JPH1065467A - フィルタ付き低雑音増幅器 - Google Patents
フィルタ付き低雑音増幅器Info
- Publication number
- JPH1065467A JPH1065467A JP8220940A JP22094096A JPH1065467A JP H1065467 A JPH1065467 A JP H1065467A JP 8220940 A JP8220940 A JP 8220940A JP 22094096 A JP22094096 A JP 22094096A JP H1065467 A JPH1065467 A JP H1065467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- filter
- terminal
- hybrid circuit
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2053—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities the coaxial cavity resonators being disposed parall to each other
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/60—Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
- H03F3/602—Combinations of several amplifiers
- H03F3/604—Combinations of several amplifiers using FET's
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/372—Noise reduction and elimination in amplifier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雑音指数を改善し低コストを実現するため、
アイソレータを用いないフィルタ付き低雑音増幅器を提
供する。 【解決手段】 入力端子101とフィルタ131の一端
子を接続する。フィルタ131の他端子と第1の3dB
ハイブリッド回路103を接続する。第1の3dBハイ
ブリッド回路103をそれぞれ第1の増幅回路105、
第2の増幅回路106と接続する。そして、第1の増幅
回路105と第2の増幅回路106をそれぞれ第2の3
dBハイブリッド回路104と接続する。第2の3dB
ハイブリッド回路104と出力端子102を接続する。
第1の3dBハイブリッド回路103、第2の3dBハ
イブリッド回路104のそれぞれ一端子は終端抵抗11
3、114を介して接地する。
アイソレータを用いないフィルタ付き低雑音増幅器を提
供する。 【解決手段】 入力端子101とフィルタ131の一端
子を接続する。フィルタ131の他端子と第1の3dB
ハイブリッド回路103を接続する。第1の3dBハイ
ブリッド回路103をそれぞれ第1の増幅回路105、
第2の増幅回路106と接続する。そして、第1の増幅
回路105と第2の増幅回路106をそれぞれ第2の3
dBハイブリッド回路104と接続する。第2の3dB
ハイブリッド回路104と出力端子102を接続する。
第1の3dBハイブリッド回路103、第2の3dBハ
イブリッド回路104のそれぞれ一端子は終端抵抗11
3、114を介して接地する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車電
話や携帯電話などの移動体通信システムの基地局に使用
するフィルタ付き低雑音増幅器に関するものである。
話や携帯電話などの移動体通信システムの基地局に使用
するフィルタ付き低雑音増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話など移動体通信の急速な
普及により移動体通信基地局の需要が増加しており、そ
れにともなってそこで用いられる低雑音増幅器の高性能
化、低価格化が要求されている。
普及により移動体通信基地局の需要が増加しており、そ
れにともなってそこで用いられる低雑音増幅器の高性能
化、低価格化が要求されている。
【0003】以下に図面を参照しながら、従来のフィル
タ付き低雑音増幅器の一例について説明する。
タ付き低雑音増幅器の一例について説明する。
【0004】図12は従来のフィルタ付き低雑音増幅器
のブロック図を示すものである。図12において、60
1は入力端子、602は出力端子、603はフィルタ、
604はアイソレータ、605は入力側整合回路、60
6は増幅素子、607は出力側整合回路である。以下そ
の動作について説明する。
のブロック図を示すものである。図12において、60
1は入力端子、602は出力端子、603はフィルタ、
604はアイソレータ、605は入力側整合回路、60
6は増幅素子、607は出力側整合回路である。以下そ
の動作について説明する。
【0005】基地局共用器中で用いられる低雑音増幅器
は、低雑音特性を必要とするため、入力側整合回路は雑
音指数が最小となるように設計される。一方、この低雑
音増幅器は、普通は入力側にアンテナ共用器を接続して
用いられるため、アンテナ共用器中のフィルタの特性を
出すには、フィルタと増幅器との間でインピーダンス整
合がとれていることが必要である。そこでフィルタ60
3と入力側整合回路605との間にアイソレータ604
を挿入する。この回路構成を用いることにより、入力端
子601においてはインピーダンス整合が成立し、かつ
増幅素子606の入力側においては、雑音指数整合が成
立する。
は、低雑音特性を必要とするため、入力側整合回路は雑
音指数が最小となるように設計される。一方、この低雑
音増幅器は、普通は入力側にアンテナ共用器を接続して
用いられるため、アンテナ共用器中のフィルタの特性を
出すには、フィルタと増幅器との間でインピーダンス整
合がとれていることが必要である。そこでフィルタ60
3と入力側整合回路605との間にアイソレータ604
を挿入する。この回路構成を用いることにより、入力端
子601においてはインピーダンス整合が成立し、かつ
増幅素子606の入力側においては、雑音指数整合が成
立する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、インピーダンス整合と雑音指数整合とを
両立させるにはアイソレータを必要とする。アイソレー
タは低雑音増幅器の入力側に挿入されるため、アイソレ
ータの挿入損失がそのまま回路の雑音指数を劣化させ
る。また、アイソレータは非常に高価で、低コストを実
現するには大きな問題となる。
うな構成では、インピーダンス整合と雑音指数整合とを
両立させるにはアイソレータを必要とする。アイソレー
タは低雑音増幅器の入力側に挿入されるため、アイソレ
ータの挿入損失がそのまま回路の雑音指数を劣化させ
る。また、アイソレータは非常に高価で、低コストを実
現するには大きな問題となる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、アイソレータ
を用いることなくインピーダンス整合と雑音指数整合を
両立するフィルタ付き低雑音増幅器を提供することを目
的とする。
を用いることなくインピーダンス整合と雑音指数整合を
両立するフィルタ付き低雑音増幅器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のフィルタ付き低雑音増幅器は、2つの増幅
回路を並列に配置し、その入出力側にそれぞれ3dBハ
イブリッド回路を接続し、入力側に接続した3dBハイ
ブリッド回路の入力端子の一端にフィルタを接続した構
成にしたものである。
めに本発明のフィルタ付き低雑音増幅器は、2つの増幅
回路を並列に配置し、その入出力側にそれぞれ3dBハ
イブリッド回路を接続し、入力側に接続した3dBハイ
ブリッド回路の入力端子の一端にフィルタを接続した構
成にしたものである。
【0009】
(実施の形態1)以下本発明の実施の形態1のフィルタ
付き低雑音増幅器について、その構造を図面を参照しな
がら説明する。
付き低雑音増幅器について、その構造を図面を参照しな
がら説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態1におけるフィ
ルタ付き低雑音増幅器のブロック図、図2は本発明の実
施の形態1におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路図
を示すものである。
ルタ付き低雑音増幅器のブロック図、図2は本発明の実
施の形態1におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路図
を示すものである。
【0011】図1において、101は入力端子、102
は出力端子、103、104は3dBハイブリッド回
路、105、106は増幅回路、131はフィルタであ
る。第1の増幅回路105は、入力側整合回路107と
増幅素子108と出力側整合回路109の縦続接続によ
り構成されている。同様に、第2の増幅回路106は入
力側整合回路110と増幅素子111と出力側整合回路
112の縦続接続により構成されている。3dBハイブ
リッド回路の端子番号を図3に示すとおりに定義する。
は出力端子、103、104は3dBハイブリッド回
路、105、106は増幅回路、131はフィルタであ
る。第1の増幅回路105は、入力側整合回路107と
増幅素子108と出力側整合回路109の縦続接続によ
り構成されている。同様に、第2の増幅回路106は入
力側整合回路110と増幅素子111と出力側整合回路
112の縦続接続により構成されている。3dBハイブ
リッド回路の端子番号を図3に示すとおりに定義する。
【0012】図2を用いて、本発明の実施の形態1で用
いられるフィルタ131の回路構成を説明する。入力端
子101と誘電体共振器141を結合コンデンサ151
を介して接続し、誘電体共振器141と誘電体共振器1
42を結合コンデンサ152を介して接続し、誘電体共
振器142と誘電体共振器143を結合コンデンサ15
3を介して接続し、誘電体共振器143と誘電体共振器
144を結合コンデンサ154を介して接続し、誘電体
共振器144と誘電体共振器145を結合コンデンサ1
55を介して接続し、誘電体共振器145と誘電体共振
器146を結合コンデンサ156、157を介して接続
し、結合コンデンサ156と157の接続部より出力端
子134を出している構成になっている。例えば、フィ
ルタ131の入出力インピーダンスは50Ωになってい
る。
いられるフィルタ131の回路構成を説明する。入力端
子101と誘電体共振器141を結合コンデンサ151
を介して接続し、誘電体共振器141と誘電体共振器1
42を結合コンデンサ152を介して接続し、誘電体共
振器142と誘電体共振器143を結合コンデンサ15
3を介して接続し、誘電体共振器143と誘電体共振器
144を結合コンデンサ154を介して接続し、誘電体
共振器144と誘電体共振器145を結合コンデンサ1
55を介して接続し、誘電体共振器145と誘電体共振
器146を結合コンデンサ156、157を介して接続
し、結合コンデンサ156と157の接続部より出力端
子134を出している構成になっている。例えば、フィ
ルタ131の入出力インピーダンスは50Ωになってい
る。
【0013】次に、図2を用いて本発明の実施の形態1
におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路構成を説明す
る。入力端子101とフィルタ131の一端を接続し、
フィルタ131の他端と第1の3dBハイブリッド回路
103の第1の端子を接続し、第1の3dBハイブリッ
ド回路103の第3の端子を第1の入力側整合回路10
7を介して第1の増幅回路用増幅素子108の入力側と
接続し、第1の3dBハイブリッド回路103の第4の
端子を第2の入力側整合回路110を介して第2の増幅
回路用増幅素子111の入力側と接続し、第1の増幅回
路用増幅素子108の出力側を第1の出力側整合回路1
09を介して第2の3dBハイブリッド回路104の第
1の端子を接続し、第2の増幅回路用増幅素子111の
出力側を第2の出力側整合回路112を介して第2の3
dBハイブリッド回路104の第2の端子を接続し、第
2の3dBハイブリッド回路104の第4の端子と出力
端子102を接続する。第1の3dBハイブリッド回路
103の第2の端子は終端抵抗113を介して、第2の
3dBハイブリッド回路104の第3の端子は終端抵抗
114を介してそれぞれ接地する。
におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路構成を説明す
る。入力端子101とフィルタ131の一端を接続し、
フィルタ131の他端と第1の3dBハイブリッド回路
103の第1の端子を接続し、第1の3dBハイブリッ
ド回路103の第3の端子を第1の入力側整合回路10
7を介して第1の増幅回路用増幅素子108の入力側と
接続し、第1の3dBハイブリッド回路103の第4の
端子を第2の入力側整合回路110を介して第2の増幅
回路用増幅素子111の入力側と接続し、第1の増幅回
路用増幅素子108の出力側を第1の出力側整合回路1
09を介して第2の3dBハイブリッド回路104の第
1の端子を接続し、第2の増幅回路用増幅素子111の
出力側を第2の出力側整合回路112を介して第2の3
dBハイブリッド回路104の第2の端子を接続し、第
2の3dBハイブリッド回路104の第4の端子と出力
端子102を接続する。第1の3dBハイブリッド回路
103の第2の端子は終端抵抗113を介して、第2の
3dBハイブリッド回路104の第3の端子は終端抵抗
114を介してそれぞれ接地する。
【0014】本実施の形態で用いているフィルタの構造
を図4に示す上面図を用いて説明する。なお、図4に示
す回路は図2のフィルタ部回路の構造図であるので、同
一構成部分には同一番号を付してある。図4において、
201はアルミナ基板、221〜226は接続金具、3
01はシールド、接地用筐体、302、303は仕切
り、304は共振器接地用カバーであり、例えば301
〜304は銅メッキの上に銀メッキを施した鉄を用い
る。また、誘電体共振器141〜146には先端開放円
筒型誘電体同軸共振器を用い、結合コンデンサ151〜
157にはアルミナ基板201に銅パターン211〜2
18で形成したコンデンサを用い、入力端子101には
N型コネクタを用いる。また、誘電体共振器の外導体の
アースを強くとるため、また外部電磁界からのシールド
をしっかりとするために、図5に示すような上蓋311
をかぶせる構造にする。
を図4に示す上面図を用いて説明する。なお、図4に示
す回路は図2のフィルタ部回路の構造図であるので、同
一構成部分には同一番号を付してある。図4において、
201はアルミナ基板、221〜226は接続金具、3
01はシールド、接地用筐体、302、303は仕切
り、304は共振器接地用カバーであり、例えば301
〜304は銅メッキの上に銀メッキを施した鉄を用い
る。また、誘電体共振器141〜146には先端開放円
筒型誘電体同軸共振器を用い、結合コンデンサ151〜
157にはアルミナ基板201に銅パターン211〜2
18で形成したコンデンサを用い、入力端子101には
N型コネクタを用いる。また、誘電体共振器の外導体の
アースを強くとるため、また外部電磁界からのシールド
をしっかりとするために、図5に示すような上蓋311
をかぶせる構造にする。
【0015】また、図2において例えば3dBハイブリ
ッド回路103、104には図6に示すようなテフロン
基板上に形成された分布定数線路を用い、増幅素子10
8、111にはGaAsFETを用い、整合回路10
7、109、110、112にはコイルとコンデンサで
構成された回路を用いる。第1の入力側整合回路107
と第2の入力側整合回路110は同一の回路構成とし、
同様に第1の出力側整合回路108と第2の出力側整合
回路111も同一の回路構成とする。
ッド回路103、104には図6に示すようなテフロン
基板上に形成された分布定数線路を用い、増幅素子10
8、111にはGaAsFETを用い、整合回路10
7、109、110、112にはコイルとコンデンサで
構成された回路を用いる。第1の入力側整合回路107
と第2の入力側整合回路110は同一の回路構成とし、
同様に第1の出力側整合回路108と第2の出力側整合
回路111も同一の回路構成とする。
【0016】以上のように構成されたフィルタ付き低雑
音増幅器について、その動作を説明する。
音増幅器について、その動作を説明する。
【0017】移動体通信用基地局で用いられる受信系増
幅器は低雑音特性を要求されるため、入力側整合回路は
雑音指数が最小となるように設計される。一方、このよ
うな受信系増幅器は、通常は入力側にアンテナ共用器を
接続して用いられる。そのため、アンテナ共用器中のフ
ィルタの特性を出すには、フィルタと増幅器との間でイ
ンピーダンス整合がとれている必要がある。つまり、イ
ンピーダンス整合と雑音指数整合が両立していなければ
ならない。
幅器は低雑音特性を要求されるため、入力側整合回路は
雑音指数が最小となるように設計される。一方、このよ
うな受信系増幅器は、通常は入力側にアンテナ共用器を
接続して用いられる。そのため、アンテナ共用器中のフ
ィルタの特性を出すには、フィルタと増幅器との間でイ
ンピーダンス整合がとれている必要がある。つまり、イ
ンピーダンス整合と雑音指数整合が両立していなければ
ならない。
【0018】本実施の形態の回路においては、第1の3
dBハイブリッド回路103の端子3、4においては雑
音指数整合はとれているが、インピーダンス整合はとれ
ておらず、そのためそれぞれそこで反射波が生じる。し
かし、第1の3dBハイブリッド回路103の端子3、
4において生じた反射波は全て端子2へ流れ、入力端子
である端子1へは流れない。そのため3dBハイブリッ
ド回路の端子1から見るとインピーダンス整合がとれて
いることになる。本実施の形態の回路では、フィルタの
性能も低雑音増幅器の性能も劣化していない。すなわち
アイソレータを用いることなく、インピーダンス整合と
雑音指数整合が両立したフィルタ付き低雑音増幅器を実
現している。
dBハイブリッド回路103の端子3、4においては雑
音指数整合はとれているが、インピーダンス整合はとれ
ておらず、そのためそれぞれそこで反射波が生じる。し
かし、第1の3dBハイブリッド回路103の端子3、
4において生じた反射波は全て端子2へ流れ、入力端子
である端子1へは流れない。そのため3dBハイブリッ
ド回路の端子1から見るとインピーダンス整合がとれて
いることになる。本実施の形態の回路では、フィルタの
性能も低雑音増幅器の性能も劣化していない。すなわち
アイソレータを用いることなく、インピーダンス整合と
雑音指数整合が両立したフィルタ付き低雑音増幅器を実
現している。
【0019】本実施の形態におけるフィルタ付き低雑音
増幅器の雑音指数特性と従来例におけるフィルタ付き低
雑音増幅器の雑音指数特性を(表1)に示す。
増幅器の雑音指数特性と従来例におけるフィルタ付き低
雑音増幅器の雑音指数特性を(表1)に示す。
【0020】
【表1】
【0021】(表1)から明らかなように本実施の形態
における雑音指数特性は従来例における雑音指数特性に
比較して優れている。
における雑音指数特性は従来例における雑音指数特性に
比較して優れている。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、並列
に配置された2つの増幅回路と、その入力側、出力側に
それぞれ3dBハイブリッド回路を接続した回路構成を
用いることにより、アイソレータを用いることなく、イ
ンピーダンス整合と雑音指数整合を満足するフィルタ付
き低雑音増幅器を構成することができ、アイソレータを
用いたフィルタ付き低雑音増幅器よりも優れた雑音指数
特性を有するフィルタ付き低雑音増幅器を構成すること
ができる。アイソレータを用いないということは、その
分の低コスト化を図ることができる。また、増幅回路に
用いる増幅素子にGaAsFETを用いることや、3d
Bハイブリッド回路103、104にテフロン基板を用
いた分布定数線路を用いることにより、低雑音特性を実
現している。さらに、増幅回路を並列接続構成とするこ
とにより、低歪み特性も実現することができる。
に配置された2つの増幅回路と、その入力側、出力側に
それぞれ3dBハイブリッド回路を接続した回路構成を
用いることにより、アイソレータを用いることなく、イ
ンピーダンス整合と雑音指数整合を満足するフィルタ付
き低雑音増幅器を構成することができ、アイソレータを
用いたフィルタ付き低雑音増幅器よりも優れた雑音指数
特性を有するフィルタ付き低雑音増幅器を構成すること
ができる。アイソレータを用いないということは、その
分の低コスト化を図ることができる。また、増幅回路に
用いる増幅素子にGaAsFETを用いることや、3d
Bハイブリッド回路103、104にテフロン基板を用
いた分布定数線路を用いることにより、低雑音特性を実
現している。さらに、増幅回路を並列接続構成とするこ
とにより、低歪み特性も実現することができる。
【0023】なお、本実施の形態において、3dBハイ
ブリッド回路103、104を図6に示すようなテフロ
ン基板を用いた分布定数線路で構成したが、これを他の
基板を用いた分布定数線路や、あるいは図7に示す集中
定数素子や、集積化されたチップ3dBハイブリッドで
構成しても構わない。誘電率が高い基板上に分布定数線
路で3dBハイブリッド回路を構成することや、集中定
数素子や集積化されたチップ3dBハイブリッドを用い
ることにより、さらに回路の小型化を図ることができ
る。また、第1の3dBハイブリッド回路に低損失な基
板上に構成された回路を用いることにより、雑音指数特
性のさらなる改善を図ることができる。また、これらを
組み合わせて、第1の3dBハイブリッド回路に低損失
な回路を用い、第2の3dBハイブリッド回路に集積化
されたチップ3dBハイブリッドを用いることにより、
雑音指数特性の改善と、回路の小型化の両方を図ること
ができる。
ブリッド回路103、104を図6に示すようなテフロ
ン基板を用いた分布定数線路で構成したが、これを他の
基板を用いた分布定数線路や、あるいは図7に示す集中
定数素子や、集積化されたチップ3dBハイブリッドで
構成しても構わない。誘電率が高い基板上に分布定数線
路で3dBハイブリッド回路を構成することや、集中定
数素子や集積化されたチップ3dBハイブリッドを用い
ることにより、さらに回路の小型化を図ることができ
る。また、第1の3dBハイブリッド回路に低損失な基
板上に構成された回路を用いることにより、雑音指数特
性のさらなる改善を図ることができる。また、これらを
組み合わせて、第1の3dBハイブリッド回路に低損失
な回路を用い、第2の3dBハイブリッド回路に集積化
されたチップ3dBハイブリッドを用いることにより、
雑音指数特性の改善と、回路の小型化の両方を図ること
ができる。
【0024】(実施の形態2)以下本発明の実施の形態
2のフィルタ付き低雑音増幅器について、図面を参照し
ながら説明する。
2のフィルタ付き低雑音増幅器について、図面を参照し
ながら説明する。
【0025】図8は本発明の実施の形態2におけるフィ
ルタ付き低雑音増幅器のブロック図、図9は本発明の実
施の形態2におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路図
を示すものである。
ルタ付き低雑音増幅器のブロック図、図9は本発明の実
施の形態2におけるフィルタ付き低雑音増幅器の回路図
を示すものである。
【0026】図8において132はアンテナ共用器、1
33は送信に接続する端子である。図1に示す第1の実
施の形態のブロック図と同一構成部分には同一番号を用
いてある。本実施の形態において第1の実施の形態と異
なる点は、第1の実施の形態の回路において用いられて
いたフィルタの代わりにアンテナ共用器132を接続し
ている点である。
33は送信に接続する端子である。図1に示す第1の実
施の形態のブロック図と同一構成部分には同一番号を用
いてある。本実施の形態において第1の実施の形態と異
なる点は、第1の実施の形態の回路において用いられて
いたフィルタの代わりにアンテナ共用器132を接続し
ている点である。
【0027】図9を用いて、本発明の実施の形態2にお
けるフィルタ付き低雑音増幅器中のアンテナ共用器13
2の回路構成を説明する。141〜146は受信フィル
タの誘電体共振器、151〜157は受信フィルタの結
合コンデンサ、161〜166は送信フィルタの誘電体
共振器、171〜177は送信フィルタの結合コンデン
サ、181〜183は送信フィルタで用いるインダク
タ、184〜187は送信フィルタで用いるコンデンサ
である。端子101から送信フィルタと受信フィルタが
接続されている。送信フィルタ部分の構成は、入力端子
101から接地コンデンサ184〜187と直列インダ
クタ181〜183が交互に接続された構成の回路と結
合コンデンサ171を介して、誘電体共振器161を接
続する。誘電体共振器161と誘電体共振器162を結
合コンデンサ171と172を介して接続し、誘電体共
振器162と誘電体共振器163を結合コンデンサ17
3を介して接続し、誘電体共振器163と誘電体共振器
164を結合コンデンサ174を介して接続し、誘電体
共振器164と誘電体共振器165を結合コンデンサ1
75を介して接続し、誘電体共振器165と誘電体共振
器166を結合コンデンサ176を介して接続し、誘電
体共振器166と端子133を結合コンデンサ177を
介して接続する。端子133は、例えば50Ω系の回路
に接続されているか、あるいは50Ω整合終端されてい
る。受信フィルタ部分の構成は本発明の実施の形態1で
ある図2の構成と同様である。例えば、各端子の入出力
インピーダンスは50Ωとなっている。
けるフィルタ付き低雑音増幅器中のアンテナ共用器13
2の回路構成を説明する。141〜146は受信フィル
タの誘電体共振器、151〜157は受信フィルタの結
合コンデンサ、161〜166は送信フィルタの誘電体
共振器、171〜177は送信フィルタの結合コンデン
サ、181〜183は送信フィルタで用いるインダク
タ、184〜187は送信フィルタで用いるコンデンサ
である。端子101から送信フィルタと受信フィルタが
接続されている。送信フィルタ部分の構成は、入力端子
101から接地コンデンサ184〜187と直列インダ
クタ181〜183が交互に接続された構成の回路と結
合コンデンサ171を介して、誘電体共振器161を接
続する。誘電体共振器161と誘電体共振器162を結
合コンデンサ171と172を介して接続し、誘電体共
振器162と誘電体共振器163を結合コンデンサ17
3を介して接続し、誘電体共振器163と誘電体共振器
164を結合コンデンサ174を介して接続し、誘電体
共振器164と誘電体共振器165を結合コンデンサ1
75を介して接続し、誘電体共振器165と誘電体共振
器166を結合コンデンサ176を介して接続し、誘電
体共振器166と端子133を結合コンデンサ177を
介して接続する。端子133は、例えば50Ω系の回路
に接続されているか、あるいは50Ω整合終端されてい
る。受信フィルタ部分の構成は本発明の実施の形態1で
ある図2の構成と同様である。例えば、各端子の入出力
インピーダンスは50Ωとなっている。
【0028】本実施の形態で用いている共用器の構造を
図10に示す。なお、図10に示す回路は図9の共用器
部回路の構造図であるので、同一構成部分には同一番号
を付してある。図10において、201、202はアル
ミナ基板、231は伝送線路、301はシールド、接地
用筐体、302、303、305、306は仕切り、3
04、307、308は接地用カバーであり、例えば3
01〜308は銅メッキの上に銀メッキを施した鉄を用
いる。また、誘電体共振器141〜146、161〜1
66には先端開放円筒型誘電体同軸共振器を用い、結合
コンデンサ151〜157、171〜177にはアルミ
ナ基板に銅パターンで形成したコンデンサを用い、直列
インダクタ181〜183には空芯コイルを用い、接地
コンデンサ184〜187にはアルミナ基板の両面に銅
パターンを付けたものを用い、伝送線路231には特性
インピーダンスが50Ωのセミリジッドケーブルを用
い、端子101にはN型コネクタを用いる。また、本発
明の第1の実施の形態の場合と同様、誘電体共振器の外
導体のアースを強くとるため、また外部電磁界からのシ
ールドをしっかりとするために図11に示すような上蓋
311をかぶせる構造にする。
図10に示す。なお、図10に示す回路は図9の共用器
部回路の構造図であるので、同一構成部分には同一番号
を付してある。図10において、201、202はアル
ミナ基板、231は伝送線路、301はシールド、接地
用筐体、302、303、305、306は仕切り、3
04、307、308は接地用カバーであり、例えば3
01〜308は銅メッキの上に銀メッキを施した鉄を用
いる。また、誘電体共振器141〜146、161〜1
66には先端開放円筒型誘電体同軸共振器を用い、結合
コンデンサ151〜157、171〜177にはアルミ
ナ基板に銅パターンで形成したコンデンサを用い、直列
インダクタ181〜183には空芯コイルを用い、接地
コンデンサ184〜187にはアルミナ基板の両面に銅
パターンを付けたものを用い、伝送線路231には特性
インピーダンスが50Ωのセミリジッドケーブルを用
い、端子101にはN型コネクタを用いる。また、本発
明の第1の実施の形態の場合と同様、誘電体共振器の外
導体のアースを強くとるため、また外部電磁界からのシ
ールドをしっかりとするために図11に示すような上蓋
311をかぶせる構造にする。
【0029】次に図9を用いて、本実施の形態における
フィルタ付き低雑音増幅器の回路構成を説明する。端子
101を上述したアンテナ共用器132の一端子に接続
する。アンテナ共用器132中の受信フィルタからの端
子134を3dBハイブリッド回路103の第1の端子
に接続し、第1の3dBハイブリッド回路103の第3
の端子を第1の入力側整合回路107を介して第1の増
幅回路用増幅素子108の入力側と接続し、第1の3d
Bハイブリッド回路103の第4の端子を第2の入力側
整合回路110を介して第2の増幅回路用増幅素子11
1の入力側と接続し、第1の増幅回路用増幅素子108
の出力側を第1の出力側整合回路109を介して第2の
3dBハイブリッド回路104の第1の端子を接続し、
第2の増幅回路用増幅素子111の出力側を第2の出力
側整合回路112を介して第2の3dBハイブリッド回
路104の第2の端子を接続し、第2の3dBハイブリ
ッド回路104の第4の端子と出力端子102を接続す
る。第1の3dBハイブリッド回路103の第2の端子
は終端抵抗113を介して、第2の3dBハイブリッド
回路104の第3の端子は終端抵抗114を介してそれ
ぞれ接地する。アンテナ共用器132中の送信フィルタ
からの端子133は、例えば50Ω系の回路に接続され
ているか、あるいは50Ω整合終端されている。
フィルタ付き低雑音増幅器の回路構成を説明する。端子
101を上述したアンテナ共用器132の一端子に接続
する。アンテナ共用器132中の受信フィルタからの端
子134を3dBハイブリッド回路103の第1の端子
に接続し、第1の3dBハイブリッド回路103の第3
の端子を第1の入力側整合回路107を介して第1の増
幅回路用増幅素子108の入力側と接続し、第1の3d
Bハイブリッド回路103の第4の端子を第2の入力側
整合回路110を介して第2の増幅回路用増幅素子11
1の入力側と接続し、第1の増幅回路用増幅素子108
の出力側を第1の出力側整合回路109を介して第2の
3dBハイブリッド回路104の第1の端子を接続し、
第2の増幅回路用増幅素子111の出力側を第2の出力
側整合回路112を介して第2の3dBハイブリッド回
路104の第2の端子を接続し、第2の3dBハイブリ
ッド回路104の第4の端子と出力端子102を接続す
る。第1の3dBハイブリッド回路103の第2の端子
は終端抵抗113を介して、第2の3dBハイブリッド
回路104の第3の端子は終端抵抗114を介してそれ
ぞれ接地する。アンテナ共用器132中の送信フィルタ
からの端子133は、例えば50Ω系の回路に接続され
ているか、あるいは50Ω整合終端されている。
【0030】本実施の形態の回路においても実施の形態
1の回路と同様、アンテナ共用器中のフィルタと増幅器
との間でインピーダンス整合がとれている。一方、実施
の形態1で述べたように雑音指数整合も満足している。
そのため、アイソレータを用いることなく、アンテナ共
用器中のフィルタの特性を引き出しながら、アイソレー
タを用いた回路よりも低雑音特性を有するアンテナ共用
器付き低雑音増幅器を実現することができる。また、実
施の形態1と同様に低コスト化や低歪み化の効果も得ら
れる。
1の回路と同様、アンテナ共用器中のフィルタと増幅器
との間でインピーダンス整合がとれている。一方、実施
の形態1で述べたように雑音指数整合も満足している。
そのため、アイソレータを用いることなく、アンテナ共
用器中のフィルタの特性を引き出しながら、アイソレー
タを用いた回路よりも低雑音特性を有するアンテナ共用
器付き低雑音増幅器を実現することができる。また、実
施の形態1と同様に低コスト化や低歪み化の効果も得ら
れる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、請求項1、請求
項2記載の構成ともに3dBハイブリッド回路を用いる
ことにより、アイソレータを用いることなくインピーダ
ンス整合と雑音指数整合を両立するフィルタ付き低雑音
増幅器を実現することができる。この構成は、フィルタ
の性能を劣化させることなく、しかもアイソレータを用
いたフィルタ付き低雑音増幅器よりも優れた雑音指数特
性と低歪み特性を有する。又、アイソレータを用いない
ということで、大きなコストダウンを図ることもでき
る。
項2記載の構成ともに3dBハイブリッド回路を用いる
ことにより、アイソレータを用いることなくインピーダ
ンス整合と雑音指数整合を両立するフィルタ付き低雑音
増幅器を実現することができる。この構成は、フィルタ
の性能を劣化させることなく、しかもアイソレータを用
いたフィルタ付き低雑音増幅器よりも優れた雑音指数特
性と低歪み特性を有する。又、アイソレータを用いない
ということで、大きなコストダウンを図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるフィルタ付き低
雑音増幅器のブロック図
雑音増幅器のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるフィルタ付き低
雑音増幅器の回路図
雑音増幅器の回路図
【図3】本発明の実施の形態における低雑音増幅器中で
用いられる3dBハイブリッド回路の端子番号を定義し
た図
用いられる3dBハイブリッド回路の端子番号を定義し
た図
【図4】本発明の実施の形態1におけるフィルタ付き低
雑音増幅器のフィルタ部分の上面図
雑音増幅器のフィルタ部分の上面図
【図5】本発明の実施の形態1におけるフィルタ付き低
雑音増幅器のフィルタ部分の分解斜視図
雑音増幅器のフィルタ部分の分解斜視図
【図6】本発明の実施の形態1、2における低雑音増幅
器中で用いられる3dBハイブリッド回路を分布定数線
路で実現した図
器中で用いられる3dBハイブリッド回路を分布定数線
路で実現した図
【図7】本発明の実施の形態1、2における低雑音増幅
器中で用いられる3dBハイブリッド回路を集中定数回
路で実現した図
器中で用いられる3dBハイブリッド回路を集中定数回
路で実現した図
【図8】本発明の実施の形態2におけるフィルタ付き低
雑音増幅器のブロック図
雑音増幅器のブロック図
【図9】本発明の実施の形態2におけるフィルタ付き低
雑音増幅器の回路図
雑音増幅器の回路図
【図10】本発明の実施の形態2におけるフィルタ付き
低雑音増幅器のアンテナ共用器部分の上面図
低雑音増幅器のアンテナ共用器部分の上面図
【図11】本発明の実施の形態2におけるフィルタ付き
低雑音増幅器のフィルタ部分の分解斜視図
低雑音増幅器のフィルタ部分の分解斜視図
【図12】従来例の低雑音増幅器のブロック図
101 入力端子 102 出力端子 103 第1の3dBハイブリッド回路 104 第2の3dBハイブリッド回路 105,106 増幅回路 107,110 入力側整合回路 108,111 増幅素子 109,112 出力側整合回路 113,114 終端抵抗 121 3dBハイブリッド回路の第1の端子 122 3dBハイブリッド回路の第2の端子 123 3dBハイブリッド回路の第3の端子 124 3dBハイブリッド回路の第4の端子 131 フィルタ 132 アンテナ共用器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂倉 真 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石崎 俊雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上野 伴希 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 俊昭 京都府綴喜郡田辺町大字大住小字浜55番12 号 松下日東電器株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】2つの増幅回路と、前記増幅回路の入力側
に接続された第1の3dBハイブリッド回路と、前記増
幅回路の出力側に接続された第2の3dBハイブリッド
回路と、前記第1の3dBハイブリッド回路の入力端子
の一端に接続されたフィルタを有し、前記第1の3dB
ハイブリッド回路の入力端子の他端は整合終端し、前記
フィルタの入力端子から信号を入力し、前記第2の3d
Bハイブリッド回路の出力端子の一端から信号を出力
し、他端は整合終端したことを特徴とするフィルタ付き
低雑音増幅器。 - 【請求項2】2つの増幅回路と、前記増幅回路の入力側
に接続された第1の3dBハイブリッド回路と、前記増
幅回路の出力側に接続された第2の3dBハイブリッド
回路と、アンテナ接続端子と送信側接続端子と受信側接
続端子を具備するアンテナ共用器からなり、前記第1の
3dBハイブリッド回路の入力端子の一端を整合終端
し、前記第2の3dBハイブリッド回路の出力端子の一
端を整合終端し、前記アンテナ共用器の受信側接続端子
と前記第1の3dBハイブリッド回路の入力端子の他端
を接続し、前記アンテナ共用器のアンテナ接続端子から
信号を入力し、前記第2の3dBハイブリッド回路の出
力端子の他端から信号を出力することを特徴とするフィ
ルタ付き低雑音増幅器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220940A JPH1065467A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | フィルタ付き低雑音増幅器 |
US08/912,122 US6072376A (en) | 1996-08-22 | 1997-08-15 | Filter with low-noise amplifier |
EP97114267A EP0825710A1 (en) | 1996-08-22 | 1997-08-19 | Filter with amplifier |
CNB971206341A CN1149702C (zh) | 1996-08-22 | 1997-08-22 | 具有低噪声放大器的滤波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220940A JPH1065467A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | フィルタ付き低雑音増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065467A true JPH1065467A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16758947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8220940A Pending JPH1065467A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | フィルタ付き低雑音増幅器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6072376A (ja) |
EP (1) | EP0825710A1 (ja) |
JP (1) | JPH1065467A (ja) |
CN (1) | CN1149702C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030037332A (ko) * | 2001-11-01 | 2003-05-14 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치의 아날로그 비디오 신호 노이즈 보상 방법및 그 회로 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6522196B1 (en) * | 2001-08-20 | 2003-02-18 | Harris Corporation | System and method for improving input return loss in RF amplifiers |
US6990327B2 (en) * | 2003-04-30 | 2006-01-24 | Agency For Science Technology And Research | Wideband monolithic tunable high-Q notch filter for image rejection in RF application |
US7738853B2 (en) * | 2004-10-29 | 2010-06-15 | Antone Wireless Corporation | Low noise figure radiofrequency device |
US9419586B2 (en) * | 2012-08-07 | 2016-08-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Device for negative group delay |
DE102012022433A1 (de) | 2012-11-15 | 2014-05-15 | Kathrein-Austria Gmbh | Hochfrequenzfilter |
JP6177952B1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-09 | 株式会社フジクラ | フィルタ及びそのフィルタの設計方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3516024A (en) * | 1968-12-30 | 1970-06-02 | Texas Instruments Inc | Interdigitated strip line coupler |
US3694765A (en) * | 1971-02-08 | 1972-09-26 | Bell Telephone Labor Inc | Signal coupling circuit |
DE2807813C2 (de) * | 1978-02-23 | 1980-02-07 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Schaltungsanordnung zur Erreichung von Leistungsanpassung bei rauschangepaBten Hochfrequenz-Verstärkern |
US4740765A (en) * | 1985-09-30 | 1988-04-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter |
JPH07105644B2 (ja) * | 1988-10-18 | 1995-11-13 | 沖電気工業株式会社 | 有極型誘電体フィルタ |
JPH03209901A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
JPH04801A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-06 | Murata Mfg Co Ltd | バンドパスフィルタ |
US5101171A (en) * | 1990-11-23 | 1992-03-31 | Advanced Systems Research, Inc. | Extended bandwidth RF amplifier |
US5402138A (en) * | 1991-05-30 | 1995-03-28 | Conifer Corporation | Integrated MMDS/MDS antenna and dual band down converter |
US5374910A (en) * | 1991-11-29 | 1994-12-20 | Kyocera Corporation | Dielectric filter having coupling means disposed on a laminated substrate |
JPH0621701A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Taiyo Yuden Co Ltd | 誘電体共振器を含むフィルタ装置 |
JPH06216671A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | 高周波増幅装置 |
US5712604A (en) * | 1994-09-27 | 1998-01-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter including at least one band elimination filter |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP8220940A patent/JPH1065467A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-15 US US08/912,122 patent/US6072376A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-19 EP EP97114267A patent/EP0825710A1/en not_active Withdrawn
- 1997-08-22 CN CNB971206341A patent/CN1149702C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030037332A (ko) * | 2001-11-01 | 2003-05-14 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치의 아날로그 비디오 신호 노이즈 보상 방법및 그 회로 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1180943A (zh) | 1998-05-06 |
EP0825710A1 (en) | 1998-02-25 |
US6072376A (en) | 2000-06-06 |
CN1149702C (zh) | 2004-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2143160C1 (ru) | Симметрирующее устройство, устройство радиосвязи и способ конструирования антенной системы | |
US5945887A (en) | Nonreciprocal circuit device and composite electronic component | |
US6803835B2 (en) | Integrated filter balun | |
US8816794B2 (en) | Signal branching filter, electronic device using the same, antenna apparatus, and signal transmission system used in all of the above | |
CA2097944C (en) | Composite duplex filter | |
US20080252393A1 (en) | Balun circuit suitable for integration with chip antenna | |
JP2005516525A (ja) | 送信及び/又は受信モジュール | |
JP4216080B2 (ja) | アンテナインターフェイスユニット | |
CN113411063B (zh) | 一种适用于巴伦的谐波抑制匹配电路结构及功率放大器 | |
CN100391047C (zh) | 对无线终端或与之相关的改进 | |
JPH11186819A (ja) | 帯域阻止フィルタ及びデュプレクサ | |
JP3840957B2 (ja) | 非可逆回路素子及び通信装置 | |
JPH1065467A (ja) | フィルタ付き低雑音増幅器 | |
US5406236A (en) | Ceramic block filter having nonsymmetrical input and output impedances and combined radio communication apparatus | |
KR100470311B1 (ko) | 비가역 회로 소자 및 통신장치 | |
JP3384364B2 (ja) | 非可逆回路素子、複合電子部品及び通信機装置 | |
CN117199792A (zh) | 具有一致极化和相似辐射方向图的差分馈电三频滤波天线 | |
JPH05145316A (ja) | フイルタ・アンテナ装置 | |
WO2018133022A1 (zh) | 集成化滤波器系统、天线系统 | |
JP2001094311A (ja) | 非可逆回路素子及び通信機装置 | |
CN209088930U (zh) | 射频放大模块及通信终端 | |
CN211455920U (zh) | 功率合成器、发射机和通信系统 | |
CN118612573A (zh) | 一种耦合器、pcb板、射频系统和通信设备 | |
JPH10233648A (ja) | 分波器 | |
JP2001189604A (ja) | 送受共用器及びそれを使用したアンテナ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |