JPH1037905A - アクチュエータ作動回路 - Google Patents
アクチュエータ作動回路Info
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- JPH1037905A JPH1037905A JP19337996A JP19337996A JPH1037905A JP H1037905 A JPH1037905 A JP H1037905A JP 19337996 A JP19337996 A JP 19337996A JP 19337996 A JP19337996 A JP 19337996A JP H1037905 A JPH1037905 A JP H1037905A
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Abstract
答性が良好で、かつ、アクチュエータのハンチングを十
分に抑制することができるアクチュエータ作動回路の提
供を目的としている。 【解決手段】本発明のアクチュエータ作動回路Aは、ア
クチュエータ10とリザーバタンク12との間で油圧ポ
ンプ14によって圧油を流す油圧回路1と、油圧回路1
に介挿され、アクチュエータ10とリザーバタンク12
との間での油流方向を制御する方向制御弁8と、方向制
御弁8にパイロット圧を作用させて方向制御弁8の切換
え動作を制御するパイロット圧回路2と、方向制御弁8
を通じて流れる油の圧力を検知し且つその検知圧の変化
に応じて油圧ポンプ14の吐出量を変化させる制御回路
6と、パイロット圧回路2のパイロット圧の作用によっ
て制御回路6にアキュムレータ20を作用させること
で、制御回路6によって検知される検知圧の変化を抑制
し、これにより、油圧ポンプ14の吐出量の増大を抑制
する抑制手段とを具備している。
Description
アクチュエータのハンチングを抑制し得るアクチュエー
タ作動回路に関する。
業機械等に設けられた油圧作動のアクチュエータは、例
えば、アクチュエータへの圧油の流れを制御するスプー
ルバルブ(以下、単に制御弁という。)を、操作レバー
の操作に伴うパイロット圧によって切換えることによ
り、動作される。
切換え制御を行なう場合、操作レバーがニュートラル位
置に保持され、制御弁のスプールがアクチュエータへの
圧油の流れを遮断するニュートラル位置に保持された状
態では、アクチュエータは動作しない。しかし、オペレ
ータは、一般に、アクチュエータが動作されると否とに
かかわらず操作レバーを絶えず握った状態でいることが
多く、その状態で、作業時に発生する機体の振動によっ
てオペレータの体が揺れると、その影響でオペレータが
握っている操作レバーがオペレータの意に反して急動作
することがあり、こうした場合には、操作レバーを介し
たパイロット圧により制御弁のスプールが急動作してア
クチュエータが不用意にガタガタ揺れる(ハンチングを
起こす)といった事態が生じる。その結果、機体の揺れ
がさらに大きくなり、それに伴ってオペレータの体の揺
れも大きくなるといった振動の悪循環をきたすこととな
る。 このようなハンチングを抑制する対策としては、
従来から様々な手段が講じられている。図5および図6
はその一例を示すものである。
102から油圧ポンプ104を介して圧送される圧油に
よってアクチュエータ(油圧モータ)100が動作され
る。アクチュエータ100への圧油の流れは制御弁10
6(この制御弁106は、他の複数の制御弁とともに弁
ユニットを構成していても良い)の切換え動作によって
制御され、制御弁106の切換え動作は操作レバー10
8の操作に伴うパイロット圧によって行なわれる。油圧
ポンプ104の吐出量は、制御弁106を通じて流れる
油の圧力を検知し且つその検知圧に応じて油圧ポンプ1
04の駆動を制御する制御回路110によって、変化さ
れる。制御弁106にパイロット圧を導入するパイロッ
ト圧回路112は、油圧ポンプ114によってパイロッ
ト圧を供給するパイロット圧供給管路112aと、パイ
ロット圧供給管路112aからのパイロット圧を制御弁
106のスプールに作用させる2つのパイロット圧導入
管路112b,112cとからなり、パイロット圧供給
管路112aと各パイロット圧導入管路112b,11
2cとの連通状態を操作レバー108によって制御する
ようになっている。そして、この回路構成では、各パイ
ロット圧導入管路112b,112cの途中に絞り11
6が設けられ、この絞り116によって操作レバー10
8の急な動きに対する制御弁106のスプールの応答を
鈍くすることにより、アクチュエータ100のハンチン
グを抑えるようにしている。
は、チェックバルブ119の下流側に、非常用としてア
キュムレータ118が設けられている。このアキュムレ
ータ118は、作業機械のエンジンが故障などによって
停止してエンジンによって駆動される油圧ポンプ114
が作動しなくなった場合において、油圧ポンプ114の
代わりに、その蓄圧によって制御弁106のスプールを
動作させるために設けられているものである。したがっ
て、エンジンが故障等で停止した緊急時でも、操作レバ
ー108を操作してアキュムレータ118の作用に伴う
パイロット圧によって制御弁106のスプールを動作さ
せれば、アクチュエータ100を所定量動作させること
ができる。
な構成が図5の油圧回路と同じであるが、アクチュエー
タ100のハンチングを抑えるために、各パイロット圧
導入管路112b,112cの途中がシャトルバルブ1
20の2つの入口側にそれぞれ接続され、シャトルバル
ブ120の出口側にアキュムレータ122が接続された
構成となっている。この構成では、アキュムレータ12
2の緩衝作用によってパイロット圧が吸収緩和され、操
作レバー108の急な動きに対する制御弁106のスプ
ールの応答が鈍くなる。
前述した2つの従来例では、操作レバー108の操作に
伴うパイロット圧を、そのまま直接に制御弁106に導
入するのではなく、絞り116やアキュムレータ122
によって下げた後に制御弁106に導入することで、操
作レバー108の動きに対する制御弁106のスプール
の応答を鈍くし、これによって、アクチュエータ100
のハンチングを抑制しようとしている。
制御弁106のスプールの応答を鈍くすると、アクチュ
エータ100の動き始めや停止時にタイムラグが生じる
こととなる。したがって、機械操作に必要な急レバー操
作時(スケルトン作業等)にアクチュエータ100がシ
ャープに動かなかったり、危険回避のための急停止が行
なえないといった不具合が生じる。
エータ100が複数ある場合、各アクチュエータ100
に対して絞り116やアキュムレータ122を設けなけ
ればならないため、回路構成が複雑化し、ハンチング抑
制に要するコストが増大するといった不具合がある。
の場合、絞り116のオリフィス径を極端に小さくして
制御弁 106のスプールの応答性をかなり鈍くしたと
しても、アクチュエータ100のハンチングを十分に抑
制することはできない。
であり、その目的とするところは、操作レバーの操作に
対するアクチュエータの応答性が良好で、かつ、アクチ
ュエータのハンチングを十分に抑制することができるア
クチュエータ作動回路を提供することにある。
に、本発明のアクチュエータ作動回路は、アクチュエー
タとリザーバタンクとの間で油圧ポンプによって圧油を
流す油圧回路と、前記油圧回路に介挿され、アクチュエ
ータとリザーバタンクとの間での油流方向を制御する方
向制御弁と、方向制御弁にパイロット圧を作用させて方
向制御弁の切換え動作を制御するパイロット圧回路と、
方向制御弁を通じて流れる油の圧力を検知し且つその検
知圧の変化に応じて油圧ポンプの吐出量を変化させる制
御回路と、前記パイロット圧回路のパイロット圧の作用
によって前記制御回路にアキュムレータを作用させるこ
とで、制御回路によって検知される検知圧の変化を抑制
し、これにより、油圧ポンプの吐出量の増大を抑制する
抑制手段とを具備している。
実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態に係る油圧回路(アクチュエータ作動回路)Aを示
している。図示のように、この油圧回路Aは、例えばパ
ワーショベルやクレーンなどの建設作業機械に設けられ
た旋回体を旋回させる油圧モータ(以下、アクチュエー
タという。)10とリザーバタンク12との間で圧油を
流す主回路1と、アクチュエータ10とリザーバタンク
12との間での油流方向を制御する方向制御弁8と、方
向制御弁8にパイロット圧を導入して方向制御弁8の切
換え動作を制御するパイロット圧回路2とを有してい
る。なお、この場合、方向制御弁8はスプールの摺動に
よってその弁方向が切換えられるスプール弁である。
を油圧ポンプ(以下、アクチュエータポンプという。)
14によって圧送する油圧管路1aと、油圧管路1aを
通じて圧送された油をリザーバタンク 12に戻す戻し
管路1bとを有している。なお、これらの管路1a,1
bは方向制御弁8の別個のポートにそれぞれ接続されて
いる。また、戻し管路1bには絞り7が設けられてい
る。
クチュエータ側回路3の両端と、油圧管路1aによって
圧送された圧油をアクチュエータ側回路3に供給する管
路4と、アクチュエータ側回路3からの戻り油を絞り7
の下流側で戻し管路1bに流す管路5とがそれぞれ接続
されている。
御弁8を通じて流れる油の圧力を検知し且つその検知圧
に応じてアクチュエータポンプ14の駆動を制御する制
御回路6によって、変化される。具体的には、この制御
回路6は、絞り7の上流側の戻し管路1b内の圧を検知
してアクチュエータポンプ14の吐出量を制御するもの
である。すなわち、制御回路6は、絞り7の上流側の戻
し管路1bに接続する検出管路6aを有し、方向制御弁
8が図示のニュートラル位置(アクチュエータ10への
圧油の流れを遮断して圧油をリザーバタンク12に戻す
位置)ロに位置する場合には、戻し管路1bの絞り7に
よって立ち上げられた圧Pを検出管路6aを通じて検知
して、アクチュエータポンプ14の吐出量が最小となる
ようにアクチュエータポンプ14の駆動を制御する。ま
た、制御回路6は、方向制御弁8が2つの作動位置イ,
ハのいずれかに切換わることによって絞り7の上流側の
戻し管路1b内の圧がPから低下した際には、その低下
した圧を検出管路6aを通じて検知して、圧の低下具合
に応じてアクチュエータポンプ14の吐出量が増大する
ようにアクチュエータポンプ14の駆動を制御する。な
お、以下、この制御回路6をネガコン回路(ネガティブ
コントロール回路)と称することにする。
するパイロット圧回路2は、リザーバタンク12から油
圧ポンプ(以下、パイロットポンプという。)19によ
ってパイロット圧を供給するパイロット圧供給管路2a
と、パイロット圧供給管路2aからのパイロット圧を方
向制御弁8のスプールに作用させる2つのパイロット圧
導入管路2b,2cとからなり、パイロット圧供給管路
2aと各パイロット圧導入管路2b,2cとの連通状態
を操作レバー9によって制御するようになっている。つ
まり、操作レバー9の操作方向によってパイロット圧供
給管路2aがいずれかのパイロット圧導入管路2b,2
cと連通し、また、操作レバー9の操作量によって管路
同志2a,2b(2c)の連通度合いが制御され、こう
した操作レバー9の操作に伴うパイロット圧によって方
向制御弁8のスプールの動き(弁切換え動作)が制御さ
れる。
ル位置ロに保持され、パイロット圧導入管路2b,2c
を通じてパイロット圧が作用すると、2つの作動位置
イ,ハのいずれかに切換わるようになっている。
ぐチェックバルブ17と、方向制御弁8への油流を強制
的に遮断するロックバルブ18とが介挿されている。ま
た、パイロット圧供給管路2aにはリリーフ弁16が設
けられており、供給管路2a内圧が所定値を越えた際に
はリリーフ弁16によって圧油を管路15からリザーバ
タンク12へ逃がすことができるようになっている。
アキュムレータ20が接続管路29を介してパイロット
圧供給管路2aに接続されている。接続管路29の途中
には、パイロット圧によってその弁方向が切換えられる
方向切換弁21が介挿されている。
からはそれぞれ分岐管路30,31が分岐しており、こ
れらの分岐管路30,31はシャトルバルブ23の2つ
の入口側にそれぞれ接続されている。また、シャトルバ
ルブ23の出口側は第1のパイロット圧管路25を介し
て方向切換弁21のパイロット圧導入用ポートに接続さ
れている。つまり、パイロット圧導入管路2b,2cに
作用するパイロット圧を第1のパイロット圧管路25を
介して方向切換弁21に導入して、方向切換弁21を切
換えることができるようになっている。
ト圧管路 26の一端が接続しており、この第2のパイ
ロット圧管路26の他端はネガコン回路6の検出管路6
aの途中に接続している。
レータ20をパイロット圧供給管路2aに接続する図示
の位置に保持されるが、パイロット圧管路25を通じて
パイロット圧が作用すると、アキュムレータ20を第2
のパイロット圧管路26に接続する位置に切換えられ
る。
て説明する。操作レバー9を操作しない場合、すなわ
ち、操作レバー9をそのニュートラル位置に保持した状
態では、パイロット圧がパイロット圧導入管路2b,2
cに作用しないため、方向制御弁8がアクチュエータ1
0への圧油の流れを遮断するニュートラル位置ロに保持
される。したがって、アクチュエータ10は動作しな
い。
て圧送される油がそのまま戻し管路1bを介してリザー
バタンク12に戻される。なお、この場合には、戻し管
路1bの絞り7によって立ち上げられる戻り油の圧Pが
検出管路6aを通じてネガコン回路6により検知され、
アクチュエータポンプ14の吐出量が最小量に保持され
る。
圧管路25にパイロット圧が作用しないため、方向切換
弁21はアキュムレータ20をパイロット圧供給管路2
aに接続する図示の位置に保持される。したがって、ア
キュムレータ20は、パイロット圧供給管路2aに作用
して、図5および図6で示した従来のアキュムレータ1
18と同様の機能、すなわち、エンジンが故障等で停止
した緊急時の補助パイロットポンプとしての機能を果た
し得る状態となる。
操作されると、パイロット圧がパイロット圧導入管路2
b,2cのいずれか一方に作用し、方向制御弁8がいず
れかの作動位置イ,ハに切換えられる。したがって、ア
クチュエータ10が動作される。この場合、操作レバー
9からのパイロット圧は絞られることなくそのまま方向
制御弁8に作用するため、操作レバー9の操作に対する
アクチュエータ10の応答性は極めて良好となる。
ハのいずれかに切換わる過程では、絞り7の上流側の戻
し管路1b内の圧がPから低下し、その低下する圧が検
出管路6aを通じて検知される。つまり、検出管路6a
内の圧が低下し、それに伴ってアクチュエータポンプ1
4の吐出量が増大されていく。しかしながら、この場合
におけるアクチュエータポンプ14の吐出量の変化(増
大)は、ネガコン回路6によって緩やかに行なわれる。
これは、以下の理由による。
は、パイロット圧導入管路2b,2cに作用したパイロ
ット圧がシャトルバルブ23と第1のパイロット圧管路
25とを介して方向切換弁21にも作用する。したがっ
て、方向切換弁21は、アキュムレータ20を第2のパ
イロット圧管路26に接続する位置に切換わる。これに
より、アキュムレータ20の蓄圧が第2のパイロット圧
管路26を介してネガコン回路6の検出管路6aに作用
し、検出管路6a内の圧力低下が鈍くなる。その結果、
アクチュエータポンプ14の吐出量の変化(増大)が緩
やかになる。
して方向制御弁8のスプールを素早く切換えた場合で
も、アキュムレータ20の前述した作用により検出管路
6a内の圧力の低下は鈍いため、アクチュエータポンプ
14の吐出量の増大が緩やかに行なわれ、操作レバー9
の急操作に伴うアクチュエータ10の急激な動作が抑制
される。
圧が検出管路6aに作用する場合における、操作レバー
9の操作量とそれに伴う検出管路6a内圧との関係を示
している。図示のように、操作レバー9をニュートラル
位置(中立位置)からフルポジションまで一気に操作し
ても、検出管路6a内の圧力は緩やかに低下する。した
がって、アクチュエータポンプ14の吐出量は緩やかに
増大し、アクチュエータ10は穏やかに動作する。つま
り、操作レバー9の急操作(あるいは、機体の振動に伴
う細かい動作)に伴うアクチュエータ10の急激な動作
すなわちハンチングが抑制される。
キュムレータ20の蓄圧が検出管路6aに作用しない図
2の(a)の場合(従来)と比較すれば、より明確とな
る。すなわち、図2の(a)に示すように、アキュムレ
ータ20の蓄圧が検出管路6aに作用しないと、操作レ
バー9の急操作によって検出管路6a内の圧力が急激に
落ち込む。したがって、アクチュエータポンプ14の吐
出量が急激に増大し、アクチュエータ10が急動作す
る。つまり、操作レバー9の動きにアクチュエータ10
が敏感に応答し、操作レバー9の急操作(あるいは、機
体の振動に伴う細かい動作)に伴うアクチュエータ10
の急激な動作によってハンチングが助長される。
路Aは、操作レバー9を操作することによってアキュム
レータ20の蓄圧がネガコン回路 6の検出管路6aに
作用し、これによって、検出管路6a内圧の低下を鈍く
して(急激な低下を抑制して)アクチュエータポンプ1
4の吐出量の立上がりを遅らせるようにしているため、
アクチュエータ10が穏やかに動作し、操作レバー9の
急操作(あるいは、機体の振動に伴う細かい動作)に伴
うアクチュエータ10の急激な動作すなわちハンチング
が抑制される。つまり、操作レバー9の急操作で仮にハ
ンチングが生じても、機体の揺れは小さく、また、収束
も早い。したがって、オペレータが操作レバー9をニュ
ートラル位置で絶えず握った状態で、作業時に発生する
機体の振動によってオペレータの体が揺れて操作レバー
9が急動作しても、アクチュエータ10が不用意にガタ
ガタ揺れて機体の振動がさらに激しくなるといった事態
はほぼ回避される。
バー9の操作に対する方向制御弁8の応答(アクチュエ
ータ10の応答)を鈍くするのではなく、アクチュエー
タポンプ14の吐出量の立上がりを緩やかにしているだ
けであるため、図5および図6に示す従来例のように、
アクチュエータ10の動き始めや停止時にタイムラグが
生じることはない。つまり、アクチュエータ10の応答
性が良好である。
ータ20としては、従来からある非常用としてのアキュ
ムレータ(図5および図6におけるアキュムレータ11
8)をそのまま使用することができるため、装備品の有
効活用を図ることができ、コストの低減に寄与できる。
回路Bを示している。なお、図1と同じ構成要素につい
ては同一符号を付してその詳細な説明を省略する。図示
のように、本実施形態の油圧回路Bは、例えばパワーシ
ョベルやクレーンなどの旋回体を旋回させる油圧モータ
としてのアクチュエータ10と、ブームを起伏させるシ
リンダとしてのアクチュエータ10´とを動作させるた
めの回路である。なお、図示のように、アクチュエータ
10を動作させてそのハンチングを抑制するための回路
構成は図1とほぼ同一である。
の方向制御弁8とは別個に、アクチュエータポンプ14
からの圧油をアクチュエータ10´側の回路3´に供給
する方向制御弁8´が介挿されている。この方向制御弁
8´は方向制御弁8とともに弁ユニット45(無論、他
の方向制御弁を含んでいても良い)を構成しており、方
向制御弁8´には、油圧管路1aによって圧送された圧
油をアクチュエータ側回路3´に供給する管路4´と、
アクチュエータ側回路3´からの戻り油を絞り7の下流
側で戻し管路1bに流す管路5´とがそれぞれ接続され
ている。
入するパイロット圧回路2´は、ロックバルブ18の下
流側でパイロット圧供給管路2aから分岐する分岐管路
2a´と、分岐管路2a´からのパイロット圧を方向
制御弁8´のスプールに作用させる2つのパイロット圧
導入管路2b´,2c´とからなり、分岐管路2a´と
各パイロット圧導入管路2b´,2c´との連通状態を
操作レバー9´によって制御するようになっている。
途中からはそれぞれ分岐管路30´,31´が分岐して
おり、これらの分岐管路30´,31´はシャトルバル
ブ23´の2つの入口側にそれぞれ接続されている。ま
た、シャトルバルブ23´の出口側は中継のシャトルバ
ルブ41の入口側に接続されている。なお、中継のシャ
トルバルブ41の他の入口側には、操作レバー9側のシ
ャトルバルブ23の出口側が接続している。そして、中
継のシャトルバルブ41の出口側は、第1のパイロット
圧管路25を介して方向切換弁21のパイロット圧導入
用ポートに接続されている。
は、いずれかの操作レバー9,9´が操作されると、方
向切換弁21が切換わってアキュムレータ20の蓄圧が
ネガコン回路6の検出管路6aに作用し、これによっ
て、検出管路6a内圧の低下が鈍くなって、アクチュエ
ータポンプ14の吐出量の立上がりが緩慢になる。した
がって、アクチュエータ10,10´が穏やかに動作
し、操作レバー9,9´の急操作(あるいは、機体の振
動に伴う細かい動作)に伴うアクチュエータ10,10
´の急激な動作すなわちハンチングが抑制される。ま
た、複数のアクチュエータ10,10´に対して共通の
ハンチング抑制回路を使用しているため、回路構成が簡
単であり、ハンチング抑制に要するコストを抑えること
ができる。
回路Cを示している。なお、 図1および図3と同じ構
成要素については同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。
は、例えばパワーショベルやクレーンなどの旋回体を旋
回させる油圧モータとしてのアクチュエータ10を含む
複数のアクチュエータからなる第1のアクチュエータ群
(図ではアクチュエータ10を含む2つのアクチュータ
からなる群)と、ブームを起伏させるシリンダとしての
アクチュエータ10´を含む複数のアクチュエータから
なる第2のアクチュエータ群(図ではアクチュエータ1
0´を含む2つのアクチュータからなる群)とを別個の
アクチュエータポンプ 14,14´によって動作させ
るための回路である。
群を動作させるための主回路1と、第2のアクチュエー
タ群を動作させるための主回路1´とを有している。主
回路1には、アクチュエータ10のための方向制御弁8
とは別個に、アクチュエータポンプ14からの圧油を図
示しない他のアクチュエータ側の回路に供給する方向制
御弁50が介挿されている。この方向制御弁50は方向
制御弁8とともに弁ユニット55を構成している。な
お、弁ユニット55の管路構成は図3で示した弁ユニッ
ト45のそれと同じである。
からの油をアクチュエータポンプ14´によって圧送す
る油圧管路1a´と、油圧管路1a´を通じて圧送され
た油をリザーバタンク12に戻す戻し管路 1b´とを
有している。なお、戻し管路1b´には絞り7が設けら
れている。
ネガコン回路6´によって変化される。すなわち、ネガ
コン回路6´は、絞り7の上流側の戻し管路1b´に接
続する検出管路6a´を有し、絞り7の上流側の戻し管
路1b´内の圧がPから低下した際には、その低下した
圧を検出管路6a´を通じて検知して、圧の低下具合に
応じてアクチュエータポンプ14´の吐出量が増大する
ようにアクチュエータポンプ14´の駆動を制御する。
0´のための方向制御弁8´と、図示しない他のアクチ
ュエータのための方向制御弁51とが介挿されており、
これらの方向制御弁8´,51は弁ユニット56を構成
している。なお、弁ユニット56の管路構成は図3で示
した弁ユニット45のそれと同じである。
入するパイロット圧回路2´は、ロックバルブ18の下
流側でパイロット圧供給管路2aから分岐する分岐管路
2a´と、分岐管路2a´からのパイロット圧を方向
制御弁8´のスプールに作用させる2つのパイロット圧
導入管路2b´,2c´とからなり、分岐管路2a´と
各パイロット圧導入管路2b´,2c´との連通状態を
操作レバー9´によって制御するようになっている。
途中からはそれぞれ分岐管路30´,31´が分岐して
おり、これらの分岐管路30´,31´はシャトルバル
ブ23´の2つの入口側にそれぞれ接続されている。ま
た、シャトルバルブ23´の出口側は中継のシャトルバ
ルブ41の入口側に接続されている。なお、中継のシャ
トルバルブ41の他の入口側には、操作レバー9側のシ
ャトルバルブ23の出口側が接続している。そして、中
継のシャトルバルブ41の出口側は、第1のパイロット
圧管路25を介して方向切換弁21のパイロット圧導入
用ポートに接続されている。
路26の一端が接続しており、第2のパイロット圧管路
26の他端は他の方向切換弁48の第1のポートに接続
されている。また、方向切換弁48の第2および第3の
ポートには、ネガコン回路6の検出管路6aに接続する
第3のパイロット圧管路60と、ネガコン回路 6´の
検出管路6a´に接続する第4のパイロット圧管路61
とがそれぞれ接続されている。さらに、方向切換弁48
のパイロット圧導入用ポートには、シャトルバルブ2
3,23´の各出口側が接続している。
は、操作レバー9のみが操作されると、シャトルバルブ
23とシャトルバルブ41とを介したパイロット圧によ
って方向切換弁21が切換わるとともに、シャトルバル
ブ23を介したパイロット圧によって方向切換弁48が
切換位置ホに切換わって、アキュムレータ20が第2の
パイロット圧管路26と第3のパイロット圧管路60と
を介してネガコン回路6の検出管路6aに作用する。こ
れによって、検出管路6a内圧の低下が鈍くなって、ア
クチュエータポンプ14の吐出量の立上がりが緩慢にな
る。したがって、アクチュエータ10が穏やかに動作
し、操作レバー9の急操作(あるいは、機体の振動に伴
う細かい動作 )に伴うアクチュエータ10のハンチン
グが抑制される。
と、シャトルバルブ23´とシャトルバルブ41とを介
したパイロット圧によって方向切換弁21が切換わると
ともに、シャトルバルブ23´を介したパイロット圧に
よって方向切換弁48が切換位置トに切換わって、アキ
ュムレータ20が第2のパイロット圧管路26と第4の
パイロット圧管路61とを介してネガコン回路6´の検
出管路6a´に作用する。これによって、検出管路6a
´内圧の低下が鈍くなって、アクチュエータポンプ14
´の吐出量の立上がりが緩慢になる。したがって、アク
チュエータ10´が穏やかに動作し、操作レバー9´の
急操作(あるいは、機体の振動に伴う細かい動作)に伴
うアクチュエータ10´のハンチングが抑制される。
されると、シャトルバルブ23,23´とシャトルバル
ブ41とを介したパイロット圧によって方向切換弁21
が切換わるとともに、シャトルバルブ23,23´を介
したパイロット圧によって方向切換弁48が切換位置ヘ
に切換わって、アキュムレータ20が第2のパイロット
圧管路26と第3および第4のパイロット圧管路60,
61とを介して両方のネガコン回路6,6´の検出管路
6a,6a´に作用する。これによって、両方の検出管
路6a,6a´内圧の低下が鈍くなって、両方のアクチ
ュエータポンプ14,14´の吐出量の立上がりが緩慢
になる。したがって、各アクチュエータ10,10´が
穏やかに動作し、操作レバー9,9´の急操作(あるい
は、機体の振動に伴う細かい動作)に伴うアクチュエー
タ10´10´のハンチングが抑制される。
6,6´によってアクチュエータポンプ14,14´の
流量制御を行なう場合について説明してきたが、無論、
パイロット圧力を用いたその他の制御回路によってアク
チュエータポンプ14,14´の流量を制御する場合に
おいても、上記各実施形態と同様の作用効果を得ること
ができる。例えば、方向制御弁8のスプールにパイロッ
ト圧を作用させるパイロット圧導入管路2b,2cの圧
を検出し、その検出圧の増大具合に応じてアクチュエー
タポンプ14の吐出量を増大させる制御回路(以下、ポ
ジティブコントロール回路(ポジコン回路)という。)
では、操作レバー9,9´の操作に伴ってアキュムレー
タ20をポジコン回路に作用させ、アキュムレータ20
の緩衝作用によって、ポジコン回路による検知圧の増大
を鈍くして、アクチュエータポンプ14の吐出量の立ち
上がりを遅らせるようにすれば、アクチュエータ10,
10´の応答性を損なうことなくアクチュエータ10,
10´のハンチングを抑制できる。
エータ作動回路によれば、操作レバーの操作に対するア
クチュエータの応答性が良好で、かつ、アクチュエータ
のハンチングを十分に抑制することができる。
作動回路の構成図である。
用しない場合における操作レバーの操作量とそれに伴う
検出管路内圧との関係を示しタイムチャート、(b)は
アキュムレータの蓄圧が検出管路に作用する場合におけ
る操作レバーの操作量とそれに伴う検出管路内圧との関
係を示すタイムチャートである。
作動回路の構成図である。
作動回路の構成図である。
ータ作動回路の構成図である。
ュエータ作動回路の構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アクチュエータとリザーバタンクとの間
で油圧ポンプによって圧油を流す油圧回路と、 前記油圧回路に介挿され、アクチュエータとリザーバタ
ンクとの間での油流方向を制御する方向制御弁と、 方向制御弁にパイロット圧を作用させて方向制御弁の切
換え動作を制御するパイロット圧回路と、 方向制御弁を通じて流れる油の圧力を検知し且つその検
知圧の変化に応じて油圧ポンプの吐出量を変化させる制
御回路と、 前記パイロット圧回路のパイロット圧の作用によって前
記制御回路にアキュムレータを作用させることで、制御
回路によって検知される検知圧の変化を抑制し、これに
より、油圧ポンプの吐出量の増大を抑制する抑制手段
と、 を具備することを特徴とするアクチュエータ作動回路。
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- 1996-07-23 JP JP19337996A patent/JP3670406B2/ja not_active Expired - Fee Related
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