JPH1035407A - サイドエアバッグ制御装置 - Google Patents
サイドエアバッグ制御装置Info
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- JPH1035407A JPH1035407A JP8199403A JP19940396A JPH1035407A JP H1035407 A JPH1035407 A JP H1035407A JP 8199403 A JP8199403 A JP 8199403A JP 19940396 A JP19940396 A JP 19940396A JP H1035407 A JPH1035407 A JP H1035407A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はサイドエアバッグ制御装置に関し、
左右のサイドエアバッグに対応して配設される左右の制
御装置で、バックアップ電源を共用することを目的とす
る。 【解決手段】 車両右側に配設される右サイドエアバッ
グの作動を制御する右側ECU14を車両の右側面に配
設する。車両左側に配設される左サイドエアバッグの作
動を制御する左側ECU22を車両の左側面に配設す
る。右側ECU14に昇圧回路72とバックアップ回路
74とで構成されるバックアップ電源を設ける。左側E
CU22には昇圧回路の構成要素となる素子およびバッ
クアップ回路の構成要素となる素子を実装しない。右側
ECU14のVreg ライン64と左側ECU22のVre
g ライン150とを電源接続ライン24を介して接続す
る。
左右のサイドエアバッグに対応して配設される左右の制
御装置で、バックアップ電源を共用することを目的とす
る。 【解決手段】 車両右側に配設される右サイドエアバッ
グの作動を制御する右側ECU14を車両の右側面に配
設する。車両左側に配設される左サイドエアバッグの作
動を制御する左側ECU22を車両の左側面に配設す
る。右側ECU14に昇圧回路72とバックアップ回路
74とで構成されるバックアップ電源を設ける。左側E
CU22には昇圧回路の構成要素となる素子およびバッ
クアップ回路の構成要素となる素子を実装しない。右側
ECU14のVreg ライン64と左側ECU22のVre
g ライン150とを電源接続ライン24を介して接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドエアバッグ
制御装置に係り、特に、車両に搭載されるサイドエアバ
ッグの作動を制御する装置として好適なサイドエアバッ
グ制御装置に関する。
制御装置に係り、特に、車両に搭載されるサイドエアバ
ッグの作動を制御する装置として好適なサイドエアバッ
グ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平1−11795
7号、実開平6−1035号および特開平5−9373
5号に開示される如く、サイドエアバッグが知られてい
る。サイドエアバッグは、車両側方から入力されるエネ
ルギを吸収すべく設けられる安全装置である。サイドエ
アバッグは、例えば座席の側方に収納されており、車両
に対して側方から所定値を超えるエネルギが入力された
場合に、そのエネルギを吸収すべく拡開する。
7号、実開平6−1035号および特開平5−9373
5号に開示される如く、サイドエアバッグが知られてい
る。サイドエアバッグは、車両側方から入力されるエネ
ルギを吸収すべく設けられる安全装置である。サイドエ
アバッグは、例えば座席の側方に収納されており、車両
に対して側方から所定値を超えるエネルギが入力された
場合に、そのエネルギを吸収すべく拡開する。
【0003】車両側方から入力するエネルギは、車両前
方から入力するエネルギに比して短時間で車室内に到達
する。従って、サイドエアバッグのシステムには、車両
前方から入力されるエネルギを吸収するためのエアバッ
グ(以下、このエアバッグをフロントエアバッグと称
す)に比して高い応答性が要求される。エアバッグのシ
ステムにおいて高い応答性を確保するためには、エネル
ギが入力される部位の近傍で入力エネルギの大きさを検
出することが有効である。
方から入力するエネルギに比して短時間で車室内に到達
する。従って、サイドエアバッグのシステムには、車両
前方から入力されるエネルギを吸収するためのエアバッ
グ(以下、このエアバッグをフロントエアバッグと称
す)に比して高い応答性が要求される。エアバッグのシ
ステムにおいて高い応答性を確保するためには、エネル
ギが入力される部位の近傍で入力エネルギの大きさを検
出することが有効である。
【0004】上記従来のサイドエアバッグのシステム
は、車両の右側面に配設される右加速度センサ、およ
び、車両の左側面に配設される左加速度センサを備えて
いる。このように、車両の左右側面にそれぞれ加速度セ
ンサが配設されていると、車両の右側方から入力される
エネルギの大きさ、および、車両の左側方から入力され
るエネルギの大きさを、優れた応答性の下に精度良く検
出することができる。従って、上記従来のサイドエアバ
ッグのシステムによれば、高い応答性の下にサイドエア
バッグを作動させることができる。
は、車両の右側面に配設される右加速度センサ、およ
び、車両の左側面に配設される左加速度センサを備えて
いる。このように、車両の左右側面にそれぞれ加速度セ
ンサが配設されていると、車両の右側方から入力される
エネルギの大きさ、および、車両の左側方から入力され
るエネルギの大きさを、優れた応答性の下に精度良く検
出することができる。従って、上記従来のサイドエアバ
ッグのシステムによれば、高い応答性の下にサイドエア
バッグを作動させることができる。
【0005】加速度センサから出力される信号は、一般
にノイズに影響され易い微弱な信号である。このため、
加速度センサと、その加速度センサの信号を処理する制
御回路とは近接していることが望ましい。従って、加速
度センサを車両の左右それぞれに配設する場合には、右
サイドエアバッグの制御回路と左サイドエアバッグの制
御回路とをそれぞれ別個に構成し、それらをそれぞれ車
両の左右に配設することが望ましい。
にノイズに影響され易い微弱な信号である。このため、
加速度センサと、その加速度センサの信号を処理する制
御回路とは近接していることが望ましい。従って、加速
度センサを車両の左右それぞれに配設する場合には、右
サイドエアバッグの制御回路と左サイドエアバッグの制
御回路とをそれぞれ別個に構成し、それらをそれぞれ車
両の左右に配設することが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フロントエ
アバッグのシステムにおいては、バッテリの破損やワイ
ヤーハーネスの断線、および、バッテリ電圧の低下に備
えて、フロントエアバッグの制御装置にバックアップ電
源を搭載することが行われている。このように制御装置
にバックアップ電源が搭載されていると、車両にエネル
ギが入力されることによりバッテリから制御装置に十分
な電力が供給できない状況が生じても、フロントエアバ
ッグを適切に作動させることができる。
アバッグのシステムにおいては、バッテリの破損やワイ
ヤーハーネスの断線、および、バッテリ電圧の低下に備
えて、フロントエアバッグの制御装置にバックアップ電
源を搭載することが行われている。このように制御装置
にバックアップ電源が搭載されていると、車両にエネル
ギが入力されることによりバッテリから制御装置に十分
な電力が供給できない状況が生じても、フロントエアバ
ッグを適切に作動させることができる。
【0007】サイドエアバッグのシステムにおいても、
車両にエネルギが入力されることに伴って、サイドエア
バッグの制御回路にバッテリから十分な電力が供給でき
ない状況が生じ得る。従って、上記の如く車両の左右側
面にそれぞれ制御回路を配設する場合には、それらの制
御回路内に、それぞれバックアップ電源を組み込むこと
が考えられる。
車両にエネルギが入力されることに伴って、サイドエア
バッグの制御回路にバッテリから十分な電力が供給でき
ない状況が生じ得る。従って、上記の如く車両の左右側
面にそれぞれ制御回路を配設する場合には、それらの制
御回路内に、それぞれバックアップ電源を組み込むこと
が考えられる。
【0008】しかしながら、右サイドエアバッグおよび
左サイドエアバッグは、同時に拡開されることはない。
従って、バックアップ電源が左右の制御回路で共用され
ていても、何ら実質的な不都合は生じない。更に、バッ
クアップ電源を左右の制御回路で共用することとする
と、バックアップ電源が左右の制御回路のそれぞれに対
して設けられている場合に比して部品点数や組み付け工
数を削減することができる。
左サイドエアバッグは、同時に拡開されることはない。
従って、バックアップ電源が左右の制御回路で共用され
ていても、何ら実質的な不都合は生じない。更に、バッ
クアップ電源を左右の制御回路で共用することとする
と、バックアップ電源が左右の制御回路のそれぞれに対
して設けられている場合に比して部品点数や組み付け工
数を削減することができる。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、それぞれ左右のサイドエアバッグの作動を制御
する左右の制御回路が、バックアップ電源を共用するサ
イドエアバッグ制御装置を提供することを目的とする。
であり、それぞれ左右のサイドエアバッグの作動を制御
する左右の制御回路が、バックアップ電源を共用するサ
イドエアバッグ制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、車両の右側に配設される右サイドエア
バッグの作動を制御する右制御装置と、車両の左側に配
設される左サイドエアバッグの作動を制御する左制御装
置と、を備えるサイドエアバッグ制御装置において、前
記右制御装置および前記左制御装置の何れか一方がバッ
クアップ電源を備えていると共に、前記右制御装置の電
源系と前記左制御装置の電源系とが電源接続ラインを介
して接続されているサイドエアバッグ制御装置により達
成される。
に記載する如く、車両の右側に配設される右サイドエア
バッグの作動を制御する右制御装置と、車両の左側に配
設される左サイドエアバッグの作動を制御する左制御装
置と、を備えるサイドエアバッグ制御装置において、前
記右制御装置および前記左制御装置の何れか一方がバッ
クアップ電源を備えていると共に、前記右制御装置の電
源系と前記左制御装置の電源系とが電源接続ラインを介
して接続されているサイドエアバッグ制御装置により達
成される。
【0011】本発明において、右サイドエアバッグの作
動は、右制御装置により制御される。また、左サイドエ
アバッグの作動は、左制御装置により制御される。右制
御装置の電源系と左制御装置の電源系とは、電源接続ラ
インを介して接続されている。従って、バックアップ電
源によって供給される電力は、右制御装置にも左制御装
置にも到達することができる。このように、バックアッ
プ電源は、右制御装置および左制御装置に共用される。
動は、右制御装置により制御される。また、左サイドエ
アバッグの作動は、左制御装置により制御される。右制
御装置の電源系と左制御装置の電源系とは、電源接続ラ
インを介して接続されている。従って、バックアップ電
源によって供給される電力は、右制御装置にも左制御装
置にも到達することができる。このように、バックアッ
プ電源は、右制御装置および左制御装置に共用される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
サイドエアバッグシステムのシステム構成図を示す。ま
た、図2は、本実施例のサイドエアバッグシスムの電気
的な構成を表すブロック構成図を示す。
サイドエアバッグシステムのシステム構成図を示す。ま
た、図2は、本実施例のサイドエアバッグシスムの電気
的な構成を表すブロック構成図を示す。
【0013】本実施例のサイドエアバッグシステムはバ
ッテリ10を備えている。図1に示す如く、バッテリ1
0は、ジャンクションボックス12を介して右側電子制
御ユニット14(以下、右側ECU14と称す)に連通
している。図2に示す如く、バッテリ10と右側ECU
14との間には、イグニッションスイッチ16(以下、
IGスイッチ16と称す)が介在している。
ッテリ10を備えている。図1に示す如く、バッテリ1
0は、ジャンクションボックス12を介して右側電子制
御ユニット14(以下、右側ECU14と称す)に連通
している。図2に示す如く、バッテリ10と右側ECU
14との間には、イグニッションスイッチ16(以下、
IGスイッチ16と称す)が介在している。
【0014】また、IGスイッチ16と右側ECU14
とは、IGNライン18およびACCライン20によっ
て接続されている。IGスイッチ18は、イグニッショ
ンキーがACC位置とされることによりバッテリ10と
ACCライン20とを導通状態とする。また、IGスイ
ッチ18は、イグニッションキーがON位置とされるこ
とによりバッテリ10とIGNライン18とを導通状態
とする。
とは、IGNライン18およびACCライン20によっ
て接続されている。IGスイッチ18は、イグニッショ
ンキーがACC位置とされることによりバッテリ10と
ACCライン20とを導通状態とする。また、IGスイ
ッチ18は、イグニッションキーがON位置とされるこ
とによりバッテリ10とIGNライン18とを導通状態
とする。
【0015】右側ECU14には、左側電子制御ユニッ
ト22(以下、左側ECU22と称す)が接続されてい
る。右側ECU14と左側ECU22との間には、電源
接続ライン24が配線されている。電源接続ライン24
は、右側ECU14から左側ECU22へ電力を供給す
るラインとして用いられる。
ト22(以下、左側ECU22と称す)が接続されてい
る。右側ECU14と左側ECU22との間には、電源
接続ライン24が配線されている。電源接続ライン24
は、右側ECU14から左側ECU22へ電力を供給す
るラインとして用いられる。
【0016】右側ECU14と左側ECU22との間に
は、通信ライン26が配線されている。通信ライン26
は、右側ECU14と左側ECU24との間で情報の授
受を行う際に用いられる。右側ECU14と左側ECU
22との間には、GNDライン28が配線されている。
右側ECU14は、そのGND系が車体に接続されるこ
とにより、ボデーアースされている。左側ECU22
は、GNDライン28、および、右側ECU14を介し
てボデーアースされている。
は、通信ライン26が配線されている。通信ライン26
は、右側ECU14と左側ECU24との間で情報の授
受を行う際に用いられる。右側ECU14と左側ECU
22との間には、GNDライン28が配線されている。
右側ECU14は、そのGND系が車体に接続されるこ
とにより、ボデーアースされている。左側ECU22
は、GNDライン28、および、右側ECU14を介し
てボデーアースされている。
【0017】右側ECU14には、ウォーニングランプ
30が接続されている。右側ECU14は、自己の異常
を検出した場合、および、通信ライン26から左側EC
U22の異常を表す信号が入力された場合にウォーニン
グランプを点灯させる。右側ECU14には、Tc端子
31が設けられている。右側ECU14および左側EC
U22は、自己の作動中に生じた異常状態を記憶する機
能を備えている。右側ECU14および左側ECU22
は、Tc端子31が接地されることにより、記憶されて
いる異常状態に応じたコード信号を出力する。
30が接続されている。右側ECU14は、自己の異常
を検出した場合、および、通信ライン26から左側EC
U22の異常を表す信号が入力された場合にウォーニン
グランプを点灯させる。右側ECU14には、Tc端子
31が設けられている。右側ECU14および左側EC
U22は、自己の作動中に生じた異常状態を記憶する機
能を備えている。右側ECU14および左側ECU22
は、Tc端子31が接地されることにより、記憶されて
いる異常状態に応じたコード信号を出力する。
【0018】右側ECU14には、右サイドエアバッグ
モジュール32が接続されている。右サイドエアバッグ
モジュール32は、右フロントシート33の右側ランバ
ーサポートの近傍に収納されている。右サイドエアバッ
グモジュール32は、所定サイズに折り畳まれたサイド
エアバッグ、および、サイドエアバッグに対して膨張ガ
スを供給するインフレータと共に、スクイブ34を備え
ている。
モジュール32が接続されている。右サイドエアバッグ
モジュール32は、右フロントシート33の右側ランバ
ーサポートの近傍に収納されている。右サイドエアバッ
グモジュール32は、所定サイズに折り畳まれたサイド
エアバッグ、および、サイドエアバッグに対して膨張ガ
スを供給するインフレータと共に、スクイブ34を備え
ている。
【0019】右側ECU14は、車両に対して、車両右
側から所定値を超えるエネルギが入力されると、スクイ
ブ34に対して所定の電流を供給する。スクイブ34
に、かかる所定の電流が供給されると、インフレータが
着火され、右フロントシート33のサイドエアバッグが
拡開される。
側から所定値を超えるエネルギが入力されると、スクイ
ブ34に対して所定の電流を供給する。スクイブ34
に、かかる所定の電流が供給されると、インフレータが
着火され、右フロントシート33のサイドエアバッグが
拡開される。
【0020】左側ECU22には、左サイドエアバッグ
モジュール36が接続されている。左サイドエアバッグ
モジュール36は、左フロントシート38の左側ランバ
ーサポートの近傍に収納されている。左サイドエアバッ
グモジュール36は、所定サイズに折り畳まれたサイド
エアバッグ、および、サイドエアバッグに対して膨張ガ
スを供給するインフレータと共に、スクイブ40を備え
ている。
モジュール36が接続されている。左サイドエアバッグ
モジュール36は、左フロントシート38の左側ランバ
ーサポートの近傍に収納されている。左サイドエアバッ
グモジュール36は、所定サイズに折り畳まれたサイド
エアバッグ、および、サイドエアバッグに対して膨張ガ
スを供給するインフレータと共に、スクイブ40を備え
ている。
【0021】左側ECU22は、車両に対して、車両左
側から所定値を超えるエネルギが入力されると、スクイ
ブ40に対して所定の電流を供給する。スクイブ40
に、かかる所定の電流が供給されると、インフレータが
着火され、左フロントシート38のサイドエアバッグが
拡開される。
側から所定値を超えるエネルギが入力されると、スクイ
ブ40に対して所定の電流を供給する。スクイブ40
に、かかる所定の電流が供給されると、インフレータが
着火され、左フロントシート38のサイドエアバッグが
拡開される。
【0022】車両側方から車両に入力するエネルギは、
車両前方から入力するエネルギに比して短時間で車室内
に到達する。従って、サイドエアバッグは、車両にエネ
ルギが入力し始めた後、フロントエアバッグに比して早
い段階で拡開を図る必要がある。このため、サイドエア
バッグの制御装置には、フロントエアバッグの制御装置
に比してより一層優れた応答性が要求される。
車両前方から入力するエネルギに比して短時間で車室内
に到達する。従って、サイドエアバッグは、車両にエネ
ルギが入力し始めた後、フロントエアバッグに比して早
い段階で拡開を図る必要がある。このため、サイドエア
バッグの制御装置には、フロントエアバッグの制御装置
に比してより一層優れた応答性が要求される。
【0023】サイドエアバッグの制御装置において優れ
た応答性を確保するためには、車両に入力するエネルギ
を検出するセンサを、そのエネルギが入力される部位の
近傍に配置することが望ましい。本実施例において、右
側ECU14および左側ECU22は、それぞれ車両右
側のセンターピラー42内部、および、車両左側のセン
ターピラー44の内部に収納されている。また、右側E
CU14および左側ECU22には、それぞれ右側面か
ら車両に入力するエネルギを検出する加速度センサ、お
よび、左側面から車両に入力するエネルギを検出する加
速度センサが搭載されている。
た応答性を確保するためには、車両に入力するエネルギ
を検出するセンサを、そのエネルギが入力される部位の
近傍に配置することが望ましい。本実施例において、右
側ECU14および左側ECU22は、それぞれ車両右
側のセンターピラー42内部、および、車両左側のセン
ターピラー44の内部に収納されている。また、右側E
CU14および左側ECU22には、それぞれ右側面か
ら車両に入力するエネルギを検出する加速度センサ、お
よび、左側面から車両に入力するエネルギを検出する加
速度センサが搭載されている。
【0024】上記の構成によれば、右側面から車両に入
力されるエネルギは、右側ECU14に内蔵される加速
度センサにより精度良く検出される。また、左側面から
車両に入力されるエネルギは、左側ECU22に内蔵さ
れる加速度センサにより精度良く検出される。
力されるエネルギは、右側ECU14に内蔵される加速
度センサにより精度良く検出される。また、左側面から
車両に入力されるエネルギは、左側ECU22に内蔵さ
れる加速度センサにより精度良く検出される。
【0025】ところで、加速度センサのから出力される
信号は微小な信号である。このため、加速度センサの出
力信号はノイズの影響を受けやすい。本実施例の如く、
加速度センサが右側ECU14または左側ECU22に
搭載されていると、その信号が処理されるまでの伝送距
離を十分に短い距離とすることができる。加速度センサ
の出力信号は、その伝送距離が短いほどノイズの影響を
受け難くなる。このため、本実施例の制御装置によれ
ば、加速度センサの出力信号に重畳するノイズの影響を
十分に小さく抑制することができる。
信号は微小な信号である。このため、加速度センサの出
力信号はノイズの影響を受けやすい。本実施例の如く、
加速度センサが右側ECU14または左側ECU22に
搭載されていると、その信号が処理されるまでの伝送距
離を十分に短い距離とすることができる。加速度センサ
の出力信号は、その伝送距離が短いほどノイズの影響を
受け難くなる。このため、本実施例の制御装置によれ
ば、加速度センサの出力信号に重畳するノイズの影響を
十分に小さく抑制することができる。
【0026】車両に対して大きなエネルギが入力する
と、その影響でバッテリ10が破損し、または、バッテ
リ10から右側ECU14に至るワイヤーハーネスが破
損し、右側ECU14に電力が供給できなくなることが
ある。また、バッテリ10の能力が低下した場合には、
右側ECU14に所定の電力が供給できなくなることが
ある。フロントエアバッグのシステムでは、上記の如く
制御装置に電力が供給できない事態が生じた場合にもフ
ロントエアバッグの拡開を可能とするため、制御装置に
バックアップ電源を内蔵する手法が広く用いられてい
る。
と、その影響でバッテリ10が破損し、または、バッテ
リ10から右側ECU14に至るワイヤーハーネスが破
損し、右側ECU14に電力が供給できなくなることが
ある。また、バッテリ10の能力が低下した場合には、
右側ECU14に所定の電力が供給できなくなることが
ある。フロントエアバッグのシステムでは、上記の如く
制御装置に電力が供給できない事態が生じた場合にもフ
ロントエアバッグの拡開を可能とするため、制御装置に
バックアップ電源を内蔵する手法が広く用いられてい
る。
【0027】上述の如く、本実施例のシステムは、左側
ECU22に対する電力の供給を、右側ECU14を介
して行うこととしている。従って、バッテリ10から右
側ECU14に対して十分な電力が供給できない場合
は、右側ECU14のみならず、左側ECU22にも適
当な電力が供給できない事態を生ずる。このため、本実
施例のシステムでは、右側ECU14および左側ECU
22の双方にバックアップ電源を内蔵させることが考え
られる。
ECU22に対する電力の供給を、右側ECU14を介
して行うこととしている。従って、バッテリ10から右
側ECU14に対して十分な電力が供給できない場合
は、右側ECU14のみならず、左側ECU22にも適
当な電力が供給できない事態を生ずる。このため、本実
施例のシステムでは、右側ECU14および左側ECU
22の双方にバックアップ電源を内蔵させることが考え
られる。
【0028】しかし、本実施例のシステムは、車両の側
面からエネルギが入力された場合に、そのエネルギが入
力された方向に配置されているサイドエアバッグのみを
拡開させるシステムである。従って、右サイドエアバッ
グと左サイドエアバッグとを同時に拡開させる要求が生
ずることはない。
面からエネルギが入力された場合に、そのエネルギが入
力された方向に配置されているサイドエアバッグのみを
拡開させるシステムである。従って、右サイドエアバッ
グと左サイドエアバッグとを同時に拡開させる要求が生
ずることはない。
【0029】右サイドエアバッグと左サイドエアバッグ
とを同時に拡開させる必要がなければ、バックアップ電
源を右側ECU14と左側ECU22とで共用すること
が可能である。このため、本実施例のシステムでは、バ
ックアップ電源を右側ECU14のみに搭載し、左側E
CU22には、右側ECU14に搭載されているバック
アップ電源から電力を供給することとしている。
とを同時に拡開させる必要がなければ、バックアップ電
源を右側ECU14と左側ECU22とで共用すること
が可能である。このため、本実施例のシステムでは、バ
ックアップ電源を右側ECU14のみに搭載し、左側E
CU22には、右側ECU14に搭載されているバック
アップ電源から電力を供給することとしている。
【0030】以下、図3乃至図5を参照して、右側EC
U14および左側ECU22の構成について説明する。
図3および図4は、それぞれ右側ECU14の回路図、
および、左側ECU22の回路図を示す。本実施例にお
いて、図3および図4に示す回路は、共通のプリント配
線板(以下、PWBと称す)上に構成されている。
U14および左側ECU22の構成について説明する。
図3および図4は、それぞれ右側ECU14の回路図、
および、左側ECU22の回路図を示す。本実施例にお
いて、図3および図4に示す回路は、共通のプリント配
線板(以下、PWBと称す)上に構成されている。
【0031】また、図5は、右側ECU14に用いられ
るPWB45(以下、右側PWB45と称す)の一部
と、左側ECU22に用いられるPWB46(以下、左
側PWB46と称す)の一部とを示す。本実施例におい
て、バックアップ電源は、上述の如く右側ECU14の
みに設けられる。図5は、右側PWB45の、バックア
ップ電源を構成する部分と、その部分に対応する左側P
WB46の部分とが表されている。
るPWB45(以下、右側PWB45と称す)の一部
と、左側ECU22に用いられるPWB46(以下、左
側PWB46と称す)の一部とを示す。本実施例におい
て、バックアップ電源は、上述の如く右側ECU14の
みに設けられる。図5は、右側PWB45の、バックア
ップ電源を構成する部分と、その部分に対応する左側P
WB46の部分とが表されている。
【0032】図3に示す如く、右側ECU14は、AC
C端子47およびIG端子48を備えている。ACC端
子47は、IGスイッチ16の構成要素であるスイッチ
50を介してバッテリ10の正極端子に接続されてい
る。また、IG端子48は、IGスイッチ16の構成要
素であるスイッチ52を介してバッテリ10の正極端子
に接続されている。
C端子47およびIG端子48を備えている。ACC端
子47は、IGスイッチ16の構成要素であるスイッチ
50を介してバッテリ10の正極端子に接続されてい
る。また、IG端子48は、IGスイッチ16の構成要
素であるスイッチ52を介してバッテリ10の正極端子
に接続されている。
【0033】ACC端子47およびIG端子48は、ダ
イオード回路54に接続されている。ダイオード回路5
4は、図5に示す如く、4つのダイオード56〜62を
備えている。ダイオード56,58のカソード端子は、
共に電源ライン64(以下、Vreg ライン64と称す)
に接続されている。これらのダイオード56,58は、
ACC端子47およびIG端子48の少なくとも一方に
高電位が生ずると、その電位をVreg ライン64に伝え
るOR回路を形成している。
イオード回路54に接続されている。ダイオード回路5
4は、図5に示す如く、4つのダイオード56〜62を
備えている。ダイオード56,58のカソード端子は、
共に電源ライン64(以下、Vreg ライン64と称す)
に接続されている。これらのダイオード56,58は、
ACC端子47およびIG端子48の少なくとも一方に
高電位が生ずると、その電位をVreg ライン64に伝え
るOR回路を形成している。
【0034】右側ECU14は、VBUI端子66およ
びVBUO端子68を備えている。これらVBUI端子
66およびVBUO端子68は、共にVreg ライン64
に接続されている。右側ECU14において、VBUI
端子66はオープン状態とされる。一方、VBUO端子
68には、図示しないコネクタを介して、左側ECU2
2につながる電源接続ライン24が接続される。
びVBUO端子68を備えている。これらVBUI端子
66およびVBUO端子68は、共にVreg ライン64
に接続されている。右側ECU14において、VBUI
端子66はオープン状態とされる。一方、VBUO端子
68には、図示しないコネクタを介して、左側ECU2
2につながる電源接続ライン24が接続される。
【0035】ダイオード回路54が備えるダイオード6
0,62のカソード端子は、共に昇圧回路72に接続さ
れている。これらのダイオード60,62は、ACC端
子47およびIG端子48の少なくとも一方に高電位が
生ずると、その電位を昇圧回路72に伝えるOR回路を
形成している。
0,62のカソード端子は、共に昇圧回路72に接続さ
れている。これらのダイオード60,62は、ACC端
子47およびIG端子48の少なくとも一方に高電位が
生ずると、その電位を昇圧回路72に伝えるOR回路を
形成している。
【0036】昇圧回路72は、その入力端子にバッテリ
電圧が供給された場合に、15V程度の電圧を出力する
回路である。昇圧回路72の出力端子は、Vreg ライン
64に接続されている。昇圧回路72は、バッテリ電圧
が低下した際に、Vreg ライン64に対して適切な電圧
を出力すべく設けられている。尚、昇圧回路72の作動
には、ある程度の電力消費が生ずる。
電圧が供給された場合に、15V程度の電圧を出力する
回路である。昇圧回路72の出力端子は、Vreg ライン
64に接続されている。昇圧回路72は、バッテリ電圧
が低下した際に、Vreg ライン64に対して適切な電圧
を出力すべく設けられている。尚、昇圧回路72の作動
には、ある程度の電力消費が生ずる。
【0037】Vreg ライン64には、バックアップ回路
74が接続されている。図5に示す如く、バックアップ
回路74は、抵抗76、バックアップコンデンサ78お
よびダイオード80を備えている。抵抗76は、Vreg
ライン64とバックアップコンデンサ78との間に介装
されている。また、ダイオード80は、バックアップコ
ンデンサ78側からVreg ライン64側へ向かう電流の
流れが許容されるように、Vreg ライン64とバックア
ップコンデンサ78との間に介装されている。バックア
ップコンデンサ78は、その一方の電極において接地さ
れている。また、バックアップコンデンサ78の他方の
電極には、上記の如く抵抗76およびダイオード80が
接続されていると共に、その充電電位Vcを出力するた
めのVcライン82が接続されている。
74が接続されている。図5に示す如く、バックアップ
回路74は、抵抗76、バックアップコンデンサ78お
よびダイオード80を備えている。抵抗76は、Vreg
ライン64とバックアップコンデンサ78との間に介装
されている。また、ダイオード80は、バックアップコ
ンデンサ78側からVreg ライン64側へ向かう電流の
流れが許容されるように、Vreg ライン64とバックア
ップコンデンサ78との間に介装されている。バックア
ップコンデンサ78は、その一方の電極において接地さ
れている。また、バックアップコンデンサ78の他方の
電極には、上記の如く抵抗76およびダイオード80が
接続されていると共に、その充電電位Vcを出力するた
めのVcライン82が接続されている。
【0038】図3に示す如く、Vreg ライン64には、
抵抗84を介して点火回路86が接続されている。点火
回路86はFET素子により構成されている。Vreg ラ
イン64は、抵抗84を介して点火回路86のドレイン
端子に接続されている。右側ECU14は、スクイブ3
4に接続される正極側出力端子88(以下、FR+端子
88と称す)、および、負極側出力端子90(以下、F
R−端子90と称す)を備えている。点火回路86のソ
ース端子は、FR+端子88に接続されている。
抵抗84を介して点火回路86が接続されている。点火
回路86はFET素子により構成されている。Vreg ラ
イン64は、抵抗84を介して点火回路86のドレイン
端子に接続されている。右側ECU14は、スクイブ3
4に接続される正極側出力端子88(以下、FR+端子
88と称す)、および、負極側出力端子90(以下、F
R−端子90と称す)を備えている。点火回路86のソ
ース端子は、FR+端子88に接続されている。
【0039】FR−端子90には、セーフィングセンサ
92が接続されている。セーフィングセンサ92は、機
械式の加速度センサである。セーフィングセンサ92
は、右側ECU14に対して、所定方向に所定値を超え
る成分を有する加速度が作用した際にオン状態となる。
92が接続されている。セーフィングセンサ92は、機
械式の加速度センサである。セーフィングセンサ92
は、右側ECU14に対して、所定方向に所定値を超え
る成分を有する加速度が作用した際にオン状態となる。
【0040】セーフィングセンサ92には、安全回路9
4が接続されている。安全回路94はFET素子により
構成されている。セーフィングセンサ92は、安全回路
94のドレイン端子に接続されている。安全回路94の
ソース端子は、GNDライン95に接続されている。G
NDライン95は、右側ECU14の第1接地端子96
(以下、E1端子96と称す)および第2接地端子97
(以下、E2端子97と称す)を介してボデーアースさ
れている。
4が接続されている。安全回路94はFET素子により
構成されている。セーフィングセンサ92は、安全回路
94のドレイン端子に接続されている。安全回路94の
ソース端子は、GNDライン95に接続されている。G
NDライン95は、右側ECU14の第1接地端子96
(以下、E1端子96と称す)および第2接地端子97
(以下、E2端子97と称す)を介してボデーアースさ
れている。
【0041】右側ECU14は、CPU100を備えて
いる。CPU100には、Vreg ライン64から電力が
供給される。CPU100には、不揮発正メモリである
EEPROM102が接続されている。CPU100
は、電力が供給されていると否とに関わらず記憶してお
くべきデータ、例えば、右側ECU14において検出さ
れた異常の履歴等をEEPROM102に書き込む。
いる。CPU100には、Vreg ライン64から電力が
供給される。CPU100には、不揮発正メモリである
EEPROM102が接続されている。CPU100
は、電力が供給されていると否とに関わらず記憶してお
くべきデータ、例えば、右側ECU14において検出さ
れた異常の履歴等をEEPROM102に書き込む。
【0042】CPU100には、安全回路94のゲート
端子が接続されている。また、CPU100には、右側
面から車両にエネルギが入力された際に車両に生ずる加
速度を検出するための加速度センサ104が接続されて
いる。CPU100は、加速度センサ104の出力信号
に基づいて、車両右側から所定値を超えるエネルギが入
力されたと判断される場合に、安全回路94をオン状態
とする。
端子が接続されている。また、CPU100には、右側
面から車両にエネルギが入力された際に車両に生ずる加
速度を検出するための加速度センサ104が接続されて
いる。CPU100は、加速度センサ104の出力信号
に基づいて、車両右側から所定値を超えるエネルギが入
力されたと判断される場合に、安全回路94をオン状態
とする。
【0043】CPU100には、バックアップコンデン
サ78に繋がるVcライン82が接続されている。CP
U100は、Vcライン82を介してバックアップコン
デンサ78の充電電圧Vcを検出し、その検出値に基づ
いてバックアップコンデンサ78が正常に機能している
か否かを判断する。
サ78に繋がるVcライン82が接続されている。CP
U100は、Vcライン82を介してバックアップコン
デンサ78の充電電圧Vcを検出し、その検出値に基づ
いてバックアップコンデンサ78が正常に機能している
か否かを判断する。
【0044】右側ECU14は、点火制御回路108を
備えている。また、点火制御回路108は、禁止回路1
12を備えている。点火制御回路108は、点火回路8
6のゲート端子に接続されている。点火制御回路108
は、車両右側から所定値を超えるエネルギが入力された
と判断される場合に点火回路86をオン状態とすると共
に、禁止回路112によって検出される点火回路86の
状態を制御する。
備えている。また、点火制御回路108は、禁止回路1
12を備えている。点火制御回路108は、点火回路8
6のゲート端子に接続されている。点火制御回路108
は、車両右側から所定値を超えるエネルギが入力された
と判断される場合に点火回路86をオン状態とすると共
に、禁止回路112によって検出される点火回路86の
状態を制御する。
【0045】禁止回路112には、ラッチ回路114が
接続されている。ラッチ回路114には、5V電源IC
116が接続されている。5V電源IC116には、C
PU100のウォッチドック端子(以下、WD端子と称
す)およびリセット端子が接続されている。CPU10
0のWD端子には、CPU100の作動中常に所定周期
でウォッチドックパルス(以下、WDPと称す)が出力
される。
接続されている。ラッチ回路114には、5V電源IC
116が接続されている。5V電源IC116には、C
PU100のウォッチドック端子(以下、WD端子と称
す)およびリセット端子が接続されている。CPU10
0のWD端子には、CPU100の作動中常に所定周期
でウォッチドックパルス(以下、WDPと称す)が出力
される。
【0046】5V電源ICは、電源電圧Vreg を5V電
圧に変換する機能を備えると共に、CPU100のWD
端子に正常なWDPが出力されていない場合に、CPU
100に異常が生じていると判断してそのリセット端子
にリセット信号を送信する機能を備えている。5V電源
IC116は、また、WDPに基づいてCPU100の
異常を検出した場合に、その異常をラッチ回路114に
供給する。ラッチ回路114は、5V電源IC116か
ら送信される異常信号をラッチする。禁止回路112
は、ラッチ回路114にCPU100の異常を表す異常
信号がラッチされている場合は、点火制御回路108か
ら点火回路86に向けてオン信号が出力されるのを禁止
する。このため、右側ECU14においては、CPU1
00に異常が生じている場合に、誤って点火回路86が
オン状態とされることがない。
圧に変換する機能を備えると共に、CPU100のWD
端子に正常なWDPが出力されていない場合に、CPU
100に異常が生じていると判断してそのリセット端子
にリセット信号を送信する機能を備えている。5V電源
IC116は、また、WDPに基づいてCPU100の
異常を検出した場合に、その異常をラッチ回路114に
供給する。ラッチ回路114は、5V電源IC116か
ら送信される異常信号をラッチする。禁止回路112
は、ラッチ回路114にCPU100の異常を表す異常
信号がラッチされている場合は、点火制御回路108か
ら点火回路86に向けてオン信号が出力されるのを禁止
する。このため、右側ECU14においては、CPU1
00に異常が生じている場合に、誤って点火回路86が
オン状態とされることがない。
【0047】右側ECU14は、また、コンパレータ1
20を備えている。コンパレータ120が備える2つの
入力端子は、バイアス電源122およびDSO端子12
4に接続されている。バイアス電源122は、電源電圧
Vreg の1/2の電位を発生する定電圧源である。ま
た、DSO端子124は、図示しないコネクタを介して
左側ECU22から、左側ECU22の異常状態に応じ
たパルス信号の供給を受ける端子である。コンパレータ
120は、DSO端子に供給されるパルス信号を、0−
5Vのパルス信号に変換してCPU100に供給する。
CPU100は、コンパレータ100の出力信号に基づ
いて左側ECU22が正常に作動しているか否かを判断
する。
20を備えている。コンパレータ120が備える2つの
入力端子は、バイアス電源122およびDSO端子12
4に接続されている。バイアス電源122は、電源電圧
Vreg の1/2の電位を発生する定電圧源である。ま
た、DSO端子124は、図示しないコネクタを介して
左側ECU22から、左側ECU22の異常状態に応じ
たパルス信号の供給を受ける端子である。コンパレータ
120は、DSO端子に供給されるパルス信号を、0−
5Vのパルス信号に変換してCPU100に供給する。
CPU100は、コンパレータ100の出力信号に基づ
いて左側ECU22が正常に作動しているか否かを判断
する。
【0048】CPU100には、また、その一端が昇圧
回路72とダイオード回路54との間に接続されるVba
ttライン125が接続されている。Vbattライン125
は、ダイオード回路54を介して、CPU100にバッ
テリ電圧Vbattを供給している。CPU100は、バッ
テリ電圧Vbattに基づいて、バッテリ10が適正な電圧
を発生しているか否かを判断する。
回路72とダイオード回路54との間に接続されるVba
ttライン125が接続されている。Vbattライン125
は、ダイオード回路54を介して、CPU100にバッ
テリ電圧Vbattを供給している。CPU100は、バッ
テリ電圧Vbattに基づいて、バッテリ10が適正な電圧
を発生しているか否かを判断する。
【0049】右側ECU14は、ランプ駆動回路12
6、および、ランプ断線検出回路128を備えている。
ランプ駆動回路126には、右側ECU14が備えるL
2端子130が接続されている。右側ECU14には、
また、ウォーニングランプ30に接続されるSLA端子
132、および、SLA端子132に接続されるL1端
子134が設けられている。L2端子130は、図示し
ないコネクタが適正に嵌合されることによりL1端子1
34に接続される。
6、および、ランプ断線検出回路128を備えている。
ランプ駆動回路126には、右側ECU14が備えるL
2端子130が接続されている。右側ECU14には、
また、ウォーニングランプ30に接続されるSLA端子
132、および、SLA端子132に接続されるL1端
子134が設けられている。L2端子130は、図示し
ないコネクタが適正に嵌合されることによりL1端子1
34に接続される。
【0050】L1端子134とL2端子130とが適正
に嵌合され、かつ、ウォーニングランプ30が断線して
いない場合は、ランプ駆動回路126に電源電圧Vreg
が導かれる。換言すると、ランプ駆動回路126に電源
電圧Vreg が導かれていない場合は、コネクタが適正に
嵌合されていない、または、ウォーニングランプ30が
断線していると判断することができる。
に嵌合され、かつ、ウォーニングランプ30が断線して
いない場合は、ランプ駆動回路126に電源電圧Vreg
が導かれる。換言すると、ランプ駆動回路126に電源
電圧Vreg が導かれていない場合は、コネクタが適正に
嵌合されていない、または、ウォーニングランプ30が
断線していると判断することができる。
【0051】ランプ駆動回路126は、L2端子130
から電源電圧Vreg が供給されていない場合に、上記の
異常が生じていることを表すべく、ランプ断線検出回路
128に対して所定の電気信号を出力する。ランプ断線
検出回路128は、CPU100に接続されている。ラ
ンプ断線検出回路128は、ランプ駆動回路126から
上記の信号が供給された場合に、CPU100に異常信
号を送信する。CPU100は、ランプ断線検出回路1
28から異常信号が供給されると、その異常が発生した
ことを記録に残すべくEEPOM102に、異常の履歴
を記録する。
から電源電圧Vreg が供給されていない場合に、上記の
異常が生じていることを表すべく、ランプ断線検出回路
128に対して所定の電気信号を出力する。ランプ断線
検出回路128は、CPU100に接続されている。ラ
ンプ断線検出回路128は、ランプ駆動回路126から
上記の信号が供給された場合に、CPU100に異常信
号を送信する。CPU100は、ランプ断線検出回路1
28から異常信号が供給されると、その異常が発生した
ことを記録に残すべくEEPOM102に、異常の履歴
を記録する。
【0052】ランプ駆動回路126には、ラッチ回路1
14の出力信号、および、CPU100から出力される
異常信号が供給される。ランプ駆動回路126は、ラッ
チ回路114またはCPU100から何らかの異常の発
生を意味する信号が送信された場合に、L2端子130
の電位を接地レベルに低下させる。L2端子130が接
地レベルになると、ウォーニングランプ30に電流が流
通し始め、ウォーニングランプ30が点灯状態となる。
14の出力信号、および、CPU100から出力される
異常信号が供給される。ランプ駆動回路126は、ラッ
チ回路114またはCPU100から何らかの異常の発
生を意味する信号が送信された場合に、L2端子130
の電位を接地レベルに低下させる。L2端子130が接
地レベルになると、ウォーニングランプ30に電流が流
通し始め、ウォーニングランプ30が点灯状態となる。
【0053】右側ECU14は、TC端子バッファ13
6を備えている。TC端子バッファ136は、右側EC
U14のTC端子31、および、CPU100に接続さ
れている。TC端子バッファ136は、コンパレータに
よって構成されている。TC端子バッファ136は、T
C端子31の電位が所定のしきい値以下とされるとCP
U100に対してローレベルの信号を供給する。また、
TC端子バッファ136は、TC端子31の電位が所定
のしきい値を超える電位に維持されている場合は、CP
U100に対してハイレベルの信号を供給する。TCバ
ッファ136からCPU100に向けてローレベルの信
号が供給されると、EEPROM102に記憶されてい
るダイアグデータの読み出しが可能となる。
6を備えている。TC端子バッファ136は、右側EC
U14のTC端子31、および、CPU100に接続さ
れている。TC端子バッファ136は、コンパレータに
よって構成されている。TC端子バッファ136は、T
C端子31の電位が所定のしきい値以下とされるとCP
U100に対してローレベルの信号を供給する。また、
TC端子バッファ136は、TC端子31の電位が所定
のしきい値を超える電位に維持されている場合は、CP
U100に対してハイレベルの信号を供給する。TCバ
ッファ136からCPU100に向けてローレベルの信
号が供給されると、EEPROM102に記憶されてい
るダイアグデータの読み出しが可能となる。
【0054】右側ECU14は、E1端子96およびE
2端子97に接続される第2GNDライン138を備え
ている。第2GNDライン138は、E3O端子140
に接続されている。E3O端子140には、図示しない
コネクタを介して、左側ECU22のGND端子に接続
される。
2端子97に接続される第2GNDライン138を備え
ている。第2GNDライン138は、E3O端子140
に接続されている。E3O端子140には、図示しない
コネクタを介して、左側ECU22のGND端子に接続
される。
【0055】次に、左側ECU22の構成について説明
する。図5に示す如く、左側ECU22は、ACC端子
142およびIG端子144を備えている。左側ECU
22は、これらACC端子142およびIG端子144
が共に開放された状態で用いられる。従って、左側EC
U22には、バッテリ10から直接電力が供給されるこ
とはない。
する。図5に示す如く、左側ECU22は、ACC端子
142およびIG端子144を備えている。左側ECU
22は、これらACC端子142およびIG端子144
が共に開放された状態で用いられる。従って、左側EC
U22には、バッテリ10から直接電力が供給されるこ
とはない。
【0056】左側ECU22は、VBUI端子146お
よびVBUO端子148を備えている。VBUI端子1
46およびVBUO端子148は、共にVreg ライン1
50に接続されている。VBUO端子148は、オープ
ン状態で用いられる。一方、VBUI端子146は、図
示しないコネクタを介して、電源接続ライン24を介し
て右側ECU14のVBUO端子68に接続される。従
って、Vreg ライン150には、右側ECU14のVre
g ライン64と同等の電圧が導かれる。
よびVBUO端子148を備えている。VBUI端子1
46およびVBUO端子148は、共にVreg ライン1
50に接続されている。VBUO端子148は、オープ
ン状態で用いられる。一方、VBUI端子146は、図
示しないコネクタを介して、電源接続ライン24を介し
て右側ECU14のVBUO端子68に接続される。従
って、Vreg ライン150には、右側ECU14のVre
g ライン64と同等の電圧が導かれる。
【0057】左側ECU22の基板である左側PWB4
6には、それぞれ右側PWB45が備えるVbattライン
125およびVcライン82に相当するVbattライン1
52およびVcライン154を備えている。一方、左側
PWB46上には、右側ECU14が備えるダイオード
回路54、昇圧回路72、および、バックアップ回路7
4を構成する素子が実装されていない。この場合、Vba
ttライン152およびVcライン154の電位は、常に
接地レベルとなる。
6には、それぞれ右側PWB45が備えるVbattライン
125およびVcライン82に相当するVbattライン1
52およびVcライン154を備えている。一方、左側
PWB46上には、右側ECU14が備えるダイオード
回路54、昇圧回路72、および、バックアップ回路7
4を構成する素子が実装されていない。この場合、Vba
ttライン152およびVcライン154の電位は、常に
接地レベルとなる。
【0058】図4に示す如く、Vreg ライン150に
は、抵抗156を介して点火回路158のドレイン端子
が接続されている。また、点火回路158のソース端子
は、左側ECU22が備える正極側出力端子160(以
下、FL+端子160と称す)に接続されている。左側
ECU22は、FL+端子160と共に負極側出力端子
162(以下、FL−端子162と称す)を備えてい
る。FL+端子160およびFL−端子162は、それ
ぞれスクイブ40の両端に接続されている。
は、抵抗156を介して点火回路158のドレイン端子
が接続されている。また、点火回路158のソース端子
は、左側ECU22が備える正極側出力端子160(以
下、FL+端子160と称す)に接続されている。左側
ECU22は、FL+端子160と共に負極側出力端子
162(以下、FL−端子162と称す)を備えてい
る。FL+端子160およびFL−端子162は、それ
ぞれスクイブ40の両端に接続されている。
【0059】FL−端子162には、また、セーフィン
グセンサ164が接続されている。セーフィングセンサ
164は、右側ECU14が備えるセフィングセンサ9
2と同様に、機械式の加速度センサである。セーフィン
グセンサ164は、左側ECU22に対して、所定方向
に所定値を超える成分を有する加速度が作用した際にオ
ン状態となる。
グセンサ164が接続されている。セーフィングセンサ
164は、右側ECU14が備えるセフィングセンサ9
2と同様に、機械式の加速度センサである。セーフィン
グセンサ164は、左側ECU22に対して、所定方向
に所定値を超える成分を有する加速度が作用した際にオ
ン状態となる。
【0060】また、セーフィングセンサ164には安全
回路166が接続されている。安全回路166は、右側
ECU14の場合と同様に、FET素子により構成され
ている。安全回路166のソース端子は、GNDライン
168に接続されている。左側ECU22は、GNDラ
イン168と接続されたE3I端子170を備えてい
る。E3I端子170は、右側ECU14のE3O端子
140に接続されている。すなわち、E3I端子170
は、右側ECU14を介してボデーアースされている。
回路166が接続されている。安全回路166は、右側
ECU14の場合と同様に、FET素子により構成され
ている。安全回路166のソース端子は、GNDライン
168に接続されている。左側ECU22は、GNDラ
イン168と接続されたE3I端子170を備えてい
る。E3I端子170は、右側ECU14のE3O端子
140に接続されている。すなわち、E3I端子170
は、右側ECU14を介してボデーアースされている。
【0061】左側ECU22は、CPU172を備えて
いる。CPU172には、Vreg ライン150から電力
が供給される。CPU172には、通信ライン174の
一端が接続されている。通信ライン174の他端は、D
SI端子176に接続されている。DSI端子176
は、右側ECU14のDSO端子124に接続されてい
る。CPU172は、何らかの異常を検出した場合に
は、その異常の状態を表す信号を通信ライン174に出
力する。通信ライン174に出力された信号は、右側E
CU14に送信される。右側ECU14は、左側ECU
22から発せられた異常信号を受信すると、その内容を
EEPROM102に記憶すると共に、ウォーニングラ
ンプ30を点灯させる等の処理を行う。
いる。CPU172には、Vreg ライン150から電力
が供給される。CPU172には、通信ライン174の
一端が接続されている。通信ライン174の他端は、D
SI端子176に接続されている。DSI端子176
は、右側ECU14のDSO端子124に接続されてい
る。CPU172は、何らかの異常を検出した場合に
は、その異常の状態を表す信号を通信ライン174に出
力する。通信ライン174に出力された信号は、右側E
CU14に送信される。右側ECU14は、左側ECU
22から発せられた異常信号を受信すると、その内容を
EEPROM102に記憶すると共に、ウォーニングラ
ンプ30を点灯させる等の処理を行う。
【0062】CPU172には、安全回路166のゲー
ト端子が接続されている。また、CPU172には、左
側面から車両にエネルギが入力された際に車両に生ずる
加速度を検出するための加速度センサ178が接続され
ている。CPU172は、加速度センサ178の出力信
号に基づいて、車両左側から所定値を超えるエネルギが
入力されたと判断される場合に、安全回路166をオン
状態とする。
ト端子が接続されている。また、CPU172には、左
側面から車両にエネルギが入力された際に車両に生ずる
加速度を検出するための加速度センサ178が接続され
ている。CPU172は、加速度センサ178の出力信
号に基づいて、車両左側から所定値を超えるエネルギが
入力されたと判断される場合に、安全回路166をオン
状態とする。
【0063】左側ECU22は、点火制御回路182、
5V電源回路186およびラッチ回路188を備えてい
る。これらの回路は、それぞれ右側ECU14が備える
点火制御回路108、5V電源回路116およびラッチ
回路114と同様に機能する。
5V電源回路186およびラッチ回路188を備えてい
る。これらの回路は、それぞれ右側ECU14が備える
点火制御回路108、5V電源回路116およびラッチ
回路114と同様に機能する。
【0064】また、左側ECU22は、半嵌合検出回路
190を備えている。半嵌合検出回路190には、左側
ECU22のL1端子192が接続されている。左側E
CU22には、また、抵抗194を介してVreg ライン
150に接続されたL2端子196を備えている。L2
端子196は、図示しないコネクタが適正に嵌合される
ことによりL1端子192に接続される。
190を備えている。半嵌合検出回路190には、左側
ECU22のL1端子192が接続されている。左側E
CU22には、また、抵抗194を介してVreg ライン
150に接続されたL2端子196を備えている。L2
端子196は、図示しないコネクタが適正に嵌合される
ことによりL1端子192に接続される。
【0065】L1端子192とL2端子196とが適正
に嵌合されている場合は、半嵌合検出回路190に電源
電圧Vreg が導かれる。換言すると、半嵌合検出回路1
90に電源電圧Vreg が導かれていない場合は、コネク
タが適正に嵌合されていないと判断することができる。
に嵌合されている場合は、半嵌合検出回路190に電源
電圧Vreg が導かれる。換言すると、半嵌合検出回路1
90に電源電圧Vreg が導かれていない場合は、コネク
タが適正に嵌合されていないと判断することができる。
【0066】半嵌合検出回路190は、L1端子192
から電源電圧Vreg が供給されていない場合に、コネク
タが適正に嵌合していないと判断し、CPU172に対
して異常信号を出力する。CPU172は、半嵌合検出
回路190から異常信号が供給されると、その異常状態
を表す信号を通信ライン174に出力する。
から電源電圧Vreg が供給されていない場合に、コネク
タが適正に嵌合していないと判断し、CPU172に対
して異常信号を出力する。CPU172は、半嵌合検出
回路190から異常信号が供給されると、その異常状態
を表す信号を通信ライン174に出力する。
【0067】以下、本実施例のシステムを搭載する車両
に、車両右側から所定値を超えるエネルギが入力された
場合の作動を説明する。本実施例のシステムを搭載する
車両に上記の如きエネルギが作用すると、右側ECU1
4に内蔵されるセーフィングセンサ92がオン状態とな
ると共に、右側ECU14に内蔵される加速度センサ1
04により、そのエネルギに応じた加速度が検出され
る。加速度センサ104で、かかる加速度が検出される
と、右側ECU14のCPU100は点火回路86およ
び安全回路94を共にオン状態とする。
に、車両右側から所定値を超えるエネルギが入力された
場合の作動を説明する。本実施例のシステムを搭載する
車両に上記の如きエネルギが作用すると、右側ECU1
4に内蔵されるセーフィングセンサ92がオン状態とな
ると共に、右側ECU14に内蔵される加速度センサ1
04により、そのエネルギに応じた加速度が検出され
る。加速度センサ104で、かかる加速度が検出される
と、右側ECU14のCPU100は点火回路86およ
び安全回路94を共にオン状態とする。
【0068】上記の如く、セーフィングセンサ92、点
火回路86、および、安全回路94が全てオン状態とな
ると、右サイドエアバッグモジュール32に内蔵される
スクイブ34に電源電圧Vreg が印加される。スクイブ
34に電源電圧Vreg が印加されると、右サイドエアバ
ッグモジュール32に内蔵されるインフレータが着火さ
れ、右サイドエアバッグの拡開が開始される。
火回路86、および、安全回路94が全てオン状態とな
ると、右サイドエアバッグモジュール32に内蔵される
スクイブ34に電源電圧Vreg が印加される。スクイブ
34に電源電圧Vreg が印加されると、右サイドエアバ
ッグモジュール32に内蔵されるインフレータが着火さ
れ、右サイドエアバッグの拡開が開始される。
【0069】車両右側からエネルギが作用することによ
り、バッテリ10に破損が生じ、または、バッテリ10
と右側ECU14とを接続するワイヤーハネスに損傷が
生じて、右側ECU14にバッテリ10から電力が供給
できない状態に陥った場合、本実施例のシステムは、以
下の如く作動する。
り、バッテリ10に破損が生じ、または、バッテリ10
と右側ECU14とを接続するワイヤーハネスに損傷が
生じて、右側ECU14にバッテリ10から電力が供給
できない状態に陥った場合、本実施例のシステムは、以
下の如く作動する。
【0070】バッテリ10から右側ECU14に電力が
供給し得る状況下では、バックアップ回路74に昇圧回
路72によって昇圧された電圧Vreg が供給される。バ
ックアップ回路74に電圧Vreg が供給されている間
は、バックアップコンデンサ78に、その両端電位差が
電圧Vreg に達するまで電荷が充電される。バックアッ
プコンデンサ78が十分に充電された状態でバッテリ1
0からの電力供給が停止され、かつ、点火回路86、セ
ーフィングセンサ92および安全回路94の全てがオン
状態となると、バックアップコンデンサ78に充電され
ている電荷が、ダイオード80を通って放電されてスク
イブ34に供給される。
供給し得る状況下では、バックアップ回路74に昇圧回
路72によって昇圧された電圧Vreg が供給される。バ
ックアップ回路74に電圧Vreg が供給されている間
は、バックアップコンデンサ78に、その両端電位差が
電圧Vreg に達するまで電荷が充電される。バックアッ
プコンデンサ78が十分に充電された状態でバッテリ1
0からの電力供給が停止され、かつ、点火回路86、セ
ーフィングセンサ92および安全回路94の全てがオン
状態となると、バックアップコンデンサ78に充電され
ている電荷が、ダイオード80を通って放電されてスク
イブ34に供給される。
【0071】バックアップコンデンサ78には、インフ
レータを着火するために必要な電荷を十分に蓄え得る容
量が付与されている。このため、本実施例のシステムに
よれば、バッテリ10から右側ECU14へ電力が供給
できない状況下においても、確実に右サイドエアバッグ
を拡開させることができる。
レータを着火するために必要な電荷を十分に蓄え得る容
量が付与されている。このため、本実施例のシステムに
よれば、バッテリ10から右側ECU14へ電力が供給
できない状況下においても、確実に右サイドエアバッグ
を拡開させることができる。
【0072】次に、本実施例のシステムを搭載する車両
に、車両左側から所定値を超えるエネルギが入力された
場合の作動を説明する。本実施例のシステムを搭載する
車両に上記の如きエネルギが作用すると、左側ECU2
2に内蔵されるセーフィングセンサ164がオン状態と
なると共に、左側ECU22に内蔵される加速度センサ
178により、そのエネルギに応じた加速度が検出され
る。加速度センサ178で、かかる加速度が検出される
と、左側ECU22のCPU172は点火回路158お
よび安全回路166を共にオン状態とする。
に、車両左側から所定値を超えるエネルギが入力された
場合の作動を説明する。本実施例のシステムを搭載する
車両に上記の如きエネルギが作用すると、左側ECU2
2に内蔵されるセーフィングセンサ164がオン状態と
なると共に、左側ECU22に内蔵される加速度センサ
178により、そのエネルギに応じた加速度が検出され
る。加速度センサ178で、かかる加速度が検出される
と、左側ECU22のCPU172は点火回路158お
よび安全回路166を共にオン状態とする。
【0073】左側ECU22のVreg ライン150は、
電源接続ライン24を介して実質的にバッテリ10に接
続されている。このため、セーフィングセンサ164、
点火回路158、および、安全回路166が全てオン状
態となると、左サイドエアバッグモジュール36に内蔵
されているスクイブ40には電源電圧Vreg が印加され
る。スクイブ40に電源電圧Vreg が印加されると、左
サイドエアバッグモジュール36に内蔵されるインフレ
ータが着火され、左サイドエアバッグの拡開が開始され
る。
電源接続ライン24を介して実質的にバッテリ10に接
続されている。このため、セーフィングセンサ164、
点火回路158、および、安全回路166が全てオン状
態となると、左サイドエアバッグモジュール36に内蔵
されているスクイブ40には電源電圧Vreg が印加され
る。スクイブ40に電源電圧Vreg が印加されると、左
サイドエアバッグモジュール36に内蔵されるインフレ
ータが着火され、左サイドエアバッグの拡開が開始され
る。
【0074】車両左側からエネルギが作用することによ
り、バッテリ10に破損が生じ、または、バッテリ10
と右側ECU14とを接続するワイヤーハネスに損傷が
生じて、バッテリ10から右側ECU14に電力が供給
できない状態に陥った場合、本実施例のシステムは、以
下の如く作動する。
り、バッテリ10に破損が生じ、または、バッテリ10
と右側ECU14とを接続するワイヤーハネスに損傷が
生じて、バッテリ10から右側ECU14に電力が供給
できない状態に陥った場合、本実施例のシステムは、以
下の如く作動する。
【0075】上述の如く、右側ECU14に内蔵されて
いるバックアップコンデンサ78には、バッテリ10か
ら右側ECU14に対して電力が供給されている間に、
十分に充電されている。このようにバックアップコンデ
ンサ78が十分に充電された状態で、左側ECU22の
点火回路158、セーフィングセンサ164および安全
回路166がオン状態となると、バックアップコンデン
サ78に充電されている電荷が、電源接続ライン24を
通って左側ECU22のVreg ライン150に到達し、
更に、スクイブ40を通って放電される。この結果、左
サイドエアバッグモジュール36に内蔵されるインフレ
ータが着火され、左サイドエアバッグが拡開される。
いるバックアップコンデンサ78には、バッテリ10か
ら右側ECU14に対して電力が供給されている間に、
十分に充電されている。このようにバックアップコンデ
ンサ78が十分に充電された状態で、左側ECU22の
点火回路158、セーフィングセンサ164および安全
回路166がオン状態となると、バックアップコンデン
サ78に充電されている電荷が、電源接続ライン24を
通って左側ECU22のVreg ライン150に到達し、
更に、スクイブ40を通って放電される。この結果、左
サイドエアバッグモジュール36に内蔵されるインフレ
ータが着火され、左サイドエアバッグが拡開される。
【0076】このように、本実施例のシステムによれ
ば、バックアップ電源(昇圧回路72およびバックアッ
プ回路74)が、右側ECU14にのみ搭載されている
にも関わらず、車両の右側からエネルギが入力される場
合、および、車両の左側からエネルギが入力される場合
に、適切に左右のサイドエアバッグを拡開させることが
できる。
ば、バックアップ電源(昇圧回路72およびバックアッ
プ回路74)が、右側ECU14にのみ搭載されている
にも関わらず、車両の右側からエネルギが入力される場
合、および、車両の左側からエネルギが入力される場合
に、適切に左右のサイドエアバッグを拡開させることが
できる。
【0077】本実施例の如く、バックアップ電源を右側
ECU14または左側ECU22の一方にのみ設けるこ
ととすれば、部品点数の削減、コスト低減、システムの
軽量化等を利益を得ることができる。また、本実施例に
おいては、右側PWB45と左側PWB46とが共通化
されている。本実施例のシステムは、この点において更
なる低コスト化を図っている。
ECU14または左側ECU22の一方にのみ設けるこ
ととすれば、部品点数の削減、コスト低減、システムの
軽量化等を利益を得ることができる。また、本実施例に
おいては、右側PWB45と左側PWB46とが共通化
されている。本実施例のシステムは、この点において更
なる低コスト化を図っている。
【0078】本実施例において、右側ECU14および
左側ECU22は、IGスイッチ16がオンとされる毎
に、および、所定時期に、システムが正常に機能し得る
か否かを検査する。本実施例のシステムでは、バック
アップコンデンサ78に失陥が生じていないか、バッ
テリ10の出力電圧Vbattは適正な値であるか、スク
イブ34,40の両端に短絡または開放が生じていない
か、Vreg ライン64,150やGNDライン95,
168に短絡や開放が生じていないか、などの項目が検
査される。
左側ECU22は、IGスイッチ16がオンとされる毎
に、および、所定時期に、システムが正常に機能し得る
か否かを検査する。本実施例のシステムでは、バック
アップコンデンサ78に失陥が生じていないか、バッ
テリ10の出力電圧Vbattは適正な値であるか、スク
イブ34,40の両端に短絡または開放が生じていない
か、Vreg ライン64,150やGNDライン95,
168に短絡や開放が生じていないか、などの項目が検
査される。
【0079】これらの検査は、右側ECU14の構成要
素、および、左側ECU22の構成要素を予め定めた検
査パターンに従って作動させると共に、その作動に伴っ
て適切な現象が現れるか否かを監視することで実現でき
る。ところで、本実施例においては、バックアップコン
デンサ78が右側ECU14にのみ搭載されている。ま
た、バッテリ10の出力電圧Vbattは右側ECU14に
のみ供給されている。このため、左側ECU22と右側
ECU14とで全く同様の検査が行われると、左側EC
U22において、バックアップコンデンサ78の異常、
および、バッテリ10の出力電圧Vbatt異常が誤判定さ
れる事態が生じ得る。
素、および、左側ECU22の構成要素を予め定めた検
査パターンに従って作動させると共に、その作動に伴っ
て適切な現象が現れるか否かを監視することで実現でき
る。ところで、本実施例においては、バックアップコン
デンサ78が右側ECU14にのみ搭載されている。ま
た、バッテリ10の出力電圧Vbattは右側ECU14に
のみ供給されている。このため、左側ECU22と右側
ECU14とで全く同様の検査が行われると、左側EC
U22において、バックアップコンデンサ78の異常、
および、バッテリ10の出力電圧Vbatt異常が誤判定さ
れる事態が生じ得る。
【0080】上述した異常の誤判定は、例えば、右側E
CU14のCPU100に記憶させる検査プログラム
と、左側ECU22のCPU172に記憶させる検査プ
ログラムとを別のプログラムとすることによっても防止
することができる。しかしながら、かかる手法によれ
ば、右側ECU14用のCPU100と左側ECU22
のCPU172とを共通化することができなくなる。
CU14のCPU100に記憶させる検査プログラム
と、左側ECU22のCPU172に記憶させる検査プ
ログラムとを別のプログラムとすることによっても防止
することができる。しかしながら、かかる手法によれ
ば、右側ECU14用のCPU100と左側ECU22
のCPU172とを共通化することができなくなる。
【0081】図6は、異常状態の誤判定を防止しつつ、
CPU100とCPU172の共通化を可能とすべく本
実施例においてCPU100およびCPU172で実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図
6に示すルーチンは、IGスイッチ16がオンとなるこ
とにより(スイッチ52がオンとなる状態を含む)、右
側ECU14および左側ECU22の双方で起動され
る。図6に示すルーチンが起動されると、先ずステップ
200の処理が実行される。
CPU100とCPU172の共通化を可能とすべく本
実施例においてCPU100およびCPU172で実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図
6に示すルーチンは、IGスイッチ16がオンとなるこ
とにより(スイッチ52がオンとなる状態を含む)、右
側ECU14および左側ECU22の双方で起動され
る。図6に示すルーチンが起動されると、先ずステップ
200の処理が実行される。
【0082】ステップ200では、CPU100または
172の初期化が行われる。具体的には、CPU10
0,172が備える入出力ポートの設定、各種フラグの
リセット等の処理が実行される。本ステップ200の処
理が終了すると、次にステップ202の処理が実行され
る。
172の初期化が行われる。具体的には、CPU10
0,172が備える入出力ポートの設定、各種フラグの
リセット等の処理が実行される。本ステップ200の処
理が終了すると、次にステップ202の処理が実行され
る。
【0083】ステップ202では、バッテリ電圧Vbatt
が“0”であるか否かが判別される。本ステップ202
において、右側ECU14では、CPU100によって
Vbattライン125の電位が“0”であるか否かが判別
される。一方、左側ECU22では、CPU172によ
ってVbattライン152の電位が“0”であるか否かが
判別される。
が“0”であるか否かが判別される。本ステップ202
において、右側ECU14では、CPU100によって
Vbattライン125の電位が“0”であるか否かが判別
される。一方、左側ECU22では、CPU172によ
ってVbattライン152の電位が“0”であるか否かが
判別される。
【0084】IGスイッチ16がオンとされた後、右側
ECU14のVbattライン125の電位は、即座に電源
電圧Vreg 近傍に昇圧される。従って、右側ECU14
においては、上記ステップ202の条件が不成立とな
る。一方、左側ECU22のVbattライン152の電位
は、如何なる場合でも接地レベルに維持される。従っ
て、左側ECU22においては、上記ステップ202の
条件が成立する。換言すると、ECUに搭載されている
CPUは、上記ステップ202の条件が不成立である場
合は、そのCPUが右側ECU14に搭載されたCPU
100であると、また、上記ステップ202の条件が成
立する場合は、そのCPUが左側ECU22に搭載され
たCPU172であると認識することができる。
ECU14のVbattライン125の電位は、即座に電源
電圧Vreg 近傍に昇圧される。従って、右側ECU14
においては、上記ステップ202の条件が不成立とな
る。一方、左側ECU22のVbattライン152の電位
は、如何なる場合でも接地レベルに維持される。従っ
て、左側ECU22においては、上記ステップ202の
条件が成立する。換言すると、ECUに搭載されている
CPUは、上記ステップ202の条件が不成立である場
合は、そのCPUが右側ECU14に搭載されたCPU
100であると、また、上記ステップ202の条件が成
立する場合は、そのCPUが左側ECU22に搭載され
たCPU172であると認識することができる。
【0085】上記ステップ202で、Vbatt=0が不成
立であると判別された場合、すなわち、CPUが右側E
CU14に搭載されていることを認識した場合は、次に
ステップ204の処理が実行される。ステップ204で
は、バックアップコンデンサ78が正常であるか否かが
検査される。右側ECU14では、IGスイッチ16が
オン状態とされると、バックアップ回路74に対して電
圧Vreg が供給され始める。バックアップ回路74に電
圧Vreg が供給され始めると、バックアップコンデンサ
78には、抵抗76の抵抗値Rとバックアップコンデン
サ78の容量Cとで決まる時定数に従って電荷が充電さ
れ始める。
立であると判別された場合、すなわち、CPUが右側E
CU14に搭載されていることを認識した場合は、次に
ステップ204の処理が実行される。ステップ204で
は、バックアップコンデンサ78が正常であるか否かが
検査される。右側ECU14では、IGスイッチ16が
オン状態とされると、バックアップ回路74に対して電
圧Vreg が供給され始める。バックアップ回路74に電
圧Vreg が供給され始めると、バックアップコンデンサ
78には、抵抗76の抵抗値Rとバックアップコンデン
サ78の容量Cとで決まる時定数に従って電荷が充電さ
れ始める。
【0086】上記ステップ204では、バックアップコ
ンデンサ78の充電電圧Vcが、すなわち、Vcライン
82の電位Vcが、適当な速度で昇圧されているか否か
が判別される。その結果、Vcライン82の電位上昇速
度が時定数RCに対して適当な速度であれば、バックア
ップコンデンサ78が正常であると判断される。一方、
Vcライン82の電位上昇速度が時定数RCに対して適
当な速度でない場合は、バックアップコンデンサ78に
異常が生じていると判断される。バックアップコンデン
サ78に異常が生じていると判断されると、その異常が
EEPROM102に記憶されると共に、ウォーニング
ランプ30が点灯状態とされる。上記ステップ204の
処理が終了すると、次にステップ206の処理が実行さ
れる。
ンデンサ78の充電電圧Vcが、すなわち、Vcライン
82の電位Vcが、適当な速度で昇圧されているか否か
が判別される。その結果、Vcライン82の電位上昇速
度が時定数RCに対して適当な速度であれば、バックア
ップコンデンサ78が正常であると判断される。一方、
Vcライン82の電位上昇速度が時定数RCに対して適
当な速度でない場合は、バックアップコンデンサ78に
異常が生じていると判断される。バックアップコンデン
サ78に異常が生じていると判断されると、その異常が
EEPROM102に記憶されると共に、ウォーニング
ランプ30が点灯状態とされる。上記ステップ204の
処理が終了すると、次にステップ206の処理が実行さ
れる。
【0087】上記ステップ202で、Vbatt=0が成立
すると判別された場合、すなわち、CPUが左側ECU
22に搭載されていることを認識した場合は、ステップ
204がジャンプされ、ステップ202に次いで、速や
かにステップ206の処理が実行される。左側ECU2
2には、バックアップコンデンサは実装されていない。
従って、左側ECU22で上記ステップ204の処理が
実行されると、CPU172は、必ずバックアップコン
デンサに異常が生じていると判断する。本実施例によれ
ば、左側ECU22で上記ステップ204の処理が実行
されることはない。このため、左側ECU22でバック
アップコンデンサの異常が誤判定される不都合を回避す
ることができる。
すると判別された場合、すなわち、CPUが左側ECU
22に搭載されていることを認識した場合は、ステップ
204がジャンプされ、ステップ202に次いで、速や
かにステップ206の処理が実行される。左側ECU2
2には、バックアップコンデンサは実装されていない。
従って、左側ECU22で上記ステップ204の処理が
実行されると、CPU172は、必ずバックアップコン
デンサに異常が生じていると判断する。本実施例によれ
ば、左側ECU22で上記ステップ204の処理が実行
されることはない。このため、左側ECU22でバック
アップコンデンサの異常が誤判定される不都合を回避す
ることができる。
【0088】ステップ206では、バックアップコンデ
ンサ78の初期検査を除く、他の初期検査が実行され
る。具体的には、本ステップ206では、スクイブ3
4,40付近の短絡または開放など、右側ECU14お
よび左側ECU22が共通で備える構成要素に関する検
査が実行される。本ステップ206において何らかの異
常が検出されると、その異常がEEPROM102に記
憶されると共に、ウォーニングランプ30が点灯状態と
される。本ステップ206の処理が終了すると、次にス
テップ208の処理が実行される。
ンサ78の初期検査を除く、他の初期検査が実行され
る。具体的には、本ステップ206では、スクイブ3
4,40付近の短絡または開放など、右側ECU14お
よび左側ECU22が共通で備える構成要素に関する検
査が実行される。本ステップ206において何らかの異
常が検出されると、その異常がEEPROM102に記
憶されると共に、ウォーニングランプ30が点灯状態と
される。本ステップ206の処理が終了すると、次にス
テップ208の処理が実行される。
【0089】ステップ208では、電源電圧Vbattに関
する検査を除く常時検査項目に関する検査が実行され
る。具体的には、点火系の短絡・開放や、加速度センサ
104,178の短絡・開放に関する検査等が実行され
る。本ステップ208で何らかの異常が検出されると、
その異常がEEPROM102に記憶されると共に、ウ
ォーニングランプ30が点灯状態とされる。本ステップ
208の処理が終了すると、次にステップ210の処理
が実行される。
する検査を除く常時検査項目に関する検査が実行され
る。具体的には、点火系の短絡・開放や、加速度センサ
104,178の短絡・開放に関する検査等が実行され
る。本ステップ208で何らかの異常が検出されると、
その異常がEEPROM102に記憶されると共に、ウ
ォーニングランプ30が点灯状態とされる。本ステップ
208の処理が終了すると、次にステップ210の処理
が実行される。
【0090】ステップ210では、バッテリ電圧Vbatt
が“0”であるか否かが判別される。その結果、Vbatt
=0が成立すると判別された場合は、再び上記ステップ
208の処理が実行される。一方、Vbatt=0が不成立
であると判別された場合は、次にステップ212の処理
が実行される。本ステップ210の条件は、上記ステッ
プ202の場合と同様に、左側ECU22では成立する
と判断され、右側ECU14では成立しないと判断され
る。従って、左側ECU22では、以後、IGスイッチ
16がオフされるまで、繰り返しステップ208および
210の処理が実行される。一方、右側ECU14で
は、ステップ210に次いで、必ずステップ212の処
理が実行される。
が“0”であるか否かが判別される。その結果、Vbatt
=0が成立すると判別された場合は、再び上記ステップ
208の処理が実行される。一方、Vbatt=0が不成立
であると判別された場合は、次にステップ212の処理
が実行される。本ステップ210の条件は、上記ステッ
プ202の場合と同様に、左側ECU22では成立する
と判断され、右側ECU14では成立しないと判断され
る。従って、左側ECU22では、以後、IGスイッチ
16がオフされるまで、繰り返しステップ208および
210の処理が実行される。一方、右側ECU14で
は、ステップ210に次いで、必ずステップ212の処
理が実行される。
【0091】ステップ212では、電源電圧Vbattの低
下に関する検査が実行される。本ステップ212では、
Vbattライン125の電位がバッテリ10の出力電圧V
battとして適正な値であるか否かが判別される。その結
果、Vbattライン125の電位が適正な値であればバッ
テリ電圧Vbattが正常であると判断される。一方、Vba
ttライン125の電位が不当に低下している場合は、バ
ッテリ電圧Vbattに異常が生じていると判断される。バ
ッテリ電圧Vbattに異常が生じていると判断されると、
ウォーニングランプ30が点灯状態とされる。上記ステ
ップ212の処理が終了すると、再びステップ208の
処理が実行される。以後、右側ECU14では、IGス
イッチ16がオフされるまで、繰り返しステップ208
〜212の処理が実行される。
下に関する検査が実行される。本ステップ212では、
Vbattライン125の電位がバッテリ10の出力電圧V
battとして適正な値であるか否かが判別される。その結
果、Vbattライン125の電位が適正な値であればバッ
テリ電圧Vbattが正常であると判断される。一方、Vba
ttライン125の電位が不当に低下している場合は、バ
ッテリ電圧Vbattに異常が生じていると判断される。バ
ッテリ電圧Vbattに異常が生じていると判断されると、
ウォーニングランプ30が点灯状態とされる。上記ステ
ップ212の処理が終了すると、再びステップ208の
処理が実行される。以後、右側ECU14では、IGス
イッチ16がオフされるまで、繰り返しステップ208
〜212の処理が実行される。
【0092】左側ECU22のVbattライン125の電
位は常にローレベルである。従って、左側ECU22で
上記ステップ212の処理が実行されると、CPU17
2は必ずバッテリ電圧Vbattの異常を判断する。本実施
例によれば、左側ECU22で上記ステップ212の処
理が実行されることはない。このため、左側ECU22
でバッテリ電圧Vbattの異常が誤判定されるのを回避す
ることができる。
位は常にローレベルである。従って、左側ECU22で
上記ステップ212の処理が実行されると、CPU17
2は必ずバッテリ電圧Vbattの異常を判断する。本実施
例によれば、左側ECU22で上記ステップ212の処
理が実行されることはない。このため、左側ECU22
でバッテリ電圧Vbattの異常が誤判定されるのを回避す
ることができる。
【0093】ところで、上記の実施例においては、Vba
ttライン125,152の電位が“0”であるか否かに
基づいてCPU100,172が検査項目を選択するこ
ととしているが、検査項目の選択の基礎はVbattライン
125,152の電位に限定されるものではない。例え
ば、右側ECU14および左側ECU22の異なる位置
にプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を実装し、CP
U100,172にその差異に基づいて検査項目を選択
させることとしてもよい。また、右側ECU14に実装
されるEEPROM102に予め右側ECU14である
ことを表すデータを記憶させておき、そのデータを読み
だすことができるか否かに応じてCPU100,172
が検査項目を選定することとしてもよい。
ttライン125,152の電位が“0”であるか否かに
基づいてCPU100,172が検査項目を選択するこ
ととしているが、検査項目の選択の基礎はVbattライン
125,152の電位に限定されるものではない。例え
ば、右側ECU14および左側ECU22の異なる位置
にプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を実装し、CP
U100,172にその差異に基づいて検査項目を選択
させることとしてもよい。また、右側ECU14に実装
されるEEPROM102に予め右側ECU14である
ことを表すデータを記憶させておき、そのデータを読み
だすことができるか否かに応じてCPU100,172
が検査項目を選定することとしてもよい。
【0094】尚、上記の実施例においては、右側ECU
14が前記請求項1記載の「右制御装置」に、左側EC
U22が前記請求項1記載の「左制御装置」に、昇圧回
路72およびバックアップ回路74が前記請求項1記載
の「バックアップ電源」に、Vreg ライン64が前記請
求項1記載の「右制御装置の電源系」に、また、Vreg
ライン150が前記請求項1記載の「左制御装置の電源
系」に、それぞれ相当している。
14が前記請求項1記載の「右制御装置」に、左側EC
U22が前記請求項1記載の「左制御装置」に、昇圧回
路72およびバックアップ回路74が前記請求項1記載
の「バックアップ電源」に、Vreg ライン64が前記請
求項1記載の「右制御装置の電源系」に、また、Vreg
ライン150が前記請求項1記載の「左制御装置の電源
系」に、それぞれ相当している。
【0095】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、右制御装
置および左制御装置の何れか一方に設けられたバックア
ップ電源を、右制御装置および左制御装置の双方で共用
することができる。このため、本発明によれば、バック
アップ電源を複数設けることなく、左右のサイドエアバ
ッグを確実に作動させ得るサイドバッグ制御装置を実現
することができる。
置および左制御装置の何れか一方に設けられたバックア
ップ電源を、右制御装置および左制御装置の双方で共用
することができる。このため、本発明によれば、バック
アップ電源を複数設けることなく、左右のサイドエアバ
ッグを確実に作動させ得るサイドバッグ制御装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるサイドエアバッグシス
テム構成図である。
テム構成図である。
【図2】図1に示すサイドエアバッグシステムの電気的
構成を表すブロック構成図である。
構成を表すブロック構成図である。
【図3】図2に示す右側ECUの回路図である。
【図4】図2に示す左側ECUの回路図である。
【図5】右側ECUに用いられる右側PWBの一部およ
び左側ECUに用いられる左側PWBの対応部分であ
る。
び左側ECUに用いられる左側PWBの対応部分であ
る。
【図6】右側ECUのCPUおよび左側ECUのCPU
において実行される制御ルーチンの一例のフローチャー
トである。
において実行される制御ルーチンの一例のフローチャー
トである。
10 バッテリ 14 右側ECU(右制御装置) 16 IGスイッチ 22 左側ECU(左制御装置) 24 電源接続ライン 32 右側サイドエアバッグモジュール 34,40 スクイブ 36 左側サイドエアバッグモジュール 72 昇圧回路 74 バックアップ回路 78 バックアップコンデンサ 100,172 CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の右側に配設される右サイドエアバ
ッグの作動を制御する右制御装置と、車両の左側に配設
される左サイドエアバッグの作動を制御する左制御装置
と、を備えるサイドエアバッグ制御装置において、 前記右制御装置および前記左制御装置の何れか一方がバ
ックアップ電源を備えていると共に、 前記右制御装置の電源系と前記左制御装置の電源系とが
電源接続ラインを介して接続されていることを特徴とす
るサイドエアバッグ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8199403A JPH1035407A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | サイドエアバッグ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8199403A JPH1035407A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | サイドエアバッグ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035407A true JPH1035407A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16407220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8199403A Pending JPH1035407A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | サイドエアバッグ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035407A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100308700B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2001-09-26 | 윤장진 | 사이드 에어백 전자 제어 유닛 프로그램용 통신 장치 |
KR100600305B1 (ko) * | 1998-08-21 | 2006-09-27 | 주식회사 현대오토넷 | 측면충돌판정기와 중앙에어백제어장치간의통신장치 및 방법 |
JP2019014464A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-31 | 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company | 車両およびその制御方法 |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP8199403A patent/JPH1035407A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100600305B1 (ko) * | 1998-08-21 | 2006-09-27 | 주식회사 현대오토넷 | 측면충돌판정기와 중앙에어백제어장치간의통신장치 및 방법 |
KR100308700B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2001-09-26 | 윤장진 | 사이드 에어백 전자 제어 유닛 프로그램용 통신 장치 |
JP2019014464A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-31 | 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company | 車両およびその制御方法 |
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