[go: up one dir, main page]

JPH10510994A - オリゴヌクレオチドを固形支持物質に固定する方法および支持体に結合したオリゴヌクレオチドを用いる方法 - Google Patents

オリゴヌクレオチドを固形支持物質に固定する方法および支持体に結合したオリゴヌクレオチドを用いる方法

Info

Publication number
JPH10510994A
JPH10510994A JP8519981A JP51998196A JPH10510994A JP H10510994 A JPH10510994 A JP H10510994A JP 8519981 A JP8519981 A JP 8519981A JP 51998196 A JP51998196 A JP 51998196A JP H10510994 A JPH10510994 A JP H10510994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oligonucleotide
support material
immobilized
complex
oligonucleotides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8519981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2967134B2 (ja
Inventor
ジヨー,ツン−フイ・ケー
ホイジヤー,ジヨアネル・ブイ
Original Assignee
アボツト・ラボラトリーズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アボツト・ラボラトリーズ filed Critical アボツト・ラボラトリーズ
Priority to JP7519981A priority Critical patent/JP2967134B2/ja
Priority claimed from PCT/JP1995/000104 external-priority patent/WO1995020507A1/ja
Publication of JPH10510994A publication Critical patent/JPH10510994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2967134B2 publication Critical patent/JP2967134B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/10Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
    • C12N15/1003Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor
    • C12N15/1006Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor by means of a solid support carrier, e.g. particles, polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6834Enzymatic or biochemical coupling of nucleic acids to a solid phase

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、オリゴヌクレオチドを支持物質に直接固定する方法を提供する。本方法は、オリゴヌクレオチド溶液と固形支持物質とを接触させ、支持物質上でオリゴヌクレオチド溶液を乾燥する工程を含んで成る。オリゴヌクレオチド及びそれが固定されている固形支持物質は、固定されたオリゴヌクレオチドに相補的である核酸配列を固定する捕捉試薬として用いることができる。このように、直接固定されたオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーション能力が保持される。また、供試サンプル中の核酸配列の存在または量を測定する方法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 オリゴヌクレオチドを固形支持物質に固定する方法および 支持体に結合したオリゴヌクレオチドを用いる方法 これは、1994年9月22日に出願された同時係属中の米国特許出願番号0 8/311,462の一部継続出願である。発明の分野 本発明は、オリゴヌクレオチドに関する。特に、本発明は、短いオリゴヌクレ オチドの支持物質への固定に関する。発明の背景 ヨーロッパ特許出願EP−A−320−308に記載されているリガーゼ連鎖 反応法(LCR)、EP−A−439−182に記載されているギャップリガー ゼ連鎖反応法(GLCR)、ならびに米国特許番号4,683,202および4 ,683,195に記載されているポリメラーゼ連鎖反応法(PCR)のような 増幅反応法は、当業界で周知である。このような核酸増幅法は、例えば、供試サ ンプル中の感染生体を検出する分析法を構築する有用な臨床診断手段になってき ている。また、増幅反応法は、研究および開発分野ならびに法医学分野にも有用 性を見出した。 核酸増幅技法は、典型的には、標的核酸配列のコピーを発生させ、標的配列の コピーの存在または量を、免疫学的分析技法を用いて検出することができる。例 えば、標的配列のコピーは、例えば、標的配列のコピーと特異的にハイブリダイ ズするオリゴヌクレオチド(捕捉オリゴヌクレオチドと可変的に称する)で被覆 した微粒子の懸濁液のような実質的に固形の支持物質から成る゛捕捉試薬゛と接触 させることができる。この方法で、標的または増幅反応の生成物を、標的配列の コピーと捕捉オリゴヌクレオチドとのハイブリダイゼーションにより捕捉試薬に 固定することができる。いったん標的配列を捕捉試薬に固定したならば、これら は、例えば、洗浄または濾過によるように反応混合物から固形支持物を分離する ことにより余分のリアクタントから容易に分離することができる。捕捉試薬に固 定したであろう増幅配列の存在または量は、捕捉された標的配列と゛複合物゛とを 接触させることにより検出することができる。複合物は、捕捉試薬に固定される 増幅した標的配列とやはり特異的に結合する特異的結合対構成員に結合している 検出可能な部分から成ることができる。検出可能な部分の存在を検出することに より、標的配列の存在または量を測定することができる。 支持物質にオリゴヌクレオチドを固定する公知の1つの方法は、化学的架橋剤 を用いる。典型的には、架橋剤は、支持物質とオリゴヌクレオチドを共有結合さ せてオリゴヌクレオチドを支持物質に結合させる結合手を形成する。例えば、米 国特許第4,948,882は、オリゴヌクレオチドを固形支持物質に共有結合 させるのに用いることのできる化合物を開示している。しかしながら、オリゴヌ クレオチドを支持物質に化学的に架橋することは、通常、オリゴヌクレオチドを 構成する塩基対の修飾を必要とする時間のかかる方法である。 Saiki,R.K.等,Proc .Natl.Acad.Sci.USA,86:6230-6234(1989)に述べ られているオリゴヌクレオチドを支持物質に固定する別の方法は、゛尾部゛の使用 を含む。尾部は、典型的には鎖長約15塩基対以上であるオリゴヌクレオチドの 延長部分である。オリゴヌクレオチドの尾部は、固形支持物質に優先的に結合し 、架橋剤と同様に、オリゴヌクレオチドを支持物質から自由にしてハイブリダイ ゼーションのために利用可能にする。残念なことには、それ自体核酸である尾部 は、核酸配列に特異的にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドの能力を時々妨 害する。 オリゴヌクレオチドを支持材料に固定する前述の方法により明らかなように、 約5から約50塩基対を有する比較的短いオリゴヌクレオチドは、オリゴヌクレ オチドのハイブリダイゼーション能力を損なうことなく固形支持物質に直接結合 させることができないことが認められてきた。よって、オリゴヌクレオチドを支 持物質に結合させる公知の方法は、オリゴヌクレオチドが支持物質に間接的に結 合させる。間接的結合により、オリゴヌクレオチドそれ自体は支持物質に結合せ ず、理論的には、別の核酸配列に自由にハイブリダイズする。発明の概要 本出願は、オリゴヌクレオチドを支持物質に直接且つ非共有的に固定する方法 を述べている。本方法によれば、オリゴヌクレオチドの支持物質への固定は、迅 速且つオリゴヌクレオチドを構成する塩基に対して化学的修飾することなく達成 される。重要なことは、直接固定されたオリゴヌクレオチドはハイブリダイゼー ション能力が損なわれていない。オリゴヌクレオチド及びそれらが固定されてい る支持物質は、支持物質に結合したオリゴヌクレオチドに相補的である核酸配列 を固定する捕捉試薬として用いることができる。 この方法は、オリゴヌクレオチドの溶液と固形支持物質とを接触させ、支持物 質上でオリゴヌクレオチド溶液を乾燥させる工程を含んで成る。溶液中のオリゴ ヌクレオチドは、鎖長約5ヌクレオチドから約30ヌクレオチドの範囲であって よい。更に、支持物質に対するオリゴヌクレオチドの親和性は、オリゴヌクレオ チドを修飾することにより増強することができることを見い出した。この方法は 、更に、焼成工程および/または被覆工程を含んで成ってもよい。 固形支持物質及びその上に固定されたオリゴヌクレオチドと複合物とを接触さ せ、固定されたオリゴヌクレオチドの存在または量の指標としての測定可能なシ グナルを検出することにより支持物に結合したオリゴヌクレオチドの存在または 量を検出することができる。 別の態様によれば、固形支持物質及びその上に固定されたオリゴヌクレオチド は、複合物と接触させることができ、測定可能なシグナルを、複合物の存在また は量の指標として検出することができる。 更に別の態様によれば、支持物結合オリゴヌクレオチドは、固定されたオリゴ ヌクレオチドに相補的である核酸配列を含有 すると思われる供試標本と接触させてハイブリダイゼーション複合体を形成する ことができる。ハイブリダイゼーション複合体は、次いで、複合物と接触させる ことができ、測定可能なシグナルを、供試標本中の相補的核酸配列の存在または 量の指標として検出することができる。図面の簡単な説明 図1は、全内反射(total internal reflectance,TIR)の原理を具体的に 示す。 図2A、2Bおよび2Cは、それぞれ、導波管(waveguide)装置の透視図、 側面図および断面図である。図2Cは、図2Bの線C−Cのみをとった断面を拡 大したものである。 図3、4A−4D、5A−5B、6A−6C、および7A−7Bは、本明細書 で教示した支持物質に固定されたオリゴヌクレオチドを含んで成る捕捉試薬を用 いる分析で得られた結果を示す写真である。これらの写真のデータの詳細は、実 施例1から実施例4に示す。発明の詳細な説明 以前の教示にもかかわらず、驚くべきことに、約5ヌクレオチドから約50ヌ クレオチドを含んで成るオリゴヌクレオチド が、固定されたオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーション能力を損なうこと なく固形支持物質に直接且つ非共有結合させることができることを見出した。オ リゴヌクレオチドが固形物表面に直接付着するメカニズムは完全には分かってい ないが、オリゴヌクレオチドが固形物表面に直接結合することは、オリゴヌクレ オチドが吸着と同様の方法で支持物質に固定されることを意味する。更に、オリ ゴヌクレオチドの固形物表面への直接結合は、架橋剤、尾部または固定化に影響 する更なる核酸配列を必要としない。重要なことには、本明細書で教示したよう にオリゴヌクレオチドが固形物表面に直接結合する場合、オリゴヌクレオチドは 、相補的核酸配列と特異的に対を形成し又はハイブリダイズすることである。 本明細書で示したように固定されているオリゴヌクレオチドは、例えば、2’ −デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)、ペプチド核酸(PNA− WO93/25706に記載のような)等のような相補的核酸配列を、オリゴヌ クレオチドが固定されている支持物質に捕捉又はどちらかといえば固定するのに 用いることができる。一旦相補的配列が、固定されたオリゴヌクレオチドとハイ ブリダイズしたならば、その存在 は、当業界で周知の方法論を用いて検出することができる。 例えば、その上に直接固定されたオリゴヌクレオチドを有する固形支持物を含 んで成る捕捉試薬を、供試サンプルと接触させることができる。供試サンプルは 、固定されたオリゴヌクレオチドと特異的にハイブリダイズすることのできる核 酸配列を含有すると思われるどのような液体であってもよい。捕捉試薬と供試サ ンプルは、供試サンプル中にあるとすれば核酸とオリゴヌクレオチドがハイブリ ダイズしそれによりハイブリダイゼーション複合体を形成するのを可能にするの に好適な時間および条件下で接触させることができる。ハイブリダイゼーション 複合体は、あるとすれば、複合物がハイブリダイゼーション複合体と特異的に結 合するのを可能にするのに十分な時間および条件下で複合物と接触させることが できる。次いで、供試サンプル中に存在したかもしれない核酸配列の存在または 量の指標としてのシグナルを検出することができる。 本明細書で示したような固定されたオリゴヌクレオチドは、゛一工程゛分析形式 に用いることもできる。このような形式によれば、固定されたオリゴヌクレオチ ドに相補的である核酸を含有すると思われる供試サンプルを、複合物が供試サン プル 中に存在するかもしれない核酸配列と結合し複合物/核酸複合体を形成するのを 可能にするのに好適な時間および条件下、複合物と接触させることができる。あ るいは、供試サンプル中に存在するかもしれない核酸は、検出可能な部分を含ん でいてもよい。核酸配列は、例えば、標識されたヌクレオチドが標的配列に取り 込まれるニックトランスレーションによって、検出可能な部分で標識しまたは検 出可能部分と複合物を形成させることができる。検出可能な部分を含む複合物/ 核酸複合体または核酸は、次いで、支持物結合オリゴヌクレオチドと接触させて 複合物/核酸/オリゴヌクレオチド複合体または核酸/オリゴヌクレオチド複合 体を形成させることができる。次いで、供試サンプル中に存在する核酸配列の存 在または量の指標としてシグナルを検出することができる。 好ましい態様において、供試サンプル中のオリゴヌクレオチドの存在を迅速に 検出する方法を提供する。この態様によれば、オリゴヌクレオチドを含有すると 思われる試料を、支持物質と接触させることができ、供試サンプル中に存在する かもしれないオリゴヌクレオチドを、本明細書で示したように支持物質に固定す ることができる。次いで、複合物が固定されたオリゴヌ クレオチドと結合するのを可能にする時間および条件下、複合物を、固定された オリゴヌクレオチドと接触させることができる。次いで、供試サンプル中に存在 したかもしれないオリゴヌクレオチドの存在または量の指標としてのシグナルを 検出することができる。 本明細書で示したように固定されているオリゴヌクレオチドが、例えば、供試 サンプル、複合物/核酸複合体または複合物と接触する時間は、重要ではない。 しかしながら、このような接触時間は、例えば、30分未満の最小限に保つのが 好ましく、更に好ましくは15分未満、最も好ましくは10分未満である。 複合物が、特異的結合対構成員に結合した検出可能な部分を含むであろうこと は、当業者等に理解されよう。検出可能な部分としては、シグナルと可変的に呼 ばれる検出可能且つ測定可能な物理的または化学的特性を有するいずれかの化合 物または従来の検出可能な化学的基を挙げることができる。このような検出可能 な基は、酵素および酵素の基質、補欠分類族または補酵素のような酵素的に活性 な群;スピンラベル;蛍光発光体および発蛍光団のような蛍光分子;発色団およ び色原体;発光物質、化学発光物質および生体発光物質のような発光分子;燐光 体分子;ビオチンおよびアビジンのような特異的に結合可能なリガンド;電気活 性物質;放射性同位元素;トキシン類;薬物類;ハプテン類;ポリサッカライド 類;ポリペプチド類;リポソーム類;着色または蛍光粒子;着色または蛍光微粒 子;セレンコロイドまたは金コロイドのようなコロイド粒子等であってもよいが 、これらに制限されるわけではない。更に、検出可能な部分は、例えば、参照に より本明細書に含めるものとする1993年7月13日に出願された同一人に所 有され共に係属中の米国特許出願番号091,149に述べられているもののよ うなポリマーに固定された複数の発蛍光団を含むことができる。検出可能な部分 に伴っている検出可能な物理的または化学的特性は、可視的にまたは外的手段に より検出することができる。特異的結合構成員は、周知の用語であり、通常、結 合対、即ち、化学的または物理的手段を介して分子の一方が他方の分子に特異的 に結合する2つの異なる分子の構成員を意味する。抗原と抗体の特異的結合対に 加え、他の特異的結合対としては、アビジンとビオチン、抗体とハプテン、相補 的ヌクレオチド配列またはDNA、RNAもしくはPNAのような相補的核酸配 列、酵素の補因子または基質と酵素、ペプチド配列とこの配列 または全蛋白質に特異的な抗体、染料と蛋白質結合剤、ペプチドと特異的蛋白質 結合剤(例えば、リボヌクレアーゼ、S−ペプチドおよびリボヌクレアーゼS− 蛋白質)等が挙げられるが、これらに制限されるわけではない。更に、結合対と しては、もとの結合構成員の類似体、例えば、分析物−類似体である構成員また は組換え技法もしくは分子工学により作成された結合構成員を挙げることができ る。従って、PNAは、DNAまたはRNAの特異的結合構成員である。結合構 成員が、免疫反応物である場合、これは、例えば、モノクローナルまたはポリク ローナル抗体、組換え蛋白質または組換え抗体、キメラ抗体、これらの混合物ま たは断片であってもよい。検出可能な部分は、特異的結合構成員の特異的結合特 性または検出可能な部分の検出可能な特性を破壊しないいずれかの化学的手段お よび/または物理的手段を介して特異的結合対構成員に結合することができる。 好ましくは、本明細書で提供する方法を用いてガラスの表面にオリゴヌクレオ チドを固定し、これを、次いで、参照により本明細書に含めるものとする゛Light Scattering Optical Waveguide Method for Detecting Specific Binding Even と題した1994年9月22日に出願され同一人に所有され共に係属中の米国特 許出願番号08/311,462に教示されているような導波管形式に用いる。 免疫分析またはハイブリダイゼーションのタイプフォーマットに用いる導波管装 置の能力は、当業界で公知であり図1に関して説明される全内反射(TIR)と 呼ばれる現象に基づいている。より密な媒体12(即ち、より高い屈折率N1を 有する)中を移動し、より密な媒体とより疎の媒体16(即ち、より低い屈折率 N2を有する)間の境界面14にぶつかる光10が、臨界角が等式: θC=アークサイン(N2/N1) により定義される臨界角θCより大き い角度θRで境界面にぶつかるならば、これは、より密な培体12内で完全に反 射するという原理によりTIRは作動する。これらの条件下で、゛減衰波゛として 知られる電磁波形が生じる。図1に示すように、より密な媒体中の光に関連した 電場は、境界面に垂直に立つシヌソイド18を形成する。減衰波は、より疎の媒 体16を透過するが、そのエネルギーEは、20で示すように境界面からの距離 Zの関数として指数関数的に消散する。゛透過の深度゛(dp−図1の22で示し た)として知られるパラメーターは、減衰波のエネルギーが境 界面で0.368倍のエネルギー値に下がった境界面からの距離として定義され る。[E=(e-1)・E0の深度としてdpを定義するSutherland等,J .Immunol .Meth. ,74:253-265(1984)参照]。透過の深度は、次のように計算する: 透過の深度を増加させる傾向のある因子は:入射角θRの増加;2つの媒体の 屈折のぴったり合った指数(即ち、N2/N1−>1);および波長λの増加であ る。例えば、石英TIR要素(N1=1.46)を水性媒体(N2=1.34)中 に置く場合、臨界角θCは66°(=アークサイン0.9178)である。50 0nmの光が境界面にθR=70°(即ち、臨界角より大きい)で衝撃を与える 場合、dpは約270nmである。 また、TIRは、散乱全内反射(゛STIR゛)と呼ばれる技法で光散乱検出と 関連して用いられてきた。例えば、Schutt等による米国特許4,979,821 および5,017,009ならびにWO 94/00763(Akzo N.V.)参照。 この技法によれば、光のビームが適切な角度でTIR要素の表面を横切って走破 し、光のエネルギーは、減衰波を除いて完全に反射さ れる。透過の深度内にて特異的に結合した赤血球、コロイド金またはラテックス のような粒子は、光を散乱し、散乱光は光検出装置により検出される。 図2A−2Cは、平面導波管要素32および平行の平面プレート34を含む導 波管装置30を具体的に説明する。従って、導波管要素は、平行な表面36およ び38ならびに光を受け取る末端40を有する。同様に、プレート34は、平行 な表面42及び44を有する。導波管要素32およびプレート34は、この要素 の表面38およびプレートの表面42が狭い溝46の境界を定めるように一定の 間隔を保った平行な様式で共に保たれる。この要素およびプレートは、要素とプ レートの端に沿って配置した二重の粘着テープから成る接着部品48を含む適当 な部品により共に保持することができる。溝46は、好ましくは、それを介した 流体試料の毛管移動を可能にするように比較的小さい。例えば、高さは、約1m m未満、好ましくは約0.1mm未満であるべきである。 要素32は、ポリカーボネート、アクリル樹脂またはポリスチレンのようなプ ラスチック、ガラス、石英のような光学的に透明な材料で製造すべきである。全 内反射を達成するためには、 当業界で知られていることではあるが、導波管の屈折率は、試料流体の屈折率よ り大きい必要がある。水溶液試料では、屈折率nは約1.33であることから、 導波管は、代表的には、1.35より大きい屈折率、通常約1.5以上を有する 。導波管は、1枚のプラスチックまたはガラスであってもよく、例えば、標準ガ ラス顕微鏡スライドまたはカバースリップを用いることができる。 プレート34は、同様の材料で作成することができる。図2Aおよび2Bから 分かるように、導波管要素32の光を受ける末端40は、光源54に由来する迷 光の作用を最小限にするためにマスク52の狭いスリット50内に配置する。迷 光の最小限化は、光吸収物質の使用によっても改善される。 投射光線を発生する光源54は、可視、紫外、および近赤外スペクトルにおけ るエネルギーを含む電磁エネルギー源であってもよい。従って、゛光゛とは、かな り広く解釈され、検出が可視的になされる場合を除いて可視範囲に限定されない 。非可視的波長は、当業界で周知のように、特定の波長のために最適化した検出 器により検出される。光は、単色であっても多色であっても視準化されていても 視準化されていなくても偏光であっ ても偏光でなくてもよい。好ましい光源としては、レーザ、発光ダイオード、閃 光電球、アーク灯、白熱電球および蛍光放電灯が挙げられる。導波管要素を照射 するのに用いる光源は、低ワット数のヘリウム−ネオンレーザであってもよい。 下記の実施例1で述べるもののような携帯用の使い捨て用には、光源は、ポケッ ト用懐中電灯に用いるような、電池によって電気が供給される小さな白熱電球で あってもよい。好ましくは、光源は、光源の強度を変化させるためのポテンシオ メーター部品を含む。あるいは、フィルターおよび/またはレンズを用いて強度 を適切な水準に調整することができる。 検出装置を用いて、光散乱標識(LSL)により生じた光散乱を測定すること ができる。図2Aで最も良く分かるように、LSLは、例えば、固定されたオリ ゴヌクレオチドと同種のDNA配列間のそれのような特異的に結合する構成員間 の相互作用を介して導波管要素32の表面38に固定することができる。LSL は、入射光を弾力的に、即ち、実質的に光のエネルギーを吸収することなく散乱 させる、分子または物質、しばしば粒子である。代表的LSLとしては、コロイ ド金またはセレンのようなコロイド金属および非金属標識;赤血球;およびラ テックス、ポリスチレン、ポリメチルアクリレート、ポリカーボネートまたは同 様の材料でできた着色したプラスチック粒子が挙げられる。このような特定の標 識のサイズは、10nmから10μm、代表的には50から500nm、好まし くは70から200nmの範囲である。粒子が大きいほど光散乱効果が大きいが 、これは、結合したおよびバルク液中粒子の両方に当てはまることから、バック グラウンドも粒子サイズと共に増加する。適切な粒子LSLは、Bangs Laborato ries,Inc.,Carmel,IN,USAから入手可能である。 器具および視覚的検出手段を用いて、LSLにより生じた光散乱度を測定する ことができる。全導波管を横切る光散乱事象は、観察者の目および頭脳により又 は、コンピューターを用いてデジタル化され処理される画像を形成するCCDカ メラを含む光検出装置により、実質的に同時に測定することができる。 前述したように、本発明による、オリゴヌクレオチドの支持物質への固定は、 支持物質とオリゴヌクレオチド溶液とを接触させ、支持物質上で溶液を乾燥させ て成る。 オリゴヌクレオチドを固定することのできる支持物質または固形支持物は、当 業界で周知であり、それとしては実質的に不 溶性である材料が含まれる。多孔性材料を固形支持物とすることができ、それと しては、例えば、紙;ナイロン;およびセルロースならびにニトロセルロースの ようなセルロース誘導体を挙げることができる。滑らかな重合および非重合材料 も好適な支持材料であり、それとしては、例えば、ポリカーボネート、ポリスチ レンおよびポリプロピレンのようなプラスチックおよび誘導プラスチック;磁性 または非磁性金属;石英およびガラスが挙げられるがこれらに限定されるわけで はない。好ましくは、石英、ガラスまたはニトロセルロースを支持材料として用 いる。固形支持物は、それらに限定されるわけではないが、試験管、マイクロタ イターウェル、シート、フィルム、ストリップ、ビーズ、微粒子、チップ、スラ イド、カバースリップ等を含む当業者等に周知の多数の形状で用いることができ る。 本発明によるオリゴヌクレオチドが、DNA、RNAまたはPNAの配列を意 味することは当然のことである。支持物質に固定されるオリゴヌクレオチドの鎖 長は、主として当業者の選択の問題であり、典型的には、例えば、捕捉しようと するDNA、RNAまたはPNAの相補的配列の鎖長に基づく。固定されるオリ ゴヌクレオチドの鎖長は、典型的には、約5から 約50塩基であるが、好ましくは、固定されるオリゴヌクレオチドの鎖長は、約 5から約30塩基、更に典型的には約10から約25塩基である。 オリゴヌクレオチドの合成は、自動化された合成装置を用いかなり慣例的であ る。所望であれば、自動化された合成装置は、末端アミンまたは他の基が修飾さ れたオリゴヌクレオチドを製造することができる。カップリング化学の有用な概 説は、Goodchild,Bioconjugate Chemistry,1 (3):165-187(1990)に見い出さ れる。 修飾されたオリゴヌクレオチドは、未修飾のオリゴヌクレオチドと比べて固形 支持物に対する親和性が大きい。オリゴヌクレオチドを修飾する方法論は、周知 であり、アミン類のような化学基または、オリゴヌクレオチドに対するフルオレ セインのようなハプテン類の付加が挙げられる。このような修飾は、支持物質と オリゴヌクレオチド間の共有結合を与えないが、それでもなお、支持物質に対す るオリゴヌクレオチドの親和性を増加させることが分かっている。修飾は、オリ ゴヌクレオチドの3´または5´末端になされる場合、特に効果的である。 固形支持物と接触するオリゴヌクレオチド溶液は、溶液中オ リゴヌクレオチドを含んで成ることができる。溶液中のオリゴヌクレオチドの濃 度は、主として当業者の選択の問題であり、典型的には、固定化したオリゴヌク レオチドをどのように用いるかに基づく。通常、オリゴヌクレオチド溶液は、約 1μMから約1mM、好ましくは約20μMから約250μMのオリゴヌクレオ チド濃度を有する。しかしながら、前述したように、修飾したオリゴヌクレオチ ドは、未修飾のオリゴヌクレオチドと比べて固形支持物に対する親和性が大きい ことが分かっている。よって、修飾したオリゴヌクレオチドは、未修飾のオリゴ ヌクレオチドと比べて低い濃度範囲で用いることができる。 オリゴヌクレオチド溶液のpHは、約6.5から約8.0、好ましくは約7. 0から約7.5であってよい。更に、オリゴヌクレオチド溶液は、好ましくは食 塩水であり、このような溶液の塩化ナトリウム濃度は、大きく変えることができ るが、典型的には約75mMから2M、好ましくは約100mMから約1M、最 も好ましくは約120mMから約500mMである。 任意に緩衝システムをオリゴヌクレオチド溶液中に含むことができる。緩衝シ ステムは、周知であり、通常、溶液の水素イオン濃度の変化に抵抗する化合物の 水溶液を含んで成る。緩衝 システムの例としては、例えば、酢酸、硼酸、燐酸、フタル酸、クエン酸、炭酸 等のような弱酸または塩基とその塩溶液が挙げられるが、これらに限定されるわ けではない。好ましくは、緩 酸ナトリウム、または燐酸ナトリウム、更に好ましくは約10 は燐酸ナトリウム、最も好ましくは約10mMから約175m 含んで成る。 固形支持物上に供する又は゛スポットする゛オリゴヌクレオチド溶液の量は、例 えば、捕捉した配列または共役物の検出を可能にするのに十分な相補的配列を捕 捉するには十分大きい必要がある。これは、部分的には、捕捉オリゴヌクレオチ ドを固定する支持物質の密度に依存する。例えば、直径150μmほどの小さい 面積を用いることができる。支持物質上の多数の部位がオリゴヌクレオチド溶液 でスポットされる場合、このような小さい面積が好ましい。サイズの実際的な下 限は、直径約1μmである。可視的検出には、拡大することなく検出するのに十 分大きい面積、例えば、少なくとも約1から約50mm2; 1cm2までの大きさ又はそれより大きめが望まれる。製造コストおよび使用者 の利便により要求されるようなものを除きサイズの上限はない。 一旦オリゴヌクレオチド溶液が固形支持物と接触したならば、蒸発が好ましい 乾燥方法であり、室温(約25℃)で行うことができる。所望である場合、相補 的配列と特異的にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドの能力を著しく阻害し ない限り、蒸発は、高温で行うことができる。 オリコヌクレオチドを固形支持物に固定する方法は、更に、支持物質及びその 上のオリゴヌクレオチド溶液を「焼成(baking)して成る。焼成は、固相および オリゴヌクレオチド溶液残分を約60℃から約95℃、好ましくは約70℃から 80℃の温度に供することを含むことができる。焼成時間は重要ではなく、好ま しくは約15分から約90分間継続する。例えば、ニトロセルロースのような多 孔性支持物質を用いる場合、焼成は、特に好ましい。 多孔性支持物質を用いる場合、被覆工程を、本明細書で提供される方法に任意 に用いることができるが、滑らかな重合または非重合支持物を導波管フォーマッ トに用いる場合、上塗り工 程は特に好ましい。上塗りは、典型的には、支持物質と流体試料中に存在するか もしれない相補的配列間の非特異的相互作用を防止するように支持物質を処理し て成る。オリゴヌクレオチド溶液が支持物質上で乾燥する前に被覆または防止物 質を供することが好ましい。好適な防止物質は、カゼイン、ゼイン、ウシ血清ア ルブミン(BSA)、0.5%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、および1X から5Xのデンハルトの溶液(1Xデンハルト液は0.02%Ficoll、0.02 %ポリビニルピロリドンおよび0.2mg/mlのBSAである)である。他の 防止剤としては洗剤および長鎖の水溶性ポリマーを挙げることができる。 カゼインは、好ましい防止物質であることが分かっており、Sigma Chemical, St Louis,MOから入手可能である。カゼインは、゛メター可溶性゛蛋白質(例えば 、参照により本明細書に含める Ching 等による米国特許5,120,643参 照)として知られている蛋白質の系に属し、好ましくは処理してより可溶性にす る。このような処理には、酸またはアルカリ処理が含まれ、完全な蛋白質の切断 および/または部分的加水分解を行うと考えられる。カゼインは、約23,60 0(ウシβ−カゼイ ン)の分子量を有する乳蛋白質であるが、本明細書で用いるような゛カゼイン゛ま たは゛アルカリ処理した゛カゼインは、両方とも、米国特許5,120,643の 実施例1に記載されたようなアルカリ処理による部分的に加水分解した混合物を 指す。このように処理したカゼインの電気泳動ゲル(20%ポリアクリルアミド TBE)は、このマーカーの下の拡散したバンドにより示されるように、主とし て15,000未満の分子量を有する断片の混合物を示す。 実施例実施例1. DNAハイブリダイゼーション分析 A. DNA導波管作成 嚢胞性線維症を引き起こすヒト遺伝的突然変異の検出用DNA導波管を、ガラ ス基質1cm平方から作成した。オリゴヌクレオチドを、反応性表面において複 数の捕捉部位を提供するガラスに固定した。特に、CAT01からCAT09( 配列番号1−9)と命名した9種の異なるオリゴヌクレオチドを、導波管のガラ ス表面に供してCAT#が標準押しボタン式電話上の同じ番号により占められる 位置に相当するように3x3配列パターンを形成させた。DNAスポットは、直 径約2mmで 約2mm離した。CAT01からCAT09(配列番号1−9)の配列および突 然変異部位を、表1.1に示す。 ヒト遺伝的突然変異は、標準表記により示される。例えば、△F508は、嚢 胞性線維症トランスメンブラン コンダクタンス調節ポリペプチドの508の位 置での3個の塩基対の欠失を指す(J.Zielenski等,Genomics 10:214-228,199 1)。゛WT゛は、この位置での野生型または正常な配列を示す。DNA溶液は、S ynthecell(Columbia,MD)により調製されており、1:20でPBS(燐酸緩衝 食塩水、pH7.4)緩衝液中に希釈し、直径約1mmのドリル・ビットの丸い 刃先を用いて導波管のガラス表面に供した。DNAを、きれいなガラスの表面ま たは予 め0.05%カゼインで被覆したガラスの表面に固定したが、ハイブリダイゼー ションの結果は、区別がつかなかった。導波管のガラス表面に供したDNAの最 終濃度は、CAT02の14μMの高い値からCAT08の0.9μMの低い値 の範囲であり、Synthecellから受け取った出発物質の濃度との比較により測定し た。適用後、DNA溶液は、室温で、または約35%から80%の相対湿度の湿 気の日には、乾燥するまで(約10分)50−70℃にセットしたインキュベー ター中でチップ上で乾燥した。この手順により、上記の3x3配列に9個の゛ス ポット゛またはハイブリダイゼーション捕捉部位を形成した。別のガラスのカバ ースリップが、複合物溶液を保持する溝を作り出した。2つのカバースリップは 、オフセットに重ねられ、約16mmの幅および約75μmの厚さ(両面テープ の厚さ)の溝を形成するように両面テープ(Arcare 7710B、Adhesives Research inc.,Glen Rock,Penn)により一緒に保持された。溝は、約25μlの容量を 有していた。 B. ハイブリダイゼーション DNA導波管の性能を評価するために、3´末端にビオチン標識を有する9種 の更なるオリゴヌクレオチドCAT21Bか らCAT29B(配列番号10−18)を、Synthecellにより合成した。試験用 DNAオリゴヌクレオチドの配列を表1.2に示す。 オリゴヌクレオチドを、CAT01(配列番号1)に相補的であるCAT21 B(配列番号10)、CAT02(配列番号2)に相補的であるCAT22B( 配列番号11)、その他およびCAT09(配列番号9)に相補的であるCAT 29(配列番号18)であるように設計し命名した。濃度は、CAT25B(配 列番号14)の473μMの高いものからCAT27B(配列番号16)の15 1μMの低いものまで変化した。9種の各DNA試料1μlを1mlのハイブリ ダイゼーション 緩衝液(1%カゼイン、10mMのトリスpH7.4、15mMのNaCl)中 に希釈し、異なるものを9個の各異なるDNA導波管に供し、室温(約23℃) で約5分間インキュベートした。DNA導波管の表面を洗浄瓶を用いてPBSで 洗浄し、次いで、ハイブリダイゼーションの検出までPBS下で保管した。 C. ハイブリダイゼーションの検出 導波管を、150ワットの白熱電球から成る光源で約2mmのスリットの隙間 から照射した。導波管の2mm厚さの光を受ける末端に光がさしこむように導波 管を光源に挿入した(図2A参照)。導波管を、マスクに対して約45°でスリ ット内に挿入した。 9種の異なるビオチン標識したDNAのハイブリダイゼーションを、セレン抗 −ビオチン複合物から散乱する光により導波管で検出した。546nmの吸収最 大波長で32 O.D.濃度を有する、Yost等による米国特許第4,954,45 2に述べられているようなコロイドセレン粒子を用いて複合物を製造した。2. 5μlの抗−ビオチン抗体(ポリクローナル ラビット抗−ビオチン抗体、PBS 中の1.13mg/ml、pH 7.4−参照により本明細書に含めるものとする米国出願番号08/196,8 85に相当する Mushahwar 等によるEP0 160 900 B1参照)のセレン コロイド1mlへの添加、続いて30μlのウシ血清アルブミン(20%w/v 溶液になるように水に溶解した粉末BSA)の添加によりセレン複合物を調製し た。50μlの複合物溶液をDNA導波管の表面に供し、光を導波管側に向けて 種々のDNA捕捉部位へのセレンの結合を観察した。陽性のハイブリダイゼーシ ョンが、1分以内に多数の部位で観察された。DNA導波管をPBSで洗浄して 余分なセレン共役物を取り除き、照射して導波管が光散乱を引き起こすのを達成 させ、画像化した。この可視的シグナルを、標準8ビットCCD(荷電結合素子 )カメラ(Cohu model 4815 Cohu,Inc.,San Diego,CA)を用いて記録した。画 像のデジタル表示を、Compac DeskPro 386/20e(Compaq Computer Corporation ,Houston,TX)のフレームグラバー(Imaging Technology Incorporated,PC VISI ON plus Frame Grabber Board;Woburn,Mass)を用いて行った。デジタル化した画 像データファイルを、変換し、画像が300dpi解像度プリンター上でプリン トされるPublishers PaintBrushソフトウェア(ZSoft Corp., Atlanta,Georgia)に持ち込んだ。プリントした画像を図3として示す。 DNAハイブリダイゼーションの全パターンを、導波管を用いて単一画像測定 で検出し、導波管に供したオリゴのDNA配列の決定を可能にした。CAT21 B(配列番号10)およびCAT22B(配列番号11)(図4の初めの2つの フレーム)の場合、それぞれCAT01(配列番号1)およびCAT02(配列 番号2)以外のDNA捕捉部位とこれらのオリゴヌクレオチドに無視して良い配 列相同性があることから、ハイブリダイゼーションパターンは、比較的単純であ った。しかしながら、CAT23B−CAT29B(配列番号12−18)の場 合、顕著な配列相同性は、より複雑な結合パターンに帰する。実施例2. ニトロセルロースに直接固定されたオリゴヌクレオチドの検出 A. オリゴヌクレオチドのニトロセルロースへの固定 合成オリゴヌクレオチドを、従来の方法論を用いてハプテン化し、その結果で きた配列を下記表2.1に示す。これらのオリゴヌクレオチドを、次いで、個別 に20X SSC緩衝液(3M塩化ナトリウム、342mMのクエン酸ナトリウ ム、 pH7.0)中に希釈(1:1)して3種の各オリゴヌクレオチドの150μM 溶液を得た。 各オリゴヌクレオチド溶液の約0.3μlを、Schleicher & Schuell; Keene ,NHから入手可能な0.45μmおよび0.5μmニトロセルロースの個々の0 .4cmx5cm片のおよそ真ん中にスポットした。オリゴヌクレオチドをニト ロセルロースに供した後、ニトロセルロース片を、80℃のオーブンで20分間 加熱した。 B. 固定したオリゴヌクレオチドの検出 ラビット抗−ビオチンセレンコロイド複合物を、このコロイドをポリクローナ ル抗体に加える前に蒸留水中に1:1で希釈した(546nmの最大波長でOD 15が得られる)ことを除いては実施例1におけるように調製した。その結果で きた複合 mMのNaCl、pH7.8)に溶解した3%カゼイン中に1:3で希釈した。 その上にオリゴヌクレオチドが固定された各ニトロセルロース片の一方の端に3 0μlの希釈複合物を供した。かすかな赤い点が現れる時点で観察を行う前に、 複合物を、ニトロセルロースの縦に沿って移動させた(約2分)。約5分後、オ リゴヌクレオチドが固定されている区域の全てのニトロセルロース片上で赤い点 が観察された。実施例3. ニトロセルロースに直接固定したオリゴヌクレオチドを用いたオリ ゴヌクレオチド捕捉 A. オリゴヌクレオチドの固定 この実施例では、オリゴヌクレオチドをニトロセルロースに固定し、相補的な 一本鎖DNA配列または二重鎖DNA配列(Genosys,Woodlands,TX; およびSy nthecell,Columbia,MDから得られる)を捕捉するのに用いた。二重鎖DNAの 1本の鎖は、固定したオリゴヌクレオチドに相補的な配列から成る。ニトロセル ロース片に固定したオリゴヌクレオチドは、表3.1に見ることができる。 オリゴヌクレオチドの150μM溶液を5μmニトロセルロース(Schleicher & Schuell)の約0.4cmx5cm片上にスポットすることによりオリゴヌクレ オチドを固定した。固定手順は、オリゴヌクレオチド溶液をニトロセルロース片 に供した後これらの片を75℃で加熱したことを除いては実施例2で上記した手 順と同じである。 B. 固定したオリゴヌクレオチドとそれらの同種物とのハイブリダイゼーショ ン 初め、同種オリゴヌクレオチドと相補的オリゴヌクレオチドから成る二重鎖配 列(その両方を、以後、ランニングオリゴヌクレオチドと称する)は、100μ Mから500μMの濃度であった。ランニングオリゴヌクレオチドを、10mM のトリス、15mMのNaCl、pH7.4に溶解した1%カゼイン中に希釈し た。ランニングオリゴヌクレオチドの配列は、表3.2 に見ることができる。 30μlのランニングオリゴヌクレオチドをニトロセルロース片の一方の端に 供し、このオリゴヌクレオチドを、固定したオリゴヌクレオチドを含む領域を通 り越して移動させる(約5分)ことによりハイブリダイゼーションを成し遂げた 。ランニングオリゴヌクレオチドと固定したオリゴヌクレオチドとのハイブリダ イゼーションの検出は、2つの方法の1つで成し遂げた。一方の方法は、片を紫 外線下に置き、固定したオリゴヌクレオチドの位置を蛍光シグナルにより観察す ることを含んだ。他方の方法は、ランニングオリゴヌクレオチドと混合したセレ ンコロイド複合物とニトロセルロース片の端とを接触させ、固定したオリゴヌク レオチドの位置を通り越して複合物を移動させ、固定したオリゴヌクレオチドの 位置を可視的シグナルにより観察することを含んだ。固定したオリゴヌクレオチ ドの領域 のシグナルは、ランニングオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションおよび 従って固定したオリゴヌクレオチドの元の位置での存在を示した。セレンコロイ ド複合物は、セレンコロイドおよび、ランニングオリゴヌクレオチドに結合した 標識に特異的な抗体から成る。複合物を、抗−フルオレセイン抗体および抗−ビ オチン抗体を用い上記実施例2のように調製した。 図4は、固定した配列番号1の位置を通り越して配列番号23が移動した後の ニトロセルロース片の紫外線ランプ下での写真である。図4(a)は、100n M濃度の配列番号23をランニングオリゴヌクレオチドとして用いた場合、固定 したオリゴヌクレオチドの位置で生じた蛍光シグナルを具体的に示す。図4(b )は、1μM濃度の配列番号23をランニングオリゴヌクレオチドとして用いた 場合、固定したオリゴヌクレオチドの位置で生じた蛍光シグナルを具体的に示す 。図4(c)は、1.6μM濃度の配列番号23をランニングオリゴヌクレオチ ドとして用いた場合、固定したオリゴヌクレオチドの位置で生じた蛍光シグナル を具体的に示す。図4(d)は、3.3μM濃度の配列番号23をランニングオ リゴヌクレオチドとして用いた場合、固定したオリゴヌクレオチドの位置で生じ た蛍光シ グナルを具体的に示す。図4(a)−(d)で観察されるシグナルにより具体的 に示されるように、ランニングオリゴヌクレオチドは、固定したオリゴヌクレオ チドと初めに供された領域でハイブリダイズした。 図5は、配列番号22をニトロセルロースに固定し、20μM濃度で配列番号 24(一本鎖DNA)および20μM濃度で配列番号25(二重鎖DNA)を、 ランニングオリゴヌクレオチドとしてランニング緩衝液(10mMトリス、15 mMのNaCl、pH7.4)中に1:30希釈で用いた別の一工程フォーマッ トから得た結果を具体的に示す。セレンコロイド抗−フルオレセイン複合物(実 施例2で調製したような)を用いてハイブリダイゼーションを可視的に検出した 。図5(a)は、配列番号24およびセレンコロイド共役物が、配列番号22が 固定されている位置を通り越して移動した後の結果を示す。同様に、図5(b) は、配列番号25およびセレンコロイド複合物が、配列番号22が固定されてい る位置を通り越して移動した後の結果を示す。図5(a)および5(b)により 具体的に示されるように、一本鎖DNA(配列番号22)のハイブリダイゼーシ ョンは検出したが、二重鎖DNA(配列番号25)の ハイブリダイゼーションは検出しなかった。 図6は、配列番号1を3片のニトロセルロース片に固定し、種々の濃度の配列 番号26をランニングオリゴヌクレオチドとして用いた場合に得られた結果を具 体的に示す。図6(a)は、ランニングオリゴヌクレオチドをニトロセルロース 片の端に100nM濃度で供した場合に得られた結果を具体的に示す。図6(b )は、ランニングオリゴヌクレオチドをニトロセルロース片の端に1nM濃度で 供した場合に得られた結果を具体的に示す。図6(c)は、ランニングオリゴヌ クレオチドをニトロセルロース片の端に0.1nM濃度で供した場合に得られた 結果を具体的に示す。ランニングオリゴヌクレオチドと固定したオリゴヌクレオ チドとのハイブリダイゼーションを、上記のようにセレンコロイド抗−ビオチン 複合物(実施例2で調製したような)を用いて可視的に検出した。図6(a)− 6(c)により示されるように、配列番号1を初めに固定した領域で観察される シグナルにより示されるようなハイブリダイゼーションが3片すべてに起こった 。実施例4. ガラスに直接固定したDNA&PNAを用いたオリゴヌクレオチド の捕捉 A. オリゴヌクレオチドおよびPNAをガラスに直接固定 オリゴヌクレオチドを、コーニング(Corning)から入手した22mmx22m mのガラスのカバースリップに固定し、同種オリゴヌクレオチドを捕捉するのに 用いた。配列番号27は、ガラスのカバースリップに固定されたDNAオリゴヌ クレオチドであり、配列番号28は、ガラスのカバースリップに固定されたPN Aオリゴヌクレオチドであった。配列番号27を、従来の自動化技法を用いて合 成し、下記の表4.1に掲げる。配列番号28を、Millipore(Bedford,MA)から 購入し、下記の表4.2に掲げる。 オリゴヌクレオチド配列の2種の希釈物を調製した。PNAを、燐酸緩衝食塩 水(PBS)中に希釈して44μMおよび11μMの濃度のPNAを含有する溶 液を得た。DNAを、PBSで希釈して37μMおよび14μMの濃度のオリゴ ヌクレオチドを含有する溶液を得た。1μlの各希釈物を、次いで、ガラスのカ バースリップ上に分配した。カバースリップを60℃で20分間加熱する前にP NAおよびDNA溶液を室温でカバースリップ上で乾燥させた。カバースリップ を加熱した後、室温に冷まし、HPLC水に溶解したアルカリ処理したカゼイン の0.05%溶液で被覆した。被覆を1分間継続し、余分なカゼインをHPLC 水でカバースリップからすすぎ落とした。カバースリップ上の残存液を、強制通 風で乾燥した。 B. 光学的導波管の製造 両面テープを用い、オリゴヌクレオチド配列をスポットしたカバースリップに 二番目の22mmx22mmのガラスのカバースリップを固定した(僅かに中央 から離して)。この2つのカバースリップの間に形成された溝は、約0.75μ mの深さであり、約25μlの液体試薬を保持した。この方法で2つの導波管を 製造した。 C. ハイブリダイゼーションおよび検出 配列番号27(DNA)および配列番号28(PNA)に相補的であるDNA 配列(Genosys)を試料オリゴヌクレオチドとして用いた。この試料オリゴヌクレ オチドを、配列番号29と命名し、下記表4.3に掲げる。 配列番号29の別々の希釈物を、異なる濃度の燐酸ナトリウムを含有する緩衝 液中に調製した。配列番号29を、1.5mM燐酸緩衝液および150mMの燐 酸緩衝液中で170nMになるように希釈した。導波管の溝を満たすのに十分な 量の各希釈物を、次いで、上記で作成した2つの導波管に分配した。導波管を、 次いで、湿度100%の湿った部屋で室温で5分間インキュベートした。インキ ュベーション後、導波管の液体を実施例1で上記のように調製した抗−ビオチン セレンコロイド複合物で置き換え、この複合物を蒸留水中の10%アルカリ処 理カゼインで1:1に希釈した。置換直後、導波管を、実施例1のように150 ワットの光源に挿入した。 図7は、導波管を光源に挿入した際に得られた結果を具体的に表す。図7(a )は、種々の濃度の配列番号27および配列番号28の固定に用いたスポットパ ターンを示す凡例である。図7(b)は、1.5mMの燐酸緩衝液に希釈した場 合の配列番号29の導波管結果を示す。図7(b)により示されるように、シグ ナルは、44μMのPNAをスポットした区画で最も強い。図7(c)は、15 0mMの燐酸緩衝液に希釈した場合の配列番号29の導波管結果を示す。図7( c)により示されるように、シグナルは、44μMのPNAをスポットした区画 で再び最も強いが、DNAスポットの結合親和性は、1.5mM希釈物より大き い。 上記の実施例は、本発明のいくつかの特定の態様を説明しているが、本発明は 、これらの特定の実施例に限定されるものではない。むしろ、保護されるべき本 発明は、添付した特許請求の範囲により明らかにされる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オリゴヌクレオチドを支持物質に非共有的に固定する方法であって、 (a)当該オリゴヌクレオチド溶液と固形支持物質とを接触させる工程、当該 オリゴヌクレオチドは5ヌクレオチドから30ヌクレオチドを含んでなり;およ び (b)当該固形支持物質上で当該溶液を乾燥させる工程、を含んで成る前記方 法。 2.当該溶液が1μMから約1mMのオリゴヌクレオチド濃度を有する、請求 項1の方法。 3.当該溶液が、更に、6.5から8.0のpH、75mMから2Mの塩化ナ トリウムおよび緩衝システムを含んで成る、請求項1の方法。 クエン酸ナトリウムまたは燐酸ナトリウムを含んで成る、請求項3の方法。 5.当該乾燥後、当該方法が、更に、当該固形支持物質を60℃から95℃の 温度で加熱することを含む、請求項1の方 法。 6.当該オリゴヌクレオチドが、更に、5´末端または3´末端でアミン基を 含む、請求項1の方法。 7.当該オリゴヌクレオチドが、ペプチド核酸である、請求項1の方法。 8.工程(b)後、本方法が、更に、 (i)当該固形支持物質と複合物とを接触させ;および (ii)当該オリゴヌクレオチドの存在または量の指標としての測定可能なシ グナルを検出して成る、請求項1の方法。 9.工程(b)後、本方法が、更に、 (i)当該固形支持物質と複合物とを接触させ;および (ii)当該複合物の存在または量の指標としての測定可能なシグナルを検出 して成る、請求項1の方法。 10.工程(b)後、本方法が、更に、 (i)当該固形支持物と、当該オリゴヌクレオチドに相補的である核酸配列を 含有すると思われる供試サンプルとを接触させてハイブリダイゼーション複合体 を形成させ; (ii)当該複合体と複合物とを接触させ;および (iii)当該核酸配列の存在または量の指標としての測定可能なシグナルを 検出して成る、請求項1の方法。
JP7519981A 1994-01-28 1995-01-27 エアバッグ Expired - Lifetime JP2967134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7519981A JP2967134B2 (ja) 1994-01-28 1995-01-27 エアバッグ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-8734 1994-01-28
JP873494 1994-01-28
US08/362,281 1994-12-22
JP7519981A JP2967134B2 (ja) 1994-01-28 1995-01-27 エアバッグ
PCT/JP1995/000104 WO1995020507A1 (fr) 1994-01-28 1995-01-27 Sac gonflable

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10510994A true JPH10510994A (ja) 1998-10-27
JP2967134B2 JP2967134B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=26343313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7519981A Expired - Lifetime JP2967134B2 (ja) 1994-01-28 1995-01-27 エアバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2967134B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327521A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Nippon Plast Co Ltd エアバッグおよびその製造方法
KR102522113B1 (ko) * 2018-03-14 2023-04-13 현대모비스 주식회사 차량용 에어백 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2967134B2 (ja) 1999-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2358508T3 (es) Método de guía de ondas óptica para detectar acontecimientos de unión específica mediante difusión de la luz.
Rubina et al. Hydrogel-based protein microchips: manufacturing, properties, and applications
Yguerabide et al. Resonance light scattering particles as ultrasensitive labels for detection of analytes in a wide range of applications
JP4866462B2 (ja) マイクロアレイシステム、およびマイクロアレイの製造方法
EP2217928B1 (en) Alternate labeling strategies for single molecule sequencing
US20120288852A1 (en) Force Mediated Assays
JP4222756B2 (ja) 固相生体分子分析調製同定システム用コロイド組成物
JP2005508495A5 (ja)
JP2003532123A (ja) マイクロアレーエバネッセント波蛍光検出装置
JP2002521666A (ja) 光ディスクをベースとするアッセイ装置および方法
JP2006506643A (ja) 蛍光ポリマーと消光剤−連結鎖−リガンド・バイオコンジュゲートとを使用するバイオセンシング法
US20180327824A1 (en) Microarrays
JP2009524819A (ja) 表面処理されていない基質にプローブを固定するためのゾル−ゲルバイオチップ用のゾル組成物及びそのスクリーニング方法
EP1054259A1 (en) Method for the identification of a target compound
EP0795032A2 (en) Methods of immobilizing oligonucleotides to solid support materials and methods of using support bound oligonucleotides
JPH10510994A (ja) オリゴヌクレオチドを固形支持物質に固定する方法および支持体に結合したオリゴヌクレオチドを用いる方法
EP1008658A1 (en) Solid phase for detecting nucleic acid and method for detecting nucleic acid
EP1336104B1 (en) Proteomics based drug comparison methods
EP1258730A1 (en) Method for detecting substance
JP2007178439A (ja) 生化学反応体の検出方法とバイオチップ
US20050064446A1 (en) Detection of binding species with colloidal and non-colloidal structures
JP4050540B2 (ja) 生化学反応体の検出方法とバイオチップ
AU2008200415A1 (en) Detection of binding species with colloidal and non-colloidal structures
JP2003284593A (ja) 生化学反応体の検出方法
JP2006501455A (ja) 分析対象物質の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040430

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120820

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250