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JPH1059842A - 錠剤用組成物及び打錠方法 - Google Patents

錠剤用組成物及び打錠方法

Info

Publication number
JPH1059842A
JPH1059842A JP23147796A JP23147796A JPH1059842A JP H1059842 A JPH1059842 A JP H1059842A JP 23147796 A JP23147796 A JP 23147796A JP 23147796 A JP23147796 A JP 23147796A JP H1059842 A JPH1059842 A JP H1059842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tablet
composition
physiologically active
active ingredient
tableting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23147796A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Kizu
典生 木津
Masahiro Nishikawa
昌弘 西川
Shigeo Ogasawara
榮男 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP23147796A priority Critical patent/JPH1059842A/ja
Publication of JPH1059842A publication Critical patent/JPH1059842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 融点が70〜150℃の生理活性成分に
平均粒子径が1〜100μmの結晶性粉末を配合してな
ることを特徴とする錠剤用組成物。 【効果】 本発明によれば、低融点生理活性成分を錠剤
化する場合において、打錠機の杵に低融点生理活性成分
が付着することが可及的に防止され、長時間に亘って連
続的に安定して打錠を行うことができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低融点の生理活性
成分を含有する錠剤組成物及び打錠方法に関し、更に詳
述すると、製錠時の障害となる該生理活性成分の杵付着
を防止した錠剤用組成物及び打錠方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
生理活性成分を錠剤とする場合、この生理活性成分又は
これを造粒したものに結合剤、崩壊剤、崩壊助剤、賦形
剤、滑沢剤、有機溶媒等を加えて圧縮成形することによ
って製造されている。この場合、汎用されている打錠機
においては回転盤上の臼に錠剤原料が撹拌型の供給機に
より機械的に供給され、上杵と下杵の間で圧縮成形され
るが、この際、生理活性成分の融点が低い場合において
はこれが杵の先端部に付着し、打錠障害の一つである杵
付着(スティッキング)の原因となることが知られてい
る。
【0003】そこで、このようなスティッキング対策と
して、例えば、滑沢剤を増量して杵先と組成物との滑り
を良くする方法、賦形剤を増量して組成物中の低融点生
理活性成分の付着の確率を低減する方法、結合剤を増量
して杵先と組成物との結合力よりも強固な結合力を組成
物に与える方法、及び低融点生理活性成分を造粒する
際、該低融点生理活性成分に付着しにくい成分と賦形剤
を共に配合して造粒を行う方法等が採用されている。
【0004】しかしながら、滑沢剤の増量においては、
組成物の結合力の低下による製錠不良や、本来疎水性で
ある滑沢剤が増量されることにより、崩壊時間が遅延
し、生理活性成分の吸収が遅れる等の問題があった。ま
た、賦形剤の増量においては、製剤の大きさを必要以上
に大きくすることにつながり、使用者の服用性を悪化さ
せてしまう不具合があり、結合剤の増量による方法にお
いては、生理活性成分の製剤からの溶出を著しく遅延さ
せることから生体内利用能を低下させ、速効性を狙いと
する薬剤には重大な問題があった。更に、生理活性成分
を賦形剤と共に造粒する方法においては、賦形剤量を多
量に必要とするのみならず、造粒時の課題として、乾式
造粒法では製錠時の杵先付着と同様の付着の問題が生
じ、低融点生理活性成分が顆粒表面に残存し、スティッ
キングが解消できなかったり、湿式造粒法では低融点生
理活性成分の乾燥時の制約や、有機溶媒使用時の作業環
境での問題があった。このような状況下で製錠された錠
剤は、外観が好ましくないばかりか、コーティングを行
う場合にあっては被覆膜の均一性を損なう等、製品とし
ても重大な欠点につながることとなる。このような状況
からスティッキングの抜本的な解決が望まれている。
【0005】本発明は、上記事情を改善したもので、低
融点の生理活性成分を配合した錠剤を製造する場合にお
いて、スティッキングを可及的に防止して打錠すること
ができる錠剤用組成物及び打錠方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意検討を行っ
た結果、融点が70〜150℃である低融点の生理活性
成分に平均粒子径が1〜100μmの結晶性粉末を配合
して打錠した場合、長時間連続的に打錠を続けても杵先
端に組成物が付着するスティッキングが防止され、安定
した打錠が継続することを見出し、本発明をなすに至っ
た。
【0007】従って、本発明は、融点が70〜150℃
の生理活性成分に平均粒子径が1〜100μmの結晶性
粉末を配合してなることを特徴とする錠剤用組成物、及
び、融点が70〜150℃の生理活性成分を含む錠剤を
製造するに際し、上記生理活性成分を平均粒子径が1〜
100μmの結晶性粉末の存在下に打錠することを特徴
とする打錠方法を提供する。
【0008】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の錠剤用組成物は、上述したように、融点が
70〜150℃の比較的低い融点を有する生理活性成分
を含有してなるもので、この低融点生理活性成分として
は、上記融点範囲のものであればいずれのものであって
もよい。具体的には、下記の生理活性成分が代表例とし
て挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0009】
【0010】上記低融点生理活性成分は、その1種を単
独で又は2種以上を併用して使用することができるが、
特に、アスピリン、エテンザミド、アルクロフェナッ
ク、及びイブプロフェンから選ばれる1種又は2種以上
の組み合わせにおいて効果が顕著である。
【0011】本発明の組成物において、上記低融点生理
活性成分の配合量は、特に制限されるものではなく、製
剤する錠剤の用途によって適宜調整されるが、通常は、
錠剤全体に対して1〜99重量%、好ましくは5〜90
重量%、更に好ましくは10〜80重量%である。
【0012】なお、上記低融点生理活性成分の配合態様
は特に制限されるものではなく、そのまま配合したり、
乾式法或いは湿式法等の常法に従い、造粒、あるいは、
脂肪酸、グリセリン又はこれらの誘導体、結晶性高分子
(水溶性、水不溶性、腸溶性、胃溶性等)などの有機化
合物、あるいは1〜3価の金属塩であるケイ酸塩、炭酸
塩、酸化物、水酸化物等の無機化合物などで被覆したも
の又は表面改質したものを使用することができる。この
場合、造粒物としては平均粒子径1000μm以下、特
に850〜50μmに形成したものを使用することが好
ましい。平均粒子径が1000μmを超えると、含有量
において不均一を生じたり、打錠成形に適さなくなる場
合がある。
【0013】次に、本発明の錠剤用組成物は、上記低融
点生理活性成分と共に、平均粒子径1〜100μm、好
ましくは1〜50μm、更に好ましくは1〜30μm、
最も好ましくは1〜20μmの結晶性粉末を配合するも
のである。ここで、結晶性粉末の平均粒子径が1μm未
満であると、組成物の流動性が不十分になる上、製剤時
に供給機から漏れたり、飛散性、供給ラインでの選択的
吸着による含有量の不均一化を招き、不均一化が生ずる
原因になる。一方、100μmを超えると、長時間の製
剤により発生する摩擦熱により杵への付着防止効果がな
くなり、本発明の目的を達成し得ない。なお、ここでい
う平均粒子径はレーザー光散乱方式粒度分布測定による
値である。
【0014】上記結晶性粉末としては、乳糖、無水乳
糖、マンニトール、ソルビトール、白糖、精製白糖、二
酸化ケイ素、無水ケイ酸、合成ケイ酸アルミニウム、合
成ヒドロタルサイト、乾燥水酸化アルミニウム、リン酸
水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、キシリト
ール、エリスリトール、その他の単糖類、少糖類、多糖
類、糖アルコール類等を挙げることができ、これらは1
種を単独で又は2種以上を混合して使用することができ
るが、特に糖類(糖アルコール類を含む)から選ばれる
結晶性粉末を使用することが好ましい。なおまた、これ
ら結晶性粉末を上記平均粒子径にする方法は、公知の方
法でよく、例えば、粉砕機で粉砕後、孔径100μm以
下のふるいにかけ、ふるいを通過した粉末だけを使用す
る方法などを挙げることができる。
【0015】上記結晶性粉末の配合量は同時に配合する
低融点生理活性成分の配合量により適宜調整されるが、
通常、錠剤全体に対して0.5〜90重量%、好ましく
は2〜50重量%、更に好ましくは5〜30重量%配合
することが推奨される。配合量が少なすぎると杵付着防
止効果が不十分であり、多きずると製剤が多くなるので
服用性が問題となる場合がある。
【0016】本発明の錠剤用組成物には、必要に応じセ
ルロース及びその誘導体、デンプン及びその誘導体等の
崩壊剤、ヒドロキシプロピルセルロース(置換度53.
4〜77.5%)、メチルセルロース、ゼラチン、ビニ
ルピロリドン、部分α化デンプン等の結合剤、ステアリ
ン酸マグネシウム、硬化油、グリセリン又はその誘導体
等の滑沢剤、天然高分子化合物、合成高分子化合物、脂
肪酸又はその誘導体、アルコール、多価アルコール又は
これらの誘導体、界面活性剤(特にノニオン)等の賦形
剤、その他崩壊助剤、色素、矯味剤などを生理活性成分
の種類に応じた常用量で配合することができる。
【0017】本発明の錠剤用組成物は、公知の打錠機を
用い、通常の打錠条件で打錠することができ、直径3〜
12mm、厚さ(中央部)1〜10mmの錠剤を得るこ
とができるが、この場合0.1〜4t程度の打錠圧で連
続的に打錠しても杵にスティッキングが生じることが可
及的に防止され、安定した打錠が行われる。錠剤は、円
形錠、変形錠等、特に形状は限定されない。
【0018】なお、打錠後は、必要に応じて糖衣錠とし
たり、フィルムコーティングを行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、低融点生理活性成分を
錠剤化する場合において、打錠機の杵に低融点生理活性
成分が付着することが可及的に防止され、長時間に亘っ
て連続的に安定して打錠を行うことができるものであ
る。
【0020】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、下記の例において、使用した結晶性
粉末は表1に示す通りであり、これら結晶性粉末は、必
要に応じて粉砕機で微粉末とした後、ふるいに通過さ
せ、実施例、比較例に使用する結晶性粉末とした。
【0021】
【表1】
【0022】[実施例1、比較例1]低融点生理活性物
質としてアスピリン、結晶性粉末として無水リン酸カル
シウムを用い、下記組成の錠剤を下記方法で製造した。組 成 アスピリン 630重量部 コーンスターチ 70重量部 結晶セルロース 200重量部 無水リン酸水素カルシウム 90重量部 硬化ヒマシ油 10重量部
【0023】実施例1 アスピリン18000g及びコーンスターチ2000g
をV型混合機((株)特寿工作所製)にて5分間混合し
た後、乾式造粒機にて造粒し、これを整粒した後、平均
粒子径250μmの顆粒を得た。
【0024】次いで、得られた顆粒7000gに結晶セ
ルロース2000g及び平均粒子径20μmの無水リン
酸水素カルシウム900gを加え、V型混合機で15分
間混合した。更に、硬化ヒマシ油100gを添加して5
分間混合し、錠剤用組成物を得た。
【0025】得られた組成物を、打錠機(L−41型:
(株)畑鐵工所製)にて直径8mm、杵先半径15mm
の杵を用い、打錠圧1.2tで打錠し、錠剤の製造を行
った。その結果、約2時間の打錠においても杵への付着
が見られず、スティッキングの傾向は認められなかっ
た。
【0026】比較例1 平均粒子径20μmの無水リン酸水素カルシウム900
gの代わりに、平均粒子径200μmの無水リン酸水素
カルシウムを900g用いた以外は、実施例1と同様の
方法で組成物を得、製剤を行った。打錠開始後、約5分
で打錠機の杵にスティッキングが生じた。
【0027】[実施例2、比較例2]低融点生理活性物
質としてエテンザミド、結晶性粉末として無水ケイ酸を
用い、下記組成の錠剤を下記方法で製造した。組 成 エテンザミド 665重量部 部分α化デンプン 35重量部 結晶セルロース 100重量部 カルボキシメチルセルロース 100重量部 無水ケイ酸 90重量部 ステアリン酸マグネシウム 10重量部
【0028】実施例2 エテンザミド19000g及び部分α化デンプン100
0gをV型混合機((株)特寿工作所製)にて5分間混
合した後、乾式造粒機にて造粒し、これを整粒した後、
平均粒子径250μmの顆粒を得た。
【0029】次いで、得られた顆粒7000gに結晶セ
ルロース1000g、カルボキシメチルセルロース10
00g及び平均粒子径19μmの無水ケイ酸900gを
加え、V型混合機で15分間混合した。更に、ステアリ
ン酸マグネシウム100gを添加して5分間混合し、錠
剤用組成物を得た。
【0030】得られた組成物を打錠機(L−41型:
(株)畑鐵工所製)にて直径6mm、杵先半径7.5m
mの杵を用い、打錠圧0.8tで打錠し、錠剤の製造を
行った。その結果、約2時間の打錠においても杵への付
着が見られず、スティッキングの傾向は認められなかっ
た。
【0031】比較例2 平均粒子径19μmの無水ケイ酸900gの代わりに、
平均粒子径200μmの無水ケイ酸水素カルシウムを9
00g用いた以外は、実施例2と同様の方法で組成物を
得、製剤を行った。打錠開始後、約5分で打錠機の杵に
スティッキングが生じた。
【0032】[実施例3、比較例3]低融点生理活性物
質としてイブプロフェン、結晶性粉末としてマンニトー
ルを用い、下記組成の錠剤を下記方法で製造した。組 成 イブプロフェン 800重量部 コーンスターチ 150重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 50重量部 無水カフェイン 400重量部 結晶セルロース 400重量部 マンニトール 160重量部 ステアリン酸マグネシウム 40重量部
【0033】実施例3 流動層造粒機にイブプロフェン2400g、コーンスタ
ーチ450gをとり、予めヒドロキシプロピルセルロー
ス200gを水に溶解し4000gとした溶液を65℃
で噴霧し、造粒した。これを乾燥した後、目開きが85
0μmのふるいにかけて粒度を調整した。
【0034】次いで、得られた造粒物1000gに無水
カフェイン400g、結晶セルロース400g及び平均
粒子径18μmのマンニトール160gを加え、V型混
合機((株)特寿工作所製)で15分間混合した。更
に、ステアリン酸マグネシウム40gを添加して5分間
混合し、錠剤用組成物を得た。
【0035】得られた組成物を打錠機(クリーンプレス
コレクト12HUK:(株)菊水製作所製)にて直径8
mm、杵先半径20mmの杵を用い、打錠圧1.0tで
打錠し、錠剤の製造を行った。その結果、約2時間の打
錠において、杵先端への付着がなく、スティッキングは
発生しなかった。
【0036】比較例3 平均粒子径18μmのマンニトール160gの代わり
に、平均粒子径130μmのマンニトールを160g用
いた以外は、実施例3と同様の方法で組成物を得、製剤
を行った。打錠開始後、約10分で、杵先端にスティッ
キング発生が認められ、20分後には杵先端全域にステ
ィッキングが認められた。
【0037】[実施例4、比較例4]低融点生理活性物
質としてイブプロフェン、結晶性粉末としてソルビトー
ルを用い、下記組成の錠剤を下記方法で製造した。組 成 イブプロフェン 800重量部 結晶セルロース 150重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 50重量部 アリルイソプロピルアセチル尿素 300重量部 乳糖 400重量部 ソルビトール 160重量部 ステアリン酸マグネシウム 40重量部
【0038】実施例4 流動層造粒機にイブプロフェン2400g、結晶セルロ
ース450gをとり、予めヒドロキシプロピルセルロー
ス200gを水に溶解し4000gとした溶液を65℃
で噴霧し、造粒した。これを乾燥した後、目開きが85
0μmのふるいにかけて粒度を調整した。
【0039】次いで、得られた造粒物1000gにアリ
ルイソプロピルアセチル尿素300g、乳糖400g及
び平均粒子径18μmのソルビトール160gを加え、
V型混合機((株)特寿工作所製)で15分間混合し
た。更に、ステアリン酸マグネシウム40gを添加して
5分間混合し、錠剤用組成物を得た。
【0040】得られた組成物を打錠機(クリーンプレス
コレクト12HUK:(株)菊水製作所製)にて直径1
0mm、杵先半径13mmの杵を用い、打錠圧1.2t
で打錠し、錠剤の製造を行った。その結果、約2時間の
打錠において、杵先端への付着がなく、スティッキング
は発生しなかった。
【0041】比較例4 平均粒子径18μmのソルビトール160gの代わり
に、平均粒子径130μmのソルビトールを160g用
いた以外は、実施例4と同様の方法で組成物を得、製剤
を行った。打錠開始後、約5分で、杵先端にスティッキ
ング発生が認められ、15分後には杵先端全域にスティ
ッキングが認められた。
【0042】[実施例5、比較例5]低融点生理活性物
質としてアスピリン、結晶性粉末として乳糖を用い、下
記組成の錠剤を下記方法で製造した。組 成 アスピリン 500重量部 無水カフェイン 120重量部 ヒドロキシプロピルスターチ 80重量部 結晶セルロース 150重量部 乳糖 200重量部 ステアリン酸マグネシウム 30重量部
【0043】実施例5 アスピリン17500g及びヒドロキシプロピルスター
チ2800gをV型混合機((株)特寿工作所製)にて
5分間混合した後、乾式造粒機にて造粒し、整粒した
後、平均粒子径230μmの顆粒を得た。
【0044】次いで、得られた顆粒5800gに無水カ
フェイン1200g、結晶セルロース1500g及び平
均粒子径35μmの乳糖2000gを加え、V型混合機
で15分間混合した。更に、ステアリン酸マグネシウム
300gを添加して5分間混合し、錠剤用組成物を得
た。
【0045】得られた組成物を打錠機(L−41型:
(株)畑鐵工所製)にて直径10mm、杵先半径8mm
の杵を用い、打錠圧1.5tで打錠し、錠剤の製造を行
った。その結果、約2時間の打錠においても杵への付着
が見られず、スティッキングの傾向は認められなかっ
た。
【0046】比較例5 平均粒子径35μmの乳糖2000gの代わりに、平均
粒子径180μmの乳糖2000g用いた以外は、実施
例5と同様の方法で組成物を得、製剤を行った。打錠開
始後、約5分で打錠機の杵にスティッキングが生じた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融点が70〜150℃の生理活性成分に
    平均粒子径が1〜100μmの結晶性粉末を配合してな
    ることを特徴とする錠剤用組成物。
  2. 【請求項2】 融点が70〜150℃の生理活性成分を
    含む錠剤を製造するに際し、上記生理活性成分を平均粒
    子径が1〜100μmの結晶性粉末の存在下に打錠する
    ことを特徴とする打錠方法。
JP23147796A 1996-08-13 1996-08-13 錠剤用組成物及び打錠方法 Pending JPH1059842A (ja)

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