JPH1074173A - データ送受信装置およびデータ送信装置およびデータ受信装置ならびにデータ圧縮方法 - Google Patents
データ送受信装置およびデータ送信装置およびデータ受信装置ならびにデータ圧縮方法Info
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
CPUの陳腐化の心配を不要とし、しかもアプリケーシ
ョン等のインストール作業やデータ保守などの手間を省
く。また、簡易かつ高効率でデータを圧縮する。 【解決手段】 このデータ送受信装置は、画面のデータ
を無線または有線にて端末装置に送信する。そして、画
面のデータをその画面を構成するビットマップデータと
して、端末装置に送信し画面表示を行わせる。その際、
ビットマップデータをブロック分割し、各ブロック内で
使用される色数が少ない程、各画素を表示するインデッ
クスの数を少なくし、ビット数のより少ないインデック
スに変換し、圧縮した後送信したり、ブロックを10K
〜50K画素数の単位とする。さらには、1画面を構成
するデータ中の1画面前の画面に比べ変更した部分のみ
を検出する変更矩形検出手段12を設け、変更矩形を検
出し、その変更短形部分のデータを送信する。
Description
る装置およびデータの圧縮方法に関する。特に、遠隔地
にあるホストとなるコンピュータをLAN等を経由して
リモート操作するような場合に適用すると好ましいデー
タ送受信技術の改良に関する。
をLAN経由でリモート操作する場合、遠隔地のホスト
コンピュータの画面を一旦リモート操作する端末装置側
へ転送する必要がある。このような転送を行う場合、端
末装置側は、ホストコンピュータと同等機能を有するも
のが必要となっている。例えば、そのハードおよびソフ
ト構成としては、高機能CPU、増設メモリ、HDD、
無線または有線のインターフェース装置、各種の高機能
OSおよび端末用アプリケーション等が必要となってい
る。
え作業や在庫管理作業を行う場合、商品の配列を携帯端
末装置に画像表示させたり、在庫状態の数字を表示させ
たりして、商品の並び替え作業の実施や在庫数を確認し
ている。このような作業の場合、店舗に置いてあるレジ
などのPOS端末とは別個独立に携帯端末装置を購入し
かつ動作させている。
等では、マルチカラー画像と呼ばれる画像が使用されて
いる。このマルチカラー画像とは、代表色画像とか限定
色画像等とも呼ばれているもので、図15に示すよう
に、特定の色、すなわち特定のR(赤)、G(緑)、B
(青)の値を持つ色に対してインデックスを付与し、そ
のインデックスのデータを利用して、16色や256色
等の限定された代表色で表現するようにした画像のこと
である。
仮にR、G、Bの各色が8ビット(256種)で表され
るとしたら、合計24ビット必要になるのであるが、イ
ンデックスそのものも8ビットで表示するようにしてい
るので、相当な圧縮率となっている。しかし、圧縮はさ
れているが、それでも情報量が多いため、何の工夫もせ
ず、そのままの形で処理すると、メモリ容量が大きくな
り、また通信速度も遅くなり実用的でない。したがっ
て、マルチカラー画像も他の画像データや文字データと
同様にその圧縮技術は極めて重要なものとなる。特に、
マルチカラー画像は、その色の数が限定されていること
から、ロスレスでの符号化および復号化、すなわち可逆
的な圧縮技術が必要とされている。
ントロピー符号器および復号器を用いた技術が注目され
ている。このエントロピー符号化および復号化技術の一
つとして、例えば、算術符号化および復号化の技術を用
いたものがある。この技術の概要は、例えば、特開昭6
2−185413号公報、特開昭63−74324号公
報、特開昭63−76525号公報等に記載されてい
る。
マルチカラー画像の符号化システム50および復号化シ
ステム60を示す。この符号化システム50は、ライン
バッファ51と、エントロピー符号器52とを含むもの
である。入力されるインデックスのデータ、すなわちカ
ラー画素データ100Aは、ラインバッファ51および
エントロピー符号器52へ入力される。このカラー画素
データ100Aは、図17に示すように、いずれもラス
タースキャンされ水平走査順に順次画素データとして入
力される。なお、このインデックスのデータ、すなわち
カラー画素データ100Aを作成する方法としては、入
力する色の順番にインデックスを付与する方法が一般的
であり、図15に示すように、インデックスの番号が近
いもの、例えば「1」と「2」でもその色が大きく異な
ったり、インデックスの番号が遠いもの、例えば「10
0」と「200」でもその色は近似している現象が生じ
ている。このような現象を避けるため、特開平5−32
8142に示されるように、色の近いものに連続番号を
付与するようにしたものも現れている。
1は、参照画素生成手段として、既に入力されたカラー
画素データ100Aから、符号化対象画素Xに対する参
照画素データA,B,C,Dを作成する(図17参
照)。すなわち、ラインバッファ51は、画像をスキャ
ンするときにnライン(1〜5ライン程度が多い)分の
履歴を記憶しておく。そして、符号化対象画素Xのカラ
ー画素データ100Aが入力されるごとに、この直前の
画素Aと、周辺の画素B,C,Dとからなる一連の画素
データを参照画素データ110としてエントロピー符号
器52へ向けて出力する。
算術符号化またはハフマン符号化などの手法を用いて形
成される。そして、参照画素データ110を状態信号と
して用い、対象カラー画素データ100Aを符号化デー
タ200に変換出力する。
ファ61とエントロピー復号器62を含んで構成され
る。ここにおいて、ラインバッファ61とエントロピー
復号器62は、入力される符号化データ200を符号化
システム50のラインバッファ51、エントロピー符号
器52とは全く逆の手順で復号化し出力するように形成
されている。
復号化システム60とは、互いに全く逆のアルゴリズム
を用いて、カラー画素データ100Aを符号化データ2
00に符号化し、さらにこの符号化データ200をカラ
ー画素データ100Bに復号化して出力することができ
る。したがって、このシステムは、各種用途に幅広く用
いることができる。
ー画素データ100Aの値、すなわちインデックスの番
号が一定の番号付近に偏るとそのデータの圧縮率が向上
する。また、このシステムでは、参照画素データ110
を、エントロピー符号器52、エントロピー復号器62
の状態信号として使用している。したがって、その状態
数、すなわち、参照画素数を多くとれば、同様にデータ
圧縮率は向上する。すなわち、算術符号化またはハフマ
ン符号化などの手法を用いてエントロピー符号器52お
よび復号器62を構成する場合には、0または1のシン
ボルの発生確率に大きな偏りがあると、データの圧縮率
を高めることができる。これは、エントロピー符号化技
術では、発生確率の高い入力データには短い符号化デー
タを割り当て、発生確率の低い入力データには相対的に
長い符号化データを割り当てるからである。
るものとして、ランレングス符号化技術が知られてい
る。これは、上述したように0または1の発生確率の偏
りを利用してデータの圧縮率を高めるものである。
カラーシンボル、すなわち色に対応するインデックスの
番号の出現頻度の偏りを計算し、出現頻度順位に対応し
て、インデックスの番号を並び替える方法(特開平6−
276041号)がある。すなわち、これにより出現頻
度の高いものに短い符号化データを割り当て、さらに、
圧縮率を高めている。
技術として示した出現頻度によるものや図15および図
18に示す、画像データをスキャンした順に番号付けす
るもの等がある。この図15および図18に示すインデ
ックス変換は、出現頻度によるものと同様に、ある程度
圧縮率が向上する。これは、変換前のインデックスを示
す図18(A)と変換後のインデックスを示す図18
(C)とを比較すればわかるように、変換後の図18
(C)は、小さい番号のインデックスに集中する傾向が
生じ、インデックスの偏りが発生するためである。
号化の一般的な手法は、既に1画像符号化標準JBIG
(インターナショナルスタンダードISO/IEC11
544)のp26〜44およびp44〜p50に詳細に
述べられているが、ここでは後述する本発明を展開する
際の前提技術として簡単に説明する。
ピー符号器52の一例を図19に示す。なお、算術復号
型のエントロピー復号器62の構成は、エントロピー符
号器52の構成と実質的に同一であるので、ここではそ
の説明は省略する。
部55と、状態記憶器として機能する発生確率生成手段
56とを含んで構成される。この発生確率生成手段56
内には、符号化に必要なシンボル発数確率を決定するた
めに必要な状態パラメータテーブルが書き込まれてい
る。上記の状態パラメータは、入力される状態信号によ
って特定される。そして、この状態信号によって特定さ
れた状態パラメータのテーブルに対し、算術演算部55
は演算パラメータ更新時のデータを、読出しアドレスと
して出力し、これにより特定される発生確率生成手段5
6のデータが算術演算部55へ向け出力される。算術演
算部55は、このようにして入力されるデータに基づ
き、入力される色順位データ120を符号化データ20
0に変換出力する。このように、インデックス変換され
たデータ、例えば色順位データ120が、圧縮され符号
化される。
リモート操作のための端末装置は、ホストとなるコンピ
ュータと同等機能を有する重装備なものとなっており、
結果として、高価格なものとなっている。また、駆動す
るアプリケーションも同一にする必要があり、他のアプ
リケーションを使用するとデータの互換性が取りづらく
なる。特に、データ転送時は、そのOSやアプリケーシ
ョン特有のコマンドを使用して転送する場合が多く、コ
マンド解読が他のOSを使用している機器や他のアプリ
ケーションでは不可能となる。このように、従来の端末
装置やホストとなるコンピュータは、他の機器や他のデ
ータ等との間のインターフェース性が良いものとはなっ
ていない。
ータに使用しているCPUに合わせ、同等機能のCPU
を有するものとしている。ところが、CPUの進化に伴
い、アプリケーションソフトや基本OSも進化している
ため、ホストコンピュータのCPUを高機能化させる
と、端末装置側もCPUは、もちろんのこと、アプリケ
ーションソフトや基本OSも新しいものにしなければな
らなくなる。この結果、費用が高騰すると共に各種ソフ
トウェアのインストール作業が大変となる。
ピュータのデータを端末装置側に取り込んでくるものと
なっているので、もし、端末装置が盗難に遭うと重要な
データが盗まれることとなり、問題を発生させる。ま
た、端末装置側でデータをいじるとホスト側のコンピュ
ータ内のデータとの整合性がなくなるため、データの扱
いには十分配慮しなければならない。すなわち、データ
の保守作業を必要とし、煩わしいものとなっている。
替え作業や在庫管理作業を行う場合、POS端末とは別
個に携帯端末装置を購入し、オペレータもそれぞれ配置
させる必要がある。このため、人件費が増大し、高価な
システムとなっている。また、POS端末は、昼や夕方
等客が多いときを基準として設置台数が決められている
ため、その他の時間帯は多数のPOS端末が空いている
状態となっている。すなわち、従来の携帯端末装置は、
POS端末とは関係なく、独立したものとしてアプリケ
ーションを実行するため、POS端末の非稼働時間を解
消するものとはなっていない。
画像データ圧縮技術は、圧縮率が相当高くなっている
が、参照画素データの状態数に対した数の符号化パラメ
ータテーブルが必要となる。このため、圧縮率を高める
ために参照画素数を大きくとればとるほど、符号化およ
び復号化のパラメータテーブルが大きくなる。このた
め、エントロピー符号器52およびエントロピー復号器
62が大型化しかつ高価となってしまうという問題が発
生する。
出現頻度の偏りを計算し、出現頻度順にインデックスの
番号を並び替える方法や、画像データをスキャンした順
に番号付けする方法は、圧縮効率をある程度高めるため
の簡易なインデックス変換としては好ましいものであ
る。しかし、画像は一般的に画面の位置によってその色
が偏る傾向があるのにも拘わらず、この各方法では、画
面全体を対象とすることおよび画面全体の色(インデッ
クス)が必要となることから、実際の圧縮効率はそれ程
高いものとはなっていない。
と共にデータの盗難やCPUの陳腐化の心配がなく、し
かもアプリケーション等のインストール作業やデータ保
守などの手間がかからないデータ送受信装置ならびにデ
ータ送信装置およびデータ受信装置を提供することを目
的とする。また、本発明は、簡易かつ高効率で圧縮した
データを送受信できるデータ送受信装置ならびにデータ
送信装置およびデータ受信装置を提供すること目的とす
る。さらに、本発明は、ビットマップデータを簡易かつ
高効率で圧縮できるデータ圧縮方法を提供することを目
的とする。
め、請求項1記載の発明では、画面のデータを無線また
は有線にて端末装置に送信するデータ送受信装置におい
て、画面のデータをその画面を構成するビットマップデ
ータとして、端末装置に送信し、画面表示を行わせるよ
うにしている。
データとして端末装置に送信するので、端末装置側はH
DDや高機能OS等が不要となり、軽装備でかつ安価な
ものとなる。しかも、端末側で操作するデータは、送信
側のホストに存在するデータであるため、送信側のデー
タと端末装置側のデータとの整合性を考慮する必要がな
い。また、端末装置が壊れたり、盗難にあっても基本デ
ータは無事であり、問題が発生しない。加えて、端末装
置側はビットマップデータという単純なデータを扱うた
め、低価格なCPUを採用できると共にそのCPUの機
能価値を永く保つことができる。さらに、扱うデータが
ビットマップデータなので、高機能のアプリケーション
ソフト等のインストール作業が不要になると共に送信装
置と端末装置との間のインターフェースを容易にとるこ
とができる。
記載のデータ送受信装置において、ビットマップデータ
をブロック分割し、各ブロック内で使用される色数が少
ない程、各画素を表示するインデックスの数を少なく
し、ビット数のより少ないインデックスに変換し、圧縮
した後、送信するようにしている。この結果、分割され
たブロックによっては、非常に少ない数の色で構成され
ていることが生じる。その場合、そのブロックの圧縮効
率が高くなり、データの送信時間が短縮される。さら
に、請求項3記載の発明では、ホスト側のコンピュータ
の画面データを無線または有線にて端末装置に送信する
データ送受信装置において、画面データをビットマップ
データとすると共に、画面をブロック分割し、各ブロッ
ク内で使用される色数が少ない程、各画素を表示するイ
ンデックスの数を少なくし、送信する画素のデータをビ
ット数のより少ないインデックスに変換し、圧縮した
後、上記端末装置に送信し、画面表示を行わせるように
している。
プデータとして端末装置に送信するので、端末装置側は
HDDや高機能OS等が不要となり、軽装備でかつ安価
なものとなる。しかも、端末側で操作するデータは、送
信側のホストに存在するデータであるため、送信側の画
面データとの整合性を考慮する必要がない。また、端末
装置が壊れたり、盗難にあっても基本となる画面データ
は無事であり、問題が発生しない。加えて、端末装置側
は、ビットマップデータという単純な画面データを扱う
ため、低価格なCPUを採用できると共にそのCPUの
機能価値を永く保つことができる。さらに、扱うデータ
がビットマップデータなので、高機能のアプリケーショ
ンソフト等のインストール作業が不要になると共にホス
ト側のコンピュータと端末装置との間のインターフェー
スを容易にとることができる。
または3記載のデータ送受信装置において、ブロックを
10K〜50K画素数の単位で行うようにしている。こ
のため、1画面が数ブロックに分割されることとなり、
1画面中に色の偏りがあると、高効率で画像等のデータ
が圧縮される。なお、通常の画面では画面の位置によっ
て色の偏りが生じており、すなわち、多数の色からなる
画像であってもブロックによっては数種類の色で構成さ
れていることが多く、通常はほとんどの画面において、
圧縮効率が高まる。
ータを無線または有線にて端末装置に送信するデータ送
受信装置において、画面をビットマップデータとし、1
画面を構成するそのデータ中の1画面前の画面に比べ変
更した部分のみを検出する変更矩形検出手段を設け、こ
の変更矩形検出手段は、変更箇所のビットマップデータ
の開始部分の縦、横の位置をX1,Y1とし、終了部分
の縦、横の位置をX2,Y2としたとき、|X1−X2
|×|Y1−Y2|で計算される領域を変更矩形として
検出し、その変更矩形部分のデータを送信している。
データとして端末装置に送信するので、端末装置側はH
DDや高機能OS等が不要となり、軽装備でかつ安価な
ものとなる。しかも、端末側で操作するデータは、送信
側のホストに存在するデータであるため、送信側のデー
タと端末装置側のデータとの整合性を考慮する必要がな
い。また、端末装置が壊れたり、盗難にあっても基本デ
ータは無事であり、問題が発生しない。加えて、端末装
置側はビットマップデータという単純なデータを扱うた
め、低価格なCPUを採用できると共にそのCPUの機
能価値を永く保つことができる。さらに、扱うデータが
ビットマップデータなので、高機能のアプリケーション
ソフト等のインストール作業が不要になると共に送信装
置と端末装置との間のインターフェースを容易にとるこ
とができる。加えて、この請求項5記載の発明では、変
更部分を変更矩形として捉え、その部分のデータを受信
装置に送信しているので、画面データの送信効率が極め
て高くなる。
5記載のデータ送受信装置において、変更矩形中に変更
されていない非変更矩形が存在する場合、その非変更矩
形領域については、前画面と同一である旨の信号を生成
する非変更信号生成手段を設けている。このように、変
形矩形中の変更されていない部分のデータは、少ない量
のデータとして送信されるので、画面データの送信効率
が一層高くなる。
5または6記載のデータ送受信装置において、ビットマ
ップデータを10K〜50K画素数の単位でブロック分
割し、その分割されたブロック内で変更矩形を得るよう
にしている。このため、分割されたブロック毎に変換矩
形を得ることができる。すなわち、1画面が10ブロッ
ク程度に分割されることとなる一方、通常の画像におい
ては、変更箇所が限られるため、1画面中わずかなブロ
ックのみに変更矩形が発生することとなる。このため、
画面データの送信効率がさらに一層高くなる。
5、6または7記載のデータ送受信装置において、変更
矩形内の色数を検出する色数検出手段と、この色数検出
手段により検出した色数が少ない程、各画素を表示する
インデックスの値をよりビット数の少ない値を有するイ
ンデックスとするインデックス変換手段と、この新しい
インデックスを利用してビットマップデータを圧縮する
データ圧縮手段とを設けている。このため、変更矩形に
よっては、色数が極めて少なくなるものがあり、その色
のインデックスをビット数の小さい値とすることができ
る。この結果、画像の圧縮率を高めることができ、画面
データの送信効率がさらに高まる。
ットマップデータとすると共に、各画面の所定領域内で
使用される色数が少ない程、各画素を表示するインデッ
クスの数を少なくし、圧縮する画素のデータをビットの
数のより少ないインデックスに変換した後、所定領域内
のビットマップデータを圧縮している。
色数が少ないと、色を表示するインデックスの値は小さ
くなり、圧縮効率が高まる。このように極めて簡単な方
法によってデータ圧縮を効率的に行うことができる。
項9記載のデータ圧縮方法において、画面を10K〜5
0K画素数の単位でブロック分割すると共にその分割さ
れた各ブロックを所定領域としている。このように、1
0K〜50K画素数の単位でブロック分割されると、す
なわち、1画面を640×480ドット(=画素数)と
した場合、数分の1から数10分の1に分割すると、1
画面中に色の偏りがある場合、高効率で画像等のデータ
が圧縮される。なお、通常の画面では、色の偏りが生じ
ており、すなわち、多色からなる画像データであっても
ブロックによっては、ほんのわずかな色数で構成されて
いることが多く、通常は、ほとんどの画面において圧縮
効率が高まる。
を構成する画像中の1画面前の画面に比べ変更した部分
のみのデータを取り出し、圧縮するデータ圧縮方法にお
いて、画面をビットマップデータとし、そのビットマッ
プデータの変更箇所の開始部分の縦、横の位置をX1,
Y1とし、終了部分の縦、横の位置をX2,Y2とした
とき、|X1−X2|×|Y1−Y2|で計算される変
更矩形の領域中のビットマップデータを圧縮している。
マップデータとして捉えているので、データの圧縮が特
殊なものとならず、しかも、効率よく行うことができ
る。また、ビットマップデータとして圧縮しているの
で、圧縮されたデータを、例えば、端末装置に送信する
と、端末装置側はHDDや高機能OS等が不要となり、
軽装備でかつ安価なものとなる。しかも、端末側で操作
するデータは、送信側のホストに存在するデータである
ため、送信側のデータと端末装置側のデータとの整合性
を考慮する必要がない。また、端末装置が壊れたり、盗
難にあっても基本データは無事であり、問題が発生しな
い。加えて、端末装置側はビットマップデータという単
純なデータを扱うため、低価格なCPUを採用できると
共にそのCPUの機能価値を永く保つことができる。さ
らに、扱うデータがビットマップデータなので、高機能
のアプリケーションソフト等のインストール作業が不要
になると共にハード間のインターフェースを容易にとる
ことができる。
項11記載のデータ圧縮方法において、変更矩形中に変
更されていない非変更矩形領域が存在する場合、その非
変更矩形領域については、前画面と同一である旨の信号
を生成するようにしている。このように、変更矩形中の
変更されていない部分のデータは、少ない量のデータと
して圧縮されるので画面データの圧縮率が一層高くな
る。
項11または12記載のデータ圧縮方法において、ビッ
トマップデータを10K〜50K画素数の単位でブロッ
ク分割し、その分割されたブロック内で変更矩形を得る
ようにしている。このため、分割されたブロック毎に変
更矩形を得ることができる。すなわち、1画面が10ブ
ロック程度に分割されることとなる一方、通常の画像に
おいては、変更箇所が限られるため、1画面中わずかな
ブロックのみに変更矩形が発生することとなる。このた
め、画面データの圧縮率がさらに一層高くなる。
項11、12または13記載のデータ圧縮方法におい
て、変更矩形内の色数を検出し、その色数が少ない程、
各画素を表示するインデックスをよりビット数の少ない
インデックスとし、そのインデックスを利用してビット
マップデータを圧縮するようにしている。このように変
更矩形内の色数が少ない程、小さい値のインデックスを
付与して、データを圧縮しているので、データの圧縮率
が向上する。
側のコンピュータの画面のデータを無線または有線にて
端末装置側に送信するデータ送信装置において、ホスト
側のコンピュータの画面をビットマップデータで構成
し、そのビットマップデータを記憶する画面記憶手段
と、画面のデータ中の1画面前の画面に対しての変更部
分領域を検出する変更部検出手段と、画面記憶手段から
変更部分領域のビットマップデータを取得するビットマ
ップ取得手段と、ビットマップデータの上記変更部分領
域内の色数を検出する色数検出手段と、この色数検出手
段により検出した色数が少ない程、各画素を表示するイ
ンデックスをよりビット数の少ない値を有するインデッ
クスとするインデックス変換手段と、このインデックス
変換手段により付与されたインデックスを利用してビッ
トマップデータを圧縮するデータ圧縮手段と、このデー
タ圧縮手段によって圧縮されたデータを送信する送信手
段とを設けている。
データとして端末装置側に送信できるので、端末装置側
はHDDや高機能OS等が不要となり、軽装備でかつ安
価なものとなる。しかも、端末側で操作するデータは、
送信側のホストに存在するデータであるため、送信側の
データと端末装置側のデータとの整合性を考慮する必要
がない。また、端末装置側が壊れたり、盗難にあっても
基本データは無事であり、問題が発生しない。加えて、
端末装置側はビットマップデータという単純なデータを
扱うため、低価格なCPUを採用できると共にそのCP
Uの機能価値を永く保つことができる。さらに、扱うデ
ータがビットマップデータなので、高機能のアプリケー
ションソフト等のインストール作業が不要になると共に
受信側との間のインターフェースを容易にとることがで
きる。加えて、変更部分領域のみをデータとして送るの
で、送信効率が高くなる。さらに、変更部分領域の色数
が少ないと圧縮効率が高くなり、送信効率が一層良くな
る。
項15記載のデータ送信装置において、画面記憶手段に
て記憶するビットマップデータを1024×768で構
成されるドット数のデータとしている。このため、大画
面のデータも表示できることとなる。
項15または16記載のデータ送信装置において、変更
部検出手段によって変更部分領域を検出する際の検出対
象単位を、1画面を複数に分割したブロックとしてい
る。このように、変更部分領域を、1画面中の分割され
たブロック内で検出するようにしたので、送信データの
圧縮率を向上させることができる。すなわち、ブロック
によっては全く変更部分がない場合があったり、その色
数が極めて少ない場合があるため、そのような場合は送
信データが減少すると共に圧縮率が高まり、データ送信
効率が極めて良くなる。
側のコンピュータの画面のデータを無線または有線にて
端末装置側に送信するデータ送信装置において、ホスト
側のコンピュータの画面をビットマップデータで構成
し、そのビットマップデータを記憶する画面記憶手段
と、画面のデータ中の1画面前の画面に対しての変更部
分領域を検出する変更部検出手段と、画面記憶手段から
変更部分領域のビットマップデータを取得するビットマ
ップ取得手段と、上記変更部分領域のビットマップデー
タを圧縮するデータ圧縮手段と、このデータ圧縮手段に
よって圧縮されたデータを送信する送信手段とを設け、
変更部検出手段は、ビットマップデータの変更箇所の開
始部分の縦、横の位置をX1,Y1とし、終了部分の
縦、横の位置をX2,Y2としたとき、|X1−X2|
×|Y1−Y2|で計算される変更矩形を、変更部分領
域として検出する変更矩形検出手段としている。
データとして端末装置側に送信できるので、端末装置側
はHDDや高機能OS等が不要となり、軽装備でかつ安
価なものとなる。しかも、端末側で操作するデータは、
送信側のホストに存在するデータであるため、送信側の
データと端末装置側のデータとの整合性を考慮する必要
がない。また、端末装置側11が壊れたり、盗難にあっ
ても基本データは無事であり、問題が発生しない。加え
て、端末装置側はビットマップデータという単純なデー
タを扱うため、低価格なCPUを採用できると共にその
CPUの機能価値を永く保つことができる。さらに、扱
うデータがビットマップデータなので、高機能のアプリ
ケーションソフト等のインストール作業が不要になると
共に受信側との間のインターフェースを容易にとること
ができる。加えて、変更部分領域のみをデータとして送
るので、送信効率が高くなる。さらに、変更部分領域の
色数が少ないと圧縮効率が高くなり、送信効率が一層良
くなる。加えて、変更部分領域を変更矩形として、その
部分のデータを送るので、送信効率が高くなる。
項18記載のデータ送信装置において、変更矩形中の色
数を検出する色数検出手段と、この色数検出手段により
検出された色数に応じて、異なるビット数のインデック
スを各画素に付与するインデックス変換手段とを設け、
変更矩形検出手段は、変更矩形中に変更されていない非
変更矩形領域が存在する場合、その非変更矩形領域につ
いては、前画面と同一である旨の信号を生成し、色数検
知手段は、非変更矩形領域以外の矩形領域についてその
色数を検出し、インデックス変換手段は、検出した色数
が少ない程、各画素を表示するインデックスにビット数
のより少ない値を付与している。
データ量が少なくなる。また、その非変更矩形領域以外
は色数が検知され、色数が少ないとインデックスの値も
小さくなり、データの圧縮率が高くなる。この結果、同
じ画面を送信するとしても、このデータ送信装置を使用
すると短時間でデータを送信することができる。
構成するビットマップデータを受信する受信手段と、そ
のビットマップデータを伸長するデータ伸長手段と、ビ
ットマップデータの所定ブロック毎の色数を示す信号に
基づき、その色数が少ない程、各ビットを表示するイン
デックスにビット数のより少ない値が付与された各イン
デックスを特定する色数変換手段と、この色数変換手段
により色が特定された画素に基づくビットマップデータ
を記憶する画面記憶手段と、この画面記憶手段に記憶さ
れたビットマップデータを表示する表示部とを有してい
る。
るので、このデータ受信装置は、HDDや高機能OS等
が不要となり、軽装備でかつ安価なものとなる。しか
も、端末側で操作するデータは、送信側のホストに存在
するデータであるため、送信側のデータとデータ受信装
置側のデータとの整合性を考慮する必要がない。また、
データ受信装置が壊れたり、盗難にあっても基本データ
は無事であり、問題が発生しない。加えて、データ受信
装置側はビットマップデータという単純なデータを扱う
ため、低価格なCPUを採用できると共にそのCPUの
機能価値を永く保つことができる。さらに、扱うデータ
がビットマップデータなので、高機能のアプリケーショ
ンソフト等のインストール作業が不要になると共にホス
ト側のコンピュータ等との間のインターフェースを容易
にとることができる。加えて、色数が少ないと、圧縮率
が高くなったデータを受信することとなり、短時間で表
示面積の大きなデータを受信できるようになる。
図1から図14に基づき説明する。
に設置されるPOS装置2を利用したデータ送受信装置
1となっている。すなわち、データ送受信装置1は、ホ
スト(図示省略)側にあるデータをLAN3等を介して
呼び出してきて、その画面4に表示するPOS装置2
と、その画面4に表示されるデータを無線にて受信し、
その表示部5に表示する端末装置6とから構成される。
そして、POS装置2は、レジ装置としても機能するも
のであると共に、その画面の表示内容をその画面を構成
するビットマップデータとして、端末装置6に送信する
ものとなっている。
器であるPOS装置2と端末装置6の概要構成につい
て、まず説明する。データ送信装置となるPOS装置2
は、図2に示すように、POS装置2内のCPU(図示
省略)によって制御され画面4に表示されるビットマッ
プデータを記憶する画面記憶手段となるVRAM11
と、このビットマップデータ中の1画面前の画面に対し
ての変更部分領域を検出する変更部検出手段となる変更
矩形検出手段12と、VRAM11から上述の変更領域
のビットマップデータを取得するビットマップ取得手段
13と、変更部分領域内のビットマップデータの色数を
検出する色数検出手段14と、この色数検出手段により
検出した色数が少ない程、各画素を表示するインデック
スをよりビット数の少ない値を有するインデックスとす
るインデックス変換手段15と、このインデックス変換
手段15により付与されたインデックスを利用してビッ
トマップデータを圧縮するデータ圧縮手段16と、デー
タ圧縮手段16によって圧縮されたデータを無線にて送
信する送信手段17とを有している。なお、変更矩形検
出手段12は、後述する非変更信号生成手段18を有し
ている。
かつ高機能なものとなっている。また、POS装置2
は、高機能なOSと、各種のアプリケーションソフト
と、1GB程度のHDDと、16MB以上のRAM等を
備えるものとなっている。VRAM11は、いわゆるビ
デオラムと呼ばれているもので、この実施の形態では、
横が640ドットで、縦が480ドット分のデータをビ
ットマップデータとして記憶するものとなっている。な
お、画面の切り替え時のちらつきをなくすために、VR
AM11として、2画面分の記憶が可能となるものとし
ても良い。また、画面4として、横が1、024ドット
で縦が768ドットの高精細画面とし、VRAM11も
それに相当するものとしても良い。
は、ビットマップデータを受信する受信手段と21と、
そのビットマップデータを伸長する伸長手段22と、上
述のビットマップデータの所定のブロック毎の色数を示
す信号に基づき、その色数が少ない程、各画素を表示す
るインデックスにビット数のより少ない値が付与された
各インデックスを特定する色数変換手段23と、この色
数変換手段23により色が特定された画素に基づくビッ
トマップデータを記憶する画面記憶手段となるVRAM
24と、VRAM24に記憶されたビットマップデータ
を表示する表示部5と、各手段21,22,23,24
等を制御するCPU26と、受信手段21やデータ伸長
手段22等が動作する際の記憶部としての機能を果たす
RAM27とから主に構成されている。
2内のCPU12に比べ低機能、低価格なものとなって
いる。ただし、この端末装置6に他の機能も行わせたい
場合は、POS装置2内のCPUと同機能のものとして
も良い。ここで、表示部5は、液晶からなり、640×
480ドットの画面を構成できるものとなっている。受
信手段21は、市販されている汎用の無線LANカード
から構成されている。このデータ送受信装置1では、画
面4が画像の場合はもちろんのこと、テキストデータで
ある場合も、画面のデータをビットマップデータとし
て、端末装置6側へ送信する。そして、受信されるデー
タは、変更部分領域となる変更矩形に関する部分のデー
タのみとなっている。この変更矩形を検出するための変
更矩形検出手段12は、図4に示す構成となっている。
すなわち、VRAM11のデータを利用して、前画面1
2aと現画面12bの差分を比較演算器12cで演算
し、抽出する。その抽出した部分が変更矩形領域12d
となり、ビットマップ取得手段13にその情報が送られ
る。
を比較するようにしても良いが、この実施の形態では、
図5に示すように、画面4を縦方向に10分割し、その
分割された各ブロック4a,…,4j毎に前画面12a
と比較している。各ブロック4a,…,4jは、640
×48ドット、すなわち、約30Kドット(=画素)の
大きさとなっている。
ク4aの変更矩形31とブロック4bの変更矩形32の
2箇所のみであったとすると、この画面4に関し送信さ
れるビットマップデータは、変更矩形31,32の両部
分のみとなる。なお、各変更矩形31,32は、ビット
マップデータの変更箇所の開始部分の縦、横の位置をX
1,Y1とし、終了部分の縦、横の位置をX2,Y2と
したとき、|X1−X2|×|Y1−Y2|で計算され
かつ表される領域となる。そして、その変更矩形31を
さらに詳細に見たとき、実際の変更部分は、図6(A)
に示すように小変更矩形33,34であるとすると、非
変更矩形領域35,36が存在することとなる。
32を検出すると共に、この小変更矩形33,34およ
び非変更矩形領域35,36も検出する。そして、小変
更矩形33,34のビットマップを取得するようにビッ
トマップ取得手段13に指示すると共に、非変更矩形領
域35,36については、その部分が前画面と同一であ
る旨の信号を非変更信号生成手段18によって生成し、
ビットマップ取得手段13に送る。
いては、小変更矩形37,38,39のビットマップを
取得するようにビットマップ取得手段13に指示すると
共に非変更矩形領域40,41,42,43,44につ
いては、前画面と同一である旨の信号をビットマップ取
得手段13に送る。
上述の例で言えば、小変更矩形33,34,37,3
8,39の部分のビットマップデータをVRAM11か
ら入手するものとなっている。そして、そのデータを色
数検出手段14に送る。なお、変更矩形検出手段12か
ら受け取った前画面と同一である旨の信号は、そのまま
色数検出手段14を通過し、インデックス変換手段15
に送られる。
…,4j中の変更矩形、例えば、変更矩形31,32等
の色数を検出するものとなっている。検出された色数、
変更矩形中のビットマップデータおよび前画面と同一で
ある旨の信号のそれぞれは、インデックス変換手段15
に送られる。そして、インデックス変換手段15は、こ
の色数検出手段14によって検出された色数に応じ異な
った色変換テーブルを有しており、この色変換テーブル
に基づき、インデックスを変換するものとなっている。
例えば、図7に示す例のように、各ブロック4a,…,
4j中の変更矩形の色数がそれぞれ異なっている場合、
図8に示す基準に基づいて、インデックス変換を行う。
色以内のときは、色変換テーブルは4バイトのものとな
り、16色以内のときは8バイト、17色以上のときは
特に持たないようになっている。すなわち、色数が4色
以内のときは「00」「01」「10」「11」の4種
類のビット表示を有するインデックスがその元のインデ
ックスに代えて割り当てられる。そして、各インデック
スは、8ビットのデータからなる元のインデックスを有
しているため、合計4バイトの色変換テーブルとなる。
このように、元のインデックスは、256種の色を有す
る、すなわち8ビットからなるマルチカラー画像のため
のインデックスとなっているが、色変換テーブルによっ
て2ビットのデータに圧縮されることになる。同様にし
て、16色以内のときは、4ビットのデータに圧縮され
る。一方、17色以上のときは、そのままの8ビットデ
ータとなるため、特別な色変換テーブルは用意せず、元
のインデックスをそのまま使用する。
された変更矩形中のビットマップデータおよび前画面と
同一である旨の信号は、共にデータ圧縮手段16に送ら
れる。データ圧縮手段16は、ランレングス符号化方法
を採用して算術符号器によってデータを圧縮し、送信手
段17にそのデータを送信するものとなっている。な
お、データ圧縮手段16としては、ランレングス符号化
の他に、従来技術で示した参照画素の状態分けを利用す
る方式、例えば、マルコフモデルを利用する方式やDP
CM等前の画素との差分をとる方式等種々の圧縮方式を
適宜採用することができる。また、符号器としては、各
種のエントロピー符号器を採用することができる。
信号として端末装置6に送信するものとなっている。そ
して、送信する信号がディジタルを対象とするため、位
相変調や振幅位相変調が伝送の際に用いられる。また、
使用周波数帯域としては、数MHZの帯域の他に、ベー
ジャ回線や衛星通信等の高周波帯域を使用することがで
きる。なお、この実施の形態では、市販されている汎用
の無線LANカードを採用している。
信装置1における動作の流れについて、図9および図1
0のフローチャートに基づいて説明する。
(ステップS1)、まず1画面が10分の1にブロック
分割された第1番目のブロック4a内で変更矩形がある
か否かの検出を行う変更矩形検出ステップS2を実行す
る。変更矩形が無いと、すぐに次のブロック4bの変更
矩形を検出するため、ステップS2に戻る。一方、変形
矩形が存在すると、その変更矩形内の非変更矩形領域と
それ以外の部分の区別を行い、非変更矩形領域について
は、前画面と同一である旨の信号(=非変更矩形領域用
の信号)を発生するステップS3を実行する。また、そ
の他の変更矩形については、VRAM11からビットマ
ップを取得するビットマップ取得ステップS4を実行す
る。なお、画面データ取得開始時は、比較すべき画面が
存在しないので、各ブロックの全体が変更矩形として認
識される。このため、変更矩形無しによる戻り工程と、
ステップS3の分岐とは共に発生しない。
5を実行する。そして、その色数によって、先に示した
図8の基準によってインデックスを変換するインデック
ス変換ステップS6を実行する。このようにして、変換
矩形は、インデックス変換されたインデックスで表され
るビットマップデータと、前画面と同一である旨の信号
とで構成される変更矩形データとして表される。そし
て、この変更矩形データがデータ圧縮手段16によって
圧縮されるデータ圧縮ステップS7が実行される。その
圧縮されたデータは、データ送信ステップS8で送信さ
れる。なお、データ圧縮ステップS7では、ランレング
ス符号化によって、データが圧縮される。このデータ送
信によって1画面が終了したときは、次画面の送信有無
を検出し、次画面の送信があるときは次画面開始ステッ
プS9へ移行する。しかし、まだ、10個のブロック全
てについて終了していないときは、変更矩形検出ステッ
プS2に戻る。10個のブロックについて終了しかつ次
画面の送信があると、次画面開始ステップS9へ移行す
る。次画面の送信が無いと、このデータ送受信装置1
は、データの送信を終了する(ステップS10)。
置6側の受信ミスや送信環境を考慮し、同じデータ、例
えば、1ブロック内のデータをひとまとめにして数回送
り出したり、1画面内のデータをひとまとめにして数回
送り出すような方式をとるのが好ましい。ただし、若干
の受信漏れを気にしないのであれば、1回のみのデータ
送信としても良い。
状態とされ、いつでも受信可能な状態となっている。な
お、端末装置6を動作可能状態(電源オン状態)とし、
送信データの送信開始信号を受けて、受信状態へと移行
させるようにしても良い。また、端末装置6とPOS装
置2を同時に手動にてオンさせ、送受信させるようにし
ても良い。
S11)、まず第1番目のブロックについてデータ受信
ステップS12を実行し、その後、そのデータを伸長す
るデータ伸長ステップS13を実行する。このデータ伸
長ステップS13では、ランレングス符号化された信号
をそのアルゴリズムと逆のアルゴリズムで復号化する。
この際の復号器としては、算術符号化型の復号器の他に
各種のエントロピー復号器を採用することができる。
ーブルと同様なテーブルに基づき元のインデックスに変
換されると共に前画面と同一である旨の信号が加えら
れ、変更矩形内のデータが復元される(ステップS1
4)。この復元されたデータは、VRAM24に蓄えら
れると共に表示部5によって表示される(ステップS1
5)。すなわち、VRAM24中のデータは、変更矩形
部分のみが書き換えられ、その書き換えられる部分のみ
が表示部5で変更されて表示される。
まで、この各ステップS12,S13,S14,S15
を繰り返す。そして、1画面が終了すると、次画面を受
信し始めたか否かを判断し、受信があると次画面開始ス
テップS16を実行する。次画面のデータを受信してい
ないときは、再生表示を終了する(ステップS17)。
なお、データ送信の時、画面データの送信終了の旨の信
号を送信するようにすると、端末装置6は、その信号を
受信したときに終了ステップS17に入るようにするこ
とができる。
1に示すステップで構成される。すなわち、開始ステッ
プS1が実行されると、変更矩形検出ステップS2が開
始される(ステップS21)。すると、VRAM11に
記憶されていた前画面を取り出す(ステップS22)。
次に新しくVRAM11に入力された現画面を取り出し
(ステップS23)、両画面を比較する(ステップS2
4)。そして、両画面の差から変更矩形を検出し(ステ
ップS25)、そのデータをビットマップ取得手段13
へ送信する。
の実施の形態を、図12および図13に基づいて説明す
る。なお、説明に当たって、図1に示す第1の実施の形
態と同一部材は、同一符号をもって表し、その詳細な説
明を省略する。
令をいわば、横取りする形で行われる。すなわち、通常
なら、POS装置2のOS46からの描画命令は、ディ
スプレイドライバ47に伝えられ、VRAM11に描画
される。しかし、この第2の実施の形態における変更検
出手段45は、図12および図13に示すように、OS
46とディスプレイドライバ47の間に挿入されてい
る。このため、OS46からの描画命令は、変更矩形検
出手段45を通って、ディスプレイドライバ47に伝え
られる。このとき、変更矩形検出手段45は、前画面と
の変更部分をコピーし取り出す。一方、描画命令自体
は、ディスプレイドライバ47に伝えられ、従来どおり
VRAM1に描画される。
た変更部分は、ビットマップ取得手段13に伝えられ、
該当部分のビットマップデータをVRAM11から入手
する。その後の処理は、先の第1の実施の形態と同一と
なっている。この第2の実施の変更矩形検出手段45
は、いわゆるダミードライバ的な役割を果たすもので、
構成を簡単化することができる。
ータをビットマップデータとして送信するので、従来の
ようにコマンドを利用して送るのに比べ汎用性が高くな
る。すなわち、従来のコマンド方式は、データ送信装置
となるホスト側のコンピュータが使用しているOSに左
右されるため、OSが異なる端末装置では、データを再
現できない。しかし、この実施の形態では、ビットマッ
プデータを利用するので、データ形式さえ同一であれ
ば、他のOS使用の端末装置でも画面を再現できるもの
となる。また、この実施の形態のデータ送受信装置1
は、レジとなるPOS装置2の非使用時間に、そのPO
S装置2の高機能OS環境を利用して、POS装置2の
取り扱い者が端末装置6で商品の並び替えや棚卸し作業
等を実施できる。このため、POS装置2の稼働時間が
アップすると共に人件費を削減できる。
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。例えば、端末装置6としては、C
PUを最新のものとし、HDD等を搭載した通常のコン
ピュータとしても良い。また、扱うマルチカラー画像と
しては8ビット(256色)ではなく、4ビット(16
色)や16ビット(64、000色)等他のビット数の
画像としても良い。さらに変換テーブルも4バイトと1
6バイトの中間に8バイト(=8色以内)のものを入れ
たり、上述のように4ビットや16ビット等他のビット
数の画像の時は、他のものに種々変更することができ
る。加えて、上述の各実施の形態および後述する各実施
の形態で示す端末装置を、インターネット対応の端末、
すなわちTCP/IPにて動作するようにすると、適用
範囲が広くなりかつコストを低価格なものとすることが
できる。さらに、画面の解像度に関しては、640×4
80ドットや1024×768ドット以外に、800×
600ドットや1280×1024ドット等他の解像度
を有する画面としても良い。
としては、画面4の10分の1程度のブロック、例え
ば、640×480ドットの画面4である場合は、64
0×48ドットが適当であるが、24分割した640×
20ドット程度以上であれば、ブロックを表すためのヘ
ッド情報が少なくなり好ましい。また5分割した640
×96ドット程度以下であれば、各ブロック内の色数が
多くなることが少なくなり、好ましいものとなる。な
お、1024×768ドットの高解像対応の画面4の場
合等では、分割されたブロック内の画素数も異なるもの
となるが、画素数としては10K〜50K画素数程度と
するのが、ヘッド情報が多くならず、しかも、各ブロッ
ク内の色数が少なくなり好ましいものとなる。
信装置1は、店舗内業務をPOS装置2と連携して行う
ものとなっているが、他の種々の用途にも使用できる。
例えば、図14に示すように、ホストとなるコンピュー
タ48を店舗外に置き、一方、複数の端末装置6を店舗
内でお客の操作しやすい場所に置き、様々の情報をお客
が操作部6aを使用して取り出すようにすることができ
る。
りスペースをとらないため、様々な場所に設置可能とな
る。さらには、店内のレイアウト変更が容易となるた
め、店内改装時にコスト発生を押さえることができる。
加えて、コンピュータ48の操作手段48aによって、
端末装置6の操作をモニター可能となり、しかも端末装
置6の操作も可能となる。このため、コンピュータ48
と端末装置6との間が、よりインタラクティブとなるシ
ステムを実現できる。ただし、マルチユーザーとなるた
め、端末装置6がコンピュータ48にアクセスする場
合、アクセス権を得てからアクセスし、データを取り出
す必要がある。なお、コンピュータ48と有線で結ばれ
る端末コンピュータ49をこのシステムに加え、店舗内
の広場や休息所に置くようにしても良い。
1を使用するようにしても良い。例えば、会議などで席
を離れた際に、有線または無線のLAN経由で別の場所
からホストとなる自分のデスクトップのコンピュータの
データを活用するようにすることができる。さらに、ホ
ストとなるコンピュータを自分のものではなく社員また
は課員が共通して使用するコンピュータとしても良い。
ただし、この場合も、図14の場合と同様にアクセス権
を得てから共通のコンピュータにアクセスする必要があ
る。
習会等の各種の講習会において、講師のコンピュータの
画面状態を受講者の複数の端末装置6に表示させたり、
あるいは受講者の端末装置6の画面状態を講師のコンピ
ュータに表示させるようにして使用することもできる。
同様に、小学校等での授業、例えば算数等の授業にもこ
のデータ送受信装置1を使用することができる。
される無線LANカードに関しては、ユーザーがプログ
ラムドライバを登録可能にするため、書き換え可能な記
録装置、例えばHDDや書き換え可能なメモリカードを
データ送信装置側に付けるようにしても良い。さらに
は、性能の良い無線LANカードに変更できるようにす
るために、ROMカードでプログラムを提供するように
しても良い。なお、このように市販されている汎用のの
無線LANカードを使用すると、対応が容易になると共
に、将来的に高性能化が可能となる。
6は端末としての専用機となっているが、端末として
は、図14に示すコンピュータ49のように一般のパソ
コンとしても良い。このようにすると、複数のホストと
接続させることができると共に、端末側で独自に動くウ
インドウも開けることのできる等種々の効果をもつもの
となる。
送信した後、端末装置6側で画面をスクロールする等の
コマンド制御を行う場合がある。このようなコマンドを
ビットマップデータと共に、POS装置2等のホスト側
となるデータ送信装置から端末装置6側へ転送するよう
にしても良い。こうすると、端末装置6側へ送られたデ
ータを種々利用できるようになる。また、このコマンド
転送に関しては、例えば、次のようなコピーコマンドを
利用してデータ量を減らすことができる。すなわち、端
末装置6内でコピーを行った場合、コピー元の矩形とコ
ピー先の矩形をホスト側のデータ送信装置に記憶させ
る。そして、端末装置6に現画面12bを送り始めると
きに、コピー情報が記憶されていれば、前画面12aの
コピー元矩形の内容と現画面12bのコピー先矩形の内
容が一致しているかチェックする。そして、一致してい
る場合、コピーコマンドを端末装置6に送信し、現画面
12bのコピー先部分に前画面12aのコピー元矩形を
コピーすると共に、保存してある前画面12aについて
もコピー元の矩形からコピー先の矩形にコピーする。す
ると、前画面12aと現画面12bのコピー先矩形が一
致するので、その部分は変更矩形領域とならず、その部
分のデータが圧縮される。これにより送信されるデータ
量が減少する。
ンドを活用する場合以外に、端末装置6の画面内容を比
較してコピー部分を抽出し、コマンドを利用する方法も
採用することができる。例えば、スクロール動作につい
ては、前画面12aと現画面12bの一致行を検出し、
N行以上一致していたらスクロールされていると判断
し、コピーコマンドを先の例と同様に活用しデータを圧
縮させることができる。ここで、Nは1以外の整数とす
る。Nを1とすると偶然に1行が一致する場合があり、
そのような場合を排除するためにN=1を除くのであ
る。
受信装置ならびにデータ送信装置およびデータ受信装置
では、端末装置を軽装備ものとできると共にデータの盗
難やCPUの陳腐化の心配がなく、しかもアプリケーシ
ョン等のインストール作業やデータ保守などの手間がか
からなくなる。さらに、ビットマップデータを取り扱う
ため、ハード的にもソフト的にも、インターフェース性
が良いものとなり、ハードの規格やOSの種類等に縛ら
れにくいものとなる。このため、システムを構成する際
に、ハードやソフトの選択範囲が広がり、効率的かつ低
コストのデータ送受信装置ならびにデータ送信装置およ
びデータ受信装置とすることができる。しかも、簡易か
つ高効率で圧縮したデータを送受信できるようになる。
また、本発明のデータ圧縮方法では、ビットマップデー
タを簡易かつ高効率で圧縮できるものとなる。
図である。
である。
ある。
の図である。
図である。
(A)は第1番目のブロックを示し、(B)は第2番目
のブロックを示す図である。
ための表である。
ルの内容を説明するための表である。
ーチャートである。
ーチャートである。
めのフローチャートである。
タ送信装置の第2の実施の形態を示す図である。
ためのフローチャートである。
明するための図である。
て、送信されるマルチカラー画像の性質を説明するため
の図である。
よび復号化システムを示す図である。
を説明する図である。
インデックスに番号付けする方法を説明するための図で
ある。
符号型のエントロピー符号器の構成を示す図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 画面のデータを無線または有線にて端末
装置に送信するデータ送受信装置において、上記画面の
データをその画面を構成するビットマップデータとし
て、上記端末装置に送信し、画面表示を行わせるように
したことを特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項2】 前記ビットマップデータをブロック分割
し、各ブロック内で使用される色数が少ない程、各画素
を表示するインデックスの数を少なくし、ビット数のよ
り少ないインデックスに変換し、圧縮した後、送信する
ようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ送受
信装置。 - 【請求項3】 ホスト側のコンピュータの画面データを
無線または有線にて端末装置に送信するデータ送受信装
置において、上記画面データをビットマップデータとす
ると共に、上記画面をブロック分割し、各ブロック内で
使用される色数が少ない程、各画素を表示するインデッ
クスの数を少なくし、送信する画素のデータをビット数
のより少ないインデックスに変換し、圧縮した後、上記
端末装置に送信し、画面表示を行わせるようにしたこと
を特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項4】 前記ブロックを10K〜50K画素数の
単位で行うようにしたことを特徴とする請求項2または
3記載のデータ送受信装置。 - 【請求項5】 画面のデータを無線または有線にて端末
装置に送信するデータ送受信装置において、上記画面を
ビットマップデータとし、1画面を構成するそのデータ
中の1画面前の画面に比べ変更した部分のみを検出する
変更矩形検出手段を設け、この変更矩形検出手段は、変
更箇所の上記ビットマップデータの開始部分の縦、横の
位置をX1,Y1とし、終了部分の縦、横の位置をX
2,Y2としたとき、|X1−X2|×|Y1−Y2|
で計算される領域を変更矩形として検出し、その変更矩
形部分のデータを送信することを特徴とするデータ送受
信装置。 - 【請求項6】 前記変更矩形中に変更されていない非変
更矩形が存在する場合、その非変更矩形領域について
は、前画面と同一である旨の信号を生成する非変更信号
生成手段を設けたことを特徴とする請求項5記載のデー
タ送受信装置。 - 【請求項7】 前記ビットマップデータを10K〜50
K画素数の単位でブロック分割し、その分割されたブロ
ック内で前記変更矩形を得るようにしたことを特徴とす
る請求項5または6記載のデータ送受信装置。 - 【請求項8】 前記変更矩形内の色数を検出する色数検
出手段と、この色数検出手段により検出した色数が少な
い程、各画素を表示するインデックスの値をよりビット
数の少ない値を有するインデックスとするインデックス
変換手段と、この新しいインデックスを利用してビット
マップデータを圧縮するデータ圧縮手段とを設けたこと
を特徴とする請求項5、6または7記載のデータ送受信
装置。 - 【請求項9】 画面をビットマップデータとすると共
に、各画面の所定領域内で使用される色数が少ない程、
各画素を表示するインデックスの数を少なくし、圧縮す
る画素のデータをビットの数のより少ないインデックス
に変換した後、上記所定領域内のビットマップデータを
圧縮したことを特徴とするデータ圧縮方法。 - 【請求項10】 前記画面を10K〜50K画素数の単
位でブロック分割すると共にその分割された各ブロック
を前記所定領域としたことを特徴とする請求項9記載の
データ圧縮方法。 - 【請求項11】 1画面を構成する画像中の1画面前の
画面に比べ変更した部分のみのデータを取り出し、圧縮
するデータ圧縮方法において、上記画面をビットマップ
データとし、そのビットマップデータの変更箇所の開始
部分の縦、横の位置をX1,Y1とし、終了部分の縦、
横の位置をX2,Y2としたとき、|X1−X2|×|
Y1−Y2|で計算される変更矩形の領域中のビットマ
ップデータを圧縮するようにしたことを特徴とするデー
タ圧縮方法。 - 【請求項12】 前記変更矩形中に変更されていない非
変更矩形領域が存在する場合、その非変更矩形領域につ
いては、前画面と同一である旨の信号を生成するように
したことを特徴とする請求項11記載のデータ圧縮方
法。 - 【請求項13】 前記ビットマップデータを10K〜5
0K画素数の単位でブロック分割し、その分割されたブ
ロック内で前記変更矩形を得るようにしたことを特徴と
する請求項11または12記載のデータ圧縮方法。 - 【請求項14】 前記変更矩形内の色数を検出し、その
色数が少ない程、各画素を表示するインデックスをより
ビット数の少ないインデックスとし、そのインデックス
を利用してビットマップデータを圧縮するようにしたこ
とを特徴とする請求項11、12または13記載の画像
データ圧縮方法。 - 【請求項15】 ホスト側のコンピュータの画面のデー
タを無線または有線にて端末装置側に送信するデータ送
信装置において、上記ホスト側のコンピュータの画面を
ビットマップデータで構成し、そのビットマップデータ
を記憶する画面記憶手段と、上記画面のデータ中の1画
面前の画面に対しての変更部分領域を検出する変更部検
出手段と、上記画面記憶手段から上記変更部分領域のビ
ットマップデータを取得するビットマップ取得手段と、
上記ビットマップデータの上記変更部分領域内の色数を
検出する色数検出手段と、この色数検出手段により検出
した色数が少ない程、各画素を表示するインデックスを
よりビット数の少ない値を有するインデックスとするイ
ンデックス変換手段と、このインデックス変換手段によ
り付与されたインデックスを利用して上記ビットマップ
データを圧縮するデータ圧縮手段と、このデータ圧縮手
段によって圧縮されたデータを送信する送信手段とを設
けたことを特徴とするデータ送信装置。 - 【請求項16】 前記画面記憶手段にて記憶するビット
マップデータを1024×786で構成されるドット数
のデータとしたことを特徴とする請求項15記載のデー
タ送信装置。 - 【請求項17】 前記変更部検出手段によって変更部分
領域を検出する際の検出対象単位を、1画面を複数に分
割したブロックとしたことを特徴とする請求項15また
は16記載のデータ送信装置。 - 【請求項18】 ホスト側のコンピュータの画面のデ
ータを無線または有線にて端末装置側に送信するデータ
送信装置において、上記ホスト側のコンピュータの画面
をビットマップデータで構成し、そのビットマップデー
タを記憶する画面記憶手段と、上記画面のデータ中の1
画面前の画面に対しての変更部分領域を検出する変更部
検出手段と、上記画面記憶手段から上記変更部分領域の
ビットマップデータを取得するビットマップ取得手段
と、上記変更部分領域のビットマップデータを圧縮する
データ圧縮手段と、このデータ圧縮手段によって圧縮さ
れたデータを送信する送信手段とを設け、上記変更部検
出手段は、ビットマップデータの変更箇所の開始部分の
縦、横の位置をX1,Y1とし、終了部分の縦、横の位
置をX2,Y2としたとき、|X1−X2|×|Y1−
Y2|で計算される変更矩形を、上記変更部分領域とし
て検出する変更矩形検出手段としたことを特徴とするデ
ータ送信装置。 - 【請求項19】 前記変更矩形中の色数を検出する色数
検出手段と、この色数検出手段により検出された色数に
応じて、異なるビット数のインデックスを各画素に付与
するインデックス変換手段とを設け、前記変更矩形検出
手段は、前記変更矩形中に変更されていない非変更矩形
領域が存在する場合、その非変更矩形領域については、
前画面と同一である旨の信号を生成し、上記色数検知手
段は、上記非変更矩形領域以外の矩形領域についてその
色数を検出し、上記インデックス変換手段は、検出した
色数が少ない程、各画素を表示する上記インデックスに
ビット数のより少ない値を付与したことを特徴とする請
求項18記載のデータ送信装置。 - 【請求項20】 画面を構成するビットマップデータを
受信する受信手段と、そのビットマップデータを伸長す
るデータ伸長手段と、上記ビットマップデータの所定ブ
ロック毎の色数を示す信号に基づき、その色数が少ない
程、各ビットを表示するインデックスにビット数のより
少ない値が付与された各インデックスを特定する色数変
換手段と、この色数変換手段により色が特定された画素
に基づくビットマップデータを記憶する画面記憶手段
と、この画面記憶手段に記憶されたビットマップデータ
を表示する表示部とを有することを特徴とするデータ受
信装置。
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