JPH1045983A - 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せにおける4−アシルアミド−ピペリジン化合物 - Google Patents
塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せにおける4−アシルアミド−ピペリジン化合物Info
- Publication number
- JPH1045983A JPH1045983A JP9108012A JP10801297A JPH1045983A JP H1045983 A JPH1045983 A JP H1045983A JP 9108012 A JP9108012 A JP 9108012A JP 10801297 A JP10801297 A JP 10801297A JP H1045983 A JPH1045983 A JP H1045983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon atoms
- group
- alkyl
- acid
- tert
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/13—Phenols; Phenolates
- C08K5/138—Phenolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/005—Stabilisers against oxidation, heat, light, ozone
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3412—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
- C08K5/3432—Six-membered rings
- C08K5/3435—Piperidines
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハロゲン含有ポリマーを安定化するための安定
剤の組合せの提供。 【解決手段】A)Zn−O−結合を有する有機亜鉛化合
物の少なくとも1種と、 B)式 【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R5 ,R7 ,A,m,n,
p,q,r,s,L,Q,YおよびXは請求項1に定義
される。)で表される化合物の少なくとも1種からなる
安定剤の組合せ。
剤の組合せの提供。 【解決手段】A)Zn−O−結合を有する有機亜鉛化合
物の少なくとも1種と、 B)式 【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R5 ,R7 ,A,m,n,
p,q,r,s,L,Q,YおよびXは請求項1に定義
される。)で表される化合物の少なくとも1種からなる
安定剤の組合せ。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塩素含有ポリマー、
特にPVCを安定化するのに適当である、Zn−Oおよ
び/またはZn−S結合を有する有機亜鉛化合物、特に
亜鉛カルボキシレート、および以下に示す式I、式II、
式III および式IVで表される化合物の少なくとも1種を
含む安定剤の組合せに関する。
特にPVCを安定化するのに適当である、Zn−Oおよ
び/またはZn−S結合を有する有機亜鉛化合物、特に
亜鉛カルボキシレート、および以下に示す式I、式II、
式III および式IVで表される化合物の少なくとも1種を
含む安定剤の組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】PVCは多くの添加剤により安定化され
得る。鉛、バリウムおよびカドミウムの化合物はこの目
的に特に適しているが、環境上の理由のために今日では
問題がある(プラスチック添加剤(Kunststoffadditiv
e),エル.ゲヒターおよびハー.ミュラー編集,カール
・ハンザー・フェルラーク,第3版,1989年,第3
03−311頁およびプラスチックハンドブックPVC
(Kunststoff-Handbuch PVC) ,第2版,1985年,第
2/1巻,ゲー.ヴェー.ベッケル,デー.ブラウン,
カール・ハンザー・フェルラーク,1985年,第53
1−538頁参照)。それ故に、不都合のない有効な安
定剤および安定剤の組合せについての探究は継続してい
る。立体障害性アミンは既に光安定剤としてPVCに添
加されている。その熱安定性はまた有利に作用する(例
えば、EP−A−366271およびEP−A−488
951参照)。
得る。鉛、バリウムおよびカドミウムの化合物はこの目
的に特に適しているが、環境上の理由のために今日では
問題がある(プラスチック添加剤(Kunststoffadditiv
e),エル.ゲヒターおよびハー.ミュラー編集,カール
・ハンザー・フェルラーク,第3版,1989年,第3
03−311頁およびプラスチックハンドブックPVC
(Kunststoff-Handbuch PVC) ,第2版,1985年,第
2/1巻,ゲー.ヴェー.ベッケル,デー.ブラウン,
カール・ハンザー・フェルラーク,1985年,第53
1−538頁参照)。それ故に、不都合のない有効な安
定剤および安定剤の組合せについての探究は継続してい
る。立体障害性アミンは既に光安定剤としてPVCに添
加されている。その熱安定性はまた有利に作用する(例
えば、EP−A−366271およびEP−A−488
951参照)。
【0003】
【課題を解決するための手段】塩素含有ポリマーを安定
化するために、亜鉛カルボキシレートのような有機亜鉛
化合物が式:
化するために、亜鉛カルボキシレートのような有機亜鉛
化合物が式:
【化7】 で表される化合物と有利に組合せることができることが
今や見いだされた。これらの基および記号の意味は下記
に示すものである:XはOまたはSを表し;aは0ない
し8を表し;bは2ないし12を表し;cは1または2
を表し;kは2ないし6を表し;R1 はHまたは炭素原
子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数3ないし8の
アルケニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキ
ル基または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を
表し;R2 は炭素原子数1ないし8のアルキル基、−N
H2 、R3 NG−、R4 −O−、[R3 −NG−CX ]
c E−、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2 N(C
H2)k −CX−、フェニル基またはOHで、炭素原子数
1ないし4のアルコキシでもしくは炭素原子数1ないし
4のアルキルで置換されたフェニル基を表し;Gは
今や見いだされた。これらの基および記号の意味は下記
に示すものである:XはOまたはSを表し;aは0ない
し8を表し;bは2ないし12を表し;cは1または2
を表し;kは2ないし6を表し;R1 はHまたは炭素原
子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数3ないし8の
アルケニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキ
ル基または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基を
表し;R2 は炭素原子数1ないし8のアルキル基、−N
H2 、R3 NG−、R4 −O−、[R3 −NG−CX ]
c E−、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2 N(C
H2)k −CX−、フェニル基またはOHで、炭素原子数
1ないし4のアルコキシでもしくは炭素原子数1ないし
4のアルキルで置換されたフェニル基を表し;Gは
【化8】 を表し;R3 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基、R2 −CX−NG−
(CH2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2
N(CH2)k −またはGを表し;R4 は炭素原子数1な
いし4のアルキル基、シクロヘキシル基またはベンジル
基を表し;Eは
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基、R2 −CX−NG−
(CH2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2
N(CH2)k −またはGを表し;R4 は炭素原子数1な
いし4のアルキル基、シクロヘキシル基またはベンジル
基を表し;Eは
【化9】 を表し;Aは>CO、−(CH2 )m −、−(CH2 )
d −CO−または−NH(CH2)n −CO−を表し;
mは0または1を表し;nは2ないし12を表し;pは
0または1を表し;dは1ないし8を表し;qは1また
は2を表し;rは2ないし50を表すが;pが0のと
き、Aは>CO、−(CH2 )m −、−(CH2 )d −
CO−、−NH(CH2 )n −CO−を表し;pが1の
とき、Aは−(CH2 )m −を表し;基Lは−CH2 −
CHR6 −、−(CH2 )3 −、−CH=CH−、
d −CO−または−NH(CH2)n −CO−を表し;
mは0または1を表し;nは2ないし12を表し;pは
0または1を表し;dは1ないし8を表し;qは1また
は2を表し;rは2ないし50を表すが;pが0のと
き、Aは>CO、−(CH2 )m −、−(CH2 )d −
CO−、−NH(CH2 )n −CO−を表し;pが1の
とき、Aは−(CH2 )m −を表し;基Lは−CH2 −
CHR6 −、−(CH2 )3 −、−CH=CH−、
【化10】 を表し;R5 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基またはGを表し;R6 は
H、炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し;R7
はHまたはCH3 を表し;Qは−O−または>NHを表
し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −を表し;お
よびsは3ないし60を表す。
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基またはGを表し;R6 は
H、炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し;R7
はHまたはCH3 を表し;Qは−O−または>NHを表
し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −を表し;お
よびsは3ないし60を表す。
【0004】上記式において:炭素原子数1ないし4の
アルキル基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−,i−,第二もしくは第三ブチル
基である。炭素原子数1ないし8のアルキル基は同様の
基、および例えばn−ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、2−
エチルヘキシル基、n−オクチル基またはイソオクチル
基である。炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基
は、例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シ
クロヘプチル基またはシクロオクチル基である。シクロ
ペンチル基および、特にシクロヘキシル基が好ましい。
炭素原子数3ないし8のアルケニル置換基は枝分かれし
てもしていなくてもよいアルケニル基、例えば、アリル
基、クロトニル基、2−メチルアリル基またはヘキセニ
ル基であってよい。炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基は、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
イソプロポキシ基、ブトキシ基またはイソブトキシ基で
ある。炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基は、
例えばベンジル基、1−もしくは2−フェニルエチル
基、3−フェニルプロピル基、α,α−ジメチルベンジ
ル基または2−フェニルイソプロピル基であり、好まし
くはベンジル基である。
アルキル基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−,i−,第二もしくは第三ブチル
基である。炭素原子数1ないし8のアルキル基は同様の
基、および例えばn−ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、2−
エチルヘキシル基、n−オクチル基またはイソオクチル
基である。炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基
は、例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シ
クロヘプチル基またはシクロオクチル基である。シクロ
ペンチル基および、特にシクロヘキシル基が好ましい。
炭素原子数3ないし8のアルケニル置換基は枝分かれし
てもしていなくてもよいアルケニル基、例えば、アリル
基、クロトニル基、2−メチルアリル基またはヘキセニ
ル基であってよい。炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基は、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
イソプロポキシ基、ブトキシ基またはイソブトキシ基で
ある。炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基は、
例えばベンジル基、1−もしくは2−フェニルエチル
基、3−フェニルプロピル基、α,α−ジメチルベンジ
ル基または2−フェニルイソプロピル基であり、好まし
くはベンジル基である。
【0005】上記式中、XはOまたはSを表し;aは0
ないし4を表し;bは2ないし6を表し;cは1または
2を表し;kは2または3を表し;R1 はHまたは炭素
原子数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は炭素原子
数1ないし8のアルキル基、−NH2 、R3 −NG−、
[R3 −NG−CX]c E−または(炭素原子数1ない
し4のアルキル)2 N(CH2)k−CX−を表し;R3
はH、炭素原子数1ないし8のアルキル基、R2 −CX
−NG−(CH2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアル
キル)2 N(CH2)k −またはGを表し;Eは
ないし4を表し;bは2ないし6を表し;cは1または
2を表し;kは2または3を表し;R1 はHまたは炭素
原子数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は炭素原子
数1ないし8のアルキル基、−NH2 、R3 −NG−、
[R3 −NG−CX]c E−または(炭素原子数1ない
し4のアルキル)2 N(CH2)k−CX−を表し;R3
はH、炭素原子数1ないし8のアルキル基、R2 −CX
−NG−(CH2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアル
キル)2 N(CH2)k −またはGを表し;Eは
【化11】 を表し;R5 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル基
またはGを表し;Aは−CO、−(CH2 )m −、−
(CH2 )d −CO−または−NH(CH2)n −CO
−を表し;mは0または1を表し;nは2ないし6を表
し;pは0または1を表し;dは1ないし4を表し;q
は1または2を表し;rは2ないし50を表すが;pが
0のとき、Aは−CO−、−(CH2 )m −、−(CH
2 )d −CO−または−NH(CH2 )n −CO−を表
し;pが1のとき、Aは−(CH2 )m −を表し;基L
は−CH2 −CHR6 −、−(CH2 )3 −、
またはGを表し;Aは−CO、−(CH2 )m −、−
(CH2 )d −CO−または−NH(CH2)n −CO
−を表し;mは0または1を表し;nは2ないし6を表
し;pは0または1を表し;dは1ないし4を表し;q
は1または2を表し;rは2ないし50を表すが;pが
0のとき、Aは−CO−、−(CH2 )m −、−(CH
2 )d −CO−または−NH(CH2 )n −CO−を表
し;pが1のとき、Aは−(CH2 )m −を表し;基L
は−CH2 −CHR6 −、−(CH2 )3 −、
【化12】 を表し;R6 はHまたは炭素原子数1ないし12のアル
キル基を表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −
を表し;R7 はHまたはCH3 を表し;Qは−O−また
は>NHを表し;およびsは3ないし60を表す、式I
ないしIVで表される化合物に対する安定剤の組合せが好
ましい。
キル基を表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −
を表し;R7 はHまたはCH3 を表し;Qは−O−また
は>NHを表し;およびsは3ないし60を表す、式I
ないしIVで表される化合物に対する安定剤の組合せが好
ましい。
【0006】特に好ましい式IないしIVで表される化合
物は上記式中、XはOを表し;aは0ないし4を表し;
bは2ないし6を表し;cは1を表し;R1 はHまたは
炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は[R
3 −NG−CX]c E−を表し;R3 はH、炭素原子数
1ないし8のアルキル基、R2 −CX−NG−(C
H2 )b またはGを表し;Eは(CH2 )a または−N
H−(CH2 )b NH−を表し;R5 はGを表し;Aは
−(CH2 )m −を表し;mは0または1を表し;nは
2ないし6を表し;pは0を表し;qは1または2を表
し;rは2ないし50を表し;基Lは−CH2 −CHR
6 −、−(CH2 )3 −または−CH=CH−を表し;
R6 はHを表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2
−を表し;R7 はHを表し;Qは>NHを表し;および
sは3ないし60を表す、化合物である。
物は上記式中、XはOを表し;aは0ないし4を表し;
bは2ないし6を表し;cは1を表し;R1 はHまたは
炭素原子数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は[R
3 −NG−CX]c E−を表し;R3 はH、炭素原子数
1ないし8のアルキル基、R2 −CX−NG−(C
H2 )b またはGを表し;Eは(CH2 )a または−N
H−(CH2 )b NH−を表し;R5 はGを表し;Aは
−(CH2 )m −を表し;mは0または1を表し;nは
2ないし6を表し;pは0を表し;qは1または2を表
し;rは2ないし50を表し;基Lは−CH2 −CHR
6 −、−(CH2 )3 −または−CH=CH−を表し;
R6 はHを表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2
−を表し;R7 はHを表し;Qは>NHを表し;および
sは3ないし60を表す、化合物である。
【0007】式Iないし式IVで表されるピペリジン化合
物の例は: 01)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)エチレン−1,2−ジアセタミド 02)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)−エチレン−1,2−ホルムアミ
ド 03)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)アジパミド 04)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)オキサミド 05)4−ヒドロキシベンズアミド−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン
物の例は: 01)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)エチレン−1,2−ジアセタミド 02)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)−エチレン−1,2−ホルムアミ
ド 03)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)アジパミド 04)N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イル)オキサミド 05)4−ヒドロキシベンズアミド−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【0008】式IないしIVで表される化合物は塩素含有
ポリマー中に、0.005ないし5%、好ましくは0.
01ないし2%、特に0.01ないし1%の割合で存在
できる。
ポリマー中に、0.005ないし5%、好ましくは0.
01ないし2%、特に0.01ないし1%の割合で存在
できる。
【0009】
亜鉛化合物 Zn−O結合を有する有機亜鉛化合物は亜鉛エノレー
ト、亜鉛フェノレートおよび/または亜鉛カルボキシレ
ート(カルボン酸亜鉛)からなる。後者は脂肪族飽和お
よび不飽和の炭素原子数1ないし22のカルボキシレー
ト、少なくとも1つのOH基で置換されているか、また
はその鎖が1もしくはそれ以上のO原子で中断されてい
る(オキサ酸)脂肪族飽和または不飽和の炭素原子数2
ないし22のカルボキシレート、炭素原子数5ないし2
2の環式および二環式カルボキシレート、非置換、モノ
−またはポリ−OH置換された、および/または炭素原
子数1ないし16のアルキル置換されたフェニルカルボ
キシレート、フェニル−炭素原子数1ないし16のアル
キルカルボキシレートまたは非置換もしくは炭素原子数
1ないし12のアルキル置換されたフェノレートの系、
またはアビエチン酸の系からの化合物である。Zn−S
化合物の例はZnメルカプチド、Znメルカプトカルボ
キシレートおよびZnメルカプトカルボン酸エステルで
ある。
ト、亜鉛フェノレートおよび/または亜鉛カルボキシレ
ート(カルボン酸亜鉛)からなる。後者は脂肪族飽和お
よび不飽和の炭素原子数1ないし22のカルボキシレー
ト、少なくとも1つのOH基で置換されているか、また
はその鎖が1もしくはそれ以上のO原子で中断されてい
る(オキサ酸)脂肪族飽和または不飽和の炭素原子数2
ないし22のカルボキシレート、炭素原子数5ないし2
2の環式および二環式カルボキシレート、非置換、モノ
−またはポリ−OH置換された、および/または炭素原
子数1ないし16のアルキル置換されたフェニルカルボ
キシレート、フェニル−炭素原子数1ないし16のアル
キルカルボキシレートまたは非置換もしくは炭素原子数
1ないし12のアルキル置換されたフェノレートの系、
またはアビエチン酸の系からの化合物である。Zn−S
化合物の例はZnメルカプチド、Znメルカプトカルボ
キシレートおよびZnメルカプトカルボン酸エステルで
ある。
【0010】1価カルボン酸、例えば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、エナント酸、オクタン
酸、ネオデカン酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン
酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン
酸、ミリスチル酸、パルミチン酸、ラウリン酸、イソス
テアリン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、オレイン
酸、リシノール酸、3,6−ジオキサヘプタン酸、3,
6,9−トリオキサデカン酸、ベヘン酸、安息香酸、p
−第三ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、トル
イル酸、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、n−プロ
ピル安息香酸、サリチル酸、p−第三オクチルサリチル
酸およびソルビン酸、ケイ皮酸、マンデリン酸、グリコ
ール酸の亜鉛塩;2価カルボン酸およびそれらのモノエ
ステル、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、フマル酸、ペンタン−1,5−ジカ
ルボン酸、ヘキサン−1,6−ジカルボン酸、ヘプタン
−1,7−ジカルボン酸、オクタン−1,8−ジカルボ
ン酸、3,6,9−トリオキサデカン−1,10−ジカ
ルボン酸、乳酸、マロン酸、マレイン酸、酒石酸、リン
ゴ酸、サリチル酸、ポリグリコールジカルボン酸(n=
10−12)、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
およびヒドロキシフタル酸の亜鉛塩;3価または4価カ
ルボン酸、例えばヘミメリット酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、クエン酸のジまたはトリエステルおよび
いわゆるオーバーベース亜鉛カルボキシレート、または
亜鉛ラウリルメルカプチド、亜鉛チオグリコレート、亜
鉛チオサリチレート、亜鉛ビス−i−オクチルチオグリ
コレート、亜鉛メルカプトプロピオネート、亜鉛チオラ
クテート、亜鉛チオマレート、亜鉛ビスオクチルメルカ
プトプロピオネート、亜鉛ビスイソオクチルチオラクテ
ートおよび亜鉛ビスラウリルチオマレート等の名称が言
及され得る。
酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、エナント酸、オクタン
酸、ネオデカン酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴン
酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン
酸、ミリスチル酸、パルミチン酸、ラウリン酸、イソス
テアリン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、オレイン
酸、リシノール酸、3,6−ジオキサヘプタン酸、3,
6,9−トリオキサデカン酸、ベヘン酸、安息香酸、p
−第三ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、トル
イル酸、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、n−プロ
ピル安息香酸、サリチル酸、p−第三オクチルサリチル
酸およびソルビン酸、ケイ皮酸、マンデリン酸、グリコ
ール酸の亜鉛塩;2価カルボン酸およびそれらのモノエ
ステル、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、フマル酸、ペンタン−1,5−ジカ
ルボン酸、ヘキサン−1,6−ジカルボン酸、ヘプタン
−1,7−ジカルボン酸、オクタン−1,8−ジカルボ
ン酸、3,6,9−トリオキサデカン−1,10−ジカ
ルボン酸、乳酸、マロン酸、マレイン酸、酒石酸、リン
ゴ酸、サリチル酸、ポリグリコールジカルボン酸(n=
10−12)、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
およびヒドロキシフタル酸の亜鉛塩;3価または4価カ
ルボン酸、例えばヘミメリット酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、クエン酸のジまたはトリエステルおよび
いわゆるオーバーベース亜鉛カルボキシレート、または
亜鉛ラウリルメルカプチド、亜鉛チオグリコレート、亜
鉛チオサリチレート、亜鉛ビス−i−オクチルチオグリ
コレート、亜鉛メルカプトプロピオネート、亜鉛チオラ
クテート、亜鉛チオマレート、亜鉛ビスオクチルメルカ
プトプロピオネート、亜鉛ビスイソオクチルチオラクテ
ートおよび亜鉛ビスラウリルチオマレート等の名称が言
及され得る。
【0011】亜鉛エノレートは好ましくはアセチルアセ
トン、ベンゾイルアセトン、およびジベンゾイルメタン
のエノレート、およびアセト酢酸およびベンゾイル酢酸
エステルのエノレート、およびデヒドロ酢酸のエノレー
トからなる。無機亜鉛化合物、例えば酸化亜鉛、水酸化
亜鉛、炭酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛または硫化亜鉛を使用
することも可能である。
トン、ベンゾイルアセトン、およびジベンゾイルメタン
のエノレート、およびアセト酢酸およびベンゾイル酢酸
エステルのエノレート、およびデヒドロ酢酸のエノレー
トからなる。無機亜鉛化合物、例えば酸化亜鉛、水酸化
亜鉛、炭酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛または硫化亜鉛を使用
することも可能である。
【0012】炭素原子数2ないし22のカルボン酸の中
性または塩基性亜鉛カルボキシレート(亜鉛セッケ
ン)、例えばベンゾエートまたはアルカノエート、好ま
しくは炭素原子数8のアルカノエート、ステアレート、
オレエート、ラウレート、パルミテート、ベヘネート、
ベルサテート、ヒドロキシステアレートおよび−オレエ
ート、ジヒドロキシステアレート、p−第三ブチルベン
ゾエート、または(イソ)オクタノエートが好ましい。
特に好ましいのは、ステアレート、オレエート、ベルサ
テート、ベンゾエート、p−第三ブチルベンゾエートお
よび2−エチルヘキサノエートである。
性または塩基性亜鉛カルボキシレート(亜鉛セッケ
ン)、例えばベンゾエートまたはアルカノエート、好ま
しくは炭素原子数8のアルカノエート、ステアレート、
オレエート、ラウレート、パルミテート、ベヘネート、
ベルサテート、ヒドロキシステアレートおよび−オレエ
ート、ジヒドロキシステアレート、p−第三ブチルベン
ゾエート、または(イソ)オクタノエートが好ましい。
特に好ましいのは、ステアレート、オレエート、ベルサ
テート、ベンゾエート、p−第三ブチルベンゾエートお
よび2−エチルヘキサノエートである。
【0013】上記亜鉛化合物の他に、Al−O結合を有
する(無機)有機アルミニウム化合物もまた適当であ
る。使用可能な好ましいアルミニウム化合物は、好まし
くはアルミニウムエノレートおよびアルミニウムカルボ
キシレートである。カルボキシレートおよびエノレート
基の例は、上記亜鉛に関しての解説に対応するものに見
いだすことができる。無機Al化合物の例は水酸化アル
ミニウムおよびリン酸アルミニウムである。
する(無機)有機アルミニウム化合物もまた適当であ
る。使用可能な好ましいアルミニウム化合物は、好まし
くはアルミニウムエノレートおよびアルミニウムカルボ
キシレートである。カルボキシレートおよびエノレート
基の例は、上記亜鉛に関しての解説に対応するものに見
いだすことができる。無機Al化合物の例は水酸化アル
ミニウムおよびリン酸アルミニウムである。
【0014】記載した有機亜鉛化合物およびそれらの混
合物は、塩素含有ポリマー100重量部を基準として例
えば0.001ないし10重量部、有利には0.01な
いし5重量部、好ましくは0.01ないし3重量部の量
で使用され得る。それらはまた、混合された塩(共沈澱
物)の形態で存在し得る。
合物は、塩素含有ポリマー100重量部を基準として例
えば0.001ないし10重量部、有利には0.01な
いし5重量部、好ましくは0.01ないし3重量部の量
で使用され得る。それらはまた、混合された塩(共沈澱
物)の形態で存在し得る。
【0015】新規安定剤組合せは塩素含有ポリマーの加
工および安定化のために慣用であるその他の添加剤と一
緒に使用され得、その例は以下のとおりである。 1.安定剤:エポキシドおよびエポキシ化脂肪酸エステ
ル;ホスフィット;チオホスフィットおよびチオホスフ
ェート;ポリオール;1,3−ジカルボニル化合物;メ
ルカプトカルボン酸エステル;ジヒドロピリジン;酸化
防止剤;光安定剤およびUV吸収剤;アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属化合物;過塩素酸塩;ゼオライト;
ヒドロタルサイト;ドーソナイト(dawsonite) 。 2.その他の一般的なPVC添加剤、例えば滑剤;可塑
剤;耐衝撃性変性剤;加工助剤;発泡剤;充填剤;静電
防止剤;殺生物剤;防曇剤;顔料および染料;金属不活
性化剤、難燃剤(この点に関して"Handbook of PVC For
mulating", E. J. Wickson, John Wiley & Sons, New Y
ork 1993参照)。
工および安定化のために慣用であるその他の添加剤と一
緒に使用され得、その例は以下のとおりである。 1.安定剤:エポキシドおよびエポキシ化脂肪酸エステ
ル;ホスフィット;チオホスフィットおよびチオホスフ
ェート;ポリオール;1,3−ジカルボニル化合物;メ
ルカプトカルボン酸エステル;ジヒドロピリジン;酸化
防止剤;光安定剤およびUV吸収剤;アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属化合物;過塩素酸塩;ゼオライト;
ヒドロタルサイト;ドーソナイト(dawsonite) 。 2.その他の一般的なPVC添加剤、例えば滑剤;可塑
剤;耐衝撃性変性剤;加工助剤;発泡剤;充填剤;静電
防止剤;殺生物剤;防曇剤;顔料および染料;金属不活
性化剤、難燃剤(この点に関して"Handbook of PVC For
mulating", E. J. Wickson, John Wiley & Sons, New Y
ork 1993参照)。
【0016】そのような添加剤の例は当業者に公知であ
り、そして技術的文献に見出され得る。公知添加剤およ
び加工助剤のいくつかを下に記載するが、それに限定さ
れるものではない: ホスフィット:有機ホスフィットは塩素含有ポリマーの
ための公知共安定剤である。例はトリオクチル、トリデ
シル、トリドデシル、トリトリデシル、トリペンタデシ
ル、トリオレイル、トリステアリル、トリフェニル、ト
リクレシル、トリスノニルフェニル、トリス−2,4−
第三ブチルフェニルまたはトリシクロヘキシルホスフィ
ットである。その他の適当なホスフィットは種々混合さ
れたアリールジアルキルおよびアルキルジアリールホス
フィット、例えばフェニルジオクチル、フェニルジデシ
ル、フェニルジドデシル、フェニルジトリデシル、フェ
ニルジテトラデシル、フェニルジペンタデシル、オクチ
ルジフェニル、デシルジフェニル、ウンデシルジフェニ
ル、ドデシルジフェニル、トリデシルジフェニル、テト
ラデシルジフェニル、ペンタデシルジフェニル、オレイ
ルジフェニル、ステアリルジフェニルおよびドデシルビ
ス−2,4−ジ第三ブチルフェニルホスフィットであ
る。
り、そして技術的文献に見出され得る。公知添加剤およ
び加工助剤のいくつかを下に記載するが、それに限定さ
れるものではない: ホスフィット:有機ホスフィットは塩素含有ポリマーの
ための公知共安定剤である。例はトリオクチル、トリデ
シル、トリドデシル、トリトリデシル、トリペンタデシ
ル、トリオレイル、トリステアリル、トリフェニル、ト
リクレシル、トリスノニルフェニル、トリス−2,4−
第三ブチルフェニルまたはトリシクロヘキシルホスフィ
ットである。その他の適当なホスフィットは種々混合さ
れたアリールジアルキルおよびアルキルジアリールホス
フィット、例えばフェニルジオクチル、フェニルジデシ
ル、フェニルジドデシル、フェニルジトリデシル、フェ
ニルジテトラデシル、フェニルジペンタデシル、オクチ
ルジフェニル、デシルジフェニル、ウンデシルジフェニ
ル、ドデシルジフェニル、トリデシルジフェニル、テト
ラデシルジフェニル、ペンタデシルジフェニル、オレイ
ルジフェニル、ステアリルジフェニルおよびドデシルビ
ス−2,4−ジ第三ブチルフェニルホスフィットであ
る。
【0017】さらに、種々のジオールおよびポリオール
のホスフィットはまた有利に使用され得、その例はテト
ラフェニルジプロピレングリコールジホスフィット、ポ
リジプロピレングリコールフェニルホスフィット、テト
ラメチロールシクロヘキサノールデシルジホスフィッ
ト、テトラメチロールシクロヘキサノールブトキシエト
キシエチルジホスフィット、テトラメチロールシクロヘ
キサノールノニルフェニルジホスフィット、ビスノニル
フェニルジトリメチロールプロパンジホスフィット、ビ
ス−2−ブトキシエチルジ−トリメチロールプロパンジ
ホスフィット、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレー
トヘキサデシルトリホスフィット、ジデシルペンタエリ
トリトールジホスフィット、ジステアリルペンタエリト
リトールジホスフィット、ビス−2,4−ジ第三ブチル
フェニルペンタエリトリトールジホスフィット、および
これらのホスフィットの混合物および統計的組成(H19
C9−C6 H4 )O1.5 P(OC12,13 H25,27 )1.5
または〔C8 H17−C6 H4−O−〕2 P〔i−C8 H
17O〕または(H19C9 −C6 H4 )O1.5 P(OC
9,11H19,23 )1.5 のアリール/アルキルホスフィット
混合物である。
のホスフィットはまた有利に使用され得、その例はテト
ラフェニルジプロピレングリコールジホスフィット、ポ
リジプロピレングリコールフェニルホスフィット、テト
ラメチロールシクロヘキサノールデシルジホスフィッ
ト、テトラメチロールシクロヘキサノールブトキシエト
キシエチルジホスフィット、テトラメチロールシクロヘ
キサノールノニルフェニルジホスフィット、ビスノニル
フェニルジトリメチロールプロパンジホスフィット、ビ
ス−2−ブトキシエチルジ−トリメチロールプロパンジ
ホスフィット、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレー
トヘキサデシルトリホスフィット、ジデシルペンタエリ
トリトールジホスフィット、ジステアリルペンタエリト
リトールジホスフィット、ビス−2,4−ジ第三ブチル
フェニルペンタエリトリトールジホスフィット、および
これらのホスフィットの混合物および統計的組成(H19
C9−C6 H4 )O1.5 P(OC12,13 H25,27 )1.5
または〔C8 H17−C6 H4−O−〕2 P〔i−C8 H
17O〕または(H19C9 −C6 H4 )O1.5 P(OC
9,11H19,23 )1.5 のアリール/アルキルホスフィット
混合物である。
【0018】有機ホスフィットはPVC100重量部を
基準として、例えば0.01ないし10重量部、好まし
くは0.05ないし5重量部、特に好ましくは0.1な
いし3重量部の量で使用され得る。
基準として、例えば0.01ないし10重量部、好まし
くは0.05ないし5重量部、特に好ましくは0.1な
いし3重量部の量で使用され得る。
【0019】ポリオール:このタイプの適当な化合物の
例は以下のとおりである:ペンタエリトリトール、ジペ
ンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ビス
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ビス
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ソル
ビトール、マルチトール、イソマルチトール、ラクチト
ール、リカシン、マンニトール、ラクトース、ロイクロ
ース、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、
パラチニット、テトラメチロールシクロヘキサノール
(TMCH)、テトラメチロールシクロペンタノール、
テトラメチロールシクロピラノール、グリセロール、ジ
グリセロール、ポリグリセロール、チオジグリセロー
ル、または1−O−α−D−グリコピラノシル−D−マ
ンニトール二水和物、およびポリビニルアルコールおよ
びシクロデキストリン。これらの中でTMCHおよび二
糖類アルコールが好ましい。
例は以下のとおりである:ペンタエリトリトール、ジペ
ンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ビス
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ビス
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ソル
ビトール、マルチトール、イソマルチトール、ラクチト
ール、リカシン、マンニトール、ラクトース、ロイクロ
ース、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、
パラチニット、テトラメチロールシクロヘキサノール
(TMCH)、テトラメチロールシクロペンタノール、
テトラメチロールシクロピラノール、グリセロール、ジ
グリセロール、ポリグリセロール、チオジグリセロー
ル、または1−O−α−D−グリコピラノシル−D−マ
ンニトール二水和物、およびポリビニルアルコールおよ
びシクロデキストリン。これらの中でTMCHおよび二
糖類アルコールが好ましい。
【0020】ポリオールはPVC100重量部を基準と
して、例えば0.01ないし20重量部、好ましくは
0.1ないし20重量部、特に好ましくは0.1ないし
10重量部の量で使用され得る。
して、例えば0.01ないし20重量部、好ましくは
0.1ないし20重量部、特に好ましくは0.1ないし
10重量部の量で使用され得る。
【0021】1,3−ジカルボニル化合物:1,3−ジ
カルボニル化合物の例はアセチルアセトン、ブタノイル
アセトン、ヘプタノイルアセトン、ステアロイルアセト
ン、パルミトイルアセトン、ラウロイルアセトン、7−
第三ノニルチオヘプタン−2,4−ジオン、ベンゾイル
アセトン、ジベンゾイルメタン、ラウロイルベンゾイル
メタン、パルミトイルベンゾイルメタン、ステアロイル
ベンゾイルメタン、イソオクチルベンゾイルメタン、5
−ヒドロキシカプロニルベンゾイルメタン、トリベンゾ
イルメタン、ビス(4−メチルベンゾイル)メタン、ベ
ンゾイル−p−クロロベンゾイルメタン、ビス(2−ヒ
ドロキシベンゾイル)メタン、4−メトキシベンゾイル
ベンゾイルメタン、ビス(4−メトキシベンゾイル)メ
タン、1−ベンゾイル−1−アセチルノナン、ベンゾイ
ルアセチルフェニルメタン、ステアロイル−4−メトキ
シベンゾイルメタン、ビス(4−第三ブチルベンゾイ
ル)メタン、ベンゾイルホルミルメタン、ベンゾイルフ
ェニルアセチルメタン、ビス(シクロヘキサノイル)メ
タン、ジ(ピバロイル)メタン、アセト酢酸メチル、エ
チル、ヘキシル、オクチル、ドデシルまたはオクタデシ
ルエステル、ベンゾイル酢酸エチル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル、ドデシルまたはオクタデシルエステル、ス
テアロイル酢酸エチル、プロピル、ブチル、ヘキシルま
たはオクチルエステルおよびデヒドロ酢酸、およびそれ
らの亜鉛、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアル
ミニウム塩である。
カルボニル化合物の例はアセチルアセトン、ブタノイル
アセトン、ヘプタノイルアセトン、ステアロイルアセト
ン、パルミトイルアセトン、ラウロイルアセトン、7−
第三ノニルチオヘプタン−2,4−ジオン、ベンゾイル
アセトン、ジベンゾイルメタン、ラウロイルベンゾイル
メタン、パルミトイルベンゾイルメタン、ステアロイル
ベンゾイルメタン、イソオクチルベンゾイルメタン、5
−ヒドロキシカプロニルベンゾイルメタン、トリベンゾ
イルメタン、ビス(4−メチルベンゾイル)メタン、ベ
ンゾイル−p−クロロベンゾイルメタン、ビス(2−ヒ
ドロキシベンゾイル)メタン、4−メトキシベンゾイル
ベンゾイルメタン、ビス(4−メトキシベンゾイル)メ
タン、1−ベンゾイル−1−アセチルノナン、ベンゾイ
ルアセチルフェニルメタン、ステアロイル−4−メトキ
シベンゾイルメタン、ビス(4−第三ブチルベンゾイ
ル)メタン、ベンゾイルホルミルメタン、ベンゾイルフ
ェニルアセチルメタン、ビス(シクロヘキサノイル)メ
タン、ジ(ピバロイル)メタン、アセト酢酸メチル、エ
チル、ヘキシル、オクチル、ドデシルまたはオクタデシ
ルエステル、ベンゾイル酢酸エチル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル、ドデシルまたはオクタデシルエステル、ス
テアロイル酢酸エチル、プロピル、ブチル、ヘキシルま
たはオクチルエステルおよびデヒドロ酢酸、およびそれ
らの亜鉛、アルカリ金属、アルカリ土類金属またはアル
ミニウム塩である。
【0022】1,3−ジカルボニル化合物はPVC10
0重量部を基準として例えば0.01ないし10重量
部、有利には0.01ないし3重量部、そして特に0.
01ないし2重量部の量で使用され得る。
0重量部を基準として例えば0.01ないし10重量
部、有利には0.01ないし3重量部、そして特に0.
01ないし2重量部の量で使用され得る。
【0023】チオホスフィットおよびチオホスフェー
ト:チオホスフィットおよびチオホスフェートは一般
式:(RS)3 P,(RS)3 P=Oおよび(RS)3
P=Sで表される化合物であり、例えば特許明細書DE
2809492,EP090770およびEP5733
94に記載されているものである。例は以下のものであ
る:トリチオヘキシルホスフィット、トリチオオクチル
ホスフィット、トリチオラウリルホスフィット、トリチ
オベンジルホスフィット、トリス〔カルボキシ−i−オ
クチルオキシ〕メチルトリチオホスフェート、S,S,
S−トリス〔カルボ−i−オクチルオキシ〕メチルトリ
チオホスフェート、S,S,S−トリス〔カルボ−2−
エチルヘキシルオキシ〕メチルトリチオホスフェート、
S,S,S−トリス−1−〔カルボヘキシルオキシ〕エ
チルトリチオホスフェート、S,S,S−トリス−1−
〔カルボ−2−エチルヘキシルオキシ〕エチルトリチオ
ホスフェート、S,S,S−トリス−2−〔カルボ−2
−エチルヘキシルオキシ〕エチルトリチオホスフェー
ト。
ト:チオホスフィットおよびチオホスフェートは一般
式:(RS)3 P,(RS)3 P=Oおよび(RS)3
P=Sで表される化合物であり、例えば特許明細書DE
2809492,EP090770およびEP5733
94に記載されているものである。例は以下のものであ
る:トリチオヘキシルホスフィット、トリチオオクチル
ホスフィット、トリチオラウリルホスフィット、トリチ
オベンジルホスフィット、トリス〔カルボキシ−i−オ
クチルオキシ〕メチルトリチオホスフェート、S,S,
S−トリス〔カルボ−i−オクチルオキシ〕メチルトリ
チオホスフェート、S,S,S−トリス〔カルボ−2−
エチルヘキシルオキシ〕メチルトリチオホスフェート、
S,S,S−トリス−1−〔カルボヘキシルオキシ〕エ
チルトリチオホスフェート、S,S,S−トリス−1−
〔カルボ−2−エチルヘキシルオキシ〕エチルトリチオ
ホスフェート、S,S,S−トリス−2−〔カルボ−2
−エチルヘキシルオキシ〕エチルトリチオホスフェー
ト。
【0024】チオホスフィットおよびチオホスフェート
は塩素含有ポリマー中に有利には0.01ないし20
%、好ましくは0.1ないし5%、そして特に0.1な
いし1%の比率で存在し得る。
は塩素含有ポリマー中に有利には0.01ないし20
%、好ましくは0.1ないし5%、そして特に0.1な
いし1%の比率で存在し得る。
【0025】メルカプトカルボン酸エステル:これらの
化合物の例はチオグリコール酸、チオリンゴ酸、メルカ
プトプロピオン酸、メルカプト安息香酸およびチオ乳酸
のエステル、例えばFR2459816,EP9074
8,FR2552440およびEP365483に記載
されるものである。メルカプトカルボン酸エステルはま
た、相当するポリオールエステルおよびそれらの部分エ
ステルを含む。それらは塩素含有ポリマー中に有利には
0.01ないし10%、好ましくは0.1ないし5%、
そして特に0.1ないし1%の比率で存在し得る。
化合物の例はチオグリコール酸、チオリンゴ酸、メルカ
プトプロピオン酸、メルカプト安息香酸およびチオ乳酸
のエステル、例えばFR2459816,EP9074
8,FR2552440およびEP365483に記載
されるものである。メルカプトカルボン酸エステルはま
た、相当するポリオールエステルおよびそれらの部分エ
ステルを含む。それらは塩素含有ポリマー中に有利には
0.01ないし10%、好ましくは0.1ないし5%、
そして特に0.1ないし1%の比率で存在し得る。
【0026】エポキシドおよびエポキシ化脂肪酸エステ
ル:新規安定剤の組合せは少なくも1種のエポキシ化脂
肪酸エステルをさらに含有し得る。このために特に適し
ているのは、天然供給源、例えば大豆油またはナタネ油
からの脂肪酸のエステルである。エポキシ化合物は例え
ば組成物100重量部あたり0.1重量部まで、有利に
は0.1ないし30重量部、好ましくは0.5ないし2
5重量部の量で使用される。その他の例はエポキシ化ポ
リブタジエン、エポキシ化アマニ油、エポキシ化魚油、
エポキシ化獣脂、メチルブチルまたは2−エチルヘキシ
ルエポキシステアレート、トリス(エポキシプロピル)
イソシアヌレート、エポキシ化ヒマシ油、エポキシ化ヒ
マワリ油、3−フェノキシ−1,2−エポキシプロパ
ン、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビニルシ
クロヘキセンジエポキシド、ジシクロペンタジエンジエ
ポキシドおよび3,4−エポキシシクロヘキシルメチル
3,4−エポキシシクロヘキサンカルホキシレートであ
る。エポキシドとしてビスフェノールAおよびビスフェ
ノールFの誘導体もまた適しており、例えば南アフリカ
特許明細書ZA−2600/94に記載されているよう
なものである。
ル:新規安定剤の組合せは少なくも1種のエポキシ化脂
肪酸エステルをさらに含有し得る。このために特に適し
ているのは、天然供給源、例えば大豆油またはナタネ油
からの脂肪酸のエステルである。エポキシ化合物は例え
ば組成物100重量部あたり0.1重量部まで、有利に
は0.1ないし30重量部、好ましくは0.5ないし2
5重量部の量で使用される。その他の例はエポキシ化ポ
リブタジエン、エポキシ化アマニ油、エポキシ化魚油、
エポキシ化獣脂、メチルブチルまたは2−エチルヘキシ
ルエポキシステアレート、トリス(エポキシプロピル)
イソシアヌレート、エポキシ化ヒマシ油、エポキシ化ヒ
マワリ油、3−フェノキシ−1,2−エポキシプロパ
ン、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビニルシ
クロヘキセンジエポキシド、ジシクロペンタジエンジエ
ポキシドおよび3,4−エポキシシクロヘキシルメチル
3,4−エポキシシクロヘキサンカルホキシレートであ
る。エポキシドとしてビスフェノールAおよびビスフェ
ノールFの誘導体もまた適しており、例えば南アフリカ
特許明細書ZA−2600/94に記載されているよう
なものである。
【0027】ジヒドロピリジンおよびポリジヒドロピリ
ジン:適当なモノマージヒドロピリジンは上記の化合
物、例えばFR2039496、EP2007、EP3
62012およびEP24754に記載されているもの
である。次式:
ジン:適当なモノマージヒドロピリジンは上記の化合
物、例えばFR2039496、EP2007、EP3
62012およびEP24754に記載されているもの
である。次式:
【化18】 (式中、ZはCO2 CH3 、CO2 C2 H5 、CO2 n
C12H25または−CO2C2 H4 −S−n C12H25を表
す)で表される化合物が好ましい。
C12H25または−CO2C2 H4 −S−n C12H25を表
す)で表される化合物が好ましい。
【0028】特に適当なポリジヒドロピリジンは次式:
【化19】 (式中、Tは非置換の炭素原子数1ないし12のアルキ
ル基を表し、LはTに対して定義された意味を表し、m
およびnは0ないし20の数を表し、kは0または1を
表し、RおよびR’は互いに独立してエチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基またはアルキレン基または次式:
−(−Cp H2p−X−)t Cp H2p−で表されるシクロ
アルキレンビスメチレン基を表し、pは2ないし8を表
し、tは0ないし10を表し、そしてXは酸素原子また
は硫黄原子を表す)で表される化合物である。
ル基を表し、LはTに対して定義された意味を表し、m
およびnは0ないし20の数を表し、kは0または1を
表し、RおよびR’は互いに独立してエチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基またはアルキレン基または次式:
−(−Cp H2p−X−)t Cp H2p−で表されるシクロ
アルキレンビスメチレン基を表し、pは2ないし8を表
し、tは0ないし10を表し、そしてXは酸素原子また
は硫黄原子を表す)で表される化合物である。
【0029】この種の化合物はEP0286887に詳
しく記載されている。(ポリ)ジヒドロピリジンは塩素
含有ポリマー中に該ポリマーを基準として0.001な
いし5重量部、特に0.005ないし1重量部の比率で
使用され得る。チオジエチレンビス〔5−メトキシカル
ボニル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボキシレート〕が特に好ましい。
しく記載されている。(ポリ)ジヒドロピリジンは塩素
含有ポリマー中に該ポリマーを基準として0.001な
いし5重量部、特に0.005ないし1重量部の比率で
使用され得る。チオジエチレンビス〔5−メトキシカル
ボニル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボキシレート〕が特に好ましい。
【0030】アルカリ金属およびアルカリ土類金属化合
物:これらの用語は基本的には、上記酸のカルボキシレ
ート、または対応する酸化物および水酸化物、カーボネ
ートまたは塩基性カーボネートを意味する。それらと有
機酸との混合物もまた適している。例はNaOH,KO
H,CaO,Ca(OH)2 ,MgO,Mg(O
H)2,CaCO3 ,MgCO3 ,ドロマイト,フンタ
イト(huntite) 、および脂肪酸のNa,K,Caまたは
Mg塩である。アルカリ土類金属およびZnのカルボキ
シレートの場合、それらとMOまたはM(OH)2 (M
=Ca,Mg,SrまたはZn)との付加物、いわゆる
オーバーベース化合物を使用することも可能である。新
規安定剤の組合せの他に、アルカリ金属、アルカリ土類
金属および/またはアルミニウムカルボキシレート、例
えばNa,K,Caまたはアルミニウムステアレートの
使用が好ましい。
物:これらの用語は基本的には、上記酸のカルボキシレ
ート、または対応する酸化物および水酸化物、カーボネ
ートまたは塩基性カーボネートを意味する。それらと有
機酸との混合物もまた適している。例はNaOH,KO
H,CaO,Ca(OH)2 ,MgO,Mg(O
H)2,CaCO3 ,MgCO3 ,ドロマイト,フンタ
イト(huntite) 、および脂肪酸のNa,K,Caまたは
Mg塩である。アルカリ土類金属およびZnのカルボキ
シレートの場合、それらとMOまたはM(OH)2 (M
=Ca,Mg,SrまたはZn)との付加物、いわゆる
オーバーベース化合物を使用することも可能である。新
規安定剤の組合せの他に、アルカリ金属、アルカリ土類
金属および/またはアルミニウムカルボキシレート、例
えばNa,K,Caまたはアルミニウムステアレートの
使用が好ましい。
【0031】過塩素酸塩:これらの例は次式:M(Cl
O4 )n (式中、MはLi,Na,K,Mg,Ca,B
a,Zn,Al,CeまたはLaを表し、指数nはMの
価数に従って1、2または3を表す)で表される化合物
である。過塩素酸塩はアルコールまたはエーテルアルコ
ールとの複合体として存在してもよい。本発明におい
て、それぞれの過塩素酸塩は、それが例えばキャリア物
質、例としてPVC、Caシリケート、ゼオライトまた
はヒドロタルサイトに適用されるか、またはヒドロタル
サイトの過塩素酸との化学反応により得られる塩または
水溶液として供給される種々の一般的な形態で使用され
得る。過塩素酸塩はPVC100重量部を基準として例
えば0.001ないし5重量部、有利には0.01ない
し3重量部、特に好ましくは0.01ないし2重量部の
量で使用され得る。
O4 )n (式中、MはLi,Na,K,Mg,Ca,B
a,Zn,Al,CeまたはLaを表し、指数nはMの
価数に従って1、2または3を表す)で表される化合物
である。過塩素酸塩はアルコールまたはエーテルアルコ
ールとの複合体として存在してもよい。本発明におい
て、それぞれの過塩素酸塩は、それが例えばキャリア物
質、例としてPVC、Caシリケート、ゼオライトまた
はヒドロタルサイトに適用されるか、またはヒドロタル
サイトの過塩素酸との化学反応により得られる塩または
水溶液として供給される種々の一般的な形態で使用され
得る。過塩素酸塩はPVC100重量部を基準として例
えば0.001ないし5重量部、有利には0.01ない
し3重量部、特に好ましくは0.01ないし2重量部の
量で使用され得る。
【0032】ヒドロタルサイトおよびゼオライト:これ
らの化合物の化学組成は当業者には公知であり、例えば
DE3843581,US4000100,EP062
813,WO93/20135の特許明細書から公知で
ある。
らの化合物の化学組成は当業者には公知であり、例えば
DE3843581,US4000100,EP062
813,WO93/20135の特許明細書から公知で
ある。
【0033】ヒドロタルサイトの系からの化合物は一般
式VI:
式VI:
【化20】 (式中、M2+=Mg,Ca,Sr,ZnおよびSnから
なる群から選択される1またはそれ以上の金属元素、M
3+=AlまたはB、An-はn価を有するアニオンを表
し、nは1ないし2の数を表し、0<x≦0.5、そし
てmは0ないし20の数を表す)で表され得る。An-は
好ましくは次式:
なる群から選択される1またはそれ以上の金属元素、M
3+=AlまたはB、An-はn価を有するアニオンを表
し、nは1ないし2の数を表し、0<x≦0.5、そし
てmは0ないし20の数を表す)で表され得る。An-は
好ましくは次式:
【化21】 で表される基を表す。ヒドロタルサイトの例は以下のと
おりである:
おりである:
【化22】
【0034】ゼオライト(アルカリ金属および/または
アルカリ土類金属アルミノシリケート)の系からの化合
物は一般式VII:
アルカリ土類金属アルミノシリケート)の系からの化合
物は一般式VII:
【化23】 (式中、nはカチオンMの電荷を表し、Mは第1または
第2主族からの元素、例えばLi,Na,K,Mg,C
a,SrまたはBa、またはZnを表し、y:xは0.
8ないし15、好ましくは0.8ないし1.2の数を表
し、そしてwは0ないし300、好ましくは0.5ない
し30の数を表す)で表され得る。構造は例えば"Atlas
of Zeolite" W. M. MeierおよびD. H. Olson, Butterw
orth-Heinemann著, 3rd ed. 1992に見出され得る。
第2主族からの元素、例えばLi,Na,K,Mg,C
a,SrまたはBa、またはZnを表し、y:xは0.
8ないし15、好ましくは0.8ないし1.2の数を表
し、そしてwは0ないし300、好ましくは0.5ない
し30の数を表す)で表され得る。構造は例えば"Atlas
of Zeolite" W. M. MeierおよびD. H. Olson, Butterw
orth-Heinemann著, 3rd ed. 1992に見出され得る。
【0035】ゼオライトの例は次式:
【化24】 で表されるナトリウムアルモシリケート;またはNa原
子のLi,K,Mg,Ca,SrまたはZnによる部分
的または完全交換により製造され得るゼオライト、例え
ば次式:
子のLi,K,Mg,Ca,SrまたはZnによる部分
的または完全交換により製造され得るゼオライト、例え
ば次式:
【化25】 で表されるものである。
【0036】その他の適当なゼオライトは: Na2 O・Al2 O3 ・(2ないし5)SiO2 ・
(3.5ないし10)H2 O〔ゼオライトP〕 Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2 ・(3.5ないし1
0)H2 O〔ゼオライトMAP〕 またはNa原子のLi,KまたはHによる部分的または
完全交換により製造され得るゼオライト、例えば(L
i,Na,K,H)10Al10Si22O64・20H2O,
K9 Na3 〔(AlO2 )12(SiO2 )12〕・27H
2 O,K4 Al4 Si4 O16・6H2 O〔ゼオライトK
−F〕、Na8 Al8 Si40O96・24H2O〔ゼオラ
イトD〕、Barrer等,J. Chem. Soc. 1952, 1561-71 お
よびUS2950952に記載のものである。以下のゼ
オライトもまた適している:EP−A−400961に
記載のKオフレタイト(K offretite) ;GB84181
2に記載のゼオライトR;US4503023に記載の
ゼオライトLZ−217;US4333859に記載の
無CaゼオライトLZ−218;US4503023に
記載のゼオライトT,ゼオライトLZ−220;Na3
K6 Al9 Si27O72・21H2 O〔ゼオライトL〕;
US4503023に記載のゼオライトLZ−211;
US4503023に記載のゼオライトLZ−212;
US4503023に記載のゼオライトO、ゼオライト
LZ−217;US4503023に記載のゼオライト
LZ−219;US4503023に記載のゼオライト
rho,ゼオライトLZ−214; Am.Mineral. 54 16
07 (1969)に記載のゼオライトZK−19;Barrer等,
J. Chem.Soc. 1956, 2882に記載のゼオライトW(K−
M);およびNa30Al30Si66O192 ・98H2 O
〔ゼオライトZK−5,ゼオライトQ〕。
(3.5ないし10)H2 O〔ゼオライトP〕 Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2 ・(3.5ないし1
0)H2 O〔ゼオライトMAP〕 またはNa原子のLi,KまたはHによる部分的または
完全交換により製造され得るゼオライト、例えば(L
i,Na,K,H)10Al10Si22O64・20H2O,
K9 Na3 〔(AlO2 )12(SiO2 )12〕・27H
2 O,K4 Al4 Si4 O16・6H2 O〔ゼオライトK
−F〕、Na8 Al8 Si40O96・24H2O〔ゼオラ
イトD〕、Barrer等,J. Chem. Soc. 1952, 1561-71 お
よびUS2950952に記載のものである。以下のゼ
オライトもまた適している:EP−A−400961に
記載のKオフレタイト(K offretite) ;GB84181
2に記載のゼオライトR;US4503023に記載の
ゼオライトLZ−217;US4333859に記載の
無CaゼオライトLZ−218;US4503023に
記載のゼオライトT,ゼオライトLZ−220;Na3
K6 Al9 Si27O72・21H2 O〔ゼオライトL〕;
US4503023に記載のゼオライトLZ−211;
US4503023に記載のゼオライトLZ−212;
US4503023に記載のゼオライトO、ゼオライト
LZ−217;US4503023に記載のゼオライト
LZ−219;US4503023に記載のゼオライト
rho,ゼオライトLZ−214; Am.Mineral. 54 16
07 (1969)に記載のゼオライトZK−19;Barrer等,
J. Chem.Soc. 1956, 2882に記載のゼオライトW(K−
M);およびNa30Al30Si66O192 ・98H2 O
〔ゼオライトZK−5,ゼオライトQ〕。
【0037】上記式VII中、xが2ないし5を表し、そ
してyが3.5ないし10を表すゼオライトPタイプ、
特に式VII中、xが2を表し、そしてyが3.5ないし
10を表すゼオライトMAPを使用することが特に好ま
しい。関連する物質は特にゼオライトNa−P、すなわ
ちMがNaであるものである。該ゼオライトはそれらの
立方晶系、正方晶系または斜方晶系において異なる変形
体Na−P−1、Na−P−2およびNa−P−3を一
般的に生じる(R. M. Barrer, B. M. Munday,J. Chem.
Soc. A 1971, 2909-14 )。今記載した文献はまた、ゼ
オライトP−1およびP−2の製造を記載している。ゼ
オライトP−3は非常に稀であり、それ故に実際的な興
味は低い。ゼオライトP−1の構造は上記Atlas of Zeo
lite Structures から公知のジスモンダイト(gismondi
te) に相当する。ごく最近の文献(EP−A−3840
70)において、Pタイプのゼオライトの立方晶系(ゼ
オライトBまたはPc)と正方晶系(ゼオライトP1 )
との区別がなされている。その文献にはまた、1.0
7:1以下のSi:Al比を有するPタイプのごく最近
のゼオライトである。これらは最大アルミニウムPに対
する表記MAPまたはMA−Pを生じるゼオライトであ
る。製造方法に応じて、ゼオライトPは少画分のその他
のゼオライトを包含し得る。高純度のゼオライトPはW
O94/26662に記載されている。
してyが3.5ないし10を表すゼオライトPタイプ、
特に式VII中、xが2を表し、そしてyが3.5ないし
10を表すゼオライトMAPを使用することが特に好ま
しい。関連する物質は特にゼオライトNa−P、すなわ
ちMがNaであるものである。該ゼオライトはそれらの
立方晶系、正方晶系または斜方晶系において異なる変形
体Na−P−1、Na−P−2およびNa−P−3を一
般的に生じる(R. M. Barrer, B. M. Munday,J. Chem.
Soc. A 1971, 2909-14 )。今記載した文献はまた、ゼ
オライトP−1およびP−2の製造を記載している。ゼ
オライトP−3は非常に稀であり、それ故に実際的な興
味は低い。ゼオライトP−1の構造は上記Atlas of Zeo
lite Structures から公知のジスモンダイト(gismondi
te) に相当する。ごく最近の文献(EP−A−3840
70)において、Pタイプのゼオライトの立方晶系(ゼ
オライトBまたはPc)と正方晶系(ゼオライトP1 )
との区別がなされている。その文献にはまた、1.0
7:1以下のSi:Al比を有するPタイプのごく最近
のゼオライトである。これらは最大アルミニウムPに対
する表記MAPまたはMA−Pを生じるゼオライトであ
る。製造方法に応じて、ゼオライトPは少画分のその他
のゼオライトを包含し得る。高純度のゼオライトPはW
O94/26662に記載されている。
【0038】本発明において、水溶性無機または有機分
散剤の存在下に沈澱され、そして結晶化された細かく分
割された水不溶性ナトリウムアルモシリケートを使用こ
とも可能である。これらはあらゆる所望の方法で、沈澱
または結晶化の前またはその間に反応混合物に導入され
得る。Na−ゼオライトAおよびNa−ゼオライトPが
好ましい。ヒドロタルサイトおよびゼオライトは天然に
生じる鉱物または合成で製造された化合物であってよ
い。
散剤の存在下に沈澱され、そして結晶化された細かく分
割された水不溶性ナトリウムアルモシリケートを使用こ
とも可能である。これらはあらゆる所望の方法で、沈澱
または結晶化の前またはその間に反応混合物に導入され
得る。Na−ゼオライトAおよびNa−ゼオライトPが
好ましい。ヒドロタルサイトおよびゼオライトは天然に
生じる鉱物または合成で製造された化合物であってよ
い。
【0039】ヒドロタルサイトおよび/またはゼオライ
トはハロゲン含有ポリマー100重量部を基準として、
例えば0.1ないし50重量部、有利には0.1ないし
10重量部、特に好ましくは0.1ないし5重量部の量
で使用され得る。
トはハロゲン含有ポリマー100重量部を基準として、
例えば0.1ないし50重量部、有利には0.1ないし
10重量部、特に好ましくは0.1ないし5重量部の量
で使用され得る。
【0040】アルカリ金属アルモカーボネート(ドーソ
ナイト):これらの化合物は次式:
ナイト):これらの化合物は次式:
【化26】 (式中、MはH,Li,Na,K,Mg1/2 ,C
a1/2 ,Sr1/2 またはZn1/2 を表し;ZはCO2 ,
SO2 ,(Cl2 O7 )1/2 ,B4 O6 ,S2 O2 (チ
オスルフェート)またはC2 O2 (オキサレート)を表
し;mはMがMg1/2 またはCa1/2 である場合1と2
の間の数を表し、全てのその他の場合において1と3の
間の数を表し;nは1と4の間の数を表し;oは2と4
の間の数を表し;そしてpは0と30の間の数を表す)
で表され得る。
a1/2 ,Sr1/2 またはZn1/2 を表し;ZはCO2 ,
SO2 ,(Cl2 O7 )1/2 ,B4 O6 ,S2 O2 (チ
オスルフェート)またはC2 O2 (オキサレート)を表
し;mはMがMg1/2 またはCa1/2 である場合1と2
の間の数を表し、全てのその他の場合において1と3の
間の数を表し;nは1と4の間の数を表し;oは2と4
の間の数を表し;そしてpは0と30の間の数を表す)
で表され得る。
【0041】使用され得る式Vで表されるアルモ塩化合
物は天然に生じる鉱物または合成で製造された化合物で
あってよい。金属は部分的に別のものにより置換されて
いてもよい。上記アルモ塩化合物は結晶、部分的結晶ま
たは不定形であり、そして乾燥ゲルの形態で存在し得
る。アルモ塩化合物はまた、より稀な結晶性変形体で存
在してもよい。そのような化合物の製造方法はEP39
4670に明記されている。天然に生じるアルモ塩化合
物の例はインディギライト(indigirite)、チュニサイト
(tunisite)、アルモヒドロカルサイト(alumohydrocalci
te) 、パラアルモヒドロカルサイト(para-alumohydroca
lcite)、ストロンチオドレッセライト(strontiodresser
ite)およびヒドロストロンチオドレッセライト(hydrost
rontiodresserite) である。アルモ塩化合物のその他の
例はカリウムアルモカーボネート{(K2 O)・(Al
2 O3 )・(CO2 )2 ・2H2 O}、ナトリウムアル
モチオスルフェート{(Na2 O)・(Al2 O3 )・
(S2 O2 )2 ・2H2 O}、カリウムアルモスルフィ
ット{(K2 O)・(Al2 O3 )・(SO2 )2 ・2
H2 O}、カルシウムアルモオキサレート{(CaO)
・(Al2 O3 )・(C2 O2 )2 ・5H2 O}、マグ
ネシウムアルモテトラボレート{(MgO)・(Al2
O3 )・(B4 O6 )2 ・5H2 O}、{(〔Mg0.2
Na0.6 〕2 O)・(Al2 O3 )・(CO2 )2 ・
4.1H2 O}、{(〔Mg0.2 Na0.6〕2 O)・
(Al2 O3 )・(CO2 )2 ・4.3H2 O}および
{(〔Mg0.3 Na0.4 〕2 O)・(Al2 O3 )・
(CO2 )2.2 ・4.9H2 O}である。
物は天然に生じる鉱物または合成で製造された化合物で
あってよい。金属は部分的に別のものにより置換されて
いてもよい。上記アルモ塩化合物は結晶、部分的結晶ま
たは不定形であり、そして乾燥ゲルの形態で存在し得
る。アルモ塩化合物はまた、より稀な結晶性変形体で存
在してもよい。そのような化合物の製造方法はEP39
4670に明記されている。天然に生じるアルモ塩化合
物の例はインディギライト(indigirite)、チュニサイト
(tunisite)、アルモヒドロカルサイト(alumohydrocalci
te) 、パラアルモヒドロカルサイト(para-alumohydroca
lcite)、ストロンチオドレッセライト(strontiodresser
ite)およびヒドロストロンチオドレッセライト(hydrost
rontiodresserite) である。アルモ塩化合物のその他の
例はカリウムアルモカーボネート{(K2 O)・(Al
2 O3 )・(CO2 )2 ・2H2 O}、ナトリウムアル
モチオスルフェート{(Na2 O)・(Al2 O3 )・
(S2 O2 )2 ・2H2 O}、カリウムアルモスルフィ
ット{(K2 O)・(Al2 O3 )・(SO2 )2 ・2
H2 O}、カルシウムアルモオキサレート{(CaO)
・(Al2 O3 )・(C2 O2 )2 ・5H2 O}、マグ
ネシウムアルモテトラボレート{(MgO)・(Al2
O3 )・(B4 O6 )2 ・5H2 O}、{(〔Mg0.2
Na0.6 〕2 O)・(Al2 O3 )・(CO2 )2 ・
4.1H2 O}、{(〔Mg0.2 Na0.6〕2 O)・
(Al2 O3 )・(CO2 )2 ・4.3H2 O}および
{(〔Mg0.3 Na0.4 〕2 O)・(Al2 O3 )・
(CO2 )2.2 ・4.9H2 O}である。
【0042】混合アルモ塩化合物はカチオン交換により
それ自体公知の方法に従って、好ましくはアルカリ金属
アルモ塩化合物から、または一緒にした沈澱物により得
られ得る(例えばUS5055284参照)。好ましい
アルモ塩化合物は、上記式中MがNaまたはKを表し;
ZがCO2 、SO2 または(Cl2 O7 )1/2 を表し;
mが1−3を表し;nが1−4を表し;oが2−4を表
し、そしてpが0−20を表す化合物である。Zは特に
好ましくはCO2 である。
それ自体公知の方法に従って、好ましくはアルカリ金属
アルモ塩化合物から、または一緒にした沈澱物により得
られ得る(例えばUS5055284参照)。好ましい
アルモ塩化合物は、上記式中MがNaまたはKを表し;
ZがCO2 、SO2 または(Cl2 O7 )1/2 を表し;
mが1−3を表し;nが1−4を表し;oが2−4を表
し、そしてpが0−20を表す化合物である。Zは特に
好ましくはCO2 である。
【0043】次式:
【化27】 (式中、Mは金属原子、例えばNa,K,Mg1/2 ,C
a1/2 ,Sr1/2 またはZn1/2 を表し、そしてpは0
ないし12の数を表す)で表され得る化合物もまた好ま
しい。特に好ましいのはナトリウムアルモジヒドロキシ
カーボネート(DASC)および同族カリウム化合物
(DAPC)である。
a1/2 ,Sr1/2 またはZn1/2 を表し、そしてpは0
ないし12の数を表す)で表され得る化合物もまた好ま
しい。特に好ましいのはナトリウムアルモジヒドロキシ
カーボネート(DASC)および同族カリウム化合物
(DAPC)である。
【0044】ドーソナイトはハロゲン含有ポリマー10
0重量部を基準として例えば0.01ないし50重量
部、有利には0.1ないし10重量部、特に好ましくは
0.1ないし5重量部の量で使用され得る。
0重量部を基準として例えば0.01ないし50重量
部、有利には0.1ないし10重量部、特に好ましくは
0.1ないし5重量部の量で使用され得る。
【0045】新規安定剤組合せは塩素含有ポリマーの加
工および安定化のために慣用であるその他の添加剤と共
に使用され得るが、その例は以下のとおりである: 酸化防止剤:適当な例は以下のとおりである:1.アルキル化モノフェノールの例 2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール、2−
ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−第
三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−第三ブ
チル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−第三ブ
チル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペ
ンチル−4−メチルフェノ−ル、2−(α−メチルシク
ロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−
ジオクタデシル−4−メチルフェノ−ル、2,4,6−
トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−第三ブチ
ル−4−メトキシメチルフェノール、2,6−ジノニル
−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−
(1’−メチルウンデシ−1’−イル)フェノール、
2,4−ジメチル−6−(1’−メチルヘプタデシ−
1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−
(1’−メチルトリデシ−1’−イル)フェノールおよ
びそれらの混合物。
工および安定化のために慣用であるその他の添加剤と共
に使用され得るが、その例は以下のとおりである: 酸化防止剤:適当な例は以下のとおりである:1.アルキル化モノフェノールの例 2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール、2−
ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−第
三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−第三ブ
チル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−第三ブ
チル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペ
ンチル−4−メチルフェノ−ル、2−(α−メチルシク
ロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−
ジオクタデシル−4−メチルフェノ−ル、2,4,6−
トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−第三ブチ
ル−4−メトキシメチルフェノール、2,6−ジノニル
−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−
(1’−メチルウンデシ−1’−イル)フェノール、
2,4−ジメチル−6−(1’−メチルヘプタデシ−
1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−
(1’−メチルトリデシ−1’−イル)フェノールおよ
びそれらの混合物。
【0046】2.アルキルチオメチルフェノールの例 2,4−ジオクチルチオメチル−6−第三ブチルフェノ
ール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチルフェ
ノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフ
ェノール、2,6−ジドデシルチオメチル−4−ノニル
フェノール。
ール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチルフェ
ノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフ
ェノール、2,6−ジドデシルチオメチル−4−ノニル
フェノール。
【0047】3.ヒドロキノンおよびアルキル化ヒドロ
キノンの例 2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシフェノール、2,
5−ジ第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ第三アミル
ヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシル
オキシフェノール、2,6−ジ第三ブチルヒドロキノ
ン、2,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルス
テアレート、ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)アジペート。
キノンの例 2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシフェノール、2,
5−ジ第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ第三アミル
ヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシル
オキシフェノール、2,6−ジ第三ブチルヒドロキノ
ン、2,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルス
テアレート、ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)アジペート。
【0048】4.トコフェロールの例 α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフ
ェロール、δ−トコフェロールおよびそれらの混合物
(ビタミンE)。
ェロール、δ−トコフェロールおよびそれらの混合物
(ビタミンE)。
【0049】5.ヒドロキシル化チオジフェニルエーテ
ルの例 2,2’−チオビス(6−第三ブチル−4−メチルフェ
ノール)、2,2’−チオビス(4−オクチルフェノー
ル)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル−3−メチ
ルフェノール)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル
−2−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(3,
6−ジ第二アミルフェノール)、4,4’−ビス(2,
6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィ
ド。
ルの例 2,2’−チオビス(6−第三ブチル−4−メチルフェ
ノール)、2,2’−チオビス(4−オクチルフェノー
ル)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル−3−メチ
ルフェノール)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル
−2−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(3,
6−ジ第二アミルフェノール)、4,4’−ビス(2,
6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィ
ド。
【0050】6.アルキリデンビスフェノールの例 2,2’−メチレンビス(6−第三ブチル−4−メチル
フェノール)、2,2’−メチレンビス(6−第三ブチ
ル−4−エチルフェノール)、2,2’−メチレンビス
〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェ
ノール〕、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス
(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2’−メ
チレンビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−第三ブチルフ
ェノール)、2,2’−エチリデンビス(6−第三ブチ
ル−4−イソブチルフェノール)、2,2’−メチレン
ビス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノ
ール〕、2,2’−メチレンビス〔6−(α,α−ジメ
チルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,4’−
メチレンビス(2,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
4,4’−メチレンビス(6−第三ブチル−2−メチル
フェノール)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス
(3−第三ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジ
ル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5
−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
ブタン、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキ
シ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメルカプ
トブタン、エチレングリコール−ビス〔3,3−ビス
(3’−第三ブチル−4’ーヒドロキシフェニル)ブチ
レート〕、ビス(3−第三ブチル−4ーヒドロキシ−5
−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス〔2−
(3’−第三ブチル−2’ーヒドロキシ−5’−メチル
ベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル〕テ
レフタレート、1,1−ビス(3,5−ジメチル−2−
ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−
メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタ
ン、1,1,5,5−テトラ(5−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン。
フェノール)、2,2’−メチレンビス(6−第三ブチ
ル−4−エチルフェノール)、2,2’−メチレンビス
〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェ
ノール〕、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス
(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2’−メ
チレンビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−第三ブチルフ
ェノール)、2,2’−エチリデンビス(6−第三ブチ
ル−4−イソブチルフェノール)、2,2’−メチレン
ビス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノ
ール〕、2,2’−メチレンビス〔6−(α,α−ジメ
チルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,4’−
メチレンビス(2,6−ジ−第三ブチルフェノール)、
4,4’−メチレンビス(6−第三ブチル−2−メチル
フェノール)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス
(3−第三ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジ
ル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5
−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
ブタン、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキ
シ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメルカプ
トブタン、エチレングリコール−ビス〔3,3−ビス
(3’−第三ブチル−4’ーヒドロキシフェニル)ブチ
レート〕、ビス(3−第三ブチル−4ーヒドロキシ−5
−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス〔2−
(3’−第三ブチル−2’ーヒドロキシ−5’−メチル
ベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル〕テ
レフタレート、1,1−ビス(3,5−ジメチル−2−
ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−
メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタ
ン、1,1,5,5−テトラ(5−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン。
【0051】7.O−,N−およびS−ベンジル化合物
の例 3,5,3’,5’−テトラ第三ブチル−4,4’−ジ
ヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテ
ート、トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)アミン、ビス(4−第三ブチル−3−ヒドロ
キシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレフタレー
ト、ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)スルフィド、イソオクチル3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテート。
の例 3,5,3’,5’−テトラ第三ブチル−4,4’−ジ
ヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテ
ート、トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)アミン、ビス(4−第三ブチル−3−ヒドロ
キシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレフタレー
ト、ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)スルフィド、イソオクチル3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテート。
【0052】8.ヒドロキシベンジル化マロネートの例 ジオクタデシル2,2−ビス(3,5−ジ第三ブチル−
2−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジオクタデシル
2−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−
2,2−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)マロネート、ビス〔4−(1,1,3,3−
テトラメチルブチル)フェニル〕2,2−ビス(3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネー
ト。
2−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジオクタデシル
2−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−
2,2−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)マロネート、ビス〔4−(1,1,3,3−
テトラメチルブチル)フェニル〕2,2−ビス(3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネー
ト。
【0053】9.芳香族ヒドロキシベンジル化合物の例 1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、
1,4−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、
2,4,6−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)フェノール。
ロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、
1,4−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、
2,4,6−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)フェノール。
【0054】10.トリアジン化合物の例 2,4−ビス(オクチルメルカプト)−6−(3,5−
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5
−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス
(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−
1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−
4,6−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
フェノキシ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−
トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェノ
キシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−トリス
(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イ
ソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−第三ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシ
アヌレート、2,4,6−トリス(3,5−ジ第三ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−ト
リアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサヒドロ
−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,
5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート。
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5
−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス
(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−
1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−
4,6−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
フェノキシ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−
トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェノ
キシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−トリス
(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イ
ソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−第三ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシ
アヌレート、2,4,6−トリス(3,5−ジ第三ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−ト
リアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサヒドロ
−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,
5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート。
【0055】11.ベンジルホスホネートの例 ジメチル−2,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベン
ジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホ
ネート、ジオクタデシル5−第三ブチル−4−ヒドロキ
シ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチ
ルエステルのカルシウム塩。
ジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホ
ネート、ジオクタデシル5−第三ブチル−4−ヒドロキ
シ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチ
ルエステルのカルシウム塩。
【0056】12.アシルアミノフェノールの例 4−ヒドロキシラウリン酸−アニリド、4−ヒドロキシ
ステアリン酸−アニリド、オクチルN−(3,5−ジ−
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−カルバメー
ト。
ステアリン酸−アニリド、オクチルN−(3,5−ジ−
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−カルバメー
ト。
【0057】13.β−(3,5−ジ第三ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と以下の一価または
多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と以下の一価または
多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
【0058】14.β−(5−第三ブチル−4−ヒドロ
キシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸と以下の一価
または多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
キシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸と以下の一価
または多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
【0059】15.β−(3,5−ジシクロシクロヘキ
シル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と以下の
一価または多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
シル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と以下の
一価または多価アルコールとのエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
【0060】16.3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル酢酸と以下の一価または多価アルコールと
のエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
キシフェニル酢酸と以下の一価または多価アルコールと
のエステル アルコールの例:メタノール、エタノール、オクタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジ
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒド
ロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒ
ドロキシエチル)オキサルアミド、3−チアウンデカノ
ール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメ
チル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ
〔2.2.2〕オクタン。
【0061】17.β−(3,5−ジ第三ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミドの例 N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、
N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、
N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヒドラジン。所望するなら
ば、構造が異なる酸化防止剤の混合物を使用することも
可能である。
ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミドの例 N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、
N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、
N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヒドラジン。所望するなら
ば、構造が異なる酸化防止剤の混合物を使用することも
可能である。
【0062】酸化防止剤はPVC100重量部あたり例
えば0.01ないし10重量部、有利には0.05ない
し10重量部、そして特に0.05ないし5重量部の量
で使用され得る。
えば0.01ないし10重量部、有利には0.05ない
し10重量部、そして特に0.05ないし5重量部の量
で使用され得る。
【0063】UV吸収剤および光安定剤:これらの例は
以下のとおりである:1.2−(2’−ヒドロキシフェニル) ベンゾトリアゾ
ールの例 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三ブチル−
2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三ブチル−
2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(3’−第二ブチル−5’−第三ブチル−2’
−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−4’−オクチルオキシフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三アミル
−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−
2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−
オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−
5’−〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニル
エチル〕−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒ
ドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’
−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキ
シカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−
(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−5’−
〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチ
ル〕−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾールおよび2−(3’
−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソオ
クチルオキシカルボニルエチル)フェニルベンゾトリア
ゾールの混合物、2,2’−メチレンビス〔4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリア
ゾール−2−イルフェノール〕;2−〔3’−第三ブチ
ル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−
ヒドロキシフェニル〕ベンゾトリアゾールとポリエチレ
ングリコール300とのエステル交換体;次式:〔RC
H2 CH2 COO(CH2 )3 −〕2 −(式中、Rは
3’−第三ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イルフェニル基を表す)で表さ
れる化合物。
以下のとおりである:1.2−(2’−ヒドロキシフェニル) ベンゾトリアゾ
ールの例 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三ブチル−
2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三ブチル−
2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(3’−第二ブチル−5’−第三ブチル−2’
−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−4’−オクチルオキシフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ第三アミル
−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−
2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−
オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−
5’−〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニル
エチル〕−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒ
ドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’
−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキ
シカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−
(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−5’−
〔2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチ
ル〕−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾールおよび2−(3’
−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソオ
クチルオキシカルボニルエチル)フェニルベンゾトリア
ゾールの混合物、2,2’−メチレンビス〔4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリア
ゾール−2−イルフェノール〕;2−〔3’−第三ブチ
ル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−
ヒドロキシフェニル〕ベンゾトリアゾールとポリエチレ
ングリコール300とのエステル交換体;次式:〔RC
H2 CH2 COO(CH2 )3 −〕2 −(式中、Rは
3’−第三ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イルフェニル基を表す)で表さ
れる化合物。
【0064】2.2−ヒドロキシ−ベンゾフェノンの例 4−ヒドロキシ−、4−メトキシ−、4−オクトキシ
−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ−、4−
ベンジルオキシ−、4,2’,4’−トリヒドロキシ−
および2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ誘導
体。
−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ−、4−
ベンジルオキシ−、4,2’,4’−トリヒドロキシ−
および2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ誘導
体。
【0065】3.置換されたおよび非置換安息香酸のエ
ステルの例 4−第三ブチルフェニルサリチレート、フェニルサリチ
レート、オクチルフェニルサリチレート、ジベンゾイル
レゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベンゾイル)レ
ゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、2,4−ジ
−第三ブチルフェニル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエート、ヘキサデシル3,5−ジ−第三
ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル
3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエー
ト、2−メチル−4,6−ジ第三ブチルフェニル3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
ステルの例 4−第三ブチルフェニルサリチレート、フェニルサリチ
レート、オクチルフェニルサリチレート、ジベンゾイル
レゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベンゾイル)レ
ゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、2,4−ジ
−第三ブチルフェニル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエート、ヘキサデシル3,5−ジ−第三
ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル
3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエー
ト、2−メチル−4,6−ジ第三ブチルフェニル3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
【0066】4.アクリレートの例 エチルα−シアノ−β, β−ジフェニルアクリレート、
イソオクチルα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリ
レート、メチルα−カルボメトキシシンナメート、メチ
ルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメー
ト、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシン
ナメート、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシ
ンナメートおよびN−(β−カルボメトキシ−β−シア
ノビニル) −2−メチルインドリン。
イソオクチルα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリ
レート、メチルα−カルボメトキシシンナメート、メチ
ルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメー
ト、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシン
ナメート、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシ
ンナメートおよびN−(β−カルボメトキシ−β−シア
ノビニル) −2−メチルインドリン。
【0067】5.ニッケル化合物の例 2,2’−チオビス−〔4−(1,1,3,3−テトラ
メチルブチル) フェノール〕のニッケル錯体、例えば
1:1または1:2錯体であって、所望によりn−ブチ
ルアミン、トリエタノールアミンもしくはN−シクロヘ
キシルジエタノールアミンのような他の配位子を伴うも
の、ニッケルジブチルジチオカルバメート、モノアルキ
ルエステル、例えば4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三
ブチルベンジルホスホン酸のメチルもしくはエチルエス
テルのニッケル塩、ケトキシム例えば2−ヒドロキシ−
4−メチル−フェニルウンデシルケトキシムのニッケル
錯体、1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシ
ピラゾールのニッケル錯体であって、所望により他の配
位子を伴うもの。
メチルブチル) フェノール〕のニッケル錯体、例えば
1:1または1:2錯体であって、所望によりn−ブチ
ルアミン、トリエタノールアミンもしくはN−シクロヘ
キシルジエタノールアミンのような他の配位子を伴うも
の、ニッケルジブチルジチオカルバメート、モノアルキ
ルエステル、例えば4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三
ブチルベンジルホスホン酸のメチルもしくはエチルエス
テルのニッケル塩、ケトキシム例えば2−ヒドロキシ−
4−メチル−フェニルウンデシルケトキシムのニッケル
錯体、1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシ
ピラゾールのニッケル錯体であって、所望により他の配
位子を伴うもの。
【0068】6.立体障害性アミンの例 ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバ
ケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジル)n−ブチル−3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルマロネート、
1−ヒドロキシエチル−2,2,6,6−テトラメチル
−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸との縮合生成
物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−第三オ
クチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−ト
リアジンとの縮合生成物、トリス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテー
ト、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラオエー
ト、1,1’−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,
3,5,5−テトラメチルピペラジノン)、4−ベンゾ
イル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−
ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−
3,5−ジ第三ブチルベンジル)マロネート、3−n−
オクチル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8
−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、
ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)スクシ
ネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミ
ンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−
トリアジンとの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ビス
(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビ
ス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合生成
物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,
3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピ
ルアミノ)エタンとの縮合生成物、8−アセチル−3−
ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8
−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、
3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピヘリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ド
デシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン。
ケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジル)n−ブチル−3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルマロネート、
1−ヒドロキシエチル−2,2,6,6−テトラメチル
−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸との縮合生成
物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−第三オ
クチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−ト
リアジンとの縮合生成物、トリス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテー
ト、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラオエー
ト、1,1’−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,
3,5,5−テトラメチルピペラジノン)、4−ベンゾ
イル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−
ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−
3,5−ジ第三ブチルベンジル)マロネート、3−n−
オクチル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8
−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、
ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)スクシ
ネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミ
ンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−
トリアジンとの縮合生成物、2−クロロ−4,6−ビス
(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビ
ス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合生成
物、2−クロロ−4,6−ジ(4−n−ブチルアミノ−
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,
3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピ
ルアミノ)エタンとの縮合生成物、8−アセチル−3−
ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8
−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4−ジオン、
3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピヘリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ド
デシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン。
【0069】7.オキサルアミドの例 4,4’−ジオクチルオキシオキサニリド、2,2’−
ジエトキシオキサニリド、2,2’−ジオクチルオキシ
−5,5’−ジ第三ブトキサニリド、2,2’−ジドデ
シルオキシ−5,5’−ジ第三ブチルオキサニリド、2
−エトキシ−2’−エチルオキサニリド、N,N’−ビ
ス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサルアミド、2
−エトキシ−5−第三ブチル−2’−エチルオキサニリ
ドおよび該化合物と2−エトキシ−2’−エチル−5,
4’−ジ第三ブチルオキサニリドとの混合物、オルト−
およびパラ−メトキシ−二置換オキサニリドの混合物お
よびo−およびp−エトキシ−二置換オキサニリドの混
合物。
ジエトキシオキサニリド、2,2’−ジオクチルオキシ
−5,5’−ジ第三ブトキサニリド、2,2’−ジドデ
シルオキシ−5,5’−ジ第三ブチルオキサニリド、2
−エトキシ−2’−エチルオキサニリド、N,N’−ビ
ス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサルアミド、2
−エトキシ−5−第三ブチル−2’−エチルオキサニリ
ドおよび該化合物と2−エトキシ−2’−エチル−5,
4’−ジ第三ブチルオキサニリドとの混合物、オルト−
およびパラ−メトキシ−二置換オキサニリドの混合物お
よびo−およびp−エトキシ−二置換オキサニリドの混
合物。
【0070】8.2−(2−ヒドロキシフェニル)−
1,3,5−トリアジンの例 2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオ
キシフェニル) −1,3,5−トリアジン、2−(2−
ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−
ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリ
アジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,
6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−
トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロ
ピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニ
ル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ
−4−オクチルオキシフェニル) −4,6−ビス(4−
メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2
−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル) −4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−ト
リアジン、2−〔2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シ−3−ブチルオキシプロポキシ)フェニル〕−4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−ト
リアジン、2−〔2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シ−3−オクチルオキシプロピルオキシ)フェニル〕−
4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,
5−トリアジン。
1,3,5−トリアジンの例 2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオ
キシフェニル) −1,3,5−トリアジン、2−(2−
ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−
ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリ
アジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,
6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−
トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロ
ピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニ
ル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ
−4−オクチルオキシフェニル) −4,6−ビス(4−
メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2
−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル) −4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−ト
リアジン、2−〔2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シ−3−ブチルオキシプロポキシ)フェニル〕−4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−ト
リアジン、2−〔2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シ−3−オクチルオキシプロピルオキシ)フェニル〕−
4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,
5−トリアジン。
【0071】新規安定剤混合物はアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属カルボキシレート、特にカルシウムカル
ボキシレート、アルミニウムカルボキシレート、1,3
−ジカルボニル化合物、ジヒドロピリジン、ホスフィッ
トまたはこれら物質の組合せと一緒が好ましい。
ルカリ土類金属カルボキシレート、特にカルシウムカル
ボキシレート、アルミニウムカルボキシレート、1,3
−ジカルボニル化合物、ジヒドロピリジン、ホスフィッ
トまたはこれら物質の組合せと一緒が好ましい。
【0072】可塑剤:適当な有機可塑剤の例は以下の群
からのものである: A)フタル酸エステル:そのような可塑剤の例はジメチ
ル、ジエチル、ジブチル、ジヘキシル、ジ−2−エチル
ヘキシル、ジ−n−オクチル、ジイソオクチル、ジイソ
ノニル、ジイソデシル、ジイソトリデシル、ジシクロヘ
キシル、ジメチルシクロヘキシル、ジメチルグリコー
ル、ジブチルグリコール、ベンジルブチルおよびジフェ
ニルフタレートおよびフタレートの混合物、例えば主と
して線状のアルコールからの炭素原子数7ないし9およ
び炭素原子数9ないし11のアルキルフタレート、炭素
原子数6ないし10のn−アルキルフタレートおよび炭
素原子数8ないし10のn−アルキルフタレートであ
る。これらの中で、ジブチル、ジヘキシル、ジ−2−エ
チルヘキシル、ジ−n−オクチル、ジイソオクチル、ジ
イソノニル、ジイソデシル、ジイソトリデシルおよびベ
ンジルブチルフタレートおよびアルキルフタレートの上
記混合物が好ましい。特に好ましいのは、ジ−2−エチ
ルヘキシル、ジイソノニルおよびジイソデシルフタレー
トであり、通常DOP(ジオクチルフタレート,ジ−2
−エチルヘキシルフタレート)、DINP(ジイソノニ
ルフタレート)およびDIDP(ジイソデシルフタレー
ト)の略語で知られている。
からのものである: A)フタル酸エステル:そのような可塑剤の例はジメチ
ル、ジエチル、ジブチル、ジヘキシル、ジ−2−エチル
ヘキシル、ジ−n−オクチル、ジイソオクチル、ジイソ
ノニル、ジイソデシル、ジイソトリデシル、ジシクロヘ
キシル、ジメチルシクロヘキシル、ジメチルグリコー
ル、ジブチルグリコール、ベンジルブチルおよびジフェ
ニルフタレートおよびフタレートの混合物、例えば主と
して線状のアルコールからの炭素原子数7ないし9およ
び炭素原子数9ないし11のアルキルフタレート、炭素
原子数6ないし10のn−アルキルフタレートおよび炭
素原子数8ないし10のn−アルキルフタレートであ
る。これらの中で、ジブチル、ジヘキシル、ジ−2−エ
チルヘキシル、ジ−n−オクチル、ジイソオクチル、ジ
イソノニル、ジイソデシル、ジイソトリデシルおよびベ
ンジルブチルフタレートおよびアルキルフタレートの上
記混合物が好ましい。特に好ましいのは、ジ−2−エチ
ルヘキシル、ジイソノニルおよびジイソデシルフタレー
トであり、通常DOP(ジオクチルフタレート,ジ−2
−エチルヘキシルフタレート)、DINP(ジイソノニ
ルフタレート)およびDIDP(ジイソデシルフタレー
ト)の略語で知られている。
【0073】B)脂肪族ジカルボン酸のエステル、特に
アジピン酸、アゼライン酸およびセバシン酸のエステ
ル。 そのような可塑剤の例はジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート、ジイソオクチルアジペート(混合物)、ジイソノ
ニルアジペート(混合物)、ジイソデシルアジペート
(混合物)、ベンジルブチルアジペート、ベンジルオク
チルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、
ジ−2−エチルヘキシルセバケートおよびジイソデシル
セバケート(混合物)である。好ましいのはジ−2−エ
チルヘキシルアジペートおよびジイソオクチルアジペー
トである。
アジピン酸、アゼライン酸およびセバシン酸のエステ
ル。 そのような可塑剤の例はジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート、ジイソオクチルアジペート(混合物)、ジイソノ
ニルアジペート(混合物)、ジイソデシルアジペート
(混合物)、ベンジルブチルアジペート、ベンジルオク
チルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、
ジ−2−エチルヘキシルセバケートおよびジイソデシル
セバケート(混合物)である。好ましいのはジ−2−エ
チルヘキシルアジペートおよびジイソオクチルアジペー
トである。
【0074】C)トリメリット酸エステル 例えばトリ−2−エチルヘキシルトリメリテート、トリ
イソデシルトリメリテート(混合物)、トリイソトリデ
シルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリテート
(混合物)およびトリ炭素原子数6ないし8のアルキ
ル、トリ炭素原子数6ないし10のアルキル、トリ炭素
原子数7ないし9のアルキルおよびトリ炭素原子数9な
いし11のアルキルトリメリテートである。後者のトリ
メリテートはトリメリット酸とアルカノールの相当する
混合物とのエステル化により形成される。好ましいトリ
メリテートはトリ−2−エチルヘキシルトリメリテート
およびアルカノール混合物からの上記トリメリテートで
ある。共通の略語はTOTM(トリオクチルトリメリテ
ート,トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート)、T
IDTM(トリイソデシルトリメリテート)およびTI
TDTM(トリイソトリデシルトリメリテート)であ
る。
イソデシルトリメリテート(混合物)、トリイソトリデ
シルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリテート
(混合物)およびトリ炭素原子数6ないし8のアルキ
ル、トリ炭素原子数6ないし10のアルキル、トリ炭素
原子数7ないし9のアルキルおよびトリ炭素原子数9な
いし11のアルキルトリメリテートである。後者のトリ
メリテートはトリメリット酸とアルカノールの相当する
混合物とのエステル化により形成される。好ましいトリ
メリテートはトリ−2−エチルヘキシルトリメリテート
およびアルカノール混合物からの上記トリメリテートで
ある。共通の略語はTOTM(トリオクチルトリメリテ
ート,トリ−2−エチルヘキシルトリメリテート)、T
IDTM(トリイソデシルトリメリテート)およびTI
TDTM(トリイソトリデシルトリメリテート)であ
る。
【0075】D)エポキシ可塑剤 これらは基本的にエポキシ化不飽和脂肪酸、例えばエポ
キシ化大豆油である。 E)ポリマー可塑剤 ポリエステル可塑剤の製造のための最も慣用的な出発物
質は以下のものである:ジカルボン酸、例えばアジピン
酸、フタル酸、アゼライン酸およびセバシン酸;および
ジオール例えば1,2−プロパンジオール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコールおよびジエチレ
ングリコール。
キシ化大豆油である。 E)ポリマー可塑剤 ポリエステル可塑剤の製造のための最も慣用的な出発物
質は以下のものである:ジカルボン酸、例えばアジピン
酸、フタル酸、アゼライン酸およびセバシン酸;および
ジオール例えば1,2−プロパンジオール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコールおよびジエチレ
ングリコール。
【0076】F)リン酸エステル そのようなリン酸エステルの例はトリブチルホスフェー
ト、トリ−2−エチルブチルホスフェート、トリ−2−
エチルヘキシルホスフェート、トリクロロエチルホスフ
ェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、
クレジルジフェニルホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート、トリクレジルホスフェートおよびトリキシレニ
ルホスフェートである。トリ−2−エチルヘキシルホス
フェートおよびレオフォス(登録商標, Reofos)50お
よび95(FMC社製)が好ましい。 G)塩素化炭化水素(パラフィン) H)炭化水素 I)モノエステル、例えばオレイン酸ブチル、オレイン
酸フェノキシエチル、オレイン酸テトラヒドロフルフリ
ルおよびアルキルスルホン酸エステル。 J)グリコールエステル、例えばジグリコールベンゾエ
ート。
ト、トリ−2−エチルブチルホスフェート、トリ−2−
エチルヘキシルホスフェート、トリクロロエチルホスフ
ェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、
クレジルジフェニルホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート、トリクレジルホスフェートおよびトリキシレニ
ルホスフェートである。トリ−2−エチルヘキシルホス
フェートおよびレオフォス(登録商標, Reofos)50お
よび95(FMC社製)が好ましい。 G)塩素化炭化水素(パラフィン) H)炭化水素 I)モノエステル、例えばオレイン酸ブチル、オレイン
酸フェノキシエチル、オレイン酸テトラヒドロフルフリ
ルおよびアルキルスルホン酸エステル。 J)グリコールエステル、例えばジグリコールベンゾエ
ート。
【0077】群A)ないしJ)からの可塑剤の定義およ
び例は以下のハンドブックに見出され得る:「プラスチ
ック添加剤のハンドブック(Tashenbuch der Kunststoff
additive) 」,エル.ゲヒターおよびハー.ミュラー編
集,カール・ハンザー・フェルラーク,1989年,第
5章,第341−442頁。「PVCテクノロジー(PVC
Technology)」,ダブリュ.ヴィー.チトウ編集,第4
版,エルゼビエール・パブリッシャーズ,1984年,
第6章,第147−180頁。異なる可塑剤の混合物を
使用することも可能である。可塑剤はPVC100重量
部を基準として例えば5ないし120重量部、有利には
10ないし100重量部の量で使用され得る。
び例は以下のハンドブックに見出され得る:「プラスチ
ック添加剤のハンドブック(Tashenbuch der Kunststoff
additive) 」,エル.ゲヒターおよびハー.ミュラー編
集,カール・ハンザー・フェルラーク,1989年,第
5章,第341−442頁。「PVCテクノロジー(PVC
Technology)」,ダブリュ.ヴィー.チトウ編集,第4
版,エルゼビエール・パブリッシャーズ,1984年,
第6章,第147−180頁。異なる可塑剤の混合物を
使用することも可能である。可塑剤はPVC100重量
部を基準として例えば5ないし120重量部、有利には
10ないし100重量部の量で使用され得る。
【0078】適当な滑剤の例はモンタン蝋、脂肪酸エス
テル、PEワックス、アミドワックス、塩素化パラフィ
ン、グリセロールエステルまたはアルカリ土類金属セッ
ケン、およびEP225261に記載のシリコーンをベ
ースとする滑剤である。使用され得る滑剤はまた「プラ
スチック添加剤のハンドブック(Tashenbuch der Kunsts
toffadditive) 」,エル.ゲヒターおよびハー.ミュラ
ー編集,カール・ハンザー・フェルラーク,第3版,1
989年,第478−488頁に記載されている。
テル、PEワックス、アミドワックス、塩素化パラフィ
ン、グリセロールエステルまたはアルカリ土類金属セッ
ケン、およびEP225261に記載のシリコーンをベ
ースとする滑剤である。使用され得る滑剤はまた「プラ
スチック添加剤のハンドブック(Tashenbuch der Kunsts
toffadditive) 」,エル.ゲヒターおよびハー.ミュラ
ー編集,カール・ハンザー・フェルラーク,第3版,1
989年,第478−488頁に記載されている。
【0079】充填剤:可能な充填剤の例(「PVC成形
ハンドブック(Handbook of PVC-Formulating」,イー.
ジェイ.ヴィックソン編集,ジョン・ウイリー・アンド
・サンズ,ニューヨーク,1993年,第393−44
9頁)および強化剤の例(添加剤ハンドブック(Taschen
buch der Kunststoffadditive)」,エル.ゲヒターおよ
びハー.ミュラー編集,カール・ハンザー・フェルラー
ク,第3版,1989年,第549−615頁)はカル
シウムカーボネート、ドロマイト、ウォラストナイト、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、シリケート、
ガラス繊維、カルク、カオリン、チョーク(白亜)、マ
イカ(雲母)、金属酸化物および金属水酸化物、カーボ
ンブラックまたはグラファイトであり、チョーク(白
亜)が好ましい。
ハンドブック(Handbook of PVC-Formulating」,イー.
ジェイ.ヴィックソン編集,ジョン・ウイリー・アンド
・サンズ,ニューヨーク,1993年,第393−44
9頁)および強化剤の例(添加剤ハンドブック(Taschen
buch der Kunststoffadditive)」,エル.ゲヒターおよ
びハー.ミュラー編集,カール・ハンザー・フェルラー
ク,第3版,1989年,第549−615頁)はカル
シウムカーボネート、ドロマイト、ウォラストナイト、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、シリケート、
ガラス繊維、カルク、カオリン、チョーク(白亜)、マ
イカ(雲母)、金属酸化物および金属水酸化物、カーボ
ンブラックまたはグラファイトであり、チョーク(白
亜)が好ましい。
【0080】顔料:適当な顔料は当業者に公知である。
無機顔料の例はTiO2 、カーボンブラック、Fe2 O
3 、Sb2 O3 、(Ti,Ba,Sb)O2 、Cr2 O
3 、スピネル、例えばコバルトブルーおよびコバルトグ
リーン、Cd(S,Se)、ウルトラマリンブルーであ
る。TiO2 およびその微粒子形態が好ましい。有機顔
料の例はアゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン
顔料、ペリレン顔料、ピロロピロール顔料およびアント
ラキノン顔料である。その他の詳細は「PVC成形ハン
ドブック(Handbook of PVC-Formulating」,イー.ジェ
イ.ヴィックソン編集,ジョン・ウイリー・アンド・サ
ンズ,ニューヨーク,1993年,第449−474頁
に見出され得る。
無機顔料の例はTiO2 、カーボンブラック、Fe2 O
3 、Sb2 O3 、(Ti,Ba,Sb)O2 、Cr2 O
3 、スピネル、例えばコバルトブルーおよびコバルトグ
リーン、Cd(S,Se)、ウルトラマリンブルーであ
る。TiO2 およびその微粒子形態が好ましい。有機顔
料の例はアゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン
顔料、ペリレン顔料、ピロロピロール顔料およびアント
ラキノン顔料である。その他の詳細は「PVC成形ハン
ドブック(Handbook of PVC-Formulating」,イー.ジェ
イ.ヴィックソン編集,ジョン・ウイリー・アンド・サ
ンズ,ニューヨーク,1993年,第449−474頁
に見出され得る。
【0081】安定化されるべき塩素含有ポリマーおよび
それらの再循環物の例は以下のものである:塩化ビニル
のポリマー、塩化ビニル単位をその構造に含むビニル樹
脂、例えば塩化ビニルおよび脂肪酸のビニルエステル、
特に酢酸ビニルのコポリマー、塩化ビニルとアクリル酸
およびメタクリル酸と、およびアクリロニトリルとのコ
ポリマー、塩化ビニルとジエン化合物および不飽和ジカ
ルボン酸またはそれらの無水物とのコポリマー、例えば
塩化ビニルとジエチルマレエート、ジエチルフマレート
または無水マレイン酸とのコポリマー、後塩素化ポリマ
ーおよび塩化ビニルのコポリマー、塩化ビニルおよび塩
化ビニリデンと不飽和アルデヒド、ケトンおよびその他
のもの、例えばアクロレイン、クロトンアルデヒド、ビ
ニルメチルケトン、ビニルメチルエーテル、ビニルイソ
ブチルエーテル等とのコポリマー;塩化ビニリデンのポ
リマーおよびそれと塩化ビニルおよびその他の重合性化
合物とのコポリマー;ビニルクロロアセテートとジクロ
ロジビニルエーテルのポリマー;酢酸ビニルの塩素化ポ
リマー、アクリル酸およびα−置換されたアクリル酸の
塩素化ポリマーエステル;塩素化スチレン、例えばジク
ロロスチレンのポリマー;塩素化ゴム;エチレンの塩素
化ポリマー;クロロブタジエンのポリマーおよび後塩素
化ポリマーおよびそれと塩化ビニルとのコポリマー、塩
素化天然および合成ゴム;および上記ポリマー相互また
はその他の重合性化合物との混合物。
それらの再循環物の例は以下のものである:塩化ビニル
のポリマー、塩化ビニル単位をその構造に含むビニル樹
脂、例えば塩化ビニルおよび脂肪酸のビニルエステル、
特に酢酸ビニルのコポリマー、塩化ビニルとアクリル酸
およびメタクリル酸と、およびアクリロニトリルとのコ
ポリマー、塩化ビニルとジエン化合物および不飽和ジカ
ルボン酸またはそれらの無水物とのコポリマー、例えば
塩化ビニルとジエチルマレエート、ジエチルフマレート
または無水マレイン酸とのコポリマー、後塩素化ポリマ
ーおよび塩化ビニルのコポリマー、塩化ビニルおよび塩
化ビニリデンと不飽和アルデヒド、ケトンおよびその他
のもの、例えばアクロレイン、クロトンアルデヒド、ビ
ニルメチルケトン、ビニルメチルエーテル、ビニルイソ
ブチルエーテル等とのコポリマー;塩化ビニリデンのポ
リマーおよびそれと塩化ビニルおよびその他の重合性化
合物とのコポリマー;ビニルクロロアセテートとジクロ
ロジビニルエーテルのポリマー;酢酸ビニルの塩素化ポ
リマー、アクリル酸およびα−置換されたアクリル酸の
塩素化ポリマーエステル;塩素化スチレン、例えばジク
ロロスチレンのポリマー;塩素化ゴム;エチレンの塩素
化ポリマー;クロロブタジエンのポリマーおよび後塩素
化ポリマーおよびそれと塩化ビニルとのコポリマー、塩
素化天然および合成ゴム;および上記ポリマー相互また
はその他の重合性化合物との混合物。
【0082】本明細書において、PVCという用語はP
VCと重合性化合物、例えばアクリロニトリル、酢酸ビ
ニルまたはABSとのコポリマーを包含し、懸濁重合
体、塊状重合体および乳化重合体であってよい。PVC
ホモポリマー単独またはポリアクリレートとの組合せが
好ましい。
VCと重合性化合物、例えばアクリロニトリル、酢酸ビ
ニルまたはABSとのコポリマーを包含し、懸濁重合
体、塊状重合体および乳化重合体であってよい。PVC
ホモポリマー単独またはポリアクリレートとの組合せが
好ましい。
【0083】PVCとEVA、ABSおよびMBSとの
グラフトポリマーもまた包含される。その他の好ましい
物質は上記ホモ−、およびコポリマー、特に塩化ビニル
ホモコポリマーとその他の熱可塑性および/またはエラ
ストマーポリマーの混合物、特にABS、MBS、NB
R、SAN、EVA、CPE、MBAS、PMA、PM
MA、EPDMおよびポリラクトンとのブレンドであ
る。懸濁重合体および塊状重合体、そして乳化重合体が
好ましい。特に好ましい塩素含有ポリマーはポリ塩化ビ
ニル、特に懸濁重合体および塊状重合体である。
グラフトポリマーもまた包含される。その他の好ましい
物質は上記ホモ−、およびコポリマー、特に塩化ビニル
ホモコポリマーとその他の熱可塑性および/またはエラ
ストマーポリマーの混合物、特にABS、MBS、NB
R、SAN、EVA、CPE、MBAS、PMA、PM
MA、EPDMおよびポリラクトンとのブレンドであ
る。懸濁重合体および塊状重合体、そして乳化重合体が
好ましい。特に好ましい塩素含有ポリマーはポリ塩化ビ
ニル、特に懸濁重合体および塊状重合体である。
【0084】本発明における安定化のために、その他の
適当なポリマーは特に塩素含有ポリマーの再循環物(再
利用物)であり、これらのポリマーは加工、使用または
貯蔵により損傷を受けた、上に詳細に記載したポリマー
である。PVC再循環物が特に好ましい。再循環物はま
た、しばしば除去することが困難である少量の外来物
質、例えば紙、顔料、接着剤を包含し得る。これら外来
物質はまた、使用や再加工の途中での種々の物質との接
触に起因してもよく、例えば燃料の残渣、コーティング
材料の一部、微量の金属および開始剤の残渣である。
適当なポリマーは特に塩素含有ポリマーの再循環物(再
利用物)であり、これらのポリマーは加工、使用または
貯蔵により損傷を受けた、上に詳細に記載したポリマー
である。PVC再循環物が特に好ましい。再循環物はま
た、しばしば除去することが困難である少量の外来物
質、例えば紙、顔料、接着剤を包含し得る。これら外来
物質はまた、使用や再加工の途中での種々の物質との接
触に起因してもよく、例えば燃料の残渣、コーティング
材料の一部、微量の金属および開始剤の残渣である。
【0085】安定剤の混合物は当業者によく知られた方
法で使用される。例えば、安定剤混合物について、実際
的な使用の前に、それを例えば粒状物または押出物また
はペーストに付形化することにより慣用的な添加剤と一
緒に加工することもまた可能である。本発明はさらに、
ハロゲン含有ポリマーまたはポリマー再循環物を安定化
するために粒状物、押出物またはペーストとしておよび
/または滑剤を伴う形態における(所謂ワンパック配合
物)上述した安定剤混合物の使用法を提供する。個々の
安定剤に対しておよびハロゲン含有ポリマーそれ自体に
対し、上記に表した好ましいものが適用され、同様に上
記に記載されたその他の成分の一つもまた使用できる。
法で使用される。例えば、安定剤混合物について、実際
的な使用の前に、それを例えば粒状物または押出物また
はペーストに付形化することにより慣用的な添加剤と一
緒に加工することもまた可能である。本発明はさらに、
ハロゲン含有ポリマーまたはポリマー再循環物を安定化
するために粒状物、押出物またはペーストとしておよび
/または滑剤を伴う形態における(所謂ワンパック配合
物)上述した安定剤混合物の使用法を提供する。個々の
安定剤に対しておよびハロゲン含有ポリマーそれ自体に
対し、上記に表した好ましいものが適用され、同様に上
記に記載されたその他の成分の一つもまた使用できる。
【0086】安定剤混合物は公知の方法にてポリマーに
添加することができ、上に言及した安定剤と、所望なら
ば、他の安定剤とを、公知の装置、例えばミキサー、配
合機、押出機、ミル等を使用してハロゲン含有ポリマー
と混合される。本発明では安定剤は個々に、または互い
の混合物として、そうでなければ所謂マスターバッチの
形態で添加することができる。本発明は結局、安定剤成
分および、所望ならば、その他の添加剤をPVCと、カ
レンダー、ミキサー、配合機、押出機等の装置を使用し
て混合することからなるハロゲン含有ポリマーを安定化
する方法をも提供する。
添加することができ、上に言及した安定剤と、所望なら
ば、他の安定剤とを、公知の装置、例えばミキサー、配
合機、押出機、ミル等を使用してハロゲン含有ポリマー
と混合される。本発明では安定剤は個々に、または互い
の混合物として、そうでなければ所謂マスターバッチの
形態で添加することができる。本発明は結局、安定剤成
分および、所望ならば、その他の添加剤をPVCと、カ
レンダー、ミキサー、配合機、押出機等の装置を使用し
て混合することからなるハロゲン含有ポリマーを安定化
する方法をも提供する。
【0087】本発明はまた、このような方法により安定
化された新規な安定剤混合物を含むポリマー組成物に関
する。それらは公知の方法によって所望の形状にするこ
とができる。このような方法は、圧延(カレンダリン
グ)、押出、射出成形、焼結またはスピンニングであ
り、ならびにまた押出吹込成形またはプラスチゾル法に
よる加工である。ポリマー組成物はフォームに加工する
こともできる。本発明はまた、ハロゲン含有ポリマーか
ら製造できる成形品を製造するための安定化されたポリ
マー組成物の使用にも関する。新規なポリマー組成物は
半硬質および可撓性配合物、例えばワイヤ外装およびケ
ーブル絶縁のための可撓性配合物に適当である。半硬質
配合物の形態において、新規ポリマー組成物は特に装飾
用フィルム、フォーム(発泡体)、農業用フィルム、ホ
ース、封止用形材および事務用フィルム、押出形材およ
びシート、床用フィルム材およびシート材、被覆製品及
び合成皮革ならびにまた、クラッシュパッドシート(自
動車部門で使用するための)に適している。
化された新規な安定剤混合物を含むポリマー組成物に関
する。それらは公知の方法によって所望の形状にするこ
とができる。このような方法は、圧延(カレンダリン
グ)、押出、射出成形、焼結またはスピンニングであ
り、ならびにまた押出吹込成形またはプラスチゾル法に
よる加工である。ポリマー組成物はフォームに加工する
こともできる。本発明はまた、ハロゲン含有ポリマーか
ら製造できる成形品を製造するための安定化されたポリ
マー組成物の使用にも関する。新規なポリマー組成物は
半硬質および可撓性配合物、例えばワイヤ外装およびケ
ーブル絶縁のための可撓性配合物に適当である。半硬質
配合物の形態において、新規ポリマー組成物は特に装飾
用フィルム、フォーム(発泡体)、農業用フィルム、ホ
ース、封止用形材および事務用フィルム、押出形材およ
びシート、床用フィルム材およびシート材、被覆製品及
び合成皮革ならびにまた、クラッシュパッドシート(自
動車部門で使用するための)に適している。
【0088】硬質配合物の形態において、新規ポリマー
組成物は、中空物品(ボトル)、包装用フィルム(熱成
形フィルム)、ブローフィルム、クラッシュパッドシー
ト(自動車)、パイプ、発泡体、重形材(窓枠)、透明
壁用形材、建築用形材、サイディング(sidings) 、家具
類(fittings)、および装置外枠(コンピュータ,家庭用
器具)ならびに他の射出成形品のために特に適してい
る。プラスチゾルとしての本発明によるポリマー組成物
の使用例は人工皮革、床仕上材、織布コーティング、壁
紙、コイルコーティングおよび自動車用車体底面保護で
ある。本発明に従って安定化されたPVCは焼結PVC
適用の例はスラッシ、スラッシモールドおよびコイルコ
ーティングである。
組成物は、中空物品(ボトル)、包装用フィルム(熱成
形フィルム)、ブローフィルム、クラッシュパッドシー
ト(自動車)、パイプ、発泡体、重形材(窓枠)、透明
壁用形材、建築用形材、サイディング(sidings) 、家具
類(fittings)、および装置外枠(コンピュータ,家庭用
器具)ならびに他の射出成形品のために特に適してい
る。プラスチゾルとしての本発明によるポリマー組成物
の使用例は人工皮革、床仕上材、織布コーティング、壁
紙、コイルコーティングおよび自動車用車体底面保護で
ある。本発明に従って安定化されたPVCは焼結PVC
適用の例はスラッシ、スラッシモールドおよびコイルコ
ーティングである。
【0089】N−ピペリジニルトリアジンは、公知の参
照文献(Houben-Weyl "Methoden der organischen Chem
ie", Vol.VIII,233-237:、SAUERSTOFFVERBINDEUNGEN II
I, 3rd Ed. Thieme Verlag Stuttgart, 1952) から公知
である。種々のN−ピペリジニルアミンとの反応のため
の出発材料は、塩化シアヌル、ジアミノ−クロロ−1,
3,5−トリアジンまたは種々の置換されたビスジアル
キルアミノ−クロロ−1,3,5−トリアジンあるいは
ジアルキルアミノ−および/またはアルキルアミノ−ジ
クロロ−1,3,5−トリアジンを使用することができ
る。
照文献(Houben-Weyl "Methoden der organischen Chem
ie", Vol.VIII,233-237:、SAUERSTOFFVERBINDEUNGEN II
I, 3rd Ed. Thieme Verlag Stuttgart, 1952) から公知
である。種々のN−ピペリジニルアミンとの反応のため
の出発材料は、塩化シアヌル、ジアミノ−クロロ−1,
3,5−トリアジンまたは種々の置換されたビスジアル
キルアミノ−クロロ−1,3,5−トリアジンあるいは
ジアルキルアミノ−および/またはアルキルアミノ−ジ
クロロ−1,3,5−トリアジンを使用することができ
る。
【0090】
【実施例】以下の実施例により本発明をより詳しく説明
するが、本発明はそれに制限されない。特記しない限
り、部および%はこれまでと同様に重量を基準とする。 実施例1:N,N’−ビス[2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン−4−イル]オキサミド 4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
156.3gを、ジエチルオキサレート56.6g
(0.4mol)に攪拌しながらゆっくり添加すると激
しい熱の発生とともにアミノリシスが起こる。温度は約
100℃に上昇する。キシレン150mlの添加に次い
で、エタノールを18.5時間かけて88−137℃で
留去する。次いでバッチをキシレン1500mlに吸収
させ、熱ろ過し、そして冷却する。沈澱した結晶を吸引
ろ過しそしてキシレンから再結晶化する。 収量 120g(理論値の82%),融点225−23
1℃
するが、本発明はそれに制限されない。特記しない限
り、部および%はこれまでと同様に重量を基準とする。 実施例1:N,N’−ビス[2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン−4−イル]オキサミド 4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
156.3gを、ジエチルオキサレート56.6g
(0.4mol)に攪拌しながらゆっくり添加すると激
しい熱の発生とともにアミノリシスが起こる。温度は約
100℃に上昇する。キシレン150mlの添加に次い
で、エタノールを18.5時間かけて88−137℃で
留去する。次いでバッチをキシレン1500mlに吸収
させ、熱ろ過し、そして冷却する。沈澱した結晶を吸引
ろ過しそしてキシレンから再結晶化する。 収量 120g(理論値の82%),融点225−23
1℃
【0091】以下の生成物(実施例2−8)は4−アミ
ノ−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジンを相当
する酸クロライドと反応させることにより、またはビス
−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジニル−1,
6−ヘキサンジアミンを無水酢酸と反応させることによ
り製造される:
ノ−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジンを相当
する酸クロライドと反応させることにより、またはビス
−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジニル−1,
6−ヘキサンジアミンを無水酢酸と反応させることによ
り製造される:
【化28】
【化29】
【0092】実施例9:安定剤IおよびIIを製造するた
めに、Zn/Caステアレート混合物を市販品ベータ−
ジケトンと(安定剤I)ならびに、それらとまたピペリ
ジン化合物(実施例5)とを8:2:1.5の比で(安
定剤II)、タンブルミキサー中で1.5時間の間、強力
に混合する。これらの安定剤の混合物の、1.0部(安
定剤I)もしくは1.15部(安定剤II)の部分をそれ
ぞれS−PVC(K値70)100部と、ジオクチルフ
タレート/エポキシド大豆油の混合物21部ならびに市
販の液体アリールアルキルホスフィットと混合し、混合
物を練りローラーにて190℃で5分間可塑化する。試
験片を得られたシート(厚み0.2mm)から切出しそ
してマチスサーモタクター(Mathis Thermotakter)中で
下記の表に示す期間熱応力をかける。次いで黄色度指数
(YI)をASTM−1925−70に従って測定す
る。
めに、Zn/Caステアレート混合物を市販品ベータ−
ジケトンと(安定剤I)ならびに、それらとまたピペリ
ジン化合物(実施例5)とを8:2:1.5の比で(安
定剤II)、タンブルミキサー中で1.5時間の間、強力
に混合する。これらの安定剤の混合物の、1.0部(安
定剤I)もしくは1.15部(安定剤II)の部分をそれ
ぞれS−PVC(K値70)100部と、ジオクチルフ
タレート/エポキシド大豆油の混合物21部ならびに市
販の液体アリールアルキルホスフィットと混合し、混合
物を練りローラーにて190℃で5分間可塑化する。試
験片を得られたシート(厚み0.2mm)から切出しそ
してマチスサーモタクター(Mathis Thermotakter)中で
下記の表に示す期間熱応力をかける。次いで黄色度指数
(YI)をASTM−1925−70に従って測定す
る。
【0093】見いだされたより低いYIは、黄変および
そのための材料への損傷からの安定剤系によるより効果
的な保護を示す。安定化ポリマーの長期熱安定性は広範
な変色の突然の発生から明らかである。安定剤は全て非
常に有効であり、熱応力条件下でより長期間この変色は
延期される。 加熱試験:180℃における試験片のYI
そのための材料への損傷からの安定剤系によるより効果
的な保護を示す。安定化ポリマーの長期熱安定性は広範
な変色の突然の発生から明らかである。安定剤は全て非
常に有効であり、熱応力条件下でより長期間この変色は
延期される。 加熱試験:180℃における試験片のYI
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ヴェーナー ドイツ連邦共和国,64372 オーベル−ラ ムシュタット,ロシュトッカー シュトラ ーセ 11 (72)発明者 カール ヨーゼフ クーン ドイツ連邦共和国,64686 ローテルター ル,ニーベルンゲンシュトラーセ 774 (72)発明者 ヴァレリオ ボルツァッタ イタリア国,40127 ボローニャ,ヴィア ノベリ,2 (72)発明者 ゲルハルト ライツ スイス国,3007 ベルン,ボーモントヴェ ーク 15
Claims (9)
- 【請求項1】 A)Zn−O−結合を有する有機亜鉛化
合物の少なくとも1種と、B)式 【化1】 〔式中、基および記号は以下の意味を表す:XはOまた
はSを表し;aは0ないし8を表し;bは2ないし12
を表し;cは1または2を表し;kは2ないし6を表
し;R1 はHまたは炭素原子数1ないし8のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
7ないし9のフェニルアルキル基または炭素原子数5な
いし8のシクロアルキル基を表し;R2 は炭素原子数1
ないし8のアルキル基、−NH2 、R3 NG−、R4 −
O−、[R3 −NG−CX ]c E−、(炭素原子数1な
いし4のアルキル)2 N(CH2)k −CX−、フェニル
基またはOHで、炭素原子数1ないし4のアルコキシで
もしくは炭素原子数1ないし4のアルキルで置換された
フェニル基を表し;Gは 【化2】 を表し;R3 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基、R2 −CX−NG−
(CH2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2
N(CH2)k −またはGを表し;R4 は炭素原子数1な
いし4のアルキル基、シクロヘキシル基またはベンジル
基を表し;Eは 【化3】 を表し;Aは>CO、−(CH2 )m −、−(CH2 )
d −CO−または−NH(CH2)n −CO−を表し;
mは0または1を表し;nは2ないし12を表し;pは
0または1を表し;dは1ないし8を表し;qは1また
は2を表し;rは2ないし50を表すが;pが0のと
き、Aは>CO、−(CH2 )m −、−(CH2 )d −
CO−、−NH(CH2 )n −CO−を表し;pが1の
とき、Aは−(CH2 )m −を表し;基Lは−CH2 −
CHR6 −、−(CH2 )3 −、−CH=CH−、 【化4】 を表し;R5 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし8のシクロアルキル基またはGを表し;R6 は
H、炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し;R7
はHまたはCH3 を表し;Qは−O−または>NHを表
し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −を表し;お
よびsは3ないし60を表す。〕で表される化合物の少
なくとも1種とからなる、ハロゲン含有ポリマーのため
の安定剤の組合せ。 - 【請求項2】 上記式中、基および記号は以下の意味を
表す:XはOまたはSを表し;aは0ないし4を表し;
bは2ないし6を表し;cは1または2を表し;kは2
または3を表し;R1 はHまたは炭素原子数1ないし8
のアルキル基を表し;R2 は炭素原子数1ないし8のア
ルキル基、−NH2 、R3 −NG−、[R3 −NG−C
X]c E−または(炭素原子数1ないし4のアルキル)
2 N(CH2)k−CX−を表し;R3 はH、炭素原子数
1ないし8のアルキル基、R2 −CX−NG−(C
H2 )b 、(炭素原子数1ないし4のアルキル)2 N
(CH2)k −またはGを表し;Eは 【化5】 を表し;R5 はH、炭素原子数1ないし8のアルキル基
またはGを表し;Aは−CO、−(CH2 )m −、−
(CH2 )d −CO−または−NH(CH2)n −CO
−を表し;mは0または1を表し;nは2ないし6を表
し;pは0または1を表し;dは1ないし4を表し;q
は1または2を表し;rは2ないし50を表すが;pが
0のとき、Aは−CO−、−(CH2 )m −、−(CH
2 )d −CO−または−NH(CH2 )n −CO−を表
し;pが1のとき、Aは−(CH2 )m −を表し;基L
は−CH2 −CHR6 −、−(CH2 )3 −、 【化6】 を表し;R6 はHまたは炭素原子数1ないし12のアル
キル基を表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −
を表し;R7 はHまたはCH3 を表し;Qは−O−また
は>NHを表し;およびsは3ないし60を表す、請求
項1に記載の安定剤の組合せ。 - 【請求項3】 上記式中、基および記号は以下の意味を
表す:XはOを表し;aは0ないし4を表し;bは2な
いし6を表し;cは1を表し;R1 はHまたは炭素原子
数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は[R3 −NG
−CX]c E−を表し;R3 はH、炭素原子数1ないし
8のアルキル基、R2 −CX−NG−(CH2 )b また
はGを表し;Eは(CH2 )a または−NH−(C
H2 )b NH−を表し;R5 はGを表し;Aは−(CH
2 )m −を表し;mは0または1を表し;nは2ないし
6を表し;pは0を表し;qは1または2を表し;rは
2ないし50を表し;基Lは−CH2 −CHR6 −、−
(CH2 )3 −または−CH=CH−を表し;R6 はH
を表し;Yは−CH2 −CH(OH)−CH2 −を表
し;R7 はHを表し;Qは>NHを表し;およびsは3
ないし60を表す、請求項1に記載の安定剤の組合せ。 - 【請求項4】 アルカリ金属化合物および/またはアル
カリ土類金属化合物および/またはアルミニウム化合物
をさらに含む請求項1に記載の安定剤の組合せ。 - 【請求項5】 カルシウムカルボキシレートをさらに含
む請求項1に記載の安定剤の組合せ。 - 【請求項6】 アルミニウムカルボキシレートをさらに
含む請求項1に記載の安定剤の組合せ。 - 【請求項7】 エポキシドおよびエポキシ化脂肪酸エス
テル、ホスフィット、チオホスフィット、チオホスフェ
ート、ポリオール、1,3−ジカルボニル化合物、メル
カプトカルボン酸エステル、ジヒドロピリジン、酸化防
止剤、光安定剤および紫外線吸収剤、アルカリ金属化合
物およびアルカリ土類金属化合物、過塩素酸塩、ゼオラ
イト、ヒドロタルサイトおよびドーソナイトからなる群
からの少なくとも1種の物質をさらに含む請求項1に記
載の安定剤の組合せ。 - 【請求項8】 ハロゲン含有ポリマーおよび請求項1に
記載の安定剤の組合せを含む組成物。 - 【請求項9】 請求項1に記載の安定剤の組合せをハロ
ゲン含有ポリマーに添加することからなる該ハロゲン含
有ポリマーを安定化する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH751/96 | 1996-03-22 | ||
CH75196 | 1996-03-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1045983A true JPH1045983A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=4194353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9108012A Pending JPH1045983A (ja) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せにおける4−アシルアミド−ピペリジン化合物 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1045983A (ja) |
AT (1) | AT413210B (ja) |
BE (1) | BE1012198A5 (ja) |
BR (1) | BR9701422A (ja) |
CA (1) | CA2200536A1 (ja) |
DE (1) | DE19711690A1 (ja) |
DK (1) | DK29697A (ja) |
ES (1) | ES2147078B1 (ja) |
FR (1) | FR2746405A1 (ja) |
GB (1) | GB2311292B (ja) |
IT (1) | IT1290431B1 (ja) |
NL (1) | NL1005608C2 (ja) |
NO (1) | NO971335L (ja) |
SE (1) | SE9701011L (ja) |
TW (1) | TW354800B (ja) |
ZA (1) | ZA972426B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000273248A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-10-03 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 熱可塑性エラストマー及びその製造方法 |
JP2000273254A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-10-03 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 熱可塑性エラストマー及びその製造方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19752481A1 (de) * | 1997-11-27 | 1999-06-02 | Cit Alcatel | Isoliermaterial auf der Basis von Polyvinylchlorid |
GB0219260D0 (en) | 2002-08-19 | 2002-09-25 | Clariant Gmbh | Improvements in or relating to organic compounds |
US8822575B2 (en) | 2007-08-28 | 2014-09-02 | Basf Se | Stabilizer mixture |
CN103554009B (zh) * | 2013-10-22 | 2016-05-04 | 山西省化工研究所(有限公司) | 一种尼龙多功能稳定剂的制备方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3684765A (en) * | 1970-01-08 | 1972-08-15 | Sankyo Co | Stabilization of synthetic polymers |
EP0421933B1 (de) * | 1989-10-06 | 1996-06-12 | Ciba-Geigy Ag | Stabilisierte chlorhaltige Polymerzusammensetzungen |
EP0432096A1 (de) * | 1989-12-06 | 1991-06-12 | Ciba-Geigy Ag | Stabilisierte chlorhaltige Zusammensetzung |
EP0446171A3 (en) * | 1990-03-08 | 1992-05-20 | Ciba-Geigy Ag | Stabilised chlorinated polymer compositions |
US5283273A (en) * | 1990-11-30 | 1994-02-01 | Ciba-Geigy Corporation | Stabilized chlorine-containing polymers |
DE59106533D1 (de) * | 1990-11-30 | 1995-10-26 | Ciba Geigy Ag | Stabilisierte chlorhaltige Polymere. |
DE59108223D1 (de) * | 1990-11-30 | 1996-10-31 | Ciba Geigy Ag | Stabilisierte chlorhaltige Polymere |
ES2115744T3 (es) * | 1992-05-13 | 1998-07-01 | Ciba Geigy Ag | Composiciones estabilizadas de polimeros clorados. |
EP0796888B1 (de) * | 1996-03-22 | 2005-12-14 | Wolfgang Wehner | Stabilisatorkombination für chlorhaltige Polymere |
-
1997
- 1997-03-17 DK DK029697A patent/DK29697A/da not_active Application Discontinuation
- 1997-03-19 SE SE9701011A patent/SE9701011L/xx not_active Application Discontinuation
- 1997-03-20 CA CA002200536A patent/CA2200536A1/en not_active Abandoned
- 1997-03-20 DE DE19711690A patent/DE19711690A1/de not_active Withdrawn
- 1997-03-20 ZA ZA9702426A patent/ZA972426B/xx unknown
- 1997-03-20 FR FR9703402A patent/FR2746405A1/fr not_active Withdrawn
- 1997-03-21 IT IT97MI000662A patent/IT1290431B1/it active IP Right Grant
- 1997-03-21 AT AT0050297A patent/AT413210B/de not_active IP Right Cessation
- 1997-03-21 NO NO971335A patent/NO971335L/no not_active Application Discontinuation
- 1997-03-21 ES ES009700618A patent/ES2147078B1/es not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-21 TW TW086103573A patent/TW354800B/zh active
- 1997-03-21 BR BR9701422A patent/BR9701422A/pt not_active Application Discontinuation
- 1997-03-21 GB GB9705846A patent/GB2311292B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-21 JP JP9108012A patent/JPH1045983A/ja active Pending
- 1997-03-21 BE BE9700251A patent/BE1012198A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1997-03-21 NL NL1005608A patent/NL1005608C2/nl not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000273248A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-10-03 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 熱可塑性エラストマー及びその製造方法 |
JP2000273254A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-10-03 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 熱可塑性エラストマー及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE9701011D0 (sv) | 1997-03-19 |
NO971335D0 (no) | 1997-03-21 |
IT1290431B1 (it) | 1998-12-03 |
ATA50297A (de) | 2005-05-15 |
TW354800B (en) | 1999-03-21 |
GB2311292A (en) | 1997-09-24 |
DE19711690A1 (de) | 1997-11-06 |
BE1012198A5 (fr) | 2000-07-04 |
AT413210B (de) | 2005-12-15 |
SE9701011L (sv) | 1997-09-23 |
NL1005608A1 (nl) | 1997-09-23 |
FR2746405A1 (fr) | 1997-09-26 |
GB2311292B (en) | 2000-10-04 |
ITMI970662A1 (it) | 1998-09-21 |
DK29697A (da) | 1997-09-23 |
ZA972426B (en) | 1997-09-22 |
GB9705846D0 (en) | 1997-05-07 |
ES2147078B1 (es) | 2001-04-01 |
ES2147078A1 (es) | 2000-08-16 |
CA2200536A1 (en) | 1997-09-22 |
NO971335L (no) | 1997-09-23 |
NL1005608C2 (nl) | 2000-05-22 |
BR9701422A (pt) | 1998-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1046668B2 (de) | Stabilisatorkombinationen für chlorhaltige Polymere | |
US6013703A (en) | Stabilizer combination for chlorine-containing polymers | |
KR19980024864A (ko) | N,n-디메틸-6-아미노우라실로써 안정화된 경질 pvc | |
JPH0711084A (ja) | ポリ塩化ビニルの安定化 | |
JPH10120855A (ja) | ポリ塩化ビニルのための安定剤としてのモノマー性およびオリゴマー性ビスホスフィット | |
JPH07292196A (ja) | 安定化されたポリ塩化ビニル | |
JPH09208780A (ja) | 安定化されたハロゲン含有ポリマー | |
JP4243382B2 (ja) | 塩素含有ポリマーと少なくとも1種のシアノアセチル尿素とを含有する組成物、塩素含有組成物の安定化方法およびシアノアセチル尿素の使用 | |
EP1569994B1 (de) | Monosubstituierte 6-aminouracile zum stabilisieren von halogenhaltigen polymeren | |
JPH0912815A (ja) | 帯電防止剤を含有するハロゲン含有ポリマー | |
JP4886519B2 (ja) | ハロゲン含有ポリマーのための安定剤組成物 | |
US6232375B1 (en) | 4-aminopyrimidinones and oxazolidino-4-aminopyrimidinones, process for their preparation and their use for stabilizing halogen-containing polymers | |
JPH1045983A (ja) | 塩素含有ポリマーのための安定剤の組合せにおける4−アシルアミド−ピペリジン化合物 | |
US5804622A (en) | Monomeric N-piperidinylmelamines as stabilizers for chlorine-containing polymers | |
JPH1053571A (ja) | 塩素含有ポリマーのための安定剤 | |
JPH07300544A (ja) | 安定化ハロゲン含有ポリマー | |
GB2345695A (en) | Stabilizer combinations for halogen-containing polymers |