JPH11105168A - 容器の製作のための裁断片およびこれから製作された容器 - Google Patents
容器の製作のための裁断片およびこれから製作された容器Info
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- JPH11105168A JPH11105168A JP9265622A JP26562297A JPH11105168A JP H11105168 A JPH11105168 A JP H11105168A JP 9265622 A JP9265622 A JP 9265622A JP 26562297 A JP26562297 A JP 26562297A JP H11105168 A JPH11105168 A JP H11105168A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 スクラップを発生することなく,衝撃および
圧力に対し安定な側壁および隔璧を有し,とくに段ボー
ルウェブ材料から構成でき,連続作業工程において裁断
片から折り畳まれて製作可能な裁断片を提供する。 【解決手段】 各横切断線18の両端が縦追加切断線1
7と交差し,縦追加切断線17の両端にそれぞれ斜め第
2追加切断線19が接続し,斜め第2追加切断線19は
中間板部分3の境界を形成する折り線7ないし8まで到
達し,斜め第2追加切断線19に横の第3追加切断線1
5が接続し,横の第3追加切断線15はその外方端点1
5aにおいてそれぞれ折り線16の1つの端点と一致
し,相互に対向する端点15aはこれらの端点間で追加
切断線17に平行に伸長する板部分2ないし4内の追加
折り線20を介して相互に結合されて六角形領域21を
形成する。
圧力に対し安定な側壁および隔璧を有し,とくに段ボー
ルウェブ材料から構成でき,連続作業工程において裁断
片から折り畳まれて製作可能な裁断片を提供する。 【解決手段】 各横切断線18の両端が縦追加切断線1
7と交差し,縦追加切断線17の両端にそれぞれ斜め第
2追加切断線19が接続し,斜め第2追加切断線19は
中間板部分3の境界を形成する折り線7ないし8まで到
達し,斜め第2追加切断線19に横の第3追加切断線1
5が接続し,横の第3追加切断線15はその外方端点1
5aにおいてそれぞれ折り線16の1つの端点と一致
し,相互に対向する端点15aはこれらの端点間で追加
切断線17に平行に伸長する板部分2ないし4内の追加
折り線20を介して相互に結合されて六角形領域21を
形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,個別区画を含む容
器の製作のための裁断片に関するものである。個別区画
は単体充填物品を受け入れるためのものである。本発明
による裁断片はウェブ材料からスクラップを発生するこ
となく製作される。裁断片が平行な縦折り線により結合
された少なくとも5つの矩形板部分を有し,矩形板部分
は,製作された容器において,底,第1の側壁,同じ幅
の第2の側壁および側壁の間に設けられた,一組の区画
隔璧を形成する板部分を形成する。これらの板部分は,
複数の横切断線と,縦折り線の間を伸長する複数の横折
り線とを有し,前記側壁は,縦折り線と横折り線との交
点から斜め外方に,板部分の幅の半分より小さい位置ま
で伸長する折り線を有すしている。
器の製作のための裁断片に関するものである。個別区画
は単体充填物品を受け入れるためのものである。本発明
による裁断片はウェブ材料からスクラップを発生するこ
となく製作される。裁断片が平行な縦折り線により結合
された少なくとも5つの矩形板部分を有し,矩形板部分
は,製作された容器において,底,第1の側壁,同じ幅
の第2の側壁および側壁の間に設けられた,一組の区画
隔璧を形成する板部分を形成する。これらの板部分は,
複数の横切断線と,縦折り線の間を伸長する複数の横折
り線とを有し,前記側壁は,縦折り線と横折り線との交
点から斜め外方に,板部分の幅の半分より小さい位置ま
で伸長する折り線を有すしている。
【0002】
【従来の技術】この種類の裁断片は,たとえば米国特許
第2690866号および第2744675号ならびに
同じ出願人の欧州特許公開A2第0729983号から
既知である。
第2690866号および第2744675号ならびに
同じ出願人の欧州特許公開A2第0729983号から
既知である。
【0003】欧州特許公開A2第0729983号から
既知の実施態様により,米国特許第2690866号お
よび第2744675号による裁断片から製作された容
器の相対安定性は確かにある程度改善することができ
た。米国特許第2744675号による実施態様におけ
る材料スクラップの発生もまた回避することができた。
しかしながら,実際に,このような容器は,とくに重量
が比較的重い充填物品が充填されなければならないと
き,および比較的公差の大きい不揃いの形状を有する充
填物品が存在するとき,その安定性に関してなお改善す
べき点が残されていることがわかった。これらの欠点は
とくに,裁断片および容器が比較的軽い材料,たとえば
軽量ボール紙または片側のみ波形が形成されている軽量
段ボール,たとえば坪量が約40−400g/m2の範
囲の段ボール材料から構成されているときにとくに発生
する。しかしながら,軽量材料は望ましいものである。
このために,完成された梱包の運送費および最終処分費
をできるだけ少ない負担とすることがとくに有利であ
る。
既知の実施態様により,米国特許第2690866号お
よび第2744675号による裁断片から製作された容
器の相対安定性は確かにある程度改善することができ
た。米国特許第2744675号による実施態様におけ
る材料スクラップの発生もまた回避することができた。
しかしながら,実際に,このような容器は,とくに重量
が比較的重い充填物品が充填されなければならないと
き,および比較的公差の大きい不揃いの形状を有する充
填物品が存在するとき,その安定性に関してなお改善す
べき点が残されていることがわかった。これらの欠点は
とくに,裁断片および容器が比較的軽い材料,たとえば
軽量ボール紙または片側のみ波形が形成されている軽量
段ボール,たとえば坪量が約40−400g/m2の範
囲の段ボール材料から構成されているときにとくに発生
する。しかしながら,軽量材料は望ましいものである。
このために,完成された梱包の運送費および最終処分費
をできるだけ少ない負担とすることがとくに有利であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スクラップを発生する
ことなく裁断片から容器を製作することが可能であり,
この場合,衝撃および圧力に対し安定な側壁および隔璧
を有する容器を望ましい軽量のボール紙および厚紙材
料,とくに段ボールウェブ材料から構成することが可能
であり,容器が望ましくは連続作業工程において裁断片
から折り畳まれて製作可能な前記裁断片を利用可能にす
ることが本発明の課題である。この作業工程は,所定の
充填物品を供給し,それに続いて販売用に包装するため
の充填装置に直接隣接したシステムにおいて実行するこ
とが可能である。
ことなく裁断片から容器を製作することが可能であり,
この場合,衝撃および圧力に対し安定な側壁および隔璧
を有する容器を望ましい軽量のボール紙および厚紙材
料,とくに段ボールウェブ材料から構成することが可能
であり,容器が望ましくは連続作業工程において裁断片
から折り畳まれて製作可能な前記裁断片を利用可能にす
ることが本発明の課題である。この作業工程は,所定の
充填物品を供給し,それに続いて販売用に包装するため
の充填装置に直接隣接したシステムにおいて実行するこ
とが可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のこの課題は,請
求項1の特徴項に記載の特徴を有する容器の製作のため
の裁断片により解決される。従属請求項2ないし5に,
本発明による裁断片の好ましくかつ有利な実施態様が記
載されている。請求項6および7は本発明による裁断片
から製作された本発明による容器を記載している。
求項1の特徴項に記載の特徴を有する容器の製作のため
の裁断片により解決される。従属請求項2ないし5に,
本発明による裁断片の好ましくかつ有利な実施態様が記
載されている。請求項6および7は本発明による裁断片
から製作された本発明による容器を記載している。
【0006】冒頭記載の既知の裁断片は衝撃および圧力
に対して比較的弱い容器を与えているが,本発明による
裁断片により,容器の縦方向の安定性を改善することが
可能となった。本発明による容器の使用形態において,
側部部分は,内側に設けられた追加の折返し部分によ
り,実質的に2層ないし3層になっている。同時に,容
器の使用形態において隔璧もまた同様に2層になってい
るので,区画隔璧の衝撃および圧力に対する抵抗性もま
た本発明により最適化することができる。さらに,隔璧
は容器の内底まで到達するように折曲げ可能なので,隔
璧を底板で支持させることができる。さらに,本発明に
よる容器の実施態様において,折返し部分はばね作用を
有し,内部の区画側において,単体充填物品に比較的大
きな公差の形状不規則性が多少存在していても,それを
補償することができる。多少異なる形状の単体充填物品
でも,その固定保持が確実に保証される。
に対して比較的弱い容器を与えているが,本発明による
裁断片により,容器の縦方向の安定性を改善することが
可能となった。本発明による容器の使用形態において,
側部部分は,内側に設けられた追加の折返し部分によ
り,実質的に2層ないし3層になっている。同時に,容
器の使用形態において隔璧もまた同様に2層になってい
るので,区画隔璧の衝撃および圧力に対する抵抗性もま
た本発明により最適化することができる。さらに,隔璧
は容器の内底まで到達するように折曲げ可能なので,隔
璧を底板で支持させることができる。さらに,本発明に
よる容器の実施態様において,折返し部分はばね作用を
有し,内部の区画側において,単体充填物品に比較的大
きな公差の形状不規則性が多少存在していても,それを
補償することができる。多少異なる形状の単体充填物品
でも,その固定保持が確実に保証される。
【0007】本発明による裁断片の材料として,既知の
任意のボール紙および厚紙材料を使用することが可能で
ある。強い紙を使用することもまた可能である。経済的
な理由から,材料はできるだけ軽量であることが好まし
い。使用される材料の坪量は40−400g/m2の範
囲内にあることが好ましい。希望により,使用目的に応
じて防脂および/または防水被覆を設けてもよい。とく
に,本発明による容器が食料品の梱包に使用されると
き,本発明による裁断片に対して油を通さない紙および
厚紙の種類が使用されることが目的に適っている。
任意のボール紙および厚紙材料を使用することが可能で
ある。強い紙を使用することもまた可能である。経済的
な理由から,材料はできるだけ軽量であることが好まし
い。使用される材料の坪量は40−400g/m2の範
囲内にあることが好ましい。希望により,使用目的に応
じて防脂および/または防水被覆を設けてもよい。とく
に,本発明による容器が食料品の梱包に使用されると
き,本発明による裁断片に対して油を通さない紙および
厚紙の種類が使用されることが目的に適っている。
【0008】対応するウェブ材料からなる本発明による
容器を,特殊梱包装置においてウェブ材料ロールから直
接製作し,充填し,希望する場合には包装材料で包装し
て出荷ないし販売を行うことが可能である。これにより
梱包される物品の良好かつ新鮮な品質が確保される。ウ
ェブ材料ロールはたとえば段ボールメーカーから直接梱
包装置に納入される。
容器を,特殊梱包装置においてウェブ材料ロールから直
接製作し,充填し,希望する場合には包装材料で包装し
て出荷ないし販売を行うことが可能である。これにより
梱包される物品の良好かつ新鮮な品質が確保される。ウ
ェブ材料ロールはたとえば段ボールメーカーから直接梱
包装置に納入される。
【0009】本発明による容器は種々の寸法および/ま
たは種々の区画分割で製作することができ,ならびに蓋
付きまたは蓋なしでも製作することができる。容器は,
段ボールメーカーの装置の最大幅に応じて,最大245
0mmの幅とすることができ,たとえば8個以下の複数
の個別区画を設けることが可能である。実際には,本発
明による容器は,800mm以下の幅で2ないし3個の
個別区画を有する本発明による容器がとくに目的に適っ
ていることがわかっている。個別区画は,充填物品の厚
さに応じて1つまたは複数の充填物品単体を充填するこ
とができる。
たは種々の区画分割で製作することができ,ならびに蓋
付きまたは蓋なしでも製作することができる。容器は,
段ボールメーカーの装置の最大幅に応じて,最大245
0mmの幅とすることができ,たとえば8個以下の複数
の個別区画を設けることが可能である。実際には,本発
明による容器は,800mm以下の幅で2ないし3個の
個別区画を有する本発明による容器がとくに目的に適っ
ていることがわかっている。個別区画は,充填物品の厚
さに応じて1つまたは複数の充填物品単体を充填するこ
とができる。
【0010】本発明による裁断片はウェブ材料から完全
にスクラップを発生することなく加工されるので,これ
から折り畳まれた本発明による容器は,食料品領域,薬
品および化粧品においても衛生上問題なく使用可能であ
る。
にスクラップを発生することなく加工されるので,これ
から折り畳まれた本発明による容器は,食料品領域,薬
品および化粧品においても衛生上問題なく使用可能であ
る。
【0011】以下に本発明を図面に示す実施態様により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示した裁断片は7つの板部
分を含み,第1の底板1は縦折り線6を介して第1の側
壁板2と結合されている。側壁板2は縦折り線7を介し
て中間板3と結合され,中間板3は同様に縦折り線8を
介して第2の側壁板4と結合されている。側壁板4と縦
折り線9を介して第2の底板5が結合され,第2の底板
5に縦折り線12を介して追加の側壁部分11が付属
し,側壁部分11と他の縦折り線14を介して追加の蓋
板部分13が結合されている。
分を含み,第1の底板1は縦折り線6を介して第1の側
壁板2と結合されている。側壁板2は縦折り線7を介し
て中間板3と結合され,中間板3は同様に縦折り線8を
介して第2の側壁板4と結合されている。側壁板4と縦
折り線9を介して第2の底板5が結合され,第2の底板
5に縦折り線12を介して追加の側壁部分11が付属
し,側壁部分11と他の縦折り線14を介して追加の蓋
板部分13が結合されている。
【0013】中間板部分3は4つの横折り線10を有
し,4つの横折り線10のうち1つずつが裁断片の両側
長辺の各々に付属されている。これらの両方の外縁の横
折り線10は,図示されてはいないが包装なしで充填さ
れることが好ましい個別容器が製作されるとき,たとえ
ば欧州特許公開A2第0729893号から当業者に既
知のように,側壁板2,4および11ならびに蓋板13
および底板1および5を超えて延長してもよく,この場
合,同様に図示されてはいないが,両側の長辺端部部分
に,各縦折り線の伸長部分内に対応する切断線および折
り線,およびそれらの間で斜めに伸長する対応折り線を
設けてもよく,これらの折り線は端部壁の形成に利用さ
れる。
し,4つの横折り線10のうち1つずつが裁断片の両側
長辺の各々に付属されている。これらの両方の外縁の横
折り線10は,図示されてはいないが包装なしで充填さ
れることが好ましい個別容器が製作されるとき,たとえ
ば欧州特許公開A2第0729893号から当業者に既
知のように,側壁板2,4および11ならびに蓋板13
および底板1および5を超えて延長してもよく,この場
合,同様に図示されてはいないが,両側の長辺端部部分
に,各縦折り線の伸長部分内に対応する切断線および折
り線,およびそれらの間で斜めに伸長する対応折り線を
設けてもよく,これらの折り線は端部壁の形成に利用さ
れる。
【0014】中間板部分3はさらに3つの横切断線18
および折り線7ないし8に平行にかつこれらにある間隔
をなして伸長する3つの追加切断線17を有し,追加切
断線17はその中央で切断線18と交差している。追加
切断線17に,それらの両側端点から縦折り線7ないし
8まで斜めに伸長する2つの追加切断線19が接続し,
追加切断線19は横第3追加切断線15に接続し,横第
3追加切断線15は切断線19と縦折り線7ないし8と
の交点から側壁部分2ないし4内のそれぞれの端点15
aまで伸長している。それぞれ1組の切断線15/19
/17/19/15のそれぞれに付属の両側の端点15
a間にそれぞれ追加縦折り線20が存在し,この追加縦
折り線20は,端点15aにおいて接続しかつそれぞれ
横折り線10まで斜めに伸長する折り線16と結合され
ている。これらにより周囲を囲まれた領域21が存在
し,この領域21は,とくに図2からわかるように六角
形に形成されている。領域21は,裁断片を組み立てか
つ折り畳んで容器24を形成するときに,−この形成過
程は,5つの縦折り線6,7,8,9および12を有す
る6つの板部分1,2,3,4,5および11(蓋部分
なし)からなる裁断片の図2,3,4および5にステッ
プごとに示されている−,図7からよくわかるようにば
ね作用を有する側折返し部分21aを形成し,一方横折
り線10と横切断線18との間に設けられた矩形部分2
6は,組み立てたときに一部切り込まれた側壁縁部分を
用いて,完成された容器24内に個別区画25の隔璧2
2を形成する。中央の横折り線10は,図2の裁断片に
おいて,平行な横折り線の対として存在し,したがっ
て,中央隔璧22はこの裁断片から組み立てられた容器
24内に,図5および6からよくわかるようなウェブの
形状を有している。
および折り線7ないし8に平行にかつこれらにある間隔
をなして伸長する3つの追加切断線17を有し,追加切
断線17はその中央で切断線18と交差している。追加
切断線17に,それらの両側端点から縦折り線7ないし
8まで斜めに伸長する2つの追加切断線19が接続し,
追加切断線19は横第3追加切断線15に接続し,横第
3追加切断線15は切断線19と縦折り線7ないし8と
の交点から側壁部分2ないし4内のそれぞれの端点15
aまで伸長している。それぞれ1組の切断線15/19
/17/19/15のそれぞれに付属の両側の端点15
a間にそれぞれ追加縦折り線20が存在し,この追加縦
折り線20は,端点15aにおいて接続しかつそれぞれ
横折り線10まで斜めに伸長する折り線16と結合され
ている。これらにより周囲を囲まれた領域21が存在
し,この領域21は,とくに図2からわかるように六角
形に形成されている。領域21は,裁断片を組み立てか
つ折り畳んで容器24を形成するときに,−この形成過
程は,5つの縦折り線6,7,8,9および12を有す
る6つの板部分1,2,3,4,5および11(蓋部分
なし)からなる裁断片の図2,3,4および5にステッ
プごとに示されている−,図7からよくわかるようにば
ね作用を有する側折返し部分21aを形成し,一方横折
り線10と横切断線18との間に設けられた矩形部分2
6は,組み立てたときに一部切り込まれた側壁縁部分を
用いて,完成された容器24内に個別区画25の隔璧2
2を形成する。中央の横折り線10は,図2の裁断片に
おいて,平行な横折り線の対として存在し,したがっ
て,中央隔璧22はこの裁断片から組み立てられた容器
24内に,図5および6からよくわかるようなウェブの
形状を有している。
【0015】縦折り線6,7,8,9および12の周り
の折返し過程において,底板部分1は90°曲げられ,
これによりこのとき隔璧ウェブ22を形成する組み立て
られた矩形部分26上に当接し,一方,同時に折り線2
0の周りに180°内側へ曲げられた折返し部分21a
およびその横で折り線16の周りに内方に折り返された
三角形の縁部分が,側板部分2および4に,補強として
当接する。さらに,底板部分5は折り線9の周りに90
°折り曲げられ,これにより底板部分5は底板部分1を
被覆して容器24の底板を二重にし,一方追加の側壁板
部分11は,縦折り線12の付近の追加側壁板部分11
の内面に少なくとも部分的に接着剤が塗布された後に,
図4に示すように折り線12の周りに90°折り曲げら
れて側壁2に接着され,側壁2は外側から二重に補強さ
れる。
の折返し過程において,底板部分1は90°曲げられ,
これによりこのとき隔璧ウェブ22を形成する組み立て
られた矩形部分26上に当接し,一方,同時に折り線2
0の周りに180°内側へ曲げられた折返し部分21a
およびその横で折り線16の周りに内方に折り返された
三角形の縁部分が,側板部分2および4に,補強として
当接する。さらに,底板部分5は折り線9の周りに90
°折り曲げられ,これにより底板部分5は底板部分1を
被覆して容器24の底板を二重にし,一方追加の側壁板
部分11は,縦折り線12の付近の追加側壁板部分11
の内面に少なくとも部分的に接着剤が塗布された後に,
図4に示すように折り線12の周りに90°折り曲げら
れて側壁2に接着され,側壁2は外側から二重に補強さ
れる。
【0016】このようにして完成された容器24の上下
を転倒した後,容器24は図5の斜視図に示した形状を
有して充填物品を充填することが可能であり,このこと
が図5における矢印および開放容器の上側に示した充填
物品本体23により示されている。
を転倒した後,容器24は図5の斜視図に示した形状を
有して充填物品を充填することが可能であり,このこと
が図5における矢印および開放容器の上側に示した充填
物品本体23により示されている。
【0017】図6から,容器24が充填された状態にお
いて,充填物品23は,一方で,内部底板1上に支持さ
れてきわめて安定でありかつ充填物品に対しある程度の
横からの圧力作用を有する,隔璧を形成する四角部分2
6により(図6),他方で,側壁部分2および4上のば
ね作用を有する側折返し部分21aにより(図7)固定
保持されていることがわかる。
いて,充填物品23は,一方で,内部底板1上に支持さ
れてきわめて安定でありかつ充填物品に対しある程度の
横からの圧力作用を有する,隔璧を形成する四角部分2
6により(図6),他方で,側壁部分2および4上のば
ね作用を有する側折返し部分21aにより(図7)固定
保持されていることがわかる。
【0018】それ自身既知のように,充填物品が充填さ
れた容器は,外部包装,たとえばそれ自身既知のホイル
包装により被覆してもよく,ホイル包装は,当業者に既
知のように,印刷され,透明または不透明であり,シー
ルされるかまたはその他の方法で密封してもよい。
れた容器は,外部包装,たとえばそれ自身既知のホイル
包装により被覆してもよく,ホイル包装は,当業者に既
知のように,印刷され,透明または不透明であり,シー
ルされるかまたはその他の方法で密封してもよい。
【0019】本発明による裁断片はウェブ材料から連続
的にスクラップを発生することなく製作可能であり,対
応する装置において折り畳まれて連続的に容器が形成さ
れ,一方容器は,対応する装置が充填物品のメーカーに
おいて直接設置されているときは,連続的に充填するこ
とが可能である。
的にスクラップを発生することなく製作可能であり,対
応する装置において折り畳まれて連続的に容器が形成さ
れ,一方容器は,対応する装置が充填物品のメーカーに
おいて直接設置されているときは,連続的に充填するこ
とが可能である。
【0020】本発明による裁断片から折り畳まれて形成
された容器は,たとえばクッキーのような食料品,たと
えば浴用タブレットのような化粧品,医薬品等のような
任意のとくに壊れやすい単体充填物品の梱包に使用する
ことができる。充填物品は手作業によりまたは機械的に
容器の個別区画に装填してもよい。使用ずみの本発明に
よる容器は最適に廃棄処理可能である。
された容器は,たとえばクッキーのような食料品,たと
えば浴用タブレットのような化粧品,医薬品等のような
任意のとくに壊れやすい単体充填物品の梱包に使用する
ことができる。充填物品は手作業によりまたは機械的に
容器の個別区画に装填してもよい。使用ずみの本発明に
よる容器は最適に廃棄処理可能である。
【図1】本発明による裁断片の平面図である。
【図2】本発明による他の裁断片である。
【図3】折返し組立ステップにおいて,個別部分が既に
組み立てられ,かつ最初の折返し過程における図2の裁
断片の斜視図である。
組み立てられ,かつ最初の折返し過程における図2の裁
断片の斜視図である。
【図4】図3の作業ステップに対応する,折返し過程の
終了直前で,かつ接着する直前の容器の斜視図である。
終了直前で,かつ接着する直前の容器の斜視図である。
【図5】接着後に上下を転倒した後,組立により形成さ
れた容器内の個別区画が開放されていて充填可能である
図4の容器の斜視図である。
れた容器内の個別区画が開放されていて充填可能である
図4の容器の斜視図である。
【図6】図5の線VI−VIによる断面図である。
【図7】図5の線VII−VIIによる断面図である。
1,5 底板部分 2,4 側壁板部分
3 中間壁板部分 6 縦折り線(1と2との間) 7 縦折り線
(2と3との間) 8 縦折り線(3と4との間) 9 縦折り線
(4と5との間) 10 3内の横折り線 11 追加側壁
板部分 12 縦折り線(5と11との間) 13 追加蓋板
部分 14 縦折り線(11と13との間) 15 2内の横
第3追加切断線 15a 15内の端点 16 2ないし4内の10
の斜め折り線 17 3内の縦追加切断線 18 3内の横
切断線 19 3内の斜め第2追加切断線 20 追加縦折
り線 21 六角形領域 21a 側折返し部分(内方折返し) 22 隔璧 23 充填物品 24 容器
25 個別区画 26 矩形部分
3 中間壁板部分 6 縦折り線(1と2との間) 7 縦折り線
(2と3との間) 8 縦折り線(3と4との間) 9 縦折り線
(4と5との間) 10 3内の横折り線 11 追加側壁
板部分 12 縦折り線(5と11との間) 13 追加蓋板
部分 14 縦折り線(11と13との間) 15 2内の横
第3追加切断線 15a 15内の端点 16 2ないし4内の10
の斜め折り線 17 3内の縦追加切断線 18 3内の横
切断線 19 3内の斜め第2追加切断線 20 追加縦折
り線 21 六角形領域 21a 側折返し部分(内方折返し) 22 隔璧 23 充填物品 24 容器
25 個別区画 26 矩形部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597138162 Coldenhovenseweg 89, NL−6961 EC Eerbeek,Ni ederlande
Claims (7)
- 【請求項1】 スクラップを発生することなく単体の充
填物品(23)を受け入れるのに適した区画(25)が
形成されている容器(24)の製作のための裁断片であ
って,裁断片が平行な縦折り線(6,7,8,9)によ
り結合された少なくとも5つの矩形板部分(1,2,
3,4,5)を有し,矩形板部分(1,2,3,4,
5)は,製作された容器(24)において,底(1,
5),第1の側壁(2),同じ幅の第2の側壁(4)お
よび中間板部分(3)を形成し,中間板部分(3)は側
壁(2および4)の間に設けられ,かつ一組の区画隔璧
(22)を形成し,およびこの中間板部分(3)は,複
数の横切断線(18)と,縦折り線(7および8)の間
を伸長する複数の横折り線(10)とを有し,前記側壁
(2および4)は,縦折り線(7または8)と横折り線
(10)との交点から斜め外方に,板部分(2ないし
4)の幅の半分より小さい位置まで伸長する折り線(1
6)を有する,容器(24)の製作のための裁断片にお
いて,各横切断線(18)の両端において,中間板部分
(3)の幅の範囲内において前記横切断線(18)が縦
追加切断線(17)と交差し,縦追加切断線(17)の
両端にそれぞれ斜め第2追加切断線(19)が接続し,
斜め第2追加切断線(19)は中間板部分(3)の境界
を形成する折り線(7)ないし(8)まで到達し,前記
斜め第2追加切断線(19)に横方向第3追加切断線
(15)が接続し,横方向第3追加切断線(15)はそ
の外方端点(15a)においてそれぞれ折り線(16)
の1つの端点と一致し,ここで,相互に対向する端点
(15a)は,これらの端点間で追加切断線(17)に
平行に伸長する板部分(2)ないし(4)内の追加折り
線(20)を介して相互に結合され,これにより六角形
領域(21)を形成することを特徴とする容器の製作の
ための裁断片。 - 【請求項2】 追加側板部分(11)が存在し,追加側
板部分(11)は縦折り線(6,7,8,9)に追加し
て存在するこれらに平行な縦折り線(12)により板部
分(5)と一体に結合されていることを特徴とする請求
項1の裁断片。 - 【請求項3】 追加蓋板部分(13)が存在し,追加蓋
板部分(13)は縦折り線(6,7,8,9,12)に
追加して存在するこれらに平行な縦折り線(14)によ
り板部分(11)と一体に結合されていることを特徴と
する請求項2の裁断片。 - 【請求項4】 横折り線(10)として板部分(3)内
にそれぞれ平行な横折り線の対が存在していることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかの裁断片。 - 【請求項5】 最も外側の両方の横折り線(10)にそ
れ自身既知の端壁部分が存在していることを特徴とする
請求項1ないし4のいずれかの裁断片。 - 【請求項6】 前記1ないし5のいずれかに記載の裁断
片から製作された容器。 - 【請求項7】 縦方向側部に設けられた,内方に折り返
されかつばね作用をなすように可動な側折返し部分(2
1a)を特徴とする請求項6の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265622A JPH11105168A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 容器の製作のための裁断片およびこれから製作された容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265622A JPH11105168A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 容器の製作のための裁断片およびこれから製作された容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105168A true JPH11105168A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17419695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9265622A Pending JPH11105168A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 容器の製作のための裁断片およびこれから製作された容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11105168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104116287A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-10-29 | 中山华方包装有限公司 | 多功能箱体及其制作方法 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9265622A patent/JPH11105168A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104116287A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-10-29 | 中山华方包装有限公司 | 多功能箱体及其制作方法 |
CN104116287B (zh) * | 2014-07-08 | 2016-01-20 | 中山华方包装有限公司 | 多功能箱体及其制作方法 |
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