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JPH10504566A - 中間体の単離を伴わない精製4−スルホフェニル−〔(1−オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノアートのアルカリ金属塩の製造方法 - Google Patents

中間体の単離を伴わない精製4−スルホフェニル−〔(1−オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノアートのアルカリ金属塩の製造方法

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JPH10504566A
JPH10504566A JP8508105A JP50810596A JPH10504566A JP H10504566 A JPH10504566 A JP H10504566A JP 8508105 A JP8508105 A JP 8508105A JP 50810596 A JP50810596 A JP 50810596A JP H10504566 A JPH10504566 A JP H10504566A
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sodium
sulfophenyl
acid
alkali metal
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JP8508105A
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English (en)
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ポール ルッツ,ゲリー
チェスター ジマ,ジョージ
ベルナード,レックス
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Eastman Chemical Co
Original Assignee
Eastman Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/32Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of salts of sulfonic acids

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、中間体の単離を伴わない1個の反応容器内での精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩の五工程製造方法に関し、第一工程では、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩を、溶媒中でC2〜C4カルボン酸無水物と反応させて、4−アシルオキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩及びC2〜C4カルボン酸を生成させ、第二工程では、[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸及びエステル交換反応触媒を、工程(A)の反応生成物に添加し、溶媒の還流を維持し且つ反応容器からC2〜C4カルボン酸を除去するのに十分な温度及び圧力で加熱して、4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩を含有する反応混合物を生成せしめ、第三工程では、工程(B)で生成した反応混合物から溶媒を除去し、第四工程では、工程(C)の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物を酢酸と混合し、第五工程では、酢酸から生成物を分離し、このようにして得られる精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物は、洗剤中の漂白活性剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 中間体の単離を伴わない精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル )アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩の製造方法 発明の分野 本発明は、精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ] アルカノアートのアルカリ金属塩の5工程製造方法に関する。 発明の背景 アシルオキシベンゼンスルホン酸塩は、洗剤において漂白活性剤として使用さ れている。ヨーロッパ特許出願公開第0 355 384号には、4−ヒドロキシベンゼ ンスルホン酸塩を無水物及びカルボン酸と反応させることによって4−アシルオ キシベンゼンスルホン酸塩を製造する方法が開示されている。アシルオキシベン ゼンスルホン酸塩は反応混合物から単離されている。反応が終結した後、アシル オキシベンゼンスルホン酸塩は、アルコールのような親水性溶媒で洗浄される。 中間体[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸は環化して、漂白活性 剤として有用ではなく、生成物から除去しなくてはならないアシルラクタムを生 成するので、4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カノアートのアルカリ金属塩を製造するためには使用してはならない。追加の精 製工程はまた生成物の収率を低下させるであろう。 ヨーロッパ特許出願公開第0 105 672号には、4−ヒドロキシベンゼンスルホ ン酸ナトリウムを、無水酢酸及びカルボン酸と同時に 反応させるアシルオキシベンゼンスルホン酸塩の1ポット製造方法が開示されて いる。過剰のカルボン酸の分離及び再利用は、エーテル又はヘキサンのような疎 水性溶媒で洗浄することによって行われる。この方法の欠点は、中間体である4 −ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウム塩が疎水性溶媒に不溶性であり、従 って反応が完結しないとき生成物中に残留することである。ヨーロッパ特許出願 公開第0 105 672号により製造されたアシルオキシベンゼンスルホン酸塩は、高 い収率パーセント及び高い純度の要件を満たさない。別の欠点は、4−ヒドロキ シベンゼンスルホン酸ナトリウム塩を微細に粉砕しなくてはならず、これはアシ ルオキシベンゼンスルホン酸塩を得るために完全な反応を行うためには冗長で費 用の高い方法である。そうしないと、中間生成物である4−ヒドロキシベンゼン スルホン酸塩の一部が最終生成物中に残留する。更に、エーテル又はヘキサンの ような疎水性溶媒は、中間体である[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カン酸が疎水性溶媒に溶解性ではなく、それで生成物中に残留するので、4−ス ルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカ リ金属塩の粗製調製物を精製するために使用してはならない。 従って、要求されるものは、精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカ ノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩を、中間体を単離することな く、1個の反応容器内で高収率で製造するための方法である。更に、4−アセト キシベンゼンスルホン酸ナトリウム及び[(1−オキシアルカノイル)アミノ] アルカン酸のような中間生成物は、最終生成物中に残留してはならない。更に、 反応溶媒の直接蒸発によって生成物の単離を行うことが有利であろう。 発明の要約 本発明は、 (A)4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩を、溶媒中で、4− アシルオキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩及びC2〜C4カルボン酸を生 成せしめるのに十分な温度及び時間で、C2〜C4カルボン酸無水物とを、4−ヒ ドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩とC2〜C4カルボン酸無水物との モル比が1:1〜1:40で、溶媒と4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカ リ金属塩との重量比が2:1〜50:1で反応させる工程、 (B)工程(A)で使用した4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属 塩のモル数の0.7〜5倍のモル数の[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カン酸及び少なくとも1種のエステル交換反応触媒を、工程(A)の反応生成物 に添加し、150℃〜250℃の温度で0.5〜10時間及び溶媒の還流を維持し且つ反応 容器からC2〜C4カルボン酸を除去するのに十分な圧力で加熱して、4−スルホ フェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金 属塩を含有する反応混合物を生成せしめる工程、 (C)工程(B)で生成した4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル )アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩を含有する反応混合物から溶媒を除 去する工程、 (D)工程(C)の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物を、酢酸と混合する工程、並びに (E)工程(D)の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ ]アルカノアートのアルカリ金属塩を酢酸から分離して、一般式: (式中、Rは、C5〜C21アルキル、C5〜C21アルケニル、塩素化C5〜C21ア ルキル及びフェニルからなる群から選択され、R1は、水素及びC1〜C3アルキ ルからなる群から選択され、Mは水素、アンモニウム及びアルカリ金属原子から なる群から選択され、nは1〜8の整数である) を有する精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カノアートのアルカリ金属塩及び酢酸濾液を得る工程の各工程を含んでなる、中 間体の単離を伴わない1個の容器内での精製4−スルホフェニル−[(1−オキ シアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩の製造方法に関する 。 発明の説明 精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノア ートのアルカリ金属塩を製造する本発明方法には5個の工程が含まれる。第一工 程である工程(A)に於いては、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ 金属塩を、好ましくは溶媒中で100℃〜250℃の温度で0.5〜5時間C2〜C4カル ボン酸無水物と反応させて、4−アシルオキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金 属塩及びC2〜C4カルボン酸を生成させる。好ましくは、この反応は、140℃〜1 70℃の温度で1〜2時間行う。250℃より高い温度は、スルホン酸塩の代わりに フェノールエステルを生成する 脱スルホン化反応が一層起こると思われるので、推奨されない。好ましくは、こ の温度は200℃より低く維持される。4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアル カリ金属塩は、ナトリウム、カリウム、カルシウム又はマグネシウムのようなど のようなアルカリ金属塩であってもよい。しかしながら、ナトリウムが好ましい アルカリ金属塩である。 C2〜C4カルボン酸無水物は、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ 金属塩の1モル当たり1〜40モル、好ましくは1〜5モルの量で存在する。最も 好ましくは、C2〜C4カルボン酸無水物は、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸 のアルカリ金属塩の1モル当たり1〜1.5モルの量で存在する。適当なC2〜C4 カルボン酸無水物の例は、無水酢酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物及びイソ 酪酸無水物である。好ましくは、C2〜C4カルボン酸無水物は無水酢酸である。 工程(A)で使用する溶媒には、N,N−ジメチルアセトアミドのような極性 非プロトン性溶媒;ジメチルスルホキシドのようなジアルキルスルホキシド(但 し、アルキル基は炭素数1〜6である);トリグリムのようなジエチレングリコ ールのジメチルエーテル;テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドのよう な環式又は非環式アルキルスルホン(但し、アルキル基は炭素数1〜6である) ;ジクロロベンゼン及びトリクロロベンゼンのようなハロゲン化芳香族溶媒並び にトリイソプロピルベンゼンのようなアルキル置換芳香族溶媒(但し、アルキル 基は炭素数1〜6である)が含まれる。好ましくは、この溶媒はテトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシドである。 この溶媒は、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩の重量基準 で2:1〜50:1の重量比、好ましくは4:1〜6: 1の重量比で存在する。不十分な溶媒は、出発物質の不完全な溶解になり、不完 全な反応に至り、より長い反応時間及び処理することが困難である濃厚なペース ト状の反応混合物になる。溶媒の量の臨界的な上限は存在しないが、4−ヒドロ キシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩の50倍より多い重量の使用は、過剰の 溶媒の除去の間に加熱及び冷却のためにエネルギーを供給する観点から、この方 法を不必要に費用のかかるものにする。 本発明の方法で有用でない溶媒には、水、アルコール及び酢酸のような炭素数 1〜20のカルボン酸のようなプロトン性溶媒が含まれる。アルコールのようなプ ロトン性溶媒は、工程(A)で使用されるC2〜C4カルボン酸無水物と反応し、 工程(B)のエステル交換反応を妨害する。酢酸のようなカルボン酸を工程(A )で使用することができるが、反応を完結まで進行させるために工程(B)で除 去しなくてはならない。 第二工程である工程(B)はエステル交換反応工程であり、これには、[(1 −オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸及びエステル交換反応触媒を、工程 (A)の反応生成物に添加し、150℃〜250℃の温度で0.5〜10時間及び溶媒の還 流を維持し且つ反応容器からC2〜C4カルボン酸を除去するのに十分な圧力で加 熱して、4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノ アートのアルカリ金属塩を含有する反応混合物を生成することが含まれる。好ま しくは、エステル交換反応は160℃〜180℃の温度で2〜6時間行われる。共生成 物であるカルボン酸の除去は、蒸留により又は窒素のような不活性ガスを散布さ せることにより行うことができる。それが工程(A)で使用されるものと同じ溶 媒である限り、液体反応混合物を維持するために、追加の溶媒を工程(B)に添 加してもよい。添加される[(1−オキシアルカノイル)ア ミノ]アルカン酸のモル数は、工程(A)で使用された4−ヒドロキシベンゼン スルホン酸のアルカリ金属塩のモル数の0.7〜5倍である。 [(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸は、ラクタム及びアミノ酸 から選択された窒素含有化合物をカルボン酸又はエステルと反応させることを含 む、当該技術分野で公知のアミド化反応により製造される。好ましくは、[(1 −オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸は、6−[(1−オキシオクチル) アミノ]ヘキサン酸、6−[(1−オキシノニル)アミノ]ヘキサン酸又は6− [(1−オキシデシル)アミノ]ヘキサン酸である。[(1−オキシアルカノイ ル)アミノ]アルカン酸の混合物を使用することもできる。 適当なラクタムモノマーには、分子当たり少なくとも3個の炭素原子、好まし くは分子当たり4〜7個の炭素原子を含有する。適当なラクタムモノマーには、 ブチロラクタム、パレロラクタム、ε−カプロラクタム、β−プロピオラクタム 、δ−バレロラクタム及び同様なラクタムが含まれる。これらのラクタムは、炭 素数1〜3の炭化水素基によって窒素原子で置換されていてもよい。例えば、メ チルカプロラクタムを使用することができる。ε−カプロラクタム及びその置換 誘導体が好ましいラクタムモノマーである。 アミノ酸は一般式NH2(CR′R″)m COOHを有し、塩基性アミノ基(NH2)及び酸性 カルボキシル基(COOH)によって特徴付けられる。式中の文字mは1〜26、好ま しくは1〜10である。R′基及びR″基は、独立に、水素、非置換又は置換の直 鎖又は分枝鎖のC1〜C20アルキル、非置換又は置換C3〜C8シクロアルキル、 C3〜C8アルケニル、C3〜C8アルキニル及びC6〜C14アリールから選択され る。 上記の非置換及び置換C3〜C8シクロアルキル基は、環中に3〜8個、好まし くは5個又は6個の炭素を含有する環式脂肪族炭化水素基及び1個又は2個のC1 〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ヒドロキシ又はC1〜C4アルカノイルオ キシで置換されたこれらのシクロアルキル基を指す。 C3〜C8アルケニル及びC3〜C8アルキニル基は、鎖中に3〜8個の炭素を含 有し、それぞれ炭素−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合を含有する、直鎖又 は分枝鎖炭化水素基を表す。 用語「アリール」は、炭素数14以下の炭素環アリール基、例えば、フェニル及 びナフチル並びにC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アル コキシカルボニル、C1〜C4−アルカノイルオキシ、C1〜C4−アルカノイルア ミノ、ハロゲン、シアノ、C1〜C4−アルキルスルホニル、C1〜C4−アルキレ ン−(OH)n、O−C1〜C4−アルキレン−(OH)n、−S−C1〜C4−アルキレ ン−(OH)n、−SO2−C1〜C4−アルキレン−(OH)n、−CO2−C1〜C4−アル キレン−(OH)n、SO2N(R17)C1〜C4−アルキレン−(OH)n、−SO2N(C1〜 C4−アルキレン−OH)2、−CON(R17)C1〜C4−アルキレン−(OH)n、−CON( C1〜C4−アルキレン−OH)2、−N(SO21〜C4−アルキル)−アルキレン− (OH)n又は−N(SO2フェニル)−C1〜C4−アルキレン−(OH)n(但し、n は1又は2である)から選択された1個又は2個の基で置換されたものを含める ために使用される。 用語「アリール」は、1個の酸素原子及び/又は1個の硫黄原子及び/又は3 個以下の窒素原子を含有する5又は6員の複素環芳香族環であって、該複素環ア リール環が任意に1個又は2個のフェニル環又は他の5若しくは6員環の複素ア リール環と縮合しているよ うな、複素環アリール基を含めるために使用される。このような環系の例には、 チエニル、フリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチ アゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、 オキサジアゾリル、テトラゾリル、チアトリアゾリル、オキサトリアゾリル、ピ リジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニル、チアジニル、オキサジニル、 トリアジニル、チアジアジニル、オキサジアジニル、ジチアジニル、ジオキサジ ニル、オキサチアジニル、テトラジニル、チアトリアジニル、オキサトリアジニ ル、ジチアジアジニル、イミダゾリニル、ジヒドロピリミジル、テトラヒドロピ リミジル、テトラゾロ−[1,5−b]ピリダジニル及びプリニル、ベンゾオキ サゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、インドリルなど並びに用語 「アリール」の定義で上に記載した1個又はそれ以上の置換基で置換されたこれ らの環が含まれる。 更に、用語「アリール」にはアリーレン基が含まれる。用語「アリーレン基」 は、炭素数14以下の二価炭素環アリール炭化水素単位、例えば、o−、m−及び p−フェニレン並びにC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ又はハロゲン から選択された1個又は2個の基で置換されたものを表すのに使用される。 カルボン酸化合物は、直鎖若しくは分枝鎖脂肪族基のような脂肪族基、シクロ 脂肪族基又はヒドロ芳香族基を含有する、カルボン酸又はカルボン酸エステル又 はこれらの組合せである。カルボン酸又はカルボン酸エステルは、6〜26個の炭 素原子、好ましくは8〜20個の炭素原子、最も好ましくは8〜10個の炭素原子を 有する。これらの基は芳香族基を介してカルボキシル基に結合していてもよい。 カルボン酸及びカルボン酸エステルは、飽和又は不飽和性質のものであってよい 、天然又は合成起源の直鎖又は分枝鎖脂肪酸であって よい。カルボン酸及びエステルには、2個以上のカルボン酸又はエステル基が含 有されていてよい。カルボン酸のエステルには、カルボン酸のメチルエステル、 エチルエステル、プロピルエステル及びブチルエステルが含まれるが、これらに 限定されない。カルボン酸及びカルボン酸エステルは、純粋な形又は市販品のよ うなそれらの混合物の形の他の形で使用することができる。 カルボン酸及びカルボン酸エステルの例は、カプリル酸、カプリル酸メチル、 ペラルゴン酸、ペラルゴン酸メチル、カプリン酸、カプリン酸メチル、カプリン 酸イソプロピル、ウンデシル酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ レイン酸、リノレン酸、ベヘン酸、テレフタル酸、テレフタル酸ジメチル、フタ ル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカ ルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、コハ ク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等々である。好まし いカルボン酸はカプリン酸及びカプリル酸である。好ましいカルボン酸エステル はカプリン酸メチル及びカプリル酸メチルである。 工程(B)で使用するためのエステル交換反応触媒は、当業者によく知られて いる。このようなエステル交換反応触媒には、第三級アミン触媒、アルカリ金属 塩、金属触媒、酸性触媒及びこれらの組合せが含まれる。本発明の方法で使用す るためのエステル交換反応触媒の特別の例は、ジメチルアミノピリジン、イミダ ゾール、酢酸ナトリウム、水酸化ナトリウム及びチタンテトライソプロポキシド である。エステル交換反応触媒(群)は、工程(A)で使用した4−ヒドロキシ ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩の1モル当たり0.01〜0.3モルの量で添加 する。1種より多いエステル交換反応触媒を工程(B)で使用することができる 。 エステル交換反応工程である工程(B)の副生物は、[(1−オキシアルカノ イル)アミノ]アルカン酸として6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサ ン酸を使用した場合には、ヘキサン酸、6−[[1−オキソ−6−[(1−オキ ソオクチル)アミノ]ヘキシル]アミノ]−,4−スルホフェニルエステル、モ ノナトリウム塩である。6−[(1−オキシノニル)アミノ]ヘキサン酸を使用 した場合には、エステル交換反応の副生物は、ヘキサン酸、6−[[1−オキソ −6−[(1−オキソノニル)アミノ]ヘキシル]アミノ]−,4−スルホフェ ニルエステル、モノナトリウム塩である。6−[(1−オキシデシル)アミノ] ヘキサン酸を使用した場合には、エステル交換反応の副生物は、ヘキサン酸、6 −[[1−オキソ−6−[(1−オキソデシル)アミノ]ヘキシル]アミノ]− ,4−スルホフェニルエステル、モノナトリウム塩である。このような不純物は 、一般式: を有する。 上記の式に於いて、RはC5〜C21アルキル、C5〜C21アルケニル、塩素化C5 〜C21アルキル又はF,Cl,SO3M,COOM,C1〜C21アルキル若しくはC2〜 C20アルケニルの基の中からの1〜3個の置換基によって置換されていてよいフ ェニルであり、R1は独立に、水素及びC1〜C3アルキルを表し、Mは水素、ア ンモニウム又はナトリウム及びカリウムのようなアルカリ金属原子を表し 、nは1〜8の整数である。 第三工程である工程(C)には、工程(B)で生成した4−スルホフェニル− [(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩を含有 する反応混合物から溶媒を除去することが含まれる。溶媒の除去は、蒸留若しく は乾燥のような蒸発方法により又は結晶化及びそれに続く濾過により行われる。 溶媒の除去は、低真空で溶媒の蒸発が起こる温度で行われる。好ましくは、真空 範囲は0.5絶対〜100mmHgであり、温度は140℃〜250℃である。好ましくは、溶媒 の少なくとも90%を蒸発によって除去する。更に好ましくは、溶媒の少なくとも 95%を蒸発によって除去する。溶媒は4−スルホフェニル−[(1−オキシアル カノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩と錯体化してゲルを作る傾 向があるので、反応溶媒からの結晶化が生成物単離の形態として問題があること に注意することが重要である。 第四工程である工程(D)には、工程(C)の4−スルホフェニル−[(1− オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物に酢酸を 添加することが含まれる。この酢酸には5%以上の水が含有されていてはならな い。好ましくは、99%超の純度のカルボン酸である氷酢酸が使用される。劣った 程度の性能で精製工程で酢酸の代わりに、C1〜C4アルコール及び酸及びこれら の相当するエステルを使用することができる。4−スルホフェニル−[(1−オ キシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩の精製は、再スラ リー、洗浄、温浸及び再結晶のような当該技術分野で公知の方法によって行われ る。 酢酸によって、ヘキサン酸、6−[[1−オキソ−6−[(1−オキソオクチ ル)アミノ]ヘキシル]アミノ]−,4−スルホフェニルエステル、モノナトリ ウム塩、ヘキサン酸、6−[[1−オキ ソ−6−[(1−オキソノニル)アミノ]ヘキシル]アミノ]−,4−スルホフ ェニルエステル、モノナトリウム塩及びヘキサン酸、6−[[1−オキソ−6− [(1−オキソデシル)アミノ]ヘキシル]アミノ]−,4−スルホフェニルエ ステル、モノナトリウム塩のような方法の間に生成した不純物、残留溶媒並びに 未反応出発物質が、反応生成物から除去される。更に、酢酸によって、固体の形 で回収される4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カノアートのアルカリ金属塩生成物の色が減少する。 第五工程である工程(E)には、固体の4−スルホフェニル−[(1−オキシ アルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物を酢酸溶液から 分離して、精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]ア ルカノアートのアルカリ金属塩及び酢酸濾液を得ることが含まれる。分離は、遠 心分離又は真空濾過のような当該技術分野で公知の方法により行われる。前の製 造の工程(E)からの濾液は、生成物の損失を最小にするために、再循環させ酢 酸の一部として工程(D)に添加することができる。生成物はリング乾燥器又は 真空オーブン中でのような全ての標準的乾燥方法によって乾燥される。工程(D )及び工程(E)は、所望の純度の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカ ノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩が得られるまで繰り返すこと ができる。[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカン酸出発物質の純度に 依存して、本発明の方法により生成物の80%より高い収率が得られる。 精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノア ートのアルカリ金属塩を製造するための本発明の方法は、回分式方法として又は 連続的方法として段階的に行うことができる。精製4−スルホフェニル−[(1 −オキシアルカノイル)ア ミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物は、一般式: を有する。 上記の式に於いて、Rは、C5〜C21アルキル、C5〜C21アルケニル、塩素化 C5〜C21アルキル又はF,Cl,SO3M,COOM,C1〜C21アルキル若しくはC2 〜C20アルケニルの基の中からの1〜3個の置換基によって置換されていてよい フェニルを表し、R1は、水素又はC1〜C3アルキルを表し、Mは水素、アンモ ニウム又はナトリウム及びカリウムのようなアルカリ金属原子を表し、nは1〜 8の整数である。好ましくは、精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカ ノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物は、ナトリウム 4− スルホフェニル−6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサノアート(但し 、RはC715であり、nは5であり、Mはナトリウムである);ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシノニル)アミノ]ヘキサノアート(但 し、RはC817であり、nは5であり、Mはナトリウムである)又はナトリウ ム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシデシル)アミノ]ヘキサノアート (但し、RはC919であり、nは5であり、Mはナトリウムである)である。 この生成物はまたこれらの化合物の混合物であってもよい。 本明細書に示した結果についての使用した物質及び試験方法は下記の通りであ る。 4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアート のアルカリ金属塩生成物の純度を求めるための液体クロマトグラフィー方法:秤 量した量の試料を希釈し、イオン対試薬を含有する水/アセトニトリル移動相を 使用する逆相液体クロマトグラフィーカラムに注入する。成分溶離をモニターす るために、205nmに設定した紫外(UV)検出器を使用する。試料成分のピーク面 積を、既知標準物質の注入から得られたピーク面積と比較して、各成分の濃度を 求める。 本発明の方法を、本発明の単なる例示である下記の例を参照して更に示す。例 の全ての部及びパーセントは、他に記載しない限り重量基準である。例 1 精製工程を伴わない、ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオ クチル)アミノ]ヘキサノアート及びナトリウム 4−スルホフェニル−6−[ (1−オキシデシル)アミノ]ヘキサノアートの一容器合成 140℃のテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド60gに、撹拌しながら 、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウム8.3グラム、0.042モル及び無水 酢酸6.4グラム、0.063モルを添加した。得られた混合物を140℃で2時間撹拌し 、その後圧力を100〜160mmHgに45分間低下させた。次いで反応混合物の温度を17 0℃まで上昇させ、6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサン酸と6−[ (1−オキシデシル)アミノ]ヘキサン酸との混合物12グラム、約0.046モル、 イミダゾール0.14グラム、0.0014モル及び酢酸ナトリウム0.17グラム、0.0020モ ルを添加した。得られた反応混合物を、100mmHgで約0.5立方フィート/時で窒素 を流しながら約3 時間撹拌した。反応の間、反応器から酢酸が自発的に蒸発し、捕集しなかった。 3時間の反応後に、圧力を20mmHgまで低下させ、テトラヒドロチオフェン−1, 1−ジオキシドを反応器から留出させた。反応器からテトラヒドロチオフェン− 1,1−ジオキシドが更に留出しなくなった後、反応塊、約20グラムを冷却する と硬い固体になった。この硬い固体16.7グラムを砂状稠度まで粉砕し、70℃の真 空オーブン中に約70時間入れて、乾燥生成物13.7グラムを得た。この乾燥生成物 のHPLCデータを表1に要約する。例 2 精製工程を伴わない、ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオ クチル)アミノ]ヘキサノアート及びナトリウム 4−スルホフェニル−6−[ (1−オキシデシル)アミノ]ヘキサノアートの一容器合成 約35℃のテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド172グラムに、撹拌し ながら、4−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム29グラム、0.12モル、6 −[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサン酸51%と6−[(1−オキシデシ ル)アミノ]ヘキサン酸34%とを含有する混合物34グラム、イミダゾール0.40グ ラム、0.0060モル及び酢酸ナトリウム0.49グラム、0.0058モルを添加した。反応 混合物を約170℃に加温し、圧力を約20mmHgに低下させた。[この圧力と温度と の組合せは、ステンレススチール充填材料を12″充填した15″長さの蒸留塔の頂 部で定常的な還流を与えた。]反応混合物を約1時間還流させ、その後圧力を下 げて、溶媒を反応フラスコから留出させた。溶媒が反応フラスコから更に留出し なくなるまで(蒸留の間に約1.7時間が経過した)圧力を段階的に約5mmHgまで 低下させた。得られたペースト状の固体を冷却すると硬い固体、約90グラムにな った。この硬い固体84.4グラムを砂状稠度まで粉砕し 、130℃及び29インチHgの真空オーブン中に約18時間入れて、乾燥生成物53.6グ ラムを得た。この乾燥生成物のHPLCデータを表Iに要約する。例 3 精製工程を伴わない、ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオ クチル)アミノ]ヘキサノアート及びナトリウム 4−スルホフェニル−6−[ (1−オキシデシル)アミノ]ヘキサノアートの一容器合成 約35℃のテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド172グラムに、撹拌し ながら、4−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム29グラム、0.12モル、6 −[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサン酸51%と6−[(1−オキシデシ ル)アミノ]ヘキサン酸34%とを含有する混合物34グラム、イミダゾール0.40グ ラム、0.0060モル及び酢酸ナトリウム0.49グラム、0.0058モルを添加した。反応 混合物を約170℃に加温し、圧力を約20mmHgに低下させた。[この圧力と温度と の組合せは、ステンレススチール充填材料を12″充填した15″長さの蒸留塔の頂 部で定常的な還流を与えた。]反応混合物を約1時間還流させ、その後圧力を下 げて、溶媒を反応フラスコから留出させた。溶媒が反応フラスコから更に留出し なくなるまで(蒸留の間に約1.7時間が経過した)圧力を段階的に約5mmHgまで 低下させた。得られたペースト状の固体を冷却すると硬い固体、約90グラムにな った。この硬い固体82.6グラムを砂状稠度まで粉砕し、130℃及び29インチHgの 真空オーブン中に約18時間入れて、乾燥生成物53.7グラムを得た。この乾燥生成 物のHPLCデータを表Iに要約する。例 4:例3で製造した生成物の精製 酢酸215グラムに撹拌しながら、例3で製造した粗製固体生成物 53.5gを添加した。得られた混合物を70℃で20分間加温し、その後25℃に冷却さ せた。混合物を濾過して、酢酸湿潤固体59.6グラム及び褐色に着色した濾液191. 3グラムを得た。この湿潤固体を70℃及び20インチHgの真空オーブン中で約18時 間乾燥させて、乾燥物質31.1グラムを得た。この乾燥生成物のHPLCデータを表I に要約する。例 5:例4で回収した濾液の再利用 例4で回収した濾液189.4グラムに、氷酢酸192.6グラム及び例2に記載したも のと類似の方法で製造した粗製反応生成物95.0グラムを添加した。得られた混合 物を70℃で20分間加温し、その後25℃に冷却させた。混合物を濾過して、酢酸湿 潤固体139.7グラム及び褐色に着色した濾液319.9グラムを得た。この湿潤固体を 70℃及び20インチHgの真空オーブン中で約18時間乾燥させて、乾燥物質65.8グラ ムを得た。この乾燥物質のHPLCデータを表Iに要約する。例 6 例5で回収した濾液316.4グラムに、氷酢酸105.6グラム及び例2に記載したも のと類似の方法で製造した粗製反応生成物105.3グラムを添加した。得られた混 合物を70℃で20分間加温し、その後25℃に冷却させた。混合物を濾過して、酢酸 湿潤固体153.2グラム及び褐色に着色した濾液357.3グラムを得た。この湿潤固体 を70℃及び20インチHgの真空オーブン中で約18時間乾燥させて、乾燥物質84.8グ ラムを得た。この乾燥物質のHPLCデータを表Iに要約する。 表Iの結果を明らかに、ナトリウム 4−スルホフェニル−[(1−オキシア ルカノイル)アミノ]アルカノアート生成物への精製工程の効果を示している。 例4に於いて、90%純度のナトリウム4−スルホフェニル−[(1−オキシアル カノイル)アミノ]アルカノアート生成物が、酢酸と混合することによって得ら れた。酢酸によって、不純物、残留溶媒及び未反応出発物質が生成物から除去さ れた。更に、表Iの例1〜3についての結果は、この方法の再現性を際立たせて いる。例7〜9 等重量の、反応溶媒を濾過によって除去した工程(B)の後で得られた粗製反 応生成物と、表IIに示す精製溶媒とを一緒にした。得られた混合物を25℃で20分 間撹拌し、濾過し、固体を乾燥した。乾燥した物質についてのHPLCデータを表II に要約する。例 10 反応溶媒を濾過によって除去した工程(B)の後で得られた粗製反応生成物を 、酢酸と一緒にした(但し、酢酸の量は粗製反応生成物の重量の1.7倍であった )。反応生成物及び酢酸を70℃で10分間加熱し、混合し、25℃に冷却し、濾過し た。固体を乾燥した。乾燥した物質についてのHPLCデータを表IIに要約する。 表IIの結果は明らかに、酢酸によって、メタノール又は酢酸メチルよりも顕著 に多くの不純物、残留溶媒及び未反応出発物質が、4−スルホフェニル−[(1 −オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物から除 去されることを示している。更に酢酸は、4−スルホフェニル−[(1−オキシ アルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物を本質的に悪影 響を受けないままにした。 本発明の方法に付随する利点は、精製4−スルホフェニル−[(1−オキシア ルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩が、4−アセトキシベン ゼンスルホン酸塩の単離を伴わないで製 造されることである。更に、この精製は、酢酸がエステル交換反応の副生物であ り、逆反応を起こすと予想されるので、予想されない酢酸を使用して行われる。 本発明は、酢酸によって、不純物、残留溶媒及び未反応出発物質が、4−スルホ フェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金 属塩生成物から除去されることを決定した。更に、酢酸は精製された生成物の色 を減少させる。 更に、工程(C)での溶媒の直接蒸発によって、1より多くの[(1−オキシ アルカノイル)アミノ]アルカン酸を使用するとき、反応混合物を冷却する際に 典型的に生じるゲル生成が避けられる。 上記の詳細な記載に照らして、当業者に多くの変形が示唆されるであろう。全 てのこのような自明の修正は、付属する特許請求の範囲の全意図範囲内である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 303/44 C07C 303/44 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ベルナード,レックス アメリカ合衆国,テネシー 37857,ロジ ャースビル,ビーチ クリーク ロード 3482

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩を、溶媒中で 、4−アシルオキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩及びC2〜C4カルボン 酸を生成せしめるのに十分な温度及び時間で、C2〜C4カルボン酸無水物とを、 4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩とC2〜C4カルボン酸無水 物とのモル比が1:1〜1:40で、溶媒と4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸の アルカリ金属塩との重量比がで2:1〜50:1で反応させる工程、 (B)工程(A)で使用した4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属 塩のモル数の0.7〜5倍のモル数の[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カン酸及び少なくとも1種のエステル交換反応触媒を、工程(A)の反応生成物 に添加し、150℃〜250℃の温度で0.5〜10時間及び溶媒の還流を維持し且つ反応 容器からC2〜C4カルボン酸を除去するのに十分な圧力で加熱して、4−スルホ フェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金 属塩を含有する反応混合物を生成せしめる工程、 (C)工程(B)で生成した4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル )アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩を含有する反応混合物から溶媒を除 去する工程、 (D)工程(C)の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ ]アルカノアートのアルカリ金属塩生成物を、酢酸と混合する工程、並びに (E)工程(D)の4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ ]アルカノアートのアルカリ金属塩を酢酸から分離して、一般式: (式中、Rは、C5〜C21アルキル、C5〜C21アルケニル、塩素化C5〜C21ア ルキル及びフェニルからなる群から選択され、R1は、水素及びC1〜C3アルキ ルからなる群から選択され、Mは水素、アンモニウム及びアルカリ金属原子から なる群から選択され、nは1〜8の整数である) を有する精製4−スルホフェニル−[(1−オキシアルカノイル)アミノ]アル カノアートのアルカリ金属塩及び酢酸濾液を得る工程の各工程を含んでなる、中 間体の単離を伴わない1個の容器内での精製4−スルホフェニル−[(1−オキ シアルカノイル)アミノ]アルカノアートのアルカリ金属塩の製造方法。 2.(A)4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムを、テトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシド中で、100℃〜200℃の温度で0.5〜5時間、無水 酢酸と、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムと無水酢酸とのモル比が 1:1〜1:5で、テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドと4−ヒドロ キシベンゼンスルホン酸ナトリウムとの重量比が2:1〜50:1で、反応させて 、4−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム及び酢酸を生成せしめる工程 (B)工程(A)で使用した4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムのモ ル数の0.7〜5倍のモル数の6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサン酸 及び少なくとも1種のエステル交換反応 触媒を、工程(A)の反応生成物に添加し、150℃〜250℃の温度で0.5〜10時間 及びテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドの還流を維持し且つ反応容器 から酢酸を除去するのに十分な圧力で加熱して、ナトリウム 4−スルホフェニ ル−6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサノアートを含有する反応混合 物を生成せしめる工程、 (C)工程(B)で生成したナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オ キシオクチル)アミノ]ヘキサノアートを含有する反応混合物からテトラヒドロ チオフェン−1,1−ジオキシドを蒸発させる工程、 (D)工程(C)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオク チル)アミノ]ヘキサノアート生成物を、酢酸と混合する工程、並びに (E)工程(D)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオク チル)アミノ]ヘキサノアートを酢酸から分離する工程 の各工程を含んでなる、中間体の単離を伴わない1個の容器内での精製ナトリウ ム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシオクチル)アミノ]ヘキサノアー トの製造方法。 3.(A)4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムを、テトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシド中で、100℃〜200℃の温度で0.5〜5時間、無水 酢酸と反応させて、4−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム及び酢酸とを 4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムと無水酢酸とのモル比が1:1〜 1:5で、テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドと4−ヒドロキシベン ゼンスルホン酸ナトリウムとの重量比がで2:1〜50:1で反応させる工程、 (B)工程(A)で使用した4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムのモ ル数の0.7〜5倍のモル数の6−[(1−オキシノニル)アミノ]ヘキサン酸及 び少なくとも1種のエステル交換反応触媒を、工程(A)の反応生成物に添加し 、150℃〜250℃の温度で1〜6時間及びテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオ キシドの還流を維持し且つ反応容器から酢酸を除去するために十分な圧力で加熱 して、ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシノニル)アミノ] ヘキサノアートを含有する反応混合物を生成せしめる工程、 (C)工程(B)で生成したナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オ キシノニル)アミノ]ヘキサノアートを含有する反応混合物からテトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシドを蒸発させる工程、 (D)工程(C)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシノニ ル)アミノ]ヘキサノアート生成物を、酢酸と混合する工程、並びに (E)工程(D)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシノニ ル)アミノ]ヘキサノアートを酢酸から分離する工程の各工程を含んでなる、中 間体の単離を伴わない1個の容器内での精製ナトリウム 4−スルホフェニル− 6−[(1−オキシノニル)アミノ]ヘキサノアートの製造方法。 4.(A)4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムを、テトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシド中で、100℃〜200℃の温度で0.5〜5時間、無水 酢酸と、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムと無水酢酸とのモル比が 1:1〜1:5で、テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシドと4−ヒドロ キシベンゼンスルホン酸ナトリウムとの重量比が2:1〜50:1で反応させて 、4−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム及び酢酸を生成せしめる工程、 (B)工程(A)で使用した4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムのモ ル数の0.7〜5倍のモル数の6−[(1−オキシデシル)アミノ]ヘキサン酸及 び少なくとも1種のエステル交換反応触媒を、工程(A)の反応生成物に添加し 、150℃〜250℃の温度で1〜6時間及びテトラヒドロチオフェン−1,1−ジオ キシドの還流を維持し且つ反応容器から酢酸を除去するために十分な圧力で加熱 して、ナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシデシル)アミノ] ヘキサノアートを含有する反応混合物を生成せしめる工程、 (C)工程(B)で生成したナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オ キシデシル)アミノ]ヘキサノアートを含有する反応混合物からテトラヒドロチ オフェン−1,1−ジオキシドを蒸発させる工程、 (D)工程(C)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシデシ ル)アミノ]ヘキサノアート生成物を、酢酸と混合する工程、並びに (E)工程(D)のナトリウム 4−スルホフェニル−6−[(1−オキシデシ ル)アミノ]ヘキサノアートを酢酸から分離する工程の各工程を含んでなる、中 間体の単離を伴わない1個の容器内での精製ナトリウム 4−スルホフェニル− 6−[(1−オキシデシル)アミノ]ヘキサノアートの製造方法。 5.工程(A)でのカルボン酸無水物が、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸 のアルカリ金属塩の1モル当たり1〜5モルの量で存在する請求の範囲第1項に 記載の方法。 6.工程(A)でのカルボン酸無水物が、無水酢酸、プロピオン 酸無水物、酪酸無水物及びイソ酪酸無水物からなる群から選択される請求の範囲 第1項に記載の方法。 7.溶媒が、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、トリグ リム、テトラヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド、ジクロロベンゼン、トリ クロロベンゼン及びトリイソプロピルベンゼンからなる群から選択される請求の 範囲第1項に記載の方法。 8.工程(A)の溶媒と、4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属 塩とが重量基準で4:1〜6:1の重量比で存在する請求の範囲第1項に記載の 方法。 9.工程(B)でのエステル交換反応触媒が、ジメチルアミノピリジン、イミ ダゾール、酢酸ナトリウム、水酸化ナトリウム及びチタンテトライソプロポキシ ドからなる群から選択される請求の範囲第1項に記載の方法。 10.溶媒の少なくとも90%が工程(C)で除去される請求の範囲第1項に記載 の方法。
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