JPH10504127A - ユーザが情報項目の集合から特定の情報項目を引き出すことを可能にする方法と、このような方法を実行するシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 例えば、マルチメディアデータベースである、情報項目の大きな集合を具えるシステムのユーザは、前記集合の検索において、エージェントによって支援される。前記エージェントは、前記情報項目に対して所定の類似性を有し、前記類似性に従って、前記集合から特定の情報項目を選択する。前記ユーザおよびシステム間の相互作用を基礎として、前記情報項目に対するユーザの類似性のイメージを形成する。前記エージェントは、それ自体の類似性に加えて、このイメージを使用し、特定の情報項目を選択する。本発明の大部分の用途は、前記情報項目が空間中の物体として示され、前記エージェントが、前記ユーザを前記空間を通じて案内し、特定の物体を前記ユーザに提案するシステムに関係する。

Description

【発明の詳細な説明】 ユーザが情報項目の集合から特定の情報項目を引き出すことを可能にする方法と 、このような方法を実行するシステム 本発明は、ユーザが情報処理システムにおいて情報項目の集合から特定の情報 項目を引き出すことを可能にする方法であって、各々の情報項目が１つまたはそ れ以上の情報属性を有し、前記システムが、前記情報項目に関係する項目属性を 評価する第１エージェントを具え、前記第１エージェントと各々の評価された情 報項目との間のエージェント類似性を形成し、前記方法が、前記特定の情報項目 を前記第１エージェントによって前記エージェント類似性に応じて選択する選択 ステップを具える方法に関係する。 本発明は、 − 各々が１つまたはそれ以上の項目属性を具える情報項目の集合と、 − 第１エージェントとを具える情報処理システムであって、前記第１エージェ ントが、前記情報項目に関係する項目属性を評価し、前記第１エージェントおよ び情報項目間のエージェント類似性を決定し、特定の情報項目を前記システムの ユーザに対して前記エージェント類似性に応じて選択する瞬時の状態を有する情 報処理システムにも関係する。 この種類の方法は、１９９０年のアメリカ合衆国ワシントン州シアトルにおけ る第１５回年次ＡＣＭ総会の会報の、B．Laurel他による″マルチメディアイン タフェースデザインにおける問題：メディアインテグレーションおよびインタフ エースエージェント（Issues in multimedia interface design: media integra tion and interface agents）″から既知である。この既知の方法は、情報項目 を選択する、ガイドと呼ばれる多数のエージェントを有するシステムを使用する 。各々のエージェントは、各々の情報項目に対する所定の類似性を有し、指示さ れた部分集合をユーザに示し、ユーザはそこから特定の項目を選択する。前記既 知の方法は、時間のメタファを使用し、前記情報項目は、互いに時間的順序にお いて配置されている。前記既知の方法において、前記エージェントと、情報項目 の属性とは、静的である。そこでエージェントは、それ自体静的な部分集合と前 記情報項目の静的な属性とを基礎として動作する。 本発明の目的は、上述した種類の方法において、前記エージェントによる特定 の項目の選択を、瞬時の要求と前記ユーザの状況とに適合させた方法を提供する ことである。この目的のために、本発明による方法は、前記ユーザおよび情報項 目間のユーザ類似性のイメージを前記ユーザおよびシステム間の過去の相互作用 のパターンから少なくとも１回形成し、このイメージをユーザ属性において記録 するステップを具え、前記選択ステップが、前記特定の情報項目の、前記第１エ ージェントによる前記ユーザ類似性にさらに応じた選択を具えることを特徴とす る。前記ユーザおよび情報項目間のユーザ類似性のイメージの形成と、このユー ザ類似性の情報項目の選択に対する考慮との結果として、関係する瞬間において ユーザに最適な項目が情報項目のあるいは大きいグループから選択される。本発 明による方法を、例えば、マルチメディアデータベースにおいて生じるような情 報項目の大きな集合の検索において、ユーザを支援するために明白に使用するこ とができる。 前記システムがエージェントの集合を具え、前記方法が前記エージェントの集 合から前記第１エージェントを活性化する活性化ステップを含む、本発明による 方法の変形例は、前記活性化ステップが、前記ユーザ属性に応じた第１エージェ ントの活性化を具えることを特徴とする。いくつかのエージェントが利用可能な システムにおいて、前記ユーザは、エージェントの選択において、前記システム によって支援される。エージェントは、前記ユーザ属性を基礎として前記ユーザ に対して選択され、結果として、できるかぎりユーザに適合したエージェントが 活性化される。サービスまたは商品を提供するシステム（テレショッピング）は 、おそらく販売されそうなエージェントをユーザに対して活性化することができ る。 本発明による方法の変形例は、前記方法が、前記活性ステップ中に活性化され た前記エージェントを前記ユーザによって不活性化するステップを具えることを 特徴とする。これは、ユーザが、異なったエージェントを得るために、前記シス テムによって提供されたエージェントを拒絶することを可能にする。 本発明による方法の変形例は、前記ユーザ類似性のイメージを、前記ユーザの 前記特定の情報項目の認識を基礎として形成することを特徴とする。前記特定の 情報項目のユーザ認識は、前記ユーザおよび情報項目間のユーザ類似性のイメー ジを形成する可能性の１つである。この情報は、次の情報項目を選択する次の段 階において使用され、結果として、前記ユーザは、前記ユーザの要求により適合 した情報項目に対面する。 前記集合が部分集合を具え、前記部分集合の１つが前記特定の情報項目の選択 への前記第１エージェントによるアクセスを可能にする本発明による方法の変形 例は、ある部分集合が、隣接する集合による第１リストを具え、隣接する集合が 他の部分集合の所定の１つを具え、前記第１エージェントが、前記特定の情報項 目の代わりとして、前記アクセス可能な部分集合の第１リストから特定の部分集 合を選択することを特徴とする。所定の部分集合が前記他の部分集合からの選択 に関係する構造は、前記ユーザに、前記情報項目の全体の集合の検索に魅力的な 、前記情報項目の順序づけの程度を提供する。 本発明による方法の変形例は、前記第１リストからの部分集合によるアクセス 可能な部分集合を、前記ユーザに対して空間的に再生することを特徴とする。仮 想空間における前記部分集合の空間配置は、前記ユーザに、現実の物体の順序づ けによく似ている順序づけを提供する。このような自然な順序づけは、前記ユー ザによる情報項目の検索を簡単にし、さらに、前記システムの初期使用を簡単に する。 本発明による方法の変形例は、前記特定の情報項目の選択の第１表現に加えて 、非選択情報項目の第２表現も再生することを特徴とする。前記選択された情報 項目以外の１つまたはそれ以上の情報項目を追加で示すことによって、前記ユー ザは、前記集合における情報項目の存在に関してさらに知らされる。これは、情 報項目の大きい集合の検索において有用である。 本発明によるシステムは、前記ユーザおよび情報項目間のユーザ類似性のイメ ージを、前記ユーザおよびシステム間の過去の相互作用のパターンを基礎として 形成し、このイメージをユーザ属性において記録する手段を具え、前記第１エー ジェントが、前記特定の情報項目のさらに前記ユーザ属性に応じた選択に適当で あることを特徴とする。所定の情報項目に対する前記ユーザの類似性の程度の記 録の結果として、前記システムのエージェントは、前記ユーザに最も適合した情 報項目を選択することができる。前記類似性は、前記システムのユーザによって 保証された動作を基礎として動的に更新される。これは、より後の瞬時において 、情報項目を、その瞬時までに前記ユーザに最も適合するもの以外に選択できる ことを意味する。 本発明による方法およびシステムの種々の魅力的な実施例を、従属する請求の 範囲において記載する。 本発明のこれらのおよび他の態様は、以下に記載する実施例を参照することに よって明らかになるであろう。 図１は、本発明の方法を使用するシステムのフローチャートを示す。 図２は、本発明による方法の変形例の選択ステップを示す。 図３は、本発明の変形例の選択ステップに代わるものを示す。 図４は、情報項目、エージェントおよびユーザ間の関係を示す。 図５は、本発明のシステムの実施例を示す。 図１は、本発明の方法を使用するシステムのフローチャートを示す。このフロ ーチャートは、最も重要な要素による一般的な概括を示す。このようなシステム の実際的な例は、多数の情報項目を含むデータベースに関係し、前記システムの ユーザは、前記データベースの検索において支援される。前記情報項目の内容を 、前記データベースに種々の方法において記録してもよい。単純な文書、グラフ ィック表現、ビデオフィルムおよび音声の断片が、前記情報項目の可能性のある 例である。前記ユーザは、前記データベースの検索において、いわゆるエージェ ントによって支援される。本発明の方法によれば、このようなエージェントは、 所定の規準に従って、関連した瞬時において前記ユーザに最も適合する項目を選 択し、この項目を前記ユーザに提供する。前記ユーザとの相互作用のレベルにお いて、このようなエージェントを、種々の方法において実現することができる。 簡単に、構造上の表示を、前記ユーザに対し、前記システムの表示スクリーン上 に生じさせることもできるが、代わりに、前記ユーザに対するガイドとして振る 舞う形状の音声−視覚的アニメーションを再生することもできる。前記システム の実現のレベルにおいて、前記エージェントを、ソフトウェアモジュールとして 実現することができ、このモジュールは、該モジュールの入力パラメータおよび 出力パラメータ間の依存状態の恐らく極めて複雑な集合を有する。所定の瞬時に おいて、このようなモジュールは、瞬間的な内部状態にあり、他の実行可能な内 部状態の１つに、多数の入力パラメータの影響を受けて切り替えることができる 。前記出力パラメータの値は、前記入力パラメータの値と、前記瞬間的な内部状 態とによって決定される。一致した振る舞いの所定の形態を、このようなモジュ ールによって、すなわち、前記入力パラメータを経て前記モジュールに伝送され た環境の測定を基礎としてシミュレートすることができ、動作は、前記環境にお いて、前記出力パラメータを経て、前記モジュールの状態を基礎として保証され る。前記ユーザを上述したようにデータベースの検索において支援するシステム において、種々のエージェントを利用することができる。エージェントは、とり わけ、関連したモジュールの内部状態を経て実現された明白にそれ自体の選択を 基礎として情報項目を前記データベースから選択する。 図１のブロック１０２において、前記システムのエージェントを選択し、ユー ザに結合する。前記選択したエージェントを、以前のユーザ活動期間中と同じに してもよい。しかしながら、選択を、前記ユーザに対して最適なエージェントを 見つけるように、ユーザ属性を基礎として行ってもよい。前記ユーザ属性は、以 前の相互作用を基礎として確立された、ユーザの前記情報項目に対する明らかな 類似性を記録する。前記ユーザ属性は、以前に選択された情報項目に関係する複 雑なユーザ履歴と、前記ユーザによって拒絶された項目と、各々の形式の項目に おいて前記ユーザによって使用された時間とを含んでもよい。しかしながら、前 記ユーザの年齢、性別および学歴のようなより静的なデータや、多くの他の形式 のデータを含んでもよい。さらに、ステップ１０２を、利用可能なエージェント のリストからの前記ユーザによって行われる選択として実行することができる。 １つのエージェントのみを含むシステムにおいて、ブロック１０２を完全に省く こともできる。ブロック１０４は、ユーザがエージェントおよびユーザ間の結合 を確認するか否かの可能性を示す。ブロック１０４を、前記システムによって提 案される結合の明白なユーザ確認として実現してもよい。しかしながら、前記シ ステムにおける事象の経過中に連続して存在するユーザ選択として実現し、エー ジェントを切り離してもよい。ブロック１０６は、前記エージェントの不活性化 を示し、ブロック１０８において、前記ユーザによって行われた動作のような事 実を前記ユーザ属性に記録し、結果として、この事実をエージェントの次の選択 のために考慮することができる。ブロック１１０において、前記エージェントは 、前記エージェントの瞬時状態を基礎とすると共に、前記ユーザ属性を基礎とし て情報項目を選択する。前記ユーザ属性は、そこから前記エージェントが前記関 連する瞬時において前記ユーザに最も適合する次の情報項目を引き出すことがで きる情報を含む。前記ユーザ属性は、例えば、ユーザによってより以前に調査さ れた情報項目の形式の記録を含むが、前記ユーザおよびシステム間の相互作用に 関する他の情報を含んでもよい。図２および３は、ブロック１１０の２つのより 詳細な実施を示す。 図１のブロック１１２において、前記情報項目は、前記ユーザに与えられる。 表現の形式は、前記情報項目の内容の性質に依存する。表現は、表示スクリーン 上の文書の表示を含んでもよいが、オーディオ断片の再生またはビデオフィルム の表示を含んでもよい。ブロック１１２を、２つの方法において終了することが できる。前記ユーザは、ある時間の後、十分聞いたおよび／または見たと決定す ることができる。さらに、前記情報の終わりは、例えば、関連する情報項目の内 容を構成する音楽またはビデオ断片の終わりに達してもよい。前記ユーザによる 情報項目の実際の調査の特徴を、ブロック１１４において前記ユーザ属性に記録 し、結果として、この情報を、次の情報項目の選択処理に使用することができる 。すでに記述したように、前記調査に関係するこれらのデータに加えて、前記ユ ーザ属性は、前記ユーザに関係する多数の他のデータを含んでもよい。最後に、 ブロック１１６において、次の情報項目を選択すべきか否か、または、前記活動 期間を終了すべきか否かを検査する。ブロック１１６において、これを、前記ユ ーザに対する明白な質問の形態として実施することができるが、ある時間におけ る前記システムによる前記活動期間の終了に対するユーザ選択とすることもでき る。 前記ユーザ属性に加えて、前記エージェントも、前記システムの使用を基礎と して更新される。ユーザ相互作用を基礎として、エージェントは、このユーザに もはや適合しないことを決定してもよい。さらに、所定の瞬時において、他のエ ージェントは、前記ユーザにより適合することを決定し、それ自体を前記ユーザ に与えることを決定してもよい。エージェントに関するこれらの可能性を、明瞭 にするために、図１から省いた。 本発明の上述した方法によれば、情報項目を、所定の方法において前記ユーザ に提案することができる。この目的のために、情報項目は、前記項目属性および 項目内容を有するだけでなく、所定の外観を有する。例えば、絵または写真であ る所定の視覚的表現に関係する情報項目の場合において、前記項目の内容または 前記内容から得られる表現を、前記項目を前記ユーザに示す外観として使用する ことができる。他の場合において、外観を、確認を与えられたより一般的な表現 からなるものに選択する。例えば、前記情報項目が本に関係する場合、前記外観 を、関連する本の表題を与えられた、本に関する一般的な象徴としてもよい。種 々の他の可能性が、前記ユーザに対する情報項目の形態の使用に関して存在する 。 図１に示す本発明の方法を実行するシステムは、前記ユーザに、エージェント による選択可能性に加えて、前記ユーザが特定の項目を完全に他に依存せずに選 択することによる選択可能性を与える。この目的のために、前記情報項目を前記 ユーザに、前記ユーザが特定の情報項目を選択した後に、所定の方法、例えば階 層的に示す。明白に、前記ユーザが、所定の情報項目が存在することを既に知っ ており、この項目を調査したい場合、このような直接的な選択を使用すべきであ る。前記ユーザによる情報項目の他に依存しない選択および調査に関する情報を 、前記ユーザ属性に記録することができ、結果として、エージェントは、後の選 択ステップにおいてこの情報を使用することができる。 図２は、本発明の方法の変形例の選択ステップを示し、図１のブロック１１０ の詳細な表現を構成する。図２のブロック２０２において、前記エージェントは 、全体のデータベースから、または、情報項目の所定の部分集合から情報項目を 選択する。このような部分集合を、前記ユーザに表示する目的のために論理的に 互いに近くに配置された項目を基礎として形成してもよい。例えば、情報項目の 集合は、美術館における絵のギャラリーとして前記ユーザに与えられる絵と関係 してもよい。他の部分集合への分割は、所定のエージェントと、前記データベー スからの情報項目の所定の部分集合との関係に含まれる。前記システムにおける 部分集合への分割の種々の重ね合わせが可能である。前記情報項目の選択に、２ つの形式の規準を使用する。まず第１に、前記情報項目は、関係するエージェン トに適合すべきであり、前記瞬時内部状態を、前記情報項目およびエージェント 間の類似性の程度を記録するのに使用する。この形式の規準を、前記情報項目の 種々の形式の属性に対する荷重係数を含む、前記エージェントに対する簡単な表 として実現することができる。次に、各々の関係する情報項目に対して、前記表 と、前記情報項目の属性の値とを基礎として、スコアを決定する。第２に、前記 情報項目は、前記ユーザに適合すべきである。この目的のために、前記情報項目 の属性に加えて、前記ユーザ属性を構成するパラメータを、前記選択処理に含ま れるように、入力パラメータとして前記エージェントに用いる。２つの形式の規 準の使用の結果として、連続的に選択された情報項目は、一方では、前記ユーザ に対して興味深い主題となり、他方では、前記ユーザに対するエージェントの一 致したイメージを形成する。このような一致したイメージが、多数の情報項目を 具えるデータベースの検索において、前記ユーザに効果的な支援を与えることは 既知である。 前記エージェントによる選択の後に、ブロック２０４において、前記情報項目 が前記ユーザに、多分興味深い情報項目として与えられる。この表示を、種々の 方法において実現することができる。前記ユーザの表示スクリーン上の簡単な文 字通りのメッセージとしてもよいが、舞台空間における舞台上の人物によって物 体を指すこととしてもよい。後者の例は、前記システムのシミュレーションにお ける、前記美術館ギャラリーのガイドによって絵を指すことである。ブロック２ ０６において、前記ユーザは、提案された情報項目を、実際に調査することもで き、拒絶することもできる。ブロック２０６を、種々の方法において、例えば、 前記ユーザによる明白な確認として実現することもでき、前記情報項目の表示ま たは再生がすでに開始されている場合の拒絶の可能性として実現することもでき る。前記ユーザが前記情報項目を拒絶した場合、ブロック２０８においてこの拒 絶を前記ユーザ属性に記録し、その後、他の情報項目を前記エージェントによっ て選択する。 図３は、本発明による変形例の代わりの選択ステップを示す。ここで、前記情 報項目の集合は、前記情報項目を含む多数の部分集合を含む。所定の瞬時におい て、所定の部分集合はアクセス可能であり、前記エージェントは、このアクセス 可能な部分集合から前記ユーザに対して項目を選択する。ある部分集合は、他の 部分集合との関係のリストも含み、これによって、この部分集合は、ある理由に 関係する。この関係における例は、調査すべき物体のビルディングにおける部屋 として再現された、前記ユーザに対する情報項目の部分集合であり、前記部屋は 、同じビルディング内の隣接する部屋との関係のリストを含む。この表現は、階 層式に構成することができ、このとき前記部分集合″ビルディング″は、付近の 他のビルディングとの関係のリストを含む。ブロック３０２において、前記エー ジェントが次の情報項目を選択するか否か、または、他の部分集合を提案するか 否かを決定する。この決定を、前記エージェントを基礎とすると共に前記ユーザ を基礎として、前記情報項目の選択のように行う。例えば、ユーザが、自分にと って興味があるすべての部分集合項目を調査した場合、エージェントは、次の部 分集合を提案すべきであることを決定する。絵を含む前記例の見地から、前記ガ イドは、現在のギャラリーのすべての興味がある絵を調査したと考えた場合、前 記ユーザに、前記美術館の次のギャラリーに進むように提案する。ブロック３０ ４において、前記エージェントは、とりわけ前記ユーザ属性を基礎として前記瞬 時のアクセス可能部分集合のリストから部分集合を選択し、この新たな部分集合 をユーザに提案する。ブロック３０６において、前記ユーザは、この提案を確認 し、もしあれば拒絶をブロック３０８において前記ユーザ属性に記録し、結果と して、この拒絶を次の提案に考慮することができる。ブロック３０６を、種々の 方法において、例えば、前記ユーザによる前記提案の明白な確認として実現する ことができ、関連する部分集合の拒絶に対する常に存在する可能性として実現す ることもできる。確認の後、ブロック３１０において、新たな部分集合を、前記 エージェントによる選択に対してアクセス可能にする。この新たにアクセス可能 な部分集合からの情報項目の選択を、ブロック３１２ないし３１８において、上 述したブロック２０２ないし２０８におけるのと同様に行う。 情報項目を有するある部分集合は、他の部分集合との関係の１つより多くのリ ストを含んでもよい。第１リストは、第１の理由に関して関連した部分集合に関 係する部分集合への関係を与え、第２リストは、第２の理由に関して関連した部 分集合に関係する部分集合への関係を与える。この点における例は、本の図書館 として再生される部分集合である。前記図書館は、前記図書館の付近における訪 れるべきビルディングによる第１リストと、都市においてよそに位置し、到達す るために所定の形態の輸送機関を必要とする図書館の第２リストとを具える。関 係の一方の理由は、″最も近くにおいて見つかること″であり、関係の他方の理 由は、″前記都市における他の図書館″である。これらの異なった関係を、前記 ユーザに、前記エージェントが種々の部分集合を提案する異なった方法として与 えることができる。さらに、種々の形式の部分集合をアクセス可能にすることを 、種々の方法において前記ユーザに与えることができる。例えば、前記付近にお けるビルディングへの″徒歩″として、さらに離れて位置する図書館への″バス 旅行″として与える。 前記部分集合の表現およびこれらの関係を、多くの方法において実現すること ができる。ある部分集合を、仮想空間において、例えば、本の形態における情報 項目による本箱として表現してもよく、このとき同じ空間における第２部分集合 は、前記第１部分集合に関係する位置を割り当てられた、例えば、前記部屋の他 の部分における第２の本箱である。部分集合を訪れるべきビルディングとして与 えた場合、これらの関係を、前記ビルディングが存在する仮想都市の地図の形態 において示すことができる。ユーザは、生来物体の空間的配置に慣れており、前 記システムの使用の近づきやすさおよび容易さは、情報項目の空間的表現によっ て、実際的に増強される。 前記部分集合および情報項目の空間的表現によるシステムは、ある集合または 情報項目から他への旅行の形式を含んでもよい。このような旅行中、前記システ ムは、隣接する集合および情報項目を示すことができ、結果としてユーザは、前 記データベースにおける他の情報項目を知ることができるようになる。旅行目的 の実現に関して、各々の部分集合が、前記空間において所定の位置を占める空間 表現における物体に対応する事実を形成することができる。次の部分集合を選択 に対してアクセス可能にした場合、現在の部分集合に対応する位置から次の部分 集合へのルートに沿った旅行が行われる。前記システムは、どの他の部分集合が このルートの近くに位置するかを検査し、これらの部分集合を旅行中に示す。 図４は、本発明のシステムの実施例における、情報項目と、エージェントと、 ユーザとの関係を示す。前記システムは、各々が、情報属性の各々の集合４０４ を具える情報項目の集合４０２を含む。項目属性の集合は、前記情報項目の特性 を構成し、前記情報項目の選択処理に役立つ。システムのユーザ４０６に関して 、前記システムは、ユーザ属性４０８も具える。このユーザ属性は、前記ユーザ および情報項目間の類似性を記録する。前記ユーザ属性は、一定のパラメータで はないが、前記システムによって、とりわけ、前記ユーザおよびシステム間の相 互作用から得られる。最後に、前記システムは、前記エージェントおよび情報項 目間の類似性を規定する瞬時内部状態４１２におけるエージェント４１０を含む 。特定の情報項目の選択は、エージェント４１０によって制御されるフィルタ４ １４の動作として考えることができる。前記ユーザ属性および項目属性の集合４ ０４を基礎として、特定の情報項目４１６を、前記ユーザに対して示すために、 情報項目の集合４０２から抽出する。 図５は、本発明によるシステムの一実施例を示す。必要なハードウェアを設け 、本発明の方法を実行することができるプログラムをロードした一般的な目的の コンピュータに関係する。前記システムは、この目的のために作業メモリ５０４ にロードされたプログラムを実行するプロセッサ５０２を具える。この種のシス テムは、通常、入力および出力を取り扱う部分５０６を具える。前記システムは 、前記メモリにロードすべきプログラムを含むディスクユニット５０８を具える 。磁気ディスクユニットまたは光ディスクユニットとしてもよく、これらのディ スクは、交換可能または不可能である。前記プログラムを、他の方法においてデ ィスクからロードすることもでき、例えば、他のコンピュータへのデータ通信リ ンクを経てロードすることもできる。さらに、前記システムは、情報項目の集合 を含むディスクユニット５１０を具える。これを、交換可能または不可能の磁気 または光ディスクユニットとしてもよい。ディスクユニット５１０は、前記情報 項目に関係するデータの量によって必要とされるならば、代わりに、多数のディ スクユニットによって構成してもよい。前記情報項目の集合は、中央コンピュー タの制御の元で異なる場所にあってもよく、この場合において、前記情報項目を 、ディスクユニットからの代わりに、データ通信リンクを経て引き出さなければ ならない。前記システムは、前記情報項目の内容をユーザに対して再生する、表 示スクリーン５１２およびスピーカ５１４を具える。排他的に視覚的情報項目が 関係する場合、スピーカ５１４を省くことができる。前記ユーザによってデータ を入力できるようにするために、前記システムは、キーボード５１６と、指示手 段５１８、例えばマウスとを具える。本発明による方法の実行に応じて、前記キ ーボードまたはマウスを省くことができ、反対に、他の入力手段を追加すること もできる。 本発明を使用するシステムの実施例は、一人のユーザに制限されない。本発明 によるシステムを、慣例的なデータベースシステムから既知であり、簡潔にする ためにここには記述しない方法において、前記システムによって明らかに同時に 対応される種々のユーザによって使用するために配置することができる。種々の ユーザが同時に活性になる本発明のシステムの一実施例において、これらのユー ザは、相互に作用し合うことができる。これを、前記種々のユーザからの文字ど おりの質問および回答の形態において実現することができるが、舞台上の空間に おいて前記種々のユーザを表す舞台上の人物の会合の形態において実現すること もできる。上述したシステムにおいて使用したいくつかの概念のいくつかの簡単 な例を、以下に示す。情報項目の例は、 項目１： 項目番号： １ 材料： ′木′ メーカ： ′ジャンセン（Janssen）′ 年式： ′２０世紀′ 形式： ′テーブル′ 内容： 関連したテーブルのグラフィック表現 項目：２ 項目番号： ２ 材料： ′合成′ メーカ： ′ジャンセン′ 年式： ′２０世紀′ 形式： ′椅子′ 内容： 関連した椅子の写真 項目：３ 項目番号： ３ 材料： ′無形′ メーカ： ′不明′ 年式： ′１７世紀′ 形式： ′オペラ′ 内容： オペラの音声ファイル である。情報項目は、関連した項目に対する所定の値を有する項目属性を有する 。さらに、情報項目は、前記システムのユーザによって調査することができる所 定の内容を有する。項目１の項目属性は、材料、メーカ、年式および形式である 。前記項目属性は、値、′木′、′ジャンセン′、′２０世紀′および′テーブ ル′を各々有する。 内部状態が前記種々の項目属性に対する簡単な荷重係数を含むエージェントの 例は、 エージェント１： 内部状態： 状態： 自由 材料： １０ メーカ： ４ 年式： ２ 形式： １０ である。 前記ユーザ属性の例は、 ユーザ１： 材料＿木： １０ 材料＿鉄： １ 材料＿無形： ５ メーカ＿ジャンセン： ８ メーカ＿ピーターセン（Pietersen）： ６ 年代＿中世： １０ 年代＿２０＿世紀： ０ ・・・・ 形式＿テーブル： ０ ・・・・ ・・・・ 最後に＿見た＿項目＿材料： 鉄 ・・・・ ・・・・ 年齢： ２４ ・・・・ ・・・・ 情報項目ごとの情報項目の評価に関して、前記項目、エージェントおよびユーザ の上述した属性を基礎としてスコアを決定する。この決定を、前記種々の属性を 変数として使用する、多少複雑な評価関数として実現することができる。ある可 能性は、対応する属性の各々の値を互いに乗算し、このようにして得た積を合計 し、情報項目ごとのスコアを形成するようにすることである。このようにして、 項目ごとに、最適な選択に到達するために、その後選択において互いに比較され る位置またはスコアを計算することができる。位置に関して、 位置＝（ｐ₁，．．．，ｐ_n）が保たれ、ここでｎを項目属性の数とする 。１≦ｉ≦ｎとして、ｐ_iの値は、 ｐ_i＝値（ｉ番目の属性の値に関係するユーザ属性）×値（ｉ番目の属 性の値に関係するエージェント属性） による評価において決定される。項目１およびユーザ１に用いた場合、これは、 位置＝（１０×１０，８×４，０×２，０×１０）＝（１００，３２，０，０） を生じる。このような項目属性およびユーザ属性を基礎として位置を決定する評 価関数には、多くの代案が存在する。乗算する代わりに、関連した項目を加算ま たは最大化することができる。 前記項目の計算された位置を基礎として、その後、最も適切なものを決定する 。このとき位置（ｐ₁，．．．，ｐ_n）を有する項目ｐを、位置（ｑ₁，．．．， ｑ_n）を有する項目ｑと比較する必要がある。これを、例えば、前記位置の要素 を加算することによって行うことができ、この場合において、 ｐ₁＋．．．＋ｐ_n＞ｑ₁＋．．．＋ｑ_nならば、 （ｐ₁，．．．，ｐ_n）＞（ｑ₁，．．．，ｑ_n） である。前記比較を、前記位置の要素のより複雑な荷重によって行うこともでき 、例えば、 ならば、(p₁,…,p_n)＞(q₁,…,q_n) とする。 以下は、情報項目の調査においてユーザによって使用される時間を次の情報項 目の選択にどのようにして使用することができるかを示す例である。前記システ ムは、上述した項目およびエージェントと、以下のユーザ属性、 ユーザ： 拒絶された： ｛１，３４，５６｝ 見た： ｛３３，１０１，３４，５４，１０４，１２，２｝ 優先１： ｛３，５４｝ 優先２： ｛５，３３，１０１｝ 優先３： {} 優先４： ｛２，１０３｝ 優先５： ｛１２，１０４｝ 最後＿項目： ２ とを具える。 ここで、属性″拒絶された″は、項目がユーザによって拒絶されていることを 示す。属性″見た″は、ユーザによって見られた項目のリストを構成する。この リストは固定長を有し、この例における長さは７であり、最新の項目は終端に追 加され、必要ならば、このリストの第１項目が消去される。属性″見た″を、期 間ごとに初期化することもでき、いくつかの期間を通じて保存することもできる 。属性″優先１″ないし″優先５″は、ユーザがどの位長く項目を調査していた かを示す。例えば、″優先１″における項目は３０秒より短く、″優先２″にお いて３０−６０秒、″優先３″において４分、″優先４″において４−５分、″ 優先５″において５分より長い。最後に、属性″最後＿項目″は、ユーザによっ て最後に調査された項目を含む。 エージェントによる情報項目の選択は、所定の確率的アルゴリズムである。選 択において、前記エージェントは、各々の関連した情報項目、例えば、現在アク セス可能な部分集合における各々の情報項目に対して、前記ユーザ属性を基礎と して、上述した種々の属性から構成される数を決定する。次に、前記項目に、前 記属性におけるこれらの発生に応じて荷重する。例えば、第１の数を、以下のよ うに各々の関連した情報項目に割り当てる。 − ″見た″における項目に対して： ０ − ″拒絶された″における項目に対して： ０．０１ さらに、前記第１の数を、以下のように、属性値が前記優先属性の１つにおける 情報項目に対応する情報項目に割り当てる。 − ″優先１″における項目に対応する： １ − ″優先２″における項目に対応する： ３ − ″優先３″における項目に対応する： ４ − ″優先４″における項目に対応する： １０ − ″優先５″における項目に対応する： ２０ 最後に、値１５を、前記第１の数として、他のすべての情報項目に割り当てる。 さらに、前記エージェントの優先をその瞬時内部状態を基礎として表す第２の 数を、各々の関連した情報項目に割り当てる。さらに、最後に見た項目を、連続 して選択された情報項目の形式に関して所定の安定率が得られるように考慮する 。この第２の数を、前記対応するエージェント属性の値と、前記最後に見た情報 項目と前記第２の数が決定される項目とに関する属性の値の一致との積のすべて の属性値の和をとることによって計算する。前記最後に見た情報項目と前記第２ の数が決定される項目とに関する属性の値の一致を数で表す簡単な方法は、この 一致に、これらの値が異なる場合は１を割り当て、これらの値が等しい場合は０ を割り当てることである。前記第２の数の値を項目１に対して決定した場合、 （１０×０＋４×１＋２×１＋１０×０）＝６ が得られる。 最後に、情報項目ごとに、情報項目ごとの前記第１の数および第２の数を基礎 として合計値を計算する。これを、情報項目ごとの前記第１の数および第２の数 を加算することによって行うことができる。代わりに、情報項目ごとの前記第１ の数および第２の数を、互いに乗じることもできる。エージェントが所定の情報 項目を与える可能性は、決定された情報項目の合計値を、すべての関連した情報 項目に対する合計値の和によって割った値に等しい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ユーザが情報処理システムにおいて情報項目の集合から特定の情報項目を引 き出すことを可能にする方法であって、各々の情報項目が１つまたはそれ以上の 情報属性を有し、前記システムが、前記情報項目に関係する項目属性を評価する 第１エージェントを具え、前記第１エージェントと各々の評価された情報項目と の間のエージェント類似性を形成し、前記方法が、前記特定の情報項目を前記第 １エージェントによって前記エージェント類似性に応じて選択する選択ステップ を具える方法において、 該方法が、前記ユーザおよび情報項目間のユーザ類似性のイメージを前記ユ ーザおよびシステム間の過去の相互作用のパターンから少なくとも１回形成し、 このイメージをユーザ属性において記録するステップを具え、 前記選択ステップが、前記特定の情報項目の、前記第１エージェントによる 前記ユーザ類似性にさらに応じた選択を具えることを特徴とする方法。 ２．請求の範囲１に記載の方法において、前記システムがエージェントの集合を 具え、前記方法が前記エージェントの集合から前記第１エージェントを活性化す る活性化ステップを含み、前記活性化ステップが、前記ユーザ属性に応じた第１ エージェントの活性化を具えることを特徴とする方法。 ３．請求の範囲２に記載の方法において、前記活性ステップ中に活性化された前 記エージェントを前記ユーザによって不活性化するステップを具えることを特徴 とする方法。 ４．請求の範囲１ないし３のいずれか１つに記載の方法において、前記ユーザ類 似性のイメージを、前記ユーザの前記特定の情報項目の認識を基礎として形成す ることを特徴とする方法。 ５．請求の範囲１ないし４のいずれか１つに記載の方法において、前記集合が部 分集合を具え、前記部分集合の１つが前記特定の情報項目の選択への前記第１エ ージェントによるアクセスを可能にし、 ある部分集合が、隣接する集合による第１リストを具え、隣接する集合が他 の部分集合の所定の１つを具え、前記第１エージェントが、前記特定の情報項 目の代わりとして、前記アクセス可能な部分集合の第１リストから特定の部分集 合を選択することを特徴とする方法。 ６．請求の範囲５に記載の方法において、前記第１のリストを基礎とした部分集 合のアクセス可能化を第１の方法において前記ユーザに与え、ある部分集合が隣 接する集合の第２リストを具え、前記第２のリストを基礎とした部分集合のアク セス可能化を第２の方法において前記ユーザに与えることを特徴とする方法。 ７．請求の範囲５または６に記載の方法において、前記第１リストからの部分集 合によるアクセス可能な部分集合を、前記ユーザに対して空間的に再生すること を特徴とする方法。 ８．請求の範囲７に記載の方法において、前記空間的な再生が、地図上の前記部 分集合の再生を具えることを特徴とする方法。 ９．請求の範囲７に記載の方法において、前記空間的な再生が、人工的な空間に おける前記部分集合の再生を具えることを特徴とする方法。 10．請求の範囲５ないし９のいずれか１つにおいて記載の方法において、前記情 報項目が、前記システムの表示スクリーン上に再生できる外観を有し、前記アク セス可能な部分集合の情報項目の外観を表示することを特徴とする方法。 11．− 各々が１つまたはそれ以上の項目属性を具える情報項目の集合と、 − 第１エージェントとを具える情報処理システムであって、前記第１エージ ェントが、前記情報項目に関係する項目属性を評価し、前記第１エージェントお よび情報項目間のエージェント類似性を決定し、特定の情報項目を前記システム のユーザに対して前記エージェント類似性に応じて選択する瞬時の状態を有する 情報処理システムにおいて、 前記ユーザおよび情報項目間のユーザ類似性のイメージを、前記ユーザおよ びシステム間の過去の相互作用のパターンを基礎として形成し、このイメージを ユーザ属性において記録する手段を具え、前記第１エージェントが、前記特定の 情報項目のさらに前記ユーザ属性に応じた選択に適当であることを特徴とする情 報処理システム。 12．請求の範囲１１に記載の情報処理システムにおいて、該システムが、前記集 合の各々の情報項目を評価するエージェントの集合を具え、該システムを、前記 エージェントの集合から前記第１エージェントを活性化するように配置し、該シ ステムを、前記エージェントの集合から前記第１エージェントを前記ユーザ属性 に応じて活性化するように配置したことを特徴とする情報処理システム。 13．請求の範囲１１または１２に記載の情報処理システムにおいて、該システム を、前記ユーザ類似性のイメージを、前記特定の情報項目のユーザの認識を基礎 として形成するように配置したことを特徴とする情報処理システム。 14．請求の範囲１１ないし１３のいずれか１つに記載の情報処理システムにおい て、前記集合が部分集合を具え、前記部分集合の１つが前記特定の情報項目の選 択への前記第１エージェントによるアクセスを可能にし、 ある部分集合が、隣接する集合による第１リストを具え、隣接する集合が他 の部分集合の所定の１つを具え、前記第１エージェントが、前記特定の情報項目 の代わりとして、前記アクセス可能な部分集合の第１リストから特定の部分集合 を選択することを特徴とする情報処理システム。 15．請求の範囲１４に記載の情報処理システムにおいて、該システムを、前記第 １のリストを基礎とした部分集合のアクセス可能化を第１の方法において前記ユ ーザに与えるように配置し、 前記部分集合が隣接する集合の第２リストを具え、該システムを、前記第２ のリストを基礎とした部分集合のアクセス可能化を第２の方法において前記ユー ザに与えるように配置したことを特徴とする情報処理システム。 16．請求の範囲１４または１５に記載の情報処理システムにおいて、該システム を、前記第１リストからの部分集合によるアクセス可能な部分集合を前記ユーザ に対して空間的に再生するように配置したことを特徴とする情報処理システム。 17．請求の範囲１ないし１０のいずれか１つに記載の方法において、前記特定の 情報項目の選択の第１表現に加えて、非選択情報項目の第２表現も再生すること を特徴とする方法。 18．請求の範囲５ないし１０のいずれか１つに記載の方法において、前記アクセ ス可能な部分集合の第３表現に加えて、アクセス不可能な部分集合の第４表現も 再生することを特徴とする方法。 19．請求の範囲１１ないし１６のいずれか１つに記載の情報処理システムにおい て、前記システムを、前記選択された特定の情報項目の再生に加えて、非選択情 報項目の第２表現を再生するように配置したことを特徴とする情報処理システム 。