JPH1086089A - ロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置 - Google Patents
ロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置Info
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- JPH1086089A JPH1086089A JP26364696A JP26364696A JPH1086089A JP H1086089 A JPH1086089 A JP H1086089A JP 26364696 A JP26364696 A JP 26364696A JP 26364696 A JP26364696 A JP 26364696A JP H1086089 A JPH1086089 A JP H1086089A
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- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 4
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロボットの各アームを旋回駆動する確動帯の
張力調整を偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位
置の変位により、高張力を付与でき、且つ高精度に張力
管理できる張力付与調整装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 第一アーム12の基端部12Aに備えた
モータMにより第一アーム12を揺動させ、上記第一ア
ームに関節する第二アーム13を相反する方向へ確動帯
21により揺動し、上記第二アームの自由端13Bに備
える把持器Hを確動帯22により水平に直線軌跡Kで移
動するロボット100において、上記確動帯21,22
の張力付与及びその調整は、アーム12,13内の中腹
付近に両持ちした偏心支軸30に嵌まるテンションロー
ラRの偏心位置Gの変位により確動帯21,22への押
当力を加減調整して行う確動帯21,22である駆動ベ
ルトの張力付与調整装置である。これにより、ロボット
の各アームを旋回駆動する確動帯の張力調整を偏心支軸
に嵌まるテンションローラの偏心位置の変位により、高
張力を付与でき、且つ高精度に張力管理できる。
張力調整を偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位
置の変位により、高張力を付与でき、且つ高精度に張力
管理できる張力付与調整装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 第一アーム12の基端部12Aに備えた
モータMにより第一アーム12を揺動させ、上記第一ア
ームに関節する第二アーム13を相反する方向へ確動帯
21により揺動し、上記第二アームの自由端13Bに備
える把持器Hを確動帯22により水平に直線軌跡Kで移
動するロボット100において、上記確動帯21,22
の張力付与及びその調整は、アーム12,13内の中腹
付近に両持ちした偏心支軸30に嵌まるテンションロー
ラRの偏心位置Gの変位により確動帯21,22への押
当力を加減調整して行う確動帯21,22である駆動ベ
ルトの張力付与調整装置である。これにより、ロボット
の各アームを旋回駆動する確動帯の張力調整を偏心支軸
に嵌まるテンションローラの偏心位置の変位により、高
張力を付与でき、且つ高精度に張力管理できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上記第一アームに
関節する第二アームを相反する方向へ確動帯により揺動
し、上記第二アームの自由端に備える把持器を確動帯に
より水平に直線軌跡で移動するロボットに係り、各アー
ム間に巻き掛けた駆動ベルトとなる確動帯の張力付与調
整装置に関するものである。
関節する第二アームを相反する方向へ確動帯により揺動
し、上記第二アームの自由端に備える把持器を確動帯に
より水平に直線軌跡で移動するロボットに係り、各アー
ム間に巻き掛けた駆動ベルトとなる確動帯の張力付与調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6ー143183号公報
の図1に見るように、第1アームの基端部に備えたモー
タにより第1アームを揺動させ、上記第1アームに関節
する第2アームを相反する方向へ揺動し、第3アームに
備える把持器を水平に直線軌跡で移動するロボットが提
供されている。
の図1に見るように、第1アームの基端部に備えたモー
タにより第1アームを揺動させ、上記第1アームに関節
する第2アームを相反する方向へ揺動し、第3アームに
備える把持器を水平に直線軌跡で移動するロボットが提
供されている。
【0003】上記ロボットの各アームの関節構成は、第
1アームの基端部に回転不能な第1輪体を備えるほか、
第1アームの自由端にも該アームと一体に支軸を介して
第3輪体が固設されている。上記第1アームの自由端側
の第3輪体の支軸と関節する第2アームの枢支部に該第
2アームと一体の第2輪体を備えている。更に、上記第
2アームの自由端の支軸に関節する第3アームの枢支部
に該第3アームと一体の第4輪体を備えている。
1アームの基端部に回転不能な第1輪体を備えるほか、
第1アームの自由端にも該アームと一体に支軸を介して
第3輪体が固設されている。上記第1アームの自由端側
の第3輪体の支軸と関節する第2アームの枢支部に該第
2アームと一体の第2輪体を備えている。更に、上記第
2アームの自由端の支軸に関節する第3アームの枢支部
に該第3アームと一体の第4輪体を備えている。
【0004】そして、上記第1アームの基端部側の第1
輪体と、第2アームの第2輪体間に、確動帯が巻き掛け
られている。更に、第1アームの自由端側の第3輪体
と、第3アームの第4輪体間に、確動帯が巻き掛けられ
ている。上記各輪体は、スプロケット又はタイミングプ
ーリであり、確動帯はチェン又はタイミングベルトであ
る。そして、上記各輪体は、歯数比が2:1及び1:2
に選定されている。
輪体と、第2アームの第2輪体間に、確動帯が巻き掛け
られている。更に、第1アームの自由端側の第3輪体
と、第3アームの第4輪体間に、確動帯が巻き掛けられ
ている。上記各輪体は、スプロケット又はタイミングプ
ーリであり、確動帯はチェン又はタイミングベルトであ
る。そして、上記各輪体は、歯数比が2:1及び1:2
に選定されている。
【0005】上記各輪体は、歯数比が2:1及び1:2
の関係のもとに、第1アームの基端部に備えた旋回用の
モータにて第1アームを旋回すると、第2アームは2倍
の旋回角度で逆方向へ旋回し、第3アームは、第1アー
ムと同じ旋回角で同じ絶対方向へ旋回するものである。
の関係のもとに、第1アームの基端部に備えた旋回用の
モータにて第1アームを旋回すると、第2アームは2倍
の旋回角度で逆方向へ旋回し、第3アームは、第1アー
ムと同じ旋回角で同じ絶対方向へ旋回するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ロボットにおい
て、各アームを旋回駆動する駆動系は、各輪体間に巻き
掛けられたチェン又はタイミングベルトであるから、こ
の張力管理がアーム先端の動き及び位置決め精度を大き
く左右する。即ち、チェン又はタイミングベルトの張力
が弱いと、各アームの動きを不安定に悪くし、且つアー
ム先端部(手首部)の位置決め精度を著しく低下させ
る。また、タイミングベルトの張力が強すぎと、各輪体
やタイミングベルト及びアームを過度に引張り、これら
の部材を変形したり撓ませてその損耗を早めるばかり
か、動力伝達効率をも低下させてしまう。
て、各アームを旋回駆動する駆動系は、各輪体間に巻き
掛けられたチェン又はタイミングベルトであるから、こ
の張力管理がアーム先端の動き及び位置決め精度を大き
く左右する。即ち、チェン又はタイミングベルトの張力
が弱いと、各アームの動きを不安定に悪くし、且つアー
ム先端部(手首部)の位置決め精度を著しく低下させ
る。また、タイミングベルトの張力が強すぎと、各輪体
やタイミングベルト及びアームを過度に引張り、これら
の部材を変形したり撓ませてその損耗を早めるばかり
か、動力伝達効率をも低下させてしまう。
【0007】そこで、上記ロボットにおいては、例え
ば、特開平4ー322992号公報に見るように、各ア
ームに内蔵するチェン又はタイミングベルトの張力付与
調整手段であるテンションローラを備えている。その代
表的な構成として、タイミングベルトの中間部に張力付
与調整用のテンションローラを配置し、このローラ位置
をアームに設けた長孔に片側支持する支持軸の位置を微
調節して行うものが提供されている。上記ローラを片側
支持する支持軸の位置を長孔で微調節する手段による
と、可搬重量の小さなロボットにおいては、比較的容易
に且つ精度良く、張力調整できる。
ば、特開平4ー322992号公報に見るように、各ア
ームに内蔵するチェン又はタイミングベルトの張力付与
調整手段であるテンションローラを備えている。その代
表的な構成として、タイミングベルトの中間部に張力付
与調整用のテンションローラを配置し、このローラ位置
をアームに設けた長孔に片側支持する支持軸の位置を微
調節して行うものが提供されている。上記ローラを片側
支持する支持軸の位置を長孔で微調節する手段による
と、可搬重量の小さなロボットにおいては、比較的容易
に且つ精度良く、張力調整できる。
【0008】しかし、可搬重量の大きなロボットにおい
ては、タイミングベルトの張りが大きいために、テンシ
ョンローラを片側支持する支持軸やこれを保持するアー
ム壁面が撓み、所定の張力付与が不可能になる。更に、
所定の張力値かどうかの管理が不可能であるばかりかそ
の微調節が困難な上に、アームに設けた長孔からアーム
内にゴミや埃が侵入し、このゴミや埃によりタイミング
ベルトやテンションローラの軸受の寿命を短くするとい
う数々の問題がある。
ては、タイミングベルトの張りが大きいために、テンシ
ョンローラを片側支持する支持軸やこれを保持するアー
ム壁面が撓み、所定の張力付与が不可能になる。更に、
所定の張力値かどうかの管理が不可能であるばかりかそ
の微調節が困難な上に、アームに設けた長孔からアーム
内にゴミや埃が侵入し、このゴミや埃によりタイミング
ベルトやテンションローラの軸受の寿命を短くするとい
う数々の問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ロボットの各アームを旋回駆動する確動帯の張力
調整を偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位置の
変位により、高張力を付与でき、且つ高精度に張力管理
できる駆動ベルトの張力付与調整装置を提供することを
主な目的とする。更に、本発明は、張力付与調整装置を
備えたアームの取付部から、アーム内にゴミや塵等が侵
入しないようにした駆動ベルトの張力付与調整装置を提
供することを副次的な目的とする。
ので、ロボットの各アームを旋回駆動する確動帯の張力
調整を偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位置の
変位により、高張力を付与でき、且つ高精度に張力管理
できる駆動ベルトの張力付与調整装置を提供することを
主な目的とする。更に、本発明は、張力付与調整装置を
備えたアームの取付部から、アーム内にゴミや塵等が侵
入しないようにした駆動ベルトの張力付与調整装置を提
供することを副次的な目的とする。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明の請求項1は、上記目的
を達成するために、第一アームの基端部に備えたモータ
により第一アームを揺動させ、上記第一アームに関節す
る第二アームを相反する方向へ確動帯により揺動し、上
記第二アームの自由端に備える把持器を確動帯により水
平に直線軌跡で移動するロボットにおいて、上記確動帯
の張力付与及びその調整は、アーム内の中腹付近に両持
ちした偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位置の
変位により確動帯への押当力を加減調整して行うことを
特徴とするロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整
装置としたものである
を達成するために、第一アームの基端部に備えたモータ
により第一アームを揺動させ、上記第一アームに関節す
る第二アームを相反する方向へ確動帯により揺動し、上
記第二アームの自由端に備える把持器を確動帯により水
平に直線軌跡で移動するロボットにおいて、上記確動帯
の張力付与及びその調整は、アーム内の中腹付近に両持
ちした偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位置の
変位により確動帯への押当力を加減調整して行うことを
特徴とするロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整
装置としたものである
【0011】本発明の請求項1によると、軽可搬重量か
ら大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋回駆動用の
確動帯である駆動ベルトの張力は、アームや偏心支軸を
撓ませることなく高張力に付与して確実に張ることがで
きる。従って、アームの手首部の移動及び位置決め精度
が高められる。更に、その張力の微調整も、偏心支軸の
回動位置の微調節により正確に行われる。
ら大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋回駆動用の
確動帯である駆動ベルトの張力は、アームや偏心支軸を
撓ませることなく高張力に付与して確実に張ることがで
きる。従って、アームの手首部の移動及び位置決め精度
が高められる。更に、その張力の微調整も、偏心支軸の
回動位置の微調節により正確に行われる。
【0012】本発明の請求項2は、上記目的を達成する
ために、請求項1記載のロボットにおける駆動ベルトの
張力付与調整装置において、上記偏心支軸に嵌合するテ
ンシヨンローラの偏心位置を示す目印又は表示部を偏心
支軸上に備え、上記偏心位置の偏心角を示す表示部又は
目印をアーム側面に付設したことを特徴とするロボット
における駆動ベルトの張力付与調整装置としたものであ
る。
ために、請求項1記載のロボットにおける駆動ベルトの
張力付与調整装置において、上記偏心支軸に嵌合するテ
ンシヨンローラの偏心位置を示す目印又は表示部を偏心
支軸上に備え、上記偏心位置の偏心角を示す表示部又は
目印をアーム側面に付設したことを特徴とするロボット
における駆動ベルトの張力付与調整装置としたものであ
る。
【0013】本発明の請求項2によると、偏心支軸に嵌
合するテンシヨンローラの偏心位置が目印と目盛板とに
より表示され、これを読み取ることができるから、駆動
ベルトの張力値が直読でき、且つその張力管理も確実に
実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値に調節・
維持させられる。
合するテンシヨンローラの偏心位置が目印と目盛板とに
より表示され、これを読み取ることができるから、駆動
ベルトの張力値が直読でき、且つその張力管理も確実に
実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値に調節・
維持させられる。
【0014】本発明の請求項3は、上記副次的目的を達
成するために、請求項1,2記載のロボットにおける駆
動ベルトの張力付与調整装置において、上記偏心支軸を
回動可能に支持するアーム両側壁との軸受部の嵌合面に
シール材を介在させたことを特徴とするロボットにおけ
る駆動ベルトの張力付与調整装置としたものである。
成するために、請求項1,2記載のロボットにおける駆
動ベルトの張力付与調整装置において、上記偏心支軸を
回動可能に支持するアーム両側壁との軸受部の嵌合面に
シール材を介在させたことを特徴とするロボットにおけ
る駆動ベルトの張力付与調整装置としたものである。
【0015】本発明の請求項3によると、駆動ベルトの
張力付与調整装置からゴミや塵の侵入がなくなり、駆動
ベルトやテンシヨンローラの軸受の寿命を長くすること
ができる。
張力付与調整装置からゴミや塵の侵入がなくなり、駆動
ベルトやテンシヨンローラの軸受の寿命を長くすること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各請求項に記載す
る技術を含んだ図面に示す実施形態で説明する。図1〜
3は、本発明のロボット100の外観図とその旋回駆動
系の原理図とを示している。上記ロボット100は、例
えば、基台15を、平面的に旋回する腰旋回軸1上に備
え、この腰旋回軸1は、Z軸方向に上下動する。そし
て、第一アーム12の基部12Aは基台15に枢支さ
れ、その自由端12Bは、第二アーム13の基部13A
と枢支され、上記第二アーム13の自由端12Bは、基
台15に備えるモータMによりRA軸(X軸)上を一直
線の軌跡Kで左右に移動するものである。上記上記第二
アーム13の自由端13Bには、図2,3に示す第三ア
ーム14が支軸19によって取付けられて手首軸とな
り、把持器Hを旋回位置決めする。
る技術を含んだ図面に示す実施形態で説明する。図1〜
3は、本発明のロボット100の外観図とその旋回駆動
系の原理図とを示している。上記ロボット100は、例
えば、基台15を、平面的に旋回する腰旋回軸1上に備
え、この腰旋回軸1は、Z軸方向に上下動する。そし
て、第一アーム12の基部12Aは基台15に枢支さ
れ、その自由端12Bは、第二アーム13の基部13A
と枢支され、上記第二アーム13の自由端12Bは、基
台15に備えるモータMによりRA軸(X軸)上を一直
線の軌跡Kで左右に移動するものである。上記上記第二
アーム13の自由端13Bには、図2,3に示す第三ア
ーム14が支軸19によって取付けられて手首軸とな
り、把持器Hを旋回位置決めする。
【0017】続いて、上記ロボット100の各アーム1
2,13,14の各関節構成の詳細を図2,3で説明す
る。まず、基台15には第一アーム12の基端部12A
が支持されており、また、第一アーム12の基端部12
Aに回転不能な第一輪体16を備えるほか、第一アーム
12の自由端12Bにも該アームと一体に支軸12Cを
介して第三輪体17が固設されている。上記第一アーム
12の自由端12B側の第三輪体17の支軸12Cと関
節する第二アーム13の枢支部13Aに該第二アーム1
3と一体の第二輪体18を備えている。更に、上記第二
アームの自由端13Bの支軸19に関節する第三アーム
14の枢支部14Aに該第三アーム14と一体の第四輪
体20を備えている。
2,13,14の各関節構成の詳細を図2,3で説明す
る。まず、基台15には第一アーム12の基端部12A
が支持されており、また、第一アーム12の基端部12
Aに回転不能な第一輪体16を備えるほか、第一アーム
12の自由端12Bにも該アームと一体に支軸12Cを
介して第三輪体17が固設されている。上記第一アーム
12の自由端12B側の第三輪体17の支軸12Cと関
節する第二アーム13の枢支部13Aに該第二アーム1
3と一体の第二輪体18を備えている。更に、上記第二
アームの自由端13Bの支軸19に関節する第三アーム
14の枢支部14Aに該第三アーム14と一体の第四輪
体20を備えている。
【0018】そして、上記第一アーム12の基端部12
A側の第一輪体16と、第二アーム13の第二輪体18
間に、確動帯21が巻き掛けられている。更に、第一ア
ーム12の自由端側12Bの第三輪体17と、第三アー
ム14の第四輪体20間に、確動帯22が巻き掛けられ
ている。上記各輪体16,17,18,20は、スプロ
ケット又はタイミングプーリであり、確動帯21,22
はチェン又はタイミングベルトである。そして、上記各
輪体16,17,18,20は、歯数比が2:1(16
と18)及び1:2(17と20)に選定されている。
A側の第一輪体16と、第二アーム13の第二輪体18
間に、確動帯21が巻き掛けられている。更に、第一ア
ーム12の自由端側12Bの第三輪体17と、第三アー
ム14の第四輪体20間に、確動帯22が巻き掛けられ
ている。上記各輪体16,17,18,20は、スプロ
ケット又はタイミングプーリであり、確動帯21,22
はチェン又はタイミングベルトである。そして、上記各
輪体16,17,18,20は、歯数比が2:1(16
と18)及び1:2(17と20)に選定されている。
【0019】上記各輪体16,17,18,20は、歯
数比が2:1(16と18)及び1:2(17と20)
の関係のもとに、第一アーム12の基端部12Aに備え
た旋回用のモータMにて第一アーム12を旋回すると、
第二アーム13は2倍の旋回角度で逆方向へ旋回し、第
三アーム14は、第一アーム12と同じ旋回角で同じ方
向へ旋回する。しかして、図3に示すように、各アーム
12,13の旋回角θは同じ関係で増減し、把持器Hを
備えた第三アーム14の先端14BをX軸方向である水
平な直線軌跡Kで左右に移動する。これにより、上記第
三アーム14の先端に備える把持器Hは、始点位置
(s)と終点位置(a)間をX軸方向である水平な直線
軌跡Kで左右に移動し、ワークWの搬送を行なう。
数比が2:1(16と18)及び1:2(17と20)
の関係のもとに、第一アーム12の基端部12Aに備え
た旋回用のモータMにて第一アーム12を旋回すると、
第二アーム13は2倍の旋回角度で逆方向へ旋回し、第
三アーム14は、第一アーム12と同じ旋回角で同じ方
向へ旋回する。しかして、図3に示すように、各アーム
12,13の旋回角θは同じ関係で増減し、把持器Hを
備えた第三アーム14の先端14BをX軸方向である水
平な直線軌跡Kで左右に移動する。これにより、上記第
三アーム14の先端に備える把持器Hは、始点位置
(s)と終点位置(a)間をX軸方向である水平な直線
軌跡Kで左右に移動し、ワークWの搬送を行なう。
【0020】本発明である駆動ベルトの張力付与調整装
置200は、上記ロボットの各アーム13,14を旋回
駆動する確動帯21,22であるチエン又はタイミング
ベルトの張力Fを、その中腹部の経路をテンションロー
ラRで押し付けて変位させ、微調整するものである。以
下、図4,5,6で、その詳細構成を説明する。
置200は、上記ロボットの各アーム13,14を旋回
駆動する確動帯21,22であるチエン又はタイミング
ベルトの張力Fを、その中腹部の経路をテンションロー
ラRで押し付けて変位させ、微調整するものである。以
下、図4,5,6で、その詳細構成を説明する。
【0021】まず、第二アーム13を旋回駆動する確動
帯21の張力付与調整装置200は図4,5に示すよう
に、第一アーム12の中腹部の基端部12A寄りの両側
壁12C,12Dにあけられた軸受孔12C´,12D
´に、偏心支軸30を両持ちにする円板30Aと大径円
板31とをシール材CLを介在して気密に嵌合されてい
る。上記偏心支軸30は、その中心線O1に対して偏心
量Gだけはなれた位置O2を回転中心とする円板30A
が片端に付設されている。また、偏心支軸30の他端3
0Bは、大径円板31の回転中心O2から偏心量Gだけ
はなれた偏心位置O1に係合穴31Aが凹設され、これ
にボルト33で連結している。
帯21の張力付与調整装置200は図4,5に示すよう
に、第一アーム12の中腹部の基端部12A寄りの両側
壁12C,12Dにあけられた軸受孔12C´,12D
´に、偏心支軸30を両持ちにする円板30Aと大径円
板31とをシール材CLを介在して気密に嵌合されてい
る。上記偏心支軸30は、その中心線O1に対して偏心
量Gだけはなれた位置O2を回転中心とする円板30A
が片端に付設されている。また、偏心支軸30の他端3
0Bは、大径円板31の回転中心O2から偏心量Gだけ
はなれた偏心位置O1に係合穴31Aが凹設され、これ
にボルト33で連結している。
【0022】しかして、上記偏心支軸30は、回転中心
となる中心線O2を軸にして軸受孔12C´,12D´
に嵌合し、偏心量Gを偏心半径とする偏心位置O1が偏
心支軸30の中心線となっている。上記偏心支軸30に
は、2つの軸受34,35を介在させたテンションロー
ラRが回転自在に嵌合し、このテンションローラRが確
動帯21に押し当てられている。この押当量の大小は、
偏心支軸30の偏心量Gの方向を確動帯21側へ押し進
める回動角βの位置を変位させることで、微調整され
る。
となる中心線O2を軸にして軸受孔12C´,12D´
に嵌合し、偏心量Gを偏心半径とする偏心位置O1が偏
心支軸30の中心線となっている。上記偏心支軸30に
は、2つの軸受34,35を介在させたテンションロー
ラRが回転自在に嵌合し、このテンションローラRが確
動帯21に押し当てられている。この押当量の大小は、
偏心支軸30の偏心量Gの方向を確動帯21側へ押し進
める回動角βの位置を変位させることで、微調整され
る。
【0023】上記張力付与調整装置200の構成におい
ては、確動帯21の張力Fが所定値F1の張りとなるよ
うに、例えば、大径円板31の外側面に係止させた工具
等により、偏心支軸30をその偏心量G側を確動帯21
側へ押し進め、この回動角βの位置に、クランプ部材C
により固定する。上記クランプ部材Cは、上記円板30
Aの鍔部30A´と、軸受孔12C´の外壁12Cに圧
接する締結円板37とからなる。上記締結円板37を円
板30Aのの外端面にボルト38・・で締結すること
で、結円板37が軸受孔12C´を鍔部30A´とで強
力に挾圧固定し、これと一体の偏心支軸30を所定の回
動角βの位置にクランプする。
ては、確動帯21の張力Fが所定値F1の張りとなるよ
うに、例えば、大径円板31の外側面に係止させた工具
等により、偏心支軸30をその偏心量G側を確動帯21
側へ押し進め、この回動角βの位置に、クランプ部材C
により固定する。上記クランプ部材Cは、上記円板30
Aの鍔部30A´と、軸受孔12C´の外壁12Cに圧
接する締結円板37とからなる。上記締結円板37を円
板30Aのの外端面にボルト38・・で締結すること
で、結円板37が軸受孔12C´を鍔部30A´とで強
力に挾圧固定し、これと一体の偏心支軸30を所定の回
動角βの位置にクランプする。
【0024】尚、上記偏心支軸30の偏心量Gの方向
は、図5,6に示すように、偏心支軸30と一体である
締結円板37の外周部に付設した目印(イ)と、アーム
外側壁12Cに付設した円弧状の目盛板である表示部
(ロ)との関係位置により、直読できるようになってい
る。即ち、テンションローラRが確動帯21に対して無
張力で軽く接する偏心支軸30の回動角βの目印(イ)
の方向位置を、表示部(ロ)の「0」とし、この回動角
位置からテンションローラRが確動帯21側へR´の如
く、押し付ける回動角βの方向に表示部(ロ)の目盛
(ハ)を配置させておけば、確動帯21の張力Fの増加
と、の目盛(ハ)とが比例関係になり、この目盛(ハ)
から確動帯21の張力値をおおよそ直読できる。
は、図5,6に示すように、偏心支軸30と一体である
締結円板37の外周部に付設した目印(イ)と、アーム
外側壁12Cに付設した円弧状の目盛板である表示部
(ロ)との関係位置により、直読できるようになってい
る。即ち、テンションローラRが確動帯21に対して無
張力で軽く接する偏心支軸30の回動角βの目印(イ)
の方向位置を、表示部(ロ)の「0」とし、この回動角
位置からテンションローラRが確動帯21側へR´の如
く、押し付ける回動角βの方向に表示部(ロ)の目盛
(ハ)を配置させておけば、確動帯21の張力Fの増加
と、の目盛(ハ)とが比例関係になり、この目盛(ハ)
から確動帯21の張力値をおおよそ直読できる。
【0025】上記偏心支軸30の回動角βと、テンショ
ンローラRが確動帯21に付与する張力増加の特性曲線
は、図7に示すようになる。即ち、確動帯21に所定張
力F1´を付与するための微調整は、目印(イ)を付設
する偏心支軸30を回動して表示部(ロ)が表示する所
定張力値F1に合わせることで、簡単に確動帯21の張
力調整がF1´に合わせられる。
ンローラRが確動帯21に付与する張力増加の特性曲線
は、図7に示すようになる。即ち、確動帯21に所定張
力F1´を付与するための微調整は、目印(イ)を付設
する偏心支軸30を回動して表示部(ロ)が表示する所
定張力値F1に合わせることで、簡単に確動帯21の張
力調整がF1´に合わせられる。
【0026】本発明の張力付与調整装置200は、上記
のように構成されており、この構成は第二アーム13に
備えるが確動帯22の張力付与調整装置200について
も、図示しないが同一構成をなしているから、説明を省
略する。
のように構成されており、この構成は第二アーム13に
備えるが確動帯22の張力付与調整装置200について
も、図示しないが同一構成をなしているから、説明を省
略する。
【0027】以上のように、本発明によるロボットの駆
動ベルトの張力付与調整装置200によると、以下の作
用効果を奏する。先ず、上記確動帯の張力付与及びその
調整は、アーム内の中腹付近に両持ちした偏心支軸30
に嵌まるテンションローラRの偏心位置の変位により確
動帯21,22への押当力を加減調整して行うから、軽
可搬重量から大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋
回駆動用の確動帯21,22である駆動ベルトの張力F
は、アーム12,13や偏心支軸30を撓ませることな
く高張力に付与して確実に張ることができる。従って、
アームの手首部の移動及び位置決め精度が高められる。
更に、その張力の微調整も、偏心支軸30の回動位置の
微調節により正確に行われる。
動ベルトの張力付与調整装置200によると、以下の作
用効果を奏する。先ず、上記確動帯の張力付与及びその
調整は、アーム内の中腹付近に両持ちした偏心支軸30
に嵌まるテンションローラRの偏心位置の変位により確
動帯21,22への押当力を加減調整して行うから、軽
可搬重量から大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋
回駆動用の確動帯21,22である駆動ベルトの張力F
は、アーム12,13や偏心支軸30を撓ませることな
く高張力に付与して確実に張ることができる。従って、
アームの手首部の移動及び位置決め精度が高められる。
更に、その張力の微調整も、偏心支軸30の回動位置の
微調節により正確に行われる。
【0028】そして、上記偏心支軸30に嵌合するテン
シヨンローラRの偏心位置を表示する目印を偏心支軸3
0上に備え、上記偏心位置の偏心角βを読み取る表示部
をアーム側面に付設したから、偏心支軸30に嵌合する
テンシヨンローラRの偏心位置が目印と表示部とにより
表示され、これを読み取ることができるから、駆動ベル
トの張力値F1´が直読でき、且つその張力管理も確実
に実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値F1´
に簡潔に調節・維持させられる。
シヨンローラRの偏心位置を表示する目印を偏心支軸3
0上に備え、上記偏心位置の偏心角βを読み取る表示部
をアーム側面に付設したから、偏心支軸30に嵌合する
テンシヨンローラRの偏心位置が目印と表示部とにより
表示され、これを読み取ることができるから、駆動ベル
トの張力値F1´が直読でき、且つその張力管理も確実
に実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値F1´
に簡潔に調節・維持させられる。
【0029】更に、上記偏心支軸30を回動可能に支持
するアーム両側壁12C,12Dとの軸受部37,38
の嵌合面にシール材CLを介在させたから、駆動ベルト
の張力付与調整装置200からゴミや塵の侵入がなくな
り、駆動ベルトやテンシヨンローラの軸受の寿命を長く
することができる。
するアーム両側壁12C,12Dとの軸受部37,38
の嵌合面にシール材CLを介在させたから、駆動ベルト
の張力付与調整装置200からゴミや塵の侵入がなくな
り、駆動ベルトやテンシヨンローラの軸受の寿命を長く
することができる。
【0030】尚、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、発明の要旨内での設計変更が自由に出来ること勿論
である。例えば、上記ロボット100に限らず、ベルト
駆動される直動ロボット(ローダー)のベルト張力の調
整にも適用される。更に、目印(イ)と表示部(ロ)と
の取付け関係を逆(入れ替え)にしても良いし、表示部
(ロ)を刻印にしても良い。
ず、発明の要旨内での設計変更が自由に出来ること勿論
である。例えば、上記ロボット100に限らず、ベルト
駆動される直動ロボット(ローダー)のベルト張力の調
整にも適用される。更に、目印(イ)と表示部(ロ)と
の取付け関係を逆(入れ替え)にしても良いし、表示部
(ロ)を刻印にしても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、軽可搬重量
から大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋回駆動用
の確動帯である駆動ベルトの張力は、アームや偏心支軸
を撓ませることなく高張力に付与して確実に張ることが
できる効果が発揮される。これにより、大重量物の搬送
時においても、アーム先端部の移動及び位置決め精度が
高められる。更に、その張力の微調整も、偏心支軸の回
動位置の微調節により正確に行われる効果が発揮され
る。
から大可搬重量のロボットにおいて、アーム旋回駆動用
の確動帯である駆動ベルトの張力は、アームや偏心支軸
を撓ませることなく高張力に付与して確実に張ることが
できる効果が発揮される。これにより、大重量物の搬送
時においても、アーム先端部の移動及び位置決め精度が
高められる。更に、その張力の微調整も、偏心支軸の回
動位置の微調節により正確に行われる効果が発揮され
る。
【0032】本発明の請求項2によると、偏心支軸に嵌
合するテンションローラの偏心位置が目印と表示部とに
より表示され、これを読み取ることができるから、駆動
ベルトの張力値が直読でき、且つその張力管理も確実に
実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値に調節・
維持させられる効果が発揮される。
合するテンションローラの偏心位置が目印と表示部とに
より表示され、これを読み取ることができるから、駆動
ベルトの張力値が直読でき、且つその張力管理も確実に
実行できる。従って、駆動ベルトを最適張力値に調節・
維持させられる効果が発揮される。
【0033】本発明の請求項3によると、駆動ベルトの
張力付与調整装置からゴミや塵の侵入がなくなり、駆動
ベルトやテンションローラの軸受の寿命を長くすること
ができる効果が発揮される。
張力付与調整装置からゴミや塵の侵入がなくなり、駆動
ベルトやテンションローラの軸受の寿命を長くすること
ができる効果が発揮される。
【図1】本発明のロボットの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明のロボットの原理を示す平断面である。
【図3】本発明のロボットの原理を示す正面図である。
【図4】本発明のロボットにおける駆動ベルトの張力付
与調整装置を示す一部切欠きの断面図である。
与調整装置を示す一部切欠きの断面図である。
【図5】本発明のロボットにおける駆動ベルトの張力付
与調整装置を示す断面図である。
与調整装置を示す断面図である。
【図6】本発明のロボットにおける駆動ベルトの張力付
与調整装置を表示板側から見た側面図である。
与調整装置を表示板側から見た側面図である。
【図7】本発明の駆動ベルトの張力付与調整装置の作用
を示す特性曲線図である。
を示す特性曲線図である。
12〜14 第一アーム〜第
三アーム 12A 基端部 12B 自由端 12C,12D 側壁 12C,12D 軸受穴 13A 枢支部 13B 自由端 14A 枢支部 14B 先端 16,17,18,20 第一輪体,第二
輪体,第三輪体, 第四輪体 19 支軸 21,22 確動帯 30 偏心支軸 30A 円板 30A´ 鍔部 31 大径円板 31A 係合穴 33 ボルト 34,35 軸受 37 締結円板 38 ボルト C クランプ部材 CL シール材 (イ) 目印 (ロ) 表示部 (ハ) 目盛 O1 偏心位置 O2 中心線 G 偏心量 F,F1´ 張力 β 回動角 K 直線軌跡 M モータ 100 ロボット 200 駆動ベルトの張
力付与調整装置
三アーム 12A 基端部 12B 自由端 12C,12D 側壁 12C,12D 軸受穴 13A 枢支部 13B 自由端 14A 枢支部 14B 先端 16,17,18,20 第一輪体,第二
輪体,第三輪体, 第四輪体 19 支軸 21,22 確動帯 30 偏心支軸 30A 円板 30A´ 鍔部 31 大径円板 31A 係合穴 33 ボルト 34,35 軸受 37 締結円板 38 ボルト C クランプ部材 CL シール材 (イ) 目印 (ロ) 表示部 (ハ) 目盛 O1 偏心位置 O2 中心線 G 偏心量 F,F1´ 張力 β 回動角 K 直線軌跡 M モータ 100 ロボット 200 駆動ベルトの張
力付与調整装置
Claims (3)
- 【請求項1】 第一アームの基端部に備えたモータによ
り第一アームを揺動させ、上記第一アームに関節する第
二アームを相反する方向へ確動帯により揺動し、上記第
二アームの自由端に備える把持器を確動帯により水平に
直線軌跡で移動するロボットにおいて、上記確動帯の張
力付与及びその調整は、アーム内の中腹付近に両持ちし
た偏心支軸に嵌まるテンションローラの偏心位置の変位
により確動帯への押当力を加減調整して行うことを特徴
とするロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のロボットにおける駆動ベ
ルトの張力付与調整装置において、上記偏心支軸に嵌合
するテンシヨンローラの偏心位置を示す目印又は表示部
を偏心支軸上に備え、上記偏心位置の偏心角を示す表示
部又は目印をアーム側面に付設したことを特徴とするロ
ボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置。 - 【請求項3】 請求項1,2記載のロボットにおける駆
動ベルトの張力付与調整装置において、上記偏心支軸を
回動可能に支持するアーム両側壁との軸受部の嵌合面に
シール材を介在させたことを特徴とするロボットにおけ
る駆動ベルトの張力付与調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26364696A JPH1086089A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26364696A JPH1086089A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086089A true JPH1086089A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17392378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26364696A Pending JPH1086089A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ロボットにおける駆動ベルトの張力付与調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1086089A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101001924B1 (ko) | 2008-09-01 | 2010-12-17 | 주식회사 유진로봇 | 각도 유지 로봇 팔 시스템 |
CN102653100A (zh) * | 2012-05-05 | 2012-09-05 | 马丁路德机器人(上海)有限公司 | 新型多关节机械臂 |
CN110666776A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-01-10 | 重庆工业职业技术学院 | 一种装配式机电设备维修装置 |
JP2020079138A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 株式会社中電工 | 高所作業車の間接活線工具支持装置 |
WO2023130730A1 (zh) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 浙江元邦智能装备有限公司 | 一种机械手的旋转机构 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP26364696A patent/JPH1086089A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101001924B1 (ko) | 2008-09-01 | 2010-12-17 | 주식회사 유진로봇 | 각도 유지 로봇 팔 시스템 |
CN102653100A (zh) * | 2012-05-05 | 2012-09-05 | 马丁路德机器人(上海)有限公司 | 新型多关节机械臂 |
JP2020079138A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 株式会社中電工 | 高所作業車の間接活線工具支持装置 |
CN110666776A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-01-10 | 重庆工业职业技术学院 | 一种装配式机电设备维修装置 |
WO2023130730A1 (zh) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 浙江元邦智能装备有限公司 | 一种机械手的旋转机构 |
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