JPH1067781A - 新規なコウジ酸誘導体、並びに脱色素化剤としてのその用途 - Google Patents
新規なコウジ酸誘導体、並びに脱色素化剤としてのその用途Info
- Publication number
- JPH1067781A JPH1067781A JP9190210A JP19021097A JPH1067781A JP H1067781 A JPH1067781 A JP H1067781A JP 9190210 A JP9190210 A JP 9190210A JP 19021097 A JP19021097 A JP 19021097A JP H1067781 A JPH1067781 A JP H1067781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- skin
- oxothiazolidine
- kojic acid
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D417/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
- C07D417/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
- C07D417/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/49—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/02—Preparations for care of the skin for chemically bleaching or whitening the skin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S424/00—Drug, bio-affecting and body treating compositions
- Y10S424/05—Stick
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組成物中で安定で、特に皮膚に適用する限り
は、皮膚に対して無毒性であり、不快な臭いがない、ヒ
トの皮膚用脱色素化および/または漂白剤を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、式: 【化1】 で表わされる新規なコウジ酸誘導体、並びに、ヒトの皮
膚用脱色素化および/または漂白剤としての、局所適用
用組成物への用途を提供する。
は、皮膚に対して無毒性であり、不快な臭いがない、ヒ
トの皮膚用脱色素化および/または漂白剤を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、式: 【化1】 で表わされる新規なコウジ酸誘導体、並びに、ヒトの皮
膚用脱色素化および/または漂白剤としての、局所適用
用組成物への用途を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なコウジ酸誘
導体、および、局所適用用化粧品中へのヒトの皮膚の脱
色素化および/または漂白化剤としての該コウジ酸誘導
体の用途に関する。
導体、および、局所適用用化粧品中へのヒトの皮膚の脱
色素化および/または漂白化剤としての該コウジ酸誘導
体の用途に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】皮膚
の色は、種々の異なる要因、特に季節、人種、および性
別に依存しており、主に、メラノシトにより製造される
メラニンの濃度によって定められるものである。さら
に、人生における様々な時期に、皮膚、特に手に、暗い
および/または着色した斑点ができ、皮膚が不均一にな
る場合がある。これらの斑点はまた、皮膚表面のケラチ
ノシトにおける大量のメラニンによるものである。
の色は、種々の異なる要因、特に季節、人種、および性
別に依存しており、主に、メラノシトにより製造される
メラニンの濃度によって定められるものである。さら
に、人生における様々な時期に、皮膚、特に手に、暗い
および/または着色した斑点ができ、皮膚が不均一にな
る場合がある。これらの斑点はまた、皮膚表面のケラチ
ノシトにおける大量のメラニンによるものである。
【0003】この数年間、メラニンの細胞内生化学合成
における少なくともある1点に作用させることによっ
て、皮膚を脱色素化するまたは漂白するために、メラニ
ンの製造を減少させる、および/または、減速させる研
究が行われてきた。
における少なくともある1点に作用させることによっ
て、皮膚を脱色素化するまたは漂白するために、メラニ
ンの製造を減少させる、および/または、減速させる研
究が行われてきた。
【0004】したがって、長年、種々の分子が、脱色素
化または漂白化剤として、既に使用され、テストされて
いる。
化または漂白化剤として、既に使用され、テストされて
いる。
【0005】皮膚の色素形成メカニズム、すなわちメラ
ニンの形成は、特に複雑であり、主に以下の工程を含有
するものである。
ニンの形成は、特に複雑であり、主に以下の工程を含有
するものである。
【0006】チロシン −−> ドーパ −−> ドー
パキノン −−> ドーパクローム−−> メラニン
パキノン −−> ドーパクローム−−> メラニン
【0007】チロシナーゼは、該反応に含有される必須
酵素である。特にチロシナーゼは、チロシンのドーパ
(ジヒドロキシフェニルアラニン)への変換反応と、ド
ーパからドーパキノンへの変換反応とを触媒する。チロ
シナーゼは、ある生物学的ファクターの作用下、成熟状
態においてのみ作用する。
酵素である。特にチロシナーゼは、チロシンのドーパ
(ジヒドロキシフェニルアラニン)への変換反応と、ド
ーパからドーパキノンへの変換反応とを触媒する。チロ
シナーゼは、ある生物学的ファクターの作用下、成熟状
態においてのみ作用する。
【0008】ある物質が、メラニン形成が起こる表皮メ
ラノシトの生存度に直接作用する場合、および/また
は、メラニン形成に含有される酵素の1つを抑制するこ
とによって、または、メラニン合成鎖における化学化合
物の1つの構造類似体として入り込ませることによっ
て、(該鎖がブロックされて脱色素化が起こり)メラニ
ンの生合成の1つの工程を妨害する場合、脱色素化する
と認識されるものである。脱色素化剤として組成物中に
最も一般的に使用される物質は、特に、ビタミンC、ビ
タミンC誘導体、またはビタミンE誘導体、アルブチン、
ヒドロキノン、コウジ酸、胎盤誘導体、およびグルタチ
オンおよびその誘導体である。
ラノシトの生存度に直接作用する場合、および/また
は、メラニン形成に含有される酵素の1つを抑制するこ
とによって、または、メラニン合成鎖における化学化合
物の1つの構造類似体として入り込ませることによっ
て、(該鎖がブロックされて脱色素化が起こり)メラニ
ンの生合成の1つの工程を妨害する場合、脱色素化する
と認識されるものである。脱色素化剤として組成物中に
最も一般的に使用される物質は、特に、ビタミンC、ビ
タミンC誘導体、またはビタミンE誘導体、アルブチン、
ヒドロキノン、コウジ酸、胎盤誘導体、およびグルタチ
オンおよびその誘導体である。
【0009】これらの化合物は、メラニンの合成に含有
させる酵素、チロシナーゼの活性およびまたは合成に作
用するとして、または形成されたメラニンの量を減少さ
せるとして、または、ケラチノシトを経由したメラニン
の除去を刺激するとして知られている。しかしながら、
ヒドロキノンの場合には毒性があり、ビタミンC及びコ
ウジ酸の場合には溶液中で不安定であって、組成物にす
るのに複雑であり、または、グルタチオンに関しては、
不快な臭い、特にサルファ臭を有し、したがって、使用
が制限されてしまうものである。さらに、これらの化合
物は数が少ないものである。
させる酵素、チロシナーゼの活性およびまたは合成に作
用するとして、または形成されたメラニンの量を減少さ
せるとして、または、ケラチノシトを経由したメラニン
の除去を刺激するとして知られている。しかしながら、
ヒドロキノンの場合には毒性があり、ビタミンC及びコ
ウジ酸の場合には溶液中で不安定であって、組成物にす
るのに複雑であり、または、グルタチオンに関しては、
不快な臭い、特にサルファ臭を有し、したがって、使用
が制限されてしまうものである。さらに、これらの化合
物は数が少ないものである。
【0010】したがって、上記欠点がなく、公知の薬剤
と同等の効果を有する新規な皮膚漂白剤、すなわち、組
成物中で安定で、特に皮膚に適用する限りは、皮膚に対
して無毒性であり、不快な臭いがない漂白剤が求められ
ている。
と同等の効果を有する新規な皮膚漂白剤、すなわち、組
成物中で安定で、特に皮膚に適用する限りは、皮膚に対
して無毒性であり、不快な臭いがない漂白剤が求められ
ている。
【0011】出願人は予想しないことに、毒性がなく、
皮膚の色素沈着及び斑点に作用可能である、メラニン合
成を抑制する特性を有するコウジ酸から誘導された化合
物を見い出した。
皮膚の色素沈着及び斑点に作用可能である、メラニン合
成を抑制する特性を有するコウジ酸から誘導された化合
物を見い出した。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明の主題は、式(I):
本発明の主題は、式(I):
【0013】
【化2】
【0014】で表わされる5−ヒドロキシ−4−オキソ
−4H−ピラン−2−イルメチル−2−オキソチアゾリ
ジン−4−カルボキシラート、または、その薬学的に許
容される塩に関する。
−4H−ピラン−2−イルメチル−2−オキソチアゾリ
ジン−4−カルボキシラート、または、その薬学的に許
容される塩に関する。
【0015】上記化合物は、コウジ酸と2−オキソチア
ゾリジン−4−カルボン酸とを反応させることによって
得られる。該塩は、式(I)の化合物を、無機または有
機の酸または塩基、たとえば、塩酸、酢酸、水酸化ナト
リウムまたはトリエタノールアミンと反応させることに
よって得られる。
ゾリジン−4−カルボン酸とを反応させることによって
得られる。該塩は、式(I)の化合物を、無機または有
機の酸または塩基、たとえば、塩酸、酢酸、水酸化ナト
リウムまたはトリエタノールアミンと反応させることに
よって得られる。
【0016】出願人は驚くべきことに、該化合物はコウ
ジ酸の脱色素化活性よりも良い活性を有するという優位
点を有すると同時に、上記欠点を示さないことを見い出
した。
ジ酸の脱色素化活性よりも良い活性を有するという優位
点を有すると同時に、上記欠点を示さないことを見い出
した。
【0017】本発明の主題はまた、式(I)の化合物の
調製方法にも関し、該方法は、コウジ酸のアルコール官
能基をL−2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸で
エステル化することを特徴とする。
調製方法にも関し、該方法は、コウジ酸のアルコール官
能基をL−2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸で
エステル化することを特徴とする。
【0018】特に、上記調製方法は、コウジ酸のブロモ
誘導体を調製し、該ブロモ誘導体をL−2−オキソチア
ゾリジン−4−カルボン酸と反応させることからなる。
誘導体を調製し、該ブロモ誘導体をL−2−オキソチア
ゾリジン−4−カルボン酸と反応させることからなる。
【0019】上記調製方法はより詳細には、 −酸性媒体中に溶解したコウジ酸を臭酸と混合し、該反
応混合物を加熱し、冷却してろ過し; −炭酸カリウムの存在下、得られたブロモ誘導体をL−
2−オキソチアゾリジン −4−カルボン酸と反応させ; −該反応混合物を加熱し、冷却してろ過することからな
る。
応混合物を加熱し、冷却してろ過し; −炭酸カリウムの存在下、得られたブロモ誘導体をL−
2−オキソチアゾリジン −4−カルボン酸と反応させ; −該反応混合物を加熱し、冷却してろ過することからな
る。
【0020】式(I)の化合物の調製方法は、一般的に
は以下の反応式で表わされる。 第1工程:第1工程中、硫酸に溶解したコウジ酸を、以
下の反応式にしたがって臭酸と反応させる。
は以下の反応式で表わされる。 第1工程:第1工程中、硫酸に溶解したコウジ酸を、以
下の反応式にしたがって臭酸と反応させる。
【0021】
【化3】
【0022】5gのコウジ酸を15mlの濃硫酸に溶解す
る。氷水浴によって、発熱を制御する。20mlの48%
HBrをゆっくり添加する。オレンジ色のガスがでる。該
混合物を次いで70℃で18時間加熱する。
る。氷水浴によって、発熱を制御する。20mlの48%
HBrをゆっくり添加する。オレンジ色のガスがでる。該
混合物を次いで70℃で18時間加熱する。
【0023】反応を約40℃まで冷却し、媒体を次いで
110gの氷と水の混合物中に注ぐ。幾分茶色の生成物
が沈殿する。1時間攪拌後、該混合物をシンターロート
でろ過し、得られた固体を10mlの水で洗浄する。得ら
れた生成物を50℃でデシケーター中、真空下、乾燥す
ると、6.7gの明茶色の固体が回収される。収率(粗
生成物)=93%。
110gの氷と水の混合物中に注ぐ。幾分茶色の生成物
が沈殿する。1時間攪拌後、該混合物をシンターロート
でろ過し、得られた固体を10mlの水で洗浄する。得ら
れた生成物を50℃でデシケーター中、真空下、乾燥す
ると、6.7gの明茶色の固体が回収される。収率(粗
生成物)=93%。
【0024】生成物は、精製することなく、または、熱
水中に再スラリー化して精製(TLC:Rf=0.7、溶出
系:ジクロロメタン(9)/メタノール(1))し、次
ぎの反応に使用する。
水中に再スラリー化して精製(TLC:Rf=0.7、溶出
系:ジクロロメタン(9)/メタノール(1))し、次
ぎの反応に使用する。
【0025】得られた生成物の1H NMRは、良い一致を
示す。
示す。
【0026】第2工程:第2工程では、第1工程で得ら
れた生成物を、L−2−オキソチアゾリジン−4−カル
ボン酸と反応させる。
れた生成物を、L−2−オキソチアゾリジン−4−カル
ボン酸と反応させる。
【0027】
【化4】
【0028】10mlの無水DMF中の2−オキソチアゾリ
ジン−4−カルボン酸、20.4mmolを50mlの反応容
器にいれる。0.5当量の炭酸カリウムと該混合物を8
0℃で20分間加熱する。第1工程で単離したブロモ誘
導体、21.4mmolを次いで添加する。塩が直ちに沈殿
する。3時間反応させた後、不溶物を除去するために、
混合物をろ過し、乾燥するまで濃縮すると、ゴムが得ら
れる、該ゴムを100mlの水に取り込み、1時間、攪拌
して、シンターロートでろ過する。得られた固体を50
℃で真空下、デシケーター中で乾燥する。得られた質
量:2g。収率(粗生成物):36%。
ジン−4−カルボン酸、20.4mmolを50mlの反応容
器にいれる。0.5当量の炭酸カリウムと該混合物を8
0℃で20分間加熱する。第1工程で単離したブロモ誘
導体、21.4mmolを次いで添加する。塩が直ちに沈殿
する。3時間反応させた後、不溶物を除去するために、
混合物をろ過し、乾燥するまで濃縮すると、ゴムが得ら
れる、該ゴムを100mlの水に取り込み、1時間、攪拌
して、シンターロートでろ過する。得られた固体を50
℃で真空下、デシケーター中で乾燥する。得られた質
量:2g。収率(粗生成物):36%。
【0029】固体を、25mlの熱メタノール中に再スラ
リー化する。該混合物を1時間、還流し、室温まで冷却
する。シンターロートでろ過し、固体を50℃で真空
下、デシケーター中で乾燥する。回収質量:0.8g。
収率=15%。
リー化する。該混合物を1時間、還流し、室温まで冷却
する。シンターロートでろ過し、固体を50℃で真空
下、デシケーター中で乾燥する。回収質量:0.8g。
収率=15%。
【0030】得られた生成物の1H NMRは、良い一致を
示す。
示す。
【0031】得られた生成物の元素分析は以下のような
ものである。 C H N O S (%) 理論値:44.28 3.34 5.16 35.39 11.82 測定値:44.24 3.39 5.17 34.53 11.32
ものである。 C H N O S (%) 理論値:44.28 3.34 5.16 35.39 11.82 測定値:44.24 3.39 5.17 34.53 11.32
【0032】上記したように、該製造方法は任意に塩の
調製工程を含有してもよい。さらに、テストは、式
(I)の化合物のチロシナーゼインヒビタとしての活性
を、ヒトメラノシトチロシナーゼのドーパオキシダーゼ
活性における効果を評価することによって例証した。
調製工程を含有してもよい。さらに、テストは、式
(I)の化合物のチロシナーゼインヒビタとしての活性
を、ヒトメラノシトチロシナーゼのドーパオキシダーゼ
活性における効果を評価することによって例証した。
【0033】ヒトメラノシトを調製し、培養して、次い
で異なった濃度を有するエステル(0.1mM、0.2m
M、0.3mMおよび0.6mM)を含有する培地に導入し
た。
で異なった濃度を有するエステル(0.1mM、0.2m
M、0.3mMおよび0.6mM)を含有する培地に導入し
た。
【0034】3日後、メラノシトを、トリプシン/0.
05%EDTA/0.02%のリン酸緩衝液中(50mM、pH
6.8)の混合物中に”トリプシン化”し、1%(w/
v)トリトンX−100を含有するリン酸緩衝液中で3回
洗浄し、超音波処理した。遠心分離後、サンプルをと
り、5mMのL−ドーパ(リン酸緩衝液中)と混合した。
チロシナーゼ活性を、5mMのドーパからドーパクローム
形成による475nmでの吸収増加を測定することによっ
て、分光分析によって評価した。吸収を、60分間、2
5℃でマイクロプレートリーダーで読み取った。
05%EDTA/0.02%のリン酸緩衝液中(50mM、pH
6.8)の混合物中に”トリプシン化”し、1%(w/
v)トリトンX−100を含有するリン酸緩衝液中で3回
洗浄し、超音波処理した。遠心分離後、サンプルをと
り、5mMのL−ドーパ(リン酸緩衝液中)と混合した。
チロシナーゼ活性を、5mMのドーパからドーパクローム
形成による475nmでの吸収増加を測定することによっ
て、分光分析によって評価した。吸収を、60分間、2
5℃でマイクロプレートリーダーで読み取った。
【0035】細胞チロシナーゼの活性を、販売されてい
るチロシナーゼを用いて調製した標準範囲に対して測定
する。
るチロシナーゼを用いて調製した標準範囲に対して測定
する。
【0036】IC50の値、すなわち、メラニン生成を5
0%抑制するのに必要な活性成分の濃度を測定する。5
−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2−イルメ
チル−2−オキソチアゾリジン−4−カルボキシラート
の場合は、該IC50の値は、0.2から0.3mMであ
り、これに対して、コウジ酸の場合は、1から2mMであ
る。
0%抑制するのに必要な活性成分の濃度を測定する。5
−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2−イルメ
チル−2−オキソチアゾリジン−4−カルボキシラート
の場合は、該IC50の値は、0.2から0.3mMであ
り、これに対して、コウジ酸の場合は、1から2mMであ
る。
【0037】したがって、本発明による化合物はコウジ
酸よりもより活性がある。本発明の主題はまた、上記式
(I)の化合物を含有する組成物に関する。
酸よりもより活性がある。本発明の主題はまた、上記式
(I)の化合物を含有する組成物に関する。
【0038】本発明の好ましい実施態様によれば、該組
成物は生理学的に許容される塩、すなわち、皮膚、頭
皮、および髪と適合するものを含有し、特に、化粧品お
よび/または皮膚用、特に局所適用用の漂白および/ま
たは脱色素化組成物をなすものである。
成物は生理学的に許容される塩、すなわち、皮膚、頭
皮、および髪と適合するものを含有し、特に、化粧品お
よび/または皮膚用、特に局所適用用の漂白および/ま
たは脱色素化組成物をなすものである。
【0039】本発明の主題はまた、上記式(I)の化合
物の、ヒトの皮膚用脱色素化および/または漂白剤とし
ての用途に関する。
物の、ヒトの皮膚用脱色素化および/または漂白剤とし
ての用途に関する。
【0040】本発明の主題はまた、上記式(I)の化合
物の、医薬品としての用途に関する。
物の、医薬品としての用途に関する。
【0041】本発明の主題はまた、上記式(I)の化合
物の、ヒトの皮膚を脱色素化および/または漂白するた
めの皮膚用組成物の調製用への用途に関する。
物の、ヒトの皮膚を脱色素化および/または漂白するた
めの皮膚用組成物の調製用への用途に関する。
【0042】本発明の主題はまた、生理学的に許容され
る媒体中の上記式(I)の化合物を、ヒトの皮膚に適用
することからなることを特徴とする、治療ではない、美
容および/または皮膚用処理方法に関する。
る媒体中の上記式(I)の化合物を、ヒトの皮膚に適用
することからなることを特徴とする、治療ではない、美
容および/または皮膚用処理方法に関する。
【0043】最後に、本発明の主題はまた、生理学的に
許容される媒体中の上記式(I)の化合物を、ヒトの皮
膚に適用することからなることを特徴とする、治療では
ない、脱色素化および/または漂白するための美容およ
び/または皮膚用処理方法に関する。
許容される媒体中の上記式(I)の化合物を、ヒトの皮
膚に適用することからなることを特徴とする、治療では
ない、脱色素化および/または漂白するための美容およ
び/または皮膚用処理方法に関する。
【0044】5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラ
ン−2−イルメチル−2−オキソチアゾリジン−4−カ
ルボキシラートまたはその塩が、組成物の全重量に対し
て、0.01から10%までの範囲の量で、好ましくは
0.1から5%までの範囲の量で存在可能である。
ン−2−イルメチル−2−オキソチアゾリジン−4−カ
ルボキシラートまたはその塩が、組成物の全重量に対し
て、0.01から10%までの範囲の量で、好ましくは
0.1から5%までの範囲の量で存在可能である。
【0045】本発明による組成物は、局所適用用として
通常使用されている種々の薬剤形態であってよく、特
に、水溶液、水−アルコール溶液、油溶液、水中油形ま
たは油中水形エマルション、または、マルチプルエマル
ション、水性または油性ゲル、液状、パースト状、また
は固形無水プロダクト、イオン性および/または非イオ
ン性タイプの脂質小胞体、または、ナノ球体およびナノ
カプセル等のポリマーナノ粒子であってもよい球体の形
態で提供可能である。
通常使用されている種々の薬剤形態であってよく、特
に、水溶液、水−アルコール溶液、油溶液、水中油形ま
たは油中水形エマルション、または、マルチプルエマル
ション、水性または油性ゲル、液状、パースト状、また
は固形無水プロダクト、イオン性および/または非イオ
ン性タイプの脂質小胞体、または、ナノ球体およびナノ
カプセル等のポリマーナノ粒子であってもよい球体の形
態で提供可能である。
【0046】該組成物は、比較的流動性があってもよ
く、白色または着色したクリーム、軟膏、ミルク、ロー
ション、シーラム、ペースト、またはフォームの外観で
あってもよい。また、任意にアエロゾル形態で皮膚に適
用されてもよい。また、固形、たとえば、スティック形
態であってもよい。本発明による組成物は、ケアプロダ
クトおよび/またはメークアッププロダクトとして使用
可能である。
く、白色または着色したクリーム、軟膏、ミルク、ロー
ション、シーラム、ペースト、またはフォームの外観で
あってもよい。また、任意にアエロゾル形態で皮膚に適
用されてもよい。また、固形、たとえば、スティック形
態であってもよい。本発明による組成物は、ケアプロダ
クトおよび/またはメークアッププロダクトとして使用
可能である。
【0047】本発明による組成物は、化粧品または皮膚
用製品分野において通常使用される種々の成分を、通常
の濃度で含有可能である。該成分としては、特に、脂肪
物質、防腐剤、ビタミン、ゲル化剤、香料、界面活性
剤、水、酸化防止剤、充填剤、遮蔽剤、湿潤剤、および
これらの混合物から選択される。
用製品分野において通常使用される種々の成分を、通常
の濃度で含有可能である。該成分としては、特に、脂肪
物質、防腐剤、ビタミン、ゲル化剤、香料、界面活性
剤、水、酸化防止剤、充填剤、遮蔽剤、湿潤剤、および
これらの混合物から選択される。
【0048】本発明において使用可能な脂肪物質として
は、動物由来の油、植物由来の油(ホホバ油)、鉱油
(液状ワセリン)、合成油(パルミチン酸イソプロピ
ル)、シリコーン油(シクロペンタジメチルシロキサ
ン)、およびフッ化油が挙げられる。脂肪アルコール
(ステアリルアルコール)、脂肪酸、およびワックスも
使用可能である。
は、動物由来の油、植物由来の油(ホホバ油)、鉱油
(液状ワセリン)、合成油(パルミチン酸イソプロピ
ル)、シリコーン油(シクロペンタジメチルシロキサ
ン)、およびフッ化油が挙げられる。脂肪アルコール
(ステアリルアルコール)、脂肪酸、およびワックスも
使用可能である。
【0049】本発明において使用可能な界面活性剤とし
ては、たとえば、ステアリン酸ナトリウム等の脂肪酸エ
ステル、および、ポリエチレングリコールステアラート
等のポリエチレングリコールの脂肪酸エステルが挙げら
れる。
ては、たとえば、ステアリン酸ナトリウム等の脂肪酸エ
ステル、および、ポリエチレングリコールステアラート
等のポリエチレングリコールの脂肪酸エステルが挙げら
れる。
【0050】本発明を以下に実施例を挙げて詳細に説明
する。濃度は、重量%で表わされる。
する。濃度は、重量%で表わされる。
【0051】
実施例1 フェース用漂白クリーム −5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2−イルメチル−2−オキソ チアゾリジン−4−カルボキシラート 1% −ステアリン酸ナトリウム 3% −液状ワセリン 6% −防腐剤 1% −シクロペンタジメチルシロキサン 2% −ステアリルアルコール 1% −香料 1% −水 合計 100%
【0052】得られたクリームを毎日適用すると、皮膚
を漂白することが可能である。
を漂白することが可能である。
【0053】実施例2 ボディ用漂白クリーム −5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2−イルメチル−2−オキソ チアゾリジン−4−カルボキシラート 2.5% −ホホバ油 13% −サイポールワックス 6% −パルミチン酸イソプロピル 2% −プロピレングリコール=ステアラート 3% −グリセロール(湿潤剤) 15% −防腐剤 0.5% −香料 1% −水 合計 100%
【0054】得られたクリームは、毎日適用可能であ
り、皮膚を脱色素化するのに適当である。
り、皮膚を脱色素化するのに適当である。
Claims (17)
- 【請求項1】 式(I): 【化1】 で表わされる5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラ
ン−2−イルメチル−2−オキソチアゾリジン−4−カ
ルボキシラート、または、その薬学的に許容される塩。 - 【請求項2】 請求項1に記載の化合物を含有すること
を特徴とする組成物。 - 【請求項3】 生理学的に許容される媒体をさらに含有
することを特徴とする、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 局所適用用組成物であることを特徴とす
る、請求項2または3に記載の組成物。 - 【請求項5】 式(I)の化合物が、組成物の全重量に
対して、0.01から10%までの範囲の量で存在する
ことを特徴とする、請求項2ないし4のいずれか1項に
記載の組成物。 - 【請求項6】 脂肪物質、防腐剤、ビタミン、ゲル化
剤、香料、界面活性剤、水、酸化防止剤、充填剤、遮蔽
剤、湿潤剤、およびこれらの混合物から選択される少な
くとも1つの成分を含有することを特徴とする、請求項
2ないし5のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 脂肪物質が、オイルおよびワックスから
選択されることを特徴とする、請求項6に記載の組成
物。 - 【請求項8】 界面活性剤が、ステアリン酸ナトリウム
およびポリエチレングリコールステアラートから選択さ
れることを特徴とする、請求項6または7に記載の組成
物。 - 【請求項9】 脱色素化または漂白化組成物であること
を特徴とする、請求項2ないし8のいずれか1項に記載
の組成物。 - 【請求項10】 ヒトの皮膚用脱色素化および/または
漂白化剤としての、化粧品組成物への、請求項1に記載
の化合物の用途。 - 【請求項11】 医薬品としての、請求項1に記載の化
合物の用途。 - 【請求項12】 ヒトの皮膚を脱色素化および/または
漂白化するための、皮膚用組成物の調製用への、請求項
1に記載の化合物の用途。 - 【請求項13】 生理学的に許容される媒体中の請求項
1に記載の化合物を皮膚に適用することを特徴とする、
美容処理方法。 - 【請求項14】 生理学的に許容される媒体中の請求項
1に記載の化合物を皮膚に適用することを特徴とする、
ヒトの皮膚の脱色素化または漂白化するための美容方
法。 - 【請求項15】 コウジ酸のアルコール官能基をL−2
−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸でエステル化す
ることを特徴とする、請求項1に記載の化合物の製造方
法。 - 【請求項16】 コウジ酸のブロモ誘導体を調製し、該
ブロモ誘導体をL−2−オキソチアゾリジン−4−カル
ボン酸と反応させることを特徴とする、請求項15に記
載の方法。 - 【請求項17】 −酸性媒体中に溶解したコウジ酸を臭
酸と混合し、該反応混合物を加熱し、冷却してろ過し; −炭酸カリウムの存在下、得られたブロモ誘導体をL−
2−オキソチアゾリジン −4−カルボン酸と反応させ; −該反応混合物を加熱し、冷却してろ過し; −任意に得られた化合物の塩を調製する ことからなることを特徴とする、請求項15または16
に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9609011 | 1996-07-18 | ||
FR9609011A FR2751331A1 (fr) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | Nouveau derive de l'acide kojique et son utilisation comme agent depigmentant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067781A true JPH1067781A (ja) | 1998-03-10 |
JP3034486B2 JP3034486B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=9494189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9190210A Expired - Fee Related JP3034486B2 (ja) | 1996-07-18 | 1997-07-15 | 新規なコウジ酸誘導体、並びに脱色素化剤としてのその用途 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5968487A (ja) |
EP (1) | EP0819692B1 (ja) |
JP (1) | JP3034486B2 (ja) |
KR (1) | KR100234563B1 (ja) |
CN (1) | CN1057090C (ja) |
AT (1) | ATE195520T1 (ja) |
AU (1) | AU691145B2 (ja) |
CA (1) | CA2210365C (ja) |
DE (1) | DE69702820T2 (ja) |
ES (1) | ES2151711T3 (ja) |
FR (1) | FR2751331A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456974B1 (ko) * | 2002-05-10 | 2004-11-10 | 주식회사 태평양 | 신규한 크로만 유도체 및 이의 제조방법, 및 이를함유하는 피부 외용제 조성물 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2778561B1 (fr) | 1998-05-14 | 2001-04-20 | Oreal | Azurants optiques comme agents blanchissants |
FR2816838B1 (fr) * | 2000-11-17 | 2004-12-03 | Oreal | Utilisation de derives de l'acide 2-oxothiazolidine- 4-carboxylique comme agents prodesquamants |
WO2002053562A1 (en) * | 2000-12-29 | 2002-07-11 | Pacific Corporation | Kojic acid derivative and preparation method thereof |
DE10104025B4 (de) * | 2001-01-31 | 2008-07-10 | Qiagen North American Holdings, Inc. | Verfahren zur Aufreinigung und anschließenden Amplifikation von Doppelstrang-DNA |
KR100482668B1 (ko) * | 2002-06-22 | 2005-04-13 | 주식회사 태평양 | 히드록시 피라논 유도체 및 이의 제조방법 |
US7270805B1 (en) * | 2006-03-30 | 2007-09-18 | Conopco, Inc. | Skin lightening agents, compositions and methods |
WO2008103926A1 (en) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Innlabs, Llc | Vitamin c preparation |
KR101623702B1 (ko) | 2014-10-20 | 2016-06-07 | 한밭대학교 산학협력단 | 신규한 코직산 컨쥬게이트 화합물 및 그의 용도 |
US10763727B2 (en) | 2016-08-30 | 2020-09-01 | Siemens Industry, Inc. | Heat exchanger for electric machines with double end to center cooling |
CN109369637B (zh) * | 2018-11-01 | 2021-04-06 | 湖南科技大学 | 一种含1,3,4-噻二唑新型曲酸衍生物及其应用 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122485A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-14 | Sansho Seiyaku Kk | コウジ酸誘導体及びこれを有効成分とする色白化粧料 |
JPS6133773A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 溶接開先追従方法 |
US5208249A (en) * | 1992-08-20 | 1993-05-04 | Clintec Nutrition Co. | Method for stimulating intracellular synthesis of glutathione using esters of L-2-oxothiazolidine-4-carboxylate |
JP3154834B2 (ja) * | 1992-10-23 | 2001-04-09 | 第一製薬株式会社 | チロシナーゼ阻害剤 |
EP0650725A1 (en) * | 1993-11-03 | 1995-05-03 | FREE RADICAL SCIENCES Inc | Compositions containing salts of L-2-oxothiazolidine-4-carboxylic acid and their use for stimulating intracellular glutathione |
FR2742658B1 (fr) * | 1995-12-22 | 1998-01-30 | Oreal | Utilisation de la procysteine comme agent depigmentant |
-
1996
- 1996-07-18 FR FR9609011A patent/FR2751331A1/fr not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-06-23 AT AT97401459T patent/ATE195520T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-06-23 DE DE69702820T patent/DE69702820T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-23 ES ES97401459T patent/ES2151711T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-23 EP EP97401459A patent/EP0819692B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-08 AU AU28510/97A patent/AU691145B2/en not_active Ceased
- 1997-07-15 JP JP9190210A patent/JP3034486B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-17 CA CA002210365A patent/CA2210365C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-18 US US08/897,058 patent/US5968487A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-18 CN CN97117450A patent/CN1057090C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-18 KR KR1019970033490A patent/KR100234563B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456974B1 (ko) * | 2002-05-10 | 2004-11-10 | 주식회사 태평양 | 신규한 크로만 유도체 및 이의 제조방법, 및 이를함유하는 피부 외용제 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR980009262A (ko) | 1998-04-30 |
JP3034486B2 (ja) | 2000-04-17 |
ATE195520T1 (de) | 2000-09-15 |
DE69702820T2 (de) | 2001-02-08 |
EP0819692A1 (fr) | 1998-01-21 |
EP0819692B1 (fr) | 2000-08-16 |
CA2210365C (fr) | 2003-01-07 |
DE69702820D1 (de) | 2000-09-21 |
CA2210365A1 (fr) | 1998-01-18 |
CN1057090C (zh) | 2000-10-04 |
US5968487A (en) | 1999-10-19 |
ES2151711T3 (es) | 2001-01-01 |
KR100234563B1 (ko) | 1999-12-15 |
FR2751331A1 (fr) | 1998-01-23 |
AU691145B2 (en) | 1998-05-07 |
CN1174194A (zh) | 1998-02-25 |
AU2851097A (en) | 1998-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3514775B2 (ja) | アミノフェノール誘導体およびその化粧品としての使用 | |
CN114533579B (zh) | 使用硫代吡啶酮化合物脱色角蛋白材料的方法 | |
EP0820767B2 (fr) | Utilisation de dérivés de la mélatonine pour la dépigmentation de la peau et compositions les comprenant | |
JP2000510490A (ja) | 脱色剤としてのアミノフェノールアミド誘導体の使用 | |
JP3558653B2 (ja) | イミノフェノールフラグメントを有する少なくとも1つの化合物を含有する皮膚および/またはその表面成長体への局所適用用組成物 | |
JP3023088B2 (ja) | 脱色剤としてのオキザメート誘導体の使用 | |
JPS61155302A (ja) | 色白化粧料 | |
JP2000119127A (ja) | 少なくとも1のクワの抽出物、少なくとも1のタツナミソウの抽出物および少なくとも1のサリチル酸誘導体を含む化粧用及び/又は皮膚科学用組成物 | |
JP3034486B2 (ja) | 新規なコウジ酸誘導体、並びに脱色素化剤としてのその用途 | |
JP3001834B2 (ja) | N,n’−ジベンジルエチレンジアミン−n,n’−二酢酸誘導体からなる色素脱失剤 | |
US20040042984A1 (en) | Skin whitening composition containing arbutin and glucosidase as active ingredients | |
JPH1121225A (ja) | 美白用成分およびこれを含有する美白用皮膚外用剤 | |
JPH0656641A (ja) | 化粧料 | |
US6005006A (en) | Use of N,N'-dibenzylethylenediamine-N,N'-diacetic acid derivatives as depigmenting agents | |
EP0304649B1 (fr) | Sels du piperidino-6, diamino-2,4 pyrimidine oxyde-3 et de dérivés de l'acide thiamorpholinone-3 carboxylique-5, leur utilisation en cosmétique et pharmacie | |
JPH107560A (ja) | 色素脱失剤としてオクトピロックスを含有する組成物およびその使用 | |
JPH08175959A (ja) | 皮膚化粧料 | |
JP2007099775A (ja) | ケラチン物質の色素沈着を促進および/もしくは誘発および/もしくは刺激し、かつ/またはケラチン物質の色素脱失および/もしくは白化を制限するための、フェニルフリルメチルチアゾリジン−2,4−ジオン化合物またはフェニルチエニルメチルチアゾリジン−2,4−ジオン化合物の使用 | |
KR20070046577A (ko) | 젠티식산 유도체 화합물과 그 제조방법 및 이를 함유하는미백화장료 조성물 | |
JPH06227958A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JPH06128203A (ja) | 皮膚外用剤 | |
CN111527086A (zh) | 用于其美容用途的二硫杂氮杂环辛烷化合物 | |
JPH03101676A (ja) | 2―エトキシメチル―5―ヒドロキシ―γ―ピロン及び同化合物を有効成分とするメラニン生成抑制外用剤 | |
US20040161391A1 (en) | Ascorbic acid compounds as bleaching agents | |
JPH06321767A (ja) | 脱色作用を有する化粧料又は皮膚科用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000111 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |