JPH1055497A - 故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニット並びに負荷制御システム - Google Patents
故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニット並びに負荷制御システムInfo
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- JPH1055497A JPH1055497A JP8211571A JP21157196A JPH1055497A JP H1055497 A JPH1055497 A JP H1055497A JP 8211571 A JP8211571 A JP 8211571A JP 21157196 A JP21157196 A JP 21157196A JP H1055497 A JPH1055497 A JP H1055497A
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C3/02—Registering or indicating working or idle time only
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B19/02—Programme-control systems electric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる故障予
知方法、及びこれを用いた制御ユニット60並びに負荷
制御システム62をを提供すること。 【解決手段】 負荷の作動時間を積算して積算カウント
データ14aを生成し、耐久時間にこの積算カウントデ
ータ14aが達した際に、警報データ20aを生成する
と共に、この寿命に近づいた負荷の駆動を停止する処理
を促す耐久時間診断手段10を設け、予め設定しておい
たこの負荷に係る耐久時間に積算時間が達した際に、こ
の負荷が寿命に近づいた旨の報知を行う故障予知方法。
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる故障予
知方法、及びこれを用いた制御ユニット60並びに負荷
制御システム62をを提供すること。 【解決手段】 負荷の作動時間を積算して積算カウント
データ14aを生成し、耐久時間にこの積算カウントデ
ータ14aが達した際に、警報データ20aを生成する
と共に、この寿命に近づいた負荷の駆動を停止する処理
を促す耐久時間診断手段10を設け、予め設定しておい
たこの負荷に係る耐久時間に積算時間が達した際に、こ
の負荷が寿命に近づいた旨の報知を行う故障予知方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器や電子部
品等の負荷の故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニ
ット並びに負荷制御システムに関し、特に、負荷として
の電子機器や電子部品の耐久寿命を診断して、寿命が来
る前に、この負荷が寿命に近づいた旨の報知やこの電子
機器や電子部品の交換を促す旨の報知を行うことができ
る故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニット並びに
負荷制御システムに関する。
品等の負荷の故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニ
ット並びに負荷制御システムに関し、特に、負荷として
の電子機器や電子部品の耐久寿命を診断して、寿命が来
る前に、この負荷が寿命に近づいた旨の報知やこの電子
機器や電子部品の交換を促す旨の報知を行うことができ
る故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニット並びに
負荷制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の故障予知方法及びこれを用
いた負荷制御システムとしては、例えば、特開平5−5
6555(出願日:平成3年8月28日、出願人:オム
ロン株式会社、発明の名称:リレーにおける故障予知装
置)号公報に開示されているようなものがある。
いた負荷制御システムとしては、例えば、特開平5−5
6555(出願日:平成3年8月28日、出願人:オム
ロン株式会社、発明の名称:リレーにおける故障予知装
置)号公報に開示されているようなものがある。
【0003】特開平5−56555号公報に開示されて
いる発明は、予め初期の正常な開閉動作による負荷電流
波形から投入電流値、定常電流値といった特徴量データ
を抽出して基準特徴量データとして記憶手段に記憶して
おき、リレーに対する入力が与えられる度に、負荷電流
波形から抽出される特徴量データと、基準特徴量データ
とに基づいて、推論手段で故障の予知及び診断をファジ
ィ推論により行う故障予知装置である。
いる発明は、予め初期の正常な開閉動作による負荷電流
波形から投入電流値、定常電流値といった特徴量データ
を抽出して基準特徴量データとして記憶手段に記憶して
おき、リレーに対する入力が与えられる度に、負荷電流
波形から抽出される特徴量データと、基準特徴量データ
とに基づいて、推論手段で故障の予知及び診断をファジ
ィ推論により行う故障予知装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の故障予知装置では、多種多様な負荷の各々に
ついて、ファジィ推論を行うためのメンバーシップ関数
を決定する必要があり、更に、このようなメンバーシッ
プ関数を決定するには、負荷毎に異なる特徴量を各々抽
出する必要があり、その結果、装置規模の増大やソフト
ウェアの複雑化が発生してしまうという技術的課題があ
った。
うな従来の故障予知装置では、多種多様な負荷の各々に
ついて、ファジィ推論を行うためのメンバーシップ関数
を決定する必要があり、更に、このようなメンバーシッ
プ関数を決定するには、負荷毎に異なる特徴量を各々抽
出する必要があり、その結果、装置規模の増大やソフト
ウェアの複雑化が発生してしまうという技術的課題があ
った。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、負荷の作動時間を積
算して積算カウントデータを生成し、耐久時間にこの積
算カウントデータが達した際に、報知のための警報デー
タを生成すると共に、この寿命に近づいた負荷の駆動を
停止する処理を促すための割込み命令を生成する耐久時
間診断手段を設け、負荷の作動時間を積算して積算時間
を算出すると共に、予め設定しておいたこの負荷に係る
耐久時間にこの積算時間が達した際に、この負荷が寿命
に近づいた旨の報知を行う故障予知方法に依り、装置規
模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装
置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続されて
構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応し
て負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の負荷
のストック管理が容易になる故障予知方法、及びこれを
用いた制御ユニット並びに負荷制御システムを実現する
ことを課題としている。
することを課題としており、特に、負荷の作動時間を積
算して積算カウントデータを生成し、耐久時間にこの積
算カウントデータが達した際に、報知のための警報デー
タを生成すると共に、この寿命に近づいた負荷の駆動を
停止する処理を促すための割込み命令を生成する耐久時
間診断手段を設け、負荷の作動時間を積算して積算時間
を算出すると共に、予め設定しておいたこの負荷に係る
耐久時間にこの積算時間が達した際に、この負荷が寿命
に近づいた旨の報知を行う故障予知方法に依り、装置規
模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装
置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続されて
構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応し
て負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の負荷
のストック管理が容易になる故障予知方法、及びこれを
用いた制御ユニット並びに負荷制御システムを実現する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、負荷42A,42B,…,42Nの作動時間を積算
して積算時間を算出すると共に、予め設定しておいた当
該負荷42A,42B,…,42Nに係る耐久時間に当
該積算時間が達した際に、当該負荷42A,42B,
…,42Nが寿命に近づいた旨の報知を行う、ことを特
徴とする故障予知方法である。
は、負荷42A,42B,…,42Nの作動時間を積算
して積算時間を算出すると共に、予め設定しておいた当
該負荷42A,42B,…,42Nに係る耐久時間に当
該積算時間が達した際に、当該負荷42A,42B,
…,42Nが寿命に近づいた旨の報知を行う、ことを特
徴とする故障予知方法である。
【0007】請求項1に記載の発明に依れば、予め設定
しておいた耐久時間を基準として耐久寿命の診断を実行
するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこ
となく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な
負荷42A,42B,…,42Nが接続されて構成され
るシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷4
2A,42B,…,42Nの耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷42A,42B,…,42Nのスト
ック管理が容易になる。
しておいた耐久時間を基準として耐久寿命の診断を実行
するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこ
となく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な
負荷42A,42B,…,42Nが接続されて構成され
るシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷4
2A,42B,…,42Nの耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷42A,42B,…,42Nのスト
ック管理が容易になる。
【0008】請求項2に記載の発明は、負荷42A,4
2B,…,42Nの制御を行うために、請求項1に記載
の故障予知方法を用いた制御ユニット60において、負
荷42A,42B,…,42Nの作動時間を積算して積
算カウントデータ14aを生成し、前記耐久時間に当該
積算カウントデータ14aが達した際に、前記報知のた
めの警報データ20aを生成すると共に、当該寿命に近
づいた負荷42A,42B,…,42Nの駆動を停止す
る処理を促すための割込み命令20bを生成する耐久時
間診断手段10を有する、ことを特徴とする制御ユニッ
ト60である。
2B,…,42Nの制御を行うために、請求項1に記載
の故障予知方法を用いた制御ユニット60において、負
荷42A,42B,…,42Nの作動時間を積算して積
算カウントデータ14aを生成し、前記耐久時間に当該
積算カウントデータ14aが達した際に、前記報知のた
めの警報データ20aを生成すると共に、当該寿命に近
づいた負荷42A,42B,…,42Nの駆動を停止す
る処理を促すための割込み命令20bを生成する耐久時
間診断手段10を有する、ことを特徴とする制御ユニッ
ト60である。
【0009】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、予め設定しておいた耐久時間を
基準とし、積算カウントデータ14aに対する耐久寿命
の診断を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に
対応して負荷42A,42B,…,42Nの耐久寿命を
予知でき、その結果、交換用の負荷42A,42B,
…,42Nのストック管理が容易になる。
に記載の効果に加えて、予め設定しておいた耐久時間を
基準とし、積算カウントデータ14aに対する耐久寿命
の診断を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に
対応して負荷42A,42B,…,42Nの耐久寿命を
予知でき、その結果、交換用の負荷42A,42B,
…,42Nのストック管理が容易になる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の制御ユニット60において、負荷42A,42B,
…,42Nの駆動手段であって、負荷42A,42B,
…,42Nを駆動してステータス信号403A,403
B,…,403Nを生成すると共に当該負荷42A,4
2B,…,42Nの異常を検出して負荷異常信号405
A,405B,…,405Nを生成するIPS402
A,402B,…,402Nと、負荷42A,42B,
…,42Nの駆動中の前記ステータス信号403A,4
03B,…,403Nに応じて、所定周期のクロック1
2aを生成するクロック生成部12と、前記クロック1
2aを積算し、当該積算クロック数と前記クロック周期
とに基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間
である旧積算カウントデータ162aに加算して前記積
算カウントデータ14aを生成する動作時間積算部14
と、負荷42A,42B,…,42Nの種類と当該種類
に応じた耐久時間との対応関係が記述された耐久時間テ
ーブルデータ18aを生成するテーブル生成部18と、
前記テーブル生成部18が生成した前記耐久時間テーブ
ルデータ18aを保持するテーブル記憶部164と前記
動作時間積算部14が生成した前記積算カウントデータ
14aを保持する積算記憶部162とを有するメモリ制
御部16と、前記耐久時間テーブルデータ18aと前記
積算カウントデータ14aと前記積算記憶部162に保
持されているから読み出して比較すると共に、当該耐久
時間テーブルデータ18aに当該積算カウントデータ1
4aが達した際に、前記警報データ20a又は前記割込
み命令20bの少なくとも何れかを生成する判定部20
と、ことを特徴とする制御ユニット60である。
の制御ユニット60において、負荷42A,42B,
…,42Nの駆動手段であって、負荷42A,42B,
…,42Nを駆動してステータス信号403A,403
B,…,403Nを生成すると共に当該負荷42A,4
2B,…,42Nの異常を検出して負荷異常信号405
A,405B,…,405Nを生成するIPS402
A,402B,…,402Nと、負荷42A,42B,
…,42Nの駆動中の前記ステータス信号403A,4
03B,…,403Nに応じて、所定周期のクロック1
2aを生成するクロック生成部12と、前記クロック1
2aを積算し、当該積算クロック数と前記クロック周期
とに基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間
である旧積算カウントデータ162aに加算して前記積
算カウントデータ14aを生成する動作時間積算部14
と、負荷42A,42B,…,42Nの種類と当該種類
に応じた耐久時間との対応関係が記述された耐久時間テ
ーブルデータ18aを生成するテーブル生成部18と、
前記テーブル生成部18が生成した前記耐久時間テーブ
ルデータ18aを保持するテーブル記憶部164と前記
動作時間積算部14が生成した前記積算カウントデータ
14aを保持する積算記憶部162とを有するメモリ制
御部16と、前記耐久時間テーブルデータ18aと前記
積算カウントデータ14aと前記積算記憶部162に保
持されているから読み出して比較すると共に、当該耐久
時間テーブルデータ18aに当該積算カウントデータ1
4aが達した際に、前記警報データ20a又は前記割込
み命令20bの少なくとも何れかを生成する判定部20
と、ことを特徴とする制御ユニット60である。
【0011】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、動作時間積算部14が、テーブ
ル生成部18に予め設定しておいた耐久時間を基準と
し、判定部20が、ステータス信号403A,403
B,…,403Nに基づくクロック12aを用いて積算
カウントデータ14aに対する耐久寿命の診断を実行す
るので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこと
なく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負
荷42A,42B,…,42Nが接続されて構成される
システム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷42
A,42B,…,42Nの耐久寿命を予知でき、その結
果、交換用の負荷42A,42B,…,42Nのストッ
ク管理が容易になる。
に記載の効果に加えて、動作時間積算部14が、テーブ
ル生成部18に予め設定しておいた耐久時間を基準と
し、判定部20が、ステータス信号403A,403
B,…,403Nに基づくクロック12aを用いて積算
カウントデータ14aに対する耐久寿命の診断を実行す
るので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこと
なく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負
荷42A,42B,…,42Nが接続されて構成される
システム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷42
A,42B,…,42Nの耐久寿命を予知でき、その結
果、交換用の負荷42A,42B,…,42Nのストッ
ク管理が容易になる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の制御ユニット60において、随時読み出しが可能であ
って、前記負荷42A,42B,…,42Nの種類と前
記耐久時間との対応関係が保持されているICカード3
0を有し、前記テーブル生成部18は、前記ICカード
30から前記対応関係を読み出して前記耐久時間テーブ
ルデータ18aを生成するように構成されている、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
の制御ユニット60において、随時読み出しが可能であ
って、前記負荷42A,42B,…,42Nの種類と前
記耐久時間との対応関係が保持されているICカード3
0を有し、前記テーブル生成部18は、前記ICカード
30から前記対応関係を読み出して前記耐久時間テーブ
ルデータ18aを生成するように構成されている、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
【0013】請求項4に記載の発明に依れば、請求項3
に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード30に
システムから離れた工場等においても耐久時間テーブル
データ18aを予め設定しておくことができるようにな
るので、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが
接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅
速に対応でき、その結果、交換用の負荷42A,42
B,…,42Nのストック管理が容易になる。
に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード30に
システムから離れた工場等においても耐久時間テーブル
データ18aを予め設定しておくことができるようにな
るので、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが
接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅
速に対応でき、その結果、交換用の負荷42A,42
B,…,42Nのストック管理が容易になる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の制御ユニット60において、前記メモリ制御部
16は、前記負荷異常信号405A,405B,…,4
05N、又は外部から与えられるリセット信号17aの
少なくとも何れかに応じて、前記積算記憶部162に保
持されている前記積算カウントデータ14aをリセット
して、当該積算カウントデータ14aに係る前記積算値
を零にする制御を実行するように構成されている、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
に記載の制御ユニット60において、前記メモリ制御部
16は、前記負荷異常信号405A,405B,…,4
05N、又は外部から与えられるリセット信号17aの
少なくとも何れかに応じて、前記積算記憶部162に保
持されている前記積算カウントデータ14aをリセット
して、当該積算カウントデータ14aに係る前記積算値
を零にする制御を実行するように構成されている、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
【0015】請求項5に記載の発明に依れば、請求項3
又は4に記載の効果に加えて、負荷42A,42B,
…,42Nを交換する際に必要な積算カウントデータ1
4aを零に戻す作業を、負荷異常信号405A,405
B,…,405N又はリセット信号17aを用いて実行
することができるので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築において、寿命に
なった負荷42A,42B,…,42Nの交換に柔軟且
つ迅速に対応できるようになる。
又は4に記載の効果に加えて、負荷42A,42B,
…,42Nを交換する際に必要な積算カウントデータ1
4aを零に戻す作業を、負荷異常信号405A,405
B,…,405N又はリセット信号17aを用いて実行
することができるので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築において、寿命に
なった負荷42A,42B,…,42Nの交換に柔軟且
つ迅速に対応できるようになる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5
に記載の制御ユニット60において、前記警報データ2
0aを受けて、負荷42A,42B,…,42Nが寿命
に近づいた旨の報知を行う警報手段22を有する、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
に記載の制御ユニット60において、前記警報データ2
0aを受けて、負荷42A,42B,…,42Nが寿命
に近づいた旨の報知を行う警報手段22を有する、こと
を特徴とする制御ユニット60である。
【0017】請求項6に記載の発明に依れば、請求項3
乃至5に記載の効果に加えて、警報手段22を用いて、
表示や警報音に依り、前述の報知や、負荷交換に際して
更に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与え
ることができるようになる。
乃至5に記載の効果に加えて、警報手段22を用いて、
表示や警報音に依り、前述の報知や、負荷交換に際して
更に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与え
ることができるようになる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項3乃至6
のいずれか一項に記載の制御ユニット60が接続されて
成る負荷制御システム62において、負荷42A,42
B,…,42Nの制御仕様に係るIDデータ30aを伝
送可能な通信ライン34を介して送受信するとともに、
当該送受信されたIDデータ30aに基づいて、各々に
接続された負荷42A,42B,…,42Nの制御が可
能な前記制御ユニット60が接続されて成る負荷制御シ
ステム62であって、前記IDデータ30aを送受信す
るために通信インタフェース404A,404B,…,
404Nを介して前記通信ライン34に各々接続され、
当該通信ライン34を介して当該IDデータ30aの送
受信を各々実行する前記制御ユニット60を複数有し、
前記IDデータ30aは、前記耐久時間テーブルデータ
18aを生成するために用いられる負荷42A,42
B,…,42Nの種類のデータと当該種類に応じた耐久
時間のデータと負荷42A,42B,…,42Nの動作
状態を診断するためのダイアグ情報306とを少なくと
も有する、ことを特徴とする負荷制御システム62であ
る。
のいずれか一項に記載の制御ユニット60が接続されて
成る負荷制御システム62において、負荷42A,42
B,…,42Nの制御仕様に係るIDデータ30aを伝
送可能な通信ライン34を介して送受信するとともに、
当該送受信されたIDデータ30aに基づいて、各々に
接続された負荷42A,42B,…,42Nの制御が可
能な前記制御ユニット60が接続されて成る負荷制御シ
ステム62であって、前記IDデータ30aを送受信す
るために通信インタフェース404A,404B,…,
404Nを介して前記通信ライン34に各々接続され、
当該通信ライン34を介して当該IDデータ30aの送
受信を各々実行する前記制御ユニット60を複数有し、
前記IDデータ30aは、前記耐久時間テーブルデータ
18aを生成するために用いられる負荷42A,42
B,…,42Nの種類のデータと当該種類に応じた耐久
時間のデータと負荷42A,42B,…,42Nの動作
状態を診断するためのダイアグ情報306とを少なくと
も有する、ことを特徴とする負荷制御システム62であ
る。
【0019】請求項7に記載の発明に依れば、請求項3
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、複数の制
御ユニット60間でダイアグ情報306を有するIDデ
ータ30aの送受信を行うことに依り、何れの制御ユニ
ット60においても他の制御ユニット60に対する耐久
寿命の診断を実行できるようになるので、装置規模及び
ソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装置及び
ソフトウェアでも、多種多様な負荷42A,42B,
…,42Nが接続されて構成されるシステム環境の構築
に柔軟且つ迅速に対応して負荷42A,42B,…,4
2Nの耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の負荷4
2A,42B,…,42Nのストック管理が容易にな
る。
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、複数の制
御ユニット60間でダイアグ情報306を有するIDデ
ータ30aの送受信を行うことに依り、何れの制御ユニ
ット60においても他の制御ユニット60に対する耐久
寿命の診断を実行できるようになるので、装置規模及び
ソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装置及び
ソフトウェアでも、多種多様な負荷42A,42B,
…,42Nが接続されて構成されるシステム環境の構築
に柔軟且つ迅速に対応して負荷42A,42B,…,4
2Nの耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の負荷4
2A,42B,…,42Nのストック管理が容易にな
る。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項3乃至6
のいずれか一項に記載の制御ユニット60が接続されて
成る負荷制御システム62において、負荷42A,42
B,…,42Nの制御仕様に係るIDデータ30aを多
重伝送可能な通信ライン34を介して多重化処理すると
ともに、当該多重化処理されたIDデータ30aに基づ
いて、各々に接続された負荷42A,42B,…,42
Nの制御が可能な前記制御ユニット60が接続されて成
る負荷制御システム62であって、通信インタフェース
32を介して前記通信ライン34に接続され、前記ID
データ30aに基づく前記多重化処理を主系として実行
可能な前記制御ユニット60であるマスター制御ユニッ
ト50と、前記IDデータ30aを送受信するために通
信インタフェース404A,404B,…,404Nを
介して前記通信ライン34に各々接続され、当該通信ラ
イン34を介して前記マスター制御ユニット50との間
で従系として前記多重化処理を各々実行する前記制御ユ
ニット60である少なくとも1つのスレーブ負荷制御ユ
ニット40A,40B,…,40Nとを有し、前記ID
データ30aは、前記耐久時間テーブルデータ18aを
生成するために用いられる負荷42A,42B,…,4
2Nの種類のデータと当該種類に応じた耐久時間のデー
タと負荷42A,42B,…,42Nの動作状態を診断
するためのダイアグ情報306とを少なくとも有する、
ことを特徴とする負荷制御システム62である。
のいずれか一項に記載の制御ユニット60が接続されて
成る負荷制御システム62において、負荷42A,42
B,…,42Nの制御仕様に係るIDデータ30aを多
重伝送可能な通信ライン34を介して多重化処理すると
ともに、当該多重化処理されたIDデータ30aに基づ
いて、各々に接続された負荷42A,42B,…,42
Nの制御が可能な前記制御ユニット60が接続されて成
る負荷制御システム62であって、通信インタフェース
32を介して前記通信ライン34に接続され、前記ID
データ30aに基づく前記多重化処理を主系として実行
可能な前記制御ユニット60であるマスター制御ユニッ
ト50と、前記IDデータ30aを送受信するために通
信インタフェース404A,404B,…,404Nを
介して前記通信ライン34に各々接続され、当該通信ラ
イン34を介して前記マスター制御ユニット50との間
で従系として前記多重化処理を各々実行する前記制御ユ
ニット60である少なくとも1つのスレーブ負荷制御ユ
ニット40A,40B,…,40Nとを有し、前記ID
データ30aは、前記耐久時間テーブルデータ18aを
生成するために用いられる負荷42A,42B,…,4
2Nの種類のデータと当該種類に応じた耐久時間のデー
タと負荷42A,42B,…,42Nの動作状態を診断
するためのダイアグ情報306とを少なくとも有する、
ことを特徴とする負荷制御システム62である。
【0021】請求項8に記載の発明に依れば、請求項3
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、マスター
制御ユニット50とスレーブ負荷制御ユニット40A,
40B,…,40Nとの間でダイアグ情報306を有す
るIDデータ30aの多重化処理を行うことに依り、マ
スター制御ユニット50が、各スレーブ負荷制御ユニッ
ト40A,40B,…,40Nに対する耐久寿命の診断
を実行できるようになるので、装置規模及びソフトウェ
アの複雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェ
アでも、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが
接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅
速に対応して負荷42A,42B,…,42Nの耐久寿
命を予知でき、その結果、交換用の負荷42A,42
B,…,42Nのストック管理が容易になる。
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、マスター
制御ユニット50とスレーブ負荷制御ユニット40A,
40B,…,40Nとの間でダイアグ情報306を有す
るIDデータ30aの多重化処理を行うことに依り、マ
スター制御ユニット50が、各スレーブ負荷制御ユニッ
ト40A,40B,…,40Nに対する耐久寿命の診断
を実行できるようになるので、装置規模及びソフトウェ
アの複雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェ
アでも、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが
接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅
速に対応して負荷42A,42B,…,42Nの耐久寿
命を予知でき、その結果、交換用の負荷42A,42
B,…,42Nのストック管理が容易になる。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の負荷制御システム62において、前記ICカー
ド30は前記IDデータ30aを保持し、前記テーブル
生成部18は、前記ICカード30から前記IDデータ
30aをを読み出して前記耐久時間テーブルデータ18
aを生成する、ように構成されていることを特徴とする
負荷制御システム62である。
に記載の負荷制御システム62において、前記ICカー
ド30は前記IDデータ30aを保持し、前記テーブル
生成部18は、前記ICカード30から前記IDデータ
30aをを読み出して前記耐久時間テーブルデータ18
aを生成する、ように構成されていることを特徴とする
負荷制御システム62である。
【0023】請求項9に記載の発明に依れば、請求項7
又は8に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード
30にシステムから離れた工場等においてもIDデータ
30aを予め設定しておくことができるようになるの
で、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に
対応でき、その結果、交換用の負荷42A,42B,
…,42Nのストック管理が容易になる。
又は8に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード
30にシステムから離れた工場等においてもIDデータ
30aを予め設定しておくことができるようになるの
で、多種多様な負荷42A,42B,…,42Nが接続
されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に
対応でき、その結果、交換用の負荷42A,42B,
…,42Nのストック管理が容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき実施形態を説
明する。
明する。
【0025】図1は、本発明の故障予知方法を用いた制
御ユニット60の実施形態を説明するための機能ブロッ
ク図である。図2は、図1の制御ユニット60を用いた
負荷制御システム62の実施形態を説明するための機能
ブロック図である。
御ユニット60の実施形態を説明するための機能ブロッ
ク図である。図2は、図1の制御ユニット60を用いた
負荷制御システム62の実施形態を説明するための機能
ブロック図である。
【0026】本負荷制御システム62は、図2に示すよ
うに、自動車や電車等の車両に搭載される負荷42A
(42B,…,42N)としての電子機器(例えば、エ
アコン)や電子部品(例えば、イグナイタ、ランプ類)
の制御仕様に係るIDデータ30aを多重伝送可能な通
信ライン34を介して多重化処理する機能を有し、この
ように多重化処理されたIDデータ30aに基づいて、
各々に接続された負荷42A(42B,…,42N)の
制御が可能な、主系(所謂、データの送受信の同期方式
の一種であるマスター−スレーブ方式のおけるマスタ
ー)の制御ユニット60としてのマスター制御ユニット
50と、従系(前述のマスター−スレーブ方式のおける
スレーブ)としてのスレーブ負荷制御ユニット40A,
40B,…,40Nとが複数接続されている。
うに、自動車や電車等の車両に搭載される負荷42A
(42B,…,42N)としての電子機器(例えば、エ
アコン)や電子部品(例えば、イグナイタ、ランプ類)
の制御仕様に係るIDデータ30aを多重伝送可能な通
信ライン34を介して多重化処理する機能を有し、この
ように多重化処理されたIDデータ30aに基づいて、
各々に接続された負荷42A(42B,…,42N)の
制御が可能な、主系(所謂、データの送受信の同期方式
の一種であるマスター−スレーブ方式のおけるマスタ
ー)の制御ユニット60としてのマスター制御ユニット
50と、従系(前述のマスター−スレーブ方式のおける
スレーブ)としてのスレーブ負荷制御ユニット40A,
40B,…,40Nとが複数接続されている。
【0027】マスター制御ユニット50は、通信インタ
フェース32を介して通信ライン34(具体的には、通
信ケーブル)に接続され、IDデータ30aに基づく多
重化処理を主系として実行可能な制御ユニット60であ
る。
フェース32を介して通信ライン34(具体的には、通
信ケーブル)に接続され、IDデータ30aに基づく多
重化処理を主系として実行可能な制御ユニット60であ
る。
【0028】スレーブ負荷制御ユニット40A,40
B,…,40Nは、IDデータ30aを多重化して送受
信するために、通信インタフェース404A,404
B,…,404Nを介して通信ライン34に各々接続さ
れ、通信ライン34を介してマスター制御ユニット50
との間で従系として多重化処理を各々実行する制御ユニ
ット60である。
B,…,40Nは、IDデータ30aを多重化して送受
信するために、通信インタフェース404A,404
B,…,404Nを介して通信ライン34に各々接続さ
れ、通信ライン34を介してマスター制御ユニット50
との間で従系として多重化処理を各々実行する制御ユニ
ット60である。
【0029】図2に示すIPS(Intelligen
t Power Sourceの略称)402A(40
2B,…,402N)は、負荷42A(42B,…,4
2N)の駆動手段であって、負荷42A(42B,…,
42N)を駆動している間、負荷の駆動状態をIPS4
02A(402B,…,402N)の外部に知らせるた
めのステータス信号403A(403B,…,403
N)を生成すると共に、駆動対象となった負荷42A
(42B,…,42N)に異常(具体的には、負荷の短
絡、開放、過電流)が発生している場合、この異常を検
出して、この負荷の異常状態(前述したように、短絡状
態や開放状態や過電流状態)をダイアグ情報306(具
体的には、負荷異常信号405A(405B,…,40
5N))を介して外部に知らせる機能を有する。
t Power Sourceの略称)402A(40
2B,…,402N)は、負荷42A(42B,…,4
2N)の駆動手段であって、負荷42A(42B,…,
42N)を駆動している間、負荷の駆動状態をIPS4
02A(402B,…,402N)の外部に知らせるた
めのステータス信号403A(403B,…,403
N)を生成すると共に、駆動対象となった負荷42A
(42B,…,42N)に異常(具体的には、負荷の短
絡、開放、過電流)が発生している場合、この異常を検
出して、この負荷の異常状態(前述したように、短絡状
態や開放状態や過電流状態)をダイアグ情報306(具
体的には、負荷異常信号405A(405B,…,40
5N))を介して外部に知らせる機能を有する。
【0030】図3(a)は、図1の実施形態に用いられ
るIDデータ30aのフォーマットを説明するための図
であり、図3(b)は、図3(a)に用いられるダイア
グ情報306を説明するための図である。
るIDデータ30aのフォーマットを説明するための図
であり、図3(b)は、図3(a)に用いられるダイア
グ情報306を説明するための図である。
【0031】多重化されるIDデータ30aは、図3
(a)に示すように、耐久時間テーブルデータ18aを
生成するために用いられる負荷42A(42B,…,4
2N)の種類のデータ301、負荷の種類に応じた耐久
時間のデータ302、マスター制御ユニット50やスレ
ーブ負荷制御ユニット40A,40B,…,40Nが多
重系の中で各負荷を識別するために用いる識別番号デー
タ303、負荷の制御仕様(具体的には、駆動電圧、絶
対規格)を示す制御情報304、多重通信に異常が生じ
た際に規定の制御仕様として用いるデフォルト情報30
5、負荷42A(42B,…,42N)の動作状態を診
断するためのダイアグ情報306とを少なくとも有して
構成されている。
(a)に示すように、耐久時間テーブルデータ18aを
生成するために用いられる負荷42A(42B,…,4
2N)の種類のデータ301、負荷の種類に応じた耐久
時間のデータ302、マスター制御ユニット50やスレ
ーブ負荷制御ユニット40A,40B,…,40Nが多
重系の中で各負荷を識別するために用いる識別番号デー
タ303、負荷の制御仕様(具体的には、駆動電圧、絶
対規格)を示す制御情報304、多重通信に異常が生じ
た際に規定の制御仕様として用いるデフォルト情報30
5、負荷42A(42B,…,42N)の動作状態を診
断するためのダイアグ情報306とを少なくとも有して
構成されている。
【0032】IDデータ30aに設けられたダイアグ情
報306は、図3(b)に示すように、ステータス信号
403A(403B,…,403N)と負荷異常信号4
05A(405B,…,405N)とを有している。
報306は、図3(b)に示すように、ステータス信号
403A(403B,…,403N)と負荷異常信号4
05A(405B,…,405N)とを有している。
【0033】この様に、マスター制御ユニット50とス
レーブ負荷制御ユニット40A,40B,…,40Nと
の間でダイアグ情報306を有するIDデータ30aの
多重化処理を行うことに依り、マスター制御ユニット5
0が、各スレーブ負荷制御ユニット40A,40B,
…,40Nに対する耐久寿命の診断を実行できるように
なるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこ
となく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な
負荷42A(42B,…,42N)が接続されて構成さ
れるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷
42A(42B,…,42N)の耐久寿命を予知でき、
その結果、交換用の負荷42A(42B,…,42N)
のストック管理が容易になる。
レーブ負荷制御ユニット40A,40B,…,40Nと
の間でダイアグ情報306を有するIDデータ30aの
多重化処理を行うことに依り、マスター制御ユニット5
0が、各スレーブ負荷制御ユニット40A,40B,
…,40Nに対する耐久寿命の診断を実行できるように
なるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うこ
となく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な
負荷42A(42B,…,42N)が接続されて構成さ
れるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷
42A(42B,…,42N)の耐久寿命を予知でき、
その結果、交換用の負荷42A(42B,…,42N)
のストック管理が容易になる。
【0034】次に、制御ユニット60を説明する。
【0035】本制御ユニット60は、車両に搭載される
負荷42A(42B,…,42N)としての電子機器
(例えば、エアコン)や電子部品(例えば、イグナイ
タ、ランプ類)の耐久寿命を診断して、寿命が来る前
に、この負荷42A(42B,…,42N)が寿命に近
づいた旨の報知やこの電子機器や電子部品の交換を促す
旨の報知を行う機能を有し、図1に示すように、耐久時
間診断手段10と警報手段22とICカード30と通信
インタフェース32とリセットスイッチ17とを有す
る。
負荷42A(42B,…,42N)としての電子機器
(例えば、エアコン)や電子部品(例えば、イグナイ
タ、ランプ類)の耐久寿命を診断して、寿命が来る前
に、この負荷42A(42B,…,42N)が寿命に近
づいた旨の報知やこの電子機器や電子部品の交換を促す
旨の報知を行う機能を有し、図1に示すように、耐久時
間診断手段10と警報手段22とICカード30と通信
インタフェース32とリセットスイッチ17とを有す
る。
【0036】予め設定しておく前述の耐久時間は、負荷
毎に予め耐久試験を実施して、所望の特性が維持できな
いと判断された時点を基に決定することが望ましい。
毎に予め耐久試験を実施して、所望の特性が維持できな
いと判断された時点を基に決定することが望ましい。
【0037】耐久時間診断手段10は、負荷42A(4
2B,…,42N)の作動時間を積算して積算カウント
データ14aを生成し、積算した積算カウントデータ1
4aが前述の耐久時間に達した際に、前述したような報
知のための警報データ20aを生成すると共に、この寿
命に近づいた負荷42A(42B,…,42N)の駆動
を停止する処理を促すための割込み命令20bを生成し
て、本制御ユニット60よりも上位の制御権を有するシ
ステムにこれを与える機能を有し、クロック生成部12
と動作時間積算部14とメモリ制御部16と判定部20
とを有する。
2B,…,42N)の作動時間を積算して積算カウント
データ14aを生成し、積算した積算カウントデータ1
4aが前述の耐久時間に達した際に、前述したような報
知のための警報データ20aを生成すると共に、この寿
命に近づいた負荷42A(42B,…,42N)の駆動
を停止する処理を促すための割込み命令20bを生成し
て、本制御ユニット60よりも上位の制御権を有するシ
ステムにこれを与える機能を有し、クロック生成部12
と動作時間積算部14とメモリ制御部16と判定部20
とを有する。
【0038】このような耐久時間診断手段10は、各種
演算用のCPU、演算結果等を保持するRAM、データ
の送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にし
て構成されているマイクロコンピュータによって実現で
きる。
演算用のCPU、演算結果等を保持するRAM、データ
の送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にし
て構成されているマイクロコンピュータによって実現で
きる。
【0039】クロック生成部12は、負荷42A(42
B,…,42N)の駆動中のステータス信号403A,
403B,…,403Nに応じて、所定周期のクロック
12aを生成する機能を有する。
B,…,42N)の駆動中のステータス信号403A,
403B,…,403Nに応じて、所定周期のクロック
12aを生成する機能を有する。
【0040】このようなクロック生成部12は、所定周
期のクロック12aを生成するクロックIC、データの
送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にして
構成されている。
期のクロック12aを生成するクロックIC、データの
送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にして
構成されている。
【0041】動作時間積算部14は、クロック12aを
積算し、このときの積算クロック数とクロック周期とに
基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間であ
る旧積算カウントデータ162aに加算して積算カウン
トデータ14aを生成する機能を有する。
積算し、このときの積算クロック数とクロック周期とに
基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間であ
る旧積算カウントデータ162aに加算して積算カウン
トデータ14aを生成する機能を有する。
【0042】このような動作時間積算部14は、各種演
算用のCPU、演算結果等を保持するRAM、データの
送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にして
構成されているマイクロコンピュータによって実現でき
る。
算用のCPU、演算結果等を保持するRAM、データの
送受信を行うペリフェラルインタフェースを中心にして
構成されているマイクロコンピュータによって実現でき
る。
【0043】テーブル生成部18は、負荷42A(42
B,…,42N)の種類とこのときの種類に応じた耐久
時間との対応関係が記述された耐久時間テーブルデータ
18aを生成する機能を有する。
B,…,42N)の種類とこのときの種類に応じた耐久
時間との対応関係が記述された耐久時間テーブルデータ
18aを生成する機能を有する。
【0044】このような動作時間積算部14は、耐久時
間テーブルデータ18aを保持するための演算結果等を
保持するRAM、各種演算用のCPU、データの送受信
を行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成さ
れているマイクロコンピュータによって実現できる。
間テーブルデータ18aを保持するための演算結果等を
保持するRAM、各種演算用のCPU、データの送受信
を行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成さ
れているマイクロコンピュータによって実現できる。
【0045】メモリ制御部16は、テーブル生成部18
が生成した耐久時間テーブルデータ18aを保持するテ
ーブル記憶部164と動作時間積算部14が生成した積
算カウントデータ14aを保持する積算記憶部162と
を有する。
が生成した耐久時間テーブルデータ18aを保持するテ
ーブル記憶部164と動作時間積算部14が生成した積
算カウントデータ14aを保持する積算記憶部162と
を有する。
【0046】更にメモリ制御部16は、負荷異常信号4
05A,405B,…,405N、又は外部(例えば、
図1中のリセットスイッチ17)から与えられるリセッ
ト信号17aの少なくとも何れかに応じて、積算記憶部
162に保持されている積算カウントデータ14aをリ
セットして、このときの積算カウントデータ14aに係
る積算値を零にする制御を実行するように構成されてい
る。
05A,405B,…,405N、又は外部(例えば、
図1中のリセットスイッチ17)から与えられるリセッ
ト信号17aの少なくとも何れかに応じて、積算記憶部
162に保持されている積算カウントデータ14aをリ
セットして、このときの積算カウントデータ14aに係
る積算値を零にする制御を実行するように構成されてい
る。
【0047】このようなメモリ制御部16(積算記憶部
162、テーブル記憶部164)は、積算カウントデー
タ14a、耐久時間テーブルデータ18aを保持するた
めのEEPROM等の不揮発性メモリ、各種演算用のC
PU、データの送受信を行うペリフェラルインタフェー
スを中心にして構成されているマイクロコンピュータに
よって実現できる。
162、テーブル記憶部164)は、積算カウントデー
タ14a、耐久時間テーブルデータ18aを保持するた
めのEEPROM等の不揮発性メモリ、各種演算用のC
PU、データの送受信を行うペリフェラルインタフェー
スを中心にして構成されているマイクロコンピュータに
よって実現できる。
【0048】これにより、負荷42A(42B,…,4
2N)を交換する際に必要な積算カウントデータ14a
を零に戻す作業を、負荷異常信号405A,405B,
…,405N又はリセット信号17aを用いて実行する
ことができるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化
を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多
種多様な負荷42A(42B,…,42N)が接続され
て構成されるシステム環境の構築において、寿命になっ
た負荷42A(42B,…,42N)の交換に柔軟且つ
迅速に対応できるようになる。
2N)を交換する際に必要な積算カウントデータ14a
を零に戻す作業を、負荷異常信号405A,405B,
…,405N又はリセット信号17aを用いて実行する
ことができるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化
を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多
種多様な負荷42A(42B,…,42N)が接続され
て構成されるシステム環境の構築において、寿命になっ
た負荷42A(42B,…,42N)の交換に柔軟且つ
迅速に対応できるようになる。
【0049】判定部20は、耐久時間テーブルデータ1
8aと積算カウントデータ14aと積算記憶部162に
保持されているから読み出して比較すると共に、このと
きの耐久時間テーブルデータ18aにこのときの積算カ
ウントデータ14aが達した際に、警報データ20a又
は割込み命令20bの少なくとも何れかを生成する機能
を有する。
8aと積算カウントデータ14aと積算記憶部162に
保持されているから読み出して比較すると共に、このと
きの耐久時間テーブルデータ18aにこのときの積算カ
ウントデータ14aが達した際に、警報データ20a又
は割込み命令20bの少なくとも何れかを生成する機能
を有する。
【0050】このような判定部20は、各種演算用のC
PU、演算結果等を保持するRAM、データの送受信を
行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成され
ているマイクロコンピュータによって実現できる。
PU、演算結果等を保持するRAM、データの送受信を
行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成され
ているマイクロコンピュータによって実現できる。
【0051】このような耐久時間診断手段10を設ける
ことに依り、動作時間積算部14が、テーブル生成部1
8に予め設定しておいた耐久時間を基準とし、判定部2
0が、ステータス信号403A,403B,…,403
Nに基づくクロック12aを用いて積算カウントデータ
14aに対する耐久寿命の診断を実行するので、装置規
模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装
置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷42A(42
B,…,42N)が接続されて構成されるシステム環境
の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷42A(42B,
…,42N)の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用
の負荷42A(42B,…,42N)のストック管理が
容易になる。
ことに依り、動作時間積算部14が、テーブル生成部1
8に予め設定しておいた耐久時間を基準とし、判定部2
0が、ステータス信号403A,403B,…,403
Nに基づくクロック12aを用いて積算カウントデータ
14aに対する耐久寿命の診断を実行するので、装置規
模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便な装
置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷42A(42
B,…,42N)が接続されて構成されるシステム環境
の構築に柔軟且つ迅速に対応して負荷42A(42B,
…,42N)の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用
の負荷42A(42B,…,42N)のストック管理が
容易になる。
【0052】ICカード30は、随時読み出しが可能な
EEPROM等の半導体記憶デバイスを中心にして構成
されている記憶手段であって、負荷42A,42B,
…,42Nの種類と耐久時間との対応関係としてのID
データ30aが保持されている。
EEPROM等の半導体記憶デバイスを中心にして構成
されている記憶手段であって、負荷42A,42B,
…,42Nの種類と耐久時間との対応関係としてのID
データ30aが保持されている。
【0053】この場合、テーブル生成部18は、ICカ
ード30からIDデータ30aを読み出して耐久時間テ
ーブルデータ18aを生成するように構成されている。
ード30からIDデータ30aを読み出して耐久時間テ
ーブルデータ18aを生成するように構成されている。
【0054】このようなICカード30を設けることに
依り、携帯に便利なICカード30にシステムから離れ
た工場等においてもIDデータ30a(則ち、耐久時間
テーブルデータ18a)を予め設定しておくことができ
るようになるので、多種多様な負荷42A(42B,
…,42N)が接続されて構成されるシステム環境の構
築に柔軟且つ迅速に対応でき、その結果、交換用の負荷
42A(42B,…,42N)のストック管理が容易に
なる。
依り、携帯に便利なICカード30にシステムから離れ
た工場等においてもIDデータ30a(則ち、耐久時間
テーブルデータ18a)を予め設定しておくことができ
るようになるので、多種多様な負荷42A(42B,
…,42N)が接続されて構成されるシステム環境の構
築に柔軟且つ迅速に対応でき、その結果、交換用の負荷
42A(42B,…,42N)のストック管理が容易に
なる。
【0055】警報手段22は、警報データ20aを受け
て、負荷42A(42B,…,42N)が寿命に近づい
た旨の報知を行う機能を有する。
て、負荷42A(42B,…,42N)が寿命に近づい
た旨の報知を行う機能を有する。
【0056】本警報機能は、具体的には、表示や警報音
に依り実現している。警報音はブザー等によって実現で
きる。
に依り実現している。警報音はブザー等によって実現で
きる。
【0057】また、前述の表示や、負荷交換に際して更
に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与える
ことができるように、警報手段22は、図1に示すよう
な表示部222を設けることが望ましい。
に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与える
ことができるように、警報手段22は、図1に示すよう
な表示部222を設けることが望ましい。
【0058】このような警報手段22は、各種演算用の
CPU、演算結果等を保持するRAM、データの送受信
を行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成さ
れているマイクロコンピュータによって実現できる。
CPU、演算結果等を保持するRAM、データの送受信
を行うペリフェラルインタフェースを中心にして構成さ
れているマイクロコンピュータによって実現できる。
【0059】次に、図1の故障予知方法を説明する。
【0060】図4は、図1の故障予知方法を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【0061】本故障予知方法は、負荷の作動時間を積算
して積算時間を算出すると共に、予め設定しておいたこ
のときの負荷に係る耐久時間にこのときの積算時間が達
した際に、このときの負荷が寿命に近づいた旨の報知を
行う機能を有し、ステップS1からステップS7の各工
程で構成されている。
して積算時間を算出すると共に、予め設定しておいたこ
のときの負荷に係る耐久時間にこのときの積算時間が達
した際に、このときの負荷が寿命に近づいた旨の報知を
行う機能を有し、ステップS1からステップS7の各工
程で構成されている。
【0062】ステップS1の工程においては、故障予知
処理が開始されると、ICカード30に保持されている
負荷42A,42B,…,42NのIDデータ30aが
読み込まれる。続いて、テーブル生成部18が、ICカ
ード30からのIDデータ30aを用いて耐久時間テー
ブルデータ18aを生成する。続いて、生成された耐久
時間テーブルデータ18aはテーブル生成部18(具体
的には、EEPROM)に保持される。
処理が開始されると、ICカード30に保持されている
負荷42A,42B,…,42NのIDデータ30aが
読み込まれる。続いて、テーブル生成部18が、ICカ
ード30からのIDデータ30aを用いて耐久時間テー
ブルデータ18aを生成する。続いて、生成された耐久
時間テーブルデータ18aはテーブル生成部18(具体
的には、EEPROM)に保持される。
【0063】ステップS2の工程においては、IPS4
02A(402B,…,402N)は、負荷42A(4
2B,…,42N)を駆動している間、負荷の駆動状態
をIPS402A(402B,…,402N)の外部に
知らせるためのステータス信号403A(403B,
…,403N)を生成すると共に、駆動対象となった負
荷42A(42B,…,42N)に異常(具体的には、
負荷の短絡、開放、過電流)が発生している場合、この
異常を検出して、この負荷の異常状態(前述したよう
に、短絡状態や開放状態や過電流状態)をダイアグ情報
306を介して外部に知らせるための負荷異常信号40
5A(405B,…,405N)を生成する。
02A(402B,…,402N)は、負荷42A(4
2B,…,42N)を駆動している間、負荷の駆動状態
をIPS402A(402B,…,402N)の外部に
知らせるためのステータス信号403A(403B,
…,403N)を生成すると共に、駆動対象となった負
荷42A(42B,…,42N)に異常(具体的には、
負荷の短絡、開放、過電流)が発生している場合、この
異常を検出して、この負荷の異常状態(前述したよう
に、短絡状態や開放状態や過電流状態)をダイアグ情報
306を介して外部に知らせるための負荷異常信号40
5A(405B,…,405N)を生成する。
【0064】ステップS3の工程においては、クロック
生成部12は、負荷42A(42B,…,42N)の駆
動中のステータス信号403A,403B,…,403
Nを受け取って、所定周期のクロック12aを生成す
る。続いて、動作時間積算部14が、クロック12aを
積算し、このときの積算クロック数とクロック周期とに
基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間であ
る旧積算カウントデータ162aに加算して積算カウン
トデータ14aを生成する(則ち、生成される積算カウ
ントデータ14a=旧積算カウントデータ162a+積
算時間、(単位は[時間]))。
生成部12は、負荷42A(42B,…,42N)の駆
動中のステータス信号403A,403B,…,403
Nを受け取って、所定周期のクロック12aを生成す
る。続いて、動作時間積算部14が、クロック12aを
積算し、このときの積算クロック数とクロック周期とに
基づいて算出した積算時間を、直前までの積算時間であ
る旧積算カウントデータ162aに加算して積算カウン
トデータ14aを生成する(則ち、生成される積算カウ
ントデータ14a=旧積算カウントデータ162a+積
算時間、(単位は[時間]))。
【0065】ステップS4の工程においては、判定部2
0は、耐久時間テーブルデータ18aと積算カウントデ
ータ14aと積算記憶部162に保持されているから読
み出して比較すると共に、このときの耐久時間テーブル
データ18aにこのときの積算カウントデータ14aが
達した際に(ステップS4のYES)、警報データ20
a又は割込み命令20bの少なくとも何れかを生成す
る。
0は、耐久時間テーブルデータ18aと積算カウントデ
ータ14aと積算記憶部162に保持されているから読
み出して比較すると共に、このときの耐久時間テーブル
データ18aにこのときの積算カウントデータ14aが
達した際に(ステップS4のYES)、警報データ20
a又は割込み命令20bの少なくとも何れかを生成す
る。
【0066】ステップS5の工程においては、警報手段
22が、警報データ20aを受けて、負荷42A(42
B,…,42N)が寿命に近づいた旨の報知を行う。
22が、警報データ20aを受けて、負荷42A(42
B,…,42N)が寿命に近づいた旨の報知を行う。
【0067】ステップS6の工程においては、負荷が新
品に交換されたか、負荷異常(則ち、負荷が故障した状
態)が発生したかも判定が行われる。
品に交換されたか、負荷異常(則ち、負荷が故障した状
態)が発生したかも判定が行われる。
【0068】ステップS7の工程においては、負荷が新
品に交換された場合や負荷異常(則ち、負荷が故障した
状態)が発生した場合(ステップS6のYES)、メモ
リ制御部16は、負荷異常信号405A,405B,
…,405N、又は外部(例えば、図1中のリセットス
イッチ17)から与えられるリセット信号17aの少な
くとも何れかに応じて、積算記憶部162に保持されて
いる積算カウントデータ14aをリセットして、このと
きの積算カウントデータ14aに係る積算値を零にする
制御を実行する。これ以外の場合(ステップS6のN
O)、ステップS5の工程へジャンプする。
品に交換された場合や負荷異常(則ち、負荷が故障した
状態)が発生した場合(ステップS6のYES)、メモ
リ制御部16は、負荷異常信号405A,405B,
…,405N、又は外部(例えば、図1中のリセットス
イッチ17)から与えられるリセット信号17aの少な
くとも何れかに応じて、積算記憶部162に保持されて
いる積算カウントデータ14aをリセットして、このと
きの積算カウントデータ14aに係る積算値を零にする
制御を実行する。これ以外の場合(ステップS6のN
O)、ステップS5の工程へジャンプする。
【0069】ステップS7の工程の終了後、ステップS
2の工程にジャンプし、以降、ステップS2→ステップ
S3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ス
テップS7→…の順で各工程がループ的に実行される。
2の工程にジャンプし、以降、ステップS2→ステップ
S3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ス
テップS7→…の順で各工程がループ的に実行される。
【0070】以上説明したように、本実施形態に依れ
ば、予め設定しておいた耐久時間を基準として耐久寿命
の診断を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A(42B,…,42N)が接
続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速
に対応して負荷42A(42B,…,42N)の耐久寿
命を予知でき、その結果、交換用の負荷42A(42
B,…,42N)のストック管理が容易になる。
ば、予め設定しておいた耐久時間を基準として耐久寿命
の診断を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複
雑化を伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアで
も、多種多様な負荷42A(42B,…,42N)が接
続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速
に対応して負荷42A(42B,…,42N)の耐久寿
命を予知でき、その結果、交換用の負荷42A(42
B,…,42N)のストック管理が容易になる。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、予め設
定しておいた耐久時間を基準として耐久寿命の診断を実
行するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴う
ことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
定しておいた耐久時間を基準として耐久寿命の診断を実
行するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴う
ことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その
結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
【0072】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、予め設定しておいた耐久時間を
基準とし、積算カウントデータに対する耐久寿命の診断
を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を
伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種
多様な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築
に柔軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、
その結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
に記載の効果に加えて、予め設定しておいた耐久時間を
基準とし、積算カウントデータに対する耐久寿命の診断
を実行するので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を
伴うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種
多様な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築
に柔軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、
その結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
【0073】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、動作時間積算部が、テーブル生
成部に予め設定しておいた耐久時間を基準とし、判定部
が、ステータス信号に基づくクロックを用いて積算カウ
ントデータに対する耐久寿命の診断を実行するので、装
置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便
な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続さ
れて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対
応して負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の
負荷のストック管理が容易になる。
に記載の効果に加えて、動作時間積算部が、テーブル生
成部に予め設定しておいた耐久時間を基準とし、判定部
が、ステータス信号に基づくクロックを用いて積算カウ
ントデータに対する耐久寿命の診断を実行するので、装
置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡便
な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続さ
れて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ迅速に対
応して負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、交換用の
負荷のストック管理が容易になる。
【0074】請求項5に記載の発明に依れば、請求項3
又は4に記載の効果に加えて、負荷を交換する際に必要
な積算カウントデータを零に戻す作業を、負荷異常信号
又はリセット信号を用いて実行することができるので、
装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡
便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続
されて構成されるシステム環境の構築において、寿命に
なった負荷の交換に柔軟且つ迅速に対応できるようにな
る。
又は4に記載の効果に加えて、負荷を交換する際に必要
な積算カウントデータを零に戻す作業を、負荷異常信号
又はリセット信号を用いて実行することができるので、
装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことなく、簡
便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷が接続
されて構成されるシステム環境の構築において、寿命に
なった負荷の交換に柔軟且つ迅速に対応できるようにな
る。
【0075】請求項6に記載の発明に依れば、請求項3
乃至5に記載の効果に加えて、警報手段22を用いて、
表示や警報音に依り、前述の報知や、負荷交換に際して
更に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与え
ることができるようになる。
乃至5に記載の効果に加えて、警報手段22を用いて、
表示や警報音に依り、前述の報知や、負荷交換に際して
更に細かいアドバイスに係るメッセージを作業者に与え
ることができるようになる。
【0076】請求項7に記載の発明に依れば、請求項3
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、複数の制
御ユニット間でダイアグ情報を有するIDデータの送受
信を行うことに依り、何れの制御ユニットにおいても他
の制御ユニットに対する耐久寿命の診断を実行できるよ
うになるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴
うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多
様な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に
柔軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、そ
の結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、複数の制
御ユニット間でダイアグ情報を有するIDデータの送受
信を行うことに依り、何れの制御ユニットにおいても他
の制御ユニットに対する耐久寿命の診断を実行できるよ
うになるので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴
うことなく、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多
様な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に
柔軟且つ迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、そ
の結果、交換用の負荷のストック管理が容易になる。
【0077】請求項8に記載の発明に依れば、請求項3
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、マスター
制御ユニットとスレーブ負荷制御ユニットとの間でダイ
アグ情報を有するIDデータの多重化処理を行うことに
依り、マスター制御ユニットが、各スレーブ負荷制御ユ
ニットに対する耐久寿命の診断を実行できるようになる
ので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことな
く、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷
が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ
迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、
交換用の負荷のストック管理が容易になる。
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、マスター
制御ユニットとスレーブ負荷制御ユニットとの間でダイ
アグ情報を有するIDデータの多重化処理を行うことに
依り、マスター制御ユニットが、各スレーブ負荷制御ユ
ニットに対する耐久寿命の診断を実行できるようになる
ので、装置規模及びソフトウェアの複雑化を伴うことな
く、簡便な装置及びソフトウェアでも、多種多様な負荷
が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔軟且つ
迅速に対応して負荷の耐久寿命を予知でき、その結果、
交換用の負荷のストック管理が容易になる。
【0078】請求項9に記載の発明に依れば、請求項7
又は8に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード
にシステムから離れた工場等においてもIDデータを予
め設定しておくことができるようになるので、多種多様
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応でき、その結果、交換用の負荷のスト
ック管理が容易になる。
又は8に記載の効果に加えて、携帯に便利なICカード
にシステムから離れた工場等においてもIDデータを予
め設定しておくことができるようになるので、多種多様
な負荷が接続されて構成されるシステム環境の構築に柔
軟且つ迅速に対応でき、その結果、交換用の負荷のスト
ック管理が容易になる。
【図1】本発明の故障予知方法を用いた制御ユニットの
実施形態を説明するための機能ブロック図である。
実施形態を説明するための機能ブロック図である。
【図2】図1の制御ユニットを用いた負荷制御システム
の実施形態を説明するための機能ブロック図である。
の実施形態を説明するための機能ブロック図である。
【図3】図3(a)は、図1の実施形態に用いられるI
Dデータのフォーマットを説明するための図であり、図
3(b)は、図3(a)に用いられるダイアグ情報を説
明するための図である。
Dデータのフォーマットを説明するための図であり、図
3(b)は、図3(a)に用いられるダイアグ情報を説
明するための図である。
【図4】図1の故障予知方法を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
10 耐久時間診断手段 12 クロック生成部 12a クロック 14 動作時間積算部 14a 積算カウントデータ 16 メモリ制御部 162 積算記憶部 162a 旧積算カウントデータ 164 テーブル記憶部 17a リセット信号 18 テーブル生成部 18a 耐久時間テーブルデータ 20 判定部 20a 警報データ 20b 割込み命令 22 警報手段 30 ICカード 30a IDデータ 306 ダイアグ情報 32 通信インタフェース 34 通信ライン 40A,40B,…,40N スレーブ負荷制御ユニ
ット 402A,402B,…,402N IPS 403A,403B,…,403N ステータス信号 404A,404B,…,404N 通信インタフェ
ース 405A,405B,…,405N 負荷異常信号 42A,42B,…,42N 負荷 50 マスター制御ユニット 60 制御ユニット 62 負荷制御システム
ット 402A,402B,…,402N IPS 403A,403B,…,403N ステータス信号 404A,404B,…,404N 通信インタフェ
ース 405A,405B,…,405N 負荷異常信号 42A,42B,…,42N 負荷 50 マスター制御ユニット 60 制御ユニット 62 負荷制御システム
Claims (9)
- 【請求項1】 負荷の作動時間を積算して積算時間を算
出すると共に、予め設定しておいた当該負荷に係る耐久
時間に当該積算時間が達した際に、当該負荷が寿命に近
づいた旨の報知を行う、 ことを特徴とする故障予知方法。 - 【請求項2】 負荷の制御を行うための制御ユニットに
おいて、 負荷の作動時間を積算して積算カウントデータを生成
し、前記耐久時間に当該積算カウントデータが達した際
に、前記報知のための警報データを生成すると共に、当
該寿命に近づいた負荷の駆動を停止する処理を促すため
の割込み命令を生成する耐久時間診断手段を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の故障予知方法を用い
た制御ユニット。 - 【請求項3】 負荷の駆動手段であって、負荷を駆動し
てステータス信号を生成すると共に当該負荷の異常を検
出して負荷異常信号を生成するIPSと、 負荷の駆動中の前記ステータス信号に応じて、所定周期
のクロックを生成するクロック生成部と、 前記クロックを積算し、当該積算クロック数と前記クロ
ック周期とに基づいて算出した積算時間を、直前までの
積算時間である旧積算カウントデータに加算して前記積
算カウントデータを生成する動作時間積算部と、 負荷の種類と当該種類に応じた耐久時間との対応関係が
記述された耐久時間テーブルデータを生成するテーブル
生成部と、 前記テーブル生成部が生成した前記耐久時間テーブルデ
ータを保持するテーブル記憶部と前記動作時間積算部が
生成した前記積算カウントデータを保持する積算記憶部
とを有するメモリ制御部と、 前記耐久時間テーブルデータと前記積算カウントデータ
と前記積算記憶部に保持されているから読み出して比較
すると共に、当該耐久時間テーブルデータに当該積算カ
ウントデータが達した際に、前記警報データ又は前記割
込み命令の少なくとも何れかを生成する判定部と、 ことを特徴とする請求項2に記載の制御ユニット。 - 【請求項4】 随時読み出しが可能であって、前記負荷
の種類と前記耐久時間との対応関係が保持されているI
Cカードを有し、 前記テーブル生成部は、前記ICカードから前記対応関
係を読み出して前記耐久時間テーブルデータを生成する
ように構成されている、 ことを特徴とする請求項3に記載の制御ユニット。 - 【請求項5】 前記メモリ制御部は、前記負荷異常信
号、又は外部から与えられるリセット信号の少なくとも
何れかに応じて、前記積算記憶部に保持されている前記
積算カウントデータをリセットして、当該積算カウント
データに係る前記積算値を零にする制御を実行するよう
に構成されている、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御ユニッ
ト。 - 【請求項6】 前記警報データを受けて、負荷が寿命に
近づいた旨の報知を行う警報手段を有する、 ことを特徴とする請求項3乃至5に記載の制御ユニッ
ト。 - 【請求項7】 負荷の制御仕様に係るIDデータを伝送
可能な通信ラインを介して送受信するとともに、当該送
受信されたIDデータに基づいて、各々に接続された負
荷の制御が可能な前記制御ユニットが接続されて成る負
荷制御システムであって、 前記IDデータを送受信するために通信インタフェース
を介して前記通信ラインに各々接続され、当該通信ライ
ンを介して当該IDデータの送受信を各々実行する前記
制御ユニットを複数有し、 前記IDデータは、前記耐久時間テーブルデータを生成
するために用いられる負荷の種類のデータと当該種類に
応じた耐久時間のデータと負荷の動作状態を診断するた
めのダイアグ情報とを少なくとも有する、 ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載
の制御ユニットが接続されて成る負荷制御システム。 - 【請求項8】 負荷の制御仕様に係るIDデータを多重
伝送可能な通信ラインを介して多重化処理するととも
に、当該多重化処理されたIDデータに基づいて、各々
に接続された負荷の制御が可能な前記制御ユニットが接
続されて成る負荷制御システムであって、 通信インタフェースを介して前記通信ラインに接続さ
れ、前記IDデータに基づく前記多重化処理を主系とし
て実行可能な前記制御ユニットであるマスター制御ユニ
ットと、 前記IDデータを送受信するために通信インタフェース
を介して前記通信ラインに各々接続され、当該通信ライ
ンを介して前記マスター制御ユニットとの間で従系とし
て前記多重化処理を各々実行する前記制御ユニットであ
る少なくとも1つのスレーブ負荷制御ユニットとを有
し、 前記IDデータは、前記耐久時間テーブルデータを生成
するために用いられる負荷の種類のデータと当該種類に
応じた耐久時間のデータと負荷の動作状態を診断するた
めのダイアグ情報とを少なくとも有する、 ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載
の制御ユニットが接続されて成る負荷制御システム。 - 【請求項9】 前記ICカードは前記IDデータを保持
し、 前記テーブル生成部は、前記ICカードから前記IDデ
ータをを読み出して前記耐久時間テーブルデータを生成
する、 ように構成されていることを特徴とする請求項7又は8
に記載の負荷制御システム。
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JP8211571A JPH1055497A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 故障予知方法、及びこれを用いた制御ユニット並びに負荷制御システム |
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