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JPH1049261A - 情報処理装置およびその周辺装置、情報処理システム、周辺装置の電源制御方法、媒体 - Google Patents

情報処理装置およびその周辺装置、情報処理システム、周辺装置の電源制御方法、媒体

Info

Publication number
JPH1049261A
JPH1049261A JP8204655A JP20465596A JPH1049261A JP H1049261 A JPH1049261 A JP H1049261A JP 8204655 A JP8204655 A JP 8204655A JP 20465596 A JP20465596 A JP 20465596A JP H1049261 A JPH1049261 A JP H1049261A
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JP
Japan
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mode
peripheral device
information processing
execution mode
control
Prior art date
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Granted
Application number
JP8204655A
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English (en)
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JP3679513B2 (ja
Inventor
Satoshi Asada
聡 浅田
Hitoshi Watanabe
等 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20465596A priority Critical patent/JP3679513B2/ja
Publication of JPH1049261A publication Critical patent/JPH1049261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3679513B2 publication Critical patent/JP3679513B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Power Sources (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置とその周辺装置との間のデータ
通信過程において、ユーザに多大な負担をかけることな
くデータ通信を確実に行いつつ周辺装置の消費電力を少
なく抑えることができるようにする。 【解決手段】 コンピュータ1kから送られてくるデー
タを解析し、デジタルカメラ1lの動作モードを切り替
えるサブCPU1dと、上記サブCPU1dにより設定
された動作モードに応じて供給する電力を制御する電源
コントローラ1gとを設け、コンピュータ1kから送ら
れてくる命令を全て実行する通常の実行モードと、上記
命令は実行せずに動作モードの制御のみを行う非実行モ
ードとを適宜変更し、それに合わせてデジタルカメラ1
lに供給する電力を制御するようにすることにより、デ
ジタルカメラ1lの動作が必要でないときは非実行モー
ドを設定して消費電力を節約できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
その周辺装置、情報処理システム、周辺装置の電源制御
方法、媒体に関し、特に、情報処理装置とその周辺装置
(特に撮像装置)において、有線もしくは無線のデータ
伝送路を用いてデータの送受信を行う場合に、情報処理
装置からの制御により周辺装置を動作させることが可能
になされたシステムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置と情報処理装置との間を
RS−232Cのようなデータ伝送路で結び、両装置間
で映像データの送受信を行ったり、情報処理装置から撮
像装置を制御したりする技術が提案されていた。この種
の技術では、情報処理装置が制御のためのパケット化さ
れたデータを撮像装置に転送し、撮像装置はデータを受
信、解析してそのデータの内容に応じた動作をする。そ
して、応答のためのパケットデータを情報処理装置に送
り返し、更に情報処理装置がその応答パケットを処理す
るという動作を繰り返し行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、撮像装置ではいかなるタイミングで
情報処理装置からパケットデータが送信されて来るかを
確定することが困難なため、情報処理装置からのデータ
の受信および、受信したデータの解析や受信したデータ
に対する応答ができる状態を常に保っていなければなら
なかった。すなわち、この状態は、情報処理装置からの
データの送信がしばらく行われないような場合でも保つ
必要があり、そのために撮像装置の電源を常にオンにし
ておかなければならなかった。
【0004】ところが、特に携帯性が求められる撮像装
置においては電源として電池を用いていることが多く、
そのような場合に上述の理由により電池の消費を早めて
しまうといった問題があった。これにより、外部電源を
持たない撮像装置では、バッテリーの持続時間などの制
限により、撮像装置を使用できる時間が短くなってしま
うという問題があった。
【0005】また、撮像装置を情報処理装置に接続して
情報処理装置から制御を行うときには、撮像装置側の電
源の制御は撮像装置のスイッチをユーザが操作すること
により行っていたが、バッテリーの節約のために撮像装
置の電源スイッチをこまめにオンオフすると、その都度
情報処理装置側でも接続手順をやり直す必要があり、ユ
ーザに多大な負担がかかってしまっていた。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、情報処理装置とその周辺装置、
特に撮像装置との間のデータ通信過程において、ユーザ
に多大な負担をかけることなくデータ通信を確実に行い
つつ周辺装置の消費電力を少なく抑えることができるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の周辺装置は、情報処理装置から送られてく
る命令に応じて動作可能な周辺装置において、上記周辺
装置は上記情報処理装置から送られてくる命令を全て実
行する通常の実行モードと、上記命令の一部又は全部を
実行せずに動作モードの制御のみを行う非実行モードと
を有し、上記実行モードと非実行モードとの何れかを、
与えられる制御信号に応じて設定するモード設定手段
と、上記モード設定手段により設定されたモードに応じ
て供給すべき電力を制御する電源制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の他の特徴とするところは、上記情
報処理装置から送られてくる命令の一部又は全部を実行
せずに動作モードの制御のみを行い、上記実行モード時
の状態をメモリに記憶しておいて上記実行モードへの遷
移時に上記メモリに記憶されている状態を復帰させる休
止モードを更に有し、上記モード設定手段は、上記実行
モードと非実行モードと休止モードとの何れかを、与え
られる制御信号に応じて設定することを特徴とする。
【0009】本発明のその他の特徴とするところは、上
記モード設定手段が、上記情報処理装置との通信状況に
応じて与えられる制御信号によって何れかの動作モード
を設定することを特徴とする。
【0010】本発明のその他の特徴とするところは、上
記モード設定手段が、上記周辺装置自らの動作状況に応
じて与えられる制御信号によって何れかの動作モードを
設定することを特徴とする。
【0011】本発明のその他の特徴とするところは、上
記モード設定手段が、上記情報処理装置から送られてく
る制御信号に応じて動作モードを設定することを特徴と
する。
【0012】本発明のその他の特徴とするところは、上
記モード設定手段が、上記周辺装置自らの動作状況を上
記情報処理装置に伝えた後上記情報処理装置からの指示
を待ち、上記情報処理装置から送られてくる制御信号に
応じて何れかの動作モードを設定することを特徴とす
る。
【0013】本発明のその他の特徴とするところは、上
記周辺装置は、撮像手段と、上記電源制御手段を駆動す
るための電力を供給する供給手段とを含むことを特徴と
する。上記供給手段は電池であっても良い。
【0014】また、本発明の情報処理装置は、所定の命
令を送信することによって周辺装置の動作を制御するこ
とが可能なように構成された情報処理装置において、上
記周辺装置の動作モードとして、受信した命令を全て実
行する通常の実行モードと、上記命令の一部又は全部を
実行せずに動作モードの制御のみを行う非実行モードと
の何れかに設定するための制御信号を送信するモード制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の他の特徴とするところは、上記モ
ード制御手段が、上記周辺装置に設定する動作モードと
して、上記実行モードおよび非実行モードに加えて、上
記命令の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御の
みを行い、上記実行モード時の状態をメモリに記憶して
おいて上記実行モードへの遷移時に上記メモリに記憶さ
れている状態を復帰させる休止モードを有することを特
徴とする。
【0016】また、本発明の情報処理システムは、情報
処理装置とその周辺装置とで構成され、上記情報処理装
置から所定の命令を送信することによって上記周辺装置
の動作を制御することが可能なように構成された情報処
理システムにおいて、上記周辺装置は、上記情報処理装
置から送られてくる命令を全て実行する通常の実行モー
ドと、上記命令の一部又は全部を実行せずに動作モード
の制御のみを行う非実行モードとを有し、上記実行モー
ドと非実行モードとの何れかを、与えられる制御信号に
応じて設定するモード設定手段と、上記モード設定手段
により設定されたモードに応じて供給すべき電力を制御
する電源制御手段とを備え、上記情報処理装置は、上記
周辺装置の動作モードを上記実行モードと非実行モード
との何れかに設定するための制御信号を送信するモード
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0017】本発明の他の特徴とするところは、上記周
辺装置は、上記情報処理装置から送られてくる命令の一
部又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行い、
上記実行モード時の状態をメモリに記憶しておいて上記
実行モードへの遷移時に上記メモリに記憶されている状
態を復帰させる休止モードを更に有し、上記モード設定
手段は、上記モード制御手段より与えられる制御信号に
応じて上記実行モードと非実行モードと休止モードとの
何れかに設定するように構成されていることを特徴とす
る。
【0018】本発明のその他の特徴とするところは、上
記モード制御手段が、上記情報処理装置と上記周辺装置
との通信状況に応じて何れかの動作モードに設定するた
めの制御信号を送信することを特徴とする。
【0019】本発明のその他の特徴とするところは、上
記周辺装置が自らの動作状況を上記情報処理装置に伝え
た後上記情報処理装置からの指示を待ち、上記情報処理
装置から送られてくる制御信号に応じて何れかの動作モ
ードを設定することを特徴とする。
【0020】本発明のその他の特徴とするところは、上
記周辺装置は、撮像手段と、上記電源制御手段を駆動す
るための電力を供給する供給手段とを含むことを特徴と
する。上記供給手段は電池であっても良い。
【0021】また、本発明の周辺装置の電源制御方法
は、情報処理装置から所定の命令を送信することによっ
て周辺装置の動作を制御することが可能なように構成さ
れた上記周辺装置の電源制御方法において、上記周辺装
置の動作モードとして、上記情報処理装置から送られて
くる命令を全て実行する通常の実行モードと上記命令の
一部又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行う
非実行モードとの何れかを、与えられる制御信号に応じ
て設定するステップと、上記設定されたモードに応じて
供給すべき電力を制御するステップとを有することを特
徴とする。
【0022】本発明の他の特徴とするところは、上記情
報処理装置から送られてくる命令の一部又は全部を実行
せずに動作モードの制御のみを行い、上記実行モード時
の状態をメモリに記憶しておいて上記実行モードへの遷
移時に上記メモリに記憶されている状態を復帰させる休
止モードを更に有することを特徴とする。
【0023】本発明のその他の特徴とするところは、上
記周辺装置は、撮像手段と、該周辺装置の電源制御手段
を駆動するための電力を供給する供給手段とを含むこと
を特徴とする。上記供給手段は電池であっても良い。
【0024】本発明の媒体は、請求項18〜21の何れ
か1項に記載の電源制御方法を構成するステップを上記
情報処理装置あるいは上記周辺装置から読み出し可能に
格納していることを特徴とする。
【0025】上記のように構成した本発明によれば、周
辺装置に与えられる制御信号に応じて該周辺装置の動作
モードが通常の実行モードと非実行モードとの何れかに
設定されるようになる。非実行モードに設定されたとき
は、動作モードの制御だけを行えば良いので実行モード
時に比べて消費電力が少なくて済み、電源より供給され
る電力が電源制御手段により少なく制御されるようにな
る。
【0026】また、周辺装置の動作モードとして休止モ
ードを更に有する場合において、上記周辺装置の動作モ
ードが休止モードに設定された場合には、休止モードを
抜けるときに、休止モードに入ったときにあらかじめメ
モリに記憶しておいた状態に単に復帰すれば良いので、
直前の動作モードへの復帰を速やかに行うことが可能と
なる。
【0027】また、上記のような周辺装置の動作モード
の設定を、情報処理装置から送られてくる制御信号に応
じて行うようにした場合には、周辺装置と情報処理装置
とで通信を行なう際に周辺装置での消費電力を情報処理
装置からの指示により抑制することが可能となり、周辺
装置の電源スイッチを一々オンにしたりオフにしたりし
なくても済むようになる。
【0028】また、上記のような動作モードの設定は、
例えば、情報処理装置と周辺装置との通信状況に応じて
行われる。または、周辺装置自らの動作状況に応じて行
われる。ここで、周辺装置の動作状況をそれが変化する
ごとに情報処理装置に伝えるように構成した場合、例え
ば通信が一定時間途切れたり、何らかの理由で通信を継
続することが困難になると、周辺装置がそれを検知して
情報処理装置に通信を中断することが伝えられ、消費電
力の少ないモード(非実行モードまたは休止モード)に
自動的に遷移する。その後、情報処理装置から通信要求
があったときや、通信を開始することが可能な状態にな
ったときは、通信可能な状態になったことが情報処理装
置に伝えられ、通信可能な実行モードに遷移する。これ
により、通信がないときには非実行モードまたは休止モ
ードが設定されて消費電力が抑制されるようになるとと
もに、情報処理装置も周辺装置の状態を把握しているの
で、情報処理装置から出力される制御信号によって周辺
装置の動作モードを制御する場合にも、周辺装置の状態
に応じた動作モードの変更を円滑に行うことが可能とな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)まず最初に、図1を用いて第1の実
施形態による情報処理装置および映像撮像装置の主要な
構成について説明する。なお、以下の説明では、情報処
理装置としてコンピュータ、映像撮像装置としてデジタ
ルカメラを例にとって説明する。
【0030】図1において、1kはコンピュータ側の構
成を示している。このコンピュータ1kの構成におい
て、11はメモリ、12はCPU、19はカメラを接続
するための通信インタフェースであり、これらは皆シス
テムバス1aで接続されている。また、表示装置14、
マウス等のポインティングデバイス16、キーボード等
の入力装置18がそれぞれインタフェース13,15,
17を通してシステムバス1aに接続されている。
【0031】1l(1エル)はデジタルカメラに必要な
構成の主要部分を示しており、1cはレンズ、CCD等
の撮像系を示す。1dはサブCPUであり、通信インタ
フェース1jを通してコンピュータ1kから送られて来
るシグナルを検知して処理したり、メインCPU1fへ
の電源投入動作等を行うように構成されている。1eは
メモリ、1nは記憶装置、1hは電池、1iはシステム
へ電源を供給するためのDC/DCコンバータ、1gは
上記DC/DCコンバータ1iをコントロールする電源
コントローラユニットである。
【0032】上記1c,1d,1e,1f,1g,1
j,1nの構成部分がシステムバス1mによって連結さ
れている。これにより、撮像系1cによって撮影された
映像データがデジタル信号に変換された後、メモリ1e
に一時的に保存され、メインCPU1fによって必要な
信号処理が行われ、記憶装置1nに記憶される。コンピ
ュータ1kおよびデジタルカメラ1lは、通信インタフ
ェース19、1jに接続されたケーブル1bを介して接
続されている。
【0033】本実施形態では、デジタルカメラ1lのメ
インCPU1fは、動作モードとして、コンピュータ1
kからの命令を実行可能な実行モードと、メモリ1eの
状態を保存してはいるが命令の実行をしない休止モード
(スリープモード)と、電源の供給が断たれている非実
行モード(待機モード)とを有し、自ら実行モードから
スリープモードおよび非実行モードに移行することが可
能である。また、メインCPU1fがスリープモードお
よび非実行モードにあるときは、上述のサブCPU1d
によってメインCPU1fをスリープモード、非実行モ
ードから実行モードへ切り替えることが可能である。
【0034】図2は、デジタルカメラ1lがコンピュー
タ1kと通信を行うときの状態遷移の例を示す図であ
る。図2において、21は通信の切断(Disconn
ect)状態であり、この状態ではサブCPU1dは動
作可能でメインCPU1fには電源が供給されていな
い。この状態が非実行モードであり、ディスコネクト状
態と称す。
【0035】このディスコネクト状態では、サブCPU
1dは、コンピュータ1kから送られてくるデジタルカ
メラ1lを起動するためのシグナル(以下WAKEUP
シグナルと称す)を監視する。そして、WAKEUPシ
グナルを検知した場合、コンピュータ1kにWAKEU
Pシグナルを受信したことを通知するシグナルを送信
し、メインCPU1fを電力供給して立ち上げる。立ち
上げられたメインCPU1fは、通信インタフェース1
jの初期化等の通信に必要な処理を行った後、以下に説
明するコネクト状態に遷移する。
【0036】22はコンピュータ1kとの通信が可能な
接続(Connect)状態であり、この状態でデジタ
ルカメラ1lとコンピュータ1kとの間でデータの交換
が行われる。この状態が実行モードであり、コネクト状
態と称す。この場合、コンピュータ1kからの送信デー
タは、通信制御命令やデータ転送命令等の意味をもつバ
イト列で送信されて来る。このバイト列をフレームと呼
ぶ。
【0037】このコネクト状態では、メインCPU1f
がコンピュータ1kからのフレームの受信を常に監視し
ており、フレームを受信した際にそのフレームの内容を
解析し、そこに書かれている指示に従って動作する。例
えば、このコネクト状態で通信の切断を要求するフレー
ムを受け取った場合には、ディスコネクト状態に状態を
遷移する。また、次に述べるスリープ状態への遷移を要
求するフレームを受信した場合には、スリープ状態に状
態を遷移する。
【0038】23はデジタルカメラ1lのメインCPU
1fが上述のスリープモードになっているスリープ(S
leep)状態であり、デジタルカメラ1lとコンピュ
ータ1k間でデータ交換を行うことはできないが、コネ
クト状態での状態等をメモリ1e上に記憶しており、メ
インCPU1fの実行モードへの復帰を迅速に行うこと
が可能である。
【0039】このスリープ状態では、サブCPU1dが
動作可能でコンピュータ1kからのWAKEUPシグナ
ルを監視しており、WAKEUPシグナルを検知した場
合は、コンピュータ1kにWAKEUPシグナルを受信
したことを通知するシグナルを送信した後、メインCP
U1fの動作モードを実行モードに復帰させ、デジタル
カメラ1lの状態をコネクト状態にする。
【0040】以上のように、ディスコネクト状態および
スリープ状態では、メインCPU1fには電源が供給さ
れず、サブCPU1dだけが動作可能である。これらの
状態では、デジタルカメラ1lはコンピュータ1kから
与えられる命令は実行せず、WAKEUPシグナルの受
信とそれに対する応答シグナルの送信とによるモード制
御を行っているだけなので、消費する電力は少なくて済
む。上述の電源コントローラユニット1gは、設定され
る動作モードに応じてデジタルカメラ1lに供給する電
力を制御している。
【0041】図3は、コンピュータ1k側でデジタルカ
メラ1lのモードを制御する処理の流れを示すフローチ
ャートである。ここでは、利用者がコンピュータ1k上
でデジタルカメラ1l内に記録されている映像を複数選
択してからそれのダウンロードを指定するというモデル
を一例にとって示している。
【0042】この処理の開始にあたって、まずデジタル
カメラ1lとの間でデータの送受信を行うための通信経
路を確立する(ステップS31)。この過程では、コン
ピュータ1k内の通信インタフェース19を初期化し、
ディスコネクト状態にあるデジタルカメラ1lをコネク
ト状態に遷移させるためのWAKEUPシグナル送信、
デジタルカメラ1lがコネクト状態に遷移したことを確
認するためのシグナル受信、およびデジタルカメラ1l
との通信パラメータの設定等を行う。このステップS3
1の処理が終了した後は、フレームの交換が可能にな
る。
【0043】次のステップS32では、デジタルカメラ
1l内に存在する映像データ全てに関する情報の送信を
要求する命令フレームをデジタルカメラ1lに送信す
る。すると、この命令フレームを受け取ったデジタルカ
メラ1lは、内部の記憶装置1nに保存されている全て
の映像データに関する情報、つまり名称や映像の中身に
関するデータを返信する。
【0044】これに対応してコンピュータ1kは、デジ
タルカメラ1lからの返信データを受信した後、デジタ
ルカメラ1lにスリープ状態への遷移を要求する命令フ
レームを送信する。この命令を受け取ったデジタルカメ
ラ1lは、その命令を受信したことをコンピュータ1k
側に通知するための返答フレームを送信し、スリープ状
態に遷移する(ステップS33)。
【0045】次に、コンピュータ1k側では、ダウンロ
ードした映像情報を表示装置14に表示して利用者に情
報を提供し(ステップS34)、利用者からの命令入力
待ち状態になる(ステップS35)。ここで利用者は、
表示装置14で映像情報を確認しながら、ポインティン
グデバイス16や入力装置18を用いて、ダウンロード
したい1つないし複数の映像を選択したり、ダウンロー
ドの指定をしたり、処理の終了を指示したりすることが
可能である。
【0046】利用者からの命令が入力されたら、ステッ
プS36,S37,S38の判断により命令毎の処理に
分岐する。例えば、利用者からの命令が映像選択命令で
あった場合には、選択された映像の名称をメモリ11上
のダウンロードすべき映像名称を記憶するための領域に
追加していく(ステップS3a)。この処理を繰り返す
ことで、利用者は複数の映像を選択することが可能であ
る。
【0047】また、利用者からの命令が映像の転送命令
であった場合は、ステップS3bの処理に分岐し、まず
現在スリープ状態にあるデジタルカメラ1lをコネクト
状態に遷移させるためにWAKEUPシグナルを送信す
る。WAKEUPシグナルを検知したデジタルカメラ1
lは、コネクト状態に遷移することを示すシグナルをコ
ンピュータ1kに送り返した後、コネクト状態に遷移す
る。
【0048】デジタルカメラ1lがコネクト状態に遷移
したら、次のステップS3cでは、上記ステップS3a
の処理の繰り返しによってメモリ11上に記憶された全
ての映像を転送するように要求する命令フレームをデジ
タルカメラ1lに順次送信する。デジタルカメラ1l
は、この転送命令フレームを受け取った場合、指示され
た映像データをコンピュータ1kに返信する。そして、
コンピュータ1kで受信した映像データは、ディスプレ
イへの表示等の手段を用いて利用者に受信の確認が伝え
られる。
【0049】上記ステップS3aの処理で指定された全
ての映像データの受信が終了した場合、コンピュータ1
kはデジタルカメラ1lに再びスリープ状態に遷移する
ことを要求する命令フレームを送信する。そして、デジ
タルカメラ1lの状態がスリープ状態に遷移したことを
確認した後、ステップS35の利用者からの命令入力待
ち状態に戻る。
【0050】また、利用者からの命令が処理の終了を指
示する命令だった場合は、ステップS39でデジタルカ
メラ1lとの通信経路の切断処理を行うために、デジタ
ルカメラ1lにディスコネクト状態への遷移を要求する
命令フレームを送信するとともに、コンピュータ1k側
の通信インタフェースの終了処理等を行い、全ての処理
を終了する。この命令が行われるまで利用者は映像の選
択、転送を繰り返し行うことができる。
【0051】なお、上記図3のフローチャートにおいて
は、コンピュータ1k上で利用者がデジタルカメラ1l
の映像を複数選択し、その後デジタルカメラ1lから映
像データをダウンロードするというモデルを例にとって
説明したが、本発明はこのように通信状況に応じて動作
モードを変更するという実施形態に限定されるものでは
ない。
【0052】以下では、コンピュータ1kからデジタル
カメラ1lに撮像のための制御命令フレームを送ってデ
ジタルカメラ1lに撮影動作を実行させ、撮影を行う間
にデジタルカメラ1lの状態をコンピュータ1k上でモ
ニタし、デジタルカメラ1lの状態に応じて動作モード
を切り替える命令を送る場合について説明する。
【0053】デジタルカメラ1lは、コンピュータ1k
から受け取った命令フレームを解釈してその指示に従っ
て動作することが可能である。また、コンピュータ1k
は、利用者がデジタルカメラ1lをコンピュータ1k上
から遠隔操作するため入力手段および動作の確認手段を
提供することにより、利用者の指示に応じて制御命令フ
レームを送信し、デジタルカメラ1lの撮像を制御する
ことが可能である。
【0054】この際デジタルカメラ1lに制御命令のフ
レームを送信するに至るまでに、図3で説明したステッ
プS31の処理を行うことが必要である。その後コンピ
ュータ1kは、利用者の指示に従って命令フレームの送
信、デジタルカメラ1lからの応答フレームの受信を行
いつつデジタルカメラ1lを制御する合間に、カメラに
必要なステータスの送信を要求する命令フレームを送信
し、デジタルカメラ1lからの応答フレームを受信す
る。
【0055】コンピュータ1kでは、この受信した応答
フレームを解析し、デジタルカメラ1lの状況に応じて
上述のデジタルカメラ1lの動作モードを制御するフレ
ームを送信する。例えば、デジタルカメラ1lのレンズ
にキャップがはめられたとき等、デジタルカメラ1lの
撮影をコンピュータ1kから制御することが不可能な事
象の発生が検知された場合には、デジタルカメラ1lに
スリープモードを要求する命令フレームを送信する。
【0056】これにより、デジタルカメラ1lを一時的
にスリープ状態にし、その後表示装置14等を用いてデ
ジタルカメラ1lのレンズキャップが装着されている旨
を利用者に報告する。そして、撮影制御不可能な状態が
回避された後再び、デジタルカメラ1lの動作モードを
変更することにより、上述した本発明の目的を達成する
ことが可能である。
【0057】なお、この例においては、コンピュータ1
kからデジタルカメラ1lの状況を問い合わせていた
が、デジタルカメラ1l側で状況が変化したというイベ
ントを検知してコンピュータ1kに報告するためのフレ
ームを送信し、コンピュータ1kがその報告に応じてデ
ジタルカメラ1lの動作モードを制御するようにするこ
とも可能である。また、デジタルカメラ1l自身で動作
モードを制御するようにすることも可能である。
【0058】また、以上の実施形態では、デジタルカメ
ラ1lの動作モードとして実行モード、スリープモー
ド、非実行モードの3モードを設けていたが、本発明は
スリープモードを持たないカメラ、つまり実行/非実行
の2つの動作モードのみを有する場合にも適応可能であ
る。
【0059】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図4は、本発明の第2の実
施形態による省電力カメラの構成を示すブロック図であ
る。
【0060】図4に示すように、本実施形態のカメラ
は、撮像系4-1 、記憶装置4-2 、メインCPU4-4 を備
え、これらはバス4-3 で結合されている。上記撮像系4-
1 によって撮影された映像データは、メインCPU4-4
の制御により記憶装置4-2 に保持される。
【0061】操作系4-6 は、カメラの操作ボタン(図示
せず)などが押されたかどうかを検知し、その結果をサ
ブCPU4-5 に通知する。サブCPU4-5 は、カメラの
操作系4-6 を含むスイッチ類、ボタン類、電源関係をす
べて管理し、カメラが撮影可能な状態か否かや、通信可
能な状態か否かを常に把握している。また、サブCPU
4-5 は、I/Oポート4-7 の特定の信号線を常に監視
し、パーソナルコンピュータ(PC)4-8 からの通信要
求を検知する。
【0062】このサブCPU4-5 はメインCPU4-4 と
接続されており、PC4-8 からの接続要求や、操作系4-
6 や図示しない電源の状態の監視結果に応じてメインC
PU4-4 への電源投入や電源の遮断を行う。
【0063】上記メインCPU4-4 は、上述のように、
撮像系4-1 を制御して撮像を行い、得られた映像データ
を記憶装置4-2 に保持する。また、サブCPU4-5 から
通知される操作系4-6 からのイベントや電源状態に従っ
て必要な処理を行う。さらに、I/Oポート4-7 を通し
てPC4-8 から送られてくるコマンドを処理し、その処
理結果をI/Oポート4-7 を通してPC4-8 に送信す
る。
【0064】図5は、本実施形態による省電力カメラの
処理の流れを示すフローチャートである。以下に、図4
および図5を用いて本実施形態の処理の詳細を説明す
る。
【0065】カメラが待機状態にあるときは、図4にお
いてサブCPU4-5 以外のブロックには電源が供給され
ず、電力を消費しない状態にある。一方、カメラが通常
状態にあるときは、図4の全てのブロックに電源が供給
され、多くの電力を消費する。カメラが撮影およびPC
4-8 と通信を行うためには、通常状態である必要があ
る。しかし、通常状態では電力の消費が大きいので、必
要のないときにはカメラを待機状態に遷移させることに
より、電力の消費を抑制することができる。
【0066】待機状態にあるカメラでは、図5のステッ
プS1においてサブCPU4-5 がPC4-8 からの接続要
求があるかどうかをI/Oポート4-7 を通して監視し、
接続要求があるまで待機する。一定のパルスなどのあら
かじめ決められた接続要求信号がPC4-8 から送信され
たことを検知すると、次のステップS2においてサブC
PU4-5 は、メインCPU4-4 およびその他のブロック
に電源を投入する。
【0067】このようにしてメインCPU4-4 が立ち上
がったら、メインCPU4-4 はイニシャルプログラムを
実行するが、その中で立ち上げ要因がPC4-8 からの接
続要求であることを認識し、ステップS3においてPC
4-8 と通信を行うための通信プログラムを起動する。こ
の通信プログラムは、PC4-8 との接続を確立するため
にステップS4において通信条件のネゴシエーションを
行う。ここで、通信プロトコルや通信速度などが決定さ
れ、以後の通信はそれに従って行われる。
【0068】通信条件のネゴシエーションが完了した
ら、次にステップS5においてカメラからPC4-8 に対
して接続の通知が行われる。この通知によってPC4-8
は、カメラが通常状態に遷移したことを認識する。そし
て、ステップS6においてカメラはPC4-8 と通信を行
い、PC4-8 からのコマンドに従って様々な処理を行
う。PC4-8 からの制御により撮影を行ったり、記憶装
置4-2 に保持している映像データをPC4-8 に送信する
などの作業はここで行われる。
【0069】次に、ステップS7において、通信を切断
する要件が発生しているかのチェックを行う。通信を切
断する要件としては、あらかじめ決められた一定時間
の間に通信が全く行われない、バッテリーの残量が不
足して通信を継続できない、脱着可能な記憶装置がカ
メラから外されて撮影および映像データの読み出しがで
きない、内部的なエラーが検出された、などが例とし
て挙げられる。これらの通信切断要件は、通信を行いな
がらメインCPU4-4 およびサブCPU4-5 によって常
に監視されている。チェックの結果、通信切断要件が全
くなければステップS6にもどり、通信は継続される。
【0070】一方、ステップS7において何らかの通信
切断要件が検出された場合には、ステップS8において
PC4-8 に対して通信の切断が通知される。これによっ
てPC4-8 は、カメラとの接続が切断されたことを認識
し、事後処理を行うことができる。また、通信を再開す
るためには接続要求信号を再び送信しなくてはならない
ことを認識できる。
【0071】このようにしてPC4-8 に通信の切断を通
知した後は、次のステップS9においてカメラは、カメ
ラ内の各ブロックの動作終了処理を行う。この後、サブ
CPU4-5 によってメインCPU4-4 を含む各ブロック
は電源の供給を遮断され、カメラは待機状態に遷移す
る。上述のように、この状態では消費電力は最低限に抑
制されている。
【0072】この待機状態でカメラは、ステップS10
において通信切断要件の解除を待っている。例えば、脱
着可能な記憶装置が外されたために切断が行われたので
あれば、上記記憶装置の再装着により通信が可能な状態
になるので、ステップS2からの手順を改めて行い、メ
インCPU4-4 その他のブロックに電源を投入して通信
を再開する。
【0073】また、一定時間通信がなかったことにより
切断が行われた場合には、PC4-8からの接続要求信号
を検知することによって、ステップS2からの手順を改
めて行い、メインCPU4-4 その他のブロックに電源を
投入して通信を再開する。通信の再開時にもカメラから
PC4-8 に接続の通知が送信されるので、PC4-8 側で
はカメラの状態を把握することができる。
【0074】次に、ステップS11では待機状態でのタ
イムアウトを監視する。カメラが待機状態のまま一定時
間を経過してもPC4-8 から接続要求信号が送信されな
かったり、カメラ側での通信切断要件が解除されない場
合には、サブCPU4-5 自身の電源供給も遮断し、カメ
ラは完全に止まった状態となる。この状態になったらカ
メラ本体の電源スイッチを入れ直さない限り、カメラは
動作しない。
【0075】以上の手順によって、外部電源を持たない
カメラであっても電力の消費を抑制することができる。
これにより、バッテリーの持続時間を長くすることがで
き、PC4-8 との再接続も円滑に行うことができる。す
なわち、第2の実施形態によれば、カメラをPC4-8 に
接続して撮影や映像データの転送などを行う際に、必要
なとき以外はサブCPU4-5 など最低限のブロック以外
の電源を遮断することによってカメラの消費電力を抑制
し、限られたバッテリーしか持たないカメラの動作時間
を長くすることが可能となる。また、カメラの状態はそ
の都度PC4-8 に報告されるので、PC4-8 はカメラの
状態を常に把握することができ、通信の再開も円滑に行
うことができる。
【0076】なお、上記実施形態では、カメラが待機状
態にあるときにはサブCPU4-5 を除くブロックの電源
をすべて遮断することによって消費電力を抑えていた
が、メインCPU4-4 が全ての動作を行うことのできる
通常状態と、電源は入っているが通常状態よりも消費電
力が少なく、動作を行うことはできないがすぐに通常状
態に遷移できる休止状態をサポートしている場合には、
通信切断要件の内容によっては待機状態ではなくて休止
状態に遷移することも考えられる。
【0077】休止状態に遷移した場合には、消費電力は
待機状態よりも多いが、メインCPU4-4 が管理してい
るRAM(図示せず)の内容(休止状態に入る前の状
態)を保持できるので、PC4-8 からの通信要求信号を
検知したときに休止状態に遷移する直前の状態にすみや
かに遷移することができる。すなわち、通信条件のネゴ
シエーションなどをやり直す必要がない。そのために通
信をより早く再開することができる。
【0078】以上に述べた第1、第2の実施形態では、
コンピュータとカメラとを例に挙げて説明したが、カメ
ラの代わりにインタフェース機器、リーダ、プリンタ、
複写機、ファクシミリ装置等の周辺装置を用いることも
可能である。
【0079】また、上述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、該各種デバ
イスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュー
タに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格
納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作さ
せることによって実施したものも、本発明の範疇に含ま
れる。
【0080】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0081】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0082】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】本発明は上述したように、周辺装置に与
えられる制御信号に応じて、情報処理装置から送られて
くる命令を全て実行する通常の実行モードと、上記命令
の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行
う非実行モードとを適宜変更し、それに合わせて供給す
る電力を制御するようにしたので、周辺装置の動作が必
要でないときは非実行モードを設定して周辺装置の消費
電力を少なくすることができる。これにより、外部電源
を持たない周辺装置(特に撮像装置)のバッテリーの持
続時間を従来よりも長くすることができる。また、非実
行モードでも周辺装置の電源を完全に切っている訳では
ないので、ユーザの負担をそれ程要することなく実行モ
ードに遷移することができる。
【0084】また、本発明の他の特徴によれば、上記周
辺装置の動作モードとして、情報処理装置から送られて
くる命令の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御
のみを行い、実行モード時の状態をメモリに記憶してお
いて実行モードへの遷移時に上記メモリに記憶されてい
る状態を復帰させる休止モードを更に備えたので、周辺
装置の動作モードが休止モードに設定された場合には、
休止モードを抜けるときに、メモリに記憶しておいた状
態に単に復帰すれば良いので、直前の実行モードへの復
帰を速やかに行うことができる。
【0085】また、本発明のその他の特徴によれば、上
記のような周辺装置の動作モードの設定を情報処理装置
から送られてくる制御信号に応じて行うようにしたの
で、周辺装置と情報処理装置とで通信を行う際に、周辺
装置の動作モード(すなわち消費電力)を情報処理装置
からの指示により制御することができ、情報処理装置か
らの指示に従って周辺装置を確実に動作させることがで
きる。また、周辺装置の電源スイッチをこまめにオンオ
フしなくても済み、情報処理装置との再接続も簡単にで
きるので、ユーザの負担を軽減することができる。
【0086】また、本発明のその他の特徴によれば、上
記のような動作モードの設定を周辺装置自らの動作状況
に応じて行うようにし、その周辺装置の動作状況が変化
するごとにそれを情報処理装置に伝えるように構成した
ので、情報処理装置が周辺装置の状態を常に把握するこ
とができ、情報処理装置から出力される制御信号によっ
て周辺装置の動作モードを制御する場合にも、周辺装置
の状態に応じた動作モードの変更を円滑に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による情報処理システ
ムの主要部分を示す構成図である。
【図2】通信中におけるデジタルカメラの状態遷移図で
ある。
【図3】コンピュータで通信中にデジタルカメラの動作
モードを制御する際の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態によるカメラの主要部
分を示す構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態によるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 メモリ 12 CPU 13 表示装置とのインタフェース 14 表示装置 15 ポインティングデバイスとのインタフェース 16 ポインティングデバイス 17 入力装置とのインタフェース 18 入力装置 19 通信インタフェース 1a システムバス 1b ケーブル 1c 撮像系 1d サブCPU 1e メモリ 1f メインCPU 1g 電源コントローラ 1h 電池 1i DC/DCコンバータ 1j 通信インタフェース 1k コンピュータ 1l デジタルカメラ 1n 記憶装置 21 ディスコネクト状態 22 コネクト状態 23 スリープ状態(休止状態) 4-1 撮像系 4-2 記憶装置 4-3 バス 4-4 メインCPU 4-5 サブCPU 4-6 操作系 4-7 I/Oポート 4-8 パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から送られてくる命令に応
    じて動作可能な周辺装置において、 上記周辺装置は上記情報処理装置から送られてくる命令
    を全て実行する通常の実行モードと、上記命令の一部又
    は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行う非実行
    モードとを有し、 上記実行モードと非実行モードとの何れかを、与えられ
    る制御信号に応じて設定するモード設定手段と、 上記モード設定手段により設定されたモードに応じて供
    給すべき電力を制御する電源制御手段とを備えたことを
    特徴とする周辺装置。
  2. 【請求項2】 上記情報処理装置から送られてくる命令
    の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行
    い、上記実行モード時の状態をメモリに記憶しておいて
    上記実行モードへの遷移時に上記メモリに記憶されてい
    る状態を復帰させる休止モードを更に有し、 上記モード設定手段は、上記実行モードと非実行モード
    と休止モードとの何れかを、与えられる制御信号に応じ
    て設定することを特徴とする請求項1に記載の周辺装
    置。
  3. 【請求項3】 上記モード設定手段は、上記情報処理装
    置との通信状況に応じて与えられる制御信号によって何
    れかの動作モードを設定することを特徴とする請求項1
    または2に記載の周辺装置。
  4. 【請求項4】 上記モード設定手段は、上記周辺装置自
    らの動作状況に応じて与えられる制御信号によって何れ
    かの動作モードを設定することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の周辺装置。
  5. 【請求項5】 上記モード設定手段は、上記情報処理装
    置から送られてくる制御信号に応じて動作モードを設定
    することを特徴とする請求項3に記載の周辺装置。
  6. 【請求項6】 上記モード設定手段は、上記周辺装置自
    らの動作状況を上記情報処理装置に伝えた後上記情報処
    理装置からの指示を待ち、上記情報処理装置から送られ
    てくる制御信号に応じて何れかの動作モードを設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の周辺装置。
  7. 【請求項7】 上記周辺装置が撮像装置であることを特
    徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の周辺装置。
  8. 【請求項8】 上記周辺装置は、撮像手段と、上記電源
    制御手段を駆動するための電力を供給する供給手段とを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  9. 【請求項9】 上記供給手段が電池であることを特徴と
    する請求項8に記載の周辺装置。
  10. 【請求項10】 所定の命令を送信することによって周
    辺装置の動作を制御することが可能なように構成された
    情報処理装置において、 上記周辺装置の動作モードとして、受信した命令を全て
    実行する通常の実行モードと、上記命令の一部又は全部
    を実行せずに動作モードの制御のみを行う非実行モード
    との何れかに設定するための制御信号を送信するモード
    制御手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 上記モード制御手段は、上記周辺装置
    に設定する動作モードとして、上記実行モードおよび非
    実行モードに加えて、上記命令の一部又は全部を実行せ
    ずに動作モードの制御のみを行い、上記実行モード時の
    状態をメモリに記憶しておいて上記実行モードへの遷移
    時に上記メモリに記憶されている状態を復帰させる休止
    モードを有することを特徴とする請求項10に記載の情
    報処理装置。
  12. 【請求項12】 情報処理装置とその周辺装置とで構成
    され、上記情報処理装置から所定の命令を送信すること
    によって上記周辺装置の動作を制御することが可能なよ
    うに構成された情報処理システムにおいて、 上記周辺装置は、上記情報処理装置から送られてくる命
    令を全て実行する通常の実行モードと、上記命令の一部
    又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを行う非実
    行モードとを有し、 上記実行モードと非実行モードとの何れかを、与えられ
    る制御信号に応じて設定するモード設定手段と、 上記モード設定手段により設定されたモードに応じて供
    給すべき電力を制御する電源制御手段とを備え、 上記情報処理装置は、上記周辺装置の動作モードを上記
    実行モードと非実行モードとの何れかに設定するための
    制御信号を送信するモード制御手段を備えたことを特徴
    とする情報処理システム。
  13. 【請求項13】 上記周辺装置は、上記情報処理装置か
    ら送られてくる命令の一部又は全部を実行せずに動作モ
    ードの制御のみを行い、上記実行モード時の状態をメモ
    リに記憶しておいて上記実行モードへの遷移時に上記メ
    モリに記憶されている状態を復帰させる休止モードを更
    に有し、 上記モード設定手段は、上記モード制御手段より与えら
    れる制御信号に応じて上記実行モードと非実行モードと
    休止モードとの何れかに設定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記モード制御手段は、上記情報処理
    装置と上記周辺装置との通信状況に応じて何れかの動作
    モードに設定するための制御信号を送信することを特徴
    とする請求項12または13に記載の情報処理システ
    ム。
  15. 【請求項15】 上記周辺装置が自らの動作状況を上記
    情報処理装置に伝えた後上記情報処理装置からの指示を
    待ち、上記情報処理装置から送られてくる制御信号に応
    じて何れかの動作モードを設定することを特徴とする請
    求項12または13に記載の情報処理システム。
  16. 【請求項16】 上記周辺装置は、撮像手段と、上記電
    源制御手段を駆動するための電力を供給する供給手段と
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の情報処理シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 上記供給手段が電池であることを特徴
    とする請求項16に記載の情報処理システム。
  18. 【請求項18】 情報処理装置から所定の命令を送信す
    ることによって周辺装置の動作を制御することが可能な
    ように構成された上記周辺装置の電源制御方法におい
    て、 上記周辺装置の動作モードとして、上記情報処理装置か
    ら送られてくる命令を全て実行する通常の実行モードと
    上記命令の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御
    のみを行う非実行モードとの何れかを、与えられる制御
    信号に応じて設定するステップと、 上記設定されたモードに応じて供給すべき電力を制御す
    るステップとを有することを特徴とする周辺装置の電源
    制御方法。
  19. 【請求項19】 上記情報処理装置から送られてくる命
    令の一部又は全部を実行せずに動作モードの制御のみを
    行い、上記実行モード時の状態をメモリに記憶しておい
    て上記実行モードへの遷移時に上記メモリに記憶されて
    いる状態を復帰させる休止モードを更に有することを特
    徴とする請求項18に記載の周辺装置の電源制御方法。
  20. 【請求項20】 上記周辺装置は、撮像手段と、該周辺
    装置の電源制御手段を駆動するための電力を供給する供
    給手段とを含むことを特徴とする請求項18に記載の周
    辺装置の電源制御方法。
  21. 【請求項21】 上記供給手段が電池であることを特徴
    とする請求項20に記載の周辺装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項18〜21の何れか1項に記載
    の電源制御方法を構成するステップを上記情報処理装置
    あるいは上記周辺装置から読み出し可能に格納している
    媒体。
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