JPH10341524A - 車載用信号伝送装置と信号伝送方法及び車載用電力供給制御装置と電力制御方法及び車載ケーブル異常検出装置 - Google Patents
車載用信号伝送装置と信号伝送方法及び車載用電力供給制御装置と電力制御方法及び車載ケーブル異常検出装置Info
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- JPH10341524A JPH10341524A JP9151885A JP15188597A JPH10341524A JP H10341524 A JPH10341524 A JP H10341524A JP 9151885 A JP9151885 A JP 9151885A JP 15188597 A JP15188597 A JP 15188597A JP H10341524 A JPH10341524 A JP H10341524A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/58—Testing of lines, cables or conductors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車載用の電力線を含むケーブルに関し、ケーブ
ルの異常を検出する。 【解決手段】電力線を含み電力線を取り囲む導電線を備
えたケーブルと、導電線の電位を制御する制御器におい
て、ケーブルの異常による導電線のグランド接触と電力
線接触の場合に、導電線の電位を制御器が制御不能とな
ることでケーブルの異常を検出する。 【効果】本発明は、ケーブルの故障を検出することで電
力線の故障を未然に防ぐことができる。従って、電力線
の故障に至る前に何らかの対処を行うことで信頼性の向
上に貢献する。
ルの異常を検出する。 【解決手段】電力線を含み電力線を取り囲む導電線を備
えたケーブルと、導電線の電位を制御する制御器におい
て、ケーブルの異常による導電線のグランド接触と電力
線接触の場合に、導電線の電位を制御器が制御不能とな
ることでケーブルの異常を検出する。 【効果】本発明は、ケーブルの故障を検出することで電
力線の故障を未然に防ぐことができる。従って、電力線
の故障に至る前に何らかの対処を行うことで信頼性の向
上に貢献する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】車載用電力線を含むケーブル
の異常検出装置。
の異常検出装置。
【0002】
【従来の技術】車に用いられている電力線はGNDショ
ート時の過電流遮断対策として溶断ヒューズが用いられ
ている。通常、電力線はバッテリを中心にスター型の構
成となっており、溶断ヒューズはバッテリに最も近い場
所に装備されている。電力線にGNDショートが生じる
と溶断ヒューズから先は電力線を遮断するために電力を
供給できなくなり機能の一部が停止してしまう。
ート時の過電流遮断対策として溶断ヒューズが用いられ
ている。通常、電力線はバッテリを中心にスター型の構
成となっており、溶断ヒューズはバッテリに最も近い場
所に装備されている。電力線にGNDショートが生じる
と溶断ヒューズから先は電力線を遮断するために電力を
供給できなくなり機能の一部が停止してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】GNDショート時でも
機能が停止しないような電力線の構成の1つにループ型
がある。ループ型電力線は、電力供給が2方向となるの
でGNDショート時の電力線遮断に対しても機能は停止
しない。しかし、ループ型の電力線では電源供給が2方
向あるため、GNDショート時にその場所を検出し、そ
の部分のみを遮断する必要がある。しかしながら、電力
線のGNDショートの検出はその機能上困難である。そ
こで、電力線に異常が生じる前兆を検出することができ
れば、電力線に異常が生じる前に何らかの対処をするこ
とで信頼性を向上しかつ機能を保持することができる。
機能が停止しないような電力線の構成の1つにループ型
がある。ループ型電力線は、電力供給が2方向となるの
でGNDショート時の電力線遮断に対しても機能は停止
しない。しかし、ループ型の電力線では電源供給が2方
向あるため、GNDショート時にその場所を検出し、そ
の部分のみを遮断する必要がある。しかしながら、電力
線のGNDショートの検出はその機能上困難である。そ
こで、電力線に異常が生じる前兆を検出することができ
れば、電力線に異常が生じる前に何らかの対処をするこ
とで信頼性を向上しかつ機能を保持することができる。
【0004】本発明では、電力線に異常が生じる前兆を
電力線を含むケーブルの異常とみなし、電力線を含むケ
ーブルの異常を検出する手段を提供することを目的とす
る。
電力線を含むケーブルの異常とみなし、電力線を含むケ
ーブルの異常を検出する手段を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】車載用の電兼線を取り囲
み、ケーブルの異常を検出するための導電線(以下、シ
ョートセンサ用導電線)を備えたケーブルと、前記ショ
ートセンサ用導電線の電位を制御するための信号を生成
する機能とショートセンサ用導電線の電位を信号として
取り込む機能とこれら2つの信号を比較することにより
ケーブルの故障を判定する機能を備えた制御部と、前記
制御部から生成された信号から前記ショートセンサ用導
電線の電位を制御する機能と前記ショートセンサ用導電
線の電位を前記制御部へ信号として出力する機能を備え
た駆動部とから車載用電力線を含むケーブルの異常検出
装置を構成することによって上記目的が達成される。
み、ケーブルの異常を検出するための導電線(以下、シ
ョートセンサ用導電線)を備えたケーブルと、前記ショ
ートセンサ用導電線の電位を制御するための信号を生成
する機能とショートセンサ用導電線の電位を信号として
取り込む機能とこれら2つの信号を比較することにより
ケーブルの故障を判定する機能を備えた制御部と、前記
制御部から生成された信号から前記ショートセンサ用導
電線の電位を制御する機能と前記ショートセンサ用導電
線の電位を前記制御部へ信号として出力する機能を備え
た駆動部とから車載用電力線を含むケーブルの異常検出
装置を構成することによって上記目的が達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はケーブルの故障検出装置を
備えた電灯の遠隔制御システムの例である。このシステ
ムは、2つのそれぞれ遠隔に設置された電灯9,59
を、それらのいずれとも遠隔に設置された電灯スイッチ
10を用いてON/OFF操作するものである。2つの
電灯9,59は、電灯スイッチ10の状態を信号に変え
通信をすることでON/OFF操作される。
備えた電灯の遠隔制御システムの例である。このシステ
ムは、2つのそれぞれ遠隔に設置された電灯9,59
を、それらのいずれとも遠隔に設置された電灯スイッチ
10を用いてON/OFF操作するものである。2つの
電灯9,59は、電灯スイッチ10の状態を信号に変え
通信をすることでON/OFF操作される。
【0007】このシステムの構成は、電灯スイッチ10
とケーブル故障を知らせる警告灯11が接続されたモジ
ュールAと2つの電灯それぞれが接続されたモジュール
Bと各モジュール間を接続するケーブル1,2と電源で
あるバッテリ6からなる。モジュールAは、電灯スイッ
チ10の状態を信号に変えてモジュールBに通信する機
能と、ケーブル1,2aの故障を検出する機能とモジュ
ールBからケーブル2b,2cの故障を知らせる信号を
受信する機能と、全ケーブルの故障の有無を知らせる警
告灯11を操作する機能を有する。モジュールB1,B
2はモジュールAからの電灯スイッチ10の信号を受信
する機能と電灯9,59を駆動する機能とケーブル1
b,1cの故障を検出する機能とケーブル故障1b,1
cの有無を信号に変えモジュールAに送信する機能を有
する。モジュールB1はケーブル2bの、モジュールB
2はケーブル2cの故障をそれぞれ検出する。ケーブル
はバッテリとモジュールAを接続するケーブル1とモジ
ュール間を接続するケーブル2の2種類ある。モジュー
ル間はループ状に接続される。
とケーブル故障を知らせる警告灯11が接続されたモジ
ュールAと2つの電灯それぞれが接続されたモジュール
Bと各モジュール間を接続するケーブル1,2と電源で
あるバッテリ6からなる。モジュールAは、電灯スイッ
チ10の状態を信号に変えてモジュールBに通信する機
能と、ケーブル1,2aの故障を検出する機能とモジュ
ールBからケーブル2b,2cの故障を知らせる信号を
受信する機能と、全ケーブルの故障の有無を知らせる警
告灯11を操作する機能を有する。モジュールB1,B
2はモジュールAからの電灯スイッチ10の信号を受信
する機能と電灯9,59を駆動する機能とケーブル1
b,1cの故障を検出する機能とケーブル故障1b,1
cの有無を信号に変えモジュールAに送信する機能を有
する。モジュールB1はケーブル2bの、モジュールB
2はケーブル2cの故障をそれぞれ検出する。ケーブル
はバッテリとモジュールAを接続するケーブル1とモジ
ュール間を接続するケーブル2の2種類ある。モジュー
ル間はループ状に接続される。
【0008】図2にケーブルの構成を示す。ケーブル1
は、電力線3とそれを取り囲むように備えられたショー
トセンサ用導電線5からなる。ケーブル2は、電力線3
と通信線4とそれらを取り囲むように備えられたショー
トセンサ用導電線5からなる。本発明で用いるケーブル
故障とは、ケーブルのコネクタ脱落と、ケーブルの損傷
によりショートセンサ用導電線5が電力線,通信線また
はGNDに接触することと、ショートセンサ用導電線5
が断線することをいう。なお、以後、ケーブルのコネク
タ脱落とショートセンサ用導電線5の断線を単に断線と
呼ぶ。
は、電力線3とそれを取り囲むように備えられたショー
トセンサ用導電線5からなる。ケーブル2は、電力線3
と通信線4とそれらを取り囲むように備えられたショー
トセンサ用導電線5からなる。本発明で用いるケーブル
故障とは、ケーブルのコネクタ脱落と、ケーブルの損傷
によりショートセンサ用導電線5が電力線,通信線また
はGNDに接触することと、ショートセンサ用導電線5
が断線することをいう。なお、以後、ケーブルのコネク
タ脱落とショートセンサ用導電線5の断線を単に断線と
呼ぶ。
【0009】図3にこのシステムのモジュール間および
バッテリ6との接続を示す。モジュールAとバッテリ間
はケーブル1を用いて、モジュール間はケーブル2を用
いて接続される。モジュール間はループを形成するよう
に接続される。
バッテリ6との接続を示す。モジュールAとバッテリ間
はケーブル1を用いて、モジュール間はケーブル2を用
いて接続される。モジュール間はループを形成するよう
に接続される。
【0010】モジュールAはケーブル接続ポートとして
3つ持ち、それぞれport_A,port_B,port_Cであ
る。モジュールBはケーブル接続ポートとして2つ持
ち、それぞれport_Aとport_Bである。port_A,po
rt_B,port_Cはともに3つの端子を持つ。port_
A,port_Bはともに、電力線端子16,通信線端子1
5,ショートセンサ用導電線端子17の3端子である。
port_Cは電力線端子16とショートセンサ用導電線端
子17,77の3端子である。port_CはモジュールA
のみが持つ。バッテリ6はモジュールAのport_Cとケ
ーブル1を用いて接続される。バッテリとケーブル1と
の接続は、電力線3がバッテリ+端子に接続され、ショ
ートセンサ用導電線5は開放端となる。モジュール間を
接続するケーブル2は各モジュール間のport_Aとport
_Bとを接続し、ループを形成する。図4にモジュール
Aの構成を示す。モジュールAはマイコン13,ショー
トセンサ用導電線電位駆動部(以下、ショートセンサ線
駆動部)12,71の2つ、警告灯駆動スイッチ33,
通信ドライバ34からなる。マイコン13は電灯スイッ
チ10の状態を信号に変えてモジュールBへ送信する機
能と、モジュールBからケーブル故障の有無を知らせる
信号を受信する機能と、ケーブル1とケーブル2aの故
障の有無を判断する機能と、警告灯駆動スイッチ33を
制御する機能と、ショートセンサ用導電線5の電位を制
御する機能を有する。ショートセンサ線駆動部12は、
マイコン13から来る制御信号からショートセンサ用導
電線5の電位を制御する機能と、ショートセンサ用電動
線5の電位をマイコン13に出力する機能を有する。シ
ョートセンサ線駆動部12の端子32からの信号によ
り、マイコンはケーブル1の天絡と地絡を検出できる。
ショートセンサ線駆動部71は、ショートセンサ用導電
線5の電位をショートセンサ用導電線5の天絡,地絡,
断線,通常に応じてショートセンサ用導電線5の電位を
変化させる機能と、ショートセンサ用導電線5の電位を
マイコン13に出力する機能を有する。ショートセンサ
線駆動部71の端子78からの信号により、マイコンは
ケーブル2の天絡,地絡および断線を検出できる。マイ
コン警告灯駆動スイッチ33はマイコン13からの制御
信号により警告灯11のON/OFFを操作する機能を
有する。通信ドライバ34はマイコン13から出力され
る通信データから通信線4をドライブする機能と通信線
4の信号をマイコン13に出力する機能を有する。ケー
ブルとの接続点であるport_Aとport_Bとport_Cの
各電力端子16は短絡され、バッテリからの電力をモジ
ュールAとモジュールBへ供給する。port_Aとport_
Bの各通信線用端子15は短絡され、通信ドライバ34
へ接続される。port_Cのショートセンサ端子17と7
7は、ショートセンサ線駆動部12のss+端子25と
ss−端子26へ接続される。port_Aとport_Bのシ
ョートセンサ端子17は、ショートセンサ駆動部71の
端子75,76にそれぞれ接続される。ショートセンサ
線駆動部12と71の構成および動作については後に詳
しく説明する。
3つ持ち、それぞれport_A,port_B,port_Cであ
る。モジュールBはケーブル接続ポートとして2つ持
ち、それぞれport_Aとport_Bである。port_A,po
rt_B,port_Cはともに3つの端子を持つ。port_
A,port_Bはともに、電力線端子16,通信線端子1
5,ショートセンサ用導電線端子17の3端子である。
port_Cは電力線端子16とショートセンサ用導電線端
子17,77の3端子である。port_CはモジュールA
のみが持つ。バッテリ6はモジュールAのport_Cとケ
ーブル1を用いて接続される。バッテリとケーブル1と
の接続は、電力線3がバッテリ+端子に接続され、ショ
ートセンサ用導電線5は開放端となる。モジュール間を
接続するケーブル2は各モジュール間のport_Aとport
_Bとを接続し、ループを形成する。図4にモジュール
Aの構成を示す。モジュールAはマイコン13,ショー
トセンサ用導電線電位駆動部(以下、ショートセンサ線
駆動部)12,71の2つ、警告灯駆動スイッチ33,
通信ドライバ34からなる。マイコン13は電灯スイッ
チ10の状態を信号に変えてモジュールBへ送信する機
能と、モジュールBからケーブル故障の有無を知らせる
信号を受信する機能と、ケーブル1とケーブル2aの故
障の有無を判断する機能と、警告灯駆動スイッチ33を
制御する機能と、ショートセンサ用導電線5の電位を制
御する機能を有する。ショートセンサ線駆動部12は、
マイコン13から来る制御信号からショートセンサ用導
電線5の電位を制御する機能と、ショートセンサ用電動
線5の電位をマイコン13に出力する機能を有する。シ
ョートセンサ線駆動部12の端子32からの信号によ
り、マイコンはケーブル1の天絡と地絡を検出できる。
ショートセンサ線駆動部71は、ショートセンサ用導電
線5の電位をショートセンサ用導電線5の天絡,地絡,
断線,通常に応じてショートセンサ用導電線5の電位を
変化させる機能と、ショートセンサ用導電線5の電位を
マイコン13に出力する機能を有する。ショートセンサ
線駆動部71の端子78からの信号により、マイコンは
ケーブル2の天絡,地絡および断線を検出できる。マイ
コン警告灯駆動スイッチ33はマイコン13からの制御
信号により警告灯11のON/OFFを操作する機能を
有する。通信ドライバ34はマイコン13から出力され
る通信データから通信線4をドライブする機能と通信線
4の信号をマイコン13に出力する機能を有する。ケー
ブルとの接続点であるport_Aとport_Bとport_Cの
各電力端子16は短絡され、バッテリからの電力をモジ
ュールAとモジュールBへ供給する。port_Aとport_
Bの各通信線用端子15は短絡され、通信ドライバ34
へ接続される。port_Cのショートセンサ端子17と7
7は、ショートセンサ線駆動部12のss+端子25と
ss−端子26へ接続される。port_Aとport_Bのシ
ョートセンサ端子17は、ショートセンサ駆動部71の
端子75,76にそれぞれ接続される。ショートセンサ
線駆動部12と71の構成および動作については後に詳
しく説明する。
【0011】図5にモジュールBの構成を示す。モジュ
ールBは2つあるが、モジュールB1について説明す
る。モジュールB2については、モジュールB1と同様
の構成である。モジュールBはマイコン65,ショート
センサ線駆動部71,電灯駆動スイッチ18,通信ドラ
イバ66からなる。マイコン65はケーブルの故障の有
無を判断する機能と、ケーブル故障の有無を信号に変え
てモジュールAに送信する機能と、電灯駆動スイッチ1
8を制御する機能と、ショートセンサ用導電線5の電位
を監視する機能を有する。ショートセンサ線駆動部12
はショートセンサ用導電線5の電位を制御する機能と、
ショートセンサ用導電線5の電位をマイコンに出力する
機能を有する。電灯駆動スイッチ18はマイコン65か
らの制御信号により電灯9のON/OFFを操作する機
能を有する。通信ドライバ66はマイコン65から出力
された通信データから通信線4をドライブする機能と通
信線4の信号をマイコン65に出力する機能を有する。
ケーブルとの接続点であるport_Aとport_Bの各電力
端子16は短絡される。port_Aとport_Bの各通信端
子15は短絡され、通信ドライバ66へ接続される。po
rt_Aとport_Bのショートセンサ端子17はショート
センサ線駆動部71の端子75と端子76へそれぞれ接
続される。
ールBは2つあるが、モジュールB1について説明す
る。モジュールB2については、モジュールB1と同様
の構成である。モジュールBはマイコン65,ショート
センサ線駆動部71,電灯駆動スイッチ18,通信ドラ
イバ66からなる。マイコン65はケーブルの故障の有
無を判断する機能と、ケーブル故障の有無を信号に変え
てモジュールAに送信する機能と、電灯駆動スイッチ1
8を制御する機能と、ショートセンサ用導電線5の電位
を監視する機能を有する。ショートセンサ線駆動部12
はショートセンサ用導電線5の電位を制御する機能と、
ショートセンサ用導電線5の電位をマイコンに出力する
機能を有する。電灯駆動スイッチ18はマイコン65か
らの制御信号により電灯9のON/OFFを操作する機
能を有する。通信ドライバ66はマイコン65から出力
された通信データから通信線4をドライブする機能と通
信線4の信号をマイコン65に出力する機能を有する。
ケーブルとの接続点であるport_Aとport_Bの各電力
端子16は短絡される。port_Aとport_Bの各通信端
子15は短絡され、通信ドライバ66へ接続される。po
rt_Aとport_Bのショートセンサ端子17はショート
センサ線駆動部71の端子75と端子76へそれぞれ接
続される。
【0012】図6にモジュールAに備えられたショート
センサ線駆動部12の構成を示す。ショートセンサ線駆
動部12は、ショートセンサ用導電線5の天絡と地絡を
検出できる。ショートセンサ線駆動部12は、マイコン
13からの制御信号によりショートセンサ用導電線5の
電位を制御し、ショートセンサ用導電線5の電位をマイ
コン13に出力する。マイコン13からの制御信号は、
ショートセンサ線電位制御信号端子31から供給し、ト
ランジスタ30をON/OFFすることで、ss+端子
25を通してショートセンサ用導電線5の電位を制御す
る。マイコンの制御信号がHの時、トランジスタ30は
OFFとなりショートセンサ用導電線5の電位はLとな
る。逆に、マイコンの制御信号がLの時、ショートセン
サ用導電線5の電位はHとなる。ショートセンサ用導電
線5が天絡した場合はss+の電位は電源電圧に、地絡
した場合は0になる。ショートセンサ用導電線5の電位
はショートセンサ線電位信号端子32からマイコンへ出
力され、マイコンはショートセンサ線電位制御信号端子
31とショートセンサ線電位信号端子32の信号の値を
比較することでケーブル故障の検出を行う。ss+端子
25とss−端子26はそれぞれショートセンサ用導電
線5に接続されている。これは、ショートセンサ用導電
線5の片側が開放端になっており、電流がss+端子2
5,ss−端子26,R4を通ってGNDへ流れること
でss+端子,ss−端子の酸化を防ぐ効果を持つ。ダ
イオードD1は、ショートセンサ用導電線5が天絡した
場合にトランジスタ30に電流が逆流するのを防ぐため
のものである。抵抗R5,コンデンサC1,ツェナーダ
イオードZ1はマイコン保護回路である。
センサ線駆動部12の構成を示す。ショートセンサ線駆
動部12は、ショートセンサ用導電線5の天絡と地絡を
検出できる。ショートセンサ線駆動部12は、マイコン
13からの制御信号によりショートセンサ用導電線5の
電位を制御し、ショートセンサ用導電線5の電位をマイ
コン13に出力する。マイコン13からの制御信号は、
ショートセンサ線電位制御信号端子31から供給し、ト
ランジスタ30をON/OFFすることで、ss+端子
25を通してショートセンサ用導電線5の電位を制御す
る。マイコンの制御信号がHの時、トランジスタ30は
OFFとなりショートセンサ用導電線5の電位はLとな
る。逆に、マイコンの制御信号がLの時、ショートセン
サ用導電線5の電位はHとなる。ショートセンサ用導電
線5が天絡した場合はss+の電位は電源電圧に、地絡
した場合は0になる。ショートセンサ用導電線5の電位
はショートセンサ線電位信号端子32からマイコンへ出
力され、マイコンはショートセンサ線電位制御信号端子
31とショートセンサ線電位信号端子32の信号の値を
比較することでケーブル故障の検出を行う。ss+端子
25とss−端子26はそれぞれショートセンサ用導電
線5に接続されている。これは、ショートセンサ用導電
線5の片側が開放端になっており、電流がss+端子2
5,ss−端子26,R4を通ってGNDへ流れること
でss+端子,ss−端子の酸化を防ぐ効果を持つ。ダ
イオードD1は、ショートセンサ用導電線5が天絡した
場合にトランジスタ30に電流が逆流するのを防ぐため
のものである。抵抗R5,コンデンサC1,ツェナーダ
イオードZ1はマイコン保護回路である。
【0013】図7にショートセンサ線駆動部12の端子
であるショートセンサ線電位制御信号端子31の信号値
とショートセンサ線電位信号端子32の信号値の関係に
ついて示す。ショートセンサ線電位制御信号端子31の
信号値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が
共に反転していればケーブルは正常であり、そうでなけ
れば異常と判断する。
であるショートセンサ線電位制御信号端子31の信号値
とショートセンサ線電位信号端子32の信号値の関係に
ついて示す。ショートセンサ線電位制御信号端子31の
信号値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が
共に反転していればケーブルは正常であり、そうでなけ
れば異常と判断する。
【0014】図8にショートセンサ用駆動部71の構成
を示す。ショートセンサ線駆動部71は、ショートセン
サ用導電線5の天絡,地絡,断線を検出できる。ショー
トセンサ線駆動部71は、天絡,地絡,断線,通常の状
態によりショートセンサ用導電線5の電位を変化させる
抵抗R1,R2とマイコン保護回路R3,C1,Z1か
らなる。故障検出用端子78はマイコンに接続され、端
子78の電位からマイコンがショートセンサ用導電線の
故障を検出する。
を示す。ショートセンサ線駆動部71は、ショートセン
サ用導電線5の天絡,地絡,断線を検出できる。ショー
トセンサ線駆動部71は、天絡,地絡,断線,通常の状
態によりショートセンサ用導電線5の電位を変化させる
抵抗R1,R2とマイコン保護回路R3,C1,Z1か
らなる。故障検出用端子78はマイコンに接続され、端
子78の電位からマイコンがショートセンサ用導電線の
故障を検出する。
【0015】図9にショートセンサ線駆動部71の接続
を示す。ここでは、モジュールBのショートセンサ線駆
動部71B1と71B2を例として説明する。ショート
センサ線駆動部71B2は、説明のため、一部のみ記述
する。ショートセンサ用導電線5は、モジュールB1の
port_Aのショートセンサ端子17B1を通り、端子7
5B1に接続される。対して、モジュールB2へは、po
rt_Bのショートセンサ端子17B2を通り、端子76
B2に接続される。端子78B1はマイコンに接続され
る。マイコンは、端子78B1の電位を監視することに
より、ショートセンサ用導電線5の天絡,地絡,断線,
正常を判断する。
を示す。ここでは、モジュールBのショートセンサ線駆
動部71B1と71B2を例として説明する。ショート
センサ線駆動部71B2は、説明のため、一部のみ記述
する。ショートセンサ用導電線5は、モジュールB1の
port_Aのショートセンサ端子17B1を通り、端子7
5B1に接続される。対して、モジュールB2へは、po
rt_Bのショートセンサ端子17B2を通り、端子76
B2に接続される。端子78B1はマイコンに接続され
る。マイコンは、端子78B1の電位を監視することに
より、ショートセンサ用導電線5の天絡,地絡,断線,
正常を判断する。
【0016】図10にショートセンサ線駆動部71を用
いたときのショートセンサ用導電線5の電位とその故障
状況を示す。この故障判定は、端子78の電位をマイコ
ンに出力し、マイコン13に判断させる。以下、天絡,
正常,断線,地絡時の端子78の電位について説明す
る。天絡時は、ショートセンサ用導電線5は電源電位に
なるが、ショートセンサ線駆動部71内のマイコン保護
回路により端子78はVCCとなる。正常の場合は、シ
ョートセンサ用導電線5が接続された2つのショートセ
ンサ線駆動部71のそれぞれの抵抗R1,R2により端
子78の電位が決まる。断線の場合は、マイコン保護回
路により端子78はVCCとなる。地絡の場合は、端子
78はGNDとなる。
いたときのショートセンサ用導電線5の電位とその故障
状況を示す。この故障判定は、端子78の電位をマイコ
ンに出力し、マイコン13に判断させる。以下、天絡,
正常,断線,地絡時の端子78の電位について説明す
る。天絡時は、ショートセンサ用導電線5は電源電位に
なるが、ショートセンサ線駆動部71内のマイコン保護
回路により端子78はVCCとなる。正常の場合は、シ
ョートセンサ用導電線5が接続された2つのショートセ
ンサ線駆動部71のそれぞれの抵抗R1,R2により端
子78の電位が決まる。断線の場合は、マイコン保護回
路により端子78はVCCとなる。地絡の場合は、端子
78はGNDとなる。
【0017】図11にケーブル1の故障検出の方法と警
告灯の制御方法を示す。ステップ101でマイコンは、
ショートセンサ用導電線5の電位の制御信号として10
ms毎に値を反転する矩形波をショートセンサ用導電線
電位駆動部12に出力する。ステップ102でショート
センサ用導電線電位駆動部12はその信号線と反転した
値の電位でショートセンサ用導電線5の電位を駆動す
る。ステップ103でマイコンは、ショートセンサ用導
電線5の電位と制御信号とを比較して両者が反転してい
るかどうかをチェックする。両者の値が反転していれば
正常、そうでなければ故障と判断する。故障と判断され
た場合、ステップ106でマイコン13から警告灯駆動
ドライバ34を操作し警告灯11をONする。
告灯の制御方法を示す。ステップ101でマイコンは、
ショートセンサ用導電線5の電位の制御信号として10
ms毎に値を反転する矩形波をショートセンサ用導電線
電位駆動部12に出力する。ステップ102でショート
センサ用導電線電位駆動部12はその信号線と反転した
値の電位でショートセンサ用導電線5の電位を駆動す
る。ステップ103でマイコンは、ショートセンサ用導
電線5の電位と制御信号とを比較して両者が反転してい
るかどうかをチェックする。両者の値が反転していれば
正常、そうでなければ故障と判断する。故障と判断され
た場合、ステップ106でマイコン13から警告灯駆動
ドライバ34を操作し警告灯11をONする。
【0018】図12にケーブル2の故障検出の方法と警
告灯の制御方法を示す。ステップ151でマイコンは、
ショートセンサ線駆動回路71の検出用端子78の電位
からショートセンサ線の故障を判断し、故障と判断され
た場合、ステップ152でその旨をモジュールAに送信
する。ステップ153でモジュールAは故障を検出した
モジュールから故障したことを受信し、ステップ154
でマイコン13から警告灯駆動ドライバ34を操作し警
告灯11をONする。
告灯の制御方法を示す。ステップ151でマイコンは、
ショートセンサ線駆動回路71の検出用端子78の電位
からショートセンサ線の故障を判断し、故障と判断され
た場合、ステップ152でその旨をモジュールAに送信
する。ステップ153でモジュールAは故障を検出した
モジュールから故障したことを受信し、ステップ154
でマイコン13から警告灯駆動ドライバ34を操作し警
告灯11をONする。
【0019】図13にケーブル1のショートセンサ線5
が電力線3に短絡した場合の例を示す。ショートセンサ
線電位制御信号端子31の信号値とショートセンサ線電
位信号端子32の信号値が共に反転していればケーブル
は正常と判断しており、警告灯11はOFFになってい
る。ショートセンサ線5が電力線と短絡したとき、ショ
ートセンサ線電位制御信号端子31の信号値に関わらず
ショートセンサ線電位信号端子32の信号値がHレベル
になる。ショートセンサ線電位制御信号端子31の信号
値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が同じ
値になるとマイコン13はケーブルが異常であると判断
し、警告灯をONにする。
が電力線3に短絡した場合の例を示す。ショートセンサ
線電位制御信号端子31の信号値とショートセンサ線電
位信号端子32の信号値が共に反転していればケーブル
は正常と判断しており、警告灯11はOFFになってい
る。ショートセンサ線5が電力線と短絡したとき、ショ
ートセンサ線電位制御信号端子31の信号値に関わらず
ショートセンサ線電位信号端子32の信号値がHレベル
になる。ショートセンサ線電位制御信号端子31の信号
値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が同じ
値になるとマイコン13はケーブルが異常であると判断
し、警告灯をONにする。
【0020】図14にケーブル1のショートセンサ線5
がGNDに短絡した場合の例を示す。ショートセンサ線
電位制御信号端子31の信号値とショートセンサ線電位
信号端子32の信号値が共に反転していればケーブルは
正常と判断しており、警告灯11はOFFになってい
る。ショートセンサ線5がGNDと短絡したとき、ショ
ートセンサ線電位制御信号端子31の信号値に関わらず
ショートセンサ線電位信号端子32の信号値がLレベル
になる。ショートセンサ線電位制御信号端子31の信号
値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が同じ
値になるとマイコン13はケーブルが異常であると判断
し、警告灯をONにする。
がGNDに短絡した場合の例を示す。ショートセンサ線
電位制御信号端子31の信号値とショートセンサ線電位
信号端子32の信号値が共に反転していればケーブルは
正常と判断しており、警告灯11はOFFになってい
る。ショートセンサ線5がGNDと短絡したとき、ショ
ートセンサ線電位制御信号端子31の信号値に関わらず
ショートセンサ線電位信号端子32の信号値がLレベル
になる。ショートセンサ線電位制御信号端子31の信号
値とショートセンサ線電位信号端子32の信号値が同じ
値になるとマイコン13はケーブルが異常であると判断
し、警告灯をONにする。
【0021】図15にショートセンサ線駆動回路12の
ss+端子,ss−端子について説明する。ショートセ
ンサ用導電線5は他端が開放端となっているが、電流が
ss+端子25から端子17,端子77,ss−端子26
へと流れるので、端子17と端子77の酸化を防ぐこと
ができる。
ss+端子,ss−端子について説明する。ショートセ
ンサ用導電線5は他端が開放端となっているが、電流が
ss+端子25から端子17,端子77,ss−端子26
へと流れるので、端子17と端子77の酸化を防ぐこと
ができる。
【0022】図16に電灯の制御方法を示す。ステップ
121でモジュールAのマイコンは、電灯スイッチの状
態が変化したかどうかをある周期毎にチェックする。ス
テップ122で電灯スイッチ10の状態が変化した場
合、それがON(OFF)に変化した場合は、その旨を
信号化し、モジュールBへ送信する。ステップ123で
モジュールBは、そのデータを受信しステップ124で
受信データが電灯ONかOFFかを判断し、ステップ1
25(ステップ126)で電灯駆動スイッチ18を操作
し電灯をON(OFF)する。
121でモジュールAのマイコンは、電灯スイッチの状
態が変化したかどうかをある周期毎にチェックする。ス
テップ122で電灯スイッチ10の状態が変化した場
合、それがON(OFF)に変化した場合は、その旨を
信号化し、モジュールBへ送信する。ステップ123で
モジュールBは、そのデータを受信しステップ124で
受信データが電灯ONかOFFかを判断し、ステップ1
25(ステップ126)で電灯駆動スイッチ18を操作
し電灯をON(OFF)する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、ケーブルの故障を検出するこ
とで電力線の故障を未然に防ぐことができる。従って、
電力線の故障に至る前に何らかの対処を行うことで信頼
性の向上に貢献する。また、電力線の事前検出によりヒ
ューズを削除できコスト削減にも貢献する。
とで電力線の故障を未然に防ぐことができる。従って、
電力線の故障に至る前に何らかの対処を行うことで信頼
性の向上に貢献する。また、電力線の事前検出によりヒ
ューズを削除できコスト削減にも貢献する。
【図1】ケーブル故障検出装置を備えた遠隔電灯操作シ
ステム構成図。
ステム構成図。
【図2】ケーブル構成図。
【図3】モジュール間およびモジュールとバッテリ間の
接続図。
接続図。
【図4】モジュールAの構成図。
【図5】モジュールBの構成図。
【図6】ショートセンサ用導電線電圧駆動部12の構成
図。
図。
【図7】ショートセンサ用導電線電圧駆動部12の故障
判定表。
判定表。
【図8】ショートセンサ用導電線電圧駆動部71の構成
図。
図。
【図9】ショートセンサ用導電線電圧駆動部71の周辺
構成図。
構成図。
【図10】ショートセンサ用導電線電圧駆動部71の故
障判定表。
障判定表。
【図11】ケーブル1故障検出と警報灯制御のフロー
図。
図。
【図12】ケーブル2故障検出と警報灯制御のフロー
図。
図。
【図13】ショートセンサ線の電力短絡によるケーブル
故障例。
故障例。
【図14】ショートセンサ線のGND短絡によるケーブ
ル故障例。
ル故障例。
【図15】ショートセンサ線駆動部のs++端子とs−
−端子の機能説明図。
−端子の機能説明図。
【図16】電灯制御フロー図。
【符号の説明】 1…バッテリとモジュール間のケーブル、2…モジュー
ル間ケーブル、3…電力線、4…通信線、5…ショート
センサ用導電線、6…バッテリ、7…モジュールA、8
…モジュールB、9…電灯、10…電灯スイッチ、11
…警告灯、12…ショートセンサ用導電線電圧駆動部、
13…マイコン、14…抵抗R1、15…通信線用端
子、16…電力線用端子、17…ショートセンサ用導電
線用端子、18…電灯駆動スイッチ、25…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部ss+端子、26…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部ss−端子、71…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部、30…トランジスタ、31…
ショートセンサ用導電線電圧制御信号端子、32…ショ
ートセンサ用導電線電圧信号端子、33…警告灯駆動ス
イッチ、34…通信ドライバ、77…ショートセンサ用
導電線用端子。
ル間ケーブル、3…電力線、4…通信線、5…ショート
センサ用導電線、6…バッテリ、7…モジュールA、8
…モジュールB、9…電灯、10…電灯スイッチ、11
…警告灯、12…ショートセンサ用導電線電圧駆動部、
13…マイコン、14…抵抗R1、15…通信線用端
子、16…電力線用端子、17…ショートセンサ用導電
線用端子、18…電灯駆動スイッチ、25…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部ss+端子、26…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部ss−端子、71…ショートセ
ンサ用導電線電圧駆動部、30…トランジスタ、31…
ショートセンサ用導電線電圧制御信号端子、32…ショ
ートセンサ用導電線電圧信号端子、33…警告灯駆動ス
イッチ、34…通信ドライバ、77…ショートセンサ用
導電線用端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 博之 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 坂本 伸一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 紺井 満 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内
Claims (11)
- 【請求項1】車載機器への電力供給線にショート事故が
発生したことを検知乃至は発生することを予知して、少
なくとも一部の車載機器への電力供給を特定のコントロ
ーラの管理下におくことを特徴とする車載用電力供給制
御方法。 - 【請求項2】車載機器を供給する電力供給線にショート
事故が発生したことを検知乃至は発生することを予知す
るショートセンサからの信号を、集約配線通信網を介し
て特定のコントローラへ伝送することを特徴とする車載
用信号伝送方法。 - 【請求項3】車載機器を制御する複数のコントロールユ
ニットを集約配線で接続し、少なくとも1個のコントロ
ールユニットの管理下で複数のコントロールユニットが
信号を伝送可能に構成された車載用信号伝送装置であっ
て、信号伝送機能を有するか、または信号伝送機能を有
する別のコントロールユニットと接続されているコント
ロールユニットが、車載機器へ電力を供給する電力供給
線にショート事故が発生したことを検知乃至は発生する
ことを予知するショートセンサからの信号を受信する入
力端子を持っていることを特徴とする車載用信号伝送装
置。 - 【請求項4】車載用電源とこの電源と電力線で直接接続
されたコントロールユニットと、別のコントロールユニ
ットを介して別の電力線で接続されたコントロールユニ
ットとを有し、上記電力線と別の電力線のショート事故
の発生を検知乃至は発生を予知する独立したショートセ
ンサと、各ショートセンサの出力信号に応答して前記各
コントロールユニットに対し特定の保安制御を実行する
少なくとも一つのコントロールユニットを有することを
特徴とする車載用電力供給制御装置。 - 【請求項5】請求項4において、ショート箇所の違いに
よって前記特定の保安制御の態様を変更乃至は予め設定
しておくことを特徴とする車載用電力供給制御装置。 - 【請求項6】車載用の電力線を含むケーブルの異常を検
出するケーブル異常検出装置において、電力線に故障が
発生する前に、ケーブルの異常を検出する手段を有する
ことを特徴とするケーブル異常検出装置。 - 【請求項7】請求項1記載のケーブル異常検出装置にお
いて、電力線を含み、電力線を取り囲むように導電線を
備えたケーブルを有し、前記導電線の電位を制御する手
段を有し、前記導電線の電位を前記導電線の通常時,異
常時のそれぞれに対して電位を出力する手段を有し、前
記電位によりケーブルの異常を判断する手段を有するこ
とを特徴とするケーブル異常検出装置。 - 【請求項8】請求項2記載のケーブル異常検出装置にお
いて、前記導電線の電位を時間と共に変化する信号に従
って制御する手段を有し、前記信号値と前記導電線の電
位を比較することによりケーブルの異常を判断する手段
を有することを特徴とするケーブル異常検出装置。 - 【請求項9】請求項2記載のケーブル異常検出装置にお
いて、前記ケーブルの両端から出る導電線の各端に対し
て一端の導電線は抵抗1を通してGNDに接続し、他端
の導電線は抵抗2を通して電源に接続し、前記導電線が
通常時,天絡時,地絡時,断線時の各場合に前記導電線
の電位が異なることを特徴とするケーブル異常検出装
置。 - 【請求項10】請求項3記載のケーブル異常検出装置に
おいて、前記導電線の電位を制御するために2値の信号
値を有し、前記制御信号値を交互に変化させる手段を有
し、前記導電線の電位を2値に変換する手段を有し、前
記信号値と前記導電線の電位を2値に変換した値とを比
較することによりケーブルの異常を判断する手段を有す
ることを特徴とするケーブル異常検出装置。 - 【請求項11】請求項5のケーブル異常検出装置におい
て、前記ケーブルの両端から出る導電線の各端に対して
一端の導電線は開放端とし、他端に接続する端子を2つ
有し、前記2つの端子は同じ導電線と接続され、前記2
つの端子はそれぞれ抵抗などを通して一方は電源に他方
はGNDに接続され、前記2つの端子を電流が通過する
経路を保持する手段を有することを特徴とするケーブル
異常検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9151885A JPH10341524A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 車載用信号伝送装置と信号伝送方法及び車載用電力供給制御装置と電力制御方法及び車載ケーブル異常検出装置 |
US09/093,887 US6049139A (en) | 1997-06-10 | 1998-06-09 | Method and apparatus for detecting abnormality of cable having electrical conduction line surrounding power supply line used in car |
DE1998126028 DE19826028B4 (de) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | Vorrichtung zur Überwachung eines in einem Fahrzeug verwendeten Kabels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9151885A JPH10341524A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 車載用信号伝送装置と信号伝送方法及び車載用電力供給制御装置と電力制御方法及び車載ケーブル異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10341524A true JPH10341524A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15528341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9151885A Pending JPH10341524A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 車載用信号伝送装置と信号伝送方法及び車載用電力供給制御装置と電力制御方法及び車載ケーブル異常検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6049139A (ja) |
JP (1) | JPH10341524A (ja) |
DE (1) | DE19826028B4 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015107757A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 株式会社デンソー | 車載機器制御装置 |
JP2022125861A (ja) * | 2021-02-17 | 2022-08-29 | 株式会社デンソー | 自動運転システム |
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JP4085375B2 (ja) * | 2003-02-12 | 2008-05-14 | オムロン株式会社 | 開閉体制御装置 |
EP1599362A1 (de) * | 2003-03-05 | 2005-11-30 | Nexans | Kabelsatz für kraftfahrzeuge |
JP4082676B2 (ja) * | 2003-05-29 | 2008-04-30 | 株式会社デンソー | 漏電検出装置の検査システム |
EP1553422B1 (de) * | 2004-01-09 | 2010-03-10 | Stribel Production GmbH | Elektrisches Versorgungsnetzwerk mit Kurzschluss- und Unterbrechungsdetektion für Bordnetze von Kraftfahrzeugen |
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EP2802891B1 (en) | 2012-01-12 | 2020-03-04 | Allison Transmission, Inc. | System and method for high voltage cable detection in hybrid vehicles |
EP2817645B1 (en) | 2012-02-17 | 2021-04-07 | Allison Transmission, Inc. | High voltage cable detection using rotating machine in hybrid vehicles |
EP3537552A1 (en) | 2018-03-09 | 2019-09-11 | HS Elektronik Systeme GmbH | Power distribution system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5426677B2 (ja) * | 1973-07-28 | 1979-09-05 | ||
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JPS58103704A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-20 | 日立電線株式会社 | 早期に外傷検知が可能な水中ケ−ブル |
JPS58218709A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-20 | 株式会社フジクラ | シ−ス損傷検知電力ケ−ブル |
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JPH0747747Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1995-11-01 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネスの保護装置 |
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-
1997
- 1997-06-10 JP JP9151885A patent/JPH10341524A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-09 US US09/093,887 patent/US6049139A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-10 DE DE1998126028 patent/DE19826028B4/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19826028A1 (de) | 1998-12-24 |
DE19826028B4 (de) | 2004-11-18 |
US6049139A (en) | 2000-04-11 |
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