JPH1059405A - 液体吐出ポンプ - Google Patents
液体吐出ポンプInfo
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- JPH1059405A JPH1059405A JP8235884A JP23588496A JPH1059405A JP H1059405 A JPH1059405 A JP H1059405A JP 8235884 A JP8235884 A JP 8235884A JP 23588496 A JP23588496 A JP 23588496A JP H1059405 A JPH1059405 A JP H1059405A
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- JP
- Japan
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- liquid
- piston
- discharge
- cylinder
- container
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/028—Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吐出ノズル付押下げヘッドを有する液体吐出
ポンプを装着した容器において、温度変化や容器の落下
時等において不用意に液体が吐出することを防止する。 【解決手段】 容器1の口頸部に装着される内キャップ
11と、内キャップ11上に係止された吐出ノズル付押
下げヘッド12とからなり、内キャップ内11にはシリ
ンダー13とピストン14設けられ、逆止弁としてシリ
ンダー13の下部に吸込み弁16が設けられ、ピストン
の上部に吐出弁19が設けられている液体吐出ポンプ1
0において、吸い込み弁16とピストン内室14aとの
間の液流路に、ピストン14がその上下可動範囲の上端
に位置するときにピストン14と協働して該液流路を遮
蔽する液封止パーツ17を設ける。
ポンプを装着した容器において、温度変化や容器の落下
時等において不用意に液体が吐出することを防止する。 【解決手段】 容器1の口頸部に装着される内キャップ
11と、内キャップ11上に係止された吐出ノズル付押
下げヘッド12とからなり、内キャップ内11にはシリ
ンダー13とピストン14設けられ、逆止弁としてシリ
ンダー13の下部に吸込み弁16が設けられ、ピストン
の上部に吐出弁19が設けられている液体吐出ポンプ1
0において、吸い込み弁16とピストン内室14aとの
間の液流路に、ピストン14がその上下可動範囲の上端
に位置するときにピストン14と協働して該液流路を遮
蔽する液封止パーツ17を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を収容した容
器の口頸部に装着するポンプであって、ポンプのヘッド
を押し下げることにより、容器内から液体を吐出させる
縦押しタイプの液体吐出ポンプに関する。さらに詳しく
は、本発明は、温度変化や容器の落下等によって不用意
に容器から液体が吐出することを防止した液体吐出ポン
プに関する。
器の口頸部に装着するポンプであって、ポンプのヘッド
を押し下げることにより、容器内から液体を吐出させる
縦押しタイプの液体吐出ポンプに関する。さらに詳しく
は、本発明は、温度変化や容器の落下等によって不用意
に容器から液体が吐出することを防止した液体吐出ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液体を収容した容器に装着
し、容器内の液体を吐出させる液体吐出ポンプの一つと
して、吐出ノズル付押下げヘッドとそれを容器の口頸部
に固定するキャップとからなり、このヘッドを押し下げ
ることにより、容器からポンプ内に液体を吸引し、さら
に吐出ノズルから吐出させる縦押しタイプの液体吐出ポ
ンプが知られている。
し、容器内の液体を吐出させる液体吐出ポンプの一つと
して、吐出ノズル付押下げヘッドとそれを容器の口頸部
に固定するキャップとからなり、このヘッドを押し下げ
ることにより、容器からポンプ内に液体を吸引し、さら
に吐出ノズルから吐出させる縦押しタイプの液体吐出ポ
ンプが知られている。
【0003】このような液体吐出ポンプは、一般に、キ
ャップ内に設けられたシリンダーと、シリンダー内に装
着され、押下げヘッドの押圧とその解除により上下動す
るピストンと、容器からシリンダーへの液体の吸引路に
設けられる吸い込み弁と、シリンダーから吐出ノズルへ
の液吐出路に設けられる吐出弁とからなっている。
ャップ内に設けられたシリンダーと、シリンダー内に装
着され、押下げヘッドの押圧とその解除により上下動す
るピストンと、容器からシリンダーへの液体の吸引路に
設けられる吸い込み弁と、シリンダーから吐出ノズルへ
の液吐出路に設けられる吐出弁とからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液体吐出ポンプを装着した容器では、温度変化により容
器内の圧力が高まった場合や、容器の落下等により容器
が押圧された場合等のように、本来的には液体の非吐出
時においても、シリンダー内の吸込み弁が容易に開口
し、不用意に液体が吐出ノズルから漏出するという問題
があった。
液体吐出ポンプを装着した容器では、温度変化により容
器内の圧力が高まった場合や、容器の落下等により容器
が押圧された場合等のように、本来的には液体の非吐出
時においても、シリンダー内の吸込み弁が容易に開口
し、不用意に液体が吐出ノズルから漏出するという問題
があった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題を解決
しようとするものであり、液体吐出ポンプを装着した容
器において、温度変化や容器の落下等によっても、不用
意に液体が吐出されないようにすることを目的とする。
しようとするものであり、液体吐出ポンプを装着した容
器において、温度変化や容器の落下等によっても、不用
意に液体が吐出されないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、吸込み弁と
ピストンとの間の液流路に液封止パーツを設けることに
より、液体の吐出を意図せず、吐出ノズル付押下げヘッ
ドを押し下げないとき、即ちピストンが可動範囲の上端
に位置するときには、ピストンの吸込み弁側の下部流路
孔が封鎖され、これにより上記の目的が達成できること
を見出し、本発明を完成させるに至った。
ピストンとの間の液流路に液封止パーツを設けることに
より、液体の吐出を意図せず、吐出ノズル付押下げヘッ
ドを押し下げないとき、即ちピストンが可動範囲の上端
に位置するときには、ピストンの吸込み弁側の下部流路
孔が封鎖され、これにより上記の目的が達成できること
を見出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】即ち、本発明は、容器の口頸部に装着され
る内キャップと、内キャップ上に係止された吐出ノズル
付押下げヘッドとからなり、内キャップ内にはシリンダ
ーが形成され、シリンダー内には上下可動にピストンが
装着され、シリンダーの下部には容器から液体を吸引す
る吸込み弁が設けられ、ピストン内には内室が設けら
れ、その上部は吐出弁を介してノズル付押下げヘッドの
液吐出路に連通し、その下部はシリンダー内を経由して
上記吸込み弁に連通し、内キャップと吐出ノズル付押下
げヘッドとの間には、吐出ノズル付押下げヘッドが押し
下げられたときにそれを元に復帰させる弾性体が設けら
れ、吐出ノズル付押下げヘッドの押し下げとその解除に
よりピストンを上下させ、容器からシリンダー内へ液体
を吸引し、その液体をピストンの内室を経由して吐出ノ
ズル付押下げヘッドの吐出ノズルから吐出させる液体吐
出ポンプであって、上記ピストンの内室と上記吸込み弁
との間の液流路に、上記ピストンが上記弾性体で押し上
げられ可動範囲の上端に位置するときに該液流路を上記
ピストンと協働して遮蔽する液封止パーツが設けられて
いることを特徴とする液体吐出ポンプを提供する。
る内キャップと、内キャップ上に係止された吐出ノズル
付押下げヘッドとからなり、内キャップ内にはシリンダ
ーが形成され、シリンダー内には上下可動にピストンが
装着され、シリンダーの下部には容器から液体を吸引す
る吸込み弁が設けられ、ピストン内には内室が設けら
れ、その上部は吐出弁を介してノズル付押下げヘッドの
液吐出路に連通し、その下部はシリンダー内を経由して
上記吸込み弁に連通し、内キャップと吐出ノズル付押下
げヘッドとの間には、吐出ノズル付押下げヘッドが押し
下げられたときにそれを元に復帰させる弾性体が設けら
れ、吐出ノズル付押下げヘッドの押し下げとその解除に
よりピストンを上下させ、容器からシリンダー内へ液体
を吸引し、その液体をピストンの内室を経由して吐出ノ
ズル付押下げヘッドの吐出ノズルから吐出させる液体吐
出ポンプであって、上記ピストンの内室と上記吸込み弁
との間の液流路に、上記ピストンが上記弾性体で押し上
げられ可動範囲の上端に位置するときに該液流路を上記
ピストンと協働して遮蔽する液封止パーツが設けられて
いることを特徴とする液体吐出ポンプを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同
一又は同等の構成要素を表している。
づいて具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同
一又は同等の構成要素を表している。
【0009】図1は、本発明の実施例の液体吐出ポンプ
10を装着した容器1の断面図である。
10を装着した容器1の断面図である。
【0010】同図の容器1は、円筒状の側壁2に底キャ
ップ3が嵌められ、内部に可動中皿4を装着したもので
あり、液体は、可動中皿4上に蓄えられる。
ップ3が嵌められ、内部に可動中皿4を装着したもので
あり、液体は、可動中皿4上に蓄えられる。
【0011】一方、この容器1の口頸部に装着されてい
る液体吐出ポンプ10は、容器1の口頸部周壁5に螺合
している内キャップ11と、内キャップ11上に係止さ
れた吐出ノズル付押下げヘッド12とからなっている。
る液体吐出ポンプ10は、容器1の口頸部周壁5に螺合
している内キャップ11と、内キャップ11上に係止さ
れた吐出ノズル付押下げヘッド12とからなっている。
【0012】この内キャップ11内にはシリンダー13
が形成されている。また、シリンダー13内には上下可
動にピストン14が装着され、ピストン14はその内部
に内室14aを有している。そして内室14aの上部は
逆止弁(即ち、吐出弁)19を解して吐出ノズル付押下
げヘッド12の液吐出路15に連通している。また、シ
リンダー13の下部には容器1から液体を吸引するとき
の逆止弁(即ち、吸込み弁)16として、3点支持の樹
脂バネからなるバックレス弁が挿入されている。そし
て、この吸込み弁16とピストン14の内室14aとの
間に液封止パーツ17が設けられている。
が形成されている。また、シリンダー13内には上下可
動にピストン14が装着され、ピストン14はその内部
に内室14aを有している。そして内室14aの上部は
逆止弁(即ち、吐出弁)19を解して吐出ノズル付押下
げヘッド12の液吐出路15に連通している。また、シ
リンダー13の下部には容器1から液体を吸引するとき
の逆止弁(即ち、吸込み弁)16として、3点支持の樹
脂バネからなるバックレス弁が挿入されている。そし
て、この吸込み弁16とピストン14の内室14aとの
間に液封止パーツ17が設けられている。
【0013】図2は、この液封止パーツ17の側面図
(同図(a))および断面図(同図(b))である。こ
の液封止パーツ17には、その底部内側に吸込み弁16
の端部が嵌入する広径の凹部が形成されており、その上
に筒状部17aが延び、吸込み弁16上に起立するよう
になっている。そして、筒状部17aの側面には液流路
孔17bが形成されている。また、液封止パーツ17の
上部には筒状部17aの外径を広げてテーパーを設けた
嵌合部17cが形成されており、さらに上端部には上方
に突き出た突出部17dが形成されている。また、この
上端部では液流路が閉じている。
(同図(a))および断面図(同図(b))である。こ
の液封止パーツ17には、その底部内側に吸込み弁16
の端部が嵌入する広径の凹部が形成されており、その上
に筒状部17aが延び、吸込み弁16上に起立するよう
になっている。そして、筒状部17aの側面には液流路
孔17bが形成されている。また、液封止パーツ17の
上部には筒状部17aの外径を広げてテーパーを設けた
嵌合部17cが形成されており、さらに上端部には上方
に突き出た突出部17dが形成されている。また、この
上端部では液流路が閉じている。
【0014】ピストン14の内室14aの上部には、上
述のように逆止弁(吐出弁)19が設けられているが、
この吐出弁19は、内パーツ19aと外パーツ19bが
嵌め合わされて形成されている。
述のように逆止弁(吐出弁)19が設けられているが、
この吐出弁19は、内パーツ19aと外パーツ19bが
嵌め合わされて形成されている。
【0015】吐出ノズル付押下げヘッド12は、吐出ノ
ズル18と上キャップ20が一体成形されている。そし
て、内キャップ11と上キャップ20との間には、吐出
ノズル付押下げヘッド12が押し下げられたときにそれ
を元に復帰させるため、弾性体として、例えばスプリン
グ21が設けられている。
ズル18と上キャップ20が一体成形されている。そし
て、内キャップ11と上キャップ20との間には、吐出
ノズル付押下げヘッド12が押し下げられたときにそれ
を元に復帰させるため、弾性体として、例えばスプリン
グ21が設けられている。
【0016】したがって、この液体吐出ポンプ10にお
いて、吐出ノズル付押下げヘッド12を任意の位置で押
圧して押し下げるとピストン14も図1の破線のように
押し下げられ、次いでその押圧を解除するとスプリング
21に付勢されて吐出ノズル付押下げヘッド12が当初
の位置に戻り、それによりピストン14も当初の位置に
戻る。そしてこのときのピストン14の上昇により、シ
リンダー13内が負圧になることから、図3に示すよう
に、容器1内から液体が吸い込み弁16を通り、さらに
液封止パーツ17の液流路孔17bを通り、シリンダー
13内へ吸引される。
いて、吐出ノズル付押下げヘッド12を任意の位置で押
圧して押し下げるとピストン14も図1の破線のように
押し下げられ、次いでその押圧を解除するとスプリング
21に付勢されて吐出ノズル付押下げヘッド12が当初
の位置に戻り、それによりピストン14も当初の位置に
戻る。そしてこのときのピストン14の上昇により、シ
リンダー13内が負圧になることから、図3に示すよう
に、容器1内から液体が吸い込み弁16を通り、さらに
液封止パーツ17の液流路孔17bを通り、シリンダー
13内へ吸引される。
【0017】吐出ノズル付押下げヘッド12が当初の位
置に戻った後、再度、吐出ノズル付押下げヘッド12を
押し下げると、ピストン14も押し下げられ、シリンダ
ー13内に吸引されていた液体が加圧される。そこで、
シリンダー13内の液体は、吐出弁19を通り、液吐出
路15を通って吐出孔22から吐出される。
置に戻った後、再度、吐出ノズル付押下げヘッド12を
押し下げると、ピストン14も押し下げられ、シリンダ
ー13内に吸引されていた液体が加圧される。そこで、
シリンダー13内の液体は、吐出弁19を通り、液吐出
路15を通って吐出孔22から吐出される。
【0018】このように吐出ノズル18の吐出孔22か
ら液体を吐出させた後、吐出ノズル付押下げヘッド12
を押し下げる押圧を解除すると、スプリング21の復元
力により吐出ノズル付押下げヘッド12は押し戻されて
上昇し、吐出ノズル付押下げヘッド12に組み込まれて
いるピストン14も上昇する。本発明においては、この
ピストン14が上昇し、その可動範囲の上端に位置した
状態において、図4に示すように、ピストン14の下端
部の内周テーパー部14bが液封止パーツ17の嵌合部
17cのテーパー部17eに当接密嵌し、ピストン14
の下部流路孔14hが閉じ、吸込み弁16とピストン内
室14aとの間の液流路を遮断できることが特徴的とな
っている。
ら液体を吐出させた後、吐出ノズル付押下げヘッド12
を押し下げる押圧を解除すると、スプリング21の復元
力により吐出ノズル付押下げヘッド12は押し戻されて
上昇し、吐出ノズル付押下げヘッド12に組み込まれて
いるピストン14も上昇する。本発明においては、この
ピストン14が上昇し、その可動範囲の上端に位置した
状態において、図4に示すように、ピストン14の下端
部の内周テーパー部14bが液封止パーツ17の嵌合部
17cのテーパー部17eに当接密嵌し、ピストン14
の下部流路孔14hが閉じ、吸込み弁16とピストン内
室14aとの間の液流路を遮断できることが特徴的とな
っている。
【0019】即ち、このように流路が閉ざされた場合に
おいて、容器1内の圧力が温度変化等により変動して加
圧状態になると、吸込み弁16は圧力P0 に対して開く
方向にあるため、図4に示すようにこの圧力は吸込み弁
16及び液封止パーツ17の液流路孔17bを経てシリ
ンダー13内に達する。そしてシリンダー13内でこの
圧力は、液封止パーツ17の嵌合部17cと嵌合してい
るピストン14の内周テーパー部14bの外周面14c
に対して内径方向の圧力P1 となって作用する。その結
果、ピストン14の内周テーパー部14bは液封止パー
ツ17の嵌合部17cを締め付け、ピストン14の内周
テーパー部14bと液封止パーツ17のテーパー部17
eとの密嵌度が増す。
おいて、容器1内の圧力が温度変化等により変動して加
圧状態になると、吸込み弁16は圧力P0 に対して開く
方向にあるため、図4に示すようにこの圧力は吸込み弁
16及び液封止パーツ17の液流路孔17bを経てシリ
ンダー13内に達する。そしてシリンダー13内でこの
圧力は、液封止パーツ17の嵌合部17cと嵌合してい
るピストン14の内周テーパー部14bの外周面14c
に対して内径方向の圧力P1 となって作用する。その結
果、ピストン14の内周テーパー部14bは液封止パー
ツ17の嵌合部17cを締め付け、ピストン14の内周
テーパー部14bと液封止パーツ17のテーパー部17
eとの密嵌度が増す。
【0020】したがって、この液体吐出ポンプ10によ
れば、容器1内の圧力が温度変化等により変動し、加圧
状態になっても、容器1から液体がシリンダー13内へ
移動し、更に吐出弁19の方向へ流れることが防止さ
れ、よって、液吐出路15へ液体が流れ出ることが防止
される。またこの作用により、液吐出路15に液体が残
留していた場合でも、吐出孔22から液体が漏れ出るこ
とが防止される。
れば、容器1内の圧力が温度変化等により変動し、加圧
状態になっても、容器1から液体がシリンダー13内へ
移動し、更に吐出弁19の方向へ流れることが防止さ
れ、よって、液吐出路15へ液体が流れ出ることが防止
される。またこの作用により、液吐出路15に液体が残
留していた場合でも、吐出孔22から液体が漏れ出るこ
とが防止される。
【0021】さらにこの液体吐出ポンプ10によれば、
吐出ノズル付押下げヘッド12が押し切り状態にあると
き、図5に示すように、液封止パーツ17の上部の突出
部17dが吐出弁19を押し上げ、吐出弁19が開口す
る。したがって、吐出ノズル付押下げヘッド12の押し
下げを解除し、スプリング21の復元力により吐出ノズ
ル付押下げヘッド12が当初の位置方向に動き、シリン
ダー13内が負圧になったときには、液封止パーツ17
の突出部17dが吐出弁19を押上げることによる吐出
弁19の開口が続いている限り、吐出ノズル18内の残
留液をシリンダー13内に吸い戻す、所謂バックサクシ
ョン効果を達成することが可能となる。よって、液体を
吐出孔22から吐出させた後の不要な液垂れを防止する
ことができる。
吐出ノズル付押下げヘッド12が押し切り状態にあると
き、図5に示すように、液封止パーツ17の上部の突出
部17dが吐出弁19を押し上げ、吐出弁19が開口す
る。したがって、吐出ノズル付押下げヘッド12の押し
下げを解除し、スプリング21の復元力により吐出ノズ
ル付押下げヘッド12が当初の位置方向に動き、シリン
ダー13内が負圧になったときには、液封止パーツ17
の突出部17dが吐出弁19を押上げることによる吐出
弁19の開口が続いている限り、吐出ノズル18内の残
留液をシリンダー13内に吸い戻す、所謂バックサクシ
ョン効果を達成することが可能となる。よって、液体を
吐出孔22から吐出させた後の不要な液垂れを防止する
ことができる。
【0022】なお、スプリング21の復元力によりピス
トン14がさらに上昇すると、吐出弁19は液封止パー
ツ17の突出部17dとの当接が解除され、吐出弁19
によってシリンダー13と液吐出路15との液体流路が
完全に閉ざされる。これにより、以降はシリンダー13
内の負圧が解消されるまで吸込み弁16が開き、容器1
から液体がシリンダー13内に吸引されることとなる。
トン14がさらに上昇すると、吐出弁19は液封止パー
ツ17の突出部17dとの当接が解除され、吐出弁19
によってシリンダー13と液吐出路15との液体流路が
完全に閉ざされる。これにより、以降はシリンダー13
内の負圧が解消されるまで吸込み弁16が開き、容器1
から液体がシリンダー13内に吸引されることとなる。
【0023】このように、液封止パーツ17に突出部1
7dを形成するとバックサクション効果を達成すること
が可能となるが、さらに突出部17dの高さを変えるこ
とにより、粘度の異なる液体に対して液吐出路15に残
留している液体の吸込み具合を調整することが可能とな
る。
7dを形成するとバックサクション効果を達成すること
が可能となるが、さらに突出部17dの高さを変えるこ
とにより、粘度の異なる液体に対して液吐出路15に残
留している液体の吸込み具合を調整することが可能とな
る。
【0024】またこの液体吐出ポンプ10においては、
逆止弁として、シリンダー13の下部に吸込み弁16を
設け、上方に吐出弁19を設けているので、逆止弁の開
閉機構をピストン14と連動するように形成した場合に
比して、シリンダー内13の液流路も含めて液体が吸引
してから吐出するまでの液流路を広くすることができ、
流動抵抗を低くすることができる。よって、吐出させる
液体が、化粧料、洗剤等に一般に配合される程度の径の
粒子(100〜1000μm程度)を含有している場合
でも、何等支障なく吐出させることが可能となる。さら
に、流路径を、吐出させる液体に含有される粒子の粒径
に応じて広範囲な設定幅の中から最適値に適宜設定でき
る。
逆止弁として、シリンダー13の下部に吸込み弁16を
設け、上方に吐出弁19を設けているので、逆止弁の開
閉機構をピストン14と連動するように形成した場合に
比して、シリンダー内13の液流路も含めて液体が吸引
してから吐出するまでの液流路を広くすることができ、
流動抵抗を低くすることができる。よって、吐出させる
液体が、化粧料、洗剤等に一般に配合される程度の径の
粒子(100〜1000μm程度)を含有している場合
でも、何等支障なく吐出させることが可能となる。さら
に、流路径を、吐出させる液体に含有される粒子の粒径
に応じて広範囲な設定幅の中から最適値に適宜設定でき
る。
【0025】例えば、流路径を1000μm程度以上、
好ましくは4000μm程度とするとにより、崩壊性ス
クラブ、崩壊性マイクロカプセル、崩壊性顆粒等の崩壊
性物質が液体に含有されている場合でも、それらを崩壊
させることなく液体を吸引し吐出させることが可能とな
る。
好ましくは4000μm程度とするとにより、崩壊性ス
クラブ、崩壊性マイクロカプセル、崩壊性顆粒等の崩壊
性物質が液体に含有されている場合でも、それらを崩壊
させることなく液体を吸引し吐出させることが可能とな
る。
【0026】また、このように流路径を適宜設定するこ
とにより、吐出させる液体の粘度にも広範囲に対応させ
ることができ、1000cp〜100000cp(室
温)の乳液等の化粧液やジェル状物等の吐出に使用する
ことができる。特に、吐出ノズル付押下げヘッド12を
押下げるときの押し圧や作動性の点から、1000cp
〜50000cpの液体の吐出に好ましく使用すること
ができる。
とにより、吐出させる液体の粘度にも広範囲に対応させ
ることができ、1000cp〜100000cp(室
温)の乳液等の化粧液やジェル状物等の吐出に使用する
ことができる。特に、吐出ノズル付押下げヘッド12を
押下げるときの押し圧や作動性の点から、1000cp
〜50000cpの液体の吐出に好ましく使用すること
ができる。
【0027】なお、上述のような液体吐出容器において
は、吐出ノズル付押下げヘッド12の押圧とその解除を
繰り返すことにより、吐出孔22から容器1内の液体が
吐出するが、容器1内から液体が吐出すると容器1内は
負圧になるのでその負圧に応じて可動中皿4が底部から
図1の矢印のように上昇し、容器1内の負圧が解消され
る。
は、吐出ノズル付押下げヘッド12の押圧とその解除を
繰り返すことにより、吐出孔22から容器1内の液体が
吐出するが、容器1内から液体が吐出すると容器1内は
負圧になるのでその負圧に応じて可動中皿4が底部から
図1の矢印のように上昇し、容器1内の負圧が解消され
る。
【0028】本発明の液体吐出ポンプは図1の実施例の
他に種々の態様をとることができる。例えば、図1の液
体吐出ポンプ10では、液封止パーツ17が、側面に液
流路孔17bを有する筒状部17aを有しているが、こ
の筒状部17aに代えて、図6(同図(a)側面図、同
図(b)x−x断面図)に示す液封止パーツ17pのよ
うに、板状部17qを設けてもよい。この場合、板状部
17qの側面上と液封止パーツ17pの底部側とは液流
路孔17rで連通するようにする。このように、液流路
を連通させる限り、板状部17qは種々の断面形状とす
ることができ、例えば、液封止パーツ17pの板状部1
7qは、図7に示すように3枚の板材が放射状に組み合
わさった形状としてもよく、あるいは図8に示すように
板材が十字状に組み合わさった形状としてもよい。
他に種々の態様をとることができる。例えば、図1の液
体吐出ポンプ10では、液封止パーツ17が、側面に液
流路孔17bを有する筒状部17aを有しているが、こ
の筒状部17aに代えて、図6(同図(a)側面図、同
図(b)x−x断面図)に示す液封止パーツ17pのよ
うに、板状部17qを設けてもよい。この場合、板状部
17qの側面上と液封止パーツ17pの底部側とは液流
路孔17rで連通するようにする。このように、液流路
を連通させる限り、板状部17qは種々の断面形状とす
ることができ、例えば、液封止パーツ17pの板状部1
7qは、図7に示すように3枚の板材が放射状に組み合
わさった形状としてもよく、あるいは図8に示すように
板材が十字状に組み合わさった形状としてもよい。
【0029】また、図1の液体吐出ポンプ10では吐出
ノズル18が斜めに設けられているが、そのポンプの用
途、使用環境等に応じて吐出ノズルは種々の角度で設け
ることができる。
ノズル18が斜めに設けられているが、そのポンプの用
途、使用環境等に応じて吐出ノズルは種々の角度で設け
ることができる。
【0030】また、図1の液体吐出ポンプ10では、吐
出ノズル18と上キャップ20とが一体成形されてお
り、それにより液体吐出ポンプ10の製造に要する部品
数の削減と製造コストの低下を図っているが、必要に応
じてこれらを別部材から形成してもよい。
出ノズル18と上キャップ20とが一体成形されてお
り、それにより液体吐出ポンプ10の製造に要する部品
数の削減と製造コストの低下を図っているが、必要に応
じてこれらを別部材から形成してもよい。
【0031】本発明の液体吐出ポンプ10を装着する容
器にも特に制限はなく、必要に応じて種々の容器に装着
することができ、当該容器の種類に応じて液体吐出ポン
プ10も種々の態様をとることができる。例えば、図1
の容器1は可動中皿4を有し、その可動中皿4が容器内
の液体の吐出に伴って上昇してくるので、液体吐出ポン
プ10のシリンダー13には、その下方にディップチュ
ーブが接続されていないが、可動中皿4を持たない通常
のボトルを容器とした場合には、シリンダー13にディ
ップチューブを接続することができる。また、可動中皿
4を設けない場合に、容器1の内側に収縮可能なフィル
ムからなる内袋を設けた内袋含有二重容器としてもよ
く、また、内袋一体成形型二重容器としてもよい。
器にも特に制限はなく、必要に応じて種々の容器に装着
することができ、当該容器の種類に応じて液体吐出ポン
プ10も種々の態様をとることができる。例えば、図1
の容器1は可動中皿4を有し、その可動中皿4が容器内
の液体の吐出に伴って上昇してくるので、液体吐出ポン
プ10のシリンダー13には、その下方にディップチュ
ーブが接続されていないが、可動中皿4を持たない通常
のボトルを容器とした場合には、シリンダー13にディ
ップチューブを接続することができる。また、可動中皿
4を設けない場合に、容器1の内側に収縮可能なフィル
ムからなる内袋を設けた内袋含有二重容器としてもよ
く、また、内袋一体成形型二重容器としてもよい。
【0032】また、シリンダー13の上下で使用する逆
止弁についても、種々の自己復元性弁あるいはボール弁
等を使用することができる。
止弁についても、種々の自己復元性弁あるいはボール弁
等を使用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の液体吐出ポンプによれば、その
ポンプを装着した容器の内圧が温度変化により上昇した
場合や容器が落下した場合等においても、不用意に液体
が吐出されることが防止される。
ポンプを装着した容器の内圧が温度変化により上昇した
場合や容器が落下した場合等においても、不用意に液体
が吐出されることが防止される。
【図1】本発明の液体吐出ポンプを装着した容器の断面
図である。
図である。
【図2】液封止パーツの側面図(同図(a))および断
面図(同図(b))である。
面図(同図(b))である。
【図3】吐出ノズル付押下げヘッドの作動時における液
封止パーツの作用の説明図である。
封止パーツの作用の説明図である。
【図4】吐出ノズル付押下げヘッドの非作動時における
液封止パーツの作用の説明図である。
液封止パーツの作用の説明図である。
【図5】液封止パーツのバックサクション効果の説明図
である。
である。
【図6】液封止パーツの側面図(同図(a))及び断面
図(同図(b))である。
図(同図(b))である。
【図7】液封止パーツの側面図(同図(a))及び断面
図(同図(b))である。
図(同図(b))である。
【図8】液封止パーツの側面図(同図(a))及び断面
図(同図(b))である。
図(同図(b))である。
1 容器 2 側壁 3 底キャップ 10 液体吐出ポンプ 11 内キャップ 12 吐出ノズル付押下げヘッド 13 シリンダー 14 ピストン 14a ピストンの内室 14b ピストンの内周テーパー部 14c ピストンの内周テーパー部の外周面 16 吸込み弁 17 液封止パーツ 17a 液封止パーツの筒状部 17b 液封止パーツの液流路孔 17c 液封止パーツの嵌合部 17d 液封止パーツの突出部 17e 液封止パーツのテーパー部 18 吐出ノズル 19 吐出弁 20 上キャップ 21 スプリング 22 吐出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八嶋 浩 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 柚原 幸知 東京都墨田区立花5−29−10 吉田工業株 式会社内 (72)発明者 井手下 裕志 東京都墨田区立花5−29−10 吉田工業株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 容器の口頸部に装着される内キャップ
と、内キャップ上に係止された吐出ノズル付押下げヘッ
ドとからなり、内キャップ内にはシリンダーが形成さ
れ、シリンダー内には上下可動にピストンが装着され、
シリンダーの下部には容器から液体を吸引する吸込み弁
が設けられ、ピストン内には内室が設けられ、その上部
は吐出弁を介してノズル付押下げヘッドの液吐出路に連
通し、その下部はシリンダー内を経由して上記吸込み弁
に連通し、内キャップと吐出ノズル付押下げヘッドとの
間には、吐出ノズル付押下げヘッドが押し下げられたと
きにそれを元に復帰させる弾性体が設けられ、吐出ノズ
ル付押下げヘッドの押し下げとその解除によりピストン
を上下させ、容器からシリンダー内へ液体を吸引し、そ
の液体をピストンの内室を経由して吐出ノズル付押下げ
ヘッドの吐出ノズルから吐出させる液体吐出ポンプであ
って、上記ピストンの内室と上記吸込み弁との間の液流
路に、上記ピストンが上記弾性体で押し上げられ可動範
囲の上端に位置するときに該液流路を上記ピストンと協
働して遮蔽する液封止パーツが設けられていることを特
徴とする液体吐出ポンプ。 - 【請求項2】 液封止パーツは、吸込み弁上に起立する
筒状部を有し、該筒状部は上端部が閉じていると共に側
面に液流路孔を有し、該筒状部の上部には、ピストンが
上記弾性体で押し上げられ可動範囲の上端に位置すると
きに、ピストンの下部流路孔を閉ざし、液体がシリンダ
ー内を吐出弁方向へ流れることを防止する嵌合部が形成
されている請求項1記載の液体吐出ポンプ。 - 【請求項3】 液封止パーツは、吸込み弁上に起立する
板状部を有し、該板状部の側面上と液封止パーツの底部
側とは液流路で連通しており、該板状部の上部には、ピ
ストンが上記弾性体で押し上げられ可動範囲の上端に位
置するときに、ピストンの下部流路孔を閉ざし、液体が
シリンダー内を吐出弁方向へ流れることを防止する嵌合
部が形成されている請求項1記載の液体吐出ポンプ。 - 【請求項4】 液封止パーツが吐出弁方向に突き出た突
出部を有し、吐出ノズル付押下げヘッドが押し下げられ
たときに、吐出弁が液封止パーツにより押し上げられ開
口するようにした請求項1〜3のいずれかに記載の液体
吐出ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8235884A JPH1059405A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 液体吐出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8235884A JPH1059405A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 液体吐出ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1059405A true JPH1059405A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16992677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8235884A Pending JPH1059405A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 液体吐出ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1059405A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255216A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Kao Corp | 液吐出容器 |
KR101021611B1 (ko) | 2008-12-15 | 2011-03-17 | 주식회사 탭코리아 | 잠금수단을 가지는 에어리스 이중화장품용기 |
JP2011063289A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Mitani Valve Co Ltd | バックサクション機能を備えたポンプ機構およびこのポンプ機構を備えたポンプ式製品 |
JP2017521329A (ja) * | 2014-06-16 | 2017-08-03 | ヨンウー カンパニー,リミテッド | カプセル吐出用ポンプ容器 |
CN111731667A (zh) * | 2020-07-07 | 2020-10-02 | 上海升村包装材料有限公司 | 一种环保型喷泵 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP8235884A patent/JPH1059405A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255216A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-11 | Kao Corp | 液吐出容器 |
KR101021611B1 (ko) | 2008-12-15 | 2011-03-17 | 주식회사 탭코리아 | 잠금수단을 가지는 에어리스 이중화장품용기 |
JP2011063289A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Mitani Valve Co Ltd | バックサクション機能を備えたポンプ機構およびこのポンプ機構を備えたポンプ式製品 |
JP2017521329A (ja) * | 2014-06-16 | 2017-08-03 | ヨンウー カンパニー,リミテッド | カプセル吐出用ポンプ容器 |
CN111731667A (zh) * | 2020-07-07 | 2020-10-02 | 上海升村包装材料有限公司 | 一种环保型喷泵 |
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