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JPH1049354A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

Info

Publication number
JPH1049354A
JPH1049354A JP8205877A JP20587796A JPH1049354A JP H1049354 A JPH1049354 A JP H1049354A JP 8205877 A JP8205877 A JP 8205877A JP 20587796 A JP20587796 A JP 20587796A JP H1049354 A JPH1049354 A JP H1049354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
procedure
information
version
information processing
acquisition request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8205877A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Hashimoto
直 橋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8205877A priority Critical patent/JPH1049354A/ja
Publication of JPH1049354A publication Critical patent/JPH1049354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未知のタイプの情報を受け取った際に、その
情報に対応する手続きをの入手を簡単にする。 【解決手段】 手続き保持手段2aは、情報を処理する
ための手続き2aaを、その手続きが処理できる情報の
タイプに対応付けて格納している。手続き要求手段2b
は、情報管理装置1から情報1aaを受け取ると、その
情報1aaのタイプを判別する。そして、情報1aaを
処置するための手続きが手続き保持手段2a内にあるか
否かを判断する。所望の手続きが手続き保持手段2a内
になければ、情報1aaのタイプを指定して、手続取得
要求を出力する。手続き管理装置3は、情報処理手段2
から出力された手続取得要求を受け取ると、その手続取
得要求が示すタイプに応じた手続きを、情報処理手段2
へ転送する。情報処理実行手段2cは、必要な手続きを
受け取り情報1aaを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の情報を処理
する情報処理システムに関し、特に情報のタイプに対応
する手続きで情報を処理する情報処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムでは、様々なタイプの
情報が取り扱われる。これらの情報は、それぞれのタイ
プに応じて処理内容が異なる。従って、ネットワーク等
を介してデータを取得したクライアントは、そのデータ
に対応した処理プログラムを有していなければならな
い。ところが、データのタイプは多岐に渡るため、クラ
イアントが全てのデータタイプに対応したプログラムを
保持することは、現実的でない。そこで、必要に応じ
て、クライアントに処理プログラムを追加していくこと
が考えられている。このような、情報のタイプに応じて
追加される処理プログラムを手続きと呼ぶ。
【0003】例えば、WWW(World Wide Web) のブラ
ウザーであるNetscape Navigator
(Netscape Communications
Corporationの商標)では、「Plug−i
n(プラグ・イン)」という手続きの概念を導入してい
る。このプラグ・インは、クライアント側の所定の場所
に格納しておけば、対応するデータが読み込まれた際に
実行され、そのデータの処理を行うことができる。
【0004】具体的には、クライアントがサーバよりデ
ータを読み込んだ時に、そのデータがクライアント自身
がサポートしないタイプであれば、そのタイプと関連す
るプラグ・インを探す。必要なプラグ・インが見つかれ
ば、そのプラグ・インによりデータを処理する。
【0005】一方、クライアントがデータをロードした
時に、関連するプラグ・インをクライアントが保持して
いない場合には、クライアントの画面上に、プラグ・イ
ンの情報を集めたページを自動的に開く。ユーザは、開
かれたページの中から必要なプラグ・インを探し、それ
をロードする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Netsca
pe Navigatorにおいて、関連するプラグ・
インをクライアントが保持していない場合に開かれるペ
ージの内容は、各種プラグ・インへのリンクを集めただ
けのものである。ここで、「リンク」とは、マウスをク
リックするだけで他の関連情報へアクセスできるような
機能を指す。例えば、インターネットを用いたアクセス
であれば「URL(Uniform Resource Locator) 」と対
応付けられた強調表示部をマウスでクリックすることに
より、他の関連情報へアクセスできる。即ち、上記ペー
ジの表示内容は、関連するプラグ・インへのURLに対
応付けられた強調表示部を集めたものである。
【0007】そのため、ユーザがプラグ・インをインス
トールするためには、数多くのプラグ・インの中から、
自分に必要なプラグ・インを選択しなければならない。
目的のプラグ・インを選択したら、そのプラグ・インを
サーバからロードし、計算機の記憶装置の所定の場所に
格納する。そして、Netscape Navigat
orを再起動することにより、そのプラグ・インを使用
できるようになる。このように、ユーザが様々な操作を
行わなければプラグ・インをインストールすることはで
きない。従って、ユーザにかかる負担が大きい。
【0008】しかも、プラグ・インは、マシンの種類に
依存するものが大半であり、自分のマシンに合ったプラ
グ・インを利用者が選択する必要がある。そのため、コ
ンピュータのハードウェアに関するある程度の知識がな
ければ、必要なプラグ・インを的確に判断することは難
しい。
【0009】また、Netscape Navigat
orでは、未知のデータタイプに関連するプラグ・イン
をクライアントが保持していない場合にのみ、URLを
参照するようになっている。そのため、あるデータタイ
プに関連する古いバージョンのプラグ・インをクライア
ントが保持していると、新たなバージョンのプラグ・イ
ンは参照されない。従って、新たなバージョンのプラグ
・インをインストールするためには、ユーザが新たなバ
ージョンのプラグ・インを検索し、ダウンロード、及び
インストールする必要がある。
【0010】なお、特開平7−262141号公報に
は、ネットワーク上に接続された装置へ他の装置からプ
ログラムを送り付けることにより、装置内のプログラム
を更新できるシステムが開示されている。このシステム
では、管理装置と複数の処理装置とがネットワークで接
続されている。処理装置は、各種データ処理を実行する
際に、管理装置へプログラムを要求する。管理装置は複
数のプログラムを保持しており、処理装置からの要求に
応じて必要なプログラムを選択し、処理装置へ送り付け
る。処理装置は、受け取ったプログラムによりデータ処
理を行う。このとき、処理装置は、内部プログラムを管
理装置から受け取ったプログラムに置き換えることもで
きる。
【0011】但し、管理装置が処理装置へ送り付けるプ
ログラムを選択する基準は、処理装置のハードウェア構
成や負荷情報等であり、処理対象となるデータのタイプ
を調べ、それに応じたプログラムを選択するものではな
い。従って、未知のデータを処理装置が取得した場合
に、そのデータのタイプに応じたプログラムを得ること
はできない。また、プログラムのバージョンを管理して
プログラムの要求及び置き換えを行うものではないた
め、新しいバージョンのプログラムを管理装置に対して
要求することはできない。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、未知のタイプの情報を受け取った際に、その
情報に対応する手続きを簡単に入手することができる情
報処理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、情報のタイプに対応する手続きで各種情
報を処理する情報処理システムにおいて、手続きを保持
する手続き保持手段と、処理を行うべき処理対象情報の
タイプに対応する関連手続きが前記手続き保持手段内に
あるか否かを判断し、関連手続きがない場合には関連手
続きの手続取得要求を出力するする手続き要求手段と、
前記手続き要求手段により関連手続きがあると判断され
た場合には、前記手続き保持手段内の関連手続きを用い
て前記処理対象情報を処理し、関連手続きがないと判断
された場合には、前記手続取得要求に応じて転送された
関連手続きを用いて前記処理対象情報を処理する情報処
理実行手段と、を有する情報処理装置と、手続きを保持
しており、前記情報処理装置からの前記手続取得要求を
受け取ると、前記手続取得要求に応じた関連手続きを前
記情報処理装置に対して転送する手続き管理装置と、を
有することを特徴とする情報処理システムが提供され
る。
【0014】この情報処理システムによれば、情報処理
装置が情報を取得した場合に、その情報のタイプを処置
するための関連手続きが手続き保持手段内に格納されて
いなければ、手続き要求手段より関連手続きの手続取得
要求が出力される。その手続取得要求を受け取った手続
き管理装置は、前記手続取得要求に応じた関連手続きを
前記情報処理装置に対して転送する。転送された関連手
続きを用いて、情報処理実行手段が処理対象情報の処理
を実行する。
【0015】これにより、受けとった情報のタイプに対
応する手続きを情報処理装置が保持しない場合でも、利
用者が新たな手続きをインストールする負担がなくな
る。また、手続きをバージョン情報と共に保持してお
り、手続取得要求に応じて転送された手続きを随時格納
する手続き保持手段と、取り扱う情報のタイプに対応す
る手続きのバージョン取得要求を出力し、前記バージョ
ン取得要求に応じて転送されたバージョン情報と前記手
続き保持手段内の手続きのバージョン情報とを比較し、
前記手続き保持手段内の手続きの方がバージョンが古い
場合には、新しい手続きの手続取得要求を出力するバー
ジョン判別手段と、を有する情報処理装置と、手続きを
バージョン情報と共に保持しており、前記情報処理装置
から前記バージョン取得要求が出力されると、前記バー
ジョン取得要求に応じた手続きのバージョン情報を前記
情報処理装置に対して転送し、前記情報処理装置から前
記手続取得要求が出力されると、前記手続取得要求に応
じた手続きを前記情報処理装置に対して転送する手続き
管理装置と、を有することを特徴とする情報処理システ
ムが提供される。
【0016】この情報処理システムによれば、バージョ
ン判別手段がバージョン取得要求を出力すると、手続き
管理装置からバージョン取得要求に応じた手続きのバー
ジョン情報が返される。バージョン判別手段は、手続き
管理装置からのバージョン情報と手続き保持手段内の手
続きのバージョンとを比較し、前記手続き保持手段内の
手続きの方がバージョンが古い場合には新しいバージョ
ンの手続きの手続取得要求を出力する。すると、手続き
管理装置から手続取得要求に応じた手続きが返される。
【0017】これにより、情報処理装置が古いバージョ
ンの手続きを保持する場合でも、新しいバージョンの手
続きを自動的に取得することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の原理構成図であ
る。情報管理装置1は、複数の情報1aを有している。
この情報1aには、様々なタイプのものがある。情報処
理装置2は、手続き保持手段2a、手続き要求手段2
b、及び情報処理実行手段2cを有している。手続き保
持手段2aは、情報を処理するための手続き2aaを、
その手続きが処理できる情報のタイプに対応付けて格納
している。手続き要求手段2bは、情報管理装置1から
情報1aaを受け取ると、その情報1aaのタイプを判
別する。そして、情報1aaを処置するための手続きが
手続き保持手段2a内にあるか否かを判断する。所望の
手続きが手続き保持手段2a内になければ、情報1aa
のタイプを指定して、手続取得要求を出力する。
【0019】手続き管理装置3は、多数の手続き3a
を、その手続きが処理できる情報のタイプ別に管理して
いる。そして、情報処理装置2から出力された手続取得
要求を受け取ると、その手続取得要求が示すタイプに応
じた手続きを、情報処理装置2へ転送する。
【0020】情報処理装置2内の情報処理実行手段2c
は、情報1aaを処理するための手続きが手続き管理手
段2a内にある場合には、手続き管理手段2aから必要
な手続きを取得し、情報1aaを処理する。逆に、情報
1aaを処理するための手続きが手続き管理手段2a内
にない場合には、手続き管理装置3から送られた手続き
を用いて、情報1aaを処理する。また、手続き保持手
段2aは、手続き管理装置3から送られた手続き3aa
を格納する。
【0021】これにより、情報処理装置2が、情報1a
aの処理に必要な手続きを有していない場合でも、情報
1aaに対応した手続きを手続き管理装置3から取得
し、情報1aaの処理を行うことができる。
【0022】図1に示した情報管理装置1、情報処理装
置2、及び手続き管理装置3は、ネットワークを介して
接続された個別のコンピュータであってもよいし、いず
れか二つの装置、あるいは全ての装置が同一のホストコ
ンピュータ上で動作するように構成されていてもよい。
以下に、各装置がネットワークを介して接続された場合
を例にとり、本発明の実施の形態を説明する。
【0023】図2は第1の実施の形態の概略構成を示す
ブロック図である。データを提供するデータ管理装置1
0、クライアント20、及び手続きを提供する手続き管
理装置30がネットワーク4に接続されている。そし
て、各装置は、ネットワーク4を介した通信によりデー
タ、あるいは手続きの授受を行う。ここで取り扱われる
データとしては、例えばハイパーテキストで構成された
データである。この場合、クライアント20はハイパー
テキストを閲覧する機能を有しており、ハイパーテキス
トのタイプに応じた手続きによって閲覧処理を行う。
【0024】データ管理装置10内には、データ保持部
11とデータ提供部12とが設けられている。データ保
持部11は、複数のデータ11aを識別子により管理し
ている。データ提供部12は、ネットワーク4を介して
受け取ったデータ取得要求に応じたデータをデータ保持
部11から取り出し、そのデータをクライアント20に
対して転送する。
【0025】クライアント20は、手続き保持部21、
データ要求部22、手続き要求部23、及びデータ処理
実行部24を有している。手続き保持部21は、複数の
手続きを、その手続きが処理できるデータのタイプとの
対応関係を示す手続き管理表21aにより管理してい
る。データ要求部22は、ユーザのデータアクセスの操
作(例えば、データ管理装置10内の所定のデータを示
すURLの強調表示部をマウスでクリックする)によ
り、データ要求を出力する。そのデータ要求には、求め
るデータの識別子が含まれる。手続き要求部23は、受
け取ったデータのタイプを判別する。次いで、取得した
データのタイプに対応する手続きの有無を、手続き管理
表21aにより判断する。そして、必要な手続きの有無
をデータ処理実行部24に伝えるとともに、必要な手続
きが無い場合には、手続取得要求を出力する。この手続
取得要求には、クライアント20が処理しようとするデ
ータのタイプが示されている。データ処理実行部24
は、手続き保持部21内の手続き、あるいは手続き管理
装置30から送られてきた手続きにより、データを処理
する。
【0026】手続き管理装置30は、手続き保持部31
と手続き提供部32とが設けられている。手続き保持部
31は、複数の手続きを、その手続きが処理できるデー
タのタイプとの対応関係を示す手続き管理表31aによ
り管理している。手続き提供部32は、手続取得要求に
対応する手続きを手続き保持部31から取り出し、クラ
イアント20に対して転送する。
【0027】図3はクライアント20が保持する手続き
管理表21aの内容を示す図である。この図に示すよう
に、手続き管理表21aには、データのタイプ(「TA
1」、「TA2」、「TA3」、「TA4」)と、その
タイプを処理する手続き(「TE1」、「TE2」、
「TE3」、「TE4」)との対応関係が示されてい
る。手続き管理装置30内の手続き管理表31aも同様
の構成である。
【0028】以上のような構成において、クライアント
20と手続き管理装置30とが行う処理をフローチャー
トを用いて説明する。図4はクライアントの処理手順を
示すフローチャートである。この処理は、クライアント
20のユーザが、入力装置を用いてデータ管理装置10
内のデータへのアクセス指令を入力した際に開始され
る。 〔S101〕データ要求部22は、データ管理装置10
に対して、必要なデータの識別子を指定してデータ取得
要求を出力する。
【0029】データ取得要求を受け取ったデータ管理装
置10内のデータ提供部12は、識別子に対応するデー
タをデータ保持部11から取り出し、そのデータをクラ
イアント20に返す。この処理は、一般的なサーバが行
う処理と同じである。 〔S102〕手続き要求部23は、データ管理装置10
から送られてきたデータを受信する。 〔S103〕手続き要求部23は、受け取ったデータの
タイプを調べる。例えば、受けとったデータがHTML
(Hyper Text Markup Language) であれば、HTMLデ
ータのMIME(Multipurpose Internet Mail Extensio
ns) ヘッダーを調べることにより、そのHTMLデータ
のタイプを決定することができる。
【0030】なお、本実施の形態では、データ管理装置
10から取得したデータの中にデータのタイプを示す情
報が含まれる場合について述べているが、データとデー
タのタイプを別々に送るようにしてもよい。また、一つ
のデータが一つのタイプを持つ場合について記述する
が、一つのデータが複数のタイプのデータから構成さ
れ、それぞれのタイプに対応した手続きによって処理さ
れるようにしてもよい。但し、一つのデータが複数のタ
イプから構成されている場合には、各タイプに応じた手
続きが必要である。 〔S104〕手続き要求部23は、手続き管理表21a
を参照することにより、受信したデータのタイプに対応
する手続きを手続き保持部21が保持するか否かを調べ
る。手続き保持部21が必要な手続きを保持していない
場合にはステップS105に進み、手続き保持部21が
必要な手続きを保持している場合にはステップS110
に進む。 〔S105〕手続き保持部21がデータのタイプに対応
する手続きを保持していない場合、データのタイプを指
定して、そのタイプに対応する手続取得要求を出力す
る。 〔S106〕データ処理実行部24は、手続取得要求に
対する手続き管理装置30からの答を受け取る。 〔S107〕データ処理実行部24は、手続き管理装置
30より受けとった答が手続きであるか、手続きを保持
していないことを示す情報であるかを判断する。受け取
ったのが手続きを保持していないことを示す情報であれ
ばステップS108に進み、受け取ったのが手続きであ
ればステップS109に進む。 〔S108〕データ処理実行部24は、要求に対する答
が手続きを保持していないことを示す情報であれば、表
示装置の画面に、取得したデータが処理できない旨の表
示を行い、処理を終了する。 〔S109〕要求に対する答が手続きであれば、手続き
保持部21は、その手続きを手続き管理表21aに格納
する。 〔S110〕データ処理実行部24は、データのタイプ
に対応する手続きにより、データを処理する。このと
き、手続き保持部21がデータのタイプに対応する手続
きを保持している場合、手続き保持部21内に保持され
ている手続きによりデータを処理する。一方、手続き保
持部21がデータのタイプに対応する手続きを保持して
いない場合には、手続き管理装置30から送られた手続
きによりデータを処理する。
【0031】図5は手続き管理装置30の処理手順を表
すフローチャートである。 〔S201〕手続き提供部32は、クライアント20か
らの、データのタイプを指定した手続取得要求を受けと
る。 〔S202〕手続き提供部32は、受けとったタイプに
対応する手続きを手続き保持部31が保持するかどうか
を、手続き管理表31aで調べる。要求された手続きを
保持していなければステップS203に進み、保持して
いればステップS204に進む。 〔S203〕手続き提供部32は、受けとったタイプに
対応する手続きを手続き保持部31が保持していない場
合には、保持していないことを示す情報をクライアント
20に返す。 〔S204〕手続き提供部32は、受けとったタイプに
対応する手続きを手続き保持部31が保持していれば、
その手続きを手続き保持部31から抽出し、クライアン
ト20に対して転送する。
【0032】このようにして、クライアント20がデー
タ管理装置10から取得したデータを処理するための手
続きを持っていない場合には、手続き管理装置30から
必要な手続きを取得し、その手続きによりデータを処理
することができる。この際、手続きを取得するためにユ
ーザが何らかの操作を行う必要はない。しかも、手続き
管理装置30から取得した手続きは、クライアント内に
保持されるため、以後同じタイプのデータは、クライア
ントが保持してる手続きにより処理することができる。
【0033】なお、本実施の形態では、クライアント2
0が手続き管理装置30に対してタイプのみを指定して
手続取得要求を出力する例を説明しているが、データの
タイプ以外にも手続きを特定するための情報を付加して
もよい。例えば、タイプと共にクライアント20のマシ
ンタイプを表す情報(オペレーティング・システム等の
動作環境に関する情報も含む)を手続き管理装置30に
送るようにしてもよい。この場合、手続取得要求を受け
取った手続き管理装置30は、指定されたデータタイプ
を処理できる手続きの中からクライアント20のマシン
タイプに適合した手続きを選択して、クライアント20
に返す。このようにすれば、マシンタイプによって異な
る手続きが必要な場合であっても、クライアントは、デ
ータの処理に必要な手続きを確実に取得することができ
る。
【0034】また、本実施の形態では、クライアント2
0が受け取ったデータを処理するための手続きを保持し
ていない場合に、手続き管理装置30に対して手続きを
要求する例について述べたが、クライアント20が起動
した時に、全てのタイプに対応する手続きを手続き管理
装置30に要求するようにしてもよい。これにより、手
続き管理装置30内に手続きが追加されれば、クライア
ント20の起動時に、クライアント20内にもその手続
きが追加される。
【0035】ところで、上記の第1の実施の形態は、手
続きのバージョンに関しては何ら考慮していないが、デ
ータの処理を行うためには、なるべく最新のバージョン
の手続きを使いたい場合がある。そこで、古いバージョ
ンの手続きをクライアントが保持する場合であっても、
手続き管理装置から最新の手続きを取得できようにした
情報処理システムの例を、第2の実施の形態として以下
に説明する。
【0036】図6は本発明の第2の実施の形態の概略構
成を示すブロック図である。なお、第2の実施の形態に
おける、データ管理装置とネットワークとは、第1の実
施の形態と同じものであるため、同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0037】クライアント40は、手続き保持部41、
データ要求部42、手続き要求部43、データ処理実行
部44、及びバージョン判別部45を有している。手続
き保持部41は、手続き管理表41aにより複数の手続
きを管理している。手続き管理表41aは、データのタ
イプと手続きの内容とに加え、バージョン情報が登録さ
れている。バージョン判別部45は、取得したデータに
対応した手続きが手続き保持部41に保持されていた場
合に、手続き管理装置50に対して、取得したデータを
処置するための手続きのバージョンを問い合わせる。こ
れは、データのタイプを指定したバージョン取得要求を
出力することにより行う。そして、手続き管理装置50
からの答を受け取ると、手続き保持部41内のバージョ
ンが最新のものであるか否かを調べる。バージョンの判
別の結果、手続き保持部41内の手続きが古いバージョ
ンのものであることが判明したら、新しいバージョンの
手続きの手続取得要求を出力する。
【0038】手続き管理装置50は、手続き保持部51
と手続き提供部52とを有している。手続き保持部51
は、手続き管理表51aを有している。手続き管理表5
1aは、データのタイプと手続きの内容とに加え、バー
ジョン情報が登録されている。手続き提供部52は、手
続取得要求を受け取ると、その要求が示すタイプに対応
した手続きを返す。また、バージョン取得要求を受け取
ると、その要求が示すタイプの応じた手続きのバージョ
ン情報を返す。
【0039】図7は第2の実施の形態におけるクライア
ント内の手続き保持部が管理する手続き管理表41aを
示す図である。図3に示した手続き管理表との違いは各
手続きについてバージョン(「VE1」、「VE2」、
「VE3」、「VE4」)を格納する項目が増えた点で
ある。手続き管理装置50が保持する手続き管理表51
aも、クライアントの保持する手続き管理表と同様の構
成のものである。
【0040】図8は第2の実施の形態におけるクライア
ントの処理手順を示すフローチャートの前半である。こ
のフローチャートの各ステップS111〜S120は、
図4に示すステップS101〜S110と同じ処理であ
る。但し、ステップS114においてデータのタイプに
対応する手続きを保持すると判断した場合には、第1の
実施の形態とは異なる処理を行うため図9のステップS
121に進む。
【0041】図9は第2の実施の形態におけるクライア
ントの処理手順を示すフローチャートの後半である。 〔S121〕バージョン判別部45は、手続き管理装置
50に対して、取得したデータのタイプに応じた手続き
のバージョン取得要求を送る。このバージョン取得要求
は、クライアン40がデータ管理装置10から取得した
データのタイプを含んでいる。 〔S122〕バージョン判別部45は、手続き管理装置
50からの答を受け取る。 〔S123〕バージョン判別部45は、手続き管理装置
50から受けとった答が、手続きのバージョンを表す情
報であるかどうかを調べる。手続きのバージョンを表す
情報であればステップS124に進み、手続きのバージ
ョンを表す情報でなければステップS126に進む。 〔S124〕バージョン判別部45が受けとった答が、
手続きのバージョンを表す情報であれば、バージョン判
別部45は、手続き保持部41が保持する手続きのバー
ジョンを調べる。 〔S125〕バージョン判別部45は、手続き保持部4
1が保持する手続きのバージョンと、手続き管理装置5
0から受けとったバージョンとを比較する。手続き保持
部41が保持する手続きのバージョンが古くなければス
テップS126に進み、手続き保持部41が保持する手
続きのバージョンの方が古ければステップS127に進
む。即ち、手続き保持部41が保持する手続きのバージ
ョンの方が新しいか、若しくは双方が同じバージョンの
場合には、ステップS126に進むことになる。 〔S126〕バージョン判別部45が受けとった答が、
手続きのバージョンを表す情報でないか、あるいは、保
持している手続きのバージョンが古くないと判明した場
合には、データ処理実行部44は、手続き保持部41の
保持する手続きを使用してデータを処理する。 〔S127〕バージョン判別部45は、取得したデータ
のタイプを指定して、新しいバージョンの手続きの手続
取得要求を出力する。 〔S128〕データ処理実行部44は、ステップS12
7で出力した手続取得要求に応じて手続き管理装置50
から送られてきた手続きを受け取る。 〔S129〕手続き保持部41は、送られてきた手続き
を格納する。 〔S130〕データ処理実行部44は、手続き管理装置
50から受け取った手続きを使用して、データを処理す
る。
【0042】このようにして、クライアントは、取得し
たデータを常に最新の手続きを使用して処理することが
できる。なお、この第2の実施の形態は、クライアント
40から手続き管理装置50へ、処理しようとするデー
タのタイプを指定してバージョン取得要求を出力するよ
うにしているが、クライアント40のマシンタイプを表
す情報をバージョン取得要求に付加してもよい。この場
合、手続き管理装置50は、指定されたタイプに対応す
る手続きの中からクライアントのマシンタイプに適応す
るものを選択し、その手続きのバージョンを返す。この
ようにすれば、マシンタイプごとに異なる手続きが必要
な場合であっても、クライアント40のマシンタイプに
適応した手続きの最新のバージョンを取得することがで
きる。
【0043】また、クライアント40が、データ管理装
置10からデータを受けとった時に、データのタイプに
対応する手続きのバージョンを手続き管理装置50に対
して要求する例について述べたが、クライアント40が
起動した時に、全てのタイプに対応する手続きのバージ
ョンを手続き管理装置50に要求するようにしてもよ
い。
【0044】上記の第2の実施例は、クライアントの保
持する手続きのバージョンと、手続き管理装置50の保
持する手続きのバージョンとを、クライアント側で比較
しているが、このバージョンの比較を手続き管理装置側
で行うこともできる。そこで、手続き管理装置内におい
て、クライアントが保持する手続きのバージョンと手続
き管理装置自身が保持する手続きのバージョンとを比較
し、手続き管理装置が保持する手続きのバージョンの方
が新しければ、その手続きをクライアントに返すような
例を、第3の実施の形態として説明する。
【0045】図10は、本発明の第3の実施の形態の概
略構成を示すブロック図である。なお、第3の実施の形
態における、データ管理装置とネットワークとは、第1
の実施の形態と同じものであるため、同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0046】クライアント60は、手続き保持部61、
データ要求部62、手続き要求部63、及びデータ処理
実行部64を有している。手続き保持部61は、複数の
手続きと手続き管理表61aとを有している。
【0047】手続き管理装置70は、手続き保持部7
1、手続き提供部72、及びバージョン判別部73を有
している。手続き保持部71は、複数の手続きと手続き
管理表71aとを有している。バージョン判別部73
は、クライアント60からバージョン情報を含んだ手続
取得要求が送られてくると、そのバージョンと手続き保
持部71内の手続きのバージョンとを比較する。手続き
提供部72は、クライアント60が必要な手続きを有し
ていない場合、及びクライアントから送られたバージョ
ン情報よりも新しいバージョンの手続きを手続き保持部
71が有している場合に、クライアント60の取得した
データを処理するための手続きを出力する。
【0048】以下に、第3の実施の形態におけるクライ
アント60と手続き管理装置70の処理手順を説明す
る。但し、クライアント60が、取得したデータのタイ
プに対応する手続きを保持しない場合の処理は、第2の
実施の形態に示した処理と同じである。従って、ここで
は、図8に示すステップS114でデータのタイプに対
応する手続きを保持すると判断された場合の処理につい
て説明する。
【0049】図11は、第3の実施の形態におけるクラ
イアントの処理手順を示すフローチャートである。この
処理は、手続き要求部63によって、取得したデータの
タイプに対応する手続きを保持していないと判断された
場合に開始される。 〔S131〕手続き要求部63は、手続き管理装置70
に対して、取得したデータのタイプとそのタイプを処理
できる手続きのバージョン情報とを含む手続取得要求を
送る。 〔S132〕データ処理実行部64は、手続き管理装置
70からの答を受信する。 〔S133〕データ処理実行部64は、手続き管理装置
70から受けとった答が、手続きであるか否かを判断す
る。受け取った答が手続きでなければステップS134
に進み、受け取った答が手続きであればステップS13
5に進む。 〔S134〕受け取った答が手続きでない場合には、デ
ータ処理実行部64は、手続き保持部61から必要な手
続きを受け取り、その手続きを使用してデータを処理す
る。 〔S135〕手続き管理装置70から受けとった答が手
続きであれば、手続き保持部61は、受信した手続きを
手続き管理表61aに格納する。 〔S136〕データ処理実行部64は、受信した手続き
を使用してデータを処理する。
【0050】図12は、第3の実施の形態における手続
き管理装置の処理手順を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは、データのタイプとバージョ
ン情報とを含む手続取得要求を手続き管理装置70が受
け取った際の処理手順を示している。 〔S211〕バージョン判別部73は、クライアント6
0からデータのタイプとバージョン情報とを含む手続取
得要求を受けとる。 〔S212〕バージョン判別部73は、受けとったタイ
プに対応する手続きが、手続き保持部71内に保持され
ているか否かを手続き管理表71aで調べる。手続きを
保持していなければステップS213に進み、保持して
いればステップS214に進む。 〔S213〕バージョン判別部73は、受けとったタイ
プに対応する手続きを手続き保持部71が保持していな
い場合には、手続きを保持していない旨をクライアント
60に返す。 〔S214〕バージョン判別部73は、受けとったタイ
プに対応する手続きを手続き保持部71が保持している
場合には、その手続きのバージョンを手続き管理表71
aで調べる。 〔S215〕バージョン判別部73は、手続き保持部7
1が保持する手続きのバージョンとクライアントから受
けとったバージョンとを比較する。手続き保持部71が
保持する手続きのバージョンが新しければステップS2
16に進み、手続き保持部71が保持する手続きのバー
ジョンが新しくなければステップS217に進む。 〔S216〕手続き保持部71が保持する手続きのバー
ジョンが新しい場合には、その手続きを手続き保持部7
1から取り出し、クライアント60に返す。 〔S217〕手続き保持部71が保持する手続きのバー
ジョンが新しくない場合には、手続き管理装置70が保
持する手続きのバージョンが新しくないことを示す情報
をクライアント60に返す。
【0051】このようにして、手続きのバージョンを手
続き管理装置70側で比較することができる。これによ
り、クライアント60で行うべき処理を簡略化すること
ができる。
【0052】なお、本実施の形態では、クライアント6
0が手続き管理装置70に対してタイプに対応する手続
きのバージョンを送る例を説明したが、手続きのバージ
ョンと共にクライアント60のマシンタイプを表す情報
を手続き管理装置70に送ってもよい。この場合、手続
き管理装置70は、マシンタイプを表す情報に基づい
て、タイプに対応する手続きを選択し、バージョンを比
較する。そして、手続き管理装置70の保持する手続き
の方が新しければ、その手続きを返す。
【0053】また、本実施の形態では、クライアント6
0が、データ管理装置10からデータを受けとった時
に、データのタイプに対応する手続きのバージョンを手
続き管理装置70に対して送る場合について説明した
が、クライアント60が起動した時に、自己が保持する
手続きの全てのバージョンを手続き管理装置70に送る
ようにしてもよい。この場合、手続き管理装置70は、
送られてきた全てのバージョンと自分が保持する手続き
のバージョンを比較し、新しいバージョンのものだけを
クライアント60に送る。これにより、クライアント6
0は、起動する度に、自己の保持する手続きを最新のバ
ージョンに更新することができる。
【0054】なお、上記の全ての実施の形態において、
クライアントと手続き管理装置とに保持される手続き
は、同一の手続きに対して同一の識別子を付与して管理
すれば、バージョン等の比較の際に、比較対象の特定が
容易となる。
【0055】また、クライアントや手続き管理装置で保
持する手続きとしては、例えば、クライアントから起動
されるアプリケーションプログラムや、クライアントが
有するプログラムの機能を拡張するためにプログラム等
がある。機能拡張用のプログラムとしては、基本となる
プログラムから直接起動することができるプログラム
と、プラグ・インのように、基本となるプログラム(例
えばWWWのブラウザー)を起動する際に、そのプログ
ラムと同時に読み込まれることにより使用可能となるも
のがある。
【0056】そこで、プラグ・インのように基本となる
プログラムの再起動が必要な手続きを受け取った場合に
は、クライアント内のデータ処理実行部が、基本となる
プログラムを再起動させるようにしてもよい。但し、基
本となるプログラムが別の処理の途中の場合もあるた
め、ユーザに確認のメッセージを出力し、ユーザが再起
動を許可した場合にのみ再起動を行うようにする。
【0057】なお、上記の実施の形態では、クライアン
ト20,40,60を一つのクライアントコンピュータ
として説明したが、ホストコンピュータ上で動作するク
ライアントソフトであってもよい。例えばブラウザーの
ようなプログラムが、上記の実施の形態のクライアント
20,40,60の各機能を有している場合もある。こ
の場合、上記の各実施の形態の説明中で述べている「ク
ライアントの起動」という処理は、そのプログラムを起
動する処理に相当する。また、前述の「データ処理実行
部が基本となるプログラムを再起動させる」という処理
は、自分自身の再起動を行う処理である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、情報処
理装置が情報を取得した場合に、その情報のタイプを処
置するための関連手続きを保持していなければ、手続取
得要求を出力し、手続き管理装置が、前記手続取得要求
に応じた関連手続きを前記情報処理装置に対して転送す
るようにしたため、受けとった情報のタイプに対応する
手続きを情報処理装置が保持しない場合でも、利用者が
新たな手続きをインストールする負担がなくなる。
【0059】また、バージョン判別手段がバージョン取
得要求を出力すると、手続き管理装置がバージョン取得
要求に応じた手続きのバージョン情報を返し、バージョ
ン判別手段は、手続き管理装置からのバージョン情報と
手続き保持手段内の手続きのバージョンとを比較し、前
記手続き保持手段内の手続きの方がバージョンが古い場
合には手続取得要求を出力するようにしたため、情報処
理装置が古いバージョンの手続きを保持する場合でも、
新しいバージョンの手続きを自動的にダウンロードする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】クライアントが保持する手続き管理表の内容を
示す図である。
【図4】クライアントの処理手順を示すフローチャート
である。
【図5】手続き管理装置の処理手順を表すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図7】第2の実施の形態におけるクライアント内の手
続き保持部が管理する手続き管理表を示す図である。
【図8】第2の実施の形態におけるクライアントの処理
手順を示すフローチャートの前半である。
【図9】第2の実施の形態におけるクライアントの処理
手順を示すフローチャートの後半である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
ブロック図である。
【図11】第3の実施の形態におけるクライアントの処
理手順を示すフローチャートである。
【図12】第3の実施の形態における手続き管理装置の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報管理装置 1a 情報 2 情報処理装置 2a 手続き保持手段 2aa 手続き 2b 手続き要求手段 2c 情報処理実行手段 3 手続き管理装置 3a 手続き

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報のタイプに対応する手続きで各種情
    報を処理する情報処理システムにおいて、 手続きを保持する手続き保持手段と、処理を行うべき処
    理対象情報のタイプに対応する関連手続きが前記手続き
    保持手段内にあるか否かを判断し、関連手続きがない場
    合には関連手続きの手続取得要求を出力する手続き要求
    手段と、前記手続き要求手段により関連手続きがあると
    判断された場合には、前記手続き保持手段内の関連手続
    きを用いて前記処理対象情報を処理し、関連手続きがな
    いと判断された場合には、前記手続取得要求に応じて転
    送された関連手続きを用いて前記処理対象情報を処理す
    る情報処理実行手段と、を有する情報処理装置と、 手続きを保持しており、前記情報処理装置からの前記手
    続取得要求を受け取ると、前記手続取得要求に応じた関
    連手続きを前記情報処理装置に対して転送する手続き管
    理装置と、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記手続き保持手段は、他の装置から転
    送された手続きを随時格納することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記手続き管理装置は、前記情報処理装
    置に対してネットワークを介して接続されていることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記手続き要求手段は、前記処理対象情
    報のタイプを示す情報を前記手続取得要求に含めて出力
    し、前記手続き管理装置は、前記手続取得要求に含まれ
    るタイプを示す情報から、転送すべき関連手続きを特定
    することを特徴とする請求項1記載の情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記手続き要求手段は、内部の情報処理
    環境を示す情報を前記手続取得要求に含めて出力し、前
    記手続き管理装置は、前記情報処理環境に適応した手続
    きを、転送すべき関連手続きとすることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、ネットワークを介
    して接続された情報管理装置内に格納された情報を指定
    した情報取得要求を出力するデータ要求手段をさらに有
    し、前記手続き要求手段は、前記情報取得要求に応じて
    前記情報管理装置から転送された情報を、前記処理対象
    情報として取り扱うことを特徴とする請求項1記載の情
    報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記手続き要求手段は、ハイパーテキス
    ト形式で構成された情報を前記処理対象情報とすること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理実行手段は、関連手続きを
    直接起動することにより、前記処理対象情報の処理を行
    うことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記情報処理実行手段は、前記手続取得
    要求に応じて転送された関連手続きを用いて前記処理対
    象情報を処理する際には、自己のプログラムを再起動す
    ることにより関連手続きを使用可能にすることを特徴と
    する請求項1記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 情報のタイプに対応する手続きで各種
    情報を処理する情報処理システムにおいて、 手続きをバージョン情報と共に保持しており、他の装置
    から転送された手続きを随時格納する手続き保持手段
    と、取り扱う情報のタイプに対応する手続きのバージョ
    ン取得要求を出力し、前記バージョン取得要求に応じて
    転送されたバージョン情報と前記手続き保持手段内の手
    続きのバージョン情報とを比較し、前記手続き保持手段
    内の手続きの方がバージョンが古い場合には、新しいバ
    ージョンの手続きの手続取得要求を出力するバージョン
    判別手段と、を有する情報処理装置と、 手続きをバージョン情報と共に保持しており、前記情報
    処理装置から前記バージョン取得要求が出力されると、
    前記バージョン取得要求に応じた手続きのバージョン情
    報を前記情報処理装置に対して転送し、前記情報処理装
    置から前記手続取得要求が出力されると、前記手続取得
    要求に応じた手続きを前記情報処理装置に対して転送す
    る手続き管理装置と、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  11. 【請求項11】 処理を行うべき処理対象情報のタイプ
    に対応する関連手続きが前記手続き保持手段内にあるか
    否かを判断し、関連手続きがない場合には関連手続きの
    手続取得要求を出力する手続き要求手段をさらに有し、 前記バージョン判別手段は、前記手続き要求手段により
    関連手続きがあると判断された場合に、前記処理対象情
    報のタイプに対応する関連手続きのバージョン取得要求
    を出力する、 ことを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記手続き要求手段若しくは前記バー
    ジョン判別手段から手続取得要求が出力された場合に
    は、手続取得要求に応じて転送された関連手続きを用い
    て前記処理対象情報を処理し、手続取得要求が出力され
    なかった場合には、前記手続き保持手段内の関連手続き
    を用いて前記処理対象情報を処理する情報処理実行手段
    をさらに有することを特徴とする請求項11記載の情報
    処理システム。
  13. 【請求項13】 前記バージョン判別手段は、自己のプ
    ログラムが起動された際に、前記手続き保持装置内に保
    持されている全ての手続きに関するバージョン取得要求
    を出力する、 ことを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 前記バージョン判別手段は、内部の情
    報処理環境を示す情報を前記バージョン取得要求内に含
    めて出力し、前記手続き管理装置は、前記情報処理環境
    に適応した手続きのバージョン情報を前記情報処理装置
    に対して転送することを特徴とする請求項10記載の情
    報処理システム。
  15. 【請求項15】 情報のタイプに対応する手続きで各種
    情報を処理する情報処理システムにおいて、 手続きをバージョン情報と共に保持しており、他の装置
    から転送された手続きを随時格納する手続き保持手段
    と、前記手続き保持手段内の手続きのバージョン情報を
    含めた手続取得要求を出力する手続き要求手段、を有す
    る情報処理装置と、 手続きをバージョン情報と共に保持しており、前記情報
    処理装置から手続取得要求が出力されると、前記手続取
    得要求内のバージョン情報と内部で保持している手続き
    のバージョンとを比較し、内部で保持している関連情報
    のバージョンの方が新しければ、前記手続取得要求に応
    じた手続きを前記情報処理装置に対して転送する手続き
    管理装置と、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記手続き要求手段は、処理を行うべ
    き処理対象情報のタイプに対応する関連手続きが前記手
    続き保持手段内にあるか否かを判断し、関連手続きがな
    い場合には関連手続きのバージョン情報を含めた手続取
    得要求を出力することを特徴とする請求項15記載の情
    報処理システム。
  17. 【請求項17】 前記手続取得要求に応じて手続きが転
    送された場合には、転送された手続きを用いて前記処理
    対象情報を処理し、手続きが転送されてこなかった場合
    には、前記手続き保持手段内の手続きを用いて前記処理
    対象情報を処理する情報処理実行手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項16記載の情報処理システム。
  18. 【請求項18】 前記手続き要求手段は、自己のプログ
    ラムが起動された際に、前記手続き保持装置内に保持さ
    れている全ての手続きのバージョン情報を含めた手続取
    得要求を出力する、 ことを特徴とする請求項15記載の情報処理システム。
  19. 【請求項19】 前記手続き要求手段は、内部の情報処
    理環境を示す情報を前記手続取得要求に含めて出力し、
    前記手続き管理装置は、前記情報処理環境に適応した手
    続きのバージョンと前記手続取得要求に含まれるバージ
    ョン情報との比較を行うことを特徴とする請求項15記
    載の情報処理システム。
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