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JPH1069243A - 汎用ディスプレイ装置 - Google Patents

汎用ディスプレイ装置

Info

Publication number
JPH1069243A
JPH1069243A JP17888497A JP17888497A JPH1069243A JP H1069243 A JPH1069243 A JP H1069243A JP 17888497 A JP17888497 A JP 17888497A JP 17888497 A JP17888497 A JP 17888497A JP H1069243 A JPH1069243 A JP H1069243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face plate
plate
polarizing
polarizing sheet
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17888497A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Shimazaki
勝信 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMUKO KK
Original Assignee
EMUKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMUKO KK filed Critical EMUKO KK
Priority to JP17888497A priority Critical patent/JPH1069243A/ja
Publication of JPH1069243A publication Critical patent/JPH1069243A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示キャラクターへの意外性のある変化の付与
が困難であった。 【解決手段】光源12と、散光板14にスモーク偏光シ
ート15を覆設して光源12の前方に対面配置される回
転偏光板13と、透明板材24の一側面部位に偏光部2
5を備えて回転偏光板13に対向配置される第一面板2
3と、偏光部25とは光吸収軸の軸方向を90度異なら
せた偏光部29を透明板材28の一側面部位に備えて対
向配置される第二面板27とを少なくとも備え、偏光部
25は、適宜の色付きキャラクター形状を付与して配設
し、偏光部29は、偏光部25の色付きキャラクター形
状とは非同一の色付きキャラクター形状を付与して配設
し、光源12が発する光を回転する回転偏光板13と第
一面板23と第二面板27とを通過させて表示面30に
到達させることにより、経時的に変化する色付きキャラ
クター形状の表示を自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客や通行人等に
対し意外性のある視覚的変化を目視させて強く印象づけ
ることができる訴求性に富む汎用ディスプレイ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置は、注意を惹き付ける
顧客吸引媒体として各種店舗等で利用されており、その
構造も簡単なものから複雑なものまで、各種のものが提
案されている。
【0003】この種のディスプレイ装置のなかには、例
えば図13に示すように光源1と、該光源1の前方に対
面配置される散光板2と、該散光板2を介して配設され
るモータ3と、該モータ3の回転軸3aを介して回転自
在に配設されるスモーク偏光板4と、該スモーク偏光板
4の前方に対面配置される透明板5と、該透明板5の前
方に対面配置されるスモーク偏光シート6と、該スモー
ク偏光シート6が貼着される透視部7a付きの遮光板7
とを備え、スモーク偏光板4の回転に伴って遮光板7の
透視部7aの切欠形状を介して形成されるキャラクター
表示パターンに変化を与え、顧客等の注意を喚起するこ
とができるようにしたものもある(実開平6−7698
6号公報参照)。
【0004】また、米国特許第3054204号明細書
には、図14と図15とに示すように、光源45と、該
光源45の前に配置されてベルト43を介してモータ4
4により回転される回転板(透明部材39/散光部材4
1/偏光部材40/透明部材38の積層構造)と、該回
転板の前に配置された第1の固定板(適宜の部位に偏光
部片32を備える透明部材33)と、該第1の固定板の
前に配置された第2の固定板(散光板34)と、該第3
の固定板に前に配置された第4の固定板(適宜の部位に
図形表示部分30を備える透明部材31)と、該第4の
固定板を覆うカバー板35とで構成された動画表示手段
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術によっても、その表示パターンにある程度の変化を与
えることにより、これを目視する看者に対しそれなりの
興味を抱かせることはできる。
【0006】しかし、図13に示す従来装置による場合
には、モータ3の回転軸3aに対し肉厚の薄いスモーク
偏光板4を止着材8を介して直付けしていたので、使用
を続けるうちに撓みが生じて面方向に歪みが生じやす
く、保形性維持のための保守作業が煩雑化する不具合が
あった。
【0007】また、目視できるキャラクターは、遮光板
7に形成されている透視部7aの切欠形状により規定さ
れてしまう結果、単に明暗パターンや色彩パターンの変
更にとどまり、表示キャラクターを一変させるという目
を見張るような特異性を必ずしも十分には発揮させるこ
とができない不都合もあった。
【0008】一方、図14に示す従来装置による場合に
は、光源45の側から透明部材39/散光部材41/偏
光部材40/透明部材38の順に積層されて形成された
回転板と、偏光部片32を有する透明部材33からなる
第1の固定板と、図形表示部分30を有する透明部材3
1からなる第4の固定板とを経て到達させた光の投影部
位が変化する様を目視させるものであることから、散光
部材と偏光部材との組合せパターンも単純なものとなら
ざるを得ず、例えば意外性のある視覚的変化を伴った訴
求性に富む汎用ディスプレイ装置にこれを適用しようと
しても、必ずしも好適な構造的特長を備えているとはい
うことができない不具合があった。
【0009】さらに、図13の従来装置にあっては、モ
ータ3の回転軸3aとスモーク偏光板4との連結部位に
止着材8が存在しているので、後方に配置される光源1
から照射される光の透過を阻害することになる。その結
果、これが影となって遮光板7の側に投影されて目視さ
れてしまうので、止着材8との対面部位には透視部7a
を配置しずらくなるというデザイン表現上の制約を受け
てしまう不具合もあった。また、図14に示す従来装置
においては、ベルト43やプーリーが表示面に影となっ
て投影されないように、光源45と回転板との間に十分
な離間距離を確保しなければならない結果、その奥行き
が例えば20cm程度となって薄型化できず、嵩張って
設置スペースを確保する上での制約を受けざるを得ない
不具合があった。
【0010】本発明は従来装置にみられた上記課題に鑑
み、キャラクターの表示パターンにより好ましい特異性
とデザイン表現上の自由度を与えることができるばかり
でなく、保守が容易で薄型化も実現することができる汎
用ディスプレイ装置を提供することにその目的がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
しようとするものであり、そのうち、第1の発明の構成
上の特徴は、光源と、散光板の前面にスモーク偏光シー
トを覆設して前記光源の前方での対面回転を自在に配置
される回転偏光板と、透明板材の適宜の一側面部位に偏
光部を備えて前記回転偏光板の前方に対向配置される第
一面板と、該第一面板が備える偏光部とは光吸収軸の軸
方向を90度異ならせた偏光部を透明板材の一側面部位
に備えてその前方に対向配置される第二面板とを少なく
とも備え、第一面板の偏光部は、適宜の色付きキャラク
ター形状を付与して透明板材に配設し、第二面板の偏光
部は、第一面板の偏光部が呈する色付きキャラクター形
状とは非同一の色付きキャラクター形状を付与して透明
板材に配設し、前記光源が発する光を回転する回転偏光
板と第一面板と第二面板とを通過させて第二面板の外表
面側に位置する表示面に到達させることにより、経時的
に変化する色付きキャラクター形状の表示を自在とした
ことにある。
【0012】また、第2の発明の構成上の特徴は、光源
と、シート状の散光基材の表面にスモーク偏光シートを
覆設して前記光源の外方での対面移動を自在に配置され
る可動偏光シート材と、透明板材の適宜の一側面部位に
可動偏光シート材の移動方向と平行もしくは直交する方
向での光吸収軸を有する偏光部を備えて前記可動偏光シ
ート材の外方に対向配置される第一面板と、該第一面板
が備える偏光部とは光吸収軸の軸方向を90度異ならせ
た偏光部を透明板材の一側面部位に備えてその外方に対
向配置される第二面板とを少なくとも備え、前記スモー
ク偏光シートは、移動方向に平行する方向での光吸収軸
を備えるスモーク偏光面と、移動方向とは直交する方向
での光吸収軸を備えるスモーク偏光面とが交互に現れる
ように散光基材に分割配置し、第一面板の偏光部は、適
宜の色付きキャラクター形状を付与して透明板材に配設
し、第二面板の偏光部は、第一面板の偏光部が呈する色
付きキャラクター形状とは非同一の色付きキャラクター
形状を付与して透明板材に配設し、前記光源が発する光
を移動する可動偏光シート材と第一面板と第二面板とを
通過させて第二面板の外表面側に位置する表示面に到達
させることにより、経時的に変化する色付きキャラクタ
ー形状の表示を自在としたことにある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のうち、第1の発
明の実施の形態を具現化して例示する概略説明図であ
り、その全体は、光源12と回転偏光板13と第一面板
23と第二面板27とを少なくとも備えて構成されてい
る。
【0014】このうち、光源12は、1本以上の蛍光灯
やネオン管などからなる適宜の照明器具を例えば図2に
示すようにケーシング11の背側板11a近傍に設置す
ることにより配設されている。
【0015】また、回転偏光板13は、例えば乳白色ア
クリル樹脂板や曇りガラス板などのように光を散光させ
ながらも、光の性質を変えることなくその透過を許す板
材を用いて形成された散光板14と、該散光板14の前
面に覆設されたスモーク偏光シート(ニュートラル偏光
シート)15とで形成されている。
【0016】しかも、上記構成からなる回転偏光板13
は、光源12の前方での対面回転を自在に配置する必要
があるため、例えば図2に示すように回転軸16が前記
回転偏光板13の面央に位置する配置関係のもとでボッ
クス11の背側板11aの側にモータ16を設置し、前
記回転軸17に基端部19の側を連結させた透明固着材
18を平坦な円形を呈して先端部20の側に位置する先
端面20aを適宜の透明性の接着剤22を用いて回転偏
光板13の側に接合固着することによりその回転を自在
にして配設されている。
【0017】この場合、透明固着材18は、該透明固着
材18の存在に由来して発生する影が前記第二面板27
におけるキャラクターの表示面30に投影されないよう
にする観点から、少なくともその先端部20の側に前記
先端面20aへと向かって裾広がり状に拡開するテーパ
ー部21を設けて形成するのが望ましい。なお、回転偏
光板13に対するモータ16の回転軸17の連結構造に
ついては、図示例に限定されるものではなく、所望に応
じ回転軸17に連結した透明固着材18における先端部
20を回転偏光板13の側に嵌着したり、回転軸17に
連結した透明固着材18における先端部20と回転偏光
板13とをネジ止めしたり、前記回転軸17自体を回転
偏光板13の側に直止めするなど、適宜の連結構造を採
用することができる。
【0018】また、前記回転偏光板13の前方に対向配
置される第一面板23は、透明なアクリル樹脂板やガラ
ス板などのように光の性質を変えることなくその透過を
許す透明板材24と、該透明板材24の適宜の一側面部
位、例えば前面24a側に適宜の色付きキャラクター形
状を呈するカラー偏光シートもしくはスモーク偏光シー
トを接合してなる偏光部25とで形成されている。な
お、本明細書において「色付きキャラクター形状」と
は、有彩色と無彩色とを含む適宜の色が付与された偏光
シートにより形成される図形形状や文字形状をいうもの
とする。
【0019】さらに、前記第一面板23の前方に対向配
置される第二面板27は、第一面板23と同様に光の性
質を変えることなくその透過を許す透明板材28と、該
透明板材28の適宜の一側面部位、例えば背面28a側
に第一面板23が備える偏光部25とは色付きキャラク
ター形状を非同一とし、かつその光吸収軸の軸方向も9
0度異ならせたカラー偏光シートもしくはスモーク偏光
シートを接合してなる偏光部29とで形成されている。
ここでいう第二面板27の偏光部29が呈する色付きキ
ャラクター形状が第一面板23の偏光部25が呈する色
付きキャラクター形状と非同一であるとは、相互のキャ
ラクター形状は同一であって色のみが相違するパターン
と、相互のキャラクター形状は相違して色のみが同一で
あるパターンと、キャラクター形状と色とのいずれにお
いても相互に相違しているパターンの3種類を含むもの
とする。
【0020】なお、本発明においては、回転偏光板13
と第一面板23との間や、第一面板23と第二面板27
との間には、上記した回転偏光板13と第一面板23の
偏光部25と第二面板27の偏光部29との組み合わせ
のもとで得られるキャラクター表示パターン以外に、様
々な光干渉縞や色変化を醸成して表示面30から目視さ
れる変化パターンにさらなる多様性を付与しようとする
観点から、光の干渉縞を形成し得る透明部材を配設して
おくのが望ましい。この場合、回転偏光板13と第一面
板23との間や、第一面板23と第二面板27との間に
透明なポリカーボネート樹脂板を配設したり、第一面板
23や第二面板27にセロハンテープや一軸延伸された
フィルムシートなどの適宜のシート素材を貼着すること
により、光の干渉縞を形成し得る前記透明部材が配設さ
れることになる。
【0021】上記第1の発明は、このようにして構成さ
れているので、光源12が発する光は、散光板14を介
して散光され、かつ、スモーク偏光シート15を経るこ
とで偏光されながら回転偏光板13を透過する。
【0022】しかも、この場合、回転偏光板13は、モ
ータ16に駆動されて回転自在となっているので、回転
角度の変化に応じてスモーク偏光シート15の光吸収軸
の軸方向にも変化を与えることができ、このような流動
的な偏光状態のもとで光が第一面板23の側に到達する
に至る。
【0023】スモーク偏光シート15を経て偏光された
光が第一面板23に到達した際には、第一面板23を構
成する透明板材24と偏光部25とを経ることにより、
双方の光吸収軸の軸方向が一致したときには偏光部25
が透明状態となってそのまま光の透過を許し、双方の光
吸収軸の軸方向が直交したときには偏光部25が有する
色に応じた変化光が生成されることになる。
【0024】このため、第一面板23に到達した光は、
第一面板23にてそのままの状態で透過を許された際に
は透明透過光となって、第一面板23にて偏光部25が
有する色が付与された際にはその色に対応する変化光と
なってそれぞれ第二面板27の側に到達することにな
る。
【0025】このとき、第二面板27を構成する偏光部
29は、第一面板23の偏光部25に対し光吸収軸の軸
方向を90度異ならせて配設されているので、到達光が
前記透明透過光であれば偏光部29が有する色が付与さ
れた変化光となって、到達光が前記変化光であればその
ままの状態で透過を許されてそれぞれ第二面板27の外
表面の側に位置する表示面30に表示されて顧客等の看
者Hに目視されることになる。
【0026】以上に述べた第1の発明の作用をまず、図
3に示す第1のパターンにしたがい具体的に説明すれ
ば、回転偏光板13を構成しているスモーク偏光シート
15の光吸収軸が(イ)に示すように水平方向に位置し
て第一面板23の「赤のチュウリップ図形(色付きキャ
ラクター形状)」からなる偏光部25の光吸収軸の軸方
向と一致した際には、光源12からの光が透明透過光と
なって第二面板27に到達するものの、第二面板27を
構成している「青のチュウリップ図形(色付きキャラク
ター形状)」からなる偏光部29とは光吸収軸の軸方向
が直交する結果、透明透過光は偏光部29が有する「青
のチュウリップ図形」のもとで表示面30にキャラクタ
ー30aとして表示されることになる。
【0027】また、スモーク偏光シート15の光吸収軸
が(ロ)に示すように垂直方向に位置して第一面板23
の「赤のチュウリップ図形(色付きキャラクター形
状)」からなる偏光部25の光吸収軸の軸方向と直交し
た際には、光源12からの光が「赤のチュウリップ図
形」となって第二面板27に到達するものの、スモーク
偏光シート15の光吸収軸と「青のチュウリップ図形
(色付きキャラクター形状)」からなる偏光部29の光
吸収軸との軸方向が一致する結果、そのままの「赤のチ
ュウリップ図形」のもとで表示面30にキャラクター3
0aとして表示されることになる。
【0028】つまり、図3(イ),(ロ)として例示す
る場合には、キャラクター形状は「チューリップ形状」
で統一させ、色のみを例えば第一面板23の側を「赤」
とし、第二面板27の側を「青」とするなどして相互に
異ならせたものとすることにより、キャラクター形状は
同一で、色のみが異なる2種類のキャラクター表示パタ
ーンが表示面30にキャラクター30aとして表示され
ることになる。
【0029】また、図4(イ),(ロ)として例示する
ように、色付きキャラクター形状を例えば第一面板23
の側を「赤のチューリップ形状」とし、第二面板27の
側を「赤の蝶形状」として相互に異ならせるならば、色
は同一でキャラクター形状が異なる2種類のキャラクタ
ー表示パターンが表示面30にキャラクター30aとし
て表示されることになる。なお、この場合において、色
を例えば第一面板23の側を「赤」とし、第二面板27
の側を「青」とするならば、キャラクター形状と色との
双方が異なる2種類のキャラクター表示パターンが得ら
れることになる。
【0030】さらに、図5(イ),(ロ)として例示す
るように、色付きキャラクター形状を例えば第一面板2
3の側を「口を閉じた赤の魚形状」とし、第二面板27
の側を「口を開けた赤の魚形状」とし、しかも、回転偏
光板13の回転を早めるならば、色は同一で口を開けた
赤い魚と口を閉じた赤い魚とが交互に表示面30にキャ
ラクター30aとして表示され、結果的に口をパクパク
させた動きのある動画的なキャラクター表示パターンが
得られることになる。なお、この場合は、第一面板23
の偏光部25が呈する色付きキャラクター形状と、第二
面板27の偏光部29が呈する色付きキャラクター形状
とは相互に対面合致するように配置されることになる。
【0031】このため、第1の発明によれば、光源12
から発せられた光は、回転中の回転偏光板13と、固定
状態にある第一面板23と第二面板27とを経ることに
より、第一面板23の偏光部25と、第二面板27の偏
光部29とに対する具体的なキャラクター付与状況に応
じ、表示面30に対し多様なパターンのキャラクター3
0a、つまり、適宜の色付きキャラクター形状を組み合
わせることにより、3種対の表示パターンからなるキャ
ラクター30を表示面30に対し、正対しなければなら
ない液晶ディスプレイ装置とは異なり、指向性をなくし
て変幻在に表示することができることになる。
【0032】しかも、現に使用している第一面板23と
第二面板27とを異なる色付きキャラクター形状が付与
された偏光部を備える新たな第一面板と第二面板とに交
換するならば、表示面30に対するキャラクター30a
の表示パターンもさらに多様化させることができるの
で、表示面30を介してこれを目視する顧客等の看者H
に対し、常に見飽きのこない新鮮さと意外性とを感受さ
せながら訴求力に富むディスプレイ効果を発揮させるこ
とができる。
【0033】また、前記透明固着材18における先端部
20がテーパー部21を設けて形成されている場合に
は、図2に示すように光源12からの光をテーパー部2
1を介してプリズムのように屈折させて前方に向けて直
進させることができるので、透明固着材18により生成
されがちな影を消すことができ、それだけ表示面30に
キャラクター30aを好ましい状態のもとで表示するこ
とができる。
【0034】さらに、回転偏光板13と第一面板23と
の間や、第一面板23と第二面板27との間に光の干渉
縞を形成し得る透明部材が配設されている場合には、該
透明部材の光学的特性に応じた様々な光干渉縞や色変化
を醸成することができるので、図3〜図5として例示す
る各種表示パターンにさらなる多様性を付与することが
できる。
【0035】さらに、回転偏光板13と第一面板23と
の間や、第一面板23と第二面板27との間に光の干渉
縞を形成し得る透明部材が配設されている場合には、該
透明部材の光学的特性に応じた様々な光干渉縞や色変化
を醸成することができるので、図3〜図5として例示す
る各種表示パターンにさらなる多様性を付与することが
できる。
【0036】一方、図6は、本発明のうち、第2の発明
の実施の形態を具現化して例示する概略説明図であり、
その全体は、ケーシング31内に配設された光源32と
可動偏光シート材33と第一面板43と第二面板47と
を少なくとも備えて構成されている。
【0037】このうち、光源32は、第1の発明におけ
る場合と同様に、1本以上の蛍光灯やネオン管などから
なる適宜の照明器具をケーシング31の背側フレーム3
1aの側に設置することにより配設されている。
【0038】また、前記光源32に対し外方での対面移
動を自在に配置される可動偏光シート材33は、例えば
乳白色樹脂シート材のように光を散光させながらも、光
の性質を変えることなくその透過を許すシート状の散光
基材34と、該散光基材34の表面に覆設されたスモー
ク偏光シート(ニュートラル偏光シート)35とで形成
されている。
【0039】この場合、スモーク偏光シート35は、移
動方向に平行する方向(例えば横方向)での光吸収軸を
備える横軸偏光面35aと、移動方向とは直交する方向
(例えば縦方向)での光吸収軸を備える縦軸偏光面35
bとが交互に現れるように分割配置されているものを好
適に用いることができる。この際における分割配置パタ
ーンについては、移動方向に対し横軸偏光面35aと縦
軸偏光面35bとが一度ずつしか現れない二分割パター
ンと、移動方向に対し横軸偏光面35aと縦軸偏光面3
5bとが交互に繰り返し現れる多分割パターンとを適宜
採用することができる。なお、スモーク偏光シート35
は、必要に応じ、横方向での光吸収軸を備えるものと、
縦方向での光吸収軸を備えるものとのうち、いずれか一
方のみを備えているものを用いることもできる
【0040】また、この場合における可動偏光シート材
33の移動は、図6に示すように前記光源32の外方に
て対面しながら左右方向もしくは上下方向に行きつ戻り
つする往復移動方式と、図11に示すように前記光源3
2の外方にて対面しながら横方向もしくは縦方向で周回
する無端周回移動方式との二つのパターンに大別するこ
とができる。
【0041】このうち、図6に示す往復移動方式(図6
では左右方向での往復移動を例に示してあるが、上下方
向での往復移動であってもよい)による場合、可動偏光
シート材33は、所定間隔をおいて離間配置させた回転
駆動軸36と回転従動軸37とのうち、回転駆動軸36
には可動偏光シート材33の移動方向での一側部33a
の側端部を、回転従動軸37には可動偏光シート材33
の移動方向での他側部33bの側端部をそれぞれ止着し
た上で、必要に応じ各別に巻き込むことにより、移動時
に弛みの生じないように可動偏光シート材33が張設配
置されることになる。また、この場合における可動偏光
シート材33は、所定位置に配置された適宜の位置検出
手段との関係で回転駆動軸36の正逆転を駆動制御する
ことにより、往復移動させることができるようになって
いる。
【0042】これを図7を例に具体的に説明すれば、回
転駆動軸36は、可動偏光シート材33を巻き取ったり
送り出したりする駆動ローラー部51と、該駆動ローラ
ー部51の一側端部に内蔵させてその回転軸52aを一
側支軸部53として突出させたモータ52と、駆動ロー
ラー部51の他側端部に突出させた他側支軸部55とで
形成されている。
【0043】この場合、一側支軸部53は、その頂端部
に横断面が長円形を呈する雄ねじ部53aを備え、ケー
シング31を構成している例えば上側フレーム31bの
側に形成されている長円孔に回転不能に挿通させた上で
ナット54を螺着することにより固定されている。
【0044】また、他側支軸部55は、例えばその先端
部に非円形部材56を固着し、同じくケーシング31を
構成している下側フレーム31cの側にビス等の止着材
58を介して固定される支持部材57の非円形孔57a
に非円形部材56を挿通して回転不能に固定されてい
る。なお、この場合、他側支軸部55は、駆動ローラー
部51を回転自在に支持する必要から適宜構造の図示し
ない軸受けが介在配置されることになる。
【0045】一方、回転従動軸37は、可動偏光シート
材33を案内する従動ローラー部59と、該従動ローラ
ー部59の一側端部に軸固定されて例えば上側フレーム
31bの側に支持される一側支軸部60と、従動ローラ
ー部59の他側部に連結され、固定片69とビス等の止
着材70により下側フレーム31cの側に固定される例
えば玉軸受けなどからなる軸受け部61とを備えて形成
されている。
【0046】この場合、回転従動軸37は、モータ52
が可動偏光シート材33を送り出す方向に駆動制御され
た際、駆動ローラー部51の回転に応じて可動偏光シー
ト材33を自動的に巻き取ることができる回転力を従動
ローラー部59に付与して形成されている。具体的に
は、従動ローラー部59の内部空間59a内に軸方向と
は直交する方向に配設した支腕部70にゴム紐や捩りコ
イルバネなどの捩り弾性材71の一端部71aを掛止す
るとともに、軸受け部61の孔部61aなどを介して導
出させた他端部71bを下側フレーム31bの側に例え
ばフック状など、適宜の掛止形状を備えて配設されてい
る掛止材72に掛止させることにより自動回転力が付与
される。このため、可動偏光シート材33は、駆動ロー
ラー部51が巻き込み方向に回転した際に捩じり弾性材
71も強制的に巻き込まれる結果、駆動ローラー部51
が送り出し方向に回転する際、捩じり弾性材71には巻
き戻し方向へと復帰しようとする復元力が働く結果、従
動ローラー部59に対し自動巻取り力を付与することが
できるようになっている。
【0047】さらに、可動偏光シート材33の往動と復
動とを移動制御するための位置検出手段62は、一側支
軸部60の突端部に付設した一側ローラー部63と、ケ
ーシング31を構成している例えば上側フレーム31b
の側にあらかじめ配設されている他側ローラー部64
と、これらのローラー部63,64相互間に掛け渡され
たベルト材65と、可動偏光シート材33の往動限界位
置と復動限界位置との関係で定まる上側フレーム31b
の所定位置に各別に設置されているリミットスイッチ6
6,67と、これらのリミットスイッチ66,67相互
間に位置してその移動方向に応じてそれぞれの作動片6
6a,67aと当接させるべくベルト材65に固定させ
た当接片68とで構成されている。なお、可動偏光シー
ト材33の往動限界位置と復動限界位置との検出は、リ
ミットスイッチ66,67と作動片68とに替え、例え
ば光電スイッチや近接スイッチなどを利用して実現する
こともできる。
【0048】図9は、上記往復移動方式のうち、上下方
向での往復移動方式をより簡素化した部材構成により形
成しようとする場合に好適な構成例を示すものである。
この例による場合には、前記可動偏光シート材33は、
その上側部33cを図7に示すと同じ構造からなる回転
駆動軸36の側に止着し、下側部33dを加重すること
により、上下方向への往復移動を自在に配置されること
になる。
【0049】これをさらに具体的に説明すれば、ケーシ
ング31の側に支持されて水平方向に横倒配置された回
転駆動軸36の駆動ローラー部51には、その上側部3
3cを介して止着された所定長さの既述の構成からなる
可動偏光シート材33が垂設され、その下側部、好まし
くは下半分に位置する裏面領域には、透明樹脂材などか
らなる透明板材75が添着されている。なお、可動偏光
シート材33は、透明板材75に替え、その下側部33
dの側に所要の重量を加えることができる重り等の適宜
の加重部材を付設するなどして加重するものであっても
よい。
【0050】また、垂設された可動偏光シート材33
は、その左右に図12に示すようにして配置された一対
のガイド枠76,76により位置規制されながら上下方
向での往復移動が自在となって設置されている。
【0051】しかも、可動偏光シート材33の下端部に
は、該可動偏光シート材33の往動限界位置と復動限界
位置との対応部位に位置させて図示しないケーシングの
側に各別に設置されているリミットスイッチの作動片と
当接する当接片77が付設されている。なお、この場合
においても可動偏光シート材33の移動位置の検出は、
例えば光電スイッチや近接スイッチなどを利用して実現
することができる。
【0052】さらに、図11に示す無端移動方式による
場合、可動偏光シート材33は、所定間隔をおいて離間
配置させた回転駆動軸81と回転従動軸82とに対し無
端ベルト状に支持させての周回移動を自在にして配設さ
れている。このとき、蛍光灯やネオン管などからなる光
源32は、無端ベルト状となった可動偏光シート材33
により形成される囲繞空間内に配設されることになる。
なお、可動偏光シート材33は、図示例のようにが横方
向での周回移動を自在とすることができるほか、縦方向
での周回移動を自在とするものであってもよい。
【0053】この場合に用いられる回転駆動軸81は、
図6や図9に示す回転駆動軸36と同じ構造を備えてケ
ーシング31の側に一側支軸部81aと他側支軸部81
bとを介して支持され、回転従動軸82は、一側支軸部
82aと他側支軸部82bとを介してケーシング31の
側に回転自在に軸支されている。
【0054】しかも、回転従動軸82における一側支軸
部82aと他側支軸部82bとは、可動偏光シート材3
3を駆動ローラー部83と従動ローラー部84との間で
張力を保持させて支持すべく、例えばコイルスプリング
などの弾性引張部材85により移動方向での外向へと向
かう引張力が付与されてケーシング31のフレームの側
に配設されている。なお、この場合、ケーシング31の
フレームの側の対応部位には、一側支軸部82aと他側
支軸部82bとが可動偏光シート材33の移動方向に沿
わせて進退できるように長孔86が形成されている。
【0055】上述したように可動偏光シート材33が図
6や図9に示す往復移動方式や図11に示す無端移動方
式のいずれにおいても、可動偏光シート材33の外方に
対向配置される例えば図6に示す第一面板43は、透明
なアクリル樹脂板やガラス板などのように光の性質を変
えることなくその透過を許す透明板材44と、該透明板
材44の例えば前面44a側に可動偏光シート材33の
移動方向と平行もしくは直交する方向、例えば図8に示
すように移動方向と直交する方向での光吸収軸を有する
適宜色彩のカラー偏光シートもしくはスモーク偏光シー
トを接合して配設される偏光部45とで形成されてい
る。
【0056】また、前記第一面板43の外方に対向配置
される第二面板47は、第一面板43と同様の透明板材
48と、該透明樹板材48の例えば背面48a側に第一
面板43が備える偏光部45とは光吸収軸の方向を90
度異ならせた適宜色彩のカラー偏光シートもしくはスモ
ーク偏光シートを接合して配設される偏光部49とで形
成されている。
【0057】この場合における第一面板43の偏光部4
5と第二面板47の偏光部49との配置関係は、図1に
示す第一面板23と第二面板27とにおける場合と同様
の色付きキャラクター形状により行われるので、その説
明を省略する。具体例としては、図8示すように色付き
キャラクター形状を例えば第一面板43の側を「赤の魚
形状」とし、第二面板47の側を「青の犬形状」として
色とキャラクター形状とを共に異ならせるなど、適宜の
組み合わせのもとで異なるキャラクター表示パターンを
選択することができる。また、本発明においても、可動
偏光シート材33と第一面板43との間や、第一面板4
3と第二面板47との間には、第1の発明におけると同
様にして光の干渉縞を形成し得る透明部材を配設してお
くのが望ましい。
【0058】なお、可動偏光シート材33の移動方式を
図11に示す無端移動方式とする場合には、上記構成か
らなる第一面板43と第二面板47とをいずれか一方の
側の面に対向させて配設することができるほか、双方の
面に第一面板43と第二面板47とをそれぞれ対向させ
て配設することもできる。
【0059】上記第2の発明は、このようにして構成さ
れているので、光源32から発せられた光は、散光基材
34を介して散光され、かつ、スモーク偏光シート35
を経ることで偏光されながら可動偏光シート材33を透
過することになる。
【0060】しかも、この場合、可動偏光シート材33
は、図6に示すように左右に往復移動させたり、図9に
示すように上下に往復移動させたり、図11に示すよう
に横方向(縦方向も含む)に無端状に周回移動させたり
することができるので、その移動状態に応じてスモーク
偏光シート15における横軸偏光面35aと縦軸偏光面
35bとを交互に出現させることができることになる。
【0061】このため、光源32から発せられた光は、
第1の発明の作用説明にて既に述べた同じ原理のもと
で、その時々の可動偏光シート材33の移動状況に応じ
て図8(イ)に示すように左半分は横軸偏光面35a
を、右半分は縦軸偏光面35bを透過したり、(ロ)に
示すようにすべてが横軸偏光面35aのみを透過した
り、(ハ)に示すようにすべてが縦軸偏光面35bのみ
を透過したりして第一面板43の側に到達するに至る。
【0062】このとき、図8(イ)に示す移動状況のも
とでスモーク偏光シート35を経て偏光された光が第一
面板43に到達した際には、第一面板43を構成してい
る透明樹脂板44と「赤の魚図形」(図中のa)からな
る偏光部45とを経ることにより、左半分の光は光吸収
軸の方向が直交する偏光部45が有する「赤の魚図形」
の左半分の色付き」キャラクター形状が、また、右半分
の光は光吸収軸の方向が一致する偏光部45が有する
「赤の魚図形」をそのまま透過して第二面板47に到達
するものの、第二面板47を構成している「青の犬図
形」(図中のb)からなる偏光部49とは光吸収軸の方
向が直交する結果、偏光部49が有する「青の犬図形」
の右半分の色付きキャラクター形状がそれぞれ表示面5
0に上記aとbとが合成されたキャラクター50aとし
て同時に表示されることになる。
【0063】また、図8(ロ)に示す移動状況のもとで
スモーク偏光シート35を経て偏光された光が第一面板
43に到達した際には、そのすべての光が「赤の魚図
形」からなる偏光部45を経ることにより、光吸収軸の
軸方向が直交する偏光部45が有する「赤の魚図形」の
色付きキャラクター形状が表示面50にキャラクター5
0aとして表示されることになる。
【0064】さらに、図8(ハ)に示す移動状況のもと
でスモーク偏光シート35を経て偏光された光が第一面
板43に到達した際には、そのすべての光が光吸収軸の
軸方向が一致する「赤の魚図形」からなる偏光部45を
そのまま透過して第二面板47に到達するものの、第二
面板47を構成している「青の犬図形」からなる偏光部
49とは光吸収軸の方向が直交する結果、該偏光部49
が有する「青の犬図形」の色付きキャラクター形状が表
示面50にキャラクター50aとして表示されることに
なる。
【0065】このため、光源32からの光は、可動偏光
シート材33の移動状況に応じながら第一面板43と第
二面板47とを経ることにより、第一面板43が備える
偏光部45と、第二面板47が備える偏光部49とに対
する具体的なキャラクター付与状況に応じ、表示面50
に対し多様なパターンのキャラクター50aとして変幻
自在に表示することができる。
【0066】したがって、現に使用している第一面板4
3と第二面板47とを異なるキャラクター形状が付与さ
れた偏光部を備える第一面板と第二面板とに新たに交換
することにより、表示面50に対するキャラクター50
aの表示パターンを極く容易に多様化することができる
ので、これを見る顧客等の看者に対し、常に新鮮さと意
外性とを感受させながら訴求力に富むディスプレイ効果
を発揮させることができる。
【0067】また、可動偏光シート材33は、図1にお
ける場合とは異なり、非回転状態のもとで横移動させる
ことができるので、これに対向配置される第一面板43
と第二面板47とに付与されている面積を最大限に活用
することができる結果、表示面50に対するキャラクタ
ー50aの有効表示領域を拡張してキャラクター表現上
の自由度を高めてやることができる。
【0068】しかも、キャラクター50aは、変化する
様を連続的に表示面50に表示させることができるの
で、これを見るものに対し次に表示されるキャラクター
パターンがどうなるだろうかといったある種の期待感を
抱かせることができるので、例えば通行人などの看者に
対し足を止めて目視させる強い注意喚起力を発揮させる
など、注目度の高いディスプレイ装置として好適に使用
することができることになる。
【0069】また、可動偏光シート材33の移動を図9
に示す上下往復移動方式により行う場合には、図7に示
す構造のものを上下往復移動方式のもとで使用する場合
に必要であった回転従動軸37を不要とすることによ
り、その内部構造を簡素化しながらも注目度の高いディ
スプレイ装置を提供することができる。
【0070】さらに、可動偏光シート材33の移動を図
11に示すような無端移動方式により行う場合には、移
動方向に沿わせた両面に第一面板43と第二面板47と
をそれぞれ設置することにより、双方向からキャラクタ
ーの変化する様を目視することができるので、効率的な
表現媒体として好適に用いることができるほか、看者に
対する訴求力もそれだけ強いものとすることができる。
【0071】さらにまた、上述した第1の発明と第2の
発明とのいずれにおいても、装置自体の奥行きを短くし
て薄型化を実現するなかで、表示面30,50に対し光
源12,32に由来して発生する影が投影されるのを一
掃しながらキャラクターを表示することができる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る第1の
発明によれば、光源が発する光を回転する回転偏光板
と、第一面板と第二面板とを透過させることにより、第
一面板が備える偏光部と、第二面板が備える偏光部とに
対する具体的な色付きキャラクター形状の付与状況に応
じ多様なパターンのキャラクターを指向性をなくして変
幻自在に表示面に表示することができる。
【0073】したがって、第一面板と第二面板とを異な
る色付きキャラクター形状が付与された偏光部を備える
他の新たなものに交換するだけで、キャラクターの表示
パターンを極く容易に多様化することができるので、こ
れを見る顧客等の看者に対し、常に新鮮さと意外性とを
感受させながら訴求力に富むディスプレイ効果を発揮さ
せることができる。
【0074】しかも、請求項1に係る発明において、請
求項2や請求項3のように透明部材が配設されている場
合には、回転偏光板もしくは可動偏光シート材と第一面
板の偏光部と第二面板の偏光部との組み合わせのもとで
得られるキャラクター表示パターン以外にも、様々な光
干渉縞や色変化を醸成することができるので、目視され
る変化パターンにさらなる多様性を付与しながら興趣に
富むキャラクターを表示することができる。また、請求
項4のように回転偏光板と回転軸とを透明固着材を介在
させて接合固着してある場合には、表示面に投影される
固着部位の影を薄くすることができ、特に、請求項5の
ようにテーパー部を設けた透明固着材を用いるときは、
光源が発する光をプリズムのように屈折させて前方に直
進させることができるので、透明固着材により生成され
がちな影を消すことができ、それだけキャラクターを好
ましい状態のもとで表示することができる。
【0075】一方、請求項6に係る第2の発明によれ
ば、光源が発する光を移動する可動偏光シート材と、第
一面板と第二面板とを透過させることにより、第一面板
が備える偏光部と、第二面板が備える偏光部とに対する
具体的なキャラクター付与状況に応じ多様なパターンの
キャラクターを指向性をなくし、かつ連続的となって変
幻自在に表示することができるので、キャラクター表示
媒体としての注目度を飛躍的に向上させることができ
る。
【0076】しかも、第一面板と第二面板とを異なる色
付きキャラクター形状が付与された偏光部を備える他の
新たなものに交換するだけで、キャラクターの表示パタ
ーンを極く容易に多様化することができるので、これを
見る顧客等の看者に対し、常に新鮮さと意外性とを感受
させながら訴求力に富むディスプレイ効果を発揮させる
ことができる。
【0077】また、可動偏光シート材は、非回転状態の
もとで横移動もしくは縦移動させることができるので、
第一面板と第二面板とに付与されている面積を最大限に
活用することにより、キャラクターの有効表示領域を拡
張してキャラクター表現上の自由度を高めてやることが
できる。
【0078】さらに、キャラクター自体は、変化する様
を連続的に表示させることができるので、これを見るも
のに対し次に表示されるキャラクターパターンがどうな
るだろうかといったある種の期待感を抱かせることによ
り、注目度の高いディスプレイ装置として好適に使用す
ることができる。この場合、請求項7や請求項8のよう
に透明部材が配設されている場合には、回転偏光板もし
くは可動偏光シート材と第一面板の偏光部と第二面板の
偏光部との組み合わせのもとで得られるキャラクター表
示パターン以外にも、様々な光干渉縞や色変化を醸成す
ることができるので、目視される変化パターンにさらな
る多様性を付与しながら興趣に富むキャラクターを表示
することができる。
【0079】また、請求項6に係る発明において、請求
項9や請求項10のように回転駆動軸と回転従動軸とで
可動偏光シート材を往復移動させる場合には、上下と左
右とのいずれの方向にも往復させることができるので、
それだけキャラクター表現上の制約や設置場所の制約を
少なくすることができる。
【0080】特に、請求項11や請求項12のように可
動偏光シート材の下側部を加重させて垂設してある場合
には、回転駆動軸のみで可動偏光シート材を上下方向に
往復移動させることができるので、内部構造を簡素化し
てコストの低減と保守の簡易化とに寄与させることがで
きる。
【0081】さらに、請求項6に係る発明において、請
求項13や請求項14のように可動偏光シート材を左右
もしくは上下に周回移動させる場合には、両面に第一面
板と第二面板とをそれぞれ設置することにより、双方向
からキャラクターの変化する様を目視することができる
ので、効率的なキャラクター表現媒体として好適に用い
ることができるほか、看者に対する訴求力もそれだけ強
いものとすることができる。
【0082】特に、請求項15のように回転従動軸の側
に移動方向での外方へと向かう引張力を付与してある場
合には、可動偏光シート材に弛みを生じさせることな
く、より円滑に周回移動させることができる。
【0083】なお、第1の発明と第2の発明とを含む本
発明において、装置自体は、表示面に対し光源に由来し
て発生する影が投影されるのを一掃しながらも、その奥
行きを短くして薄型化を実現することができるので、ス
ペース上の制約を少なくして自由に設置することができ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の発明についての概略構成
例を示す説明図である。
【図2】第1の発明についての好ましい実施の形態を具
現化して例示する説明図である。
【図3】第1の発明により得られる表示パターンの一例
を(イ)と(ロ)として変化の状態の別により示す説明
図である。
【図4】第1の発明により得られる表示パターンの他例
を(イ)と(ロ)として変化の状態の別により示す説明
図である。
【図5】第1の発明により得られる表示パターンのさら
なる他例を(イ)と(ロ)として変化の状態の別により
示す説明図である。
【図6】第2の発明のうち、左右往復動方式についての
実施例を示す説明図である。
【図7】図6における駆動部分についての内部構造を示
す要部説明図である。
【図8】第2の発明により得られる表示パターンの他例
を(イ)〜(ハ)として変化の状態の別により示す説明
図である。
【図9】第2の発明のうち、上下往復動方式についての
実施例の要部説明図である。
【図10】図9の実施例における可動偏光シート材の移
動状態を示す説明図である。
【図11】第2の発明のうち、横方向への無端移動方式
についての実施例を示す要部説明図である。
【図12】図11に対応させた概略要部構成例を示す説
明図である。
【図13】従来からあるディスプレイ装置の概略構成の
一例を示す説明図である。
【図14】従来からあるディスプレイ装置の一例を示す
要部説明図である。
【図15】図14の要部を分解して示す説明図である。
【符号の説明】
11,31 ケーシング 11a,31a 背側フレーム 31b 上側フレーム 31c 下側フレーム 12,32 光源 13 回転偏光板 14 散光板 15 スモーク偏光シート 16 モータ 17 回転軸 18 透明固着材 19 基端部 20 先端部 20a 先端面 21 テーパー部 23,43 第一面板 24,44 透明板材 24a,44a 前面 25,45 偏光部 27,47 第二面板 28,48 透明板材 28a,48a 背面 29,49 偏光部 30,50 表示面 30a,50a キャラクター 33 可動偏光シート材 33a 一側部 33b 他側部 33c 上側部 33d 下側部 34 散光基材 35 スモーク偏光シート 35a 横軸偏光面 35b 縦軸偏光面 36 回転駆動軸 37 回転従動軸 38,39 回転支軸 51 駆動ローラー部 52 モータ 52a 回転軸 53 一側支軸部 54 ナット 55 他側支軸部 56 非円形部材 57 支持部材 58 止着部材 59 従動ローラー部 60 一側支軸部 61 軸受け 61a 孔部 62 位置検出手段 63 一側ローラー部 64 他側ローラー部 65 ベルト材 66,67 リミットスイッチ 68 当接片 69 固定片 70 止着材 71 支腕材 72 捩り弾性材 72a 一端部 72b 他端部 73 掛止材 75 透明板材 76 ガイド枠 77 当接片 81 回転駆動軸 81a 一側支軸部 81b 他側支軸部 82 回転従動軸 82a 一側支軸部 82b 他側支軸部 83 駆動ローラー部 84 従動ローラー部 85 弾性引張部材 86 長孔 H 看者

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、散光板の前面にスモーク偏光シ
    ートを覆設して前記光源の前方での対面回転を自在に配
    置される回転偏光板と、透明板材の適宜の一側面部位に
    偏光部を備えて前記回転偏光板の前方に対向配置される
    第一面板と、該第一面板が備える偏光部とは光吸収軸の
    軸方向を90度異ならせた偏光部を透明板材の一側面部
    位に備えてその前方に対向配置される第二面板とを少な
    くとも備え、第一面板の偏光部は、適宜の色付きキャラ
    クター形状を付与して透明板材に配設し、第二面板の偏
    光部は、第一面板の偏光部が呈する色付きキャラクター
    形状とは非同一の色付きキャラクター形状を付与して透
    明板材に配設し、前記光源が発する光を回転する回転偏
    光板と第一面板と第二面板とを通過させて第二面板の外
    表面側に位置する表示面に到達させることにより、経時
    的に変化する色付きキャラクター形状の表示を自在とし
    たことを特徴とする汎用ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 回転偏光板と第一面板との間には、該第
    一面板との関係で光の干渉縞を形成し得る透明部材を配
    設したことを特徴とする請求項1記載の汎用ディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 第一面板と第二面板との間には、第一面
    板もしくは第二面板との関係で光の干渉縞を形成し得る
    透明部材を配設したことを特徴とする請求項1または2
    記載の汎用ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記回転偏光板は、その面央に位置させ
    た回転軸に基端部を連結させた透明固着材をその平坦な
    円形を呈する先端面を接合固着することにより回転自在
    としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の汎用ディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記透明固着材は、少なくともその先端
    部の側に前記先端面に向かって裾広がり状に拡開するテ
    ーパー部を設けて形成したことを特徴とする請求項4記
    載の汎用ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 光源と、シート状の散光基材の表面にス
    モーク偏光シートを覆設して前記光源の外方での対面移
    動を自在に配置される可動偏光シート材と、透明板材の
    適宜の一側面部位に可動偏光シート材の移動方向と平行
    もしくは直交する方向での光吸収軸を有する偏光部を備
    えて前記可動偏光シート材の外方に対向配置される第一
    面板と、該第一面板が備える偏光部とは光吸収軸の軸方
    向を90度異ならせた偏光部を透明板材の一側面部位に
    備えてその外方に対向配置される第二面板とを少なくと
    も備え、前記スモーク偏光シートは、移動方向に平行す
    る方向での光吸収軸を備えるスモーク偏光面と、移動方
    向とは直交する方向での光吸収軸を備えるスモーク偏光
    面とが交互に現れるように散光基材に分割配置し、第一
    面板の偏光部は、適宜の色付きキャラクター形状を付与
    して透明板材に配設し、第二面板の偏光部は、第一面板
    の偏光部が呈する色付きキャラクター形状とは非同一の
    色付きキャラクター形状を付与して透明板材に配設し、
    前記光源が発する光を横移動する可動偏光シート材と、
    第一面板と第二面板とを通過させて第二面板の外表面側
    に位置する表示面に到達させることにより、経時的に変
    化する色付きキャラクター形状の表示を自在としたこと
    を特徴とする汎用ディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 可動偏光シート材と第一面板との間に
    は、該第一面板との関係で光の干渉縞を形成し得る透明
    部材を配設したことを特徴とする請求項6記載の汎用デ
    ィスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 第一面板と第二面板との間には、第一面
    板もしくは第二面板との関係で光の干渉縞を形成し得る
    透明部材を配設したことを特徴とする請求項6または7
    記載の汎用ディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記可動偏光シート材は、離間配置させ
    た回転駆動軸と回転従動軸とに支持させることにより、
    往復移動を自在に配設したことを特徴とする請求項6な
    いし8のいずれかに記載の汎用ディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 前記回転駆動軸を、可動偏光シート材
    を案内する駆動ローラー部と、該駆動ローラー部の一側
    端部に内蔵させてその回転軸を一側支軸部として突出さ
    せたモータと、駆動ローラー部の他側端部に突出させた
    他側支軸部とで形成し、前記回転従動軸を、可動偏光シ
    ート材を案内する従動ローラー部と、該従動ローラー部
    の一側端部に突設した一側支軸部と、従動ローラー部の
    他側部に連結させた軸受け部とで形成し、前記回転駆動
    軸は、一側支軸部と他側支軸部とを対応部位に位置する
    ケーシングの側にそれぞれ固着して駆動ローラー部の正
    逆回転を自在に配設するとともに、前記回転従動軸は、
    あらかじめ定めてある可動偏光シート材の移動量に基づ
    いて前記モータの正逆回転を駆動制御する位置検出手段
    と、前記モータが可動偏光シート材を送り出す方向に駆
    動制御された際、駆動ローラー部の回転に応じて可動偏
    光シート材を自動的に巻き取る回転力を従動ローラー部
    に付与する捩り弾性材とを備えて対応部位に位置するケ
    ーシングの側に前記軸受け部を介して回転自在に配設し
    たことを特徴とする請求項9記載の汎用ディスプレイ装
    置。
  11. 【請求項11】 前記可動偏光シート材は、横倒させた
    回転駆動軸にその上側部を止着し下側部を加重して垂設
    することにより、上下方向への往復移動を自在に配置し
    たことを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載
    の汎用ディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記回転駆動軸を、可動偏光シート材
    を案内する駆動ローラー部と、該駆動ローラー部の一側
    端部に内蔵させてその回転軸を一側支軸部として突出さ
    せたモータと、駆動ローラー部の他側端部に突出させた
    他側支軸部とで形成し、前記可動偏光シート材の下側部
    への加重は、可動偏光シート材の下側部の裏面領域に透
    明板材を添着して付与するとともに、一側支軸部と他側
    支軸部とを対応部位に位置するケーシングの側にそれぞ
    れ固着して正逆回転を自在に配設される駆動ローラー部
    は、あらかじめ定めてある可動偏光シート材の移動量に
    基づいて前記モータの正逆回転を駆動制御する位置検出
    手段を介してその回転を制御自在としたことを特徴とす
    る請求項11記載の汎用ディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】 前記可動偏光シート材は、離間配置さ
    せた回転駆動軸と回転従動軸とに無端ベルト状に支持さ
    せて周回移動を自在に配設したことを特徴とする請求項
    6ないし8のいずれかに記載の汎用ディスプレイ装置。
  14. 【請求項14】 前記回転駆動軸は、可動偏光シート材
    を案内する駆動ローラー部と、該駆動ローラー部の一側
    端部に内蔵させてその回転軸を一側支軸部として突出さ
    せたモータと、駆動ローラー部の他側端部に突出させた
    他側支軸部とで形成し、前記回転従動軸は、可動偏光シ
    ート材を案内する従動ローラー部と、該従動ローラー部
    の上側端部に突設した上側支軸部と下側端部に突設した
    下側支軸部とで形成したことを特徴とする請求項13記
    載の汎用ディスプレイ装置。
  15. 【請求項15】 前記回転従動軸における上側支軸部と
    下側支軸部とは、可動偏光シート材を駆動ローラー部と
    従動ローラー部との間で張力を保持させて支持すべく、
    移動方向での外向へと向かう引張力を付与してケーシン
    グの側に配設し、可動偏光シート材の周回移動を自在と
    したことを特徴とする請求項14記載の汎用ディスプレ
    イ装置。
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