JPH1085039A - 口紅等の収納容器 - Google Patents
口紅等の収納容器Info
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- JPH1085039A JPH1085039A JP8263616A JP26361696A JPH1085039A JP H1085039 A JPH1085039 A JP H1085039A JP 8263616 A JP8263616 A JP 8263616A JP 26361696 A JP26361696 A JP 26361696A JP H1085039 A JPH1085039 A JP H1085039A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は口紅等を充填した後にでも、外筒部
材を内筒部材より無理抜きできるようにして、新しい口
紅等を充填しなおせるようにした、経済的に使用するこ
とができる口紅等の収納容器を得るにある。 【解決手段】 下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する
嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の内筒部材の巻
き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされた外
筒部材と、内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口
紅等を支持する該内筒部材の切欠部および螺旋部材の螺
旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口紅
等の収納容器において、内筒部材の巻き締め溝の上部リ
ング状のリブに外筒部材の無理抜きが可能なカット部を
形成して口紅等の収納容器を構成している。
材を内筒部材より無理抜きできるようにして、新しい口
紅等を充填しなおせるようにした、経済的に使用するこ
とができる口紅等の収納容器を得るにある。 【解決手段】 下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する
嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の内筒部材の巻
き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされた外
筒部材と、内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口
紅等を支持する該内筒部材の切欠部および螺旋部材の螺
旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口紅
等の収納容器において、内筒部材の巻き締め溝の上部リ
ング状のリブに外筒部材の無理抜きが可能なカット部を
形成して口紅等の収納容器を構成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は口紅、リップクリー
ム、スチックアイシャドウ、スチックファンデーション
等の棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
ム、スチックアイシャドウ、スチックファンデーション
等の棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、下端部にハカマ部材の内底部と嵌
合する嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻
き締め溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部お
よび外周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とか
らなる内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋
部材収納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺
旋部材と、この螺旋部材の外周部を覆い、下端部の前記
内筒部材の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き
締めされた外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能
に取付けられた口紅を支持する該内筒部材の切欠部およ
び前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿
部材とを用いて口紅収納容器を構成している。
合する嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻
き締め溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部お
よび外周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とか
らなる内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋
部材収納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺
旋部材と、この螺旋部材の外周部を覆い、下端部の前記
内筒部材の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き
締めされた外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能
に取付けられた口紅を支持する該内筒部材の切欠部およ
び前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿
部材とを用いて口紅収納容器を構成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の口紅収
納容器は、外筒部材の下端部を内筒部材に回動可能に巻
き締めしているため、皿部材に口紅を充填してしまう
と、口紅の交換は口紅収納容器の組み付け状態では皿部
材や内筒部材の掃除が大変で、コスト高となり、廃棄処
分せざるを得ないという欠点があった。
納容器は、外筒部材の下端部を内筒部材に回動可能に巻
き締めしているため、皿部材に口紅を充填してしまう
と、口紅の交換は口紅収納容器の組み付け状態では皿部
材や内筒部材の掃除が大変で、コスト高となり、廃棄処
分せざるを得ないという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
口紅等を充填した後にでも、外筒部材を内筒部材より無
理抜きできるようにして、新しい口紅等を充填しなおせ
るようにした、経済的に使用することができる口紅等の
収納容器を提供することを目的としている。
口紅等を充填した後にでも、外筒部材を内筒部材より無
理抜きできるようにして、新しい口紅等を充填しなおせ
るようにした、経済的に使用することができる口紅等の
収納容器を提供することを目的としている。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する嵌
合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒部材
の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされ
た外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付け
られた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および前記
螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材と
を備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材の巻
き締め溝の上部リング状のリブに外筒部材の無理抜きが
可能なカット部を形成して口紅等の収納容器を構成して
いる。
に、本発明は下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する嵌
合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒部材
の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされ
た外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付け
られた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および前記
螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材と
を備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材の巻
き締め溝の上部リング状のリブに外筒部材の無理抜きが
可能なカット部を形成して口紅等の収納容器を構成して
いる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図９に示す本発明の第１の実施
の形態において、１はハカマ部材で、このハカマ部材１
は内底部に嵌合固定部２が形成されるとともに、上部外
周部にキャップ嵌合部３が形成されている。
の形態において、１はハカマ部材で、このハカマ部材１
は内底部に嵌合固定部２が形成されるとともに、上部外
周部にキャップ嵌合部３が形成されている。
【０００９】４は前記ハカマ部材１内に下端部が挿入さ
れ、着脱可能に取付けられる口紅収納容器本体で、この
口紅収納容器本体４は前記ハカマ部材１の嵌合固定部２
に下端部が着脱可能に嵌合固定される内筒部材５と、こ
の内筒部材５の外周部に回転可能に取付けられた螺旋部
材６と、この螺旋部材６の外周部を覆う前記内筒部材５
に回動可能に巻き締めされた外筒部材７と、前記内筒部
材５内に上下移動可能に取付けられた口紅８を支持する
皿部材９とで構成されている。
れ、着脱可能に取付けられる口紅収納容器本体で、この
口紅収納容器本体４は前記ハカマ部材１の嵌合固定部２
に下端部が着脱可能に嵌合固定される内筒部材５と、こ
の内筒部材５の外周部に回転可能に取付けられた螺旋部
材６と、この螺旋部材６の外周部を覆う前記内筒部材５
に回動可能に巻き締めされた外筒部材７と、前記内筒部
材５内に上下移動可能に取付けられた口紅８を支持する
皿部材９とで構成されている。
【００１０】前記内筒部材５は図３および図４に示すよ
うに合成樹脂材で成型されたもので、下端部に前記ハカ
マ部材１の嵌合固定部２に着脱可能に嵌合する嵌合部１
０と、この嵌合部１０の上部外周部に形成されたリング
状の巻き締め溝１１と、このリング状の巻き締め溝１１
の上部リング状のリブ１２の対向する部位に形成された
前記外筒部材７の無理抜きが可能なカット部１３、１３
と、前記リング状の巻き締め溝１１の上部に軸心方向の
切欠部１４、１４および外周部に前記螺旋部材６を収納
する螺旋部材収納部１５が形成された内筒部材本体１６
とで構成されている。
うに合成樹脂材で成型されたもので、下端部に前記ハカ
マ部材１の嵌合固定部２に着脱可能に嵌合する嵌合部１
０と、この嵌合部１０の上部外周部に形成されたリング
状の巻き締め溝１１と、このリング状の巻き締め溝１１
の上部リング状のリブ１２の対向する部位に形成された
前記外筒部材７の無理抜きが可能なカット部１３、１３
と、前記リング状の巻き締め溝１１の上部に軸心方向の
切欠部１４、１４および外周部に前記螺旋部材６を収納
する螺旋部材収納部１５が形成された内筒部材本体１６
とで構成されている。
【００１１】前記螺旋部材６は図５に示すように、前記
内筒部材５の螺旋部材収納部１５に回転可能に収納され
る螺旋部材本体１７と、この螺旋部材本体１７の内壁面
に形成された螺旋溝１８、１８とで構成されている。
内筒部材５の螺旋部材収納部１５に回転可能に収納され
る螺旋部材本体１７と、この螺旋部材本体１７の内壁面
に形成された螺旋溝１８、１８とで構成されている。
【００１２】前記外筒部材７は図６に示すように前記螺
旋部材６の外周部を覆うとともに、前記内筒部材５の巻
き締め溝１１と対応する部位には組み付け状態で巻き締
めできるように形成されている。
旋部材６の外周部を覆うとともに、前記内筒部材５の巻
き締め溝１１と対応する部位には組み付け状態で巻き締
めできるように形成されている。
【００１３】前記皿部材９は図７に示すように口紅８を
支持する皿部材本体１９と、この皿部材本体１９の外周
部に形成された前記内筒部材５の切欠部１４、１４およ
び前記螺旋部材６の螺旋溝１８、１８とそれぞれ係合す
る係合ピン２０、２０とで構成されている。
支持する皿部材本体１９と、この皿部材本体１９の外周
部に形成された前記内筒部材５の切欠部１４、１４およ
び前記螺旋部材６の螺旋溝１８、１８とそれぞれ係合す
る係合ピン２０、２０とで構成されている。
【００１４】２１は前記ハカマ部材１の上端部より上方
に突出する前記口紅収納容器本体４部位を覆う前記キャ
ップ嵌合部３と着脱可能に嵌合するキャップである。
に突出する前記口紅収納容器本体４部位を覆う前記キャ
ップ嵌合部３と着脱可能に嵌合するキャップである。
【００１５】上記構成の口紅収納容器２２は内筒部材５
内に皿部材９を収納するとともに、外周部に螺旋部材６
および外筒部材７を組み付けた後、内筒部材５の巻き締
め溝１１と対応する外筒部材７を図８に示すように巻き
締めし、口紅収納容器本体４を組み立てる。この状態
で、皿部材９を上部に位置させて、皿部材９に口紅８を
充填したり、口紅収納容器本体４をハカマ部材１に嵌合
固定させた後、皿部材９に口紅８を充填する。
内に皿部材９を収納するとともに、外周部に螺旋部材６
および外筒部材７を組み付けた後、内筒部材５の巻き締
め溝１１と対応する外筒部材７を図８に示すように巻き
締めし、口紅収納容器本体４を組み立てる。この状態
で、皿部材９を上部に位置させて、皿部材９に口紅８を
充填したり、口紅収納容器本体４をハカマ部材１に嵌合
固定させた後、皿部材９に口紅８を充填する。
【００１６】皿部材９に口紅８を充填した後、充填した
口紅８を交換したい場合、図９に示すように皿部材９を
最上部に位置させ、口紅収納容器本体４の嵌合部１０と
外筒部材７とを持って無理やり引張ることにより、外筒
部材７の巻き締め用の突起部２３が内筒部材５の巻き締
め溝１１の上部のリング状のリブ１２に形成されたカッ
ト部１３、１３によって、該上部のリブ部１２部位が変
形して、抜き取ることができる。
口紅８を交換したい場合、図９に示すように皿部材９を
最上部に位置させ、口紅収納容器本体４の嵌合部１０と
外筒部材７とを持って無理やり引張ることにより、外筒
部材７の巻き締め用の突起部２３が内筒部材５の巻き締
め溝１１の上部のリング状のリブ１２に形成されたカッ
ト部１３、１３によって、該上部のリブ部１２部位が変
形して、抜き取ることができる。
【００１７】このため、新しい皿部材９を内筒部材５内
に収納し、無理抜きした螺旋部材６が内部に位置する外
筒部材７内に内筒部材５を押し込むことにより、口紅収
納容器本体４の再組み付けが完了する。
に収納し、無理抜きした螺旋部材６が内部に位置する外
筒部材７内に内筒部材５を押し込むことにより、口紅収
納容器本体４の再組み付けが完了する。
【００１８】なお、皿部材９を最上部に位置させた状態
で無理抜きしなければ、リブ１２部が変形せず、無理抜
きができないので、使用者が誤って外してしまう等の不
具合の発生を防止することができる。
で無理抜きしなければ、リブ１２部が変形せず、無理抜
きができないので、使用者が誤って外してしまう等の不
具合の発生を防止することができる。
【００１９】
【発明の異なる実施の形態】次に、図１０ないし図１６
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００２０】図１０ないし図１３に示す本発明の第２の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点はカット部１３、１３に変形を容易にする
ための切り溝２４、２４を形成した内筒部材５Ａを用い
て口紅収納容器本体４Ａを構成した点で、このように構
成された口紅収納容器本体４Ａを用いた口紅収納容器２
２Ａにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点はカット部１３、１３に変形を容易にする
ための切り溝２４、２４を形成した内筒部材５Ａを用い
て口紅収納容器本体４Ａを構成した点で、このように構
成された口紅収納容器本体４Ａを用いた口紅収納容器２
２Ａにしても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。
【００２１】図１４ないし図１６に示す本発明の第３の
実施の形態において、前記本発明の第２の実施の形態と
主に異なる点はリング状の巻き締め溝１１部に切り溝２
４、２４だけを形成した内筒部材５Ｂを用いて口紅収納
容器本体４Ｂを構成した点で、このように構成された口
紅収納容器本体４Ｂを用いた口紅収納容器２２Ｂにして
も、前記本発明の第２の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
実施の形態において、前記本発明の第２の実施の形態と
主に異なる点はリング状の巻き締め溝１１部に切り溝２
４、２４だけを形成した内筒部材５Ｂを用いて口紅収納
容器本体４Ｂを構成した点で、このように構成された口
紅収納容器本体４Ｂを用いた口紅収納容器２２Ｂにして
も、前記本発明の第２の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【００２２】なお、前記本発明の各実施の形態では口紅
収納容器本体をハカマ部材内に着脱可能に取付けられる
ものに付いて説明したが、本発明はこれに限らず、口紅
収納容器本体をハカマ部材内に固定的に取付けても、皿
部材を最上部に位置させ、外筒部材とハカマ部材とを無
理やり引っ張ることにより、抜き取ることができる。ま
た、前記本発明の各実施の形態では皿部材に口紅を充填
するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、
リップクリーム、スチックアイシャドウ、スチックファ
ンデーション等の棒状化粧品を皿部材に充填しても同様
に使用することができる。
収納容器本体をハカマ部材内に着脱可能に取付けられる
ものに付いて説明したが、本発明はこれに限らず、口紅
収納容器本体をハカマ部材内に固定的に取付けても、皿
部材を最上部に位置させ、外筒部材とハカマ部材とを無
理やり引っ張ることにより、抜き取ることができる。ま
た、前記本発明の各実施の形態では皿部材に口紅を充填
するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、
リップクリーム、スチックアイシャドウ、スチックファ
ンデーション等の棒状化粧品を皿部材に充填しても同様
に使用することができる。
【００２３】さらに、内筒部材の巻き締め溝の上部リン
グ状のリブ１２に、２個のカット部１３、１３を形成す
るものについて説明したが、本発明はこれに限らず、内
筒部材から外筒部材を無理抜きが可能な１個あるいは３
個以上のカット部を形成してもよく、あるいは上部リン
グ状のリブ１２の先端下部を弧状に形成してもよい。
グ状のリブ１２に、２個のカット部１３、１３を形成す
るものについて説明したが、本発明はこれに限らず、内
筒部材から外筒部材を無理抜きが可能な１個あるいは３
個以上のカット部を形成してもよく、あるいは上部リン
グ状のリブ１２の先端下部を弧状に形成してもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２５】（１）下端部にハカマ部材の内底部と嵌合
する嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き
締め溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部およ
び外周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とから
なる内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部
材収納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋
部材と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒
部材の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締め
された外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取
付けられた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および
前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部
材とを備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材
の巻き締め溝の上部リング状のリブに外筒部材の無理抜
きが可能なカット部を形成したので、皿部材を上部に位
置させ、内筒部材の嵌合部と外筒部材とを持って引張る
ことにより、外筒部材の巻き締め部が内筒部材の巻き締
め溝より無理抜きすることができる。したがって、口紅
等の充填後の交換作業を行なうことができ、従来のよう
に内筒部材、皿部材、螺旋部材、外筒部材を組み付けた
もの全体を廃棄処分する必要がなく、経済的に使用する
ことができる。
する嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き
締め溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部およ
び外周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とから
なる内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部
材収納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋
部材と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒
部材の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締め
された外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取
付けられた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および
前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部
材とを備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材
の巻き締め溝の上部リング状のリブに外筒部材の無理抜
きが可能なカット部を形成したので、皿部材を上部に位
置させ、内筒部材の嵌合部と外筒部材とを持って引張る
ことにより、外筒部材の巻き締め部が内筒部材の巻き締
め溝より無理抜きすることができる。したがって、口紅
等の充填後の交換作業を行なうことができ、従来のよう
に内筒部材、皿部材、螺旋部材、外筒部材を組み付けた
もの全体を廃棄処分する必要がなく、経済的に使用する
ことができる。
【００２６】（２）前記（１）によって、皿部材を上部
に位置させてから無理抜きしなければ外すことができな
いので、使用者が使用中に外れる等の不具合を防止する
ことができ、安全に使用することができる。
に位置させてから無理抜きしなければ外すことができな
いので、使用者が使用中に外れる等の不具合を防止する
ことができ、安全に使用することができる。
【００２７】（３）前記（１）によって、内筒部材の形
状を変えるだけでよいので、部品点数が増加することな
く、従来とほぼ同様なコストで製造することができる。
状を変えるだけでよいので、部品点数が増加することな
く、従来とほぼ同様なコストで製造することができる。
【００２８】（４）請求項２、３も前記（１）〜（３）
と同様な効果が得られる。
と同様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の断面図。
【図２】本発明の第１の実施の形態の一部破断分解図。
【図３】本発明の第１の実施の形態の内筒部材の一部破
断正面図。
断正面図。
【図４】本発明の第１の実施の形態の内筒部材の平面
図。
図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の螺旋部材の説明
図。
図。
【図６】本発明の第１の実施の形態の外筒部材の説明
図。
図。
【図７】本発明の第１の実施の形態の皿部材の説明図。
【図８】本発明の第１の実施の形態の外筒部材の巻き締
め状態の説明図。
め状態の説明図。
【図９】本発明の第１の実施の形態の外筒部材の無理抜
き状態の説明図。
き状態の説明図。
【図１０】本発明の第２の実施の形態の断面図。
【図１１】本発明の第２の実施の形態の一部破断分解
図。
図。
【図１２】本発明の第２の実施の形態の内筒部材の説明
図。
図。
【図１３】本発明の第２の実施の形態の外筒部材の無理
抜き状態の説明図。
抜き状態の説明図。
【図１４】本発明の第３の実施の形態の断面図。
【図１５】本発明の第３の実施の形態の一部破断分解
図。
図。
【図１６】本発明の第３の実施の形態の内筒部材の説明
図。
図。
１：ハカマ部材、 ２：嵌合固定部、 ３：キャップ嵌合部、 ４、４Ａ、４Ｂ：口紅収納容器本体、 ５、５Ａ、５Ｂ：内筒部材、 ６：螺旋部材、 ７：外筒部材、 ８：口紅、 ９：皿部材、 １０：嵌合部、 １１：リング状の巻き締め溝、 １２：リング状のリブ、 １３：カット部、 １４：切欠部、 １５：螺旋部材収納部、 １６：内筒部材本体、 １７：螺旋部材本体、 １８：螺旋溝、 １９：皿部材本体、 ２０：係合ピン、 ２１：キャップ、 ２２、２２Ａ、２２Ｂ：口紅収納容器、 ２３：巻き締め用の突起部、 ２４：切り溝。
Claims (3)
- 【請求項１】 下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する
嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒部材
の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされ
た外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付け
られた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および前記
螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材と
を備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材の巻
き締め溝の上部リング状のリブに外筒部材の無理抜きが
可能なカット部を形成したことを特徴とする口紅等の収
納容器。 - 【請求項２】 下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する
嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒部材
の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされ
た外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付け
られた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および前記
螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材と
を備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材の巻
き締め溝の上部リング状のリブ形成部位に外筒部材の無
理抜きが可能になるように該リブを変形させることがで
きる少なくとも２個以上の切欠部を形成したことを特徴
とする口紅等の収納容器。 - 【請求項３】 下端部にハカマ部材の内底部と嵌合する
嵌合部、この嵌合部の上部外周部にリング状の巻き締め
溝、この巻き締め溝の上部に軸心方向の切欠部および外
周部に螺旋部材収納部を有する内筒部材本体とからなる
内筒部材と、この内筒部材の内筒部材本体の螺旋部材収
納部に回動可能に取付けられた螺旋溝を有する螺旋部材
と、この螺旋部材の外周部を覆い下端部の前記内筒部材
の巻き締め溝と対応する部位で回動可能に巻き締めされ
た外筒部材と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付け
られた口紅等を支持する該内筒部材の切欠部および前記
螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材と
を備える口紅等の収納容器において、前記内筒部材の巻
き締め溝の上部リング状のリブおよび該リブ形成部位に
外筒部材の無理抜きが可能な少なくとも２個以上のカッ
ト部および切欠部を形成したことを特徴とする口紅等の
収納容器。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP26361696A JP4388605B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 口紅等の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26361696A JP4388605B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 口紅等の収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085039A true JPH1085039A (ja) | 1998-04-07 |
| JP4388605B2 JP4388605B2 (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=17392018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26361696A Expired - Lifetime JP4388605B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 口紅等の収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4388605B2 (ja) |
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Also Published As
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|---|---|
| JP4388605B2 (ja) | 2009-12-24 |
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