字パターンYを示している。各図の水平
線X1とY1を比較すると、従来技術ではX2に置かれ
ていた彫刻領域がずらされて配置され、彫刻品質が向上
していることが分かる。
【0117】本発明はさらに、同調(調律)手段、同調
処理装置、同調装置、または同調システム52(図2参
照)、および彫刻ヘッド28が要求通りの正しい工具経
路を辿るように彫刻ヘッド28を較正または同調する方
法を提供する。同調装置52は彫刻ヘッド28に増幅器
53を介して接続され、この増幅器53は同調装置52
から受け取った彫刻信号を増幅し、彫刻ヘッド28に設
けられたカッター針30を駆動する。
処理装置、同調装置、または同調システム52(図2参
照)、および彫刻ヘッド28が要求通りの正しい工具経
路を辿るように彫刻ヘッド28を較正または同調する方
法を提供する。同調装置52は彫刻ヘッド28に増幅器
53を介して接続され、この増幅器53は同調装置52
から受け取った彫刻信号を増幅し、彫刻ヘッド28に設
けられたカッター針30を駆動する。
【0118】図11は、未処理の彫刻ヘッド応答特性5
3を示し、複数のピークが発生している。これらのピー
ク53a,53bは、彫刻ヘッド28の第1および第2
の共振によるものである。従来から知られているよう
に、一般的な彫刻ヘッド28においては、第1および第
2の共振が通常、1800kHz近傍と5500kHz
近傍でそれぞれ生じる。また、従来から知られているよ
うに、図12に示すように、一般的な彫刻システムで
は、彫刻ヘッド28上に複数のノッチフィルターを設
け、第1および第2の共振を排除して滑らかな応答特性
57が得られるようにしているが、この応答特性57は
図12に示すように、実質的に連続的に減少する。
3を示し、複数のピークが発生している。これらのピー
ク53a,53bは、彫刻ヘッド28の第1および第2
の共振によるものである。従来から知られているよう
に、一般的な彫刻ヘッド28においては、第1および第
2の共振が通常、1800kHz近傍と5500kHz
近傍でそれぞれ生じる。また、従来から知られているよ
うに、図12に示すように、一般的な彫刻システムで
は、彫刻ヘッド28上に複数のノッチフィルターを設
け、第1および第2の共振を排除して滑らかな応答特性
57が得られるようにしているが、この応答特性57は
図12に示すように、実質的に連続的に減少する。
【0119】有利なことに、本発明の装置および方法
は、強調フィルターリング手段または強調フィルター5
6を備えているから、図13の応答特性58に示すよう
に実質的に一定のゲイン(利得)または直線的な応答特
性が得られる。応答特性58は10,000kHz前後
の周波数まで実質的に一定であり、より広い範囲に亘っ
て直線状である。一般に、本発明の装置および方法は、
この実施形態では少なくとも1kHzである強調周波数
を超えた周波数の彫刻信号を増大することにより前述の
目的を達成する。
は、強調フィルターリング手段または強調フィルター5
6を備えているから、図13の応答特性58に示すよう
に実質的に一定のゲイン(利得)または直線的な応答特
性が得られる。応答特性58は10,000kHz前後
の周波数まで実質的に一定であり、より広い範囲に亘っ
て直線状である。一般に、本発明の装置および方法は、
この実施形態では少なくとも1kHzである強調周波数
を超えた周波数の彫刻信号を増大することにより前述の
目的を達成する。
【0120】図13に示すような応答特性を得るために
は、同調処理装置52は少なくとも1または2以上のフ
ィルター54、56を具備し、これらは工具経路制御装
置42が生成した工具経路(図3では工具経路64)を
処理またはフィルタリングする。ノッチフィルター54
が工具経路64を処理し、第1および第2共振を排除し
たら、強調フィルター56が信号を処理して図13に示
すような応答特性58に変換する。
は、同調処理装置52は少なくとも1または2以上のフ
ィルター54、56を具備し、これらは工具経路制御装
置42が生成した工具経路(図3では工具経路64)を
処理またはフィルタリングする。ノッチフィルター54
が工具経路64を処理し、第1および第2共振を排除し
たら、強調フィルター56が信号を処理して図13に示
すような応答特性58に変換する。
【0121】この実施形態では、ノッチフィルタリング
は、単一の不定インパルス応答フィルターアルゴリズム
によって行われてもよく、この不定インパルス応答フィ
ルターアルゴリズムは、One Technology Way, P.O. Box
9106, Norwood, MA 02062にあるAnalog Devices, Inc.
社の「ADSP21062」のようなデジタル信号プロ
セッサー上で実行することができる。応答フィルターの
第2の不定インパルスが、本発明の強調フィルタリング
を実行するために設けられてもよい。フィルター54お
よび56で実行されるノッチフィルタリングおよび強調
フィルタリングを実行するために使用可能なアルゴリズ
ムは、不定インパルス応答(IIR)4次フィルターで
あり、それらは、Norwood, MAにあるAnalog Devices, I
nc.社のアナログデバイス「ADSP-21000 Application Ha
ndbook」第1巻(1994年5月発行)、セクション
4.2−IIRフィルターに記載されている。
は、単一の不定インパルス応答フィルターアルゴリズム
によって行われてもよく、この不定インパルス応答フィ
ルターアルゴリズムは、One Technology Way, P.O. Box
9106, Norwood, MA 02062にあるAnalog Devices, Inc.
社の「ADSP21062」のようなデジタル信号プロ
セッサー上で実行することができる。応答フィルターの
第2の不定インパルスが、本発明の強調フィルタリング
を実行するために設けられてもよい。フィルター54お
よび56で実行されるノッチフィルタリングおよび強調
フィルタリングを実行するために使用可能なアルゴリズ
ムは、不定インパルス応答(IIR)4次フィルターで
あり、それらは、Norwood, MAにあるAnalog Devices, I
nc.社のアナログデバイス「ADSP-21000 Application Ha
ndbook」第1巻(1994年5月発行)、セクション
4.2−IIRフィルターに記載されている。
【0122】ノッチフィルター54が応答曲線を望まし
い応答特性に変換したら、強調フィルター56は、図1
3の応答曲線58に示すように、実質的に直線または平
坦な周波数応答をもたらすのがよく、この場合には、彫
刻ヘッド28の応答が広い周波数範囲に亘って同じ振幅
となる。これは特に、図4を参照して説明した形式の2
倍周波数彫刻領域を彫刻もしくは形成するときに利益が
ある。なぜなら、フィルターをかけられた彫刻ヘッド2
8は図示のように10kHzの周波数においても、最大
振幅の少なくとも50%の振幅が可能でなければならな
いからである。
い応答特性に変換したら、強調フィルター56は、図1
3の応答曲線58に示すように、実質的に直線または平
坦な周波数応答をもたらすのがよく、この場合には、彫
刻ヘッド28の応答が広い周波数範囲に亘って同じ振幅
となる。これは特に、図4を参照して説明した形式の2
倍周波数彫刻領域を彫刻もしくは形成するときに利益が
ある。なぜなら、フィルターをかけられた彫刻ヘッド2
8は図示のように10kHzの周波数においても、最大
振幅の少なくとも50%の振幅が可能でなければならな
いからである。
【0123】この実施形態では、同調手段52はさらに
同調コンピューター、インターフェース手段またはユー
ザーインターフェース150(図2参照)を具備し、ノ
ッチフィルター54および強調フィルター56を構成し
ている。このインターフェース150は、図14に示す
ような対話式のインターフェース画面150aを生成す
るアプリケーションソフトウエアを実行するIBMまた
はIBM互換PCを含んでいてもよい。この点に関し、
ユーザーインターフェース画面150aはノッチフィル
ター54および強調フィルター56のためのパラメータ
ーを入力または調整するためのウインドー150bを具
備していてもよい。この実施形態では、フィルターパラ
メーターは、ノッチフィルター54のための周波数値1
52およびノッチ深さ値154を含んでいる。同様のユ
ーザーインターフェース画面(図示略)では、強調フィ
ルター56のための道央のフィルターパラメーター値が
入力できるようになっている。この実施形態では、図2
のユーザーインターフェース150は、前記パラメータ
ー情報を以下の係数式を用いてフィルター定数に変換す
る。 C1=2COS(0.000005*2*π*FREQ*1-DAMP2)*e(-0.0000
05*2*π*FREQ*DAMP) C2=(e(-0.000005*2*π*FREQ*DAMP))2
同調コンピューター、インターフェース手段またはユー
ザーインターフェース150(図2参照)を具備し、ノ
ッチフィルター54および強調フィルター56を構成し
ている。このインターフェース150は、図14に示す
ような対話式のインターフェース画面150aを生成す
るアプリケーションソフトウエアを実行するIBMまた
はIBM互換PCを含んでいてもよい。この点に関し、
ユーザーインターフェース画面150aはノッチフィル
ター54および強調フィルター56のためのパラメータ
ーを入力または調整するためのウインドー150bを具
備していてもよい。この実施形態では、フィルターパラ
メーターは、ノッチフィルター54のための周波数値1
52およびノッチ深さ値154を含んでいる。同様のユ
ーザーインターフェース画面(図示略)では、強調フィ
ルター56のための道央のフィルターパラメーター値が
入力できるようになっている。この実施形態では、図2
のユーザーインターフェース150は、前記パラメータ
ー情報を以下の係数式を用いてフィルター定数に変換す
る。 C1=2COS(0.000005*2*π*FREQ*1-DAMP2)*e(-0.0000
05*2*π*FREQ*DAMP) C2=(e(-0.000005*2*π*FREQ*DAMP))2
【0124】ここで、C1およびC2は、ノッチフィルタ
ー54および強調フィルター56で使用されるIIRフ
ィルターの係数であり、FREQは図2のユーザーインター
フェース150を介して使用者に入力される周波数値で
あり、DAMPはユーザーインターフェース150を介して
使用者に入力されるフィルター54、56の減衰値であ
り、πは普遍定数3.14159…である。
ー54および強調フィルター56で使用されるIIRフ
ィルターの係数であり、FREQは図2のユーザーインター
フェース150を介して使用者に入力される周波数値で
あり、DAMPはユーザーインターフェース150を介して
使用者に入力されるフィルター54、56の減衰値であ
り、πは普遍定数3.14159…である。
【0125】算出された係数C1およびC2は、フィルタ
ー54、56の実際の係数を電気的に設定または調整す
るのに使用される。有利なことに、本発明では、使用者
が対話式にフィルター計数値を調整または設定すること
が可能であり、彫刻ヘッド28に設けられるフィルター
等のハードウエアを変更することなく、彫刻ヘッド28
の周波数特性を電気的にプログラムまたは変更すること
が可能である。
ー54、56の実際の係数を電気的に設定または調整す
るのに使用される。有利なことに、本発明では、使用者
が対話式にフィルター計数値を調整または設定すること
が可能であり、彫刻ヘッド28に設けられるフィルター
等のハードウエアを変更することなく、彫刻ヘッド28
の周波数特性を電気的にプログラムまたは変更すること
が可能である。
【0126】彫刻装置10はさらに、彫刻ヘッド28の
本来の共振を電気的に減衰させることにより、彫刻ヘッ
ド28を安定化させることができる、デジタル式クロー
ズドループフィードバック手段またはフィードバック制
御装置156(図2)を具備している。この実施形態で
は、フィードバック制御装置156はセンサ回路158
(図16)に接続されており、このセンサ回路158は
カッター針30の位置および速度を検知し、フィードバ
ック制御装置156(図2)へ送り込むようになってい
る。
本来の共振を電気的に減衰させることにより、彫刻ヘッ
ド28を安定化させることができる、デジタル式クロー
ズドループフィードバック手段またはフィードバック制
御装置156(図2)を具備している。この実施形態で
は、フィードバック制御装置156はセンサ回路158
(図16)に接続されており、このセンサ回路158は
カッター針30の位置および速度を検知し、フィードバ
ック制御装置156(図2)へ送り込むようになってい
る。
【0127】この点に関し、図15は典型的なアーマチ
ュア(電機子)170の断面図を示し、この電機子17
0はシャフト172に強固に固定され、一対の電磁石1
74の間において外側に突き出ており、電磁石174は
彫刻ヘッド28のベースの中に取り付けられている。こ
のような構造は例えば、本発明と同じ譲受人に譲渡され
た米国特許第5,029,011号、米国特許第4,4
50,486号、米国特許第4,438,460号、米
国特許第4,357,633号に記載されており、それ
らの記載を本明細書に組み込まれたものとする。電機子
170と電磁石174との間には空隙176が形成され
ている。周知のように、電磁石174が交流電流を供給
されると、電機子170およびシャフト172は、中心
角が約0.25゜の円弧に沿って、例えば周波数3−5
kHzで振動する。また、周知のように、カッター針3
0は、図示しない支持アームを介してシャフト172に
固定されており、シャフト172の振動に伴って振動す
る。電磁石174の励磁は、周知の通り巻線178によ
って行う。
ュア(電機子)170の断面図を示し、この電機子17
0はシャフト172に強固に固定され、一対の電磁石1
74の間において外側に突き出ており、電磁石174は
彫刻ヘッド28のベースの中に取り付けられている。こ
のような構造は例えば、本発明と同じ譲受人に譲渡され
た米国特許第5,029,011号、米国特許第4,4
50,486号、米国特許第4,438,460号、米
国特許第4,357,633号に記載されており、それ
らの記載を本明細書に組み込まれたものとする。電機子
170と電磁石174との間には空隙176が形成され
ている。周知のように、電磁石174が交流電流を供給
されると、電機子170およびシャフト172は、中心
角が約0.25゜の円弧に沿って、例えば周波数3−5
kHzで振動する。また、周知のように、カッター針3
0は、図示しない支持アームを介してシャフト172に
固定されており、シャフト172の振動に伴って振動す
る。電磁石174の励磁は、周知の通り巻線178によ
って行う。
【0128】センサ回路158は、電磁石174に巻か
れている第2の巻線180を有している。この実施形態
では、これら巻線180は電機子170の電磁石中の磁
束密度を測定するためのコイルを含み、その出力を使用
してフィードバック制御装置156はカッター針30の
実際の位置を算出する。電磁石174中の磁束密度は2
つの源からの磁束合計、すなわち、駆動巻線178から
の磁束と、電機子170の動きによって生じる磁束の合
計である。巻線180が検出したモーターおよび電気回
路(図16の回路158)中に存在する磁束密度から巻
線178による磁束密度を引くことにより、電機子17
0の速度による磁束密度の成分が得られる。
れている第2の巻線180を有している。この実施形態
では、これら巻線180は電機子170の電磁石中の磁
束密度を測定するためのコイルを含み、その出力を使用
してフィードバック制御装置156はカッター針30の
実際の位置を算出する。電磁石174中の磁束密度は2
つの源からの磁束合計、すなわち、駆動巻線178から
の磁束と、電機子170の動きによって生じる磁束の合
計である。巻線180が検出したモーターおよび電気回
路(図16の回路158)中に存在する磁束密度から巻
線178による磁束密度を引くことにより、電機子17
0の速度による磁束密度の成分が得られる。
【0129】手段または回路158は、図示のように彫
刻ヘッド28のロー側とアースとの間に配置された電流
検知抵抗器182を具備する。回路158はまた、ヘッ
ド駆動巻線のハイ端子(+)178aおよびロー端子
(−)178bに接続された受信増幅器184を有し、
これにより増幅された信号は、さらに反転積算増幅器1
86によって積分される。積分された信号は図16に示
すように合計増幅器188の入力の一方に伝達される。
刻ヘッド28のロー側とアースとの間に配置された電流
検知抵抗器182を具備する。回路158はまた、ヘッ
ド駆動巻線のハイ端子(+)178aおよびロー端子
(−)178bに接続された受信増幅器184を有し、
これにより増幅された信号は、さらに反転積算増幅器1
86によって積分される。積分された信号は図16に示
すように合計増幅器188の入力の一方に伝達される。
【0130】回路158はまた、図15に示すようにヘ
ッドセンサのハイ側(+)180aおよびロー側(−)
180bに接続された受信増幅器190、並びにそれと
並列に接続された電流センサー抵抗器182(図16)
を具備する。受信増幅器190は測定された信号を受け
取り、増幅された出力信号を出力し、その出力信号は合
計増幅器188の第2入力に供給されるとともに、微分
増幅器192の単一の入力に供給される。
ッドセンサのハイ側(+)180aおよびロー側(−)
180bに接続された受信増幅器190、並びにそれと
並列に接続された電流センサー抵抗器182(図16)
を具備する。受信増幅器190は測定された信号を受け
取り、増幅された出力信号を出力し、その出力信号は合
計増幅器188の第2入力に供給されるとともに、微分
増幅器192の単一の入力に供給される。
【0131】微分増幅器192および受信増幅器184
の各出力は、加算増幅器194に供給される。加算増幅
器188および194は、それらに供給された各入力を
合計し、位置信号および速度信号をそれぞれ生成し出力
する。位置信号および速度信号は、電機子170および
カッター針30の位置および速度に相関することが見い
だされた。
の各出力は、加算増幅器194に供給される。加算増幅
器188および194は、それらに供給された各入力を
合計し、位置信号および速度信号をそれぞれ生成し出力
する。位置信号および速度信号は、電機子170および
カッター針30の位置および速度に相関することが見い
だされた。
【0132】これらの検知された信号は、ユーザーイン
ターフェースデコーダー154(図2)にフィードバッ
クされる。インターフェースデコーダー154は、前述
したとおりに、ユーザーインターフェース150を介し
て使用者に彫刻ヘッド28の応答データを提供する。
ターフェースデコーダー154(図2)にフィードバッ
クされる。インターフェースデコーダー154は、前述
したとおりに、ユーザーインターフェース150を介し
て使用者に彫刻ヘッド28の応答データを提供する。
【0133】本発明のシステムおよび方法は、彫刻ヘッ
ド28を対話式かつ自動的に同調させるための手段を有
しており、この手段について図9および図10を用いて
説明する。このルーチンはブロック200から始まり、
まず同調処理装置52が、工具経路64について最も新
たに伝達された値を工具経路制御装置42から受け取
る。次にルーチンはブロック202に進み、工具経路値
がノッチフィルター54により同調フィルター係数を用
いて処理される。同調フィルター係数は、予め決められ
た係数、またはユーザーインターフェース150を通じ
て使用者が入力したパラメーターに応じて生成されたフ
ィルター係数を用いてユーザーインターフェース150
により生成されたものである。
ド28を対話式かつ自動的に同調させるための手段を有
しており、この手段について図9および図10を用いて
説明する。このルーチンはブロック200から始まり、
まず同調処理装置52が、工具経路64について最も新
たに伝達された値を工具経路制御装置42から受け取
る。次にルーチンはブロック202に進み、工具経路値
がノッチフィルター54により同調フィルター係数を用
いて処理される。同調フィルター係数は、予め決められ
た係数、またはユーザーインターフェース150を通じ
て使用者が入力したパラメーターに応じて生成されたフ
ィルター係数を用いてユーザーインターフェース150
により生成されたものである。
【0134】ブロック204において、工具経路値は、
強調フィルター56により強調フィルター係数を用いて
処理される。強調フィルター係数は、予め決められた係
数、またはユーザーインターフェース150を通じて使
用者が入力したパラメーターに応じて生成されたフィル
ター係数を用いて、ユーザーインターフェース150に
より生成されたものである。
強調フィルター56により強調フィルター係数を用いて
処理される。強調フィルター係数は、予め決められた係
数、またはユーザーインターフェース150を通じて使
用者が入力したパラメーターに応じて生成されたフィル
ター係数を用いて、ユーザーインターフェース150に
より生成されたものである。
【0135】判断ブロック206では、使用者がユーザ
ーインターフェース150aを使用して新しいまたは異
なるパラメーターを入力することによって、同調パラメ
ーター更新要求を入力したか否かが判断され、これが入
力された場合には、ユーザーインターフェース150が
生成した新たなフィルター係数が、同調処理装置52に
よって、図示しない適当なバッファーに記録される(図
9のブロック209)。
ーインターフェース150aを使用して新しいまたは異
なるパラメーターを入力することによって、同調パラメ
ーター更新要求を入力したか否かが判断され、これが入
力された場合には、ユーザーインターフェース150が
生成した新たなフィルター係数が、同調処理装置52に
よって、図示しない適当なバッファーに記録される(図
9のブロック209)。
【0136】もしもブロック206における判断が否で
あったならば、ルーチンはブロック208に進み、ここ
で、ユーザーが新たな強調フィルターのパラメーターを
入力し、これにより強調フィルター56の更新が要求さ
れたか否かが判断される。もしも要求された場合には、
ルーチンはブロック210に進み、ここで、ユーザーイ
ンターフェース150が生成した新しい強調フィルター
係数が同調処理装置140により適当なバッファー(図
示略)に記憶される。
あったならば、ルーチンはブロック208に進み、ここ
で、ユーザーが新たな強調フィルターのパラメーターを
入力し、これにより強調フィルター56の更新が要求さ
れたか否かが判断される。もしも要求された場合には、
ルーチンはブロック210に進み、ここで、ユーザーイ
ンターフェース150が生成した新しい強調フィルター
係数が同調処理装置140により適当なバッファー(図
示略)に記憶される。
【0137】判断ブロック208での判断が否であった
ならば、ルーチンはブロック212へ進み、ここで、ユ
ーザーインターフェース150からのヘッド応答テスト
要求が、インターフェースデコーダー154によって受
け取られているか否かが判断される。もしも要求があっ
た場合には、ルーチンは、彫刻ヘッド28に送られるテ
ストパターンを用いて、彫刻ヘッド28のテストを開始
する。そのようなテストの間、フィードバック制御装置
/手段156は、前述した方法で、カッター針30の実
際の位置と速度に関する情報を検出し、またはフィード
バックする。検知された位置と速度はインターフェース
デコーダー154、ひいてはユーザーインターフェース
150へフィードバックされる。その方法を、図10を
参照して以下に説明する。
ならば、ルーチンはブロック212へ進み、ここで、ユ
ーザーインターフェース150からのヘッド応答テスト
要求が、インターフェースデコーダー154によって受
け取られているか否かが判断される。もしも要求があっ
た場合には、ルーチンは、彫刻ヘッド28に送られるテ
ストパターンを用いて、彫刻ヘッド28のテストを開始
する。そのようなテストの間、フィードバック制御装置
/手段156は、前述した方法で、カッター針30の実
際の位置と速度に関する情報を検出し、またはフィード
バックする。検知された位置と速度はインターフェース
デコーダー154、ひいてはユーザーインターフェース
150へフィードバックされる。その方法を、図10を
参照して以下に説明する。
【0138】もしも判断ブロック212または以下のブ
ロック209、210、214における判断が否であっ
たら、ルーチンは完了する。
ロック209、210、214における判断が否であっ
たら、ルーチンは完了する。
【0139】図10は、対話式/自動式の同調ユーザー
インターフェース手段またはルーチンであり、このルー
チンは、ユーザーインターフェース150を介して使用
者が情報を入力するブロック220から開始される。こ
の実施形態では、そのような情報として、例えば、自動
同調要求、フィルタノッチ深さやフィルター周波数の変
更要求、および/または、彫刻ヘッド28の応答性を確
かめるためのヘッド応答要求などのフィルターパラメー
ター情報などを含んでいてもよい。
インターフェース手段またはルーチンであり、このルー
チンは、ユーザーインターフェース150を介して使用
者が情報を入力するブロック220から開始される。こ
の実施形態では、そのような情報として、例えば、自動
同調要求、フィルタノッチ深さやフィルター周波数の変
更要求、および/または、彫刻ヘッド28の応答性を確
かめるためのヘッド応答要求などのフィルターパラメー
ター情報などを含んでいてもよい。
【0140】この点に関し、ユーザーインターフェース
画面150aは、これら様々な要求を入力または選択す
るための電気式ボタン(図示略)を有していてもよい。
画面150aは、これら様々な要求を入力または選択す
るための電気式ボタン(図示略)を有していてもよい。
【0141】ルーチンは判断ブロック222へ進み、こ
こで、ノッチフィルター54のノッチ深さまたは周波数
を変更する要求を使用者が入力したか否かが判断され
る。もしも要求が入力されていれば、ルーチンはブロッ
ク224へ進み、ここでユーザーインターフェース15
0はノッチフィルター54についてのフィルター係数を
再計算し、それを同調処理装置52へ送ってルーチンが
完了する。前述したように、図14に示すユーザーイン
ターフェース画面150aの一例では、そのような情報
が入力できるようになっている。
こで、ノッチフィルター54のノッチ深さまたは周波数
を変更する要求を使用者が入力したか否かが判断され
る。もしも要求が入力されていれば、ルーチンはブロッ
ク224へ進み、ここでユーザーインターフェース15
0はノッチフィルター54についてのフィルター係数を
再計算し、それを同調処理装置52へ送ってルーチンが
完了する。前述したように、図14に示すユーザーイン
ターフェース画面150aの一例では、そのような情報
が入力できるようになっている。
【0142】もしも、判断ブロック222での判断が否
であったら、ルーチンはブロック226に進み、ここ
で、使用者が強調フィルター56の周波数の変更を要求
したか否かが判断される。もしも要求されていたら、ル
ーチンはブロック228に進み、ここでユーザーインタ
ーフェース150は、使用者によって入力された新しい
周波数に応じてフィルター係数を再計算し、それを同調
処理装置52へ送ってルーチンは完了する。フィルター
54、56のフィルター係数を再計算した後、ユーザー
インターフェース150は新しいノッチフィルター係数
および強調フィルター係数を、ノッチフィルター54お
よび強調フィルター56へ送り、前述したとおりに、ノ
ッチフィルター54および強調フィルター56を電気的
に調整する。
であったら、ルーチンはブロック226に進み、ここ
で、使用者が強調フィルター56の周波数の変更を要求
したか否かが判断される。もしも要求されていたら、ル
ーチンはブロック228に進み、ここでユーザーインタ
ーフェース150は、使用者によって入力された新しい
周波数に応じてフィルター係数を再計算し、それを同調
処理装置52へ送ってルーチンは完了する。フィルター
54、56のフィルター係数を再計算した後、ユーザー
インターフェース150は新しいノッチフィルター係数
および強調フィルター係数を、ノッチフィルター54お
よび強調フィルター56へ送り、前述したとおりに、ノ
ッチフィルター54および強調フィルター56を電気的
に調整する。
【0143】もしも、判断ブロック226での判断が否
であったら、ルーチンは判断ブロック230へ進み、こ
こで、使用者が自動同調要求を入力したか否かが判断さ
れる。もしも入力されていたら、インターフェースデコ
ーダー154は、ヘッド応答テストを実行させる要求を
フィードバック制御装置/手段156に送る(ブロック
232)。このとき、同調処理装置52は、工具経路制
御装置44からライン52aを介して送られる実際の工
具経路データの処理を停止し、同調処理装置52のメモ
リーに記録されているテストパターンの処理を開始す
る。
であったら、ルーチンは判断ブロック230へ進み、こ
こで、使用者が自動同調要求を入力したか否かが判断さ
れる。もしも入力されていたら、インターフェースデコ
ーダー154は、ヘッド応答テストを実行させる要求を
フィードバック制御装置/手段156に送る(ブロック
232)。このとき、同調処理装置52は、工具経路制
御装置44からライン52aを介して送られる実際の工
具経路データの処理を停止し、同調処理装置52のメモ
リーに記録されているテストパターンの処理を開始す
る。
【0144】テストパターンを彫刻し終えたら、フィー
ドバック制御装置/手段156は、前述した方法でセン
サー158(図16)が検知したカッター針30の実際
の位置を受け取る。この情報は、インターフェースデコ
ーダー154へ戻され、さらにユーザーインターフェー
ス150へ送られて評価を表示する(ブロック23
4)。
ドバック制御装置/手段156は、前述した方法でセン
サー158(図16)が検知したカッター針30の実際
の位置を受け取る。この情報は、インターフェースデコ
ーダー154へ戻され、さらにユーザーインターフェー
ス150へ送られて評価を表示する(ブロック23
4)。
【0145】もしも、ユーザーインターフェースコンピ
ューター150が実際のカッター針30の応答と、要求
されるカッター針30の応答との間に許容できないずれ
があると判断した場合には、ユーザーインターフェース
コンピューター150は、その結果に応じてフィルター
係数C1、C2を電気的に再計算し、調整する(ブロック
236)。
ューター150が実際のカッター針30の応答と、要求
されるカッター針30の応答との間に許容できないずれ
があると判断した場合には、ユーザーインターフェース
コンピューター150は、その結果に応じてフィルター
係数C1、C2を電気的に再計算し、調整する(ブロック
236)。
【0146】有利なことには、本発明では、使用者が入
力した自動同調要求に対応して、彫刻ヘッド28を自動
的に同調させる手段と方法を提供する。
力した自動同調要求に対応して、彫刻ヘッド28を自動
的に同調させる手段と方法を提供する。
【0147】ブロック238において、新たなおよび/
または調整されたフィルター係数はノッチフィルター5
4および強調フィルター56へ送られ、これにより、図
13に示すように応答特性58が自動的に調整される。
ブロック238の後、またはブロック230での判断が
否であったならば、ルーチンは完了する。
または調整されたフィルター係数はノッチフィルター5
4および強調フィルター56へ送られ、これにより、図
13に示すように応答特性58が自動的に調整される。
ブロック238の後、またはブロック230での判断が
否であったならば、ルーチンは完了する。
【0148】図17は、全ての操作方法を示す概略図で
あり、装置の電源が入れられると、工具経路制御装置4
4(ブロック240)、同調処理装置140(ブロック
242)、および対話式/自動同調コンピューター15
0(ブロック244)を順に作動させる。判断ブロック
246では、使用者が同調修正要求を入力したか否かが
判断され、入力されていない場合には、図示の通りルー
チンは元に戻って始めから繰り返される(判断ブロック
246)。もしも判断ブロック246における判断がY
esであった場合には、ルーチンはブロック248に進
んで、ユーザーインターフェースルーチン(図10参
照)が実行される。その後、ルーチンは図示のように判
断ブロック246からループ状に繰り返される。
あり、装置の電源が入れられると、工具経路制御装置4
4(ブロック240)、同調処理装置140(ブロック
242)、および対話式/自動同調コンピューター15
0(ブロック244)を順に作動させる。判断ブロック
246では、使用者が同調修正要求を入力したか否かが
判断され、入力されていない場合には、図示の通りルー
チンは元に戻って始めから繰り返される(判断ブロック
246)。もしも判断ブロック246における判断がY
esであった場合には、ルーチンはブロック248に進
んで、ユーザーインターフェースルーチン(図10参
照)が実行される。その後、ルーチンは図示のように判
断ブロック246からループ状に繰り返される。
【0149】同調処理装置52は、内部クロックまたは
タイマー(図示略)を有し、1秒間に20,000回計
時するように設定されている。判断ブロック250にお
いて、もしもタイマーの一計時が満了したと判断された
ら、ルーチンはブロック252へ進んで、ここで図9の
ような同調処理ルーチンが実行される。その後、または
判断ブロック250での判断が否であったなら、ルーチ
ンは図示のように判断ブロック250へループバックす
る。
タイマー(図示略)を有し、1秒間に20,000回計
時するように設定されている。判断ブロック250にお
いて、もしもタイマーの一計時が満了したと判断された
ら、ルーチンはブロック252へ進んで、ここで図9の
ような同調処理ルーチンが実行される。その後、または
判断ブロック250での判断が否であったなら、ルーチ
ンは図示のように判断ブロック250へループバックす
る。
【0150】判断ブロック254において、彫刻制御装
置38からの装置同期信号(図示略)が工具経路制御装
置42に伝達されたか否かが判断される。伝達がされて
いたら、図8を参照して説明した工具経路コントローラ
ー同期ルーチンが行われる。その後、または判断ブロッ
ク254での判断が否であったならば、ルーチンはブロ
ック254へループバックする。
置38からの装置同期信号(図示略)が工具経路制御装
置42に伝達されたか否かが判断される。伝達がされて
いたら、図8を参照して説明した工具経路コントローラ
ー同期ルーチンが行われる。その後、または判断ブロッ
ク254での判断が否であったならば、ルーチンはブロ
ック254へループバックする。
【0151】以上、本発明の実施形態となる方法やそれ
を実行するための装置を説明したが、本発明はこれら実
施形態の方法や装置のみに限定されるものではなく、請
求項に記載された本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形
しても構わない。
を実行するための装置を説明したが、本発明はこれら実
施形態の方法や装置のみに限定されるものではなく、請
求項に記載された本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形
しても構わない。
【図1】 本発明の彫刻装置の一実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】 同実施形態の処理装置の構成を示す概略図で
ある。
ある。
【図3】 同実施形態における画像データ、その画像デ
ータを用いて得られた基準点、それら基準点を用いて得
られた工具経路の一例を示す説明図である。
ータを用いて得られた基準点、それら基準点を用いて得
られた工具経路の一例を示す説明図である。
【図4】 画像データ、その画像データを用いて得られ
た基準点、それら基準点を用いて得られた工具経路の他
の例を示す説明図である。
た基準点、それら基準点を用いて得られた工具経路の他
の例を示す説明図である。
【図5】 画像データ、その画像データを用いて得られ
た基準点、それら基準点を用いて得られた工具経路の他
の例を示す説明図である。
た基準点、それら基準点を用いて得られた工具経路の他
の例を示す説明図である。
【図6】 図3に示したような基準点を生成するための
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 図3に示したような基準点を生成するための
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 本発明の一実施形態における同期ルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】 本発明の同調ルーチンおよび同調システムの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】 本発明の一実施形態における自動同調ユー
ザーインターフェースルーチンのフローチャートであ
る。
ザーインターフェースルーチンのフローチャートであ
る。
【図11】 従来の彫刻ヘッドの応答特性を示すグラフ
である。
である。
【図12】 ノッチフィルタリングをかけた後の従来の
彫刻ヘッドの応答特性を示すグラフである。
彫刻ヘッドの応答特性を示すグラフである。
【図13】 本発明におけるフィルタリングをかけた彫
刻ヘッドの応答特性を示すグラフである。
刻ヘッドの応答特性を示すグラフである。
【図14】 本発明の一実施形態におけるユーザーイン
ターフェースを示す図である。
ターフェースを示す図である。
【図15】 本発明の一実施形態における彫刻ヘッドモ
ータ、アーマチュア、速度検知コイル、および1対の電
磁石を示す断面図である。
ータ、アーマチュア、速度検知コイル、および1対の電
磁石を示す断面図である。
【図16】 本発明の一実施形態における切削工具の速
度および位置抽出回路を示すブロック図である。
度および位置抽出回路を示すブロック図である。
【図17】 本発明の一実施形態におけるシステム電源
投入時の全体フローチャートである。
投入時の全体フローチャートである。
【図18】 本発明を用いて彫刻された漢字の図面であ
る。
る。
【図19】 従来技術を用いて彫刻された漢字の図面で
ある。
ある。
10 彫刻装置 12 彫刻台 24 シリンダー 28 彫刻ヘッド 30 カッター針(切削工具) 38 彫刻制御装置 40 画像処理コンピューター 42 デジタル信号処理装置 44 工具経路制御装置 46 基準点発生装置 48 工具経路発生装置 50 同期ルーチン 52 同調処理装置 64 工具経路 62a−62i 基準点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール・クレメンツ アメリカ合衆国・オハイオ・45154・マウ ント・オラブ・ヒューズ・ロード・3636 (72)発明者 ルイス・ジャックス・ダチェスノー アメリカ合衆国・オハイオ・45430・セン ターヴィレ・ローラ・アヴェニュー・224 (72)発明者 ジョン・ダブリュー・フレイサー アメリカ合衆国・オハイオ・45405・デイ トン・リッジデイル・ロード・617 (72)発明者 ケネス・ダブリュー・ジャクソン アメリカ合衆国・オハイオ・45403・デイ トン・イー・サード・ストリート・3922
Claims (50)
- 【請求項1】 ワークの彫刻領域にパターンを彫刻する
彫刻方法であって、以下の工程を具備することを特徴と
する彫刻方法。彫刻すべき画像に相当する画像データを
発生させる工程、 前記画像データから直接に工具経路を得る工程、 前記工具経路を用いて彫刻信号を決定する工程、 前記彫刻信号を用いて彫刻ヘッドを駆動し、前記ワーク
を彫刻する工程。 - 【請求項2】 請求項1記載の彫刻方法であって、さら
に、前記画像データに対応する複数の基準点を発生する
工程を具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の彫刻方法であって、さら
に、前記画像データに対応する複数の基準点を発生する
工程と、これら基準点に曲線を当てはめることにより前
記工具経路を発生させる工程とを具備することを特徴と
する彫刻方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の彫刻方法であって、前記
画像データから直接に工具経路を得る工程は、3次スプ
ライン補間法ルーチンを用いて行うことを具備すること
を特徴とする彫刻方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の彫刻方法であって、さら
に、前記画像データを処理し、予め決められた数の濃度
値を得る工程を具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の彫刻方法であって、さら
に、前記予め決められた数の濃度値を用いて濃度中心を
決定する工程を具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の彫刻方法であって、さら
に、前記彫刻ヘッド上の工具が前記ワークに入っていく
進入基準点を決定する工程と、前記ワークから前記彫刻
ヘッドの工具が脱出する脱出基準点を決定する工程と、
前記進入基準点と前記脱出基準点との間の、少なくとも
一つの他の基準点を決定する工程とを具備することを特
徴とする彫刻方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の彫刻方法であって、さら
に、前記進入基準点と前記脱出基準点との間の中心基準
点を決定する工程と、前記進入基準点、前記脱出基準
点、および前記中心基準点を用いて前記工具経路を決定
する工程とを具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項9】 請求項7記載の彫刻方法であって、さら
に、前記進入基準点と前記脱出基準点との間の中心基準
点を決定する工程と、前記進入基準点、前記脱出基準
点、および前記中心基準点に曲線を当てはめて前記工具
経路を決定する工程とを具備することを特徴とする彫刻
方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の彫刻方法であって、さ
らに、画像濃度の中心に対応する中心基準点を決定する
工程を具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項11】 請求項7記載の彫刻方法であって、さ
らに、前記画像データの彫刻すべき彫刻領域に対応する
一部のための画像合計濃度百分率を決定する工程と、前
記画像合計濃度百分率を用いて、前記進入基準点および
前記脱出基準点を決定する工程とを具備することを特徴
とする彫刻方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の彫刻方法であって、さ
らに、前記進入基準点および前記脱出基準点を前記ワー
クの表面において特定する工程を具備することを特徴と
する彫刻方法。 - 【請求項13】 請求項7記載の彫刻方法であって、さ
らに、画像合計濃度百分率が予め決められた百分率を超
えた場合に、前記進入基準点および前記脱出基準点を、
前記ワークの表面の下に決定する工程を具備することを
特徴とする彫刻方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の彫刻方法であって、
前記予め決められた百分率は、少なくとも90%である
ことを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項15】 請求項1記載の彫刻方法であって、前
記画像データは第1画像データおよび第2画像データを
含み、さらに、以下の工程を具備することを特徴とする
彫刻方法。前記第1画像データおよび前記第2画像デー
タのために合計された画像濃度が、前記画像データの全
ての濃度よりも大きいか否かを決定する工程、 前記第1画像データと、前記第2画像データとを、第1
画像データサブセットと、第2画像データサブセットと
に分ける工程、および前記第1画像データサブセットお
よび前記第2画像データサブセットのそれぞれのために
基準点を発生させる工程。 - 【請求項16】 請求項1記載の彫刻方法であって、前
記画像データは複数の画像データセットを含み、さら
に、以下の工程を具備することを特徴とする彫刻方法。
前記複数の画像データのために合計された画像濃度が、
前記画像データの全ての濃度よりも大きいか否かを決定
する工程と、 前記複数の画像データセットを、複数の画像データサブ
セットとに分ける工程と、 前記画像データサブセットのそれぞれについて、基準点
を発生させる工程。 - 【請求項17】 請求項1記載の彫刻方法であって、さ
らに、前記ワーク上に彫刻すべき画像の少なくとも一部
に相当する画像データ値の周波数を決定し、予め決めら
れた数の画像濃度値を得る工程と、前記予め決められた
数の画像濃度値を用いて複数の基準点を決定する工程と
を具備することを特徴とする彫刻方法。 - 【請求項18】 彫刻装置の彫刻ヘッド上の工具の経路
を制御するための工具経路制御装置であって、画像デー
タに対応して複数の基準点を生成する画像データ処理装
置を有し、この画像データ処理装置は、工具経路を規定
するための複数の基準点を生成する工具経路生成装置を
具備し、さらに、この工具経路制御装置は、前記画像デ
ータ処理装置および前記彫刻ヘッドに接続された信号生
成装置を有し、この信号生成装置は、前記工具経路を受
け取り、前記工具経路に対応してワークを彫刻すべき彫
刻ヘッドを駆動するように構成されていることを特徴と
する工具経路制御装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載された工具経路制御
装置であって、前記画像データ処理装置は、前記画像デ
ータを処理して予め決められた数の濃度値を生成し、前
記画像データ処理装置はさらに、前記予め決められた数
の濃度値を受け取り画像合計濃度百分率を決定する画像
濃度決定装置を具備することを特徴とする工具経路制御
装置。 - 【請求項20】 請求項18に記載された工具経路制御
装置であって、さらに、前記予め決められた数の濃度値
を受け取り、前記予め決められた数の濃度値を使用し
て、濃度中心を決定する濃度中心決定手段を具備するこ
とを特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項21】 請求項18に記載された工具経路制御
装置であって、さらに、工具が前記ワークに進入する進
入基準点、および工具が前記ワークから脱出する脱出基
準点を特定するための基準点生成装置を具備することを
特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項22】 請求項21に記載された工具経路制御
装置であって、さらに、前記進入基準点および前記脱出
基準点の間の中心基準点を特定するための中心点特定装
置を具備し、前記工具経路制御装置は、前記進入基準
点、前記脱出基準点、および中心基準点に対応して、前
記工具経路を発生させることを特徴とする工具経路制御
装置。 - 【請求項23】 請求項21に記載された工具経路制御
装置であって、前記画像データ処理装置はさらに、前記
進入基準点、前記脱出基準点、および少なくとも一つの
他の基準点を受け取り、これらに対応した曲線を生成す
る曲線適合装置を具備することを特徴とする工具経路制
御装置。 - 【請求項24】 請求項21に記載された工具経路制御
装置であって、前記画像データ処理装置は、前記画像デ
ータを受け取り、画像合計濃度百分率を決定し、この画
像合計濃度百分率を使用して前記進入基準点および前記
脱出基準点を決定するものであることを特徴とする工具
経路制御装置。 - 【請求項25】 請求項21に記載された工具経路制御
装置であって、前記工具経路生成装置は、予め決められ
た状況が生じた際に、前記ワークの表面上に前記進入基
準点および前記脱出基準点を決定するものであることを
特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項26】 請求項25に記載された工具経路制御
装置であって、前記予め決められた状況とは、濃度が予
め決められた濃度よりも小さいことであることを特徴と
する工具経路制御装置。 - 【請求項27】 請求項26に記載された工具経路制御
装置であって、前記予め決められた濃度は、90%未満
であることを特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項28】 請求項18に記載の工具経路制御装置
であって、前記画像データは、第1画像データおよび第
2画像データを含み、前記工具経路制御装置はさらに、
前記第1画像データおよび第2画像データの合計画像濃
度が前記画像データの全ての濃度の過半数を占めている
か否かを決定する二重周波数決定装置を具備し、前記二
重周波数決定装置は、前記画像濃度が過半数を超えたと
きに前記第1画像データと第2画像データを分離して、
第1画像データサブセットおよび第2画像データサブセ
ットを生成し、前記第1画像データサブセットおよび前
記第2画像データサブセットのための基準点を生成する
ことを特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項29】 請求項23に記載された工具経路制御
装置であって、前記曲線適合装置はさらに、前記工具曲
線を生成するために3次スプライン補間ルーチンを使用
することを特徴とする工具経路制御装置。 - 【請求項30】 ワークを彫刻するための彫刻装置であ
って、 彫刻台と、 前記彫刻台上に設けられ、前記ワークの少なくとも一つ
の彫刻領域を彫刻するための工具を有する彫刻ヘッド
と、 前記彫刻ヘッドに接続され、画像データを受け取って前
記少なくとも一つの彫刻領域を彫刻するための彫刻信号
を生成するための処理装置と、 前記処理装置に接続され、前記画像データに対応して工
具経路を計画するためのデジタル工具経路計画装置とを
具備し、 前記処理装置は、前記工具経路を使用して前記彫刻信号
を生成することを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項31】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置はさらに、彫刻すべき画像に対応す
るデジタル画像データを受け取り、それに応じて前記工
具経路を生成するための工具経路データ信号処理装置を
具備することを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項32】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置はさらに、彫刻すべき画像に対応す
る画像データを受け取り、それに応じて複数の基準点を
生成するための工具経路データ信号処理装置を具備する
ことを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項33】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置はさらに、複数の基準点を受け取
り、それらに、前記工具経路を規定する曲線を当てはめ
る曲線適合装置を具備することを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項34】 請求項32に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置はさらに、複数の基準点を受け取
り、それらに、前記工具経路を規定する曲線を当てはめ
る曲線適合装置を具備することを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項35】 請求項33に記載された彫刻装置であ
って、前記複数の基準点は前記工具が前記少なくとも一
つの彫刻領域を彫刻し始める進入点、前記工具が前記少
なくとも一つの彫刻領域から脱出する脱出点、および、
前記進入点と脱出点の間の第3の基準点に対応すること
を特徴とする彫刻装置。 - 【請求項36】 請求項35に記載された彫刻装置であ
って、前記第3の基準点は前記画像データの濃度中心に
対応する中心点を含むことを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項37】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置は前記画像データを処理して予め決
められた数の濃度値を生成するものであり、さらに前記
処理装置は、前記予め決められた数の濃度値を受け取っ
て画像合計濃度百分率を決定するための画像濃度決定装
置を具備していることを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項38】 請求項37に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置はさらに、前記予め決められた数の
濃度値を受け取り、これらを使用して濃度中心を決定す
る濃度中心決定手段を具備することを特徴とする彫刻装
置。 - 【請求項39】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記処理装置は前記画像データを受け取り、画像
合計濃度百分率を決定し、この画像合計濃度百分率を使
用して、前記工具経路を規定するための複数の基準点を
生成することを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項40】 請求項33に記載された彫刻装置であ
って、前記工具経路データ信号処理装置は、予め決めら
れた条件において、前記進入基準点および前記脱出基準
点を前記ワークの表面に決定するものであることを特徴
とする彫刻装置。 - 【請求項41】 請求項40に記載された彫刻装置であ
って、前記予め決められた条件とは、予め決められた濃
度より小さい濃度であることを特徴とする彫刻装置。 - 【請求項42】 請求項41に記載された彫刻装置であ
って、前記予め決められた濃度は90%未満であること
を特徴とする彫刻装置。 - 【請求項43】 請求項30に記載された彫刻装置であ
って、前記画像データは第1画像データおよび第2画像
データを含み、前記処理装置はさらに、前記第1画像デ
ータおよび第2画像データの合計画像濃度が前記画像デ
ータの全ての濃度の過半数を占めているか否かを決定す
る二重周波数決定装置を具備し、前記二重周波数決定装
置は、前記画像濃度が過半数を超えたときに前記第1画
像データと第2画像データを分離して、第1画像データ
サブセットおよび第2画像データサブセットを生成し、
前記第1画像データサブセットおよび前記第2画像デー
タサブセットのそれぞれのための基準点を生成すること
を特徴とする彫刻装置。 - 【請求項44】 請求項34に記載された彫刻装置であ
って、前記曲線適合装置はさらに、前記工具曲線を生成
するために3次スプライン補間ルーチンを使用すること
を特徴とする彫刻装置。 - 【請求項45】 請求項31に記載された彫刻装置であ
って、前記デジタル工具経路データ信号処理装置はさら
に、スケーラ発生装置を具備し、このスケーラ発生装置
は、前記画像データが連続階調データまたはラインワー
クデータのいずれであるかを決定し、前記画像データ
が、連続階調データまたはラインワークデータであると
決定された場合に、連続階調スケーラまたはラインワー
クスケーラをそれぞれ生成し、さらに処理工程の前に前
記基準点に対して前記連続階調スケーラまたはラインワ
ークスケーラのいずれかを適用することを特徴とする彫
刻装置。 - 【請求項46】 シリンダーを彫刻するための切削工具
の速度を検知するための速度検知システムであって、 前記切削工具を保持するためのアーマチュアと、 通電されることにより前記アーマチュアを振動させる少
なくとも一つの駆動コイルを有する少なくとも一つの電
磁駆動装置と、 前記少なくとも一つの電磁駆動装置に関連して設けら
れ、切削工具の位置を検知するためのセンサーとを具備
することを特徴とする速度検知システム。 - 【請求項47】 請求項46に記載された速度検知シス
テムであって、前記センサーは、前記少なくとも一つの
電磁駆動装置の周囲に配置された検知コイルと、前記検
知コイルに接続され、前記アーマチュアの速度を計測
し、前記速度を前記切削工具位置に変換するための検知
回路とを具備することを特徴とする速度検知システム。 - 【請求項48】 請求項46に記載された速度検知シス
テムであって、前記検知コイルは前記少なくとも一つの
駆動コイルを通じて磁束変化の割合を計測するものであ
ることを特徴とする速度検知システム。 - 【請求項49】 請求項47に記載された速度検知シス
テムであって、前記検知コイルは、前記電磁駆動装置の
回りに5未満の巻線を有していることを特徴とする速度
検知システム。 - 【請求項50】 請求項46に記載された速度検知シス
テムであって、前記速度検知システムは位置センサーを
備えていることを特徴とする速度検知システム。
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---|---|---|---|
US865,733 | 1977-12-29 | ||
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- 1998-05-29 JP JP10188003A patent/JPH11105232A/ja active Pending
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- 2001-06-15 JP JP2001182011A patent/JP3476795B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2014050564A1 (ja) * | 2012-09-25 | 2016-08-22 | 日産自動車株式会社 | 操舵制御装置 |
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---|---|
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Legal Events
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