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JPH1093864A - Mos型固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

Mos型固体撮像装置の駆動方法

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Publication number
JPH1093864A
JPH1093864A JP8247865A JP24786596A JPH1093864A JP H1093864 A JPH1093864 A JP H1093864A JP 8247865 A JP8247865 A JP 8247865A JP 24786596 A JP24786596 A JP 24786596A JP H1093864 A JPH1093864 A JP H1093864A
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JP
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JP8247865A
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Hiroshi Yamashita
浩史 山下
Nagataka Tanaka
長孝 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生画面上でシェーディングなどの発生する
ことのないMOS型固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、信号電荷が蓄積された単位セ
ルから信号を読みだす行の単位セルの選択を行なう水平
アドレス線のうち、読み出し行の前記水平アドレス線に
単位セルに蓄積された信号電荷の読み出しを行なうため
の電位を印加し(t=1)、前記読みだし行の単位セル
に蓄積された電荷のリセットを行なうための電位をリセ
ット線に印加し(t=3)、前記読み出し行の水平アド
レス線の電位を変化させて前記読み出し行の単位セルに
蓄積された電荷のリセットをする(t=4)ことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS型固体撮像
装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MOS型固体撮像装置の一つとし
て、増幅型固体撮像装置が種々提案されている。図8
は、このようなMOS型固体撮像装置の概要を示す回路
構成図である。
【0003】同図に示すように、このMOS型固体撮像
装置の単位セルは、フォトダイオード1(1−1−1〜
1−2−2)、フォトダイオード1(1−1−1〜1−
2−2)の信号を増幅する増幅トランジスタ2(2−1
−1〜2−2−2)、信号を読み出すラインを選択する
アドレス容量3(3−1−1〜3−2−2)、信号電荷
をリセットするリセットトランジスタ4(4−1−1〜
4−2−2)から構成されている。
【0004】ここでは、2×2個の単位セルが二次元上
に配列されている図を示しているが、実際には、これよ
り多くの単位セルが配列される。垂直シフトレジスタ5
から水平方向に配線されている水平アドレス線6(6−
1,6−2)はアドレス容量3(3−1−1〜3−2−
2)に結線され、信号を読みだすラインを決定する。
【0005】リセット線7(7−1,7−2)は、リセ
ットトランジスタ4(4−1−1〜4−2−2)のゲー
トに結線されている。増幅トランジスタ2(2−1−1
〜2−2−2)のソースは垂直信号線8(8−1,8−
2)に結線される。
【0006】この垂直信号線8(8−1,8−2)の一
端には、負荷トランジスタ9(9−1,9−2)が接続
されており、他端には1ライン(1行)分の信号を取り
込む信号取り込みトランジスタ10(10−1,10−
2)を介して、1ライン(1行)分の信号を蓄積する増
幅信号蓄積容量11(11−1,11−2)に結線され
るとともに、水平シフトレジスタ13から供給される選
択パルスにより選択される水平選択トランジスタ12
(12−1,12−2)を介して水平信号線15に結線
されている。
【0007】以下、図9のタイミングチャート参照し
て、このMOS型固体撮像装置の動作について説明す
る。水平アドレス線6−1をハイレベルにするアドレス
パルス21−1を印加すると、この行の増幅トランジス
タ2−1−1,2−1−2と負荷トランジスタ9−1,
9−2でソースホロア回路が構成される。
【0008】これにより、増幅トランジスタ2−1−
1,2−1−2のゲート電圧、すなわちフォトダイオー
ド1−1−1,1−1−2の電圧とほぼ同等の電圧が垂
直信号線8−1,8−2に現れる。
【0009】このとき、信号取り込みトランジスタ10
−1,10−2の共通ゲート14に信号取り込みパルス
を印加し、増幅信号蓄積容量11−1,11−2に垂直
信号線8−1,8−2に現れた電圧とその容量の積の増
幅された信号電荷を蓄積する。
【0010】増幅信号蓄積容量11−1,11−2に信
号が蓄積された後、リセットトランジスタ4−1−1,
4−1−2にリセットパルス22−1を印加して、フォ
トダイオード1−1−1,1−1−2に蓄積された信号
電荷をリセットする。
【0011】図10は、このときのリセットトランジス
タの動作を示す電位分布図である。同図に示すように、
リセットトランジスタにリセットパルスが印加される
と、リセットトランジスタのソース側の検出部16−1
に蓄積されていた電荷が、ドレイン側に流れ込みリセッ
トが行なわれる。
【0012】つぎに、水平シフトレジスタ13から水平
選択パルス23−1,23−2を水平選択トランジスタ
12−1,12−2に順次印加し、水平信号線15から
1行分の出力信号24−1,24−2を順次取り出す。
この動作を次のライン次のラインと順次続けることによ
り、2次元状に配置されたフォトダイオードのすべての
信号を読み出すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
MOS型固体撮像装置にあっては、次のような問題があ
った。すなわち、リセットトランジスタ4は、通常MO
S型トランジスタで構成されるため、MOS型トランジ
スタのゲートとなるリセット線は多結晶シリコンで形成
される。
【0014】セル検出部のリセットは、選択された行で
共通に行なうため、リセット線7は行方向に伸長した長
い配線になる。ところが、近年の多画素化の要請により
単位セルの大きさは次第に小さくなっている。そのた
め、多結晶シリコン配線の配線幅は年々狭くなってお
り、そのため配線抵抗は高くなる傾向にある。
【0015】一方、単位セルの微細化に伴ない絶縁膜の
厚さも薄くなる傾向にあり、そのため配線間の容量もま
た年々大きくなる傾向にある。配線の抵抗が高くなり配
線間容量が大きくなると、配線抵抗と配線間容量との積
で決まる配線の伝達時定数が大きくなる。この配線の伝
達時定数が大きくなると、電源からリセット線に印加さ
れるパルスの電圧が、電源より遠い部分に十分に伝わる
のにかかる時間が増大してしまう。
【0016】そして、この伝達時間が印加されるパルス
の時間幅と比べて同程度にまでなると、電源より遠い部
分へはパルス電圧が十分に伝わらなくなり、その結果、
再生画面上ではシェーディングなどが発生してしまうと
いう問題があった。
【0017】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、再生画面上でシェーディングなどの発生するこ
とのないMOS型固体撮像装置の駆動方法を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】従って、まず、上記目的
を達成するために第1の発明は、信号電荷が蓄積された
単位セルから信号を読みだす行の単位セルの選択を行な
う水平アドレス線のうち、読み出し行の前記水平アドレ
ス線に第1の電位を印加して単位セルに蓄積された信号
電荷を読み出し、前記読み出し行の水平アドレス線に前
記第1の電位よりも高い第2の電位を印加し、前記読み
だし行の単位セルに蓄積された電荷のリセットを行なう
ための第3の電位をリセット線に印加し、前記読み出し
行の水平アドレス線の電位を前記第2の電位から前記第
1の電位に戻し、前記リセット線に印加された第3の電
位によって前記読み出し行の単位セルに蓄積された電荷
のリセットをすることを特徴とする。
【0019】また、第2の発明は、信号電荷が蓄積され
た単位セルから信号を読みだす行の単位セルの選択を行
なう水平アドレス線のうち、読み出し行の前記水平アド
レス線に第1の電位を印加して単位セルに蓄積された信
号電荷の読み出し、前記読みだし行の単位セルに蓄積さ
れた電荷のリセットを行なうための第2の電位をリセッ
ト線に印加し、前記読み出し行の水平アドレス線に前記
第1の電位よりも低い第3の電位を印加し、前記リセッ
ト線に印加された第2の電位によって前記読み出し行の
単位セルに蓄積された電荷をリセットすることを特徴と
する。
【0020】さらに、第3の発明は、信号電荷が蓄積さ
れた単位セルから信号を読みだす行の単位セルの選択を
行なう水平アドレス線のうち、読み出し行の前記水平ア
ドレス線に電位を印加して単位セルに蓄積された信号電
荷を読み出し、前記読み出し行の水平アドレス線の電位
より低い電位に変化させて前記読み出し行の単位セルに
蓄積された電荷のリセットをすることを特徴とする。
【0021】次に、上記第1〜第4の発明の作用につい
て説明する。まず、第1の発明は、読み出し行の水平ア
ドレス線に第1の電位を印加して単位セルに蓄積された
信号電荷を読み出す。次に、読み出し行の水平アドレス
線に第1の電位よりも高い第2の電位を印加した後に、
読みだし行の単位セルに蓄積された電荷のリセットを行
なうための第3の電位をリセット線に印加する。
【0022】そして、読み出し行の水平アドレス線の電
位を第2の電位から第1の電位に戻し、リセット線に印
加された第3の電位によって読み出し行の単位セルに蓄
積された電荷のリセットをするので、読み出し行の単位
セルの電荷を同時にリセットすることができ、その結
果、再生画面上でシェーディング等の問題が発生するの
を防止することができる。
【0023】また、第2の発明は、信号電荷が蓄積され
た単位セルから信号を読みだす行の単位セルの選択を行
なう水平アドレス線のうち、読み出し行の前記水平アド
レス線に第1の電位を印加して単位セルに蓄積された信
号電荷の読み出す。
【0024】次に、読みだし行の単位セルに蓄積された
電荷のリセットを行なうための第2の電位をリセット線
に印加する。そして、読み出し行の水平アドレス線に前
記第1の電位よりも低い第3の電位を印加し、前記リセ
ット線に印加された第2の電位によって前記読み出し行
の単位セルに蓄積された電荷をリセットするので、読み
出し行の単位セルの電荷を同時にリセットすることがで
き、その結果、再生画面上でシェーディング等の問題が
発生するのを防止することができる。
【0025】さらに、第3の発明は、信号電荷が蓄積さ
れた単位セルから信号を読みだす行の単位セルの選択を
行なう水平アドレス線のうち、読み出し行の前記水平ア
ドレス線に電位を印加して単位セルに蓄積された信号電
荷を読み出す。
【0026】そして、読み出し行の水平アドレス線の電
位より低い電位に変化させて前記読み出し行の単位セル
に蓄積された電荷のリセットをするので、読み出し行の
単位セルの電荷を同時にリセットすることができ、その
結果、再生画面上でシェーディング等の問題が発生する
のを防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 <第1の実施の形態>本実施の形態のMOS型固体撮像
装置と従来のMOS型固体撮像装置と異なる点は、単位
セルの駆動方法にある。
【0028】図1は、MOS型固体撮像装置の一単位セ
ルの構成を示す図である。ここでは、第1行目第1列の
単位セルの構成を示しているが、図8と同様に、他の単
位セルの構成も同様の構成が採られる。なお、図8と同
一部分には、同一符号を付して説明する。
【0029】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
るMOS型固体撮像装置の動作を示すタイミングチャー
トである。以下、このタイミングチャートに基づいて、
本実施の形態のMOS型固体撮像装置の動作について説
明する。
【0030】まず、垂直シフトレジスタ5により、1水
平ブランキング期間中に選択行の水平アドレス線、ここ
では第1行目第1列の水平アドレス線6−1が選択電位
にされる(t=1)。これにより、検出部16−1に蓄
積された信号が増幅トランジスタ2−1−1を介して垂
直信号線8−1に読みだされ、増幅信号蓄積容量11−
1に蓄積される。
【0031】この蓄積された信号は、水平シフトレジス
タ13を順次ONにすることにより、水平信号線15に
読み出される。次に、垂直シフトレジスタ5によって、
水平アドレス線6−1が選択電位より高電位に設定され
る(t=2)。続いてリセット線7−1にリセットパル
スが印加され(t=3)、その後、アドレス線6−1が
行選択電位に戻される(t=4)。
【0032】この動作を次のライン次のラインと順次続
けることにより、2次元状に配置されたフォトダイオー
ドのすべての信号を読み出すことができる。図2は、本
実施の形態におけるMOS型固体撮像装置の各動作タイ
ミングにおけるリセットトランジスタ4−1−1の動作
を示す電位分布図である。
【0033】まず、選択行のアドレス線6−1に行選択
電位のパルスを印加した状態(t=1)においては、検
出部16−1の電位は、アドレス容量3−1−1によっ
て、高電位側に高くなる。その結果、検出部16−1に
蓄積された信号が増幅トランジスタ2−1−1を介して
垂直信号線8−1に読みだされる。
【0034】次に、水平アドレス線6−1が行選択電位
より高い電位に設定されるので、検出部16−1の電位
はさらに高い電位に変化する(t=2)。続いて、リセ
ット線7−1にリセットパルスが印加されるが(t=
3)、この時、リセットトランジスタのソース電位に相
当する検出部16−1の電位が十分に高いため、リセッ
トトランジスタ4−1−1には電流は流れない。
【0035】リセットトランジスタ4−1−1に電流が
流れている際には、リセットトランジスタの容量はゲー
ト酸化膜容量になるから、この場合のリセット線7−1
と基板との間の容量はきわめて大きくなる。
【0036】しかしながら、本実施の形態のMOS型固
体撮像装置においては、リセットトランジスタ4−1−
1をONする際には電流が流れないため、リセット線7
−1と基板との間の容量は、ゲート酸化膜容量と基板空
乏層容量との間の直列容量となり、リセット線7−1に
連なる容量は格段に小さくなる。このため、リセット線
7−1の伝達時間は十分に小さくなり、その結果、電源
線から遠い部分でもリセット線7−1の電位は他の部分
の電位と同じになり、シェーディングなどの問題が生ず
ることがなくなるのである(t=3)。
【0037】続いて、水平アドレス線6−1の電位が行
選択電位に戻る(t=4)。この時、リセットトランジ
スタ4−1−1のソースである検出部の電位は低くなる
から、リセットトランジスタ4−1−1に電流が流れ、
検出部16−1のリセットが行なわれる。
【0038】従って、本実施の形態のMOS型固体撮像
装置によれば、リセットトランジスタのゲートのONを
行なう場合に、リセットトランジスタに電流が流れない
ようにアドレス線に行選択電位よりも高い電位を印加し
ているので、リセットトランジスタと基板との間の容量
は充分に小さく、電源から遠い部分のリセットトランジ
スタでも略同時にONとなる。
【0039】そして、全てのリセットトランジスタが完
全にON状態になった後に、アドレス線の電位を行選択
電位に戻してリセットを行なうため、再生画面上でシェ
ーディング等の問題が発生するのを抑制することができ
る。 <第2の実施の形態>図4は、本発明の第2の実施の形
態に係るMOS型固体撮像装置の動作を示すタイミング
チャートである。以下、このタイミングチャートに基づ
いて、本実施の形態のMOS型固体撮像装置の動作につ
いて説明する。なお、回路構成は、図8と同様であり、
また、図8と同一部分には、同一符号を付して説明す
る。
【0040】まず、垂直シフトレジスタ5により、1水
平ブランキング期間中に選択行の水平アドレス線、ここ
では第1行目第1列の水平アドレス線6−1が選択電位
にされる(t=1)。この選択電位は、リセットトラン
ジスタに電流が流れない程度の電位である。これによ
り、検出部16−1に蓄積された信号が増幅トランジス
タ2−1−1を介して垂直信号線8−1に読みだされ、
増幅信号蓄積容量11−1に蓄積される。
【0041】この蓄積された信号は、水平シフトレジス
タ13を順次ONにすることにより、水平信号線15に
読み出される。次に、垂直シフトレジスタ5によって、
リセット線7−1にリセットパルスが印加されるが(t
=2)、この時、リセットトランジスタのソース電位に
相当する検出部16−1の電位が十分に高いため、リセ
ットトランジスタに電流は流れない。続いて、垂直シフ
トレジスタ5によって、水平アドレス線6−1が選択電
位より低い電位に設定される(t=3)。これにより、
電荷のリセットが行なわれる。
【0042】その後、アドレス線6−1が行選択電位に
戻されるとともに、リセットトランジスタ4−1−1の
電位が戻される(t=4)。これにより、リセット動作
が完了する。
【0043】この動作を次のライン次のラインと順次続
けることにより、2次元状に配置されたフォトダイオー
ドのすべての信号を読み出すことができる。図5は、本
実施の形態におけるMOS型固体撮像装置の各動作タイ
ミングにおけるリセットトランジスタ4−1−1の動作
を示す電位分布図である。
【0044】まず、選択行のアドレス線6−1に行選択
電位のパルスを印加した状態(t=1)においては、検
出部16−1の電位は、アドレス容量3−1−1によっ
て、高電位側に高くなる。その結果、検出部16−1に
蓄積された信号が増幅トランジスタ2−1−1を介して
垂直信号線8−1に読みだされる。
【0045】次に、リセット線7−1にリセットパルス
が印加されるが(t=2)、この時、リセットトランジ
スタのソース電位に相当する検出部16−1の電位が十
分に高いため、リセットトランジスタ4−1−1には電
流は流れない。
【0046】次に、水平アドレス線6−1が行選択電位
より低い電位に設定されるので、検出部16−1の電位
は低い電位に変化する(t=3)。この時、リセットト
ランジスタ4−1−1に電流が流れ、検出部16−1の
リセットが行なわれる。
【0047】次に、水平アドレス線6−1の電位が行選
択電位に戻され(t=4)、リセット動作が終了する。
なお、本実施の形態のMOS型固体撮像装置において
は、いくつかの変形例があり、図6に示すように、リセ
ット線にリセットパルスを印加しない場合や、図7に示
すように、リセットする際のアドレス線電位を非選択電
位と等しくする場合等、本発明の要旨を変更しない範囲
で変形することが可能である。
【0048】従って、本実施の形態のMOS型固体撮像
装置によれば、リセットトランジスタのゲートのONを
行なう場合に、リセットトランジスタに電流が流れない
ようにアドレス線に高い電位を印加しているので、リセ
ットトランジスタと基板との間の容量は充分に小さく、
電源から遠い部分のリセットトランジスタでも略同時に
ONとなる。
【0049】そして、全てのリセットトランジスタが完
全にON状態になった後に、アドレス線の電位よりも低
い電位にしてリセットを行なうため、再生画面上でシェ
ーディング等の問題が発生するのを抑制することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
再生画面上でシェーディングなどの発生することのない
MOS型固体撮像装置の駆動方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るMOS型固体
撮像装置の一単位セルの構成を示す図である。
【図2】同第1の実施の形態におけるMOS型固体撮像
装置の各動作タイミングにおけるリセットトランジスタ
の動作を示す電位分布図である。
【図3】同第1の実施の形態におけるMOS型固体撮像
装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るMOS型固体
撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】同実施の形態におけるMOS型固体撮像装置の
各動作タイミングにおけるリセットトランジスタ4−1
−1の動作を示す電位分布図である。
【図6】同実施の形態におけるMOS型固体撮像装置の
制御方法の第1の変形例を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】同実施の形態におけるMOS型固体撮像装置の
制御方法の第2の変形例を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】従来のMOS型固体撮像装置の回路構成を示す
図である。
【図9】従来のMOS型固体撮像装置の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図10】リセットトランジスタの動作を示す電位分布
図である。
【符号の説明】
1−1−1,1−1−2,〜,1−2−2…フォトダイ
オード、 2−1−1,2−1−2,〜,2−2−2…増幅トラン
ジスタ、 3−1−1,3−1−2,〜,3−2−2…アドレス容
量、 4−1−1,4−1−2,〜,4−2−2…リセットト
ランジスタ、 5…垂直シフトレジスタ、 6−1,6−2…水平アドレス線、 7−1,7−2…リセット線、 8−1,8−2…垂直信号線、 9−1,9−2…負荷トランジスタ、 10−1,10−2…信号取り込みトランジスタ、 11−1,11−2…増幅信号蓄積容量、 12−1,12−2…水平選択トランジスタ、 13…水平シフトレジスタ、 14…信号取り込みトランジスタの共通ゲート、 15…水平信号線、 16−1…検出部、 21…アドレスパルス、 22…リセットパルス、 23…水平選択パルス、 24…出力信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号電荷が蓄積された単位セルから信号
    を読みだす行の単位セルの選択を行なう水平アドレス線
    のうち、読み出し行の前記水平アドレス線に第1の電位
    を印加して単位セルに蓄積された信号電荷を読み出し、 前記読み出し行の水平アドレス線に前記第1の電位より
    も高い第2の電位を印加し、 前記読みだし行の単位セルに蓄積された電荷のリセット
    を行なうための第3の電位をリセット線に印加し、 前記読み出し行の水平アドレス線の電位を前記第2の電
    位から前記第1の電位に戻し、前記リセット線に印加さ
    れた第3の電位によって前記読み出し行の単位セルに蓄
    積された電荷のリセットをすることを特徴とするMOS
    型固体撮像装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 信号電荷が蓄積された単位セルから信号
    を読みだす行の単位セルの選択を行なう水平アドレス線
    のうち、読み出し行の前記水平アドレス線に第1の電位
    を印加して単位セルに蓄積された信号電荷の読み出し、 前記読みだし行の単位セルに蓄積された電荷のリセット
    を行なうための第2の電位をリセット線に印加し、 前記読み出し行の水平アドレス線に前記第1の電位より
    も低い第3の電位を印加し、前記リセット線に印加され
    た第2の電位によって前記読み出し行の単位セルに蓄積
    された電荷をリセットすることを特徴とするMOS型固
    体撮像装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 信号電荷が蓄積された単位セルから信号
    を読みだす行の単位セルの選択を行なう水平アドレス線
    のうち、読み出し行の前記水平アドレス線に電位を印加
    して単位セルに蓄積された信号電荷を読み出し、 前記読み出し行の水平アドレス線の電位より低い電位に
    変化させて前記読み出し行の単位セルに蓄積された電荷
    のリセットをすることを特徴とするMOS型固体撮像装
    置の駆動方法。
JP24786596A 1996-09-19 1996-09-19 Mos型固体撮像装置の駆動方法 Expired - Fee Related JP3406783B2 (ja)

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