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JPH1078986A - マーケティングシステム - Google Patents

マーケティングシステム

Info

Publication number
JPH1078986A
JPH1078986A JP23336896A JP23336896A JPH1078986A JP H1078986 A JPH1078986 A JP H1078986A JP 23336896 A JP23336896 A JP 23336896A JP 23336896 A JP23336896 A JP 23336896A JP H1078986 A JPH1078986 A JP H1078986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
food
purchase
menu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23336896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Serikawa
浩紀 芹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Group Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP23336896A priority Critical patent/JPH1078986A/ja
Publication of JPH1078986A publication Critical patent/JPH1078986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各家庭において、購入された食品、物品等に
関するデータと、飲食された食品、又は消費された物品
に関するデータを収集し、分析することにより、一般家
庭の生活をより快適にするための情報を取得するための
マーケティングシステムを提供する。 【解決手段】 各モニタ家庭に配置されたモニタ用端末
11へ、購入した食品に関するデータと、献立、材料等
の飲食に関するデータが利用者(モニタ)により入力さ
れ、データ収集サーバ13に送信、記憶される。データ
収集サーバ13に記憶されたデータは所定のタイミング
でデータ分析サーバ15に送信、記憶される。データ分
析サーバ15が企業用端末17からの分析要求を受信す
ると、データ分析サーバ15はデータ収集サーバ13か
ら受信したデータを用いて要求された分析を行い、分析
結果を企業用端末17へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各家庭における食
品の購入及び飲食に関するデータを収集し、それらのデ
ータを分析することにより、一般家庭の食生活をより快
適にするための情報を取得するためのマーケティングシ
ステムに関する。また、本発明は、各家庭における物品
の購入及び消費に関するデータを収集し、それらのデー
タを分析するマーケティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭において、購入した食品をコンピ
ュータに入力させ、それらのデータを収集し、よく売れ
ている食品等を分析するマーケティングシステムが考案
されている。また、各家庭において、飲食された献立
(メニュー)をコンピュータに入力させ、それらのデー
タを収集し、よく作られる献立を分析するマーケティン
グシステムが考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】購入した食品の情報を
収集するマーケティングシステムでは、購入した食品の
うち、実際に使われた食品、古くなったため処分された
食品、等の情報を取得することができず、実際の食生活
のより正確な情報を得ることができなかった。また、飲
食された献立の情報を収集するマーケティングシステム
では、同一のメニューでも各家庭において材料が異なる
場合等があるため、実際に購入された材料、調味料等の
より正確な情報を得ることができなかった。このような
問題は、日用雑貨等の消費動向に関する情報を収集する
マーケティングシステムについても同様である。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、各家庭において購入された食品、飲食された食品等
に関するデータを収集し、分析することにより、一般家
庭の食生活をより快適にするための情報を取得するため
のマーケティングシステムを提供することを目的とす
る。また、各家庭において購入された物品、消費された
物品等に関するデータを収集し、分析するマーケティン
グシステムを提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るマーケティングシステ
ムは、複数の家庭に配置される複数のモニタ用端末と、
センタ内に配置されたサーバと、前記複数のモニタ用端
末と前記サーバとを接続するネットワークと、を備える
食卓マーケティングシステムであって、前記複数のモニ
タ用端末は、各家庭における食品の購入に関する購入デ
ータを入力する購入データ入力手段と、前記購入データ
入力手段により入力された前記購入データを記憶する在
庫食品データ記憶手段と、各家庭における飲食に関する
飲食データを入力する飲食データ入力手段と、前記購入
データ入力手段と前記飲食データ入力手段により入力さ
れたデータを前記サーバへ送信する送信手段と、を備
え、前記サーバは、前記複数のモニタ用端末から送信さ
れたデータを受信する受信手段と、前記受信手段により
受信されたデータを記憶する受信データ記憶手段と、を
備える。
【0006】このような構成によれば、家庭における食
生活を分析するために有用なデータを端末及びサーバを
用いてオンラインで収集することができる。これによ
り、データをより迅速に効率良く収集することができ
る。
【0007】前記受信データ記憶手段に記憶されている
前記購入データと前記飲食データの少なくとも一方を用
いたデータ処理の要求を送信する手段を備える分析用端
末を更に備えてもよく、前記サーバは、前記分析用端末
から送信された前記データ処理の要求を受信する手段
と、受信した前記データ処理の要求が示すデータ処理を
前記受信データ記憶手段に記憶されている前記購入デー
タと前記飲食データの少なくとも一方を用いて行うデー
タ処理手段と、前記データ処理手段による処理結果を前
記データ処理の要求を送信した前記分析用端末へ送信す
る手段と、を備えてもよく、前記分析用端末は、前記サ
ーバからの前記処理結果を受信し、表示する処理結果表
示手段を更に備えてもよい。
【0008】このような構成によれば、各モニタ家庭か
ら収集した食品の購入に関するデータと飲食に関するデ
ータを用いることにより、各家庭において購入された食
品と飲食された食品を知ることができるため、より正確
な家庭の食生活の分析を行うことができる。また、分析
をオンラインで行うため、より速く分析結果を得ること
ができる。
【0009】前記購入データは、例えば、購入した食品
名、購入した食品の数量及び価格のデータを含み、前記
飲食データは、例えば、食事の時間帯、献立、調理者、
材料のデータを含む。
【0010】前記複数のモニタ用端末は、前記在庫食品
データ記憶手段に記憶されているデータを表示する在庫
表示手段と、前記在庫表示手段により表示されたデータ
のうち、利用者により選択されたデータを削除する在庫
データ削除手段と、前記在庫データ削除手段により削除
されたデータを前記サーバへ送信する手段と、を更に備
えてもよく、前記サーバは、前記複数のモニタ用端末か
らの前記削除されたデータを用いて前記在庫食品データ
記憶手段に記憶されているデータを更新する手段を備え
てもよい。
【0011】このような構成によれば、各家庭におい
て、その家庭の食品の在庫を即座に閲覧することができ
る。また、各家庭において使い切った又は処分された食
品のデータを削除することができる。これにより各家庭
における食品の在庫の情報を取得することできる。
【0012】前記複数のモニタ用端末は、前記在庫食品
データ記憶手段に記憶されているデータのうち、前記購
入データ入力手段と前記飲食データ入力手段の少なくと
も一方から入力された食品のデータを検出し、該データ
の数量を示す値を更新する手段を備えてもよい。
【0013】このような構成によれば、購入した食品の
数量が入力されると、在庫食品記憶手段に既に記憶され
ている同一の食品の数量に、入力された数量が追加され
る。また、使用した材料の数量が入力されると、在庫食
品記憶手段に記憶されている同一の食品の数量から、入
力された数量が差し引かれる。これにより、各家庭にお
ける各食品の在庫量と、各食品の在庫量を示すデータと
の整合性を保つことができる。
【0014】前記複数のモニタ用端末は、前記献立のデ
ータとその献立を作るために必要な材料のデータを関連
付けて記憶する献立データ記憶手段を備えてもよく、前
記献立のデータが入力されたとき、該献立のデータに関
連付けられている前記材料のデータを前記献立データ記
憶手段から読み出して、表示する献立データ表示手段
と、を備えてもよい。また、前記飲食データ入力手段に
より献立のデータが入力されたとき、該献立のデータに
関連付けられている材料のデータと前記在庫食品データ
記憶手段に記憶されているデータとを比較し、一致する
データのみを利用者が選択可能な材料のデータとして表
示する材料データ表示手段を備えてもよい。
【0015】このような構成によれば、各家庭におい
て、献立を入力するだけでその料理を作るために必要な
材料の一覧を見ることができる。また、入力された献立
からその料理を作るために必要な材料のうち、在庫とし
て存在する食品のデータを表示し、その中から利用者に
使用した材料を選択させることができる。これにより、
利用者の入力ミスを削減することができる。
【0016】前記複数のモニタ用端末は、識別符号を読
み取る識別符号読取装置を更に備えてもよく、前記購入
データ入力手段と前記飲食データ入力手段の少なくとも
一方は、前記識別符号読取装置を用いて購入した食品の
データと飲食した食品のデータの少なくとも一方を入力
する手段を備えてもよい。
【0017】このような構成により、利用者のデータ入
力操作の負荷を削減することができる。
【0018】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係るマーケティングシステムは、複数のモニタ
用端末と、各モニタ用端末に通信を介して接続されたサ
ーバと、を備えるマーケティングシステムであって、前
記複数のモニタ用端末のそれぞれは、各購入物品に関す
る購入データを入力する購入データ入力手段と、前記購
入データ入力手段により入力された前記購入データを記
憶する購入データ記憶手段と、各家庭における消費に関
する消費データを入力する消費データ入力手段と、前記
購入データ入力手段と前記消費データ入力手段により入
力されたデータを前記サーバへ送信する送信手段と、を
備え、前記サーバは、前記複数のモニタ用端末から送信
されたデータを受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信されたデータを記憶する受信データ記憶手段と、
を備える。
【0019】このような構成によれば、各家庭の生活を
分析するために有用な、購入した物品及び消費した物品
に関するデータを端末及びサーバを用いてオンラインで
収集することができる。これにより、データをより迅速
に効率良く収集することができる。
【0020】前記購入データ入力手段は、購入物品とそ
の数を特定するデータを入力する手段を含んでもよく、
前記消費データ入力手段は、消費した物品とその数を特
定するデータを入力する手段を含んでもよく、前記購入
データ記憶手段は、前記購入データ入力手段と前記消費
データ入力手段により入力されたデータに基づいて、対
応する物品の数を更新する手段を含んでもよい。
【0021】このような構成によれば、購入物品とその
数を特定するデータが入力されると、対応する物品の数
量が追加される。また、消費した物品とその数を特定す
るデータが入力されると、対応する物品の数量が差し引
かれる。これにより、各家庭に存在する各物品の数の整
合性を保つことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)この発明のマーケティングシステ
ムを食卓マーケティングシステムを例に説明する。この
食卓マーケティングシステムの概要図を図1に示す。ま
たそのシステム構成図を図2に示す。図示されるよう
に、この食卓マーケティングシステムは、各モニタ家庭
に配置される複数のモニタ用端末11と、センタ内に配
置されたデータ収集サーバ13及びデータ分析サーバ1
5と、1つ又は複数の企業に配置される複数の企業用端
末17と、各サーバ13、15と複数の端末11、17
とを接続する公衆回線19と、データ収集サーバ13と
データ分析サーバ15とを接続するLAN18と、を備
える。
【0023】図2に示すように、モニタ用端末11は、
データ入力部21と、記憶部22と、表示部23と、通
信制御部24と、制御部25とを備える。データ入力部
21は、キーボード211、バーコードリーダ212等を
備えており、利用者によりこれらのキーボード211
バーコードリーダ212等を介して、購入した食品(商
品)、食事の献立、食品の在庫等のデータが入力され
る。記憶部22は、献立のコードと各献立を作るための
一般的な材料を示す材料データとを関連付けた献立デー
タベース(DB)と、家庭内における食品の在庫を示す
在庫データを記憶する在庫データベース(DB)とを備
える。また、記憶部22は、各材料及び献立の名前とコ
ードとをそれぞれ記憶する。
【0024】表示部23は、利用者(モニタ)がデータ
を入力するための画面等を表示する。通信制御部24
は、利用者により入力されたデータのデータ収集サーバ
13への送信、また、データ収集サーバ13からのデー
タの受信等を制御する。制御部25は、モニタ用端末1
1全体を制御する。
【0025】データ収集サーバ13は、各モニタ用端末
11に公衆回線19を介して接続されており、データ記
憶部31と、入力部32と、表示部33と、通信制御部
34と、制御部35とを備える。
【0026】データ記憶部31は、モニタ用端末11か
ら送信されるデータを記憶するモニタデータ記憶部37
と、モニタ用端末11において入力可能な食品のコード
(食品コード)と、それらに対応する食品名(素材名、
又は製造元名とその商品名等)等を記憶する食品データ
記憶部38とを備える。また、データ記憶部31は、モ
ニタ用端末11へ通知する付加的な情報(メッセージ)
と、モニタ用端末11へ送信するアンケートと、モニタ
用端末11から送信されるアンケートの回答を記憶す
る。また、モニタデータ記憶部37は、モニタ用端末1
1から送信されるデータのうち、購入された食品(商
品)のデータ等を記憶する購買データベース(DB)
と、献立、調理者等、実際の飲食(食事)に伴うデータ
を記憶する生活データベース(DB)とを備える。
【0027】入力部32は、食品データ記憶部38に記
憶されている食品コード、食品名等の追加、修正、削除
の指示等が入力される。表示部33は、データ記憶部3
1に記憶されているデータ等を表示する。通信制御部3
4は、モニタ用端末11との通信と、データ分析サーバ
15との通信を制御する。制御部35は、データ収集サ
ーバ13全体を制御する。なお、データ収集サーバ13
は、モニタ用端末11から収集し、モニタデータ記憶部
37に記憶するデータを1日につき1回、データ分析サ
ーバ15へ送信する。
【0028】データ分析サーバ15は、データ収集サー
バ13とLAN18により接続されており、データ記憶
部41と、データ分析部43と、通信制御部44と、制
御部45とを備える。データ記憶部41は、分析対象の
データを記憶する分析データベース(DB)を備え、収
集サーバ13から1日につき1回受信したデータを分析
DBに追加して記憶する。データ分析部43は、企業用
端末17からの分析要求に応じて、分析DBに記憶され
るデータに対して任意の分析法を用いた分析を行う。通
信制御部44は、データ収集サーバ13との通信と、企
業用端末17との通信と、を制御する。制御部45は、
データ分析サーバ15全体を制御する。
【0029】企業用端末17は、データ分析サーバ15
に公衆回線19を介して接続されており、入力部51
と、記憶部52と、分析データ処理部53と、表示部5
4と、通信制御部55と、制御部56とを備える。入力
部51は、利用者(企業)により分析要求指示等が入力
される。記憶部52は、データ分析サーバ15から受信
した分析結果を記憶する。分析データ処理部53は、デ
ータ分析サーバ15から受信した分析結果をグラフ形式
等で表示するための処理をする。表示部54は、利用者
(企業)に分析要求指示を入力させる画面、又は、デー
タ分析サーバ15から受信した分析結果を表示する。通
信制御部55は、データ分析サーバ15との通信を制御
する。制御部56は、企業用端末17全体を制御する。
【0030】この食卓マーケティングシステムは、その
機能から、収集系システムと分析系システムに大別され
る。収集系システムは、主にモニタ用端末11とデータ
収集サーバ13により構成され、分析系システムは、主
にデータ分析サーバ15と企業用端末17により実現さ
れる。
【0031】まず、収集系システムについて以下説明す
る。収集系システムでは、各モニタ家庭に配置されたモ
ニタ用端末11が、利用者によって入力された情報(購
入した食品の情報(購入データ)、実際に飲食した食品
の情報(消費データ)等)をデータ収集サーバ13に送
信し、データ収集サーバ13がそれらの情報を記憶す
る。モニタ用端末11の主な機能について以下説明す
る。
【0032】(1)買い物に関するデータの入力 購入した食品のデータ(買い物データ)を入力するため
の入力画面を表示部23に表示する。買い物データは、
購入商品の商品コード及び価格、購入店舗、購入者、等
のデータから構成される。商品コードは、バーコードリ
ーダ212を用いて入力されてもよく、また、キーボー
ド211から入力されてもよい。
【0033】(2)飲食に関するデータの入力 飲食に関するデータ(飲食データ)を入力するための入
力画面を表示部23に表示する。飲食データは、飲食の
種別(朝食・昼食・夕食等)、調理者、調理時間、飲食
者、献立コード、材料・調味料、等のデータから構成さ
れる。
【0034】(3)家庭内在庫一覧表示 現時点の食品(材料、調味料等)の在庫に関するデータ
(在庫データ)を記憶部22の在庫DBから読み出し、
表示部23に表示する。
【0035】(4)食品の処分・整理 (3)において表示された在庫一覧の中から、古くなっ
て処分された食品、使い切った食品等を、利用者に選択
させ、その食品のデータを在庫DB内のデータから削除
する。 (5)メッセージ通知 データ収集サーバ13から受信したお知らせ等を表示部
23に表示する。 (6)アンケート回答 データ収集サーバ13からのアンケート(食生活、健康
管理等について)を表示部23に表示し、利用者にそれ
に対する回答を入力させる。
【0036】上記(1)、(2)、(4)、(6)にお
いて、モニタ用端末11に入力されたデータは、公衆回
線19を介してデータ収集サーバ13に送信される。デ
ータ収集サーバ13は、モニタ用端末11から買い物デ
ータを受信した場合(上記(1)の場合)、モニタデー
タ記憶部37内の購買DBに記憶すると共に、食品デー
タ記憶部38からその買い物データの食品名を読み出
し、受信した買い物データに食品名を付与して、モニタ
用端末11に送り返す。モニタ用端末11は、データ収
集サーバ13から食品名が付与された買い物データを受
信すると、記憶部22内の在庫DBにそのデータを記憶
する。データ収集サーバ13が買い物データ以外のデー
タを受信した場合(上記(2)、(4)の場合)は、そ
れらのデータを記憶しているモニタデータ記憶部37内
の生活DBを更新する。
【0037】次に、このマーケティングシステムの収集
系システムにおける処理の流れを具体例を用いて説明す
る。利用者がモニタ用端末11を起動すると、制御部2
5は、初期メニューを表示部23に表示する。初期メニ
ューの一例を図3に示す。例えば、利用者が朝食のデー
タを入力したい場合、この初期メニュー中から2番の
「飲食データ入力」を選択し、図示せぬ「実行キー」を
押下する。この実行キーの押下に応答して、制御部25
は、飲食の種別(朝食・昼食・夕食等)、調理者、献
立、材料等のデータを入力するための画面を表示部23
に表示する。利用者は、画面の指示に従いこれらのデー
タを順次入力する。調理者、献立のデータの入力画面の
例をそれぞれ図4、図5に示す。利用者は、図4の入力
画面で1番の「朝食」を選択し、図5の入力画面で例え
ば2番の「主婦」を選択する。
【0038】献立のデータを入力する画面の例を図6に
示す。利用者は、この画面に朝食として食べた品目のコ
ードを全て入力する。入力方法は任意であり、例えば、
多数の献立のバーコードが表示されているメニューブッ
クを用いてもよい。利用者は、バーコードリーダ212
でメニューブック上のバーコードを読み込むことによ
り、献立のコードデータを入力する。制御部25は、入
力されたコードに対応する献立名を記憶部22から読み
出し画面に表示する。このようにして、入力された献立
のコードは、図6に示すように順次画面に表示される。
利用者は、全ての飲食データを入力した後に実行キーを
押下する。
【0039】制御部25は、この実行キーの押下に応答
して、各献立を作った時に使用した材料を献立毎に入力
するための画面を表示部23に表示する。利用者が入力
した献立が図6に示すような「トースト」、「ハムエッ
グ」、「牛乳」の場合、制御部25は、まず「トース
ト」の材料を入力するための画面を表示し、利用者の入
力が終わると、次に「ハムエッグ」の材料を入力する画
面を表示し、利用者の入力が終わると「牛乳」の材料を
入力するための画面を表示する。このときの画面の例と
して、図7に「ハムエッグ」の材料を入力するための画
面を示す。図示されるように、制御部25は、記憶部2
2の献立DBからその献立のデータ(この場合、ハムエ
ッグ)に対応する材料、調味料等のデータを読み出し、
表示部23に表示する。利用者は、表示されたその献立
を作るための一般的な材料の中から、実際に使用した材
料を全て選択する。他の献立(トースト、牛乳)の材料
についても同様の方法で入力する。
【0040】利用者は、上記の朝食に関するデータを全
て入力した後に、図示せぬ「通信キー」を押下する。モ
ニタ用端末11は、この通信キーの押下に応答し、入力
された飲食データを公衆回線19を介してデータ収集サ
ーバ13へ送信する。データ収集サーバ13は、モニタ
用端末11から飲食データを受信すると、そのデータを
データ記憶部31のモニタデータ記憶部37の生活DB
へ記憶する。
【0041】このようにして、各モニタ用端末11に入
力された朝食に関するデータが、データ収集サーバ13
に送信され、記憶される。データ入力のタイミングは、
朝食、昼食、夕食、の後でもよく、又、1日分のデータ
をまとめて入力するようにしてもよい。昼食、夕食の飲
食データに関しても同様の手順でモニタ用端末11に入
力され、公衆回線19を介してデータ収集サーバ13へ
送信される。
【0042】利用者が食事(朝食・昼食・夕食)を作っ
た際にある材料、商品を使い切った場合、又は材料、商
品が古くなったため処分した場合、それに関する情報を
モニタ用端末11に入力する。このとき、利用者は、図
3の初期メニューにおいて4番の「食品の処分・整理」
を選択し、実行キーを押下する。この実行キーの押下に
応答して、制御部25は、記憶部22の在庫DBから在
庫データを読み出して表示すると共に、削除対象の材
料、及び削除理由(例えば、1:使い切った、2:古く
なったため処分する、等)の選択を指示する旨のメッセ
ージを表示する。利用者は、モニタ用端末11の表示部
23に表示された材料の中から使い切った、又は処分し
た材料とその理由を例えばキーボード211を用いて入
力し、通信キーを押下する。
【0043】モニタ用端末11は、この通信キーの押下
に応答し、入力された在庫処分に関するデータ(在庫処
分データ)を公衆回線19を介してデータ収集サーバ1
3へ送信する。データ収集サーバ13は、モニタ用端末
11から在庫処分データを受信すると、そのデータをも
とにデータ記憶部31のモニタデータ記憶部37の生活
DBを更新する。
【0044】また、利用者は、材料を使い切ったとき、
又は処分したとき以外でも、現時点の食品の在庫を知る
ために、在庫データを見ることができる。この場合、利
用者は、図3の初期メニューにおいて3番の「家庭内在
庫一覧」を選択し、実行キーを押下する。モニタ用端末
11の制御部25は、この実行キーの押下に応答して、
記憶部22の在庫DBから在庫データを読み出して表示
部23に表示する。
【0045】次に、利用者が新たに材料等を購入した場
合について説明する。利用者は、図3に表示される初期
メニューの中から1番の「買い物データ入力」を選択
し、実行キーを押下する。これに応答して、制御部25
は、購入した材料等のデータを入力するための画面を表
示部23に表示する。購入材料1品目につき、入力する
データは、例えば、購入商品の商品コード及び価格、購
入店舗、購入者、等である。商品コードは、バーコード
リーダ212を用いてその商品のバーコードを読み取る
ことにより、入力されてもよい。このときデータ入力部
21は、読み取ったコードをこのシステムで用いる商品
コードに変換するための変換処理を実行するなお、入力
されるコードと内部コードとをJANコード等で統一し
てもよい。
【0046】利用者は、全てのデータを入力した後、通
信キーを押下する。モニタ用端末11は、この通信キー
の押下に応答し、入力された買い物データを公衆回線1
9を介してデータ収集サーバ13へ送信する。データ収
集サーバ13は、モニタ用端末11から買い物データを
受信すると、そのデータをデータ記憶部31のモニタデ
ータ記憶部37の購買DBへ記憶すると共に、食品デー
タ記憶部38からその買い物データの食品名(商品名)
を読み出し、その食品名(商品名)を買い物データに付
与した後、モニタ用端末11へ送信する。モニタ用端末
11はデータ収集サーバ13から受信した買い物データ
を、記憶部22の在庫DBに記憶する。このようにし
て、買い物に関するデータは、各モニタ用端末11に記
憶されると共に、データ収集サーバ13に記憶される。
【0047】また、モニタ用端末11は、新しいメニュ
ーブックに関するお知らせ等、付加的な情報(メッセー
ジ)をデータ収集サーバ13から受信してもよい。この
場合、利用者は、図3に示す初期メニューのうち、5番
の「メッセージ通知」を選択する。この選択に応答し
て、制御部25は、データ収集サーバ13にメッセージ
の有無を確認するための信号を送信する。メッセージが
有る場合、データ収集サーバ13はデータ記憶部31に
記憶されているメッセージをモニタ用端末11に送信
し、メッセージが無い場合、データ収集サーバ13は
「メッセージ無し」を示す信号をモニタ用端末11へ送
信する。モニタ用端末11は、受信したデータを表示部
23へ表示する。
【0048】また、利用者は、自己の食生活、健康管理
等に関するアンケートに回答することができる。この場
合、利用者は、図3に示す初期メニューのうち、6番の
「アンケート回答」を選択する。この選択に応答して、
制御部25は、データ収集サーバ13にアンケート要求
信号を送信する。データ収集サーバ13は、モニタ用端
末11からのアンケート要求を受信すると、データ記憶
部31に記憶されているアンケートをモニタ用端末11
へ送信する。モニタ用端末11は、データ収集サーバ1
3からのアンケートを受信し、表示する。利用者はその
アンケートに対する回答を例えば、キーボード211
ら入力し、入力が終わると通信キーを押下する。この通
信キーの押下により、アンケートの回答データは、デー
タ収集サーバ13へ送信される。データ収集サーバ13
は、受信したアンケートの回答データをデータ記憶部3
1に記憶する。
【0049】以上、モニタ用端末11及びデータ収集サ
ーバ13から構成される収集系システムにおける主な処
理について説明した。これにより、利用者の日々の買い
物及び飲食に関するデータをデータ収集サーバ13で収
集することができる。
【0050】なお、制御部25が、記憶部22の献立D
Bから各献立のデータに対応する材料、調味料等のデー
タを読み出した際、それらのデータを在庫DB内の在庫
データと比較して、一致するデータのみを表示部23に
表示するようにしてもよい。この場合、例えば、献立と
して「ハムエッグ」が入力されると、制御部25は、献
立DBに記憶されている「ハムエッグ」に対応する材料
のうち、在庫DB内に存在する在庫データのみを表示す
る。例えば、図7に示すように「ハムエッグ」の材料が
「卵」、「ハム」、「ソーセージ」、「ベーコン」、
「塩」、「こしょう」として献立DBに記憶されてお
り、「ピーマン」、「ハム」、「卵」、「塩」の在庫デ
ータが在庫DBに存在するならば、制御部25は、これ
らのうち一致する「ハム」、「卵」、「塩」を表示部2
3に表示する。これにより、利用者は、在庫データの中
から使用した食品・商品を選択することが可能となり、
入力ミスを削減することができる。
【0051】また、利用者により使用した材料・商品が
入力されると、それらの材料のデータを在庫DBから削
除するようにしてもよい。さらに、在庫データの精度を
高めるために、制御部25が、使用した材料、調味料と
して入力されたデータを表示し、表示された材料、調味
料についてそれぞれ使い切ったか否かを利用者に入力さ
せ、使い切ったと入力された材料を、在庫DBから削除
するようにしてもよい。例えば、図7の画面において、
使用した材料として「ハム」、「卵」、「塩」が選択さ
れると、まず、「ハムを使い切りましたか?」の旨の質
問とそれに対する選択肢「はい」、「いいえ」が表示さ
れる。利用者が「はい」、「いいえ」のいずれかを選択
すると、次に「卵を使い切りましたか?」の旨の質問と
それに対する選択肢が同様に表示される。利用者が選択
肢のいずれかを選択すると、「塩」についての同様の質
問及び選択肢が表示され、利用者は選択肢のいずれかを
選択する。
【0052】また、利用者が使用した材料、調味料、商
品の数量を入力すると、制御部25が在庫DB内の該当
する在庫データの数量から使用量を差し引くようにして
もよい。例えば、図7において、使用した材料として
「ハム」、「卵」、「塩」が選択されると、まず、「ハ
ムの使用量を入力して下さい」の旨のメッセージが表示
され、利用者は、ハムの使用量、例えば「150グラ
ム」、を入力する。同様にして、「卵」、「塩」につい
ても使用量の入力を指示する旨のメッセージが表示さ
れ、利用者は、卵と塩の使用量としてそれぞれ例えば、
「2個」と、「5ミリグラム」を入力する。例えば、在
庫DBに記憶されている「ハム」、「卵」、「塩」の数
量のデータがそれぞれ、「500グラム」、「12
個」、「50ミリグラム」の場合、制御部25は、これ
らの数量から使用量をそれぞれ差し引いた値、即ち、
「ハム:350グラム」、「卵:10個」、「塩:45
ミリグラム」を新たなデータとして、それぞれの食品の
数量のデータを更新する。これにより、モニタ家庭にお
ける在庫食品とモニタ用端末11の在庫DB内のデータ
との整合性を保つことができる。
【0053】また、モニタ用端末11の記憶部22が各
献立のカロリーを記憶することにより、献立が入力され
ると、その献立のカロリーを表示するようにしてもよ
い。また、1日のカロリーの必要摂取量を年齢、性別、
体重、身長毎に求めたテーブル等を記憶部22が記憶す
ることにより、飲食者の情報(年齢、性別、体重、身長
等)を入力することにより、その飲食者の1日のカロリ
ーの必要摂取量を算出し、表示するようにしてもよい。
また、利用者毎に、飲食した献立のカロリーを記憶し、
各利用者毎の1日のカロリーの必要摂取量と比較するこ
とにより、その飲食者が摂取したカロリーの過不足分を
表示してもよい。また、長期間における利用者の飲食し
た献立のデータをもとに、その利用者が不足しがちな食
品を表示する等、利用者の食生活を評価するようにして
もよい。
【0054】在庫DBに記憶される食品データにおい
て、利用者が任意の食品について最低限必要な数量(最
低在庫量)を設定し、その食品の数量が設定された数量
以下になると、表示部23にメッセージが表示され、在
庫が少ない旨を利用者に通知するようにしてもよい。例
えば、在庫DB内の「卵」の数量が「6個」と記憶され
た状態で、「卵」の使用量が「4個」と入力された場
合、使用量が差し引かれた後の「卵」の在庫量は「2
個」となり、このとき最低在庫量が「3個」と設定され
ているならば、卵の在庫が少なくなった旨のメッセージ
が表示される。また、制御部25が在庫データの統計を
所定期間取ることにより、各在庫食品の在庫量の平均値
を算出し、在庫食品が平均値以下になるとメッセージを
表示してもよい。
【0055】なお、アンケートは、モニタ用端末11の
記憶部22に予め記憶されていてもよい。この場合、図
3に示す初期メニューのうち、6番の「アンケート回
答」が選択されると、制御部25は、記憶部22からア
ンケートを読み出し、表示する。利用者はそのアンケー
トに対する回答を入力し、入力が終わると通信キーを押
下する。この通信キーの押下により、アンケートの回答
は、データ収集サーバ13へ送信される。データ収集サ
ーバ13は、受信したアンケートの回答データをデータ
記憶部31に記憶する。
【0056】次に、分析系システムについて以下説明す
る。分析系システムでは、データ分析サーバ15が、L
AN18を介して所定のタイミング(例えば、1日につ
き1回)でデータ収集サーバ13からデータを受信し、
記憶する。また、データ分析サーバ15は、企業用端末
17からの要求に応答して、要求されたデータをその企
業用端末17へ送信する。
【0057】分析系システムにおける分析要求処理につ
いて以下説明する。利用者は、モニタ用端末11から収
集したデータに対する分析要求、例えば、牛肉と豚肉を
買った家庭数のここ1ヶ月間の推移をそれぞれ求める旨
の分析要求を企業用端末17の入力部51から入力す
る。企業用端末17の制御部56は、通信制御部55、
公衆回線19を介してデータ分析サーバ15へ上記分析
要求を送信する。データ分析サーバ15の制御部45
は、受信した分析要求をデータ分析部43に送る。デー
タ分析部43は、データ記憶部41内の分析DBのデー
タを用いて、分析要求に応じたデータ分析をする。分析
結果は、例えば、テーブル形式で分析要求元の企業用端
末17へ送信される。
【0058】企業用端末17は、受信した分析結果を記
憶部52に記憶すると共に、分析完了を示すメッセージ
を表示部54へ表示する。次に利用者は図示せぬ表示メ
ニューから例えば、「棒グラフ表示」を選択する。この
選択に応答して、分析データ処理部53は、記憶部52
に記憶されている分析結果にグラフィック処理を実行
し、棒グラフ形式の分析結果を表示部54に表示する。
これにより、利用者は、分析要求結果を所望のグラフ形
式で見ることができる。
【0059】次に、利用者は、分析した結果に対して、
例えばカレーを作った家庭数のここ1ヶ月間の推移をそ
れぞれ求める旨の分析要求を入力してもよい。企業用端
末17の制御部56は、前回と同様にしてデータ分析サ
ーバ15へ分析要求を送信する。データ分析サーバ15
の制御部45は、受信した分析要求をデータ分析部43
に送る。データ分析部43は、前回の分析結果に対し
て、データ記憶部41内の分析DBのデータを用いて、
更なる分析を実行し、分析結果を企業用端末17へ送信
する。このとき、前回の分析結果は、データ分析サーバ
15のデータ記憶部41に記憶されていてもよく、新た
に分析し直してもよい。また、企業用端末17がデータ
分析サーバ15へ分析要求と共に送信するようにしても
よい。
【0060】企業用端末17は、受信した分析結果を記
憶部52に記憶すると共に、表示部54へ表示する。表
示方法は任意であり、例えば、前回の「棒グラフ表示」
の選択を継承して棒グラフ形式で表示されてもよい。こ
のとき、分析データ処理部53は、記憶部52に記憶さ
れている分析結果にグラフィック処理を実行し、棒グラ
フ形式の分析結果を表示部54に表示する。
【0061】このようにして、データ分析サーバ15と
企業用端末17を用いることにより、モニタ用端末11
とデータ収集サーバ13により収集したデータの分析を
行うことができる。
【0062】なお、モニタ用端末11、データ収集サー
バ13、データ分析サーバ15、企業用端末17の各記
憶部には、それぞれの装置を実現するためのプログラム
が記憶されている。このシステムのモジュール構成図を
図8に示す。
【0063】図示されるように、モニタ用端末11は、
アンケートモジュールM11、メッセージモジュールM
12、家庭内在庫表示モジュールM13、生活データモ
ジュールM14、購買データモジュールM15、商品処
分・整理モジュールM16等のプログラムモジュールを
備える。
【0064】アンケートモジュールM11は、データ収
集サーバ13からのアンケートデータの表示、データ収
集サーバ13へのアンケート回答データの送信等を行
う。メッセージモジュールM12は、データ収集サーバ
13からのメッセージデータの表示処理等を行う。家庭
内在庫表示モジュールM13は、在庫DB内のデータの
表示処理等を行う。生活データモジュールM14は、飲
食データの入力処理、記憶処理等を行う。購買データモ
ジュールM15は、買い物データの入力処理、記憶処理
等を行う。商品処分・整理モジュールM16は、処分・
整理対象の食品のデータの入力処理、在庫DBの更新処
理等を行う。
【0065】データ収集サーバ13は、アンケート処理
モジュールM21、メッセージ発行モジュールM22、
購買・生活データ処理モジュールM23、食品データ更
新モジュールM24等のプログラムモジュールを備え
る。
【0066】アンケート処理モジュールM21は、モニ
タ用端末11へ送信するためのアンケートの発行処理、
アンケートデータに関する生活DB更新処理等を行う。
メッセージ発行モジュールM22は、モニタ用端末11
へ送信するためのメッセージの発行処理等を行う。購買
・生活データ処理モジュールM23は、モニタ用端末1
1から受信した買い物データに食品データ記憶部38内
のデータ(食品名)を付与した後、モニタ用端末11へ
送信する処理、飲食データと買い物データに関する生活
DBと購買DBの更新処理等を行う。食品データ更新モ
ジュールM24は、食品データ記憶部38内のデータの
更新処理を行う。
【0067】データ分析サーバ15は、分析要求処理モ
ジュールM31、分析データベース処理モジュールM3
2、データ分析モジュールM33、等のプログラムモジ
ュールを備える。
【0068】分析要求処理モジュールM31は、企業用
端末17から受信した分析要求データの処理等を行う。
分析データベース処理モジュールM32は、分析要求処
理モジュールM31にて処理された分析要求データに従
い分析DBを検索する処理等を行う。データ分析モジュ
ールM33は、分析データベース処理モジュールM32
にて検索された結果を種々の分析法を用いて分析する処
理等を行う。
【0069】企業用端末17は、分析要求モジュールM
41、分析データ表示モジュールM42、等のプログラ
ムモジュールを備える。
【0070】分析要求モジュールM41は、分析要求デ
ータの入力処理等を行う。分析データ表示モジュールM
42は、データ分析サーバ15からの分析結果の表示処
理、分析結果をグラフ表示する際のグラフィック処理等
を行う。
【0071】なお、モニタ用端末11と、データ収集サ
ーバ13と、データ分析サーバ15と、企業用端末17
は、図示せぬ基本動作のためプログラムモジュール(通
信管理モジュール、周辺機器制御モジュール等)をそれ
ぞれ記憶する。
【0072】上述したモジュール及びDBをパソコン、
クライアント、サーバ等のハードディスク等の記憶部に
インストールすることにより、このマーケティングシス
テムを実現することができる。例えば、図8に示すモジ
ュールM11〜M16を格納したフロッピィディスク、
CD−ROM等の記憶媒体をモニタ家庭に配布し、各モ
ニタ家庭のパソコンへインストールしてもよく、各モニ
タ家庭のパソコンへ公衆回線19を介してモジュールM
11〜M16を送信してもよい。
【0073】なお、データ収集サーバ13は、データ分
析サーバ15の機能を併せ持つようにしてもよい。この
とき、データ収集サーバ13は企業用端末17と公衆回
線19を介して接続される。
【0074】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態では、食品の購買・消費状況を判別するための食卓マ
ーケティングシステムに、この発明を適用した例につい
て説明したが、データの収集・分析対象は任意である。
例えば、一般の日用雑貨の購買・消費状況を判別しても
良い。
【0075】この場合、例えば、各モニタ用端末11の
データ入力部21は、各家庭において購入された日用雑
貨に関する購入データ(購入雑貨のコード、数量、価
格、購入店等の情報)と消費された日用雑貨に関する消
費データ(消費した雑貨のコード、数量、使用者等の情
報)が入力される。これらの入力された情報は、記憶部
22に記憶されると共にデータ収集サーバ13へ送信さ
れる。
【0076】データ収集サーバ13は、例えば、各日用
雑貨のコードとそれに対応する商品名等を記憶する商品
データ記憶部(食品データ記憶部38に相当する)を備
える。データ収集サーバ13は、各モニタ用端末11か
ら購入された日用雑貨に関するデータを受信すると、デ
ータ記憶部31のモニタデータ記憶部37に記憶すると
共に、商品データ記憶部から受信した商品コードに対応
する商品名を読み出し、受信したデータに付与して送信
元のモニタ用端末11に送信する。モニタ用端末11
は、データ収集サーバ13から受信したデータを記憶部
22に記憶する。データ収集サーバ13は、モニタ用端
末11から購入データ、又は消費データを受信すると、
モニタデータ記憶部37の在庫数等を更新する。また、
データ分析サーバ15は、データ収集サーバ13におい
て収集された日用雑貨の購入及び消費に関するデータを
分析する。
【0077】モニタ用端末11は、例えば、雑貨購入に
関するデータの入力、雑貨消費に関するデータの入力、
家庭内在庫一覧、雑貨の処分・整理等、第1の実施の形
態と同様の機能を備えてもよい。
【0078】これにより、各家庭における日々の日用雑
貨の購入及び消費に関するデータを収集することができ
る。このマーケティングシステムにおけるデータ入力の
タイミングは、日用雑貨を購入、又は消費した都度でも
よく、又、1日分のデータをまとめて入力するようにし
てもよい。
【0079】また、各モニタ用端末11において、食品
と日用雑貨に関するデータを共に入力し、且つ処理でき
るようにしてもよい。この場合、データ収集サーバ13
は、食品に関するデータを記憶する食品関連データ記憶
部と、日用雑貨に関するデータを記憶する日用雑貨関連
データ記憶部とを備える。
【0080】また、物品の購入・消費に関するだけでな
く、サービス(例えば、郵便、宅急便、美容院、等)の
購入に関するデータを各モニタ用端末11に入力させ、
データ収集サーバ13で収集し、データ分析サーバ15
で分析してもよい。これにより、各家庭において使用さ
れるサービスに関するデータを収集することができる。
【0081】
【発明の効果】上述したように、このマーケティングシ
ステムでは、購入した食品に関するデータと、実際に使
用された食品に関するデータを収集することができる。
これにより、モニタ家庭における購買実態と飲食実態を
関連付けて分析することが可能となり、より正確な食生
活の分析が可能となる。よって、一般家庭の食生活をよ
り快適にするための情報を取得することができる。ま
た、このマーケティングシステムでは、家庭において購
入した物品に関するデータと、実際に消費された物品の
データを収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る食卓マーケティン
グシステムの概略図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る食卓マーケティン
グシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】モニタ用端末起動時の初期メニュー画面の一例
を示す図である。
【図4】飲食の種別を入力するための画面の一例を示す
図である。
【図5】調理者を入力するための画面の一例を示す図で
ある。
【図6】献立を入力するための画面の一例を示す図であ
る。
【図7】材料を入力するための画面の一例を示す図であ
る。
【図8】このマーケティングシステムのモジュール構成
を示す図である。
【符号の説明】
11 モニタ用端末 13 データ収集サーバ 15 データ分析サーバ 17 企業用端末 18 LAN 19 公衆回線 21 データ入力部 211 キーボード 212 バーコードリーダ 22 記憶部 23、33 表示部 24、34 通信制御部 25、35 制御部 31 データ記憶部 32 入力部 37 モニタデータ記憶部 38 食品データ記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の家庭に配置される複数のモニタ用端
    末と、センタ内に配置されるサーバと、前記複数のモニ
    タ用端末と前記サーバとを接続する第1のネットワーク
    と、を備えるマーケティングシステムであって、 前記複数のモニタ用端末は、 各家庭における食品の購入に関する購入データを入力す
    る購入データ入力手段と、 前記購入データ入力手段により入力された前記購入デー
    タを記憶する在庫食品データ記憶手段と、 各家庭における飲食に関する飲食データを入力する飲食
    データ入力手段と、 前記購入データ入力手段と前記飲食データ入力手段によ
    り入力されたデータを前記サーバへ送信する送信手段
    と、を備え、 前記サーバは、 前記複数のモニタ用端末から送信されたデータを受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信されたデータを記憶する受信デ
    ータ記憶手段と、を備える、 ことを特徴とするマーケティングシステム。
  2. 【請求項2】前記受信データ記憶手段に記憶されている
    前記購入データと前記飲食データの少なくとも一方を用
    いたデータ処理の要求を送信する分析用端末と、 前記分析用端末と前記サーバとを接続する第2のネット
    ワークと、を備え、 前記サーバは、 前記分析用端末から送信された前記データ処理の要求を
    受信する手段と、受信した前記データ処理の要求が示す
    データ処理を前記受信データ記憶手段に記憶されている
    前記購入データと前記飲食データの少なくとも一方を用
    いて行うデータ処理手段と、前記データ処理手段による
    処理結果を前記データ処理の要求を送信した前記分析用
    端末へ送信する手段と、を備える分析部を更に備え、 前記分析用端末は、前記サーバからの前記処理結果を受
    信し、表示する処理結果表示手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のマーケティングシス
    テム。
  3. 【請求項3】前記購入データは、購入した食品名、購入
    した食品の数量、購入した食品の価格、購入した食品を
    識別する識別符号のデータのうちの少なくとも1つを含
    み、 前記飲食データは、飲食した商品のデータ、食事の時間
    帯、献立、調理者、材料、使用した材料の数量のデータ
    のうちの少なくとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項1、又は2に記載のマーケティ
    ングシステム。
  4. 【請求項4】前記複数のモニタ用端末は、前記在庫食品
    データ記憶手段に記憶されているデータを表示する在庫
    表示手段と、前記在庫表示手段により表示されたデータ
    のうち、利用者により選択されたデータを削除する在庫
    データ削除手段と、前記在庫データ削除手段により削除
    されたデータを前記サーバへ送信する手段と、を更に備
    え、 前記サーバは、前記複数のモニタ用端末からの前記削除
    されたデータを用いて前記在庫食品データ記憶手段に記
    憶されているデータを更新する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
    のマーケティングシステム。
  5. 【請求項5】前記複数のモニタ用端末は、前記在庫食品
    データ記憶手段に記憶されているデータのうち、前記購
    入データ入力手段と前記飲食データ入力手段の少なくと
    も一方から入力された食品のデータを検出し、該データ
    の数量を示す値を更新する手段を備える、 ことを特徴とする請求項3に記載のマーケティングシス
    テム。
  6. 【請求項6】前記複数のモニタ用端末は、前記献立のデ
    ータとその献立を作るために必要な材料のデータを関連
    付けて記憶する献立データ記憶手段と、前記献立のデー
    タが入力されたとき、該献立のデータに関連付けられて
    いる前記材料のデータを前記献立データ記憶手段から読
    み出して、表示する献立データ表示手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項3に記載のマーケティングシス
    テム。
  7. 【請求項7】前記複数のモニタ用端末は、前記献立のデ
    ータとその献立を作るために必要な材料のデータを関連
    付けて記憶する献立データ記憶手段と、 前記飲食データ入力手段により献立のデータが入力され
    たとき、該献立のデータに関連付けられている材料のデ
    ータと前記在庫食品データ記憶手段に記憶されているデ
    ータとを比較し、一致するデータのみを利用者が選択可
    能な材料のデータとして表示する材料データ表示手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項3に記載のマーケティ
    ングシステム。
  8. 【請求項8】前記複数のモニタ用端末は、識別符号を読
    み取る識別符号読取装置を更に備え、 前記購入データ入力手段と前記飲食データ入力手段の少
    なくとも一方は、前記識別符号読取装置を用いて、購入
    した食品のデータと飲食した食品のデータの少なくとも
    一方を入力する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
    のマーケティングシステム。
  9. 【請求項9】複数のモニタ用端末と、各モニタ用端末に
    通信を介して接続されたサーバと、を備えるマーケティ
    ングシステムであって、 前記複数のモニタ用端末のそれぞれは、 各購入物品に関する購入データを入力する購入データ入
    力手段と、 前記購入データ入力手段により入力された前記購入デー
    タを記憶する購入データ記憶手段と、 各家庭における消費に関する消費データを入力する消費
    データ入力手段と、 前記購入データ入力手段と前記消費データ入力手段によ
    り入力されたデータを前記サーバへ送信する送信手段
    と、を備え、 前記サーバは、 前記複数のモニタ用端末から送信されたデータを受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信されたデータを記憶する受信デ
    ータ記憶手段と、を備える、 ことを特徴とするマーケティングシステム。
  10. 【請求項10】前記購入データ入力手段は、購入物品と
    その数を特定するデータを入力する手段を含み、 前記消費データ入力手段は、消費した物品とその数を特
    定するデータを入力する手段を含み、 前記購入データ記憶手段は、前記購入データ入力手段と
    前記消費データ入力手段により入力されたデータに基づ
    いて、対応する物品の数を更新する手段を含む、 ことを特徴とする請求項9に記載のマーケティングシス
    テム。
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