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JPH106750A - モータアクチュエータの駆動制御方法及びモータアクチュエータ駆動制御装置 - Google Patents

モータアクチュエータの駆動制御方法及びモータアクチュエータ駆動制御装置

Info

Publication number
JPH106750A
JPH106750A JP8179815A JP17981596A JPH106750A JP H106750 A JPH106750 A JP H106750A JP 8179815 A JP8179815 A JP 8179815A JP 17981596 A JP17981596 A JP 17981596A JP H106750 A JPH106750 A JP H106750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor actuator
target
motor
drive
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8179815A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Mizuno
邦男 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP8179815A priority Critical patent/JPH106750A/ja
Priority to US08/874,489 priority patent/US5906541A/en
Publication of JPH106750A publication Critical patent/JPH106750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータアクチュエータの駆動において、制御
精度が高く、制御の安定性が良好で、目標位置への速や
かな移動を可能とする。 【解決手段】 エアミックスドアの目標開度と実際の開
度との差(ΘA′−ΘA)が予め定められた不感帯の幅
(ヒステリス幅)以上である場合には、その大きさに応
じて、ミックスドアアクチュエータをヒート側又はクー
ル側へ、エアミックスドアが目標位置となるまで駆動し
(ステップ132,134,140〜152参照)する
ことで、不感帯は無効とされる一方、差(ΘA′−ΘA
が所定値以下、すなわちミックスドアアクチュエータの
駆動位置が不感帯内にある場合には、不感帯を有効とし
て、ミックスドアアクチュエータの駆動を停止し(ステ
ップ132〜138参照)、動作の安定性を図るように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータアクチュエ
ータの駆動制御方法及びその駆動制御装置に係り、特
に、いわゆるオーバランの少ないモータ、例えば、ステ
ッピングモータを用いてなるモータアクチュエータであ
って、例えば、車両用空調装置においていわゆる空調制
御のためのドアを駆動するモータアクチュエータの制御
精度の改善を図るための駆動制御方法及びその駆動制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動制御装置としては、
例えば、特公昭59−43326号公報に示されたよう
に、車両用空調装置のモータアクチュエータによるエア
ミックスドア制御において、目標開度の近傍にいわゆる
不感帯を設け、エアミックスドアが不感帯に達したとこ
ろでは、モータアクチュエータが動作しないようにし
て、制御の安定性を確保するようにしたものが公知・周
知となっている。また、特開昭61−287809号公
報に示されたように、車両用空調装置のモータアクチュ
エータによるエアミックスドア制御において、エアミッ
クスドアの標準の開度を中心にして、エアミックスドア
が回動される方向に応じて目標値といわゆる不感帯を別
々に設定することにより、エアミックスドアの標準開度
の近傍におけるモータアクチュエータのハンチングを防
止し、かつ、制御精度の向上を図れるようにしたものが
公知・周知となっている。
【0003】さらに、特公平8−2200号公報に示さ
れたように、モータアクチュエータを構成するステッピ
ングモータへ対して回路が要求する駆動ステップと、現
実の駆動ステップとの差を検出し、この差の大小を2つ
の基準値によって判断し、その判断結果に応じて、ステ
ッピングモータを所定ステップだけ駆動するようにする
ことで、例えば、要求ステップの大きな変化の際に、駆
動ステップの低減を図り、ステッピングモータの長寿命
化に寄与できるようにしたものが公知・周知となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
59−43326号公報に示されたものにあっては、モ
ータアクチュエータを構成するモータが、駆動信号が断
たれても即座に停止せず多少のいわゆるオーバランを生
ずるものである場合には、目標値手前の不感帯に到達し
た時点で駆動信号が断たれ、その後は、オーバランによ
り目標値に近づき停止することとなるために都合がよい
が、駆動信号が断たれた際にオーバランを生じないよう
なモータである場合、例えばステッピングモータである
場合には、不感帯に到達したとろこで、即座に停止する
ため、現実の位置と目標値との間には常に不感帯の大き
さの差を生じ、それ以上目標値に近づくことはないとい
う問題を生ずる。
【0005】また、特開昭61−287809号公報に
示されたものにあっては、標準の目標値を中心にその両
側にそれぞれ別個の目標値と不感帯とを設ける必要があ
るため、全体の構成が複雑となるばかりか、上述した特
公昭59−43326号公報に示されたものと同様に、
制御精度をモータアクチューエタのオーバランに依存し
ているため、モータアクチュエータをステッピングモー
タで構成した場合には同様な問題を生ずる。
【0006】この特開昭61−287809号公報に開
示された装置において、このような問題を極力回避する
ため、例えば、モータアクチュエータがオーバランのな
いものである場合には、不感帯の幅を極力狭めるとする
と、車両用空調装置により演算される熱環境信号の僅か
な変化があってもそれに応じて出力される駆動信号によ
り、モータアクチュエータが略常時動作するような状態
となるため、モータアクチュエータの短寿命化を招くば
かりか、作動音が不快感を招くという新たな問題を惹起
することとなる。
【0007】さらに、特公平8−2200号公報に示さ
れた装置にあっては、前2者に比して、目標値へ漸近す
るような制御動作となっているため、他のものに比して
目標値への到達時間を要し、応答性が低いという問題が
ある。加えて、前2者のようないわゆる不感帯を設けて
いないことから、安定性に欠けるため、その対策として
タイマーを使用して、所定時間の制御動作を禁止するこ
とで安定性の確保を行っているが、このように前2者に
はないタイマーの使用により構成が複雑化するという問
題をも生ずる。
【0008】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、オーバランを生じない又は少ないモータアクチュエ
ータにおいて、制御精度が高く、制御の安定性が良好
で、目標位置への速やかな移動を可能とすることのでき
るモータアクチュエータの駆動制御方法を提供するもの
である。本発明の他の目的は、オーバランを生じない又
は少ないモータアクチュエータにおいて、簡易な構成
で、制御精度が高く、制御の安定性が良好で、目標位置
への速やかな移動を可能とすることのできるモータアク
チュエータ駆動制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るモータアクチュエータの駆動制御方法は、モータアク
チュエータの駆動を制御する駆動制御方法であって、前
記モータアクチュエータの駆動の目標位置の近傍に所定
幅の不感帯を設け、モータアクチュエータをこの不感帯
の外から駆動する場合には、当該不感帯を無効として目
標位置まで駆動し、目標位置に到達した後は当該不感帯
を有効とし、モータアクチュエータの駆動位置が不感帯
内にある場合には、モータアクチュエータを駆動停止状
態とするものである。
【0010】かかる駆動制御方法は、モータアクチュー
エタであって、特に、オーバランの少ないモータ、例え
ば、ステッピングモータを用いてなるものである場合に
は、所望の位置で停止し、いわゆるオーバランするよう
なことがないことに着目すると共に、一旦、目標位置が
達成された後は、動作の安定性を確保できるようにする
という点に鑑みてなされたもので、モータアクチュエー
タの駆動位置が目標値の上下に所定の幅で設定される不
感帯内にある場合には、従来制御と同様にモータアクチ
ュエータの駆動を行わないようにして、動作の安定性の
確保を図る一方、不感帯の外の位置にある場合には、モ
ータアクチュエータが目標の駆動位置に達するまで、不
感帯に入っても駆動停止とすることなく、モータアクチ
ュエータを駆動するようにし、制御精度の向上を図った
ものである。
【0011】請求項4記載の発明に係るモータアクチュ
エータ駆動制御装置は、モータアクチュエータを外部か
ら入力される制御信号に応じて駆動する駆動手段を有し
てなるモータアクチュエータの駆動制御装置において、
前記モータアクチュエータの駆動位置の判定を行う位置
判定手段と、前記位置判定手段により、モータアクチュ
エータが目標の駆動位置から所定値以上離れた位置にあ
ると判定された場合には、モータアクチュエータが目標
の駆動位置に達するまで前記駆動手段を動作状態とする
一方、前記位置判定手段により、モータアクチュエータ
が目標の駆動位置を中心に所定の位置内にあると判定さ
れた場合には、前記駆動手段を非動作状態とする動作制
御手段と、を具備してなるものである。
【0012】特に、モータアクチュエータは、ステッピ
ングモータを用いてなり、車両用空調装置のエアミック
スドアを回動するものであって、位置判定手段は、モー
タアクチュエータの回転位置を認識する回転認識手段
と、所望の吹き出し温度に応じて所定の演算式により算
出される前記エアミックスドアの目標開度と、前記回転
認識手段により認識された回転位置に対応する前記エア
ミックスドアの開度との開度差が所定値以上か否かを判
定する開度差判定手段とを具備してなり、前記開度差判
定手段による開度差が所定値以上との判定は、モータア
クチュエータが目標の駆動位置から所定値以上離れた位
置にあることに対応し、前記開度差判定手段による開度
差が所定値以下であるとの判定は、モータアクチュエー
タが目標の駆動位置を中心に所定の位置内にあることに
対応してなるものが好適である。
【0013】かかる構成においては、駆動手段、開度差
判定手段及び動作制御手段は、具体的には、例えば、い
わゆるCPUを用いて所定のプログラムを実行させるこ
とにより実現され得るものである。この装置は、ステッ
ピングモータ等のいわゆるオーバランのない又は少ない
モータを用いてなるモータアクチューエタの場合には、
所望の位置で停止し、いわゆるオーバランするようなこ
とがないことに着目すると共に、一旦、目標位置が達成
された後は、動作の安定性を確保できるようにするとい
う点に鑑みてなされたもので、モータアクチュエータの
現実の駆動位置に対応するエアミックスドアの現実の開
度と目標開度との開度差が所定値以上であると開度差判
定手段により判定された場合には、エアミックスドアが
目標開度に達するまで動作制御手段及び駆動手段により
モータアクチュエータが駆動されるようにし、駆動制御
の精度向上を図る一方、エアミックスドアが目標開度に
達した後は、その目標位置の上下に設定された不感帯を
有効として、エアミックスドアの位置がこの不感帯内に
ある場合には、モータアクチュエータの駆動を行わない
ようにすることで、目標位置前後での動作の安定性が確
保できるようにしてなるものである。
【0014】また、請求項4記載の構成において、特
に、モータアクチュエータは、ステッピングモータを用
いてなり、車両用空調装置のエアミックスドアを回動す
るものであって、位置判定手段は、車室内の温度を検出
する車内温度検出手段と、外部入力される諸データ等か
ら算出される目標吹き出し温度と、ドア開度から算出さ
れる推定吹き出し温度と、前記目標吹き出し温度により
検出された温度との差が所定値以上か否かを判定する温
度差判定手段とを具備してなり、前記温度差判定手段に
よる温度差が所定値以上との判定は、モータアクチュエ
ータが目標の駆動位置から所定値以上離れた位置にある
ことに対応し、前記温度差判定手段による温度差が所定
値以下であるとの判定は、モータアクチュエータが目標
の駆動位置を中心に所定の位置内にあることに対応して
なるものも好適である。
【0015】かかる構成においては、駆動手段、温度差
判定手段及び動作制御手段は、具体的には、例えば、い
わゆるCPUを用いて所定のプログラムを実行させるこ
とにより実現され得るものである。この装置は、ステッ
ピングモータ等のいわゆるオーバランのない又は少ない
モータを用いてなるモータアクチューエタの場合には、
所望の位置で停止し、いわゆるオーバランするようなこ
とがないことに着目すると共に、一旦、目標位置が達成
された後は、動作の安定性を確保できるようにするとい
う点に鑑みてなされたもので、車室内への目標吹き出し
温度と現実の温度との温度差が所定値以上であると温度
差判定手段により判定された場合には、エアミックスド
アが目標開度に達するまで動作制御手段及び駆動手段に
よりモータアクチュエータが駆動されるようにし、駆動
制御の精度向上を図る一方、エアミックスドアが目標開
度に達した後は、その目標位置の上下に設定された不感
帯を有効として、エアミックスドアの位置がこの不感帯
内にある場合には、モータアクチュエータの駆動を行わ
ないようにすることで、目標位置前後での動作の安定性
が確保できるようにしてなるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図7を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。この発明の実施の形態は、車両用空調装置
のモータアクチュエータに本発明を適用した例を示すも
のであり、図1には車両用空調装置の主要部の構成を示
す構成図が示されており、最初に、同図を参照しつつ本
発明が適用される車両用空調装置について概略的に説明
することとする。
【0017】空調ダクト1の上流側は、外気導入口2
と、内気導入口3とに分岐されており、この分岐部分に
は空調ダクト1へ導入する空気を選択するためのインテ
ークドア4が設けられている。
【0018】そして、空調ダクト1の後流側には、ブロ
アモータ5、エバポレータ6、ヒータコア7が順次配置
されている。なお、エバポレータ6は、図示されないコ
ンプレッサ等と共に、いわゆる冷房サイクルを構成する
ようになっているものである。
【0019】ヒータコア7は、空調ダクト1の一方側に
偏って設けられており、空調ダクト1の他方の側壁とヒ
ータコア7との間にバイパス通路8が形成されると共
に、ヒータコア7の前方には、ヒータコア7を通過する
空気量と、バイパス通路8を通過する空気量とを調節す
るためのエアミックスドア9が設けられている。
【0020】さらに、空調ダクト1の下流側は、ベント
吹出口10、デフロスト吹出口11及び足元吹出口12
に分かれて図示されない車室内に開口するように形成さ
れていると共に、それぞれの吹出口には、モードドア1
3a,13b,13cがそれぞれ設けられている。
【0021】上述したエアミックスドア9及びモードド
ア13a,13b,13cは、いずれもステッピングモ
ータ(図示せず)を用いてなるモータアクチュエータに
よりその回動位置が変えられるようになっている。すな
わち、エアミックスドア9は、ミックスドアアクチュエ
ータ14により、モードドア13a,13b,13c
は、モードアクチュエータ15により、それぞれ駆動さ
れるようになっている。また、ブロアモータ5は、ブロ
ア駆動回路16により駆動されるようになっている。
【0022】コントロールユニット17は、各種センサ
や、空調状態の設定等のスイッチ入力等の入力信号に基
づいて空調装置の動作制御、すなわち、ブロア駆動回路
16、ミックスドアアクチュエータ14、モードアクチ
ュエータ15等の動作を制御するようになっているもの
である。なお、図1においては、各種センサの内、図2
乃至図4を用いて後述するコントロールユニット17に
よるエアミックスドア制御において必要となるエバポレ
ータ6の温度Teを検出するエバポレータ温度センサ1
8、外気温度TAMを検出する外気温センサ19、日射量
SUNを検出する日射センサ20、車室内の温度TINC
検出する車室内温度センサ21、エアミックスドア9の
実際の開度ΘAを検出する開度センサ22についてのみ
図示されている。
【0023】図2には、上述のコントロールユニット1
7によるミックスドアアクチュエータ制御の第1の例を
示すサブルーチンフローチャートが示されており、以
下、同図を参照しつつその制御内容について説明する。
制御が開始されると、最初に、図示されない温度設定レ
バー(図2においては「TSET」と表記)が最大暖房
(FULL HEAT)位置に設定されているか否かが判定さ
れ、最大暖房位置であると判定された場合(YESの場
合)には、エアミックスドア9を最大暖房位置とすべ
く、エアミックスドア目標開度ΘA′が最大暖房位置に
対応する100%に設定され、後述するステップ132
に進むこととなる(図2のステップ100,128参
照)。なお、ステップ100において「FH」は、最大
暖房の意味である。
【0024】一方、最大暖房位置ではないと判定された
場合(NOの場合)には、ステップ102へ進み、図示
されない温度設定レバーが最大冷房(FULL COOL)位置
に設定されているか否かが判定されることとなる(図2
のステップ102参照)。そして、最大冷房位置である
と判定された場合(YESの場合)には、ステップ13
0へ進みエアミックスドア9を最大冷房位置とすべく、
エアミックスドア目標開度ΘA′が最大冷房位置に対応
する0%に設定され、後述するステップ132に進むこ
ととなる(図2のステップ102,130参照)。な
お、ステップ102において「FC」は、最大冷房を意
味する。
【0025】一方、ステップ102において、最大冷房
位置ではないと判定された場合(NOの場合)には、ス
テップ104へ進み車両用空調装置が動作状態にあるか
否か、すなわち、空調制御がなされている状態か否かが
判定され、動作状態であると判定された場合(YES)
の場合には、エバポレータ温度Teとして3℃が設定さ
れる(図2のステップ108参照)一方、車両用空調装
置が動作状態ではないと判定された場合(NOの場合)
には、エバポレータ温度Teは、エバポレータ温度セン
サ18により実際に検出された温度が設定されることと
なる(図2のステップ106参照)。
【0026】ここで、車両用空調装置が動作状態の際
に、エバポレータ温度Teとして固定値3℃を設定する
ようにしたのは、車両用空調装置が動作状態にある場
合、エバポレータ6が凍結しないように、冷房サイクル
を構成するコンプレッサ(図示せず)と電磁クラッチ
(図示せず)との連結を、通常、所定の条件下で切り離
す、いわゆるデフロスト制御が行われるようになってい
ることから、エバポレータ温度が比較的変動するため、
実際の温度を用いると、エアミックスドア制御が不安定
となることから、このような事態を回避するためであ
る。
【0027】上述のようにしてエバポレータ温度Teの
設定がなされた後は、モードドア13a,13b,13
cの設定が、ベントモードにいわゆるマニアル設定され
ているか否かが判定され(図2のステップ110参
照)、ベントモードにマニアル設定されていないと判定
された場合(NOの場合)には、後述するステップ11
6へ進む一方、ベントモードにマニアル設定されている
と判定された場合(YESの場合)には、総合信号Tが
所定値以下(例えば「−5」以下)であるか否かが判定
されることとなる(図2のステップ112参照)。
【0028】ここで、総合信号Tは、車室内の熱負荷の
大きさを示す数値であって、図示されないメインルーチ
ンにおいて、例えば、車室内温度、外気温度、日射温
度、エバポーレータ温度等のデータを用いて所定の演算
式により算出されるものである。そして、総合信号Tが
所定値(例えば「−5」)以下ではないと判定された場
合(NOの場合)は、後述するステップ116へ進む一
方、総合信号Tが所定値「−5」以下であると判定され
た場合(YESの場合)には、総合信号Tが所定値(例
えば「−5」)に設定し直されてステップ116へ進む
こととなる(図2のステップ114参照)。
【0029】ステップ116においては、現時点(ステ
ップ116の処理時点)における目標ドア開度ΘA′が
所定値(例えば「60%」)以下か否かが判定されるこ
ととなる(図2のステップ116参照)。ここで、目標
ドア開度ΘA′は、総合信号T、エバポレータ温度Te、
演算定数α,βを用いて所定の演算式により算出される
エアミックスドア9の目標開度を表すもので、後述する
ステップ126において算出されるものである。
【0030】そして、目標ドア開度ΘA′が所定値以下
であると判定された場合(YESの場合)には、目標ド
ア開度ΘA′の演算に用いられる演算定数αの値として
K3が、演算定数βの値としてK4が、それぞれ設定され
(図2のステップ118参照)、さらに、不感帯として
のヒステリシス幅として±5%が設定されて(図2のス
テップ120参照)、ステップ126へ進むこととな
る。一方、目標ドア開度ΘA′が所定値以下ではないと
判定された場合(NOの場合)には、目標ドア開度
ΘA′の演算に用いられる演算定数αの値としてK1が、
演算定数βの値としてK2が、それぞれ設定され(図2
のステップ122参照)、さらに、不感帯としてのヒス
テリシス幅として±2.5%が設定されて(図2のステ
ップ124参照)、ステップ126へ進むこととなる。
【0031】このように、目標ドア開度ΘA′の大きさ
によって、演算定数α,βの値を変えるようにしたのは
次のような理由からである。エアミックスドア9の開度
とヒータコア7を通過して車室内へ吹き出される空気の
温度との関係は、予め1次式に近似されて取得されてい
るが、この1次式の傾きは、一律ではなくいわゆる変局
点を有するものとなっている。すなわち、エアミックス
ドア9が所定開度となった箇所、すなわち、先のステッ
プ116における判定基準とされた目標ドア開度ΘA
=60%に対応する箇所を境にして、上述の1次式の定
数であり、ヒータ温度コントロール特性と称される定数
α,βの値が異なるため、これを考慮して目標ドア開度
ΘA′の大きさに応じて、適切なα,βの値を設定する
ようにしたためである。
【0032】そして、ステップ126においては、メイ
ンルーチンで算出されたか又は先に述べたように所定値
が設定された総合信号T、エバポレータ温度Te及び演
算定数α,βを基に所定の演算式により、目標ドア開度
ΘA′が算出され、その後、ステップ132(図3参
照)へ進むこととなる。ステップ132においては、ミ
ックスドアアクチュエータ14の動作状態を区別するた
めのフラグHの値が判定され、その判定結果に応じてそ
れぞれ対応するステップへ進むこととなる。
【0033】すなわち、フラグHに零が設定されている
と判定された場合には、目標ドア開度ΘA′と、開度セ
ンサ22により検出されたエアミックスドア9の実際の
開度ΘAとの差(ΘA′−ΘA)が如何なる状態かが判定
されることとなる(図3のステップ132,134参
照)。そして、(ΘA′−ΘA)の絶対値が、先のステッ
プ120又は124(図2参照)で設定されたヒステリ
シス幅よりも小さいと判定された場合には、エアミック
スドア9が目標位置にあるか又は目標位置の上下に先の
ステップ120又は124で設定されたヒステリシス幅
内にあるかいずれかの状態であることを意味することか
ら、ミックスドアアクチュエータ14の駆動の必要なし
として、フラグHに再度「0」が設定され(図3のステ
ップ138参照)、ミックスドアアクチュエータ14の
駆動が停止されて(図3のステップ138参照)、一連
のサブルーチン処理が終了されるることとなる。
【0034】また、ステップ134において、−
(ΘA′−ΘA)が先のステップ120又は124(図2
参照)で設定されたヒステリシス幅より大であると判定
された場合には、フラグHに「1」が設定され(図3の
ステップ148参照)、目標ドア開度ΘA′がエアミッ
クスドア9の実際の開度ΘA以上であるか否かが判定さ
れることとなる(図3のステップ150参照)。
【0035】そして、ΘA′がΘA以上ではないと判定さ
れた場合(NOの場合)、すなわち、ΘA′がΘA以下で
あると判定された場合には、エアミックスドア9が目標
ドア開度ΘA′よりも、余分に最大暖房側に位置する状
態であることを意味することから、エアミックスドア9
を冷房側へ移動すべくミックスドアアクチュエータ14
の駆動がなされて(図3のステップ152参照)、一連
のサブルーチン処理が終了されることとなる。
【0036】したがって、フラグHが「1」で、かつ、
ΘA′≧ΘAが成立しない間は、ヒステリシスに関係なく
(換言すればヒステリシスが無視され)、エアミックス
ドア9が目標開度ΘA′位置に達するまでミックスドア
アクチュエータ14が駆動され続けることとなり、エア
ミックスドア9が目標開度ΘA′に達した後は、ΘA′≧
ΘAが成立するため、フラグHに「0」が設定される
(図3ステップ136参照)ことにより、ヒステリスが
有効(図3のステップ134により(ΘA′−ΘA)の判
定が行われることに相当)とされるような制御となって
いる。
【0037】また一方、ΘA′がΘA以上と判定された場
合(YESの場合)には、これ以上のミックスドアアク
チュエータ14の駆動不要として、フラグHに「0」が
設定され(図3のステップ136参照)、ミックスドア
アクチュエータ14の駆動が停止されて(図3のステッ
プ138参照)、一連のサブルーチン処理が終了される
こととなる。
【0038】さらに、ステップ134において、
(ΘA′−ΘA)が先のステップ120又は124(図2
参照)で設定されたヒステリシス幅より大であると判定
された場合には、フラグHに「2」が設定され(図3の
ステップ140参照)、ΘAがΘA′以上であるか否かが
判定されることとなる(図3のステップ142参照)。
【0039】そして、ΘAがΘA′以上ではないと判定さ
れた場合(NOの場合)には、先のステップ134の判
定結果を考慮すると、エアミックスドア9の実際の開度
ΘAが目標ドア開度ΘA′よりも最大冷房位置側にあり、
しかも両者の差は、予め定められたヒステリシス幅より
も大である状態であることを意味することから、エアミ
ックスドア9をより暖房側へ回動すべくミックスドアア
クチュエータ14の更なる駆動が行われ(図3のステッ
プ146参照)、一連のサブルーチン処理が終了される
こととなる。
【0040】したがって、フラグHが「2」で、かつ、
ΘA≧ΘA′が成立しない間は、ヒステリシスに関係なく
(換言すればヒステリシスが無視され)、エアミックス
ドア9が目標開度ΘA′位置に達するまでミックスドア
アクチュエータ14が駆動され続けることとなり、エア
ミックスドア9が目標開度ΘA′に達した後は、ΘA≧Θ
A′が成立するため、フラグHに「0」が設定される
(図3のステップ136参照)ことにより、ヒステリス
が有効(図3のステップ134により(ΘA′−ΘA)の
判定が行われることに相当)とされるような制御となっ
ている。
【0041】一方、ΘAがΘA′以上であると判定された
場合(YESの場合)には、これ以上のミックスドアア
クチュエータ14の駆動は不要であるとして、先に述べ
たステップ136,138が実行されて、一連のサブル
ーチン処理が終了されることとなる。
【0042】ここで、上述した第1の例におけるエアミ
ックスドア制御と従来制御とを図5乃至図7を参照しつ
つ比較すると次のようなことが言える。すなわち、ま
ず、図6において、比較的太い実線で示された特性線イ
は、目標吹き出し温度に対するエアミックスドア開度を
表すものであり、この特性線イの下側に二点鎖線で示さ
れた特性線ロは、特性線イに対してその下側(エアミッ
クスドア開度が小さくなる側)に所定量のヒステリシス
幅を設定した際の目標吹き出し温度に対する目標のエア
ミックスドア開度を表すものであり、特性線イの上側に
比較的細い実線で示された特性線ロは、特性線イに対し
てその上側(エアミックスドア開度が大きくなる側)に
所定量のヒステリシス幅を設定した際の目標吹き出し温
度に対する目標のエアミックスドア開度を表すものであ
る。
【0043】図6において、エアミックスドア開度10
0%は、最大暖房位置を、エアミックスドア開度0%
は、最大冷房位置を、それぞれ意味するものとなってい
る。そして、モータアクチュエータの動作特性として、
駆動信号が断たれても即在に停止状態となるものではな
く、慣性力によるいわゆるオーバランがあるものを用い
て従来制御(エアミックスドアがモータアクチュエータ
により目標値の上下に設定されたヒステリシス幅の位置
まで到達したらモータアクチュエータへの駆動信号を断
つような制御)が行われた場合、実際に得られるエアミ
ックスドア開度は、図6において点線で示されたよう
に、モータアクチュエータのオーバランに起因して、特
性線ロから目標値(特性線イ)へ極力近づくようになる
が、完全に目標値となることはないものであった。
【0044】また、従来制御の下で、モータアクチュエ
ータにオーバランがないものを用いた場合には、モータ
アクチュエータは、目標値の手前に設定されたヒステリ
シスの位置で即座に停止されることとなるために、制御
特性は、図7の特性線ロで表されるように、目標値から
ヒステリシス分だけ小さなエアミックスドア開度に設定
されるが、それ以上は目標値に接近するようなことがな
いものとなる。
【0045】これに対して、上述したような本発明の実
施の形態によるエアミックスドア制御の場合には、ヒス
テリシスよりも外側の位置からミックスドアアクチュエ
ータ14が駆動される場合には、ヒステリシスを考慮す
ることなく駆動されるため、エアミックスドア9は目標
値まで回動されて停止し、一旦目標値に到達した後は、
従来制御同様にヒステリシスが有効となるため、その制
御特性は、図5において、目標値を表す特性線Aと、目
標値の下側に設定されたヒステリシス分だけ下がった特
性線Bとの間を行き来するようなものとなる(図5の点
線部分参照)。
【0046】上述した第1の例においては、駆動手段
は、ミックスドアアクチュエータ14により、回転認識
手段は、開度センサ22により、それぞれ実現されてい
る。また、開度差判定手段は、コントロールユニット1
7による図3に示されたステップ134の実行により、
動作制御手段は、コントロールユニット17による図3
に示されたステップ132、ステップ136乃至152
の実行により、それぞれ実現されるようになっている。
なお、回転認識手段は、必ずしも開度センサ22のよう
なセンサを用いる必要はなく、例えば、ステッピングモ
ータの駆動の際に、コントロールユニット17に記憶さ
れるステッピングモータの駆動ステップ数によりその回
転位置を認識するようにしてもよいものである。
【0047】次に、コントロールユニット17によるミ
ックスドアアクチュエータ制御の第2の例について、図
4に示されたサブルーチンフローチャートを参照しつつ
その制御内容について説明する。制御が開始されると、
最初に後述する各演算式において用いられる各種演算定
数(例えば、A,B,C,D,E,F,G,等)の初期
設定がなされ(図4のステップ200参照)、続いてエ
アミックスドア9の目標開度ΘA′が所定の演算式(詳
細は省略)により算出されることとなる(図4のステッ
プ202参照)。
【0048】次に、後述する吹き出し温度偏差Sの演算
に用いられる演算定数の一種であるW0の算出が行われ
る(図4のステップ204参照)。すなわち、W0は、
外気温度TAMに定数Bを乗じたものから、車室内温度T
INCに定数Dを乗じたものを減算した結果をパラメータ
として、実験的に求められた所定の変換表(マップ)か
ら算出されるようになっているものである。
【0049】次に、目標吹き出し温度と現実の吹き出し
温度(実質的には車室内温度TINC)との偏差を表す吹
き出し温度偏差Sが所定の演算式によって算出される
(図4のステップ206参照)。なお、ステップ206
において、Tptcは、図1において図示されない温度設
定レバーにより設定された設定温度であり、T′
ptcは、設定温度Tptcについて制御上の理由から所定の
補正を加えたものであり、Q′SUNは、日射量に所定の
補正を加えたものである。
【0050】上述のようにして吹き出し温度偏差Sが算
出された後は、設定温度Tptcが如何なる設定温度にあ
るかが判定され、その判定結果に応じてそれぞれ必要な
処理が実行されることとなる(図4のステップ208参
照)。すなわち、設定温度Tptcが所定の上限温度(例
えば32℃)に設定されている場合は、最大暖房状態に
設定する必要有りとして、エアミックスドア9を最大暖
房位置(ステップ218においては「F/H」と表記)
にすべくミックスドアアクチュエータ14が駆動されて
(図4のステップ218参照)、一連のサブルーチン処
理が終了されることとなる。
【0051】また、設定温度Tptcが所定の下限温度
(例えば19℃)に設定されている場合は、最大冷房状
態に設定する必要有りとして、エアミックスドア9を最
大冷房位置(ステップ220においては「F/C」と表
記)にすべくミックスドアアクチュエータ14が駆動さ
れて(図4のステップ220参照)、一連のサブルーチ
ン処理が終了されることとなる。
【0052】一方、設定温度Tptcが所定の温度範囲
(例えば19.5℃乃至31.5℃の範囲)にあると判
定された場合には、フラグHが如何なる状態かが判定さ
れ(図43のステップ210参照)、「0」であると判
定された場合には、ステップ212へ、「1」であると
判定された場合には、ステップ228へ、「2」である
と判定された場合には、ステップ222へ、それぞれ進
み必要な処理が行われることとなる。
【0053】まず、ステップ212においては、先に演
算により算出された吹き出し温度偏差S(図4のステッ
プ206参照)の大きさが判定されることとなる(図4
のステップ212参照)。そして、Sの絶対値が所定値
S0以下であると判定された場合には、目標とする温度
が略達成されており、ミックスドアアクチュエータ14
の駆動の必要なしとして、フラグHに「0」が設定され
(図4のステップ214参照)、ミックスドアアクチュ
エータ14の駆動が停止されて(図4のステップ216
参照)、一連のサブルーチン処理が終了されることとな
る。したがって、上述の所定値S0は、不感帯の幅とし
ての意義を有するものである。
【0054】また、ステップ212において、Sが所定
値S0より大であると判定された場合には、目標吹き出
し温度が現実の車室内の温度よりも大、換言すれば、現
実の車室内の温度が目標温度より低い状態であることを
意味することから、まず、フラグHに「2」が設定され
(図4のステップ222参照)、Sが零以上か否かが判
定され(図4のステップ224参照)、Sが零以上であ
ると判定された場合(YESの場合)に、エアミックス
ドア9をより最大暖房位置へ回動する必要ありとして、
ミックスドアアクチュエータ14の駆動がなされ(図4
のステップ226参照)、一連のサブルーチン処理が終
了されることとなる。
【0055】したがって、フラグHが「2」で、かつ、
S≧0が成立する間は、ヒステリシスに関係なく(換言
すればヒステリシスが無視され)、エアミックスドア9
が目標開度ΘA′位置に達するまでミックスドアアクチ
ュエータ14が駆動され続けることとなり、エアミック
スドア9が目標開度ΘA′に達した後は、S≧0が不成
立となるため、フラグHに「0」が設定される(図4の
ステップ214参照)ことにより、ヒステリスが有効
(図4のステップ212によりSの判定が行われること
に相当)とされるような制御となっている。
【0056】一方、ステップ224において、Sが零以
上でないと判定された場合(NOの場合)には、ミック
スドアアクチュエータ14の駆動の必要なしとして、先
に説明したステップ214,216の処理がなされ、一
連のサブルーチン処理が終了されることとなる。
【0057】さらに、ステップ212において、Sが所
定値(−S0)よりも小さいと判定された場合には、現
実の車室内の温度が目標温度よりも高い状態を意味する
ことから、フラグHに「1」が設定され(図4のステッ
プ228参照)、Sが零以下か否かが判定され(図4の
ステップ230参照)、Sが零以下であると判定された
場合(YESの場合)に、エアミックスドア9をより最
大冷房位置へ回動する必要ありとして、ミックスドアア
クチュエータ14の駆動がなされ(図4のステップ23
2参照)、一連のサブルーチン処理が終了されることと
なる。
【0058】したがって、フラグHが「1」で、かつ、
S≦0が成立する間は、ヒステリシスに関係なく(換言
すればヒステリシスが無視され)、エアミックスドア9
が目標開度ΘA′位置に達するまでミックスドアアクチ
ュエータ14が駆動され続けることとなり、エアミック
スドア9が目標開度ΘA′に達した後は、S≦0が不成
立となるため、フラグHに「0」が設定される(図4の
ステップ214参照)ことにより、ヒステリスが有効
(図4のステップ212によりSの判定が行われること
に相当)とされるような制御となっている。
【0059】一方、ステップ230において、Sが零以
下でないと判定された場合(NOの場合)には、ミック
スドアアクチュエータ14の駆動の必要なしとして、先
に説明したステップ214,216の処理がなされ、一
連のサブルーチン処理が終了されることとなる。
【0060】上述したように、この第2の例において
は、吹き出し温度偏差Sがプラス又はマイナス側に所定
の大きさにある場合には、ミックスドアアクチュエータ
14を駆動せず(図4のステップ212,214,21
6参照)、その一方、吹き出し温度偏差Sが所定の大き
さ以上である場合又は所定の大きさ以下である場合に
は、それぞれミックスドアアクチュエータ14を必要な
方向へ駆動する(図4のステップ212,222,22
4,226,228230,232参照)ことにより、
エアミックスドア9は、目標開度に設定されることとな
り、結果的に制御特性は、先に説明した第1の例の場合
と同様となる。
【0061】すなわち、図5を流用して説明すれば、以
下の通りである。例えば、上述した第2の例の場合に
は、図5の特性線Aは、目標の吹き出し温度(横軸)に
対して目標のドア開度が達成される場合の制御特性を表
す特性線に相当し、特性線Bは、目標のドア開度よりも
所定値S0(図4のステップ212参照)に相当する分
だけ下側(最大冷房側)のドア開度が達成される場合の
制御特性を表す特性線に相当し、特性線Cは、目標のド
ア開度よりも所定値S0(図4のステップ212参照)
に相当する分だけ上側(最大暖房側)のドア開度が達成
される場合の制御特性を表す特性線に相当する。そし
て、上述したような制御により、その制御特性は、目標
値を表す特性線Aと、目標値の下側に設定されたヒステ
リシス分だけ下がった特性線Bとの間を行き来するよう
なものとなる(図5の点線部分参照)。
【0062】なお、上述した第2の例においては、駆動
手段は、ミックスドアアクチュエータ14により、車内
温度検出手段は、車室内温度センサ21により、それぞ
れ実現されている。また、温度差判定手段は、コントロ
ールユニット17による図4に示されたステップ212
の実行により、動作制御手段は、コントロールユニット
17による図4に示されたステップ210,214,2
16、ステップ222乃至232の実行により、それぞ
れ実現されるようになっている。
【0063】上述した発明の実施の形態においては、ミ
ックスドアアクチュエータ14は、ステッピングモータ
を用いてなるものであるとしたが、駆動信号が断たれた
ときに直ちに停止することが可能であり、駆動信号が断
たれた後も慣性により回転するようないわゆるオーバラ
ンのないモータであるか、又はオーバランがあっても問
題となる程ではなく小さなモータであればよく、必ずし
もステッピングモータである必要はない。
【0064】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
モータアクチュエータの駆動における制御精度を向上
し、しかも、従来のように駆動の目標値の近傍に不感帯
を設けて動作の安定性を確保できるような構成とするこ
とにより、不感帯の外側からモータアクチュエータが駆
動される場合には、不感帯が無効となり、目標値まで駆
動されるので、従来に比して制御精度が確実に向上し、
目標値への移動が速やかに達成されることとなる。しか
も、一旦目標値に達した後は、不感帯が有効とされるた
め、目標値近傍での制御の安定性が確保されるものであ
る。また、不感帯の有効、無効の切り替えには、特別な
回路を必要とせず、いわゆるソフトウェアにより容易に
実現され得るものであるため、簡易な構成の装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるモータアクチュエ
ータ制御装置が適用される車両用空調装置の主要部構成
を示す構成図である。
【図2】図1に示された構成におけるミックスドアアク
チュエータ制御の第1の例における手順を示すサブルー
チンフローチャートである。
【図3】図1に示された構成におけるミックスドアアク
チュエータ制御の第1の例における手順を示すサブルー
チンフローチャートである。
【図4】図1に示された構成におけるミックスドアアク
チュエータ制御の第2の例における手順を示すサブルー
チンフローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるミックスドアアクチュ
エータ制御特性を説明するための目標吹き出し温度とエ
アミックスドア開度との関係を示す特性線図である。
【図6】従来の制御手順によってオーバーランを有する
モータアクチュエータを駆動した場合における制御特性
を説明するための目標吹き出し温度とエアミックスドア
開度との関係を示す特性線図である。
【図7】従来の制御手順によってオーバーランのないモ
ータアクチュエータを駆動した場合における制御特性を
説明するための目標吹き出し温度とエアミックスドア開
度との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1…空調ダクト 5…ブロアモータ 6…エバポレータ 9…エアミックスドア 13a,13b.13c…モードドア 14…ミックスドアアクチュエータ 15…モードアクチュエータ 17…コントロールユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータアクチュエータの駆動を制御する
    駆動制御方法であって、前記モータアクチュエータの駆
    動の目標位置の近傍に所定幅の不感帯を設け、モータア
    クチュエータをこの不感帯の外から駆動する場合には、
    当該不感帯を無効として目標位置まで駆動し、目標位置
    に到達した後は当該不感帯を有効とし、モータアクチュ
    エータの駆動位置が不感帯内にある場合には、モータア
    クチュエータを駆動停止状態とすることを特徴とするモ
    ータアクチュエータの駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 モータアクチュエータは、オーバランの
    少ないモータからなるものであることを特徴とする請求
    項1記載のモータアクチュエータの駆動制御方法。
  3. 【請求項3】 モータアクチュエータは、ステッピング
    モータを用いてなるものであることを特徴とする請求項
    1記載のモータアクチュエータの駆動制御方法。
  4. 【請求項4】 モータアクチュエータを外部から入力さ
    れる制御信号に応じて駆動する駆動手段を有してなるモ
    ータアクチュエータの駆動制御装置において、 前記モータアクチュエータの駆動位置の判定を行う位置
    判定手段と、 前記位置判定手段により、モータアクチュエータが目標
    の駆動位置から所定値以上離れた位置にあると判定され
    た場合には、モータアクチュエータが目標の駆動位置に
    達するまで前記駆動手段を動作状態とする一方、前記位
    置判定手段により、モータアクチュエータが目標の駆動
    位置を中心に所定の位置内にあると判定された場合に
    は、前記駆動手段を非動作状態とする動作制御手段と、 を具備してなることを特徴とするモータアクチュエータ
    の駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 モータアクチュエータは、車両用空調装
    置のエアミックスドアを回動するものであって、 位置判定手段は、モータアクチュエータの回転位置を認
    識する回転認識手段と、 所望の吹き出し温度に応じて所定の演算式により算出さ
    れる前記エアミックスドアの目標開度と、前記回転認識
    手段により認識された回転位置に対応する前記エアミッ
    クスドアの開度との開度差が所定値以上か否かを判定す
    る開度差判定手段とを具備してなり、 前記開度差判定手段による開度差が所定値以上との判定
    は、モータアクチュエータが目標の駆動位置から所定値
    以上離れた位置にあることに対応し、前記開度差判定手
    段による開度差が所定値以下であるとの判定は、モータ
    アクチュエータが目標の駆動位置を中心に所定の位置内
    にあることに対応するものであることを特徴とする請求
    項4記載のモータアクチュエータの駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 モータアクチュエータは、車両用空調装
    置のエアミックスドアを回動するものであって、 位置判定手段は、車室内の温度を検出する車内温度検出
    手段と、 外部入力される諸データ等から算出される目標吹き出し
    温度と、 ドア開度から算出される推定吹き出し温度と、前記目標
    吹き出し温度により検出された温度との差が所定値以上
    か否かを判定する温度差判定手段とを具備してなり、 前記温度差判定手段による温度差が所定値以上との判定
    は、モータアクチュエータが目標の駆動位置から所定値
    以上離れた位置にあることに対応し、前記温度差判定手
    段による温度差が所定値以下であるとの判定は、モータ
    アクチュエータが目標の駆動位置を中心に所定の位置内
    にあることに対応するものであることを特徴とする請求
    項4記載のモータアクチュエータの駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 モータアクチュエータは、オーバランの
    少ないモータからなるものであることを特徴とする請求
    項4、5又は6記載のモータアクチュエータの駆動制御
    装置。
  8. 【請求項8】 モータアクチュエータは、ステッピング
    モータを用いてなるものであることを特徴とする請求項
    4、5又は6記載のモータアクチュエータの駆動制御装
    置。
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