JPH1066807A - 濾過装置 - Google Patents
濾過装置Info
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- JPH1066807A JPH1066807A JP8244181A JP24418196A JPH1066807A JP H1066807 A JPH1066807 A JP H1066807A JP 8244181 A JP8244181 A JP 8244181A JP 24418196 A JP24418196 A JP 24418196A JP H1066807 A JPH1066807 A JP H1066807A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/10—Brush filters ; Rotary brush filters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濾過精度を調節できるフィルタを内蔵した濾
過装置を提供する。 【解決手段】 糸状部材2の両端部をフランジ状の第1
固定部材3と第2固定部材4で固着してフィルタ5を形
成し、このフィルタ5を多数の孔6を有する連通管7の
外側に遊動自在に挿入し、挿入したフィルタ5を捻転さ
せて前記連通管7に固定することによりフィルタ組立体
9を形成し、このフィルタ組立体9を流体入口13およ
び流体出口14を備えたケーシング10内に着脱自在に
装着したことを特徴としている。
過装置を提供する。 【解決手段】 糸状部材2の両端部をフランジ状の第1
固定部材3と第2固定部材4で固着してフィルタ5を形
成し、このフィルタ5を多数の孔6を有する連通管7の
外側に遊動自在に挿入し、挿入したフィルタ5を捻転さ
せて前記連通管7に固定することによりフィルタ組立体
9を形成し、このフィルタ組立体9を流体入口13およ
び流体出口14を備えたケーシング10内に着脱自在に
装着したことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体,気体等の
流体を濾過する濾過装置に関するもので、詳しくは、フ
ィルタを捻転することにより濾過精度を調節可能とした
濾過装置に関するものである。
流体を濾過する濾過装置に関するもので、詳しくは、フ
ィルタを捻転することにより濾過精度を調節可能とした
濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体,気体等の流体を濾過する比
較的小型の濾過装置として、図4に示すような合成繊維
を筒状に巻いたフィルタ21を、ケーシング22内に挿
入したカートリッジ方式の濾過装置がある。この濾過装
置は、流体の濾過精度に基づいて前記フィルタ21を所
定の濾過精度のフィルタと取り替えて濾過を行ない、前
記フィルタ21に目詰まりがでると新品と取り替えるい
わゆる使い捨て方式のものである。
較的小型の濾過装置として、図4に示すような合成繊維
を筒状に巻いたフィルタ21を、ケーシング22内に挿
入したカートリッジ方式の濾過装置がある。この濾過装
置は、流体の濾過精度に基づいて前記フィルタ21を所
定の濾過精度のフィルタと取り替えて濾過を行ない、前
記フィルタ21に目詰まりがでると新品と取り替えるい
わゆる使い捨て方式のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来のフ
ィルタの使い捨て方式から再利用方式に変更するととも
に、濾過精度を調節することのできるフィルタを内蔵し
た濾過装置を提供することを目的とするものである。
ィルタの使い捨て方式から再利用方式に変更するととも
に、濾過精度を調節することのできるフィルタを内蔵し
た濾過装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、糸状部材の両端部をフランジ状の第1固定部
材と第2固定部材で固着してフィルタを形成し、このフ
ィルタを多数の孔を有する連通管の外側に遊動自在に挿
入し、挿入したフィルタを捻転させて前記連通管に固定
することによりフィルタ組立体を形成し、このフィルタ
組立体を流体入口および液体出口を備えたケーシング内
に着脱自在に装着したことを特徴としており、請求項2
に記載の発明は、前記糸状部材の形状は、単繊維状また
はロープ状または布状またはスポンジ状またはパイプ状
であって、その材質は、天然繊維または合性繊維または
無機繊維または金属繊維であることを特徴としている。
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、糸状部材の両端部をフランジ状の第1固定部
材と第2固定部材で固着してフィルタを形成し、このフ
ィルタを多数の孔を有する連通管の外側に遊動自在に挿
入し、挿入したフィルタを捻転させて前記連通管に固定
することによりフィルタ組立体を形成し、このフィルタ
組立体を流体入口および液体出口を備えたケーシング内
に着脱自在に装着したことを特徴としており、請求項2
に記載の発明は、前記糸状部材の形状は、単繊維状また
はロープ状または布状またはスポンジ状またはパイプ状
であって、その材質は、天然繊維または合性繊維または
無機繊維または金属繊維であることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明は、糸状部材を捻転して形
成したフィルタ組立体を、ケーシング内に着脱自在に装
着した濾過装置において実現される。この発明の濾過装
置は、多数の糸状部材(たとえば、ナイロン繊維をロー
プ状に形成したもの)の両端部をフランジ状の第1固定
部材と第2固定部材で固着して筒状のフィルタを形成
し、このフィルタを多数の孔を有する連通管の外側に遊
動自在に挿入し、挿入したフィルタを所定の濾過精度に
適合するように捻転し、この捻転した状態で前記連通管
に前記第1固定部材および第2固定部材を介して適宜の
手段で固定しフィルタ組立体を形成する。いわゆる、前
記フィルタを前記連通管に巻き付けた状態でフィルタ組
立体を形成する。そして、前記フィルタ組立体を、流体
入口および流体出口を備えたケーシング内に着脱自在に
装着し、前記流体出口と前記連通管の一端とを連結パイ
プで接続した構成としている。
ついて説明すると、この発明は、糸状部材を捻転して形
成したフィルタ組立体を、ケーシング内に着脱自在に装
着した濾過装置において実現される。この発明の濾過装
置は、多数の糸状部材(たとえば、ナイロン繊維をロー
プ状に形成したもの)の両端部をフランジ状の第1固定
部材と第2固定部材で固着して筒状のフィルタを形成
し、このフィルタを多数の孔を有する連通管の外側に遊
動自在に挿入し、挿入したフィルタを所定の濾過精度に
適合するように捻転し、この捻転した状態で前記連通管
に前記第1固定部材および第2固定部材を介して適宜の
手段で固定しフィルタ組立体を形成する。いわゆる、前
記フィルタを前記連通管に巻き付けた状態でフィルタ組
立体を形成する。そして、前記フィルタ組立体を、流体
入口および流体出口を備えたケーシング内に着脱自在に
装着し、前記流体出口と前記連通管の一端とを連結パイ
プで接続した構成としている。
【0006】この発明の濾過装置によれば、流体入口か
ら流入した被濾過流体は、糸状部材を捻転して形成した
フィルタ組立体を流通する過程で被濾過流体中に混入し
ている粒子が除去され、処理流体は前記連通管から連結
パイプを介して流体出口へ流出する。そして、捕捉粒子
により前記フィルタ組立体が目詰まり状態になると、前
記ケーシング内から前記フィルタ組立体を取り出し、前
記連通管に捻転させたフィルタの捻りを戻し、この捻り
戻したフィルタを適宜の容器内で洗浄したり、あるいは
捕捉粒子を払い落す。洗浄あるいは払い落し後は前記手
順によりフィルタ組立体を形成し、前記ケーシング内に
装着して濾過を再開する。
ら流入した被濾過流体は、糸状部材を捻転して形成した
フィルタ組立体を流通する過程で被濾過流体中に混入し
ている粒子が除去され、処理流体は前記連通管から連結
パイプを介して流体出口へ流出する。そして、捕捉粒子
により前記フィルタ組立体が目詰まり状態になると、前
記ケーシング内から前記フィルタ組立体を取り出し、前
記連通管に捻転させたフィルタの捻りを戻し、この捻り
戻したフィルタを適宜の容器内で洗浄したり、あるいは
捕捉粒子を払い落す。洗浄あるいは払い落し後は前記手
順によりフィルタ組立体を形成し、前記ケーシング内に
装着して濾過を再開する。
【0007】また、前記糸状部材の形状は、前述のロー
プ状のほかに、単繊維状または布状またはスポンジ状ま
たはパイプ状のものでもよく、その材質は、天然繊維ま
たは合成繊維または無機繊維または金属繊維等が用いら
れ、実施に応じて選択することができる。
プ状のほかに、単繊維状または布状またはスポンジ状ま
たはパイプ状のものでもよく、その材質は、天然繊維ま
たは合成繊維または無機繊維または金属繊維等が用いら
れ、実施に応じて選択することができる。
【0008】以上のように、この発明の濾過装置は、糸
状部材で形成したフィルタを連通管に対して捻転させる
捻り強さによって濾過精度を調節することができる。ま
た、前記フィルタが目詰まりしたときは、捻転させたフ
ィルタの捻りを戻して洗浄等を行い、再使用することが
できる。
状部材で形成したフィルタを連通管に対して捻転させる
捻り強さによって濾過精度を調節することができる。ま
た、前記フィルタが目詰まりしたときは、捻転させたフ
ィルタの捻りを戻して洗浄等を行い、再使用することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1と図2は、この発明を実施し
た濾過装置の第一実施例の構造を概略的に示す断面説明
図である。なお、以下の説明は、被濾過流体が液体であ
る場合について説明する。
いて詳細に説明する。図1と図2は、この発明を実施し
た濾過装置の第一実施例の構造を概略的に示す断面説明
図である。なお、以下の説明は、被濾過流体が液体であ
る場合について説明する。
【0010】図1および図2において、この発明の濾過
装置1は、多数の糸状部材2(たとえば、ナイロン繊維
をロープ状に形成したもの)の両端部をフランジ状の第
1固定部材3と第2固定部材4で固着して筒状のフィル
タ5(図2参照)を形成する。この筒状のフィルタ5
を、図2に示すように、外周に多数の孔6を有する連通
管7の外側に遊動自在に挿入し、前記連通管7の下端部
に設けてあるプレート8の上面まで前記第2固定部材4
を挿入する。そして、前記連通管7に前記第2固定部材
4を固定手段(たとえば、固定ピンを嵌通する)(図示
省略)を介して固定し、予め設定した濾過精度に基づい
て、図1に示すように、前記第1固定部材3を回転させ
て前記フィルタ5を捻転する。この捻転した状態のフィ
ルタ5を前記連通管7に固定し、フィルタ組立体9を形
成する。この際の固定は、前記連通管7に前記第1固定
部材3を固定手段(たとえば、固定ピンを嵌通する)
(図示省略)を介して固定するようになっている。
装置1は、多数の糸状部材2(たとえば、ナイロン繊維
をロープ状に形成したもの)の両端部をフランジ状の第
1固定部材3と第2固定部材4で固着して筒状のフィル
タ5(図2参照)を形成する。この筒状のフィルタ5
を、図2に示すように、外周に多数の孔6を有する連通
管7の外側に遊動自在に挿入し、前記連通管7の下端部
に設けてあるプレート8の上面まで前記第2固定部材4
を挿入する。そして、前記連通管7に前記第2固定部材
4を固定手段(たとえば、固定ピンを嵌通する)(図示
省略)を介して固定し、予め設定した濾過精度に基づい
て、図1に示すように、前記第1固定部材3を回転させ
て前記フィルタ5を捻転する。この捻転した状態のフィ
ルタ5を前記連通管7に固定し、フィルタ組立体9を形
成する。この際の固定は、前記連通管7に前記第1固定
部材3を固定手段(たとえば、固定ピンを嵌通する)
(図示省略)を介して固定するようになっている。
【0011】前記フィルタ組立体9を収容するケーシン
グ10は、図1に示すように、透明な合成樹脂を筒状に
成形したケーシング本体11と同様の蓋部材12で構成
されている。前記ケーシング本体11の底部には、前記
フィルタ組立体9を所定位置(中央部)に固定するため
の固定手段(たとえば、ねじ止め等)が設けてあり、ま
た上端部には前記蓋部材12を接合する封着手段(たと
えば、螺合する)が設けてある。一方、前記蓋部材12
の下端部には、前記ケーシング本体11の上端部に接合
する封着手段(たとえば、螺合する)が設けてあり、ま
た外周面には流体を導入する導入パイプ部18を形成し
た流体入口13と前記連通管7に連結する連結パイプ部
19を形成した流体出口14が設けられている。
グ10は、図1に示すように、透明な合成樹脂を筒状に
成形したケーシング本体11と同様の蓋部材12で構成
されている。前記ケーシング本体11の底部には、前記
フィルタ組立体9を所定位置(中央部)に固定するため
の固定手段(たとえば、ねじ止め等)が設けてあり、ま
た上端部には前記蓋部材12を接合する封着手段(たと
えば、螺合する)が設けてある。一方、前記蓋部材12
の下端部には、前記ケーシング本体11の上端部に接合
する封着手段(たとえば、螺合する)が設けてあり、ま
た外周面には流体を導入する導入パイプ部18を形成し
た流体入口13と前記連通管7に連結する連結パイプ部
19を形成した流体出口14が設けられている。
【0012】前記フィルタ組立体9とケーシング10の
組立は、まずケーシング本体11内の所定位置(中央
部)へ前記フィルタ組立体9のプレート8を当接し、前
記固定手段(図示省略)を介して固定する。そして、前
記ケーシング本体11の上端部へ蓋部材12の下端部を
封着手段(図示省略)を介して封着する。このケーシン
グ本体11と蓋部材12との接合時において、前記フィ
ルタ組立体9の連通管7の上端部と前記蓋部材12に形
成した連結パイプ部19が接合するようになっている
(図1参照)。
組立は、まずケーシング本体11内の所定位置(中央
部)へ前記フィルタ組立体9のプレート8を当接し、前
記固定手段(図示省略)を介して固定する。そして、前
記ケーシング本体11の上端部へ蓋部材12の下端部を
封着手段(図示省略)を介して封着する。このケーシン
グ本体11と蓋部材12との接合時において、前記フィ
ルタ組立体9の連通管7の上端部と前記蓋部材12に形
成した連結パイプ部19が接合するようになっている
(図1参照)。
【0013】この発明の濾過装置1によれば、ケーシン
グ10の流体入口13から導入パイプ部18を介して流
入した被濾過流体は、糸状部材2を捻転して形成したフ
ィルタ組立体9を流通する過程で被濾過流体中に混入し
ている粒子が除去され、処理流体は前記連通管7から連
結パイプ部19を介して流体出口14から流出する。そ
して、捕捉粒子により前記フィルタ組立体9が目詰まり
状態になると、前記濾過装置1の組立手順の逆手順で前
記フィルタ組立体9を前記ケーシング10から取り出
し、前記連通管7に捻転して固定したフィルタ組立体9
の捻りを戻してフィルタ5(図2参照)とし、この捻り
戻したフィルタ5を適宜の容器内で洗浄し、捕捉した粒
子を除去する。洗浄後のフィルタ5は、前記手順により
フィルタ組立体9として形成し、前記ケーシング10内
に装着して濾過を再開する。また、目詰まりしたフィル
タ組立体9の替わりに別のフィルタ組立体9を装着す
る、いわゆるカートリッジ方式とすることも実施に応じ
て適宜選択することができる。
グ10の流体入口13から導入パイプ部18を介して流
入した被濾過流体は、糸状部材2を捻転して形成したフ
ィルタ組立体9を流通する過程で被濾過流体中に混入し
ている粒子が除去され、処理流体は前記連通管7から連
結パイプ部19を介して流体出口14から流出する。そ
して、捕捉粒子により前記フィルタ組立体9が目詰まり
状態になると、前記濾過装置1の組立手順の逆手順で前
記フィルタ組立体9を前記ケーシング10から取り出
し、前記連通管7に捻転して固定したフィルタ組立体9
の捻りを戻してフィルタ5(図2参照)とし、この捻り
戻したフィルタ5を適宜の容器内で洗浄し、捕捉した粒
子を除去する。洗浄後のフィルタ5は、前記手順により
フィルタ組立体9として形成し、前記ケーシング10内
に装着して濾過を再開する。また、目詰まりしたフィル
タ組立体9の替わりに別のフィルタ組立体9を装着す
る、いわゆるカートリッジ方式とすることも実施に応じ
て適宜選択することができる。
【0014】つぎに、この発明の濾過装置1について、
他の実施例である第二実施例を図3に基づいて説明す
る。図3に図示した第二実施例は、前記ケーシング本体
11の底部所定位置(中央部)に、後述する第2固定部
材4を嵌入する穴15を開口している。前記糸状部材2
の両端部を固定する第1固定部材3と第2固定部材4の
うち、この実施例においては第2固定部材4を、図3に
示すように、フランジ付円筒容器形状とし、内側に前記
連通管7の下部を挿入し、外周部を前記ケーシング本体
11の底部に開口した穴15に嵌入し、前記底部と前記
フランジ下部との間にシール部材16を装着している。
そして、前記第2固定部材4の下面につまみ17を設け
ている。なお、上記以外の構成は、前記第一実施例と同
様であるので、詳細な説明を省略する。
他の実施例である第二実施例を図3に基づいて説明す
る。図3に図示した第二実施例は、前記ケーシング本体
11の底部所定位置(中央部)に、後述する第2固定部
材4を嵌入する穴15を開口している。前記糸状部材2
の両端部を固定する第1固定部材3と第2固定部材4の
うち、この実施例においては第2固定部材4を、図3に
示すように、フランジ付円筒容器形状とし、内側に前記
連通管7の下部を挿入し、外周部を前記ケーシング本体
11の底部に開口した穴15に嵌入し、前記底部と前記
フランジ下部との間にシール部材16を装着している。
そして、前記第2固定部材4の下面につまみ17を設け
ている。なお、上記以外の構成は、前記第一実施例と同
様であるので、詳細な説明を省略する。
【0015】前記構成の第二実施例によれば、糸状部材
2の両端部を第1固定部材3と第2固定部材4で固着し
て筒状のフィルタ5を形成する。このフィルタ5の第1
固定部材3側から連通管7を第2固定部材4の底部まで
挿入し、前記第1固定部材3と前記連通管7とを固定手
段(図示省略)を介して固定してフィルタ組立体9を形
成する。このフィルタ組立体9を図3に示すように、前
記ケーシング本体11内の穴15に前記シール部材16
を介して前記第2固定部材4の外周面を嵌入する。そし
て前記第1固定部材3と前記ケーシング本体11の内周
壁とを固定手段(たとえば、回り止め部材を設ける)
(図示省略)で固定した後、前記第一実施例と同様に、
前記蓋部材12で前記ケーシング本体11の上端部を封
着する。
2の両端部を第1固定部材3と第2固定部材4で固着し
て筒状のフィルタ5を形成する。このフィルタ5の第1
固定部材3側から連通管7を第2固定部材4の底部まで
挿入し、前記第1固定部材3と前記連通管7とを固定手
段(図示省略)を介して固定してフィルタ組立体9を形
成する。このフィルタ組立体9を図3に示すように、前
記ケーシング本体11内の穴15に前記シール部材16
を介して前記第2固定部材4の外周面を嵌入する。そし
て前記第1固定部材3と前記ケーシング本体11の内周
壁とを固定手段(たとえば、回り止め部材を設ける)
(図示省略)で固定した後、前記第一実施例と同様に、
前記蓋部材12で前記ケーシング本体11の上端部を封
着する。
【0016】この発明の第2実施例によれば、ケーシン
グ10内にフィルタ組立体9を装着した後、第2固定部
材4の下面に設けたつまみ17を予め設定した濾過精度
に基づいて所定角度回転させる。このつまみ17を回転
させることにより、図3に示すようにフィルタ5は捻転
する。この捻転した状態で前記第2固定部材4と前記ケ
ーシング本体11の底面とを固定手段(たとえば、L型
ピン等で固定する)(図示省略)で固定する。そして、
第一実施例と同様に、流体の濾過を行ない前記フィルタ
組立体9が目詰まり状態になると、流体の供給を一時停
止し、前記第2固定部材4の固定手段を解放し、前記つ
まみ17を逆回転させて前記フィルタ5の捻り状態を開
放するとともに、前記つまみ17を正逆回転することに
より前記フィルタ5を揺動させて捕捉粒子を除去し、除
去した捕捉粒子はケーシング本体11内に貯留した流体
とともにドレン出口(図示省略)から排出する。そし
て、洗浄後のフィルタ5は、前述の手順によりフィルタ
組立体9として形成し、再度流体の濾過を始める。
グ10内にフィルタ組立体9を装着した後、第2固定部
材4の下面に設けたつまみ17を予め設定した濾過精度
に基づいて所定角度回転させる。このつまみ17を回転
させることにより、図3に示すようにフィルタ5は捻転
する。この捻転した状態で前記第2固定部材4と前記ケ
ーシング本体11の底面とを固定手段(たとえば、L型
ピン等で固定する)(図示省略)で固定する。そして、
第一実施例と同様に、流体の濾過を行ない前記フィルタ
組立体9が目詰まり状態になると、流体の供給を一時停
止し、前記第2固定部材4の固定手段を解放し、前記つ
まみ17を逆回転させて前記フィルタ5の捻り状態を開
放するとともに、前記つまみ17を正逆回転することに
より前記フィルタ5を揺動させて捕捉粒子を除去し、除
去した捕捉粒子はケーシング本体11内に貯留した流体
とともにドレン出口(図示省略)から排出する。そし
て、洗浄後のフィルタ5は、前述の手順によりフィルタ
組立体9として形成し、再度流体の濾過を始める。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の濾過装
置によれば、糸状部材を捻転して形成したフィルタ組立
体をケーシング内に着脱自在に装着したので、従来のフ
ィルタの使い捨て方式から再利用方式に改善することが
できる。また、フィルタの捻転の強弱により濾過精度を
調節することができるので、フィルタのコスト低減と流
体の濾過コストを大幅に低減することができる。
置によれば、糸状部材を捻転して形成したフィルタ組立
体をケーシング内に着脱自在に装着したので、従来のフ
ィルタの使い捨て方式から再利用方式に改善することが
できる。また、フィルタの捻転の強弱により濾過精度を
調節することができるので、フィルタのコスト低減と流
体の濾過コストを大幅に低減することができる。
【図1】この発明を実施した濾過装置の第一実施例の構
造を概略的に示す断面説明図である。
造を概略的に示す断面説明図である。
【図2】図1において、フィルタを捻転していない状態
を示す部分説明図である。
を示す部分説明図である。
【図3】この発明を実施した濾過装置の第二実施例の構
造を概略的に示す断面説明図である。
造を概略的に示す断面説明図である。
【図4】従来の濾過装置の構造を概略的に示す断面説明
図である。
図である。
1 濾過装置 2 糸状部材 3 第1固定部材 4 第2固定部材 5 フィルタ 6 孔 7 連通管 9 フィルタ組立体 10 ケーシング 13 流体入口 14 流体出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 39/20 B01D 39/20 A 46/02 9729−4D 46/02 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 糸状部材2の両端部をフランジ状の第1
固定部材3と第2固定部材4で固着してフィルタ5を形
成し、このフィルタ5を多数の孔6を有する連通管7の
外側に遊動自在に挿入し、挿入したフィルタ5を捻転さ
せて前記連通管7に固定することによりフィルタ組立体
9を形成し、このフィルタ組立体9を流体入口13およ
び流体出口14を備えたケーシング10内に着脱自在に
装着したことを特徴とする濾過装置。 - 【請求項2】 前記糸状部材2の形状は、単繊維状また
はロープ状または布状またはスポンジ状またはパイプ状
であって、その材質は、天然繊維または合性繊維または
無機繊維または金属繊維であることを特徴とする請求項
1に記載の濾過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8244181A JPH1066807A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8244181A JPH1066807A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066807A true JPH1066807A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17114978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8244181A Pending JPH1066807A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1066807A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000006282A1 (fr) * | 1998-07-28 | 2000-02-10 | Sanshudensen Kabushiki Kaisha | Element filtrant cylindrique et filtre |
KR100393274B1 (ko) * | 2000-10-17 | 2003-08-09 | 임정아 | 공극 조절 여과장치 |
KR100813114B1 (ko) | 2007-12-13 | 2008-03-17 | (주)성신엔지니어링 | 당김형 공극제어 섬유여과기 |
CN114534326A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 河北华丰能源科技发展有限公司 | 具有自清理功能的过滤装置 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP8244181A patent/JPH1066807A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009075447A1 (en) * | 2007-12-13 | 2009-06-18 | Sungshin Engineering Co., Ltd | Lift type pore-controllable fiber filter |
US8201695B2 (en) | 2007-12-13 | 2012-06-19 | Sseng Co., Ltd. | Lift type pore-controllable fiber filter |
CN114534326A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 河北华丰能源科技发展有限公司 | 具有自清理功能的过滤装置 |
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