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JPH11103487A - 性能および互換性を改善するための無線遠隔通信システム - Google Patents

性能および互換性を改善するための無線遠隔通信システム

Info

Publication number
JPH11103487A
JPH11103487A JP10176793A JP17679398A JPH11103487A JP H11103487 A JPH11103487 A JP H11103487A JP 10176793 A JP10176793 A JP 10176793A JP 17679398 A JP17679398 A JP 17679398A JP H11103487 A JPH11103487 A JP H11103487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
call
source
wireless telecommunications
switching center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10176793A
Other languages
English (en)
Inventor
Deborah Lewandowski Barclay
レワンドウスキー バークレイ デボラー
Michael Francis Dolan
フランシス ドラン マイケル
Thomas Lee Mcroberts
リー マックロバーツ トーマス
Larry Edward Pelletier
エドワード ペレタイアー ラリー
Albert Joseph Sawyer
ジョセフ ソウヤー アルバート
Joseph Elmer Seitz
エルマー セイツ ジョセフ
Thomas Trayer Towle
トレイヤー トウル トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/881,192 external-priority patent/US6396820B1/en
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JPH11103487A publication Critical patent/JPH11103487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0064Transmission or use of information for re-establishing the radio link of control information between different access points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/02Inter-networking arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/04Interfaces between hierarchically different network devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/04Interfaces between hierarchically different network devices
    • H04W92/12Interfaces between hierarchically different network devices between access points and access point controllers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線遠隔通信システムの性能および互換性を
向上させる。 【解決手段】 無線ネットワーク構成におけるサービス
・プロバイダーの柔軟性が、モバイル・スイッチング・
センター/基地局間の通信における柔軟性を可能にする
第1および第2のインターコネクション・プロトコルに
よって向上される。この通信の柔軟性によって、サービ
ス・プロバイダーは呼出しごとのベースで無線遠隔通信
ネットワークの動作を制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線遠隔通信ネッ
トワークに関し、特にそのような無線遠隔通信システム
のネットワークを含むシステムの互換性および性能を向
上させることに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】
<関連出願に対する相互参照>本出願は以下の出願の組
合せである。デボラ.バークレー、ミカエル F.ドー
ラン(Dolan)、トーマス L.マックロバート、
ラリー E.ペレチエ、アルバート J.サウワー(S
awyer)およびジョセフ E.ザイツの「無線遠隔
通信システムにおけるソース移転の方法」と題する、出
願番号08/881,192号、デボラ L.バークレ
ー、ミカエル F.ドーラン、トーマス L.マックロ
バートおよびトーマス T.タウレ(Towle)の
「無線遠隔通信システムにおけるターゲット基地局によ
るハンドオフ・タイプの選択のための方法」と題する、
出願番号08/881,779号、ミカエル F.ドー
ランおよびトーマス T.タウレの「無線遠隔通信にお
ける呼出しのグレアに対処するための方法」と題する出
願番号08/881,190号、ミカエル F.ドーラ
ン、トーマス L.マックロバーツ、エシュワー・ピタ
ンパリ(Eshwar Pittampalli)およ
びトーマス T.タウレの「性能および互換性を改善す
るための無線遠隔通信システム」と題する、出願番号0
8/881,192号。
【0003】無線遠隔通信の世界中における急速な増加
は、便利で信頼性の高い無線サービスに対する益々増大
する需要からの恩恵を受ける立場にあるサービス・プロ
バイダーに対して1つの機会を提供している。これらの
サービス・プロバイダーが十分に気付いているように、
現代水準の無線遠隔通信装置の調達およびメンテナンス
によって、そのようなサービスを提供している間の出費
を管理することは大きな問題を提起している。既存の無
線サービス・プロバイダーは基地局に接続されているモ
バイル・スイッチング・センター(MSC)から構成さ
れている無線遠隔通信ネットワークを実装することによ
って、この問題に対処している。MSCは移動局(すな
わち、無線伝送を使っている任意の移動端末)と他のパ
ーティとの間の呼出しを完了する。これらの「他のパー
ティ」は公衆電話網によってサービスされる移動局また
はパーティであってよい。各基地局は特定の1つの地理
的領域に関連付けられており、そしてその領域内の移動
局とMSCとのインターフェースである。
【0004】MSCおよび基地局に対して、信号の送信
およびユーザ・トラヒックのための回路スイッチ型の技
術を使うのが普通である。信頼性は高いが、回路スイッ
チ型のインターコネクションは多数のポート・インター
フェースを必要とし、そして呼出し当たりに複数のシグ
ナリングおよびユーザ・トラヒック・チャネルによって
特徴付けられる符号分割多元接続(CDMA)などの、
新しい、より効率的な技術との互換性がないことが多
い。多くの無線サービス・プロバイダーは古い装置を維
持しており、この非互換性のために新しい技術で彼らの
ネットワークを更新する選択肢は取らない。不幸なこと
に、無線技術における急速な進歩は、これらのサービス
・プロバイダーが時代遅れの装置のために取り残される
ことが多いことを意味する。
【0005】既存の無線遠隔通信装置に関連しているも
う1つの問題は、変化するネットワーク構成に対処する
ために、サービス・プロバイダーの能力に課せられる厳
しい制限である。これは遠隔通信装置のベンダーが固定
のインターコネクト・プロトコルを使い、呼出しが処理
されるたびにアクセスされなければならないいくつかの
システムで必要不可欠な機能をルーチン的に処理するか
らである。結果として、呼出しをサポートするために個
々のネットワーク・コンポーネントを呼出しごとのベー
スで選定して割り付けることは不可能である。実際に、
サービス・プロバイダーはシナジー効果を利用するた
め、あるいは特定の地理的領域において無線サービスを
提供することに関連する問題を最小化するために、呼出
しごとのベース、あるいはネットワーク全体のいずれか
において、複数ベンダー、カスタマイズされた無線遠隔
通信ネットワークを生成することができない。無線遠隔
通信装置の使用を制限することは、すべての無線サービ
ス・プロバイダーにとって事業を行うコストを上昇させ
る。古くなった遠隔通信装置を維持することに関するこ
れらのコストおよび不便性は、究極的には無線サービス
加入者によって負担されている。
【0006】したがって、無線遠隔通信ネットワークに
おいて採用される無線遠隔通信装置の互換性および性能
を向上させるためのニーズがこの分野において存在す
る。
【0007】このニーズは無線遠隔通信システムにおけ
るMSCと基地局との間でパケット交換メッセージをサ
ポートするためのインターコネクション・プロトコルに
よって対処され、技術進歩が達成される。特に、第1の
パケット・インターコネクション・プロトコルはフレー
ム選択および音声変換符号化を実行するための選択分配
ユニット(SDU)と、制御情報の送信、シグナリング
および移動局に対するユーザ・トラヒックを伝送するた
めの基地局のインターコネクション・プロセッサとの間
のインターフェースを確立する。第2のパケット・イン
ターコネクション・プロトコルはSDUと制御情報を送
信するための基地局のコントローラとの間のインターフ
ェースを確立する。SDUと基地局との間でデータの交
換のためのパケット・ベースの技術を使うことによっ
て、MSCおよび基地局は個々の無線ネットワーク装置
をサポートするために各種の構成で接続することができ
る。さらに、MSCおよび基地局はコンポーネント(た
とえば、SDU)当たりに単独のポート・パケット・イ
ンターフェースを経由して接続されるので、回路スイッ
チ型の技術で必要となるような複数のポート・インター
フェースはオプションとなる。
【0008】パケット・インターコネクション・プロト
コルによって可能となるネットワーク構成の柔軟性は、
サービス・プロバイダーが1つの無線ネットワークの内
部でシステムを各種の場所に自由に配置できることにお
いて示される。新しい、そして変化するネットワーク構
成によって、呼出し処理、ハンドオフ(受渡し)および
基地局間の通信などの既存の機能を中央に集中すること
から生じる利点が得られる。さらに、パケット・インタ
ーコネクション・プロトコルによって可能となる場所の
柔軟性によって、無線サービス・プロバイダーは品質お
よびコスト効率の特定の基準に合わせるように、無線ネ
ットワークをカスタマイズして生成するためのマルチベ
ンダーの装置を使うことができる。
【0009】本発明のもう1つの実施形態においては、
無線遠隔通信システムは少なくとも2つの基地局にサー
ビスするモバイル・スイッチング・センターを含む。呼
出しの制御を第1の(ソース)基地局から第2の(ター
ゲット)基地局へ移すために、ソース基地局はターゲッ
ト基地局に対して転送するためにモバイル・スイッチン
グ・センターに対してハンドオフ要求メッセージを出力
する。その呼出しに関連付けられている選択/分配ユニ
ット(SDU)とターゲット基地局との間にパケット・
ベースのコネクションが確立される。次に、制御情報が
ソース基地局からターゲット基地局へのソース移転を行
うために交換される。有利なことに、単独の中央集中的
にアクセス可能なSDUがソース移転に必要なすべての
処理を実行する。複数のSDUは不要である。言い換え
れば、既存の無線遠隔通信システムにおいて必要である
ようにSDUの機能を重複させる必要はない。
【0010】他の実施形態においては、ソース基地局は
ターゲット基地局に対して複数のハンドオフ・タイプの
選択項目を提供する。さらに特定すると、ソース基地局
は呼出しハンドオフのタイプ、たとえば、ハ−ド・ハン
ドオフ、ソフト・ハンドオフを選択し、その選択をソー
ス基地局へ伝える一組のハンドオフ・タイプの選択項目
をターゲット基地局に対して提供する。有利なことに、
ハンドオフのタイプを確認するための基地局間での複数
のメッセージは回避され、結果としてアクティブな移動
呼出しのより効果的な移転が可能となる。
【0011】さらにもう1つの実施形態においては、無
線遠隔通信システムにおける呼出しのグレアの状況を解
決するためのMSCに対する手段が記述される。呼出し
のグレアは、移動ユーザが呼出しを掛けようとしてい
て、それと同時に別のユーザがその移動局を呼び出そう
としている時に発生する。ネットワーク・オペレータは
その移動局に対する呼出しを、その移動局のユーザが行
おうとしている呼出しの完了より高い優先度として配送
することが望ましい場合が多いので、本発明はその移動
局に対する呼出しを配送するために、その移動局に対し
て既に起動されているコネクションが使われるべきであ
ることを、MSCが基地局に対して知らせることができ
るようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明を実施するこ
とができる無線遠隔通信システムの実施形態である。明
確化のために4つの実施形態が示されているが、この分
野の技術に熟達した人であれば、第1および第2のパケ
ット・インターコネクション・プロトコルによって数多
くの他の無線遠隔通信システムの構成が可能であること
は理解される。
【0013】図1はモバイル・スイッチング・センター
(MSC)102、第1の基地局110および第2の基
地局120を含んでいる無線遠隔通信システム100の
単純化されたブロック図である。MSC102は呼出し
の制御および移動局の移動性の管理に関連付けられたタ
スクを実行するための制御プロセッサ104を含む。制
御プロセッサ104はシグナリング・リンク131およ
び133をそれぞれ経由して、第1および第2の基地局
の制御プロセッサを呼び出すために接続されている。代
わりに実施形態においては、シグナリング・リンク13
1および133をMSC 102の制御プロセッサ10
4にアクセスするための、共通チャネルの中にマルチプ
レックスすることによって節約して使われる。スイッチ
・ファブリック106はユーザ・トラヒック(音声/デ
ータ)リンク135を経由してSDU 108に接続さ
れている。この実施形態においては、SDU 108は
無線ネットワーク100の中のすべての基地局(この例
においては、基地局110および120)に対するフレ
ーム選択および音声符号化を提供する。
【0014】第1の基地局110は呼出しの発信および
終端に関連付けられた管理機能、および呼出しごとのベ
ースでSDU 108を制御するための呼出し制御プロ
セッサ112;専有コネクション137をSDUに対す
る標準のユーザ・トラヒック・インターフェース139
にマップするためのインターコネクション・プロセッサ
114;および基地局と移動局160などの加入者装置
との間の通信を確立するためのチャネル要素116を含
む。呼出し制御プロセッサ112およびインターコネク
ション・プロセッサ114はこの分野の技術において知
られているように、専有インターフェース137上でチ
ャネル要素116と通信する。SDU108はパケット
転送ベースのリンク139上で第1のパケット・インタ
ーコネクション・プロトコルを経由して、インターコネ
クション・プロセッサ114に接続されている。また、
SDU 108は第1の基地局110が必要に応じてS
DU 108を制御することができるように、パケット
転送ベースのリンク143上で第2のパケット・インタ
ーコネクション・プロトコルを経由して、呼出し制御プ
ロセッサ112にも接続されている。
【0015】同様に、第2の基地局120は呼出し制御
プロセッサ122、インターコネクション・プロセッサ
124およびチャネル要素126を含む。呼出し制御プ
ロセッサ122およびインターコネクション・プロセッ
サ124は専有インターフェース129上でチャネル要
素126と通信する。インターコネクション・プロセッ
サ124はパケット転送ベースのリンク141上で、第
1のパケット・インターコネクション・プロトコルを経
由してSDU 108に接続され、呼出し制御プロセッ
サ122はパケット転送ベースのリンク145上で、第
2のパケット・インターコネクション・プロトコルを経
由してSDU 108に接続されている。呼出しプロセ
ッサ112および呼出し制御プロセッサ122はシグナ
リング・リンク105を経由して直接通信する。
【0016】この例示としての実施形態においては、S
DU 108はMSC 102の中に置かれている。S
DUの機能の基地局からの分離およびその中央集中化に
よって、以下に説明されるようにサービス・プロバイダ
ーの能力を向上させ、既存の呼出し処理機能の効率を高
めることができる。
【0017】図2はモバイル・スイッチング・センター
202、第1の基地局220および第2の基地局240
を含んでいる無線遠隔通信システム200の単純化され
たブロック図である。第1の基地局によってサービスさ
れる移動局260も示されている。モバイル・スイッチ
ング・センター202は呼出し制御プロセッサ204お
よびスイッチ・ファブリック206を含む。呼出し制御
プロセッサ204はシグナリング・リンク201および
203をそれぞれ経由して、第1および第2の基地局の
呼出し制御プロセッサに接続されている。スイッチ・フ
ァブリック206はユーザ・トラヒック(音声/デー
タ)リンク209を経由して、SDU 224(第1の
基地局の内部に置かれている)に接続されている。この
実施形態において、SDU 224は基地局220に対
するハード・ハンドオフの手段によって起動またはハン
ドオフされるすべての呼出しに対して、フレーム選択お
よび音声符号化を提供する。
【0018】第1の基地局220は呼出し制御プロセッ
サ222、SDU 224およびチャネル要素226を
含む。チャネル要素226は専有インターフェース22
7を経由して基地局の内部の他のコンポーネントに接続
されている。第2の基地局240は呼出し制御プロセッ
サ242および、専有インターフェース247を経由し
てチャネル要素246に接続されているインターコネク
ション・プロセッサ244を含む。この実施形態におい
て、SDU 224は第1の基地局にサービスするだけ
ではなく、パケット転送ベースのシグナリングおよびユ
ーザ・トラヒック・リンク233、およびパケット転送
ベースのシグナリング・リンク231をそれぞれ経由し
て、第2の基地局の呼出し制御プロセッサ242および
インターコネクション・プロセッサ244にも接続され
ているように示されている。
【0019】シグナリング・リンク231によってSD
U 224は他の基地局から制御されるようにすること
ができ、一方、シグナリングおよびユーザ・トラヒック
・リンク233によって基地局(この場合は、第2の基
地局240)と異なる基地局(この例では、第1の基地
局220)の中にあるSDUとの間で、呼出しごとのベ
ースで符号化された音声を通信することができる。SD
U 224は第1の基地局220の内部に置かれている
ように示されているが、第2の基地局240は代替実施
形態においては、SDUを含むこともできる。
【0020】さらに、代替実施形態においては、シグナ
リング・リンク205の複数のインスタンスを、基地局
220とMSC202の呼出し制御プロセッサとの間の
単独のインターフェースにマルチプレックスするか、あ
るいはシグナリング・リンク207の複数のインスタン
スを、基地局240と呼出し制御プロセッサ204との
間の単独のインターフェースにマルチプレックスするこ
とによって、共通のシグナリング・チャネルが生成され
る。
【0021】図3はSDUの機能がMSCおよび基地局
の両方と独立に配置されているネットワーク構成の実施
形態を示している。この実施形態においては、SDU
310は無線ネットワーク300の中のすべての基地局
に対してフレーム選択および音声符号化を提供し、そし
て複数の基地局からアクセスできる。さらに特定する
と、無線遠隔通信システム300はモバイル・スイッチ
ング・センター302、SDU 310、第1の基地局
320、および第2の基地局340を含む。
【0022】MSC 302は制御プロセッサ304と
スイッチ・ファブリック306とを含む。この実施形態
においては、制御プロセッサ304はシグナリング・リ
ンク301および303をそれぞれ経由して、第1の基
地局320および第2の基地局340に接続されてい
る。SDU 310はユーザ・トラヒック・リンク30
7を経由してMSC 302のスイッチ・ファブリック
306に接続されている。また、SDU 310は第1
の基地局320および第2の基地局にそれぞれ関係付け
られている、パケット転送ベースのユーザ・トラヒック
およびシグナリング・リンク313および315も維持
している。パケット転送ベースのシグナリング・リンク
321および323は第2のインターコネクション・プ
ロトコルを条件としており、第1の基地局320および
第2の基地局340がそれぞれ必要な時に、以下に詳細
に説明されるようにSDUをそれぞれ制御することがで
きる。
【0023】第1の基地局320は呼出し制御プロセッ
サ322、インターコネクション・プロセッサ324お
よびチャネル要素326を含む。チャネル要素326は
専有リンク327上で基地局の内部の他のコンポーネン
トと通信する。この実施形態においては、第1の基地局
320は移動局360にサービスする。同様に、第2の
基地局340は制御プロセッサ342およびインターコ
ネクション・プロセッサ344を含み、これらのプロセ
ッサは専有インターフェース347を経由してチャネル
要素346に接続されている。
【0024】パケット転送ベースのユーザ・トラヒック
およびシグナリング・リンク313、315は第1のイ
ンターコネクション・プロトコルを条件としており、そ
れによって呼出しごとのベースで、基地局とSDU 3
10との間で符号化された音声および関連付けられたシ
グナリングの通信を行うことができる。代替実施形態に
おいては、シグナリング・リンク301および303の
複数のインスタンスをそれぞれ、共通のシグナリング・
チャネルにマルチプレックスして、システムによって伝
送することができるシグナリング・リンクの合計数を減
らすことができる。呼出し制御プロセッサ322および
呼出し制御プロセッサ342は、シグナリング・リンク
305を経由して直接に通信することができる。
【0025】図4は本発明のさらにもう1つの実施形態
を示している単純化された図であり、公衆電話網の中で
使われているフォーマットから、無線インターフェース
を通して使われるフォーマットへデータを変換すること
に関連している機能を実行するための「インターワーキ
ング・プロセッサ」を含んでいる。
【0026】無線遠隔通信システム400はMSC 4
02、インターワーキング・プロセッサ410、SDU
420、第1の基地局430および第2の基地局44
0を含む。MSC 402はシグナリング・リンク40
3および405をそれぞれ経由して、第1の基地局43
0および第2の基地局440の呼出し制御プロセッサ4
32および442とそれぞれ通信する制御プロセッサ4
04を含む。また、ユーザ・データ・トラヒック・リン
ク407を経由してインターワーキング・プロセッサ4
10に接続されているスイッチ・ファブリック406も
示されている。さらに、インターワーキング・プロセッ
サ410はユーザのデータ・トラヒック・リンク411
を経由してSDU 420に接続されている。SDU
420は無線ネットワーク400の中のすべての基地局
に対するデータ伝送のために使われる無線リンク・プロ
トコルのフレーム選択および終端を提供する。SDU
420は以下に説明されるように、第1および第2の基
地局に対するパケット転送ベースのリンクを維持する。
【0027】第1の基地局430は専有インターフェー
ス437上でチャネル要素436と通信する呼出し制御
プロセッサ432およびインターコネクション・プロセ
ッサ343を含む。第1の基地局430によってサービ
スされる移動局460も示されている。この実施形態に
おいては、呼出し制御プロセッサ432は第2のインタ
ーコネクション・プロトコルを条件としているパケット
転送ベースのリンク413を経由してSDU 420に
接続されている。インターコネクション・プロセッサ4
34は第1のインターコネクション・プロトコルを条件
としているパケット転送ベースのリンク415を経由し
てSDU 420に接続されている。第2の基地局44
0は呼出し制御プロセッサ442およびインターコネク
ション・プロセッサ444を含み、それらのプロセッサ
は専有インターフェース447を経由してチャネル要素
446に接続されている。
【0028】呼出し制御プロセッサ442はパケット転
送ベースのシグナリング・リンク417を経由してSD
U 420に接続され、一方、インターコネクション・
プロセッサ444はパケット転送ベースのリンク419
を経由してSDUに接続されている。シグナリング・リ
ンク413および417によって、各基地局が必要に応
じて呼出しのハンドオフを含む各種のプロセスのため
に、SDU 420を制御することができる。シグナリ
ング・リンク415および419によって呼出しごとの
ベースで、各基地局とSDUとの間で符号化されたデー
タおよび関連付けられたシグナリングの通信を行うこと
ができる。呼出し制御プロセッサ432および呼出し制
御プロセッサ442はシグナリング・リンク405を経
由して直接に通信することができる。
【0029】インターワーキング・プロセッサ410お
よびSDU 420は中央の、そして独立の場所にある
ので、それによって無線サービス・プロバイダーがネッ
トワーク構成において大きな柔軟性を得ることができ
る。というのは、これらの2つのプロセスに関連付けら
れている機能に対して多くの基地局からアクセスできる
からである。言い換えれば、インターワーキングのプロ
セスおよびSDUの機能を基地局ごとのベースで割り当
てる必要はない。インターワーキング・プロセッサ41
0は中央の場所に示されているが、代替実施形態ではイ
ンターワーキング・プロセッサを多くの他の場所、たと
えば、MSCまたはSDUの内部に置くことができる。
【0030】上記の例示としての実施形態は、SDUを
経由するMSCと基地局との間の通信のための第1およ
び第2のパケット・インターコネクション・プロトコル
によって可能となる、ネットワーク構成の柔軟性を例示
するために提供されている。本発明の最も普通の実施形
態が示されたが、この分野の技術に熟達した人であれ
ば、これらのパケット転送プロトコルを使って多数の他
の構成を工夫することができる。
【0031】場所の柔軟性を可能にする第1および第2
のパケット転送インターコネクション・プロトコルは、
呼出し処理にも影響することが予測される。既存の呼出
し処理におけるインパクトを例示するために、一連のメ
ッセージ・フロー・ダイアグラムが図5〜図10に示さ
れている。明確化のために、各メッセージ・フロー・ダ
イアグラムには図1〜図4に示されている無線遠隔通信
システムが関連付けられている。無線遠隔通信システム
との関係付けは明確化のためになされているが、この分
野の技術に熟達した人であれば、これらのメッセージは
任意の数の無線ネットワーク構成において採用できるこ
とは理解される。
【0032】図5は移動局から別のパーティへの呼出し
の発信のために必要な、メッセージの交換を示している
メッセージ・フロー・ダイアグラムである。例示として
の目的で、以下に説明されるメッセージが図1に示され
ているような無線遠隔通信システム100の内部で交換
される。この例においては、移動局160に関連付けら
れているユーザが別のパーティ(図示せず)に対して電
話呼出しを掛ける。それに従って、移動局160はその
サービスしている基地局(すなわち、基地局110)に
対して発信メッセージを送信する。
【0033】基地局110はその発信メッセージを受信
し、そしてサービス要求メッセージをMSC 102に
対してシグナリング・リンク131上で出力する。この
サービス要求メッセージに応答して、基地局110はコ
ネクション確認メッセージをMSC 102からシグナ
リング・リンク131上で受信する。それに続いて、M
SC 102は割当て要求メッセージを基地局110に
対してシグナリング・リンク131上で送信する。その
割当て要求メッセージをモバイル・スイッチング・セン
ターからシグナリング・リンク131上で受信した後、
基地局110は無線リソースをその呼出しに対して割り
当て、呼出し制御プロセッサ112とSDU 108と
の間のシグナリング・リンク143上でのシグナリング
のためのパケット転送ベースのチャネルの確立手続きを
起動して、基地局110がSDU108を制御できるよ
うにする。また、基地局110はインターコネクション
・プロセッサ114とSDU 108との間のパケット
転送ベースの通信リンク139も確立する。
【0034】それに続いて、基地局110は移動局16
0とのトラヒック・チャネルを確立し、呼出しのコネク
ションが作られる。基地局110は割当て完了メッセー
ジをMSC 102に対してシグナリング・リンク13
1上で出力し、その呼出しが「会話状態」にあると考え
ることを示す。この好適な実施形態においては、その割
当て完了メッセージは、移動局がそのトラヒック・チャ
ネルを使い始めたほぼ正確な時刻を示す時刻パラメータ
を含む。この発信の時刻によって、サービス・プロバイ
ダーはその呼出しに対してより正確に課金することがで
きるので有利である。
【0035】図6は第1の基地局の地理的領域の外側を
移動局のユーザが移動している時に発生している、ソフ
ト・ハンドオフのソース移転の間に交換されるメッセー
ジを示しているメッセージ・フロー・ダイアグラムであ
る。この例の目的のために、その移動局は図3に示され
ている無線遠隔通信システム300によってサービスさ
れる移動局360であると仮定する。また、その移動局
は第1の基地局320(「ソース」基地局としても知ら
れている)によってサービスされる地理的領域の外側
を、第2の基地局340(「ターゲット」基地局として
も知られている)によってサービスされる地理的領域へ
向かって移動中であると仮定する。ソース基地局からタ
ーゲット基地局への呼出し制御移転の開始は、ソース基
地局320が、ソース移転が必要であることを知り、ソ
フト・ハンドオフのソース移転メッセージをMSC 3
02に対してシグナリング・リンク301上で出力する
時に開始される。
【0036】MSC 302はそのソフト・ハンドオフ
のソース移転メッセージを受信し、それをターゲット基
地局340に対してシグナリング・リンク303上で転
送する。ソフト・ハンドオフのソース移転メッセージは
ソース基地局320によって現在サービスされている呼
出しを識別する情報を含む。この例においては、ターゲ
ット基地局340は自分がそのソース移転を受け入れる
ことを決定すると仮定する(代替実施形態においては、
ターゲット基地局はそのソース移転呼出しを受け付ける
ことを断ることができる)。したがって、ターゲット基
地局340はパケット・コネクション要求メッセージを
SDU 310に対して出力し、MSC302からのソ
フト・ハンドオフのソース移転メッセージを受信したこ
とに応答してシグナリング・リンク323を生成する。
SDUに対して出力されたパケット・コネクション要求
メッセージはソース基地局によって現在サービスされて
いる呼出しをユニークに識別する情報を含む。次に、S
DU 310はアクノレッジメント・メッセージをター
ゲット基地局340に対して送信する。ターゲット基地
局はソフト・ハンドオフのソース移転アクノレッジメン
ト・メッセージをMSC 320に対してシグナリング
・リンク303上で出力する。それに続いて、MSC
302はそのソフト・ハンドオフのソース移転アクノレ
ッジメント・メッセージを、ソース基地局320に対し
てシグナリング・リンク301上で転送する。代替実施
形態においては、そのソフト・ハンドオフのソース移転
メッセージを、ソース基地局320からターゲット基地
局340へシグナリング・リンク305を通して直接に
送信することができる。そのソフト・ハンドオフのソー
ス移転アクノレッジメント・メッセージはシグナリング
・リンク305を通して送信することも可能である。
【0037】ソフト・ハンドオフ転送アクノレッジメン
ト・メッセージを受け取ると、ソース基地局320は移
転準備メッセージを、SDU 310に対してリンク3
13上で出力する。SDU 310は移転準備アクノレ
ッジメント・メッセージによってソース基地局320に
対して応答し、ソース移転のための準備ができているこ
とを示す。移転準備アクノレッジメント・メッセージを
受信すると、基地局320はソース移転コミット・メッ
セージをシグナリング・リンク321上でSDU 31
0に対して送信し、呼出し制御の転送を発生させる。
【0038】SDU 310はそのソース移転コミット
・メッセージをターゲット基地局340に対してシグナ
リング・リンク323上で転送する。次に、ターゲット
基地局340はソース移転コミット・アクノレッジメン
ト・メッセージでSDUに対して応答し、自分がSDU
310の制御権を現在有していることを示す。SDU
310はそのソース移転コミット・アクノレッジメン
ト・メッセージを、基地局320に対してシグナリング
・リンク321上で転送する。次に、ターゲット基地局
340はソフト・ハンドオフのソース移転完了メッセー
ジを、MSC302に対してシグナリング・リンク30
3上で送信する。このメッセージは基地局340が、前
に基地局320によってサービスされていた呼出しの制
御権を現在有していること通知する。次に、基地局32
0はSDU310とのコネクション321を切り離す。
【0039】図7はソフト・ハンドオフ追加ターゲット
手順の間に、基地局間で交換されるメッセージを示して
いるメッセージ・フロー・ダイアグラムである。「ソフ
ト・ハンドオフ追加ターゲット」は追加の基地局が音声
リンクに対して妨害することなしに、移動局に対するコ
ネクションに関与するようになるプロセスを意味する。
従来のソフト・ハンドオフのシナリオでは、必要な制御
データを交換するために基地局がそのハンドオフに参加
することが必要である。これらの制御メッセージはMS
Cを経由して基地局間で受け渡される。この手順のため
に導入されるレイテンシーは、無線遠隔通信システムに
おけるソフト・ハンドオフに成功するための厳しいタイ
ミング条件を満足しないことが多い。
【0040】図7はデータの交換のためのタイミングを
改善し、したがって、首尾一貫して正常なソフト・ハン
ドオフを行うことができるようにするために設けられた
基地局間の直接通信を示している。例示としての目的の
ために、以下に記述されるメッセージは、図3に示され
ているような無線遠隔通信システム300の内部で交換
されると仮定される。明確化のために、第1の基地局3
20は「ソース」基地局と呼ばれ、それは第2の基地局
340(「ターゲット」基地局とも呼ばれる)が追加さ
れる呼出しの制御を現在有している基地局であることを
示している。この好適な実施形態によると、ソース基地
局320はハンドオフが要求されていることを判定し、
ハンドオフ要求メッセージをターゲット基地局340に
対してシグナリング・リンク305経由で発行する。タ
ーゲット基地局340は自分がそのハンドオフを受け付
けることを決定する。それにしたがって、ターゲット基
地局の中のインターコネクション・プロセッサ344は
パケット・ベースのコネクション要求をSDU310に
対して出力し、シグナリングおよびユーザ・トラヒック
・リンク315を生成する。SDU 310はコネクシ
ョン315を完成し、そしてコネクション・アクノレッ
ジメント・メッセージをターゲット基地局340に対し
て送り返し、そのコネクションが確立されたことを示
す。
【0041】次に、ターゲット基地局340はハンドオ
フ要求アクノレッジメント・メッセージをソース基地局
320に対してシグナリング・リンク305上で出力す
る。SDU 310はパケット化されたユーザ・トラヒ
ック・メッセージを、ターゲット基地局340に対して
そのコネクションのアクノレッジメント・メッセージが
送られた直後に、リンク315を通して送信を開始す
る。さらに、ターゲット基地局のチャネル要素346は
トラヒック・チャネルのデータ・フレームを、ハンドオ
フされつつあるその呼出しに参加している移動局に対し
て転送する。最初のフォワード・トラヒック・チャネル
のデータ・フレームを受信すると、ターゲット基地局の
チャネル要素346はリバース・アイドル・フレーム
を、SDU310に対してリンク315上のインターコ
ネクション・プロセッサ344経由で送信し始める。基
地局340に対するリンク315が適切に確立されたこ
とがSDU 310によって判定されると、SDUはパ
ケット・ベースの接続されたメッセージを基地局320
に対してシグナリング・リンク321経由で出力する。
それ以降、ソース基地局320はハンドオフ・ダイレク
ション・メッセージをその呼出しに参加している移動局
に対して出力する。
【0042】さらに特定すると、ソース基地局320は
ハンドオフ・ダイレクション・メッセージを含んでいる
SDU 310に対してシグナリング・メッセージを送
信する。SDU 310はそのハンドオフ・ダイレクシ
ョン・メッセージを、基地局のチャネル要素326に内
部で接続されているリンク313経由で移動局に対して
送信する。移動局は受信されたハンドオフ・ダイレクシ
ョン・メッセージをアクノレッジするために、移動局ア
クノレッジメント命令を出力する。移動局アクノレッジ
メント命令はSDU 310に対してシグナリング・リ
ンク313経由で配送される。次に、SDU 310は
基地局320にハンドオフ・ダイレクション・メッセー
ジの配送が成功したことを、シグナリング・リンク32
1上で送信されるデータ転送シグナリング配送済みメッ
セージを経由して知らせる。
【0043】移動局はそのターゲット基地局へのソフト
・ハンドオフの完了時に、リンク327/313および
347/315経由でSDU 310に対してハンドオ
フ完了メッセージを出力する。それに続いて、SDUは
そのハンドオフ完了メッセージをソース基地局320に
対してシグナリング・リンク321経由で転送し、ソー
ス基地局320はハンドオフ実行済みメッセージをMS
C 302に対してシグナリング・リンク301経由で
出力し、その移動局のアクティブな位置が変更されたこ
とを知らせる。
【0044】第1および第2のインターコネクション・
プロトコルの導入によって、移動局が1つの基地局から
別の基地局へ移動する際の、無線遠隔通信システムにお
けるいくつかの種類の呼出しハンドオフが可能となる。
さらに特定すると、発生する各種のタイプのハンドオフ
としては、ハード・ハンドオフ、セミソフト・ハンドオ
フ、ソフト・ハンドオフおよび合併付きのソフト・ハン
ドオフなどがある。この好適な実施形態においては、タ
ーゲット基地局がソース基地局から呼出しのハンドオフ
が要求されていることを示している要求を受信すると、
ターゲット基地局はその呼出しに対してどのリソースが
利用できるかを判定する。たとえば、ソース基地局はソ
フト・ハンドオフを要求する可能性があるが、ターゲッ
ト基地局はハード・ハンドオフのためのリソースだけし
か備えていない場合がある。このリソースのデータはソ
ース基地局に対して伝えられ、ハンドオフの手順が開始
される前に、ハンドオフのタイプについて合意されるよ
うにする。
【0045】図8はターゲット基地局によるハンドオフ
・タイプの選択を決定するために、無線遠隔通信システ
ム300において交換されるメッセージを示しているメ
ッセージ・フロー・ダイアグラムである。この好適な実
施形態においては、ソース基地局は1つまたはそれ以上
のハンドオフ・タイプのオプションをターゲット基地局
に対して伝えることができる。この特定の実施形態は指
令型のハンドオフ・タイプ(すなわち、基地局は1つの
ハンドオフだけを許可する)または複数のハンドオフ・
タイプの両方をサポートする。有利なことに、ハンドオ
フ・タイプ選択プロセスの結果としてハンドオフの実行
効率が増加したために、ハンドオフ・シナリオの間に交
換されるメッセージの数が減少する。さらに、許される
ハンドオフ・タイプのリストを含んでいるすべてのハン
ドオフ・メッセージをシグナリング・リンク301およ
び303上でMSCを通して循環させることができ、そ
れによって、MSCが許可されるハンドオフ・タイプの
制御を実行することもできる。
【0046】例示としての目的で、ソース基地局320
によって現在サービスされている移動局360の制御が
ハンドオフを必要とすると仮定する。ソース基地局32
0の呼出しコントローラ322がハンドオフ要求メッセ
ージをMSC 302に対してシグナリング・リンク3
01経由で出力する時に、ハンドオフ・タイプ選択プロ
セスが開始される。MSC 302はそのハンドオフが
要求されているメッセージを受信し、ハンドオフ要求メ
ッセージをターゲット基地局340の呼出しコントロー
ラ342に対してシグナリング・リンク303上で出力
する。ハンドオフ要求メッセージはソース基地局の呼出
しコントローラ322によって定式化されている、許可
されているハンドオフ・タイプのリストを含む。
【0047】ターゲット基地局340はこの呼出しを処
理するために、選択するハンドオフ・タイプのオプショ
ンがある場合は、そのうちのどれかを決定する。ターゲ
ット基地局がその要求されたハンドオフに適応すること
ができると判定した場合、インターコネクション・プロ
セッサ344が接続メッセージをSDUに対して出力
し、ユーザ・トラヒックおよびシグナリング・リンク3
15を確立する。SDU310は、ターゲット基地局の
インターコネクション・プロセッサ344に対してシグ
ナリング・リンク315を確立することによって、その
接続メッセージに応答する。次に、ターゲット基地局
は、ソース基地局からのフォワード・トラヒック・チャ
ネル・フレームを受信するために待機している間、アイ
ドル状態のままになっている。
【0048】最初のフォワード・トラヒック・チャネル
・データ・フレームがターゲット基地局のチャネル要素
346の中で受信されると直ぐに、チャネル要素346
はリバース・アイドル・フレームをSDU 310に対
してリンク315および347経由で送信し始める。そ
のアイドル・フレームを受信すると、SDU 310は
移動局とターゲット基地局のチャネル要素346との間
のコネクションが適切に確立されたかどうかを判定し、
SDU 310はパケット・コネクション確立済みメッ
セージをソース基地局320に対してシグナリング・リ
ンク313経由で出力する。さらに、ターゲット基地局
の呼出しコントローラ342は、ハンドオフ要求アクノ
レッジメント・メッセージをMSC 302に対してシ
グナリング・リンク303経由で出力する。次に、MS
C 302はハンドオフ・コマンド・メッセージをソー
ス基地局の呼出しコントローラ322に対して出力し、
そのハンドオフを完成することができるようにする。
【0049】無線遠隔通信システムにおいて共通に発生
するもう1つの現象は「グレア」と呼ばれている。グレ
アの状況はユーザが呼出しを行おうとしているのと同時
に、別のパーティがその同じユーザを呼び出そうとする
時に発生する。従来、無線遠隔通信システムは呼出しの
グレアを処理することはできなかった。言い換えれば、
移動局からの発信呼出しはデフォールトによってサービ
スされる。第1および第2のインターコネクション・プ
ロトコルの確立によって、呼出しのグレアの状況はMS
Cおよび移動局の両方から検出できる。しかし、1つの
呼出しだけが接続されるようにすることによってその状
況を解決することはMSCの責任である。さらに特定す
れば、移動局が呼出しを起動し、そしてMSCがその起
動された呼出しをリジェクトするように選択し、そして
その入ってきた呼出しを移動局に対して代わりに配送す
るように選択した時、そのMSCはこの情報をサービス
している基地局に対して送信し、そのネットワークの中
のアクティビティを同期化することができるようにしな
ければならない。その基地局はその入ってきた呼出しの
配送を自分が受け取ったことを知らせなければならな
い。いくつかの実施形態においては、基地局は、MSC
がその移動ユーザによって発信された呼出しにサービス
することを進行させなければならない場合に、その入っ
てきた呼出しの配送をリジェクトすることができる。
【0050】図9はグレアの状況において新しい呼出し
の方向に対してネットワークを同期させるために、MS
Cと基地局との間のシグナリングをどのように使うこと
ができるか(すなわち、移動局が起動した呼出しが移動
局への呼出しの配送のためにどのように中断することが
できるか)を示している。例を示すために、図9のメッ
セージ・フロー・ダイアグラムの中に記述されているメ
ッセージは、図3に示されているような無線遠隔通信シ
ステム300の内部で交換されると仮定する。そのプロ
セスは、移動局360が発信メッセージを無線インター
フェース上でそのサービスしている基地局(この例にお
いては、第1の基地局320)に対して送信する時に開
始される。
【0051】基地局320は移動局に対して配送される
基地局アクノレッジメント命令によって、発信メッセー
ジの受領をアクノレッジする。それに続いて、基地局3
20はサービス要求メッセージをMSC 302に対し
て出力し、シグナリング・リンク301を生成し、発信
要求を転送する。MSC 302はリンク301の確立
を示しているコネクション確認メッセージで基地局32
0に対して応答する。この実施形態においては、サービ
ス要求メッセージは電子シリアル番号などの移動アイデ
ンティティ情報を含む。次に、MSC 302は割当て
要求メッセージを基地局320に対して出力し、その基
地局がその呼出しに対して無線リソースを割り当てるこ
とを要求する。割当て要求メッセージはその呼出しの方
向を、発信された移動局から終端される移動局へ変更し
たいというMSCの要望を示している呼出しダイレクシ
ョン要素を含む。この実施形態においては、SDU 3
10によって実行される機能は基地局から分離されてお
り、したがって、MSC302はその割当て要求メッセ
ージの中でSDU 310を識別する。割当て要求メッ
セージを受信すると、基地局320は図5に記述されて
いるようなパケット・ベースのチャネル確立手順を起動
する。次に、基地局320はチャネル割当てメッセージ
を無線インターフェースの制御チャネル上で送信し、移
動局に対する無線トラヒック・チャネルの確立を開始す
る。次に、移動局とネットワークはその移動局を獲得し
てそれを正しく接続するために必要なメッセージを交換
する。
【0052】無線トラヒック・チャネルとパケット・モ
ード・チャネルが確立された後、基地局320は割当て
完了メッセージをMSC 302に対して出力し、そし
て呼出しダイレクション・アクノレッジメント要素を含
めることによって、その呼出しダイレクション変更の受
け入れを示す。次に、基地局320はアラート・メッセ
ージを移動局に対して出力し、確立されたリンクを経由
してその局においてリンギングを発生させる。その呼出
しが応答されると、接続命令が基地局320に対して送
信される。次に、基地局320は接続メッセージをMS
C 302に対して出力し、その呼出しが移動局におい
て応答されたこと、そして会話状態にあることを示す。
【0053】図10は不必要なコネクションを取り除く
ために、無線遠隔通信システム300の内部で交換され
るメッセージを示しているメッセージ・フロー・ダイア
グラムである。さらに特定すれば、ソフト・ハンドオフ
を使う呼出しの動作の間に、その呼出しをサポートする
ための一組のリソースをターゲット基地局に供給するこ
とができる。その呼出しに固有のシグナリング・コネク
ションもMSCとターゲット基地局との間に生成され
る。従来、ターゲット基地局におけるリソースが不要と
なった時、それらはMSCから指令されてその呼出しか
ら取り除かれなければならない。本発明の好適な実施形
態においては、ターゲット基地局はMSCと直接に対話
してそのようなシグナリング・コネクションを取り除
く。
【0054】例示としての目的で、ソフト・ハンドオフ
が発生してターゲット基地局におけるリソースは不要と
なったと仮定する。それに従って、ソース基地局320
はソフト・ハンドオフのドロップ・ターゲット・メッセ
ージをMSC 302に対して出力し、ターゲット基地
局340に対して転送されるようにする。ターゲット基
地局340はSDU 310に対して自分のパケット・
コネクション315を取り除き、ソフト・ハンドオフ・
ドロップ・ターゲット・アクノレッジメント・メッセー
ジをMSC 302に対してリンク303経由で送信
し、ソース基地局320に対して転送されるようにす
る。ターゲット基地局340は自分がその呼出しに対し
て無線リソースを割り当てていないことを知り、クリア
要求メッセージをMSC 302に対して送信し、シグ
ナリング・リンク303のクリアを要求する。
【0055】MSC 302はクリア・コマンド・メッ
セージをターゲット基地局に対して出力し、関連付けら
れた専用のリソース(すなわち、シグナリング・リンク
303)を解放するように指示する。クリア・コマンド
・メッセージに応答して、ターゲット基地局はクリア完
了メッセージを送信し、シグナリング・リンク303を
解放する。代替実施形態においては、ソフト・ハンドオ
フのドロップ・ターゲットおよびソフト・ハンドオフの
ドロップ・ターゲット・アクノレッジメント・メッセー
ジが、シグナリング・リンク305経由で交換される。
【0056】有利なことに、第1および第2のインター
コネクション・プロトコルによって上記のネットワーク
構成および呼出し処理および制御を可能にするMSC/
基地局通信における柔軟性が得られる。本発明は好適な
実施形態を使って説明されてきたが、この分野の技術に
熟達した人であれば本発明の適用範囲から逸脱すること
なしに、他の構成を工夫することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施することができる無線遠隔通信シ
ステムの実施形態である。
【図2】本発明を実施することができる無線遠隔通信シ
ステムの実施形態である。
【図3】本発明を実施することができる無線遠隔通信シ
ステムの実施形態である。
【図4】本発明を実施することができる無線遠隔通信シ
ステムの実施形態である。
【図5】図1の無線遠隔通信システムにおいて実行され
る、移動局呼出しの発生のメッセージ・フロー・ダイア
グラムである。
【図6】図3の無線遠隔通信システムにおいて実行され
る、ソフト・ハンドオフのソース移転のメッセージ・フ
ロー・ダイアグラムである。
【図7】図3の無線遠隔通信システムにおいて実行され
る、ソフト・ハンドオフのサポートのための基地局間通
信のメッセージ・フロー・ダイアグラムである。
【図8】図3の無線遠隔通信システムにおいて実行され
る、ターゲット基地局によるハンドオフ・タイプ選択の
メッセージ・フロー・ダイアグラムである。
【図9】図3の無線遠隔通信システムにおいて実行され
る、呼出しグレアに対処しているメッセージ・フロー・
ダイアグラムである。
【図10】図3の無線遠隔通信システムにおいて実行さ
れる、ターゲット基地局によるシグナリング・コネクシ
ョンのクリアのメッセージ・フロー・ダイアグラムであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/881779 (32)優先日 1997年6月24日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 マイケル フランシス ドラン アメリカ合衆国 60440 イリノイズ,ボ ーリングブルック,ミュージアル サーク ル 311 (72)発明者 トーマス リー マックロバーツ アメリカ合衆国 60540 イリノイズ,ネ イパーヴィル,サウス エルスワース ス トリート 126 (72)発明者 ラリー エドワード ペレタイアー アメリカ合衆国 60532 イリノイズ,リ ッスル,ブリッタニー ドライヴ 4449 (72)発明者 アルバート ジョセフ ソウヤー アメリカ合衆国 60187 イリノイズ,ホ イートン,イースト ハウゾーン ブウル ヴァード 318 (72)発明者 ジョセフ エルマー セイツ アメリカ合衆国 60540 イリノイズ,ネ イパーヴィル,サウス ジュリアン スト リート 590 (72)発明者 トーマス トレイヤー トウル アメリカ合衆国 60540 イリノイズ,ネ イパーヴィル,チェシアー アヴェニュー 1251

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線遠隔通信システムにおいて、モバイ
    ル・スイッチング・センターと少なくとも1つの基地局
    との間で、データの交換を確立するためのインターフェ
    ースであって、 前記基地局とフレーム選択および音声符号化のためのシ
    ステムとの間にリンクを確立する第1のインターコネク
    ション・プロトコルと、 前記基地局とフレーム選択および音声符号化のための前
    記システムとの間に1つのリンクを確立するための第2
    のインターコネクション・プロトコルとを含むインター
    フェース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインターフェースにお
    いて、前記第2のインターコネクションは制御情報を送
    信するようになっているインターフェース。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインターフェースにお
    いて、前記第1のインターコネクション・プロトコルは
    制御信号、シグナリングおよびユーザ・トラヒックを送
    信するようになっているインターフェース。
  4. 【請求項4】 無線遠隔通信システムにおいて、モバイ
    ル・スイッチング・センターと少なくとも1つの基地局
    との間で、データの交換を確立するためのインターフェ
    ースであって、 前記基地局とフレーム選択および無線リンク・プロトコ
    ルの終端のためのシステムとの間に1つのリンクを確立
    する第1のインターコネクション・プロトコルと、 前記基地局とフレーム選択および無線リンク・プロトコ
    ルの終端のための前記システムとの間に1つのリンクを
    確立するための第2のインターコネクション・プロトコ
    ルとを含むインターフェース。
  5. 【請求項5】 無線遠隔通信システムにおいて、モバイ
    ル・スイッチング・センターと少なくとも1つの基地局
    との間で、データの交換を確立するためのインターフェ
    ースであって、 前記基地局と音声符号化のためのシステムとの間に1つ
    のリンクを確立する第1のインターコネクション・プロ
    トコルと、 前記基地局と音声符号化のための前記システムとの間に
    1つのリンクを確立するための第2のインターコネクシ
    ョン・プロトコルとを含むインターフェース。
  6. 【請求項6】 無線遠隔通信システムであって、 第1の基地局の第1のインターコネクション・プロセッ
    サに対して第1のインターコネクション・プロトコルを
    経由して接続されている、選択/分配ユニット(SD
    U)を備え、 前記SDUは第1のインターコネクション・プロトコル
    を経由して第2の基地局の第2のインターコネクション
    ・プロセッサに対して接続されていて、 前記SDUは第2のインターコネクション・プロトコル
    を経由して前記第1の基地局の第1の呼出し制御プロセ
    ッサに対して接続されていて、 前記SDUは第2のインターコネクション・プロトコル
    を経由して、前記第2の基地局の第2の呼出し制御プロ
    セッサに対して接続されているシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の無線遠隔通信システム
    において、前記第1のインターコネクション・プロトコ
    ルは制御情報、シグナリングおよびユーザ・トラヒック
    を送信するようになっているシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の無線遠隔通信システム
    において、シグナリング・リンク上で互いに直接に通信
    する基地局をさらに含むシステム。
  9. 【請求項9】 複数の基地局に接続されているモバイル
    ・スイッチング・センターを含む無線遠隔通信システム
    であって、 第1の基地局の中にあって、第2の基地局の中の呼出し
    制御プロセッサとインターコネクション・プロセッサと
    に接続されている、選択/分配ユニット(SDU)を備
    え、 前記SDUは前記モバイル・スイッチング・センターの
    中に置かれているスイッチ・ファブリックに接続されて
    いて、前記モバイル・スイッチング・センターと基地局
    との間の通信がSDUを経由して伝送されるようになっ
    ているシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の無線遠隔通信システ
    ムにおいて、前記SDUは第1のインターコネクション
    ・プロトコルを経由して各基地局に接続されているシス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の無線遠隔通信システ
    ムにおいて、前記SDUは第2のインターコネクション
    ・プロトコルを経由して各基地局に接続されているシス
    テム。
  12. 【請求項12】 無線遠隔通信システムにおけるソース
    移転を実行するための方法であって、 移転が必要であることをソース基地局が決定するステッ
    プと、 前記ソース基地局からの移転要求をターゲット基地局が
    受け付けるステップと、 前記ソース基地局、前記ターゲット基地局およびフレー
    ム選択および音声符号化のためのシステムの間で制御情
    報を交換し、前記ソース移転を調整するステップとを含
    む方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法において、前記
    ソース基地局は前記フレーム選択および音声符号化シス
    テムから、前記ソース移転の完了時に前記システムから
    の制御コネクションを切り離すステップをさらに含む方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の方法において、前記
    ターゲット基地局は呼出しの制御を仮定しているステッ
    プをさらに含む方法。
  15. 【請求項15】 無線遠隔通信システムにおいてソース
    移転を実行するための方法であって、 ソース移転が必要であることをソース基地局が決定する
    ステップと、 前記ソース基地局からの前記ソース移転をターゲット基
    地局が受け付けるステップと、 前記ソース基地局、前記ターゲット基地局およびフレー
    ム選択および無線リンク・プロトコル終端の間で、制御
    情報を交換して前記ソース移転を調整するステップとを
    含むシステム。
  16. 【請求項16】 無線遠隔通信システムにおいてソース
    移転を実行するための方法であって、 移転が必要であることをソース基地局が決定するステッ
    プと、 前記ソース基地局からの移転要求をターゲット基地局が
    受け付けるステップと、 前記ソース基地局、ターゲット基地局および音声符号化
    のためのシステムの間で、制御情報を交換するステップ
    とを含む方法。
  17. 【請求項17】 複数の基地局の中に1つのモバイル・
    スイッチング・センターを含む無線遠隔通信システムに
    おいて、呼出しのハンドオフを実行するための方法であ
    って、 ハンドオフ・タイプのオプションを含むメッセージを出
    力するソース基地局と、 前記ソース基地局から受信されるハンドオフ・タイプの
    オプションを選択するターゲット基地局と、 前記ハンドオフ・タイプの選択に従って前記ソース基地
    局と前記ターゲット基地局との間で、呼出しのハンドオ
    フを実行するステップとを含む方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのソース基地局と少な
    くとも1つのターゲット基地局とにサービスしているモ
    バイル・スイッチング・センターを含む無線遠隔通信シ
    ステムにおいて、ハンドオフ・タイプを選択するための
    方法であって、 前記ソース基地局は前記スイッチング・センターに対し
    てハンドオフ・タイプのオプションを含むメッセージを
    出力するステップと、 前記モバイル・スイッチング・センターが前記メッセー
    ジを受信して、ハンドオフ要求メッセージを前記ターゲ
    ット基地局に対して出力するステップと、 前記ターゲット基地局が1つのハンドオフ・タイプを選
    択するステップとを含む方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つの基地局にサービスし
    ているモバイル・スイッチング・センターを含む無線遠
    隔通信システムにおいて、呼出しを前記基地局によって
    サービスされる移動局に対して接続するための方法であ
    って、 前記モバイル・スイッチング・センターは前記移動局か
    ら発信される呼出し要求を受信するステップと、 前記モバイル・スイッチング・センターが、前記移動局
    に対して別の呼出しが向けられていることを判定するス
    テップと、 前記スイッチング・センターが新しい呼出しダイレクシ
    ョン・パラメータ付きの割当て要求を前記基地局に対し
    て出力するステップと、 前記基地局が前記呼出しを前記新しい呼出しダイレクシ
    ョン・パラメータに従って接続するステップとを含む方
    法。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの基地局にサービスす
    る1つのモバイル・スイッチング・センターを含む無線
    遠隔通信システムにおいて、移動ステーションに対する
    呼出しを接続するための方法であって、 前記モバイル・スイッチング・センターが、前記移動に
    対する呼出しが行われようとしていて、前記移動局が別
    の呼出しを発信しようとしていることを検出するステッ
    プと、 前記モバイル・スイッチング・センターが前記基地局と
    ネゴシエートして前記移動局に対して行われようとして
    いる前記呼出しを配送するステップとを含む方法。
JP10176793A 1997-06-24 1998-06-24 性能および互換性を改善するための無線遠隔通信システム Pending JPH11103487A (ja)

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