[go: up one dir, main page]

JPH10339407A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

Info

Publication number
JPH10339407A
JPH10339407A JP15115097A JP15115097A JPH10339407A JP H10339407 A JPH10339407 A JP H10339407A JP 15115097 A JP15115097 A JP 15115097A JP 15115097 A JP15115097 A JP 15115097A JP H10339407 A JPH10339407 A JP H10339407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pressure air
stage combustion
pressure
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15115097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kiyama
研滋 木山
Shunichi Tsumura
俊一 津村
Kazuto Sakai
和人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP15115097A priority Critical patent/JPH10339407A/ja
Publication of JPH10339407A publication Critical patent/JPH10339407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Supply (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラの二段燃焼用空気供給において、低圧
の二次空気を減圧することなく供給し、高圧一次空気の
エネルギーを二段燃焼空気の混合促進に利用するもの。 【解決手段】 バーナ4の上部に配置された二段燃焼用
空気投入口13から高圧空気23と低圧空気26を火炉
内に投入する燃焼装置であって、微粉炭3を乾燥および
搬送する燃焼用空気の一部を高圧空気21として前記二
段燃焼用空気投入口13から火炉5内に投入し、前記高
圧空気23よりも圧力の低い低圧空気26を前記二段燃
焼用空気投入口13から火炉5内に前記高圧空気と同時
に導入する燃焼装置。更に、前記二段燃焼用空気投入口
として、高圧空気用と低圧空気用にそれぞれ別個に空気
投入口を設け、それぞれの空気投入口を火炉の幅方向で
交互に配置したり、火炉の高さ方向に多段に配置する燃
焼装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼装置に係り、特
に二段燃焼により低NOx燃焼を行うのに未燃分を低減
するのに好適な燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】低NOx燃焼のため二段燃焼システムが
広く適用されている。図10に微粉炭燃焼ボイラにおけ
る一般的な二段燃焼システムの空気系統を示す。微粉炭
を乾燥及び搬送するための一次空気は、一次空気ファン
1によって供給される。一次空気は空気予熱器2によっ
て所定の温度まで温められた後微粉炭機(ミル)3に導
入され、微粉炭を乾燥させると共にバーナ4を通して火
炉5へ搬送する。
【0003】一方、燃焼用空気(二次空気)は押込空気
ファン6によって供給される。二次空気は空気予熱器2
で所定の温度まで温められた後、風道7を通してバーナ
用風箱9及び二段燃焼用風箱12に供給され、バーナ4
及び二段燃焼用空気投入口13から火炉に導入される。
二段燃焼システムにおいては、バーナ4から供給される
一次空気と二次空気の総量は一般に理論空気流量より少
なく、完全燃焼に必要な残りの空気は過剰に供給する空
気分も加えて二段燃焼用空気投入口13から供給され
る。
【0004】従って、バーナ4から供給される空気流量
による燃焼ガス中には未燃分が生じており、未燃分の完
全燃焼を促進するためには、二段燃焼用空気を火炉内で
十分に混合させる必要がある。この目的のために、二段
燃焼用風箱12の圧力はバーナ用風箱9の圧力より高く
して二段燃焼用空気の投入速度を速くすることが一般に
行われている。その結果、図10において、バーナ用風
箱9には、風道7から高圧で供給された高圧空気をバー
ナ用空気ダンパ8によって圧力を低めた低圧空気が供給
される。このようなバーナ用空気ダンパ8による圧力損
失はすなわち、それがエネルギー損失となる。
【0005】また、二段燃焼用空気系統にブーストアッ
プファン10を設ける場合がある。図11は本ブースト
アップファン10を使用した例を示している。風道7か
ら低圧で供給された低圧空気の一部は分岐して二段燃焼
用風箱12への風道に流れ、ブーストアップファン10
によって昇圧された後に二段燃焼用風箱12に供給さ
れ、高圧空気となって二段燃焼用空気投入口13から火
炉5へ導入される。
【0006】図11に示す従来例においては、バーナ側
の二次空気系統に抵抗を与えることなく二段燃焼用空気
のみの圧力を高めることができるので、図10の例に比
べてエネルギー損失を抑えることができる。
【0007】しかしながら、二段燃焼用空気は火路に投
入されるため空気予熱器2により昇温されており、容積
流量の増加によるブーストアップファン10の動力が過
大となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10の例において
は、バーナ用空気ダンパの圧力損失がそのままエネルギ
ー損失となる。
【0009】また、図11の例においては、バーナ側の
圧力損失によるエネルギー損失は抑えられるが、二段燃
焼用空気の昇圧は空気予熱器2で昇温された後に行われ
るため、容積流量の増加に伴うファン動力の増加が無視
できず、結果的に図10の例におけるエネルギー損失と
大差なくなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0011】微粉炭を乾燥してバーナに搬送して燃焼さ
せるための一次空気を微粉炭機に供給する高圧空気供給
系統と、バーナ風箱に前記高圧空気よりも圧力の低い低
圧空気を供給する低圧空気供給系統と、火路内のバーナ
下流側に二段燃焼用空気を投入する手段と、を設けた燃
焼装置において、前記二段燃焼用空気を投入する手段
に、前記高圧空気供給系統および前記低圧空気供給系統
からの高圧空気および低圧空気の一部を供給する系統を
設けた燃焼装置。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る燃焼装置
の空気系統に関する構成を図1に示す。図1において、
1は一次空気ファン、2は空気予熱器、3はミル、4は
バーナ、5は火炉、6は押込空気ファン、7は風道、8
はバーナ用空気ダンパ、9はバーナ用風箱、13は二段
燃焼用空気投入口、21は二段燃焼用高圧側空気供給系
統、22は二段燃焼用高圧空気ダンパ、23は二段燃焼
用高圧側風箱、24は二段燃焼用低圧側空気供給系統、
25は二段燃焼用低圧空気ダンパ、26は二段燃焼用低
圧側風箱、をそれぞれ表す。また、二段燃焼用空気投入
口13は、通常はそれぞれバーナ4の真上に設けられ
る。
【0013】図1に示す燃焼装置の空気系統の全体構成
は、図10に示す従来技術の空気系統の構成と基礎的な
構成においては類似するが、本発明の実施形態は、以下
説明する技術的事項に特徴がある。
【0014】一次空気ファン1からの一次空気の一部は
ミル3に供給される前に分岐し、高圧の二段燃焼用空気
として専用の二段燃焼用高圧側空気供給系統21を通し
て二段燃焼用高圧側風箱23に導入される。
【0015】一方、押込空気ファン6からの低圧の二次
空気の一部は分岐して二段燃焼用低圧側風箱26に導入
される。高圧側風箱23と低圧側風箱26の各々の空気
流量は二段燃焼用高圧空気ダンパ22及び二段燃焼用低
圧空気ダンパ25によって調整、制御される。
【0016】図2は本実施形態特有の二段燃焼用空気投
入口13周辺の構造を示す。図2に示すように、風箱は
二段燃焼用高圧側風箱23と二段燃焼用低圧側風箱26
に分割されている。二段燃焼用高圧側風箱23には二段
燃焼用高圧側空気供給系統21から、また二段燃焼用低
圧側風箱26には二段燃焼用低圧側空気供給系統24か
ら二段燃焼用空気がそれぞれ供給される。
【0017】二段燃焼用高圧側空気供給系統21からの
高圧側空気21’は二段燃焼用高圧側風箱23から二段
燃焼用内周空気取入口27を通して二段燃焼用内周空気
供給筒28に導かれた後に火炉5へと投入される。ま
た、二段燃焼用低圧側空気供給系統24からの低圧側空
気24’は二段燃焼用低圧側風箱26から二段燃焼用外
周空気投入口30に設けた二段燃焼用外周空気旋回器2
9によって旋回を与えられた後に火炉5に投入される。
【0018】本実施形態の効果を説明する前に、二段燃
焼を行う燃焼装置における火炉内上昇ガスの流動パター
ンについて図3の(a)、(b)を用いて説明する。バ
ーナ4の噴流は火炉5の中央部で対向する噴流と衝突す
るため、上昇ガス流速は火炉側面から見ると火炉中央部
で最も速くなる。このような現象を特に、図3の(b)
側面図で示している。
【0019】一方、火炉幅方向においては、バーナ直上
の部分で最も速い上昇流速となる。このような現象を特
に、図3の(a)正面図で示している。また、図4に示
すように、二段燃焼用空気はバーナ側から上昇してくる
上昇ガス流によって図4のようにガス流れ下流側である
ところの火炉上部に向けて曲げられるが、図4の(a)
に示すように、二段燃焼用空気噴流の流速が速い程曲げ
られ難く、また、図4の(b)に示すように、二段燃焼
用空気噴流の流速が遅い程曲げられ易い。すなわち、二
段燃焼用空気噴流の流速が最も遅くなる火路の中央付近
においては、バーナ側から上昇してくる上昇ガス流と二
段燃焼用空気の混合が最も悪くなる。したがって、二段
燃焼用空気をより火炉の中央まで供給して混合を促進す
る必要があり、このためには、二段燃焼用空気噴流の流
速を高めること、ひいては高圧の二段燃焼用空気を供給
することが必要となる。
【0020】したがって、本実施形態によれば、一次空
気ファン1からの高圧空気21’を二段燃焼用高圧側空
気供給系統21から供給しているので、二段燃焼用空気
を火路の中央まで供給することができる。しかしなが
ら、例えば、一次空気ファン1の出口圧力は約1000
mmAqと高く、このような二段燃焼用空気噴流には広
がりがなく、バーナ側からの上昇ガス流との混合は部分
的には良くなるが、すり抜ける部分が生じる場合があ
る。したがって、本実施形態では、さらに前記二段燃焼
用空気投入口13からは、高圧側空気21’とともに低
圧側空気24’を投入する構成としている。
【0021】ここで、図2の実施形態における二段燃焼
用空気の火炉内流動パターンを図5に示す。図5は火路
の側断面図である。内周高圧空気噴流110は高流速且
つ非旋回のため、火炉5の奥行き方向の貫通力が高く火
炉中央部における混合を促進する。一方、外周低圧空気
噴流111は旋回により広がりを有し、内周高圧空気噴
流110の周囲に広がることで、前記内周高圧空気噴流
110により混合されずにすり抜けようとする上昇ガス
との混合に寄与する。すなわち、図3の火路内上昇ガス
の流動パターンに適した二段燃焼用空気の投入が可能と
なる。その結果、エネルギー損失を最小限に抑えて二段
燃焼用空気の混合を効率的に高めることが可能となる。
【0022】図1、図2、図6は、高圧空気と低圧空気
とを同心円状に噴出する二段燃焼用空気投入口の例であ
るが、高圧空気と低圧空気とを別々の投入口から噴出す
る例を図6に示す。
【0023】図6は、高圧側および低圧側二段燃焼用空
気投入口の配置例を示す他の実施形態である。バーナ4
の直上に高圧側二段燃焼用空気投入口112を、またバ
ーナとバーナとの間の直上及び側壁14寄りに低圧側二
段燃焼用空気投入口113を設置している。ここで、側
壁寄りに低圧側二段燃焼用空気投入口113を配置した
のは、バーナ真上に高圧側二段燃焼用空気投入口112
を配置したことによるが、これにより側壁側からのすり
抜けが防止できる。また、バーナ真上に高圧側二段燃焼
用空気投入口112を配置することにより、最も上昇速
度が大となるバーナ真上の流速を低下させ混合が促進さ
れる。
【0024】図7は火路の横断面図であり、図6に示す
二段燃焼用空気投入口の構造例を示す実施形態である。
風箱は二段燃焼用高圧側風箱23と二段燃焼用低圧側風
箱26に分割されている。二段燃焼用高圧側風箱23に
は図1と同様に二段燃焼用高圧側空気供給系統21か
ら、また二段燃焼用低圧側風箱26には図1と同様に二
段燃焼用低圧側空気供給系統24から二段燃焼用空気が
供給される。高圧側二段燃焼用空気投入口203と低圧
側二段燃焼用空気投入口206は火路幅方向に交互に設
置されており、高圧側空気は二段燃焼用高圧側風箱23
から二段燃焼用高圧側空気供給筒202を通して二段燃
焼用高圧側空気投入口203から火炉5へと投入され
る。
【0025】また、低圧側空気は二段燃焼用低圧側風箱
26から二段燃焼用低圧空気旋回器205によって旋回
を与えられた後、二段燃焼用低圧空気投入口206から
火炉5に投入される。本実施形態は火炉幅方向のバーナ
とバーナとの間の距離が長く、図2の実施形態に示す高
圧空気と低圧空気の噴出が同心円状に行われる単一型の
二段燃焼用空気投入口の場合に、低圧側外周空気によっ
てバーナとバーナ間の直上の未燃ガスに対して十分に二
段燃焼用空気を混合できない場合に適しており、二段燃
焼用低圧空気投入口206をバーナとバーナ間の直上部
に設け、二段燃焼用高圧側空気投入口203からの噴流
を補完するように低圧空気を噴出することにより、未燃
ガスのすり抜けを防止し、混合するので未燃分を減少す
ることができる。
【0026】図8に燃焼装置の他の実施形態の空気系統
を示す。低圧側空気用風箱303は上段に、高圧側空気
用風箱308は下段に設けられており、押込空気ファン
6からの低圧空気は、空気予熱器2を経由してバーナ用
風箱9への系統から分岐した後、上段AAP(Afte
r Air Port)空気系統301、上段AAP空
気ダンパ302を経由して低圧側空気用風箱303へ供
給される。
【0027】また、一次空気ファン1からの高圧空気
は、空気予熱器2を経由して、ミル3への系統から分岐
した後、下段AAP空気系統306、下段AAP空気ダ
ンパ307を経由して高圧側空気用風箱308から供給
される。各々の空気流量は入口のダンパ302,307
によって調節される。
【0028】本実施形態においては、多段に供給するこ
とで未燃分を含む上昇ガスと二段燃焼用空気とが混合し
て燃焼するのを段階的に行う。ここで、1段で供給する
場合には酸素リッチな状態での燃焼となりNOxが発生
しやすいが、本実施形態では、2段階に分けて供給する
ので、酸素リッチとなるのを抑えられ、低NOx燃焼が
行える。
【0029】また、下段に火炉内上昇ガス流に曲げられ
難い高圧側空気を、上段に曲げられ易い低圧側空気を投
入することにより火路中央部の上昇ガス流の流速を抑え
ることができ、未燃分のすり抜けを防止できる。
【0030】図9は二段燃焼用空気の制御方法の実施形
態を示す。ここでは、燃焼負荷100%のときの二段燃
焼空気流量を100%としている。燃焼負荷が高いほど
二段燃焼用空気投入位置における火炉内の上昇ガス流速
は高くなるため、混合性能を確保するためには負荷が高
いほど二段燃焼用空気の貫通力を高める必要がある。ま
た、燃焼負荷が低くなると、火路内の上昇ガスの流速は
遅くなるため、高圧空気量を減少することができる。
【0031】本実施形態においては、高圧側空気流量が
全二段燃焼用空気流量に占める比率を、負荷が高いほど
高め、50%以下の低負荷においては低圧側空気のみを
供給するように制御している。その結果、全負荷域で二
段燃焼用空気の混合性能を確保すると共に、負荷が下が
ると共に高圧側空気流量を低減して、エネルギー消費の
低減を図っている。また、燃焼負荷に応じて高圧空気と
低圧空気の流量比率を変更するのみならず、それらの流
量そのものを増減している。
【0032】以上説明したように、本発明によれば、二
段燃焼用空気を減圧することなく供給するため、エネル
ギー損失を最小限に抑えて二段燃焼用空気の混合を確保
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、エネルギー損失を最小
限に抑えて二段燃焼用空気の混合を確保できるため、高
効率な燃焼装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る燃焼装置の空気系統を
示す図である。
【図2】本発明の実施形態となる燃焼装置の空気系統に
係る二段燃焼用空気投入口の構造を示す図である。
【図3】二段燃焼用空気投入位置における火炉内上昇ガ
スの流速分布例を示す図である。
【図4】二段燃焼用空気噴流が火炉内上昇流によって曲
げられる様子を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態となる燃焼装置の二段燃焼用
空気投入口からの二段燃焼用空気噴流のパターンを示す
図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る二段燃焼用空気投
入口の配置例を示す図である。
【図7】図6における二段燃焼用空気投入口の構造例を
示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る二段燃焼用空気系
統を示す図である。
【図9】二段燃焼用空気噴流の制御方法を示す図であ
る。
【図10】従来技術における空気系統の例を示す図であ
る。
【図11】従来技術の空気系統において二段燃焼用空気
系統に昇圧ファンを設けた例を示す図である。
【符号の説明】
1 一次空気ファン 2 空気予熱器 3 ミル 4 バーナ 5 火炉 6 押込空気ファン 7 風道 8 バーナ用空気ダンパ 9 バーナ用風箱 13 二段燃焼用空気投入口 21 二段燃焼用高圧側空気供給系統 22 二段燃焼用高圧空気ダンパ 23 二段燃焼用高圧側風箱 24 二段燃焼用低圧側空気供給ライン 25 二段燃焼用低圧空気ダンパ 26 二段燃焼用低圧側風箱 27 二段燃焼用内周空気取入口 28 二段燃焼用内周空気供給筒 29 二段燃焼用外周空気旋回器 30 二段燃焼用外周空気投入口 110 内周高圧空気噴流 111 外周低圧空気噴流 112 高圧側二段燃焼用空気投入口 113 低圧側二段燃焼用空気投入口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉炭を乾燥してバーナに搬送して燃焼
    させるための一次空気を微粉炭機に供給する高圧空気供
    給系統と、バーナ風箱に前記高圧空気よりも圧力の低い
    低圧空気を供給する低圧空気供給系統と、火路内のバー
    ナ下流側に二段燃焼用空気を投入する手段と、を設けた
    燃焼装置において、 前記二段燃焼用空気を投入する手段に、前記高圧空気供
    給系統および前記低圧空気供給系統からの高圧空気およ
    び低圧空気の一部を供給する系統を設けたことを特徴と
    する燃焼装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の燃焼装置において、 前記二段燃焼用空気を投入する手段として空気投入口を
    設けると共に前記投入口の内部を複数の流路に分割し、
    それぞれの流路に前記高圧空気と前記低圧空気を供給す
    る構成としたことを特徴とする燃焼装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の燃焼装置において、 前記二段燃焼用空気を投入する手段として空気投入口を
    設けると共に前記投入口として、高圧空気用と低圧空気
    用にそれぞれ別個に空気投入口を設け、前記空気投入口
    にそれぞれ高圧空気と低圧空気を投入する構成としたこ
    とを特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の燃焼装置において、 前記高圧空気用空気投入口と前記低圧空気用空気投入口
    を火炉の幅方向で交互に配置すると共に、 前記高圧空気用投入口をバーナの真上に配置した構成と
    したことを特徴とする燃焼装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の燃焼装置において、 前記高圧空気用空気投入口と前記低圧空気用空気投入口
    を火炉の高さ方向に多段に配置した構成としたことを特
    徴とする燃焼装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つの請求
    項に記載の燃焼装置において、 前記高圧空気と前記低圧空気の流量の比率、または前記
    高圧空気およびまたは前記低圧空気の流量を、燃焼の負
    荷に応じて制御することを特徴とする燃焼装置。
JP15115097A 1997-06-09 1997-06-09 燃焼装置 Pending JPH10339407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115097A JPH10339407A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115097A JPH10339407A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 燃焼装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10339407A true JPH10339407A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15512463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15115097A Pending JPH10339407A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10339407A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005003285A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Nippon Steel Corp 廃棄物溶融設備の燃焼室
JP2016191537A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 Jfeエンジニアリング株式会社 火格子式廃棄物焼却炉及び廃棄物焼却方法
JP2019049384A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラの空気送給システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005003285A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Nippon Steel Corp 廃棄物溶融設備の燃焼室
JP2016191537A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 Jfeエンジニアリング株式会社 火格子式廃棄物焼却炉及び廃棄物焼却方法
JP2019049384A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ボイラの空気送給システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4235218B2 (ja) 燃焼用バーナおよび該バーナを備えた燃焼装置
JP2544662B2 (ja) バ―ナ―
KR100330675B1 (ko) 미분탄버너
CA2037755C (en) Pulverized coal burner, pulverized coal boiler and method of burning pulverized coal
JP3180138B2 (ja) 予混合ガスノズル
JP2756098B2 (ja) 微粉炭バーナ
US5165226A (en) Single vortex combustor arrangement
US6439140B2 (en) Device and method for combustion of fuel
US4116388A (en) Burner nozzle
WO1998008026A1 (fr) Bruleur de combustion et dispositif de combustion pourvu du meme
JPWO2008038426A1 (ja) バーナ、バーナを備えた燃焼装置及びボイラ
JPH05240437A (ja) 2種のガス状成分を混合する装置及びこの装置を内蔵したバーナ
CA2164482A1 (en) Combustion chamber
US4471703A (en) Combustion system and method for a coal-fired furnace utilizing a louvered low load separator-nozzle assembly and a separate high load nozzle
WO1983000913A1 (en) High efficiency gas burner
WO2004053392A1 (ja) 燃焼装置ならびにウインドボックス
US20070177452A1 (en) Flow Homogenizer
CA1086632A (en) Control of air flow in a burner for a tangentially fired boiler
JPH09170714A (ja) 微粉炭焚バーナ
JPH10339407A (ja) 燃焼装置
CA2172203A1 (en) Short flame xcl burner
US6488496B1 (en) Compact combination burner with adjustable spin section
JPH08200616A (ja) 微粉状燃料燃焼バーナ
JPH08285231A (ja) 低NOx微粉炭バーナと微粉炭燃焼装置
US5983809A (en) Burner assembly with low erosion inlet elbow

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060328

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060808

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02